JPH07100676B2 - フルオルカ−ボンカルボン酸の製造方法 - Google Patents

フルオルカ−ボンカルボン酸の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明により製造されるフルオルコーボンカルボン酸は
Rf(COOH)(ただし、Rfは炭素数1〜10の飽和または
不飽和のパーフルオルアルキル基を表わし、mは1また
は2である。)構造を持ち(以下Rf(COOH)と記
す)、通常官能基をPOCl3により−COClに置換されたか
たちで、医薬、農薬用の中間体および低温重合開始剤
(パーオキサイド)として重要な用途を有しており、こ
れらの原料となるRf(COOH)は非常に工業上有用であ
る。また、炭素数の多いものは、優秀な界面活性剤原料
として有用な用途を有している。また、Rf(COOH)
ら誘導される塩類を熱分解することにより、有用な化合
物を誘導することができる。例えば、C3F7COOAgやC3F7C
OONH4を熱分解すると次式のように、 2C3F7COOAg→C6F14+2CO2+Ag C3F7COONH→C3F7H+CO2+NH3 前者ではパーフルオル基の2量化、後者ではH含有のフ
ルオルカーボンが生成し、冷媒、熱媒体として有用な化
合物が合成できる。
[従来の技術] Rf(COOH)の製造法としては、炭素数が少ないものに
ついては、HF等によりフッ素化される例もあるが、炭素
数の異なる種々のRf(COOH)を同一の装置、方法で製
造する方法としては、電解フッ素化が最も有効な方法で
ある。
(1) 特公昭31−268号公報には、出発原料として目
的生成物に対応した炭素数および骨格を有しFをHで置
換したかたちのカルボン酸フロリド(以下Rh(COF)
で表わす。)またはカルボン酸クロリド(以下Rh(COC
l)で表わす。)を無水フッ酸中で電解フッ素化する
方法が開示されている。
(2) また、アルコールを無水フッ酸中で電解フッ素
化を行い、生成するパーフルオルカルボン酸フロリドを
水に吸収させ、無水ケイ酸および炭酸ナトリウムを添加
した後、パーフルオルカルボン酸ナトリウムをアルコー
ルにより抽出分離した例もある。
[工業科学雑誌,64,1397(1960)] [発明が解決しようとする問題点] 通常、前記(1)で示されるような方法に従ってRf(CO
F)またはRh(COCl)を無水フッ酸中で電解フッ素
化するとRf(COF)が生成し、沸点の低いものについ
ては副生するH2と共にガス状態で回収される。一方沸点
の高い化合物についてはHFから液分離して液体状態で電
解槽の底部から抜き出される。
Rf(COf)は通常、水に溶解しやすく、さらに速やか
に水中で加水分解されRf(COOH)を生成するため従来
は水スクラバーで吸収加水分解を行ない、この水溶液を
蒸留して生成物を単離するという方法がとられていた。
しかし電解槽から回収されるRf(COOH)にはHFを共存
しており低温コンデンサーや、デカンター等の工夫でHF
を極力少なくしてはいるが、それでも相当量のHFの混入
はさけがたかった。
この共存するHFをほとんど完全に除く方法としてNaFの
充てん塔を塔を通す方法もあるが、これはNaFの再生や
塔の詰り等の問題を有しており、さらにコスト的にも工
業的な方法とは言いがたい。また、加水分解反応ほ
(1)式に従って進行するので副生するHFの混入はさけ
がたい。
Rf(COF)+H2O→Rf(COOH)+HF ……(1) 従って工業的にはRf(COOH)とHfの混合水溶液を蒸留
しなければならず、吸収、蒸留等の装置材料も金属、ガ
ラス等の材料が使用できずテフロンライニング等の非常
に高価なものを使用しなければならなかったし、さらに
HFは蒸留によっても完全に除去することが困難であるた
め、製品純度にも問題が生じていた。
また、Rf(COOH)のうち炭素数が1〜5のものの沸点
は70〜160℃(例 CF3COOH:71℃、n−C3F7COOH:119
℃、C5F11COOH:156℃)の間にあり、水の沸点と近く、
多量の水分を除去するために非常に大きな蒸留塔が必要
で、しかも多くのエネルギーを消費しなければならなか
った。また、前記(2)の例では溶媒抽出という複雑な
工程を用い、抽出の後も蒸留等によって分離せねばなら
ず、多量のエネルギーを必要とし、製品が高価にならざ
るを得なかった。
係る現状に鑑み、本発明は従来方法のRf(COOH)の分
離の際の、高価な設備を使用し、多量のエネルギーを必
要とするため操業コストが上昇する、という点を改善
し、簡単な装置、操作法により大量に生産し得る、工業
的実施に有利なフルオルカーボンカルボン酸の製造方法
を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、上述のように工業的に有利なフルオルカ
ーボンカルボン酸の製造方法について鋭意検討を重ねた
結果、Rf(COOH)の製造工程を下記に示す完全循環系
の中に組込みRf(COOK)を完全に回収することによ
り、安価で高純度なフルオルカーボンカルボン酸を製造
し得ることを見いだし、本発明をなすにいたった。
すなわち本発明は、一般式Rf(COF)(ただし、Rfは
炭素数1〜10の飽和または不飽和パーフルオルアルキル
基を表わし、mは1または2である。)のフルオルカー
ボンカルボン酸フロリドを水により加水分解させる第1
工程、 該加水分解液に水酸化カリウム循環液を添加し、次いで
濃縮・冷却することで一般式Rf(COOK)で表されるフ
ルオルカーボンカルボン酸カリウム塩を析出させ、分離
液と分離された該カリウム塩を酸分解により一般式Rf
(COOH)(ただし、Rfは前記と同じ)で表されるフル
オルカーボンカルボン酸とし、一方、水酸化カリウムを
含む分離液を回収する第2工程、 第2工程で回収された分離液にアルカリ金属(カリウム
を除く。)またはアルカリ土類金属の水酸化物を添加
し、析出したアルカリ金(カリウムを除く。)またはア
ルカリ土類金属のフッ化物を分離する第3工程、 第3工程で得られたフッ化物分離後の溶液に水酸化カリ
ウムを加え、該溶液を水酸化カリウム循環液として循環
させる第4工程 からなるフルオルカーボンカルボン酸の製造方法であ
る。
本発明において原料となるRf(COF)は、Rh(COF)
またはRh(COl)を電解フッ素化することにより得ら
れるが、それのみに限定されるものではない。このよう
な原料を用いて電解フッ素化を行うと電解槽から発生す
るフルオルカーボン酸フロリドのうち炭素数4以下のも
のはガス状態でH2と共に抜出され、5以上のものは電解
槽底部から液体として抜出される。ここで、電解槽から
発生したn−C3F7COFを主成分とする混合ガスを1例に
とると、HFのリフラックスコンデンサーが−35゜のと
き、概略次のような組成となる。
表−1 vol% n-C3F7COF 3.34 C2F5COF 0.23 C3F8 6.20 COF2 6.20 H2 74.16 HF 9.87 合計 100.00 このような組成の混合ガスを、水スクラバーを用いて加
水分解を行いRf(COOH)とHFを生成せしめる。一方副
生ガスであるフッ素カルボニルの加水分解で生じるCO2
は加水分解液が酸性であるが故に(2)式により系外に
パージすることができる。
COF2+H2O→CO2↑+2HF ……(2) この水スクラバーの加水分解温度は、水溶液の沸点以下
であれば何度でもよいが、HF、Rf(COOH)等の生成物
が対応する蒸気圧を有しているため水で吸収させる場
合、40℃以下が好ましい。
この水スクラバーは酸性であるため、テフロン等の耐酸
性樹脂が使用される。もちろアルカリスクラバーを用い
て発生したガスを吸収することもできるが、この場合CO
F2由来のCO2が炭酸カリウム塩を生じるため、KOHの消費
量が増大するとともに、析出Rf(COOK)中に炭酸カリ
ウム塩なる不純物の混入により純度が低下する等して好
ましくない。
このようにして加水分解吸収液をさらにアルカリ中和し
てRf(COOK)とKFを生成させる。
このアルカリ溶液の温度は、沸点以下であれば何度でも
よい。アルカリ中和液としてKOH水溶液を使用する理由
は、工業的に入手し易いアルカリ原料であること、さら
に同伴するHFおよび加水分解反応によって発生するHFを
中和して生成するKFは、他の金属フッ化物の水に対する
溶解度が小さいのに対し、水に対して溶解度が、18℃に
おいて0.92kg・KF/kg・H2Oと著しく大きく、従ってカリ
ウム塩が好適である。
一方、吸収液としてNaOHを用いた場合、対応するフッ化
物であるNaFは比較的水に溶解しやすいフッ化物である
が、水に対する溶解度は25℃において、0.04kg・NaF/kg
・H2Oであり、KFとした場合、極めて小さく且つRf(COO
Na)の塩析効果でその溶解度はさらに低下し、反応に
よって析出したNaFがRf(COOK)中に混入して、純度
低下を招き好ましくない。
一般にRf(COOK)は水に対する溶解性はよく炭素数が
小さくなるほど、その溶解度は大きくなる。しかし共存
するKOHの濃度が高くなればRf(COOK)の溶解度は低
下する。
例えばn−C3F7COOKの場合、水に対する溶解度は大きく
常温の水に対し3kg/kg・H2O以上溶解するが、KOHが0.43
kg/kg・H2OにおいてRf(COOK)はわずか0.1kg/kg・H2
Oしか溶解しない。次工程でRf(COOK)を析出させる
方法として、KOHをさらに添加して濃度を上げる方法も
考えられるが、最も効果的な方法は吸収加水分解した水
溶液を濃縮することである。これによりKOH濃度が増加
するとともにRf(COOK)濃度も増加する。濃縮の方法
としては、通常の加熱蒸発が使用でき、減圧、もしくは
キャリアガス吹き込み下で行うとさらに容易になる。
使用する蒸発缶は鉄、ステンレス等の通常の材料が使用
できる。蒸発中に決勝析出させることもできるが、一旦
冷却した方が析出量も多く次の濾過が容易になるので好
ましい。
ここで析出する結晶は0.1〜数mmで非常に濾過し易く、
遠心分離、吸引濾過等はほとんどすべての方法が使用で
きる。特に遠心分離法で分離したケーキには付着水分が
わずか5wt%しかないので、ケーキを水で洗浄する必要
はない。
表−1の組成のものを上記工程により析出分離した場
合、概略表−2のような組成のケーキが得られる。
表−2 wt% n-C3F7COOK 86.0 C2F5COOK 4.9 KF 3.1 KOH 1.0 H2O 5.0 合計 100.0 上記のケーキをこのまま乾燥しても、純度が95%以上の
ものが容易に得られる。なお、不純物としてKF、KOHが
存在するが、この程度の不純物は次の酸分解工程におい
てはほとんど障害とならない。しかし、濃厚カリウムイ
オン水溶液例えば、KOH水溶液を用い、分離したケーキ
を洗浄することにより、カルボン酸塩をほとんど溶解さ
せずに、不純物であるKFをほとんど除去することもでき
る。
一方、分離した濾液中には(以下母液と呼ぶ)KOおよび
少量のn−C3F7COOK等の有用な成分が含まれているが、
不要な成分であるKFも共存している。このKFを除去する
方法として、次のような複分解反応が効果的であること
を見いだした。
nKF+M(OH)→nKOH+MFn ……(3) ここで、MはNa、Li、Mg、Ca等のアルカリ金属またはア
ルカリ土類金属の他、不溶性フッ化物を形成するもので
あれば何でもよい。また、nは、金属(M)の原子価で
ある。
さらに、過剰のKOHの存在下で行うとほとんどのフッ化
物が事実上溶解度を有さないため、ほぼ化学量論的に脱
フッ素される。しかも、次の工程で使用するKOHより安
価な金属水酸化物から生成させるので、非常に好都合で
ある。
また、濾過、分離し易いMFの結晶を得るための脱フッ素
反応条件について以下に述べる。
まず、反応温度については、本反応な室温において完了
するが、60℃以下では微結晶が晶出して扱いにくいた
め、60℃以上が好ましい。
反応に供するM(OH)の添加量は、該溶液中に含まれ
るフッ素イオンに相当する理論量以上添加しても脱フッ
素は可能であるが、理論量以上添加すれば微結晶が晶出
して扱いにくく、また脱フッ素処理した母液を再度アル
カリ加水分解の吸収液として使用した場合に、反応によ
って生成したNaFが析出Rf(COOK)中に混入して純度
低下を招き好ましくないため、フッ素イオンに相当する
理論量もしくはそれ以下のM(OH)の添加が好適であ
る。
一方、母液のフッ素イオン濃度は、該母液の溶解度以内
であれば、脱フッ素反応は十分完了するが、あまり高い
と微結晶が増加する傾向を示して好ましくないため、フ
ッ素イオン濃度は100g/以下が好ましい。
また、M(OH)の添加量、反応温度、該母液の組成に
よっては、微結晶のMFnが生成するが、その際に80℃〜
沸点で1時間以上、好ましくは2〜15時間煮沸すること
により濾過し易い結晶を製造することができる。
このようにして処理された母液と必要量の水およびKOH
を添加して再度アルカリ加水分解吸収液として使用する
ことができる。
これまでは、本発明の工程を、主おしてRf(COF)
ガスとして回収される場合を例にとって説明したわけで
あるが、液体として回収されるフルオカーボンカルボ酸
フロリドの場合も、得られる液を水に添加して加水分解
を行い、対応のカルボン酸とHFを生成させた後は、全く
同様の操作により、同様の結果および効果が得られる。
以上述べたように本発明により、純度のよいRf(COOK)
を事実上100%回収するクローズドシステム化が達成
できた。
このようにして得られたRf(COOK)を硫酸によって分
解することによりRf(COOH)を容易に製造することが
できる。酸分解された硫酸との混合物からR(COOH)
を回収する方法としては蒸留が用いられ、これにより高
純度の目的生成物、フルオルカーボンカルボン酸[Rf
(COOH)]が得られる。
得られるRf(COOH)のフリーのフッ素含有量を低下さ
せるためにSiO2および濃硫酸を添加することによりSiF4
として分離し、フリーのフッ素含有量の非常に低い、Rf
(COOH)を得ることが可能である。
[実施例] 以下、実施例により詳しく説明するが、本発明はこの実
施例に限られるものではない。
実施例1 電解フッ化槽を使用し、n−C3H7COClと無水フッ酸から
製造したn−C3F7COF110g/hを連続的に投入し、槽温度1
5℃、5.5V、550Amp、リフラックスコンデンサーを−35
℃で電解フッ素化を行ったところ、次頁のような組成の
ガスが420g/hr得られた。
g wt% vol% n-C3F7COF 90.7 21.6 3.3 C2F5COF 4.7 1.1 0.2 C3F8 146.7 35.0 6.2 COF2 51.5 12.3 6.2 H2 18.7 4.5 74.2 HF 107.4 25.5 9.9 419.7 100.0 100.0 このガスを、テラレット(ポリエチレン製)充填水スク
ラバーを使用し、水で加水分解させた後、以下のような
組成の30℃、水酸化カリウム循環液を2.1kg/hr中和反応
せしめることによって、次のような組成を有するアルカ
リ中和液を抜出した。また、スクラバーの出口ガスに
は、n−C3F7COFは検出されなかった。
粗ガス:419.7g、添加水:600g このアルカリ中和液236.5kgをステンレス製の蒸発缶に
おいて蒸気で加熱することにより沸点下で水88.8kgを蒸
発させた後、30℃に冷却すると、300〜1000μmの結晶
が析出した。
このスラリーを遠心分離機によって濾過した後、36wt%
KOH溶液12kgで洗浄し、分離、乾燥(120℃、10hr)する
と、次のような組成の固形物11.6kgが得られた。
wt% n-C3F7COOK 91.4 C2F5COOK 5.1 KF 0.3 KOH 2.9 H2O 0.3 合計 100.0 分離された母液135kgに30%Ca(OH)スラリー89.6kg
を100゜で添加したところCaF2結晶が析出し、これをフ
ィルタープレスで分離し下記のような組成を有する脱フ
ッ素アルカリ液174kgを得た。Ca(OH)スラリーは70
%の水を含んだものである。
脱フッ素処理された母液に必要量の水およびKOHを添加
して、フルオルカーボンカルボン酸を吸収した液に添加
できる。
得られたn−C3F7COOK粉末に98%硫酸およびSiO2を添加
して、SiF4を分離した後蒸留することによりn−C3F7CO
OH:99.98%、フリーフッ素:1ppm、H2O:200ppmの精製n
−C3F7COOHを得た。
実施例2 CF3(CF26COF:95wt%、HF:5wt%の組成を有する混合
物2kgを0.6の水に添加し、撹拌しながら混合した。次
に500g/の濃度のKOH2.4を添加し、リフラックスさ
せながら、80℃で30分間保持した後、水1.6kgを沸点下
で蒸発させ、30℃に冷却したところ結晶が析出し、この
スラリーを遠心分離機で分離し、36%KOH溶液1000gで洗
浄したところ、次のような組成の結晶2.1kgを得た。
kg wt% CF3(CF26COOK 2.02 96.4 KF 0.006 0.3 KOH 0.063 3.0 H2O 0.006 0.3 合計 2.095 100.0 遠心分離した濾液2.4kgに48%NaOH0.8kgを90℃で添加、
反応したところ、NaF結晶0.4kgが析出しこれを分離する
と、次のような組成の溶液2.7kgが得られた。
g wt% CF3(CF26COOK 45.0 1.7 KOH 950.0 35.6 H2O 1672.0 62.7 合計 2667.0 100.0 このようにして脱フッ素化処理された母液に必要量の水
およびKOHを添加して、再度使用することができる。得
られたCF3(CF26COOK粉末に98%硫酸およびSiO2を添
加して、SiF4を分離した後、蒸留することにより、CF3
(CF26COOH:99.9%以上、フリーフッ素含有量:1ppm、
水分:200ppmの精製CF3(CF26COOHを得た。
[発明の効果] 本発明によれば、従来方法に比較して簡単な装置、操作
方法を用いて、連続的にRf(COF)をRf(COOK)
転化せしめた後、非常に収率よくRf(COOK)粉末を
得、その後酸分解により高純度のRf(COOH)を得るこ
とができる。
本発明により、得られた製品は種々の有機化合物の原料
として非常に有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式Rf(COF)(ただし、Rfは炭素数
    1〜10の飽和または不飽和パーフルオルアルキル基を表
    わし、mは1または2である。)のフルオロカーボンカ
    ルボン酸フロリドを水により加水分解させる第1工程、 該加水分解液に水酸化カリウム循環液を添加し、次いで
    濃縮・冷却することで一般式Rf(COOK)で表されるフ
    ルオルカーボンカルボン酸カリウム塩を析出させ、分離
    液と分離された該カリウム塩を酸分解により一般式Rf
    (COOH)(ただし、Rfは前記と同じ)で表されるフル
    オルカーボンカルボン酸とし、一方、水酸化カリウムを
    含む分離液を回収する第2工程、 第2工程で回収された分離液にアルカリ金属(カリウム
    を除く。)またはアルカリ土類金属の水酸化物を添加
    し、析出したアルカリ金属(カリウムを除く。)または
    アルカリ土類金属のフッ化物を分離する第3工程、 第3工程で得られたフッ化物分離後の溶液に水酸化カリ
    ウムを加え、該溶液を水酸化カリウム循環液として循環
    させる第4工程 からなるフルオルカーボンカルボン酸の製造方法。
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