JPH0925442A - インクジェット記録方法及びインクセット - Google Patents

インクジェット記録方法及びインクセット

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JPH0925442A
JPH0925442A JP19403495A JP19403495A JPH0925442A JP H0925442 A JPH0925442 A JP H0925442A JP 19403495 A JP19403495 A JP 19403495A JP 19403495 A JP19403495 A JP 19403495A JP H0925442 A JPH0925442 A JP H0925442A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 黒色を含む3色以上のインクでカラー画像を
形成する際、高色濃度でシャープなエッジを有する黒色
画像を与え、黒色インクと異色インクが重ねられた場合
も不規則な線太りがなく、2種類のインクを隣接印字し
た場合に境界滲みを生じず鮮明な画像となるインクジェ
ット記録方法及びインクセットの提供。 【構成】 黒色を含む少なくとも3色以上のインクの組
み合わせを用い、これらのインクをインクジェット方式
によって被記録材に付与してカラー画像を記録するイン
クジェット記録方法において、黒色インクが少なくとも
カチオン性化合物と顔料とを含み、且つ黒色以外の色の
カラーインクが少なくともアニオン性染料を、又は少な
くともアニオン性化合物と顔料とを含んでいることを特
徴とするインクジェット記録方法、及びインクセット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、黒色を含む複数の
色のインクを用い、これらの原色インクを組合わせて被
記録材にカラー画像を記録する方法に関し、とりわけイ
ンクジェット記録方式による画像記録において、充分な
画像濃度を有し、鮮明で高品質な画像の得られるインク
ジェット方式による記録方法、及びインクセットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方法は、高電圧印加
による静電吸引方式、圧電素子を用いてインク(着色イ
ンク)に機械的振動または変位を与える方式、インクを
加熱した際にインクが発泡する圧力を利用する方式等、
種々のインク吐出方式によりインクの小滴を発生させ、
これを飛翔させて紙等の被記録材に付着させ、インクド
ットを形成させて記録を行うものであり、騒音の発生が
少なく、高速印字、多色印字の行える記録方法である。
【0003】上記の様なインクジェット記録方式を用い
て記録された記録画像は、例えば、被記録材として紙や
所謂インクジェット記録用紙等を用いて記録がされた場
合には表面画像観察用として、或いは、被記録材として
透光性を有する被記録材を用いて記録がされた場合に
は、スライドやOHP(オーバーヘッドプロジェクタ
ー)等の光学機器によりスクリーン等へ投影して観察す
る際に用いられるものとして、更に、カラー印刷のポジ
版を作製する際の色分解版として、又、液晶等のカラー
ディスプレイに用いるCMF(カラーモザイクフィルタ
ー)として使用する等、種々の用途に適用される。
【0004】一方、インクジェット記録法によりカラー
画像を形成する場合には、減法混色法による記録方法が
代表的な方法として挙げられる。減法混色法によりカラ
ー画像が形成される場合には、一般にシアン(C)、マ
ゼンタ(M)及びイエロー(Y)の三原色が使用されて
いる。
【0005】この三原色を同一画素に混合して(即ち、
異色のインク滴を、同一画素に重ねて付着させて記録し
て)表現することのできる色は、基本的には次の四色で
あり、C、M及びYの三原色によって表される基本的な
色は、C、M、Y、R、G、B及びBkの七色となる。
尚、これらの七色で構成される多色画像はフォールスカ
ラー画像と称されている。 (1)C+M→B(ブルー) (2)C+Y→G(グリーン) (3)M+Y→R(レッド) (4)C+M+Y→Bk(ブラック) 即ち、この様な記録法によって記録を行う場合には、基
本的には、C、M及びYの三原色用の色の異なる3種類
のインクを用意しておけばよい。
【0006】しかしながら、C、M及びYの3原色イン
クによってBkを表す場合には、C、M及びYの3原色
のインク滴を全て重ねてBkが印字され、しかも各色の
インクについて同程度の容量のインク滴が用いられる
為、被記録材上の一箇所に多量のインク滴が重なって付
着する。そして、それにより形成されたBkドットが、
Bk以外の色に記録される部分のドットと比較して必要
以上に拡大する為、その部分に線の太りを生じ不自然な
画像となったり、その部分のインク量が多い為に被記録
材によるインク吸収不良を起こすという問題がある。更
に、記録が行われる場合には、一般にBkによって記録
される頻度が高い為、この問題は重要である。
【0007】この為、一般的には、Bkを表す場合に
は、C、M及びYの3原色インクに加えてBkインクが
追加され4色のインクが使用されている。ところが、
C、M、Y及びBkの4色のインクを用いて記録を行う
場合には、上記した様に、B、G、及びRの印字部にお
いては、色の異なる2種類のインク滴が重ね打ちされ
る。この際、特に被記録材がサイズ剤を含む上質紙であ
る場合には、増量したインク滴を吸収するのにある程度
の時間を要する為、吸収する間に被記録材の断面方向に
限らず、紙の繊維間のあらゆる方向の空隙にインク滴が
入り込むことが生じる。この結果、不均一なドットを形
成し、不規則な線太り、所謂フェザリングを生じ、記録
画像のエッジのシャープさに欠け、不鮮明な画像となっ
てしまうという問題がある。更に、色の異なる2種類の
インク滴を隣接させて打ち込んだ場合にも、その境界部
においてインクが未定着のまま部分的に混じり合い、そ
の結果、異色間の境界滲みが生じ、不鮮明な画像となる
という問題がある。
【0008】以上の様な問題を解決する1つの方法とし
ては、各色インクの表面張力を低下させ、被記録材の濡
れ性を向上させることにより、インク滴の被記録材への
浸透速度を大きくすることが考えられる。しかしなが
ら、表面張力を低下させたインクでは、被記録材上で必
要以上にドットが拡大して線太りを生じたり、又、浸透
速度が速くなることで色材の被記録材内部への沈み込み
が著しくなって、色濃度の低下が起こり得るという問題
がある。
【0009】特にBkインクは、先に述べた様に画像の
場合にもよく使われるが、文字を記録する場合には更に
使用頻度が高く、文字にした際の色濃度を他色よりも高
くて、しかも不自然な線太りのないシャープなエッジを
形成させた方が、見た目の印象がより好ましい画像とな
る。そこで、多色インクのうちのBkのみをある程度高
い表面張力のインクで記録し、被記録材への浸透速度下
げると、確かに高い色濃度を有する鮮明な黒色画像が得
られるが、この場合には、Bkインクと他色インクが重
ねられた際のフェザリングの問題や、Bk画像と隣接す
る他色画像との境界滲みの問題が解消されなくなってし
まう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記従来技術の問題点を解決し、黒色(Bk)を含
む3色以上のインクによってカラー画像を記録するイン
クジェット記録方法において、特に汎用性の高いサイズ
度の高い記録紙を用いた場合にも、高色濃度でシャープ
なエッジを有する黒色画像を形成し得るインクジェット
記録方法及びその様なインクセットを提供することにあ
る。又、黒色インクと異色インクの2つのインクを同時
に重ねて印字した場合にも、画像に不規則な線太りがな
く、且つ色の異なる2つのインクを用いて隣接して印字
を行った場合にも画像の境界滲みを発生することのな
い、鮮明なカラー画像を形成し得るインクジェット記録
方法及びその様なインクセットを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、以下の本
発明により達成することが出来る。即ち、本発明は、黒
色を含む少なくとも3色以上のインクの組み合わせを用
い、これらのインクをインクジェット方式によって被記
録材に付与してカラー画像を記録するインクジェット記
録方法において、黒色インクが少なくともカチオン性化
合物と顔料とを含み、且つ黒色以外の色のカラーインク
が少なくともアニオン性染料を、又は少なくともアニオ
ン性化合物と顔料とを含んでいることを特徴とするイン
クジェット記録方法、及びインクセットである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のインクジェット記録方法
によれば、黒色を含む少なくとも3色以上のインクを用
いてカラー画像を形成する場合に、黒色インク中に少な
くともカチオン性化合物と顔料が含まれ、且つ黒色以外
のカラーインク中に少なくともアニオン性染料又はアニ
オン性化合物と顔料とが含まれている為、黒色インクと
黒色以外の色のカラーインクをほぼ同時に重ね打ちした
り、或いは何れかのインクが被記録材上で乾燥状態にな
る前に、その色と異なるインクを隣接させて打ち込んだ
場合にも混色を抑制することが出来るので、不定形な線
太りによるフェザリングや、隣接する異色間の境界滲み
を軽減することが可能となる。
【0013】更に、黒色インクの表面張力を40dyn
e/cm以上とすると、サイズ度の高い普通紙等の被記
録材において、インクの被記録材内部への浸透速度が抑
えられる為、インクが沈み込むことなく、高い色濃度と
シャープなエッジを有する黒色画像が得られる。又、一
方、本発明で使用される黒色インク以外のカラーインク
についても、表面張力を40dyne/cm以下とすれ
ば、被記録材内部への浸透が早く、重ね打ちした際のフ
ェザリングや隣接させて印字した場合における境界滲み
を回避することが出来る。
【0014】次に、本発明の好ましい実施態様を挙げて
本発明を更に詳細に説明する。本発明に用いる黒色イン
クに含有されるべき必須成分は、カチオン性化合物と
顔料である。又、本発明に用いる黒色以外の色のカラー
インクに含有されるべき必須成分としては2通りの場合
がある。即ち、アニオン性染料を必須成分とするか、
又はアニオン性化合物と顔料とを必須成分とする。以
下、その夫々について説明する。
【0015】カチオン性化合物と顔料を少なくとも含
有する黒色インク 本発明に用いることの出来る態様の黒色インクは、カチ
オン性の化合物と顔料とを必須成分とするインクであ
る。該黒色インクに用いられるカチオン性化合物として
は、以下に示す様なカチオン性の水溶性樹脂を用いるの
が好ましい。これらの樹脂は、顔料分散剤として含有さ
れてもよいし、或いは分散剤とは別に添加されてもよ
い。後者の場合には、顔料分散剤として、例えば、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等を使用する
ことが出来る。
【0016】カチオン性の水溶性樹脂としては、例え
ば、カチオン性モノマーと疎水性モノマーとの共重合体
を用いるのが好ましい。本発明に用いられるカチオン性
モノマーとしては、下記の如きモノマーの4級化された
化合物が挙げられる。N,N-ジメチルアミノエチルメタク
リレート[CH2=C(CH3)-COO-C2H4N(CH3)2]、N,N-ジメチル
アミノエチルアクリレート[CH2=CH-COO-C2H4N(CH3)2]、
N,N-ジメチルアクリルアミド[CH2=CH-CON(CH3)2]、N,N-
ジメチルメタクリルアミド[CH2=C(CH3)-CON(CH3)2]、N,
N-ジメチルアミノプロピルアクリルアミド[CH2=CH-CONH
-C3H6N(CH3)2] 、N,N-ジメチルアミノプロピルメタクリ
ルアミド[CH2=C(CH3)-CONH-C3H6N(CH3)2]尚、これらの
化合物を4級化するには、塩化メチル、ジメチル硫酸、
ベンジルクロライド、エピクロルヒドリン等を用いて、
常法で行えばよい。
【0017】又、本発明における水溶性樹脂に用いられ
る疎水性モノマーとしては、スチレン、α−メチルスチ
レン、ビニルトルエン等のスチレン類、アクリロニトリ
ル及び(メタ)アクリル酸アルキルエステル類がある。
ここで、(メタ)アクリル酸アルキルエステルとして
は、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、イ
ソプロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)
アクリレート、sec−ブチル(メタ)アクリレート、
tert−ブチル(メタ)アクリレート、2−メチルブ
チル(メタ)アクリレート、2−エチルブチル(メタ)
アクリレート、3−メチルブチル(メタ)アクリレー
ト、1,3−ジメチルブチル(メタ)アクリレート、ペ
ンチル(メタ)アクリレート、3−ペンチル(メタ)ア
クリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチ
ルヘキシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)ア
クリレート、オクチル(メタ)アクリレート、ノニル
(メタ)アクリレート、2−エトキシエチルアクリレー
ト、3−エトキシプロピルアクリレート、2−エトキシ
ブチルアクリレート、3−エトキシブチルアクリレー
ト、ジメチルアミノエチルアクリレート、ハーフエステ
ル化に用いられるアルコール成分としては、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、任意に用いられるモノ
マーとしては、(メタ)アクリルアミド、N−メチロー
ル(メタ)アクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド
等が挙げられる。
【0018】上記の様な、カチオン性モノマーと疎水性
モノマーとを共重合させる場合には、共重合体中のカチ
オン性モノマーと疎水性モノマーとの重量比率を、1
0:90〜40:60の範囲とするのが好ましい。これ
らの樹脂は、水に可溶、或いは酸性に調整された水溶液
に可溶である。尚、この様な水溶性樹脂は、インク中に
インク全体の0.1〜5重量%の範囲で含有させること
が好ましい。
【0019】この際に用いられるpH調整剤としては、
水溶液中で酸性を示すものならどの様なものでもよい
が、例えば、塩酸、酢酸及びカルボキシル基を有する化
合物、炭酸、硫酸及びスルホン基を有する化合物、硝
酸、りん酸化合物、亜硫酸、亜硝酸等が挙げられる。し
かし、水溶液中で酸性を示すものならば、これらに限定
されるものではない。
【0020】本発明で使用する黒色インク中に含有され
る顔料について説明する。顔料の量は、インク全体の1
〜20重量%、好ましくは2〜12重量%の範囲で用い
ることが好ましい。又、本発明において、黒色インク用
の顔料は、上記性能を満足するものならばどの様なもの
でも使用可能である。例えば、黒色顔料のカーボンブラ
ックとしては、ファーネス法、チャネル法で製造された
カーボンブラックであって、一次粒子径が15〜40m
μ、BET法による比表面積が50〜300m2/g、
DBP吸油量が40〜150ml/100g、揮発分が
0.5〜10%、pH値が2〜9である等の特性を有す
るものが好ましく用いられる。この様な特性を有する市
販品のカーボンブラックとしては、例えば、No.23
00、No.900、MCF88、No.33、No.
40、No.45、No.52、MA7、MA8、#2
200B(以上、三菱化成製)、Raven 1255
(以上、コロンビア製)、Regal 400R、Re
gal 330R、Regal 660R、Mogul
L(以上、キャボット製)、Color Black
FWl、Color Black FW18、Col
or BlackS170、Color Black
S150、Printex 35、Printex U
(以上、デグッサ製)等があり、何れも好ましく使用す
ることが出来る。又、上記のものの他、本発明の為に新
たに製造された顔料も、勿論、使用することが可能であ
る。
【0021】以上の如き、黒色インクを構成する顔料及
び水溶性樹脂(分散剤)は、水性液媒体中に分散又は溶
解される。この際に好適に用いられる水性液媒体は、水
及び水溶性有機溶剤の混合溶媒であり、水としては種々
のイオンを含有する一般の水ではなく、イオン交換水
(脱イオン水)を使用するのが好ましい。
【0022】又、水と混合して使用される水溶性有機溶
剤としては、具体的には例えば、メチルアルコール、エ
チルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピ
ルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチル
アルコール、tert−ブチルアルコール等の炭素数1
〜4のアルキルアルコール類;ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、ジアセ
トンアルコール等のケトン又はケトアルコール類;テト
ラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリア
ルキレングリコール類;エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブチレングリコール、トリエチレングリ
コール、1,2,6−ヘキサントリオール、チオジグリ
コール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール
等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレ
ングリコール類;グリセリン;エチレングリコールモノ
メチル(又はエチル)エーテル、ジエチレングリコール
メチル(又はエチル)エーテル、トリエチレングリコー
ルモノメチル(又はエチル)エーテル等の多価アルコー
ルの低級アルキルエーテル類;N−メチル−2−ピロリ
ドン、2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダ
ゾリジノン等が挙げられる。これらの多くの水溶性有機
溶剤の中でも特にジエチレングリコール等の多価アルコ
ール、トリエチレングリコールモノメチル(又はエチ
ル)エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテ
ルが好ましい。
【0023】更に、吐出の安定性を得る為にはインク中
に、エタノール、或いはイソプロピルアルコールを1%
以上添加することが効果的である。これらの溶剤を添加
することによってインクの薄膜抵抗体上での発泡をより
安定に行うことが出来るからと考えられている。
【0024】本発明に用いられる黒色インク中に含有さ
せる上記の様な水溶性有機溶剤の含有量としては、一般
的には、インク全体の3〜50重量%の範囲とするのが
好ましく、更には3〜40重量%の範囲とするのが好ま
しい。又、本発明に用いられる黒色インクは、上記の成
分の他に、所望の物性値を持つインクとする為に必要に
応じて、界面活性剤、消泡剤、防腐剤等を適宜に添加す
ることが出来、更に、市販の水溶性染料等を適宜に添加
することも出来る。
【0025】例えば、界面活性剤としては、インクに対
して保存安定性等の悪影響を及ぼさないものであれば限
られるものではなく、例えば、脂肪酸塩類、高級アルコ
ール硫酸エステル塩類、液体脂肪油硫酸エステル塩類、
アルキルアリルスルホン酸塩類等の陰イオン界面活性
剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキ
シエチレンアルキルエステル類、ポリオキシエチレンソ
ルビタンアルキルエステル類、アセチレンアルコール、
アセチレングリコール等の非イオン性界面活性剤があ
り、これらの1種又は2種以上を適宜選択して使用出来
る。その使用量は分散剤により異なるが、インク全量に
対して0.01〜5重量%とするのが望ましい。この
際、インクの表面張力が、40dyne/cm以上、更
に好ましくは、40〜60dyne/cmになる様に界
面活性剤の添加量を決定するとよい。40dyne/c
m以下であると、インクの被記録材内部への浸透速度が
早くなる為、フェザリングや色濃度の低下が起こってし
まう。又、60dyne/cm以上であると浸透速度が
遅い為、定着性が悪くなってしまう。
【0026】上記した様な成分からなる黒色インクの作
製方法としては、先ず、顔料の分散剤である水溶性樹脂
と、水が少なくとも含有されている水性媒体とからなる
混合液中に顔料を添加し、撹拌した後、後述の分散手段
を用いて顔料の分散を十分に行い、更に必要に応じて遠
心分離処理を行って所望の顔料分散液を得る。次に、こ
の顔料分散液にサイズ剤、及び、上記で挙げた様な適宜
に選択された添加剤成分を加え、撹拌して黒色インクと
する。又、樹脂を溶解させる為に必要であれば、前述し
た様に酸を添加することが必要となる。
【0027】更に、上記の製造方法において、顔料を含
む水性媒体を攪拌して分散処理する前に、プレミキシン
グを30分間以上行うと効果的である。この様なプレミ
キシング操作によって、顔料表面の濡れ性が改善され、
顔料表面への分散剤の吸着を促進させることが出来る
為、好ましい。
【0028】又、本発明において顔料の分散処理の際に
使用する分散機としては、一般に使用される分散機なら
ば如何なるものでもよく、例えば、ボールミル、ロール
ミル及びサンドミル等が挙げられる。その中でも、高速
型のサンドミルが特に好ましく使用される。この様なも
のとしては、例えば、スーパーミル、サンドグラインダ
ー、ビーズミル、アジテータミル、グレンミル、ダイノ
ーミル、パールミル及びコボルミル(何れも商品名)等
が挙げられる。
【0029】尚、本発明において、所望の粒度分布を有
するカーボンブラック等の顔料を得る方法としては、上
記の様な分散機を使用して分散する場合に、粉砕メディ
アのサイズを小さくする、粉砕メディアの充填率を大き
くする、処理時間を長くする、吐出速度を遅くする、粉
砕後にフィルターや遠心分離機等で分級する、或いはこ
れらの手法を組合せた手法等が挙げられる。
【0030】アニオン性染料を含むカラーインク 本発明に用いるカラーインクの一つは、アニオン性染料
を必須成分とし、これと、水、水溶性有機溶剤からなる
水性媒体、及びその他の成分からなる。その他の成分と
しては、例えば、粘度調整剤、pH調整剤、防腐剤、界
面活性剤、酸化防止剤等からなる。
【0031】アニオン性基を含有する水溶性染料は、例
えばスルホン酸基、カルボキシル基等を有するものであ
れば特に制限はない。ここで言う水溶性染料に中には、
溶解度のpH依存性があるものも当然含まれる。
【0032】本発明で使用するアニオン性基を含有する
水溶性シアン染料としては、カラーインデックス(CO
LOUR INDEX)に記載されている水溶性の酸性
染料、直接染料、反応性染料であれば特に制限はない。
具体的には、C.I.Acid Blue 1、7、
9、23、103、132、142、230、239、
258、280、C.I.Direct Blue 7
8、86、189、199、225、273、C.I.
ReactiveBlue 2、14、18、21、2
5、38、41、63、72、140、207、22
7、231等が挙げられるが、これらに限定されるわけ
ではない。又、カラーインデックスに記載のない染料で
もアニオン性基、例えば、スルホン基、カルボキシル基
等を有するものであれば、特に問題なく使用することが
出来る。
【0033】イエロー染料についても、シアン染料同様
にアニオン性基を有する水溶性の染料であれば、特に問
題なく使用することが可能である。具体的には、C.
I.Direct Yellow 86、142、14
4、C.I.Acid Yellow 11、17、2
3、25、38、44、49、61、72、110、1
27、158、176等が挙げられるが、これらに限定
されるわけではない。
【0034】又、マゼンタ染料についても同様に、アニ
オン性基を有する水溶性の染料であれば、特に問題なく
使用することが可能である。具体的には、C.I.Ac
id Red 6、8、35、37、52、92、13
3、289等のカラーインデックス(COLOUR I
NDEX)に記載されている水溶性の酸性染料、直接染
料、反応性染料が挙げられる。
【0035】次に、カラーインクに含有させる水溶性有
機溶剤について説明する。具体的な水溶性有機溶剤とし
ては、例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド等のアミド類;アセトン等のケトン類;テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキ
レングリコール類;エチレングリコール、プロピレング
リコール、ブチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、1,2,6−ヘキサントリオール、チオジグリコー
ル、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール等の
アルキレングリコール類;エチレングリコールモノメチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル等の多
価アルコールの低級アルキルエーテル類;エタノール、
イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、イソ
ブチルアルコール等の1価のアルコール類;グリセリ
ン、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチルイ
ミダゾリジノン、トリエタノールアミン、スルホラン、
ジメチルサルホキサイド等が用いられる。
【0036】上記の様な水溶性有機溶剤のインク中の含
有量については、特に制限はないが、インクの全体の1
〜60重量%とするのが好ましく、より好ましくは5〜
30重量%の範囲である。又、更に本発明の効果を一層
高める為に、以上説明した成分の他に、インク中にアニ
オン性の界面活性剤或いはアニオン性の高分子物質を添
加してもよい。或いは、両性界面活性剤をその等電点以
下のpHに調整して使用してもよい。又、この際、イン
クの表面張力が、40dyne/cm以上、更に好まし
くは、40〜60dyne/cmになる様に界面活性剤
の添加量を決定するとよい。40dyne/cm以下で
あると、インクの被記録材内部への浸透速度が早くなる
為、フェザリングや色濃度の低下が起こってしまう。
又、60dyne/cm以上であると浸透速度が遅い
為、定着性が悪くなってしまう。
【0037】アニオン性界面活性剤の例としては、カル
ボン酸塩型、硫酸エステル型、スルホン酸塩型及び燐酸
エステル型等、一般的なものを問題なく使用することが
出来る。又、アニオン性高分子の例としては、アルカリ
可溶型の樹脂、具体的には、ポリアクリル酸ソーダ或い
は高分子の一部にアクリル酸を共重合したもの等を挙げ
ることが出来るが、もちろんこれらに限定されるもので
はない。
【0038】アニオン性化合物と顔料を含有するカラ
ーインク 本発明に用いることの出来るもう一つの態様のカラーイ
ンクは、アニオン性の化合物と顔料とを必須成分とする
インクである。先ず、該カラーインクに含有される顔料
について説明する。顔料の量は、インク全体の1〜20
重量%、好ましくは2〜12重量%の範囲で用いること
が好ましい。又、本発明において、カラーインク用の顔
料は上記性能を満足するものならどの様なものでも使用
可能であるが、以下に各色毎に好ましく使用し得る顔料
について説明する。
【0039】イエローインクに使用される顔料として
は、具体的に例えば、C.I.Pigment Yel
low 1、C.I.Pigment Yellow
2、C.I.Pigment Yellow 3、C.
I.Pigment Yellow 16、C.I.P
igment Yellow 83等が挙げられるが、
これらに限定されるものではない。又、本発明に為に新
たに製造されたものでも使用可能である。
【0040】マゼンタインクに使用される顔料として
は、具体的に例えば、C.I.Pigment Red
5、C.I.Pigment Red 7、C.I.
Pigment Red 12、C.I.Pigmen
t Red 48(Ca)、C.I.Pigment
Red 48(Mn)、C.I.Pigment Re
d 57(Ca)、C.I.Pigment Red
112、C.I.Pigment Red 122等が
挙げられるが、これらに限定されるものではない。又、
本発明に為に新たに製造されたものでも使用可能であ
る。
【0041】シアンインクに使用される顔料としては、
具体的に例えば、C.I.Pigment Blue
1、C.I.Pigment Blue 2、C.I.
Pigment Blue 3、C.I.Pigmen
t Blue 16、C.I.Pigment Blu
e 22、C.I.Vat Blue 4、C.I.V
at Blue 6等が挙げられるが、これらに限定さ
れるものではない。又、本発明に為に新たに製造された
ものでも使用可能である。
【0042】本発明に使用されるカラーインク中に含有
される上記の様な顔料の分散剤としては、水溶性樹脂な
らどの様なものでも使用可能であるが、重量平均分子量
が、1,000〜30,000の範囲が好ましい。更に
好ましくは、3,000〜15,000の範囲である。
具体的には例えば、スチレン、スチレン誘導体、ビニル
ナフタレン、ビニルナフタレン誘導体、α、β−エチレ
ン性不飽和カルボン酸の脂肪族アルコールエステル等;
アクリル酸、アクリル酸誘導体、マレイン酸、マレイン
酸誘導体、イタコン酸、イタコン酸誘導体、フマール
酸、フマール酸誘導体、酢酸ビニル、ビニルピロリド
ン、アクリルアミド及びその誘導体から選ばれた少なく
とも2つ以上の単量体(このうち少なくとも1つは親水
性単量体)からなるブロック共重合体、或いはランダ
ム、グラフト共重合体、又、これらの塩等が挙げられ
る。或いは、ロジン、シェラック、デンプン等の天然樹
脂も使用出来る。これらの樹脂は、塩基を溶解させた水
溶液に可溶で、アルカリ可溶型樹脂である。尚、前記水
溶性樹脂はインク全体の0.1〜5重量%の範囲で含有
されることが好ましい。
【0043】更に、本発明で使用される上記の態様のカ
ラーインクは、前記水溶性樹脂の溶解性を向上させ、一
層の長期保存性に優れたインクとすることが出来るの
で、インク全体が中性又はアルカリ性に調整されている
ことが好ましい。但し、この場合、インクジェット記録
装置に使われている種々の部材の腐食の原因となる場合
があるので、好ましくはpH7〜10の範囲とすること
が望ましい。又、この際に使用されるpH調整剤として
は、例えば、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン等の各種有機アミン、水酸化ナトリウム、水酸化リチ
ウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物等の
無機アルカリ剤、有機酸及び鉱酸等が挙げられる。
【0044】上記の如き顔料及び水溶性樹脂は、水性液
媒体中に分散又は溶解される。カラーインクにおいて好
適に用いられる水性液媒体は、水と水溶性有機溶剤との
混合溶媒であり、水としては種々のイオンを含有する一
般の水ではなく、イオン交換水(脱イオン水)を使用す
ることが好ましい。又、その他併用し得る任意の溶剤成
分としては、「カチオン性化合物と顔料とを含む黒色
インク」のところで記述した、水と混合して使用される
水溶性有機溶剤が好ましく使用される。又、その含有量
についても、「カチオン性化合物と顔料とを含む黒色
インク」のところで記述した含有量と同様である。
【0045】上記の構成のカラーインクは、上記の成分
の他に、必要に応じて所望の物性値を持つインクとする
為に、界面活性剤、消泡剤、防腐剤等を添加することが
出来、更に、市販の水溶性染料等を適宜に添加すること
も出来る。又、インクの作製方法は、「カチオン性化
合物と顔料とを含む黒色インク」のところで説明した通
りである。
【0046】上記の構成のカラーインクを作製する場合
に、水溶性樹脂としてアルカリ可溶型樹脂を使用する場
合には、樹脂を溶解させる為に塩基を添加し、共存させ
ておくことが必要である。この際に添加させる塩基類と
しては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、
トリエタノールアミン、アミンメチルプロパノール、ア
ンモニア等の有機アミン、或いは水酸化カリウム、水酸
化ナトリウム等の無機塩基が好ましく挙げられる。
【0047】以上の様にして調合される本発明方法に使
用されるカラーインクは、特にサイズ度の高い被記録材
との親和性に優れ、高速記録性、記録画像の光学濃度、
色調、耐水性、耐摩擦性或いは耐光性に特に優れてい
る。又、保存安定性、信号応答性、液滴形成の安定性、
吐出安定性或いは連続記録性等に優れた実用的なインク
である。
【0048】本発明は、以上の様な優れた特性を有する
所望の物性値に調合した各色インクを調製し、種々のイ
ンクジェット記録方式にこれを適用することにより、高
濃度で高品位の画像が形成される。即ち、本発明方法で
は、上記で述べた物性を有する黒色を含む3色以上のイ
ンクを使用し、インクジェット方式により画像を形成す
ることによって、所期の目的を達成する。ここで、本発
明のインクジェット記録方法に適用されるインクジェッ
ト方式としては、従来公知の方式を何れも使用すること
が出来る。即ち、ピエゾ振動子の機械的振動を利用して
液滴を発生させるタイプの記録ヘッドを有する記録装置
以外の種々のインクジェット記録装置も好ましく用いら
れる。例えば、記録ヘッド内のインクに熱エネルギーの
形で記録信号を与え、液滴を発生させて記録を行う装置
等にも好適に用いられる。尚、本発明に用いる黒色イン
ク又はカラーのインクは、サインペン、万年筆等の筆記
具用のインクに使用されてもよい。但し、筆記具用のイ
ンクとして使用する場合には、粘度、表面張力等をはじ
め、種々の特性を筆記具用に調整する必要がある。
【0049】以下、上記した記録ヘッドの室内のインク
に記録信号に対応した熱エネルギーを与え、該エネルギ
ーにより液滴を発生させて記録を行う本発明に適用され
る記録装置について説明する。その装置の主要部である
ヘッド構成例を、図1、図2及び図3に示す。
【0050】ヘッド13は、インクを通す溝14を有す
るガラス、セラミック又はプラスチック板等と、感熱記
録に用いられる発熱ヘッド15(図では薄膜ヘッドが示
されているが、これに限定されるものではない。)とを
接着して得られる。発熱ヘッド15は、酸化シリコン等
で形成される保護膜16、アルミニウム電極17−1及
び17−2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層1
8、蓄熱層19、及びアルミナ等の放熱性の良い基板2
0より成っている。
【0051】インク21は吐出オリフィス(微細孔)2
2まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。今、アルミニウム電極17−1及び17−2に
電気信号情報が加わると、発熱ヘッド15のnで示され
る領域が急激に発熱し、ここに接しているインク21に
気泡が発生し、その圧力でメニスカス23が突出し、イ
ンク21が吐出しインク小滴24となり、吐出オリフィ
ス22より被記録材25に向って飛翔する。
【0052】図3には図1に示すヘッドを多数並べたマ
ルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘッドはマルチ溝
26を有するガラス板27と、図1で説明したものと同
様の発熱ヘッド28を密着して作製されている。尚、図
1は、インク流路に沿ったヘッド13の断面図であり、
図2は図1のA−B線での断面図である。
【0053】図4に、上記ヘッドを組み込んだインクジ
ェット記録装置の一例を示す。図4において、61はワ
イピング部材としてのブレードであり、その一端はブレ
ード保持部材によって保持されて固定端となり、カンチ
レバーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッド65に
よる記録領域に隣接した位置に配置され、又、本例の場
合、記録ヘッド65の移動経路中に突出した形態で保持
される。62は記録ヘッド65の吐出口面のキャップで
あり、ブレード61に隣接するホームポジションに配設
され、記録ヘッド65の移動方向と垂直な方向に移動し
て、インク吐出口面と当接し、キャッピングを行う構成
を備える。更に、63はブレード61に隣接して設けら
れるインク吸収体であり、ブレード61と同様、記録ヘ
ッド65の移動経路中に突出した形態で保持される。
【0054】上記ブレード61、キャップ62及びイン
ク吸収体63によって吐出回復部64が構成され、ブレ
ード61及びインク吸収体63によってインク吐出口面
の水分、塵挨等の除去が行われる。65は吐出エネルギ
ー発生手段を有し、吐出口を配した吐出口面に対向する
被記録材にインクを吐出して記録を行う記録ヘッド、6
6は記録ヘッド65を搭載してその移動を行う為のキャ
リッジである。キャリッジ66はガイド軸67と摺動可
能に係合し、キャリッジ66の一部はモーター68によ
って駆動されるベルト69と接続(不図示)している。
これによりキャリッジ66はガイド軸67に沿った移動
が可能となり、記録ヘッド65による記録領域及びその
隣接した領域の移動が可能となる。
【0055】51は被記録材を挿入する為の給紙部、5
2は不図示のモーターにより駆動する紙送りローラーで
ある。これらの構成によって記録ヘッド65の吐出口面
と対向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行する
につれて排紙ローラー53を配した排紙部へ排紙され
る。
【0056】上記構成において記録ヘッド65が記録終
了等でホームポジションに戻る際、吐出回復部64のキ
ャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避してい
るが、ブレード61は移動経路中に突出している。この
結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされる。
尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接して
キャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッドの
移動経路中に突出する様に移動する。
【0057】記録ヘッド65がホームポジションから記
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は、上述したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。上述の記録ヘッド65のホ
ームポジションへの移動は、記録終了時や吐出回復時ば
かりでなく、記録ヘッド65が記録の為に記録領域を移
動する間に所定の間隔で記録領域に隣接したホームポジ
ションへ移動し、この移動に伴って上記ワイピングが行
われる。
【0058】
【実施例】次に、本発明の実施例及び比較例を挙げて本
発明を更に詳細に説明する。先ず、本発明の実施例又は
比較例で使用した黒色インクB−1及びB−2、及びイ
エロー、マゼンタ及びシアンの3色のカラーインクから
なるインクセットC−1〜C−5を、夫々下記の方法で
作った。尚、部とあるのは、特に断りのない限り重量部
を表わす。
【0059】<黒色インク−1(B−1)の作成>スチ
レン50部、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレ
ート40部、エチルアクリレート10部をトルエンとイ
ソプロピルアルコールの混合溶媒中で常法によって溶液
重合した。重合終了後、クロルメチル化を行い、数平均
分子量9,600、重量平均分子量15,600の重合
体1を得た。 (顔料分散液の調製) ・上記で合成した重合体1 2.5部 ・イオン交換水 76.5部 ・ジエチレングリコール 5部
【0060】上記成分を混合し、ウォーターバスで60
℃に加温し、樹脂分を完全に溶解させる。この溶液にカ
ーボンブラック(MCF88、三菱化成製)15部、イ
ソプロピルアルコール1部を加え、30分間プレミキシ
ングを行った後、下記条件で分散処理を行った。 ・分散機 サンドグラインダー(五十嵐機械製) ・粉砕メディア ジルコニウムビーズ 1mm径 ・粉砕メディアの充填率 50%(体積) ・粉砕時間 3時間 更に、遠心分離処理(12,000RPM、20分間)
を行い、粗大粒子を除去して分散液とした。
【0061】(インクの作製)上記で得られた分散液を
用い、下記の成分を加えて混合撹拌して黒色インクB−
1を作製した。得られたインクの表面張力は、45dy
ne/cmであった。 ・上記分散液 30部 ・グリセリン 2部 ・ジエチレングリコール 15部 ・N−メチルピロリドン 5部 ・イソプロピルアルコール 3部 ・イオン交換水 45部
【0062】<黒色インク−2(B−2)の作製>黒色
インクB−1成分にカチオン性化合物として、ベンジル
トリブチルアンモニウムクロライド(BTBAC、三洋
化成製)を1.0部添加した以外はB−1と同様の成
分、及び同様の方法で黒色インクB−2を作製した。
【0063】<カラーインクセット(C−1)の作製>
次に、下記成分を夫々を混合し、更にポアサイズが0.
22μmのメンブレンフィルター(商品名;フロロポア
フィルター、住友電工製)にて加圧濾過してイエロー
(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の3色からなる
アニオン性染料が含有されているインクセットC−1を
得た。尚、インク中の水の量は、総量が100部となる
様に、調整した。夫々のインクの表面張力は、32dy
ne/cmであった。
【0064】 (イエローインク成分) ・C.I.Direct Yellow 86 2.5部 ・チオジグリコール 10部 ・イソプロピルアルコール 3部 ・アセチレノール 1部 ・水 残部
【0065】(マゼンダインク成分)染料をC.I.A
cid Red 289;2.5部に変えた以外はYイ
ンクと同じ組成。 (シアンインク)染料をC.I.Acid Blue
9;3.0部に変えた以外はYインクと同じ組成。
【0066】<カラーインクセット(C−2)の作製>
カラーインクセットC−1の夫々のインク成分に、更
に、アニオン性化合物としてラウリル硫酸ナトリウム
(エマールO、花王製)を1.5部添加した以外はイン
クセットC−1を作製する場合と同様の成分、同様の方
法でインクセットC−2を作製した。夫々のインクの表
面張力は、31dyne/cmであった。
【0067】<カラーインクセット(C−3)の作製> (イエローインク)先ず、アニオン系高分子P−1(ス
チレン−アクリル酸−メチルメタクリレート共重合体、
酸価280、重量平均分子量11,000、固形分20
重量%の水溶液、中和剤:ジエタノールアミン)を分散
剤として用いて、アニオン性の分散剤と顔料とが含有さ
れている以下の組成のイエロー色分散体Y−1を作製し
た。 [分散体Y−1の組成] ・P−1水溶液(固形分20重量%) 30部 ・ピグメントイエロー 86 24部 ・トリエチレングリコール 10部 ・ジエチレングリコール 10部 ・エチレングリコールモノブチルエーテル 1.0部 ・イソプロピルアルコール 0.5部 ・水 135部
【0068】これらの材料を、バッチ式縦型サンドミル
(アイメックス製)に仕込み、1mm径のガラスビーズ
をメディアとして充填し、水冷しつつ、3時間分散処理
を行った。分散後の液の粘度は9cps、pHは10.
0であった。この分散液を遠心分離機にかけ、粗大粒子
を除去し、平均粒径100mμの分散体Y−1を得た。
上記で得られたイエロー分散体Y−1の50部を水50
部で希釈した液100部を充分に撹拌して、イエローイ
ンクを得た。このインクの表面張力は、43dyne/
cmであった。
【0069】(シアンインク)イエローインクの場合と
同様にアニオン系高分子P−1を分散剤として用い、以
下のシアン色分散体CN−2を作製した。 [分散体CN−2の作製] ・P−1水溶液(固形分20重量%) 30部 ・ピグメントブルー15:3(ファストゲンブルーFGF、大日本インキ化 学製) 24部 ・グリセリン 15部 ・ジエチレングリコールモノブチルエーテル 0.5部 ・イソプロピルアルコール 3部 ・水 135部
【0070】以下、イエロー色分散体Y−1を製造した
場合と同様にして分散処理を行い、平均粒径120mμ
のシアン色分散体CN−2を得た。得られたシアン色分
散体CN−2の50部を水50部で希釈した液100部
を充分に撹拌してシアンインクを得た。このインクの表
面張力は、44dyne/cmであった。
【0071】(マゼンタインク)アニオン系高分子P−
1をイエローインクの場合と同様に分散剤として用い、
以下の成分からなるマゼンダ色分散体M−3を作製し
た。 [分散体M−3の作製] ・P−1水溶液(固形分20重量%) 20部 ・ピグメントレッド 122(大日本インキ化学製) 24部 ・グリセリン 15部 ・イソプロピルアルコール 3部 ・水 135部
【0072】イエローインクを作製した場合と同様にし
て分散処理を行い、平均粒径115mμの分散体M−3
を得た。得られた分散体M−3の50部を水50部で希
釈した液100部を充分に撹拌してマゼンタインクを得
た。このインクの表面張力は、44dyne/cmであ
った。
【0073】<カラーインクセット(C−4)の作製>
カラーインクセットC−3を構成する夫々のインク成分
にアニオン性化合物として、ポリオキシエチレンアルキ
ルスルホコハク酸二ナトリウム(ビューライトESS、
三洋化成製)を夫々1.0部添加した以外はインクセッ
トC−3と同様の成分、同様の方法で、アニオン性化合
物が分散剤とは別に更に含有されたインクセットC−4
を作製した。夫々のインクの表面張力は、34dyne
/cmであった。
【0074】<カラーインクセットC−5の作製(比較
例で使用)>下記の成分を夫々混合、撹拌して、イエロ
ー、マゼンタ、シアンの3色からなる比較用のインクセ
ットC−5を作製した。尚、インク中の水の量は、総量
が100部となる様に、調整した。 (イエローインク) ・C.I.ベーシックイエロー 19 2.5部 ・チオジグリコール 10部 ・イソプロピルアルコール 3部 ・アセチレノールEH(川研ファインケミカル製) 1部 ・水 残部
【0075】(マゼンタインク)染料をC.I.ベーシ
ックレッド 12;2.5部に変えた以外はイエローイ
ンクと同じ組成。 (シアンインク)染料をC.I.ベーシックブルー
3;3.0部に変えた以外はイエローインクと同じ組
成。
【0076】実施例1〜実施例10及び比較例1〜比較
例4 上記で得られた黒色インクB−1及びB−2と、カラー
インクセットC−1〜C−5とを下記表1に示した組み
合わせで用い、市販のコピー用紙、ボンド紙にインクジ
ェット記録方式によって記録を行い、得られた画像につ
いて、夫々評価を行った。
【0077】表1 黒インクとカラーインクセットの組
み合わせ
【0078】インクジェット記録装置としては、撥水剤
サイトップ(商品名、旭硝子社製)でノズル表面(フェ
イス面)を処理した、記録信号に応じた熱エネルギーを
付与することによりインクを吐出させる、オンデマンド
型マルチ記録ヘッドを有する記録装置を用いた。ここで
用いた記録ヘッドは360dpiの記録密度を有し、駆
動条件としては駆動周波数5kHzとした。液滴の1ド
ットあたりの吐出量は、カラーインク(イエロー、マゼ
ンタ、シアン)は40pl、黒色インクは80plとし
て印字をした。又、印字テストの際の環境条件は、25
℃/55%RHに統一して行った。
【0079】[評価方法]得られた記録画像についての
評価は、以下の方法で及び基準で行った。結果を夫々表
2に示した。 ブラックインクとカラーインク間の境界滲み ブラックインクとイエロー、マゼンタ、シアンの何れか
の色のベタ部を隣接して印字し、色の境界部で生じるブ
リーディングの程度を目視により観察した。評価基準と
しては、ブリーディングが実用上問題ないレベルにある
ものを○とし、それ以下のレベルのものを×とした。
【0080】 ブラックインクの画像濃度 −A ブラックインク単独印字の際の画像濃度 ブラックインクを用いて、ベタ画像を印字し、12時間
放置後の画像について反射濃度を反射濃度計マクベスR
D915(マクベス社製)にて測定した。評価基準は以
下の通りである。 ◎:反射濃度が、1.30以上 ○:反射濃度が、1.25〜1.29 △:反射濃度が、1.15〜1.24 ×:反射濃度が、1.14以下 −B ブラックインクとカラーインクの混色時の画像
濃度 黒色インクのベタ画像を印字する際に、黒色インクのみ
で印字した場合と、黒色の画像を形成する領域と同じ領
域に、先にイエローインクを下打ちしておき、その上に
黒色インクを印字して黒色の画像を形成た。この画像を
12時間放置後、反射濃度を反射濃度計マクベスRD9
15(マクベス社製)にて測定した。評価基準は−A
の場合と同じである。
【0081】 黒色インクの印字品位 −A 黒色インクの単印字品位 黒色インクを用いて、英数文字を印字し、目視にて評価
した。フェザリングが目立たないものを○として、それ
以下のレベルのものを×とした。 −B ブラック画像の下にイエローインクを下打ちし
た際の印字品位 ブラックインクとイエローインクを同一点上に重ね打ち
した際の画像の印字品位を目視で評価した。フェザリン
グが目立たないものを○として、それ以下のレベルのも
のを×とした。
【0082】表2 評価結果
【0083】
【発明の効果】以上、説明した様に本発明によれば、黒
色インクと黒色以外の色のカラーインクをほぼ同時に重
ね打ちしたり、或いは何れかのインクが被記録材上で乾
燥状態になる前に、その色と異なるインクを隣接させて
打ち込んだ場合の混色を抑制することができるので、不
定形な線太りによるフェザリングや、隣接する異色間の
境界滲みを軽減することが可能となり、鮮明なカラー画
像を形成し得るインクジェット記録方法及びインクセッ
トが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置のヘッドの縦断面図で
ある。
【図2】インクジェット記録装置のヘッドの横断面図で
ある。
【図3】図1に示したヘッドをマルチ化したヘッドの外
観斜視図である。
【図4】インクジェット記録装置の一例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
13:ヘッド 14:インク溝 15:発熱ヘッド 16:保護膜 17:アルミニウム電極 18:発熱抵抗体層 19:蓄熱層 20:基板 21:インク 22:吐出オリフィス(微細孔) 23:メニスカス 24:インク小滴 25:被記録材 26:マルチ溝 27:ガラス板 28:発熱ヘッド 51:給紙部 52:紙送りローラー 53:排紙ローラー 61:ブレード 62:キャップ 63:インク吸収体 64:吐出回復部 65:記録ヘッド 66:キャリッジ 67:ガイド軸 68:モーター 69:ベルト

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 黒色を含む少なくとも3色以上のインク
    の組み合わせを用い、これらのインクをインクジェット
    方式によって被記録材に付与してカラー画像を記録する
    インクジェット記録方法において、黒色インクが少なく
    ともカチオン性化合物と顔料とを含み、且つ黒色以外の
    色のカラーインクが少なくともアニオン性染料を、又は
    少なくともアニオン性化合物と顔料とを含んでいること
    を特徴とするインクジェット記録方法。
  2. 【請求項2】 黒色インク中に、少なくともカチオン解
    離基を有する高分子分散剤で分散された顔料が含有され
    ている請求項1に記載のインクジェット記録方法。
  3. 【請求項3】 黒色インク中に、少なくともカチオン性
    解離基を有する高分子分散剤で分散された顔料と、カチ
    オン性化合物とが含有されている請求項1に記載のイン
    クジェット記録方法。
  4. 【請求項4】 黒色以外の色のカラーインク中に、少な
    くともアニオン性解離基を有する高分子分散剤で分散さ
    れた顔料が含有されている請求項1に記載のインクジェ
    ット記録方法。
  5. 【請求項5】 黒色以外のカラーインク中に、少なくと
    もアニオン性解離基を有する高分子分散剤で分散された
    顔料と、アニオン性化合物とが含有されている請求項1
    に記載のインクジェット記録方法。
  6. 【請求項6】 黒色以外のカラーインク中に、少なくと
    もアニオン性染料と、アニオン性化合物とが含まれてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記
    録方法。
  7. 【請求項7】 カラー画像の黒色部分の画像を形成する
    際に、被記録材の黒色部分の画像形成領域に、先ず黒色
    以外のカラーインクを付与した後、黒色インクを付与し
    て画像を形成する請求項1に記載のインクジェット記録
    方法。
  8. 【請求項8】 同一の被記録材に対するインクの付与後
    の乾燥時間が、黒色以外のカラーインクの印字後の乾燥
    時間よりも黒色インクの付与後の乾燥時間の方が長い請
    求項1に記載のインクジェット記録方法。
  9. 【請求項9】 インクジェット方式が、熱エネルギーを
    利用したインクジェット方式である請求項1に記載のイ
    ンクジェット記録方法。
  10. 【請求項10】 黒色を含む少なくとも3色以上のイン
    クの組み合わせからなるインクセットにおいて、黒色イ
    ンク中に少なくともカチオン性化合物と顔料とが含ま
    れ、且つ黒色以外の色のカラーインク中に少なくともア
    ニオン性染料、又はアニオン性化合物と顔料とが含有さ
    れていることを特徴とするインクセット。
  11. 【請求項11】 カラーインクがイエロー、マゼンタ、
    シアン、レッド、ブルー及びグリーンの各色インク群か
    ら選ばれる請求項10に記載のインクセット。
  12. 【請求項12】 カラーインクがイエロー、マゼンタ及
    びシアンの3色のインクである請求項10に記載のイン
    クセット。
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