JPH0699833B2 - 電気めつきテ−プおよびそれの使用方法 - Google Patents
電気めつきテ−プおよびそれの使用方法Info
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- JPH0699833B2 JPH0699833B2 JP60158477A JP15847785A JPH0699833B2 JP H0699833 B2 JPH0699833 B2 JP H0699833B2 JP 60158477 A JP60158477 A JP 60158477A JP 15847785 A JP15847785 A JP 15847785A JP H0699833 B2 JPH0699833 B2 JP H0699833B2
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- tape
- abrasive particles
- segment
- tape segment
- adhesive
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D15/00—Electrolytic or electrophoretic production of coatings containing embedded materials, e.g. particles, whiskers, wires
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D5/00—Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
- C25D5/02—Electroplating of selected surface areas
- C25D5/022—Electroplating of selected surface areas using masking means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D11/00—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
- F01D11/08—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator
- F01D11/12—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator using a rubstrip, e.g. erodible. deformable or resiliently-biased part
- F01D11/122—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator using a rubstrip, e.g. erodible. deformable or resiliently-biased part with erodable or abradable material
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/44—Free-space packings
- F16J15/445—Free-space packings with means for adjusting the clearance
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、固定部材と可動部材との間におけるラビリン
スシールの歯のごとき物体表面に研摩粒子を付着させる
技術に関するものである。更に詳しく言えば、本発明は
かかる物体表面に研摩粒子を付着させるために使用され
る改良されたテープおよびそれの使用方法に関する。
スシールの歯のごとき物体表面に研摩粒子を付着させる
技術に関するものである。更に詳しく言えば、本発明は
かかる物体表面に研摩粒子を付着させるために使用され
る改良されたテープおよびそれの使用方法に関する。
関連出願の説明 本願は、それと同時に提出された「表面への研摩粒子付
着方法およびそのための部材」と称する米国特許出願第
633,741号に関連するものである。
着方法およびそのための部材」と称する米国特許出願第
633,741号に関連するものである。
発明の背景 ガスタービンエンジン業界において周知の通り、運転の
効率は空気や燃焼生成物のごとき圧縮流体が相対的に回
転する部材間の隙間を通って漏れ出る程度に少なくとも
部分的に依存するものである。たとえば回転車輪または
円胴と固定支持構造物との間の隙間は、一定の温度下で
特定の限界内に留まるように設計することができる。し
かしながら、ガスタービンエンジンが始動してから様々
な運転状態を経て停止に至るまでには温度が様々に変動
するから、構造材料の種類、形状および質量の違いのご
とき因子に基づいて熱による複雑かつ不均一な膨張や収
縮が起こるのである。このような望ましくない漏れを低
減させるため、幾つかの機構が報告されている。
効率は空気や燃焼生成物のごとき圧縮流体が相対的に回
転する部材間の隙間を通って漏れ出る程度に少なくとも
部分的に依存するものである。たとえば回転車輪または
円胴と固定支持構造物との間の隙間は、一定の温度下で
特定の限界内に留まるように設計することができる。し
かしながら、ガスタービンエンジンが始動してから様々
な運転状態を経て停止に至るまでには温度が様々に変動
するから、構造材料の種類、形状および質量の違いのご
とき因子に基づいて熱による複雑かつ不均一な膨張や収
縮が起こるのである。このような望ましくない漏れを低
減させるため、幾つかの機構が報告されている。
かかる機構の一例は、1979年4月10日付のゼラーイ、フ
ェアバンクスおよびメイグリー(Zelahy,Fairbanks &
Maegly)の米国特許第4148494号明細書中に記載されて
いる。なお、この特許明細書の記載内容は引用によって
本明細書中に併合されるものとする。この機構において
は、相対的に運動する対向面(たとえば車軸または円胴
の表面)と協働すべき突起(たとえばラビリンスシール
の歯)上に研摩粒子が設置される。かかる研摩粒子は、
上記の対向面に接触した場合にその表面から材料を削り
取り、それにより相対的に運動する部材間の隙間を最小
にして漏れを低減させるために役立つ。
ェアバンクスおよびメイグリー(Zelahy,Fairbanks &
Maegly)の米国特許第4148494号明細書中に記載されて
いる。なお、この特許明細書の記載内容は引用によって
本明細書中に併合されるものとする。この機構において
は、相対的に運動する対向面(たとえば車軸または円胴
の表面)と協働すべき突起(たとえばラビリンスシール
の歯)上に研摩粒子が設置される。かかる研摩粒子は、
上記の対向面に接触した場合にその表面から材料を削り
取り、それにより相対的に運動する部材間の隙間を最小
にして漏れを低減させるために役立つ。
かかる研摩粒子を表面または突起(たとえばラビリンス
シールの歯)に付着させるための公知方法の1つは、電
解液浴中の結合母材および粒子を所定の表面上に同時沈
着させるというものである。かかる方法の一態様に従え
ば、研摩粒子を電解液中に懸濁しかつ所定の表面上に金
属母材を粒子と共に沈着させることにより、かかる表面
上に粒子が結合捕捉される。
シールの歯)に付着させるための公知方法の1つは、電
解液浴中の結合母材および粒子を所定の表面上に同時沈
着させるというものである。かかる方法の一態様に従え
ば、研摩粒子を電解液中に懸濁しかつ所定の表面上に金
属母材を粒子と共に沈着させることにより、かかる表面
上に粒子が結合捕捉される。
このような目的のために使用し得る研摩粒子としては、
酸化物、窒化物、炭化物、ケイ化物などが挙げられる。
しばしば使用される材料の典型例は、酸化アルミニウ
ム、ダイアモンドおよび立方晶系窒化ホウ素である。特
に最後の材料は、ボラゾン(Borazon)として商業的に
入手可能である。かかる材料の中には比較的安価なもの
もあるが、ダイヤモンドおよび特にボラゾンのごとき材
料は極めて高価である。公知の方法を使用した場合に
は、かかる高価な材料の著しい損失や浪費が生じること
がある。
酸化物、窒化物、炭化物、ケイ化物などが挙げられる。
しばしば使用される材料の典型例は、酸化アルミニウ
ム、ダイアモンドおよび立方晶系窒化ホウ素である。特
に最後の材料は、ボラゾン(Borazon)として商業的に
入手可能である。かかる材料の中には比較的安価なもの
もあるが、ダイヤモンドおよび特にボラゾンのごとき材
料は極めて高価である。公知の方法を使用した場合に
は、かかる高価な材料の著しい損失や浪費が生じること
がある。
発明の概要 本発明の目的の1つは、研摩粒子の使用量を節約しなが
ら突起の先端または端面に研摩粒子を付着させるための
改良された方法を提供することにある。
ら突起の先端または端面に研摩粒子を付着させるための
改良された方法を提供することにある。
また、かかる方法において使用するため、研摩粒子を担
持しかつ未使用の粒子の比較的容易な回収を可能にする
改良された電気めっきテープを提供することも本発明の
目的の1つである。
持しかつ未使用の粒子の比較的容易な回収を可能にする
改良された電気めっきテープを提供することも本発明の
目的の1つである。
更にまた、テープの一断面をマスキング部材として使用
しながら別の断片から研摩粒子を付着させるために役立
つ多目的の電気めっきテープを提供することも本発明の
目的の1つである。
しながら別の断片から研摩粒子を付着させるために役立
つ多目的の電気めっきテープを提供することも本発明の
目的の1つである。
上記およびその他の目的や利点は、添付の図面を参照し
ながら以下の詳細な説明および実施例を読めば一層明確
に理解されよう。なお、後述の実施例はいずれも本発明
を例示するためのものであって、決して本発明の範囲を
制限するものではない。
ながら以下の詳細な説明および実施例を読めば一層明確
に理解されよう。なお、後述の実施例はいずれも本発明
を例示するためのものであって、決して本発明の範囲を
制限するものではない。
本発明の一側面に従って簡単に述べれば、第1の物体表
面に特定の研摩粒子を付着させるための改良方法が提供
される。かかる方法に従えば、研摩粒子を担持する非導
電性の第1テープ断片が所定の物体表面上に配置され
る。かかる第1テープ断片は、それを通して電着電流お
よび電解液の通過を許す程度に大きいが、しかし第1テ
ープ断片上に担持されるべき研摩粒子のサイズよりは小
さい細孔、気孔または開口(以後は単に「細孔」と呼
ぶ)を有している。第1テープ断片に研摩粒子を結合し
ているのは第1テープ断片の作用面上に配置された接着
材であって、かかる接着剤は相対的に低いレベルの粘着
力および上記と同様な細孔を有している。ここで言う
「相対的に低いレベルの粘着力」とは、物体表面に研摩
粒子を固定する被膜と研摩粒子との間に生じる結合力よ
りも弱い結合力を接着剤と研摩粒子との間に生じるよう
な粘着力レベルを意味する。すなわち、研摩粒子は接着
剤により第1の結合力をもって担持されている。このよ
うにして第1テープ断片を配置した後、第1テープ断片
の縁端部分に第2テープ断片がたとえば互いに接触した
状態または重なり合った状態で配置される。この結果、
第1テープ断片および第2テープ断片を含む複合電気め
っきテープが得られることになる。かかる第2テープ断
片は、電解液および電着電流に対して実質的に不透過性
を示し、かつ研摩粒子を結合すべき所定の物体表面に隣
接した物体表面との間に一時的な結合力を付与するため
の接着剤を作用面上に有している。
面に特定の研摩粒子を付着させるための改良方法が提供
される。かかる方法に従えば、研摩粒子を担持する非導
電性の第1テープ断片が所定の物体表面上に配置され
る。かかる第1テープ断片は、それを通して電着電流お
よび電解液の通過を許す程度に大きいが、しかし第1テ
ープ断片上に担持されるべき研摩粒子のサイズよりは小
さい細孔、気孔または開口(以後は単に「細孔」と呼
ぶ)を有している。第1テープ断片に研摩粒子を結合し
ているのは第1テープ断片の作用面上に配置された接着
材であって、かかる接着剤は相対的に低いレベルの粘着
力および上記と同様な細孔を有している。ここで言う
「相対的に低いレベルの粘着力」とは、物体表面に研摩
粒子を固定する被膜と研摩粒子との間に生じる結合力よ
りも弱い結合力を接着剤と研摩粒子との間に生じるよう
な粘着力レベルを意味する。すなわち、研摩粒子は接着
剤により第1の結合力をもって担持されている。このよ
うにして第1テープ断片を配置した後、第1テープ断片
の縁端部分に第2テープ断片がたとえば互いに接触した
状態または重なり合った状態で配置される。この結果、
第1テープ断片および第2テープ断片を含む複合電気め
っきテープが得られることになる。かかる第2テープ断
片は、電解液および電着電流に対して実質的に不透過性
を示し、かつ研摩粒子を結合すべき所定の物体表面に隣
接した物体表面との間に一時的な結合力を付与するため
の接着剤を作用面上に有している。
物体表面を清浄にした後、第1テープ断片の作用面上に
担持された研摩粒子が上記のようにして接触保持され
る。次いで、第1テープ断片および接触剤の細孔を通し
て物体表面上およびそれに接触した研摩粒子の周囲に金
属被膜を電着させることにより、金属被膜と研摩粒子と
の間に生じる、第1の結合力より強い第2の結合力をも
って研摩粒子が物体表面に結合される。その後、物体表
面に結合されなかった研摩粒子を含め両方のテープ断片
を第1の弱い結合力の位置で引き剥がせば、第2の強い
結合力をもって結合された研摩粒子は物体表面上に保持
されることになる。
担持された研摩粒子が上記のようにして接触保持され
る。次いで、第1テープ断片および接触剤の細孔を通し
て物体表面上およびそれに接触した研摩粒子の周囲に金
属被膜を電着させることにより、金属被膜と研摩粒子と
の間に生じる、第1の結合力より強い第2の結合力をも
って研摩粒子が物体表面に結合される。その後、物体表
面に結合されなかった研摩粒子を含め両方のテープ断片
を第1の弱い結合力の位置で引き剥がせば、第2の強い
結合力をもって結合された研摩粒子は物体表面上に保持
されることになる。
本発明の別の側面に従えば、上記のごとき非導電性の複
合電気めっきテープが提供される。
合電気めっきテープが提供される。
好適な実施の態様の説明 本発明は、熱による膨張および収縮の程度の差がより極
端であるような、ガスタービンエンジンの高温部分にお
いて動作する部品に関連して特に有用である。とは言
え、相対的に運動する部品間における漏れの問題はガス
タービンエンジンのその他の部品(たとえば、圧縮機の
部品、各種のシール類、など)においても見られること
がある。本発明の対象となる各種のシール機構は、たと
えば、1962年12月11日付のデガ(Dega)の米国特許第30
68016号明細書、前述のゼラーイ等の米国特許明細書、1
970年11月11日付のマチュウズ(Matthews)等の米国特
許第3537713号明細書などの文献中に記載されている。
端であるような、ガスタービンエンジンの高温部分にお
いて動作する部品に関連して特に有用である。とは言
え、相対的に運動する部品間における漏れの問題はガス
タービンエンジンのその他の部品(たとえば、圧縮機の
部品、各種のシール類、など)においても見られること
がある。本発明の対象となる各種のシール機構は、たと
えば、1962年12月11日付のデガ(Dega)の米国特許第30
68016号明細書、前述のゼラーイ等の米国特許明細書、1
970年11月11日付のマチュウズ(Matthews)等の米国特
許第3537713号明細書などの文献中に記載されている。
第1図は、かかる機構の一例を示す部分断面斜視図であ
る。回転部材10は固定部材または囲い板(シュラウド)
14のごとき対向面と相対的に運動しながらシール機構を
形成する複数の歯12を有しているが、かかる歯12上に特
定の研摩粒子を付着させることが所望されるのである。
このような構造物は、ガスタービンエンジンにおいて使
用されているような形式のラビリンスシールを表わして
いる。次の第2図はかかる歯12の先端部分16を示す拡大
部分断面図であって、それの第1の物体表面17には電着
された金属被膜20によって研摩粒子18が結合されてい
る。なお、第1の物体表面17に隣接する第2の物体表面
19は研摩粒子18を実質的に有しないことが意図されてい
る。
る。回転部材10は固定部材または囲い板(シュラウド)
14のごとき対向面と相対的に運動しながらシール機構を
形成する複数の歯12を有しているが、かかる歯12上に特
定の研摩粒子を付着させることが所望されるのである。
このような構造物は、ガスタービンエンジンにおいて使
用されているような形式のラビリンスシールを表わして
いる。次の第2図はかかる歯12の先端部分16を示す拡大
部分断面図であって、それの第1の物体表面17には電着
された金属被膜20によって研摩粒子18が結合されてい
る。なお、第1の物体表面17に隣接する第2の物体表面
19は研摩粒子18を実質的に有しないことが意図されてい
る。
本発明の一特徴に従えば、第3図に示されるような改良
された電気めっきテープが提供される。かかる電気めっ
きテープは、第4図に一層詳細に示されるような第1テ
ープ断片22および第1テープ断片の縁端部分26に配置さ
れた少なくとも1個の第2テープ断片24から成ってい
る。たとえば、第2テープ断片24は縁端部分26に重なり
合うか、あるいは縁端部分26に接触していれば好都合で
ある。第4図に示されるごとくに第1テープ断片22は、
非導電性のテープ基材28、テープ基材28の作用面上に配
置されかつ相対的に低いレベルの粘着力を有する接着剤
30の薄い多孔層、および接着剤30によって担持された多
数の研摩粒子18から成っている。かかる第1テープ断片
を製造するには、第1テープ断片の接着剤上に研摩粒子
を撒き散らし、次いで付着しない過剰の研摩粒子を振り
落とせばよい。
された電気めっきテープが提供される。かかる電気めっ
きテープは、第4図に一層詳細に示されるような第1テ
ープ断片22および第1テープ断片の縁端部分26に配置さ
れた少なくとも1個の第2テープ断片24から成ってい
る。たとえば、第2テープ断片24は縁端部分26に重なり
合うか、あるいは縁端部分26に接触していれば好都合で
ある。第4図に示されるごとくに第1テープ断片22は、
非導電性のテープ基材28、テープ基材28の作用面上に配
置されかつ相対的に低いレベルの粘着力を有する接着剤
30の薄い多孔層、および接着剤30によって担持された多
数の研摩粒子18から成っている。かかる第1テープ断片
を製造するには、第1テープ断片の接着剤上に研摩粒子
を撒き散らし、次いで付着しない過剰の研摩粒子を振り
落とせばよい。
非導電性のテープ基材28は、電着電流および電解液の通
過を許す程度に大きいが、しかし接着剤30によって担持
された研摩粒子18のサイズよりは小さい細孔32を有して
いる。テープ基材28の多孔度が生じるのは、上述のとお
り電着電流および電解質が通過しうるように、テープ基
材が非導電性繊維性材料の不織布またはマットでできて
いるからである。機械的に多孔度を導入した繊維織物を
他の提要とすることができる。かかる多孔質テープの好
適な実施としては、スリーエム・カンパニー(3M Compa
ny)からスコッチ(Scotch)銘柄のNo.YR−394通気テー
プとして商業的に入手可能なものが挙げられる。このテ
ープは、表面上に合成エラストマー系接着剤の薄い多孔
層を有する混紡繊維の柔軟な不織布である。それの接着
剤は、米国材料試験協会(ASTM)の試験法D−3330に従
って試験した場合、鋼に対して幅1インチ当り1〜2オ
ンスという低いレベルの粘着力を有している。ラビリン
スシールの歯12の場合のごとく、湾曲した表面またはか
なり複雑な形状の表面の輪郭に沿って配置することが所
望される用途に対して、かかる柔軟なテープが好適であ
る。とは言え、平面度の高い表面やあまり複雑でない表
面に対して使用する場合には、より硬質の非導電性多孔
質テープを本発明のテープとして使用し得ることは勿論
である。
過を許す程度に大きいが、しかし接着剤30によって担持
された研摩粒子18のサイズよりは小さい細孔32を有して
いる。テープ基材28の多孔度が生じるのは、上述のとお
り電着電流および電解質が通過しうるように、テープ基
材が非導電性繊維性材料の不織布またはマットでできて
いるからである。機械的に多孔度を導入した繊維織物を
他の提要とすることができる。かかる多孔質テープの好
適な実施としては、スリーエム・カンパニー(3M Compa
ny)からスコッチ(Scotch)銘柄のNo.YR−394通気テー
プとして商業的に入手可能なものが挙げられる。このテ
ープは、表面上に合成エラストマー系接着剤の薄い多孔
層を有する混紡繊維の柔軟な不織布である。それの接着
剤は、米国材料試験協会(ASTM)の試験法D−3330に従
って試験した場合、鋼に対して幅1インチ当り1〜2オ
ンスという低いレベルの粘着力を有している。ラビリン
スシールの歯12の場合のごとく、湾曲した表面またはか
なり複雑な形状の表面の輪郭に沿って配置することが所
望される用途に対して、かかる柔軟なテープが好適であ
る。とは言え、平面度の高い表面やあまり複雑でない表
面に対して使用する場合には、より硬質の非導電性多孔
質テープを本発明のテープとして使用し得ることは勿論
である。
前述の通り、第1テープ断片22の接着剤30は電着電流お
よび電解液の通過を許す程度に多孔質のものでなければ
ならない。また、それの粘着カレベルは、電着された金
属被膜によって研摩粒子18が物体表面(たとえば、第2
図に示された歯12の先端部分16の表面)に結合された後
に研摩粒子18からテープおよび接着剤を除去し得る程度
に低いものでなければならない。商業的に入手可能なス
コッチ銘柄のNo.YR−394通気テープは、表面上にこのよ
うな接着性の多孔層を有している。
よび電解液の通過を許す程度に多孔質のものでなければ
ならない。また、それの粘着カレベルは、電着された金
属被膜によって研摩粒子18が物体表面(たとえば、第2
図に示された歯12の先端部分16の表面)に結合された後
に研摩粒子18からテープおよび接着剤を除去し得る程度
に低いものでなければならない。商業的に入手可能なス
コッチ銘柄のNo.YR−394通気テープは、表面上にこのよ
うな接着性の多孔層を有している。
本発明において使用されかつ第4図に示される非導電性
の第1テープ断片は、上記のごとく、電着電流および電
解液の通過を許す程度に大きいが、しかしテープ上の研
摩粒子のサイズよりは小さい細孔を有する非導電性のテ
ープを基材とするものである。かかる第1テープ断片の
作用面上には、相対的に低いレベルの粘着力を有する接
着剤の多孔層が配置されている。第1テープ断片はま
た、後続の工程において金属被膜と研摩粒子との間に生
じる結合力よりも弱い結合力(以後は「第1の結合力」
と呼ぶ)をもって接着剤により担持された研摩粒子をも
含んでいる。なお、後続の工程において生じる結合力は
以後「第2の結合力」と呼ぶものとする。
の第1テープ断片は、上記のごとく、電着電流および電
解液の通過を許す程度に大きいが、しかしテープ上の研
摩粒子のサイズよりは小さい細孔を有する非導電性のテ
ープを基材とするものである。かかる第1テープ断片の
作用面上には、相対的に低いレベルの粘着力を有する接
着剤の多孔層が配置されている。第1テープ断片はま
た、後続の工程において金属被膜と研摩粒子との間に生
じる結合力よりも弱い結合力(以後は「第1の結合力」
と呼ぶ)をもって接着剤により担持された研摩粒子をも
含んでいる。なお、後続の工程において生じる結合力は
以後「第2の結合力」と呼ぶものとする。
第3図の改良された電気めっきテープの第2テープ断片
24は、非導電性を示すと同時に、電解液および電着電流
に対して実質的に不透過性を示す。それ故、電気めっき
に際しては、第2テープ断片24はマスキング部材として
作用し得る。従って、第2テープ断片24としては商業的
に入手可能な通常の電気めっき用マスキングテープを使
用するのが簡便である。かかるマスキングテープの実例
としては、フローメル(Flormel)♯216テープおよびス
リーエム(3M)♯851テープとして市販されているもの
が挙げられる。物体表面への付着に際して第1テープ断
片22の研摩粒子担持面に隣接する第2テープ断片24の作
用面25は、物体表面に第2テープ断片24を剥離可能に保
持するための感圧接着剤27を含んでいる。
24は、非導電性を示すと同時に、電解液および電着電流
に対して実質的に不透過性を示す。それ故、電気めっき
に際しては、第2テープ断片24はマスキング部材として
作用し得る。従って、第2テープ断片24としては商業的
に入手可能な通常の電気めっき用マスキングテープを使
用するのが簡便である。かかるマスキングテープの実例
としては、フローメル(Flormel)♯216テープおよびス
リーエム(3M)♯851テープとして市販されているもの
が挙げられる。物体表面への付着に際して第1テープ断
片22の研摩粒子担持面に隣接する第2テープ断片24の作
用面25は、物体表面に第2テープ断片24を剥離可能に保
持するための感圧接着剤27を含んでいる。
次に、本発明の方法を一実施例に関連して説明する。こ
の実施例は、1971年4月27日付のバーカー(Barker)等
の米国特許第3576681号明細書中に詳しく記載されかつ
時にはルネ(Rene′)95超合金とも呼ばれるニッケル基
合金から成るガスタービンエンジン用環状ラビリンスシ
ール部材に関連するものである。かかる環状ラビリンス
シール部材は、第1図に関連して上記に説明されたよう
な歯12を有している。かかる歯12、特に第2図に示され
たそれの先端部分16に対し、後続の工程において電着さ
れる金属被膜の密着を可能にするための清浄操作が施さ
れる。かかる清浄操作としては、乾燥もしくは懸濁研摩
粒子を用いて表面を衝撃する蒸気または空気ブラスト法
による機械的研摩を使用することができる。実際には、
たとえば蒸気ブラスト処理を施した後、水洗および風乾
を行えばよい。使用可能なその他の清浄操作としては、
超音波水洗、(たとえば酸浴中においての物体表面の陽
極処理または陰極処理による)電解研摩、などが挙げら
れる。様々な組合せの工程から成る現行の清浄操作のい
ずれを選択すべきかは、研摩粒子を付着させるべき物体
表面の状態および種類に応じて決定すればよい。
の実施例は、1971年4月27日付のバーカー(Barker)等
の米国特許第3576681号明細書中に詳しく記載されかつ
時にはルネ(Rene′)95超合金とも呼ばれるニッケル基
合金から成るガスタービンエンジン用環状ラビリンスシ
ール部材に関連するものである。かかる環状ラビリンス
シール部材は、第1図に関連して上記に説明されたよう
な歯12を有している。かかる歯12、特に第2図に示され
たそれの先端部分16に対し、後続の工程において電着さ
れる金属被膜の密着を可能にするための清浄操作が施さ
れる。かかる清浄操作としては、乾燥もしくは懸濁研摩
粒子を用いて表面を衝撃する蒸気または空気ブラスト法
による機械的研摩を使用することができる。実際には、
たとえば蒸気ブラスト処理を施した後、水洗および風乾
を行えばよい。使用可能なその他の清浄操作としては、
超音波水洗、(たとえば酸浴中においての物体表面の陽
極処理または陰極処理による)電解研摩、などが挙げら
れる。様々な組合せの工程から成る現行の清浄操作のい
ずれを選択すべきかは、研摩粒子を付着させるべき物体
表面の状態および種類に応じて決定すればよい。
歯12の表面を清浄にした後、第4図に関連して説明され
たごとくボラゾン(立方晶系窒化ホウ素)研摩粒子を担
持したスコッチNo.YR−394通気テープから成る第1テー
プ断片22が、第5図に示されるごとく歯12の先端部分16
に沿って配置される。その際には、たとえば加圧によ
り、研摩粒子18および接着剤30が歯12の表面に接触して
付着するようにすればよい。歯12の先端部分16に沿って
配置された第1テープ断片22はまた、環状ラビリンスシ
ール部材10の円周方向にも伸びている。次いで、上記の
ごとき市販の電気めっき用マスキングテープから成る1
対の第2テープ断片34が接着剤を歯12の表面に向けて配
置される。その際には、第2テープ断片34が第1テープ
断片22に端部26で隣接するようにすればよいが、第5図
に示されるごとく第1テープ断片22に重なり合うように
することが好ましい。このようにして第2テープ断片34
を配置すれば、第1テープ断片22の縁端部分26が保持さ
れると共に、歯12の先端部分16から遠い部分はマスキン
グを受けることになる。その後、たとえばマイクロシー
ルド(Micro Shield)絶縁材として商業的に入手可能で
あるような、電気めっき業界において常用されているマ
スキングラッカ36が環状ラビリンスシール10の残部に塗
布される。なお、電気めっき業界において使用されてい
るその他のマスキング材料を使用することも可能であ
る。以上の結果、部材10を電気めっき装置内に導入し、
それによって研摩粒子18を先端部分16に結合する準備が
整ったことになる。
たごとくボラゾン(立方晶系窒化ホウ素)研摩粒子を担
持したスコッチNo.YR−394通気テープから成る第1テー
プ断片22が、第5図に示されるごとく歯12の先端部分16
に沿って配置される。その際には、たとえば加圧によ
り、研摩粒子18および接着剤30が歯12の表面に接触して
付着するようにすればよい。歯12の先端部分16に沿って
配置された第1テープ断片22はまた、環状ラビリンスシ
ール部材10の円周方向にも伸びている。次いで、上記の
ごとき市販の電気めっき用マスキングテープから成る1
対の第2テープ断片34が接着剤を歯12の表面に向けて配
置される。その際には、第2テープ断片34が第1テープ
断片22に端部26で隣接するようにすればよいが、第5図
に示されるごとく第1テープ断片22に重なり合うように
することが好ましい。このようにして第2テープ断片34
を配置すれば、第1テープ断片22の縁端部分26が保持さ
れると共に、歯12の先端部分16から遠い部分はマスキン
グを受けることになる。その後、たとえばマイクロシー
ルド(Micro Shield)絶縁材として商業的に入手可能で
あるような、電気めっき業界において常用されているマ
スキングラッカ36が環状ラビリンスシール10の残部に塗
布される。なお、電気めっき業界において使用されてい
るその他のマスキング材料を使用することも可能であ
る。以上の結果、部材10を電気めっき装置内に導入し、
それによって研摩粒子18を先端部分16に結合する準備が
整ったことになる。
接着剤30によって第1テープ断片22上に担持された研摩
粒子18が第5図に示されるごとく歯12の表面に接触保持
されるという構成の結果、第1テープ断片およびそれの
接触剤の細孔を通して歯12の表面上およびそれに接触し
た研摩粒子18の周囲に金属被膜を電着させることが可能
となる。かかる金属被膜により、研摩粒子18は第2の結
合力をもって歯12の表面に結合される。第2の結合力と
は金属被膜と研摩粒子18との間に生じる結合力であっ
て、これは研摩粒子18と接触剤30との間に存在する第1
の結合力よりも強いものである。
粒子18が第5図に示されるごとく歯12の表面に接触保持
されるという構成の結果、第1テープ断片およびそれの
接触剤の細孔を通して歯12の表面上およびそれに接触し
た研摩粒子18の周囲に金属被膜を電着させることが可能
となる。かかる金属被膜により、研摩粒子18は第2の結
合力をもって歯12の表面に結合される。第2の結合力と
は金属被膜と研摩粒子18との間に生じる結合力であっ
て、これは研摩粒子18と接触剤30との間に存在する第1
の結合力よりも強いものである。
本実施例において使用される電気めっき装置の略図を第
6図に示す。電気めっき装置38は、電解液槽または容器
44内に電解液40および陽極42を含んでいる。かかる装置
はまた整流器46のごとき直流電源をも含んでいて、それ
の正端子は陽極42に接続されている。更に、直流電源の
負端子は可動支持部材48を介して導電性物体(本実施例
においてはガスタービンエンジン用ラビリンスシール部
材50)に接続されている。
6図に示す。電気めっき装置38は、電解液槽または容器
44内に電解液40および陽極42を含んでいる。かかる装置
はまた整流器46のごとき直流電源をも含んでいて、それ
の正端子は陽極42に接続されている。更に、直流電源の
負端子は可動支持部材48を介して導電性物体(本実施例
においてはガスタービンエンジン用ラビリンスシール部
材50)に接続されている。
上記のごとき清浄操作および前処理を施された部材50
は、第6図に示されるごとく、歯12の先端部分16に研摩
粒子18を接触させた状態で電解液40中に浸漬保持され
る。部材50を整流器46の負端子に接続して適当な電着電
流を印加すれば部材50は陰極として作用し、そして電解
液40中において陽極42として作用することになる。その
結果、研摩粒子18の周囲には電解液から金属被膜が電着
され、それによって上記のごとき第2の結合力が得られ
る。かかる第2の結合力は研摩粒子18と接着剤30との間
に存在する第1の結合力よりも強いから、引続いて歯12
の先端部分16から第1テープ断片22を引き剥がした場
合、電着された金属被膜によって歯12の表面に結合され
た研摩粒子18は第1テープ断片22から分離することにな
る。このようにして、物体表面に付着した研摩粒子が得
られるのである。
は、第6図に示されるごとく、歯12の先端部分16に研摩
粒子18を接触させた状態で電解液40中に浸漬保持され
る。部材50を整流器46の負端子に接続して適当な電着電
流を印加すれば部材50は陰極として作用し、そして電解
液40中において陽極42として作用することになる。その
結果、研摩粒子18の周囲には電解液から金属被膜が電着
され、それによって上記のごとき第2の結合力が得られ
る。かかる第2の結合力は研摩粒子18と接着剤30との間
に存在する第1の結合力よりも強いから、引続いて歯12
の先端部分16から第1テープ断片22を引き剥がした場
合、電着された金属被膜によって歯12の表面に結合され
た研摩粒子18は第1テープ断片22から分離することにな
る。このようにして、物体表面に付着した研摩粒子が得
られるのである。
歯12の表面に結合されないで第1テープ断片22上に残存
している研摩粒子は、第1テープ断片22から回収して再
使用することができる。かかる回収を行うためには、第
1テープ断片およびそれの接着剤を炉内において焼却す
ればよい。高価な研摩粒子の比較的薄い層の使用を可能
にする本発明の方法は、前述のごとく、電解液槽内の電
解液中に懸濁された遥かに多数の研摩粒子に物体表面
(たとえば歯12の先端部分16の表面)を接触させる公知
の方法に比べ顕著な改良をもたらすものである。
している研摩粒子は、第1テープ断片22から回収して再
使用することができる。かかる回収を行うためには、第
1テープ断片およびそれの接着剤を炉内において焼却す
ればよい。高価な研摩粒子の比較的薄い層の使用を可能
にする本発明の方法は、前述のごとく、電解液槽内の電
解液中に懸濁された遥かに多数の研摩粒子に物体表面
(たとえば歯12の先端部分16の表面)を接触させる公知
の方法に比べ顕著な改良をもたらすものである。
上記の実施例においては単一の電着金属被膜を述べた
が、それによって歯12の先端部分16の表面のごとき物体
表面に結合された研摩粒子18の周囲に更に金属を付着さ
せ得ることは言うまでもない。そのためには、たとえ
ば、追加の金属被膜を電着させたり、あるいは各種の溶
射または蒸着技術によって金属粒子を付着させたりすれ
ばよい。本発明に従って物体表面に結合された研摩粒子
18の周囲に所望量の材料を付着させた後、各種のマスキ
ング材料が除去される。かかるマスキング材料とは、第
2テープ断片34およびマスキングラッカ36である。
が、それによって歯12の先端部分16の表面のごとき物体
表面に結合された研摩粒子18の周囲に更に金属を付着さ
せ得ることは言うまでもない。そのためには、たとえ
ば、追加の金属被膜を電着させたり、あるいは各種の溶
射または蒸着技術によって金属粒子を付着させたりすれ
ばよい。本発明に従って物体表面に結合された研摩粒子
18の周囲に所望量の材料を付着させた後、各種のマスキ
ング材料が除去される。かかるマスキング材料とは、第
2テープ断片34およびマスキングラッカ36である。
本発明方法の別の態様に従えば、上記のごとき電着によ
る研摩粒子の結合が一層容易であるような表面を得るた
め、清浄操作後の物体表面(たとえば歯12の表面)に追
加の前処理を施すことができる。かかる前処理技術とし
ては、「ストライク」めっき、蒸着などが挙げられる。
本発明方法のかかる態様に従えば、第2の結合力をもた
らす上記のごとき金属被膜の電着を裸の物体表面にでは
なく前処理・被覆済みの物体表面に施すことができるの
である。
る研摩粒子の結合が一層容易であるような表面を得るた
め、清浄操作後の物体表面(たとえば歯12の表面)に追
加の前処理を施すことができる。かかる前処理技術とし
ては、「ストライク」めっき、蒸着などが挙げられる。
本発明方法のかかる態様に従えば、第2の結合力をもた
らす上記のごとき金属被膜の電着を裸の物体表面にでは
なく前処理・被覆済みの物体表面に施すことができるの
である。
本実施例の電気めっき装置においては、金属被覆を形成
させるためにホウ酸および湿潤剤を含む塩化ニッケル電
解液が使用される。第6図に示されるごとく、環状ラビ
リンスシール部材50は電解液中に完全に浸漬される。約
0.1アンペア/平方インチの電流密度で電着電流を印加
すれば、歯12のマスキングを受けない表面上およびそれ
に接触した研摩粒子の周囲にニッケルが被膜として電着
される。このようにして、ラビリンスシール部材50の所
定表面上に研摩粒子が結合されるのである。所望の厚さ
に達するまで電着を行った後、電解液槽44からラビリン
スシール部材50を引き上げることによってそれが電気め
っき装置から取り出される。次いで、歯12から第1テー
プ断片および第2テープ断片を引き剥がせばよい。とは
言え、この時点では第1テープ断片のみを除去し、そし
て下記のごとくに追加の被膜を設置することが一般に好
ましい。研摩粒子と歯との間の結合力は研摩粒子と第1
テープ断片との間の結合力よりも強いから、研摩粒子は
第1テープ断片から分離して歯の表面上に存続する。そ
の後、マスキングラッカが除去される。
させるためにホウ酸および湿潤剤を含む塩化ニッケル電
解液が使用される。第6図に示されるごとく、環状ラビ
リンスシール部材50は電解液中に完全に浸漬される。約
0.1アンペア/平方インチの電流密度で電着電流を印加
すれば、歯12のマスキングを受けない表面上およびそれ
に接触した研摩粒子の周囲にニッケルが被膜として電着
される。このようにして、ラビリンスシール部材50の所
定表面上に研摩粒子が結合されるのである。所望の厚さ
に達するまで電着を行った後、電解液槽44からラビリン
スシール部材50を引き上げることによってそれが電気め
っき装置から取り出される。次いで、歯12から第1テー
プ断片および第2テープ断片を引き剥がせばよい。とは
言え、この時点では第1テープ断片のみを除去し、そし
て下記のごとくに追加の被膜を設置することが一般に好
ましい。研摩粒子と歯との間の結合力は研摩粒子と第1
テープ断片との間の結合力よりも強いから、研摩粒子は
第1テープ断片から分離して歯の表面上に存続する。そ
の後、マスキングラッカが除去される。
本実施例においては、一層強固な結合力を得るため、研
摩粒子の周囲に追加の被膜を設置することが好ましい。
それ故、塩化ニッケル電解液からニッケルめっき被膜を
電着させた後、第1テープ断片のみが除去される。次い
で、歯の先端部分上に研摩粒子を担持するラビリンスシ
ール部材50が、金属ニッケル、ホウ酸および湿潤剤を含
むスルファミン酸ニッケル電解液の入った電気めっき装
置内に導入される。なお、他種のめっき被膜あるいはそ
れ以外の被膜を使用することもできる。本実施例におい
ては、約0.4アンペア/平方インチの電流密度下で追加
のニッケルめっき被膜を電着させた後、ラビリンスシー
ル部材50が電解液浴から取出されてリンスされる。次い
で、第2テープ断片およびマスキングラッカを含む全て
のマスキング材料が除去される。
摩粒子の周囲に追加の被膜を設置することが好ましい。
それ故、塩化ニッケル電解液からニッケルめっき被膜を
電着させた後、第1テープ断片のみが除去される。次い
で、歯の先端部分上に研摩粒子を担持するラビリンスシ
ール部材50が、金属ニッケル、ホウ酸および湿潤剤を含
むスルファミン酸ニッケル電解液の入った電気めっき装
置内に導入される。なお、他種のめっき被膜あるいはそ
れ以外の被膜を使用することもできる。本実施例におい
ては、約0.4アンペア/平方インチの電流密度下で追加
のニッケルめっき被膜を電着させた後、ラビリンスシー
ル部材50が電解液浴から取出されてリンスされる。次い
で、第2テープ断片およびマスキングラッカを含む全て
のマスキング材料が除去される。
本発明方法の別の実施例においては、第3および4図に
関連して上記に詳しく説明したような本発明の改良され
た電気めっきテープが使用される。かかるテープを用い
た場合には、第1テープ断片および第2テープ断片が一
緒に配置され、次いでマスキングラッカが塗布される。
関連して上記に詳しく説明したような本発明の改良され
た電気めっきテープが使用される。かかるテープを用い
た場合には、第1テープ断片および第2テープ断片が一
緒に配置され、次いでマスキングラッカが塗布される。
更に別の実施例においては、歯の先端部分を清浄にした
後、それの全体が電気めっき用マスキングテープで被覆
される。次いで、かかるマスキングテープを選択的に除
去することにより、研摩粒子を結合させるべき表面が露
出される。その後、かかる表面が上記のごとき第1テー
プ断片によって被覆される。
後、それの全体が電気めっき用マスキングテープで被覆
される。次いで、かかるマスキングテープを選択的に除
去することにより、研摩粒子を結合させるべき表面が露
出される。その後、かかる表面が上記のごとき第1テー
プ断片によって被覆される。
更に別の実施例において、第5図に関連して上記に記載
されたごとくにラビリンスシール部材の前処理が行われ
る。ただしこの場合には、マスキングラッカの塗布に先
立ち、第1テープ断片22を覆って保護部材が配置され
る。かかる保護部材としては、第2テープ断片には付着
するが第1テープ断片には付着しないようにするため、
へり部分にのみ接着剤を塗布したテープを使用すればよ
い。次いで、ラビリンスシール部材がマスキングラッカ
中に浸漬される。マスキングラッカの乾燥後、保護部材
を除去して多孔質の第1テープ断片22を露出させれば、
上記のごとき電気めっき装置内において以後の処理を施
すことができるわけである。
されたごとくにラビリンスシール部材の前処理が行われ
る。ただしこの場合には、マスキングラッカの塗布に先
立ち、第1テープ断片22を覆って保護部材が配置され
る。かかる保護部材としては、第2テープ断片には付着
するが第1テープ断片には付着しないようにするため、
へり部分にのみ接着剤を塗布したテープを使用すればよ
い。次いで、ラビリンスシール部材がマスキングラッカ
中に浸漬される。マスキングラッカの乾燥後、保護部材
を除去して多孔質の第1テープ断片22を露出させれば、
上記のごとき電気めっき装置内において以後の処理を施
すことができるわけである。
以上、特定の実施例および特定の実施の態様に関連して
本発明が記載された。とは言え、当業者とりわけ電気め
っき業者にとっては自明の通り、前記特許請求の範囲に
よって規定された本発明の範囲から逸脱することなしに
様々な変更態様か可能であることは言うまでもない。
本発明が記載された。とは言え、当業者とりわけ電気め
っき業者にとっては自明の通り、前記特許請求の範囲に
よって規定された本発明の範囲から逸脱することなしに
様々な変更態様か可能であることは言うまでもない。
第1図は固定部材の対向面と協働する回転歯を持ったラ
ビリンスシール部材の部分断面斜視図、第2図は表面上
に研摩粒子を有する第1図の歯の拡大部分断面図、第3
図は本発明の複合電気めっきテープの拡大断面図、第4
図は第3図の電気めっきテープの一部を成しかつ表面上
に研摩粒子を担持する第1テープ断片の拡大部分断面斜
視図、第5図は本発明の方法に従って金属被覆を電着さ
せるための前処理を施した第1図のラビリンスシール部
材の部分断面図、そして第6図は本発明の方法を実施す
るための電気めっき装置を示す部分断面略図である。 図中、10は環状ラビリンスシール部材、12は歯、14は固
定部材、16は先端部分、17は第1の物体表面、18は研摩
粒子、19は第2の物体表面、20は金属被膜、22は第1テ
ープ断片、24は第2テープ断片、25は第2テープ断片作
用面、26は縁端部分、27は感圧接着剤、28はテープ基
材、30は接着剤、32は細孔、34は第2テープ断片、36は
マスキングラッカ、38は電気めっき装置、40は電解液、
42は陽極、44は電解液槽、46は整流器、48は支持部材、
そして50はラビリンスシール部材を表わす。
ビリンスシール部材の部分断面斜視図、第2図は表面上
に研摩粒子を有する第1図の歯の拡大部分断面図、第3
図は本発明の複合電気めっきテープの拡大断面図、第4
図は第3図の電気めっきテープの一部を成しかつ表面上
に研摩粒子を担持する第1テープ断片の拡大部分断面斜
視図、第5図は本発明の方法に従って金属被覆を電着さ
せるための前処理を施した第1図のラビリンスシール部
材の部分断面図、そして第6図は本発明の方法を実施す
るための電気めっき装置を示す部分断面略図である。 図中、10は環状ラビリンスシール部材、12は歯、14は固
定部材、16は先端部分、17は第1の物体表面、18は研摩
粒子、19は第2の物体表面、20は金属被膜、22は第1テ
ープ断片、24は第2テープ断片、25は第2テープ断片作
用面、26は縁端部分、27は感圧接着剤、28はテープ基
材、30は接着剤、32は細孔、34は第2テープ断片、36は
マスキングラッカ、38は電気めっき装置、40は電解液、
42は陽極、44は電解液槽、46は整流器、48は支持部材、
そして50はラビリンスシール部材を表わす。
Claims (5)
- 【請求項1】実質的に研摩粒子を有しないように選定さ
れた第2の物体表面に隣接する第1の物体表面に特定の
研摩粒子を付着させるための方法において、(イ)非導
電性の第1テープ断片を用意し、該第1テープ断片は、
電着電流および電解液の通過を許す程度に大きいが、し
かし第1テープ断片上の研摩粒子のサイズよりは小さい
細孔を有し、且つ第1テープ断片作用面上に相対的に低
いレベルの粘着力を有する接着剤の多孔層を有し、上記
研摩粒子が前記接着剤により第1の結合力をもって担持
されていて、(ロ)電解液および電着電流に対して実質
的に不透過性を示す被導電性の第2テープ断片を用意
し、該第2テープ断片は、前記第2テープ断片を前記第
2の物体表面に剥離可能に保持するのに十分な粘着力を
持った接着剤を前記第1テープ断片作用面に隣接する第
2テープ断片作用面に含み、(ハ)少なくとも前記第1
の物体表面を清浄にし、(ニ)前記第1テープ断片と前
記第1の物体表面によって前記研摩粒子を挟むように前
記第1テープ断片を配置し、(ホ)前記第1テープ断片
に隣接するように前記第2テープ断片を前記第2の物体
表面上に配置し、(ヘ)前記第1テープ断片の細孔を通
して前記第1の物体表面上およびそれに接した前記研摩
粒子の周囲に金属被膜を電着させることにより、前記金
属被膜と前記研摩粒子との間に生じた、前記第1の結合
力よりも強い第2の結合力をもって前記研磨粒子を前記
第1の物体表面に結合し、次いで(ト)前記第1の物体
表面に結合された前記研摩粒子から前記第1テープ断片
を引き剥がす諸工程から成ることを特徴とする方法。 - 【請求項2】前記第1の物体表面を清浄にした後、
(イ)前記第1の物体表面に第1の金属被膜を設置し、
(ロ)前記第1テープ断片および前記第2テープ断片を
配置し、(ハ)前記第1テープ断片の細孔を通して前記
第1の金属被膜およびそれに接した前記研摩粒子の周囲
に第2の金属被膜を電着させることにより、前記第1の
結合力よりも強い第2の結合力をもって前記研摩粒子を
前記第1の金属被膜に結合し、次いで(ニ)前記第1の
金属被膜に結合された前記研摩粒子から前記第1テープ
断片を引き剥がす諸工程を含む特許請求の範囲第1項記
載の方法。 - 【請求項3】(イ)前記第1テープ断片および前記第1
テープ断片に隣接する少なくとも1個の前記第2テープ
断片から成る非導電性の複合電気めっきテープを用意
し、(ロ)少なくとも前記第1の物体表面を清浄にし、
次いで(ハ)前記第1テープ断片が前記第1の物体表面
上に位置するようにして前記複合電気めっきテープを前
記第1および第2の物体表面上に配置する諸工程を含む
特許請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項4】一表面上に研磨粒子を担持する非電導性の
複合電気めっきテープにおいて、(イ)非導電性の第1
テープ断片であって、電着電流および電解液の通過を許
す程度に大きいが、第1テープ断片上に担持されるべき
研磨粒子のサイズよりは小さい細孔を有し、第1テープ
断片作用面上に配置され且つ相対的に低いレベルの粘着
力を有する接着剤の多孔層および前記接着剤によって前
記第1テープ断片作用面上に担持された研磨粒子を含む
第1テープ断片、並びに(ロ)前記第1テープ断片に隣
接し、電解液および電着電流に対して実質的に不透過性
を示す少なくとも1個の非導電性の第2テープ断片であ
って、前記第2テープ断片を物体表面に剥離可能に保持
するのに十分な粘着力を持った接着剤を前記第1テープ
断片作用面に隣接する第2テープ断片作用面上に含む第
2テープ断片から成ることを特徴とする複合電気めっき
テープ。 - 【請求項5】前記第1テープ断片が柔軟性を有する特許
請求の範囲第4項記載の複合電気めっきテープ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/633,742 US4608145A (en) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | Electroplating tape |
| US633742 | 1984-07-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6156295A JPS6156295A (ja) | 1986-03-20 |
| JPH0699833B2 true JPH0699833B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=24540938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60158477A Expired - Lifetime JPH0699833B2 (ja) | 1984-07-23 | 1985-07-19 | 電気めつきテ−プおよびそれの使用方法 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4608145A (ja) |
| JP (1) | JPH0699833B2 (ja) |
| CA (1) | CA1267630A (ja) |
| DE (1) | DE3525080C2 (ja) |
| FR (1) | FR2567917B1 (ja) |
| GB (1) | GB2162200B (ja) |
| IL (1) | IL75477A (ja) |
| IT (1) | IT1185279B (ja) |
| NL (1) | NL8502098A (ja) |
Families Citing this family (13)
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