JPH07102252B2 - パチンコ遊技場における遊技球補給機構 - Google Patents

パチンコ遊技場における遊技球補給機構

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JPH07102252B2
JPH07102252B2 JP3157361A JP15736191A JPH07102252B2 JP H07102252 B2 JPH07102252 B2 JP H07102252B2 JP 3157361 A JP3157361 A JP 3157361A JP 15736191 A JP15736191 A JP 15736191A JP H07102252 B2 JPH07102252 B2 JP H07102252B2
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ball
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gutter
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喜久夫 和田
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Daito Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機列に並べて
設置したパチンコ機のそれぞれに遊技球を補給するパチ
ンコ遊技場における遊技球補給機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なパチンコ遊技場において
は、景品と交換するために遊技者が遊技店側に返却した
球(交換球)を計数装置により計数した後に所謂玉場に
回収し、この玉場から天井に配設した樋を介して各パチ
ンコ機列に遊技球を供給していた。しかし、パチンコ遊
技場に玉場を設けると、貴重な土地の有効利用を果たし
得ないし、この玉場から各パチンコ機列に遊技球を供給
する樋を天井に設けなければならないとすると、天井の
高い建物でない限りパチンコ遊技場を開設できない。ま
た、天井が高い建物であっても、天井に樋を配設するこ
とは多大な労力と費用を必要とする。このため、パチン
コ機列の途中にパチンコ機の代わりに交換球計数装置を
設け、計数した交換球を当該パチンコ機列の遊技球循環
系に流し込むようにしたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パチン
コ機列ごとに計数装置を設けてパチンコ機列単位で遊技
球の補給を行うようにすると、パチンコ機列の内部には
各パチンコ機から排出されるアウト球やセーフ球を回収
する回収樋、台間球貸機から排出される硬貨や紙幣を回
収するためのベルトコンベアなどが設けられているので
スペース的な余裕が既になく、1つのパチンコ機列の内
部に大量の遊技球を貯留するタンクを設けることは困難
である。このため、パチンコ機列の途中に交換球用計数
装置を設けた従来のパチンコ機列用遊技球補給機構にお
いては、当該パチンコ機列において複数のパチンコ機が
同時期に大当りの遊技状態となって賞球排出が短時間の
うちに集中した場合に、遊技球の補給球が間に合わない
という致命的な欠点があった。また、交換球計数装置を
設置したパチンコ機列単位で遊技球を循環させると、パ
チンコ機列によって遊技球が不足したり、或は過剰にな
ることもあり、パチンコ遊技場内におけるパチンコ機列
それぞれの循環遊技球の量を平均化することは極めて困
難である。更に、パチンコ機列の途中に交換球計数装置
をパチンコ機の代わりに設置するとなると、当該パチン
コ機列のパチンコ機設置台数が減ってしまい、売り上げ
が減少する原因となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み提
案されたもので、複数のパチンコ機を並べて設置したパ
チンコ機列の一端に交換球計数装置と、該交換球計数装
置により計数した球を貯留する交換球貯留タンクとを配
設し、パチンコ機列の内部下方に、各パチンコ機から排
出される遊技球を回収する球回収樋と交換球貯留タンク
からの球を流下貯留する交換球樋を上下に配してパチン
コ機列の長手方向に沿って配設し、該球回収樋および交
換球樋の両傾斜下端に接続して揚送装置を設置し、パチ
ンコ機列の上部に、揚送装置により揚送した球を貯留す
る上貯留タンクを設けると共に、該上貯留タンク内に貯
留した球を各パチンコ機の上方まで流下搬送する補給樋
を設け、上記揚送装置により揚送した球を上貯留タンク
とは別個に貯留する下貯留タンクを設けると共に、該下
貯留タンクの球出口を球回収樋に連通させ、上記上貯留
タンクには該タンク内の球不足を検出する第1球不足検
出器を設けると共に、該第1球検出器による球不足検出
よりも低い位置で球不足を検出する第2球不足検出器を
設け、交換球樋の途中には上記第1球不足検出器からの
球不足信号にもとづいて交換球樋内の球を揚送装置に供
給する第1流下制御装置を設け、下貯留タンクの球出口
と球回収樋との間には第2球不足検出器からの球不足信
号にもとづいて下貯留タンク内の球を球回収樋に流下す
る第2流下制御装置を設たものである。
【0005】
【作用】遊技者が景品と交換するために手持ちの球を交
換球計数装置に投入すると、該計数装置が球を計数し、
計数された交換球は交換球貯留タンク内に一旦貯留され
てから交換球樋内に流下して貯留される。この交換球樋
内に貯留された交換球は、回収樋により回収された球と
共に揚送装置に供給される。補給樋を介して上貯留タン
ク内の遊技球がパチンコ機に供給されて上貯留タンク内
の球の量が減少すると、先ず、第1球不足検出器が球不
足を検出して第1流下制御装置を作動させ、交換球樋内
の球を揚送装置に供給し、さらに上貯留タンク内の球が
減少すると、第2球不足検出器が球不足を検出して第2
流下制御装置を作動させて下貯留タンク内の球を揚送装
置に供給する。したがって、上貯留タンク内の球が不足
した場合には、先ず、交換球貯留タンク内の空間が増え
て、交換球計数装置から受け入れ可能な交換球の数量が
増えることになる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1に示すパチンコ機列は、パチンコ遊技場内
に設置する一般的なもので、複数のパチンコ機1…を所
定の間隔を配して背中合わせにして並べて設置し、台間
には球貸機2…を適宜に設置してある。そして、パチン
コ機列の一端にジェットカウンタなどの交換球計数装置
3を設け、該交換球計数装置3の下方に下交換球貯留タ
ンク4を、上方に上交換球貯留タンク5と両替機をそれ
ぞれ設置し、また、下交換球貯留タンク4内の交換球を
上交換球貯留タンク5内に揚送するリフト6を設け、交
換球計数装置3の横には計数結果をプリントアウトする
発券装置7を設ける。なお、本実施例は、図1に示すよ
うに、下交換球貯留タンク4は、パチンコ機列の内部下
方(後述する球回収樋、交換球樋の下方)まで貯留タン
ク4′を設けることにより、パチンコ機列内のスペース
を有効利用して貯留量の増大を図っている。
【0007】遊技を終了した遊技者が手持ちの球を景品
と交換すべく球箱8を交換球計数装置3の上に載せる
と、球箱8の底が自動的に開くなどして内部の球が交換
球計数装置3内に流下し、これにより交換球の数量を計
数することができ、計数結果は、レシートに印字されて
発券装置7から排出される。この様にして計数された交
換球は、下交換球貯留タンク4,4′内に貯留される。
そして、上交換球貯留タンク5に設けた球不足検出器9
が上交換球貯留タンク5内の球不足を検出すると、該検
出器9からの信号にもとづいてリフト6が作動し、下交
換球貯留タンク4,4′内の交換球を上交換球貯留タン
ク5内に揚送する。したがって、上交換球貯留タンク5
内には通常交換球が殆ど満杯になるまで充分に貯留され
ている。
【0008】上交換球貯留タンク5内に交換球が充満し
ていると、前記球不足検出器9がオフになったままなの
で、交換球計数装置3に投入された交換球は、下交換球
貯留タンク4,4′内に貯留されていく。そして、下交
換球貯留タンク4,4′内にも交換球が充満すると、下
交換球貯留タンク4に設けた球充満検出器10が球の充
満を検出し、該検出器10からの信号にもとづいて、交
換球計数装置3のシャッターを閉じるなどして、交換球
の受け入れを一時停止する。また、球充満検出器10が
球の充満を検出すると、交換球計数装置3の近傍に設け
た交換停止表示器(図示せず)によりその旨の表示を行
う。
【0009】パチンコ機列の内部には、図1に示すよう
に、パチンコ機列の長さ方向のほぼ中央にフレーム11
を設置すると共に該フレーム11に揚送装置12を固定
し、下方部分の左右には球回収樋13a,13bを揚送
装置12の球回収槽15に向けて下り傾斜させた状態で
設けるとともに、一方の球回収樋13aの下方に交換球
樋14を揚送装置12の回収槽15に向けて下り傾斜さ
せた状態で設け、該交換球樋14の途中には第1流下制
御装置16を設け、パチンコ機列の上方部分には揚送装
置12により揚送した遊技球を各パチンコ機1の上方ま
で流下搬送する補給樋17,17を設け、各補給樋17
から分岐した分岐樋18…を球切り装置19…に接続
し、該球切り装置19の作動により補給樋17内の遊技
球を各パチンコ機1の賞球タンク20内に補給できるよ
うにする。なお、上記した補給樋17から枝樋(図示せ
ず)を延設し、この枝樋を介して台間球貸機2に遊技球
を供給するようにしてある。また、前記したフレーム1
1には球排出口に第2流下制御装置21を有する下貯留
タンク22を設け、第2流下制御装置21が球排出口を
開放すると、下貯留タンク22内の遊技球が他方の球回
収樋13b内に流れ込むように構成する。
【0010】左右の球回収樋13a,13bは、上面が
開放した断面略コ字状の樋であり、各パチンコ機1から
排出されるアウト球やセーフ球を受け入れて揚送装置1
2の回収槽15内に流下させる。
【0011】交換球樋14は、傾斜上端を前記した上交
換球貯留タンク5の底部に設けた球出口に連通し、傾斜
下端を揚送装置12の回収槽15に接続した樋である。
したがって、この交換球樋14の内部には遊技者が交換
球計数装置3に投入した交換球が貯留されており、第1
流下制御装置16が流路を開くと、貯留していた交換球
が揚送装置12の回収槽15内に供給される。なお、第
1流下制御装置16は、交換球樋14内の交換球の流下
を阻止する第1状態と、流下を許容する第2状態にとに
変換できればどのような構成でもよいが、図3に示す実
施例は、減速機付きモーター23の出力軸24に偏心カ
ム25を固定し、該カム25の回転により遮蔽部材26
を軸27を中心にして揺動し、遮蔽片28を交換球樋1
4内に下方から出没させることにより第1状態と第2状
態とに変換するように構成してある。図中29は、遮蔽
部材の位置を検出する検出器である。
【0012】揚送装置12は、フレーム11に回収槽1
5を固定し、該回収槽15に前記した球回収樋13a,
13bや交換球樋14の傾斜下端を接続すると共に、研
磨材供給流路30の流出口を接続し、回収槽15から揚
送パイプ31を立設するとともに揚送パイプ31の上部
には上貯留タンク32として一部機能するボックス33
を固定し、揚送パイプ31内に螺旋体(図示せず)を挿
通して該螺旋体の下端を回収槽15内に臨ませ、螺旋体
の上端には伝達機構を介してモータ34に接続し、揚送
パイプ31の上部側面に開設した出口35に球選別装置
の流路36を接続し、球と研磨材とを選別する簀の子3
7の下方には選別落下した研磨材を回収する回収ホッパ
38を設け、該回収ホッパ38の下端出口に接続した研
磨材流下路39を前記研磨材供給路30に連通してあ
る。したがって、モータ34の作動により螺旋体を回転
すると、球回収樋13や交換球樋14から回収槽15内
に供給された球は、研磨材供給流路30から供給された
研磨材(遊技球よりも遥かに小粒なプラスチックペレッ
ト)とともに揚送パイプ31内に導入され、螺旋体の回
転によって攪拌されると共に研磨材により清浄研磨され
ながら揚送される。そして、球と研磨材との混合体が充
分な高さまで揚送されると、出口35からボックス33
内の球選別装置に排出され、この球選別装置の簀の子3
7上を流下する途中で球と研磨材とに選別される。簀の
子37から落下した研磨材は、回収ホッパ38により回
収されて循環使用される。一方、球選別装置により選別
された球は、ボックス33内の分流装置40により分流
され、上貯留タンク32内に貯留されたり、下貯留タン
ク22内に流下して貯留されたり、或は他のパチンコ機
列に供給されていく。
【0013】分流装置40は、図5に示すように、球選
別装置によって選別された球の流下方向をほぼ90度変
換して傾斜下端の落下口41から落下する上面板42、
落下口41の下方に設けられ僅かに傾斜した球分散板4
3、該球分散板43の傾斜下端に臨ませた開口部44を
有する反転室45などを有し、球分散板43を設けた室
の左右に渡し用樋46を接続可能とし、反転室45の側
面には第1球不足検出器47に作用する第1検知板48
を揺動自在に軸支し、反転室45の出口側に形成した室
には受け用樋49を接続可能とし、該接続部分の下面板
50と傾斜上板51の一側に下貯留タンク22への落下
口52,53を開設してある。したがって、球選別装置
の簀の子37から流下した球は、上面板42の落下口4
1から球分散板43上に落下すると三方に分散して、球
分散板43の傾斜方向に対して左右横方向に流下した球
は渡し用樋46を介して隣のパチンコ機列に供給され、
球分散板43の傾斜方向に流下した球は開口部44を通
って反転室45内に流入する。なお、渡し用樋46の入
口まで球が充満していても、球分散板43と渡し用樋4
6の接続部分の底面46′との間に間隙を形成してある
ので、球選別装置から流下した球は、球分散板43から
反転室45に詰まることなく円滑に流れ込む。
【0014】反転室45内に流入した球は、そのまま上
貯留タンク32の底部側に流下したり、傾斜上板51上
を傾斜に対して横方向に転動して落下口53から下貯留
タンク22側に流下する。なお、受け用樋49を接続し
てある場合、受け用樋49を介して受け入れた球は、落
下口52から下貯留タンク22側に流下したり、上貯留
タンク32側に流下する。
【0015】前記上貯留タンク32の底部には、図7に
示すように、球補給口54,54を左右に設け、各球補
給口54に補給樋17の傾斜上端をそれぞれ連通してあ
り、また、球補給口54よりも上方(本実施例では図6
に示すように第1球不足検出器47に作用する第1検知
板48よりも低く、上記接続部分の下面板50の傾斜下
端とほぼ同じ高さ)の側面には第2球不足検出器55に
作用する第2検知板56を揺動自在に軸支してある。
【0016】したがって、例えば開店前に揚送装置12
により球を次々に揚送すると、球選別装置により選別さ
れた球が上貯留タンク32の球補給口54,54の部分
から次第に充満していき、貯留球が第2検知板56の高
さまで溜ると該第2検知板56が球に押圧されて第2球
不足検出器55をオフ状態とし、上貯留タンク32内の
貯留球のレベルがある程度上昇すると、反転室45から
の球が落下口52,53から誘導パイプ57内を通って
下貯留タンク22に流下するので、該下貯留タンク22
内にも球が貯留され、誘導パイプ57内も球が充満す
る。そして、更に貯留量が増加すると球が分流装置40
内にも充満していき、第1検知板48が球に押圧される
と第1球不足検出器47がオフになる。なお、誘導パイ
プ57の接続部分の上流部分には球の重量を受けて球詰
まりを防止する球重量受け板58を設けてある。
【0017】上記のようにして上貯留タンク32および
下貯留タンク22に球が充満すると、第1球不足検出器
47がオフになるので、このオフ信号にもとづいて第1
流下制御装置16が交換球樋14内の球の流下を阻止す
る第1状態となる。したがって、交換球樋14内では交
換球が充満した状態で待機する。また、第2球不足検出
器55がオフになると、このオフ信号にもとづいて下貯
留タンク22の第2流下制御装置21も球の流下を阻止
する第1状態で停止する。したがって、下貯留タンク2
2内に充満した球は、そのままの状態で貯留される。
【0018】遊技者がパチンコ機の前面に設けられた上
皿59に球貸機2から借り出した遊技球を投入し、発射
操作ハンドル60を操作することにより上皿59内の遊
技球を順次発射して遊技部61内に打ち込むと、打球
は、アウト球またはセーフ球となって当該パチンコ機1
の裏側から球回収樋13に排出される。球回収樋13に
排出された回収球は、揚送装置12の回収槽15内に集
められ、螺旋体の回転により研磨されながら揚送され、
上貯留タンク32内に補給される。遊技者が遊技球を発
射して、この打球が入賞してセーフ球になると、賞球排
出装置(図示せず)が作動して賞球タンク20内の球を
賞球としてパチンコ機1前面の上皿59に排出するの
で、賞球タンク20内の球は打球が入賞する度に減少す
る。そして、賞球タンク20内の球が不足すると、当該
パチンコ機1に対応した球切り装置19に球補給信号が
送られ、これにより該球切り装置19が作動して、分岐
樋18を介して補給樋17から所定数の球を賞球タンク
20内に補給する。このようにして補給樋17内の球が
パチンコ機1の賞球タンク20内に補給されると、該補
給樋17内の球が全体的に流下するので、補給樋17の
傾斜上端部分に上貯留タンク32内の球が球補給口54
から補充される。したがって、これにより上貯留タンク
32内の球が減少し、球のレベルが下降する。
【0019】上貯留タンク32から補給樋17,17に
球を補給しても、球回収樋13により回収した回収球の
補填で足りている場合には、第1検知板48を押圧する
球が無くならないので、第1流下制御装置16は第1状
態を維持するが、回収球の補填量よりも上貯留タンク3
2から補給樋17へ補給する球の数量が多いと、上貯留
タンク32内の貯留球数が次第に減少してレベルが下が
る。そして、上貯留タンク32では、図6に示したよう
に、第1検知板48が第2検知板56よりも高い位置に
配設されている。したがって、ある程度まで貯留球の数
量が減少すると、先ずは第1検知板48を押圧する球が
なくなり、これにより第1球不足検出器47がオンにな
る。
【0020】第1球不足検出器47がオンになると、こ
の信号にもとづいて第1流下制御装置16が第2状態に
変換し、交換球樋14内の球の流下を許容する。したが
って、交換球樋14内に貯留されていた交換球が回収槽
15内に流下し、この交換球は、球回収樋13により回
収された回収球と共に螺旋体の回転により研磨されなが
ら揚送され、球選別装置を介して上貯留タンク32内に
補填される。なお、第1流下制御装置16は、交換球樋
14内に大量の交換球を貯留でき、また、第2状態に変
換したときに直ちに交換球を揚送装置12に供給すべ
く、できるだけ球回収槽15の近くに配置することが望
ましい。交換球樋14内に貯留されていた交換球が回収
槽15内に供給されて交換球樋14の傾斜上端部分が空
くと、この部分に上交換球貯留タンク5内の交換球が次
々と流下し、また上交換球貯留タンク5内に貯留してあ
った交換球だけでは不足する場合には、下交換球貯留タ
ンク4内に貯留しておいた交換球がリフト6の作動によ
り上交換球貯留タンク5内に次々と揚送される。したが
って、第1流下制御装置16が第2状態に変換すると、
それまで交換球樋14内に貯留していた交換球のみなら
ずパチンコ機列端部の上交換球貯留タンク5、および下
交換球貯留タンク4,4’内の交換球までも交換球樋1
4を介して回収槽15に供給できる。そして、上交換球
貯留タンク5、および下交換球貯留タンク4,4’で
は、回収槽15への供給(補給)球数に対応して内部の
空きが増加する。したがって、その後の交換球受け入れ
量が、補給した分に応じて増加する。
【0021】このようにして、第1流下制御装置16が
第2状態に変換して交換球が他の回収球と共に揚送され
て上貯留タンク32内に補填され、この補填量が、上貯
留タンク32から補給樋17,17に補給される球の量
によりも多い場合には、上貯留タンク32内の貯留球の
レベルが上昇する。そして、上貯留タンク32内の球の
レベルが上昇して第1検知板48が押圧されるまで補填
されると、第1球不足検出器47がオフになり、これに
より第1流下制御装置16が第1状態に変換し、交換球
の流下を停止する。したがって、揚送装置12は、球回
収樋13により回収した球だけを揚送して、上貯留タン
ク32内に補充する状態に戻る。
【0022】なお、第1流下制御装置16が第2状態に
変換することにより回収槽15に供給される交換球は、
交換球樋14内に貯留された交換球だけではなく、上交
換球貯留タンク5及び下交換球貯留タンク4,4′内に
貯留された交換球まで供給するので、一般的にはこれら
の交換球の供給だけで充分に上貯留タンク32を満杯に
することができる。
【0023】しかし、第1流下制御装置16が第2状態
に変換して、揚送装置12が交換球と回収球とを揚送す
る状態であっても上貯留タンク32内の球が不足する場
合、例えば、当該パチンコ機列のパチンコ機1で大量の
賞球を獲得した遊技者がその賞球を当該パチンコ機列の
交換球計数装置3に投入しないために交換球樋14内の
球が不足している状態で、尚且つ、当該パチンコ機列の
複数のパチンコ機1…が同じ時期に大当りの遊技状態と
なって補給樋17,17内の球が極く短時間の間に急激
に減少した様な場合がある。この様な場合には上貯留タ
ンク32内に補充する球の数量よりも、上貯留タンク3
2から補給樋17,17に補給される球の量の方が遥か
に多くなるので、第1流下制御装置16が第2状態に変
換したとしても上貯留タンク32内の球のレベルが更に
下降することがある。そして、第2検知板56を押圧す
る球が無くなるまで上貯留タンク32内の球の数量が減
少すると、第1球不足検出器55による球不足検出より
も低い位置で球不足を検出する第2球不足検出器55が
オンになる。
【0024】第2球不足検出器55がオンになると、こ
のオン信号にもとづいて第2流下制御装置21が第2状
態に変換し、下貯留タンク22内に貯留した球を直ちに
球回収樋13bの傾斜下端近傍に流下する。したがっ
て、回収槽15内には下貯留タンク22から大量の球が
供給され、これらの球は螺旋体の回転により揚送され、
上貯留タンク32内に速やかに補充される。したがっ
て、上貯留タンク32から補給樋17,17に流下する
球の数量よりも揚送装置12により揚送されて補充され
る球の数量の方が多くなり、上貯留タンク32内の球の
量が次第に増加する。この様にして上貯留タンク32内
の球の量が増加し、球のレベルが第2検知板56まで上
昇すると、第2検知板56が第2球不足検出器55をオ
フからオンに切り換える。このため、第2流下制御装置
21が第2状態から第1状態に復元し、下貯留タンク2
2内の球の流下を停止する。そして、貯留量が減少した
下貯留タンク22には、前記した場合と同様に、揚送装
置12により揚送された球が落下口52,53から誘導
パイプ57を介して補給される。
【0025】なお、前記した実施例における渡し用樋4
6や受け用樋49は、パチンコ機列の設置環境により適
宜に選択して接続するもので、例えば、壁際に設ける所
謂壁島は、交換球計数装置3等を島の端部に設置するこ
とができないために交換球を当該パチンコ機列の球循環
系に取り入れることができないため、即ち、交換球を交
換球樋14内に貯留したりすることができないので、隣
のパチンコ機列から球の供給を受けるべく隣のパチンコ
機列との間を受け用樋49により接続する。この様に構
成すると、壁島であっても、補給球が不足した場合、例
えば、当該壁島で大量の賞球を獲得した遊技者が複数出
現して当該島の球循環系内の球の量が大きく減少した場
合にも、受け用樋49内に貯留されていた球を上貯留タ
ンク32内に補充することができる。したがって、当該
壁島の球循環系の球の数量が不足して補給が間に合わな
いというトラブルを未然に防止することができる。
【0026】また、遊技者が交換球計数装置3に頻繁に
球を投入するようなパチンコ機列においては、当該パチ
ンコ機列内で循環使用される遊技球の数量が次第に増加
するので、この様なパチンコ機列の分流装置40には渡
し用樋46を接続し、交換球の回収が比較的少ないパチ
ンコ機列に球を供給するようにする。なお、渡し用樋4
6と受け用樋49の両方を接続することは、一般的には
行わない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
チンコ機列の一端に交換球計数装置や交換球貯留タンク
を設けるので、パチンコ機列の途中のパチンコ機を外す
必要がなく、設置パチンコ機台数が減少することがない
し、従来は使用されなかった球回収樋の下方の空間を、
交換球樋を設けることによりスペースの有効利用を図る
ことができる。しかも、当該パチンコ機列内に貯留する
遊技球の数量を、交換球を交換球樋内に貯留することに
より、従来のものに比較して大幅に増加することができ
る。したがって、当該パチンコ機列において、複数のパ
チンコ機が同じ時期に大当りとなって短時間に大量の球
を補給しなければならない状態になっても、補給球の不
足を起こす虞れがない。このため、遊技者に不利益を与
えることがないし、遊技店側も安心して営業することが
できる。また、上貯留タンク内の球が不足した場合、換
言すれば、打ち込んだ球数よりも排出される賞球の数が
多くなって、遊技者が手元に保持している賞球の数量
(交換球計数装置に投入される可能性のある賞球の数
量)が大量になった場合には、先ず、第1流下制御装置
が作動して交換球樋内の球を揚送装置に供給し、それで
も不足した場合に第2流下制御装置が作動して下貯留タ
ンク内の球を揚送装置に供給するので、上貯留タンク内
の球が不足すると、先ずは、交換球貯留タンク内に空き
が増えて、その後に交換球計数装置から受け入れられる
交換球の数量を増すことができる。したがって、例えば
新装開店で出玉率(打ち込んだ玉数に対する排出賞球数
の割合)を14割,15割,16割…というように高く
設定して、パチンコ機列内の球数量が不足し、店内放送
で遊技者に手持ちの球を交換することを勧めた時に、遊
技者が短時間に手持ちの賞球を交換球計数装置に次々に
投入しても、これら交換球を交換球貯留タンク内に確実
に貯留することができる。このため、交換球貯留タンク
が満杯になって交換球計数装置を停止させなければなら
ない不測の事態が発生することを有効に防止することが
できる。したがって、遊技者に不便、不快感を与えな
い。 また、上貯留タンク内の球が不足した場合の不足量
は、一般的には遊技者の手元に保持されている賞球の数
量とほぼ同等であり、この不足量にほぼ対応する数量の
賞球が交換球計数装置に投入される可能性がある。した
がって、上貯留タンク内の球が不足した場合に、先ず交
換球貯留タンクの受け入れ可能量が増加すると、交換球
計数装置の停止の機会を減少させることができるばかり
でなく、交換球貯留タンクの容量を上貯留タンクの状況
に応じて無駄なく活かすことができ、無駄なく使用する
ことができる。そして、交換球貯留タンクを、交換球計
数装置の下方に配置する下交換球貯留タンクと、交換球
計数装置の上方に配置する上交換球貯留タンクとにより
構成すると、交換球計数装置の上下のスペースの有効利
用を図ることができ、限られたスペース内で交換球貯留
タンクの容量を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機列の内部を示す正面図である。
【図2】交換球計数装置を設置した側のパチンコ機列の
側面図である。
【図3】第1流下制御装置の正面図である。
【図4】揚送装置の上部に設けたボックス内の選別装置
の平面図である。
【図5】分流装置の斜視図である。
【図6】渡し用樋や受け用樋との接続状態を示すボック
ス内の断面図である。
【図7】補給樋との接続を示すボックス内の断面図であ
る。
【図8】渡し用樋または受け用樋により接続した状態を
示すパチンコ機列の側面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 球貸機 3 交換球計数装置 4 下交換球貯留タンク 5 上交換球貯留タンク 6 リフト 12 揚送装置 13 球回収樋 14 交換球樋 15 揚送装置の回収槽 16 第1流下制御装置 17 補給樋 21 第2流下制御装置 22 下貯留タンク 30 研磨材供給流路 31 揚送パイプ 32 上貯留タンク 33 ボックス 37 簀の子 40 分流装置 46 渡し用樋 47 第1球不足検出器 49 受け用樋 52,53 下貯留タンクに球を流下する落下口 54 球補給口 55 第2球不足検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパチンコ機を並べて設置したパチ
    ンコ機列の一端に交換球計数装置と、該交換球計数装置
    により計数した球を貯留する交換球貯留タンクとを配設
    し、 パチンコ機列の内部下方に、各パチンコ機から排出され
    る遊技球を回収する球回収樋と交換球貯留タンクからの
    球を流下貯留する交換球樋を上下に配してパチンコ機列
    の長手方向に沿って配設し、 該球回収樋および交換球樋の両傾斜下端に接続して揚送
    装置を設置し、 パチンコ機列の上部に、揚送装置により揚送した球を貯
    留する上貯留タンクを設けると共に、該上貯留タンク内
    に貯留した球を各パチンコ機の上方まで流下搬送する補
    給樋を設け、上記揚送装置により揚送した球を上貯留タンクとは別個
    に貯留する下貯留タンクを設けると共に、該下貯留タン
    クの球出口を球回収樋に連通させ、 上記上貯留タンクには該タンク内の球不足を検出する第
    1球不足検出器を設けると共に、該第1球検出器による
    球不足検出よりも低い位置で球不足を検出する第2球不
    足検出器を設け、 交換球樋の途中には上記第1球不足検出器からの球不足
    信号にもとづいて交換球樋内の球を揚送装置に供給する
    第1流下制御装置を設け、 下貯留タンクの球出口と球回収樋との間には第2球不足
    検出器からの球不足信号にもとづいて下貯留タンク内の
    球を球回収樋に流下する第2流下制御装置を設けた こと
    を特徴とするパチンコ遊技場における遊技球補給機構。
  2. 【請求項2】 交換球計数装置の下方に配置されて交換
    球計数装置から流下した交換球を貯留する下交換球貯留
    タンクと、交換球計数装置の上方に配置されて球不足検
    出器を備えた上交換球貯留タンクとにより交換球貯留タ
    ンクを構成し、下交換球貯留タンクと上交換球貯留タン
    クとの間に、上記球不足検出器からの信号にもとづいて
    下交換球貯留タンク内の交換球を上交換球貯留タンクに
    揚送するリフトを設けたことを特徴とする請求項1に記
    載のパチンコ遊技場における遊技球補給機構。
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