JPH07102045B2 - マルチ装置におけるフィルム搬送装置 - Google Patents
マルチ装置におけるフィルム搬送装置Info
- Publication number
- JPH07102045B2 JPH07102045B2 JP1222070A JP22207089A JPH07102045B2 JP H07102045 B2 JPH07102045 B2 JP H07102045B2 JP 1222070 A JP1222070 A JP 1222070A JP 22207089 A JP22207089 A JP 22207089A JP H07102045 B2 JPH07102045 B2 JP H07102045B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- guide roller
- film
- center
- groove
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、耕耘後の土壌表面をシートにより全面被覆す
るようにした所謂マルチ装置の改良に関するものであ
る。
るようにした所謂マルチ装置の改良に関するものであ
る。
[従来の技術および発明が解決しようとする課題] レタス、白菜、キャッベツ等の栽培において、圃場の保
温性を高めて種子の発芽や苗の活着を良好にすると共
に、降雨時の土の跳上り防止や雑草の発生を防止するた
め栽培土壌表面をビニールフィルム等のシートで被覆す
るマルチ栽培が広く普及しており、成形板により土壌を
畦立て整形すると同時に畦立て整形後の土壌表面をシー
トで被覆するようにしたマルチ装置も提供されている。
温性を高めて種子の発芽や苗の活着を良好にすると共
に、降雨時の土の跳上り防止や雑草の発生を防止するた
め栽培土壌表面をビニールフィルム等のシートで被覆す
るマルチ栽培が広く普及しており、成形板により土壌を
畦立て整形すると同時に畦立て整形後の土壌表面をシー
トで被覆するようにしたマルチ装置も提供されている。
ところで、上記マルチ装置は、通常トラクタ等に装着の
ロータリ耕耘装置に連結して使用するようになってい
て、複数本のロール状単位フィルムの端部同志を重ね合
せて被覆するものが提供されているが、複数本のロール
状単位フィルムの一部を重ね合せたものはフィルムに無
駄が生じてコスト高になるばかりでなく、機体への装着
が面倒であり、しかもフィルムを剥離する際に大巾に手
間がかかる等の問題が生じていた。
ロータリ耕耘装置に連結して使用するようになってい
て、複数本のロール状単位フィルムの端部同志を重ね合
せて被覆するものが提供されているが、複数本のロール
状単位フィルムの一部を重ね合せたものはフィルムに無
駄が生じてコスト高になるばかりでなく、機体への装着
が面倒であり、しかもフィルムを剥離する際に大巾に手
間がかかる等の問題が生じていた。
そこで、一本のロール状フィルムで複数の畦立て条を被
覆することが考えられるが、この場合には、畦間のシー
トを加入輪で土中に圧入固定する際にシートが破れてし
まったり、逆に緩んだ状態で被覆してしまう等の問題が
生じていた。また、従来の方法で単純にフィルムを被覆
すると畦斜面に沿って発生する張力(第10図矢印参照)
によりフィルムと紐が溝から外部へ出てしまい固定状態
が不完全となり、風等でフィルムが飛ばされる場合が多
々あった。
覆することが考えられるが、この場合には、畦間のシー
トを加入輪で土中に圧入固定する際にシートが破れてし
まったり、逆に緩んだ状態で被覆してしまう等の問題が
生じていた。また、従来の方法で単純にフィルムを被覆
すると畦斜面に沿って発生する張力(第10図矢印参照)
によりフィルムと紐が溝から外部へ出てしまい固定状態
が不完全となり、風等でフィルムが飛ばされる場合が多
々あった。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一掃
することができるマルチ装置におけるフィルム搬送装置
を提供することを目的として創案されたものであつて、
ロータリ耕耘装置により耕耘された土壌表面に、ロール
状に巻装されるフィルム状のシートをフィルム搬送部に
より繰り出し搬送して全面被覆し、前記シートの一部を
加入輪で土中に圧入するようにしたマルチ装置におい
て、前記フィルム搬送部に、平面視で中心方向から外側
に向けて拡開したハ字状で側面視で外端側を下方に向け
て傾斜状に配設されていてシートを中央寄りに寄せなが
ら搬送する左右の第一ガイドローラと、該第一ガイドロ
ーラよりも前方かつ中央部に配設されていて前記寄せら
れるシート中央部が第一ガイドローラの傾斜上端部にて
搬送されるシート部位よりも低位になる凹陥状態に軌道
修正して加入輪側まで搬送してシート中央部の土中圧入
代を確保する第二ガイドローラとを設けたことを特徴と
するものである。
することができるマルチ装置におけるフィルム搬送装置
を提供することを目的として創案されたものであつて、
ロータリ耕耘装置により耕耘された土壌表面に、ロール
状に巻装されるフィルム状のシートをフィルム搬送部に
より繰り出し搬送して全面被覆し、前記シートの一部を
加入輪で土中に圧入するようにしたマルチ装置におい
て、前記フィルム搬送部に、平面視で中心方向から外側
に向けて拡開したハ字状で側面視で外端側を下方に向け
て傾斜状に配設されていてシートを中央寄りに寄せなが
ら搬送する左右の第一ガイドローラと、該第一ガイドロ
ーラよりも前方かつ中央部に配設されていて前記寄せら
れるシート中央部が第一ガイドローラの傾斜上端部にて
搬送されるシート部位よりも低位になる凹陥状態に軌道
修正して加入輪側まで搬送してシート中央部の土中圧入
代を確保する第二ガイドローラとを設けたことを特徴と
するものである。
そして本発明は、上記構成とすることにより、一枚のシ
ートで複数の畦立てを被覆することができながら、畦間
のシートが破れたり撓んだりすることがないようにした
ものである。
ートで複数の畦立てを被覆することができながら、畦間
のシートが破れたり撓んだりすることがないようにした
ものである。
[実施例] 本発明のマルチ装置の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図面において、aは農用トラクタ(図示せず)の後
方にトップリンク1及びロアリンク2を介して上下動可
能で且つレバー3により上下調節自在に装着されたマル
チ装置で、前記トップリンク1にマルチ装置aのマスト
4をブラケット5を介して所定範囲回動自在に枢結さ
れ、ロアリンク2にフレーム6が回転自在に枢結されて
いる。そして、該フレーム6の下方には両側面に円盤状
の規制板7を耕耘爪軸7aと一体に設けたロータリ耕耘装
置Kが設けられ、該ロータリ耕耘装置Kにより圃場Hを
耕耘すると同時に、ロータリカバー8に固定の集士板9
に畦立器10が一体に設けられ畦高さ調節自在に畦Uを整
形するように構成されている。
る。図面において、aは農用トラクタ(図示せず)の後
方にトップリンク1及びロアリンク2を介して上下動可
能で且つレバー3により上下調節自在に装着されたマル
チ装置で、前記トップリンク1にマルチ装置aのマスト
4をブラケット5を介して所定範囲回動自在に枢結さ
れ、ロアリンク2にフレーム6が回転自在に枢結されて
いる。そして、該フレーム6の下方には両側面に円盤状
の規制板7を耕耘爪軸7aと一体に設けたロータリ耕耘装
置Kが設けられ、該ロータリ耕耘装置Kにより圃場Hを
耕耘すると同時に、ロータリカバー8に固定の集士板9
に畦立器10が一体に設けられ畦高さ調節自在に畦Uを整
形するように構成されている。
ところで、上記トップリンク1とマルチ装置aのマスト
4とを連結するブラケット5には、第二図および第三図
に示されるように、マスト4側取付け部の上下にトラク
タに対してマルチ装置aが所定範囲の上下回動を許容可
能とすべくストッパ5a、5bが設けられている。
4とを連結するブラケット5には、第二図および第三図
に示されるように、マスト4側取付け部の上下にトラク
タに対してマルチ装置aが所定範囲の上下回動を許容可
能とすべくストッパ5a、5bが設けられている。
また、上記畦立器10の上方に位置して畦U整形後の土壌
表面を全面被覆する一枚のロール状のビニールフィルム
等からなるシートSのフィルム搬送部A、畦立器10の側
方に畦U間に溝Mを形成する作溝部B、さらに畦立器10
の後方には前記シートSを溝Mに圧入固定するフィルム
固定部Cが夫々設けられた概略構成となっている。
表面を全面被覆する一枚のロール状のビニールフィルム
等からなるシートSのフィルム搬送部A、畦立器10の側
方に畦U間に溝Mを形成する作溝部B、さらに畦立器10
の後方には前記シートSを溝Mに圧入固定するフィルム
固定部Cが夫々設けられた概略構成となっている。
フィルム搬送部Aは、シートSの取付けブラケット11、
第一ガイドローラR1、R1、第二ガイドローラR2がステー
14、15、16を介してマルチ装置aの本体幅方向にわたっ
てロータリ耕耘装置Kと一体的に設けられたブラケット
17に夫々固定され、さらに、第三ガイドローラR3、R3が
上記第一ガイドローラR1、R1の下方に夫々位置してステ
ー18を介してフィルム固定部Cに固定されている。
第一ガイドローラR1、R1、第二ガイドローラR2がステー
14、15、16を介してマルチ装置aの本体幅方向にわたっ
てロータリ耕耘装置Kと一体的に設けられたブラケット
17に夫々固定され、さらに、第三ガイドローラR3、R3が
上記第一ガイドローラR1、R1の下方に夫々位置してステ
ー18を介してフィルム固定部Cに固定されている。
ところで、上記各ステー15、16、18に回転自在に設けら
れた第一ガイドローラR1、第二ガイドローラR2、第三ガ
イドローラR3は、第4図(平面図)に示されるような配
置構成となっている。即ち、第一ガイドローラR1は、シ
ートSの両端より所定寸法内側に設けられ、さらに、平
面視において、マルチ装置aの中心方向から外側に向け
各拡開したハ字状に、且つ側面視において外方端側を下
方に向け斜設した状態で設けられ、シートS搬送作用時
の外形線19に示されるように、シートSの両端を夫々オ
フセットα分だけマルチ装置の中心方向へ寄せる様に配
置されている。そして、第一ガイドローラR1、R1はステ
ー15を前後方向にスライドさせることにより調整可能と
なっている。
れた第一ガイドローラR1、第二ガイドローラR2、第三ガ
イドローラR3は、第4図(平面図)に示されるような配
置構成となっている。即ち、第一ガイドローラR1は、シ
ートSの両端より所定寸法内側に設けられ、さらに、平
面視において、マルチ装置aの中心方向から外側に向け
各拡開したハ字状に、且つ側面視において外方端側を下
方に向け斜設した状態で設けられ、シートS搬送作用時
の外形線19に示されるように、シートSの両端を夫々オ
フセットα分だけマルチ装置の中心方向へ寄せる様に配
置されている。そして、第一ガイドローラR1、R1はステ
ー15を前後方向にスライドさせることにより調整可能と
なっている。
一方、第二ガイドローラR2はロール状シートSより本機
寄りで且つマルチ装置aの中心(第一ガイドローラR1、
R1の中間前方低位)に配置されている。第三ガイドロー
ラR3は前記第一ガイドローラR1の外側端よりも若干内側
に位置し、マルチ装置aの中心方向から外側に向け第一
ガイドローラR1よりもゆるやかに拡開したハ字状、又は
左右の第三ガイドローラR3の軸芯が一直線上になるよう
に配置されると共に、ステー18をスライドさせて前後方
向に調節可能となっていて、上記第一ガイドローラR1、
R1等によりフィルム搬送部AにはシートSの左右両側を
内方寄りに寄せるフィルム案内誘導装置Dが形成されて
いる。
寄りで且つマルチ装置aの中心(第一ガイドローラR1、
R1の中間前方低位)に配置されている。第三ガイドロー
ラR3は前記第一ガイドローラR1の外側端よりも若干内側
に位置し、マルチ装置aの中心方向から外側に向け第一
ガイドローラR1よりもゆるやかに拡開したハ字状、又は
左右の第三ガイドローラR3の軸芯が一直線上になるよう
に配置されると共に、ステー18をスライドさせて前後方
向に調節可能となっていて、上記第一ガイドローラR1、
R1等によりフィルム搬送部AにはシートSの左右両側を
内方寄りに寄せるフィルム案内誘導装置Dが形成されて
いる。
作溝部Bは、第7図および第8図に示されるように、ロ
ータリ耕転送置の集土板9に固着のブラケット20にステ
ー21、21を一体に設け、該ステー21、21に回転自在な作
溝ローラ22及び作溝板23が平面視において前後一直線上
で挟持されている。さらに、前後作溝ローラ22の左右両
側には、該作溝ローラ22よりも径の小さい鎮圧輪22a、2
2aが同芯状に一体形成されている。
ータリ耕転送置の集土板9に固着のブラケット20にステ
ー21、21を一体に設け、該ステー21、21に回転自在な作
溝ローラ22及び作溝板23が平面視において前後一直線上
で挟持されている。さらに、前後作溝ローラ22の左右両
側には、該作溝ローラ22よりも径の小さい鎮圧輪22a、2
2aが同芯状に一体形成されている。
ところで、第9図に示されるように、従来の作溝板24に
よる溝形成(第9図C)では、形成後の溝M′にシート
Sを圧入しようとすると、不安定な両肩部がシートSに
より崩れてしまい(第9図B)、シートSの圧入深さが
不均一でしかも固定が不充分となってしまう欠点がある
が、作溝ローラ22に鎮圧輪22a、22aを形成し、溝形成と
同時に両肩部を鎮圧(第9図A)することにより、シー
トS圧入時の肩崩れを防止すると共に、溝深さを一定に
するように構成されている。
よる溝形成(第9図C)では、形成後の溝M′にシート
Sを圧入しようとすると、不安定な両肩部がシートSに
より崩れてしまい(第9図B)、シートSの圧入深さが
不均一でしかも固定が不充分となってしまう欠点がある
が、作溝ローラ22に鎮圧輪22a、22aを形成し、溝形成と
同時に両肩部を鎮圧(第9図A)することにより、シー
トS圧入時の肩崩れを防止すると共に、溝深さを一定に
するように構成されている。
フィルム固定部Cは、上記シート搬送部Aから搬送され
たシートSを畦U整形後の土壌表面に前面被覆すると共
に、作溝部Bに形成された溝Mによりシートの一部を圧
入し且つ固定するように形成されており、上記フィルム
搬送部Aの第三ガイドローラR3から搬送されたシートS
は、シート張り輪25を介して加入輪26により溝Mに圧入
されると同時にロール紐Wから繰り出された紐W′をガ
イド27を介して加入輪26により溝M内にシートSを固定
するように構成されている。図中、28は畦U上部にシー
トSを押さえつけるローラ、29は左右一体の鎮圧輪であ
り、溝Mの両肩部を押して溝Mを埋め戻すものである。
30は紐ブレーキ、31は紐ホルダである。
たシートSを畦U整形後の土壌表面に前面被覆すると共
に、作溝部Bに形成された溝Mによりシートの一部を圧
入し且つ固定するように形成されており、上記フィルム
搬送部Aの第三ガイドローラR3から搬送されたシートS
は、シート張り輪25を介して加入輪26により溝Mに圧入
されると同時にロール紐Wから繰り出された紐W′をガ
イド27を介して加入輪26により溝M内にシートSを固定
するように構成されている。図中、28は畦U上部にシー
トSを押さえつけるローラ、29は左右一体の鎮圧輪であ
り、溝Mの両肩部を押して溝Mを埋め戻すものである。
30は紐ブレーキ、31は紐ホルダである。
叙述のごとく構成された本発明の実施例において、ま
ず、作業開始にあたっては、第4図乃至第6図におい
て、各ローラR1、R2、R3間に巻きかけセットしたシート
S及びロール紐Wから引き出した紐W′繰出し端部側を
枕地等に固定しておく。そして機体を前進させるとロー
ル状態から繰り出されたシートSは、幅方向中間部側が
第二ガイドローラR2を迂回し、またシートSの左右両端
寄り部分が第一ガイドローラR1、R1側に直接搬送され
る。即ち、第一ガイドローラR1によりシートSの両端側
がマルチ装置Sの中心に向けて寄せられながら搬送さ
れ、第二ガイドローラR2によりシート張り輪25にシート
Sが円滑に搬送されるように軌道修正される。この時、
第5図(A)、(B)に示されるように、シートSの外
側は、第一ガイドローラR1の外方から第三ガイドローラ
R3を通ってシート張り輪25へ搬送され(第5図(A)の
実線イ)、シートSの略中央寄りは、第二ガイドローラ
R2の中途部から折り返して第一ガイドローラR1の内方か
ら第三ガイドローラR3を通ってシート張り輪25へ搬送さ
れ(第5図(B)の実線ロ)、前記寄せられるシートS
の中央部は、第二ガイドローラR2か折り返し、そして第
一ガイドローラR1の傾斜上端部にて搬送されるシート部
位よりも低位になる凹陥状態に軌道修正されて加入輪26
側まで搬送されることになってシート中央部の土中圧入
代が確保され(第5図(B)の実線ハ)。そして、張り
輪25へ搬送されてきたシートSの中央部は、第6図に示
されるように、加入輪26により圧入固定される。
ず、作業開始にあたっては、第4図乃至第6図におい
て、各ローラR1、R2、R3間に巻きかけセットしたシート
S及びロール紐Wから引き出した紐W′繰出し端部側を
枕地等に固定しておく。そして機体を前進させるとロー
ル状態から繰り出されたシートSは、幅方向中間部側が
第二ガイドローラR2を迂回し、またシートSの左右両端
寄り部分が第一ガイドローラR1、R1側に直接搬送され
る。即ち、第一ガイドローラR1によりシートSの両端側
がマルチ装置Sの中心に向けて寄せられながら搬送さ
れ、第二ガイドローラR2によりシート張り輪25にシート
Sが円滑に搬送されるように軌道修正される。この時、
第5図(A)、(B)に示されるように、シートSの外
側は、第一ガイドローラR1の外方から第三ガイドローラ
R3を通ってシート張り輪25へ搬送され(第5図(A)の
実線イ)、シートSの略中央寄りは、第二ガイドローラ
R2の中途部から折り返して第一ガイドローラR1の内方か
ら第三ガイドローラR3を通ってシート張り輪25へ搬送さ
れ(第5図(B)の実線ロ)、前記寄せられるシートS
の中央部は、第二ガイドローラR2か折り返し、そして第
一ガイドローラR1の傾斜上端部にて搬送されるシート部
位よりも低位になる凹陥状態に軌道修正されて加入輪26
側まで搬送されることになってシート中央部の土中圧入
代が確保され(第5図(B)の実線ハ)。そして、張り
輪25へ搬送されてきたシートSの中央部は、第6図に示
されるように、加入輪26により圧入固定される。
一方、ロール紐Wから繰り出された紐W′はガイド27と
加入輪26間及び加入輪26とシート張り輪25間を通り、シ
ートSの上面に繰り出された後、加入輪26によりシート
Sと一緒に溝M内へ圧入され、さらに後続の鎮圧輪29に
よりシートsの上から埋め戻される。このようにしてシ
ートSは畦Uの表面に全面被覆固定されるものである
が、シートSの左右両側はフィルム誘導案内装置Dによ
り内方へ寄せられるので、加入輪26で溝M内に圧入する
際、シートSに無理がかかって破れたりすることがな
く、しかもシートSが左右方向に寄せられるのでシート
Sは適度の緊張状態に矯正される。
加入輪26間及び加入輪26とシート張り輪25間を通り、シ
ートSの上面に繰り出された後、加入輪26によりシート
Sと一緒に溝M内へ圧入され、さらに後続の鎮圧輪29に
よりシートsの上から埋め戻される。このようにしてシ
ートSは畦Uの表面に全面被覆固定されるものである
が、シートSの左右両側はフィルム誘導案内装置Dによ
り内方へ寄せられるので、加入輪26で溝M内に圧入する
際、シートSに無理がかかって破れたりすることがな
く、しかもシートSが左右方向に寄せられるのでシート
Sは適度の緊張状態に矯正される。
ところで、第一ガイドローラR1の傾斜及び拡開角度はマ
ルチ装置aが畦Uを整形するマルチ装置の場合は畦U及
び溝Mを被覆する分だけの余裕をシートSに与えるよう
に設定され、畦Uを整形せずに溝Mのみを形成するマル
チ装置の場合は、溝Mを被覆する分だけの余裕をシート
Sに与えるように設定(シートSの寄りが少ない)され
ている。
ルチ装置aが畦Uを整形するマルチ装置の場合は畦U及
び溝Mを被覆する分だけの余裕をシートSに与えるよう
に設定され、畦Uを整形せずに溝Mのみを形成するマル
チ装置の場合は、溝Mを被覆する分だけの余裕をシート
Sに与えるように設定(シートSの寄りが少ない)され
ている。
[作用効果] 以上要するに、本発明は叙述の如く構成されたものであ
るから、シート中央部を加入輪で土中圧入する際の圧入
代が、シート搬送部による搬送過程において、左右第一
ガイドローラにより中央寄りに寄せられるシートの中央
部を、第二ガイドローラが第一ガイドローラの傾斜上端
部にて搬送されるシート部位より低位になる状態で搬送
することになって確保され、その後に土中圧入されるこ
とになる。
るから、シート中央部を加入輪で土中圧入する際の圧入
代が、シート搬送部による搬送過程において、左右第一
ガイドローラにより中央寄りに寄せられるシートの中央
部を、第二ガイドローラが第一ガイドローラの傾斜上端
部にて搬送されるシート部位より低位になる状態で搬送
することになって確保され、その後に土中圧入されるこ
とになる。
この結果、シートは、土中に圧入される以前の搬送段階
で中央部に土中圧入代が確保されることになって、加入
輪でシート中央部の圧入代を確保すべく無理矢理引っ張
ることがなく、このため、シート中央部が破れたり、圧
入不足のため溝から外部へ出て固定状態が不完全となる
ことが低減する。
で中央部に土中圧入代が確保されることになって、加入
輪でシート中央部の圧入代を確保すべく無理矢理引っ張
ることがなく、このため、シート中央部が破れたり、圧
入不足のため溝から外部へ出て固定状態が不完全となる
ことが低減する。
図面は本発明に係るマルチ装置の一実施例を示し、第1
図はマルチ装置の外観を示す側面図、第2図はトラクタ
本体とマルチ装置とを連結するブラケツトの斜視図、第
3図は同じくブラケットの作用状態を示す側面図、第4
図は各ガイドローラとシート搬送状態を示す平面図、第
5図(A)、(B)はそれぞれ同上の側面図、第6図は
シート固定状態を示す断面図、第7図は作溝部の拡大斜
視図、第8図は作溝部の取付け状態を示す要部側面図、
第9図は溝形成状態を示し、第9図(A)は本発明を実
施したマルチ装置の作溝部により溝を形成する状態を示
す断面図、第9図(B)は従来の作溝板による溝形成後
の状態を示す断面図、第9図(C)は従来の作溝板によ
り溝を形成する状態を示す断面図、第10図は従来のシー
ト被覆状態を示す断面図である。 図中、aはマルチ装置、Aはフィルム搬送部、Dはフィ
ルム誘導案内装置、Kはロータリ耕耘装置、Sはシー
ト、R1は第一ガイドローラ、R2は第二ガイドローラ、25
は加入輪である。
図はマルチ装置の外観を示す側面図、第2図はトラクタ
本体とマルチ装置とを連結するブラケツトの斜視図、第
3図は同じくブラケットの作用状態を示す側面図、第4
図は各ガイドローラとシート搬送状態を示す平面図、第
5図(A)、(B)はそれぞれ同上の側面図、第6図は
シート固定状態を示す断面図、第7図は作溝部の拡大斜
視図、第8図は作溝部の取付け状態を示す要部側面図、
第9図は溝形成状態を示し、第9図(A)は本発明を実
施したマルチ装置の作溝部により溝を形成する状態を示
す断面図、第9図(B)は従来の作溝板による溝形成後
の状態を示す断面図、第9図(C)は従来の作溝板によ
り溝を形成する状態を示す断面図、第10図は従来のシー
ト被覆状態を示す断面図である。 図中、aはマルチ装置、Aはフィルム搬送部、Dはフィ
ルム誘導案内装置、Kはロータリ耕耘装置、Sはシー
ト、R1は第一ガイドローラ、R2は第二ガイドローラ、25
は加入輪である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 雅雄 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭51−75838(JP,U) 実開 昭53−71529(JP,U) 実公 昭57−22765(JP,Y2) 実公 昭48−37712(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】ロータリ耕耘装置により耕耘された土壌表
面に、ロール状に巻装されるフィルム状のシートをフィ
ルム搬送部により繰り出し搬送して全面被覆し、前記シ
ートの一部を加入輪で土中に圧入するようにしたマルチ
装置において、前記フィルム搬送部に、平面視で中心方
向から外側に向けて拡開したハ字状で側面視で外端側を
下方に向けて傾斜状に配設されていてシートを中央寄り
に寄せながら搬送する左右の第一ガイドローラと、該第
一ガイドローラよりも前方かつ中央部に配設されていて
前記寄せられるシート中央部が第一ガイドローラの傾斜
上端部にて搬送されるシート部位よりも低位になる凹陥
状態に軌道修正して加入輪側まで搬送してシート中央部
の土中圧入代を確保する第二ガイドローラとを設けたこ
とを特徴とするマルチ装置におけるフイルム搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1222070A JPH07102045B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | マルチ装置におけるフィルム搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1222070A JPH07102045B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | マルチ装置におけるフィルム搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0387123A JPH0387123A (ja) | 1991-04-11 |
| JPH07102045B2 true JPH07102045B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=16776646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1222070A Expired - Lifetime JPH07102045B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | マルチ装置におけるフィルム搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102045B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5021530Y2 (ja) * | 1971-09-06 | 1975-06-30 | ||
| JPS5175838U (ja) * | 1974-12-12 | 1976-06-15 | ||
| JPS5371529U (ja) * | 1976-11-18 | 1978-06-15 | ||
| JPS5722765U (ja) * | 1980-07-15 | 1982-02-05 |
-
1989
- 1989-08-30 JP JP1222070A patent/JPH07102045B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0387123A (ja) | 1991-04-11 |
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