JPH07100923A - シュリンクフィルムの製造方法 - Google Patents

シュリンクフィルムの製造方法

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JPH07100923A
JPH07100923A JP25147993A JP25147993A JPH07100923A JP H07100923 A JPH07100923 A JP H07100923A JP 25147993 A JP25147993 A JP 25147993A JP 25147993 A JP25147993 A JP 25147993A JP H07100923 A JPH07100923 A JP H07100923A
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film
die
cooling cylinder
cooling
resin
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Kenro Takizawa
賢郎 滝沢
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】本発明は、従来技術の欠点である、吐出後の
水冷、チューブ表面に付着した水の乾燥処理および
冷却チューブの再加熱等を行わずに、吐出量が多く、効
率よく、安定した収縮特性を持つシュリンクフィルムを
製造する方法を提供する。 【構成】このシュリンクフィルムの製造方法は、インフ
レーション法によるフィルムの成形において、ダイス2
先端から吐出した溶融樹脂を内外両側から、とくにはイ
ンナーマンドレル部3の先端に設けられた内部冷却筒5
からの冷却エアと、アウトダイス部4の前方で内部冷却
筒5の周囲に取り付けられた外部冷却筒7からの冷却エ
アとによって、樹脂融点の±50℃以内の温度にまで、急
冷してダイス径のまま立ち上げた後、2倍以上の直径に
ブローアップするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食品および食品容器の包
装等に用いられるシュリンクフィルムの製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記シュリンクフィルムには1つ
の樹脂組成よりなる単層フィルムと複数の樹脂が積層し
てなる多層フィルムとがあり、これらのフィルムのイン
フレーション法による製造では、フィルムをチューブ状
に押し出し、水冷によって一旦固化させた後、ピンチロ
ールで圧着し、冷却圧着したチューブを2組のピンチロ
ール間で再加熱しながら空気をバブル内に注入し、その
内圧によって膨張させて得る方法が採用されていた。こ
の方法ではチューブが水と接触するため、食品包装用
フィルムとして不可欠な特性である防曇剤の添加による
防曇性の付与への対応が制約され、十分な防曇性が得ら
れない、チューブ表面に付着した水の乾燥処理が必要
となるため、ライン速度の低下、乾燥後の水滴痕の付着
等がある、チューブを膨張させるための再加熱処理時
の温度制御が必要となる、水冷や再加熱時のコントロ
ール幅が狭いため、樹脂の押出し吐出量が制約される、
同様の理由で成形するフィルムの樹脂構成の選択範囲
が狭い等の欠点があり、シュリンクフィルムとしての収
縮率や収縮力が安定しないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、上記した従来技術の欠点である、吐出後の水
冷、チューブ表面に付着した水の乾燥処理および冷
却チューブの再加熱等を行わずに、吐出量が多く、効率
よく、安定した収縮特性を持つシュリンクフィルムを製
造する方法を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるシュリンク
フィルムの製造方法は、インフレーション法によるフィ
ルムの成形において、ダイス先端から吐出した溶融樹脂
を内外両側より、とくにはインナーマンドレル部の先端
に設けられた内部冷却筒からの冷却エアと、アウトダイ
ス部の前方で内部冷却筒の周囲に取り付けられた外部冷
却筒からの冷却エアとによって、樹脂融点の±50℃以内
の温度にまで、急冷してダイス径のまま立ち上げた後、
2倍以上の直径にブローアップすることを特徴とするも
のである。
【0005】
【作用】本発明のシュリンクフィルムの製造方法では、
ダイス先端から吐出した溶融樹脂を内外両側から、とく
にはインナーマンドレル部の先端に設けられた内部冷却
筒からの冷却エアと、アウトダイス部の前方に取り付け
られた外部冷却筒からの冷却エアとによって、樹脂融点
の±50℃以内の温度にまで、急冷してダイス径のまま立
ち上げるため、2倍以上の直径のブローアップを安定に
行うことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施態様を図1〜図2に基
づいて説明する。図において、1は押出機、2は環状の
ダイスでインナーマンドレル部3とアウトダイス部4と
からなっている。5はダイス2のインナーマンドレル部
3の前方に取り付けられた、ダイス2の径よりも小さい
径の内部冷却筒で、その下部の外周側壁には冷却エアを
吐出するスリット6が高さ方向に数段にわたって設けら
れている。7はダイス2のアウトダイス部4の前方に取
り付けられた、ダイス2の径より大きい内径の環状をし
た外部冷却筒で、内部冷却筒5よりも高さが低く、内部
冷却筒5のスリット6に対応する位置に数段の仕切り8
を備えている。9はバブル、10は引き取りピンチロー
ル、11は巻き取り機である。
【0007】図の装置において、ダイス2のリップから
溶融樹脂を環状に吐出し、ダイス径のまま内部冷却筒5
と外部冷却筒7との間を通す。内部冷却筒5の各スリッ
ト6から排出されるエアは、吐出された溶融樹脂からな
るフィルムに対して、直角方向からすべて同一の圧力で
吹き付けるのが好ましい。製膜状況によっては通過フィ
ルムをより内部冷却筒5に近づけるために、エアをフィ
ルムに対して平行にフィルムの進行方向に沿って排出し
てもよい。このようにフィルムを内部冷却筒5に近づけ
ることで冷却効率を上げ、フィルムを所定の温度まで冷
却することができ、そのときの状態は溶融、半溶融、固
化状態のいずれかになる。一方、外部冷却筒7からのエ
アは通過するフィルムに吹き付けるように排出され、内
部冷却筒5の各スリット6と同一の高さの位置で外部冷
却筒7からのエアを絞ることで、内外両冷却筒5、7の
排出エア圧力を平衡させ、その間をフィルムが安定して
通過するようにコントロールすることもできる。冷却に
使用されるエアは20℃以下に予め冷却されたエアが好ま
しい。この結果、フィルムは外部冷却筒7の上端部の位
置において、樹脂融点の±50℃以内で均一に冷却され
る。このとき、バブル9内のエア圧力と外部冷却筒7か
らのエアが大気中に拡散する風速とによって、フィルム
を外側に引っ張る力が働き、急激にダイス径の2倍以上
にブローアップする形となり、このフィルム径の変化に
よって延伸効果が得られ、フィルムの表面温度が50℃以
下に冷却されて目的のシュリンクフィルムとなる。
【0008】なお、急激に2倍以上にブローアップする
時点以降は、内部冷却筒5のスリット6はなく、外部冷
却筒7からのエア風速のみによってブローアップが行わ
れる。上記したブローアップする時点におけるフィルム
温度が、樹脂融点から−50℃以下では溶融粘度の影響に
よりエア内圧によるブローアップが困難となり、樹脂融
点から+50℃以上になると上記した延伸効果が減少しシ
ュリンク特性が得にくくなる。ブローアップが2倍未満
ではフィルムを加熱収縮した場合の収縮力が不十分でシ
ュリンク特性が得にくくなるため、ブローアップは2〜
50倍、とくには4〜20倍が好ましく、フィルムに要求さ
れる収縮特性に合わせ、エア風速とフィルム温度との組
み合わせから適宜設定される。本発明のシュリンクフィ
ルムの製造方法に適用される樹脂としては、インフレー
ション法によりフィルムの得られるものであれば如何な
るものでもよく、例えば、オレフィン系樹脂、ポリ塩化
ビニル系樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合
体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタク
リル酸共重合体、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、低密
度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂等が挙げ
られる。これらの樹脂を用いる本発明の製造方法によれ
ば、単層または2層以上の多層の構成のシュリンクフィ
ルムが得られる。多層の場合はフィルムの温度は構成さ
れる樹脂により変化するが、収縮特性を支配する樹脂の
融点の±50℃であればよい。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、これまでの方法では不
可欠であり、かつ欠点であった吐出後の水冷、冷却水の
水切り、再加熱処理等を行わずに、簡便で効率よく、収
縮特性の安定したシュリンクフィルムを製造することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシュリンクフィルムの製造方法の一実
施態様を示す説明図である。
【図2】図1に示した実施態様の部分拡大説明図であ
る。
【符号の説明】
1…押出機、 2…ダイス、 3…イ
ンナーマンドレル部、4…アウトダイス部、 5…
内部冷却筒、 6…スリット、7…外部冷却筒
8…仕切り 9…バブル、10…引き取りピン
チロール、 11…巻き取り機。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インフレーション法によるフィルムの成形
    において、ダイス先端から溶融吐出した樹脂を内外両側
    より急冷してダイス径のまま立ち上げた後、2倍以上の
    直径にブローアップすることを特徴とするシュリンクフ
    ィルムの製造方法。
  2. 【請求項2】樹脂の内外両側からの急冷が、インナーマ
    ンドレル部の先端に設けられた内部冷却筒からの冷却エ
    アと、アウトダイス部の前方で内部冷却筒の周囲に取り
    付けられた外部冷却筒からの冷却エアとによって、樹脂
    融点の±50℃以内の温度にまで冷却することで行われる
    シュリンクフィルムの製造方法。
JP5251479A 1993-10-07 1993-10-07 シュリンクフィルムの製造方法 Expired - Lifetime JP2591584B2 (ja)

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JPH07100923A true JPH07100923A (ja) 1995-04-18
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0664039A (ja) * 1992-08-20 1994-03-08 Mitsui Petrochem Ind Ltd 2軸延伸フィルムの製造方法及び製造装置、並びにシュリンクフィルム
JPH06297566A (ja) * 1993-04-12 1994-10-25 Mitsui Petrochem Ind Ltd 2軸延伸フィルムの製造方法及び製造装置、並びにシュリンクフィルム
JPH0760833A (ja) * 1993-08-23 1995-03-07 Mitsubishi Chem Corp インフレーション樹脂フィルムの成形方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0664039A (ja) * 1992-08-20 1994-03-08 Mitsui Petrochem Ind Ltd 2軸延伸フィルムの製造方法及び製造装置、並びにシュリンクフィルム
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JPH0760833A (ja) * 1993-08-23 1995-03-07 Mitsubishi Chem Corp インフレーション樹脂フィルムの成形方法

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