JPH0710125A - 長尺材の整列・結束方法及び装置 - Google Patents

長尺材の整列・結束方法及び装置

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JPH0710125A
JPH0710125A JP17744993A JP17744993A JPH0710125A JP H0710125 A JPH0710125 A JP H0710125A JP 17744993 A JP17744993 A JP 17744993A JP 17744993 A JP17744993 A JP 17744993A JP H0710125 A JPH0710125 A JP H0710125A
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belt
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JP17744993A
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English (en)
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Yasuari Sakai
康存 酒井
Takashi Otawa
隆 大多和
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MORISHITA KIKAI SEISAKUSHO KK
Sheru Industry Co Ltd
Original Assignee
MORISHITA KIKAI SEISAKUSHO KK
Sheru Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプなどの長尺材60を能率よく整然と結
束できるようにする。 【構成】 整列送出装置10、計数装置20、抱き締め
装置30、これの両側に並列に配置された1対の結束装
置40、及び制御装置50によって整列、結束装置が構
成されている。整列送出装置は、ループ12部aが形成
されており一端側を巻き取り・巻き解き可能なベルト1
2を有しており、ベルトを巻き取っていくことにより、
ループ部に積み上げられた適宜数の長尺材の天地返しを
繰り返して長尺材の交差状態を解消し、順次計数装置2
0に送り出し可能である。計数装置は、長尺材の計数を
行い、抱き締め装置に引き渡し可能である。抱き締め装
置は、それぞれ略半円状の湾曲部材37を有する1対の
抱き締め機構32を有しており、湾曲部材間に位置させ
られた所定数の長尺材を抱き締めて、長尺材同士のすき
まが小さくなるように全体の形を整えることが可能であ
る。結束装置は、整形された長尺材を結束して長尺材束
とすることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺材の整列・結束方
法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パイプなどの長尺材は、サイズごとにパ
レットのような収容具に多数積み重ねられた状態で、倉
庫に保管されているのが一般的である。出庫依頼がある
と、該当する収容具を所定の作業位置まで搬送し、作業
員が収容具から長尺材を取り出して台車上に載せ、注文
数の長尺材を台車上に整列させた後、長尺材を結束材に
よって結束し、輸送車両に積み込むようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の長尺材の整列・結束方法には、長尺材の評
準長さが5.5mもあって、取り扱いが面倒であるとい
う問題点がある。これは、長尺材をまとめて収容具に積
み重ねる際に互いに交差した状態となりやすく、このよ
うに交差して積み重ねられた中から長尺材を取り出すの
が困難だからである。このため、出庫までに時間がかか
ることになる。そこで、長尺材の整列・結束の機械化が
要請されているが、満足すべきものがないのが実情であ
る。本発明はこのような課題を解決することを目的とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、適宜数の長尺
材を交差の有無には関係なく収容具から取り出して、ル
ープが形成されたベルト上に載置し、ベルトの一端側を
巻き取っていくことによってループのくぼみが次第に浅
くなるようにしながら長尺材をループの傾斜面に沿って
移動させ、巻取端側の排出部から順次送り出すことによ
り上記課題を解決する。すなわち本発明の長尺材の整列
・結束方法は、適宜数の長尺材をループが形成されたベ
ルト上に積み重ね載置し、次にベルトの一端側を巻き取
っていくことによりループのくぼみを次第に小さくする
とともに巻取側に位置した長尺材をループの傾斜に沿っ
て上昇させ、巻取端側の傾斜角度が大きい間は、先頭側
の長尺材がループ底部に向かって崩れ落ちることにより
長尺材の天地返しを行って長尺材同士の交差状態を次第
に解消するようにし、ベルトの巻き取りに伴って天地返
しが繰り返されることにより長尺材を交差のない状態に
整列させ、巻取端側の傾斜角度が所定以下の大きさにな
って長尺材の崩れ落ちがなくなった後、長尺材を巻取端
側から順次送り出し、送り出した長尺材を計数した後、
順次所定位置に積み上げ、所定数に達した長尺材を抱き
締めて全体の形を整え、次にこれらの長尺材を結束する
ようにしている。また、上記方法を実施する装置は、積
み重ねられた複数の長尺材(60)の中から所定数の長
尺材(60)を互いに軸心が平行になるように整列させ
て積み直した後、結束するものにおいて、整列送出装置
(10)と、計数装置(20)と、抱き締め装置(3
0)と、結束装置(40)と、制御装置(50)と、を
有しており、整列送出装置(10)は、フレーム(1
6)と、これに固定された固定ドラム(18)と、これ
と対応する位置に配置されており、フレーム(16)に
回転可能に支持された可動ドラム(13)と、一端部が
固定ドラム(18)に取り付けられるとともに、他端部
が可動ドラム(13)に取り付けられたベルト(12)
と、ベルト(12)を巻取方向及び巻解方向のいずれか
一方に駆動可能なベルト駆動機構(14)と、を有して
おり、ベルト(12)は、ベルト駆動機構(14)によ
って駆動されることにより、ループ(12a)のくぼみ
が大きい位置と、くぼみが小さい位置との間を移動可能
であり、ループ(12a)のくぼみが大きい状態でベル
ト(12)上に上記複数の長尺材(60)が積み重ね載
置され、ループ(12a)のくぼみが次第に小さくされ
ることにより長尺材(60)を互いに軸心が平行になる
ように整列させて送り出すように構成されており、計数
装置(20)は、送り出されてきた長尺材(60)を計
数可能であるとともに、抱き締め装置(30)に引き渡
すように構成されており、抱き締め装置(30)は、引
き渡された長尺材(60)が所定数に達した場合に制御
装置(50)からの指令信号に基づいてこれらの長尺材
(60)を抱き締めて全体の形を整えるように構成され
ており、結束装置(40)は、抱き締め装置(30)に
よって抱き締められた状態の所定数の長尺材(60)を
結束するように構成されており、制御装置(50)は、
上記各装置(10、20、30、40)がそれぞれ所定
のタイミングで上記動作を行うように制御するものとさ
れている。なお、計数装置(20)は、長方形の一辺側
が上記整列送出装置(10)のベルト駆動機構(14)
の軸部材(53)に回動可能に支持されるとともに、対
辺側にストッパ(22a)が設けられた可動傾斜台(2
2)と、可動傾斜台(22)を軸部材(53)回りに駆
動可能な流体圧シリンダ(24)と、排出・計数機構
(26)と、を有しており、可動傾斜台(22)は、流
体圧シリンダ(24)によって駆動されることにより整
列送出装置(10)から送り出された長尺材(60)を
ストッパ(22a)で受け止め可能な所定の傾斜位置
と、これとは反対方向の傾斜で長尺材(60)を整列送
出装置(10)に送り返す戻し位置との間を移動可能と
されており、排出・計数機構(26)は、ストッパ(2
2a)で受け止めた長尺材(60)を抱き締め装置(3
0)に向かってけり出すことが可能なキッカー(21)
と、キッカー(21)よりも下流位置に配置されており
通過する長尺材(60)を計数可能な計数器(25)
と、を有しているとよい。また抱き締め装置(30)
は、計数装置(20)と隣接して設けられた固定傾斜台
(31)と、これの一端側を支持する第1支柱(33)
と、支柱(33)と対向する位置に所定の間隔をあけて
配置された第2支柱(35)と、1対の抱き締め機構
(32)と、を有しており、抱き締め機構(32)は、
前後進可能なスライドユニット(34)と、一端部がス
ライドユニット(34)に回動可能にそれぞれ支持され
た略半円状の湾曲部材(37)と、スライドユニット
(34)に取り付けられており湾曲部材(37)を駆動
可能な流体圧シリンダ(36)と、を有しているとよ
い。さらに計数装置(20)は、1対のセンサ(52)
と、1対の位置修正機構(54)と、1対の端位置規制
機構(28)と、位置修正機構(54)が、上記所定の
傾斜位置に位置した可動傾斜台(22)の下面よりも下
方の待機位置と、可動傾斜台(22)の下面よりも上方
の修正位置との間を移動するように位置修正機構(5
4)を駆動可能な駆動装置(23)と、を有しており、
センサ(52)は、可動傾斜台(22)のストッパ(2
2a)近傍にそれぞれ配置されており、パイプ(60)
の各端部がストッパ(22a)に接触しているかどうか
を検知してそれぞれ信号を出力可能であり、位置修正機
構(54)は、ベルトコンベア装置と、コンベア昇降装
置とから構成されており、両センサ(52)のいずれか
一方が長尺材ありの信号を出力しているにもかかわら
ず、他方が長尺材ありの信号を出力していない場合に、
対応する側の位置修正機構(54)が駆動され、長尺材
(60)の転動方向の位置を修正可能であり、端位置規
制機構(28)は、可動傾斜台(22)のストッパ(2
2a)に位置した長尺材(60)の軸方向位置を所定の
位置に規制可能とされているとよい。なお、かっこ内の
符号は実施例の対応する部材を示す。
【0005】
【作用】ループが形成されたベルト上に複数の長尺材を
載置し、ベルトの一端側を巻き取っていくことにより、
ループのくぼみを次第に浅いものにしていく。これによ
り長尺材の天地返しが行われる。すなわち、ベルトの巻
き取りに伴ってループ底部側の長尺材がループの巻取側
の傾斜面に沿って上方に押され、巻取端側に向かって移
動させられていく。また上部側の長尺材もループに沿っ
て巻取端側に向かって押し上げられていくが、ループの
くぼみが大きい(水平面に対する巻取端側傾斜面の傾斜
角度が大きい)間は、巻取端まで昇りつめることができ
ないで、途中でループ底部側に崩れ落ちることになる。
ベルトの巻き取りに伴って、このような天地返しが繰り
返されて、長尺材同士の交差状態が次第に解消されてい
くとともに、巻取端側傾斜面の傾斜角度が小さくなって
いく。長尺材同士が交差している場合は、長尺材の一部
が傾斜面から浮き上がった状態となっており、傾斜面が
緩やかな場合であっても巻取端に達する前にループ底部
側に崩れ落ちることになる。これにより、最終的に巻取
端付近で長尺材の交差が全く無い整列状態となり、長尺
材が1本ずつ巻取端から送り出されることになる。した
がって、正確な計数も容易となり、また後続の結束工程
などを円滑に行うことができる。
【0006】
【実施例】図1〜3に本発明の実施例を示す。図1中左
側から順次、整列送出装置10、計数装置20、抱き締
め装置30、及び制御装置50が配置されている。抱き
締め装置30と並列に1対の結束装置40(図4参照)
が配置されているが、装置同士が重なり合ってわかりに
くくなるので、図1には結束装置40を省略したものが
示されている。図3に示すように、結束装置40は、抱
き締め装置30の両側にそれぞれ設けられている。 (整列送出装置10)図2に示すように、整列送出装置
10は、フレーム16、これに軸部材51を介して固定
された6つの固定ドラム18、これと対応する位置にそ
れぞれ配置されており、フレーム16に軸部材53を介
して回転可能にそれぞれ支持された6つの可動ドラム1
3、一端部が固定ドラム18にそれぞれ取り付けられる
とともに、他端部が可動ドラム13にそれぞれ取り付け
られた合計6本のベルト12、及びベルト駆動機構14
を有している。ベルト駆動機構14は、フレーム16に
取り付けられた減速機付きモータ15、これの回転軸と
軸部材53とにそれぞれ取り付けられたプーリ55とプ
ーリ57、及び両プーリ55・57間に掛け渡されたV
ベルト17を有している。減速機付きモータ15を駆動
することにより、軸部材53及び各可動ドラム13を介
して各ベルト12を巻取方向及び巻解方向のいずれか一
方に駆動可能である。すなわち、ベルト12は、ベルト
駆動機構14によって駆動されることにより、図1に実
線で示すループ12aのくぼみが大きい位置(後述する
可動傾斜板22との成す傾斜角θが大きい位置)と、仮
想線で示すループ12aのくぼみが小さい位置(傾斜角
θが小さい位置)との間を移動させられるようになって
いる。図示してないクレーンにより、適宜本数のパイプ
(長尺材)60がベルト12上に積み重ね載置されるよ
うになっている。ベルト12は、所定の大きさ以下の傾
斜角において、巻取端側からパイプ60を順次送出可能
である。すなわち、整列送出装置10は、ベルト12上
に載置されたパイプ60を後述するように交差状態を解
消しながら順次後続の計数装置20に向かって送り出す
ことが可能である。 (計数装置20)図1に示すように、計数装置20は、
長方形の一辺側がベルト駆動機構14の軸部材53にそ
れぞれ回動可能に支持されるとともに、対辺側にストッ
パ22aがそれぞれ設けられた合計4つの可動傾斜台2
2、これを軸部材53回りに回動可能な同数の流体圧シ
リンダ24、及び排出・計数機構26を有している。な
お、図2に示すように、可動傾斜台22は、所定の間隔
をあけてそれぞれ配置されている。また、ストッパ22
aは、図示してない位置決め装置により、パイプ60の
直径寸法に対応した位置に位置決めされるようになって
いる。これにより後述するようにパイプ60が同時に2
本以上排出されないようになっている。可動傾斜台22
は、図1に実線で示す傾斜位置(流体圧シリンダ24の
ピストンロッドが短縮した位置)において、整列送出装
置10から送出されたパイプ60を傾斜面に沿って転動
させ、ストッパ22aでそれぞれ受け止めることが可能
であり、また仮想線で示す戻し位置(流体圧シリンダ2
4のピストンロッドが伸長した位置)において、後述す
るように計数後の余分なパイプ60を整列送出装置10
に戻すことが可能である。すなわち、計数装置20は、
計数後の余分なパイプ60を前工程に戻す余材戻し機構
を有している。排出・計数機構26は、1対のセンサ5
2、1対の位置修正機構54、1対の端位置規制機構2
8、キッカー21、これを図1中上下方向に往復運動さ
せることが可能な駆動装置23、及びキッカー21より
も下流位置に配置された光電管式計数器(計数器)25
を有している。センサ52は、両端部の可動傾斜台22
のストッパ22aに隣接してそれぞれ配置されており、
パイプ60の有無を検知してそれぞれ信号を出力可能で
ある。位置修正機構54は、ベルトコンベア装置と、コ
ンベア昇降装置とから構成されており、1対のセンサ5
2の一方が「パイプ有り」の信号(検知信号)を出力し
ているにもかかわらず、他方が検知信号を出力していな
い場合(パイプ60が可動傾斜台22上に斜めに止まっ
た場合)に、制御装置50からの制御信号に基づいて対
応する側の位置修正機構54が駆動され、後述するよう
にパイプ60の転動方向の位置を修正することが可能で
ある。端位置規制機構28は、流体圧シリンダであり、
ストッパ22aに当接したパイプ60の両端部の軸方向
位置を所定の位置に規制することが可能である。キッカ
ー21は、駆動装置23に駆動されることにより、スト
ッパ22aに位置したパイプ60を可動傾斜台22から
押し上げて、キッカー21の傾斜面に沿って転動させる
ことにより、後続の抱き締め装置30にパイプ60をけ
り出すことが可能である。光電管式計数器25は、キッ
カー21からけり出されたパイプ60の通過を検知して
計数可能である。 (抱き締め装置30)抱き締め装置30は、計数装置2
0のキッカー21と隣接して設けられた固定傾斜台3
1、これの一端側を支持する支柱33、支柱33と対向
する位置に所定の間隔をあけて配置された支柱35、及
び1対の抱き締め機構32を有している。パイプ60
は、固定傾斜台31から転がり落ちて支柱33及び支柱
35間に積み上げられるようになっている。抱き締め機
構32は、互いに対向して前後進可能な1対のスライド
ユニット34、一端部がスライドユニット34に回動可
能にそれぞれ支持された略半円状の湾曲部材37、及び
スライドユニット34にそれぞれ取り付けられた流体圧
シリンダ36を有している。流体圧シリンダ36のピス
トンロッドは、湾曲部材37の略中間位置に連結されて
いる。流体圧シリンダ36のピストンロッドを進退させ
ることにより、湾曲部材37が、これの一端部を回動中
心として回動させられるようになっている。すなわち、
抱き締め機構32は、各スライドユニット34の同期前
進動作、及び各湾曲部材37の同期回動動作によって、
支柱33及び支柱35間に位置した複数のパイプ60を
抱き締めて、パイプ60同士の間のすきまが小さくなる
ように、全体の形状を整えることが可能である。これに
より後述する結束装置40による結束作業を容易なもの
とすることが可能である。 (結束装置40)結束装置40は、上述の抱き締め装置
30によって抱き締められた状態のパイプをバンドなど
の結束具によって結束するためのものであり、周知の結
束機構が用いられているので、詳細な説明は省略する。 (制御装置50)制御装置50には、計数装置20の1
対のセンサ52からの各信号、及び光電管式計数器25
からの信号がそれぞれ入力されている。制御装置50
は、適当なタイミングで整列送出装置10の減速機付き
モータ15、計数装置20の流体圧シリンダ24、排出
・計数機構26、抱き締め装置30のスライドユニット
34、及び流体圧シリンダ36にそれぞれ制御信号を出
力可能である。
【0007】次に、この実施例の作用を説明する。あら
かじめ、整列送出装置10のベルト12は、ループ12
aが深いくぼみを形成するように、たるんだ状態とされ
ている。制御装置50には、搬入されるパイプ60のサ
イズ及び必要本数が入力される。制御装置50からの制
御信号により、計数装置20の図示してない位置決め装
置が駆動され、ストッパ22aの位置決めが行われる。
すなわち、排出・計数機構26のキッカー21がパイプ
60を1本だけけり出すことができるようにストッパ2
2aが前後方向に位置決めされる。以上で作業準備が終
了する。次に図示してない収容具から適宜数のパイプ6
0が図示してないクレーンにより取り出され、ベルト1
2上に積み上げ載置される。制御装置50から減速機付
きモータ15に駆動を指令する制御信号が出力され、可
動ドラム13によるベルト12の巻き取りが開始され
る。ベルト12の巻き取りに伴ってこれのループ12a
のくぼみは次第に浅くなっていく。すなわち、ベルト1
2の巻取端近傍の傾斜角度θが次第に小さくなってい
く。これによりループ底面側のパイプ60が傾斜面に沿
って移動させられ、巻取側の上部のパイプ60が傾斜面
に沿って押し上げられていくが、巻取端側の傾斜角度θ
が大きい間は、巻取端まで昇りつめることができない
で、途中でループ底部側に崩れ落ちることになる。ベル
ト12の巻き取りに伴って、このような天地返しが繰り
返されて、パイプ60同士の交差状態が次第に解消され
ていくとともに、巻取端側の傾斜角度θが小さくなって
いく。パイプ60同士が交差している場合は、パイプ6
0の一部が傾斜面から浮き上がった状態となっており、
傾斜角度θが小さくなっても、巻取端に達する前にルー
プ底部側に崩れ落ちることになる。これにより、最終的
に巻取端付近でパイプ60の交差が全く無い整列状態と
なり、パイプ60が1本ずつ巻取端から計数装置20の
可動傾斜台22に向かって送り出されることになる。可
動傾斜台22は、図1の実線で示す傾斜位置に位置させ
られており、送り出されたパイプ60は可動傾斜台22
上を転がってストッパ22aに達し、この位置で停止す
る。次に排出・計数機構26の1対のセンサ52がパイ
プ60の斜め停止の有無をチェックし、いずれか一方か
ら検知信号が出力されない場合には、制御装置50は、
パイプ60が斜めに停止していると判断し、対応する側
の位置修正機構54に制御信号を出力する。これにより
コンベア昇降装置が駆動されてベルトコンベア装置を所
定位置まで上昇させ、続いてベルトコンベア装置が駆動
されてパイプ60の斜め位置を矯正する。1対のセンサ
52の両方から検知信号が出力されると、制御装置50
から位置修正機構54に制御信号が出力され、位置修正
機構54は所定の待機位置に下降する。次に制御装置5
0から端位置規制機構28に制御信号が出力され、パイ
プ60の端位置が規制される。続いて駆動装置23が駆
動されてキッカー21が1本のパイプ60を可動傾斜台
22からけり出す。光電管式計数器25は、キッカー2
1からけり出されたパイプ60の通過を検知して計数
し、制御装置50に計数信号を出力する。けり出された
パイプ60は、抱き締め装置30の固定傾斜台31上を
転がって支柱33及び支柱35間に落下し、このような
動作が繰り返されることにより、順次支柱33及び支柱
35間に積み上げられていくことになる。所定数のパイ
プ60が積み上げられると(制御装置50に入力されて
いる必要数と、光電管式計数器25による計量数とが一
致すると)、後述するように、可動傾斜台22上の余分
なパイプ60が前工程の整列送出装置10に返送され
る。返送動作と同時に、制御装置50からの制御信号に
より、1対の抱き締め機構32が駆動される。すなわ
ち、1対のスライドユニット34がそれぞれ前進方向に
同期駆動されるとともに、各流体圧シリンダ36のピス
トンロッドが同期して伸縮することにより各湾曲部材3
7が同期して回動ささせられる。すなわち、抱き締め機
構32によりパイプ50が抱き締められ、パイプ60同
士の間のすきまが小さくなるように、全体の形状が整え
られる。次に1対の結束装置40が、待機位置から作業
位置に移動させられ、抱き締め装置30によって抱き締
められた状態のパイプ60をスチールバンド62によっ
て結束し(図5参照)、パイプ束とされる。抱き締め装
置30による抱き締めが解除されて、抱き締め装置30
は待機位置まで退避し、パイプ束が取り出され、トラッ
クに搭載されることになる。なお、計数装置20による
計数が設定数と一致した時点で、上述の返送動作が行わ
れる。すなわち、制御装置40から計数装置20の流体
圧シリンダ24を駆動する制御信号が出力され、これに
より流体圧シリンダ24のピストンロッドが伸長させら
れ、可動傾斜台22は、図1中実線で示す傾斜位置から
図中仮想線で示す戻し位置に回動させられる。これによ
り、可動傾斜台22上に残っている余分なパイプ60
は、整列送出装置10に戻される。図示してないクレー
ンによって整列送出装置10から余分なパイプ60が取
り出され、図示してない収容具に載置され、収容具はパ
イプ60ごと所定の収納位置に搬送される。
【0008】なお、上記実施例の説明においては、長尺
材としてパイプ60を取り扱うものとしたが、長尺材と
して棒材を取り扱うようにすることもできる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば人
手による作業をほとんど行うことなく、長尺材を自動的
に整列・結束させることができ、作業を能率よく、安全
に行うことができる。計数装置によって計数した後の余
分な長尺材は、自動的に前工程の装置に送り返されるの
で、後続の作業に支障をきたすようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側面図である。
【図2】整列装置、及び計数装置の平面図である。
【図3】計数装置、抱き締め装置、及び結束装置の平面
図である。
【図4】結束装置の側面図である。
【図5】長尺材を結束した状態を示す図である。
【符号の説明】
10 整列送出装置 12 ベルト 13 可動ドラム 14 ベルト駆動機構 16 フレーム 18 固定ドラム 20 計数装置 22 可動傾斜台 24 流体圧シリンダ 26 排出・計数機構 28 端位置規制機構 30 抱き締め装置 40 結束装置 50 制御装置 60 パイプ(長尺材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜数の長尺材をループが形成されたベ
    ルト上に積み重ね載置し、次にベルトの一端側を巻き取
    っていくことによりループのくぼみを次第に小さくする
    とともに巻取側に位置した長尺材をループの傾斜に沿っ
    て上昇させ、巻取端側の傾斜角度が大きい間は、先頭側
    の長尺材がループ底部に向かって崩れ落ちることにより
    長尺材の天地返しを行って長尺材同士の交差状態を次第
    に解消するようにし、ベルトの巻き取りに伴って天地返
    しが繰り返されることにより長尺材を交差のない状態に
    整列させ、巻取端側の傾斜角度が所定以下の大きさにな
    って長尺材の崩れ落ちがなくなった後、長尺材を巻取端
    側から順次送り出し、送り出した長尺材を計数した後、
    順次所定位置に積み上げ、所定数に達した長尺材を抱き
    締めて全体の形を整え、次にこれらの長尺材を結束する
    ことを特徴とする長尺材の整列・結束方法。
  2. 【請求項2】 積み重ねられた複数の長尺材(60)の
    中から所定数の長尺材(60)を互いに軸心が平行にな
    るように整列させて積み直した後、結束する長尺材の整
    列・結束装置において、 整列送出装置(10)と、 計数装置(20)と、 抱き締め装置(30)と、 結束装置(40)と、 制御装置(50)と、を有しており、 整列送出装置(10)は、 フレーム(16)と、 これに固定された固定ドラム(18)と、 これと対応する位置に配置されており、フレーム(1
    6)に回転可能に支持された可動ドラム(13)と、 一端部が固定ドラム(18)に取り付けられるととも
    に、他端部が可動ドラム(13)に取り付けられたベル
    ト(12)と、 ベルト(12)を巻取方向及び巻解方向のいずれか一方
    に駆動可能なベルト駆動機構(14)と、を有してお
    り、 ベルト(12)は、ベルト駆動機構(14)によって駆
    動されることにより、ループ(12a)のくぼみが大き
    い位置と、くぼみが小さい位置との間を移動可能であ
    り、ループ(12a)のくぼみが大きい状態でベルト
    (12)上に上記複数の長尺材(60)が積み重ね載置
    され、ループ(12a)のくぼみが次第に小さくされる
    ことにより長尺材(60)を互いに軸心が平行になるよ
    うに整列させて送り出すように構成されており、 計数装置(20)は、送り出されてきた長尺材(60)
    を計数可能であるとともに、抱き締め装置(30)に引
    き渡すように構成されており、 抱き締め装置(30)は、引き渡された長尺材(60)
    が所定数に達した場合に制御装置(50)からの指令信
    号に基づいてこれらの長尺材(60)を抱き締めて全体
    の形を整えるように構成されており、 結束装置(40)は、抱き締め装置(30)によって抱
    き締められた状態の所定数の長尺材(60)を結束する
    ように構成されており、 制御装置(50)は、上記各装置(10、20、30、
    40)がそれぞれ所定のタイミングで上記動作を行うよ
    うに制御するものとされている長尺材の整列・結束装
    置。
  3. 【請求項3】 計数装置(20)は、 長方形の一辺側が上記整列送出装置(10)のベルト駆
    動機構(14)の軸部材(53)に回動可能に支持され
    るとともに、対辺側にストッパ(22a)が設けられた
    可動傾斜台(22)と、 可動傾斜台(22)を軸部材(53)回りに駆動可能な
    流体圧シリンダ(24)と、 排出・計数機構(26)と、を有しており、 可動傾斜台(22)は、流体圧シリンダ(24)によっ
    て駆動されることにより整列送出装置(10)から送り
    出された長尺材(60)をストッパ(22a)で受け止
    め可能な所定の傾斜位置と、これとは反対方向の傾斜で
    長尺材(60)を整列送出装置(10)に送り返す戻し
    位置との間を移動可能とされており、 排出・計数機構(26)は、 ストッパ(22a)で受け止めた長尺材(60)を抱き
    締め装置(30)に向かってけり出すことが可能なキッ
    カー(21)と、 キッカー(21)よりも下流位置に配置されており通過
    する長尺材(60)を計数可能な計数器(25)と、を
    有している請求項2記載の長尺材の整列・結束装置。
  4. 【請求項4】 抱き締め装置(30)は、 計数装置(20)と隣接して設けられた固定傾斜台(3
    1)と、 これの一端側を支持する第1支柱(33)と、 支柱(33)と対向する位置に所定の間隔をあけて配置
    された第2支柱(35)と、 1対の抱き締め機構(32)と、を有しており、 抱き締め機構(32)は、 前後進可能なスライドユニット(34)と、 一端部がスライドユニット(34)に回動可能にそれぞ
    れ支持された略半円状の湾曲部材(37)と、 スライドユニット(34)に取り付けられており湾曲部
    材(37)を駆動可能な流体圧シリンダ(36)と、を
    有している請求項2又は3記載の長尺材の整列・結束装
    置。
  5. 【請求項5】 計数装置(20)は、 1対のセンサ(52)と、 1対の位置修正機構(54)と、 1対の端位置規制機構(28)と、 位置修正機構(54)が、上記所定の傾斜位置に位置し
    た可動傾斜台(22)の下面よりも下方の待機位置と、
    可動傾斜台(22)の下面よりも上方の修正位置との間
    を移動するように位置修正機構(54)を駆動可能な駆
    動装置(23)と、を有しており、 センサ(52)は、可動傾斜台(22)のストッパ(2
    2a)近傍にそれぞれ配置されており、パイプ(60)
    の各端部がストッパ(22a)に接触しているかどうか
    を検知してそれぞれ信号を出力可能であり、 位置修正機構(54)は、ベルトコンベア装置と、コン
    ベア昇降装置とから構成されており、両センサ(52)
    のいずれか一方が長尺材ありの信号を出力しているにも
    かかわらず、他方が長尺材ありの信号を出力していない
    場合に、対応する側の位置修正機構(54)が駆動さ
    れ、長尺材(60)の転動方向の位置を修正可能であ
    り、 端位置規制機構(28)は、可動傾斜台(22)のスト
    ッパ(22a)に位置した長尺材(60)の軸方向位置
    を所定の位置に規制可能である請求項2、3又は4記載
    の長尺材の整列・結束装置。
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