JPH07102289A - 粉末香料の製造法 - Google Patents
粉末香料の製造法Info
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- JPH07102289A JPH07102289A JP5275037A JP27503793A JPH07102289A JP H07102289 A JPH07102289 A JP H07102289A JP 5275037 A JP5275037 A JP 5275037A JP 27503793 A JP27503793 A JP 27503793A JP H07102289 A JPH07102289 A JP H07102289A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】ゼラチンと水溶性高分子多糖類とネオヘスペリ
ジンジヒドロカルコンとを粉末化基材として使用し香料
を粉末化する。 【効果】従来の粉末香料にない、香味の持続性が改良さ
れた粉末香料の製造法を提供することができた。
ジンジヒドロカルコンとを粉末化基材として使用し香料
を粉末化する。 【効果】従来の粉末香料にない、香味の持続性が改良さ
れた粉末香料の製造法を提供することができた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉末香料の製造法に関す
る。より詳しくは香味の持続性が改良された粉末香料の
製造法に関し、同時に製造工程を通しての香料の残存率
が高く、保管時の香料の残存率が高く、食品等に応用し
た場合、食品等の中での香料の残存率も高く、該食品の
シェルフライフの延長に寄与できる、粉末香料の製造法
に関する。本発明に係る粉末香料は、香料としてチュー
インガムやグミ、スナック類といった菓子類や冷菓、飲
料、調味料をはじめ広く食品一般に使用できるほか、歯
磨き粉や芳香剤などにも広く使用することができる。な
お本発明で香味とは食品等を口に入れ咀嚼した時に感じ
る香味だけでなく、口に入れることなく感じられる香気
をも香味の意味の中に含むものとする。
る。より詳しくは香味の持続性が改良された粉末香料の
製造法に関し、同時に製造工程を通しての香料の残存率
が高く、保管時の香料の残存率が高く、食品等に応用し
た場合、食品等の中での香料の残存率も高く、該食品の
シェルフライフの延長に寄与できる、粉末香料の製造法
に関する。本発明に係る粉末香料は、香料としてチュー
インガムやグミ、スナック類といった菓子類や冷菓、飲
料、調味料をはじめ広く食品一般に使用できるほか、歯
磨き粉や芳香剤などにも広く使用することができる。な
お本発明で香味とは食品等を口に入れ咀嚼した時に感じ
る香味だけでなく、口に入れることなく感じられる香気
をも香味の意味の中に含むものとする。
【0002】
【従来の技術】ゼラチンを用い、カプセルを調製し、そ
の内部に香料等を包含させ、カプセルが破れることで香
料等が放出され、したがって、カプセルが残る限り、香
料等の風味、効果等が持続するという技術が知られてい
る。また、香料、甘味料を含む飲食品にゼラチンを添加
して飲食品の風味を改良する方法が知られている。しか
し、粉末香料においては次の3段階における香料の減
少、劣化が以前からの課題であり、十分な解決策は見い
だされていなかった。 1.粉末香料の製造時での香料の減少、劣化。 2.粉末香料を保管している間の香料の減少、劣化。 3.粉末香料を食品等に応用した場合の該食品等に含ま
れる粉末香料の香料の減少、劣化。 また、粉末香料を直接あるいは間接に口に入れた場合の
香味の持続性の改良も以前からの課題であり、十分な解
決策は見いだされていなかった。
の内部に香料等を包含させ、カプセルが破れることで香
料等が放出され、したがって、カプセルが残る限り、香
料等の風味、効果等が持続するという技術が知られてい
る。また、香料、甘味料を含む飲食品にゼラチンを添加
して飲食品の風味を改良する方法が知られている。しか
し、粉末香料においては次の3段階における香料の減
少、劣化が以前からの課題であり、十分な解決策は見い
だされていなかった。 1.粉末香料の製造時での香料の減少、劣化。 2.粉末香料を保管している間の香料の減少、劣化。 3.粉末香料を食品等に応用した場合の該食品等に含ま
れる粉末香料の香料の減少、劣化。 また、粉末香料を直接あるいは間接に口に入れた場合の
香味の持続性の改良も以前からの課題であり、十分な解
決策は見いだされていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は次の1〜3の
課題を解決した粉末香料の製造法も提供することを目的
とする。 粉末香料の製造時において、香料の残存率を高め、ま
た、香料の劣化を抑制すること。 粉末香料の保管中での経時変化による香料の消失、減
少を抑制すること。 粉末香料を食品等に応用した場合の該食品等に含まれ
る粉末香料の香料の減少、劣化を抑制 すること。 粉末香料を直接、あるいは間接に口に入れた場合の香
味に持続性を付与すること。
課題を解決した粉末香料の製造法も提供することを目的
とする。 粉末香料の製造時において、香料の残存率を高め、ま
た、香料の劣化を抑制すること。 粉末香料の保管中での経時変化による香料の消失、減
少を抑制すること。 粉末香料を食品等に応用した場合の該食品等に含まれ
る粉末香料の香料の減少、劣化を抑制 すること。 粉末香料を直接、あるいは間接に口に入れた場合の香
味に持続性を付与すること。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、香料をゼ
ラチンと水溶性高分子多糖類とネオヘスペリジンジヒド
ロカルコンとを粉末化基材とし粉末化することで上記課
題を解決できることを発見し、発明に至った。本発明者
らは以前に同じ課題の解決を目的としてゼラチンと水溶
性高分子多糖類を粉末化基材とすることを特徴とする技
術を開発したが、本発明に係る粉末香料の製造法はさら
に香料の残存率が高く、製造時、保管中、粉末香料を食
品等に応用した場合の該食品等の中での香料の残存率が
高まり、よい香味を示すことがわかった。粉末化の方法
は、ゼラチンと水溶性高分子多糖類と水と、必要に応じ
デキストリン等の賦形剤を加え均一に溶解した中に、香
料と必要に応じ食用油脂等を加え均質化した後、乾燥さ
せて粉末化させればよい。このとき香料は水溶性、油溶
性を問わず、また液状、粉末状などの形態も問わない。
乾燥の方法は、特に限定されることなく、噴霧乾燥法、
凍結乾燥法、真空乾燥法、遠赤外線乾燥法などを用いる
ことができる。
ラチンと水溶性高分子多糖類とネオヘスペリジンジヒド
ロカルコンとを粉末化基材とし粉末化することで上記課
題を解決できることを発見し、発明に至った。本発明者
らは以前に同じ課題の解決を目的としてゼラチンと水溶
性高分子多糖類を粉末化基材とすることを特徴とする技
術を開発したが、本発明に係る粉末香料の製造法はさら
に香料の残存率が高く、製造時、保管中、粉末香料を食
品等に応用した場合の該食品等の中での香料の残存率が
高まり、よい香味を示すことがわかった。粉末化の方法
は、ゼラチンと水溶性高分子多糖類と水と、必要に応じ
デキストリン等の賦形剤を加え均一に溶解した中に、香
料と必要に応じ食用油脂等を加え均質化した後、乾燥さ
せて粉末化させればよい。このとき香料は水溶性、油溶
性を問わず、また液状、粉末状などの形態も問わない。
乾燥の方法は、特に限定されることなく、噴霧乾燥法、
凍結乾燥法、真空乾燥法、遠赤外線乾燥法などを用いる
ことができる。
【0005】また、ゼラチンは一般に市販されているも
のがよく、酸処理ゼラチンやアルカリ処理ゼラチンもゼ
ラチンの中に含むものとする。水溶性高分子多糖類は特
にガッティガム、ジェランガム、ペクチン、キサンタン
ガム、カラギナン、トラガントガム、カラヤガム、カル
ボキシメチルセルロース(以下CMCと呼ぶ)、アルギ
ン酸塩、アルギン酸誘導体から選ばれる1種または2種
以上が好ましく、これらは一般に市販されているものを
用いることができる。NHDCは、柑橘類などの植物中
の天然フラボノイドであるネオヘスペリジンを原料に水
素添加処理だけで製造されたものを使用することができ
る。ゼラチンと水溶性高分子多糖類の混合比率は、特に
限定はないが、いずれか一方が過剰になると本発明の目
的である製造時、保管中等での香料の減少、劣化の抑制
の度合いが低くなり、粉末香料を口に入れた場合の香味
の持続性の度合いも低くなるため、ゼラチン:水溶性高
分子多糖類=1:10〜10:1(重量基準)が好まし
い。また、NHDCの添加量が多すぎると甘味が強くな
りすぎ、応用した食品等によっては不適なものも生じる
のでその点を考慮に入れなくてはならず、該食品等に対
し0.1〜10000ppmでよい。0.1ppmでの
効果は認められるが、0.1ppm未満では効果が弱
い。
のがよく、酸処理ゼラチンやアルカリ処理ゼラチンもゼ
ラチンの中に含むものとする。水溶性高分子多糖類は特
にガッティガム、ジェランガム、ペクチン、キサンタン
ガム、カラギナン、トラガントガム、カラヤガム、カル
ボキシメチルセルロース(以下CMCと呼ぶ)、アルギ
ン酸塩、アルギン酸誘導体から選ばれる1種または2種
以上が好ましく、これらは一般に市販されているものを
用いることができる。NHDCは、柑橘類などの植物中
の天然フラボノイドであるネオヘスペリジンを原料に水
素添加処理だけで製造されたものを使用することができ
る。ゼラチンと水溶性高分子多糖類の混合比率は、特に
限定はないが、いずれか一方が過剰になると本発明の目
的である製造時、保管中等での香料の減少、劣化の抑制
の度合いが低くなり、粉末香料を口に入れた場合の香味
の持続性の度合いも低くなるため、ゼラチン:水溶性高
分子多糖類=1:10〜10:1(重量基準)が好まし
い。また、NHDCの添加量が多すぎると甘味が強くな
りすぎ、応用した食品等によっては不適なものも生じる
のでその点を考慮に入れなくてはならず、該食品等に対
し0.1〜10000ppmでよい。0.1ppmでの
効果は認められるが、0.1ppm未満では効果が弱
い。
【0006】尚、本発明に係る粉末香料を製造後、その
粉末香料にさらにNHDC含有溶液を用いて再び粉末化
することや、本発明に係る粉末香料にNHDC含有の粉
末を加えることは自由であるが、本発明に係る技術でN
HDCを加えずに製造した粉末香料にNHDC含有溶液
を用いて再び粉末化したりNHDC含有の粉末を加えた
りしても風味の保持率は本発明に係る粉末香料に及ば
ず、本発明は単に加工デンプンとNHDCの効果にとど
まらず、明らかに両者の相乗効果が生じ、従来にない香
味の保持、香味の質に優れた粉末香料が得られることが
わかった。香料を粉末化する際には必要に応じ賦形剤と
してデキストリンなどを加えることもできる。また食用
油脂等も加えることができる。さらに調味料や有機酸、
色素なども自由に加えられる。本発明に係る粉末香料に
より、製造時での香料の減少、劣化が抑制され、保管中
での経時変化における香料の消失、減少が抑制され、さ
らに、粉末香料を食品等に応用した場合の該食品等に含
まれる粉末香料の香料の減少、劣化を抑制することがで
きるようになった。同時に、本発明に係る粉末香料は直
接あるいは間接に口に入れた場合に、持続性のある香味
を示し、また、香味のエンハンス、不快な臭い、苦み、
渋み等のマスキングができることがわかった。
粉末香料にさらにNHDC含有溶液を用いて再び粉末化
することや、本発明に係る粉末香料にNHDC含有の粉
末を加えることは自由であるが、本発明に係る技術でN
HDCを加えずに製造した粉末香料にNHDC含有溶液
を用いて再び粉末化したりNHDC含有の粉末を加えた
りしても風味の保持率は本発明に係る粉末香料に及ば
ず、本発明は単に加工デンプンとNHDCの効果にとど
まらず、明らかに両者の相乗効果が生じ、従来にない香
味の保持、香味の質に優れた粉末香料が得られることが
わかった。香料を粉末化する際には必要に応じ賦形剤と
してデキストリンなどを加えることもできる。また食用
油脂等も加えることができる。さらに調味料や有機酸、
色素なども自由に加えられる。本発明に係る粉末香料に
より、製造時での香料の減少、劣化が抑制され、保管中
での経時変化における香料の消失、減少が抑制され、さ
らに、粉末香料を食品等に応用した場合の該食品等に含
まれる粉末香料の香料の減少、劣化を抑制することがで
きるようになった。同時に、本発明に係る粉末香料は直
接あるいは間接に口に入れた場合に、持続性のある香味
を示し、また、香味のエンハンス、不快な臭い、苦み、
渋み等のマスキングができることがわかった。
【0007】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する
が、実施例は本発明を説明するためのものであり本発明
を制限するものではない。なお以下でNHDC製剤とは
NHDCの水溶液にデキストリンを加え粉末化したもの
で、NHDCの含有率0.001%のものをいう。
が、実施例は本発明を説明するためのものであり本発明
を制限するものではない。なお以下でNHDC製剤とは
NHDCの水溶液にデキストリンを加え粉末化したもの
で、NHDCの含有率0.001%のものをいう。
【0008】実施例1 まず桜のチップを用い定法によりくん液を得た。次に以
下の処方でくん液の粉末香料を調製した。 くん液 0.2g 食用油脂 5g デキストリン 74g ゼラチンとガッティガムの2:1混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分10
0g) まずデキストリンとゼラチン、ガッティガムの2:1混
合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30分
間攪拌しながら溶解させた。次にくん液と食用油脂を加
え、70℃に調整し、ホモジナイザで180kg/cm
2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾
燥させてくん液の粉末香料を得た(以下粉末香料1と呼
ぶ)。なおガッティガムとNHDCは市販品を用いた。
下の処方でくん液の粉末香料を調製した。 くん液 0.2g 食用油脂 5g デキストリン 74g ゼラチンとガッティガムの2:1混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分10
0g) まずデキストリンとゼラチン、ガッティガムの2:1混
合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30分
間攪拌しながら溶解させた。次にくん液と食用油脂を加
え、70℃に調整し、ホモジナイザで180kg/cm
2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾
燥させてくん液の粉末香料を得た(以下粉末香料1と呼
ぶ)。なおガッティガムとNHDCは市販品を用いた。
【0009】実施例2 以下の処方でくん液の粉末香料を調製した。 くん液 0.2g 食用油脂 5g デキストリン 74g ゼラチンとガッティガムの1:1混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g
(固形分100g) まず、デキストリンとゼラチン、ガッティガムの1:1
混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30
分間攪拌しながら溶解させた。次にくん液と食用油脂を
加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180kg/c
m2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧
乾燥させてくん液の粉末香料を得た(以下粉末香料2と
呼ぶ)。なおガッティガム、NHDCは実施例1と同じ
市販品を用いた。
(固形分100g) まず、デキストリンとゼラチン、ガッティガムの1:1
混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30
分間攪拌しながら溶解させた。次にくん液と食用油脂を
加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180kg/c
m2の条件で均質化した後、スプレードライヤーで噴霧
乾燥させてくん液の粉末香料を得た(以下粉末香料2と
呼ぶ)。なおガッティガム、NHDCは実施例1と同じ
市販品を用いた。
【0010】実施例3 以下の処方でくん液の粉末香料を調製した。 くん液 0.2g 食用油脂 5g デキストリン 74g ゼラチンとガッティガムの5:1混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分10
0g) まず、デキストリンとゼラチン、ガッティガムの5:1
混合物、水を混合し85℃に加熱し30分間攪拌しなが
ら溶解させた。次にくん液と食用油脂を加え、70℃に
調整し、ホモジナイザで180kg/cm2の条件で均
質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させてくん
液の粉末香料を得た(以下粉末香料3と呼ぶ)。なおガ
ッティガムは実施例1と同じ市販品を用いた。
0g) まず、デキストリンとゼラチン、ガッティガムの5:1
混合物、水を混合し85℃に加熱し30分間攪拌しなが
ら溶解させた。次にくん液と食用油脂を加え、70℃に
調整し、ホモジナイザで180kg/cm2の条件で均
質化した後、スプレードライヤーで噴霧乾燥させてくん
液の粉末香料を得た(以下粉末香料3と呼ぶ)。なおガ
ッティガムは実施例1と同じ市販品を用いた。
【0011】実施例4 実施例1、2、3で得られた粉末香料を等量ずつ粉体混
合し均一にし、粉末香料を得た(以下粉末香料4と呼
ぶ)。
合し均一にし、粉末香料を得た(以下粉末香料4と呼
ぶ)。
【0012】実施例5 以下の処方でくん液の粉末香料を調製した。 くん液 0.2g 食用油脂 5g デキストリン 74g ゼラチン 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分100g) まずデキストリン、ゼラチン、水を混合し85℃に加熱
し30分間攪拌しながら溶解させた。次にくん液と食用
油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180k
g/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤー
で噴霧乾燥させてくん液の粉末香料を得た(以下対照品
1と呼ぶ)。なおゼラチンは実施例1と同じ市販品を用
いた。こうして得られた粉末香料と実施例1、2、3で
得られた粉末香料とを等量ずつ粉体混合し均一にし、粉
末香料を得た(以下粉末香料5と呼ぶ)。
し30分間攪拌しながら溶解させた。次にくん液と食用
油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180k
g/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤー
で噴霧乾燥させてくん液の粉末香料を得た(以下対照品
1と呼ぶ)。なおゼラチンは実施例1と同じ市販品を用
いた。こうして得られた粉末香料と実施例1、2、3で
得られた粉末香料とを等量ずつ粉体混合し均一にし、粉
末香料を得た(以下粉末香料5と呼ぶ)。
【0013】実験例1 以下の処方でくん液の粉末香料を調製した。 くん液 0.2g 食用油脂 5g デキストリン 75g ガッティガム 20g 水 200g 合計 300g(固形分100g) まずデキストリン、ガッティガム、水を混合し85℃に
加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。次にくん液と
食用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで18
0kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードライ
ヤーで噴霧乾燥させてくん液の粉末香料を得た(以下対
照品2と呼ぶ)。なおガッティガムは実施例1と同じ市
販品を用いた。
加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。次にくん液と
食用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで18
0kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードライ
ヤーで噴霧乾燥させてくん液の粉末香料を得た(以下対
照品2と呼ぶ)。なおガッティガムは実施例1と同じ市
販品を用いた。
【0014】次にイカの足と頭および内蔵を除いたもの
を天日で1週間乾燥させたもの(以下乾燥イカと呼ぶ)
を5%砂糖液につけ、軽く水切りをした後これに実施例
1〜5で得られた粉末香料1〜5と実施例5および上記
で得られた対照品1〜2をそれぞれまぶし、40℃で3
0分間乾燥させ、一夜室温で放置し、翌日30名のパネ
ラーに100秒間噛んでもらい、香味の評価をした。表
1に評価値の平均値を記号によって示す。結果は対照品
1〜2に比べ粉末香料1〜3は明らかに香味の出方が遅
くなり、粉末香料4は粉末香料1〜3を合計した香味の
出方を示すことが認められた。また粉末香料5は噛みは
じめから安定した持続した香味を示すことが認められ
た。また、対照品1では、大豆由来水溶性ヘミセルロー
ス独特の風味が少し感じられたが、粉末香料1〜5につ
いては大豆由来水溶性ヘミセルロースの嫌味は感じず、
それとは逆にメントールの香味が強く感じられた。
を天日で1週間乾燥させたもの(以下乾燥イカと呼ぶ)
を5%砂糖液につけ、軽く水切りをした後これに実施例
1〜5で得られた粉末香料1〜5と実施例5および上記
で得られた対照品1〜2をそれぞれまぶし、40℃で3
0分間乾燥させ、一夜室温で放置し、翌日30名のパネ
ラーに100秒間噛んでもらい、香味の評価をした。表
1に評価値の平均値を記号によって示す。結果は対照品
1〜2に比べ粉末香料1〜3は明らかに香味の出方が遅
くなり、粉末香料4は粉末香料1〜3を合計した香味の
出方を示すことが認められた。また粉末香料5は噛みは
じめから安定した持続した香味を示すことが認められ
た。また、対照品1では、大豆由来水溶性ヘミセルロー
ス独特の風味が少し感じられたが、粉末香料1〜5につ
いては大豆由来水溶性ヘミセルロースの嫌味は感じず、
それとは逆にメントールの香味が強く感じられた。
【0015】
【表1】 凡例 +++ : 香味がよくでている ++ : 香味がでている + : 香味が感じられる ± : 香味がわずかに感じられる − : 香味はほとんど感じられない
【0016】実施例6 以下の処方でl−メントールの粉末香料を調製した。 l−メントール 25g 食用油脂 5g デキストリン 49g ゼラチンとガッティガムの10:1混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分10
0g) まずデキストリンとゼラチン、ガッティガムの10:1
混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30
分間攪拌しながら溶解させた。次にl−メントールと食
用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180
kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤ
ーで噴霧乾燥させてl−メントールの粉末香料を得た
(以下粉末香料6と呼ぶ)。なおガッティガム、NHD
Cは実施例1と同じ市販品を用いた。
0g) まずデキストリンとゼラチン、ガッティガムの10:1
混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30
分間攪拌しながら溶解させた。次にl−メントールと食
用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180
kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤ
ーで噴霧乾燥させてl−メントールの粉末香料を得た
(以下粉末香料6と呼ぶ)。なおガッティガム、NHD
Cは実施例1と同じ市販品を用いた。
【0017】実施例7 以下の処方でl−メントールの粉末香料を調製した。 l−メントール 25g 食用油脂 5g デキストリン 49g ゼラチンとガッチィガムの1:2混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分10
0g) まずデキストリンとゼラチン、ガッティガムの1:2混
合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30分
間攪拌しながら溶解させた。次にl−メントールと食用
油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180k
g/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤー
で噴霧乾燥させてl−メントールの粉末香料を得た(以
下粉末香料7と呼ぶ)。なおガッティガム、NHDCは
実施例1と同じ市販品を用いた。
0g) まずデキストリンとゼラチン、ガッティガムの1:2混
合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30分
間攪拌しながら溶解させた。次にl−メントールと食用
油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180k
g/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤー
で噴霧乾燥させてl−メントールの粉末香料を得た(以
下粉末香料7と呼ぶ)。なおガッティガム、NHDCは
実施例1と同じ市販品を用いた。
【0018】実施例8 以下の処方でl−メントールの粉末香料を調製した。 l−メントール 25g 食用油脂 5g デキストリン 49g ゼラチンとガッティガムの1:5混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分10
0g) まずデキストリンとゼラチン、ガッティガムの1:5混
合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30分
間攪拌しながら溶解させた。次にl−メントールと食用
油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180k
g/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤー
で噴霧乾燥させてl−メントールの粉末香料を得た(以
下粉末香料8と呼ぶ)。なおガッティガム、NHDCは
実施例1と同じ市販品を用いた。
0g) まずデキストリンとゼラチン、ガッティガムの1:5混
合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30分
間攪拌しながら溶解させた。次にl−メントールと食用
油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180k
g/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤー
で噴霧乾燥させてl−メントールの粉末香料を得た(以
下粉末香料8と呼ぶ)。なおガッティガム、NHDCは
実施例1と同じ市販品を用いた。
【0019】実施例9 以下の処方でl−メントールの粉末香料を調製した。 l−メントール 25g 食用油脂 5g デキストリン 49g ゼラチンとガッティガムの1:10混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分10
0g) まずデキストリンとゼラチン、ガッティガムの1:10
混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30
分間攪拌しながら溶解させた。次にl−メントールと食
用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180
kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤ
ーで噴霧乾燥させてl−メントールの粉末香料を得た
(以下粉末香料9と呼ぶ)。なおガッティガム、NHD
Cは実施例1と同じ市販品を用いた。
0g) まずデキストリンとゼラチン、ガッティガムの1:10
混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30
分間攪拌しながら溶解させた。次にl−メントールと食
用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザで180
kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤ
ーで噴霧乾燥させてl−メントールの粉末香料を得た
(以下粉末香料9と呼ぶ)。なおガッティガム、NHD
Cは実施例1と同じ市販品を用いた。
【0020】実験例2 実施例1〜3で得られた粉末香料1〜3と実験例6〜9
で得られた粉末香料6〜9をそれぞれ3%ずつ市販の無
香料練り歯磨き粉に練り込み、30名のパネラーに5分
間歯を磨いてもらい、香味発現および香味消失の官能評
価をみた。
で得られた粉末香料6〜9をそれぞれ3%ずつ市販の無
香料練り歯磨き粉に練り込み、30名のパネラーに5分
間歯を磨いてもらい、香味発現および香味消失の官能評
価をみた。
【0021】
【表2】 香味の強さ 香味の持続性 ◎>○>△>× ◎>○>△>× 強い←→弱い 持続する←→持続しない
【0022】実施例10 以下の処方でオレンジオイルの粉末香料を調製した。 オレンジオイル 60g 食用油脂 5g デキストリン 14g ゼラチンとシュガービートペクチンの10:1混合物
20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g
(固形分100g) まずデキストリンとゼラチン、シュガービートペクチン
の10:1混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に
加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。次にオレンジ
オイルと食用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイ
ザで180kg/cm2の条件で均質化した後、スプレ
ードライヤーで噴霧乾燥させてオレンジオイルの粉末香
料を得た(以下粉末香料10と呼ぶ)。なおシュガービ
ートペクチン、NHDCは市販品を用いた。
20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g
(固形分100g) まずデキストリンとゼラチン、シュガービートペクチン
の10:1混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に
加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。次にオレンジ
オイルと食用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイ
ザで180kg/cm2の条件で均質化した後、スプレ
ードライヤーで噴霧乾燥させてオレンジオイルの粉末香
料を得た(以下粉末香料10と呼ぶ)。なおシュガービ
ートペクチン、NHDCは市販品を用いた。
【0023】実施例11 実施例10と同様の方法で、ゼラチンとシュガービート
ペクチンの混合物だけがゼラチンとシュガービートペク
チンの比率が5:1のものにかえた粉末香料を調製した
(以下粉末香料11と呼ぶ)。
ペクチンの混合物だけがゼラチンとシュガービートペク
チンの比率が5:1のものにかえた粉末香料を調製した
(以下粉末香料11と呼ぶ)。
【0024】実施例12 実施例10と同様の方法で、ゼラチンとシュガービート
ペクチンの混合物だけがゼラチンとシュガービートペク
チンの比率が1:1のものにかえた粉末香料を調製した
(以下粉末香料12と呼ぶ)。
ペクチンの混合物だけがゼラチンとシュガービートペク
チンの比率が1:1のものにかえた粉末香料を調製した
(以下粉末香料12と呼ぶ)。
【0025】実施例13 実施例10と同様の方法で、ゼラチンとシュガービート
ペクチンの混合物だけがゼラチンとシュガービートペク
チンの比率が1:5のものにかえた粉末香料を調製した
(以下粉末香料13と呼ぶ)。
ペクチンの混合物だけがゼラチンとシュガービートペク
チンの比率が1:5のものにかえた粉末香料を調製した
(以下粉末香料13と呼ぶ)。
【0026】実施例14 実施例10と同様の方法で、ゼラチンとシュガービート
ペクチンの混合物だけがゼラチンとシュガービートペク
チンの比率が1:10:4のものにかえた粉末香料を調
製した(以下粉末香料14と呼ぶ)。
ペクチンの混合物だけがゼラチンとシュガービートペク
チンの比率が1:10:4のものにかえた粉末香料を調
製した(以下粉末香料14と呼ぶ)。
【002】実験例3 以下の処方でオレンジオイルl−メントールの粉末香料
を調製した。 オレンジオイル 60g 食用油脂 5g デキストリン 15g アラビアガム 20g 水 200g 合計 300g(固形分
100g) まずデキストリン、アラビアガム、水を混合し85℃に
加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。次にアラビア
ガムと食用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザ
で180kg/cm2の条件で均質化した後、スプレー
ドライヤーで噴霧乾燥させてアラビアガムの粉末香料を
得た(以下参照品1と呼ぶ)。
を調製した。 オレンジオイル 60g 食用油脂 5g デキストリン 15g アラビアガム 20g 水 200g 合計 300g(固形分
100g) まずデキストリン、アラビアガム、水を混合し85℃に
加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。次にアラビア
ガムと食用油脂を加え、70℃に調整し、ホモジナイザ
で180kg/cm2の条件で均質化した後、スプレー
ドライヤーで噴霧乾燥させてアラビアガムの粉末香料を
得た(以下参照品1と呼ぶ)。
【0028】実施例10〜14で得られた粉末香料10
〜14と上記参考品1とを、製造直後、製造後40℃で
1 月保管後、製造後40℃で3カ月保管後にそれぞれ
1000倍容の水に希釈し、30名のパネラーに香味を
官能評価してもらった。官能評価は製造直後の粉末香料
10の香味の残存度を10とし、これを基準として1〜
10の10段階で評価する方法をとった。その結果を表
3に示す。結果はアラビアガムを用いた通常の粉末香料
に比べ、本発明に係る粉末香料は製造工程を通しての香
料の残存率が高く、経時変化での香料の残存率も高くな
ることが示された。
〜14と上記参考品1とを、製造直後、製造後40℃で
1 月保管後、製造後40℃で3カ月保管後にそれぞれ
1000倍容の水に希釈し、30名のパネラーに香味を
官能評価してもらった。官能評価は製造直後の粉末香料
10の香味の残存度を10とし、これを基準として1〜
10の10段階で評価する方法をとった。その結果を表
3に示す。結果はアラビアガムを用いた通常の粉末香料
に比べ、本発明に係る粉末香料は製造工程を通しての香
料の残存率が高く、経時変化での香料の残存率も高くな
ることが示された。
【0029】
【表3】 香味の強さ ◎>○>△>× 強い←→弱い
【0030】実施例15 以下の処方で1−メントールの粉末香料を調製した。 1−メントール 25g 食用油脂 5g デキストリン 49g ゼラチン、グァーガム、ペクチンの5:1:1混合物
20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分1
00g) まずデキストリンのゼラチン、グァーガム、ペクチンの
5:1:1の混合物、NHDC製剤、水を混ぜて85℃
に加熱し30分間攪拌しながら溶解された。次に1−メ
ントールと食用油脂を加え、70℃に調製し、ホモジナ
イザで180kg/cm2の条件で均質化した後、スプ
レードライヤーで噴霧乾燥させて1−メントールの粉末
香料を得た。(以下粉末香料15と呼ぶ)。なおグァー
ガム、ペクチン、NHDCは市販品を用いた。
20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分1
00g) まずデキストリンのゼラチン、グァーガム、ペクチンの
5:1:1の混合物、NHDC製剤、水を混ぜて85℃
に加熱し30分間攪拌しながら溶解された。次に1−メ
ントールと食用油脂を加え、70℃に調製し、ホモジナ
イザで180kg/cm2の条件で均質化した後、スプ
レードライヤーで噴霧乾燥させて1−メントールの粉末
香料を得た。(以下粉末香料15と呼ぶ)。なおグァー
ガム、ペクチン、NHDCは市販品を用いた。
【0031】実験例3 実施例15と同じ処方、調製法でゼラチン、グァーガ
ム、ペクチンの5:1:1混合物およびNHDC製剤の
代わりにアラビアガムのみを用いて調製した。(以下対
照品3と呼ぶ)。粉末香料15と対照品3とを20名の
パネラーを用い製造直後、製造後40℃にて1カ月、お
よび3カ月保管後に1000倍容の水で希釈し、また製
造後チューインガムのガムベースに練りこんで半年間保
管後に3分間かんでもらって、官能評価をした。その結
果を表4に示す。香味の強さは対照品、従来品と比べて
製造直後から明らかに強い香味を示し、香料の残存率が
より高いことがわかった。40℃での保管でも対照品に
比べ香料がよく残存しよい香味を保持していることがわ
かった。また香味の持続性は対照品では認められず、本
発明品のみが持続性を示すことが明らかになった。
ム、ペクチンの5:1:1混合物およびNHDC製剤の
代わりにアラビアガムのみを用いて調製した。(以下対
照品3と呼ぶ)。粉末香料15と対照品3とを20名の
パネラーを用い製造直後、製造後40℃にて1カ月、お
よび3カ月保管後に1000倍容の水で希釈し、また製
造後チューインガムのガムベースに練りこんで半年間保
管後に3分間かんでもらって、官能評価をした。その結
果を表4に示す。香味の強さは対照品、従来品と比べて
製造直後から明らかに強い香味を示し、香料の残存率が
より高いことがわかった。40℃での保管でも対照品に
比べ香料がよく残存しよい香味を保持していることがわ
かった。また香味の持続性は対照品では認められず、本
発明品のみが持続性を示すことが明らかになった。
【0032】
【表4】
【0033】実施例16 以下の処方でレモンオイルの粉末香料を調製した。 レモンオイル 60g 食用油脂 5g デキストリン 14g ゼラチン、タマリンド種子多糖類の1:2混合物 20
g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分1
00g) まず、デキストリンとゼラチン、タマリンド種子多糖類
1:2混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱
し30分間攪拌しながら溶解させた。次にレモンオイル
と食用油脂を加え、70℃に調製し、ホモジナイザで1
80kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードラ
イヤーで噴霧乾燥させてレモンオイルの粉末香料を得た
(以下粉末香料16と呼ぶ)。なおNHDC、タマリン
ド種子多糖類は市販品を用いた。
g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分1
00g) まず、デキストリンとゼラチン、タマリンド種子多糖類
1:2混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱
し30分間攪拌しながら溶解させた。次にレモンオイル
と食用油脂を加え、70℃に調製し、ホモジナイザで1
80kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードラ
イヤーで噴霧乾燥させてレモンオイルの粉末香料を得た
(以下粉末香料16と呼ぶ)。なおNHDC、タマリン
ド種子多糖類は市販品を用いた。
【0034】実験例4 実施例16と同じ処方、調製法でゼラチン、タマリンド
種子多糖類の1:2混合物およびNHDC製剤の代わり
にアラビアガムのみを用いて調製した(以下対照品4と
呼ぶ)。粉末香料16と対照品4とを20名のパネラー
を用い製造直後、製造後40℃にて1カ月、および3カ
月保管後に1000倍容の水で希釈し、また製造後チュ
ーインガムのガムベースに練りこんで半年間保管後に3
分間かんでもらって、官能評価をした。その結果を表5
に示す。香味の強さは対照品、従来品と比べて製造直後
から明らかに強い香味を示し、香料の残存率がより高い
ことがわかった。40℃での保管でも対照品、従来品に
比べ香料がよく残存しよい香味を保持していることがわ
かった。また香味の持続性は対照品では認められず、本
発明品のみが持続性を示すことが明らかになった。
種子多糖類の1:2混合物およびNHDC製剤の代わり
にアラビアガムのみを用いて調製した(以下対照品4と
呼ぶ)。粉末香料16と対照品4とを20名のパネラー
を用い製造直後、製造後40℃にて1カ月、および3カ
月保管後に1000倍容の水で希釈し、また製造後チュ
ーインガムのガムベースに練りこんで半年間保管後に3
分間かんでもらって、官能評価をした。その結果を表5
に示す。香味の強さは対照品、従来品と比べて製造直後
から明らかに強い香味を示し、香料の残存率がより高い
ことがわかった。40℃での保管でも対照品、従来品に
比べ香料がよく残存しよい香味を保持していることがわ
かった。また香味の持続性は対照品では認められず、本
発明品のみが持続性を示すことが明らかになった。
【0035】
【表5】
【0036】実施例17 以下の処方でレモンオイルの粉末香料を調製した。 レモンオイル 60g 食用油脂 5g デキストリン 14g ゼラチン、トラガントガム、CMCの3:4:5混合物
20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形
分100g) まず、デキストリンとゼラチン、トラガントガム、CM
C、の3:4:5混合物、NHDC製剤、水を混合し8
5℃に加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。次にレ
モンオイルと食用油脂を加え、70℃に調製し、ホモジ
ナイザで180kg/cm2の条件で均質化した後、ス
プレードライヤーで噴霧乾燥させてレモンオイルの粉末
香料を得た。(以下本発明品6と呼ぶ)なおトラガント
ガム、CMC、NHDCは市販品を用いた。
20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形
分100g) まず、デキストリンとゼラチン、トラガントガム、CM
C、の3:4:5混合物、NHDC製剤、水を混合し8
5℃に加熱し30分間攪拌しながら溶解させた。次にレ
モンオイルと食用油脂を加え、70℃に調製し、ホモジ
ナイザで180kg/cm2の条件で均質化した後、ス
プレードライヤーで噴霧乾燥させてレモンオイルの粉末
香料を得た。(以下本発明品6と呼ぶ)なおトラガント
ガム、CMC、NHDCは市販品を用いた。
【0037】実験例5 実施例17と同じ処方、調製法でゼラチン、トラガント
ガム、CMCの3:4:5混合物およびNHDC製剤の
代わりにアラビアガムのみを用いて調製した(以下対照
品5と呼ぶ)。粉末香料17と対照品5とを20名のパ
ネラーを用い製造直後、製造後40℃にて1カ月、およ
び3カ月保管後に1000倍容の水で希釈し、また製造
後チューインガムのガムベースに練りこんで半年間保管
後に3分間かんでもらって、官能評価をした。その結果
を表6に示す。香味の強さは対照品、従来品と比べて製
造直後から明らかに強い香味を示し、香料の残存率がよ
り高いことがわかった。40℃での保管でも対照品、従
来品に比べ香料がよく残存しよい香味を保持しているこ
とがわかった。また香味の持続性は対照品、従来品では
認められず、本発明品のみが持続性を示すことが明らか
になった。
ガム、CMCの3:4:5混合物およびNHDC製剤の
代わりにアラビアガムのみを用いて調製した(以下対照
品5と呼ぶ)。粉末香料17と対照品5とを20名のパ
ネラーを用い製造直後、製造後40℃にて1カ月、およ
び3カ月保管後に1000倍容の水で希釈し、また製造
後チューインガムのガムベースに練りこんで半年間保管
後に3分間かんでもらって、官能評価をした。その結果
を表6に示す。香味の強さは対照品、従来品と比べて製
造直後から明らかに強い香味を示し、香料の残存率がよ
り高いことがわかった。40℃での保管でも対照品、従
来品に比べ香料がよく残存しよい香味を保持しているこ
とがわかった。また香味の持続性は対照品、従来品では
認められず、本発明品のみが持続性を示すことが明らか
になった。
【0038】
【表6】
【0039】実施例18 以下の処方でレモンオイルの粉末香料を調製した。 とうがらしエキス 60g 食用油脂 5g デキストリン 14g ゼラチン、キサンタンガムの2:1混合物 20g NHDC製剤 1g 水 200g 合計 300g(固形分100
g) まず、デキストリンとゼラチン、キサンタンガム2:1
混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30
分間攪拌しながら溶解させた。次にオレンジオイルと食
用油脂を加え、70℃に調製し、ホモジナイザで180
kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤ
ーで噴霧乾燥させてレモンオイルの粉末香料を得た。
(以下粉末香料18と呼ぶ)なおキサンタンガム、NH
DCは市販品を用いた。
g) まず、デキストリンとゼラチン、キサンタンガム2:1
混合物、NHDC製剤、水を混合し85℃に加熱し30
分間攪拌しながら溶解させた。次にオレンジオイルと食
用油脂を加え、70℃に調製し、ホモジナイザで180
kg/cm2の条件で均質化した後、スプレードライヤ
ーで噴霧乾燥させてレモンオイルの粉末香料を得た。
(以下粉末香料18と呼ぶ)なおキサンタンガム、NH
DCは市販品を用いた。
【0040】実験例6 実施例18と同じ処方、調製法でゼラチン、キサンタン
ガムの2:1混合物およびNHDC製剤の代わりにアラ
ビアガムのみを用いて調製した。(以下対照品6と呼
ぶ)調味料液に漬けたイカの一夜干しに粉末香料18,
対照品6を同じ量だけ振りかけたものを、20名のパネ
ラーを用いて官能検査した結果、香味の強さは対照品と
比べて製造直後から明らかに強い香味を示し、香料の残
存率がより高いことがわかった。また香味の持続性は対
照品では認められず、本発明品は持続性を示すことが明
らかになった。
ガムの2:1混合物およびNHDC製剤の代わりにアラ
ビアガムのみを用いて調製した。(以下対照品6と呼
ぶ)調味料液に漬けたイカの一夜干しに粉末香料18,
対照品6を同じ量だけ振りかけたものを、20名のパネ
ラーを用いて官能検査した結果、香味の強さは対照品と
比べて製造直後から明らかに強い香味を示し、香料の残
存率がより高いことがわかった。また香味の持続性は対
照品では認められず、本発明品は持続性を示すことが明
らかになった。
Claims (2)
- 【請求項1】 ゼラチンと水溶性高分子多糖類とネオヘ
スペリジンジヒドロカルコンとを粉末化基材として香料
を粉末化することを特徴とする粉末香料の製造法。 - 【請求項2】 水溶性高分子多糖類が、ガッティガム、
ジェランガム、ペクチン、キサンタンガム、カラギナ
ン、トラガントガム、カラヤガム、カルボキシメチルセ
ルロース、アルギン酸塩、アルギン酸誘導体、水溶性ヘ
ミセルロースから選ばれる1種または2種以上である請
求項1記載の粉末香料の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5275037A JPH07102289A (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 粉末香料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5275037A JPH07102289A (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 粉末香料の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07102289A true JPH07102289A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17549993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5275037A Pending JPH07102289A (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 粉末香料の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102289A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0736258A3 (en) * | 1995-04-03 | 1997-12-03 | San-Ei Gen F.F.I., Inc. | Coating composition for a frozen dessert and a method for coating the same |
| US6238711B1 (en) | 1998-11-25 | 2001-05-29 | Wm. Wrigley Jr. Company | Chewing gum with increased flavor release using an aliginate material and method of making |
-
1993
- 1993-10-05 JP JP5275037A patent/JPH07102289A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0736258A3 (en) * | 1995-04-03 | 1997-12-03 | San-Ei Gen F.F.I., Inc. | Coating composition for a frozen dessert and a method for coating the same |
| US6238711B1 (en) | 1998-11-25 | 2001-05-29 | Wm. Wrigley Jr. Company | Chewing gum with increased flavor release using an aliginate material and method of making |
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