JPH0710193U - 床板支持装置 - Google Patents

床板支持装置

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JPH0710193U
JPH0710193U JP4268993U JP4268993U JPH0710193U JP H0710193 U JPH0710193 U JP H0710193U JP 4268993 U JP4268993 U JP 4268993U JP 4268993 U JP4268993 U JP 4268993U JP H0710193 U JPH0710193 U JP H0710193U
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盛勇 伊野波
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株式会社ノダ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 置床構造に用いられる床板支持装置におい
て、特に床上における子供の跳びはね等の重量軟衝撃源
による荷重を受けたときに、床板を支持する支柱が床基
盤上に設置される弾性台座から抜け落ちることを防止す
る。 【構成】 支持板3と相対回転可能な支柱2が弾性台座
1に立設されてなる床板支持装置であり、支柱の下端丸
棒6が挿入すべく弾性台座に形成される非貫通孔5に
は、支柱の下端丸棒6に形成される拡径部17を嵌合す
る環状の凹溝18が形成される。支柱を非貫通孔に挿入
しながら下方に押し込むことにより、弾性台座の弾性変
形を介して拡径部が非貫通孔内を移動され、ついには凹
溝に嵌合される。この状態が得られることにより支柱の
上方への脱落が防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、集合住宅やオフィス等の床上に所定間隔を置いて床板を施工する置 床の構造に用いられる床板支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる床板支持装置は一般に、特開平2−269254号公報に示されるよう に、棒状脚部の下端にゴム等の弾性台座が取り付けられてなる。弾性台座の上面 には非貫通孔が設けられ、この非貫通孔に棒状脚部の下端が挿入されることによ り棒状脚部が支持されている。
【0003】 このような構成の床板支持装置は、台座の弾性により衝撃を緩衝吸収し、防振 性、防音性を向上させている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
床衝撃音には、スプーンのような軽量物の落下音(軽量硬衝撃源)と、子供の 跳びはね等の重量物の落下音(重量軟衝撃源)とがある。上記した従来の床板支 持装置は、軽量高衝撃源に対しては有効な緩衝作用を発揮するが、重量軟衝撃源 に対しては支持装置の跳びはねが発生し、棒状脚部が台座の上面非貫通孔から飛 び抜けてしまうことがあった。棒状脚部の脱落は床面の陥没を招き、きわめて大 きな問題となる。
【0005】 上記した構成の床板支持装置による場合、床上の衝撃に対する吸収作用は専ら 台座の弾性体自体が有する弾性性能に依存し、十分な衝撃吸収をなすことが困難 であった。弾性性能を向上するには弾性の高い材質のものを用いて台座を構成す れば良いが、この場合、施工後荷重が作用したときに沈み込みが大きくなり、歩 行感が悪くなり、家具等の安定設置が困難となる。また、長期荷重に対して台座 にへたりが生じ、床自体のレベルに狂いが発生する等の問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、上記従来技術の欠点を解消することのできる新規な床板支持 装置を提供することを目的とする。
【0007】 即ち、本考案は、床基盤上に設置される台座と床材を直接又は間接に支承する 受座とが相対回転可能な支柱によって高さ間隔調整可能に連結されてなる床板支 持装置において、支柱の下部に拡径部が設けられると共に、該拡径部が弾性台座 に埋設されてなることを特徴とする。
【0008】 好ましくは、支柱の下部が挿入される挿入孔が弾性台座に形成され、該挿入孔 に拡径部が嵌合される凹溝が設けられる。
【0009】 更に、弾性台座の水平方向変形を防止するためのリング状部材を該弾性台座に 被着することができる。弾性台座の外面とリング状部材の内面との間には0〜5 mmの隙間が配されることが好ましい。
【0010】
【作用】
支柱下部に設けられる拡径部が弾性台座に埋設され、床上から重量軟衝撃源が 作用したときにも支柱が弾性台座から脱落することが防止される。
【0011】 弾性台座のまわりに被着されるリング状部材は、荷重を受けたときの台座の水 平方向の変形を防止する。
【0012】
【実施例】
図1は本考案による床板支持装置の構成例を示し、床基盤15上に載置される 弾性台座1と、この弾性台座1によって直立状態に支持される支柱2と、支持板 3と、この支持板3に固定的に取り付けられて支柱2の上端部を係着する受座4 とから構成されている。
【0013】 弾性台座1は、ゴム系、発泡ゴム系、合成樹脂系、発泡合成樹脂系等の弾性体 より形成され、衝撃力を緩衝吸収する。弾性台座1をなす弾性体には30〜90 度の硬度のものが用いられる。硬度が30度よりも小さいものであると、荷重を 受けたときの沈み込みが大きくなって歩行感が悪化し、また長期荷重を受けたと きにへたりが生じて復元性が悪くなる。一方、90度を越える硬度を有するもの は、所望の衝撃緩衝効果や防音効果を得ることができない。
【0014】 弾性台座1の上面中央部には支柱2の下端丸棒6(後述)を嵌入せしめて支柱 2を直立状態に支持するための非貫通孔5が開口形成される。非貫通孔5の口径 は丸棒6の外径と略同一とされるが、その一部はより大径に切り欠かれて環状の 凹溝18を形成している。この凹溝18は、支柱の下部に設けられる拡径部17 (後述)を嵌合受容するためのものであり、したがってそれらの形状は相補的で あり、支柱2におけるツバ部7(後述)と拡径部17との間の間隔は弾性台座1 における上面と凹溝18との間の間隔と略一致している。弾性台座1の形状は任 意であり、図示の断面略台形状のものに限らず、例えば矩形状、方形状であって も良い。
【0015】 支柱2には金属製、合成樹脂製等のものが用いられる。支柱2は、弾性台座1 の上面に開口形成される非貫通孔5の口径に対応する外径を有する下端の丸棒6 と、この丸棒6の上部に形成され弾性台座1の非貫通孔5の口径よりも十分に大 きな径を有するツバ部7と、このツバ部7の上方に延長して先端に凹溝9が形成 されるボルト部8とが一体に形成されてなる。丸棒6の先端には前述のように拡 径部17が設けられている。拡径部17は必ずしも丸棒6の最下端部に設ける必 要はなく、丸棒6の中途部分に形成しても良い(図5参照)。
【0016】 支柱2は、その下端丸棒6が弾性台座1の非貫通孔5に挿入されることにより 、弾性台座1に対して相対回転自在に支持される。支柱2の下端丸棒6を弾性台 座1の非貫通孔5に挿入しつつ下方に押圧することにより、弾性台座1の非貫通 孔5の周囲の部分が拡径部17により弾性変形して拡径し、ついには拡径部17 が凹溝18に嵌合される。このとき弾性台座1は図示の状態に復元されるので、 支柱2が弾性台座1から上方に抜け落ちることが防止されている。
【0017】 支持板3としては、合板(LVL、LVB等を含む)、繊維板、パーティクル ボード、木板、合成樹脂板等の材料が用いられ、一辺が5〜20cmの方形状で 任意厚のものとされる。一辺を5〜20cmとするのは、これより小さいと、こ の支持板3上に施工される置床用パネル16の保持面積が不十分となり、これよ り大きくなると重量増を招いて扱いにくくなってしまうためである。
【0018】 支持板3には、弾性台座1に支持された支柱2のボルト部8と整列する位置に 貫通孔10が形成されている。この貫通孔10は、ボルト径よりも十分に大きな 口径を有している。
【0019】 支持板3の表面には、置床用パネル16の施工を容易にするために、剥離紙( 図示せず)に表面被覆された粘着層(図示せず)を積層形成させておくことがで きる。
【0020】 金属製や合成樹脂製の受座4は、支柱2のボルト部8を螺合せしめる雌ネジが 刻設されている下端のナット部11と、このナット部11の上方に拡径形成され る受ツバ部12と、この受ツバ部12の上方にあって支持板3の貫通孔10内に 嵌着される上端の筒状部13とが一体に形成されてなる。上端筒状部13は、接 着剤を用いて支持板3の貫通孔10に接着固定される。また、上端筒状部13を 貫通孔10に挿入した後、上部よりかしめ、その先端開口を広げることによって 固定しても良い。接着とかしめによる固定とを併用しても良い。
【0021】 少なくとも下端のナット部11には、支柱2のボルト部8を螺合せしめる雌ネ ジが内刻されており、上端筒状部13には床材支持装置の上面に開口する孔14 が設けられる。
【0022】 支持板3上に載置施工される置床用パネル16としては、合板(LVL、LV B等を含む)、繊維板、パーティクルボード、木板、合成樹脂板等の材料が用い られる。この置床用パネルのサイズは、持ち運びを容易にし施工性を良好にする ためには小さくすることが好ましいが、反面、余り小さくすると施工に必要な枚 数が増大して却って施工が面倒になる。また、幅寸法に対して長さ寸法が余りに 大きくなると、荷重を受けたときに長手方向における撓みが発生しやすくなって しまう。これらの理由により、置床用パネルは、幅30〜75cm×長さ90〜 300cmとすることが好ましく、より好ましくは幅45〜75cm×長さ18 0〜240cmとする。
【0023】 置床用パネル16を部屋全体に敷設した後、その上に直接、或いは捨て張り合 板を接着剤や釘等を用いて固着した後、所望の床材を接着剤や釘等を用いて固着 することによって、置床構造が得られる。
【0024】 床材としては、木質フロア、裏面に緩衝材が貼着された木質フロア、絨毯等の 敷物、床タイル、畳等が例示される。また、捨て貼り合板の表面に床用塗材を塗 布することによって床を構成することもできる。
【0025】 受座4の上端筒状部13をナット部11よりも大口径に形成し、支柱2のボル ト部8がナット部11に螺合された状態において、上端筒状部13とボルト部8 との間に空隙14を形成することができる。
【0026】 この空隙14には、支持板3及び置床用パネル16の高さ調節を行った後に、 常温硬化型の樹脂又は接着剤(発泡性接着剤、発泡接着剤を含む)が注入される 。注入された樹脂は空隙内に充填されると共に、一部はナット部11にまで浸入 する。注入された樹脂が硬化することにより、ボルト部8は受座4に対して完全 に固定され、支持板3が所定の高さ位置に不動に保持される付加的な効果が得ら れる。
【0027】 なお、空隙14の形成は任意であり、本考案に必須なものではない。
【0028】 図示実施例では、弾性台座1に、その水平方向の過度の弾性変形を防止するた めのリング状部材が被着されている。リング状部材は、図1において、弾性台座 1の外面に隙間なく密着するように被着されたリング状部材20として示されて いる。
【0029】 リング状部材20を設けることにより、荷重による弾性台座1の水平方向変形 が防止される。特に、硬度の低い弾性体により弾性台座1を形成した場合にも、 荷重を受けたときの沈み込みや長期荷重を受けたときのへたりが生ずることを有 効に防止することができる。
【0030】 リング状部材は一般に金属製や合成樹脂製のものが用いられるが、その材質、 幅及び厚さ寸法は、弾性台座1の硬度や、床板支持装置の使用場所によって異な る想定荷重等の諸条件によって任意に選択決定される。
【0031】 図2ないし図5は本考案の床板支持装置に用いられる弾性台座1の他の構成例 を示し、特にリング状部材についての変形例を示す。
【0032】 図2の変形例では、図1と同様のリング状部材21が、弾性台座1との間に若 干の隙間を配して設けられている。隙間は、弾性台座1の硬度や想定荷重等の諸 条件に応じて適宜決定されるが、0〜5mmの範囲とすることが好ましい。
【0033】 例えば、弾性台座1の硬度が低い場合は、初期の沈み込みが大きくなるため、 これを防止するために隙間を小さく設定し、硬度が大きくなるにつれて隙間を大 きくすることができる。
【0034】 図3に示す変形例は、断面略台形状の弾性台座1に直立する円筒形状のリング 状部材22を被着したものであり、下端部においては実質的に隙間なく弾性台座 1の外面に密着しているが、上端部に向かうにつれて隙間が大きくなっている。 これは、荷重による弾性台座の変形は上部より起きるため、弾性台座の上部にお いて初期の変形を抑えてしまうと、衝撃緩衝効果・防音効果を長期に亙って持続 させることができなくなることを考慮し、上部の隙間を大きく設定し、沈み込み を抑制するために下部の隙間を小さく設定したものである。
【0035】 リング状部材は複数設けても良く、例えば、図4に示すように、比較的小幅の リング状部材23、23を弾性台座1に被着しても良い なお、図1に示される施工例では、隣接する置床用パネル16の対向端部を支 持板3上に載置支持するようにしているが、置床用パネル16の中央部を支持板 3上に載置支持するように施工しても良い。
【0036】 また、図示されるような床板支持装置は、所定寸法の比較的大きな台板の裏面 における複数の所定位置に予め固着して用いることができる。この場合は、支持 板3における貫通孔10と整列する貫通孔が台板にも形成される。
【0037】 更に、支持板3を大寸法にして上記台板と一体化させても良い。
【0038】 図5は本考案による床板支持装置の別の実施例を示し、特にその弾性台座31 についての変形例を示す。この弾性台座31の底面は凹凸状に形成され、更に緩 衝作用を向上させている。凹凸状底面は、たとえば縞状または格子状に溝を刻設 することによって得られる。
【0039】 また、この弾性台座31の非貫通孔35に設けられる環状凹部38は、支柱2 の丸棒6の中途部分に設けられる拡径部37を嵌合するものとして形成されてい る。
【0040】 上記以外の構成については図1に示す実施例と同様であるので、説明を省略す る。この弾性台座31にもリング状部材を密接してあるいは隙間を配して被着し 、その水平方向の弾性変形を防止しあるいは抑制することができる。
【0041】
【考案の効果】
本考案によれば、置床構造における床面からの衝撃力に対する緩衝吸収効果、 防音効果に優れた床板支持装置を提供することができる。
【0042】 特に、床上での子供の跳びはね等によって生ずる重量軟衝撃源を受けたときに も、支柱が弾性台座から脱落することが防止され、床板の支持に支障を来すこと がない。
【0043】 また、衝撃緩衝効果や防音効果を高めるために硬度の小さな弾性体で弾性台座 を形成した場合であっても、リング状部材の作用によって弾性台座の水平方向変 形が効果的に防止されるので、施工後の荷重に伴う床面の沈み込みや、長期荷重 によるへたりに起因する歩行感の悪化、床自体のレベルの狂いの発生等の問題を 生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の床板支持装置の一実施例を、その上に
施工される置床用パネルと共に示す断面図である。
【図2】本考案の床板支持装置におけるリング状部材に
関する変形例を示す断面図である。
【図3】リング状部材の更に別の変形例を示す断面図で
ある。
【図4】リング状部材の更に別の変形例を示す断面図で
ある。
【図5】本考案の床板支持装置の別の実施例を示す部分
断面図である。
【符号の説明】
1 弾性台座 2 支柱 3 支持板 4 受座 5 非貫通孔 6 丸棒 7 ツバ部 15 床基盤 16 置床用パネル 17 拡径部 18 凹溝 20 リング状部材 21 リング状部材 22 リング状部材 23 リング状部材 31 弾性台座 37 拡径部 38 凹溝

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床基盤上に設置される弾性台座と床材
    を直接又は間接に支承する受座とが相対回転可能な支柱
    によって高さ間隔調整可能に連結されてなる床板支持装
    置において、前記支柱の下部に拡径部が設けられると共
    に、該拡径部が前記弾性台座に埋設されてなることを特
    徴とする床板支持装置。
  2. 【請求項2】 前記支柱の下部が挿入される挿入孔が
    前記弾性台座に形成され、該挿入孔に前記拡径部が嵌合
    される凹溝が設けられてなることを特徴とする請求項1
    の床板支持装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記弾性台座の水平方向変形を
    防止するためのリング状部材が該弾性台座に被着されて
    なることを特徴とする請求項1の床板支持装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性台座の外面と前記リング状部
    材の内面との間に0〜5mmの隙間が配されてなること
    を特徴とする請求項3の床板支持装置。
JP1993042689U 1993-07-09 1993-07-09 床板支持装置 Expired - Fee Related JP2599547Y2 (ja)

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JP3455132B2 (ja) 1999-04-20 2003-10-14 城東テクノ株式会社 調整床束

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