JPH07100274B2 - 周方向位置決め機構付ワーククランプ装置 - Google Patents
周方向位置決め機構付ワーククランプ装置Info
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- JPH07100274B2 JPH07100274B2 JP1328195A JP32819589A JPH07100274B2 JP H07100274 B2 JPH07100274 B2 JP H07100274B2 JP 1328195 A JP1328195 A JP 1328195A JP 32819589 A JP32819589 A JP 32819589A JP H07100274 B2 JPH07100274 B2 JP H07100274B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はトランスファマシン等により搬送されるワーク
に対し、複数の工作機械によって順次機械加工を施す加
工ラインにおいて、このワークの機械加工すべき面を当
該工作機械に向けて確実にクランプする、周方向位置決
め機構付ワーククランプ装置に関するものである。
に対し、複数の工作機械によって順次機械加工を施す加
工ラインにおいて、このワークの機械加工すべき面を当
該工作機械に向けて確実にクランプする、周方向位置決
め機構付ワーククランプ装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、タレット式工作機械、マシニングセンタ等の工作
機械を複数具える加工ラインにおいては、加工対象とし
てのワークが、例えば対抗する2側面が加工面となるワ
ークである場合、それら加工面が当該工作機械の工具に
対し直交する方向になるように周方向の位置決めを行
い、この位置決め状態でそのワークをクランプするワー
ククランプ装置が用いられていた。
機械を複数具える加工ラインにおいては、加工対象とし
てのワークが、例えば対抗する2側面が加工面となるワ
ークである場合、それら加工面が当該工作機械の工具に
対し直交する方向になるように周方向の位置決めを行
い、この位置決め状態でそのワークをクランプするワー
ククランプ装置が用いられていた。
このようなワーククランプ装置は、例えば第5図に概略
構成を示すように、フレーム60の下方に、ワーク載置台
61を垂直軸線Aの周りに回動可能に支持するインデック
ステーブル62を配設し、ワーク載置台61上に載置された
ワーク63の所定位置に、フレーム60の上方に結合される
クランプシリンダ64のピストンロッド64aの下端に設け
た、係合部65の係合ピン65aが係合するように、クラン
プシリンダ64を図示下方にストロークさせて当該ワーク
をクランプするものである。
構成を示すように、フレーム60の下方に、ワーク載置台
61を垂直軸線Aの周りに回動可能に支持するインデック
ステーブル62を配設し、ワーク載置台61上に載置された
ワーク63の所定位置に、フレーム60の上方に結合される
クランプシリンダ64のピストンロッド64aの下端に設け
た、係合部65の係合ピン65aが係合するように、クラン
プシリンダ64を図示下方にストロークさせて当該ワーク
をクランプするものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこのような従来のワーククランプ装置にあ
っては、図示しないトランスファマシンによってこのワ
ーククランプ装置までワーク63を搬送してくるため、ワ
ーク載置台61の中央部に軸線Aを中心とする貫通穴61a
を設け、この貫通穴61a内に、上記トランスファマシン
に連結され水平方向(第5図では紙面とを直交する方
向)に延在するトランスファバー66を貫通させているこ
とから、インデックステーブル62がワーク載置台61を回
動させることのできる角度、つまりワーク姿勢の調整範
囲は極めて小さいものとなる。したがって搬送前にトラ
ンスファバー66上にワークを載置する際にはワーク姿勢
のバラツキを上記調整範囲内に収めるような周方向の位
置決めをする必要があり、これができない場合には新た
にワークを周方向に位置決めするステージ(インデック
スステージ)が必要になる。
っては、図示しないトランスファマシンによってこのワ
ーククランプ装置までワーク63を搬送してくるため、ワ
ーク載置台61の中央部に軸線Aを中心とする貫通穴61a
を設け、この貫通穴61a内に、上記トランスファマシン
に連結され水平方向(第5図では紙面とを直交する方
向)に延在するトランスファバー66を貫通させているこ
とから、インデックステーブル62がワーク載置台61を回
動させることのできる角度、つまりワーク姿勢の調整範
囲は極めて小さいものとなる。したがって搬送前にトラ
ンスファバー66上にワークを載置する際にはワーク姿勢
のバラツキを上記調整範囲内に収めるような周方向の位
置決めをする必要があり、これができない場合には新た
にワークを周方向に位置決めするステージ(インデック
スステージ)が必要になる。
本発明はクランプシリンダが一時停止しているワークの
仮クランプ時に、このワークを所定周方向位置に回転さ
せるようにすることにより上述した問題を解決すること
を目的とする。
仮クランプ時に、このワークを所定周方向位置に回転さ
せるようにすることにより上述した問題を解決すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的のため、本発明の周方向位置決め機構付ワーク
クランプ装置は、ワークを支持するワーク載置台と、こ
のワーク載置台上に載置されたワークをクランプするク
ランプシリングとを具えるワーククランプ装置におい
て、前記クランプシリンダをストローク中に一時停止さ
せる一時停止シリンダと、前記クランプシリンダの駆動
軸に連結され、このクランプシリンダの一時停止中に前
記ワークに係合するワーク係合手段と、このワーク係合
手段を前記駆動軸の軸線の周りに回動させる回動機構と
を具えて成ることを特徴とするものである。
クランプ装置は、ワークを支持するワーク載置台と、こ
のワーク載置台上に載置されたワークをクランプするク
ランプシリングとを具えるワーククランプ装置におい
て、前記クランプシリンダをストローク中に一時停止さ
せる一時停止シリンダと、前記クランプシリンダの駆動
軸に連結され、このクランプシリンダの一時停止中に前
記ワークに係合するワーク係合手段と、このワーク係合
手段を前記駆動軸の軸線の周りに回動させる回動機構と
を具えて成ることを特徴とするものである。
(作 用) 本発明によれば、ワーク加工ステージにおいてワークク
ランプ装置のワーク載置台上に載置されたワークは、一
時停止シリンダの作動に基づきストローク中に一時停止
させられたクランプシリンダの、駆動軸に連結されたワ
ーク係合手段に係合され、このワーク係合手段は回動機
構によって前記駆動軸の軸線の周りに回動させられるか
ら、このワークを所定周方向位置に位置決めすることが
でき、さらにこの位置決め状態で一時停止シリンダの作
動を解除すれば、クランプシリンダによって確実にクラ
ンプすることができる。
ランプ装置のワーク載置台上に載置されたワークは、一
時停止シリンダの作動に基づきストローク中に一時停止
させられたクランプシリンダの、駆動軸に連結されたワ
ーク係合手段に係合され、このワーク係合手段は回動機
構によって前記駆動軸の軸線の周りに回動させられるか
ら、このワークを所定周方向位置に位置決めすることが
でき、さらにこの位置決め状態で一時停止シリンダの作
動を解除すれば、クランプシリンダによって確実にクラ
ンプすることができる。
このようにして、搬送前に周方向の位置決めをしなくて
も、ワーク姿勢のバラツキが一定範囲内に収まるワーク
を機械加工に適した所定周方向位置にクランプすること
のできる機構を、極めて簡略化した構成で実現すること
ができ、この機構をワーククランプ装置に付加すること
により新たにインデックスステージを設ける必要もなく
なる。
も、ワーク姿勢のバラツキが一定範囲内に収まるワーク
を機械加工に適した所定周方向位置にクランプすること
のできる機構を、極めて簡略化した構成で実現すること
ができ、この機構をワーククランプ装置に付加すること
により新たにインデックスステージを設ける必要もなく
なる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図(a)および(b)は夫々本発明の第1実施例の
周方向位置決め機構付ワーククランプ装置のアンクラン
プ時の状態を示す断面図およびそのI−I線断面図であ
り、図中10はクランプシリンダを示す。
周方向位置決め機構付ワーククランプ装置のアンクラン
プ時の状態を示す断面図およびそのI−I線断面図であ
り、図中10はクランプシリンダを示す。
クランプシリンダ10は、円筒状のシリンダケース11と、
シリンダケース11の上端部に嵌合固定されるフタ12と、
シリンダケース11の内周面に摺動可能に嵌合されるピス
トン14と、ピストン14に結合され軸線B方向に延在す
る、駆動軸としてのピストンロッド15とを具えるもので
あり、シリンダケース11の図示下方は一時停止シリンダ
16のシリンダケースも兼ねている。なおフタ12、シリン
ダケース11には夫々、クランプシリンダ10の内部の油室
17に油圧P1を供給する油路18および、油室19に油圧P2を
供給する油路20が設けられている。
シリンダケース11の上端部に嵌合固定されるフタ12と、
シリンダケース11の内周面に摺動可能に嵌合されるピス
トン14と、ピストン14に結合され軸線B方向に延在す
る、駆動軸としてのピストンロッド15とを具えるもので
あり、シリンダケース11の図示下方は一時停止シリンダ
16のシリンダケースも兼ねている。なおフタ12、シリン
ダケース11には夫々、クランプシリンダ10の内部の油室
17に油圧P1を供給する油路18および、油室19に油圧P2を
供給する油路20が設けられている。
一時停止シリンダ16は、シリンダケース11の下方の、ピ
ストン14が嵌合される、前記内周面よりは大径の内周面
に嵌合されるピストン21を有しており、このピストン21
にはピストンロッド15が貫通している。またピストン21
は一時停止シリンダ16の内部の油室22,23が画成し、油
室22はスプリング24が装着されるとともに油室19に連通
し、油室24はシリンダケース11の下端部を嵌合固定する
ブロック25に設けた、油圧P3を供給する油路26に連通す
る。
ストン14が嵌合される、前記内周面よりは大径の内周面
に嵌合されるピストン21を有しており、このピストン21
にはピストンロッド15が貫通している。またピストン21
は一時停止シリンダ16の内部の油室22,23が画成し、油
室22はスプリング24が装着されるとともに油室19に連通
し、油室24はシリンダケース11の下端部を嵌合固定する
ブロック25に設けた、油圧P3を供給する油路26に連通す
る。
ブロック25はフレーム27の上方に嵌合固定され、その中
央部をピストンロッド15が貫通している。フレーム27の
上方にはさらに、以下に詳述する回動機構28が設けてあ
り、回動機構28の回動部材29はその上部をブロック25の
下方の開口部に嵌合固定されるとともに、その下部を部
材31を介してフレーム27内に固定され、さらにその内側
面には、回動ロッド32の外周に設けられたスプライン32
aと噛合するスプライン29aが設けられている。
央部をピストンロッド15が貫通している。フレーム27の
上方にはさらに、以下に詳述する回動機構28が設けてあ
り、回動機構28の回動部材29はその上部をブロック25の
下方の開口部に嵌合固定されるとともに、その下部を部
材31を介してフレーム27内に固定され、さらにその内側
面には、回動ロッド32の外周に設けられたスプライン32
aと噛合するスプライン29aが設けられている。
回動機構28は、第1図(a)のII−II線断面図である第
4図に示すように、フレーム27の側面に取付板33を介し
て装着されるシリンダ34、シリンダ34のロッド34aの先
端に設けたネジ部34bに連結される摺動部材35を有して
おり、摺動部材35は回動部材29の外周部に設けられたピ
ニオン29bと噛合するラック35aを有しており、案内36,3
7およびストッパ38により規制される空間内をシリンダ3
4の作動とともに摺動し、回動部材29、次いで回動ロッ
ド32を回転させるものである。なおストッパ38はフレー
ム27に結合される取付板39にナット40により螺合されて
いるため、摺動部材35のストロークを調整することがで
きる。
4図に示すように、フレーム27の側面に取付板33を介し
て装着されるシリンダ34、シリンダ34のロッド34aの先
端に設けたネジ部34bに連結される摺動部材35を有して
おり、摺動部材35は回動部材29の外周部に設けられたピ
ニオン29bと噛合するラック35aを有しており、案内36,3
7およびストッパ38により規制される空間内をシリンダ3
4の作動とともに摺動し、回動部材29、次いで回動ロッ
ド32を回転させるものである。なおストッパ38はフレー
ム27に結合される取付板39にナット40により螺合されて
いるため、摺動部材35のストロークを調整することがで
きる。
回動ロッド32の上端部には部材41を介してネジ部材42が
嵌合されており、このネジ部材42はピストンロッド15の
下端部に螺合されて両ロッド15,32を連結する。また回
動ロッド32の下方の外周面には円板43が固着されるとと
もに、この円板の下面には係合部材44を前記外周面に摺
動可能に支持するためのスプリング45が装着され、さら
に回動ロッド32の下端面にはクランパ46が結合されてい
る。
嵌合されており、このネジ部材42はピストンロッド15の
下端部に螺合されて両ロッド15,32を連結する。また回
動ロッド32の下方の外周面には円板43が固着されるとと
もに、この円板の下面には係合部材44を前記外周面に摺
動可能に支持するためのスプリング45が装着され、さら
に回動ロッド32の下端面にはクランパ46が結合されてい
る。
係合部材44の下面には2本の係合ピン47がワーク48の係
合穴48aと対応する間隔で埋設されている。ここで本例
で用いるワーク48は、第1図(b)に示すように、加工
面である側面48b,48cと直交する線分l1に対し係合穴48a
を結ぶ線分が所定角度αだけ偏心したものであるため、
例えば図示のように前記線分が矢印Cで示す搬送方向に
対し直交する線分l2と一致する場合には、機械加工時に
ワーク48を反時計方向にα゜だけ回転させる必要があ
る。またワーク48は、その下方の中空円筒部48dがワー
ク載置台49に嵌合するように載置され、ワーク載置台49
はフレーム27上に固定されたブロック50に結合される。
ワーク載置台49、ブロック50およびフレーム27には軸線
Bを中心とするトランスファバー51の貫通用の切欠49a,
50aおよび27aが設けられており、トランスファバー51は
搬送時には図示の状態から上昇してワーク48をワーク載
置台49の上方に持上げ、搬送完了後には図示の状態に格
納されるものである(なおこのトランスファバーは姿勢
変化を生じさせずにワークを搬送できるものとする)。
合穴48aと対応する間隔で埋設されている。ここで本例
で用いるワーク48は、第1図(b)に示すように、加工
面である側面48b,48cと直交する線分l1に対し係合穴48a
を結ぶ線分が所定角度αだけ偏心したものであるため、
例えば図示のように前記線分が矢印Cで示す搬送方向に
対し直交する線分l2と一致する場合には、機械加工時に
ワーク48を反時計方向にα゜だけ回転させる必要があ
る。またワーク48は、その下方の中空円筒部48dがワー
ク載置台49に嵌合するように載置され、ワーク載置台49
はフレーム27上に固定されたブロック50に結合される。
ワーク載置台49、ブロック50およびフレーム27には軸線
Bを中心とするトランスファバー51の貫通用の切欠49a,
50aおよび27aが設けられており、トランスファバー51は
搬送時には図示の状態から上昇してワーク48をワーク載
置台49の上方に持上げ、搬送完了後には図示の状態に格
納されるものである(なおこのトランスファバーは姿勢
変化を生じさせずにワークを搬送できるものとする)。
次に本例のワーククランプ装置の作用を上述した第1図
(a),(b)および以下に示す第2図(a),
(b)、第3図(a),(b)を用いて詳細に説明す
る。
(a),(b)および以下に示す第2図(a),
(b)、第3図(a),(b)を用いて詳細に説明す
る。
まずアンクランプ状態にするには、第1図(a)におい
てクランプシリンダ10の油路20に油圧P2を供給する(油
路18,26には油圧の供給を行わない)。この油圧P2は油
路20より油室19に流入してその容積を増大させようとす
る(油室17の容積を減少させようとする)ため、クラン
プシリンダ10のピストン14は上限まで、つまりその上面
がフタ12の下面に当接するまで上昇する。この結果、ピ
ストン14に連結されるピストンロッド15およびそれに連
結される回動ロッド32も上昇して、図示のようにクラン
パ46および係合ピン47がワーク48から離間する(なおこ
の上昇動作は、ワークの機械加工前も機械加工完了後も
同様である)。
てクランプシリンダ10の油路20に油圧P2を供給する(油
路18,26には油圧の供給を行わない)。この油圧P2は油
路20より油室19に流入してその容積を増大させようとす
る(油室17の容積を減少させようとする)ため、クラン
プシリンダ10のピストン14は上限まで、つまりその上面
がフタ12の下面に当接するまで上昇する。この結果、ピ
ストン14に連結されるピストンロッド15およびそれに連
結される回動ロッド32も上昇して、図示のようにクラン
パ46および係合ピン47がワーク48から離間する(なおこ
の上昇動作は、ワークの機械加工前も機械加工完了後も
同様である)。
ところで機械加工前においては、回動機構28は初期状
態、すなわち第1図(b)に示すように係合穴48aを結
ぶ線分が搬送方向Cと直交する線分l2と一致して載置さ
れたワーク48に対応するように、係合ピン47を線分l2と
平行にする状態になっている。したがって本例のワーク
クランプ装置は、加工面48b,48cと直交する線分l1が線
分l2に対し0゜〜α゜偏心するような姿勢で搬送されて
きたワークに対処することが可能である。
態、すなわち第1図(b)に示すように係合穴48aを結
ぶ線分が搬送方向Cと直交する線分l2と一致して載置さ
れたワーク48に対応するように、係合ピン47を線分l2と
平行にする状態になっている。したがって本例のワーク
クランプ装置は、加工面48b,48cと直交する線分l1が線
分l2に対し0゜〜α゜偏心するような姿勢で搬送されて
きたワークに対処することが可能である。
このアンクランプ状態から仮クランプ状態にするには、
まずクランプシリンダ10を一時停止状態にするため、第
2図(a)においてクランプシリンダ10の油路18に油圧
P1を供給するとともに、一時停止シリンダ16が作動する
ようにブロック25の油路26に油圧P3を供給する。ここで
油圧P1は油路18より油室17に流入してその容積を増大さ
せようとするためピストンロッド15を下降させるが、油
圧P3は油路26より油圧23に流入してその容積をスプリン
グ24のバネ力に抗して増大させようとするため上記ピス
トンロッド15の下降を妨げる力が働く。したがってピス
トンロッド15は油圧(P1−P3)により下降することとな
り、ピストンロッド15に連結される回動ロッド32の下端
のクランパ46はワーク48の上面から微少寸法d1だけ離間
し、係合ピン47を正転、逆転のどちらにも駆動すること
が可能な状態になる。
まずクランプシリンダ10を一時停止状態にするため、第
2図(a)においてクランプシリンダ10の油路18に油圧
P1を供給するとともに、一時停止シリンダ16が作動する
ようにブロック25の油路26に油圧P3を供給する。ここで
油圧P1は油路18より油室17に流入してその容積を増大さ
せようとするためピストンロッド15を下降させるが、油
圧P3は油路26より油圧23に流入してその容積をスプリン
グ24のバネ力に抗して増大させようとするため上記ピス
トンロッド15の下降を妨げる力が働く。したがってピス
トンロッド15は油圧(P1−P3)により下降することとな
り、ピストンロッド15に連結される回動ロッド32の下端
のクランパ46はワーク48の上面から微少寸法d1だけ離間
し、係合ピン47を正転、逆転のどちらにも駆動すること
が可能な状態になる。
この状態で回動機構28のシリンダ34を作動させると、摺
動部材35のラック35a、回動部材29のピニオン29b、スプ
ライン29a、回動ロッド32のスプライン32aを経て回動ロ
ッド32が反時計方向に回動する。この間係合ピン47は同
一方向に回動を続け、ワーク48の係合穴48aの上方に至
るまではワーク上面に当接し、係合穴48aの上方に至っ
たらスプリング45のバネ力によりその中に貫入されてワ
ーク48を係合する。係合完了後さらに係合ピン47は回動
し、第2図(b)に2点鎖線で示すように加工面48b,48
cが搬送方向Cと平行になったら、したがってシリンダ3
4がストロークエンドに達したら回動を完了する。これ
によりワーク48は仮クランプ状態で所定周方向位置に位
置決めされる。
動部材35のラック35a、回動部材29のピニオン29b、スプ
ライン29a、回動ロッド32のスプライン32aを経て回動ロ
ッド32が反時計方向に回動する。この間係合ピン47は同
一方向に回動を続け、ワーク48の係合穴48aの上方に至
るまではワーク上面に当接し、係合穴48aの上方に至っ
たらスプリング45のバネ力によりその中に貫入されてワ
ーク48を係合する。係合完了後さらに係合ピン47は回動
し、第2図(b)に2点鎖線で示すように加工面48b,48
cが搬送方向Cと平行になったら、したがってシリンダ3
4がストロークエンドに達したら回動を完了する。これ
によりワーク48は仮クランプ状態で所定周方向位置に位
置決めされる。
この位置決め完了後、仮クランプ状態からクランプ状態
にするには、油路26への油圧P3の供給を無くして一時停
止シリンダ16の作動を解除する。これにより第3図
(a)に示すように、ピストンロッド15は油路P3により
下降してクランパ46がワーク48の上面に当接するためワ
ーク48は確実にクランプされる。なおこの際一時停止シ
リンダ16のピストン21がスプリング24のバネ力により下
降するため油室23の残圧は油路26より排出され、ピスト
ン14とピストン21との間は微少寸法d2だけ離間する。
にするには、油路26への油圧P3の供給を無くして一時停
止シリンダ16の作動を解除する。これにより第3図
(a)に示すように、ピストンロッド15は油路P3により
下降してクランパ46がワーク48の上面に当接するためワ
ーク48は確実にクランプされる。なおこの際一時停止シ
リンダ16のピストン21がスプリング24のバネ力により下
降するため油室23の残圧は油路26より排出され、ピスト
ン14とピストン21との間は微少寸法d2だけ離間する。
これにより第3図(b)に示すように、加工面48b,48c
が加工方向Dを向くため、ワーク48を機械加工に適した
所定周方向位置にクランプすることができる。
が加工方向Dを向くため、ワーク48を機械加工に適した
所定周方向位置にクランプすることができる。
(発明の効果) かくして本発明の周方向位置決め機構付ワーククランプ
装置は上述の如く、クランプシリンダが一時停止してい
るワークの仮クランプ時に、このワークを所定周方向位
置に回転させるようにしたから、搬送前に周方向の位置
決めをしなくても、ワーク姿勢のバラツキが一定範囲内
に収まるワークを機械加工に適した所定周方向位置にク
ランプすることのできる機構を極めて簡略化した構成で
実現することができ、この機構をワーククランプ装置に
付加することにより新たにインデックスステージを設け
る必要もなくなる。
装置は上述の如く、クランプシリンダが一時停止してい
るワークの仮クランプ時に、このワークを所定周方向位
置に回転させるようにしたから、搬送前に周方向の位置
決めをしなくても、ワーク姿勢のバラツキが一定範囲内
に収まるワークを機械加工に適した所定周方向位置にク
ランプすることのできる機構を極めて簡略化した構成で
実現することができ、この機構をワーククランプ装置に
付加することにより新たにインデックスステージを設け
る必要もなくなる。
第1図(a)および(b)は夫々本発明の第1実施例の
周方向位置決め機構付ワーククランプ装置のアンクラン
プ時の状態を示す断面図およびそのI−I線断面図、 第2図(a)および(b)は同例のワーククランプ装置
の仮クランプ時の状態を示す図、 第3図(a)および(b)は同例のワーククランプ装置
のクランプ時の状態を示す図、 第4図は同例の回動機構の詳細構造を示す図、 第5図は従来例のワーククランプ装置の概略構成を示す
図である。 10……クランプシリンダ、15……ピストンロッド 16……一時停止シリンダ、28……回動機構 46……クランパ、47……係合ピン 48……ワーク、49……ワーク載置台 51……トランスファバー。
周方向位置決め機構付ワーククランプ装置のアンクラン
プ時の状態を示す断面図およびそのI−I線断面図、 第2図(a)および(b)は同例のワーククランプ装置
の仮クランプ時の状態を示す図、 第3図(a)および(b)は同例のワーククランプ装置
のクランプ時の状態を示す図、 第4図は同例の回動機構の詳細構造を示す図、 第5図は従来例のワーククランプ装置の概略構成を示す
図である。 10……クランプシリンダ、15……ピストンロッド 16……一時停止シリンダ、28……回動機構 46……クランパ、47……係合ピン 48……ワーク、49……ワーク載置台 51……トランスファバー。
Claims (1)
- 【請求項1】ワークを支持するワーク載置台と、このワ
ーク載置台上に載置されたワークをクランプするクラン
プシリンダとを具えるワーククランプ装置において、 前記クランプシリンダをストローク中に一時停止させる
一時停止シリンダと、 前記クランプシリンダの駆動軸に連結され、このクラン
プシリンダの一時停止中に前記ワークに係合するワーク
係合手段と、 このワーク係合手段を前記駆動軸の軸線の周りに回動さ
せる回動機構とを具えて成ることを特徴とする、周方向
位置決め機構付ワークグランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1328195A JPH07100274B2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 周方向位置決め機構付ワーククランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1328195A JPH07100274B2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 周方向位置決め機構付ワーククランプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03190644A JPH03190644A (ja) | 1991-08-20 |
| JPH07100274B2 true JPH07100274B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=18207518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1328195A Expired - Lifetime JPH07100274B2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 周方向位置決め機構付ワーククランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07100274B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4599755B2 (ja) * | 2001-05-18 | 2010-12-15 | 三菱自動車工業株式会社 | シリンダブロック位置決め装置 |
-
1989
- 1989-12-20 JP JP1328195A patent/JPH07100274B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03190644A (ja) | 1991-08-20 |
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