JPH05247321A - フェノール樹脂組成物 - Google Patents

フェノール樹脂組成物

Info

Publication number
JPH05247321A
JPH05247321A JP8157392A JP8157392A JPH05247321A JP H05247321 A JPH05247321 A JP H05247321A JP 8157392 A JP8157392 A JP 8157392A JP 8157392 A JP8157392 A JP 8157392A JP H05247321 A JPH05247321 A JP H05247321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
weight
phenol
parts
releasability
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8157392A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Hirayama
正士 平山
Yasuhisa Nagatani
泰久 永谷
Masaki Hirozawa
正樹 廣澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Chemical Co Ltd filed Critical Nippon Steel Chemical Co Ltd
Priority to JP8157392A priority Critical patent/JPH05247321A/ja
Publication of JPH05247321A publication Critical patent/JPH05247321A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】フェノ−ル樹脂を使用した成形品の加熱金型か
らの離型性を改善する。 【構成】フェノ−ル樹脂100重量部に対し、テルペン
系樹脂及び/又はロジン系樹脂油樹脂0.1〜100重
量部を配合してなる離型性の優れたフェノ−ル樹脂組成
物。 【効果】本発明の組成物は、フェノ−ル樹脂の熱硬化性
を失うことなく、また、成形後の強度等の物性を一定以
上に低下させることなく、加熱金型からの離型性を改善
することができ、この組成物を使用した配合材料の成形
作業を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱金型で加圧成形、
流し込み成形、吹き込み成形等に使用される離型性の優
れたフェノ−ル樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固形のフェノ−ル樹脂を加熱金型を使用
して成形することは、例えば乾式加圧成形による複合建
材の製造、内装材用のフェルト、ボ−ドの製造、シェル
モ−ルド用鋳型の製造及びフェノ−ル樹脂成形品の製造
等で行われている。これらの製造では、不良率の低下、
作業性等の点から離型性を改良する試みが行われてい
る。これには、シリコン系、フッ素系、脂肪酸金属塩
類、アマイド系及びワックス等の内部離型剤をフェノ−
ル樹脂に配合する方法と、金型に離型剤を噴霧する方法
などがある。しかしながら、内部離型剤を配合する方法
は、各用途における実用性の問題から配合される量が限
定される。一方、金型に離型剤を噴霧する方法は、離型
性を満足させるためには頻繁に噴霧あるいは塗布する必
要があり、また、両者を併用する方法もあるが、これら
の問題を解決するために十分なものとはいえない。
【0003】クマロン−インデン樹脂や石油樹脂は粘着
付与剤等として、接着剤用樹脂、ゴム等に配合されてい
るが、離型性を改良するものではない。また、特開平1
−139853号公報には、成形フェルトの製造方法が
記載され、クマロン−インデン樹脂又は石油樹脂にフェ
ノ−ル樹脂を配合した例が示されているが、これもフェ
ノ−ル樹脂の離型性を改良するものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、離型性の優れたフェノ−ル樹脂組成物を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、フ
ェノ−ル樹脂100重量部に対し、テルペン系樹脂及び
/又はロジン系樹脂0.1〜100重量部を配合してな
る離型性の優れたフェノ−ル樹脂組成物、並びにこれに
加えてクマロン−インデン樹脂及び/又は石油樹脂0.
1〜100重量部を配合してなる離型性の優れたフェノ
−ル樹脂組成物である。
【0006】本発明において使用するフェノ−ル樹脂は
固形のものであれば制限はなく、フェノ−ル、クレゾ−
ル、キシレノ−ル等のフェノ−ル類とホルムアルデヒド
とを触媒の存在下で反応させて得られるものであればよ
く、例えばノボラック型フェノ−ル樹脂、含窒素系レゾ
−ル型フェノ−ル樹脂及びこれらの変成フェノ−ル樹脂
又はこれらの樹脂混合物等が挙げられる。これらのフェ
ノ−ル樹脂は、硬化剤の存在下又は非存在下で、固形状
として使用される。
【0007】一方、本発明で使用するテルペン系樹脂
は、松類の木から得られるテレピン油又はこれから分離
された重合成分を含む油をフリーデルクラフツ触媒を用
いて重合させて得られる樹脂であり、α−ピネンを主と
し、β−ピネンカンフェル、ジペンテン等の環状テルペ
ンからなる構成単位を含むものである。また、フェノ−
ル類を加えてフリーデルクラフツ触媒を用いて反応させ
たり、更にホルムアルデヒドを加えて縮合させて得られ
るテルペン−フェノ−ル樹脂であってもよい。
【0008】ロジン系樹脂は、松脂やト−ル油に含有さ
れている樹脂であり、その誘導体であるエステル化ロジ
ン系樹脂、グリセリンやペンタエリスト−ル等で変成さ
れたロジン系樹脂であってもよい。更に、これらを水素
化したロジン系樹脂であってもよい。
【0009】クマロン−インデン樹脂は、インデン類と
クマロン類を全構成モノマ−成分の50〜100重量%
含有するものが好ましい。この場合、クマロン−インデ
ン樹脂を構成する他のモノマ−成分としてはスチレン、
メチルスチレン等のスチレン類などがあり、更に場合に
よっては、フェノ−ル類等で末端を変成したものであっ
てもよいし、更にはこのフェノ−ル性水酸基をエポキシ
化して変成したものであってもよい。
【0010】石油樹脂は、構成モノマ−成分としてメチ
ルスチレン等のスチレン類を比較的多量に含み、インデ
ン類を比較的少量含むものであるが、これもフェノ−ル
類やエポキシ基で変成されていても差し支えない。ま
た、石油樹脂又は石油樹脂類として市販されているもの
も好適である。更に、クマロン−インデン樹脂又は石油
樹脂を水素化した水素化クマロン−インデン樹脂又は水
素化石油樹脂であってもよい。
【0011】フェノ−ル樹脂とテルペン系樹脂及び/又
はロジン系樹脂との配合割合は、離型性の観点と得られ
る成形品の強度の観点から決められるが、フェノ−ル樹
脂100重量部に対し、テルペン系とロジン系樹脂の合
計が0.1〜100重量部、好ましくは1〜40重量
部、より好ましくは2〜30重量部、更に好ましくは5
〜20重量部である。なお、テルペン系樹脂とロジン系
樹脂は、どちらか一方であっても、両者を配合してもよ
い。更に、テルペン系樹脂及び/又はロジン系樹脂を配
合したフェノ−ル樹脂組成物にクマロン−インデン樹脂
及び/又は石油樹脂を配合しても良好な離型性を示す組
成物を得ることができる。この場合、クマロン−インデ
ン樹脂及び/又は石油樹脂の配合割合は、前記と同じ範
囲が好ましいが、フェノ−ル樹脂100重量部に対し、
テルペン系樹脂、ロジン系樹脂、クマロン−インデン樹
脂及び石油樹脂の合計が0.1〜100重量部、好まし
くは1〜40重量部、より好ましくは2〜30重量部、
更に好ましくは5〜20重量部である。テルペン系樹脂
とロジン系樹脂の合計又はこれらとクマロン−インデン
樹脂及び石油樹脂の合計が少ないと離型性の改良が十分
ではなく、多いと成形品の強度が低下する。
【0012】フェノ−ル樹脂とテルペン系樹脂、ロジン
系樹脂等との混合方法は任意であるが、フェノ−ル樹脂
とテルペン系樹脂、ロジン系樹脂等をそれぞれ粉状にし
て粉末混合する方法、フェノ−ル樹脂とテルペン系樹
脂、ロジン系樹脂等をの固形物を一緒に粉砕して混合す
る方法、全部を溶融混合する方法などがあるが、これに
限定するものではない。
【0013】フェノ−ル樹脂にテルペン系樹脂、ロジン
系樹脂等を混合して得られた本発明のフェノ−ル樹脂組
成物には必要により、各種添加剤、例えば硬化促進剤、
カップリング剤等を配合することができる。この本発明
のフェノ−ル樹脂組成物は通常、有機又は無機の繊維、
粉末、骨材等の充填材に固形状、好ましくは粉末状で配
合されて使用される。この場合、充填材の方が多量であ
っても、少量であっても差し支えない。成形は硬化剤の
存在下又は非存在下に加熱金型を用いて行う。また、加
圧条件下であっても、常圧下であってもよい。本発明の
フェノ−ル樹脂組成物を配合した成形材料を成形した場
合、得られた成形品を金型から取り出すときの作業性が
改善される。すなわち、離型剤を金型に噴霧又は塗布等
しなくても又はこの回数を大幅に減らしても容易に取り
出すことができる。
【0014】
【実施例】本発明を実施例、比較例により説明する。な
お、離型性及び強度の評価については、次の方法によっ
た。 1 離型性の評価(建材用) 150℃又は200℃に保った加熱加圧成形機の下板に
セットした研磨した鉄板にフッ素系離型剤を一定量噴霧
させ、これにフライアッシュ100重量部とフェノ−ル
樹脂組成物15重量部とを均一に混合してなる混合物2
0gを一定面積となるように素早く載せ、一定圧力で加
圧して3分間保持する。次に、圧を開放して、鉄板面及
び金型上面からの離型性を観察する。これを繰り返すこ
とにより、最初に離型剤を噴霧するのみで、連続的に成
形できる回数を求め、評価する。 2 離型性の評価(自動車内装材用) 混合物として、市販の木質繊維90重量部とフェノ−ル
樹脂組成物10重量部とを均一に混合してなる混合物を
使用する他は、上記と同様にして評価する。
【0015】3 強度の評価(建材用) 離型性の評価(建材用)で使用したと同じ混合物を、常
温で金型に充填し、加熱加圧成形(150℃×15分)
して、15×20×7.5mmの板状の成形体を作成
し、これを試験片として常態曲げ強度を測定する。 4 強度の評価(自動車内装材用) 離型性の評価(自動車内装材用)で使用したと同じ混合
物を、目付重量2.1kg/m2 に調整できる金型に充
填し、加熱温度205℃、圧力25kg/cm2 、加圧
時間35sec、厚さ2.5mmとなるように加圧成形
して、150×50×2.5mmの板状の成形体を作成
し、これをスパン100mmで曲げ強度を測定する。
【0016】実施例1 軟化点100℃のフェノ−ルノボラック樹脂(A)と軟
化点100℃のテルペン樹脂(安原油脂株式会社製商品
名YSレジン PX−800)を、重量比で94:6の
割合で配合し、更にヘキサメチレンテトラミンをフェノ
−ルノボラック樹脂100重量部に対し15重量部とな
るように均一に混合したのち、粉砕して得られた組成物
を、前記の方法に従いフライアッシュと混合して、成形
し、評価した。
【0017】実施例2 フェノ−ルノボラック樹脂とテルペン樹脂の配合割合を
90:10とした他は実施例1と同様にして、成形し、
評価した。 実施例3 フェノ−ルノボラック樹脂とテルペン樹脂の配合割合を
80:20とした他は実施例1と同様にして、成形し、
評価した。
【0018】実施例4 軟化点100℃のフェノ−ルノボラック樹脂(A)に軟
化点100℃のロジン樹脂(理化ハ−キュレス株式会社
製商品名フォ−ラル105)を配合した以外は実施例1
と同様にして、成形し、評価した。 実施例5 フェノ−ルノボラック樹脂とロジン樹脂の配合割合を8
0:20とした他は実施例1と同様にして、成形し、評
価した。
【0019】実施例6 フェノ−ルノボラック樹脂、ロジン樹脂及びテルペン樹
脂の配合割合を94:3:3とした他は実施例1と同様
にして、成形し、評価した。
【0020】実施例7 フェノ−ルノボラック樹脂、テルペン樹脂及び軟化点1
00℃のクマロン−インデン樹脂の配合割合を94:
3:3とした他は実施例1と同様にして、成形し、評価
した。 実施例8 フェノ−ルノボラック樹脂、テルペン樹脂及び石油樹脂
(三井石油化学株式会社製商品名HRT−100X)の
配合割合を94:3:3とした他は実施例1と同様にし
て、成形し、評価した。
【0021】実施例9 フェノ−ルノボラック樹脂とテルペン樹脂の配合割合を
50:50とした他は実施例1と同様にして、成形し、
評価した。 実施例10 フェノ−ルノボラック樹脂とロジン樹脂の配合割合を5
0:50とした他は実施例1と同様にして、成形し、評
価した。
【0022】比較例1 クマロン−インデン樹脂を配合しなかった他は実施例1
と同様にして、成形し、評価した。 比較例2 フェノ−ルノボラック樹脂とテルペン樹脂の配合割合を
20:80とした他は実施例1と同様にして、成形し、
評価した。 比較例3 フェノ−ルノボラック樹脂とロジン樹脂の配合割合を2
0:80とした他は実施例1と同様にして、成形し、評
価した。
【0023】実施例1〜10並びに比較例1〜3の離型
性及び曲げ強度の評価結果を表1及び表2に示す。表1
は建材用としての評価を示し、表2は内装材用としての
評価を示す。
【0024】
【表1】
【0025】注)◎は、上下両面とも離型性十分。○
は、上下両面とも離型抵抗なし。△は、片面に若干の離
型抵抗あり。×は、離型性悪い。離型性(回)の数字
は、最初からの成形回数であって、◎、○又は△の評価
が得られた最終の成形回を示す。通常、◎、○、△、×
の順に変化する。なお、比較例2及び3の組成物は熱硬
化せず、強度を測定するための、試験片をとることがで
きなかった。
【0026】
【表2】
【0027】
【発明の効果】本発明の組成物は、フェノ−ル樹脂の熱
硬化性を失うことなく、また、成形後の強度等の物性を
一定以上に低下させることなく、加熱金型からの離型性
を改善することができ、この組成物を使用した成形材料
の成形作業を容易にする。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェノ−ル樹脂100重量部に対し、テ
    ルペン系樹脂及び/又はロジン系樹脂0.1〜100重
    量部を配合したことを特徴とする離型性の優れたフェノ
    −ル樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 フェノ−ル樹脂100重量部に対し、テ
    ルペン系樹脂及び/又はロジン系樹脂0.1〜100重
    量部とクマロン−インデン樹脂及び/又は石油樹脂0.
    1〜100重量部を配合したことを特徴とする離型性の
    優れたフェノ−ル樹脂組成物。
JP8157392A 1992-03-03 1992-03-03 フェノール樹脂組成物 Withdrawn JPH05247321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8157392A JPH05247321A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 フェノール樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8157392A JPH05247321A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 フェノール樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05247321A true JPH05247321A (ja) 1993-09-24

Family

ID=13750051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8157392A Withdrawn JPH05247321A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 フェノール樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05247321A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05156121A (ja) フェノール樹脂成形材料
JP2740990B2 (ja) 低熱膨張性加圧成形用樹脂組成物
US2988525A (en) Foundry mold composition
JPH05247321A (ja) フェノール樹脂組成物
US4987198A (en) Thermosetting resin composition for injection molding
JP3235813B2 (ja) フェノール樹脂組成物
US2697081A (en) Thermosetting molding compounds comprising bark components
JPH05339469A (ja) フェノール樹脂組成物
JPH0158144B2 (ja)
JPH07100827A (ja) フェノ−ル樹脂系バインダ−組成物及び成形ボ−ドの製造方法
US2174755A (en) Manufacture of synthetic resin bonded abrasive articles
JP3969506B2 (ja) ガラス繊維含有フェノール系樹脂成形材料の製造方法、及びガラス繊維含有フェノール系樹脂成形品
JPH09316763A (ja) 繊維成形体の製造方法
JPH07157632A (ja) フェノール樹脂組成物
US3535252A (en) Adhesive composition
US2362627A (en) Molding powders
US1648179A (en) Organic molding composition
JPH0797505A (ja) フェノール樹脂組成物
JPH0810896A (ja) 樹脂被覆砂
JPS60223853A (ja) フエノ−ル樹脂成形材料
JPH10168277A (ja) 射出成形用フェノール系樹脂成形材料
JPS61258858A (ja) 速硬化性フエノ−ル成形材料
US1959718A (en) Molding preparation and molded article
JPH093301A (ja) フェノ−ル樹脂系バインダ−組成物及び成形ボ−ドの製造方法
JP3938477B2 (ja) フェノール樹脂成形材料

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518