JPH07100516A - 圧延機制御方法および装置 - Google Patents

圧延機制御方法および装置

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JPH07100516A
JPH07100516A JP5249548A JP24954893A JPH07100516A JP H07100516 A JPH07100516 A JP H07100516A JP 5249548 A JP5249548 A JP 5249548A JP 24954893 A JP24954893 A JP 24954893A JP H07100516 A JPH07100516 A JP H07100516A
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恭紀 片山
Takashige Watabiki
高重 渡引
Kenichi Yoshioka
健一 吉岡
Yutaka Saito
裕 斉藤
Takashi Okada
岡田  隆
Toshiyuki Kashiwagi
俊之 柏木
Do Hyon Kim
ド ヒョン キム
Kuan Hi Han
クァン ヒ ハン
San Don O
サン ドン オ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】制御パラメータ変更時の指令の急変を抑制し、
高応答性を維持しながら安定に制御する圧延制御方式を
提供することにある。 【構成】各制御機構の制御パラメータFx,Fe,FR
dは、動作点の変化に伴って制御パラメータ修正機構
41で修正される。圧延機1からの状態量xは差分機構
51−1で前回値と減算され、状態量差分値が状態フィ
ードバック機構52で係数Fxと乗算され、圧下成分と
速度成分の操作量偏差値が求められる。この偏差値は積
算機構53で前回操作量に積算されて圧延機1の圧下装
置及びロール駆動装置に出力される。指令発生機構42
や入側板厚検出計からは、制御時点から数ステップ先
(未来)の予見値が与えられる。これら数ステップ毎の
予見値と各々の前回値との差分値を求めてフィードフォ
ワード機構57または58の係数と乗算し、複数ステッ
プ先まで考慮した成分毎の操作量偏差を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧延機の制御方式に関
し、特に制御パラメータの変更に伴う多変数制御系の安
定化に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延機の制御は、セットアップ制御と、
それによって規定される定常状態(動作点)からのずれ
を扱うDDC(ダイレクトディジタル制御)に分かれ
る。
【0003】非線形性が強く動作点が刻々と変化する圧
延プロセスにおいては、セットアップ制御をときどき実
施して動作点を決定すると共に、その動作点の近傍で制
御対象を線形近似(モデル化)して、所望の板厚を得る
ためのアクチュエータへの制御指令を計算している。こ
のセットアップ制御については、例えば社団法人日本鉄
鋼協会発行(s59年9月)「板圧延の理論と実際(p
283〜294)」に詳しい。
【0004】セットアップ計算による制御指令等の設定
値は、圧延時間の大半を占める最高速度での運転(定常
運転)に対応する。しかし、実際の圧延では加速、減速
運転や外乱の発生などがあり、実際の圧延状態(計測
値)と設定値との間にはずれを生ずる。この設定値から
のずれを無くすようにDDCによるアクチュエータ(圧
下装置やロール駆動装置)の制御が行なわれる。
【0005】DDCを構成する多変数制御系の一つに、
状態フィードバック制御系がある。これは、常に一定の
値が重畳される定常部分を除いて、状態量の偏差を無く
すように高応答に制御するものである。この状態フィー
ドバック制御系と、制御量(計測値)と制御指令値との
偏差を無くすように制御するフィードバック制御系との
組合せは、最適サーボ系として周知である(計測自動制
御学会編:自動制御ハンドブック;第1部p154)。
【0006】DDCを構成する他の制御系に、予見フィ
ードフォワード制御系がある。これは時間と共に変更さ
れる制御指令や、板厚など外乱の一部が、制御の実行以
前に予見できることを利用し、これらの指令や外乱を先
行的に考慮した制御を行うことで、制御の精度と安定性
を向上させるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】複数の圧延スタンドで
構成されるタンデムミルの板厚制御の場合、圧延機の速
度は+0m/分から千数百m/分まで変化し、この速度
にしたがって動作点も大きく変化する。
【0008】この場合、セットアップ制御によって、上
記のフィードバック制御系やフィードフォワード制御系
の制御パラメータが変更され、さらに制御指令が変更さ
れると、状態フィードバックと予見フィードフォワード
により決定される操作量が急変し、応答の速い油圧圧下
装置などはこの急変した操作指令によって動作が不安定
になり、最悪の場合、張力が急変して圧延中の板が破断
することになる。
【0009】本発明の目的は、上記したような非線形性
の強い圧延機の制御において、状態フィードバック制御
系と予見フィードフォワード制御系により構成される圧
延機の制御モデル(制御パラメータ)が変更されても、
安定かつ高応答に制御する圧延機の制御方式を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は以下のように構成される。
【0011】すなわち、セットアップ計算によって制御
パラメータと指令値(目標値)が各々変更される場合
に、この指令値と所定周期で計測される制御量の偏差を
無くすように操作量を決定して所望の板厚に制御する圧
延機制御方法において、圧延プロセスの複数の状態量を
前記所定周期で計測する度に、各状態量について前回値
との状態差分値を求め、これら状態差分値と前記制御パ
ラメータの一つである状態量フィードバック係数を乗算
して、状態フィードバック系の操作量偏差を求め、前記
所定周期ごとに、前記セットアップ計算に基づいて出力
される先行指令値および/または状態量の一つとして計
測される入側板厚などの各予見値について前回値との予
見差分値を求めて制御時点まで順次記憶し、制御時点と
それ以後(未来)の複数ステップの予見差分値と前記制
御パラメータの一つである予見フィードフォワード係数
を乗算して、予見制御系の操作量偏差を求め、前記状態
フィードバック系の操作量偏差と前記予見制御系の操作
量偏差を前回ステップにおける操作量に積算して圧延機
のアクチュエータに出力することを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明によれば、操作量は一旦、状態量や予見
値を前回値との間で差分し、この差分値と制御パラメー
タを乗じて操作量偏差値を得、これを前回操作量に積算
して得ている。これは差分/積算変換であるからマクロ
に見た制御動作には変更がないが、瞬時的には大きく相
違する。即ち、差分値とパラメータの乗算によってパラ
メータ変化と指令値変化の影響が小さくされ、この後、
前回操作量に積算されるので、操作量の急変が抑制でき
る。
【0013】さらに本発明によれば、フィードフォワー
ド制御部によって制御時点前にわかっている指令値や入
側板厚を利用して、複数ステップ先まで考慮した操作指
令を決定して応答性と安定性を改善するので、制御系全
体としては高応答を維持しながら、非線形な圧延機の安
定かつ精度の高い制御を実現できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0015】図2は、圧延機の制御装置の一般的な構成
図である。制御対象である圧延機1は制御装置2からの
制御指令9を受けて動作する。制御装置2は圧延機1の
動作状態を検出装置3で検出した状態量を用いて、アク
チュエータ8に対する指令を生成する。圧延機1は非線
形性が強く、線形制御方式を適用することができない。
そこで、制御装置2は動作点を決定するセットアップ制
御系4、前記セットアップ制御系4より目標値を受けて
目標値からの偏差をゼロにするように動作するDDC制
御系5、およびセットアップ制御系4が動作点を決定す
るために利用する圧延モデル6、および検出装置3から
の出力を用い、制御に必要だが直接計測できない状態量
を推定する観測装置7から構成される。
【0016】図3は、圧延機の構成を示す図である。圧
延機1のスタンドは対向する1対のワークロール10、
中間ロール11、バックアップロール12から構成され
る。バックアップロール12には圧下装置13が接続さ
れ、圧下装置13の位置を制御することで、中間ロール
11、ワークロール10の間隔が変化して、圧延材14
の板厚が変化させることができる。ワークロール10の
軸には歯車装置15を介してロール駆動装置16が接続
されている。これら油圧圧下装置13、およびロール駆
動装置16からアクチュエータ8が構成される。
【0017】図4は、タンデム圧延機を対象とした圧延
制御システムの概略図である。多段スタンド圧延機1の
動作状態をモデル化する状態量としては、板厚検出器3
−1による圧延材14の出側板厚h、張力検出器3−3
による圧延材14に働く張力τ、圧延荷重検出器3−4
による圧延荷重P,ロール速度検出器3−5によるロー
ル速度VR が計測される。なお、圧延荷重Pに代えて圧
下位置検出器3−6による圧下位置Sを状態量としても
よい。トラッキングに用いる板速は板速検出計3−2に
より計測される。
【0018】DDCコントローラ5は、圧延状態を一定
に維持するようにフィードバックするフィードバック制
御部5−1と、指令や予見外乱のフィードフォワード制
御を行うフィードフォワード制御部5−2と、この制御
部5−1と5−2からの圧下位置操作量とロール速度操
作量を各々加算し、アクチュエータ8である圧下装置1
3とロール駆動装置16に出力する加算部5−3よりな
る。
【0019】図1は、本発明の一実施例である圧延制御
装置2の構成を示したものである。セットアップ制御系
4の一部である制御パラメータ修正機構41と指令発生
機構42を除いては、DDCコントローラ5の詳細を示
す機能系統図である。
【0020】図1で、状態量の差分機構51−1、フィ
ードバック制御機構52、積分機構53は圧延機1の状
態を一定に維持する最適レギュレータを構成している。
さらに、制御量と指令の加算(減算)機構54、フィー
ドバック制御機構55、加算機構56を含んで、図4の
フィードバック制御部5−1を構成している。これは最
適サーボ系でもある。
【0021】さらに、指令発生機構42からの指令をト
ラッキングするトラッキング機構59−1と、差分機構
51−2、指令フィードフォワード制御機構57は、図
4のフィードフォワード制御部5−2に相当する。さら
に、入側板厚を入力する差分機構51−3、トラッキン
グ機構59−2、予見外乱フィードフォワード制御機構
57からなる予見外乱のフィードフォワード制御も付加
されている。
【0022】タンデム圧延機の制御モデルは、荷重式、
先進率式、板速及びその微小変動式、マスフロー及びそ
の微小変動式、ハウジングの遅れ時間及びその微小変動
式、油圧装置の遅れ及びその微小変動式、速度装置の遅
れ及びその微小変動式、ゲージメータ及びその微小変動
式、張力及びその微小変動式など、各々周知の方程式を
動作点近傍で局所線形化し、(数1)のような一般式で
各々を表現できる複数の状態方程式によって記述され
る。
【0023】
【数1】
【0024】ここで、A:システム行列,B:操作行
列,C:観測行列,E:外乱行列,x:状態ベクトル,
u:入力(操作量)ベクトル,y:出力(制御量)ベク
トル,d:外乱ベクトルを表わし、各ベクトルは(数
2)〜(数5)で示される。但し、添字のiは圧延スタ
ンドの変数を表わす。なお、各式の記号の説明は表1に
示す。
【0025】
【数2】
【0026】
【数3】
【0027】
【数4】
【0028】
【数5】
【0029】
【表1】
【0030】上式より圧延機の状態方程式は、出側板厚
偏差△hi,荷重偏差△Pi,ロール速度偏差△VRi,出
側張力偏差△τfiの4つの状態量(x1〜x4)と、板厚
偏差と張力偏差の2つの制御量(y1,y2)について、
各々作成される。また、操作量uは圧下位置指令偏差△
pi(u1),ロール速度指令偏差△Vpi-1(u2)であ
る。なお、制御モデルは、線形制御系の設計手法を用い
るため偏差値系で扱われる。また、以下では、偏差値に
は三角の「△」、差分値には逆三角の「▽」の記号をそ
れぞれ付して表す。
【0031】表2は行列A,B,C及びEの内容を、表
3はその要素を、表4はさらにその要素を示したもので
ある。
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】上記した状態方程式で同定される制御モデ
ルは、サンプリングされた圧延機1の状態に応じて動作
点が変更するたびに、制御モデルのパラメータ(状態方
程式の各係数)を制御パラメータ修正機構41によって
演算され、フィードバック制御機構53及び55のフィ
ードバック係数Fx,Fe、フィードフォワード制御制
御機構57及び58のフィードフォワード係数Fr,F
dが修正される。
【0036】制御パラメータは、最適レギュレータ理論
やH∞制御理論などの現代制御理論に基づき、各状態ご
とに定められるリカッチ方程式により計算される。これ
については、「現代制御工学(第7章141頁〜158
頁;土谷武士、江上正共著;産業図書株式会社刊、平成
3年4月26日)」や「システム制御理論(第6章22
2頁〜256頁;伊藤正美著;昭晃堂社刊、昭和48年
5月20日)」に詳述されている。
【0037】次に、図1に示した実施例の動作を詳細に
説明する。
【0038】(数1)の状態方程式により一般化される
圧延機1に対し、各スタンドに設けられる検出装置3に
より、(数2)の状態量(出側板厚,圧下荷重,ロール
速度および出側張力)を所定周期Tで検出する。これら
状態量は差分機構51−1で前回値との差分値が求めら
れる。なお、iスタンドの状態量Xiは、偏差値系では
(数2)のように、規定値からの偏差値で与えられる。
規定値はセットアップ系4により、予め計算されてい
る。
【0039】図5は、図1の差分機構51−1の構成を
説明する模式図である。なお、差分機構51−2,3も
基本的には同じ構成になる。差分機構51は、入力数
(本例では4)に応じて差分器120(123)を備え
ている。差分器120は、無駄時間機構121と加算器
122でなり、加算器122に直接加えられた入力か
ら、無駄時間機構121を経由した入力(すなわち1周
期前{k−1}Tの入力)を(数6)、(数7)のよう
に演算し、差分値▽Xi(▽Xi1〜▽Xi4)を出力す
る。無駄時間機構121の無駄時間は制御系のサンプリ
ング周期T(秒)である。
【0040】
【数6】
【0041】
【数7】
【0042】図6は、フィードバック機構52の構成を
説明する模式図である。差分機構51−1からの差分値
▽Xiは、乗算器130で(数8)に示すフィードバッ
ク係数Fxを乗じられ、(数3)に示す圧下位置指令成
分U1とロール速度指令成分U2の偏差値△U1 1,△U1 2
が(数9)、(数10)のように求められる。
【0043】
【数8】
【0044】
【数9】
【0045】ここで、▽X1:出側板厚の差分値▽h、
▽X2:出側張力の差分値▽τf、▽X3:圧下荷重の差
分値▽P3、▽X4:ロール速度の差分値▽VRである。
【0046】
【数10】
【0047】一方、指令発生機構42から与えれれる
(数11)に示される指令r(板厚偏差指令△href
張力偏差指令△τfref)は、(数5)に示される圧延機
1の制御量Y(出側板厚偏差△hと出側張力偏差△
τf)と、加算器54で(数12)により偏差εが求め
られる。
【0048】
【数11】
【0049】
【数12】
【0050】ここで、εi1:圧下位置指令成分、εi2
ロール速度指令成分である。この偏差εがフィードバッ
ク制御機構55に入力され、(数13)に示されるフィ
ードバック係数Feを乗じられ、圧下位置指令成分の操
作量の偏差値△U2 1,ロール速度指令成分の偏差値△U
2 2が(数14)、(数15)のように求められる。
【0051】
【数13】
【0052】
【数14】
【0053】
【数15】
【0054】さらに、加算機構56でフィードバック制
御機構52からの△U1 1,△U1 2と、成分ごとに(数1
6)のように加算される。
【0055】
【数16】
【0056】図7は、積算機構53の構成を説明する模
式図である。加算機構56からの成分毎の入力に対応し
た積算器125を備え、周期Tで離散化されている入力
値△U1または△U2を周期Tで積算して出力する。積算
器125は、フィードバック機構52からの入力とそれ
までの加算結果を出力する無駄時間要素127の出力と
を加算器126で加算し、新しい加算結果を操作量Uと
してアクチュエータ8に出力する。本例では、圧下装置
13に圧下位置操作量U1とロール駆動装置16にロー
ル速度操作量U2が出力される。この加算機構53によ
る操作量Uの演算を積分形により示すと(数17)、
(数18)になる。
【0057】
【数17】
【0058】
【数18】
【0059】このようにして、フィードバック制御系5
−1による各操作量、即ちロール圧下装置13に出力さ
れる圧下位置指令偏差(△Spi)と、ロール駆動装置1
6に出力されるロール速度指令偏差(△Vpi)が決定で
きる。
【0060】図10は、フィードバック制御系5−1に
よる効果を説明するタイムチャートである。制御パラメ
ータ修正機構41が一定周期毎に圧延機1の状態を計測
して、フィードバック制御機構52の係数Fxを、同図
(a)のように時刻t2,t4で変化させたとする。ま
た、圧延機1より計測される板厚偏差△hは、同図
(b)のように変動しているとする。
【0061】フィードバックされる△hによる操作量
は、従来はフィードバック係数Fxと△hを乗じた同図
(c)の波形となり、時刻t2,t4では階段状の指令
になる。このとき制御ゲインFxが大きいと、指令が急
変し制御系が不安定に陥る。
【0062】一方、本発明のフィードバック系において
は、差分機構51−1を設けて、前回値との差分(△h
(t)−△h(t−1))にフィードバック係数Fxを乗
じた偏差指令値をとるので変化が小さく、かつ、積算機
構53おいてこの偏差指令値を前回の指令値に加算して
操作量を決定しているので、同図(d)に示すように操
作量に急変を生じることがない。
【0063】次に、フィードフォワード制御部5−2の
構成と動作について説明する。フィードフォワード制御
には、以下の予見指令制御系と予見外乱制御系さらに
は、両者の組合せからなる予見制御系がある。
【0064】まず、予見指令制御系について説明する。
指令発生機構42はセットアップ計算により、DDC制
御時点の指令よりさらに先(未来)の発生指令がわかる
ので、先行的に指令を出力することができる。ここで
は、4テップ先の指令を出力する例で説明する。
【0065】図8は、トラッキング機構59−1、差分
機構51−2び指令フィードフォワード制御機構57か
らなる、予見指令制御系の詳細を示す機能系統図であ
る。トラッキング機構59−1は、3ステップ先の指令
r(k+3)を入力され、制御系のサンプリング周期
(制御周期)Tに相当する無駄時間Z~1でホールドなが
ら、制御周期毎にばけつリレー的に指令を伝送して、r
(k+2)、r(k+1)、r(k)を出力する。最終
出力のr(k)は通常の指令として、上記のように加算
器54に入力される。
【0066】各予見指令は差分機構51−2−1〜51
−2−3で、各々前回ステップ指令との間で差分をとら
れる。たとえば、最初の差分機構51−2−1は、今回
入力されたr(k+3)とホールドしている前回ステッ
プのr(k+3)’(=r(k+2))との差分をとっ
て予見指令差分値▽r(k+3)を出力する。同様にし
て、他の差分機構51−2−2,1から▽r(k+
2)、▽r(k+1)がそれぞれ出力される。
【0067】予見指令差分値の各々は、指令フィードフ
ォワード制御機構57で、(数19)に示されるフィー
ドフォワード係数FRを乗じられ、圧下位置指令成分の
操作量の偏差値△U3 1,ロール速度指令成分の偏差値△
3 2が(数20)、(数21)のように求められる。
【0068】
【数19】
【0069】
【数20】
【0070】
【数21】
【0071】さらに、加算機構56でフィードバック制
御部5−1からの△U1,△U2と、成分ごとに(数2
2)のように加算される。
【0072】
【数22】
【0073】実際の指令rは、(数11)に示す板厚偏
差△hrefと張力偏差△τrefであり、図8に示すよう
に、各々の予見指令に対してトラッキング手段と差分機
構を備えている。また、フィードフォワード係数FR
(数21)に示すように、動作点変更の度にセットアッ
プ計算により、板厚偏差△hrefと張力偏差△τref各々
の3ステップ先まで考慮して修正される。
【0074】図11は、本実施例の予見指令制御系の動
作を説明するタイムチャートである。同図(a)に示す
ように、現在のの張力指令△τ0が、ステップ(k)か
ら(k+1),(k+2)...と将来に向かってτ1
まで変更されるとする。また、同図(b)に示すよう
に、フィードフォワード係数FRが(k+4)で変更さ
れるとする。
【0075】この場合に、従来の差分によらない張力指
令と係数FRの積に基づく操作量の速度指令成分は、同
図(c)のように(k+4)でステップ状に急変し、予
見制御が外乱となって他の制御系を不安定にしてしま
う。
【0076】これに対し、本実施例によれば前ステップ
との差分値と係数FRの積に基づいて操作量が決定され
且つ、ステップ(k)の3ステップ前から指令変更が考
慮されるので、同図(d)に示すように、操作指令の変
化はなだらかになり、従来のように急変することがなく
なる。しかも、フィードバック制御系5−1だけの場合
に比べ、差分値の採用による応答の遅れが回避でき、高
精度の制御を安定に行うことができる。
【0077】次に、予見外乱制御系について説明する。
(数4)に示すように、予見できる外乱には入側板厚偏
差△H、ロール偏心偏差△Srなどがあるが、ここでは
入側板厚偏差△Hを例に説明する。
【0078】タンデム圧延機の場合、前スタンドの出側
板厚検出計3−1(第1スタンドの場合は入側板厚検出
計)によって、後段のスタンドは母材外乱を事前に知る
ことができるので、この前スタンドの計測値を記憶し、
この値に対応する圧延材が後段のスタンドのロール直下
に何ステップ目で到達するかトラッキングし、到達時点
に併せて母材外乱に対する予見制御を行なう。
【0079】図9は、差分機構51−3、トラッキング
機構59−2、予見外乱フィードフォワード制御機構5
8からなる、予見外乱制御系の詳細を示す系統図であ
る。サンプリング周期で計測される入側板厚H(k)
は、kステップ目にロール直下に到着する。同様に次の
H(k+1)はk+1ステップ目に到着する。
【0080】まず、差分機構51−3で計測された入側
板厚H(k+1)と前回H(k)の差分をとり、差分値
▽H(k+1)をトラッキング機構59−2のトラッキ
ングメモリに記憶する。同様にして、それ以前に、前回
の差分値▽H(k)、前前回の差分値▽H(k−
1)...ロール直下の圧延材に対応する差分値▽H
(0)をトラッキングメモリに記憶する。ラッキングメ
モリに記憶し、ロール直下を過ぎた差分値は捨てられ
る。
【0081】トラッキング機構59−2は、FIFOメ
モリ内に記憶されている差分値▽H列を、制御周期(無
駄時間Z~1)ホールドしては、サンプリング毎に板速に
比例してシフトし、ロール直下を過ぎたデータは捨てら
れる。
【0082】入側板厚H(k)がサンプリングされてか
らkステップ目において、トラッキングメモリから入側
板厚差分値▽H(k)と▽H(k+1)が出力され、予
見外乱フィードフォワード制御機構58で、(数23)
に示されるフィードフォワード係数Fdを乗じられ、圧
下位置指令成分の操作量の偏差値△U4 1,ロール速度指
令成分の偏差値△U4 2が(数24)、(数25)のよう
に求められる。
【0083】
【数23】
【0084】
【数24】
【0085】
【数25】
【0086】さらに、加算機構56で、上記したフィー
ドバック制御部や予見指令制御部からの入力と(数2
6)のように成分ごとに加算される。
【0087】
【数26】
【0088】本実施例によれば、外乱入力に差分値を用
いているので、フィードフォワード係数Fdが大きく変
更された場合にも、操作指令の急変は抑制できる。さら
に、操作指令は2ステップの差分値を利用し、たとえ
ば、(k+1)ステップ目にステップ上の母材変動が予
見されるときに、一つ前のkステップからk+1ステッ
プの外乱を考慮した予見外乱指令を生成する。
【0089】図12は、本実施例による予見外乱制御系
の動作を示すタイムチャートである。同図(a)はフィ
ードフォワード係数Fdの値を示し、ステップkで修正
されている。同図(b)は母材外乱を示し、ステップ
(k+1)でステップ上の変動が生じている。同図
(c)は母材外乱と係数Fdの積による従来の予見外乱
操作量で、ステップkとk+1に、係数の変更と外乱に
よる急変を生じ、制御系の動作が不安定になる。
【0090】これに対し、同図(d)は本実施例による
予見外乱操作量で、ステップkは差分値の採用により、
また、ステップk+1は差分値と2ステップの差分値を
考慮した計算により、操作量の急変が抑制されている。
【0091】このように本実施例による予見外乱制御
は、動作点の変化による制御パラメータが変更される場
合にも、予見外乱を差分値で入力し且つ、複数ステップ
の差分値を考慮して予見外乱指令を生成するので、外乱
に対する制御を安定に行うことができる。
【0092】上記の予見外乱制御系では入側板厚Hのみ
を入力としたが、制御以前に検出装置3または観測装置
7によって取得可能なデータ、例えばロール偏心量Sr
などを用いることも可能である。
【0093】また、サンプリング周期ごとに状態量とし
て得られる入側板厚(前スタンドの出側板厚)は、それ
を用いて上記のように積極的な予見制御を実行すれば、
制御系全体の応答性を高め、精度を向上できる。特に、
上記の状態フィードバック系に積算手段が入るときの応
答性の低下をカバーすることができ、両者の組合せによ
る本実施例の制御装置は、動作点や指令変更時に際して
高応答と高精度を維持しながら安定した圧延制御を実現
する。
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、動作点の大きく変化す
る圧延機の制御において、制御系の入力に前回との差分
値を採用することで制御パラメータの変更による制御指
令の急変を抑制すると共に、予見フィードフォワード制
御を併用することで、制御系全体の応答性を確保でき、
高精度な制御を安定に実施できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である圧延制御装置の機能構成
図である。
【図2】本発明を適用する圧延機制御システムの構成図
である。
【図3】圧延スタンドの構成図である。
【図4】タンデム圧延機による制御システムの概略構成
図である。
【図5】差分機構の機能を示す模式図である。
【図6】状態フィードバック機構の機能を示す模式図で
ある。
【図7】積算機構の機能を示す模式図である。
【図8】予見指令制御系の機能構成図である。
【図9】予見外乱制御系の機能構成図である。
【図10】フィードバック制御系の動作を示す説明図で
ある。
【図11】予見指令制御系の動作を示す説明図である。
【図12】予見外乱制御系の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1…圧延機、2…圧延制御装置、3…検出装置、4…セ
ットアップ制御系、5…DDCコントローラ、5−1…
フィードバック制御部、5−1…フィードフォワード制
御部、5−3…加算部、8…アクチュエータ、10…ワ
ークロール、13…圧下装置、14…圧延材、16…ロ
ール駆動装置、41…制御パラメータ修正機構、42…
指令発生機構、51−1〜51−3…差分機構、52…
状態フィードバック制御機構、53…5…積算機構、5
4…加算機構、55…制御量フィードバック制御機構、
56…加算機構、57…指令フィードフォワード制御機
構、58…外乱フィードフォワード制御機構、59−
1、59−2…トラッキング機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 11/32 A 7531−3H (72)発明者 片山 恭紀 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立情報制御システム内 (72)発明者 渡引 高重 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立情報制御システム内 (72)発明者 吉岡 健一 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立情報制御システム内 (72)発明者 斉藤 裕 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 岡田 隆 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 柏木 俊之 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 キム ド ヒョン 大韓民国 慶北 浦項市 槐東洞 1番地 浦項綜合製鐵株式会社内 (72)発明者 ハン クァン ヒ 大韓民国 慶北 浦項市 槐東洞 1番地 浦項綜合製鐵株式会社内 (72)発明者 オ サン ドン 大韓民国 慶北 浦項市 槐東洞 1番地 浦項綜合製鐵株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セットアップ計算によって制御パラメータ
    と指令値(目標値)が各々変更される場合に、この指令
    値と所定周期で計測される制御量の偏差を無くすように
    操作量を決定して所望の板厚に制御する圧延機制御方法
    において、 圧延プロセスの複数の状態量を前記所定周期で計測する
    度に、各状態量について前回値との状態差分値を求め、
    これら状態差分値と前記制御パラメータの一つである状
    態フィードバック係数を乗算して、状態フィードバック
    系の操作量偏差を求め、 前記所定周期ごとに、前記セットアップ計算に基づいて
    出力される先行指令値および/または外乱の一つとして
    計測される入側板厚などの各予見値について前回値との
    予見差分値を求めて制御時点まで順次記憶し、制御時点
    とそれ以後(未来)の複数ステップの予見差分値と前記
    制御パラメータの一つである予見フィードフォワード係
    数を乗算して、予見制御系の操作量偏差を求め、 前記状態フィードバック系の操作量偏差と前記予見制御
    系の操作量偏差を前回ステップにおける操作量に積算し
    て圧延機のアクチュエータに出力することを特徴とする
    圧延機制御方法。
  2. 【請求項2】セットアップ計算によって制御パラメータ
    と指令値(目標値)が各々変更される場合に、この指令
    値と所定周期で計測される制御量の偏差を無くすように
    操作量を決定して所望の板厚に制御する圧延機制御方法
    において、 圧延プロセスの複数の状態量を前記所定周期で計測する
    度に、各状態量について前回値との状態差分値を求め、
    これら状態差分値と前記制御パラメータの一つである状
    態量フィードバック係数を乗算して、状態フィードバッ
    ク系の操作量偏差U1を求め、 前記所定周期毎に先行して与えれる所定ステップ未来の
    指令値と、既に記憶されている制御時点以後(未来)の
    各ステップの指令値について、各々前回値との指令差分
    値を求め、これら指令差分値と前記制御パラメータの一
    つである指令フィードフォワード係数FR を乗算して、
    指令フィードフォワード系の操作量偏差U2を求め、 前記操作量偏差U1とU2を前回ステップにおける操作
    量に積算して圧延機のアクチュエータに出力することを
    特徴とする圧延機制御方法。
  3. 【請求項3】セットアップ計算によって制御パラメータ
    と指令値(目標値)が各々変更される場合に、この指令
    値と所定周期で計測される制御量の偏差を無くすように
    操作量を決定して所望の板厚に制御する圧延機制御方法
    において、 圧延プロセスの複数の状態量を前記所定周期で計測する
    度に、各状態量について前回値との状態差分値を求め、
    これら状態差分値と前記制御パラメータの一つである状
    態量フィードバック係数Fxを乗算して、状態フィード
    バック系の操作量偏差U1を求め、 前記所定周期毎に計測され少なくとも入側板厚偏差を含
    む予見外乱値をその前回値と差分して予見外乱差分値を
    求めると共に前記入側板厚偏差部の位置をトラッキング
    し、当該部がロール直下へ到達すると推定されるとき
    に、前記予見外乱差分値とその後(未来)の予見外乱差
    分値の各々と前記制御パラメータの一つである予見外乱
    フィードフォワード係数Fd を乗算して、予見外乱フィ
    ードフォワード系の操作量偏差U3を求め、 前記操作量偏差U1とU3を前回ステップにおける操作
    量に積算して圧延機のアクチュエータに出力することを
    特徴とする圧延機制御方法。
  4. 【請求項4】セットアップ計算によって制御パラメータ
    と指令値(目標値)が各々変更される場合に、この指令
    値と所定周期で計測される制御量の偏差を無くすように
    操作量を決定して所望の板厚に制御する圧延機制御方法
    において、 圧延プロセスの複数の状態量を前記所定周期で計測する
    度に、各状態量について前回値との状態差分値を求め、
    これら状態差分値と前記制御パラメータの一つである状
    態量フィードバック係数Fxを乗算して、状態フィード
    バック系の操作量偏差U1を求め、 前記所定周期毎に先行して与えれる所定ステップ未来の
    指令値と、既に記憶されている制御時点以後(未来)の
    各ステップの指令値について、各々前回値との指令差分
    値を求め、これら指令差分値と前記制御パラメータの一
    つである指令フィードフォワード係数FR を乗算して、
    指令フィードフォワード系の操作量偏差U2を求め、 前記所定周期毎に計測され少なくとも入側板厚偏差を含
    む予見外乱値をその前回値と差分して予見外乱差分値を
    求めると共に前記入側板厚偏差部の位置をトラッキング
    し、当該部がロール直下へ到達すると推定されるとき
    に、前記予見外乱差分値とその後(未来)の予見外乱差
    分値の各々と前記制御パラメータの一つである予見外乱
    フィードフォワード係数Fd を乗算して、予見外乱フィ
    ードフォワード系の操作量偏差U3を求め、 前記操作量偏差U1、U2及びU3を前回ステップにお
    ける操作量に積算して圧延機のアクチュエータに出力す
    ることを特徴とする圧延機制御方法。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記操作量は出側板厚
    偏差,荷重偏差,ロール速度偏差及び出側張力偏差△τ
    f、前記指令値は板厚指令偏差および張力指令偏差であ
    り、これら偏差は各々セットアップ計算による規定値と
    の差であることを特徴とする圧延機制御方法。
  6. 【請求項6】請求項4または5において、前記操作量お
    よび前記操作量偏差はロール圧下位置成分とロール速度
    成分からなり、成分ごとに求められることを特徴とする
    圧延機制御方法。
  7. 【請求項7】請求項5または6において、前記荷重偏差
    はロール間ギャップを計測する圧下位置偏差によって代
    えられることを特徴とする圧延制御方法。
  8. 【請求項8】圧延機の複数の状態量を所定周期で計測す
    る検出装置と、検出した状態量を用いてアクチュエータ
    に対する操作量を生成する圧延機制御装置において、 圧延機の指令(目標値)の計算や動作点の変更に伴う各
    制御系の制御パラメータの修正を行うセットアップ制御
    装置と、 検出装置により計測された前記状態量とその前回値を差
    分して状態差分値を求める第1の差分手段と、この状態
    量差分値と前記セットアップ制御装置により設定される
    第1の制御パラメータとを乗算して第1の操作量偏差を
    求める状態フィードバック制御手段を有する第1のフィ
    ードバック制御系と、 前記状態量の一部である制御量と前記セットアップ制御
    装置から与えられる指令との偏差を無くすように第2の
    操作量偏差を求める制御量フィードバック制御手段を有
    する第2のフィードバック制御系と、 前記セットアップ制御装置から、前記所定周期毎に先行
    して与えれる所定ステップ未来の指令値の記憶位置をス
    テップ毎に順次シフトしながら記憶するトラッキング手
    段と、記憶されている制御時点以後の各ステップの指令
    値について、各々前回値との指令差分値を求める第2の
    差分手段と、これら指令差分値と前記セットアップ制御
    装置により設定される第2の制御パラメータとを乗算し
    て第3の操作量偏差を求める指令フィードフォワード制
    御手段を有する第1のフィードフォワード制御系と、 前記第1の操作量偏差、第2の操作量偏差及び第3の操
    作量偏差を前回操作量に積算する積算手段を有して前記
    アクチュエータへ出力する操作量を決定する出力装置
    と、を具備することを特徴とする圧延機制御装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記検出装置は、出側
    板厚検出計、張力検出計、圧下荷重検出計およびロール
    速度検出計を具備することを特徴とする圧延機制御装
    置。
  10. 【請求項10】請求項8または9において、 前記所定周期毎に入側板厚を計測する検出手段と、その
    前回値との差分を行って外乱差分値を求める第3の差分
    手段と、各ステップの外乱差分値を記憶するとともにそ
    のロール直下への到達を推定するトラッキング手段と、
    制御時点とその1ステップ後の外乱差分値の各々と前記
    セットアップ制御装置により設定される第3の制御パラ
    メータとを乗算して第4の操作量偏差を求める予見外乱
    フィードフォワード制御手段を有する第2のフィードフ
    ォワード制御系を備え、前記第4の操作量偏差を前記積
    算手段によって積算するように構成されることを特徴と
    する圧延制御装置。
  11. 【請求項11】請求項8または9または10において、
    前記アクチュエータはロール圧下装置とロール駆動装置
    であり、前記操作量はロール圧下位置成分とロール速度
    成分毎に求められ、前者はロール圧下装置に後者はロー
    ル駆動装置に出力するように構成されることを特徴とす
    る圧延制御装置。
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