JPH07101652A - エレベーターのドア制御装置 - Google Patents
エレベーターのドア制御装置Info
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- JPH07101652A JPH07101652A JP27607693A JP27607693A JPH07101652A JP H07101652 A JPH07101652 A JP H07101652A JP 27607693 A JP27607693 A JP 27607693A JP 27607693 A JP27607693 A JP 27607693A JP H07101652 A JPH07101652 A JP H07101652A
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- speed
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドアの走行位置を検出することによってドア
の速度指令を求め、制御が容易でかつより安全なエレベ
ーターのドア制御装置を提供することにある。 【構成】 ドアを駆動する電動機の回転数からドアの位
置、速度を検出する手段と、ドアの開端、閉端、ドア開
時の減速点、ドア閉時の減速点を直接検出する手段と、
ドアが開端または閉端に位置するときの速度指令(第
1)及びドア開時またはドア閉時の減速点に位置すると
きの速度指令(第2)を演算・出力する処理装置を具備
し、速度検出手段のドア速度が第1の速度指令より低い
とき、第1の速度指令をドアの速度指令とし、また、前
記減速点において第2の速度指令が速度検出手段のドア
速度より低いとき、第2の速度指令をドアの速度指令と
する。 【効果】 ドア制御が容易であり、また、ドアの位置を
検出する手段が故障してもドアの暴走を防止でき、より
安全なドアの開閉制御ができる。
の速度指令を求め、制御が容易でかつより安全なエレベ
ーターのドア制御装置を提供することにある。 【構成】 ドアを駆動する電動機の回転数からドアの位
置、速度を検出する手段と、ドアの開端、閉端、ドア開
時の減速点、ドア閉時の減速点を直接検出する手段と、
ドアが開端または閉端に位置するときの速度指令(第
1)及びドア開時またはドア閉時の減速点に位置すると
きの速度指令(第2)を演算・出力する処理装置を具備
し、速度検出手段のドア速度が第1の速度指令より低い
とき、第1の速度指令をドアの速度指令とし、また、前
記減速点において第2の速度指令が速度検出手段のドア
速度より低いとき、第2の速度指令をドアの速度指令と
する。 【効果】 ドア制御が容易であり、また、ドアの位置を
検出する手段が故障してもドアの暴走を防止でき、より
安全なドアの開閉制御ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベーターのドア制
御装置に係り、特に、この制御装置の故障によるドア走
行の暴走を防止するエレベーターのドア制御装置に関す
る。
御装置に係り、特に、この制御装置の故障によるドア走
行の暴走を防止するエレベーターのドア制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータードアの制御装置は、
特開平4−32487号公報に示されているように、ド
ア開閉の開始から所定時間後のドアの走行速度が所定値
以上になった時、ドア開閉異常と判断し、ドアを減速さ
せ、低速度にてドアを開閉させるものである。つまり、
通常のドア開閉動作におけるドアの全閉〜全開間のドア
走行時間が毎回決まっており、また、その経過時間毎の
ドア走行速度も決まっていることに着目し、ドア開閉中
のドア走行時間における走行速度を監視することによ
り、ドア開閉異常を判断し、所定時間後のドア走行速度
が所定値以上であった場合、異常と判断し、ドアを減速
させ、ドアの走行速度を下げることにより、安全を確保
しているものである。
特開平4−32487号公報に示されているように、ド
ア開閉の開始から所定時間後のドアの走行速度が所定値
以上になった時、ドア開閉異常と判断し、ドアを減速さ
せ、低速度にてドアを開閉させるものである。つまり、
通常のドア開閉動作におけるドアの全閉〜全開間のドア
走行時間が毎回決まっており、また、その経過時間毎の
ドア走行速度も決まっていることに着目し、ドア開閉中
のドア走行時間における走行速度を監視することによ
り、ドア開閉異常を判断し、所定時間後のドア走行速度
が所定値以上であった場合、異常と判断し、ドアを減速
させ、ドアの走行速度を下げることにより、安全を確保
しているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のエレベータード
アの制御装置は、開閉開始からの所定時間におけるドア
走行速度を監視しているため、所定時間をドアの開始位
置に応じて設定しなければならず、制御が複雑になる問
題があった。また、制御装置の故障時における対応につ
いて配慮がなされていない。本発明の目的は、上記のよ
うな点に鑑み、ドアの走行位置を検出することによって
ドアの速度指令を求め、制御が容易でかつより安全なエ
レベーターのドア制御装置を提供することにある。
アの制御装置は、開閉開始からの所定時間におけるドア
走行速度を監視しているため、所定時間をドアの開始位
置に応じて設定しなければならず、制御が複雑になる問
題があった。また、制御装置の故障時における対応につ
いて配慮がなされていない。本発明の目的は、上記のよ
うな点に鑑み、ドアの走行位置を検出することによって
ドアの速度指令を求め、制御が容易でかつより安全なエ
レベーターのドア制御装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ドアを駆動
する電動機の回転数からドアの位置と速度を検出し、ド
アが開端または閉端に位置するときの速度指令(第1)
及びドア開時またはドア閉時の減速点に位置するときの
速度指令(第2)を演算・出力し、実際のドア速度が第
1の速度指令より低いとき、第1の速度指令をドアの速
度指令とし、また、前記減速点において第2の速度指令
が実際のドア速度より低いとき、第2の速度指令をドア
の速度指令とすることによって、達成される。
する電動機の回転数からドアの位置と速度を検出し、ド
アが開端または閉端に位置するときの速度指令(第1)
及びドア開時またはドア閉時の減速点に位置するときの
速度指令(第2)を演算・出力し、実際のドア速度が第
1の速度指令より低いとき、第1の速度指令をドアの速
度指令とし、また、前記減速点において第2の速度指令
が実際のドア速度より低いとき、第2の速度指令をドア
の速度指令とすることによって、達成される。
【0005】
【作用】ドアの位置を検出することによって、第1の速
度指令と第2の速度指令を演算・出力し、それぞれの速
度指令と実際のドア速度を比較し、この結果に応じて速
度指令を決定するので、ドア制御が容易であり、また、
ドアの位置を検出する手段が故障してもドアの暴走を防
止でき、より安全なドアの開閉制御ができる。
度指令と第2の速度指令を演算・出力し、それぞれの速
度指令と実際のドア速度を比較し、この結果に応じて速
度指令を決定するので、ドア制御が容易であり、また、
ドアの位置を検出する手段が故障してもドアの暴走を防
止でき、より安全なドアの開閉制御ができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。図1において、エレベーターのドア制御装置24
は、ドア5をベルト6、プーリ9、10を介して開閉駆
動する3相誘導電動機(モータ)11、単相交流電源1
6を整流器15により直流に変換し、整流後の直流電圧
のリップルをコンデンサ14により平滑し、インバータ
13により流電圧を交流に変換し、インバータ13の出
力によってモータ11を速度制御するモータ駆動回路1
8、インバータ13を構成しているIGBTのゲートを
駆動するゲートドライブ回路17、エレベータ制御装置
23からのドア開閉指令と位置カウンタ19、速度カウ
ンタ20、ドアの開端検出スイッチ1、閉端検出スイッ
チ2、ドア開時の減速点検出スイッチ3、ドア閉時の減
速点検出スイッチ4の信号を処理し、ドア5の速度指令
を演算し、インバータ3のゲートに駆動信号を出力する
マイクロコンピューター(マイコン)21から構成す
る。ここで、エンコーダ12はモータ11の回転数に比
例した出力パルスを発生し、この出力パルスをもとに、
位置カウンタ19はドアの位置を計数し、速度カウンタ
20はドアの速度を計数する。また、ドア5にはカムス
イッチ8を取り付け、カムスイッチ8の移動により、ド
アの開端検出スイッチ1、閉端検出スイッチ2、ドア開
時の減速点検出スイッチ3、ドア閉時の減速点検出スイ
ッチ4を作動する。なお、7はドアレールを示す。ま
た、マイクロコンピューター21は、位置カウンタ19
のカウント値をもとにした速度指令を演算・発生する回
路と、減速点検出スイッチ3、4をもとにした速度指令
を演算・発生する回路を有し、また、ドア速度を検知す
る回路を備え、それぞれの速度指令とドア速度を比較し
て、最小値を選択して速度指令を決定し、この速度指令
と速度カウンタ20との偏差演算を実行して、この結果
に応じてインバータ13のゲートを駆動し、モータ11
を速度制御する。また、異常信号出力回路22は、減速
点検出スイッチ3、4をもとにした速度指令発生回路が
所定時間を超えて選択された場合は、位置カウンタ19
が異常であることをマイコン21からエレベーター制御
装置23へ出力する。ここで、所定時間とは、ドア5が
開端または閉端から開または閉減速点検出スイッチ3、
4の動作位置に到達するまでの時間を云う。
る。図1は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。図1において、エレベーターのドア制御装置24
は、ドア5をベルト6、プーリ9、10を介して開閉駆
動する3相誘導電動機(モータ)11、単相交流電源1
6を整流器15により直流に変換し、整流後の直流電圧
のリップルをコンデンサ14により平滑し、インバータ
13により流電圧を交流に変換し、インバータ13の出
力によってモータ11を速度制御するモータ駆動回路1
8、インバータ13を構成しているIGBTのゲートを
駆動するゲートドライブ回路17、エレベータ制御装置
23からのドア開閉指令と位置カウンタ19、速度カウ
ンタ20、ドアの開端検出スイッチ1、閉端検出スイッ
チ2、ドア開時の減速点検出スイッチ3、ドア閉時の減
速点検出スイッチ4の信号を処理し、ドア5の速度指令
を演算し、インバータ3のゲートに駆動信号を出力する
マイクロコンピューター(マイコン)21から構成す
る。ここで、エンコーダ12はモータ11の回転数に比
例した出力パルスを発生し、この出力パルスをもとに、
位置カウンタ19はドアの位置を計数し、速度カウンタ
20はドアの速度を計数する。また、ドア5にはカムス
イッチ8を取り付け、カムスイッチ8の移動により、ド
アの開端検出スイッチ1、閉端検出スイッチ2、ドア開
時の減速点検出スイッチ3、ドア閉時の減速点検出スイ
ッチ4を作動する。なお、7はドアレールを示す。ま
た、マイクロコンピューター21は、位置カウンタ19
のカウント値をもとにした速度指令を演算・発生する回
路と、減速点検出スイッチ3、4をもとにした速度指令
を演算・発生する回路を有し、また、ドア速度を検知す
る回路を備え、それぞれの速度指令とドア速度を比較し
て、最小値を選択して速度指令を決定し、この速度指令
と速度カウンタ20との偏差演算を実行して、この結果
に応じてインバータ13のゲートを駆動し、モータ11
を速度制御する。また、異常信号出力回路22は、減速
点検出スイッチ3、4をもとにした速度指令発生回路が
所定時間を超えて選択された場合は、位置カウンタ19
が異常であることをマイコン21からエレベーター制御
装置23へ出力する。ここで、所定時間とは、ドア5が
開端または閉端から開または閉減速点検出スイッチ3、
4の動作位置に到達するまでの時間を云う。
【0007】次に、本実施例の動作について説明する。
図2は、ドア開閉処理の概略フローを示す。開閉処理が
発せられると、まず、戸閉指令の有無を判定し、戸閉指
令の有のときは戸閉処理を実行する。一方、戸閉指令が
ないときは戸開指令の有無を判定する。戸開指令の有の
ときは戸開処理を実行する。戸開指令ないときは戸停止
処理を実行する。
図2は、ドア開閉処理の概略フローを示す。開閉処理が
発せられると、まず、戸閉指令の有無を判定し、戸閉指
令の有のときは戸閉処理を実行する。一方、戸閉指令が
ないときは戸開指令の有無を判定する。戸開指令の有の
ときは戸開処理を実行する。戸開指令ないときは戸停止
処理を実行する。
【0008】ドアの開動作(戸開処理)について、図
3、図4を参照しながら、その詳細を説明する。図3
は、速度指令と実際のドア速度の関係であり、図3にお
いて、速度指令1は、位置カウンタ19をもとにした速
度指令であり、位置カウンタ19によるドアの位置(ド
アの閉端)から、加速、定速走行、定速走行後の減速開
始時の減速点からの減速走行を演算する速度指令であ
る。速度指令2は、減速点検出スイッチ3をもとにした
速度指令であり、開減速点検出スイッチ3の動作により
減速を開始する速度指令である。開減速点検出スイッチ
3の位置は、速度指令1による減速点よりも開端に設置
している。ドア速度1は、通常時のドア開動作、ドア速
度2は異常時のドア開動作を示す。図4は、戸開処理の
詳細フローであり、図4において、エレベータ制御装置
23から開指令が出力されると、戸開処理が実行され
る。マイコン21は、閉端検出スイッチ2を基準とした
位置カウンタ19のカウント値から、図3の実線に示す
ように、ドアの閉端から加速し、定速走行に移行し、定
速走行後の減速開始時の通常減速点からドアの開端に向
けて減速する速度指令1を演算し、発生する(ステップ
401)。速度指令1は、ゲートドライバ回路17を介
してインバータ13を駆動し、モータ11を速度制御す
る。ドア5は、この速度指令1に追従しながら、図3の
点線に示すドア速度1のように加速、定速走行する。そ
して、通常減速点において速度指令1≧ドア速度1のと
きは、速度指令1による減速走行を行い、通常のドア開
動作を行う(ステップ402、405)。一方、通常減
速点において速度指令1≧ドア速度1でないときは、開
減速点検出スイッチの動作位置における速度指令1<ド
ア速度1’か否かを判定する(ステップ403)。速度
指令1<ドア速度1’のとき、ドア5が開減速点検出ス
イッチ3に達すると、開減速点検出スイッチ3が作動
し、開減速点検出スイッチ3をもとにした速度指令2を
演算し、発生する(ステップ404)。また、ドアの速
度カウンタ20はこのドア速度1’をカウントする。マ
イコン21は、このカウント値と速度指令2とを比較
し、速度指令2がカウント値より低い値であるので、こ
の条件と減速点検出スイッチ3の動作により、速度指令
2を選択し(ステップ406)、ドア5を開減速点検出
スイッチ3の動作位置からドア開端に向けてドア速度2
のように減速させる。また、速度指令1<ドア速度1’
でないときは、ドア5は速度指令1に追従してドア速度
1のように減速走行する(ステップ405)。ここで、
本実施例において、速度指令1<ドア速度1’の状態
は、ドア5が定速走行中に位置カウンタ19が故障した
場合であり、位置カウンタ19の故障によりドアの定速
走行ゾーンを示すデータとなったとき、ドア5が通常減
速点に位置しているにもかかわらず、速度指令1は、位
置カウンタ19のカウント値をもとに速度指令を発生し
ていることになる。このため、ドア速度はドア速度1の
ようには減速せず、ドア速度1’に示すように、ドアが
通常減速点に位置してもさらに定速走行を継続する。こ
の状態が継続すると、ドアが全開間際になっても減速し
ないため、エレベーターの利用者にとっては危険な状態
となる。ステップ403、404、406はこの危険な
状態とならないようにドアの暴走を防ぐ。また、ドア5
が閉端検出スイッチ2から開減速点検出スイッチ3の動
作位置に達するには、所要時間を要する。マイコン21
は、この時間を計測し、速度指令2が所要時間を超えて
選択された場合には、位置カウンタ19が故障したと判
定し、異常信号出力回路22から異常信号をエレベータ
ー制御装置23へ出力する。ここで、速度指令2がドア
速度1’より低い値になったことのみをもって、位置カ
ウンタ19が故障したと即断するのは、故障誤検出にな
り易い。そこで、本実施例では、この所定時間を計測し
て位置カウンタ19の故障を判別することにしたので、
故障誤検出を防ぐことができる。以上、通常時及び異常
時のドア開動作を説明したが、通常時及び異常時のドア
閉動作についても同様である。
3、図4を参照しながら、その詳細を説明する。図3
は、速度指令と実際のドア速度の関係であり、図3にお
いて、速度指令1は、位置カウンタ19をもとにした速
度指令であり、位置カウンタ19によるドアの位置(ド
アの閉端)から、加速、定速走行、定速走行後の減速開
始時の減速点からの減速走行を演算する速度指令であ
る。速度指令2は、減速点検出スイッチ3をもとにした
速度指令であり、開減速点検出スイッチ3の動作により
減速を開始する速度指令である。開減速点検出スイッチ
3の位置は、速度指令1による減速点よりも開端に設置
している。ドア速度1は、通常時のドア開動作、ドア速
度2は異常時のドア開動作を示す。図4は、戸開処理の
詳細フローであり、図4において、エレベータ制御装置
23から開指令が出力されると、戸開処理が実行され
る。マイコン21は、閉端検出スイッチ2を基準とした
位置カウンタ19のカウント値から、図3の実線に示す
ように、ドアの閉端から加速し、定速走行に移行し、定
速走行後の減速開始時の通常減速点からドアの開端に向
けて減速する速度指令1を演算し、発生する(ステップ
401)。速度指令1は、ゲートドライバ回路17を介
してインバータ13を駆動し、モータ11を速度制御す
る。ドア5は、この速度指令1に追従しながら、図3の
点線に示すドア速度1のように加速、定速走行する。そ
して、通常減速点において速度指令1≧ドア速度1のと
きは、速度指令1による減速走行を行い、通常のドア開
動作を行う(ステップ402、405)。一方、通常減
速点において速度指令1≧ドア速度1でないときは、開
減速点検出スイッチの動作位置における速度指令1<ド
ア速度1’か否かを判定する(ステップ403)。速度
指令1<ドア速度1’のとき、ドア5が開減速点検出ス
イッチ3に達すると、開減速点検出スイッチ3が作動
し、開減速点検出スイッチ3をもとにした速度指令2を
演算し、発生する(ステップ404)。また、ドアの速
度カウンタ20はこのドア速度1’をカウントする。マ
イコン21は、このカウント値と速度指令2とを比較
し、速度指令2がカウント値より低い値であるので、こ
の条件と減速点検出スイッチ3の動作により、速度指令
2を選択し(ステップ406)、ドア5を開減速点検出
スイッチ3の動作位置からドア開端に向けてドア速度2
のように減速させる。また、速度指令1<ドア速度1’
でないときは、ドア5は速度指令1に追従してドア速度
1のように減速走行する(ステップ405)。ここで、
本実施例において、速度指令1<ドア速度1’の状態
は、ドア5が定速走行中に位置カウンタ19が故障した
場合であり、位置カウンタ19の故障によりドアの定速
走行ゾーンを示すデータとなったとき、ドア5が通常減
速点に位置しているにもかかわらず、速度指令1は、位
置カウンタ19のカウント値をもとに速度指令を発生し
ていることになる。このため、ドア速度はドア速度1の
ようには減速せず、ドア速度1’に示すように、ドアが
通常減速点に位置してもさらに定速走行を継続する。こ
の状態が継続すると、ドアが全開間際になっても減速し
ないため、エレベーターの利用者にとっては危険な状態
となる。ステップ403、404、406はこの危険な
状態とならないようにドアの暴走を防ぐ。また、ドア5
が閉端検出スイッチ2から開減速点検出スイッチ3の動
作位置に達するには、所要時間を要する。マイコン21
は、この時間を計測し、速度指令2が所要時間を超えて
選択された場合には、位置カウンタ19が故障したと判
定し、異常信号出力回路22から異常信号をエレベータ
ー制御装置23へ出力する。ここで、速度指令2がドア
速度1’より低い値になったことのみをもって、位置カ
ウンタ19が故障したと即断するのは、故障誤検出にな
り易い。そこで、本実施例では、この所定時間を計測し
て位置カウンタ19の故障を判別することにしたので、
故障誤検出を防ぐことができる。以上、通常時及び異常
時のドア開動作を説明したが、通常時及び異常時のドア
閉動作についても同様である。
【0009】次に、ドア5が開閉端にない場合、つまり
ドアの位置が不明な場合の動作について説明する。通
常、ドア5の位置は、開端検出スイッチ1、閉端検出ス
イッチ2の動作点を基準として、マイコン21でエンユ
ーダ12をもとに位置カウンタ19によりカウントして
いる。例えば復電時に、ドアが開閉端どちらかにあれ
ば、上述したように、開閉端検出スイッチ1または2を
基準とした速度指令1によりドアの速度指令1を発生す
るが、復電時にドアが開閉端にない場合は、基準位置が
不明のため、ドア速度指令1による速度指令では開端間
際になっても減速しないことになる。これを防ぐには、
ドアを低速で開端まで走行させることや停電時にもドア
の位置を検出しておくことが考えられるが、低速で走行
するのはサービス性が低下する問題があり、また、停電
時にもドア位置を検出することは、停電時のためのバッ
テリが必要となることから、高価な制御装置となる問題
がある。そこで、復電時のドアの開動作(戸開処理)に
ついて、図5、図6を参照しながら、説明する。図5
は、速度指令と実際のドア速度の関係であり、図5にお
いて、速度指令3は、復電時にドアが閉端にない場合の
位置カウンタ19をもとにした速度指令であり、ドア開
指令入力時の位置カウンタ19によるドアの位置データ
から、加速、定速走行を演算する速度指令である。速度
指令2は、上述したと同様に減速点検出スイッチ3をも
とにした速度指令であり、開減速点検出スイッチ3の動
作により減速を開始する速度指令である。図6は、復電
時の戸開処理の詳細フローであり、図6において、復電
処理が発生すると、まず、閉端スイッチ2が動作してい
るか否かを判定する(ステップ601)。閉端スイッチ
2が動作しているときは、ドア位置データを初期設定す
る(ステップ602)。以降は図4に示した戸開処理を
実行する(ステップ603)。一方、閉端スイッチ2が
動作していないときは、戸開指令の有無を判定し(ステ
ップ604)、戸開指令が有であれば、図3の実線に示
すように、マイコン21から戸開指令入力時のドア位置
データから速度指令3を演算・出力する(ステップ60
5)。ドア5は速度指令3に従って点線で示すドア速度
3のように加速、定速走行する。続いて、ドア5が開減
速点検出スイッチ3が動作したか否かを判定し(ステッ
プ606)、ドア5がその動作位置に到達したときは、
マイコン21は速度指令2を選択し(ステップ60
7)、ドア5を速度指令2に追従して点線で示すドア速
度2のように減速する。このように、本実施例は、ドア
が閉端にない条件と開減速点検出スイッチ3の動作によ
り、速度指令2を選択し、ドア5を開減速点検出スイッ
チ3の動作位置からドア開端に向けてドア速度2のよう
に減速させる。また、復電時の戸閉処理についても同様
である。以上説明したように、本実施例によれば、復電
時、スイッチ動作位置からの減速指令を用いることによ
ってドアを減速させるので、迅速に、ドアを開閉するこ
とができる。すなわち、復電後、ドアが開端または閉端
に到達するまでは、減速点検出スイッチによる速度指令
で開閉するので、ドアの開閉速度は迅速になり、安価で
サービス性のよいドア制御装置とすることができる。こ
こで、復電後にドア5が戸開指令入力時のドア位置から
開減速点検出スイッチ3の動作位置に達するには、所要
時間を要する。この場合、位置カウンタ19が故障して
いないにも拘らず、マイコン21は、所要時間を超えて
計測するため、速度指令2が選択されることがある。こ
の場合には、マイコン21が異常信号出力回路22への
出力を遮断し、このような誤検出を防止する。
ドアの位置が不明な場合の動作について説明する。通
常、ドア5の位置は、開端検出スイッチ1、閉端検出ス
イッチ2の動作点を基準として、マイコン21でエンユ
ーダ12をもとに位置カウンタ19によりカウントして
いる。例えば復電時に、ドアが開閉端どちらかにあれ
ば、上述したように、開閉端検出スイッチ1または2を
基準とした速度指令1によりドアの速度指令1を発生す
るが、復電時にドアが開閉端にない場合は、基準位置が
不明のため、ドア速度指令1による速度指令では開端間
際になっても減速しないことになる。これを防ぐには、
ドアを低速で開端まで走行させることや停電時にもドア
の位置を検出しておくことが考えられるが、低速で走行
するのはサービス性が低下する問題があり、また、停電
時にもドア位置を検出することは、停電時のためのバッ
テリが必要となることから、高価な制御装置となる問題
がある。そこで、復電時のドアの開動作(戸開処理)に
ついて、図5、図6を参照しながら、説明する。図5
は、速度指令と実際のドア速度の関係であり、図5にお
いて、速度指令3は、復電時にドアが閉端にない場合の
位置カウンタ19をもとにした速度指令であり、ドア開
指令入力時の位置カウンタ19によるドアの位置データ
から、加速、定速走行を演算する速度指令である。速度
指令2は、上述したと同様に減速点検出スイッチ3をも
とにした速度指令であり、開減速点検出スイッチ3の動
作により減速を開始する速度指令である。図6は、復電
時の戸開処理の詳細フローであり、図6において、復電
処理が発生すると、まず、閉端スイッチ2が動作してい
るか否かを判定する(ステップ601)。閉端スイッチ
2が動作しているときは、ドア位置データを初期設定す
る(ステップ602)。以降は図4に示した戸開処理を
実行する(ステップ603)。一方、閉端スイッチ2が
動作していないときは、戸開指令の有無を判定し(ステ
ップ604)、戸開指令が有であれば、図3の実線に示
すように、マイコン21から戸開指令入力時のドア位置
データから速度指令3を演算・出力する(ステップ60
5)。ドア5は速度指令3に従って点線で示すドア速度
3のように加速、定速走行する。続いて、ドア5が開減
速点検出スイッチ3が動作したか否かを判定し(ステッ
プ606)、ドア5がその動作位置に到達したときは、
マイコン21は速度指令2を選択し(ステップ60
7)、ドア5を速度指令2に追従して点線で示すドア速
度2のように減速する。このように、本実施例は、ドア
が閉端にない条件と開減速点検出スイッチ3の動作によ
り、速度指令2を選択し、ドア5を開減速点検出スイッ
チ3の動作位置からドア開端に向けてドア速度2のよう
に減速させる。また、復電時の戸閉処理についても同様
である。以上説明したように、本実施例によれば、復電
時、スイッチ動作位置からの減速指令を用いることによ
ってドアを減速させるので、迅速に、ドアを開閉するこ
とができる。すなわち、復電後、ドアが開端または閉端
に到達するまでは、減速点検出スイッチによる速度指令
で開閉するので、ドアの開閉速度は迅速になり、安価で
サービス性のよいドア制御装置とすることができる。こ
こで、復電後にドア5が戸開指令入力時のドア位置から
開減速点検出スイッチ3の動作位置に達するには、所要
時間を要する。この場合、位置カウンタ19が故障して
いないにも拘らず、マイコン21は、所要時間を超えて
計測するため、速度指令2が選択されることがある。こ
の場合には、マイコン21が異常信号出力回路22への
出力を遮断し、このような誤検出を防止する。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ドアの
位置を検出することによって、第1の速度指令と第2の
速度指令を演算・出力し、それぞれの速度指令と実際の
ドア速度を比較し、この結果に応じて速度指令を決定す
るので、ドア制御が容易であり、また、ドアの位置を検
出する手段が故障してもドアの暴走を防止でき、より安
全なドアの開閉制御ができる。また、ドアが開または閉
端位置から閉または開減速点位置に達する所要時間を計
測し、速度指令が所要時間を超えて選択された場合に
は、位置カウンタが故障したと判定することにしたの
で、故障誤検出を防ぐことができ、利用者の安全を確保
することができる。また、復電時のドア位置不明時に
は、ドア開閉用減速点検出スイッチによる速度指令のみ
でドアを開閉するので、制御が容易でサービス性のよい
ドアの開閉制御が可能となる。
位置を検出することによって、第1の速度指令と第2の
速度指令を演算・出力し、それぞれの速度指令と実際の
ドア速度を比較し、この結果に応じて速度指令を決定す
るので、ドア制御が容易であり、また、ドアの位置を検
出する手段が故障してもドアの暴走を防止でき、より安
全なドアの開閉制御ができる。また、ドアが開または閉
端位置から閉または開減速点位置に達する所要時間を計
測し、速度指令が所要時間を超えて選択された場合に
は、位置カウンタが故障したと判定することにしたの
で、故障誤検出を防ぐことができ、利用者の安全を確保
することができる。また、復電時のドア位置不明時に
は、ドア開閉用減速点検出スイッチによる速度指令のみ
でドアを開閉するので、制御が容易でサービス性のよい
ドアの開閉制御が可能となる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】ドア開閉処理の概略フロー
【図3】速度指令と実際のドア速度の関係を示す図
【図4】戸開処理の詳細フロー
【図5】復電時の速度指令と実際のドア速度の関係を示
す図
す図
【図6】復電時の戸開処理の詳細フロー
1 開端検出スイッチ 2 閉端検出スイッチ 3 開減速点検出スイッチ 4 閉減速点検出スイッチ 5 ドア 11 ドア駆動用モータ 12 エンコーダ 18 モータ駆動回路 19 位置カウンタ 20 速度カウンタ 21 マイクロコンピュータ 22 異常信号出力回路 23 エレベーター制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 孝之 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 平田 明 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 ドアを駆動する電動機の回転数からドア
の位置、速度を検出する手段と、ドアの開端、閉端、ド
ア開時の減速点、ドア閉時の減速点を直接検出する手段
と、これらの手段の出力を処理すると共に、ドアが開端
または閉端に位置するときの速度指令(第1)及びドア
開時またはドア閉時の減速点に位置するときの速度指令
(第2)を演算・出力する処理装置を具備し、速度検出
手段のドア速度が第1の速度指令より低いとき、第1の
速度指令をドアの速度指令とし、また、前記減速点にお
いて第2の速度指令が速度検出手段のドア速度より低い
とき、第2の速度指令をドアの速度指令とすることを特
徴とするエレベーターのドア制御装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記直接検出手段に
よる第2の速度指令が所定時間を超えて選択されたと
き、異常を通報することを特徴とするエレベーターのド
ア制御装置。 - 【請求項3】 請求項1において、復電時に、ドアが開
端または閉端以外に位置するとき、ドア開時の減速点ま
たはドア閉時の減速点からドアの開端または閉端に到達
するまで、ドアの速度指令は、直接検出手段による第2
の速度指令とすることを特徴とするエレベーターのドア
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27607693A JPH07101652A (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | エレベーターのドア制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27607693A JPH07101652A (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | エレベーターのドア制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07101652A true JPH07101652A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17564471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27607693A Pending JPH07101652A (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | エレベーターのドア制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07101652A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100340319B1 (ko) * | 1999-11-05 | 2002-06-12 | 장병우 | 엘리베이터의 도어지령 발생 장치 |
| JP2010254464A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのドア制御装置 |
| JP2016155612A (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | 株式会社日立製作所 | エレベータ |
-
1993
- 1993-10-07 JP JP27607693A patent/JPH07101652A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100340319B1 (ko) * | 1999-11-05 | 2002-06-12 | 장병우 | 엘리베이터의 도어지령 발생 장치 |
| JP2010254464A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのドア制御装置 |
| JP2016155612A (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | 株式会社日立製作所 | エレベータ |
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