JPH07100827A - フェノ−ル樹脂系バインダ−組成物及び成形ボ−ドの製造方法 - Google Patents
フェノ−ル樹脂系バインダ−組成物及び成形ボ−ドの製造方法Info
- Publication number
- JPH07100827A JPH07100827A JP5268070A JP26807093A JPH07100827A JP H07100827 A JPH07100827 A JP H07100827A JP 5268070 A JP5268070 A JP 5268070A JP 26807093 A JP26807093 A JP 26807093A JP H07100827 A JPH07100827 A JP H07100827A
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- molding
- resin binder
- binder composition
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 成形品の強度物性を低下させることなく、成
形の際優れた離型性を与えるフェノ−ル樹脂系バインダ
−組成物を提供すること、更には、このフェノ−ル樹脂
系バインダ−を用いて成形ボ−ドを製造する方法を提供
すること。 【構成】 150℃における溶融粘度が1ポイズ未満
で、150℃におけるフェノ−ル樹脂との相溶性が5%
以下のワックスを0.1〜20重量%含有する離型性の
優れたフェノ−ル樹脂系バインダ−組成物。このフェノ
−ル樹脂系バインダ−組成物を繊維材料に混合したの
ち、フリ−スを形成し、所定の形状にプレス成形して成
形ボ−ドを製造する。 【効果】 プレス成形時の離型性が顕著に改良され、且
つその効果が長期間に渡って持続するので、型押加工性
や型押後の形状安定性が増し、成形品の表面平滑性も向
上する他、成形品の不良率を大幅に低下する。
形の際優れた離型性を与えるフェノ−ル樹脂系バインダ
−組成物を提供すること、更には、このフェノ−ル樹脂
系バインダ−を用いて成形ボ−ドを製造する方法を提供
すること。 【構成】 150℃における溶融粘度が1ポイズ未満
で、150℃におけるフェノ−ル樹脂との相溶性が5%
以下のワックスを0.1〜20重量%含有する離型性の
優れたフェノ−ル樹脂系バインダ−組成物。このフェノ
−ル樹脂系バインダ−組成物を繊維材料に混合したの
ち、フリ−スを形成し、所定の形状にプレス成形して成
形ボ−ドを製造する。 【効果】 プレス成形時の離型性が顕著に改良され、且
つその効果が長期間に渡って持続するので、型押加工性
や型押後の形状安定性が増し、成形品の表面平滑性も向
上する他、成形品の不良率を大幅に低下する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加熱金型加圧成形、流し
込み成形、吹き込み成形等に使用されるフェノ−ル樹脂
系バインダ−組成物、及びこれを使用する成形ボ−ドの
製造方法に関する。
込み成形、吹き込み成形等に使用されるフェノ−ル樹脂
系バインダ−組成物、及びこれを使用する成形ボ−ドの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種基材にフェノ−ル樹脂系バインダ−
を配合した材料を、加熱金型を使用して成形すること
は、例えば乾式加圧成形による複合建材の製造、内装材
用のボ−ド芯材の製造、シェルモ−ルド用鋳型の製造、
フェノ−ル樹脂成形品の製造の際に行われている。これ
らの製造では、不良率の低減、作業性等の観点から、金
型との離型性を改良する試みがなされている。その中で
も、繊維材料を基材とする内装材用のボ−ド芯材はその
形状、品質、性能等に対するニ−ズが多様化しているた
め、複雑、且つ深い絞りのある曲面を有する金型を採用
することが多い。ボ−ド芯材は高度にもつれあった繊維
と接着性能の高い樹脂系バインダ−から構成されている
ため、成形時の離型性が悪く、工程の自動化の障害とな
ったり、成形不良率が高くなったりする問題点を有して
いる。
を配合した材料を、加熱金型を使用して成形すること
は、例えば乾式加圧成形による複合建材の製造、内装材
用のボ−ド芯材の製造、シェルモ−ルド用鋳型の製造、
フェノ−ル樹脂成形品の製造の際に行われている。これ
らの製造では、不良率の低減、作業性等の観点から、金
型との離型性を改良する試みがなされている。その中で
も、繊維材料を基材とする内装材用のボ−ド芯材はその
形状、品質、性能等に対するニ−ズが多様化しているた
め、複雑、且つ深い絞りのある曲面を有する金型を採用
することが多い。ボ−ド芯材は高度にもつれあった繊維
と接着性能の高い樹脂系バインダ−から構成されている
ため、成形時の離型性が悪く、工程の自動化の障害とな
ったり、成形不良率が高くなったりする問題点を有して
いる。
【0003】フェノ−ル樹脂系バインダ−を成形フェル
トの製造に用いることは、特願平2-090179号公報等で知
られているが、離型性を改良することについては触れら
れていない。一般に成形時の離型性を改善する方法とし
て、金型にフッ素系、シリコン系等の離型剤を塗布又は
噴霧する方法、バインダ−に脂肪酸やその金属塩を添加
する方法などが知られているが、前者においては離型性
を高めるため、頻繁に離型剤の噴霧が必要であり、後者
においては各用途における実用性の問題から配合量が限
定されるだけでなく、離型効果が十分得られない。ま
た、両者を併用する方法もあるが、これも十分効果があ
るとはいいがたい。
トの製造に用いることは、特願平2-090179号公報等で知
られているが、離型性を改良することについては触れら
れていない。一般に成形時の離型性を改善する方法とし
て、金型にフッ素系、シリコン系等の離型剤を塗布又は
噴霧する方法、バインダ−に脂肪酸やその金属塩を添加
する方法などが知られているが、前者においては離型性
を高めるため、頻繁に離型剤の噴霧が必要であり、後者
においては各用途における実用性の問題から配合量が限
定されるだけでなく、離型効果が十分得られない。ま
た、両者を併用する方法もあるが、これも十分効果があ
るとはいいがたい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は成形品の強度
物性を低下させることなく、成形の際優れた離型性を与
えるフェノ−ル樹脂系バインダ−組成物を提供すること
を目的とする。更には、このフェノ−ル樹脂系バインダ
−を用いて成形ボ−ドを製造する方法を提供することを
目的とする。
物性を低下させることなく、成形の際優れた離型性を与
えるフェノ−ル樹脂系バインダ−組成物を提供すること
を目的とする。更には、このフェノ−ル樹脂系バインダ
−を用いて成形ボ−ドを製造する方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、150℃にお
ける溶融粘度が1ポイズ未満で、150℃におけるフェ
ノ−ル樹脂との相溶性が5%以下のワックスを0.1〜
20重量%含有する離型性の優れたフェノ−ル樹脂系バ
インダ−組成物であり、また、本発明は、繊維材料に、
前記フェノ−ル樹脂系バインダ−組成物を5〜40重量
%混合したのち、フリ−スを形成し、必要によりニ−ド
リング及び/又は加熱してバインダ−を繊維に融着させ
て嵩高マットを製造し、次いで所定の形状にプレス成形
する成形ボ−ドの製造方法である。
ける溶融粘度が1ポイズ未満で、150℃におけるフェ
ノ−ル樹脂との相溶性が5%以下のワックスを0.1〜
20重量%含有する離型性の優れたフェノ−ル樹脂系バ
インダ−組成物であり、また、本発明は、繊維材料に、
前記フェノ−ル樹脂系バインダ−組成物を5〜40重量
%混合したのち、フリ−スを形成し、必要によりニ−ド
リング及び/又は加熱してバインダ−を繊維に融着させ
て嵩高マットを製造し、次いで所定の形状にプレス成形
する成形ボ−ドの製造方法である。
【0006】本発明において使用するフェノ−ル樹脂
は、フェノ−ル、クレゾ−ル、キシレノ−ル等のフェノ
−ル類とホルムアルデヒドとを触媒の存在下で反応させ
て得られるものであり、例えばノボラック型フェノ−ル
樹脂、レゾ−ル型フェノ−ル樹脂、これらを変成したフ
ェノ−ル樹脂やこれらの樹脂の混合物などが挙げられ
る。これらのフェノ−ル樹脂は硬化剤の存在下又は非存
在下で、固形状として使用される。
は、フェノ−ル、クレゾ−ル、キシレノ−ル等のフェノ
−ル類とホルムアルデヒドとを触媒の存在下で反応させ
て得られるものであり、例えばノボラック型フェノ−ル
樹脂、レゾ−ル型フェノ−ル樹脂、これらを変成したフ
ェノ−ル樹脂やこれらの樹脂の混合物などが挙げられ
る。これらのフェノ−ル樹脂は硬化剤の存在下又は非存
在下で、固形状として使用される。
【0007】本発明で使用するワックスとしては、15
0℃における溶融粘度が1ポイズ未満で、150℃にお
けるフェノ−ル樹脂との相溶性が5%以下のワックスで
あれば、任意のワックスが使用できるが、具体的には動
植物ワックス、鉱物ワックス、石油ワックス等の天然ワ
ックス、ポリエチレンワックス、フィッシャ−トロプシ
ュワックス等の合成ワックスが使用できる。これらは、
その1種のみを用いてもよい他、2種以上の混合物とし
て使用してもよい。なお、溶融粘度はコ−ンプレ−ト粘
度計により測定することができる。また、フェノ−ル樹
脂との相溶性は、フェノ−ル樹脂とワックスを等量混合
物をガラス容器に入れ、150℃で溶融混合し、この温
度で120分間静置したのち、相の状態を観察すること
により測定することができる。すなわち、相が1つで透
明なときを完全相溶(100%)、相が3つのときを部
分相溶、そして中間相の容積/全体の容積×100を相
溶性の%、相が2つのまま又は1相でけんだくしている
ときを非相溶(0%)とする。
0℃における溶融粘度が1ポイズ未満で、150℃にお
けるフェノ−ル樹脂との相溶性が5%以下のワックスで
あれば、任意のワックスが使用できるが、具体的には動
植物ワックス、鉱物ワックス、石油ワックス等の天然ワ
ックス、ポリエチレンワックス、フィッシャ−トロプシ
ュワックス等の合成ワックスが使用できる。これらは、
その1種のみを用いてもよい他、2種以上の混合物とし
て使用してもよい。なお、溶融粘度はコ−ンプレ−ト粘
度計により測定することができる。また、フェノ−ル樹
脂との相溶性は、フェノ−ル樹脂とワックスを等量混合
物をガラス容器に入れ、150℃で溶融混合し、この温
度で120分間静置したのち、相の状態を観察すること
により測定することができる。すなわち、相が1つで透
明なときを完全相溶(100%)、相が3つのときを部
分相溶、そして中間相の容積/全体の容積×100を相
溶性の%、相が2つのまま又は1相でけんだくしている
ときを非相溶(0%)とする。
【0008】本発明のバインダ−組成物には、フェノ−
ル樹脂、ワックスの他、必要によりヘキサメチレンテト
ラミン等の硬化剤、炭酸カルシウム等の滑剤、その他の
添加剤を配合することができる。本発明のバインダ−組
成物の組成は、フェノ−ル樹脂80〜99.9重量%に
対して、前記ワックス0.1〜20重量%であり、好ま
しくはフェノ−ル樹脂90〜97重量%に対して、前記
ワックス3〜10重量%である。そして、フェノ−ル樹
脂としてノボラック型フェノ−ル樹脂を使用する場合、
フェノ−ル樹脂に対して、5〜15重量%程度のヘキサ
メチレンテトラミンを硬化剤として添加することが好ま
しい。
ル樹脂、ワックスの他、必要によりヘキサメチレンテト
ラミン等の硬化剤、炭酸カルシウム等の滑剤、その他の
添加剤を配合することができる。本発明のバインダ−組
成物の組成は、フェノ−ル樹脂80〜99.9重量%に
対して、前記ワックス0.1〜20重量%であり、好ま
しくはフェノ−ル樹脂90〜97重量%に対して、前記
ワックス3〜10重量%である。そして、フェノ−ル樹
脂としてノボラック型フェノ−ル樹脂を使用する場合、
フェノ−ル樹脂に対して、5〜15重量%程度のヘキサ
メチレンテトラミンを硬化剤として添加することが好ま
しい。
【0009】本発明の製造方法により成形ボ−ドを製造
するには、例えば開繊状態とした不連続繊維材料に、上
記フェノ−ル系バインダ−組成物を5〜40重量%、好
ましくは8〜30重量%を添加し、よく混合し、所望の
厚み、例えば5〜200mm、好ましくは10〜150
mmのフリ−スを形成し、必要によりニ−ドリングし
て、100〜300℃、好ましくは150〜250℃に
加熱してバインダ−を繊維に融着させて嵩高マットを製
造してから、所定の形状にプレス成形して製造すること
ができる。また、嵩高マットを製造することなく、フリ
−スを直接所定の形状にプレス成形して製造してもよ
い。
するには、例えば開繊状態とした不連続繊維材料に、上
記フェノ−ル系バインダ−組成物を5〜40重量%、好
ましくは8〜30重量%を添加し、よく混合し、所望の
厚み、例えば5〜200mm、好ましくは10〜150
mmのフリ−スを形成し、必要によりニ−ドリングし
て、100〜300℃、好ましくは150〜250℃に
加熱してバインダ−を繊維に融着させて嵩高マットを製
造してから、所定の形状にプレス成形して製造すること
ができる。また、嵩高マットを製造することなく、フリ
−スを直接所定の形状にプレス成形して製造してもよ
い。
【0010】上記プレス成形は、加熱温度100〜30
0℃、好ましくは150〜250℃、圧力1〜40kg
/cm2 、好ましくは3〜30kg/cm2 の条件で行
うことができる。この際、所望により各種のプラスチッ
クや天然繊維製等の化粧表皮を同時に接合し、また成形
することができる。
0℃、好ましくは150〜250℃、圧力1〜40kg
/cm2 、好ましくは3〜30kg/cm2 の条件で行
うことができる。この際、所望により各種のプラスチッ
クや天然繊維製等の化粧表皮を同時に接合し、また成形
することができる。
【0011】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を説明
する。なお、成形ボ−ドの製造、プレス成形時の離型性
の評価、成形品の強度及び成形品の不良率の評価につい
ては、次の方法によった。 1.成形ボ−ドの製造 反毛フェルト系ボ−ド芯材の製造 麻混反毛70重量%とバインダー成分30重量%とをフ
リース製造機を用いて均一に混合し、目付重量1.4k
g/m2 のフリースを製造し、200℃に温度調製した
プレス成形機で圧力5kg/cm2 で40秒加圧して厚
さ2.5mmの反毛フェルト系ボード芯材(約20cm
角)を製造した。 木質繊維系ボード芯材の製造 木質繊維90重量%とバインダー成分10重量%とをフ
リース製造機を用いて均一に混合し、目付重量2.0k
g/m2 のフリースを製造し、200℃に温度調製した
プレス成形機で圧力25kg/cm2 で5秒加圧後、ガ
ス抜き3秒を3回繰り返し、最後に15秒加圧して厚さ
2.5mmの木質繊維系ボード芯材(約20cm角)を
製造した。
する。なお、成形ボ−ドの製造、プレス成形時の離型性
の評価、成形品の強度及び成形品の不良率の評価につい
ては、次の方法によった。 1.成形ボ−ドの製造 反毛フェルト系ボ−ド芯材の製造 麻混反毛70重量%とバインダー成分30重量%とをフ
リース製造機を用いて均一に混合し、目付重量1.4k
g/m2 のフリースを製造し、200℃に温度調製した
プレス成形機で圧力5kg/cm2 で40秒加圧して厚
さ2.5mmの反毛フェルト系ボード芯材(約20cm
角)を製造した。 木質繊維系ボード芯材の製造 木質繊維90重量%とバインダー成分10重量%とをフ
リース製造機を用いて均一に混合し、目付重量2.0k
g/m2 のフリースを製造し、200℃に温度調製した
プレス成形機で圧力25kg/cm2 で5秒加圧後、ガ
ス抜き3秒を3回繰り返し、最後に15秒加圧して厚さ
2.5mmの木質繊維系ボード芯材(約20cm角)を
製造した。
【0012】2.プレス成形時の離型性評価 プレス成形機の金型の上盤と下盤をあらかじめよく清掃
しておき、初回のみフッ素系離型剤を金型に一定量噴霧
し、これに上記1と同様にしてプレス成形を行い、2回
目以降は離型剤を噴霧せずに成形を繰り返し、金型面か
らの離型の状態を観察する。連続的に成形できる回数を
下記の離型の状態毎に求め、20回まで評価した。な
お、2回続けて離型の悪い状態が発生した場合には、そ
こで評価を中止した。 3.成形品の強度 上記1で製造したボード芯材を150×50×2.5m
mの板状に切り出し、これを試験片として常態曲げ強度
を測定した。 測定条件 スパン 10cm、荷重速度 5cm/分 4.成形品の不良率の評価 上記2の方法でボ−ド芯材を20枚プレス成形したとき
の、離型性、成形品の表面平滑性、成形品の強度を総合
して、いずれか1つでも欠けるものを不良品としてカウ
ントして不良率を求めた。なお、2回続けて離型の悪い
状態が発生したときは、金型を清掃して初回のみフッ素
系離型剤を一定量噴霧して成形を再開し、20枚成形を
行った。
しておき、初回のみフッ素系離型剤を金型に一定量噴霧
し、これに上記1と同様にしてプレス成形を行い、2回
目以降は離型剤を噴霧せずに成形を繰り返し、金型面か
らの離型の状態を観察する。連続的に成形できる回数を
下記の離型の状態毎に求め、20回まで評価した。な
お、2回続けて離型の悪い状態が発生した場合には、そ
こで評価を中止した。 3.成形品の強度 上記1で製造したボード芯材を150×50×2.5m
mの板状に切り出し、これを試験片として常態曲げ強度
を測定した。 測定条件 スパン 10cm、荷重速度 5cm/分 4.成形品の不良率の評価 上記2の方法でボ−ド芯材を20枚プレス成形したとき
の、離型性、成形品の表面平滑性、成形品の強度を総合
して、いずれか1つでも欠けるものを不良品としてカウ
ントして不良率を求めた。なお、2回続けて離型の悪い
状態が発生したときは、金型を清掃して初回のみフッ素
系離型剤を一定量噴霧して成形を再開し、20枚成形を
行った。
【0013】実施例1 150℃における溶融粘度0.1ポイズ以下、150℃
におけるフェノ−ル樹脂との相溶性0%のカルナウバワ
ックス5重量部、ノボラック型フェノ−ル樹脂(新日鐵
化学株式会社製 NK8103 融点83℃)95重量
部、ヘキサメチレンテトラミン9.5重量部とを均一に
混合し、粉砕して、フェノ−ル樹脂系バインダ−組成物
を得た。得られたフェノ−ル樹脂系バインダ−組成物を
用いて、成形ボ−ドを製造し、評価をした。
におけるフェノ−ル樹脂との相溶性0%のカルナウバワ
ックス5重量部、ノボラック型フェノ−ル樹脂(新日鐵
化学株式会社製 NK8103 融点83℃)95重量
部、ヘキサメチレンテトラミン9.5重量部とを均一に
混合し、粉砕して、フェノ−ル樹脂系バインダ−組成物
を得た。得られたフェノ−ル樹脂系バインダ−組成物を
用いて、成形ボ−ドを製造し、評価をした。
【0014】実施例2 カルナウバワックス、ノボラック型フェノ−ル樹脂及び
ヘキサメチレンテトラミンの配合量を、それぞれ10重
量部、90重量部及び9重量部とした他は、実施例1と
同様にして、評価した。
ヘキサメチレンテトラミンの配合量を、それぞれ10重
量部、90重量部及び9重量部とした他は、実施例1と
同様にして、評価した。
【0015】実施例3 カルナウバワックスの代わりに、150℃における溶融
粘度0.1ポイズ以下、150℃におけるフェノ−ル樹
脂との相溶性0%のパラフィンワックス(日本石油株式
会社製 日石マイクロワックス155)5重量部を配合
した他は、実施例1と同様にして、評価した。 実施例4 カルナウバワックスの代わりに、150℃における溶融
粘度0.1ポイズ以下、150℃におけるフェノ−ル樹
脂との相溶性0%のパラフィンワックス(三井石油化学
株式会社製 三井ハイワックス100P)5重量部を配
合した他は、実施例1と同様にして、評価した。 実施例5 カルナウバワックス、ノボラック型フェノ−ル樹脂及び
ヘキサメチレンテトラミンの配合量を、それぞれ5重量
部、90重量部及び9重量部とし、更に実施例3のパラ
フィンワックス5重量部を配合した他は、実施例1と同
様にして、評価した。
粘度0.1ポイズ以下、150℃におけるフェノ−ル樹
脂との相溶性0%のパラフィンワックス(日本石油株式
会社製 日石マイクロワックス155)5重量部を配合
した他は、実施例1と同様にして、評価した。 実施例4 カルナウバワックスの代わりに、150℃における溶融
粘度0.1ポイズ以下、150℃におけるフェノ−ル樹
脂との相溶性0%のパラフィンワックス(三井石油化学
株式会社製 三井ハイワックス100P)5重量部を配
合した他は、実施例1と同様にして、評価した。 実施例5 カルナウバワックス、ノボラック型フェノ−ル樹脂及び
ヘキサメチレンテトラミンの配合量を、それぞれ5重量
部、90重量部及び9重量部とし、更に実施例3のパラ
フィンワックス5重量部を配合した他は、実施例1と同
様にして、評価した。
【0016】比較例1 カルナウバワックスを配合しなかった他は、実施例1と
同様にして、評価した。 比較例2 パラフィンワックス、ノボラック型フェノ−ル樹脂及び
ヘキサメチレンテトラミンの配合量を、それぞれ50重
量部、50重量部及び5重量部とした他は、実施例3と
同様にして、評価した。 比較例3 カルナウバワックスの代わりに、150℃における溶融
粘度0.1ポイズ以下、150℃におけるフェノ−ル樹
脂との相溶性50%のステアリン酸5重量部を配合した
他は、実施例1と同様にして、評価した。
同様にして、評価した。 比較例2 パラフィンワックス、ノボラック型フェノ−ル樹脂及び
ヘキサメチレンテトラミンの配合量を、それぞれ50重
量部、50重量部及び5重量部とした他は、実施例3と
同様にして、評価した。 比較例3 カルナウバワックスの代わりに、150℃における溶融
粘度0.1ポイズ以下、150℃におけるフェノ−ル樹
脂との相溶性50%のステアリン酸5重量部を配合した
他は、実施例1と同様にして、評価した。
【0017】実施例及び比較例のプレス成形時の離型
性、成形品の強度、成形品の不良率の評価結果を表1及
び表2に示す。表1は反毛フェルト系ボ−ド芯材として
の評価を示し、表2は木質繊維系ボ−ド芯材としての評
価を示す。なお、離型性の評価で、◎は上下両面とも離
型性十分、○は上下両面とも離型抵抗なし、△は片面に
若干の離型抵抗あり、×は離型性悪いを示す。また、離
型性(回)の数字は、最初からの成形回数であり、上記
評価が得られた最後の成形回を示す。
性、成形品の強度、成形品の不良率の評価結果を表1及
び表2に示す。表1は反毛フェルト系ボ−ド芯材として
の評価を示し、表2は木質繊維系ボ−ド芯材としての評
価を示す。なお、離型性の評価で、◎は上下両面とも離
型性十分、○は上下両面とも離型抵抗なし、△は片面に
若干の離型抵抗あり、×は離型性悪いを示す。また、離
型性(回)の数字は、最初からの成形回数であり、上記
評価が得られた最後の成形回を示す。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、金型に離型剤を塗布し
なくとも、プレス成形時の離型性が顕著に改良され、且
つその効果が長期間に渡って持続するので、型押加工性
や型押後の形状安定性が増す他、成形品の表面平滑性も
向上する。更に、成形品の強度物性に影響を与えること
なく、成形品の不良率を大幅に低下させることができ
る。
なくとも、プレス成形時の離型性が顕著に改良され、且
つその効果が長期間に渡って持続するので、型押加工性
や型押後の形状安定性が増す他、成形品の表面平滑性も
向上する。更に、成形品の強度物性に影響を与えること
なく、成形品の不良率を大幅に低下させることができ
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 161/06 JER D04H 1/48 C 7199−3B 1/58 A 7199−3B // B29K 61:04 105:08 C2
Claims (2)
- 【請求項1】 150℃における溶融粘度が1ポイズ未
満で、150℃におけるフェノ−ル樹脂との相溶性が5
%以下のワックスを0.1〜20重量%含有することを
特徴とする離型性の優れたフェノ−ル樹脂系バインダ−
組成物。 - 【請求項2】 繊維材料に、150℃における溶融粘度
が1ポイズ未満で、150℃におけるフェノ−ル樹脂と
の相溶性が5%以下のワックスを0.1〜20重量%含
有するフェノ−ル樹脂系バインダ−組成物を5〜40重
量%混合したのち、フリ−スを形成し、必要によりニ−
ドリング及び/又は加熱してバインダ−を繊維に融着さ
せて嵩高マットを製造し、次いで所定の形状にプレス成
形することを特徴とする成形ボ−ドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5268070A JPH07100827A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | フェノ−ル樹脂系バインダ−組成物及び成形ボ−ドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5268070A JPH07100827A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | フェノ−ル樹脂系バインダ−組成物及び成形ボ−ドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07100827A true JPH07100827A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17453471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5268070A Withdrawn JPH07100827A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | フェノ−ル樹脂系バインダ−組成物及び成形ボ−ドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07100827A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5908496A (en) * | 1996-07-01 | 1999-06-01 | Imperial Chemical Industries Plc | Process for binding lignocellulosic material |
| JP2006517601A (ja) * | 2003-01-21 | 2006-07-27 | エクソンモービル リサーチ アンド エンジニアリング カンパニー | 建築ボード用途のためのワックス組成物 |
| EP2995708A1 (en) * | 2014-09-09 | 2016-03-16 | Seiko Epson Corporation | Sheet manufacturing apparatus, sheet manufacturing method, sheet manufactured using sheet manufacturing apparatus and sheet manufacturing method, and composite and container used in sheet manufacturing apparatus and sheet manufacturing method |
| CN105862249A (zh) * | 2015-02-06 | 2016-08-17 | 精工爱普生株式会社 | 片制造装置及片制造方法 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP5268070A patent/JPH07100827A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN105401333A (zh) * | 2014-09-09 | 2016-03-16 | 精工爱普生株式会社 | 薄片制造装置、薄片制造方法和通过它们制造的薄片、以及用于它们的复合体及其收纳容器 |
| US9868854B2 (en) | 2014-09-09 | 2018-01-16 | Seiko Epson Corporation | Sheet manufacturing apparatus, sheet manufacturing method, sheet manufactured using sheet manufacturing apparatus and sheet manufacturing method, and composite and container used in sheet manufacturing apparatus and sheet manufacturing method |
| CN105862249A (zh) * | 2015-02-06 | 2016-08-17 | 精工爱普生株式会社 | 片制造装置及片制造方法 |
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