JPH07102228A - 感圧性接着剤組成物およびそれを用いた粘着製品 - Google Patents
感圧性接着剤組成物およびそれを用いた粘着製品Info
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- JPH07102228A JPH07102228A JP5250751A JP25075193A JPH07102228A JP H07102228 A JPH07102228 A JP H07102228A JP 5250751 A JP5250751 A JP 5250751A JP 25075193 A JP25075193 A JP 25075193A JP H07102228 A JPH07102228 A JP H07102228A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分
とし、これに官能基を有するエチレン性不飽和単量体、
必要に応じて2個以上のエチレン性不飽和二重結合を有
する単量体及びその他のモノエチレン性不飽和単量体を
共重合して製造される、ガラス転移温度が−40℃〜−
65℃であるアクリル系共重合体100重量部に対し
て、N−ビニルピロリドン系重合体を0.01〜50重
量部配合してなることを特徴とする感圧性接着剤組成
物。 【効果】ポリエチレン等の非極性被着体及びポリ塩化ビ
ニル等の極性被着体への低温での接着性及び高温での凝
集力に優れた感圧性接着剤が得られる。
とし、これに官能基を有するエチレン性不飽和単量体、
必要に応じて2個以上のエチレン性不飽和二重結合を有
する単量体及びその他のモノエチレン性不飽和単量体を
共重合して製造される、ガラス転移温度が−40℃〜−
65℃であるアクリル系共重合体100重量部に対し
て、N−ビニルピロリドン系重合体を0.01〜50重
量部配合してなることを特徴とする感圧性接着剤組成
物。 【効果】ポリエチレン等の非極性被着体及びポリ塩化ビ
ニル等の極性被着体への低温での接着性及び高温での凝
集力に優れた感圧性接着剤が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエチレン等の非極
性被着体及びポリ塩化ビニル等の極性被着体への低温で
の接着性及び高温での凝集力に優れた感圧性接着剤組成
物、及びそれを用いた粘着製品に関する。
性被着体及びポリ塩化ビニル等の極性被着体への低温で
の接着性及び高温での凝集力に優れた感圧性接着剤組成
物、及びそれを用いた粘着製品に関する。
【0002】
【従来の技術】感圧性接着剤は、接着力、タック及び凝
集力によって評価されているが、低温での接着力と高温
での凝集力を同時に向上させることは極めて難しく、接
着力を向上させると凝集力が低下し、逆に凝集力を向上
させると接着力が低下する傾向があり、感圧性接着剤の
更なる改良が切望されている。即ち、低温時における非
極性被着体に対する接着力と高温時における凝集力との
関係において、前者の接着性能を向上させるため、一般
的にはガラス転移温度(以下Tgと略す)の低下、低分
子量化、或いは粘着付与樹脂の添加等の手段が知られて
いるが、こうした場合凝集力、特に高温における凝集力
が著しく損なわれるという欠点を有し、これらの接着力
と凝集力を同時に向上させることは困難であった。
集力によって評価されているが、低温での接着力と高温
での凝集力を同時に向上させることは極めて難しく、接
着力を向上させると凝集力が低下し、逆に凝集力を向上
させると接着力が低下する傾向があり、感圧性接着剤の
更なる改良が切望されている。即ち、低温時における非
極性被着体に対する接着力と高温時における凝集力との
関係において、前者の接着性能を向上させるため、一般
的にはガラス転移温度(以下Tgと略す)の低下、低分
子量化、或いは粘着付与樹脂の添加等の手段が知られて
いるが、こうした場合凝集力、特に高温における凝集力
が著しく損なわれるという欠点を有し、これらの接着力
と凝集力を同時に向上させることは困難であった。
【0003】水性分散体においては、例えば特開昭63
−234076号公報には水性分散型アクリル系粘着剤
において特定の平均粒子径を有する粒子を特定割合で混
在させる組成物が提案されている。しかしながら本発明
者らの研究によれば、該提案のように同一組成共重合物
での粒子径が単に2ピークとなる粒子の混在だけでは接
着強度、凝集力のバランスが不十分であり、また溶液型
アクリル系粘着剤においては、一般にアクリル酸エステ
ルやメタアクリル酸エステルなどのアクリル系モノマー
を必要に応じてアクリル酸、メタアクリル酸、マレイン
酸、アクリルアミド、スチレン、酢酸ビニル等の改質用
モノマーと共に溶液重合させて得られ、通常、フェノー
ル樹脂、メラミン化合物、エポキシ化合物、金属イオン
等の架橋剤を使用して加熱により三次元化し接着力と凝
集力を向上させる必要がある。ところが、この種のポリ
マーは一般には架橋剤の使用量によって接着強度と凝集
力のバランスを向上させるものであるが、凝集力の改善
に伴う接着力の低下等の問題が残されていた。
−234076号公報には水性分散型アクリル系粘着剤
において特定の平均粒子径を有する粒子を特定割合で混
在させる組成物が提案されている。しかしながら本発明
者らの研究によれば、該提案のように同一組成共重合物
での粒子径が単に2ピークとなる粒子の混在だけでは接
着強度、凝集力のバランスが不十分であり、また溶液型
アクリル系粘着剤においては、一般にアクリル酸エステ
ルやメタアクリル酸エステルなどのアクリル系モノマー
を必要に応じてアクリル酸、メタアクリル酸、マレイン
酸、アクリルアミド、スチレン、酢酸ビニル等の改質用
モノマーと共に溶液重合させて得られ、通常、フェノー
ル樹脂、メラミン化合物、エポキシ化合物、金属イオン
等の架橋剤を使用して加熱により三次元化し接着力と凝
集力を向上させる必要がある。ところが、この種のポリ
マーは一般には架橋剤の使用量によって接着強度と凝集
力のバランスを向上させるものであるが、凝集力の改善
に伴う接着力の低下等の問題が残されていた。
【0004】また、特開平2−155976号公報には
溶剤型アクリル系粘着剤において(メタ)アクリル酸エ
ステル、官能基を有するエチレン性不飽和単量体、およ
び不飽和基を有する塩素化ポリプロピレンの共重合体か
らなる組成物が開示されている。しかしながら本発明者
らの実験によると常温(23℃)での接着強度での優位
性は認められるものの低温での接着強度と高温での凝集
力の向上は不十分である。
溶剤型アクリル系粘着剤において(メタ)アクリル酸エ
ステル、官能基を有するエチレン性不飽和単量体、およ
び不飽和基を有する塩素化ポリプロピレンの共重合体か
らなる組成物が開示されている。しかしながら本発明者
らの実験によると常温(23℃)での接着強度での優位
性は認められるものの低温での接着強度と高温での凝集
力の向上は不十分である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の感圧性接着剤の欠点を克服し、ポリエチレン等の
非極性被着体及びポリ塩化ビニル等の極性被着体への低
温での接着性及び高温での凝集力に優れた感圧性接着剤
組成物、及びそれを用いた粘着製品の提供を目的とする
ものである。
従来の感圧性接着剤の欠点を克服し、ポリエチレン等の
非極性被着体及びポリ塩化ビニル等の極性被着体への低
温での接着性及び高温での凝集力に優れた感圧性接着剤
組成物、及びそれを用いた粘着製品の提供を目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこれらの問
題点を解決するため鋭意検討を行った結果、アクリル酸
アルキルエステル、又はメタアクリル酸アルキルエステ
ルを主成分とする共重合体において、特定の極限粘度を
有するN−ビニルピロリドン系重合体を配合することに
より、非極性及び極性被着体の低温での接着性及び高温
での凝集力に優れた感圧性接着剤組成物が得られること
を見い出し、本発明を完成するに至った。
題点を解決するため鋭意検討を行った結果、アクリル酸
アルキルエステル、又はメタアクリル酸アルキルエステ
ルを主成分とする共重合体において、特定の極限粘度を
有するN−ビニルピロリドン系重合体を配合することに
より、非極性及び極性被着体の低温での接着性及び高温
での凝集力に優れた感圧性接着剤組成物が得られること
を見い出し、本発明を完成するに至った。
【0007】即ち本発明は、次の通りである。 (イ)(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分と
し、これに官能基を有するエチレン性不飽和単量体、必
要に応じて2個以上のエチレン性不飽和二重結合を有す
る単量体及びその他のモノエチレン性不飽和単量体を共
重合して製造される、ガラス転移温度が−40℃〜−6
5℃であるアクリル系共重合体100重量部に対して、
N−ビニルピロリドン系重合体を0.01〜50重量部
配合してなることを特徴とする感圧性接着剤組成物。 (ロ)N−ビニルピロリドン系重合体がNービニルピロ
リドンの単独重合体、またはN−ビニルピロリドンと
(メタ)アクリル酸アルキルエステル、官能基を有する
エチレン性不飽和単量体、必要に応じて2個以上のエチ
レン性不飽和二重結合を有する単量体及びその他のモノ
エチレン性不飽和単量体との共重合体であることを特徴
とする(イ)記載の感圧性接着剤組成物。 (ハ)N−ビニルピロリドン系重合体の0.3モル塩化
カリウム水溶液の極限粘度[η]が0.1〜3であるこ
とを特徴とする(イ)記載の感圧性接着剤組成物。 (ニ)(イ)記載の感圧性接着剤組成物を用いた粘着製
品。 (ホ)(イ)記載の感圧性接着剤組成物を用いた、冷凍
食品等に使用される粘着ラベル。
し、これに官能基を有するエチレン性不飽和単量体、必
要に応じて2個以上のエチレン性不飽和二重結合を有す
る単量体及びその他のモノエチレン性不飽和単量体を共
重合して製造される、ガラス転移温度が−40℃〜−6
5℃であるアクリル系共重合体100重量部に対して、
N−ビニルピロリドン系重合体を0.01〜50重量部
配合してなることを特徴とする感圧性接着剤組成物。 (ロ)N−ビニルピロリドン系重合体がNービニルピロ
リドンの単独重合体、またはN−ビニルピロリドンと
(メタ)アクリル酸アルキルエステル、官能基を有する
エチレン性不飽和単量体、必要に応じて2個以上のエチ
レン性不飽和二重結合を有する単量体及びその他のモノ
エチレン性不飽和単量体との共重合体であることを特徴
とする(イ)記載の感圧性接着剤組成物。 (ハ)N−ビニルピロリドン系重合体の0.3モル塩化
カリウム水溶液の極限粘度[η]が0.1〜3であるこ
とを特徴とする(イ)記載の感圧性接着剤組成物。 (ニ)(イ)記載の感圧性接着剤組成物を用いた粘着製
品。 (ホ)(イ)記載の感圧性接着剤組成物を用いた、冷凍
食品等に使用される粘着ラベル。
【0008】本発明で用いられるN−ビニルピロリドン
系重合体は0.3モル塩化カリウム水溶液での極限粘度
[η]が0.1〜3、より好ましくは0.5〜2のもの
である。N−ビニルピロリドン系重合体の極限粘度
[η]が0.1未満であると凝集力が低下し、3を超え
ると低温時における接着力が劣る。また、N−ビニルピ
ロリドン系重合体をアクリル系共重合体100重量部に
対し0.01〜50重量部、より好ましくは0.1〜3
0重量部配合してなるものである。N−ビニルピロリド
ン系重合体が0.01重量部未満であると非極性被着体
にに対する接着力が劣り、50重量部を超えると凝集力
が低下する。
系重合体は0.3モル塩化カリウム水溶液での極限粘度
[η]が0.1〜3、より好ましくは0.5〜2のもの
である。N−ビニルピロリドン系重合体の極限粘度
[η]が0.1未満であると凝集力が低下し、3を超え
ると低温時における接着力が劣る。また、N−ビニルピ
ロリドン系重合体をアクリル系共重合体100重量部に
対し0.01〜50重量部、より好ましくは0.1〜3
0重量部配合してなるものである。N−ビニルピロリド
ン系重合体が0.01重量部未満であると非極性被着体
にに対する接着力が劣り、50重量部を超えると凝集力
が低下する。
【0009】アクリル系共重合体は、そのTgが−40
℃〜−65℃であることが好ましく、より好ましくは−
50℃〜−60℃である。Tgが−40℃を超えると低
温時における接着強度が劣り、−65℃未満では凝集力
が低下してしまう。このようなTgを有するアクリル系
共重合体は、例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエス
テル60〜99.5重量%、官能基を有するエチレン性
不飽和単量体0.5〜20重量%、2個以上のエチレン
性不飽和二重結合を有する単量体0〜3.0重量%及び
その他のモノエチレン性不飽和単量体0〜20重量%を
共重合することにより製造される。
℃〜−65℃であることが好ましく、より好ましくは−
50℃〜−60℃である。Tgが−40℃を超えると低
温時における接着強度が劣り、−65℃未満では凝集力
が低下してしまう。このようなTgを有するアクリル系
共重合体は、例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエス
テル60〜99.5重量%、官能基を有するエチレン性
不飽和単量体0.5〜20重量%、2個以上のエチレン
性不飽和二重結合を有する単量体0〜3.0重量%及び
その他のモノエチレン性不飽和単量体0〜20重量%を
共重合することにより製造される。
【0010】本発明で用いられる(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステル単量体としては、アクリル酸アルキルエ
ステル単量体として、例えばメチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアクリ
レート、アミルアクリレート、ヘキシルアクリレート、
ヘプチルアクリレート、オクチルアクリレート、2−エ
チルヘキシルアクリレート、デシルアクリレート、ラウ
リルアクリレート等が挙げられる。また、メタクリル酸
アルキルエステル単量体としては、例えばメチルメタア
クリレート、エチルメタアクリレート、プロピルメタア
クリレート、ブチルメタアクリレート、アミルメタアク
リレート、ヘキシルメタアクリレート、ヘプチルメタア
クリレート、オクチルメタアクリレートル酸、2−エチ
ルヘキシルメタアクリレート、デシルメタアクリレー
ト、ラウリルメタアクリレート等であり、これらは単独
で、或いは2種以上混合して用いることができる。
ルキルエステル単量体としては、アクリル酸アルキルエ
ステル単量体として、例えばメチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアクリ
レート、アミルアクリレート、ヘキシルアクリレート、
ヘプチルアクリレート、オクチルアクリレート、2−エ
チルヘキシルアクリレート、デシルアクリレート、ラウ
リルアクリレート等が挙げられる。また、メタクリル酸
アルキルエステル単量体としては、例えばメチルメタア
クリレート、エチルメタアクリレート、プロピルメタア
クリレート、ブチルメタアクリレート、アミルメタアク
リレート、ヘキシルメタアクリレート、ヘプチルメタア
クリレート、オクチルメタアクリレートル酸、2−エチ
ルヘキシルメタアクリレート、デシルメタアクリレー
ト、ラウリルメタアクリレート等であり、これらは単独
で、或いは2種以上混合して用いることができる。
【0011】官能基を有するエチレン性不飽和単量体と
は、例えば2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート、アクリル酸、メタクリ
ル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコン酸、フマル
酸、シトラコン酸、グリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、グリシジルシンナメート、アリルグ
リシジルエーテル、ビニルシクロヘキセンモノエポサイ
ド、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロー
ルアクリルアミド等であり、これらは単独で、或いは2
種以上混合して用いることができる。2個以上のエチレ
ン性不飽和二重結合を有する単量体とは例えば、ブタジ
エン、ジビニルベンゼン、(ポリ)エチレングリコール
ジアクリレート、(ポリ)エチレングリコールジメタク
リレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、
トリメチロールプロパントリメタクリレート等であり、
これらは単独で、或いは2種以上混合して用いることが
できる。その他のモノエチレン性不飽和単量体としては
例えば、酢酸ビニル、スチレン、アクリロニトリル、塩
化ビニル等のビニル系単量体が挙げられる。
は、例えば2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート、アクリル酸、メタクリ
ル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコン酸、フマル
酸、シトラコン酸、グリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、グリシジルシンナメート、アリルグ
リシジルエーテル、ビニルシクロヘキセンモノエポサイ
ド、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロー
ルアクリルアミド等であり、これらは単独で、或いは2
種以上混合して用いることができる。2個以上のエチレ
ン性不飽和二重結合を有する単量体とは例えば、ブタジ
エン、ジビニルベンゼン、(ポリ)エチレングリコール
ジアクリレート、(ポリ)エチレングリコールジメタク
リレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、
トリメチロールプロパントリメタクリレート等であり、
これらは単独で、或いは2種以上混合して用いることが
できる。その他のモノエチレン性不飽和単量体としては
例えば、酢酸ビニル、スチレン、アクリロニトリル、塩
化ビニル等のビニル系単量体が挙げられる。
【0012】本発明の(メタ)アクリル酸エステル、官
能基を有するエチレン性不飽和単量体、及び必要に応じ
て2個以上のエチレン性不飽和二重結合を有する単量体
及びその他のモノエチレン性不飽和単量体(以下アクリ
ル系単量体と称す)の共重合体を製造するには、溶液重
合法、乳化重合法、懸濁重合法、塊状重合法等何れの方
法に依っても製造することができ、特殊な方法を必要と
するものではなく、公知の重合法に依って行うことがで
きる。
能基を有するエチレン性不飽和単量体、及び必要に応じ
て2個以上のエチレン性不飽和二重結合を有する単量体
及びその他のモノエチレン性不飽和単量体(以下アクリ
ル系単量体と称す)の共重合体を製造するには、溶液重
合法、乳化重合法、懸濁重合法、塊状重合法等何れの方
法に依っても製造することができ、特殊な方法を必要と
するものではなく、公知の重合法に依って行うことがで
きる。
【0013】例えば溶液重合法では、アクリル系単量体
を所望の割合で混合し、適宜の有機溶剤中で重合開始剤
の存在下に重合を行う溶液重合法であり、使用する溶剤
としては、トルエン、キシレン等の芳香族系有機溶剤、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケト
ン系有機溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系
有機溶剤等が挙げられる。重合開始剤としては、過酸化
ベンゾイル、過酸化ジクミル、過酸化ジブチル等の有機
過酸化物、アゾビスイソブチルニトリル等のアゾビス系
化合物等が挙げられる。また、乳化重合法では、水、上
記アクリル系単量体混合物、界面活性剤、連鎖移動剤
(重合度調節剤)、ラジカル重合開始剤を基本構成とす
る乳化重合法であり、界面活性剤としては、脂肪酸石
鹸、ロジン酸石鹸、アルキルスルホン酸塩、アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、ジアルキルアリールスルホン酸
塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリール硫
酸塩等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリール
エーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、オキシエチレンオキシプロピレンブロックコポリマ
ー等のノニオン性界面活性剤が挙げられ、通常アニオン
性界面活性剤単独またはアニオン性界面活性剤とノニオ
ン性界面活性剤の混合系で用いられ単量体混合物に対す
る使用割合としては0.01〜5重量%の範囲が一般的
である。連鎖移動剤としてはn−オクチルメルカプタ
ン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプ
タン、メルカプトエタノール等のメルカプタン類、四塩
化炭素等のハロゲン化炭化水素類等が挙げられる。
を所望の割合で混合し、適宜の有機溶剤中で重合開始剤
の存在下に重合を行う溶液重合法であり、使用する溶剤
としては、トルエン、キシレン等の芳香族系有機溶剤、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケト
ン系有機溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系
有機溶剤等が挙げられる。重合開始剤としては、過酸化
ベンゾイル、過酸化ジクミル、過酸化ジブチル等の有機
過酸化物、アゾビスイソブチルニトリル等のアゾビス系
化合物等が挙げられる。また、乳化重合法では、水、上
記アクリル系単量体混合物、界面活性剤、連鎖移動剤
(重合度調節剤)、ラジカル重合開始剤を基本構成とす
る乳化重合法であり、界面活性剤としては、脂肪酸石
鹸、ロジン酸石鹸、アルキルスルホン酸塩、アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、ジアルキルアリールスルホン酸
塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリール硫
酸塩等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリール
エーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、オキシエチレンオキシプロピレンブロックコポリマ
ー等のノニオン性界面活性剤が挙げられ、通常アニオン
性界面活性剤単独またはアニオン性界面活性剤とノニオ
ン性界面活性剤の混合系で用いられ単量体混合物に対す
る使用割合としては0.01〜5重量%の範囲が一般的
である。連鎖移動剤としてはn−オクチルメルカプタ
ン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプ
タン、メルカプトエタノール等のメルカプタン類、四塩
化炭素等のハロゲン化炭化水素類等が挙げられる。
【0014】ラジカル重合開始剤としては過硫酸カリウ
ム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸
塩、過酸化水素、過酸化ベンゾイル、t−ブチルハイド
ロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド等の
過酸化物、2、2−アゾビスイソブチロニトリル等のア
ゾビス化合物等が挙げられるが、特に過硫酸塩が最も好
ましい。重合温度は通常60〜90℃の範囲が一般的で
あるが重亜硫酸ソーダ、アスコルビン酸(塩)、ロンガ
リット等の還元剤をラジカル重合開始剤に組合わせた低
温レドックス重合も用いることができる。また所望によ
っては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸ナトリウム等のPH調節剤等の重合調節
剤を添加することもできる。
ム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸
塩、過酸化水素、過酸化ベンゾイル、t−ブチルハイド
ロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド等の
過酸化物、2、2−アゾビスイソブチロニトリル等のア
ゾビス化合物等が挙げられるが、特に過硫酸塩が最も好
ましい。重合温度は通常60〜90℃の範囲が一般的で
あるが重亜硫酸ソーダ、アスコルビン酸(塩)、ロンガ
リット等の還元剤をラジカル重合開始剤に組合わせた低
温レドックス重合も用いることができる。また所望によ
っては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸ナトリウム等のPH調節剤等の重合調節
剤を添加することもできる。
【0015】本発明に於けるN−ビニルピロリドン系重
合体とは、N−ビニルピロリドン単独重合体、又は他の
単量体との共重合体である。単独重合体としては、例え
ばGAF社製PVP K−15、PVP K−30、P
VP K−90等がある。また、他の単量体との共重合
体としては、例えばN−ビニルピロリドン100〜40
重量%と上記アクリル系単量体より選ばれた1種、また
は2種以上の単量体0〜60重量%、好ましくはN−ビ
ニルピロリドン100〜60重量%、アクリル系単量体
0〜40重量%の共重合体が挙げられる。
合体とは、N−ビニルピロリドン単独重合体、又は他の
単量体との共重合体である。単独重合体としては、例え
ばGAF社製PVP K−15、PVP K−30、P
VP K−90等がある。また、他の単量体との共重合
体としては、例えばN−ビニルピロリドン100〜40
重量%と上記アクリル系単量体より選ばれた1種、また
は2種以上の単量体0〜60重量%、好ましくはN−ビ
ニルピロリドン100〜60重量%、アクリル系単量体
0〜40重量%の共重合体が挙げられる。
【0016】次に本発明の樹脂組成の一成分であるN−
ビニルピロリドン系共重合体を製造する具体的な方法を
以下に例示する。 1.溶液重合法として、水溶液中にN−ビニルピロリド
ンとアクリル系単量体より1種、または2種以上より選
ばれた単量体を混合し重合を行う方法、或いは、N−ビ
ニルピロリドンとアクリル系単量体より1種、または2
種以上より選ばれた単量体を混合し水溶液中に連続的に
重合をする方法、また、乾燥して水を除去し重合体固体
として得る方法。 2.溶剤中にN−ビニルピロリドンとアクリル系単量体
より1種、または2種以上より選ばれた単量体を混合し
重合を行う方法、或いは、N−ビニルピロリドンとアク
リル系単量体より1種、または2種以上より選ばれた単
量体を混合し溶剤中に連続的に重合をする方法、また、
乾燥して溶剤を除去し重合体固体として得る方法、或い
は重合体を溶解しない貧溶液中に添加して重合体を析出
させる等の操作で重合体を得る方法。 3.非水懸濁重合法により、重合体粒子として製造する
方法、アクリル系単量体及びN−ビニルピロリドンを溶
剤に希釈せずに、そのまま重合して得る塊状重合法。
ビニルピロリドン系共重合体を製造する具体的な方法を
以下に例示する。 1.溶液重合法として、水溶液中にN−ビニルピロリド
ンとアクリル系単量体より1種、または2種以上より選
ばれた単量体を混合し重合を行う方法、或いは、N−ビ
ニルピロリドンとアクリル系単量体より1種、または2
種以上より選ばれた単量体を混合し水溶液中に連続的に
重合をする方法、また、乾燥して水を除去し重合体固体
として得る方法。 2.溶剤中にN−ビニルピロリドンとアクリル系単量体
より1種、または2種以上より選ばれた単量体を混合し
重合を行う方法、或いは、N−ビニルピロリドンとアク
リル系単量体より1種、または2種以上より選ばれた単
量体を混合し溶剤中に連続的に重合をする方法、また、
乾燥して溶剤を除去し重合体固体として得る方法、或い
は重合体を溶解しない貧溶液中に添加して重合体を析出
させる等の操作で重合体を得る方法。 3.非水懸濁重合法により、重合体粒子として製造する
方法、アクリル系単量体及びN−ビニルピロリドンを溶
剤に希釈せずに、そのまま重合して得る塊状重合法。
【0017】水溶液中で重合する方法としては、加熱の
みによっても行いうるが、通常重合開始剤を使用した方
が良好な結果が得られる。重合開始剤としてはラジカル
重合を開始する能力を有するものであれば特に制限はな
く、例えば無機過酸化物、有機過酸化物、これらの過酸
化物と還元剤との組合せ及びアゾ化合物などがある。具
体的には過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過酸化
水素、tert−ブチルパーオキサイド、ベンゾイルパ
ーオキサイドクメンヒドロキシパーオキサイド、ter
t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、過
安息香酸ブチル等がある。それらと組み合わせる還元剤
としては亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、鉄、銅、コバルト等
の低次のイオン価塩、アニリン等の有機アミン更にはア
ルドース、ケトース等の還元糖等を挙げることができ
る。アゾ化合物としては、アゾビスイソブチロニトリ
ル、2,2’−アゾビス−2−アミジノプロパン塩酸
塩、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニト
リル、4,4’−アゾビス−4−シアノバレイン酸等を
使用することができる。また、上記した重合開始剤の2
種以上を併用することも可能である。この場合の重合開
始剤の添加量は通常採用される量的範囲で充分であり、
例えば単量体当り、0.01〜5重量%、好ましくは
0.05〜2重量%の範囲である。具体的には、水溶液
中で重合を行う方法として、静置下で重合を行う方法と
撹拌下で重合を行う方法の2つがある。静置下で行う方
法は一般に高単量体濃度で断熱的に行うものであり、重
合体はゲル状となる。単量体濃度はその組成により変化
するが、慨ね20〜60重量%である。重合体を粉末状
として得る場合には、ゲル重合体を細砕し、それを乾燥
粉砕すればよい。水溶液状として得るには、ゲル状重合
体を水で希釈して溶液状にすればよい。一方、撹拌下で
重合を行う方法として、生成する重合体に曇点が存在す
る場合は、曇点以下で重合を行ったほうが、曇点以上で
行うより重合体が析出せず、重合を容易に行える。その
時の単量体濃度は慨ね40重量%以下である。この方法
では重合体は水溶液として得られるので、粉末状にする
場合には粉霧乾燥等の方法で乾燥すればよい。
みによっても行いうるが、通常重合開始剤を使用した方
が良好な結果が得られる。重合開始剤としてはラジカル
重合を開始する能力を有するものであれば特に制限はな
く、例えば無機過酸化物、有機過酸化物、これらの過酸
化物と還元剤との組合せ及びアゾ化合物などがある。具
体的には過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過酸化
水素、tert−ブチルパーオキサイド、ベンゾイルパ
ーオキサイドクメンヒドロキシパーオキサイド、ter
t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、過
安息香酸ブチル等がある。それらと組み合わせる還元剤
としては亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、鉄、銅、コバルト等
の低次のイオン価塩、アニリン等の有機アミン更にはア
ルドース、ケトース等の還元糖等を挙げることができ
る。アゾ化合物としては、アゾビスイソブチロニトリ
ル、2,2’−アゾビス−2−アミジノプロパン塩酸
塩、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニト
リル、4,4’−アゾビス−4−シアノバレイン酸等を
使用することができる。また、上記した重合開始剤の2
種以上を併用することも可能である。この場合の重合開
始剤の添加量は通常採用される量的範囲で充分であり、
例えば単量体当り、0.01〜5重量%、好ましくは
0.05〜2重量%の範囲である。具体的には、水溶液
中で重合を行う方法として、静置下で重合を行う方法と
撹拌下で重合を行う方法の2つがある。静置下で行う方
法は一般に高単量体濃度で断熱的に行うものであり、重
合体はゲル状となる。単量体濃度はその組成により変化
するが、慨ね20〜60重量%である。重合体を粉末状
として得る場合には、ゲル重合体を細砕し、それを乾燥
粉砕すればよい。水溶液状として得るには、ゲル状重合
体を水で希釈して溶液状にすればよい。一方、撹拌下で
重合を行う方法として、生成する重合体に曇点が存在す
る場合は、曇点以下で重合を行ったほうが、曇点以上で
行うより重合体が析出せず、重合を容易に行える。その
時の単量体濃度は慨ね40重量%以下である。この方法
では重合体は水溶液として得られるので、粉末状にする
場合には粉霧乾燥等の方法で乾燥すればよい。
【0018】一方、溶剤中で重合し、重合体溶液のま
ま、または溶剤を除去或いは、重合体を溶解しない貧溶
液中に添加して重合体を析出させる等の操作で重合体を
得る方法として、重合体が溶解している状態で行う溶液
重合と重合体の析出下に行う析出重合の2つがある。そ
れらは使用する溶剤と単量体の組合せにより決まるもの
であり、一般に極性溶剤では溶液重合が、、無極性溶媒
では析出重合が起こる。溶液重合溶剤としては、例え
ば、アセトニトリル、ジオキサン、ニトロメタン、ニト
ロメタン、ニトロベンゼン、ピリジン、ジメトキシエタ
ン、テトラハイドロフラン、テトラハイドロピラン、2
−メチル−テトラハイドロフラン、ベンゾニトリル、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセ
トアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、N−メチル
ピロリドン、ヘキサメチルホスホルアミド、スルホラ
ン、オキセパン、モノグラム、ジグライム、トリグライ
ム、テトラグライム、の如きグライム類、ジメチルスル
ホキシド、ベンゼン、トルエン、アセトン、メチルエチ
ルケトン、酢酸エチル、メタノール、エタノール、プロ
パノール、ブタノール等が挙げられる。
ま、または溶剤を除去或いは、重合体を溶解しない貧溶
液中に添加して重合体を析出させる等の操作で重合体を
得る方法として、重合体が溶解している状態で行う溶液
重合と重合体の析出下に行う析出重合の2つがある。そ
れらは使用する溶剤と単量体の組合せにより決まるもの
であり、一般に極性溶剤では溶液重合が、、無極性溶媒
では析出重合が起こる。溶液重合溶剤としては、例え
ば、アセトニトリル、ジオキサン、ニトロメタン、ニト
ロメタン、ニトロベンゼン、ピリジン、ジメトキシエタ
ン、テトラハイドロフラン、テトラハイドロピラン、2
−メチル−テトラハイドロフラン、ベンゾニトリル、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセ
トアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、N−メチル
ピロリドン、ヘキサメチルホスホルアミド、スルホラ
ン、オキセパン、モノグラム、ジグライム、トリグライ
ム、テトラグライム、の如きグライム類、ジメチルスル
ホキシド、ベンゼン、トルエン、アセトン、メチルエチ
ルケトン、酢酸エチル、メタノール、エタノール、プロ
パノール、ブタノール等が挙げられる。
【0019】一方、析出重合溶剤としては、ペンタン、
ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、ドデ
カン等の脂肪族炭化水素溶剤、シクロヘキサン、シクロ
ペンタン、等の脂還式炭化水素溶剤の極性溶剤が使用で
きる。更にジエチルエーテル等のエーテル系溶剤も析出
重合溶剤として使用できる。また、ホットメルト型粘着
剤とN−ビニルピロリドン系共重合体との混合でも用い
ることができる。例えば、特開昭58−125774、
特開平3−119081各号公報等記載の公知のアクリ
ル系ホットメルト粘着剤に混合して用いることができ
る。また、特開昭62−167378、特開平2−11
685各号公報等記載のアクリル系の活性エネルギー線
硬化型粘着剤に混合して用いることができる。
ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、ドデ
カン等の脂肪族炭化水素溶剤、シクロヘキサン、シクロ
ペンタン、等の脂還式炭化水素溶剤の極性溶剤が使用で
きる。更にジエチルエーテル等のエーテル系溶剤も析出
重合溶剤として使用できる。また、ホットメルト型粘着
剤とN−ビニルピロリドン系共重合体との混合でも用い
ることができる。例えば、特開昭58−125774、
特開平3−119081各号公報等記載の公知のアクリ
ル系ホットメルト粘着剤に混合して用いることができ
る。また、特開昭62−167378、特開平2−11
685各号公報等記載のアクリル系の活性エネルギー線
硬化型粘着剤に混合して用いることができる。
【0020】本発明の感圧性接着剤組成物は、上記アク
リル系共重合体とN−ビニルピロリドン系重合体とを混
合させてなるものであるが、得られる粘着剤の粘着特性
を更に改良する目的で、必要に応じて粘着付与剤、架橋
剤を混合してもよい。使用できる粘着付与剤としては特
殊なものではなく、例えば、天然または重合ロジン、変
性ロジン、メチルエステル、グリセリンエステル、ペン
タエリスリトールエステル、トリエチレングリコールエ
ステル及びそれらの水素添加に代表されるロジン系粘着
付与樹脂、またαーピネン、βーピネン、カンフェル、
ジペンテン、テルペンフェノールに代表されるテルペン
系粘着付与樹脂、またC5 留分を主原量とする脂肪族
系、C9 留分を主原量とする芳香族系及びそれらの共重
合系、脂環族系に代表される石油系粘着付与樹脂、ター
ルナフサ留分のスチレン類、インデン類、クマロン、そ
の他ジシクロペンタジエン等を含有しているクマロンイ
ンデン系粘着付与樹脂、P−t−ブチルフェノールとア
セチレンの縮合物に代表されるアルキルフェノール系粘
着付与樹脂、o−キシレン、p−キシレン、m−キシレ
ンをホルマリンと反応させたキシレン系粘着付与樹脂等
が挙げられる。また、架橋剤についても特殊なものでは
なく、官能基含有単量体と架橋反応を起こすものであれ
ば何れも使用でき、例えば、イソシアネート化合物、メ
ラミン化合物、エポキシ化合物、金属化合物、アジリジ
ニル化合物等の架橋剤を、目的とする粘着特性に合わせ
て適宜使用できる。
リル系共重合体とN−ビニルピロリドン系重合体とを混
合させてなるものであるが、得られる粘着剤の粘着特性
を更に改良する目的で、必要に応じて粘着付与剤、架橋
剤を混合してもよい。使用できる粘着付与剤としては特
殊なものではなく、例えば、天然または重合ロジン、変
性ロジン、メチルエステル、グリセリンエステル、ペン
タエリスリトールエステル、トリエチレングリコールエ
ステル及びそれらの水素添加に代表されるロジン系粘着
付与樹脂、またαーピネン、βーピネン、カンフェル、
ジペンテン、テルペンフェノールに代表されるテルペン
系粘着付与樹脂、またC5 留分を主原量とする脂肪族
系、C9 留分を主原量とする芳香族系及びそれらの共重
合系、脂環族系に代表される石油系粘着付与樹脂、ター
ルナフサ留分のスチレン類、インデン類、クマロン、そ
の他ジシクロペンタジエン等を含有しているクマロンイ
ンデン系粘着付与樹脂、P−t−ブチルフェノールとア
セチレンの縮合物に代表されるアルキルフェノール系粘
着付与樹脂、o−キシレン、p−キシレン、m−キシレ
ンをホルマリンと反応させたキシレン系粘着付与樹脂等
が挙げられる。また、架橋剤についても特殊なものでは
なく、官能基含有単量体と架橋反応を起こすものであれ
ば何れも使用でき、例えば、イソシアネート化合物、メ
ラミン化合物、エポキシ化合物、金属化合物、アジリジ
ニル化合物等の架橋剤を、目的とする粘着特性に合わせ
て適宜使用できる。
【0021】本発明の感圧性接着剤組成物を用いた粘着
製品を次に例示する。 (1)それ自体をシリコーン処理を施した紙、布、プラ
スチックフィルム等の剥離性の高いフィルム、シートあ
るいはテープ等の上に塗工し、必要があれば乾燥により
有機溶剤、水などを除去し上質紙、アート紙、コート
紙、感熱紙等の紙基材、さらにはポリエステル、ポリプ
ロピレン、塩化ビニル等のフィルム基材、ウレタン、ア
クリルなどのフォム類へ片面に転写して、製造される粘
着シート、ラベル類。 (2)レーヨン、ナイロンなどの不織布や寒冷紗などの
布類の支持体に感圧接着剤を両面塗工して、両面剥離紙
或いは両面剥離型フィルムに貼り合わせて製造される、
或いは、両面剥離紙或いは両面剥離型フィルムに両面塗
工して、上記支持体に転写して製造される両面粘着テー
プ。
製品を次に例示する。 (1)それ自体をシリコーン処理を施した紙、布、プラ
スチックフィルム等の剥離性の高いフィルム、シートあ
るいはテープ等の上に塗工し、必要があれば乾燥により
有機溶剤、水などを除去し上質紙、アート紙、コート
紙、感熱紙等の紙基材、さらにはポリエステル、ポリプ
ロピレン、塩化ビニル等のフィルム基材、ウレタン、ア
クリルなどのフォム類へ片面に転写して、製造される粘
着シート、ラベル類。 (2)レーヨン、ナイロンなどの不織布や寒冷紗などの
布類の支持体に感圧接着剤を両面塗工して、両面剥離紙
或いは両面剥離型フィルムに貼り合わせて製造される、
或いは、両面剥離紙或いは両面剥離型フィルムに両面塗
工して、上記支持体に転写して製造される両面粘着テー
プ。
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例を具体的に説明するが、
本発明は実施例に限定されるものではない。なお、例中
の部は重量部を、%は重量%をそれぞれ表わす。
本発明は実施例に限定されるものではない。なお、例中
の部は重量部を、%は重量%をそれぞれ表わす。
【0023】まず、アクリル系共重合体の製造例を製造
例1〜5に示す。 製造例1 窒素導入管、撹拌機を設置した温度調節可能な反応器に
蒸留水96部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.
2部、過硫酸カリウム1.0部を仕込み窒素気流下で7
0℃まで昇温した後、ブチルアクリレート176部、ス
チレン18部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート4
部、アクリル酸2部、t−ドデシルメルカプタン0.1
部からなる単量体混合物をドデシルベンゼンスルホン酸
ソーダ0.8部、蒸留水68部に乳化分散させた単量体
乳化物を3時間で連続的に添加しさらに80℃で3時間
反応を継続し重合を完結させた後冷却しアンモニア水に
てPHを7〜7.5に調整後、金網等で濾過、共重合体
粒子濃度55%、Tgは−44.8℃のアクリル系共重
合体を得た。
例1〜5に示す。 製造例1 窒素導入管、撹拌機を設置した温度調節可能な反応器に
蒸留水96部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.
2部、過硫酸カリウム1.0部を仕込み窒素気流下で7
0℃まで昇温した後、ブチルアクリレート176部、ス
チレン18部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート4
部、アクリル酸2部、t−ドデシルメルカプタン0.1
部からなる単量体混合物をドデシルベンゼンスルホン酸
ソーダ0.8部、蒸留水68部に乳化分散させた単量体
乳化物を3時間で連続的に添加しさらに80℃で3時間
反応を継続し重合を完結させた後冷却しアンモニア水に
てPHを7〜7.5に調整後、金網等で濾過、共重合体
粒子濃度55%、Tgは−44.8℃のアクリル系共重
合体を得た。
【0024】製造例2 製造例1と同様の装置で蒸留水96部、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ソーダ0.2部、過硫酸カリウム1.0部
を仕込み窒素気流下で70℃まで昇温した後、2−エチ
ルヘキシルアクリレート128部、ブチルアクリレート
60部、スチレン6部、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート4部、アクリル酸2部、t−ドデシルメルカプタ
ン0.1部からなる単量体混合物をドデシルベンゼンス
ルホン酸ソーダ0.8部、蒸留水68部に乳化分散させ
た単量体乳化物を3時間で連続的に添加しさらに80℃
で3時間反応を継続し重合を完結させた後冷却しアンモ
ニア水にてPHを7〜7.5に調整後、金網等で濾過、
共重合体粒子濃度55%、Tgは−60.5℃のアクリ
ル系共重合体を得た。
ンスルホン酸ソーダ0.2部、過硫酸カリウム1.0部
を仕込み窒素気流下で70℃まで昇温した後、2−エチ
ルヘキシルアクリレート128部、ブチルアクリレート
60部、スチレン6部、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート4部、アクリル酸2部、t−ドデシルメルカプタ
ン0.1部からなる単量体混合物をドデシルベンゼンス
ルホン酸ソーダ0.8部、蒸留水68部に乳化分散させ
た単量体乳化物を3時間で連続的に添加しさらに80℃
で3時間反応を継続し重合を完結させた後冷却しアンモ
ニア水にてPHを7〜7.5に調整後、金網等で濾過、
共重合体粒子濃度55%、Tgは−60.5℃のアクリ
ル系共重合体を得た。
【0025】製造例3 製造例1と同様の装置で蒸留水96部、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ソーダ0.2部、過硫酸カリウム1.0部
を仕込み窒素気流下で70℃まで昇温した後、ブチルア
クリレート134部、スチレン60部、2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート4部、アクリル酸2部、t−ドデ
シルメルカプタン0.1部からなる単量体混合物をドデ
シルベンゼンスルホン酸ソーダ0.8部、蒸留水68部
に乳化分散させた単量体乳化物を3時間で連続的に添加
しさらに80℃で3時間反応を継続し重合を完結させた
後冷却しアンモニア水にてPHを7〜7.5に調整後、
金網等で濾過、共重合体粒子濃度55%、Tgは−2
1.2℃のアクリル系共重合体を得た。
ンスルホン酸ソーダ0.2部、過硫酸カリウム1.0部
を仕込み窒素気流下で70℃まで昇温した後、ブチルア
クリレート134部、スチレン60部、2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート4部、アクリル酸2部、t−ドデ
シルメルカプタン0.1部からなる単量体混合物をドデ
シルベンゼンスルホン酸ソーダ0.8部、蒸留水68部
に乳化分散させた単量体乳化物を3時間で連続的に添加
しさらに80℃で3時間反応を継続し重合を完結させた
後冷却しアンモニア水にてPHを7〜7.5に調整後、
金網等で濾過、共重合体粒子濃度55%、Tgは−2
1.2℃のアクリル系共重合体を得た。
【0026】製造例4 製造例1と同様の装置で蒸留水96部、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ソーダ0.2部、過硫酸カリウム1.0部
を仕込み窒素気流下で70℃まで昇温した後、2−エチ
ルヘキシルアクリレート194部、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート4部、アクリル酸2部、t−ドデシル
メルカプタン0.1部からなる単量体混合物をドデシル
ベンゼンスルホン酸ソーダ0.8部、蒸留水68部に乳
化分散させた単量体乳化物を3時間で連続的に添加しさ
らに80℃で3時間反応を継続し重合を完結させた後冷
却しアンモニア水にてPHを7〜7.5に調整後、金網
等で濾過、共重合体粒子濃度55%、Tgは−67.6
℃のアクリル系共重合体を得た。
ンスルホン酸ソーダ0.2部、過硫酸カリウム1.0部
を仕込み窒素気流下で70℃まで昇温した後、2−エチ
ルヘキシルアクリレート194部、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート4部、アクリル酸2部、t−ドデシル
メルカプタン0.1部からなる単量体混合物をドデシル
ベンゼンスルホン酸ソーダ0.8部、蒸留水68部に乳
化分散させた単量体乳化物を3時間で連続的に添加しさ
らに80℃で3時間反応を継続し重合を完結させた後冷
却しアンモニア水にてPHを7〜7.5に調整後、金網
等で濾過、共重合体粒子濃度55%、Tgは−67.6
℃のアクリル系共重合体を得た。
【0027】製造例5 製造例1と同様の装置でトルエン150部、2−エチル
ヘキシルアクリレート102.4部、ブチルアクリレー
ト48部、スチレン4.8部、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート3.2部、アクリル酸1.6部からなる単
量体混合物を仕込み窒素気流下で90℃まで昇温し、ト
ルエン10部、アゾビスイソブチロニトリル0.16部
の混合物を15分で滴下後8時間保温し、更にトルエン
30部、アゾビスイソブチロニトリル0.16部の混合
物を30分で滴下後4時間保温し、Tg−60.5℃の
アクリル系共重合体溶液を得た。更に冷却後、減圧濃縮
した後、固形分が40%になるようトルエンを加えた。
このアクリル系共重合体の重量平均分子量(Mw)は3
80000、数平均分子量(Mn)は65000、分子
量分散度(Mw/Mn)は5.8であった。重量平均分
子量及び数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマ
トグラフィー法(GPC)による標準ポリスチレン換算
により測定したものである
ヘキシルアクリレート102.4部、ブチルアクリレー
ト48部、スチレン4.8部、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート3.2部、アクリル酸1.6部からなる単
量体混合物を仕込み窒素気流下で90℃まで昇温し、ト
ルエン10部、アゾビスイソブチロニトリル0.16部
の混合物を15分で滴下後8時間保温し、更にトルエン
30部、アゾビスイソブチロニトリル0.16部の混合
物を30分で滴下後4時間保温し、Tg−60.5℃の
アクリル系共重合体溶液を得た。更に冷却後、減圧濃縮
した後、固形分が40%になるようトルエンを加えた。
このアクリル系共重合体の重量平均分子量(Mw)は3
80000、数平均分子量(Mn)は65000、分子
量分散度(Mw/Mn)は5.8であった。重量平均分
子量及び数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマ
トグラフィー法(GPC)による標準ポリスチレン換算
により測定したものである
【0028】次に、N−ビニルピロリドン系重合体の製
造例を製造例6〜9に示す。 製造例6 製造例1と同様の装置で蒸留水200部、N−ビニルピ
ロリドン70部、メチルメタアクリレート28部、アク
リル酸2部を仕込み40℃まで昇温した後、過硫酸アン
モニウム0.1部、蒸留水1.9部の混合物を投入した
後、10分間撹拌後、亜硫酸水素ナトリウム0.1部、
蒸留水1.9部の混合物を投入し、撹拌しながら3時間
重合反応を行い水溶性N−ビニルピロリドン系共重合体
を得た。更に、冷却後、固形分が30%になるよう蒸留
水を加えた。このN−ビニルピロリドン系重合体の0.
3モル塩化カルウム水溶液での極限粘度[η]は2.1
であった。極限粘度はウベローデ粘度計を用いて25℃
恒温水層内で測定した。
造例を製造例6〜9に示す。 製造例6 製造例1と同様の装置で蒸留水200部、N−ビニルピ
ロリドン70部、メチルメタアクリレート28部、アク
リル酸2部を仕込み40℃まで昇温した後、過硫酸アン
モニウム0.1部、蒸留水1.9部の混合物を投入した
後、10分間撹拌後、亜硫酸水素ナトリウム0.1部、
蒸留水1.9部の混合物を投入し、撹拌しながら3時間
重合反応を行い水溶性N−ビニルピロリドン系共重合体
を得た。更に、冷却後、固形分が30%になるよう蒸留
水を加えた。このN−ビニルピロリドン系重合体の0.
3モル塩化カルウム水溶液での極限粘度[η]は2.1
であった。極限粘度はウベローデ粘度計を用いて25℃
恒温水層内で測定した。
【0029】製造例7 製造例1と同様の装置で蒸留水200部、N−ビニルピ
ロリドン70部、メチルメタアクリレート28部、アク
リル酸2部を仕込み40℃まで昇温した後、過硫酸アン
モニウム1.7部、蒸留水38.3部の混合物を投入し
た後、10分間撹拌後、亜硫酸水素ナトリウム1.7
部、蒸留水38.3部の混合物を投入し、撹拌しながら
3時間重合反応を行い水溶性N−ビニルピロリドン系共
重合体を得た。更に、冷却後、固形分が30%になるよ
う蒸留水を加えた。このN−ビニルピロリドン系重合体
の0.3モル塩化カルウム水溶液での極限粘度[η]は
0.15であった。極限粘度はウベローデ粘度計を用い
て25℃恒温水層内で測定した。
ロリドン70部、メチルメタアクリレート28部、アク
リル酸2部を仕込み40℃まで昇温した後、過硫酸アン
モニウム1.7部、蒸留水38.3部の混合物を投入し
た後、10分間撹拌後、亜硫酸水素ナトリウム1.7
部、蒸留水38.3部の混合物を投入し、撹拌しながら
3時間重合反応を行い水溶性N−ビニルピロリドン系共
重合体を得た。更に、冷却後、固形分が30%になるよ
う蒸留水を加えた。このN−ビニルピロリドン系重合体
の0.3モル塩化カルウム水溶液での極限粘度[η]は
0.15であった。極限粘度はウベローデ粘度計を用い
て25℃恒温水層内で測定した。
【0030】製造例8 製造例1と同様の装置で蒸留水200部、N−ビニルピ
ロリドン70部、メチルメタアクリレート28部、アク
リル酸2部を仕込み40℃まで昇温した後、過硫酸アン
モニウム0.03部、蒸留水0.57部の混合物を投入
した後、10分間撹拌後、亜硫酸水素ナトリウム0.0
3部、蒸留水0.57部の混合物を投入し、撹拌しなが
ら3時間重合反応を行い水溶性N−ビニルピロリドン系
共重合体を得た。更に、冷却後、固形分が30%になる
よう蒸留水を加えた。 このN−ビニルピロリドン系重
合体の0.3モル塩化カルウム水溶液での極限粘度
[η]は3.8であった。極限粘度はウベローデ粘度計
を用いて25℃恒温水層内で測定した。
ロリドン70部、メチルメタアクリレート28部、アク
リル酸2部を仕込み40℃まで昇温した後、過硫酸アン
モニウム0.03部、蒸留水0.57部の混合物を投入
した後、10分間撹拌後、亜硫酸水素ナトリウム0.0
3部、蒸留水0.57部の混合物を投入し、撹拌しなが
ら3時間重合反応を行い水溶性N−ビニルピロリドン系
共重合体を得た。更に、冷却後、固形分が30%になる
よう蒸留水を加えた。 このN−ビニルピロリドン系重
合体の0.3モル塩化カルウム水溶液での極限粘度
[η]は3.8であった。極限粘度はウベローデ粘度計
を用いて25℃恒温水層内で測定した。
【0031】製造例9 製造例1と同様の装置で蒸留水100部、N−ビニルピ
ロリドン70部、メチルメタアクリレート28部、アク
リル酸2部を仕込み40℃まで昇温した後、過硫酸アン
モニウム3.7部、蒸留水70.3部の混合物を投入し
た後、10分間撹拌後、亜硫酸水素ナトリウム3.7
部、蒸留水70.3部の混合物を投入し、撹拌しながら
3時間重合反応を行い、水溶性N−ビニルピロリドン系
共重合体を得た。更に冷却し、減圧濃縮した後、固形分
が30%になるように蒸留水を加えた。このN−ビニル
ピロリドン系重合体の0.3モル塩化カルウム水溶液で
の極限粘度[η]は0.05であった。極限粘度はウベ
ローデ粘度計を用いて25℃恒温水層内で測定した。
ロリドン70部、メチルメタアクリレート28部、アク
リル酸2部を仕込み40℃まで昇温した後、過硫酸アン
モニウム3.7部、蒸留水70.3部の混合物を投入し
た後、10分間撹拌後、亜硫酸水素ナトリウム3.7
部、蒸留水70.3部の混合物を投入し、撹拌しながら
3時間重合反応を行い、水溶性N−ビニルピロリドン系
共重合体を得た。更に冷却し、減圧濃縮した後、固形分
が30%になるように蒸留水を加えた。このN−ビニル
ピロリドン系重合体の0.3モル塩化カルウム水溶液で
の極限粘度[η]は0.05であった。極限粘度はウベ
ローデ粘度計を用いて25℃恒温水層内で測定した。
【0032】上記製造例で得られたアクリル系共重合体
とN−ビニルピロリドン系重合体及びGAF社製ポリビ
ニルピロリドンを表1の割合で混合した後にアクリル系
共重合体についてはプライマルASE−60(増粘剤:
日本アクリル社製)を少量添加し約5000cpsまで
増粘した。これを剥離紙に乾燥重量で約20g/m2と
なる様に塗工し、100℃で3分乾燥させた後、上質紙
に転写させ粘着物性測定用試料を作成した。
とN−ビニルピロリドン系重合体及びGAF社製ポリビ
ニルピロリドンを表1の割合で混合した後にアクリル系
共重合体についてはプライマルASE−60(増粘剤:
日本アクリル社製)を少量添加し約5000cpsまで
増粘した。これを剥離紙に乾燥重量で約20g/m2と
なる様に塗工し、100℃で3分乾燥させた後、上質紙
に転写させ粘着物性測定用試料を作成した。
【0033】粘着物性測定は以下の方法により行った。 1.初期タック力:上部水平面にポリエチレンまたはポ
リ塩化ビニル板の被着体を取り付けた分銅(50g刻
み)と、ループ状にした幅25mm、長さ250mmの
試験片を−5℃の雰囲気下で接着面積25mm×25m
m、荷重10gで3秒間圧着した後、直ちに上方に引き
上げ20秒以上接着を保持できる最大の分銅の重量を初
期タック力とした。 2.接着力:幅25mm、長さ150mmの試験片を2
0℃の雰囲気下において2kg重量のゴムロールを用い
てポリエチレン板、ポリ塩化ビニル板に300mm/分
の速さで圧着し、この接着サンプルの180度ピーリン
グ強度を圧着後30分間、20℃−65%RHの雰囲気
下におき、テンシロン型引っ張り試験機を用いてその雰
囲気で荷重スピード300mm/分で測定した。 3.保持力:凝集力の指標として保持力を測定した。即
ち幅25mm、長さ150mmの試験片を20℃の雰囲
気下において2kg重量のゴムロールを用いてステンレ
ス鋼板(SUS304)に接着面積が25mm×25m
mになる様に圧着した接着サンプルを、圧着30分後に
70℃の雰囲気中に垂直に吊し、試験片の下端に1kg
の分銅を掛け静置し、分銅が落下するまでの時間を測定
した。 粘着物性測定結果を表2に示す。
リ塩化ビニル板の被着体を取り付けた分銅(50g刻
み)と、ループ状にした幅25mm、長さ250mmの
試験片を−5℃の雰囲気下で接着面積25mm×25m
m、荷重10gで3秒間圧着した後、直ちに上方に引き
上げ20秒以上接着を保持できる最大の分銅の重量を初
期タック力とした。 2.接着力:幅25mm、長さ150mmの試験片を2
0℃の雰囲気下において2kg重量のゴムロールを用い
てポリエチレン板、ポリ塩化ビニル板に300mm/分
の速さで圧着し、この接着サンプルの180度ピーリン
グ強度を圧着後30分間、20℃−65%RHの雰囲気
下におき、テンシロン型引っ張り試験機を用いてその雰
囲気で荷重スピード300mm/分で測定した。 3.保持力:凝集力の指標として保持力を測定した。即
ち幅25mm、長さ150mmの試験片を20℃の雰囲
気下において2kg重量のゴムロールを用いてステンレ
ス鋼板(SUS304)に接着面積が25mm×25m
mになる様に圧着した接着サンプルを、圧着30分後に
70℃の雰囲気中に垂直に吊し、試験片の下端に1kg
の分銅を掛け静置し、分銅が落下するまでの時間を測定
した。 粘着物性測定結果を表2に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】以上の結果から、次のことがわかる。即
ち、本発明の範囲外である比較例1、比較例3、比較例
5は、高温での保持力は良好であるが、低温での初期タ
ック力、常温での接着力が著しく劣り、比較例2、比較
例4、比較例6は低温での初期タック力、常態での接着
力は良好であるが高温での保持力は満足できるものでは
ない。これに対し実施例1〜実施例9はすべての粘着性
能に優れている。
ち、本発明の範囲外である比較例1、比較例3、比較例
5は、高温での保持力は良好であるが、低温での初期タ
ック力、常温での接着力が著しく劣り、比較例2、比較
例4、比較例6は低温での初期タック力、常態での接着
力は良好であるが高温での保持力は満足できるものでは
ない。これに対し実施例1〜実施例9はすべての粘着性
能に優れている。
【発明の効果】本発明によれば、感圧性接着剤において
従来技術では達成されなかったポリエチレン等の非極
性、ポリ塩化ビニル等の極性被着体への低温での接着
性、及び高温での凝集力に優れた感圧性接着剤が得られ
る。従って、本発明の感圧性接着剤を使用すれば、ポリ
エチレン等の非極性、ポリ塩化ビニル等の極性被着体へ
の低温での接着性、及び高温での凝集力に優れた粘着ラ
ベル、粘着テープの製造を可能にし、従来感圧接着剤が
使用不能であった分野にも用途拡大が可能である。
従来技術では達成されなかったポリエチレン等の非極
性、ポリ塩化ビニル等の極性被着体への低温での接着
性、及び高温での凝集力に優れた感圧性接着剤が得られ
る。従って、本発明の感圧性接着剤を使用すれば、ポリ
エチレン等の非極性、ポリ塩化ビニル等の極性被着体へ
の低温での接着性、及び高温での凝集力に優れた粘着ラ
ベル、粘着テープの製造を可能にし、従来感圧接着剤が
使用不能であった分野にも用途拡大が可能である。
Claims (5)
- 【請求項1】(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主
成分とし、これに官能基を有するエチレン性不飽和単量
体、必要に応じて2個以上のエチレン性不飽和二重結合
を有する単量体及びその他のモノエチレン性不飽和単量
体を共重合して製造される、ガラス転移温度が−40℃
〜−65℃であるアクリル系共重合体100重量部に対
して、N−ビニルピロリドン系重合体を0.01〜50
重量部配合してなることを特徴とする感圧性接着剤組成
物。 - 【請求項2】N−ビニルピロリドン系重合体がNービニ
ルピロリドンの単独重合体、またはN−ビニルピロリド
ンと(メタ)アクリル酸アルキルエステル、官能基を有
するエチレン性不飽和単量体、必要に応じて2個以上の
エチレン性不飽和二重結合を有する単量体及びその他の
モノエチレン性不飽和単量体との共重合体であることを
特徴とする請求項1記載の感圧性接着剤組成物。 - 【請求項3】N−ビニルピロリドン系重合体の0.3モ
ル塩化カリウム水溶液の極限粘度[η]が0.1〜3で
あることを特徴とする請求項1記載の感圧性接着剤組成
物。 - 【請求項4】請求項1記載の感圧性接着剤組成物を用い
た粘着製品。 - 【請求項5】請求項1記載の感圧性接着剤組成物を用い
た、冷凍食品等に使用される粘着ラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5250751A JPH07102228A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 感圧性接着剤組成物およびそれを用いた粘着製品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5250751A JPH07102228A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 感圧性接着剤組成物およびそれを用いた粘着製品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07102228A true JPH07102228A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17212503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5250751A Pending JPH07102228A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 感圧性接着剤組成物およびそれを用いた粘着製品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102228A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003078536A3 (en) * | 2002-03-15 | 2004-03-25 | Adhesives Res Inc | Pressure sensitive adhesive for use in vibration/sound-damping |
| JP2007321145A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Rohm & Haas Co | ラテックスコポリマー並びにその製造方法および使用方法 |
| KR101675452B1 (ko) * | 2015-08-17 | 2016-11-14 | 태영화학공업 주식회사 | 내한성이 우수한 아크릴 에멀젼 점착제 및 그 제조방법 |
| JP2017095660A (ja) * | 2015-11-27 | 2017-06-01 | 三星エスディアイ株式会社Samsung SDI Co. | 粘着剤組成物、その製造方法、粘着シートおよび画像表示装置 |
| JP2019044094A (ja) * | 2017-09-04 | 2019-03-22 | パナック株式会社 | 粘着剤組成物、積層体、及び表示装置 |
| JP2020152898A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 株式会社日本触媒 | 粘着剤組成物 |
| EP3715432A1 (en) * | 2019-03-27 | 2020-09-30 | 3M Innovative Properties Company | Pressure-sensitive adhesive composition with transparency characteristics |
| JP2020531614A (ja) * | 2017-08-16 | 2020-11-05 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | 感圧接着剤組成物およびそれを製造する方法 |
| EP3781622B1 (de) * | 2018-04-20 | 2022-10-12 | Basf Se | Haftklebstoffzusammensetzung mit auf vernetzung über keto- oder aldehydgruppen beruhendem gelgehalt |
| CN116407522A (zh) * | 2021-12-31 | 2023-07-11 | 贵州省欣紫鸿药用辅料有限公司 | 一种巴布剂中的粘着剂及其制备方法 |
Citations (7)
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|---|---|---|---|---|
| JPS56122877A (en) * | 1980-02-29 | 1981-09-26 | Kendall & Co | Pressure sensitive adhesive |
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-
1993
- 1993-10-06 JP JP5250751A patent/JPH07102228A/ja active Pending
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