JPH07103126B2 - 4″及び4′−アルキルチオ−アベルメクチン誘導体 - Google Patents
4″及び4′−アルキルチオ−アベルメクチン誘導体Info
- Publication number
- JPH07103126B2 JPH07103126B2 JP4121013A JP12101392A JPH07103126B2 JP H07103126 B2 JPH07103126 B2 JP H07103126B2 JP 4121013 A JP4121013 A JP 4121013A JP 12101392 A JP12101392 A JP 12101392A JP H07103126 B2 JPH07103126 B2 JP H07103126B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- avermectin
- deoxy
- epi
- hydroxyethyl
- alkyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H19/00—Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
- C07H19/01—Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing oxygen
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P33/00—Antiparasitic agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P33/00—Antiparasitic agents
- A61P33/10—Anthelmintics
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【0001】アベルメクチンという用語はストレプトミ
セス・アベルミチリス(Streptomyces avermitilis) の
アベルメクチン生産菌株の発酵ブロスから単離された一
連の化合物及びその誘導体を記述するために使用される
ものである。本培養菌の形態学的特徴はアメリカ合衆国
特許第4,310,519号に完全に記述されている。
アベルメクチン化合物は一連のマクロライドであり、そ
の各々は13の位置を4−(α−L−オレアンドロシ
ル)−α−L−オレアンドロース基で置換されている。
本発明のアベルメクチン化合物及び誘導体は極めて高い
駆虫及び抗感染活性を有している。
セス・アベルミチリス(Streptomyces avermitilis) の
アベルメクチン生産菌株の発酵ブロスから単離された一
連の化合物及びその誘導体を記述するために使用される
ものである。本培養菌の形態学的特徴はアメリカ合衆国
特許第4,310,519号に完全に記述されている。
アベルメクチン化合物は一連のマクロライドであり、そ
の各々は13の位置を4−(α−L−オレアンドロシ
ル)−α−L−オレアンドロース基で置換されている。
本発明のアベルメクチン化合物及び誘導体は極めて高い
駆虫及び抗感染活性を有している。
【0002】発酵ブロスから単離された一連のアベルメ
クチン化合物は次の構造を有する:
クチン化合物は次の構造を有する:
【化5】 ここで、R5 は下記の構造の4′−α−(L−オレアン
ドロシル)−α−L−オレアンドロシルオキシ基であっ
て、
ドロシル)−α−L−オレアンドロシルオキシ基であっ
て、
【化6】 ここで22、23の位置のAは単又は二重結合を示す;
R1 は水素又はヒドロキシであり、Aが単結合を示す場
合のみヒドロキシである;R2 はイソ・プロピル又はse
c −ブチルである;及びR3 はメトキシ又はヒドロキシ
である。
R1 は水素又はヒドロキシであり、Aが単結合を示す場
合のみヒドロキシである;R2 はイソ・プロピル又はse
c −ブチルである;及びR3 はメトキシ又はヒドロキシ
である。
【0003】8種類のアベルメクチン天然生産化合物が
存在し、それらは個々の化合物の構造に基づいてA1
a、A1b、A2a、A2b、B1a、B1b、B2
a、及びB2bという名称が与えられている。前述の構
造式において、個々のアベルメクチン化合物は下記のよ
うに記述される(R基は4′−α−(L−オレアンドロ
シル)−α−L−オレアンドロシルオキシである)。 (A) R1 R2 R3 A1a 二重結合 −− sec −ブチル −OCH3 A1b 二重結合 −− イソ・プロピル −OCH3 A2a 単結合 −OH sec −ブチル −OCH3 A2b 単結合 −OH イソ・プロピル −OCH3 B1a 二重結合 −− sec −ブチル −OH B1b 二重結合 −− イソ・プロピル −OH B2a 単結合 −OH sec −ブチル −OH B2b 単結合 −OH イソ・プロピル −OH
存在し、それらは個々の化合物の構造に基づいてA1
a、A1b、A2a、A2b、B1a、B1b、B2
a、及びB2bという名称が与えられている。前述の構
造式において、個々のアベルメクチン化合物は下記のよ
うに記述される(R基は4′−α−(L−オレアンドロ
シル)−α−L−オレアンドロシルオキシである)。 (A) R1 R2 R3 A1a 二重結合 −− sec −ブチル −OCH3 A1b 二重結合 −− イソ・プロピル −OCH3 A2a 単結合 −OH sec −ブチル −OCH3 A2b 単結合 −OH イソ・プロピル −OCH3 B1a 二重結合 −− sec −ブチル −OH B1b 二重結合 −− イソ・プロピル −OH B2a 単結合 −OH sec −ブチル −OH B2b 単結合 −OH イソ・プロピル −OH
【0004】アベルメクチン化合物は一般にa及びb化
合物の混合物として単離される。このような化合物はR
2 置換基の性質だけが異なり、少しの構造的差異はこれ
らの化合物の単離手順、化学的反応性及び生物的活性に
殆ど影響しないことが見出だされている。これらの25
−イソ−プロピル又は25−sec −ブチル置換基を含む
天然アベルメクチンの他に、極めて近い誘導体であっ
て、その他の分枝又は環状の24−アルキル又は25−
アルケニル置換基を持ち、酸素、硫黄、窒素、及びハロ
ゲンのようなヘテロ原子によってさらに置換された誘導
体を含めたものが文献で知られている。これらの誘導体
は欧州特許出願第0,214,731号で公知であり、
充分に記述されている発酵手順に調整し、追加を行うこ
とで得られる。
合物の混合物として単離される。このような化合物はR
2 置換基の性質だけが異なり、少しの構造的差異はこれ
らの化合物の単離手順、化学的反応性及び生物的活性に
殆ど影響しないことが見出だされている。これらの25
−イソ−プロピル又は25−sec −ブチル置換基を含む
天然アベルメクチンの他に、極めて近い誘導体であっ
て、その他の分枝又は環状の24−アルキル又は25−
アルケニル置換基を持ち、酸素、硫黄、窒素、及びハロ
ゲンのようなヘテロ原子によってさらに置換された誘導
体を含めたものが文献で知られている。これらの誘導体
は欧州特許出願第0,214,731号で公知であり、
充分に記述されている発酵手順に調整し、追加を行うこ
とで得られる。
【0005】アベルメクチンは放線菌・ストレプトミセ
ス・アベルミチリスを使用した微生物発酵の生産物であ
る。これらの微生物は大部分のアベルメクチン炭素鎖用
のブロックを形成するために酢酸塩及びプロピオン酸塩
を使用し、この炭素鎖は次に微生物酵素によりさらに変
化して完全なアベルメクチン分子が得られる。しかし、
この炭素位置での炭素C−25及び2−プロピル及び2
−ブチル置換基が酢酸塩又はプロピオン酸塩構成部分か
ら由来せず、アミノ酸であるL−バリン及びL−イソロ
イシンからそれぞれ由来することが知られている。これ
らの酸はチェン(Chen) 等.,アブストラクト・ペーパ
ー・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ(Abst
r. Pap. Am. Chem. S oc.)(186会議.,MBTD
28、1983年)により報告されているように、次に
アベルメクチンの構造に直接組み込まれ2−プロピル及
び2−ブチル・C−25置換基が得られることが見出だ
されている。シクロ吉草酸、シクロ酪酸、2−メチル吉
草酸、2−メチルヘキサン酸、チオフェン−3−カルボ
ン酸及びその他のような他の酸を多量にストレプトミセ
ス・アベルミチリスのブロスに加えると、微生物がこれ
らの酸を置換基として受容し、新規なC−25置換基の
形でこれらの酸を含む少量のアベルメクチンを作るよう
になることが欧州特許出願第0,214,731号に開
示されている。このようなアベルメクチン誘導体の例は
次の通りである: 25−(チエン−3−イル)−25−デス−(2−ブチ
ル)−アベルメクチンA2a 25−(シクロヘクス−3−エニル)−25−デス−
(2−ブチル)−アベルメクチン A2a 25−シクロヘキシル−25−デス−(2−ブチル)−
アベルメクチン A2a 25−(1−メチルチオエチル)−25−デス−(2−
ブチル)−アベルメクチン A2a 25−(2−メチルシクロプロピル)−25−デス−
(2−ブチル)−アベルメクチン A2a。 C−25基として2−ペンチル及び2−ヘキシル基を含
むアベルメクチン“c”及び“d”を生産する同様の実
験はティ.エス.チェン(T. S. Chen) 等.,アーキテ
クチャー.バイオケミストリー.バイオフィジックス
(Arch. Biochem.Biophys.)、1989年、269
巻、544−547頁により記述されている。
ス・アベルミチリスを使用した微生物発酵の生産物であ
る。これらの微生物は大部分のアベルメクチン炭素鎖用
のブロックを形成するために酢酸塩及びプロピオン酸塩
を使用し、この炭素鎖は次に微生物酵素によりさらに変
化して完全なアベルメクチン分子が得られる。しかし、
この炭素位置での炭素C−25及び2−プロピル及び2
−ブチル置換基が酢酸塩又はプロピオン酸塩構成部分か
ら由来せず、アミノ酸であるL−バリン及びL−イソロ
イシンからそれぞれ由来することが知られている。これ
らの酸はチェン(Chen) 等.,アブストラクト・ペーパ
ー・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ(Abst
r. Pap. Am. Chem. S oc.)(186会議.,MBTD
28、1983年)により報告されているように、次に
アベルメクチンの構造に直接組み込まれ2−プロピル及
び2−ブチル・C−25置換基が得られることが見出だ
されている。シクロ吉草酸、シクロ酪酸、2−メチル吉
草酸、2−メチルヘキサン酸、チオフェン−3−カルボ
ン酸及びその他のような他の酸を多量にストレプトミセ
ス・アベルミチリスのブロスに加えると、微生物がこれ
らの酸を置換基として受容し、新規なC−25置換基の
形でこれらの酸を含む少量のアベルメクチンを作るよう
になることが欧州特許出願第0,214,731号に開
示されている。このようなアベルメクチン誘導体の例は
次の通りである: 25−(チエン−3−イル)−25−デス−(2−ブチ
ル)−アベルメクチンA2a 25−(シクロヘクス−3−エニル)−25−デス−
(2−ブチル)−アベルメクチン A2a 25−シクロヘキシル−25−デス−(2−ブチル)−
アベルメクチン A2a 25−(1−メチルチオエチル)−25−デス−(2−
ブチル)−アベルメクチン A2a 25−(2−メチルシクロプロピル)−25−デス−
(2−ブチル)−アベルメクチン A2a。 C−25基として2−ペンチル及び2−ヘキシル基を含
むアベルメクチン“c”及び“d”を生産する同様の実
験はティ.エス.チェン(T. S. Chen) 等.,アーキテ
クチャー.バイオケミストリー.バイオフィジックス
(Arch. Biochem.Biophys.)、1989年、269
巻、544−547頁により記述されている。
【0006】さらに付加的なアベルメクチン誘導体は
(シュルマン(Schulman) 等、ジャーナル・オブ・アン
チバイオティクス(J. Antibiot.) 、1985年、38
巻、1494−1498頁に記述された)サインファン
ジンのような代謝阻害剤の添加又は(シュルマン(Schu
lman) 等、アンチミクロバイアル・エイジェンツ及びケ
モセラピー(Antimicrobia Agents and Chemo-therap
y)、1987年、31巻、744−747、及びファイ
ザー(株)の欧州特許EP−276−131−Aにより
記述された)親株の突然変異によりストレプトミセス・
アベルミチリスの発酵を人為的に変異させることから生
産されることが知られている。これらのアベルメクチン
誘導体の幾つかはさらに変異させられ、1又は2個の
3′及び3″−O−メチル基を失う(シュルマン(Schu
lman) 等、ジャーナル・オブ・アンチバイオチクス(J.
Antibiot.) 、1985年、38巻、1494−149
8頁)。このような誘導体の例は次の通りである: 3′、3″−ビスデスメチル−アベルメクチン B1a
及びB1b 3′、3″−ビスデスメチル−アベルメクチン B2a
及びB2b 3″−デスメチル−アベルメクチン B1a及びB1b 3″−デスメチル−アベルメクチン B2a及びB2b 3′、3″−ビスデスメチル−25−シクロヘキシル−
25−デス−(2−ブチル)−アベルメクチン B2a 3′、3″−ビスデスメチル−25−シクロペンチル−
25−デス−(2−ブチル)−アベルメクチン B2a 3′、3″−ビスデスメチル−25−(3−チエニル)
−25−デス−(2−ブチル)−アベルメクチン B2
a 3′、3″−ビスデスメチル−25−(3−フリル)−
25−デス−(2−ブチル)−アベルメクチン B2a 3′、3″−ビスデスメチル−25−(1−メチルチオ
エチル)−25−デス−(2−ブチル)−アベルメクチ
ン B1a
(シュルマン(Schulman) 等、ジャーナル・オブ・アン
チバイオティクス(J. Antibiot.) 、1985年、38
巻、1494−1498頁に記述された)サインファン
ジンのような代謝阻害剤の添加又は(シュルマン(Schu
lman) 等、アンチミクロバイアル・エイジェンツ及びケ
モセラピー(Antimicrobia Agents and Chemo-therap
y)、1987年、31巻、744−747、及びファイ
ザー(株)の欧州特許EP−276−131−Aにより
記述された)親株の突然変異によりストレプトミセス・
アベルミチリスの発酵を人為的に変異させることから生
産されることが知られている。これらのアベルメクチン
誘導体の幾つかはさらに変異させられ、1又は2個の
3′及び3″−O−メチル基を失う(シュルマン(Schu
lman) 等、ジャーナル・オブ・アンチバイオチクス(J.
Antibiot.) 、1985年、38巻、1494−149
8頁)。このような誘導体の例は次の通りである: 3′、3″−ビスデスメチル−アベルメクチン B1a
及びB1b 3′、3″−ビスデスメチル−アベルメクチン B2a
及びB2b 3″−デスメチル−アベルメクチン B1a及びB1b 3″−デスメチル−アベルメクチン B2a及びB2b 3′、3″−ビスデスメチル−25−シクロヘキシル−
25−デス−(2−ブチル)−アベルメクチン B2a 3′、3″−ビスデスメチル−25−シクロペンチル−
25−デス−(2−ブチル)−アベルメクチン B2a 3′、3″−ビスデスメチル−25−(3−チエニル)
−25−デス−(2−ブチル)−アベルメクチン B2
a 3′、3″−ビスデスメチル−25−(3−フリル)−
25−デス−(2−ブチル)−アベルメクチン B2a 3′、3″−ビスデスメチル−25−(1−メチルチオ
エチル)−25−デス−(2−ブチル)−アベルメクチ
ン B1a
【0007】本発酵生産物は改良された特性を有するさ
らに抗感染性及び殺虫性の類似体物を得るために化学的
な変異が行われてきている。科学的及び特許の文献での
このような手順の出版物はフィッシャー、エム.エイチ
(Fisher, M. H.);ムロジク、エイチ(Mrozic, H.) ;
マクロライド・アンチバイオチクス(Macrolide Antibi
otics) ;オムラ、エス(Omura, S.)、出版;アカデミ
ック(Academic) :ニューヨーク、1984年;553
−606頁、及びデイビース、エイチ.ジー(Davies,
H.G.) ;グリーン、アール、エイチ(Green, R. H.) 、
ナチュラル・プロダクト・レポート(Nat. Prod. Re
p.)、1986年、3巻、87−121頁によりレビュ
ーされている。
らに抗感染性及び殺虫性の類似体物を得るために化学的
な変異が行われてきている。科学的及び特許の文献での
このような手順の出版物はフィッシャー、エム.エイチ
(Fisher, M. H.);ムロジク、エイチ(Mrozic, H.) ;
マクロライド・アンチバイオチクス(Macrolide Antibi
otics) ;オムラ、エス(Omura, S.)、出版;アカデミ
ック(Academic) :ニューヨーク、1984年;553
−606頁、及びデイビース、エイチ.ジー(Davies,
H.G.) ;グリーン、アール、エイチ(Green, R. H.) 、
ナチュラル・プロダクト・レポート(Nat. Prod. Re
p.)、1986年、3巻、87−121頁によりレビュ
ーされている。
【0008】例えば、一群の半合成アベルメクチン誘導
体は特にアベルメクチン・B1の22、23−二重結合
を水素添加して非常に強力な駆虫性及び抗感染性を有す
る22、23−ジヒドロアベルメクチン・B1を作るこ
とにより得られた。その他の半合成アベルメクチン誘導
体の例は8、9−オキシド基、4−α−ヒドロキシ又は
アシルオキシ基、23−ケト基を含み、これらの誘導体
は全て強力な抗感染性及び殺虫性の化合物である。これ
らの既知の化合物は適切な保護基による保護の後での
み、さらに修飾ることなしに又は採用された反応条件下
で修飾されない付加的な反応基を含む時には、本発明の
化合物に対する出発物質として使用できる。本発明を要
約すると、本発明は4′−又は4″−ヒドロキシ基が、
置換されたアルキル−又はアシルチオ基又はヨード基に
より置換されたアベルメクチン化合物の誘導体に関する
ものである。ヨード基は良好な残基であり、他の求核試
薬で置換することができる。置換されたアルキル−又は
アシルチオアナログもさらに修飾できる。これらの化合
物は強力な駆虫、殺虫、及び殺ダニ剤である。
体は特にアベルメクチン・B1の22、23−二重結合
を水素添加して非常に強力な駆虫性及び抗感染性を有す
る22、23−ジヒドロアベルメクチン・B1を作るこ
とにより得られた。その他の半合成アベルメクチン誘導
体の例は8、9−オキシド基、4−α−ヒドロキシ又は
アシルオキシ基、23−ケト基を含み、これらの誘導体
は全て強力な抗感染性及び殺虫性の化合物である。これ
らの既知の化合物は適切な保護基による保護の後での
み、さらに修飾ることなしに又は採用された反応条件下
で修飾されない付加的な反応基を含む時には、本発明の
化合物に対する出発物質として使用できる。本発明を要
約すると、本発明は4′−又は4″−ヒドロキシ基が、
置換されたアルキル−又はアシルチオ基又はヨード基に
より置換されたアベルメクチン化合物の誘導体に関する
ものである。ヨード基は良好な残基であり、他の求核試
薬で置換することができる。置換されたアルキル−又は
アシルチオアナログもさらに修飾できる。これらの化合
物は強力な駆虫、殺虫、及び殺ダニ剤である。
【0009】本発明の化合物は次の構造式を有する:
【化7】 ここで、22、23の位置のAは次のものを示す (1) 単結合及びここでR1 は次のものを示す (a) 水素、 (b) ヒドロキシ、又は (c) オキソ、又は (2) 二重結合及びR1 は存在しない;R2 は次のものを
示す (1) C1-4 アルキル、 (2) C4-6 シクロアルキル、フェニル、及びハロ、特に
フルオロから選択された1−3の置換基で置換されたC
1-4 アルキル、 (3) α−分枝C3-8 アルキル、特にイソプロピル又はse
c −ブチル、 (4) C2-8 アルケニル、特にα−分枝C3-8 アルケニル
基、 (5) C2-6 アルキニル、 (6) C1-6 アルコキシC1-6 アルキル、 (7) C1-6 アルキルチオC1-6 アルキル、 (8) C4-6 シクロアルキル又はC4-6 シクロアルケニル
であって、 (a) メチレン、 (b) ハロ、特にフルオロ、及び (c) C1-4 アルキル、 から選択された1−3の置換基で置換されないもの又は
置換されたもの、又は (9) 3−6個の窒素、酸素又は硫黄を含む複素環であっ
て、飽和又は不飽和で、 (a) C1-4 アルキル、及び (b) ハロ、 から選択された1−3の置換基で置換されないもの又は
置換されたもの、又は(10) フェニルであって、 (a) C1-3 アルキル、及び (b) ハロ、特にフルオロ、 から選択された1−3の置換基で置換されないもの又は
置換されたもの;R3 は次のものを示す (1) ヒドロキシ、 (2) C1-6 アルコキシ (3) C2-6 アルカノイルオキシ、 (4) オキソ、又は (5) オキシミノ; R7 は、水素又はC1-6 アルキルであって、直鎖又は分
枝したもの;及びR4 は次のものである
示す (1) C1-4 アルキル、 (2) C4-6 シクロアルキル、フェニル、及びハロ、特に
フルオロから選択された1−3の置換基で置換されたC
1-4 アルキル、 (3) α−分枝C3-8 アルキル、特にイソプロピル又はse
c −ブチル、 (4) C2-8 アルケニル、特にα−分枝C3-8 アルケニル
基、 (5) C2-6 アルキニル、 (6) C1-6 アルコキシC1-6 アルキル、 (7) C1-6 アルキルチオC1-6 アルキル、 (8) C4-6 シクロアルキル又はC4-6 シクロアルケニル
であって、 (a) メチレン、 (b) ハロ、特にフルオロ、及び (c) C1-4 アルキル、 から選択された1−3の置換基で置換されないもの又は
置換されたもの、又は (9) 3−6個の窒素、酸素又は硫黄を含む複素環であっ
て、飽和又は不飽和で、 (a) C1-4 アルキル、及び (b) ハロ、 から選択された1−3の置換基で置換されないもの又は
置換されたもの、又は(10) フェニルであって、 (a) C1-3 アルキル、及び (b) ハロ、特にフルオロ、 から選択された1−3の置換基で置換されないもの又は
置換されたもの;R3 は次のものを示す (1) ヒドロキシ、 (2) C1-6 アルコキシ (3) C2-6 アルカノイルオキシ、 (4) オキソ、又は (5) オキシミノ; R7 は、水素又はC1-6 アルキルであって、直鎖又は分
枝したもの;及びR4 は次のものである
【化8】 ここで、R5 は次のものを示す (1) S(O)n R6,ここでnは0、1又は2、 (2) SCOR6 ,又は (3) ヨード; ここで、R6 は次のものをしめす (1) 水素、 (2) C1-8 アルキルであって、直鎖又は分枝したもの及
び (a) ハロ、 (b) ヒドロキシ、 (c) C1-3 アルコキシ、 (d) フェノキシ、 (e) C1-3 アルキルチオ、 (f) C1-3 アルキルスルフィニル (g) C1-3 アルキルスルホニル (h) アミノ、 (i) C2-6 アルカノイルアミノ、 (j) C1-3 アルキルアミノ、 (k) ジ(C1-3 アルキル)アミノ、 (l) ハロC1-3 アルコキシカルボニルアミノ、 (m) オキソ、 (n) カルボキシ、及び (o) C1-3 アルコキシカルボニル、 から選択された1−3の置換基で置換されないもの又は
置換されたもの; (3) C2-8 アルカノイルであって、 (a) ハロ、 (b) ヒドロキシ、 (c) C1-3 アルコキシ、 (d) フェノキシ、 (e) C1-3 アルキルチオ、 (f) C1-3 アルキルスルフィニル (g) C1-3 アルキルスルホニル (h) アミノ、 (i) C2-6 アルカノイルアミノ、 (j) C1-3 アルキルアミノ、 (k) ジ(C1-3 アルキル)アミノ、 (l) ハロC1-3 アルコキシカルボニルアミノ、 (m) オキソ、 (n) カルボキシ、及び (o) C1-3 アルコキシカルボニル、 ら選択された1−3の置換基で置換されないものは置換
されたもの; (4) C3-8 シクロアルキルであって、 (a) ハロ、 (b) C1-3 アルコキシ、 (c) スルホンアミド、 (d) アミノ、 (e) C1-3 アルキルアミノ、 (f) ジ(C1-3 アルキル)アミノ、及び (g) C2-6 アルカノイルアミノ、 ら選択された1−3の置換基で置換されないものは置換
されたもの;又は (5) ニコチノイル。 本発明の望ましい化合物は前述の構造式で理解されるも
のであって、ここで、22、23の位置のAは単結合を
示しR1 は水素又はヒドロキシであり、又はAは二重結
合を示しR1 は存在しない;R2 はα−分枝C3-8 アル
キル基、α−分枝C3-8 アルケニル基、C4-6 シクロア
ルキル、C4-6 シクロアルケニル、フェニル、又はp−
フルオロ−フェニルである;R3 はヒドロキシ又はオキ
シムである;R7 はメチルである;R4 は次のものを示
す
び (a) ハロ、 (b) ヒドロキシ、 (c) C1-3 アルコキシ、 (d) フェノキシ、 (e) C1-3 アルキルチオ、 (f) C1-3 アルキルスルフィニル (g) C1-3 アルキルスルホニル (h) アミノ、 (i) C2-6 アルカノイルアミノ、 (j) C1-3 アルキルアミノ、 (k) ジ(C1-3 アルキル)アミノ、 (l) ハロC1-3 アルコキシカルボニルアミノ、 (m) オキソ、 (n) カルボキシ、及び (o) C1-3 アルコキシカルボニル、 から選択された1−3の置換基で置換されないもの又は
置換されたもの; (3) C2-8 アルカノイルであって、 (a) ハロ、 (b) ヒドロキシ、 (c) C1-3 アルコキシ、 (d) フェノキシ、 (e) C1-3 アルキルチオ、 (f) C1-3 アルキルスルフィニル (g) C1-3 アルキルスルホニル (h) アミノ、 (i) C2-6 アルカノイルアミノ、 (j) C1-3 アルキルアミノ、 (k) ジ(C1-3 アルキル)アミノ、 (l) ハロC1-3 アルコキシカルボニルアミノ、 (m) オキソ、 (n) カルボキシ、及び (o) C1-3 アルコキシカルボニル、 ら選択された1−3の置換基で置換されないものは置換
されたもの; (4) C3-8 シクロアルキルであって、 (a) ハロ、 (b) C1-3 アルコキシ、 (c) スルホンアミド、 (d) アミノ、 (e) C1-3 アルキルアミノ、 (f) ジ(C1-3 アルキル)アミノ、及び (g) C2-6 アルカノイルアミノ、 ら選択された1−3の置換基で置換されないものは置換
されたもの;又は (5) ニコチノイル。 本発明の望ましい化合物は前述の構造式で理解されるも
のであって、ここで、22、23の位置のAは単結合を
示しR1 は水素又はヒドロキシであり、又はAは二重結
合を示しR1 は存在しない;R2 はα−分枝C3-8 アル
キル基、α−分枝C3-8 アルケニル基、C4-6 シクロア
ルキル、C4-6 シクロアルケニル、フェニル、又はp−
フルオロ−フェニルである;R3 はヒドロキシ又はオキ
シムである;R7 はメチルである;R4 は次のものを示
す
【化9】 ここで、R5 は次のものを示す (1) S(O)n R6,ここでnは0、1又は2、 (2) SCOR6 ; ここで、R6 は次のものをしめす (1) 水素、 (2) C1-4 アルキルであって、直鎖又は分枝したもの及
び (a) ハロ、 (b) ヒドロキシ、 (c) C1-3 アルコキシ、 (d) C1-3 アルキルチオ、 (e) C1-3 アルキルスルホニル (f) アミノ、 (g) C2-3 アルカノイルアミノ、 (h) C1-3 アルキルアミノ、 (i) ジ(C1-3 アルキル)アミノ、 (j) カルボキシ、及び (k) C1-3 アルコキシカルボニル、 から選択された1−3の置換基で置換されないもの又は
置換されたもの;又は (3) C2-5 アルカノイルであって、 (a) ハロ、 (b) ヒドロキシ、 (c) C1-3 アルコキシ、 (d) C1-3 アルキルチオ、 (e) C1-3 アルキルスルフィニル (f) C1-3 アルキルスルホニル、 (g) アミノ、 (h) C1-3 アルカノイルアミノ、及び (i) ジ(C1-3 アルキル)アミノ から選択された1−3の置換基で置換されていないもの
又は置換されたもの。最も望ましい化合物は前述の構造
式で理解されるものであって、ここで:22,23の位
置のAは単結合を示しR1 は水素又はヒドロキシである
か又はAは二重結合を示しR1 は存在しない;R2 は2
−プロピル、2−ブチル、2−ブテン−2−イル、2−
ペンテン−2−イル、4−メチル−2−ペンテン−2−
イル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロペン
チル、シクロペンテニル、フェニル、又はp−フルオロ
−フェニルである;R3 はヒドロキシ;R7 はメチル;
及びR4 は次のものである
び (a) ハロ、 (b) ヒドロキシ、 (c) C1-3 アルコキシ、 (d) C1-3 アルキルチオ、 (e) C1-3 アルキルスルホニル (f) アミノ、 (g) C2-3 アルカノイルアミノ、 (h) C1-3 アルキルアミノ、 (i) ジ(C1-3 アルキル)アミノ、 (j) カルボキシ、及び (k) C1-3 アルコキシカルボニル、 から選択された1−3の置換基で置換されないもの又は
置換されたもの;又は (3) C2-5 アルカノイルであって、 (a) ハロ、 (b) ヒドロキシ、 (c) C1-3 アルコキシ、 (d) C1-3 アルキルチオ、 (e) C1-3 アルキルスルフィニル (f) C1-3 アルキルスルホニル、 (g) アミノ、 (h) C1-3 アルカノイルアミノ、及び (i) ジ(C1-3 アルキル)アミノ から選択された1−3の置換基で置換されていないもの
又は置換されたもの。最も望ましい化合物は前述の構造
式で理解されるものであって、ここで:22,23の位
置のAは単結合を示しR1 は水素又はヒドロキシである
か又はAは二重結合を示しR1 は存在しない;R2 は2
−プロピル、2−ブチル、2−ブテン−2−イル、2−
ペンテン−2−イル、4−メチル−2−ペンテン−2−
イル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロペン
チル、シクロペンテニル、フェニル、又はp−フルオロ
−フェニルである;R3 はヒドロキシ;R7 はメチル;
及びR4 は次のものである
【化10】 ここで、R5 は SCOR6 又は S(O)n R6 であって、こ
こでnは0、1又は2である;ここで、R6 はC1-3 ア
ルキルであって、直鎖又は分枝したもので、 (1) ヒドロキシ、 (2) C1-2 アルコキシ、 (3) アミノ、 (4) アセチルアミノ、 (5) C1-2 アルキルアミノ、及び (6) ジメチルアミノ (7) ハロ から選択された1−3の置換基で置換されていないもの
又は置換されたもの。
こでnは0、1又は2である;ここで、R6 はC1-3 ア
ルキルであって、直鎖又は分枝したもので、 (1) ヒドロキシ、 (2) C1-2 アルコキシ、 (3) アミノ、 (4) アセチルアミノ、 (5) C1-2 アルキルアミノ、及び (6) ジメチルアミノ (7) ハロ から選択された1−3の置換基で置換されていないもの
又は置換されたもの。
【0010】本発明の望ましい化合物はさらに次の化合
物であることが理解される。 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−アベルメク
チン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−エピ−
メチルチオ−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルフィニル−ア
ベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルホニル−アベ
ルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−アベルメクチン
B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−メチル
チオ−アベルメクチンB1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−メチルスルフィニル−アベルメ
クチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−メチルスルホニル−アベルメク
チン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−メチル
チオ−アベルメクチンB1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−エピ−メチルチオ−アベルメクチン B1a
/B1b, 4″−デオキシ−−5−オキシミノ−4″−エピ−メチ
ルスルフィニル−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−メチル
スルホニル−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−メチルチオ−
アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−メチルチオ−アベルメクチン B1a/B1
b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−メチルチオ−アベルメクチン B1a/B1
b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−メチルスルホ
ニル−アベルメクチンB1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−エピ−オクチルチオ−アベルメ
クチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−オクチルチオ−アベルメクチン
B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−オクチルチオ
−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−オクチ
ルチオ−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−オクチルチオ−アベルメクチン B1a/B
1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−エピ−オクチルチオ−アベルメクチン B1
a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−オクチ
ルチオ−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−エピ−
オクチルチオ−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−(2−ヒドロキシエチル)チオ
−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒドロキシエチ
ル)チオ−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−(2−ヒドロ
キシエチル)チオ−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−(2−
ヒドロキシエチル)チオ−アベルメクチン B1a/B
1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−(2−
ヒドロキシエチル)チオ−アベルメクチン B1a/B
1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−(2−ヒドロキシエチル)チオ−アベルメク
チン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−エピ−(2−ヒドロキシエチル)チオ−アベ
ルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−(2−ヒドロキシエチル)スル
フィニル−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒドロキシエチ
ル)スルフィニル−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−(2−ヒドロ
キシエチル)スルフィニル−アベルメクチン B1a/
B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−(2−
ヒドロキシエチル)スルフィニル−アベルメクチン B
1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−(2−
ヒドロキシエチル)スルフィニル−アベルメクチン B
1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−エピ−
(2−ヒドロキシエチル)スルフィニル−アベルメクチ
ン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−(2−ヒドロキシエチル)スルフィニル−ア
ベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−エピ−(2−ヒドロキシエチル)スルフィニ
ル−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−(2−ヒドロキシエチル)スル
ホニル−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒドロキシエチ
ル)スルホニル−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−(2−ヒドロ
キシエチル)スルホニル−アベルメクチン B1a/B
1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−(2−
ヒドロキシエチル)スルホニル−アベルメクチン B1
a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−(2−
ヒドロキシエチル)スルホニル−アベルメクチン B1
a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−エピ−
(2−ヒドロキシエチル)スルホニル−アベルメクチン
B1a/B1b、 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−(2−ヒドロキシエチル)スルホニル−アベ
ルメクチン B1a/B1b 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−エピ−(2−ヒドロキシエチル)スルホニル
−アベルメクチン B1a/B1b、 4″−デオキシ−4″−エピ−チオアセチル−アベルメ
クチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−チオアセチル−アベルメクチン
B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−チオアセチル
−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−チオア
セチル−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−チオアセチル−アベルメクチン B1a/B
1b、 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−エピ−チオアセチル−アベルメクチン B1
a/B1b、 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−チオア
セチル−アベルメクチン B1a/B1b、 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−エピ−
チオアセチル−アベルメクチン B1a/B1b、 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−チオシ
アナト−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−チオシ
アナト−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−チオシアナト−アベルメクチン B1a/B
1b、 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−エピ−チオシアナト−アベルメクチン B1
a/B1b、 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−チオシ
アナト−アベルメクチン B1a/B1b、 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−エピ−
チオシアナト−アベルメクチン B1a/B1b、 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−25−デス
−(2−ブチル)−25−シクロヘキシル−アベルメク
チン、 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−25−デス
−(2−ブチル)−25−フェニル−アベルメクチン、 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−25−デス
−(2−ブチル)−25−〔2−(4−メチルペンテン
−2−イル)−アベルメクチン、 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−アミノ)エチルチ
オ−25−デス−(2−ブチル)−25−シクロヘキセ
ン−2−イル−アベルメクチン、 4″−デオキシ−4″−エピ−トリフルオロメチルチオ
−アベルメクチン B1a/B1b、 4″−デオキシ−4″−エピ−2、2、2−トリフルオ
ロエチルチオ−アベルメクチン B1a/B1b、及び 25−シクロペンチル−25−デス−(2−ブチル)−
4″−エピ−チオアセチル−アベルメクチン B1a。
これらの各々の化合物の単糖類同属体はこの発明の範囲
内に含まれる。
物であることが理解される。 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−アベルメク
チン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−エピ−
メチルチオ−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルフィニル−ア
ベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルホニル−アベ
ルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−アベルメクチン
B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−メチル
チオ−アベルメクチンB1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−メチルスルフィニル−アベルメ
クチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−メチルスルホニル−アベルメク
チン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−メチル
チオ−アベルメクチンB1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−エピ−メチルチオ−アベルメクチン B1a
/B1b, 4″−デオキシ−−5−オキシミノ−4″−エピ−メチ
ルスルフィニル−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−メチル
スルホニル−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−メチルチオ−
アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−メチルチオ−アベルメクチン B1a/B1
b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−メチルチオ−アベルメクチン B1a/B1
b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−メチルスルホ
ニル−アベルメクチンB1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−エピ−オクチルチオ−アベルメ
クチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−オクチルチオ−アベルメクチン
B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−オクチルチオ
−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−オクチ
ルチオ−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−オクチルチオ−アベルメクチン B1a/B
1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−エピ−オクチルチオ−アベルメクチン B1
a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−オクチ
ルチオ−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−エピ−
オクチルチオ−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−(2−ヒドロキシエチル)チオ
−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒドロキシエチ
ル)チオ−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−(2−ヒドロ
キシエチル)チオ−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−(2−
ヒドロキシエチル)チオ−アベルメクチン B1a/B
1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−(2−
ヒドロキシエチル)チオ−アベルメクチン B1a/B
1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−(2−ヒドロキシエチル)チオ−アベルメク
チン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−エピ−(2−ヒドロキシエチル)チオ−アベ
ルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−(2−ヒドロキシエチル)スル
フィニル−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒドロキシエチ
ル)スルフィニル−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−(2−ヒドロ
キシエチル)スルフィニル−アベルメクチン B1a/
B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−(2−
ヒドロキシエチル)スルフィニル−アベルメクチン B
1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−(2−
ヒドロキシエチル)スルフィニル−アベルメクチン B
1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−エピ−
(2−ヒドロキシエチル)スルフィニル−アベルメクチ
ン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−(2−ヒドロキシエチル)スルフィニル−ア
ベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−エピ−(2−ヒドロキシエチル)スルフィニ
ル−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−(2−ヒドロキシエチル)スル
ホニル−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒドロキシエチ
ル)スルホニル−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−(2−ヒドロ
キシエチル)スルホニル−アベルメクチン B1a/B
1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−(2−
ヒドロキシエチル)スルホニル−アベルメクチン B1
a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−(2−
ヒドロキシエチル)スルホニル−アベルメクチン B1
a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−エピ−
(2−ヒドロキシエチル)スルホニル−アベルメクチン
B1a/B1b、 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−(2−ヒドロキシエチル)スルホニル−アベ
ルメクチン B1a/B1b 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−エピ−(2−ヒドロキシエチル)スルホニル
−アベルメクチン B1a/B1b、 4″−デオキシ−4″−エピ−チオアセチル−アベルメ
クチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−4″−チオアセチル−アベルメクチン
B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−チオアセチル
−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−チオア
セチル−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−チオアセチル−アベルメクチン B1a/B
1b、 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−エピ−チオアセチル−アベルメクチン B1
a/B1b、 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−チオア
セチル−アベルメクチン B1a/B1b、 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−エピ−
チオアセチル−アベルメクチン B1a/B1b、 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−チオシ
アナト−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−チオシ
アナト−アベルメクチン B1a/B1b, 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−チオシアナト−アベルメクチン B1a/B
1b、 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オキシミ
ノ−4″−エピ−チオシアナト−アベルメクチン B1
a/B1b、 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−チオシ
アナト−アベルメクチン B1a/B1b、 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−エピ−
チオシアナト−アベルメクチン B1a/B1b、 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−25−デス
−(2−ブチル)−25−シクロヘキシル−アベルメク
チン、 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−25−デス
−(2−ブチル)−25−フェニル−アベルメクチン、 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−25−デス
−(2−ブチル)−25−〔2−(4−メチルペンテン
−2−イル)−アベルメクチン、 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−アミノ)エチルチ
オ−25−デス−(2−ブチル)−25−シクロヘキセ
ン−2−イル−アベルメクチン、 4″−デオキシ−4″−エピ−トリフルオロメチルチオ
−アベルメクチン B1a/B1b、 4″−デオキシ−4″−エピ−2、2、2−トリフルオ
ロエチルチオ−アベルメクチン B1a/B1b、及び 25−シクロペンチル−25−デス−(2−ブチル)−
4″−エピ−チオアセチル−アベルメクチン B1a。
これらの各々の化合物の単糖類同属体はこの発明の範囲
内に含まれる。
【0011】本発明における“低級アルキル”という用
語はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、ペンチル、ヘキシル等で、直鎖又は分枝したもの、
のような1個から6個の炭素原子から成るアルキル基を
示すものである。“低級アルコキシ”という用語はメト
キシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキ
シ、ペントキシ、ヘキソキシ、ヘプトキシ、オクトキシ
等で、直鎖又は分枝したもの、のような1個から8個の
炭素原子から成るアルコキシ基を示すものである。“低
級アルカノイル”という用語はホルミル、アセチル、プ
ロピオニル、ブチリル、ペンタノキシル、ヘキサノイル
等のような1個から6個の炭素原子から成るアルカノイ
ル基を示すものである。“ハロ”及び“ハロゲン”とい
う用語はハロゲン原子:フッ素、塩素、臭素、又はヨウ
素を含むことを意味する。
語はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、ペンチル、ヘキシル等で、直鎖又は分枝したもの、
のような1個から6個の炭素原子から成るアルキル基を
示すものである。“低級アルコキシ”という用語はメト
キシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキ
シ、ペントキシ、ヘキソキシ、ヘプトキシ、オクトキシ
等で、直鎖又は分枝したもの、のような1個から8個の
炭素原子から成るアルコキシ基を示すものである。“低
級アルカノイル”という用語はホルミル、アセチル、プ
ロピオニル、ブチリル、ペンタノキシル、ヘキサノイル
等のような1個から6個の炭素原子から成るアルカノイ
ル基を示すものである。“ハロ”及び“ハロゲン”とい
う用語はハロゲン原子:フッ素、塩素、臭素、又はヨウ
素を含むことを意味する。
【0012】上記の構造式は立体化学的定義をされずに
示されている。しかし、このような化合物の調製に使用
する手順の過程の中で、このような手順の化合物は立体
異性体の混合物となることができる。特に、4″−、
4′−、13−及び23−位での立体異性体はそれぞれ
分子の一般面の下又は上に存在する基を表すα−又はβ
−で示される。このような各々の場合、α−及びβ−配
置の両者共、本発明の領域内に含まれるものである。或
る場合には、“エピ”という用語は1つの特殊な不斉炭
素原子が天然の化合物と反対の配置にある立体異性体を
区別するために使用される。
示されている。しかし、このような化合物の調製に使用
する手順の過程の中で、このような手順の化合物は立体
異性体の混合物となることができる。特に、4″−、
4′−、13−及び23−位での立体異性体はそれぞれ
分子の一般面の下又は上に存在する基を表すα−又はβ
−で示される。このような各々の場合、α−及びβ−配
置の両者共、本発明の領域内に含まれるものである。或
る場合には、“エピ”という用語は1つの特殊な不斉炭
素原子が天然の化合物と反対の配置にある立体異性体を
区別するために使用される。
【0013】出発物質の調製 出発物質の調製については、本発明の化合物に対する根
本的な出発物質は上記に定義したアベルメクチン発酵生
産物である。さらに、R2 として構造式に示された25
−位にα−分枝したアルキル又はアルケニル基を含む他
の微生物生産性アベルメクチン誘導体は欧州特許出願第
86305604.0号(公開 No.0,214,73
1)、88300426.9号(0,276,13
1)、及び88300354.3号(0,276,10
3)に記述されている。これらの化合物も本発明の化合
物に対する出発物質として使用できる。R2 置換基は本
発明の化合物の調製用に使用する反応条件下で不活性化
され、そのためにこれらの反応もこれらの変更アベルメ
クチン誘導体を使用して実施できる。
本的な出発物質は上記に定義したアベルメクチン発酵生
産物である。さらに、R2 として構造式に示された25
−位にα−分枝したアルキル又はアルケニル基を含む他
の微生物生産性アベルメクチン誘導体は欧州特許出願第
86305604.0号(公開 No.0,214,73
1)、88300426.9号(0,276,13
1)、及び88300354.3号(0,276,10
3)に記述されている。これらの化合物も本発明の化合
物に対する出発物質として使用できる。R2 置換基は本
発明の化合物の調製用に使用する反応条件下で不活性化
され、そのためにこれらの反応もこれらの変更アベルメ
クチン誘導体を使用して実施できる。
【0014】本発明の化合物に対する出発物質を調製す
るために付加的な反応が必要であることは明白である。
特に、反応は4″、4′、5、22、23、24及び2
5−位で行われる。4″又は4′−位の良好な残基への
転化及びチオ−含有又はヨード求核試薬による二次的な
求核性置換が起こる前に22、及び23の位置で必要な
置換基は全て調製することが一般的に望ましい。このよ
うな反応順序は一般的に望ましくない副反応の発生を防
止する。しかし、この技術はもしも望ましい他の順序が
使用されるのであれば必要ない。
るために付加的な反応が必要であることは明白である。
特に、反応は4″、4′、5、22、23、24及び2
5−位で行われる。4″又は4′−位の良好な残基への
転化及びチオ−含有又はヨード求核試薬による二次的な
求核性置換が起こる前に22、及び23の位置で必要な
置換基は全て調製することが一般的に望ましい。このよ
うな反応順序は一般的に望ましくない副反応の発生を防
止する。しかし、この技術はもしも望ましい他の順序が
使用されるのであれば必要ない。
【0015】さらに、上記の酸化及び或る種の置換反応
の最中に、5−ヒドロキシ基を保護してその位置での置
換又は酸化を防ぐことが必要である。この位置を保護し
つつ、分子残基に影響を与えずに4″−又は4′−位で
反応を行うことができる。上述の全ての反応に加えて保
護基を除去し、非保護の生産物を分離しても良い。本発
明の化合物について、5−ヒドロキシ基のケトン又はケ
トキシムへの転化は4″−又は4′−位での置換の後に
望ましい状態で行われる。5−位で使用される保護基は
理想的には容易に合成されて、4″−又は4′−位置で
の反応により影響されず、分子の他の全ての機能性に影
響することなく除去できるものである。アベルメクチン
形の分子に対する一つの望ましい形の保護基は3個の置
換基を持つシリル基、望ましくはトリ−低級アルキル・
シリル基である。特に望ましい一例はtert−ブチルジメ
チルシリル基である。保護された化合物を調製する反応
はヒドロキシ化合物をほぼ置換されたシリルハライド、
望ましくは塩化メチレン、ベンゼン、トルエン、酢酸エ
チル、テトラヒドロフラン、シメチルホルムアミド等の
ような非プロトン性の極性溶媒中で反応させることによ
り行われる。副反応を最小にするために反応混合物中に
は反応過程で遊離する酸ハライドと反応する塩基が含ま
れる。望ましい塩基はイミダゾール、ピリジン、又はト
リエチルアミンのようなアミンである。本塩基は遊離し
たハロゲン化水素の量と等モル量が必要である;しか
し、一般的には数当量のアミンが使用される。反応は0
℃から反応混合物の還流温度までで攪拌し、1/2から
16時間で完了する。シリル基はシリル化合物をテトラ
ヒドロフラン中の無水ピリジン−フッカ水素で処理する
ことにより除去される。反応は0から25℃で3から2
4時間で完了する。代わりになるべきものとして、シリ
ル基はシリル化された化合物を酸、望ましくはp−トル
エン・スルホン酸・一水塩のようなスルホン酸・一水塩
を触媒とメタノール中で攪拌することにより除去でき
る。反応は0から50℃で1から12時間で完了する。
前述の反応図で使用されるもう1つの出発物質は4″−
又は4′−エピ−アベルメクチンである。工程は一般的
に塩化メチレン、クロロホルム、トリクロロエタン等、
望ましくは塩化メチレンのような塩素化された炭化水素
溶媒中で、−50から−80℃の冷却状態で酸化剤、望
ましくは塩化オキサリル又はトリフルオロ酢酸無水物、
を溶解することにより、及び塩化メチレン、クロロホル
ム、トリクロロエタン等、望ましくは塩化メチレンのよ
うな塩素化された炭化水素溶媒中で酸化すべきアベルメ
クチン化合物、望ましくは保護された5−ヒドロキシ位
置を有するアベルメクチン誘導体の溶液を滴下して加え
ることにより、アベルメクチンの4″−又は4′−位置
をケトンに酸化することから構成されている。本添加は
15分から1時間以上にわたり、次にトリエチルアミン
が1から15分にわたり滴下して添加される。反応混合
物は30分から1時間にわたり室温まで温めておく。
4″−又は−4′−ケト化合物は技術分野で既知の技術
を使用して分離される。次に4″−又は4′−化合物は
優勢に4″−又は4′−エピ−アベルメクチン化合物を
得るために−25から+10℃で15分から2時間メタ
ノールのような不活性溶媒の中ででボロ水素化ナトリウ
ムのような還元剤で処理され、得られた化合物は技術分
野で既知の技術を使用して単離される。
の最中に、5−ヒドロキシ基を保護してその位置での置
換又は酸化を防ぐことが必要である。この位置を保護し
つつ、分子残基に影響を与えずに4″−又は4′−位で
反応を行うことができる。上述の全ての反応に加えて保
護基を除去し、非保護の生産物を分離しても良い。本発
明の化合物について、5−ヒドロキシ基のケトン又はケ
トキシムへの転化は4″−又は4′−位での置換の後に
望ましい状態で行われる。5−位で使用される保護基は
理想的には容易に合成されて、4″−又は4′−位置で
の反応により影響されず、分子の他の全ての機能性に影
響することなく除去できるものである。アベルメクチン
形の分子に対する一つの望ましい形の保護基は3個の置
換基を持つシリル基、望ましくはトリ−低級アルキル・
シリル基である。特に望ましい一例はtert−ブチルジメ
チルシリル基である。保護された化合物を調製する反応
はヒドロキシ化合物をほぼ置換されたシリルハライド、
望ましくは塩化メチレン、ベンゼン、トルエン、酢酸エ
チル、テトラヒドロフラン、シメチルホルムアミド等の
ような非プロトン性の極性溶媒中で反応させることによ
り行われる。副反応を最小にするために反応混合物中に
は反応過程で遊離する酸ハライドと反応する塩基が含ま
れる。望ましい塩基はイミダゾール、ピリジン、又はト
リエチルアミンのようなアミンである。本塩基は遊離し
たハロゲン化水素の量と等モル量が必要である;しか
し、一般的には数当量のアミンが使用される。反応は0
℃から反応混合物の還流温度までで攪拌し、1/2から
16時間で完了する。シリル基はシリル化合物をテトラ
ヒドロフラン中の無水ピリジン−フッカ水素で処理する
ことにより除去される。反応は0から25℃で3から2
4時間で完了する。代わりになるべきものとして、シリ
ル基はシリル化された化合物を酸、望ましくはp−トル
エン・スルホン酸・一水塩のようなスルホン酸・一水塩
を触媒とメタノール中で攪拌することにより除去でき
る。反応は0から50℃で1から12時間で完了する。
前述の反応図で使用されるもう1つの出発物質は4″−
又は4′−エピ−アベルメクチンである。工程は一般的
に塩化メチレン、クロロホルム、トリクロロエタン等、
望ましくは塩化メチレンのような塩素化された炭化水素
溶媒中で、−50から−80℃の冷却状態で酸化剤、望
ましくは塩化オキサリル又はトリフルオロ酢酸無水物、
を溶解することにより、及び塩化メチレン、クロロホル
ム、トリクロロエタン等、望ましくは塩化メチレンのよ
うな塩素化された炭化水素溶媒中で酸化すべきアベルメ
クチン化合物、望ましくは保護された5−ヒドロキシ位
置を有するアベルメクチン誘導体の溶液を滴下して加え
ることにより、アベルメクチンの4″−又は4′−位置
をケトンに酸化することから構成されている。本添加は
15分から1時間以上にわたり、次にトリエチルアミン
が1から15分にわたり滴下して添加される。反応混合
物は30分から1時間にわたり室温まで温めておく。
4″−又は−4′−ケト化合物は技術分野で既知の技術
を使用して分離される。次に4″−又は4′−化合物は
優勢に4″−又は4′−エピ−アベルメクチン化合物を
得るために−25から+10℃で15分から2時間メタ
ノールのような不活性溶媒の中ででボロ水素化ナトリウ
ムのような還元剤で処理され、得られた化合物は技術分
野で既知の技術を使用して単離される。
【0016】本発明の化合物に対するその他の出発物質
は24−及び25−置換アベルメクチン誘導体である。
これらの合成はシー(Shih) 等、テトラヘドロン・レタ
ー(Tetrahedron Letter).31巻:3525頁(199
0年)及びシー(Shih) 等、テトラヘドロン・レター
(Tetrahedron Letter).31巻:3529頁(1990
年)に記述されている。(I)で又はもう一つのアベル
メクチン誘導体で出発することにより23−オキソアナ
ログをアメリカ合衆国特許第4,289,760号に記
述されているように生成することができる。この目的の
ために4″−及び5−ヒドロキシはトリアルキルシリル
エーテル、都合良くは4″、5−ジ−O−tert−ブチル
ジメチルシリルエーテルとして保護される。これは試薬
として塩化オキサリル−ジメチルスルホキシド、次にト
リエチルアミンを使用する良く知られたスウェルン(Sw
ern)酸化条件を使用して酸化される。しかし、他の酸化
剤も使用できる。23−オキソ基は炭素22及び23の
間の開裂に必要なシリルエノールエーテルへの転換のた
めに用意される。保護された23−ケトン(II)と塩化
トリメチルシリルとの強塩基存在下での反応は、望まし
い23−O−トリメチルシリル−22、23−エン−2
3−オール・エーテル誘導体を生成し、同時にトリメチ
ルシリル基を第三級C−7ヒドロキシ基 (III)上に置
く。この反応用の塩基の選択は非常に重要である。リチ
ウム・ビス(トリメチルシリル)アミドは何等の副反応
なしに望ましいシリル・エノールエーテルを形成するこ
とができる。新規に形成されたトリメチルシリル・エノ
ール・エーテルの22、23−二重結合は4個の付加的
二重結合の存在で3−クロロペルオキシ安息香酸のよう
なペルオキシ酸と反応し、22、23−オキシド中間生
成物(IV)を形成し、これは自然に再転換して22−ヒ
ドロキシ−23−オキソ誘導体(V)を形成する。この
中間生成物の22、23−炭素結合は酸化試薬としてテ
トラ酢酸鉛を使用して開裂させると、C−22が酸化さ
れてアルデヒドになり、C−23がカルボン酸(VI)に
なった中間生成物を生成する。この酸はなおアセタール
酸素原子を介してマクロライド環のC−21に結合す
る。酸触媒としてピリジニウム・トシレートを使用する
メタノールのアセタール転換はこの結合を開裂し、炭素
原子23から28までを失い、炭素原子21に結合した
メトキシ基及びアルデヒド基を有するアベルメクチン誘
導体のC−21エピマー混合物を生成する( VIIA及び
VIIB)。
は24−及び25−置換アベルメクチン誘導体である。
これらの合成はシー(Shih) 等、テトラヘドロン・レタ
ー(Tetrahedron Letter).31巻:3525頁(199
0年)及びシー(Shih) 等、テトラヘドロン・レター
(Tetrahedron Letter).31巻:3529頁(1990
年)に記述されている。(I)で又はもう一つのアベル
メクチン誘導体で出発することにより23−オキソアナ
ログをアメリカ合衆国特許第4,289,760号に記
述されているように生成することができる。この目的の
ために4″−及び5−ヒドロキシはトリアルキルシリル
エーテル、都合良くは4″、5−ジ−O−tert−ブチル
ジメチルシリルエーテルとして保護される。これは試薬
として塩化オキサリル−ジメチルスルホキシド、次にト
リエチルアミンを使用する良く知られたスウェルン(Sw
ern)酸化条件を使用して酸化される。しかし、他の酸化
剤も使用できる。23−オキソ基は炭素22及び23の
間の開裂に必要なシリルエノールエーテルへの転換のた
めに用意される。保護された23−ケトン(II)と塩化
トリメチルシリルとの強塩基存在下での反応は、望まし
い23−O−トリメチルシリル−22、23−エン−2
3−オール・エーテル誘導体を生成し、同時にトリメチ
ルシリル基を第三級C−7ヒドロキシ基 (III)上に置
く。この反応用の塩基の選択は非常に重要である。リチ
ウム・ビス(トリメチルシリル)アミドは何等の副反応
なしに望ましいシリル・エノールエーテルを形成するこ
とができる。新規に形成されたトリメチルシリル・エノ
ール・エーテルの22、23−二重結合は4個の付加的
二重結合の存在で3−クロロペルオキシ安息香酸のよう
なペルオキシ酸と反応し、22、23−オキシド中間生
成物(IV)を形成し、これは自然に再転換して22−ヒ
ドロキシ−23−オキソ誘導体(V)を形成する。この
中間生成物の22、23−炭素結合は酸化試薬としてテ
トラ酢酸鉛を使用して開裂させると、C−22が酸化さ
れてアルデヒドになり、C−23がカルボン酸(VI)に
なった中間生成物を生成する。この酸はなおアセタール
酸素原子を介してマクロライド環のC−21に結合す
る。酸触媒としてピリジニウム・トシレートを使用する
メタノールのアセタール転換はこの結合を開裂し、炭素
原子23から28までを失い、炭素原子21に結合した
メトキシ基及びアルデヒド基を有するアベルメクチン誘
導体のC−21エピマー混合物を生成する( VIIA及び
VIIB)。
【0017】この中間生成物を使用して出発することに
より、炭素シントンをC−22アルデヒド炭素原子に加
えることができる。これらのシントンはジオキサスピラ
ン環を完成させ、24−及び25−位の置換基を有する
アベルメクチンアナログを生成するために(保護解除後
に)C−21炭素原子と反応できる適切な位置に保護さ
れたヒドロキシ基を含む。最終的に本アルデヒドは塩
基、望ましくはカリウムビス(トリメチルシリル)アミ
ドの存在で、ウィッティヒ(Wittig) 反応のトリフェニ
ル・ホスホニウム塩と反応する。このようにして形成さ
れた、22、23−位に二重結合を持ち、25−位にト
リメチルシリルで保護されたヒドロキシ基を持つオレフ
ィン中間生成物はさらに無水メタノール中でピリジニウ
ム・トシレートで処理されて、最初にC−25−O−ト
リメチルシリル・エーテルの開裂、次にケタリ転換が行
われてジオキシスピラン構造が形成される(VIII)。メ
タノール中でのフッ化水素酸−ピリジン−テトラヒドロ
フラン又はp−トルエンスルホン酸による4″−、5
−、及び7−O−保護基の除去により望ましい24、2
5−置換出発物質が得られる。
より、炭素シントンをC−22アルデヒド炭素原子に加
えることができる。これらのシントンはジオキサスピラ
ン環を完成させ、24−及び25−位の置換基を有する
アベルメクチンアナログを生成するために(保護解除後
に)C−21炭素原子と反応できる適切な位置に保護さ
れたヒドロキシ基を含む。最終的に本アルデヒドは塩
基、望ましくはカリウムビス(トリメチルシリル)アミ
ドの存在で、ウィッティヒ(Wittig) 反応のトリフェニ
ル・ホスホニウム塩と反応する。このようにして形成さ
れた、22、23−位に二重結合を持ち、25−位にト
リメチルシリルで保護されたヒドロキシ基を持つオレフ
ィン中間生成物はさらに無水メタノール中でピリジニウ
ム・トシレートで処理されて、最初にC−25−O−ト
リメチルシリル・エーテルの開裂、次にケタリ転換が行
われてジオキシスピラン構造が形成される(VIII)。メ
タノール中でのフッ化水素酸−ピリジン−テトラヒドロ
フラン又はp−トルエンスルホン酸による4″−、5
−、及び7−O−保護基の除去により望ましい24、2
5−置換出発物質が得られる。
【0018】必要なホスホニウムは、例えば容易に利用
できる(S)−3−クロロ−1−フェニル−1−プロパ
ノールで始めて、それを(メチルエチル・ケトン中のヨ
ウ化ナトリウムを使用して)対応する3−ヨード誘導体
に転化し、ヒドロキシ基を(ビス(トリメチルシリル)
トリフルオロアセトアミドを使用して)トリメチルシリ
ル・エーテルとして保護し、次にトリフェニルホスフィ
ンと反応させて必要なヨウ化ホスホニウムを得ることに
より定常的に得られる。もし、必要な置換プロパノール
が利用できない場合には容易に利用できる2−置換アク
ロレインから調製することができる。ここで2−置換基
はアベルメクチンの最終的なC−24置換基に対応す
る。 図式I:24,25−置換出発物質の製造
できる(S)−3−クロロ−1−フェニル−1−プロパ
ノールで始めて、それを(メチルエチル・ケトン中のヨ
ウ化ナトリウムを使用して)対応する3−ヨード誘導体
に転化し、ヒドロキシ基を(ビス(トリメチルシリル)
トリフルオロアセトアミドを使用して)トリメチルシリ
ル・エーテルとして保護し、次にトリフェニルホスフィ
ンと反応させて必要なヨウ化ホスホニウムを得ることに
より定常的に得られる。もし、必要な置換プロパノール
が利用できない場合には容易に利用できる2−置換アク
ロレインから調製することができる。ここで2−置換基
はアベルメクチンの最終的なC−24置換基に対応す
る。 図式I:24,25−置換出発物質の製造
【化11】 図式I:24,25−置換出発物質の製造(続き)
【化12】 キー: TBDMS=tert−ブチルジメチルシリル TMS=トリメチルシリル MCPBA=メタクロロ過安息香酸 DMSO=ジメチルスルホオキシド ClCOCOCl=塩化オキサリル Pb(OAc)4 =テトラ酢酸鉛 クロロアルデヒドの二重結合及び反応にグリニャール
(Grignard) 試薬 RMgX(ここでRはアベルメクチンの最終的なC−25置
換基を提供し、Xはハロゲンである)を使用して塩酸を
添加すると種々に置換されたクロロプロパノールが生じ
る。その他の置換プロパノールは製造の所でさらに記述
したように2−置換マロン酸エステルから製造される。
(Grignard) 試薬 RMgX(ここでRはアベルメクチンの最終的なC−25置
換基を提供し、Xはハロゲンである)を使用して塩酸を
添加すると種々に置換されたクロロプロパノールが生じ
る。その他の置換プロパノールは製造の所でさらに記述
したように2−置換マロン酸エステルから製造される。
【0019】前述の反応図で使用されるもう一つの出発
物質はその中の22、23二重結合が単結合に還元され
る物質である。22、23二重結合の選択的水素添加に
使用される望ましい触媒は次の化学式を有するものであ
る。 〔((R)3P)3RhY〕 ここでRは低級アルキル、フェニル、又はフェニルで置
換された低級アルキル及びYはハロゲンである。本還元
はアメリカ合衆国特許第4,199,569号に完全に
記述されている。
物質はその中の22、23二重結合が単結合に還元され
る物質である。22、23二重結合の選択的水素添加に
使用される望ましい触媒は次の化学式を有するものであ
る。 〔((R)3P)3RhY〕 ここでRは低級アルキル、フェニル、又はフェニルで置
換された低級アルキル及びYはハロゲンである。本還元
はアメリカ合衆国特許第4,199,569号に完全に
記述されている。
【0020】上記反応図で使用されるその他の出発物質
は単糖類の調製をふくむものである。アベルメクチン化
合物の単糖類誘導体を調製するために使用する工程はア
メリカ合衆国特許第4,206,205号に記述されて
いる。反応は一般的に出発二糖類を有機溶媒混合物水溶
液中で処理することから構成される。容量で0.1から
20%の水の濃度及び約0.01から0.1%の酸濃度
が優勢に単糖類を生成するであろう。
は単糖類の調製をふくむものである。アベルメクチン化
合物の単糖類誘導体を調製するために使用する工程はア
メリカ合衆国特許第4,206,205号に記述されて
いる。反応は一般的に出発二糖類を有機溶媒混合物水溶
液中で処理することから構成される。容量で0.1から
20%の水の濃度及び約0.01から0.1%の酸濃度
が優勢に単糖類を生成するであろう。
【0021】単糖類の製造手順はイソプロパノール中の
1%鉱酸溶液を20から40℃、望ましくは室温で6か
ら24時間利用する。硫酸、燐酸等のような鉱酸が使用
できる。全ての場合、アベルメクチンの25−位の置換
は本反応条件に対して不活性であり、この位置でのアル
キル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロアル
ケニル基等の存在はアベルメクチン誘導体の調製、分
離、又は反応性に殆ど影響しないであろう。
1%鉱酸溶液を20から40℃、望ましくは室温で6か
ら24時間利用する。硫酸、燐酸等のような鉱酸が使用
できる。全ての場合、アベルメクチンの25−位の置換
は本反応条件に対して不活性であり、この位置でのアル
キル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロアル
ケニル基等の存在はアベルメクチン誘導体の調製、分
離、又は反応性に殆ど影響しないであろう。
【0022】化合物の製造 本発明の新規な化合物の製造はアベルメクチン出発物質
が5−ヒドロキシ位置での置換を防止するために、この
位置で保護されている時、最も良好に行われる。この位
置を保護することにより、分子の残基に影響を及ぼすこ
となく4″−又は4′−位で反応を行うことができる。
5−ヒドロキシ基は4″−又は4′−ヒドロキシル基で
の置換が発生する前にtert−ブチルジメチルシリル基に
より保護される。23−ヒドロキシ基は反応性が少な
く、7−ヒドロキシ基は極めて非反応性で、これらは保
護する必要がない。新規な化合物の製造は、アベルメク
チン出発物質が4″−又は4′−位での良好な脱離基、
望ましくはヨード−又はアルキル置換スルホニル基、よ
り望ましくはトリフルオロメタンスルホニル−又はヨー
ド−基により誘導体に転化されることが必要である。次
にこれらの脱離基は望ましい4″−デオキシ−4″−置
換アシル−又はアルキル−チオ−アベルメクチン誘導体
を得るために硫黄含有求核試薬により置換される(これ
らもさらに修飾することができる)。
が5−ヒドロキシ位置での置換を防止するために、この
位置で保護されている時、最も良好に行われる。この位
置を保護することにより、分子の残基に影響を及ぼすこ
となく4″−又は4′−位で反応を行うことができる。
5−ヒドロキシ基は4″−又は4′−ヒドロキシル基で
の置換が発生する前にtert−ブチルジメチルシリル基に
より保護される。23−ヒドロキシ基は反応性が少な
く、7−ヒドロキシ基は極めて非反応性で、これらは保
護する必要がない。新規な化合物の製造は、アベルメク
チン出発物質が4″−又は4′−位での良好な脱離基、
望ましくはヨード−又はアルキル置換スルホニル基、よ
り望ましくはトリフルオロメタンスルホニル−又はヨー
ド−基により誘導体に転化されることが必要である。次
にこれらの脱離基は望ましい4″−デオキシ−4″−置
換アシル−又はアルキル−チオ−アベルメクチン誘導体
を得るために硫黄含有求核試薬により置換される(これ
らもさらに修飾することができる)。
【0023】4″−又は4′−アルキル置換スルホニル
中間生成物は塩基の存在で、−15から10℃で15分
から1時間にわたり、塩素化された炭水化物、テトラヒ
ドロフラン(THF)、又はエーテル、望ましくは塩化
メチレンのような不活性溶媒中で適切なスルホン酸無水
物又は適切なスルホン酸塩化物を使用して5−保護アベ
ルメクチンから製造される。4″−又は4′−アルキル
置換スルホニル化合物は技術分野で既知の技術を使用し
て単離できる。次に4″−又は4′−スルホニルアベル
メクチンは硫黄含有求核試薬により4″−又は4′−位
置が置換される。本反応は、ジメチルホルムアミド(D
MF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、THF、
塩素化された炭水化物、又はエーテル、望ましくはDM
Fのような不活性溶媒中で、鉱物性チオール又は炭酸カ
リウムのような塩基を持つチオールの望ましいチオール
求核試薬を使用して、0から25℃で1から8時間にわ
たり行われる。18−クラウン−6(1,4,7,1
0,13,16−ヘキサオキソシクロオクタデカン)の
ような触媒を任意に加えることができる。生成物は既知
の技術で単離される。4″−又は4′−位に2個の可能
性のあるエピマーが存在する;1個の赤道結合(又は
α)置換基を持つ天然アベルメクチンに見られるような
立体化学性を正確に有し、もう1個の軸結合の(又は
β)配置を有している。後者は4″−又は4′−エピと
呼ばれる。分極化しやすい求核試薬を使用する反応は転
化された配置を持つ生成物を優勢にもたらす。非分極化
求核試薬を使用する反応は通常、両方の化合物をもたら
す。両化合物は単離可能であるが、両者共に高生物活性
を有するので単離する必要はない。両エピマーは分離物
又は混合物共に本発明で考えられる部分である。
中間生成物は塩基の存在で、−15から10℃で15分
から1時間にわたり、塩素化された炭水化物、テトラヒ
ドロフラン(THF)、又はエーテル、望ましくは塩化
メチレンのような不活性溶媒中で適切なスルホン酸無水
物又は適切なスルホン酸塩化物を使用して5−保護アベ
ルメクチンから製造される。4″−又は4′−アルキル
置換スルホニル化合物は技術分野で既知の技術を使用し
て単離できる。次に4″−又は4′−スルホニルアベル
メクチンは硫黄含有求核試薬により4″−又は4′−位
置が置換される。本反応は、ジメチルホルムアミド(D
MF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、THF、
塩素化された炭水化物、又はエーテル、望ましくはDM
Fのような不活性溶媒中で、鉱物性チオール又は炭酸カ
リウムのような塩基を持つチオールの望ましいチオール
求核試薬を使用して、0から25℃で1から8時間にわ
たり行われる。18−クラウン−6(1,4,7,1
0,13,16−ヘキサオキソシクロオクタデカン)の
ような触媒を任意に加えることができる。生成物は既知
の技術で単離される。4″−又は4′−位に2個の可能
性のあるエピマーが存在する;1個の赤道結合(又は
α)置換基を持つ天然アベルメクチンに見られるような
立体化学性を正確に有し、もう1個の軸結合の(又は
β)配置を有している。後者は4″−又は4′−エピと
呼ばれる。分極化しやすい求核試薬を使用する反応は転
化された配置を持つ生成物を優勢にもたらす。非分極化
求核試薬を使用する反応は通常、両方の化合物をもたら
す。両化合物は単離可能であるが、両者共に高生物活性
を有するので単離する必要はない。両エピマーは分離物
又は混合物共に本発明で考えられる部分である。
【0024】脱離基の求核置換もまたヨードにより行う
ことが出来る。即ち、DMF,DMSO,THF又は塩
素化された炭素中で、4″−位で良好な脱離基で置換さ
れたアベルメクチンの攪拌溶液にヨード塩を添加し、こ
の反応を室温で1から6時間攪拌、放置することにより
行う。本生成物は既知の技術を使って単離する。逆に、
4″−ヨード原子をその他の硫黄−含有求核試薬を含む
その他の求核試薬で置き換えることが出来る。
ことが出来る。即ち、DMF,DMSO,THF又は塩
素化された炭素中で、4″−位で良好な脱離基で置換さ
れたアベルメクチンの攪拌溶液にヨード塩を添加し、こ
の反応を室温で1から6時間攪拌、放置することにより
行う。本生成物は既知の技術を使って単離する。逆に、
4″−ヨード原子をその他の硫黄−含有求核試薬を含む
その他の求核試薬で置き換えることが出来る。
【0025】代替法として、本発明の化合物は、先に記
述の手順に従って製造した無保護の4″−デオキシ−
4″−チオ−アベルメクチン誘導体を出発物質として合
成することが出来る。4″−デオキシ−4″−チオ−ア
ベルメクチン出発物質を、ジメチルフォルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、またはメタノールの様な極性溶媒
に室温で溶解する。この溶液に、炭酸カリウム、水酸化
ナトリウム、又は水酸化カリウム、望ましくは無水炭酸
カリウムの様な塩基と、望ましいハロゲン化アルキル、
望ましくはヨー化アルキルを添加した。18−クラウン
−6の様な触媒を任意に添加することができる。2から
24時間後に、本反応混合物を飽和食塩水に注ぎ、生成
物、4″−デオキシ−4″−アルキルチオ−アベルメク
チン誘導体を既知の技術で単離した。
述の手順に従って製造した無保護の4″−デオキシ−
4″−チオ−アベルメクチン誘導体を出発物質として合
成することが出来る。4″−デオキシ−4″−チオ−ア
ベルメクチン出発物質を、ジメチルフォルムアミド、ジ
メチルスルホキシド、またはメタノールの様な極性溶媒
に室温で溶解する。この溶液に、炭酸カリウム、水酸化
ナトリウム、又は水酸化カリウム、望ましくは無水炭酸
カリウムの様な塩基と、望ましいハロゲン化アルキル、
望ましくはヨー化アルキルを添加した。18−クラウン
−6の様な触媒を任意に添加することができる。2から
24時間後に、本反応混合物を飽和食塩水に注ぎ、生成
物、4″−デオキシ−4″−アルキルチオ−アベルメク
チン誘導体を既知の技術で単離した。
【0026】塩素化された炭水化物、THF,エーテ
ル、又は低級アルコール、望ましくは塩化メチレンの様
な溶媒中で、硫黄含有4′−及び4″−基を、対応する
スルフィニル及びスルフォニル基に酸化することも出来
る。過酸望ましくはm−クロロ過安息香酸の様な酸化剤
を、4″−又は4′−置換アベルメクチンの溶液に添加
した。温度を変える(−30℃から室温まで)こと、及
び酸化剤の当量数を変えることにより、スルホキシドと
スルホンの相対的な収量を制御することが出来る。生成
物は、技術分野では既知の技術を用いて分離し、単離し
た。
ル、又は低級アルコール、望ましくは塩化メチレンの様
な溶媒中で、硫黄含有4′−及び4″−基を、対応する
スルフィニル及びスルフォニル基に酸化することも出来
る。過酸望ましくはm−クロロ過安息香酸の様な酸化剤
を、4″−又は4′−置換アベルメクチンの溶液に添加
した。温度を変える(−30℃から室温まで)こと、及
び酸化剤の当量数を変えることにより、スルホキシドと
スルホンの相対的な収量を制御することが出来る。生成
物は、技術分野では既知の技術を用いて分離し、単離し
た。
【0027】側鎖の更なる変形は、チオ−アルコールを
求核試薬として使用した場合に行われる。硫黄含有側鎖
のアルコールのヒドロキシル基が、含まれている4″−
又は4′−ヒドロキシ基のところで起きるらしい何等か
の反応と化学変化を起こすことが出来るが、これは本記
述の方法だけに限定されるものでは無い。4″−位での
望ましい置換及び変形に続いて、5−ヒドロキシ基の非
保護化を、そしてもし望むならば、5−位に於ける分子
の変形も起こすことが出来る。アベルメクチンの4″−
位で実施した先述の反応は、対応した置換単糖誘導体に
も影響を及ぼすアベルメクチン単糖類の4″−位でも起
こすことが出来る。
求核試薬として使用した場合に行われる。硫黄含有側鎖
のアルコールのヒドロキシル基が、含まれている4″−
又は4′−ヒドロキシ基のところで起きるらしい何等か
の反応と化学変化を起こすことが出来るが、これは本記
述の方法だけに限定されるものでは無い。4″−位での
望ましい置換及び変形に続いて、5−ヒドロキシ基の非
保護化を、そしてもし望むならば、5−位に於ける分子
の変形も起こすことが出来る。アベルメクチンの4″−
位で実施した先述の反応は、対応した置換単糖誘導体に
も影響を及ぼすアベルメクチン単糖類の4″−位でも起
こすことが出来る。
【0028】本化合物の生物活性 本発明の新規化合物は強力な抗体内外寄生虫剤であっ
て、特にヒトや動物、植物に感染する蠕虫、体内寄生
虫、昆虫、ダニに対する抗寄生虫剤であって、ヒトや動
物の健康、農業、家庭や商業地域における害虫コントロ
ールに有用である。一般的に蠕虫病と言われる病気及び
疾病群は蠕虫類として知られる寄生虫の動物宿主への感
染によるものである。豚、羊、馬、牛、ヤギ、犬、猫、
魚、バッファロー、ラクダ、リヤマ、トナカイ、実験動
物、毛皮動物、動物園の動物、及び家禽等の家畜にとっ
ては、この蠕虫病は流行性であり経済的にも重要な問題
である。蠕虫類の中でも、線虫類の様な寄生虫群は種々
の動物群において広範かつ時として重症な感染を引き起
こす。上記にあるように動物に感染する最も一般的な線
虫類として捻転胃虫属(Haemonchus) 、毛様線虫属(Tr
ichostrongylus) 、オステルタジア属(Ostertagia) 、
ネマトディルス属(Nematodirus)、クーペリア属(Coop
eria) 、回虫属(Ascaris)、ブノストムム属(Bunostom
um) 、腸結節虫属(Oesophagostomum)、キャベルチア属
(Chabertia)、鞭虫属(Trichuris)、円形線虫属(Stro
ngylus) 、旋毛虫属(Trichonema) 、肺虫属(Dictyoca
ulus) 、毛頭虫属(Capillaria) 、ハブロネマ属(Habr
onema)、ドルスキア属(Druschia)、ヘテラキス属(Het
erakis)) 、トキソカラ属(Toxocara) 、アスカリディ
ア属(Ascaridia)、蟯虫属(Oxyuris)、鉤虫属(Ancylo
stoma)、ウンシナリア属(Uncinaria)、イヌ小回虫属
(Toxascaris) 、ウマ回虫属(Parascaris) がある。な
かでもネマトディルス、クーペリア、及び腸結節虫は主
として腸管を攻撃し、捻転胃虫、オステルタジア等は胃
中に広がり、肺虫等は肺に見出される。更に他の寄生虫
は他の組織及び臓器において、例えば心臓、血管、皮
下、リンパ組織等に存在する。蠕虫病として知られる寄
生虫感染は、貧血、栄養不良、虚弱、体重減少、腸管壁
及び他の組織あるいは臓器における重度の損傷をもたら
し、もし治療をしなかったならば、その感染宿主は死亡
するであろう。本発明の化合物は予想以上の高活性をこ
れらの寄生虫に対して示し、かつまたイヌネコのイヌ糸
状虫属(Dirofilaria)、げっ歯動物のネマトスピロイデ
ス属(Nematospiroides)、シファチア属(Syphacia) 、
アスピカルリス属(Aspicururis)、動物及び鳥類の外部
寄生虫である節足動物例えば、ダニ類、シラミ、ノミ、
クロバエ、羊のミドリキンバエ種(Lucilia sp) 、吸血
性昆虫及び、牛のウシバエ種(hypoderma sp.)、馬のウ
マバエ種(Gastrophilus) 、げっ歯動物のヒフバエ種
(Cuterebra sp.)等の移動性の双翅類の幼虫、および吸
血蝿や汚物蝿を含むうるさい蝿類に対しても同様な活性
を示した。
て、特にヒトや動物、植物に感染する蠕虫、体内寄生
虫、昆虫、ダニに対する抗寄生虫剤であって、ヒトや動
物の健康、農業、家庭や商業地域における害虫コントロ
ールに有用である。一般的に蠕虫病と言われる病気及び
疾病群は蠕虫類として知られる寄生虫の動物宿主への感
染によるものである。豚、羊、馬、牛、ヤギ、犬、猫、
魚、バッファロー、ラクダ、リヤマ、トナカイ、実験動
物、毛皮動物、動物園の動物、及び家禽等の家畜にとっ
ては、この蠕虫病は流行性であり経済的にも重要な問題
である。蠕虫類の中でも、線虫類の様な寄生虫群は種々
の動物群において広範かつ時として重症な感染を引き起
こす。上記にあるように動物に感染する最も一般的な線
虫類として捻転胃虫属(Haemonchus) 、毛様線虫属(Tr
ichostrongylus) 、オステルタジア属(Ostertagia) 、
ネマトディルス属(Nematodirus)、クーペリア属(Coop
eria) 、回虫属(Ascaris)、ブノストムム属(Bunostom
um) 、腸結節虫属(Oesophagostomum)、キャベルチア属
(Chabertia)、鞭虫属(Trichuris)、円形線虫属(Stro
ngylus) 、旋毛虫属(Trichonema) 、肺虫属(Dictyoca
ulus) 、毛頭虫属(Capillaria) 、ハブロネマ属(Habr
onema)、ドルスキア属(Druschia)、ヘテラキス属(Het
erakis)) 、トキソカラ属(Toxocara) 、アスカリディ
ア属(Ascaridia)、蟯虫属(Oxyuris)、鉤虫属(Ancylo
stoma)、ウンシナリア属(Uncinaria)、イヌ小回虫属
(Toxascaris) 、ウマ回虫属(Parascaris) がある。な
かでもネマトディルス、クーペリア、及び腸結節虫は主
として腸管を攻撃し、捻転胃虫、オステルタジア等は胃
中に広がり、肺虫等は肺に見出される。更に他の寄生虫
は他の組織及び臓器において、例えば心臓、血管、皮
下、リンパ組織等に存在する。蠕虫病として知られる寄
生虫感染は、貧血、栄養不良、虚弱、体重減少、腸管壁
及び他の組織あるいは臓器における重度の損傷をもたら
し、もし治療をしなかったならば、その感染宿主は死亡
するであろう。本発明の化合物は予想以上の高活性をこ
れらの寄生虫に対して示し、かつまたイヌネコのイヌ糸
状虫属(Dirofilaria)、げっ歯動物のネマトスピロイデ
ス属(Nematospiroides)、シファチア属(Syphacia) 、
アスピカルリス属(Aspicururis)、動物及び鳥類の外部
寄生虫である節足動物例えば、ダニ類、シラミ、ノミ、
クロバエ、羊のミドリキンバエ種(Lucilia sp) 、吸血
性昆虫及び、牛のウシバエ種(hypoderma sp.)、馬のウ
マバエ種(Gastrophilus) 、げっ歯動物のヒフバエ種
(Cuterebra sp.)等の移動性の双翅類の幼虫、および吸
血蝿や汚物蝿を含むうるさい蝿類に対しても同様な活性
を示した。
【0029】本化合物はヒトに感染する寄生虫に対して
も同様に有効である。ヒトの胃腸管において最も一般的
な寄生虫は鉤虫(Ancylostoma)、アメリカ鉤虫(Nacato
r) 、回虫(Ascaris)、糞線虫(Strongyloides)、旋毛
虫(Trichinella)、毛頭虫(Capillaria) 、鞭虫(Tric
huris)、及び蟯虫属(Enterobius)である。血液中、あ
るいは胃腸管以外の他の組織や臓器において発見され
る、医療上重要な寄生虫属としては、ブケレリア属、ブ
ルギア属、オンコセルカ属、ドラクンクルス属及びロア
糸状虫があり、また腸内寄生虫ではあるが腸管外に存在
している糞線虫属、及び旋毛虫属などもある。また本化
合物はヒトに寄生する節足動物、吸血性昆虫及びヒトを
悩ます双翅類害虫にも同様に効果がある。また、ゴキブ
リ類、チャパネゴキブリ(Blatella sp.) 、イガ、ヒロ
ズコガ種(Tineola sp.)、カツオブシムシ、アタネガス
種、及びイエバエ等の家庭害虫やノミ、ホコリダニ、シ
ロアリやアリに対しても効力を示すものである。
も同様に有効である。ヒトの胃腸管において最も一般的
な寄生虫は鉤虫(Ancylostoma)、アメリカ鉤虫(Nacato
r) 、回虫(Ascaris)、糞線虫(Strongyloides)、旋毛
虫(Trichinella)、毛頭虫(Capillaria) 、鞭虫(Tric
huris)、及び蟯虫属(Enterobius)である。血液中、あ
るいは胃腸管以外の他の組織や臓器において発見され
る、医療上重要な寄生虫属としては、ブケレリア属、ブ
ルギア属、オンコセルカ属、ドラクンクルス属及びロア
糸状虫があり、また腸内寄生虫ではあるが腸管外に存在
している糞線虫属、及び旋毛虫属などもある。また本化
合物はヒトに寄生する節足動物、吸血性昆虫及びヒトを
悩ます双翅類害虫にも同様に効果がある。また、ゴキブ
リ類、チャパネゴキブリ(Blatella sp.) 、イガ、ヒロ
ズコガ種(Tineola sp.)、カツオブシムシ、アタネガス
種、及びイエバエ等の家庭害虫やノミ、ホコリダニ、シ
ロアリやアリに対しても効力を示すものである。
【0030】更に、貯蔵穀物におけるコクヌストモドキ
種(Tribolium sp.)、チャイロコメノゴミムシダマシ種
(Tenebrio sp.) 、農作物におけるアブラムシ(Acyrth
iosiphon sp.) あらびに移動性の直翅類であるイナゴ及
び植物組織に生存している昆虫の幼虫などにも有効であ
る。また、土壌中の線虫を制御するための殺線虫剤とし
て、また植物に寄生する根瘤線虫種などにも効果的に使
用され、農業上重要性がある。本化合物はまたフシアリ
(fire ant) の巣がある地所を処置するのに非常に有効
である。本化合物を低濃度で食餌誘殺剤に処方し、繁殖
地に散布し、巣に運び込まれるようにする。フシアリに
たいする直接的だが遲効性毒性に加え、本化合物は女王
を不妊にして効果的に巣を壊滅させる長期的効果を有す
る。
種(Tribolium sp.)、チャイロコメノゴミムシダマシ種
(Tenebrio sp.) 、農作物におけるアブラムシ(Acyrth
iosiphon sp.) あらびに移動性の直翅類であるイナゴ及
び植物組織に生存している昆虫の幼虫などにも有効であ
る。また、土壌中の線虫を制御するための殺線虫剤とし
て、また植物に寄生する根瘤線虫種などにも効果的に使
用され、農業上重要性がある。本化合物はまたフシアリ
(fire ant) の巣がある地所を処置するのに非常に有効
である。本化合物を低濃度で食餌誘殺剤に処方し、繁殖
地に散布し、巣に運び込まれるようにする。フシアリに
たいする直接的だが遲効性毒性に加え、本化合物は女王
を不妊にして効果的に巣を壊滅させる長期的効果を有す
る。
【0031】本発明の化合物は、活性化合物が1つまた
はそれ以上の不活性成分と完全に混合されている、また
は場合によっては1つまたはそれ以上の他の活性成分を
含んでいる処方として投与することができる。ヒトや動
物に投与する、植物に使用する、家屋や地所に使用す
る、あるいは住居や商店における家庭害虫をコントロー
ルするには、当業者が知っているどのような組成も用い
ることができる。ヒトや動物に使用して、内外寄生虫を
コントロールするには経口処方、固体または液体または
非経口液体、埋め込み、デポット注射を用いることがで
きる。局所使用には、浸漬、スプレー、パウダー、粉
剤、灌水、噴流、シャンプー、首輪、札、馬具を使用す
ることができる。農業建築物や地所に使用するには液体
噴霧、パウダー、粉剤、食餌誘殺剤の形を用いることが
できる。さらに動物の排泄物を食物としそこで増殖する
うるさい蝿をコントロールするには“排泄”形を使用す
ることができる。化合物をカプセルなどに処方して、活
性薬剤が動物の排泄物に残る様にすることにより、汚物
蝿や他の節足動物害虫をコントロールできる。
はそれ以上の不活性成分と完全に混合されている、また
は場合によっては1つまたはそれ以上の他の活性成分を
含んでいる処方として投与することができる。ヒトや動
物に投与する、植物に使用する、家屋や地所に使用す
る、あるいは住居や商店における家庭害虫をコントロー
ルするには、当業者が知っているどのような組成も用い
ることができる。ヒトや動物に使用して、内外寄生虫を
コントロールするには経口処方、固体または液体または
非経口液体、埋め込み、デポット注射を用いることがで
きる。局所使用には、浸漬、スプレー、パウダー、粉
剤、灌水、噴流、シャンプー、首輪、札、馬具を使用す
ることができる。農業建築物や地所に使用するには液体
噴霧、パウダー、粉剤、食餌誘殺剤の形を用いることが
できる。さらに動物の排泄物を食物としそこで増殖する
うるさい蝿をコントロールするには“排泄”形を使用す
ることができる。化合物をカプセルなどに処方して、活
性薬剤が動物の排泄物に残る様にすることにより、汚物
蝿や他の節足動物害虫をコントロールできる。
【0032】本化合物はほ乳動物の抗蠕虫剤として使用
する場合、カプセル、丸薬、錠剤または水薬の単位投与
形態として経口投与できる。水薬は通常活性成分を水に
ベントナイトなどの懸濁剤及び湿潤剤あるいは類似の賦
形剤と共に、懸濁し分散したものである。一般的に水薬
には消泡剤が含まれている。水薬の処方は活性化合物を
約0.001から約0.5%重量含むものであり、好ま
しくは約0.01から約0.1%重量である。カプセル
及び丸薬には活性成分と共に、スターチ、タルク、ステ
アリン酸マグネシウム、あるいはリン酸2カルシウムな
どの担体が含まれている。
する場合、カプセル、丸薬、錠剤または水薬の単位投与
形態として経口投与できる。水薬は通常活性成分を水に
ベントナイトなどの懸濁剤及び湿潤剤あるいは類似の賦
形剤と共に、懸濁し分散したものである。一般的に水薬
には消泡剤が含まれている。水薬の処方は活性化合物を
約0.001から約0.5%重量含むものであり、好ま
しくは約0.01から約0.1%重量である。カプセル
及び丸薬には活性成分と共に、スターチ、タルク、ステ
アリン酸マグネシウム、あるいはリン酸2カルシウムな
どの担体が含まれている。
【0033】本化合物を乾燥固形の単位用量として投与
する場合、通常本化合物の必要量が含まれているカプセ
ル、丸薬、あるいは錠剤が用いられる。これらの単位用
量形態は活性成分と適切かつ細かく区分けした希釈液、
充填剤、崩壊剤及び/あるいはスターチ、ラクトース、
タルク、ステアリン酸マグネシウム、植物性樹脂及び類
似物質とを十分にかつ均等に混合させることにより調製
される。この様な単位用量の処方においては、治療を受
ける宿主動物のタイプ、感染の度合い、及びタイプ、か
つまた宿主の体重などの因子により抗寄生虫剤の総重量
及びその内容成分は幅広く変化する。
する場合、通常本化合物の必要量が含まれているカプセ
ル、丸薬、あるいは錠剤が用いられる。これらの単位用
量形態は活性成分と適切かつ細かく区分けした希釈液、
充填剤、崩壊剤及び/あるいはスターチ、ラクトース、
タルク、ステアリン酸マグネシウム、植物性樹脂及び類
似物質とを十分にかつ均等に混合させることにより調製
される。この様な単位用量の処方においては、治療を受
ける宿主動物のタイプ、感染の度合い、及びタイプ、か
つまた宿主の体重などの因子により抗寄生虫剤の総重量
及びその内容成分は幅広く変化する。
【0034】本発明の化合物を動物の飼料と共に投与す
るには、飼料中に充分に分散するか、調製済みの飼料の
上にふりかけるか、あるいは、ペレットまたは液体形態
で調製済の飼料に添加するか、あるいは、飼料とは切り
離して与えるものである。別法としては、本発明の抗寄
生虫化合物を非経口で動物に投与するもので例えば、ル
ーメン内、筋中、気管内、あるいは皮下等に活性成分を
水溶性担体中に溶解、分散した状態で注入投与するもの
である。非経口投与に際しては、その活性物質を許容し
うる賦形剤、好ましくはピーナッツ油、綿実油などの種
々の植物油と適切に混合することである。他の非経口賦
形剤としては、ソルケタール、グリセロールホルマー
ル、プロピレングリコールを用いる有機製剤及び水性非
経口調剤なども同様に使用される。本発明の化合物は、
投与用の非経口調剤中に溶解、懸濁される;一般的な処
方として、本化合物の重量パーセントは約0.0005
%から約5%である。
るには、飼料中に充分に分散するか、調製済みの飼料の
上にふりかけるか、あるいは、ペレットまたは液体形態
で調製済の飼料に添加するか、あるいは、飼料とは切り
離して与えるものである。別法としては、本発明の抗寄
生虫化合物を非経口で動物に投与するもので例えば、ル
ーメン内、筋中、気管内、あるいは皮下等に活性成分を
水溶性担体中に溶解、分散した状態で注入投与するもの
である。非経口投与に際しては、その活性物質を許容し
うる賦形剤、好ましくはピーナッツ油、綿実油などの種
々の植物油と適切に混合することである。他の非経口賦
形剤としては、ソルケタール、グリセロールホルマー
ル、プロピレングリコールを用いる有機製剤及び水性非
経口調剤なども同様に使用される。本発明の化合物は、
投与用の非経口調剤中に溶解、懸濁される;一般的な処
方として、本化合物の重量パーセントは約0.0005
%から約5%である。
【0035】本発明の抗寄生虫化合物の主たる適応面
は、蠕虫症の治療及び/あるいは予防であるが寄生虫、
例えば節足動物であるダニ類、シラミ、ノミ、及び他の
吸血性昆虫による家畜及び家禽の病気の治療や予防にも
有用である、その化合物は同時にヒトをも含めた他の動
物中で寄生虫により引き起こされる病気の治療にも効果
的である。好結果をもたらすための使用しうる至適用量
は、治療を受ける動物種及び寄生虫感染や侵襲の度合い
やタイプに左右されるのは当然である。一般的に、この
新規化合物に関しては、経口投与なら、一度にまとめ
て、あるいは1〜5日という比較的短い期間内で数回に
分けて投与する総用量が動物体重kg当たり約0.001
から約10mgのときに良い結果が得られる。本発明の好
適化合物ではもっとも良好な寄生虫コントロールは動物
に約0.025から約0.5mg/kg体重で単回投与した
場合である。再感染に対しては、繰り返し治療も行なわ
れるが、それは寄生虫の種及び使用されている農業上の
技術にも依存している。これらの物質を動物に投与する
技術というものは獣医学の分野ではよく知られるところ
である。
は、蠕虫症の治療及び/あるいは予防であるが寄生虫、
例えば節足動物であるダニ類、シラミ、ノミ、及び他の
吸血性昆虫による家畜及び家禽の病気の治療や予防にも
有用である、その化合物は同時にヒトをも含めた他の動
物中で寄生虫により引き起こされる病気の治療にも効果
的である。好結果をもたらすための使用しうる至適用量
は、治療を受ける動物種及び寄生虫感染や侵襲の度合い
やタイプに左右されるのは当然である。一般的に、この
新規化合物に関しては、経口投与なら、一度にまとめ
て、あるいは1〜5日という比較的短い期間内で数回に
分けて投与する総用量が動物体重kg当たり約0.001
から約10mgのときに良い結果が得られる。本発明の好
適化合物ではもっとも良好な寄生虫コントロールは動物
に約0.025から約0.5mg/kg体重で単回投与した
場合である。再感染に対しては、繰り返し治療も行なわ
れるが、それは寄生虫の種及び使用されている農業上の
技術にも依存している。これらの物質を動物に投与する
技術というものは獣医学の分野ではよく知られるところ
である。
【0036】本明細書中における化合物を動物の飼料の
一部としてあるいは飼料水中に溶解あるいは懸濁された
状態で投与するときは、組成物はそこに含まれる活性化
合物が、不活性担体あるいは希釈液中て完全に分散して
いる様に調製される。不活性担体とは、抗寄生虫剤とは
反応しない物質であり、かつ動物投与においても安全な
物質であるということを意味するものである。好ましく
は、飼料投与される担体ならば動物飼料の素材の一つが
良いであろう。
一部としてあるいは飼料水中に溶解あるいは懸濁された
状態で投与するときは、組成物はそこに含まれる活性化
合物が、不活性担体あるいは希釈液中て完全に分散して
いる様に調製される。不活性担体とは、抗寄生虫剤とは
反応しない物質であり、かつ動物投与においても安全な
物質であるということを意味するものである。好ましく
は、飼料投与される担体ならば動物飼料の素材の一つが
良いであろう。
【0037】適切な組成物は、そこにおいて本化合物が
比較的多く存在し、直接動物に与えるあるいは飼料に追
加添加するのに適した飼料プレミックスまたは添加物を
含む。飼料に添加する場合は直接あるいは、中間的な希
釈あるいは混合段階を経て加える。組成物として適切な
担体あるいは希釈液の代表例として、ジスティラーズ乾
燥グレーン、コーンミール、シトラスミール、発酵残留
物、カキ殻粉、小麦ショート、廃糖密ソリュブル、コー
ンコブミール、食用豆粉飼料、大豆グリッツ、粉砕ライ
ムストーンなどがある。本発明の化合物はグラインディ
ング、攪拌、ミリング、あるいはタンブリングにより担
体中に十分に分散される。組成物として、本化合物を重
量として約0.005%から約2.0%を含むものが特
に飼料プレミックスとして適切である。動物に直接食べ
させる飼料添加物としては、本化合物の重量が約0.0
002%から約0.3%を含むものである。
比較的多く存在し、直接動物に与えるあるいは飼料に追
加添加するのに適した飼料プレミックスまたは添加物を
含む。飼料に添加する場合は直接あるいは、中間的な希
釈あるいは混合段階を経て加える。組成物として適切な
担体あるいは希釈液の代表例として、ジスティラーズ乾
燥グレーン、コーンミール、シトラスミール、発酵残留
物、カキ殻粉、小麦ショート、廃糖密ソリュブル、コー
ンコブミール、食用豆粉飼料、大豆グリッツ、粉砕ライ
ムストーンなどがある。本発明の化合物はグラインディ
ング、攪拌、ミリング、あるいはタンブリングにより担
体中に十分に分散される。組成物として、本化合物を重
量として約0.005%から約2.0%を含むものが特
に飼料プレミックスとして適切である。動物に直接食べ
させる飼料添加物としては、本化合物の重量が約0.0
002%から約0.3%を含むものである。
【0038】このような添加物は、調製後の飼料が寄生
虫病の治療及び制御のために必要な活性化合物の濃度を
有するよう動物の飼料中へ添加される。本発明の化合物
の望ましい濃度は、特に使用される化合物と先に述べた
因子により変化するが、通常、期待しうる抗寄生虫作用
を示すには飼料中約0.00001%から約0.002
%の濃度をもって配合される。本発明の化合物を使用す
るにあたり、個々の化合物を調製し、その形で使用する
ことができる。あるいは化合物の混合物を使用すること
もできるし、本発明の化合物とは無関係の他の活性物質
と混合して使用することもできる。
虫病の治療及び制御のために必要な活性化合物の濃度を
有するよう動物の飼料中へ添加される。本発明の化合物
の望ましい濃度は、特に使用される化合物と先に述べた
因子により変化するが、通常、期待しうる抗寄生虫作用
を示すには飼料中約0.00001%から約0.002
%の濃度をもって配合される。本発明の化合物を使用す
るにあたり、個々の化合物を調製し、その形で使用する
ことができる。あるいは化合物の混合物を使用すること
もできるし、本発明の化合物とは無関係の他の活性物質
と混合して使用することもできる。
【0039】本発明の化合物は、穀物の生育期におい
て、あるいはそれの貯蔵中において、打撃的な損害を与
える農業上の害虫に対しても、同様に有効である。化合
物はそのような農業上の害虫から効果的に生育期及び貯
蔵時の穀物を防御するために、スプレー、粉剤、エマル
ジョン等、周知の技術を用いて使用される。
て、あるいはそれの貯蔵中において、打撃的な損害を与
える農業上の害虫に対しても、同様に有効である。化合
物はそのような農業上の害虫から効果的に生育期及び貯
蔵時の穀物を防御するために、スプレー、粉剤、エマル
ジョン等、周知の技術を用いて使用される。
【0040】以下の実施例は本発明がより良く理解され
るために用意されたものであり、本発明を限定するもの
ではない。
るために用意されたものであり、本発明を限定するもの
ではない。
【0041】以下の実施例で調製されるアベルメクチン
誘導体は通常結晶形ではなく不定形の固体として単離さ
れる。したがって同定はマススペクトル、核磁気共鳴な
どを用いて行なう。不定形であるため、化合物ははっき
りした融点で特定することができない。しかしクロマト
グラフィおよび用いた分析法により化合物が純粋である
ことが示される。
誘導体は通常結晶形ではなく不定形の固体として単離さ
れる。したがって同定はマススペクトル、核磁気共鳴な
どを用いて行なう。不定形であるため、化合物ははっき
りした融点で特定することができない。しかしクロマト
グラフィおよび用いた分析法により化合物が純粋である
ことが示される。
【0042】実施例1 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−アベルメク
チンBla/Blb 工程A 中間生成物4″−O−トリフルオロメタンスル
ホニル−5−O−tert−ブチル−ジメチルシリル−アベ
ルメクチン・Bla/Blbの製造 無水塩化メチレン(CH2Cl2,30.0mL) 中に5−O−
tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・Bla
/Blb(6000mg,6.09mmol)を含む攪拌した
溶液に、N,N−ジ−イソプロピルエチルアミン(6.
353mL、36.54mmol)を添加し、引き続いて4−
ジメチルアミノピリジン(DMAP,4458mg,3
6.54mmol)を添加した。本溶液を窒素ガス下で0℃
まで冷却し、そしてトリフルオロメタンスルホン酸無水
物(Tf2O,4.097mL,24.36mmol)を1分間に
わたり添加した。0℃で30分後、本反応混合物を氷/
水と塩化メチレンとの間で分配した。塩化メチレン抽出
物を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、そして真空
下で濃縮した。粗製物をヘキサン−酢酸エチル(1:
1)を使ったシリカゲルのプラグを通して精製した。生
成物を油状物まで濃縮しそしてベンゼンから凍結乾燥し
た。純粋物、4″−O−トリフルオロメタンスルホニル
−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチ
ン・Bla/Blbを核磁気共鳴分光器(MNR)によ
り特性記述した。収量5.01g。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−5
−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・
Bla/Blb ガス状のメタンチオールを無水ジメチルフォルムアミド
(DMF,4mL)の中に2分間、適度に速く泡立て、引
き続いて炭酸カリウム(231mg,1.671mmol)を
添加した。本溶液を窒素ガス環境下で0℃まで冷却した
後に、先に記載の手順に従い製造した4″−O−トリフ
ルオロメタンスルホニル−5−O−tert−ブチルジメチ
ルシリル−アベルメクチン・Bla/Blb(1244
mg,1.113mmol)を添加した。20分後、本反応混
合物を放置して室温まで加温した。室温で2時間攪拌し
た後、本反応混合物を重炭酸ソーダ飽和液と塩化メチレ
ンとの間で分配した。塩化メチレン抽出物を水で洗浄
し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過しそして油状物
に濃縮した。粗製物(2.1g、褐色油状物)を、ヘキ
サン−酢酸エチル(3:1)で溶出するフラッシュ・シ
リカ・クロマトグラフにより精製した。生成物を含む画
分を集めて、純粋物、4″−デオキシ−4″−エピ−メ
チルチオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベ
ルメクチン・Bla/Blbを核磁気共鳴分光器(NM
R)により特性記述し、そして逆相・高圧・液体・クロ
マトグラフ(RP−HPLC)により純度を測定した。
収量175mg。工程C 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−ア
ベルメクチン・Bla/Blbの製造 先に記載の手順に従い調製した4″−デオキシ−4″−
エピ−メチルチオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリ
ル−アベルメクチン・Bla/Blb(284mg、0.
28mmol)をテトラヒドロフラン(THF,4mL)に溶
解した。これに2mLのHF−ピリジン溶液(25gHF
−ピリジン、10mLピリジン、28mLTHF)を添加し
た。5時間後に、本反応混合物を0℃まで冷却し、エー
テルで稀釈(2mL)し、冷水(15−20mL)に注い
だ。追加のエーテルを添加した。水相部を除去し、有機
相部を重炭酸ソーダ飽和水溶液(5mL)で洗浄し、これ
を水抽出物に添加した。追加の重炭酸ソーダを、合わせ
た洗浄水に発泡が止まるまで添加した。水相部をエーテ
ルで抽出し、そして全エーテル抽出物を合わせ、これを
水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、そし
て黄色オイル(292mg)に濃縮した。粗製物を、ヘキ
サン−酢酸エチル(65:35)を用いたフラッシュ・
シリカ・ゲル・クロマトグラフにより精製した。生成物
を含む画分を集めてベンゼンから凍結乾燥した。純粋
物、4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−アベル
メクチン・Bla/BlbをNMR分光器により特性記
述し、そしてRH−HPLCにより純度を測定した。
チンBla/Blb 工程A 中間生成物4″−O−トリフルオロメタンスル
ホニル−5−O−tert−ブチル−ジメチルシリル−アベ
ルメクチン・Bla/Blbの製造 無水塩化メチレン(CH2Cl2,30.0mL) 中に5−O−
tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・Bla
/Blb(6000mg,6.09mmol)を含む攪拌した
溶液に、N,N−ジ−イソプロピルエチルアミン(6.
353mL、36.54mmol)を添加し、引き続いて4−
ジメチルアミノピリジン(DMAP,4458mg,3
6.54mmol)を添加した。本溶液を窒素ガス下で0℃
まで冷却し、そしてトリフルオロメタンスルホン酸無水
物(Tf2O,4.097mL,24.36mmol)を1分間に
わたり添加した。0℃で30分後、本反応混合物を氷/
水と塩化メチレンとの間で分配した。塩化メチレン抽出
物を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、そして真空
下で濃縮した。粗製物をヘキサン−酢酸エチル(1:
1)を使ったシリカゲルのプラグを通して精製した。生
成物を油状物まで濃縮しそしてベンゼンから凍結乾燥し
た。純粋物、4″−O−トリフルオロメタンスルホニル
−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチ
ン・Bla/Blbを核磁気共鳴分光器(MNR)によ
り特性記述した。収量5.01g。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−5
−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・
Bla/Blb ガス状のメタンチオールを無水ジメチルフォルムアミド
(DMF,4mL)の中に2分間、適度に速く泡立て、引
き続いて炭酸カリウム(231mg,1.671mmol)を
添加した。本溶液を窒素ガス環境下で0℃まで冷却した
後に、先に記載の手順に従い製造した4″−O−トリフ
ルオロメタンスルホニル−5−O−tert−ブチルジメチ
ルシリル−アベルメクチン・Bla/Blb(1244
mg,1.113mmol)を添加した。20分後、本反応混
合物を放置して室温まで加温した。室温で2時間攪拌し
た後、本反応混合物を重炭酸ソーダ飽和液と塩化メチレ
ンとの間で分配した。塩化メチレン抽出物を水で洗浄
し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過しそして油状物
に濃縮した。粗製物(2.1g、褐色油状物)を、ヘキ
サン−酢酸エチル(3:1)で溶出するフラッシュ・シ
リカ・クロマトグラフにより精製した。生成物を含む画
分を集めて、純粋物、4″−デオキシ−4″−エピ−メ
チルチオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベ
ルメクチン・Bla/Blbを核磁気共鳴分光器(NM
R)により特性記述し、そして逆相・高圧・液体・クロ
マトグラフ(RP−HPLC)により純度を測定した。
収量175mg。工程C 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−ア
ベルメクチン・Bla/Blbの製造 先に記載の手順に従い調製した4″−デオキシ−4″−
エピ−メチルチオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリ
ル−アベルメクチン・Bla/Blb(284mg、0.
28mmol)をテトラヒドロフラン(THF,4mL)に溶
解した。これに2mLのHF−ピリジン溶液(25gHF
−ピリジン、10mLピリジン、28mLTHF)を添加し
た。5時間後に、本反応混合物を0℃まで冷却し、エー
テルで稀釈(2mL)し、冷水(15−20mL)に注い
だ。追加のエーテルを添加した。水相部を除去し、有機
相部を重炭酸ソーダ飽和水溶液(5mL)で洗浄し、これ
を水抽出物に添加した。追加の重炭酸ソーダを、合わせ
た洗浄水に発泡が止まるまで添加した。水相部をエーテ
ルで抽出し、そして全エーテル抽出物を合わせ、これを
水で洗浄、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、そし
て黄色オイル(292mg)に濃縮した。粗製物を、ヘキ
サン−酢酸エチル(65:35)を用いたフラッシュ・
シリカ・ゲル・クロマトグラフにより精製した。生成物
を含む画分を集めてベンゼンから凍結乾燥した。純粋
物、4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−アベル
メクチン・Bla/BlbをNMR分光器により特性記
述し、そしてRH−HPLCにより純度を測定した。
【0043】実施例2 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−アベルメクチン・
Bla/Blb 工程A 中間生成物4″−O−エピ−トリフルオロメタ
ンスルホニル−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−
アベルメクチン・Bla/Blb 無水塩化メチレン(20.0mL)中に5−O−tert−ブ
チルジメチルシリル−4″−エピ−アベルメクチン・B
la/Blb(4000mg、4.06mmol)を含む攪拌
溶液を出発物質とし、続いて実施例1工程Aに記載の手
順に従って、純粋物、4″−エピ−O−トリフルオロメ
タンスルホニル−5−O−tert−ブチルジメチルシリル
−アベルメクチン・Bla/Blbを単離し、回収し、
そしてMNR分光器により特性記述した。工程B 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−5−O−
tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・Bla
/Blbの製造 4″−エピ−O−トリフルオロメタンスルホニル−5−
O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・B
la/Blb(1308mg、1.170mmol)を出発物
質として、実施例1工程Bに記載の手順に従い、純粋生
成物、4″−デオキシ−4″−メチルチオ−5−O−te
rt−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・Bla/
Blb(1894mg)を回収し、MNR分光器により特
性記述した。純度をRP−HPLCで測定した。工程C 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−アベルメ
クチン・Bla/Blbの調製 先に略述した手順に従い調製した4″−デオキシ−4″
−メチルチオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−
アベルメクチン・Bla/Blb(894mg、0.88
mmol)を4mLのTHFに溶解した。この溶液に2mLのH
F−ピリジン溶液(25gHF−ピリジン、10mLピリ
ジン、28mLTHF)を添加した。5時間後、本反応混
合物を0℃に冷却し、エーテル(2mL)で稀釈し、冷水
(15−20mL)に注いだ。追加のエーテルを添加し
た。水相部を除去して有機相部を重炭酸ソーダ飽和水溶
液(5−10mL)で洗浄、これを水抽出物に加えた。追
加の重炭酸ソーダを発泡が無くなるまで合わせた洗浄水
に添加した。水相部をエーテルで抽出し、そして全エー
テル抽出物を合わせ、これを水で洗浄、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥し、濾過し、そして黄色油状物に濃縮した。
粗生成物(783g)を、ヘキサン−酢酸エチル(6
5:35)を用いたフラッシュ・シリカ・ゲル・クロマ
トグラフにより精製した。生成物を含む画分を集めて真
空下で濃縮し、ベンゼンから凍結乾燥した。純粋物、
4″−デオキシ−4″−メチルチオ−アベルメクチン・
Bla/Blb(458mg)をMNR分光器により特性
記述し、そしてRP−HPLCにより純度を測定した。
Bla/Blb 工程A 中間生成物4″−O−エピ−トリフルオロメタ
ンスルホニル−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−
アベルメクチン・Bla/Blb 無水塩化メチレン(20.0mL)中に5−O−tert−ブ
チルジメチルシリル−4″−エピ−アベルメクチン・B
la/Blb(4000mg、4.06mmol)を含む攪拌
溶液を出発物質とし、続いて実施例1工程Aに記載の手
順に従って、純粋物、4″−エピ−O−トリフルオロメ
タンスルホニル−5−O−tert−ブチルジメチルシリル
−アベルメクチン・Bla/Blbを単離し、回収し、
そしてMNR分光器により特性記述した。工程B 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−5−O−
tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・Bla
/Blbの製造 4″−エピ−O−トリフルオロメタンスルホニル−5−
O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・B
la/Blb(1308mg、1.170mmol)を出発物
質として、実施例1工程Bに記載の手順に従い、純粋生
成物、4″−デオキシ−4″−メチルチオ−5−O−te
rt−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・Bla/
Blb(1894mg)を回収し、MNR分光器により特
性記述した。純度をRP−HPLCで測定した。工程C 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−アベルメ
クチン・Bla/Blbの調製 先に略述した手順に従い調製した4″−デオキシ−4″
−メチルチオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−
アベルメクチン・Bla/Blb(894mg、0.88
mmol)を4mLのTHFに溶解した。この溶液に2mLのH
F−ピリジン溶液(25gHF−ピリジン、10mLピリ
ジン、28mLTHF)を添加した。5時間後、本反応混
合物を0℃に冷却し、エーテル(2mL)で稀釈し、冷水
(15−20mL)に注いだ。追加のエーテルを添加し
た。水相部を除去して有機相部を重炭酸ソーダ飽和水溶
液(5−10mL)で洗浄、これを水抽出物に加えた。追
加の重炭酸ソーダを発泡が無くなるまで合わせた洗浄水
に添加した。水相部をエーテルで抽出し、そして全エー
テル抽出物を合わせ、これを水で洗浄、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥し、濾過し、そして黄色油状物に濃縮した。
粗生成物(783g)を、ヘキサン−酢酸エチル(6
5:35)を用いたフラッシュ・シリカ・ゲル・クロマ
トグラフにより精製した。生成物を含む画分を集めて真
空下で濃縮し、ベンゼンから凍結乾燥した。純粋物、
4″−デオキシ−4″−メチルチオ−アベルメクチン・
Bla/Blb(458mg)をMNR分光器により特性
記述し、そしてRP−HPLCにより純度を測定した。
【0044】実施例3 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルフィニル−ア
ベルメクチン・Bla/Blb及び4″−デオキシ−
4″−エピ−メチルスルホニル−アベルメクチン・Bl
a/Blb 実施例1に記載の手順に従い製造した4″−デオキシ−
4″−エピ−メチルチオ−アベルメクチン・Bla/B
lb(289mg,0.320mmol)を無水塩化メチレン
(6mL)に溶解し、窒素ガス環境下で−15℃まで冷却
した。冷却溶液に85%m−クロロ過安息香酸(97m
g、0.48mmol)を添加した。30分後、本溶液を3
0分放置して0℃まで加温した後に、室温まで放置加温
した。追加のm−クロロ過安息香酸(22mg、0.11
mmol)を添加した。30分後、本反応混合物を、チオ硫
酸ナトリウム(2g)を含む飽和重炭酸ソーダ溶液(2
0mL)と塩化メチレン(30mL)との間で分配した。塩
化メチレン抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過
しそして油状固形物に濃縮した。粗生成物を、酢酸エチ
ル−アセトン(9:1)を用いた分取用・薄層・シリカ
・クロマトグラフにより精製した。4″−デオキシ−
4″−エピ−メチルスルフィニル−アベルメクチン・B
la/Blb及び4″−デオキシ−4″−エピ−メチル
スルホニル−アベルメクチン・Bla/Blbとが共に
純粋な形で単離され、各々、別個に油状のガラス状物質
に濃縮した。純粋生成物をベンゼンから凍結乾燥し、そ
してNMR及びマス・スペクトル分光器により特性記述
した(スルホキシド:(M+7)=925;スルホン:
(M+7)=941)。純度をRP−HPLCにて検定
した。収量:スルホキシド、68mg;スルホン、98m
g。
ベルメクチン・Bla/Blb及び4″−デオキシ−
4″−エピ−メチルスルホニル−アベルメクチン・Bl
a/Blb 実施例1に記載の手順に従い製造した4″−デオキシ−
4″−エピ−メチルチオ−アベルメクチン・Bla/B
lb(289mg,0.320mmol)を無水塩化メチレン
(6mL)に溶解し、窒素ガス環境下で−15℃まで冷却
した。冷却溶液に85%m−クロロ過安息香酸(97m
g、0.48mmol)を添加した。30分後、本溶液を3
0分放置して0℃まで加温した後に、室温まで放置加温
した。追加のm−クロロ過安息香酸(22mg、0.11
mmol)を添加した。30分後、本反応混合物を、チオ硫
酸ナトリウム(2g)を含む飽和重炭酸ソーダ溶液(2
0mL)と塩化メチレン(30mL)との間で分配した。塩
化メチレン抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過
しそして油状固形物に濃縮した。粗生成物を、酢酸エチ
ル−アセトン(9:1)を用いた分取用・薄層・シリカ
・クロマトグラフにより精製した。4″−デオキシ−
4″−エピ−メチルスルフィニル−アベルメクチン・B
la/Blb及び4″−デオキシ−4″−エピ−メチル
スルホニル−アベルメクチン・Bla/Blbとが共に
純粋な形で単離され、各々、別個に油状のガラス状物質
に濃縮した。純粋生成物をベンゼンから凍結乾燥し、そ
してNMR及びマス・スペクトル分光器により特性記述
した(スルホキシド:(M+7)=925;スルホン:
(M+7)=941)。純度をRP−HPLCにて検定
した。収量:スルホキシド、68mg;スルホン、98m
g。
【0045】実施例4 4″−デオキシ−4″−メチルスルフィニル−アベルメ
クチン・Bla/Blb及び4″−デオキシ−4″−メ
チルスルホニル−アベルメクチン・Bla/Blb 実施例2に記載の手順に従い調製した4″−デオキシ−
4″−メチルチオ−アベルメクチン・Bla/Blb
(614mg,0.680mmol)を無水塩化メチレン(1
0mL)に溶解し、窒素ガス環境下で−15℃まで冷却し
た。冷却溶液に60%m−クロロ過安息香酸(300m
g、1.043mmol)を添加した。10分後、溶液を2
0分間、0℃まで加温放置した後に、室温まで放置加温
した。本反応混合物を、硫酸ナトリウムを含む飽和重炭
酸ソーダ溶液と塩化メチレンとの間で分配した。塩化メ
チレン抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過しそ
して油状固形物に濃縮した。粗生成物(660mg)を酢
酸エチル−ヘキサン(3:1)を用いたフラッシュ・シ
リカ・クロマトグラフにより精製した。4″−デオキシ
−4″−メチルスルフィニル−アベルメクチン・Bla
/Blb及び4″−デオキシ−4−メチルスルホニル−
アベルメクチン・Bla/Blbとが共に単離され、各
々、別個に油状のガラス状物質に濃縮した。純粋生成物
をベンゼンから凍結乾燥し、そしてNMR及びマス・ス
ペクトル分光器により特性記述した(スルホキシド:
(M+7)=925;スルホン:(M+7)=94
1)。純度をRP−HPLCにて検定した。収量:スル
ホキシド、132mg;スルホン、121mg。
クチン・Bla/Blb及び4″−デオキシ−4″−メ
チルスルホニル−アベルメクチン・Bla/Blb 実施例2に記載の手順に従い調製した4″−デオキシ−
4″−メチルチオ−アベルメクチン・Bla/Blb
(614mg,0.680mmol)を無水塩化メチレン(1
0mL)に溶解し、窒素ガス環境下で−15℃まで冷却し
た。冷却溶液に60%m−クロロ過安息香酸(300m
g、1.043mmol)を添加した。10分後、溶液を2
0分間、0℃まで加温放置した後に、室温まで放置加温
した。本反応混合物を、硫酸ナトリウムを含む飽和重炭
酸ソーダ溶液と塩化メチレンとの間で分配した。塩化メ
チレン抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過しそ
して油状固形物に濃縮した。粗生成物(660mg)を酢
酸エチル−ヘキサン(3:1)を用いたフラッシュ・シ
リカ・クロマトグラフにより精製した。4″−デオキシ
−4″−メチルスルフィニル−アベルメクチン・Bla
/Blb及び4″−デオキシ−4−メチルスルホニル−
アベルメクチン・Bla/Blbとが共に単離され、各
々、別個に油状のガラス状物質に濃縮した。純粋生成物
をベンゼンから凍結乾燥し、そしてNMR及びマス・ス
ペクトル分光器により特性記述した(スルホキシド:
(M+7)=925;スルホン:(M+7)=94
1)。純度をRP−HPLCにて検定した。収量:スル
ホキシド、132mg;スルホン、121mg。
【0046】実施例5 (+)−4″−デオキシ−4″−メチルスルフィニル−
アベルメクチン・Bla/Blb及び(−)−4″−デ
オキシ−4″−メチル−スルフィニル−アベルメクチン
・Bla/Blbの製造と分離 実施例2に記載の手順に従い製造した4″−デオキシ−
4″−メチルチオ−アベルメクチン・Bla/Blb
(100mg,0111mmol)を1mLのメタノールに溶解
し室温で攪拌した。本溶液に、過ヨウ素酸(H5IO6 , 2
50mg,1.096mmol)を添加した。3時間後、1ml
の飽和重炭酸ソーダ溶液、1mLの水及び1mLの塩化ナト
リウム水溶液を反応容器に加えた。本溶液を分離用漏斗
に移し、そして酢酸エチルで抽出した。有機相部を合わ
せ、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、そして真空
下で濃縮して330mgの粗製物を得た。本粗生成物を酢
酸エチル−アセトン(9:1)を用いたフラッシュ・シ
リカ・ゲル・クロマトグラフにより精製した。スルホキ
シド・ジアステレオマーを分離し、そしてバイダック
(Vydac)C18・カラム及びメタノール−水(80:2
0)を溶出剤として用いた分取用・逆相・高圧・液体・
クロマトグラフにより精製した。生成物を含む画分を集
め、そして凍結乾燥した。両方のスルホキシド・ジアス
テレオマーを単離した。収量:49mg異性体A(HPL
Cでより速く移動する)及び52mg異性体B(HPLC
でより遅く移動する)。純度は分析用RP−HPLCで
測定し、NMR及びマス分光器(M+7)=925で特
性記述した。
アベルメクチン・Bla/Blb及び(−)−4″−デ
オキシ−4″−メチル−スルフィニル−アベルメクチン
・Bla/Blbの製造と分離 実施例2に記載の手順に従い製造した4″−デオキシ−
4″−メチルチオ−アベルメクチン・Bla/Blb
(100mg,0111mmol)を1mLのメタノールに溶解
し室温で攪拌した。本溶液に、過ヨウ素酸(H5IO6 , 2
50mg,1.096mmol)を添加した。3時間後、1ml
の飽和重炭酸ソーダ溶液、1mLの水及び1mLの塩化ナト
リウム水溶液を反応容器に加えた。本溶液を分離用漏斗
に移し、そして酢酸エチルで抽出した。有機相部を合わ
せ、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、そして真空
下で濃縮して330mgの粗製物を得た。本粗生成物を酢
酸エチル−アセトン(9:1)を用いたフラッシュ・シ
リカ・ゲル・クロマトグラフにより精製した。スルホキ
シド・ジアステレオマーを分離し、そしてバイダック
(Vydac)C18・カラム及びメタノール−水(80:2
0)を溶出剤として用いた分取用・逆相・高圧・液体・
クロマトグラフにより精製した。生成物を含む画分を集
め、そして凍結乾燥した。両方のスルホキシド・ジアス
テレオマーを単離した。収量:49mg異性体A(HPL
Cでより速く移動する)及び52mg異性体B(HPLC
でより遅く移動する)。純度は分析用RP−HPLCで
測定し、NMR及びマス分光器(M+7)=925で特
性記述した。
【0047】実施例6 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルフィニル−5
−オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルフィ
ニル−5−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbの製
造 酢酸エチル(200μL)中に、実施例3に記載の手順
に従い製造した4″−デオキシ−4″−エピ−メチルス
ルフィニル−アベルメクチン・Bla/Blb(30m
g,0.033mmol)を含む溶液に、酸化マンガン(I
V)(200mg,2.3mmol)を添加した。90分後、
本反応混合物を酢酸エチル−アセトン(7:3)を使用
したシリカゲルのプラグを通して濾過した。本生成物を
一定の重量まで濃縮した。純粋生成物、4″−デオキシ
−4″−エピ−メチルスルフィニル−5−ケト−アベル
メクチン・Bla/BlbはNMR分光器で特性記述
し、純度をRP−HPLCにて検定した。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルフィ
ニル−5−オキシ−アベルメクチン・Bla/Blbの
製造 出発物質である、4″−デオキシ−4″−エピ−メチル
スルフィニル−5−ケト−アベルメクチン・Bla/B
lbは先に略述した一般的な手順に従い製造した。酢酸
エチル(1mL)中に出発物質(18mg,0.019mmo
l)を含む溶液に、塩化亜鉛(ZnCl2 、ジエチル・エー
テル中1.0M溶液の70μL、0.070mmol)を添
加し、引き続いてO−(トリメチルシリル)−ヒドロキ
シルアミン(20μL、0.164mmol)を添加した。
2時間後、本反応混合物を重炭酸ソーダ飽和液とジエチ
ル・エーテルとの間で分配した。エーテル相を水で洗
い、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、泡状物まで
濃縮した。本粗生成物をメタノール−塩化メチレンを用
いたシリカ・プラグを通して精製し、濃縮した。純粋の
4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルフィニル−5
−オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blbをベン
ゼンから凍結乾燥し、NMR及びマス分光器(M+7)
=938で特性記述した。純度をRP−HPLCにて検
定した。収量16mg。
−オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルフィ
ニル−5−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbの製
造 酢酸エチル(200μL)中に、実施例3に記載の手順
に従い製造した4″−デオキシ−4″−エピ−メチルス
ルフィニル−アベルメクチン・Bla/Blb(30m
g,0.033mmol)を含む溶液に、酸化マンガン(I
V)(200mg,2.3mmol)を添加した。90分後、
本反応混合物を酢酸エチル−アセトン(7:3)を使用
したシリカゲルのプラグを通して濾過した。本生成物を
一定の重量まで濃縮した。純粋生成物、4″−デオキシ
−4″−エピ−メチルスルフィニル−5−ケト−アベル
メクチン・Bla/BlbはNMR分光器で特性記述
し、純度をRP−HPLCにて検定した。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルフィ
ニル−5−オキシ−アベルメクチン・Bla/Blbの
製造 出発物質である、4″−デオキシ−4″−エピ−メチル
スルフィニル−5−ケト−アベルメクチン・Bla/B
lbは先に略述した一般的な手順に従い製造した。酢酸
エチル(1mL)中に出発物質(18mg,0.019mmo
l)を含む溶液に、塩化亜鉛(ZnCl2 、ジエチル・エー
テル中1.0M溶液の70μL、0.070mmol)を添
加し、引き続いてO−(トリメチルシリル)−ヒドロキ
シルアミン(20μL、0.164mmol)を添加した。
2時間後、本反応混合物を重炭酸ソーダ飽和液とジエチ
ル・エーテルとの間で分配した。エーテル相を水で洗
い、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、泡状物まで
濃縮した。本粗生成物をメタノール−塩化メチレンを用
いたシリカ・プラグを通して精製し、濃縮した。純粋の
4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルフィニル−5
−オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blbをベン
ゼンから凍結乾燥し、NMR及びマス分光器(M+7)
=938で特性記述した。純度をRP−HPLCにて検
定した。収量16mg。
【0048】実施例7 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルホニル−5−
オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルホニ
ル−5−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbの製造 酢酸エチル(200μL)中に、実施例4に記載の手順
に従い製造した4″−デオキシ−4″−メチルスルホニ
ル−アベルメクチン・Bla/Blb(30mg,0.0
32mmol)を含む溶液に、酸化マンガン(IV)(200
mg,2.3mmol)を添加した。90分後、本反応混合物
を酢酸エチル−ヘキサン(1:1)を用いたシリカ・プ
ラグを通して濾過した。生成物を一定重量まで濃縮し
た。純粋の4″−デオキシ−4″−メチル−スルホニル
−5−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbを核磁気
共鳴分光器により特性記述し、純度を逆相・高圧・液体
クロマトグラフにより検定した。収量20mg。工程B 4″−デオキシ−4″−メチルスルホニル−5
−オキシミノ−アベルメメクチン・Bla/Blbの製
造 出発物質、4″−デオキシ−4″−メチル−スルホニル
−5−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbを先に略
述した一般的な手順に従い製造した。酢酸エチル(1m
L)中に出発物質(20mg,0.021mmol)を含む溶
液に、塩化亜鉛(ZnCl2 、ジエチル・エーテル中1.0
M溶液の70μL、0.070mmol)を添加し、引き続
いてO−(トリメチルシリル)−ヒドロキシル−アミン
(20μL、0.164mmol)を添加した。2時間後、
本反応混合物を重炭酸ソーダ水溶液とジエチル・エーテ
ルとの間で分配した。エーテル相を水で洗い、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥し、濾過し、泡状物まで濃縮した。本
粗生成物をメタノール−塩化メチレン(2:98)を用
いたシリカ・プラグを通して精製し、真空下で濃縮し
た。純粋の4″−デオキシ−4″−メチルスルホニル−
5−オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blbをベ
ンゼンから凍結乾燥し、NMR及びマス分光器(M+
7)=954で特性記述した。純度をRP−HPLCに
て検定した。収量16mg。
オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルホニ
ル−5−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbの製造 酢酸エチル(200μL)中に、実施例4に記載の手順
に従い製造した4″−デオキシ−4″−メチルスルホニ
ル−アベルメクチン・Bla/Blb(30mg,0.0
32mmol)を含む溶液に、酸化マンガン(IV)(200
mg,2.3mmol)を添加した。90分後、本反応混合物
を酢酸エチル−ヘキサン(1:1)を用いたシリカ・プ
ラグを通して濾過した。生成物を一定重量まで濃縮し
た。純粋の4″−デオキシ−4″−メチル−スルホニル
−5−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbを核磁気
共鳴分光器により特性記述し、純度を逆相・高圧・液体
クロマトグラフにより検定した。収量20mg。工程B 4″−デオキシ−4″−メチルスルホニル−5
−オキシミノ−アベルメメクチン・Bla/Blbの製
造 出発物質、4″−デオキシ−4″−メチル−スルホニル
−5−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbを先に略
述した一般的な手順に従い製造した。酢酸エチル(1m
L)中に出発物質(20mg,0.021mmol)を含む溶
液に、塩化亜鉛(ZnCl2 、ジエチル・エーテル中1.0
M溶液の70μL、0.070mmol)を添加し、引き続
いてO−(トリメチルシリル)−ヒドロキシル−アミン
(20μL、0.164mmol)を添加した。2時間後、
本反応混合物を重炭酸ソーダ水溶液とジエチル・エーテ
ルとの間で分配した。エーテル相を水で洗い、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥し、濾過し、泡状物まで濃縮した。本
粗生成物をメタノール−塩化メチレン(2:98)を用
いたシリカ・プラグを通して精製し、真空下で濃縮し
た。純粋の4″−デオキシ−4″−メチルスルホニル−
5−オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blbをベ
ンゼンから凍結乾燥し、NMR及びマス分光器(M+
7)=954で特性記述した。純度をRP−HPLCに
て検定した。収量16mg。
【0049】実施例8 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−5−オキシ
ミノ−アベルメクチン・Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−5
−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbの製造 酢酸エチル(200μL)中に実施例1に従い製造した
4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−アベルメク
チン・Bla/Blb(30mg,0.033mmol)を含
む溶液に、酸化マンガン(IV)(200mg,2.3mmo
l)を添加した。30分後、本反応混合物を酢酸エチル
−アセトン(1:1)を用いたシリカ・プラグを通して
濾過した。生成物を一定重量まで濃縮した。純粋の4″
−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−5−ケト−アベ
ルメクチン・Bla/BlbをNMR分光器で特性記述
し、純度をRP−HPLCにて検定した。収量24mg。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−5
−オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blbの製造 出発物質、4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−
5−オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blbを先
に略述した一般的な手順に従い製造した。酢酸エチル
(1mL)中に出発物質(24mg,0.027mmol)を含
む溶液に、塩化亜鉛(ジエチル・エーテル中1.0M溶
液の70μL、0.070mmol)を添加し、引き続いて
O−(トリメチルシリル)ヒドロキシル−アミン(20
μL、0.164mmol)を添加した。2時間後、本反応
混合物を重炭酸ソーダ水溶液とジエチル・エーテルとの
間で分配した。エーテル相を水で洗い、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥し、濾過し、泡状物まで濃縮した。本粗生成
物をメタノール−塩化メチレン(2:98)を用いたシ
リカ・プラグを通して精製し、濃縮した。純粋の4″−
デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−5−オキシミノ−
アベルメクチン・Bla/Blbをベンゼンから凍結乾
燥し、NMR分光器及びマス分光器(M+7)=922
で特性記述した。純度をRP−HPLCにて検定した。
収量23mg。
ミノ−アベルメクチン・Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−5
−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbの製造 酢酸エチル(200μL)中に実施例1に従い製造した
4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−アベルメク
チン・Bla/Blb(30mg,0.033mmol)を含
む溶液に、酸化マンガン(IV)(200mg,2.3mmo
l)を添加した。30分後、本反応混合物を酢酸エチル
−アセトン(1:1)を用いたシリカ・プラグを通して
濾過した。生成物を一定重量まで濃縮した。純粋の4″
−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−5−ケト−アベ
ルメクチン・Bla/BlbをNMR分光器で特性記述
し、純度をRP−HPLCにて検定した。収量24mg。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−5
−オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blbの製造 出発物質、4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−
5−オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blbを先
に略述した一般的な手順に従い製造した。酢酸エチル
(1mL)中に出発物質(24mg,0.027mmol)を含
む溶液に、塩化亜鉛(ジエチル・エーテル中1.0M溶
液の70μL、0.070mmol)を添加し、引き続いて
O−(トリメチルシリル)ヒドロキシル−アミン(20
μL、0.164mmol)を添加した。2時間後、本反応
混合物を重炭酸ソーダ水溶液とジエチル・エーテルとの
間で分配した。エーテル相を水で洗い、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥し、濾過し、泡状物まで濃縮した。本粗生成
物をメタノール−塩化メチレン(2:98)を用いたシ
リカ・プラグを通して精製し、濃縮した。純粋の4″−
デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−5−オキシミノ−
アベルメクチン・Bla/Blbをベンゼンから凍結乾
燥し、NMR分光器及びマス分光器(M+7)=922
で特性記述した。純度をRP−HPLCにて検定した。
収量23mg。
【0050】実施例9 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−5−オキシミノ−
アベルメクチン・Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−5−ケト
−アベルメクチン・B1a/Blbの製造 酢酸エチル(200μL)中に実施例2に従い製造した
4″−デオキシ−4″−メチルチオ−アベルメクチン・
Bla/Blb(30mg,0.033mmol)を含む溶液
に、酸化マンガン(IV)(200mg、2.3mmol)を添
加した。30分後、本反応混合物を酢酸エチル−ヘキサ
ン(1:1)を用いたシリカ・プラグを通して濾過し
た。生成物を一定重量まで濃縮した。純粋の4″−デオ
キシ−4″−メチルチオ−5−ケト−アベルメクチン・
Bla/BlbをNMR分光器で特性記述し、純度をR
P−HPLCにて検定した。収量25mg。工程B 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−5−オキ
シミノ−アベルメクチン・Bla/Blb 出発物質、4″−デオキシ−4″−メチルチオ−5−ケ
ト−アベルメクチン・Bla/Blbを先に略述した一
般的な手順に従い製造した。酢酸エチル(1mL)中に出
発物質(24mg,0.027mmol)を含む溶液に、塩化
亜鉛(ジエチル・エーテル中1.0M溶液の70μL、
0.070mmol)を添加し、引き続いてO−(トリメチ
ルシリル)ヒドロキシル−アミン(20μL、0.16
4mmol)を添加した。2時間後、本反応混合物を重炭酸
ソーダ水溶液とジエチル・エーテルとの間で分配した。
エーテル相を水で洗い、硫酸マグネシウム上で乾燥し、
濾過し、泡状物まで濃縮した。本粗生成物をメタノール
−塩化メチレン(2:98)を用いたシリカ・プラグを
通して精製し、濃縮した。生成物をベンゼンから凍結乾
燥し、NMR及びマス分光器(M+7)=922で特性
記述した。純度をRP−HPLCにて検定した。収量2
2mg。
アベルメクチン・Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−5−ケト
−アベルメクチン・B1a/Blbの製造 酢酸エチル(200μL)中に実施例2に従い製造した
4″−デオキシ−4″−メチルチオ−アベルメクチン・
Bla/Blb(30mg,0.033mmol)を含む溶液
に、酸化マンガン(IV)(200mg、2.3mmol)を添
加した。30分後、本反応混合物を酢酸エチル−ヘキサ
ン(1:1)を用いたシリカ・プラグを通して濾過し
た。生成物を一定重量まで濃縮した。純粋の4″−デオ
キシ−4″−メチルチオ−5−ケト−アベルメクチン・
Bla/BlbをNMR分光器で特性記述し、純度をR
P−HPLCにて検定した。収量25mg。工程B 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−5−オキ
シミノ−アベルメクチン・Bla/Blb 出発物質、4″−デオキシ−4″−メチルチオ−5−ケ
ト−アベルメクチン・Bla/Blbを先に略述した一
般的な手順に従い製造した。酢酸エチル(1mL)中に出
発物質(24mg,0.027mmol)を含む溶液に、塩化
亜鉛(ジエチル・エーテル中1.0M溶液の70μL、
0.070mmol)を添加し、引き続いてO−(トリメチ
ルシリル)ヒドロキシル−アミン(20μL、0.16
4mmol)を添加した。2時間後、本反応混合物を重炭酸
ソーダ水溶液とジエチル・エーテルとの間で分配した。
エーテル相を水で洗い、硫酸マグネシウム上で乾燥し、
濾過し、泡状物まで濃縮した。本粗生成物をメタノール
−塩化メチレン(2:98)を用いたシリカ・プラグを
通して精製し、濃縮した。生成物をベンゼンから凍結乾
燥し、NMR及びマス分光器(M+7)=922で特性
記述した。純度をRP−HPLCにて検定した。収量2
2mg。
【0051】実施例10 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルホニル−5−
オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルホニ
ル−5−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbの製造 酢酸エチル(200μL)中に、実施例3に記載の手順
に従い製造した4″−デオキシ−4″−エピ−メチルス
ルホニル−アベルメクチン・Bla/Blb(30mg,
0.032mmol)を含む溶液に、酸化マンガン(IV)
(200mg、2.3mmol)を添加した。90分後、本反
応混合物を酢酸エチル−ヘキサン(1:1)を使用した
シリカゲルのプラグを通して濾過した。本生成物を一定
の重量まで濃縮した。純粋生成物、4″−デオキシ−
4″−エピ−メチルスルホニル−5−ケト−アベルメク
チン・Bla/BlbをNMR分光器で特性記述し、純
度をRP−HPLCにて検定した。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルホニ
ル−5−オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blb
の製造 出発物質、4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルホ
ニル−5−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbを先
に略述した一般的な手順に従い製造した。酢酸エチル
(1mL)中に出発物質(20mg,0.021mmol)を含
む溶液に、塩化亜鉛(ジエチル・エーテル中1.0M溶
液の70μL、0.070mmol)を添加し、引き続いて
O−(トリメチルシリル)ヒドロキシル−アミン(20
μL、0.164mmol)を添加した。2時間後、本反応
混合物を重炭酸ソーダ水溶液とジエチル・エーテルとの
間で分配した。エーテル相を水で洗い、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥し、濾過し、泡状物まで濃縮した。本粗生成
物をメタノール−塩化メチレン(2:98)を用いたシ
リカ・ゲル・プラグを通して精製し、真空下で濃縮し
た。純粋の4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルホ
ニル−5−オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Bl
bをベンゼンから凍結乾燥し、NMRで特性記述した。
純度をRP−HPLCにて検定した。
オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルホニ
ル−5−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbの製造 酢酸エチル(200μL)中に、実施例3に記載の手順
に従い製造した4″−デオキシ−4″−エピ−メチルス
ルホニル−アベルメクチン・Bla/Blb(30mg,
0.032mmol)を含む溶液に、酸化マンガン(IV)
(200mg、2.3mmol)を添加した。90分後、本反
応混合物を酢酸エチル−ヘキサン(1:1)を使用した
シリカゲルのプラグを通して濾過した。本生成物を一定
の重量まで濃縮した。純粋生成物、4″−デオキシ−
4″−エピ−メチルスルホニル−5−ケト−アベルメク
チン・Bla/BlbをNMR分光器で特性記述し、純
度をRP−HPLCにて検定した。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルホニ
ル−5−オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blb
の製造 出発物質、4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルホ
ニル−5−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbを先
に略述した一般的な手順に従い製造した。酢酸エチル
(1mL)中に出発物質(20mg,0.021mmol)を含
む溶液に、塩化亜鉛(ジエチル・エーテル中1.0M溶
液の70μL、0.070mmol)を添加し、引き続いて
O−(トリメチルシリル)ヒドロキシル−アミン(20
μL、0.164mmol)を添加した。2時間後、本反応
混合物を重炭酸ソーダ水溶液とジエチル・エーテルとの
間で分配した。エーテル相を水で洗い、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥し、濾過し、泡状物まで濃縮した。本粗生成
物をメタノール−塩化メチレン(2:98)を用いたシ
リカ・ゲル・プラグを通して精製し、真空下で濃縮し
た。純粋の4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルホ
ニル−5−オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Bl
bをベンゼンから凍結乾燥し、NMRで特性記述した。
純度をRP−HPLCにて検定した。
【0052】実施例11 4″−デオキシ−4″−メチルスルフィニル−5−オキ
シミノ−アベルメクチン・Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−メチルスルフィニル−
5−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbの製造 酢酸エチル(200μL)中に、実施例4に記載の手順
に従い製造した4″−デオキシ−4″−メチルスルフィ
ニル−アベルメクチン・Bla/Blb(30mg,0.
033mmol)を含む溶液に、酸化マンガン(IV)(20
0mg、2.3mmol)を添加した。90分後、本反応混合
物を酢酸エチル−アセトン(7:3)を使用したシリカ
ゲルのプラグを通して濾過した。本生成物を一定の重量
まで濃縮した。純粋生成物、4″−デオキシ−4″−エ
ピ−メチル−スルフィニル−5−ケト−アベルメクチン
・Bla/BlbをNMR分光器で特性記述し、純度を
RP−HPLCにて検定した。工程B 4″−デオキシ−4″−メチルスルフィニル−
5−オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blbの製
造 出発物質、4″−デオキシ−4″−メチルスルフィニル
−5−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbを先に略
述した一般的な手順に従い製造した。酢酸エチル(1m
L)中に出発物質(18mg,0.019mmol)を含む溶
液に、塩化亜鉛(ジエチル・エーテル中1.0M溶液の
70μL、0.070mmol)を添加し、引き続いてO−
(トリメチルシリル)ヒドロキシルアミン(20μL、
0.164mmol)を添加した。2時間後、本反応混合物
を飽和重炭酸ソーダ水溶液とジエチル・エーテルとの間
で分配した。エーテル相を水で洗い、硫酸マグネシウム
上で乾燥し、濾過し、泡状物まで濃縮した。本粗生成物
をメタノール−塩化メチレンを用いたシリカ・ゲル・プ
ラグを通して精製し、真空下で濃縮した。純粋の4″−
デオキシ−4″−メチルスルフィニル−5−オキシミノ
−アベルメクチン・Bla/Blbをベンゼンから凍結
乾燥し、NMRで特性記述した。純度をRP−HPLC
にて検定した。
シミノ−アベルメクチン・Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−メチルスルフィニル−
5−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbの製造 酢酸エチル(200μL)中に、実施例4に記載の手順
に従い製造した4″−デオキシ−4″−メチルスルフィ
ニル−アベルメクチン・Bla/Blb(30mg,0.
033mmol)を含む溶液に、酸化マンガン(IV)(20
0mg、2.3mmol)を添加した。90分後、本反応混合
物を酢酸エチル−アセトン(7:3)を使用したシリカ
ゲルのプラグを通して濾過した。本生成物を一定の重量
まで濃縮した。純粋生成物、4″−デオキシ−4″−エ
ピ−メチル−スルフィニル−5−ケト−アベルメクチン
・Bla/BlbをNMR分光器で特性記述し、純度を
RP−HPLCにて検定した。工程B 4″−デオキシ−4″−メチルスルフィニル−
5−オキシミノ−アベルメクチン・Bla/Blbの製
造 出発物質、4″−デオキシ−4″−メチルスルフィニル
−5−ケト−アベルメクチン・Bla/Blbを先に略
述した一般的な手順に従い製造した。酢酸エチル(1m
L)中に出発物質(18mg,0.019mmol)を含む溶
液に、塩化亜鉛(ジエチル・エーテル中1.0M溶液の
70μL、0.070mmol)を添加し、引き続いてO−
(トリメチルシリル)ヒドロキシルアミン(20μL、
0.164mmol)を添加した。2時間後、本反応混合物
を飽和重炭酸ソーダ水溶液とジエチル・エーテルとの間
で分配した。エーテル相を水で洗い、硫酸マグネシウム
上で乾燥し、濾過し、泡状物まで濃縮した。本粗生成物
をメタノール−塩化メチレンを用いたシリカ・ゲル・プ
ラグを通して精製し、真空下で濃縮した。純粋の4″−
デオキシ−4″−メチルスルフィニル−5−オキシミノ
−アベルメクチン・Bla/Blbをベンゼンから凍結
乾燥し、NMRで特性記述した。純度をRP−HPLC
にて検定した。
【0053】実施例12 4″−デオキシ−4″−オクチルチオ−アベルメクチン
・Bla/Blb及び4″−デオキシ−4″−エピ−オ
クチルチオ−アベルメクチン・Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−オクチルチオ−5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・Bl
a/Blb及び4″−デオキシ−4″−エピ−オクチル
チオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメ
クチン・Bla/Blb ジメチルホルムアミド(DMF,1mL)中に4″−O−
トリフルオロメタンスルホニル−5−tert−ブチルジメ
チルシリル−アベルメクチン・Bla/Blb(100
mg,0.089mg)を含む溶液に室温で攪拌中に、n−
オクチル−メルカプタン(65μL、0.447mmol)
及び炭酸カリウム(62mg,0.447mmol)を添加し
た。2.5時間後、本反応混合物を飽和重炭酸ソーダ溶
液と酢酸エチルとの間で分配した。酢酸エチル抽出物
を、硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空下で濃縮し、ヘ
キサン−酢酸エチル(85:15)を使った分取用・薄
層シリカ・ゲル・クロマトグラフにより精製した。二つ
のエピ異性体生成物、4″−デオキシ−4″−オクチル
チオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメ
クチン・Bla/Blb及び4″−デオキシ−4″−エ
ピ−オクチルチオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリ
ル−アベルメクチン・Bla/Blbを得た。工程B 4″−デオキシ−4″−オクチルチオ−アベル
メクチン・Bla/Blb及び4″−デオキシ−4″−
エピ−オクチルチオ−アベルメクチン・Bla/Blb
の製造 上記の手順に従って得られたエピ異性体、4″−デオキ
シ−4″−オクチルチオ−5−O−tert−ブチルジメチ
ルシリル−アベルメクチン・Bla/Blb及び4″−
デオキシ−4″−エピ−オクチルチオ−5−O−tert−
ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・Bla/Bl
b(123mg、0.110mmol)をTHF(4mL)に溶
解した。これにHF−ピリジン溶液2mL(25g、HF
−ピリジン、10mLピリジン、28mL THF)を添加
した。6時間後、水とエーテルとの間で分配した。水相
部を重炭酸ソーダの飽和溶液で中和し、酢酸エチルで抽
出した。合わせた酢酸エチル抽出物を硫酸マグネシウム
上で乾燥し、濾過し、濃縮した。粗生成物をヘキサン−
酢酸エチル(2:3)を溶出剤として使った分取用・薄
層シリカ・ゲル・クロマトグラフにより精製した。二つ
のエピ異性体生成物、4″−デオキシ−4″−オクチル
チオ−アベルメクチン・Bla/Blb及び4″−デオ
キシ−4″−エピ−オクチルチオ−アベルメクチン・B
la/Blbを純化し、分離し、単離した。生成物をN
MR分光器及びマス分光器(異性体A、(M+7)=1
007;異性体B、(M+7)=1007)より特性記
述し、純度をRP−HPLCにて検定した。収量:エピ
異性体A、41mg;エピ異性体B、47mg。
・Bla/Blb及び4″−デオキシ−4″−エピ−オ
クチルチオ−アベルメクチン・Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−オクチルチオ−5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・Bl
a/Blb及び4″−デオキシ−4″−エピ−オクチル
チオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメ
クチン・Bla/Blb ジメチルホルムアミド(DMF,1mL)中に4″−O−
トリフルオロメタンスルホニル−5−tert−ブチルジメ
チルシリル−アベルメクチン・Bla/Blb(100
mg,0.089mg)を含む溶液に室温で攪拌中に、n−
オクチル−メルカプタン(65μL、0.447mmol)
及び炭酸カリウム(62mg,0.447mmol)を添加し
た。2.5時間後、本反応混合物を飽和重炭酸ソーダ溶
液と酢酸エチルとの間で分配した。酢酸エチル抽出物
を、硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空下で濃縮し、ヘ
キサン−酢酸エチル(85:15)を使った分取用・薄
層シリカ・ゲル・クロマトグラフにより精製した。二つ
のエピ異性体生成物、4″−デオキシ−4″−オクチル
チオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメ
クチン・Bla/Blb及び4″−デオキシ−4″−エ
ピ−オクチルチオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリ
ル−アベルメクチン・Bla/Blbを得た。工程B 4″−デオキシ−4″−オクチルチオ−アベル
メクチン・Bla/Blb及び4″−デオキシ−4″−
エピ−オクチルチオ−アベルメクチン・Bla/Blb
の製造 上記の手順に従って得られたエピ異性体、4″−デオキ
シ−4″−オクチルチオ−5−O−tert−ブチルジメチ
ルシリル−アベルメクチン・Bla/Blb及び4″−
デオキシ−4″−エピ−オクチルチオ−5−O−tert−
ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・Bla/Bl
b(123mg、0.110mmol)をTHF(4mL)に溶
解した。これにHF−ピリジン溶液2mL(25g、HF
−ピリジン、10mLピリジン、28mL THF)を添加
した。6時間後、水とエーテルとの間で分配した。水相
部を重炭酸ソーダの飽和溶液で中和し、酢酸エチルで抽
出した。合わせた酢酸エチル抽出物を硫酸マグネシウム
上で乾燥し、濾過し、濃縮した。粗生成物をヘキサン−
酢酸エチル(2:3)を溶出剤として使った分取用・薄
層シリカ・ゲル・クロマトグラフにより精製した。二つ
のエピ異性体生成物、4″−デオキシ−4″−オクチル
チオ−アベルメクチン・Bla/Blb及び4″−デオ
キシ−4″−エピ−オクチルチオ−アベルメクチン・B
la/Blbを純化し、分離し、単離した。生成物をN
MR分光器及びマス分光器(異性体A、(M+7)=1
007;異性体B、(M+7)=1007)より特性記
述し、純度をRP−HPLCにて検定した。収量:エピ
異性体A、41mg;エピ異性体B、47mg。
【0054】実施例13 4″−デオキシ−4″−エピ−チオアセチル−アベルメ
クチン・Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−チオアセチル−
5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン
・Bla/Blbの製造 DMF(2mL)中に4″−O−トリフルオロメタンスル
ホニル−5−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメク
チン・Bla/Blb(93mg,0.839mmol)を含
む溶液を0℃に冷却した。本冷却溶液に、チオ酢酸カリ
ウム(28mg、0.249mmol)を添加した。本反応混
合物を室温まで1時間にわたり放置加温した。室温で3
時間後、本反応物を水で冷却し、生成物を塩化メチレン
(CH2Cl2)で抽出した。硫酸マグネシウム上で乾燥した
後、CH2Cl2抽出物を真空下で濃縮し、ヘキサン−酢酸エ
チル(80:20)を使った分取用・薄層シリカ・ゲル
・クロマトグラフにより精製した。純粋生成物、4″−
デオキシ−4″−エピ−チオアセチル−5−O−tert−
ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・Bla/Bl
bをNMR分光器で特性記述し、純度をRP−HPLC
にて検定した。収量54mg、無色のガラス状。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−チオアセチル−
アベルメクチン・Bla/Blbの製造 4″−デオキシ−4″−エピ−チオアセチル−5−O−
tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・Bla
/Blb(54mg,0.051mmol)の溶液をTHF
(2.5mL)に溶解した。本溶液に実施例1、工程Cの
場合と同じHF−ピリジン溶液の1mLを添加し、本反応
混合物を室温で攪拌した。6時間後、本反応混合物を0
℃に冷却し、ピリジン(3mL)で稀釈し、酸を中和する
為の過剰の重炭酸ソーダ固形物を加えた重炭酸ソーダ飽
和溶液3mLで反応停止した。粗生成物を酢酸エチルで抽
出し、食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、
濾過し、濃縮しそしてヘキサン−酢酸エチル(1:1)
を使った分取用・TLC・クロマトグラフにより精製し
た。純粋生成物、4″−デオキシ−4″−エピ−チオア
セチル−アベルメクチン・Bla/BlbをNMR分光
器で特性記述し、純度をRP−HPLCにて検定した。
収量、綿毛状の白色粉末の42mg。
クチン・Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−チオアセチル−
5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン
・Bla/Blbの製造 DMF(2mL)中に4″−O−トリフルオロメタンスル
ホニル−5−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメク
チン・Bla/Blb(93mg,0.839mmol)を含
む溶液を0℃に冷却した。本冷却溶液に、チオ酢酸カリ
ウム(28mg、0.249mmol)を添加した。本反応混
合物を室温まで1時間にわたり放置加温した。室温で3
時間後、本反応物を水で冷却し、生成物を塩化メチレン
(CH2Cl2)で抽出した。硫酸マグネシウム上で乾燥した
後、CH2Cl2抽出物を真空下で濃縮し、ヘキサン−酢酸エ
チル(80:20)を使った分取用・薄層シリカ・ゲル
・クロマトグラフにより精製した。純粋生成物、4″−
デオキシ−4″−エピ−チオアセチル−5−O−tert−
ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・Bla/Bl
bをNMR分光器で特性記述し、純度をRP−HPLC
にて検定した。収量54mg、無色のガラス状。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−チオアセチル−
アベルメクチン・Bla/Blbの製造 4″−デオキシ−4″−エピ−チオアセチル−5−O−
tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン・Bla
/Blb(54mg,0.051mmol)の溶液をTHF
(2.5mL)に溶解した。本溶液に実施例1、工程Cの
場合と同じHF−ピリジン溶液の1mLを添加し、本反応
混合物を室温で攪拌した。6時間後、本反応混合物を0
℃に冷却し、ピリジン(3mL)で稀釈し、酸を中和する
為の過剰の重炭酸ソーダ固形物を加えた重炭酸ソーダ飽
和溶液3mLで反応停止した。粗生成物を酢酸エチルで抽
出し、食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、
濾過し、濃縮しそしてヘキサン−酢酸エチル(1:1)
を使った分取用・TLC・クロマトグラフにより精製し
た。純粋生成物、4″−デオキシ−4″−エピ−チオア
セチル−アベルメクチン・Bla/BlbをNMR分光
器で特性記述し、純度をRP−HPLCにて検定した。
収量、綿毛状の白色粉末の42mg。
【0055】実施例14 4″−デオキシ−4″−エピ−チオ−アベルメクチン・
Bla/Blb メタノール(1mL)中に4″−デオキシ−4″−エピ−
チオアセチル−アベルメクチン・Bla/Blb(21
mg,0.023mmol,実施例13の手順に従って製造し
た)を含む溶液を0℃に冷却し、そしてアンモニアで飽
和したメタノール1mLを添加した。本反応混合物を放置
して室温まで加温した。3日後、本反応混合物を真空下
で濃縮し、そして粗生成物をヘキサン−酢酸エチル
(1:1)を使った分取用・TLCにより精製した。純
粋生成物、4″−デオキシ−4″−エピ−チオ−アベル
メクチン・Bla/BlbをRP−HPLC及びNMR
分光器で特性記述した。収量16mg。
Bla/Blb メタノール(1mL)中に4″−デオキシ−4″−エピ−
チオアセチル−アベルメクチン・Bla/Blb(21
mg,0.023mmol,実施例13の手順に従って製造し
た)を含む溶液を0℃に冷却し、そしてアンモニアで飽
和したメタノール1mLを添加した。本反応混合物を放置
して室温まで加温した。3日後、本反応混合物を真空下
で濃縮し、そして粗生成物をヘキサン−酢酸エチル
(1:1)を使った分取用・TLCにより精製した。純
粋生成物、4″−デオキシ−4″−エピ−チオ−アベル
メクチン・Bla/BlbをRP−HPLC及びNMR
分光器で特性記述した。収量16mg。
【0056】実施例15 4″−デオキシ−4″−チオシアナト−アベルメクチン
・Bla/Blb及び4″−デオキシ−4″−エピ−チ
オシアナト−アベルメクチン・Bla/Blb DMF(5mL)中に4″−O−トリフルオロメタンスル
ホニル−5−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメク
チン・Bla/Blb(125mg,0.112mmol)を
含む溶液に、テトラブチルアムモニウム・チオシアネー
ト(192mg,0.640mmol)を添加した。2時間
後、本反応混合物を水と酢酸エチルとの間で分配した。
有機相部を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、そし
て真空下で濃縮した。次に粗製エピ異性体物をTHF
(2mL)に室温で溶解し、この溶液に実施例1、工程C
で使用したHF−ピリジン溶液の1mLを添加した。16
時間後、本反応混合物を0℃に冷却し、ピリジン(3m
L)で稀釈し、重炭酸ソーダ飽和溶液(25mL)で反応
停止し、飽和塩化ナトリウム(食塩水、40mL)の中に
注ぎ、塩化メチレンで抽出し、硫酸マグネシウム上で乾
燥し、真空下で濃縮した。二つのエピ異性体物を酢酸エ
チル−塩化メチレン(15:85)を使った分取用・T
LCにより分離・精製した。純粋生成物、4″−デオキ
シ−4″−チオシアナト−アベルメクチン・Bla/B
lb及び4″−デオキシ−4″−エピ−チオシアナト−
アベルメクチン・Bla/BlbをNMR分光器で特性
記述し、純度をRP−HPLCにて検定した。
・Bla/Blb及び4″−デオキシ−4″−エピ−チ
オシアナト−アベルメクチン・Bla/Blb DMF(5mL)中に4″−O−トリフルオロメタンスル
ホニル−5−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメク
チン・Bla/Blb(125mg,0.112mmol)を
含む溶液に、テトラブチルアムモニウム・チオシアネー
ト(192mg,0.640mmol)を添加した。2時間
後、本反応混合物を水と酢酸エチルとの間で分配した。
有機相部を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、そし
て真空下で濃縮した。次に粗製エピ異性体物をTHF
(2mL)に室温で溶解し、この溶液に実施例1、工程C
で使用したHF−ピリジン溶液の1mLを添加した。16
時間後、本反応混合物を0℃に冷却し、ピリジン(3m
L)で稀釈し、重炭酸ソーダ飽和溶液(25mL)で反応
停止し、飽和塩化ナトリウム(食塩水、40mL)の中に
注ぎ、塩化メチレンで抽出し、硫酸マグネシウム上で乾
燥し、真空下で濃縮した。二つのエピ異性体物を酢酸エ
チル−塩化メチレン(15:85)を使った分取用・T
LCにより分離・精製した。純粋生成物、4″−デオキ
シ−4″−チオシアナト−アベルメクチン・Bla/B
lb及び4″−デオキシ−4″−エピ−チオシアナト−
アベルメクチン・Bla/BlbをNMR分光器で特性
記述し、純度をRP−HPLCにて検定した。
【0057】実施例16 4″−デオキシ−4″−エピ−ヨード−アベルメクチン
Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−ヨード−5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBla
/Blbの製造 DMF1ml中4″−O−トリフルオロメタンスルホニル
−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチ
ンBla/Blb(125mg、0.111モル)の室温
攪拌溶液にヨウ化カリウム(166mg、0.111ミリ
モル)を加えた。4時間後この反応混合液を塩化カリウ
ム飽和溶液と塩化メチレンに分配した。塩化メチレン抽
出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、真空中で濃縮した。
この粗生成物をヘキサン−酢酸エチル(1:1)を用い
てシリカゲル栓で濾過し、真空中で濃縮し、次にヘキサ
ン−酢酸エチル(1:3)を用いて分取用TLCで精製
した。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−ヨード−アベル
メクチンBla/Blbの製造 4″−デオキシ−4″−エピ−ヨード−5−O−tert−
ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBla/Blb
(100mg、0.102ミリモル、上で製造した)をテ
トラヒドロフラン(THF、2.5ml)に溶解する。こ
の溶液を実施例1、工程CのHF−ピリジン溶液1mlを
加え、この反応混合液を室温で混合する。6時間後この
反応混合液を0℃に冷却し、ピリシン(3ml)で希釈し
重炭酸ナトリウム飽和溶液3mlと十分量の固形重炭酸ナ
トリウムで反応停止して酸を中和する。この粗生成物を
酢酸エチルで抽出し、食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濾過し、濃縮、ヘキサン−酢酸エチル
(1:1)を用いて分取用TLCで精製する。この純粋
な生成物、4″−デオキシ−4″−エピ−ヨード−アベ
ルメクチンBla/BlbをNMRスペクトルで確認
し、純度をRP−HPLCで決定する。
Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−ヨード−5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBla
/Blbの製造 DMF1ml中4″−O−トリフルオロメタンスルホニル
−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチ
ンBla/Blb(125mg、0.111モル)の室温
攪拌溶液にヨウ化カリウム(166mg、0.111ミリ
モル)を加えた。4時間後この反応混合液を塩化カリウ
ム飽和溶液と塩化メチレンに分配した。塩化メチレン抽
出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、真空中で濃縮した。
この粗生成物をヘキサン−酢酸エチル(1:1)を用い
てシリカゲル栓で濾過し、真空中で濃縮し、次にヘキサ
ン−酢酸エチル(1:3)を用いて分取用TLCで精製
した。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−ヨード−アベル
メクチンBla/Blbの製造 4″−デオキシ−4″−エピ−ヨード−5−O−tert−
ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBla/Blb
(100mg、0.102ミリモル、上で製造した)をテ
トラヒドロフラン(THF、2.5ml)に溶解する。こ
の溶液を実施例1、工程CのHF−ピリジン溶液1mlを
加え、この反応混合液を室温で混合する。6時間後この
反応混合液を0℃に冷却し、ピリシン(3ml)で希釈し
重炭酸ナトリウム飽和溶液3mlと十分量の固形重炭酸ナ
トリウムで反応停止して酸を中和する。この粗生成物を
酢酸エチルで抽出し、食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濾過し、濃縮、ヘキサン−酢酸エチル
(1:1)を用いて分取用TLCで精製する。この純粋
な生成物、4″−デオキシ−4″−エピ−ヨード−アベ
ルメクチンBla/BlbをNMRスペクトルで確認
し、純度をRP−HPLCで決定する。
【0058】実施例17 4″−デオキシ−4″−チオアセチル−アベルメクチン
Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−チオアセチル−5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBla
/Blbの製造 4″−デオキシ−4″−エピ−ヨード−5−O−tert−
ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBla/Blb
(75mg、0.076ミリモル、実施例16、工程Aに
従って製造)をDMF(1ml)、18−クラウン−6
(1,4,7,10,13,16−ヘキサオキサシクロ
オクタデカン、0.019ミリモル)5mg及びチオ酢酸
カリウム(100mg、0.889ミリモル)の室温攪拌
溶液に加える。8時間後この反応混合液を水10mlに注
ぎ入れ、酢酸エチルで抽出する。有機抽出液を硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濾過、真空中で濃縮し、ヘキサン−
酢酸エチル(4:1)を用いてフラッシュシリカゲルク
ロマトグラフィーで精製する。この純粋な生成物、4″
−デオキシ−4″−チオアセチル−5−O−tert−ブチ
ルジメチルシリル−アベルメクチンBla/BlbをN
MRスペクトルで確認し、純度を高圧液体クロマトグラ
フィーで決定する。工程B 4″−デオキシ−4″−チオアセチル−アベル
メクチンBla/Blbの製造 4″−デオキシ−4″−チオアセチル−5−O−tert−
ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBla/Blb
を実施例13、工程Bの方法に従って脱保護、精製す
る。この純粋な生成物、4″−デオキシ−4″−チオア
セチル−アベルメクチンBla/BlbをNMRスペク
トルで確認し、純度をRP−HPLCで決定する。
Bla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−チオアセチル−5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBla
/Blbの製造 4″−デオキシ−4″−エピ−ヨード−5−O−tert−
ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBla/Blb
(75mg、0.076ミリモル、実施例16、工程Aに
従って製造)をDMF(1ml)、18−クラウン−6
(1,4,7,10,13,16−ヘキサオキサシクロ
オクタデカン、0.019ミリモル)5mg及びチオ酢酸
カリウム(100mg、0.889ミリモル)の室温攪拌
溶液に加える。8時間後この反応混合液を水10mlに注
ぎ入れ、酢酸エチルで抽出する。有機抽出液を硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濾過、真空中で濃縮し、ヘキサン−
酢酸エチル(4:1)を用いてフラッシュシリカゲルク
ロマトグラフィーで精製する。この純粋な生成物、4″
−デオキシ−4″−チオアセチル−5−O−tert−ブチ
ルジメチルシリル−アベルメクチンBla/BlbをN
MRスペクトルで確認し、純度を高圧液体クロマトグラ
フィーで決定する。工程B 4″−デオキシ−4″−チオアセチル−アベル
メクチンBla/Blbの製造 4″−デオキシ−4″−チオアセチル−5−O−tert−
ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBla/Blb
を実施例13、工程Bの方法に従って脱保護、精製す
る。この純粋な生成物、4″−デオキシ−4″−チオア
セチル−アベルメクチンBla/BlbをNMRスペク
トルで確認し、純度をRP−HPLCで決定する。
【0059】実施例18 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒドロキシエチ
ル)−チオ−アベルメクチンBla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒドロキ
シエチル)−チオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリ
ル−アベルメクチンBla/Blbの製造 ジメチルホルムアミド(DMF、2ml)中4″−O−ト
リフルオロメタンスルホニル−5−O−tert−ブチルジ
メチルシリル−アベルメクチンBla/Blb(100
mg、0.089ミリモル)の室温攪拌溶液に18−クラ
ウン−6(0.019ミリモル)5mgと2−メルカプト
エタノール(0.285ミリモル)200μlを加え次
に炭酸カリウム(62mg、0.447ミリモル)を加え
る。3時間後、この反応混合液を水10mlに注ぎ入れ塩
化メチレンで抽出する。有機抽出液を食塩水で洗浄、硫
酸マグネシウムで乾燥、真空中で濃縮しヘキサン−酢酸
エチル(6:4)を用いてフラッシュシリカゲルクロマ
トグラフィーで精製する。生成物4″−デオキシ−4″
−エピ−(2−ヒドロキシエチル)−チオ−5−O−te
rt−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBla/B
lbをNMRスペクトルで確認する。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒドロキ
シエチル)−チオ−アベルメクチンBla/Blbの製
造 上で得た生成物4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒ
ドロキシエチル)−チオ−5−O−tert−ブチルジメチ
ルシリル−アベルメクチンBla/BlbをTHF(4
ml)に溶解する。これに実施例1、工程CのHF−ピリ
ジン溶液2mlを加える。6時間後、この反応混合液を水
とエーテルに分配する。水層を重炭酸ナトリウム飽和液
で中和し、酢酸エチルで抽出する。合わせた酢酸エチル
抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、濃縮する。
この粗生成物を溶離液としてヘキサン−酢酸エチル
(2:3)を用いて分取用TLCで精製する。この純粋
な生成物4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒドロキ
シ−エチル)−チオ−アベルメクチンBla/Blbを
NMRスペクトルで確認し、純度をRP−HPLCで決
定する。
ル)−チオ−アベルメクチンBla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒドロキ
シエチル)−チオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリ
ル−アベルメクチンBla/Blbの製造 ジメチルホルムアミド(DMF、2ml)中4″−O−ト
リフルオロメタンスルホニル−5−O−tert−ブチルジ
メチルシリル−アベルメクチンBla/Blb(100
mg、0.089ミリモル)の室温攪拌溶液に18−クラ
ウン−6(0.019ミリモル)5mgと2−メルカプト
エタノール(0.285ミリモル)200μlを加え次
に炭酸カリウム(62mg、0.447ミリモル)を加え
る。3時間後、この反応混合液を水10mlに注ぎ入れ塩
化メチレンで抽出する。有機抽出液を食塩水で洗浄、硫
酸マグネシウムで乾燥、真空中で濃縮しヘキサン−酢酸
エチル(6:4)を用いてフラッシュシリカゲルクロマ
トグラフィーで精製する。生成物4″−デオキシ−4″
−エピ−(2−ヒドロキシエチル)−チオ−5−O−te
rt−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBla/B
lbをNMRスペクトルで確認する。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒドロキ
シエチル)−チオ−アベルメクチンBla/Blbの製
造 上で得た生成物4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒ
ドロキシエチル)−チオ−5−O−tert−ブチルジメチ
ルシリル−アベルメクチンBla/BlbをTHF(4
ml)に溶解する。これに実施例1、工程CのHF−ピリ
ジン溶液2mlを加える。6時間後、この反応混合液を水
とエーテルに分配する。水層を重炭酸ナトリウム飽和液
で中和し、酢酸エチルで抽出する。合わせた酢酸エチル
抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、濃縮する。
この粗生成物を溶離液としてヘキサン−酢酸エチル
(2:3)を用いて分取用TLCで精製する。この純粋
な生成物4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒドロキ
シ−エチル)−チオ−アベルメクチンBla/Blbを
NMRスペクトルで確認し、純度をRP−HPLCで決
定する。
【0060】実施例19 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−アセトキシエチ
ル)−チオ−アベルメクチンBla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−アセトキ
シエチル)−チオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリ
ル−アベルメクチンBla/Blbの製造 0℃に於て塩化メチレン(2ml)中4″−デオキシ−
4″−エピ−(2−ヒドロキシエチル)−チオ−5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBla
/Blb(100mg、0.097ミリモル、実施例1
8、工程Aの生成物)の攪拌溶液にピリジン100μl
を加え、次に酢酸無水物100μlと4−ジメチルアミ
ノピリジン5mgを加える。氷浴を取り除き、この反応混
合液を室温で1時間攪拌した後、溶離剤としてヘキサン
−酢酸エチル(3:1)を用いてシリカゲルフラッシュ
クロマトグラフィーカラムに直接注ぎ入れる。生成物を
含有する画分を合わせ、真空中で濃縮する。生成物4″
−デオキシ−4″−エピ−(2−アセトキシエチル)−
チオ−5−O−tert−ブチル−ジメチルシリル−アベル
メクチンBla/BlbをNMRスペクトルで確認す
る。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−アセトキ
シエチル)−チオ−アベルメクチンBla/Blbの製
造 上で得た生成物4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ア
セトキシエチル)−チオ−5−O−tert−ブチルジメチ
ルシリル−アベルメクチンBla/BlbをTHF(4
ml)に溶解する。これに実施例1、工程CのHF−ピリ
ジン溶液2mlを加える。6時間後、この反応混合液を水
とエーテルに分配する。水層を重炭酸ナトリウム飽和溶
液で中和し、酢酸エチルで抽出する。合わせた酢酸エチ
ル抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、濃縮す
る。この粗生成物を溶離液としてヘキサン−酢酸エチル
(2:3)を用いて分取用TLCで精製する。この純粋
な生成物4″−デオキシ−4″−エピ−(2−アセトキ
シエチル)−チオ−アベルメクチンBla/BlbをN
MRスペクトルで確認し、純度をRP−HPLCで決定
する。
ル)−チオ−アベルメクチンBla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−アセトキ
シエチル)−チオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリ
ル−アベルメクチンBla/Blbの製造 0℃に於て塩化メチレン(2ml)中4″−デオキシ−
4″−エピ−(2−ヒドロキシエチル)−チオ−5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBla
/Blb(100mg、0.097ミリモル、実施例1
8、工程Aの生成物)の攪拌溶液にピリジン100μl
を加え、次に酢酸無水物100μlと4−ジメチルアミ
ノピリジン5mgを加える。氷浴を取り除き、この反応混
合液を室温で1時間攪拌した後、溶離剤としてヘキサン
−酢酸エチル(3:1)を用いてシリカゲルフラッシュ
クロマトグラフィーカラムに直接注ぎ入れる。生成物を
含有する画分を合わせ、真空中で濃縮する。生成物4″
−デオキシ−4″−エピ−(2−アセトキシエチル)−
チオ−5−O−tert−ブチル−ジメチルシリル−アベル
メクチンBla/BlbをNMRスペクトルで確認す
る。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−アセトキ
シエチル)−チオ−アベルメクチンBla/Blbの製
造 上で得た生成物4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ア
セトキシエチル)−チオ−5−O−tert−ブチルジメチ
ルシリル−アベルメクチンBla/BlbをTHF(4
ml)に溶解する。これに実施例1、工程CのHF−ピリ
ジン溶液2mlを加える。6時間後、この反応混合液を水
とエーテルに分配する。水層を重炭酸ナトリウム飽和溶
液で中和し、酢酸エチルで抽出する。合わせた酢酸エチ
ル抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、濃縮す
る。この粗生成物を溶離液としてヘキサン−酢酸エチル
(2:3)を用いて分取用TLCで精製する。この純粋
な生成物4″−デオキシ−4″−エピ−(2−アセトキ
シエチル)−チオ−アベルメクチンBla/BlbをN
MRスペクトルで確認し、純度をRP−HPLCで決定
する。
【0061】実施例20 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−アミノエチル)−
チオ−アベルメクチンBla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−アミノエ
チル)−チオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−
アベルメクチンBla/Blbの製造 0℃に於てTHF3ml中4″−デオキシ−4″−エピ−
(2−ヒドロキシエチル)−チオ−5−O−tert−ブチ
ルジメチルシリル−アベルメクチンBla/Blb(1
00mg、0.097ミリモル、実施例18、工程Aの生
成物)の攪拌溶液にピリジン(0.097ミリモル)8
mgを加え、次に塩化トシル(0.097ミリモル)1
8.5mgを加える。0℃で1時間攪拌した後、この溶液
が飽和されるまでアンモニアガスをこの溶液に通気す
る。この溶液を室温に温めておく。2時間攪拌した後、
この反応混合液を水10mlに注ぎ入れ、塩化メチレンで
抽出する。有機抽出液を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、真空中で濃縮し、ヘキサン−酢酸エチル
(1:9)を用いてフラッシュシリカゲルクロマトグラ
フィーで精製する。生成物4″−デオキシ−4″−エピ
−(2−アミノエチル)−チオ−5−O−tert−ブチル
−ジメチルシリル−アベルメクチンBla/BlbをN
MRスペクトルで確認する。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−アミノエ
チル)−チオ−アベルメクチンBla/Blbの製造 上で得た生成物4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ア
ミノエチル)−チオ−5−O−tert−ブチルジメチルシ
リル−アベルメクチンBla/BlbをTHF(4ml)
に溶解する。これに実施例1、工程CのHF−ピリジン
溶液2mlを加える。6時間後、この反応混合液を水とエ
ーテルに分配する。水層を重炭酸ナトリウム飽和溶液で
中和し、酢酸エチルで抽出する。合わせた酢酸エチル抽
出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、濃縮する。こ
の粗生成物を溶離液としてヘキサン−酢酸エチル(2:
3)を用いて分取用薄層シリカゲルクロマトグラフィー
で精製する。この純粋な生成物4″−デオキシ−4″−
エピ−(2−アミノエチル)−チオ−アベルメクチンB
la/BlbをNMRスペクトルで確認し、純度をRP
−HPLCで決定する。
チオ−アベルメクチンBla/Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−アミノエ
チル)−チオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−
アベルメクチンBla/Blbの製造 0℃に於てTHF3ml中4″−デオキシ−4″−エピ−
(2−ヒドロキシエチル)−チオ−5−O−tert−ブチ
ルジメチルシリル−アベルメクチンBla/Blb(1
00mg、0.097ミリモル、実施例18、工程Aの生
成物)の攪拌溶液にピリジン(0.097ミリモル)8
mgを加え、次に塩化トシル(0.097ミリモル)1
8.5mgを加える。0℃で1時間攪拌した後、この溶液
が飽和されるまでアンモニアガスをこの溶液に通気す
る。この溶液を室温に温めておく。2時間攪拌した後、
この反応混合液を水10mlに注ぎ入れ、塩化メチレンで
抽出する。有機抽出液を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、真空中で濃縮し、ヘキサン−酢酸エチル
(1:9)を用いてフラッシュシリカゲルクロマトグラ
フィーで精製する。生成物4″−デオキシ−4″−エピ
−(2−アミノエチル)−チオ−5−O−tert−ブチル
−ジメチルシリル−アベルメクチンBla/BlbをN
MRスペクトルで確認する。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−アミノエ
チル)−チオ−アベルメクチンBla/Blbの製造 上で得た生成物4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ア
ミノエチル)−チオ−5−O−tert−ブチルジメチルシ
リル−アベルメクチンBla/BlbをTHF(4ml)
に溶解する。これに実施例1、工程CのHF−ピリジン
溶液2mlを加える。6時間後、この反応混合液を水とエ
ーテルに分配する。水層を重炭酸ナトリウム飽和溶液で
中和し、酢酸エチルで抽出する。合わせた酢酸エチル抽
出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、濃縮する。こ
の粗生成物を溶離液としてヘキサン−酢酸エチル(2:
3)を用いて分取用薄層シリカゲルクロマトグラフィー
で精製する。この純粋な生成物4″−デオキシ−4″−
エピ−(2−アミノエチル)−チオ−アベルメクチンB
la/BlbをNMRスペクトルで確認し、純度をRP
−HPLCで決定する。
【0062】実施例21 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−(2−O−テトラ
ヒドロピラニル)エチルチオ)アベルメクチンBla/
Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−(2−O
−テトラヒドロピラニル)−エチルチオ)−5−O−te
rt−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB1a/B
lbの製造 0℃に於て塩化メチレン3ml中4″−デオキシ−4″−
エピ−(2−ヒドロキシエチル)−チオ−5−O−tert
−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBla/Bl
b(100mg、0.097ミリモル、実施例18、工程
Aの生成物)の攪拌溶液に3,4−ジヒドロ−2H−ピ
ラン100μlを加え、次にピリジニウムp−トルエン
スルホネート5mgを加える。0℃で10分間攪拌した
後、この反応混合液を室温に温めておく。30分後トリ
エチルアミン100μlを加え、この反応混合液を真空
中室温で濃縮する。この生成物をヘキサン−酢酸エチル
(3:1)を用いてフラッシュシリカゲルクロマトグラ
フィーで精製する。生成物、4″−デオキシ−4″−エ
ピ−(2−(2−O−テトラヒドロピラニル)−エチル
チオ)−5−O−tert−ブチル−ジメチルシリル−アベ
ルメクチンBla/BlbをNMRスペクトルで確認す
る。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−(2−O
−テトラヒドロピラニル)−エチルチオ)−アベルメク
チンBla/Blbの製造 上で得た生成物、4″−デオキシ−4″−エピ−(2−
(2−O−テトラヒドロピラニル)−エチルチオ)−5
−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB
la/BlbをTHF(4ml)に溶解する。これに実施
例1、工程CのHF−ピリジン溶液2mlを加える。6時
間後、この反応混合液を水とエーテルに分配する。水層
を重炭酸ナトリウム飽和溶液で中和し、酢酸エチルで抽
出する。合わせた酢酸エチル抽出液を硫酸マグネシウム
で乾燥し、濾過、濃縮する。この粗生成物を溶離液とし
てヘキサン−酢酸エチル(2:3)を用いて分取用TL
Cで精製する。この純粋な生成物4″−デオキシ−4″
−エピ−(2−(2−O−テトラヒドロピラニル)−エ
チルチオ)−アベルメクチンBla/BlbをNMRス
ペクトルで確認し、純度をRP−HPLCで決定する。
ヒドロピラニル)エチルチオ)アベルメクチンBla/
Blb 工程A 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−(2−O
−テトラヒドロピラニル)−エチルチオ)−5−O−te
rt−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB1a/B
lbの製造 0℃に於て塩化メチレン3ml中4″−デオキシ−4″−
エピ−(2−ヒドロキシエチル)−チオ−5−O−tert
−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBla/Bl
b(100mg、0.097ミリモル、実施例18、工程
Aの生成物)の攪拌溶液に3,4−ジヒドロ−2H−ピ
ラン100μlを加え、次にピリジニウムp−トルエン
スルホネート5mgを加える。0℃で10分間攪拌した
後、この反応混合液を室温に温めておく。30分後トリ
エチルアミン100μlを加え、この反応混合液を真空
中室温で濃縮する。この生成物をヘキサン−酢酸エチル
(3:1)を用いてフラッシュシリカゲルクロマトグラ
フィーで精製する。生成物、4″−デオキシ−4″−エ
ピ−(2−(2−O−テトラヒドロピラニル)−エチル
チオ)−5−O−tert−ブチル−ジメチルシリル−アベ
ルメクチンBla/BlbをNMRスペクトルで確認す
る。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−(2−O
−テトラヒドロピラニル)−エチルチオ)−アベルメク
チンBla/Blbの製造 上で得た生成物、4″−デオキシ−4″−エピ−(2−
(2−O−テトラヒドロピラニル)−エチルチオ)−5
−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB
la/BlbをTHF(4ml)に溶解する。これに実施
例1、工程CのHF−ピリジン溶液2mlを加える。6時
間後、この反応混合液を水とエーテルに分配する。水層
を重炭酸ナトリウム飽和溶液で中和し、酢酸エチルで抽
出する。合わせた酢酸エチル抽出液を硫酸マグネシウム
で乾燥し、濾過、濃縮する。この粗生成物を溶離液とし
てヘキサン−酢酸エチル(2:3)を用いて分取用TL
Cで精製する。この純粋な生成物4″−デオキシ−4″
−エピ−(2−(2−O−テトラヒドロピラニル)−エ
チルチオ)−アベルメクチンBla/BlbをNMRス
ペクトルで確認し、純度をRP−HPLCで決定する。
【0063】実施例22 4″−デオキシ−4″−エピ−チオアセチル−アベルメ
クチンB2a/B2b 工程A 中間体4″−O−トリフルオロメタンスルホニ
ル−5,23−ビス−O−tert−ブチルジメチルシリル
−アベルメクチンB2a/B2bの製造 塩基性アルミナを通して濾過した乾燥塩化メチレン(1
0.0ml)中5,23−ビス−O−tert−ブチルジメチ
ルシリル−アベルメクチンB2a/B2b(500mg、
454ミリモル)の攪拌溶液にN,N−ジイソプロピル
エチルアミン(0.620ml、3.56ミリモル)を加
え、次に4−ジメチルアミノピリジン(DMAP、12
2mg、3.56ミリモル)を加える。この溶液を窒素下
で0℃に冷却し、トリフルオロメタンスルホン酸無水物
(0.400ml、2.38ミリモル)を1分間かけて加
える。0℃で1時間後、この反応混合液を氷/水と塩化
メチレンに分配する。塩化メチレン抽出液を硫酸マグネ
シウムで乾燥し、濾過、真空中で濃縮する。この粗生成
物をヘキサン−酢酸エチル(3:1)を用いてシリカゲ
ル栓で精製する。この生成物を油状物に濃縮しベンゼン
で凍結乾燥する。この純粋な生成物、4″−O−トリフ
ルオロメタンスルホニル−5,23−ビス−O−tert−
ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB2a/B2b
をNMRスペクトルで確認する。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−チオアセチル−
5,23−ビス−O−tert−ブチルジメチルシリル−ア
ベルメクチンB2a/B2bの製造 4″−O−トリフルオロメタンスルホニル−5,23−
ビス−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチ
ンB2a/B2b(75mg、0.06ミリモル)をDM
F1ml中18−クラウン−6(0.019ミリモル)及
びチオ酢酸カリウム(100mg、0.889ミリモル)
の室温攪拌溶液に加える。8時間後この反応混合液を水
10mlに注ぎ入れ、酢酸エチルで抽出する。有機抽出液
を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮
し、ヘキサン−酢酸エチル(4:1)を用いてフラッシ
ュシリカゲルクロマトグラフィーで精製する。この純粋
な生成物4″−デオキシ−4′−エピ−チオアセチル−
5,23−ビス−O−tert−ブチルジメチルシリル−ア
ベルメクチンB2a/B2bをNMRスペクトルで確認
し、純度をRP−HPLCで決定する。工程C 4′−デオキシ−4′−エピ−チオアセチルア
ベルメクチンB2a/B2bの製造 実施例13、工程Bの方法に従って4″−デオキシ−
4″−エピ−チオアセチル−5,23−ビス−O−tert
−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB2a/B2
bを脱保護し精製する。この純粋な生成物、4″−デオ
キシ−4″−エピ−チオアセチル−アベルメクチンB2
a/B2bをRP−HPLC及びNMRスペクトルで確
認する。
クチンB2a/B2b 工程A 中間体4″−O−トリフルオロメタンスルホニ
ル−5,23−ビス−O−tert−ブチルジメチルシリル
−アベルメクチンB2a/B2bの製造 塩基性アルミナを通して濾過した乾燥塩化メチレン(1
0.0ml)中5,23−ビス−O−tert−ブチルジメチ
ルシリル−アベルメクチンB2a/B2b(500mg、
454ミリモル)の攪拌溶液にN,N−ジイソプロピル
エチルアミン(0.620ml、3.56ミリモル)を加
え、次に4−ジメチルアミノピリジン(DMAP、12
2mg、3.56ミリモル)を加える。この溶液を窒素下
で0℃に冷却し、トリフルオロメタンスルホン酸無水物
(0.400ml、2.38ミリモル)を1分間かけて加
える。0℃で1時間後、この反応混合液を氷/水と塩化
メチレンに分配する。塩化メチレン抽出液を硫酸マグネ
シウムで乾燥し、濾過、真空中で濃縮する。この粗生成
物をヘキサン−酢酸エチル(3:1)を用いてシリカゲ
ル栓で精製する。この生成物を油状物に濃縮しベンゼン
で凍結乾燥する。この純粋な生成物、4″−O−トリフ
ルオロメタンスルホニル−5,23−ビス−O−tert−
ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB2a/B2b
をNMRスペクトルで確認する。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−チオアセチル−
5,23−ビス−O−tert−ブチルジメチルシリル−ア
ベルメクチンB2a/B2bの製造 4″−O−トリフルオロメタンスルホニル−5,23−
ビス−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチ
ンB2a/B2b(75mg、0.06ミリモル)をDM
F1ml中18−クラウン−6(0.019ミリモル)及
びチオ酢酸カリウム(100mg、0.889ミリモル)
の室温攪拌溶液に加える。8時間後この反応混合液を水
10mlに注ぎ入れ、酢酸エチルで抽出する。有機抽出液
を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮
し、ヘキサン−酢酸エチル(4:1)を用いてフラッシ
ュシリカゲルクロマトグラフィーで精製する。この純粋
な生成物4″−デオキシ−4′−エピ−チオアセチル−
5,23−ビス−O−tert−ブチルジメチルシリル−ア
ベルメクチンB2a/B2bをNMRスペクトルで確認
し、純度をRP−HPLCで決定する。工程C 4′−デオキシ−4′−エピ−チオアセチルア
ベルメクチンB2a/B2bの製造 実施例13、工程Bの方法に従って4″−デオキシ−
4″−エピ−チオアセチル−5,23−ビス−O−tert
−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB2a/B2
bを脱保護し精製する。この純粋な生成物、4″−デオ
キシ−4″−エピ−チオアセチル−アベルメクチンB2
a/B2bをRP−HPLC及びNMRスペクトルで確
認する。
【0064】実施例23 4′−デオキシ−4′−エピ−メチルチオ−アベルメク
チンBla/Blbモノサッカライド 工程A 中間体4′−O−トリフルオロメタンスルホニ
ル−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメク
チンB1a/B1bモノサッカライドの製造 乾燥塩化メチレン(30.0ml)中5−O−tert−ブチ
ル−ジメチルシリル−アベルメクチンB1a/B1bモ
ノサッカライド(500mg、0.593ミリモル)の攪
拌溶液にN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.6
20μl、3.56ミリモル)を加え、次にDMAP
(435mg、3.56ミリモル)を加えた。この溶液を
窒素下で0℃に冷却しトリフルオロメタンスルホン酸無
水物(TFMSA、4.097ml、2.38ミリモル)
を1分間かけて加えた。0℃で1時間後、この反応混合
液を氷/水及び塩化メチレンに分配した。塩化メチレン
抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥、濾過、真空中で濃縮
した。粗生成物をヘキサン−酢酸エチル(3:1)を用
いて2″シリカゲル栓により精製した。この生成物を油
状物に濃縮し、ベンゼンで凍結乾燥した。この純粋な生
成物、4′−デオキシ−4′−トリフルオロメタンスル
ホニル−5−O−tert−ブチルジメチル−シリル−アベ
ルメクチンB1a/B1bモノサッカライドをNMRス
ペクトルで確認した。淡褐色固形物の収量495mg。工程B 4′−デオキシ−4′−エピ−メチルチオ−5
−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB
1a/B1bモノサッカライドの製造 ガス状メタンチオールを乾燥DMF4mlにかなり高速で
2.0分間通気した後、炭酸カリウム(231mg、1.
671ミリモル)を加える。この溶液を窒素下で0℃に
冷却した後、上記の方法に従って製造した4′−O−ト
リフルオロメタンスルホニル−5−O−tert−ブチルジ
メチルシリル−アベルメクチンBla/Blbモノサッ
カライド(1244mg、1.11ミリモル)を加える。
20分後この反応混合液を室温に温めておく。室温で更
に2時間攪拌した後、この反応混合液を重炭酸ナトリウ
ム飽和溶液と塩化メチレンに分配する。塩化メチレン抽
出液を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、油
状物に濃縮する。この粗生成物をヘキサン−酢酸エチル
(3:1)を用いてフラッシュシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製する。生成物を含有する画分をプー
ルし、この純粋な4′−デオキシ−4″−エピ−メチル
チオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメ
クチンB1a/B1bモノサッカライドをNMRスペク
トルで確認し、純度をRP−HPLCで決定する。工程C 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−ア
ベルメクチンB1a/B1bモノサッカライドの製造 上記の方法に従って製造した4′−デオキシ−4′−エ
ピ−メチルチオ−5−O−tert−ブチル−ジメチルシリ
ル−アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライド
(284mg、0.325ミリモル)をTHF4mlに溶解
する。これに実施例1、工程CのHF−ピリジン溶液2
mlを加える。5時間後、この反応混合液を0℃に冷却
し、エーテル(2ml)で希釈し、冷水(15〜20ml)
に注ぎ入れる。エーテルを更に加える。水層を除去し、
有機層を重炭酸ナトリウム飽和水溶液(5〜10ml)で
洗浄し、これを水抽出液に加える。合わせた水性洗液に
更に重炭酸ナトリウムを泡立ちが止むまで加える。次に
水層をエーテルで抽出し、エーテル抽出液を全て合わ
せ、水洗、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、濃縮して
黄色油状物を得る。この粗生成物をヘキサン−酢酸エチ
ル(60:40)を用いてフラッシュシリカゲルクロマ
トグラフィーで精製する。生成物を含有する画分をプー
ルし、真空中で濃縮し、ベンゼンで凍結乾燥する。この
純粋な生成物4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ
−アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライドをN
MRスペクトルで確認し、純度をRP−HPLCで決定
する。
チンBla/Blbモノサッカライド 工程A 中間体4′−O−トリフルオロメタンスルホニ
ル−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメク
チンB1a/B1bモノサッカライドの製造 乾燥塩化メチレン(30.0ml)中5−O−tert−ブチ
ル−ジメチルシリル−アベルメクチンB1a/B1bモ
ノサッカライド(500mg、0.593ミリモル)の攪
拌溶液にN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.6
20μl、3.56ミリモル)を加え、次にDMAP
(435mg、3.56ミリモル)を加えた。この溶液を
窒素下で0℃に冷却しトリフルオロメタンスルホン酸無
水物(TFMSA、4.097ml、2.38ミリモル)
を1分間かけて加えた。0℃で1時間後、この反応混合
液を氷/水及び塩化メチレンに分配した。塩化メチレン
抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥、濾過、真空中で濃縮
した。粗生成物をヘキサン−酢酸エチル(3:1)を用
いて2″シリカゲル栓により精製した。この生成物を油
状物に濃縮し、ベンゼンで凍結乾燥した。この純粋な生
成物、4′−デオキシ−4′−トリフルオロメタンスル
ホニル−5−O−tert−ブチルジメチル−シリル−アベ
ルメクチンB1a/B1bモノサッカライドをNMRス
ペクトルで確認した。淡褐色固形物の収量495mg。工程B 4′−デオキシ−4′−エピ−メチルチオ−5
−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB
1a/B1bモノサッカライドの製造 ガス状メタンチオールを乾燥DMF4mlにかなり高速で
2.0分間通気した後、炭酸カリウム(231mg、1.
671ミリモル)を加える。この溶液を窒素下で0℃に
冷却した後、上記の方法に従って製造した4′−O−ト
リフルオロメタンスルホニル−5−O−tert−ブチルジ
メチルシリル−アベルメクチンBla/Blbモノサッ
カライド(1244mg、1.11ミリモル)を加える。
20分後この反応混合液を室温に温めておく。室温で更
に2時間攪拌した後、この反応混合液を重炭酸ナトリウ
ム飽和溶液と塩化メチレンに分配する。塩化メチレン抽
出液を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、油
状物に濃縮する。この粗生成物をヘキサン−酢酸エチル
(3:1)を用いてフラッシュシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製する。生成物を含有する画分をプー
ルし、この純粋な4′−デオキシ−4″−エピ−メチル
チオ−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメ
クチンB1a/B1bモノサッカライドをNMRスペク
トルで確認し、純度をRP−HPLCで決定する。工程C 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−ア
ベルメクチンB1a/B1bモノサッカライドの製造 上記の方法に従って製造した4′−デオキシ−4′−エ
ピ−メチルチオ−5−O−tert−ブチル−ジメチルシリ
ル−アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライド
(284mg、0.325ミリモル)をTHF4mlに溶解
する。これに実施例1、工程CのHF−ピリジン溶液2
mlを加える。5時間後、この反応混合液を0℃に冷却
し、エーテル(2ml)で希釈し、冷水(15〜20ml)
に注ぎ入れる。エーテルを更に加える。水層を除去し、
有機層を重炭酸ナトリウム飽和水溶液(5〜10ml)で
洗浄し、これを水抽出液に加える。合わせた水性洗液に
更に重炭酸ナトリウムを泡立ちが止むまで加える。次に
水層をエーテルで抽出し、エーテル抽出液を全て合わ
せ、水洗、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、濃縮して
黄色油状物を得る。この粗生成物をヘキサン−酢酸エチ
ル(60:40)を用いてフラッシュシリカゲルクロマ
トグラフィーで精製する。生成物を含有する画分をプー
ルし、真空中で濃縮し、ベンゼンで凍結乾燥する。この
純粋な生成物4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ
−アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライドをN
MRスペクトルで確認し、純度をRP−HPLCで決定
する。
【0065】実施例24 4′−デオキシ−4′−オクチルチオ−アベルメクチン
Bla/Blbモノサッカライド及び4′−デオキシ−
4′−エピ−オクチルチオ−アベルメクチンBla/B
lbモノサッカライド 工程A 4′−デオキシ−4′−オクチルチオ−5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB1a
/B1bモノサッカライド及び4′−デオキシ−4′−
エピ−オクチルチオ−5−O−tert−ブチルジメチルシ
リル−アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライド
の製造 DMF(1ml)中4′−O−トリフルオロメチルスルホ
ニル−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメ
クチンB1a/B1bモノサッカライド(105mg、
0.107ミリモル)の室温攪拌溶液にn−オクチルメ
ルカプタン(79μl、0.539ミリモル)と炭酸カ
リウム(74mg、0.539ミリモル)を加えた。2.
5時間後、この反応混合液を重炭酸ナトリウム飽和溶液
と酢酸エチルに分配した。酢酸エチル抽出液を硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、真空中で濃縮し、ヘキサン−酢酸エ
チル(85:15)を用いて分取用TLCで精製した。
両エピマー生成物、4′−デオキシ−4′−オクチルチ
オ−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメク
チンB1a/B1bモノサッカライド及び4′−デオキ
シ−4′−エピ−オクチルチオ−5−O−tert−ブチル
ジメチルシリル−アベルメクチンB1a/B1bモノサ
ッカライドを分離し、単離した。工程B 4′−デオキシ−4′−オクチルチオ−アベル
メクチンB1a/B1bモノサッカライドの製造 4′−デオキシ−4′−オクチルチオ−5−O−tert−
ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB1a/B1b
モノサッカライド(工程Aで得た)の溶液をTHF2ml
に溶解した。この溶液に実施例1、工程CのHF−ピリ
ジン溶液1mlを加え、この混合液を室温で攪拌した。1
2時間後、この反応混合液を0℃に冷却し、ピリジン
(3ml)で希釈し、重炭酸ナトリウム飽和溶液3mlと十
分量の固形重炭酸ナトリウムで反応停止して酸を中和し
た。この粗生成物を酢酸エチルで抽出し、食塩水で洗浄
し硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、濃縮、ヘキサン−
酢酸エチル(1:1)を用いて分取用TLCで精製し
た。この純粋な生成物、4′−デオキシ−4′−オクチ
ルチオ−アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライ
ドをNMRスペクトルで確認し、純度をRP−HPLC
で決定した。工程C 4″−デオキシ−4″−エピ−オクチルチオ−
アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライドの製造 4′−デオキシ−4′−エピ−オクチルチオ−5−O−
tert−ブチル−ジメチルシリル−アベルメクチンB1a
/B1bモノサッカライド(工程Aで得た)の溶液をT
HF2mlに溶解した。この溶液に実施例1、工程CのH
F−ピリジン溶液1mlを加え、この反応混合液を室温で
攪拌した。12時間後、この反応混合液を0℃に冷却
し、ピリジン(3ml)で希釈し、重炭酸ナトリウム飽和
溶液3mlと十分量の固形重炭酸ナトリウムで反応停止し
て酸を中和した。この粗生成物を酢酸エチルで抽出し、
食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、濃
縮、ヘキサン−酢酸エチル(1:1)を用いて分取用T
LCで精製した。この純粋な生成物、4′−デオキシ−
4′−エピ−オクチルチオ−アベルメクチンB1a/B
1bモノサッカライドをNMRスペクトルで確認し、純
度をRP−HPLCで決定した。
Bla/Blbモノサッカライド及び4′−デオキシ−
4′−エピ−オクチルチオ−アベルメクチンBla/B
lbモノサッカライド 工程A 4′−デオキシ−4′−オクチルチオ−5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB1a
/B1bモノサッカライド及び4′−デオキシ−4′−
エピ−オクチルチオ−5−O−tert−ブチルジメチルシ
リル−アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライド
の製造 DMF(1ml)中4′−O−トリフルオロメチルスルホ
ニル−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメ
クチンB1a/B1bモノサッカライド(105mg、
0.107ミリモル)の室温攪拌溶液にn−オクチルメ
ルカプタン(79μl、0.539ミリモル)と炭酸カ
リウム(74mg、0.539ミリモル)を加えた。2.
5時間後、この反応混合液を重炭酸ナトリウム飽和溶液
と酢酸エチルに分配した。酢酸エチル抽出液を硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、真空中で濃縮し、ヘキサン−酢酸エ
チル(85:15)を用いて分取用TLCで精製した。
両エピマー生成物、4′−デオキシ−4′−オクチルチ
オ−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメク
チンB1a/B1bモノサッカライド及び4′−デオキ
シ−4′−エピ−オクチルチオ−5−O−tert−ブチル
ジメチルシリル−アベルメクチンB1a/B1bモノサ
ッカライドを分離し、単離した。工程B 4′−デオキシ−4′−オクチルチオ−アベル
メクチンB1a/B1bモノサッカライドの製造 4′−デオキシ−4′−オクチルチオ−5−O−tert−
ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB1a/B1b
モノサッカライド(工程Aで得た)の溶液をTHF2ml
に溶解した。この溶液に実施例1、工程CのHF−ピリ
ジン溶液1mlを加え、この混合液を室温で攪拌した。1
2時間後、この反応混合液を0℃に冷却し、ピリジン
(3ml)で希釈し、重炭酸ナトリウム飽和溶液3mlと十
分量の固形重炭酸ナトリウムで反応停止して酸を中和し
た。この粗生成物を酢酸エチルで抽出し、食塩水で洗浄
し硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、濃縮、ヘキサン−
酢酸エチル(1:1)を用いて分取用TLCで精製し
た。この純粋な生成物、4′−デオキシ−4′−オクチ
ルチオ−アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライ
ドをNMRスペクトルで確認し、純度をRP−HPLC
で決定した。工程C 4″−デオキシ−4″−エピ−オクチルチオ−
アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライドの製造 4′−デオキシ−4′−エピ−オクチルチオ−5−O−
tert−ブチル−ジメチルシリル−アベルメクチンB1a
/B1bモノサッカライド(工程Aで得た)の溶液をT
HF2mlに溶解した。この溶液に実施例1、工程CのH
F−ピリジン溶液1mlを加え、この反応混合液を室温で
攪拌した。12時間後、この反応混合液を0℃に冷却
し、ピリジン(3ml)で希釈し、重炭酸ナトリウム飽和
溶液3mlと十分量の固形重炭酸ナトリウムで反応停止し
て酸を中和した。この粗生成物を酢酸エチルで抽出し、
食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、濃
縮、ヘキサン−酢酸エチル(1:1)を用いて分取用T
LCで精製した。この純粋な生成物、4′−デオキシ−
4′−エピ−オクチルチオ−アベルメクチンB1a/B
1bモノサッカライドをNMRスペクトルで確認し、純
度をRP−HPLCで決定した。
【0066】実施例25 4′−デオキシ−4′−エピ−チオアセチル−アベルメ
クチンBla/Blbモノサッカライド 工程A 4′−デオキシ−4′−エピ−チオアセチル−
5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン
B1a/B1bモノサッカライドの製造 DMF(2ml)中4′−O−トリフルオロメタンスルホ
ニル−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメ
クチンB1a/B1bモノサッカライド(125mg、
0.128ミリモル)の溶液を0℃に冷却した。この冷
却溶液にチオ酢酸カリウム(44mg、0.385ミリモ
ル)を加えた。この反応混合液を1時間かけて室温に温
めた。室温で3時間後、この反応混合液を水と塩化メチ
レンに分配した。硫酸マグネシウムで乾燥した後、塩化
メチレン抽出液を真空中で濃縮し、ヘキサン−酢酸エチ
ル(85:15)を用いて分取用薄層シリカゲルクロマ
トグラフィーで精製した。この純粋な生成物、4′−デ
オキシ−4′−エピ−チオアセチル−5−O−tert−ブ
チルジメチルシリル−アベルメクチンB1a/B1bモ
ノサッカライドをNMRスペクトルで確認し、純度をR
P−HPLCで決定した。工程B 4′−デオキシ−4′−エピ−チオアセチルア
ベルメクチンB1a/B1bモノサッカライドの製造 テトラヒドロフラン(THF、2.5ml)中4′−デオ
キシ−4′−エピ−チオアセチル−5−O−tert−ブチ
ルジメチルシリル−アベルメクチンB1a/B1bモノ
サッカライド(64mg、0.071ミリモル)の溶液を
HF−ピリジン溶液(実施例1、工程C)1mlと室温で
処理した。6時間後、この反応混合液を0℃に冷却し、
ピリジン3mlで希釈し、重炭酸ナトリウム飽和溶液3ml
と十分量の固形重炭酸カリウムで反応停止して酸を中和
した。この生成物を酢酸エチルで抽出し、食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、濃縮した。この
粗生成物をヘキサン−酢酸エチル(1:1)を用いて分
取用薄層シリカゲルクロマトグラフィーで精製した。こ
の純粋な4′−デオキシ−4′−エピ−チオアセチル−
アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライドをNM
Rスペクトルで確認し、純度をRP−HPLCで決定し
た。白色の綿毛状粉末の収量42mg。
クチンBla/Blbモノサッカライド 工程A 4′−デオキシ−4′−エピ−チオアセチル−
5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン
B1a/B1bモノサッカライドの製造 DMF(2ml)中4′−O−トリフルオロメタンスルホ
ニル−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメ
クチンB1a/B1bモノサッカライド(125mg、
0.128ミリモル)の溶液を0℃に冷却した。この冷
却溶液にチオ酢酸カリウム(44mg、0.385ミリモ
ル)を加えた。この反応混合液を1時間かけて室温に温
めた。室温で3時間後、この反応混合液を水と塩化メチ
レンに分配した。硫酸マグネシウムで乾燥した後、塩化
メチレン抽出液を真空中で濃縮し、ヘキサン−酢酸エチ
ル(85:15)を用いて分取用薄層シリカゲルクロマ
トグラフィーで精製した。この純粋な生成物、4′−デ
オキシ−4′−エピ−チオアセチル−5−O−tert−ブ
チルジメチルシリル−アベルメクチンB1a/B1bモ
ノサッカライドをNMRスペクトルで確認し、純度をR
P−HPLCで決定した。工程B 4′−デオキシ−4′−エピ−チオアセチルア
ベルメクチンB1a/B1bモノサッカライドの製造 テトラヒドロフラン(THF、2.5ml)中4′−デオ
キシ−4′−エピ−チオアセチル−5−O−tert−ブチ
ルジメチルシリル−アベルメクチンB1a/B1bモノ
サッカライド(64mg、0.071ミリモル)の溶液を
HF−ピリジン溶液(実施例1、工程C)1mlと室温で
処理した。6時間後、この反応混合液を0℃に冷却し、
ピリジン3mlで希釈し、重炭酸ナトリウム飽和溶液3ml
と十分量の固形重炭酸カリウムで反応停止して酸を中和
した。この生成物を酢酸エチルで抽出し、食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、濃縮した。この
粗生成物をヘキサン−酢酸エチル(1:1)を用いて分
取用薄層シリカゲルクロマトグラフィーで精製した。こ
の純粋な4′−デオキシ−4′−エピ−チオアセチル−
アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライドをNM
Rスペクトルで確認し、純度をRP−HPLCで決定し
た。白色の綿毛状粉末の収量42mg。
【0067】実施例26 4′−デオキシ−4′−エピ−チオ−アベルメクチンB
la/Blbモノサッカライド 工程A 4′−デオキシ−4′−エピ−チオ−アベルメ
クチンB1a/B1bモノサッカライドの製造 メタノール(1ml)中4′−デオキシ−4′−エピ−チ
オアセチル−アベルメクチンB1a/B1b(21mg、
0.027ミリモル)の溶液を0℃に冷却し、アンモニ
アで飽和したメタノール1mlを加えた。この反応混合液
を室温に温めておいた。3日後、この反応混合液を真空
中で濃縮し、この粗生成物をヘキサン−酢酸エチル
(1:1)を用いて分取用TLCで精製した。純粋な
4′−デオキシ−4′−エピ−チオ−アベルメクチンB
1a/B1bモノサッカライドをNMRスペクトルと質
量スペクトル(M+7)=751で確認した。純度をR
P−HPLCで決定した。
la/Blbモノサッカライド 工程A 4′−デオキシ−4′−エピ−チオ−アベルメ
クチンB1a/B1bモノサッカライドの製造 メタノール(1ml)中4′−デオキシ−4′−エピ−チ
オアセチル−アベルメクチンB1a/B1b(21mg、
0.027ミリモル)の溶液を0℃に冷却し、アンモニ
アで飽和したメタノール1mlを加えた。この反応混合液
を室温に温めておいた。3日後、この反応混合液を真空
中で濃縮し、この粗生成物をヘキサン−酢酸エチル
(1:1)を用いて分取用TLCで精製した。純粋な
4′−デオキシ−4′−エピ−チオ−アベルメクチンB
1a/B1bモノサッカライドをNMRスペクトルと質
量スペクトル(M+7)=751で確認した。純度をR
P−HPLCで決定した。
【0068】実施例27 4′−デオキシ−4′−チオシアナト−アベルメクチン
Bla/Blbモノサッカライド及び4′−デオキシ−
4′−エピ−チオシアナト−アベルメクチンBla/B
lbモノサッカライド 工程A 4′−デオキシ−4′−チオシアナト−5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB1a
/B1bモノサッカライド及び4′−デオキシ−4′−
エピ−チオシアナト−5−O−tert−ブチルジメチルシ
リル−アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライド
及び4′−デオキシ−4′−チオシアナト−5−O−te
rt−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB1a/B
1bの製造 DMF(1.0ml)中4′−O−トリフルオロメタンス
ルホニル−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベ
ルメクチンB1a/B1b(125mg、0.128ミリ
モル)の溶液にテトラブチルアンモニウムチオシアネー
ト(192mg、0.640ミリモル)を加えた。2時間
後、この反応混合液を水と酢酸エチルに分配した。有機
層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、真空中で濃縮し
た。2種のエピマー生成物を分離し、ヘキサン−酢酸エ
チル(3:1)を用いて分取用TLCで精製した。生成
物4′−デオキシ−4′−エピ−チオシアナト−5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB1a
/B1b及び4′−デオキシ−4′−チオシアナト−5
−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB
1a/B1bの混合物を以下で詳述するように脱保護し
た。工程B 4′−デオキシ−4′−チオシアナト−アベル
メクチンB1a/B1bモノサッカライド及び4′−デ
オキシ−4′−エピ−チオシアナト−アベルメクチンB
1a/B1bモノサッカライドの製造 THF2ml中4′−デオキシ−4′−チオシアナト−5
−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB
1a/B1bモノサッカライド及び4′−デオキシ−
4′−チオシアナト−5−O−tert−ブチルジメチルシ
リル−アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライド
(工程Aの生成物)の室温溶液に実施例1、工程CのH
F−ピリジン溶液1mlを加えた。16時間後、この反応
混合液を0℃に冷却し、ピリジン(3ml)で希釈し、重
炭酸ナトリウム飽和溶液(25ml)で反応停止し、塩化
ナトリウム飽和溶液(食塩水、40ml)に注ぎ入れ、塩
化メチレンで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥し真空中
で濃縮した。2種のエピマー生成物を分離し、酢酸エチ
ル−塩化メチレン(10:90)を用いて分取用TLC
で精製した。この純粋な生成物、4′−デオキシ−4′
−チオシアナト−アベルメクチンB1a/B1bモノサ
ッカライド及び4′−デオキシ−4′−エピ−チオ−シ
アナト−アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライ
ドをNMRスペクトル及び質量スペクトル(異性体A、
(M+7)=776、異性体B、(M+7)=776)
で確認した。純度をRP−HPLCで決定した。
Bla/Blbモノサッカライド及び4′−デオキシ−
4′−エピ−チオシアナト−アベルメクチンBla/B
lbモノサッカライド 工程A 4′−デオキシ−4′−チオシアナト−5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB1a
/B1bモノサッカライド及び4′−デオキシ−4′−
エピ−チオシアナト−5−O−tert−ブチルジメチルシ
リル−アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライド
及び4′−デオキシ−4′−チオシアナト−5−O−te
rt−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB1a/B
1bの製造 DMF(1.0ml)中4′−O−トリフルオロメタンス
ルホニル−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベ
ルメクチンB1a/B1b(125mg、0.128ミリ
モル)の溶液にテトラブチルアンモニウムチオシアネー
ト(192mg、0.640ミリモル)を加えた。2時間
後、この反応混合液を水と酢酸エチルに分配した。有機
層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、真空中で濃縮し
た。2種のエピマー生成物を分離し、ヘキサン−酢酸エ
チル(3:1)を用いて分取用TLCで精製した。生成
物4′−デオキシ−4′−エピ−チオシアナト−5−O
−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB1a
/B1b及び4′−デオキシ−4′−チオシアナト−5
−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB
1a/B1bの混合物を以下で詳述するように脱保護し
た。工程B 4′−デオキシ−4′−チオシアナト−アベル
メクチンB1a/B1bモノサッカライド及び4′−デ
オキシ−4′−エピ−チオシアナト−アベルメクチンB
1a/B1bモノサッカライドの製造 THF2ml中4′−デオキシ−4′−チオシアナト−5
−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB
1a/B1bモノサッカライド及び4′−デオキシ−
4′−チオシアナト−5−O−tert−ブチルジメチルシ
リル−アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライド
(工程Aの生成物)の室温溶液に実施例1、工程CのH
F−ピリジン溶液1mlを加えた。16時間後、この反応
混合液を0℃に冷却し、ピリジン(3ml)で希釈し、重
炭酸ナトリウム飽和溶液(25ml)で反応停止し、塩化
ナトリウム飽和溶液(食塩水、40ml)に注ぎ入れ、塩
化メチレンで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥し真空中
で濃縮した。2種のエピマー生成物を分離し、酢酸エチ
ル−塩化メチレン(10:90)を用いて分取用TLC
で精製した。この純粋な生成物、4′−デオキシ−4′
−チオシアナト−アベルメクチンB1a/B1bモノサ
ッカライド及び4′−デオキシ−4′−エピ−チオ−シ
アナト−アベルメクチンB1a/B1bモノサッカライ
ドをNMRスペクトル及び質量スペクトル(異性体A、
(M+7)=776、異性体B、(M+7)=776)
で確認した。純度をRP−HPLCで決定した。
【0069】実施例28 4′−デオキシ−4′−エピ−〔3−チオ−(メチルプ
ロピオネート)〕−アベルメクチンBla/Blbモノ
サッカライド 工程A 4′−デオキシ−4′−エピ−〔3−チオ−
(メチルプロピオネート)〕−5−O−tert−ブチルジ
メチルシリル−アベルメクチンB1a/B1bモノサッ
カライドの製造 DMF(1ml)中4′−O−トリフルオロメタンスルホ
ニル−5−O−tert−ブチル−ジメチルシリル−アベル
メクチンB1a/B1bモノサッカライド(100mg、
0.103ミリモル)の室温攪拌溶液にメチル3−メル
カプトプロピオネート(0.050ml、0.452ミリ
モル)と炭酸カリウム(30mg、0.217ミリモル)
を加えた。3時間後、この反応混合液を塩化ナトリウム
飽和溶液と塩化メチレンに分配した。塩化メチレン抽出
液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、真空中で濃縮
し、ヘキサン−酢酸エチル(75:25)を用いて分取
用TLCで精製した。この純粋な生成物4′−デオキシ
−4′−エピ−〔3−チオ−(メチルプロピオネー
ト)〕−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベル
メクチンB1a/B1bモノサッカライドをNMRスペ
クトルで確認し、純度をRP−HPLCで決定した。工程B 4′−デオキシ−4′−エピ−〔3−チオ−
(メチルプロピオネート)〕−アベルメクチンB1a/
B1bモノサッカライドの製造 THF2ml中工程Aで得た4′−デオキシ−4′−エピ
−〔3−チオ−(メチルプロピオネート)〕−5−O−
tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB1a/
B1bモノサッカライドの室温溶液に実施例1、工程C
のHF−ピリジン溶液1mlを加えた。6時間後、この反
応混合液を0℃に冷却し、ピリジン(3ml)で希釈し、
重炭酸ナトリウム飽和溶液(25ml)で反応停止し、塩
化ナトリウム飽和溶液(40ml)に注ぎ入れ、塩化メチ
レンで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥し真空中で濃縮
し、酢酸エチル−塩化メチレン(1:1)を用いて分取
用TLCで精製した。この純粋な4′−デオキシ−4′
−エピ−〔3−チオ−(メチルプロピオネート)〕−ア
ベルメクチンB1a/B1bモノサッカライドをNMR
スペクトルで確認し、純度をRP−HPLCで決定し
た。
ロピオネート)〕−アベルメクチンBla/Blbモノ
サッカライド 工程A 4′−デオキシ−4′−エピ−〔3−チオ−
(メチルプロピオネート)〕−5−O−tert−ブチルジ
メチルシリル−アベルメクチンB1a/B1bモノサッ
カライドの製造 DMF(1ml)中4′−O−トリフルオロメタンスルホ
ニル−5−O−tert−ブチル−ジメチルシリル−アベル
メクチンB1a/B1bモノサッカライド(100mg、
0.103ミリモル)の室温攪拌溶液にメチル3−メル
カプトプロピオネート(0.050ml、0.452ミリ
モル)と炭酸カリウム(30mg、0.217ミリモル)
を加えた。3時間後、この反応混合液を塩化ナトリウム
飽和溶液と塩化メチレンに分配した。塩化メチレン抽出
液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、真空中で濃縮
し、ヘキサン−酢酸エチル(75:25)を用いて分取
用TLCで精製した。この純粋な生成物4′−デオキシ
−4′−エピ−〔3−チオ−(メチルプロピオネー
ト)〕−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベル
メクチンB1a/B1bモノサッカライドをNMRスペ
クトルで確認し、純度をRP−HPLCで決定した。工程B 4′−デオキシ−4′−エピ−〔3−チオ−
(メチルプロピオネート)〕−アベルメクチンB1a/
B1bモノサッカライドの製造 THF2ml中工程Aで得た4′−デオキシ−4′−エピ
−〔3−チオ−(メチルプロピオネート)〕−5−O−
tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンB1a/
B1bモノサッカライドの室温溶液に実施例1、工程C
のHF−ピリジン溶液1mlを加えた。6時間後、この反
応混合液を0℃に冷却し、ピリジン(3ml)で希釈し、
重炭酸ナトリウム飽和溶液(25ml)で反応停止し、塩
化ナトリウム飽和溶液(40ml)に注ぎ入れ、塩化メチ
レンで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥し真空中で濃縮
し、酢酸エチル−塩化メチレン(1:1)を用いて分取
用TLCで精製した。この純粋な4′−デオキシ−4′
−エピ−〔3−チオ−(メチルプロピオネート)〕−ア
ベルメクチンB1a/B1bモノサッカライドをNMR
スペクトルで確認し、純度をRP−HPLCで決定し
た。
【0070】実施例29 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−24−デス
メチル−25−デス−(2−ブチル)−25−フェニル
−アベルメクチンBl 工程A 5−O−tert−ブチルジメチルシリル−24−
デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25−フェ
ニル−アベルメクチンB1の製造 製造Tで得た24−デスメチル−25−デス−(2−ブ
チル)−25−フェニル−アベルメクチンB1で出発
し、製造Aの方法を用いて5−O−tert−ブチル−ジメ
チルシリル−24−デスメチル−25−デス−(2−ブ
チル)−25−フェニル−アベルメクチンB1を得る。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−2
4−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25−
フェニル−アベルメクチンBlの製造 工程Aの生成物で出発し、実施例1の方法を用いて標記
化合物を得る。この生成物をNMR及び質量スペクトル
で確認する。
メチル−25−デス−(2−ブチル)−25−フェニル
−アベルメクチンBl 工程A 5−O−tert−ブチルジメチルシリル−24−
デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25−フェ
ニル−アベルメクチンB1の製造 製造Tで得た24−デスメチル−25−デス−(2−ブ
チル)−25−フェニル−アベルメクチンB1で出発
し、製造Aの方法を用いて5−O−tert−ブチル−ジメ
チルシリル−24−デスメチル−25−デス−(2−ブ
チル)−25−フェニル−アベルメクチンB1を得る。工程B 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−2
4−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25−
フェニル−アベルメクチンBlの製造 工程Aの生成物で出発し、実施例1の方法を用いて標記
化合物を得る。この生成物をNMR及び質量スペクトル
で確認する。
【0071】実施例30 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−24−デス
メチル−25−デス−(2−ブチル)−25−シクロペ
ンチル−アベルメクチンBl及び4″−デオキシ−4″
−エピ−メチルチオ−24−デスメチル−25−デス−
(2−ブチル)−25−エピ−シクロペンチル−アベル
メクチンBl 製造Uの生成物で出発し、実施例29の方法を用いて標
記化合物を製造し、質量及びNMRスペクトルで確認す
る。
メチル−25−デス−(2−ブチル)−25−シクロペ
ンチル−アベルメクチンBl及び4″−デオキシ−4″
−エピ−メチルチオ−24−デスメチル−25−デス−
(2−ブチル)−25−エピ−シクロペンチル−アベル
メクチンBl 製造Uの生成物で出発し、実施例29の方法を用いて標
記化合物を製造し、質量及びNMRスペクトルで確認す
る。
【0072】実施例31 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−24−デス
メチル−25−デス−(2−ブチル)−25−シクロヘ
キシル−アベルメクチンBla及び4″−デオキシ−
4″−エピ−メチルチオ−24−デスメチル−25−デ
ス−(2−ブチル)−25−エピ−シクロペンチル−ア
ベルメクチンBla 製造Vの生成物で出発し、実施例29の方法を用いて標
記化合物を製造し、質量及びNMRスペクトルで確認す
る。
メチル−25−デス−(2−ブチル)−25−シクロヘ
キシル−アベルメクチンBla及び4″−デオキシ−
4″−エピ−メチルチオ−24−デスメチル−25−デ
ス−(2−ブチル)−25−エピ−シクロペンチル−ア
ベルメクチンBla 製造Vの生成物で出発し、実施例29の方法を用いて標
記化合物を製造し、質量及びNMRスペクトルで確認す
る。
【0073】実施例32 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−25−デス−(2
−ブチル)−25−アルキル(アリール)−アベルメク
チンBla及び4″−デオキシ−4″−メチルチオ−2
5−デス−(2−ブチル)−25−エピ−アルキル(ア
リール)−アベルメクチンBl 製造BBの生成物で出発し、実施例29の方法を用いて
次の生成物を得る。 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−25−デス−(2
−ブチル)−25−(4−メトキシフェニル)−アベル
メクチンBla、 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−25−デス−(2
−ブチル)−25−(3,5−ジクロロフェニル)−ア
ベルメクチンBla、 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−25−デス−(2
−ブチル)−25−(4−アセチルアミノフェニル)−
アベルメクチンBla、 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−25−デス−(2
−ブチル)−25−ベンジル−アベルメクチンBla、 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−25−デス−(2
−ブチル)−25−フェニル−アベルメクチンBla、 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−25−デス−(2
−ブチル)−25−メチル−アベルメクチンBla、 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−25−デス−(2
−ブチル)−25−エチル−アベルメクチンBla 及びこれらの対応するC−25エピマーこれらをNMR
及び質量スペクトルで確認する。
−ブチル)−25−アルキル(アリール)−アベルメク
チンBla及び4″−デオキシ−4″−メチルチオ−2
5−デス−(2−ブチル)−25−エピ−アルキル(ア
リール)−アベルメクチンBl 製造BBの生成物で出発し、実施例29の方法を用いて
次の生成物を得る。 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−25−デス−(2
−ブチル)−25−(4−メトキシフェニル)−アベル
メクチンBla、 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−25−デス−(2
−ブチル)−25−(3,5−ジクロロフェニル)−ア
ベルメクチンBla、 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−25−デス−(2
−ブチル)−25−(4−アセチルアミノフェニル)−
アベルメクチンBla、 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−25−デス−(2
−ブチル)−25−ベンジル−アベルメクチンBla、 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−25−デス−(2
−ブチル)−25−フェニル−アベルメクチンBla、 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−25−デス−(2
−ブチル)−25−メチル−アベルメクチンBla、 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−25−デス−(2
−ブチル)−25−エチル−アベルメクチンBla 及びこれらの対応するC−25エピマーこれらをNMR
及び質量スペクトルで確認する。
【0074】実施例33 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−24−デス
メチル−25−デス−(2−ブチル)−25−ヘテロシ
クロ−アベルメクチンBla 製造CCの次の化合物で出発し、 24−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25
−(3−フリル)−アベルメクチンBla、 24−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25
−(2−チエニル)−アベルメクチンBla及び 24−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25
−(4−ピリジル)−アベルメクチンBla実施例29
の方法を用いて以下の化合物を合成する。 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−24−デス
メチル−25−デス−(2−ブチル)−25−(3−フ
リル)−アベルメクチンBla、 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−24−デス
メチル−25−デス−(2−ブチル)−25−(2−チ
エニル)−アベルメクチンBla及び 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−24−デス
メチル−25−デス−(2−ブチル)−25−(4−ピ
リジル)−アベルメクチンBlaこれらを高圧液体クロ
マトグラフィーで精製し、NMR及び質量スペクトルで
確認する。
メチル−25−デス−(2−ブチル)−25−ヘテロシ
クロ−アベルメクチンBla 製造CCの次の化合物で出発し、 24−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25
−(3−フリル)−アベルメクチンBla、 24−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25
−(2−チエニル)−アベルメクチンBla及び 24−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25
−(4−ピリジル)−アベルメクチンBla実施例29
の方法を用いて以下の化合物を合成する。 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−24−デス
メチル−25−デス−(2−ブチル)−25−(3−フ
リル)−アベルメクチンBla、 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−24−デス
メチル−25−デス−(2−ブチル)−25−(2−チ
エニル)−アベルメクチンBla及び 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−24−デス
メチル−25−デス−(2−ブチル)−25−(4−ピ
リジル)−アベルメクチンBlaこれらを高圧液体クロ
マトグラフィーで精製し、NMR及び質量スペクトルで
確認する。
【0075】実施例34 4″−デオキシ−4″−エピ−トリフルオロメチルチオ
−アベルメクチンBla/B1b 4″−デオキシ−4″−エピ−チオ−アベルメクチンB
la/B1b(100mg、0.112ミリモル、実施例
14に従って製造)をDMF(2ml)に室温で加える。
これに無水炭酸カリウム(100mg、0.724ミリモ
ル)、18−クラウン−6(5mg)及びトリフルオロメ
チルヨーダイド(300mg、1.53ミリモル)を加え
る。この反応液を室温で12時間攪拌し、次いで飽和食
塩水(30ml)に注ぎ入れ塩化メチレンで抽出し、有機
層を硫酸マグネシウムで乾燥する。この溶液を濾過し、
溶媒を真空中で除去する。この粗生成物をシリカゲルク
ロマトグラフィーで精製して4″−デオキシ−4″−エ
ピ−トリフルオロメチルチオ−アベルメクチンBla/
B1bを得、これを1HNMR及び質量スペクトルで確
認する。
−アベルメクチンBla/B1b 4″−デオキシ−4″−エピ−チオ−アベルメクチンB
la/B1b(100mg、0.112ミリモル、実施例
14に従って製造)をDMF(2ml)に室温で加える。
これに無水炭酸カリウム(100mg、0.724ミリモ
ル)、18−クラウン−6(5mg)及びトリフルオロメ
チルヨーダイド(300mg、1.53ミリモル)を加え
る。この反応液を室温で12時間攪拌し、次いで飽和食
塩水(30ml)に注ぎ入れ塩化メチレンで抽出し、有機
層を硫酸マグネシウムで乾燥する。この溶液を濾過し、
溶媒を真空中で除去する。この粗生成物をシリカゲルク
ロマトグラフィーで精製して4″−デオキシ−4″−エ
ピ−トリフルオロメチルチオ−アベルメクチンBla/
B1bを得、これを1HNMR及び質量スペクトルで確
認する。
【0076】実施例35 4″−デオキシ−4″−エピ−2,2,2−トリフルオ
ロエチルチオ−アベルメクチンBla/B1b 4″−デオキシ−4″−エピ−チオ−アベルメクチンB
la/B1b(100mg、0.112ミリモル、実施例
14に従って製造)をDMF(2ml)に室温で加える。
これに無水炭酸カリウム(100mg、0.724ミリモ
ル)、18−クラウン−6(5mg)及び2,2,2−ト
リフルオロエチルヨーダイド(300mg、1.53ミリ
モル)を加える。この反応液を室温で12時間攪拌し、
次に飽和食塩水(30ml)に注ぎ入れ、塩化メチレンで
抽出し、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥する。この溶
液を濾過し、溶媒を真空中で除去する。この粗生成物を
シリカゲルクロマトグラフィーで精製して4″−デオキ
シ−4″−エピ−2,2,2−トリフルオロエチルチオ
−アベルメクチンBla/B1bを得、これを1HNM
R及び質量スペクトルで確認する。次の工程では本発明
の化合物の出発物質の製造を記載する。
ロエチルチオ−アベルメクチンBla/B1b 4″−デオキシ−4″−エピ−チオ−アベルメクチンB
la/B1b(100mg、0.112ミリモル、実施例
14に従って製造)をDMF(2ml)に室温で加える。
これに無水炭酸カリウム(100mg、0.724ミリモ
ル)、18−クラウン−6(5mg)及び2,2,2−ト
リフルオロエチルヨーダイド(300mg、1.53ミリ
モル)を加える。この反応液を室温で12時間攪拌し、
次に飽和食塩水(30ml)に注ぎ入れ、塩化メチレンで
抽出し、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥する。この溶
液を濾過し、溶媒を真空中で除去する。この粗生成物を
シリカゲルクロマトグラフィーで精製して4″−デオキ
シ−4″−エピ−2,2,2−トリフルオロエチルチオ
−アベルメクチンBla/B1bを得、これを1HNM
R及び質量スペクトルで確認する。次の工程では本発明
の化合物の出発物質の製造を記載する。
【0077】製造A 5−O−tert−ブチルジメチルシリルアベルメクチンB
la/B1b 無水DMF400ml中アベルメクチンBla/B1b
(高真空中 P2O5 で恒量まで乾燥した)50g、イミダ
ゾール24g及びtert−ブチルジメチルシリルクロリド
24gの溶液を室温で50分間攪拌した。この反応混合
液を氷冷水1.5リットルに注ぎ入れ、水相をエーテル
200mlで4回抽出した。有機相を水、塩化ナトリウム
水溶液で2回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾
過、真空中で濃縮して白色泡状物を得た。この粗生成物
を塩化メチレン−酢酸エチル(90:10〜70:3
0)溶媒系を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製して5−O−tert−ブチルジメチルシリルアベ
ルメクチンBla/B1b 46.5gを無定形泡状物
として得、これを1H−NMR及び質量スペクトルで確
認した。
la/B1b 無水DMF400ml中アベルメクチンBla/B1b
(高真空中 P2O5 で恒量まで乾燥した)50g、イミダ
ゾール24g及びtert−ブチルジメチルシリルクロリド
24gの溶液を室温で50分間攪拌した。この反応混合
液を氷冷水1.5リットルに注ぎ入れ、水相をエーテル
200mlで4回抽出した。有機相を水、塩化ナトリウム
水溶液で2回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾
過、真空中で濃縮して白色泡状物を得た。この粗生成物
を塩化メチレン−酢酸エチル(90:10〜70:3
0)溶媒系を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製して5−O−tert−ブチルジメチルシリルアベ
ルメクチンBla/B1b 46.5gを無定形泡状物
として得、これを1H−NMR及び質量スペクトルで確
認した。
【0078】製造B 5−O−tert−ブチルジメチルシリル−4″−ケト−ア
ベルメクチンBla/B1b −60℃で攪拌した乾燥塩化メチレン230ml中塩化オ
キサリル9.1mlを含有する溶液に乾燥ジメチルスルホ
キシド(DMSO)15mlを15分間かけて加えた。次
に乾燥塩化メチレン230mlに溶解した5−O−tert−
ブチル−ジメチルシリルアベルメクチンBla/B1b
46.5gの溶液を−60℃に維持しながら15分間
かけて加えた。この反応混合液をこの温度で30分間攪
拌して乾燥トリエチルアミン(TFA)65mlを加え
た。この混合液を−60℃で更に5分間攪拌してから冷
却浴を取り除き、この反応混合液を室温まで温めた。水
を添加した後、この反応混合液を塩化メチレンで抽出し
た。この抽出液を水洗、乾燥、真空中で濃縮して黄色泡
状物45.5gを得た。これを質量及びNMRスペクト
ルによって5−O−tert−ブチルジメチルシリル−4″
−ケト−アベルメクチンBla/B1bと同定しこれを
精製せずに次の化学反応に使用した。
ベルメクチンBla/B1b −60℃で攪拌した乾燥塩化メチレン230ml中塩化オ
キサリル9.1mlを含有する溶液に乾燥ジメチルスルホ
キシド(DMSO)15mlを15分間かけて加えた。次
に乾燥塩化メチレン230mlに溶解した5−O−tert−
ブチル−ジメチルシリルアベルメクチンBla/B1b
46.5gの溶液を−60℃に維持しながら15分間
かけて加えた。この反応混合液をこの温度で30分間攪
拌して乾燥トリエチルアミン(TFA)65mlを加え
た。この混合液を−60℃で更に5分間攪拌してから冷
却浴を取り除き、この反応混合液を室温まで温めた。水
を添加した後、この反応混合液を塩化メチレンで抽出し
た。この抽出液を水洗、乾燥、真空中で濃縮して黄色泡
状物45.5gを得た。これを質量及びNMRスペクト
ルによって5−O−tert−ブチルジメチルシリル−4″
−ケト−アベルメクチンBla/B1bと同定しこれを
精製せずに次の化学反応に使用した。
【0079】製造C 5−O−tert−ブチルジメチルシリル−4″−エピ−ア
ベルメクチンBla/B1b メタノール50ml中5−O−tert−ブチルジメチルシリ
ル−4″−ケト−アベルメクチンBla/B1b(1
0.2mM、製造Bで得た)10gの攪拌溶液にナトリウ
ムボロヒドリド(10.2ミリモル)386mgを加え
た。15分後、塩化アンモニウムの飽和水溶液20mlを
加えた。この反応混合液を食塩水(20ml)で希釈し、
酢酸エチルで抽出した。有機抽出液を硫酸マグネシウム
で乾燥し、濾過、真空中で濃縮した。この粗生成物をヘ
キサン−酢酸エチル(13:1)を用いてシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製して5−O−tert−ブチ
ルジメチルシリル−4″−エピ−アベルメクチンBla
/B1b 6.7gを得、これを1H−NMR及び質量
スペクトルで確認した。
ベルメクチンBla/B1b メタノール50ml中5−O−tert−ブチルジメチルシリ
ル−4″−ケト−アベルメクチンBla/B1b(1
0.2mM、製造Bで得た)10gの攪拌溶液にナトリウ
ムボロヒドリド(10.2ミリモル)386mgを加え
た。15分後、塩化アンモニウムの飽和水溶液20mlを
加えた。この反応混合液を食塩水(20ml)で希釈し、
酢酸エチルで抽出した。有機抽出液を硫酸マグネシウム
で乾燥し、濾過、真空中で濃縮した。この粗生成物をヘ
キサン−酢酸エチル(13:1)を用いてシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製して5−O−tert−ブチ
ルジメチルシリル−4″−エピ−アベルメクチンBla
/B1b 6.7gを得、これを1H−NMR及び質量
スペクトルで確認した。
【0080】製造D 22,23−ジヒドロ−4″−ケト−5−O−tert−ブ
チルジメチルシリル−アベルメクチンBla/B1b −60℃で攪拌した塩化メチレン2.5ml中塩化オキサ
リル97μlの溶液に塩化メチレン1.0ml中DMSO
160mlの溶液を注射器から3分間かけて滴下した。
次に塩化メチレン3.0ml中22,23−シヒドロ−5
−O−tert−ブチル−ジメチルシリル−アベルメクチン
Bla/B1b 500mgの溶液を注射器によって5分
間かけて加えた。この反応混合液を−60℃で30分間
攪拌してTEA 0.71mlを滴下した。−60℃で更
に5分後、冷却浴を取り除き、この反応混合液を室温に
温めた。水に添加、エーテルで抽出し、水洗、乾燥、真
空中で濃縮して黄色泡状物520gを得、これを塩化メ
チレン−酢酸エチル(9:1)溶媒混合液を用いて分取
用TLCで精製して純粋な22,23−ジヒドロ−4″
−ケト−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベル
メクチンBla/B1b 470mgを得、これを質量及
び300mHz 1H−NMRスペクトルで確認した。
チルジメチルシリル−アベルメクチンBla/B1b −60℃で攪拌した塩化メチレン2.5ml中塩化オキサ
リル97μlの溶液に塩化メチレン1.0ml中DMSO
160mlの溶液を注射器から3分間かけて滴下した。
次に塩化メチレン3.0ml中22,23−シヒドロ−5
−O−tert−ブチル−ジメチルシリル−アベルメクチン
Bla/B1b 500mgの溶液を注射器によって5分
間かけて加えた。この反応混合液を−60℃で30分間
攪拌してTEA 0.71mlを滴下した。−60℃で更
に5分後、冷却浴を取り除き、この反応混合液を室温に
温めた。水に添加、エーテルで抽出し、水洗、乾燥、真
空中で濃縮して黄色泡状物520gを得、これを塩化メ
チレン−酢酸エチル(9:1)溶媒混合液を用いて分取
用TLCで精製して純粋な22,23−ジヒドロ−4″
−ケト−5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベル
メクチンBla/B1b 470mgを得、これを質量及
び300mHz 1H−NMRスペクトルで確認した。
【0081】製造E 22,23−ジヒドロ−4″−エピ−5−O−tert−ブ
チルジメチルシリル−アベルメクチンBla/B1b 製造Dで得た22,23−ジヒドロ−4″−ケト−5−
O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBl
a/B1bで出発し製造Cの方法に従ってこの生成物を
製造する。
チルジメチルシリル−アベルメクチンBla/B1b 製造Dで得た22,23−ジヒドロ−4″−ケト−5−
O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチンBl
a/B1bで出発し製造Cの方法に従ってこの生成物を
製造する。
【0082】製造F アベルメクチンBla/B1bモノサッカライド アベルメクチンBla/B1b 6.0gを室温で濃硫
酸1.5mlを含有するイソプロパノールの攪拌溶液に溶
解した。41時間後、この溶液を減圧下で75mlに濃縮
してから水25mlと酢酸エチル75mlで希釈した。この
混合液を50%水性水酸化ナトリウムで中和し、層を分
離した。水溶液を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル溶
液を合わせ、水で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下で蒸発させた。残留物をヘキサン−アセトン(3:
1)を用いてフラッシュクロマトグラフィー処理してア
ベルメクチンBla/B1bモノサッカライド3.1g
を得、これをNMR、質量スペクトル〔735(M+L
i)〕及び高圧液体クロマトグラフィー分析によって確
認した。
酸1.5mlを含有するイソプロパノールの攪拌溶液に溶
解した。41時間後、この溶液を減圧下で75mlに濃縮
してから水25mlと酢酸エチル75mlで希釈した。この
混合液を50%水性水酸化ナトリウムで中和し、層を分
離した。水溶液を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル溶
液を合わせ、水で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下で蒸発させた。残留物をヘキサン−アセトン(3:
1)を用いてフラッシュクロマトグラフィー処理してア
ベルメクチンBla/B1bモノサッカライド3.1g
を得、これをNMR、質量スペクトル〔735(M+L
i)〕及び高圧液体クロマトグラフィー分析によって確
認した。
【0083】製造G 5−O−tert−ブチルジメチルシリル−アベルメクチン
Bla/B1bモノサッカライド 製造Aの方法によってアベルメクチンBla/B1bモ
ノサッカライド2.51gをイミダゾール1.44g及
びtert−ブチルジメチルシリルクロリド1.44gと無
水DMF25ml中で処理して5−O−tert−ブチル−ジ
メチルシリルアベルメクチンBla/B1bモノサッカ
ライドを得る。
Bla/B1bモノサッカライド 製造Aの方法によってアベルメクチンBla/B1bモ
ノサッカライド2.51gをイミダゾール1.44g及
びtert−ブチルジメチルシリルクロリド1.44gと無
水DMF25ml中で処理して5−O−tert−ブチル−ジ
メチルシリルアベルメクチンBla/B1bモノサッカ
ライドを得る。
【0084】製造H 5−O−tert−ブチルジメチルシリル−4′−オキソア
ベルメクチンBla/B1bモノサッカライド 製造Bの方法によって5−O−tert−ブチルジメチルシ
リル−アベルメクチンBla/B1bモノサッカライド
2.1gを塩化オキサリル0.49ml及びDMSO
0.81mlと塩化メチレン溶液中−60℃で処理して5
−O−tert−ブチルジメチルシリル−4′−オキソアベ
ルメクチンBla/B1bモノサッカライドを得る。
ベルメクチンBla/B1bモノサッカライド 製造Bの方法によって5−O−tert−ブチルジメチルシ
リル−アベルメクチンBla/B1bモノサッカライド
2.1gを塩化オキサリル0.49ml及びDMSO
0.81mlと塩化メチレン溶液中−60℃で処理して5
−O−tert−ブチルジメチルシリル−4′−オキソアベ
ルメクチンBla/B1bモノサッカライドを得る。
【0085】製造I 4″,5−ジ−O−t−ブチルジメチルシリル−アベル
メクチンB2a 篩乾燥ジメチルホルムアミド400mlと新たに蒸留した
トリエチルアミン30ml中乾燥アベルメクチンB2a
58.2g(65ミリモル)の溶液にジクロロメタン2
00ml中t−ブチルジメチルシリルクロリド29.8g
(198ミリモル、3当量)の溶液を加えた。この混合
液を室温で16時間攪拌してから氷中に注ぎ入れジクロ
ロメタンで抽出した。有機相を合わせ、水、食塩水で洗
浄し硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を蒸発させて油
状物を得、これを20%酢酸エチル−ヘキサンを用いて
シリカゲル高性能液体クロマトグラフィーで精製して
4″,5−ジ−O−t−ブチルジメチルシリル−アベル
メクチンB2a 34.2gを得、これをNMR及び質
量スペクトルで確認した。
メクチンB2a 篩乾燥ジメチルホルムアミド400mlと新たに蒸留した
トリエチルアミン30ml中乾燥アベルメクチンB2a
58.2g(65ミリモル)の溶液にジクロロメタン2
00ml中t−ブチルジメチルシリルクロリド29.8g
(198ミリモル、3当量)の溶液を加えた。この混合
液を室温で16時間攪拌してから氷中に注ぎ入れジクロ
ロメタンで抽出した。有機相を合わせ、水、食塩水で洗
浄し硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を蒸発させて油
状物を得、これを20%酢酸エチル−ヘキサンを用いて
シリカゲル高性能液体クロマトグラフィーで精製して
4″,5−ジ−O−t−ブチルジメチルシリル−アベル
メクチンB2a 34.2gを得、これをNMR及び質
量スペクトルで確認した。
【0086】製造J 4″,5−ジ−O−t−ブチルジメチルシリル−23−
オキソアベルメクチンB2a 温度計、機械的スターラー及び滴下漏斗を備えた5リッ
トルの3つ口フラスコをジクロロメタン400mlと塩化
オキサリル16ml(0.185モル)で充填した。この
溶液を窒素下−70℃に冷却し、内部温度を−65℃以
下に保持しながらジクロロメタン200ml中DMSO2
5ml(0.350モル)の溶液を30分間かけて滴下し
た。この混合液を−70℃で1時間攪拌した。次にジク
ロロメタン900ml中4″,5−ジ−O−t−ブチルジ
メチルシリル−アベルメクチンB2a 114.75g
(0.103モル)の溶液を混合液の温度を−65℃に
保持しながら45分間かけて滴下した。−70℃で更に
2時間後、トリエチルアミン115mlをまた−65℃以
下に保持しながら10分間かけて滴下した。次にこの反
応液を約10℃で1時間攪拌した後この反応混合液を真
空中で濃縮した。残留物をエーテル1.5リットルに溶
解し水500mlで洗浄した。水層をエーテル500mlで
抽出した。合わせたエーテル層を水1リットルずつで2
回、飽和重炭酸ナトリウム1リットル及び食塩水1リッ
トルで順次洗浄した後硫酸マグネシウムで乾燥した。溶
媒を除去して黄色泡状物110gを得、これをカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル4kg、5〜25%酢酸エ
チル−ヘキサン溶離液で溶離)で精製した。この生成物
を黄色泡状物(101g、収率88%)として得、NM
R及び質量スペクトルで確認した。
オキソアベルメクチンB2a 温度計、機械的スターラー及び滴下漏斗を備えた5リッ
トルの3つ口フラスコをジクロロメタン400mlと塩化
オキサリル16ml(0.185モル)で充填した。この
溶液を窒素下−70℃に冷却し、内部温度を−65℃以
下に保持しながらジクロロメタン200ml中DMSO2
5ml(0.350モル)の溶液を30分間かけて滴下し
た。この混合液を−70℃で1時間攪拌した。次にジク
ロロメタン900ml中4″,5−ジ−O−t−ブチルジ
メチルシリル−アベルメクチンB2a 114.75g
(0.103モル)の溶液を混合液の温度を−65℃に
保持しながら45分間かけて滴下した。−70℃で更に
2時間後、トリエチルアミン115mlをまた−65℃以
下に保持しながら10分間かけて滴下した。次にこの反
応液を約10℃で1時間攪拌した後この反応混合液を真
空中で濃縮した。残留物をエーテル1.5リットルに溶
解し水500mlで洗浄した。水層をエーテル500mlで
抽出した。合わせたエーテル層を水1リットルずつで2
回、飽和重炭酸ナトリウム1リットル及び食塩水1リッ
トルで順次洗浄した後硫酸マグネシウムで乾燥した。溶
媒を除去して黄色泡状物110gを得、これをカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル4kg、5〜25%酢酸エ
チル−ヘキサン溶離液で溶離)で精製した。この生成物
を黄色泡状物(101g、収率88%)として得、NM
R及び質量スペクトルで確認した。
【0087】製造K 4″,5−ジ−O−t−ブチルジメチルシリル−7−O
−トリメチルシリル−O−23−トリメチルシリルオキ
シ−アベルメクチンB1a −78℃に於て蒸留テトラヒドロフラン2ml中4″,5
−ジ−O−ブチルジメチルシリル−23−オキソ−アベ
ルメクチンB2a 101mg(0.09ミリモル)の溶
液に、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドの1.
0M溶液0.400mlをヘキサンの混合液として加え
た。この混合液をアルゴン下−78℃で1時間攪拌した
後トリエチルアミンとトリメチルクロロシランの1:3
遠心分離混合液の上澄み液0.20mlを注射器により滴
下した。更に30分後重炭酸ナトリウム飽和水溶液2ml
を加え、混合液を室温に温めた。次にこの反応混合液を
水とエーテルに分配しエーテル抽出液を合わせ、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。濾過し、エーテルを蒸発させて
4″,5−ジ−O−t−ブチルジメチルシリル−7−O
−トリメチルシリル−23−O−トリメチルシリルオキ
シ−アベルメクチンB1a 120mgを得、これをNM
R及び質量スペクトルで確認した。
−トリメチルシリル−O−23−トリメチルシリルオキ
シ−アベルメクチンB1a −78℃に於て蒸留テトラヒドロフラン2ml中4″,5
−ジ−O−ブチルジメチルシリル−23−オキソ−アベ
ルメクチンB2a 101mg(0.09ミリモル)の溶
液に、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドの1.
0M溶液0.400mlをヘキサンの混合液として加え
た。この混合液をアルゴン下−78℃で1時間攪拌した
後トリエチルアミンとトリメチルクロロシランの1:3
遠心分離混合液の上澄み液0.20mlを注射器により滴
下した。更に30分後重炭酸ナトリウム飽和水溶液2ml
を加え、混合液を室温に温めた。次にこの反応混合液を
水とエーテルに分配しエーテル抽出液を合わせ、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。濾過し、エーテルを蒸発させて
4″,5−ジ−O−t−ブチルジメチルシリル−7−O
−トリメチルシリル−23−O−トリメチルシリルオキ
シ−アベルメクチンB1a 120mgを得、これをNM
R及び質量スペクトルで確認した。
【0088】製造L 4″,5−ジ−O−t−ブチルジメチルシリル−7−O
−トリメチルシリル−22−ヒドロキシ−23−オキソ
−アベルメクチンB1a 塩化メチレン(CH2Cl2) 2ml中4″,5−ジ−O−t−
ブチルジメチルシリル−7−O−トリメチルシリル−2
3−O−トリメチルシリル−アベルメクチンB1a 1
35mg(0.107ミリモル)の溶液に CH2Cl2 1ml中
m−クロロ過安息香酸21mg(0.12ミリモル)の溶
液を一度に加えた。20℃で20分後、硫化ジメチル
0.2mlを加えて過酸と反応させた。この混合液を更に
30分攪拌した後水性重炭酸ナトリウムを加え酢酸エチ
ルで抽出した。合わせた有機画分を乾燥、濾過、蒸発さ
せて固形物150mgを得た。この生成物混合物を分取用
薄層クロマトグラフィー(20%酢酸エチル−ヘキサ
ン)で分離して4″,5−ジ−O−t−ブチルジメチル
シリル−7−O−トリメチルシリル−22−ヒドロキシ
−23−オキソ−アベルメクチンB1a 40mgを得、
これをNMR及び質量スペクトルで確認した。
−トリメチルシリル−22−ヒドロキシ−23−オキソ
−アベルメクチンB1a 塩化メチレン(CH2Cl2) 2ml中4″,5−ジ−O−t−
ブチルジメチルシリル−7−O−トリメチルシリル−2
3−O−トリメチルシリル−アベルメクチンB1a 1
35mg(0.107ミリモル)の溶液に CH2Cl2 1ml中
m−クロロ過安息香酸21mg(0.12ミリモル)の溶
液を一度に加えた。20℃で20分後、硫化ジメチル
0.2mlを加えて過酸と反応させた。この混合液を更に
30分攪拌した後水性重炭酸ナトリウムを加え酢酸エチ
ルで抽出した。合わせた有機画分を乾燥、濾過、蒸発さ
せて固形物150mgを得た。この生成物混合物を分取用
薄層クロマトグラフィー(20%酢酸エチル−ヘキサ
ン)で分離して4″,5−ジ−O−t−ブチルジメチル
シリル−7−O−トリメチルシリル−22−ヒドロキシ
−23−オキソ−アベルメクチンB1a 40mgを得、
これをNMR及び質量スペクトルで確認した。
【0089】製造M アルデヒド−酸(化合物VI、図式1)の製造 アルミホイルをかぶせたガラスバイアル中ベンゼン6ml
中4″,5−ジ−O−t−ブチルジメチルシリル−7−
O−トリメチルシリル−22−ヒドロキシ−23−オキ
ソ−アベルメクチンB2a 600mg(0.5ミリモ
ル)の溶液に四酢酸鉛400mg(0.9ミリモル)を一
度に加えた。20℃で30分後、この溶液を水12mlと
亜硫酸ナトリウム600mgを含有する分液漏斗に注ぎ入
れた。次にこの混合液を振盪し酢酸エチルで抽出した。
合わせた抽出液を乾燥(MgSO4)、濾過、蒸発させて固形
物600mgを得た。シリカゲルカラムによるフラッシュ
クロマトグラフィーでヘキサン:酢酸エチル2:1次に
アセトンで溶離して出発物質250mgとアルデヒドVI2
30mgを得、NMRスペクトルで確認した。
中4″,5−ジ−O−t−ブチルジメチルシリル−7−
O−トリメチルシリル−22−ヒドロキシ−23−オキ
ソ−アベルメクチンB2a 600mg(0.5ミリモ
ル)の溶液に四酢酸鉛400mg(0.9ミリモル)を一
度に加えた。20℃で30分後、この溶液を水12mlと
亜硫酸ナトリウム600mgを含有する分液漏斗に注ぎ入
れた。次にこの混合液を振盪し酢酸エチルで抽出した。
合わせた抽出液を乾燥(MgSO4)、濾過、蒸発させて固形
物600mgを得た。シリカゲルカラムによるフラッシュ
クロマトグラフィーでヘキサン:酢酸エチル2:1次に
アセトンで溶離して出発物質250mgとアルデヒドVI2
30mgを得、NMRスペクトルで確認した。
【0090】製造N アルデヒドVIのアルデヒドVII AおよびVII B(図式
1)および2R,3R,4S−2,4−ジメチル−3−
ヒドロキシヘキサン酸へのトランスケタール化 ピリジントシレートの8gの乾燥メタノールの80ml中
の溶液に、製造MからのアルデヒドVIの16.3gを添
加した。この混合物を、20℃において1.5時間攪拌
し、そしてトリエチルアミンの4mlを添加した。次に、
この混合物を、重炭酸ナトリウムの4.4gと水500
mlとを有する分液漏斗へ移した。この混合物をエーテル
で抽出し、次に水層を2NのHCl で酸性とし、そして酢
酸エチルで抽出して2R,3R,4S−2,4−ジメチ
ル−3−ヒドロキシヘキサン酸1.4gをこはく色の油
状物として得た。エーテル抽出物を集め、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥した。濾過し、溶剤を蒸発させて、メトキ
シケタールVII AおよびVII Bとアルデヒド−酸VIとの
1:1:1の混合物15.5gを得た。さらにRfがVII
Bより遅いが、VI(シリル基をいくらか失った異性体V
II B)よりは早い少量の生成物をも得た。この混合物
を、ヘキサン:酢酸エチルの3:1および2:1で溶離
するシリカゲル550g上のフラッシュ・カラム・クロ
マトグラムで分離して、VII Aの5.1g、VII Bの
4.0g、VIの3.9gを得た。これらは、それぞれN
MRとマス・スペクトルとによって確認した。異性体VI
I AとVII Bとの場合のC21における立体化学的帰属
は、それぞれの純異性体に酸性メタノールを再度与えた
時におけるVII AのVII Bへの非可逆的変換に基づい
た。熱力学的に安定な異性体である異性体VII Bは、ア
キシアル・メトキシル/エクアトリアル・ホルミル立体
配置に帰属された。キラル酸を過剰のジアゾメタンによ
ってエステル化し、15%酢酸エチル/ヘキサンを用い
るフラッシュ・クロマトグラフィーによって精製して、
メチルエステルの1gを得た。〔-〕D =−9.5°、
c=8.9g/dlジクロロメタン、NMRスペクトルに
よって確認した。
1)および2R,3R,4S−2,4−ジメチル−3−
ヒドロキシヘキサン酸へのトランスケタール化 ピリジントシレートの8gの乾燥メタノールの80ml中
の溶液に、製造MからのアルデヒドVIの16.3gを添
加した。この混合物を、20℃において1.5時間攪拌
し、そしてトリエチルアミンの4mlを添加した。次に、
この混合物を、重炭酸ナトリウムの4.4gと水500
mlとを有する分液漏斗へ移した。この混合物をエーテル
で抽出し、次に水層を2NのHCl で酸性とし、そして酢
酸エチルで抽出して2R,3R,4S−2,4−ジメチ
ル−3−ヒドロキシヘキサン酸1.4gをこはく色の油
状物として得た。エーテル抽出物を集め、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥した。濾過し、溶剤を蒸発させて、メトキ
シケタールVII AおよびVII Bとアルデヒド−酸VIとの
1:1:1の混合物15.5gを得た。さらにRfがVII
Bより遅いが、VI(シリル基をいくらか失った異性体V
II B)よりは早い少量の生成物をも得た。この混合物
を、ヘキサン:酢酸エチルの3:1および2:1で溶離
するシリカゲル550g上のフラッシュ・カラム・クロ
マトグラムで分離して、VII Aの5.1g、VII Bの
4.0g、VIの3.9gを得た。これらは、それぞれN
MRとマス・スペクトルとによって確認した。異性体VI
I AとVII Bとの場合のC21における立体化学的帰属
は、それぞれの純異性体に酸性メタノールを再度与えた
時におけるVII AのVII Bへの非可逆的変換に基づい
た。熱力学的に安定な異性体である異性体VII Bは、ア
キシアル・メトキシル/エクアトリアル・ホルミル立体
配置に帰属された。キラル酸を過剰のジアゾメタンによ
ってエステル化し、15%酢酸エチル/ヘキサンを用い
るフラッシュ・クロマトグラフィーによって精製して、
メチルエステルの1gを得た。〔-〕D =−9.5°、
c=8.9g/dlジクロロメタン、NMRスペクトルに
よって確認した。
【0091】製造O (S)−3−ヨード−1−フェニル−1−プロパノール 市販の(S)−3−クロロ−1−フェニル−1−プロパ
ノール(6g)を、過剰のヨー化ナトリウム(4当量、
18g)および数滴のトリエチルアミンと共に、メチル
エチルケトンの30ml中で100℃に20時間加熱し
た。サンプルを取り出して、NMRにかけて、変換の度
合いを測定した。真空中において溶媒を除去し、残渣を
ジクロロメタン中に取り出し、濾過して塩を取り除き、
フラッシュ・クロマトグラフィーによってヨード・アル
コールを精製し、6.9gの生成物を得た。
ノール(6g)を、過剰のヨー化ナトリウム(4当量、
18g)および数滴のトリエチルアミンと共に、メチル
エチルケトンの30ml中で100℃に20時間加熱し
た。サンプルを取り出して、NMRにかけて、変換の度
合いを測定した。真空中において溶媒を除去し、残渣を
ジクロロメタン中に取り出し、濾過して塩を取り除き、
フラッシュ・クロマトグラフィーによってヨード・アル
コールを精製し、6.9gの生成物を得た。
【0092】製造P (S)−3−ヨード−1−フェニル−1−トリメチルシ
リルオキシプロパン 製造Oにおいて得たヨード・アルコールを、標準作業法
に従って、DMF中においてBSTFAによるか、また
はジクロロメタン中においてトリメチルシリルトリフラ
ートとトリエチルアミンとによって、トリメチルシリル
エーテルとして保護した。たとえば、ジクロロメタンの
4ml中のヨード・アルコールの800mgにトリエチルア
ミンの2mlとトリメチルシリルトリフラートの1.5ml
とを加えた。30分後に、真空中において溶媒を除去
し、残渣をフラッシュ・クロマトグラフィーにかけて、
990mgの生成物を得た。これをNMRとマス・スペク
トルとによって確認した。
リルオキシプロパン 製造Oにおいて得たヨード・アルコールを、標準作業法
に従って、DMF中においてBSTFAによるか、また
はジクロロメタン中においてトリメチルシリルトリフラ
ートとトリエチルアミンとによって、トリメチルシリル
エーテルとして保護した。たとえば、ジクロロメタンの
4ml中のヨード・アルコールの800mgにトリエチルア
ミンの2mlとトリメチルシリルトリフラートの1.5ml
とを加えた。30分後に、真空中において溶媒を除去
し、残渣をフラッシュ・クロマトグラフィーにかけて、
990mgの生成物を得た。これをNMRとマス・スペク
トルとによって確認した。
【0093】製造Q (S)−〔3−フェニル−3−トリメチルシリルオキ
シ)プロピル〕ホスホニウム・ヨウ化物 ヨードフェニルプロピルトリメチルシリル・エーテルの
408mgとトリフェニル・ホスフィンの321mg(1当
量)とのトルエンの5mlとトリエチルアミンの1滴との
溶液を、窒素雰囲気下において100℃に64時間加熱
した。真空中でトルエンを除去し、残渣をエーテル/ヘ
キサン中で摩砕して、固形の生成物500mgを得た。こ
れをNMRとマス・スペクトルとによって確認した。
シ)プロピル〕ホスホニウム・ヨウ化物 ヨードフェニルプロピルトリメチルシリル・エーテルの
408mgとトリフェニル・ホスフィンの321mg(1当
量)とのトルエンの5mlとトリエチルアミンの1滴との
溶液を、窒素雰囲気下において100℃に64時間加熱
した。真空中でトルエンを除去し、残渣をエーテル/ヘ
キサン中で摩砕して、固形の生成物500mgを得た。こ
れをNMRとマス・スペクトルとによって確認した。
【0094】製造R 3−クロロ−1−アルキル(アリール)−1−プーパノ
ールの製造の一般的手順 蒸留したアクロレインに乾燥HCl を添加することによっ
て製造した3−クロロプロパナール〔Shriner ら;J. O
rg. Chem. 第103〜105頁、(1939)〕を、2
0℃において、適切なグリニヤール試薬の過剰に添加し
た。30分後に、この混合物をアセトン/ドライアイス
浴によって冷却し、塩化アンモニウムの水溶液によって
反応を停止した。エーテル抽出によって生成物を単離
し、シリカゲル・クロマトグラフィーによって精製し
た。
ールの製造の一般的手順 蒸留したアクロレインに乾燥HCl を添加することによっ
て製造した3−クロロプロパナール〔Shriner ら;J. O
rg. Chem. 第103〜105頁、(1939)〕を、2
0℃において、適切なグリニヤール試薬の過剰に添加し
た。30分後に、この混合物をアセトン/ドライアイス
浴によって冷却し、塩化アンモニウムの水溶液によって
反応を停止した。エーテル抽出によって生成物を単離
し、シリカゲル・クロマトグラフィーによって精製し
た。
【0095】製造S 〔(3−アルキル(アリール)−3−トリメチルシリル
オキシ)プロピル〕トリフェニル・ホスホニウム・ヨウ
化物 製造Rにおいて製造した対応する3−クロロ−1−アル
キル(アリール)−プロパノールを、製造Oに記した手
順によってヨード・アルコールに変換し、次に製造Pに
記した如くにしてトリメチルシリルエーテルとして保護
した。製造Qにその概要を記した如くにして、対応する
ホスホニウム塩を製造した。この手順に従って、下記の
塩類を製造し、確認した。 (R,S)−〔(3−シクロペンチル−3−トリメチル
シリルオキシ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム
・ヨウ化物、 (R,S)−〔(3−シクロヘキシル−3−トリメチル
シリルオキシ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム
・ヨウ化物、 〔(3−(2−ブチル)−3−トリメチルシリルオキ
シ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム・ヨウ化物
(ジアステレオ異性体混合物)、 適切な3−クロロ−1−アルキル(アリール)−1−プ
ロパノールから出発し、前記の場合の手順に従って、下
記の塩類を得た。 (R,S)−〔(3−ベンジル)−3−トリメチルシリ
ルオキシ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム・ヨ
ウ化物; (R,S)−〔3−(3−フリル)−3−トリメチルシ
リルオキシ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム・
ヨウ化物; (R,S)−〔3−(2−チエニル)−3−トリメチル
シリルオキシ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム
・ヨウ化物; (R,S)−〔3−(4−ピリジル)−3−トリメチル
シリルオキシ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム
・ヨウ化物; (R,S)−〔3−(1−オクチル)−3−トリメチル
シリルオキシ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム
・ヨウ化物; (R,S)−〔3−(1−エチル)−3−トリメチルシ
リルオキシ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム・
ヨウ化物。
オキシ)プロピル〕トリフェニル・ホスホニウム・ヨウ
化物 製造Rにおいて製造した対応する3−クロロ−1−アル
キル(アリール)−プロパノールを、製造Oに記した手
順によってヨード・アルコールに変換し、次に製造Pに
記した如くにしてトリメチルシリルエーテルとして保護
した。製造Qにその概要を記した如くにして、対応する
ホスホニウム塩を製造した。この手順に従って、下記の
塩類を製造し、確認した。 (R,S)−〔(3−シクロペンチル−3−トリメチル
シリルオキシ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム
・ヨウ化物、 (R,S)−〔(3−シクロヘキシル−3−トリメチル
シリルオキシ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム
・ヨウ化物、 〔(3−(2−ブチル)−3−トリメチルシリルオキ
シ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム・ヨウ化物
(ジアステレオ異性体混合物)、 適切な3−クロロ−1−アルキル(アリール)−1−プ
ロパノールから出発し、前記の場合の手順に従って、下
記の塩類を得た。 (R,S)−〔(3−ベンジル)−3−トリメチルシリ
ルオキシ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム・ヨ
ウ化物; (R,S)−〔3−(3−フリル)−3−トリメチルシ
リルオキシ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム・
ヨウ化物; (R,S)−〔3−(2−チエニル)−3−トリメチル
シリルオキシ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム
・ヨウ化物; (R,S)−〔3−(4−ピリジル)−3−トリメチル
シリルオキシ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム
・ヨウ化物; (R,S)−〔3−(1−オクチル)−3−トリメチル
シリルオキシ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム
・ヨウ化物; (R,S)−〔3−(1−エチル)−3−トリメチルシ
リルオキシ)プロピル〕−トリフェニルホスホニウム・
ヨウ化物。
【0096】製造T 24−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25
−フェニル−アベルメクチンB1 製造Qの(S)−〔(3−フェニル−3−トリメチルシ
リルオキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウム・ヨ
ウ化物から誘導されたイリド(130mg)とアルデヒド
VII Bとのウイッティヒ縮合によって、シス−オレフィ
ン前駆体(74mg)を得た。これを、PPTSとメタノ
ールとによってスピロケタール(90%)へ環化した。
HF−ピリジン−THFを用いてシリル保護基を除去し
て、表題の生成物(50%)を得た。これを、NMRと
マス・スペクトルとによって確認した。
−フェニル−アベルメクチンB1 製造Qの(S)−〔(3−フェニル−3−トリメチルシ
リルオキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウム・ヨ
ウ化物から誘導されたイリド(130mg)とアルデヒド
VII Bとのウイッティヒ縮合によって、シス−オレフィ
ン前駆体(74mg)を得た。これを、PPTSとメタノ
ールとによってスピロケタール(90%)へ環化した。
HF−ピリジン−THFを用いてシリル保護基を除去し
て、表題の生成物(50%)を得た。これを、NMRと
マス・スペクトルとによって確認した。
【0097】製造U 24−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25
−シクロペンチル−アベルメクチンB1および24−デ
スメチル−25−デス−(2−ブチル)−25−エピ−
シクロペンチル−アベルメクチンB1 製造Sからの(R,S)−〔(3−シクロペンチル−3
−トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホ
スホニウム・ヨウ化物183mgとアルデヒドVII Bとの
ウイッティヒ縮合によって、オレフィン付加物283mg
を得た。この付加物153mgを環化してノーマルC25
異性体52mgとエピーC25異性体61mgとを得た(T
LCにより分離した)。HF−ピリジン−THFを用い
て各異性体を脱保護して、表題の化合物21mgを得た。
そしてNMRとマス・スペクトルとによって確認した。
−シクロペンチル−アベルメクチンB1および24−デ
スメチル−25−デス−(2−ブチル)−25−エピ−
シクロペンチル−アベルメクチンB1 製造Sからの(R,S)−〔(3−シクロペンチル−3
−トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホ
スホニウム・ヨウ化物183mgとアルデヒドVII Bとの
ウイッティヒ縮合によって、オレフィン付加物283mg
を得た。この付加物153mgを環化してノーマルC25
異性体52mgとエピーC25異性体61mgとを得た(T
LCにより分離した)。HF−ピリジン−THFを用い
て各異性体を脱保護して、表題の化合物21mgを得た。
そしてNMRとマス・スペクトルとによって確認した。
【0098】製造V 24−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25
−シクロヘキシル−アベルメクチンB1aおよび24−
デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25−エピ
−シクロヘキシル−アベルメクチンB1a (R,S)−〔(3−シクロヘキシル−3−トリメチル
シリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウム・
ヨウ化物204mgとアルデヒドVII A297mgとのウイ
ッティヒ反応によって、付加物130mgを得た。この付
加物116mgを環化してノーマルC25の35mgと、よ
り遅く溶出するエピーC25の40mgとを得た(15%
酢酸エチル−ヘキサンによるTLCから)。個々の化合
物の脱シリル化によって、ノーマルC25生成物13mg
を得た。これをNMRとマス・スペクトルとによって確
認した。
−シクロヘキシル−アベルメクチンB1aおよび24−
デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25−エピ
−シクロヘキシル−アベルメクチンB1a (R,S)−〔(3−シクロヘキシル−3−トリメチル
シリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウム・
ヨウ化物204mgとアルデヒドVII A297mgとのウイ
ッティヒ反応によって、付加物130mgを得た。この付
加物116mgを環化してノーマルC25の35mgと、よ
り遅く溶出するエピーC25の40mgとを得た(15%
酢酸エチル−ヘキサンによるTLCから)。個々の化合
物の脱シリル化によって、ノーマルC25生成物13mg
を得た。これをNMRとマス・スペクトルとによって確
認した。
【0099】製造W 3−クロロ−2−エチル−1−アルキル(アリール)−
1−プロパノールと3−クロロ−2−メチル−1−アル
キル(アリール)−1−プロパノールの製造 2−エチルアクロレイン(39g)をフラスコ中に0℃
において冷蔵し、乾燥HCl ガスの17gが吸収されるま
で乾燥HCl をバブリングした。次に、この混合物を、減
圧下において、直ちに蒸留して、2−エチル−3−クロ
ロプロパノールの9.7gを得た(沸点、47℃/14
トル)。これを、製造Rに記載した如く室温においてエ
ーテル中の適切なグリニヤール試薬の過剰に加えるか、
または−78℃においてアルキル(アリール)・リチウ
ムに加えて、対応する3−クロロ−2−エチル−1−ア
ルキル(アリール)−1−プロパノールを得た。 3−クロロ−2−エチル−1−フェニル−1−プロパノ
ール; 3−クロロ−2−エチル−1−シクロペンチル−1−プ
ロパノール; 3−クロロ−2−エチル−1−(3,5−ジクロロフェ
ニル)−1−プロパノール。 さらに、メタノール中の水素化ホウ素ナトリウムで2−
エチル−3−クロロ−プロパノールを還元して、2−エ
チル−3−クロロ−1−プロパノールを得た。同様な方
法で、2−メチルアクロレインの塩酸付加、およびそれ
に続くグリニヤール試薬またはアルキル(アリール)・
リチウムとの反応によって下記の生成物を得た。 3−クロロ−2−メチル−1−アルキル(アリール)−
1−プロパノール; 3−クロロ−2−メチル−1−(4−メトキシフェニ
ル)−1−プロパノール; 3−クロロ−2−メチル−1−(3,5−ジクロロフェ
ニル)−1−プロパノール; 3−クロロ−2−メチル−1−(4−アセチルアミノフ
ェニル)−1−プロパノール; 3−クロロ−2−メチル−1−ベンジル−1−プロパノ
ール; 3−クロロ−2−メチル−1−フェニル−1−プロパノ
ール。
1−プロパノールと3−クロロ−2−メチル−1−アル
キル(アリール)−1−プロパノールの製造 2−エチルアクロレイン(39g)をフラスコ中に0℃
において冷蔵し、乾燥HCl ガスの17gが吸収されるま
で乾燥HCl をバブリングした。次に、この混合物を、減
圧下において、直ちに蒸留して、2−エチル−3−クロ
ロプロパノールの9.7gを得た(沸点、47℃/14
トル)。これを、製造Rに記載した如く室温においてエ
ーテル中の適切なグリニヤール試薬の過剰に加えるか、
または−78℃においてアルキル(アリール)・リチウ
ムに加えて、対応する3−クロロ−2−エチル−1−ア
ルキル(アリール)−1−プロパノールを得た。 3−クロロ−2−エチル−1−フェニル−1−プロパノ
ール; 3−クロロ−2−エチル−1−シクロペンチル−1−プ
ロパノール; 3−クロロ−2−エチル−1−(3,5−ジクロロフェ
ニル)−1−プロパノール。 さらに、メタノール中の水素化ホウ素ナトリウムで2−
エチル−3−クロロ−プロパノールを還元して、2−エ
チル−3−クロロ−1−プロパノールを得た。同様な方
法で、2−メチルアクロレインの塩酸付加、およびそれ
に続くグリニヤール試薬またはアルキル(アリール)・
リチウムとの反応によって下記の生成物を得た。 3−クロロ−2−メチル−1−アルキル(アリール)−
1−プロパノール; 3−クロロ−2−メチル−1−(4−メトキシフェニ
ル)−1−プロパノール; 3−クロロ−2−メチル−1−(3,5−ジクロロフェ
ニル)−1−プロパノール; 3−クロロ−2−メチル−1−(4−アセチルアミノフ
ェニル)−1−プロパノール; 3−クロロ−2−メチル−1−ベンジル−1−プロパノ
ール; 3−クロロ−2−メチル−1−フェニル−1−プロパノ
ール。
【0100】製造X 〔(2−エチル−3−アルキル(アリール)−3−トリ
メチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニ
ウムヨウ化物及び〔(2−メチル−3−アルキル(アリ
ール)−3−トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリ
フェニルホスホニウムヨウ化物 製造O 、P及びQの方法に従って、製造W記載のクロロ
プロパノール類はその対応するホスホニウムヨウ化物類
に変換される: 〔(2−メチル−3−(4−メトキシフェニル)−3−
トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホス
ホニウムヨウ化物; 〔(2−メチル−3−(3,5−ジクロロフェニル)−
3−トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニル
ホスホニウムヨウ化物; 〔(2−メチル−3−(4−アセチルアミノフェニル)
−3−トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニ
ルホスホニウムヨウ化物; 〔(2−メチル−3−ベンジル−3−トリメチルシリル
オキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化
物; 〔(2−メチル−3−フェニル−3−トリメチルシリル
オキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化
物; 〔(2−エチル−3−(4−メトキシフェニル)−3−
トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホス
ホニウムヨウ化物; 〔(2−エチル−3−フェニル−3−トリメチルシリル
オキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化
物; 〔(2−エチル−3−(3,5−ジクロロフェニル)−
3−トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニル
ホスホニウムヨウ化物; 〔(2−エチル−3−ベンジル−3−トリメチルシリル
オキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化
物; 〔(2−エチル−3−トリメチルシリルオキシ)プロピ
ル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化物。
メチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニ
ウムヨウ化物及び〔(2−メチル−3−アルキル(アリ
ール)−3−トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリ
フェニルホスホニウムヨウ化物 製造O 、P及びQの方法に従って、製造W記載のクロロ
プロパノール類はその対応するホスホニウムヨウ化物類
に変換される: 〔(2−メチル−3−(4−メトキシフェニル)−3−
トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホス
ホニウムヨウ化物; 〔(2−メチル−3−(3,5−ジクロロフェニル)−
3−トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニル
ホスホニウムヨウ化物; 〔(2−メチル−3−(4−アセチルアミノフェニル)
−3−トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニ
ルホスホニウムヨウ化物; 〔(2−メチル−3−ベンジル−3−トリメチルシリル
オキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化
物; 〔(2−メチル−3−フェニル−3−トリメチルシリル
オキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化
物; 〔(2−エチル−3−(4−メトキシフェニル)−3−
トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホス
ホニウムヨウ化物; 〔(2−エチル−3−フェニル−3−トリメチルシリル
オキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化
物; 〔(2−エチル−3−(3,5−ジクロロフェニル)−
3−トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニル
ホスホニウムヨウ化物; 〔(2−エチル−3−ベンジル−3−トリメチルシリル
オキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化
物; 〔(2−エチル−3−トリメチルシリルオキシ)プロピ
ル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化物。
【0101】製造Y (S)−及び(R)−〔(3−トリメチルシリルオキ
シ)ブチル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化物 1.47gの市販の(S)−1,3−ブタンジオールを
10mlのジクロロメタンと5mlのトリエチルアミンに溶
解した。これに3.22gのp−トルエンスルホニルク
ロライドを加えた。1.5時間後、主要のモノトシレー
トをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーで精製し
2.85gの(S)−3−ヒドロキシブチル−1−p−
トシレートを得た。このものを20mlのアセトンおよび
5滴のトリエチルアミン中で4.2gの沃化ナトリウム
と煮沸して(17時間)、2.33gの(S)−1−ヨ
ード−3−ヒドロキシブタンに転換した。生成したヨー
ドアルコールをジメチルホルムアミド中でビス(トリメ
チルシリル)トリフルオロアセトアミドで室温でシリル
化した。対応する(S)−〔(3−トリメチルシリルオ
キシ)ブチル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化物はヨ
ードシリルエーテルを当量のトリフェニルホスフィンと
トルエン中100℃で48時間加熱して製造された。市
販の(S)−1,3−ブタンジオールを出発原料とすれ
ば、対応する(R)−〔(3−トリメチルシリルオキ
シ)ブチル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化物が得ら
れ、NMR及びマススペクトルで特定される。
シ)ブチル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化物 1.47gの市販の(S)−1,3−ブタンジオールを
10mlのジクロロメタンと5mlのトリエチルアミンに溶
解した。これに3.22gのp−トルエンスルホニルク
ロライドを加えた。1.5時間後、主要のモノトシレー
トをシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーで精製し
2.85gの(S)−3−ヒドロキシブチル−1−p−
トシレートを得た。このものを20mlのアセトンおよび
5滴のトリエチルアミン中で4.2gの沃化ナトリウム
と煮沸して(17時間)、2.33gの(S)−1−ヨ
ード−3−ヒドロキシブタンに転換した。生成したヨー
ドアルコールをジメチルホルムアミド中でビス(トリメ
チルシリル)トリフルオロアセトアミドで室温でシリル
化した。対応する(S)−〔(3−トリメチルシリルオ
キシ)ブチル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化物はヨ
ードシリルエーテルを当量のトリフェニルホスフィンと
トルエン中100℃で48時間加熱して製造された。市
販の(S)−1,3−ブタンジオールを出発原料とすれ
ば、対応する(R)−〔(3−トリメチルシリルオキ
シ)ブチル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化物が得ら
れ、NMR及びマススペクトルで特定される。
【0102】製造Z 〔(2−メチル−3−トリメチルシリルオキシ)ブチ
ル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化物 10.4gの市販の4−ヒドロキシ−3−メチル−2−
ブタノン(工業グレード65%)を50mlのエーテル中
で過剰のリチウムアルミニウムハイドライド(1.0M
溶液25ml)で還元し、そして2mlの酢酸エチル、1ml
の水、1mlの15%水酸化ナトリウムおよび無水硫酸ナ
トリウムで仕上げた。固形物をソックスレー抽出器を使
用して250mlの沸騰エーテルで一夜抽出した。エーテ
ルを真空で除去し、そしてジオールを150℃、12ト
ールの球形炉で蒸留し、3.89gの生成物を得た。こ
の1,3−ジヒドロキシ−2−メチルブタン(ジアステ
レオマーの混合物として)を製造Yに於けるように主要
のトシレートに転換し、そしてそれから沃化ナトリウム
でヨードアルコールに転換した。それに続くビス(トリ
メチルシリル)トリフルオロアセトアミドによるシリル
化及びトルエン中でのトリフェニルホスフィンによる処
理により標記ホスホニウムヨウ化物(ジアステレオアイ
ソマー)を得、NMR及びマススペクトルで特定した。
ル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化物 10.4gの市販の4−ヒドロキシ−3−メチル−2−
ブタノン(工業グレード65%)を50mlのエーテル中
で過剰のリチウムアルミニウムハイドライド(1.0M
溶液25ml)で還元し、そして2mlの酢酸エチル、1ml
の水、1mlの15%水酸化ナトリウムおよび無水硫酸ナ
トリウムで仕上げた。固形物をソックスレー抽出器を使
用して250mlの沸騰エーテルで一夜抽出した。エーテ
ルを真空で除去し、そしてジオールを150℃、12ト
ールの球形炉で蒸留し、3.89gの生成物を得た。こ
の1,3−ジヒドロキシ−2−メチルブタン(ジアステ
レオマーの混合物として)を製造Yに於けるように主要
のトシレートに転換し、そしてそれから沃化ナトリウム
でヨードアルコールに転換した。それに続くビス(トリ
メチルシリル)トリフルオロアセトアミドによるシリル
化及びトルエン中でのトリフェニルホスフィンによる処
理により標記ホスホニウムヨウ化物(ジアステレオアイ
ソマー)を得、NMR及びマススペクトルで特定した。
【0103】製造AA 〔(2−メチル−3−トリメチルシリルオキシ)ペンチ
ル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化物 市販の1−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブテン(1.
91g)を5mlのDMF及び5mlのジクロロメタン中で
5gのt−ブチル−ジメチルシリルクロライド及び4.
7gのイミダゾールで3時間シリル化した。混合物を水
中に注ぎ込みそして9:1ヘキサン/エーテルで抽出し
た。抽出液を併せて濃縮し4.3gの1−t−ブチルジ
メチルシリルオキシ−2−メチル−3−ブテンを得、こ
のものは更に精製する事なしに使用された。シリルオキ
シブテン及びスダン7Bレッド染料を50mlのジクロロ
メタンに溶解し、そして−78℃で赤色が消えるまでオ
ゾンで処理した。溶液を30分間で室温まで温め、その
後再び−78℃に冷却した。THF中の2.0Mエチル
マグネシウムブロマイド溶液(30ml)を10分間かけ
て加え、生成混合物を45分間で室温まで温め、その後
で低温で塩化アンモン水溶液を注意して加えて過剰のグ
リニアール試薬を分解した。混合液をエーテルで抽出し
溶媒を蒸発して3.96gの残留抽出物を得た。NMR
で所期の生成物である事を認識した。このものを20ml
のメタノールに475mgのp−トルエンスルホン酸一水
塩と共に溶解し、20℃で2時間攪拌した。メタノール
を減圧で除去し、残渣を400gのシリカゲル上でフラ
ッシュクロマトグラフ(1:1ヘキサン/酢酸エチル)
に掛け1.1gの1,3−ジヒドロキシ−2−メチル−
ペンタンをジアステレオマー混合物(NMRで確認)と
して得た。後続の標記ホスホニウムヨウ化物への転換は
製造Y及びZ記載の手順に従って行なわれた。
ル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化物 市販の1−ヒドロキシ−2−メチル−3−ブテン(1.
91g)を5mlのDMF及び5mlのジクロロメタン中で
5gのt−ブチル−ジメチルシリルクロライド及び4.
7gのイミダゾールで3時間シリル化した。混合物を水
中に注ぎ込みそして9:1ヘキサン/エーテルで抽出し
た。抽出液を併せて濃縮し4.3gの1−t−ブチルジ
メチルシリルオキシ−2−メチル−3−ブテンを得、こ
のものは更に精製する事なしに使用された。シリルオキ
シブテン及びスダン7Bレッド染料を50mlのジクロロ
メタンに溶解し、そして−78℃で赤色が消えるまでオ
ゾンで処理した。溶液を30分間で室温まで温め、その
後再び−78℃に冷却した。THF中の2.0Mエチル
マグネシウムブロマイド溶液(30ml)を10分間かけ
て加え、生成混合物を45分間で室温まで温め、その後
で低温で塩化アンモン水溶液を注意して加えて過剰のグ
リニアール試薬を分解した。混合液をエーテルで抽出し
溶媒を蒸発して3.96gの残留抽出物を得た。NMR
で所期の生成物である事を認識した。このものを20ml
のメタノールに475mgのp−トルエンスルホン酸一水
塩と共に溶解し、20℃で2時間攪拌した。メタノール
を減圧で除去し、残渣を400gのシリカゲル上でフラ
ッシュクロマトグラフ(1:1ヘキサン/酢酸エチル)
に掛け1.1gの1,3−ジヒドロキシ−2−メチル−
ペンタンをジアステレオマー混合物(NMRで確認)と
して得た。後続の標記ホスホニウムヨウ化物への転換は
製造Y及びZ記載の手順に従って行なわれた。
【0104】製造BB 25−デス−(2−ブチル)−25−アルキル(アリー
ル)−アベルメクチンB1a及び25−デス−(2−ブ
チル)−25−エピアルキル(アリール)−アベルメク
チンB1a 〔(2−メチル−3−(4−メトキシフェニル)−3−
トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホス
ホニウムヨウ化物;〔(2−メチル−3−(3,5−ジ
クロロフェニル)−3−トリメチルシリルオキシ)プロ
ピル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化物;〔(2−メ
チル−3−(4−アセチルアミノフェニル)−3−トリ
メチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニ
ウムヨウ化物;〔(2−メチル−3−ベンジル−3−ト
リメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホスホ
ニウムヨウ化物;及び〔(2−メチル−3−フェニル−
3−トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニル
ホスホニウムヨウ化物(製造X);〔(2−メチル−3
−トリメチルシリルオキシ)ブチル〕トリフェニルホス
ホニウムヨウ化物(製造Z);及び〔(2−メチル−3
−トリメチルシリルオキシ)ペンチル〕トリフェニルホ
スホニウムヨウ化物(製造AA)のアルデヒドVII A又
はVII Bのどちらかとのウィッティヒ縮合及びそれに続
く環化と脱シリル化によって夫々 25−デス−(2−ブチル)−25−(4−メトキシフ
ェニル)−アベルメクチンB1a; 25−デス−(2−ブチル)−25−(3,5−ジクロ
ロフェニル)−アベルメクチンB1a; 25−デス−(2−ブチル)−25−(4−アセチルア
ミノフェニル)−アベルメクチンB1a; 25−デス−(2−ブチル)−25−ベンジル−アベル
メクチンB1a; 25−デス−(2−ブチル)−25−フェニル−アベル
メクチンB1a; 25−デス−(2−ブチル)−25−メチル−アベルメ
クチンB1a; 25−デス−(2−ブチル)−25−エチル−アベルメ
クチンB1a及びそれらの対応するC25−エピマー類
が得られ、NMR及びマススペクトルで特定された。
ル)−アベルメクチンB1a及び25−デス−(2−ブ
チル)−25−エピアルキル(アリール)−アベルメク
チンB1a 〔(2−メチル−3−(4−メトキシフェニル)−3−
トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホス
ホニウムヨウ化物;〔(2−メチル−3−(3,5−ジ
クロロフェニル)−3−トリメチルシリルオキシ)プロ
ピル〕トリフェニルホスホニウムヨウ化物;〔(2−メ
チル−3−(4−アセチルアミノフェニル)−3−トリ
メチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニ
ウムヨウ化物;〔(2−メチル−3−ベンジル−3−ト
リメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホスホ
ニウムヨウ化物;及び〔(2−メチル−3−フェニル−
3−トリメチルシリルオキシ)プロピル〕トリフェニル
ホスホニウムヨウ化物(製造X);〔(2−メチル−3
−トリメチルシリルオキシ)ブチル〕トリフェニルホス
ホニウムヨウ化物(製造Z);及び〔(2−メチル−3
−トリメチルシリルオキシ)ペンチル〕トリフェニルホ
スホニウムヨウ化物(製造AA)のアルデヒドVII A又
はVII Bのどちらかとのウィッティヒ縮合及びそれに続
く環化と脱シリル化によって夫々 25−デス−(2−ブチル)−25−(4−メトキシフ
ェニル)−アベルメクチンB1a; 25−デス−(2−ブチル)−25−(3,5−ジクロ
ロフェニル)−アベルメクチンB1a; 25−デス−(2−ブチル)−25−(4−アセチルア
ミノフェニル)−アベルメクチンB1a; 25−デス−(2−ブチル)−25−ベンジル−アベル
メクチンB1a; 25−デス−(2−ブチル)−25−フェニル−アベル
メクチンB1a; 25−デス−(2−ブチル)−25−メチル−アベルメ
クチンB1a; 25−デス−(2−ブチル)−25−エチル−アベルメ
クチンB1a及びそれらの対応するC25−エピマー類
が得られ、NMR及びマススペクトルで特定された。
【0105】製造CC 24−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25
−ヘテロシクロ−アベルメクチンB1a及び24−デス
メチル−25−デス−(2−ブチル)−25−エピ−ヘ
テロシクロ−アベルメクチンB1a (R,S)−〔3−(3−フリル)−3−トリメチルシ
リルオキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウムヨウ
化物; (R,S)−〔3−(2−チエニル)−3−トリメチル
シリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウムヨ
ウ化物;及び (R,S)−〔3−(2−ピリジル)−3−トリメチル
シリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウムヨ
ウ化物;(製造Sの手順に従って得られる)のアルデヒ
ドVII A又はVII Bのどちらかとのウィッティヒ縮合及
びそれに続く環化と脱シリル化によって夫々 24−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25
−(3−フリル)−アベルメクチンB1a; 24−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25
−(2−チエニル)−アベルメクチンB1a; 24−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25
−(4−ピリジル)−アベルメクチンB1a及びそれら
の対応するC25−エピマー類が得られ、NMR及びマ
ススペクトルで特定された。
−ヘテロシクロ−アベルメクチンB1a及び24−デス
メチル−25−デス−(2−ブチル)−25−エピ−ヘ
テロシクロ−アベルメクチンB1a (R,S)−〔3−(3−フリル)−3−トリメチルシ
リルオキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウムヨウ
化物; (R,S)−〔3−(2−チエニル)−3−トリメチル
シリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウムヨ
ウ化物;及び (R,S)−〔3−(2−ピリジル)−3−トリメチル
シリルオキシ)プロピル〕トリフェニルホスホニウムヨ
ウ化物;(製造Sの手順に従って得られる)のアルデヒ
ドVII A又はVII Bのどちらかとのウィッティヒ縮合及
びそれに続く環化と脱シリル化によって夫々 24−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25
−(3−フリル)−アベルメクチンB1a; 24−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25
−(2−チエニル)−アベルメクチンB1a; 24−デスメチル−25−デス−(2−ブチル)−25
−(4−ピリジル)−アベルメクチンB1a及びそれら
の対応するC25−エピマー類が得られ、NMR及びマ
ススペクトルで特定された。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/71 AFJ (72)発明者 ヘルムート ムロツィク アメリカ合衆国,07747 ニュージャーシ ィ,マタワン,アイドルブルック レーン 159
Claims (7)
- 【請求項1】 下記の構造式: 【化1】 ここで、22,23の位置におけるAは、 (1) 単結合及びここでR1 は (a) 水素 (b) ヒドロキシ、又は (c) オキソ;又は (2) 二重結合であって、R1 は存在せず、 R2 は、 (1) C1-4 アルキル、 (2) C1-4 アルキルであって、C4-6 シクロアルキル、
フェニル、及びハロの中から選択された1−3の置換基
で置換されたもの、 (3) アルファ・分枝のC3-8 アルキル、 (4) C2-8 アルキル、 (5) C2-6 アルキニル、 (6) C1-6 アルコキシC1-6 アルキル、 (7) C1-6 アルキルチオC1-6 アルキル、 (8) C4-6 シクロアルキル又はC4-6 シクロアルケニル
であって、 (a) メチレン、 (b) ハロ、及び (c) C1-4 アルキル、 から選択された1−3の置換基で置換されていないもの
又は置換されたもの、 (9) 3−6種の構成物から成る、窒素、酸素又は硫黄を
含むヘテロ環であって、飽和されたもの又は飽和されて
いないもの、 (a) C1-4 アルキル、及び (b) ハロ、 から選択された1−3の置換基で置換されていないもの
又は置換されたもの、 (10) フェニル、 (a) C1-3 アルキル、及び (b) ハロ から選択された1−3の置換基で置換されていないもの
又は置換されたもの;R3 は、 (1) ヒドロキシ、 (2) C1-6 アルコキシ、 (3) C2-6 アルカノイルオキシ、 (4) オキソ、又は (5) オキシミノ; R7 は、水素又はC1-6 アルキル、直鎖又は分枝のも
の;及びR4 は、 【化2】 ここで、R5 は、 (1) S(O)n R6、ここでnは0、1又は2、 (2) SCOR6 ,又は (3) ヨード; ここで、R6 は、 (1) 水素、 (2) C1-8 アルキルであって、直鎖又は分枝のもの及び (a) ハロ、 (b) ヒドロキシ、 (c) C1-3 アルコキシ、 (d) フェノキシ、 (e) C1-3 アルキルチオ、 (f) C1-3 アルキルスルフィニル、 (g) C1-3 アルキルスルフホニル、 (h) アミノ、 (i) C2-6 アルカノイルアミノ、 (j) C1-3 アルキルアミノ、 (k) ジ(C1-3 アルキル)アミノ、 (l) ハロC1-3 アルコキシカルボニルアミノ、 (m) オキソ、 (n) カルボキシ、及び (o) C1-3 アルコキシカルボニル, から選択された1−3の置換基で置換されていないもの
又は置換されたもの; (3) C2-8 アルカノイルであって、 (a) ハロ、 (b) ヒドロキシ、 (c) C1-3 アルコキシ、 (d) フェノキシ、 (e) C1-3 アルキルチオ、 (f) C1-3 アルキルスルフィニル、 (g) C1-3 アルキルスルホニル、 (h) アミノ、 (i) C2-6 アルカノイルアミノ、 (j) C1-3 アルキルアミノ、 (k) ジ(C1-3 アルキル)アミノ、 (l) ハロC1-3 アルコキシカルボニルアミノ、 (m) オキソ、 (n) カルボキシ、及び (o) C1-3 アルコキシカルボニル, から選択された1−3の置換基で置換されていないもの
又は置換されたもの; (4) C3-8 シクロアルキルであって、 (a) ハロ、 (b) C1-3 アルコキシ、 (c) スルホンアミド、 (d) アミノ、 (e) C1-3 アルキルアミノ、 (f) ジ(C1-3 アルキル)アミノ、及び (g) C2-6 アルカノイルアミノ、 から選択された1−3の置換基で置換されていないもの
又は置換されたもの;又は (5) ニコチノイルで表わされる化合物。 - 【請求項2】 22、23の位置におけるAが、 (1) 単結合及びここでR1 は次のものである: (a) 水素又は (b) ヒドロキシ、又は (2) 二重結合であって、R1 は存在せず; R2 は、 (1) アルファ・分枝のC3-8 アルキル、 (2) アルファ・分枝のC3-8 アルケニル、 (3) C4-6 シクロアルキル、 (4) C4-6 シクロアルケニル、 (5) フェニル、又は (6) p−フルオロ−フェニル; R3 は、 (1) ヒドロキシ、又は (2) オキシミノ; R7 はメチルを示し、 R4 は、 【化3】 ここで、R5 は、 (1) S(O)n R6、ここでnは0、1又は2、又は (2) SCOR6 ; ここで、R6 は、 (1) 水素、 (2) C1-4 アルキルであって、直鎖又は分枝のもの及び (a) ハロ、 (b) ヒドロキシ、 (c) C1-3 アルコキシ、 (d) C1-3 アルキルチオ (e) C1-3 アルキルスルホニル、 (f) アミノ、 (g) C2-3 アルカノイルアミノ、 (h) C1-3 アルキルアミノ、 (i) ジ(C1-3 アルキル)アミノ、 (j) カルボキシ、及び (k) C1-3 アルコキシカルボニル, から選択された1−3の置換基で置換されていないもの
又は置換されたもの;又は (3) C2-5 アルカノイルであって、 (a) ハロ、 (b) ヒドロキシ、 (c) C1-3 アルコキシ、 (d) C1-3 アルキルチオ、 (e) C1-3 アルキルスルフィニル、 (f) C1-3 アルキルスルホニル、 (g) アミノ、 (h) C1-3 アルキルアミノ、 (i) ジ(C1-3 アルキル)アミノ、 から選択された1−3の置換基で置換されていないもの
又は置換されたもので表わされる請求項1記載の化合
物。 - 【請求項3】 22、23の位置におけるAが、 (1) 単結合及びここでR1 は、 (a) 水素又は (b) ヒドロキシ、又は (2) 二重結合であって、R1 は存在せずR2 は、 (1) 2−プロピル、 (2) 2−ブチル、 (3) 2−ブテン−2−イル、 (4) 2−ペンテン−2−イル、 (5) 4−メチル−2−ペンテン−2−イル、 (6) シクロペンチル、 (7) シクロペンテニル、 (8) シクロヘキシル、 (9) シクロヘキセニル、 (10) フェニル、又は (11) p−フルオロ−フェニル; R3 は、 (1) ヒドロキシ、又は (2) オキシミノ; R7 はメチルを示し、 R4 は、 【化4】 ここで、R5 は、 (1) S(O)n R6、ここでnは0、1又は2、 (2) SCOR6 ; ここで、R6 は、 C1-3 アルキルであって、直鎖又は分枝のもの及び (1) ヒドロキシ、 (2) C1-2 アルコキシ、 (3) アミノ (4) アセチルアミノ、 (5) C1-2 アルキルアミノ、 (6) ジメチルアミノ、及び (7) ハロ、 から選択された1−3の置換基で置換されていないもの
又は置換されたもので表わされる請求項1記載の化合
物。 - 【請求項4】(a) 4″−デオキシ−4″−エピ−メチ
ルチオ−アベルメクチン B1a/B1b、 (b) 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−
エピ−メチルチオ−アベルメクチン B1a/B1b、 (c) 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルフィニ
ル−アベルメクチンB1a/B1b、 (d) 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルスルホニル
−アベルメクチン B1a/B1b、 (e) 4″−デオキシ−4″−メチルチオ−アベルメク
チン B1a/B1b、 (f) 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−
メチルチオ−アベルメクチン B1a/B1b、 (g) 4″−デオキシ−4″−メチルスルフィニル−ア
ベルメクチン B1a/B1b、 (h) 4″−デオキシ−4″−メチルスルホニル−アベ
ルメクチン B1a/B1b、 (i) 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−
メチルチオ−アベルメクチン B1a/B1b、 (j) 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オ
キシミノ−4″−エピ−メチルチオ−アベルメクチン
B1a/B1b、 (k) 4″−デオキシ−−5−オキシミノ−4″−エピ
−メチルスルフィニル−アベルメクチン B1a/B1
b、 (l) 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−
メチルスルホニル−アベルメクチン B1a/B1b、 (m) 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−メチル
チオ−アベルメクチンB1a/B1b、 (n) 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オ
キシミノ−4″−メチルチオ−アベルメクチン B1a
/B1b、 (o) 4″−デオキシ−オキシミノ−4″−メチルスル
フィニル−アベルメクチン B1a/B1b、 (p) 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−メチル
スルホニル−アベルメクチン B1a/B1b、 (q) 4″−デオキシ−4″−(2−ヒドロキシエチ
ル)チオ−アベルメクチン B1a/B1b、 (r) 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒドロキシ
エチル)チオ−アベルメクチン B1a/B1b、 (s) 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−(2−
ヒドロキシエチル)チオ−アベルメクチン B1a/B
1b、 (t) 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−
(2−ヒドロキシエチル)チオ−アベルメクチン B1
a/B1b、 (u) 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−
(2−ヒドロキシエチル)チオ−アベルメクチン B1
a/B1b、 (v) 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オ
キシミノ−4″−(2−ヒドロキシエチル)チオ−アベ
ルメクチン B1a/B1b、 (w) 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オ
キシミノ−4″−エピ−(2−ヒドロキシエチル)チオ
−アベルメクチン B1a/B1b、 (x) 4″−デオキシ−4″−(2−ヒドロキシエチ
ル)スルフィニル−アベルメクチン B1a/B1b、 (y) 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒドロキシ
エチル)スルフィニル−アベルメクチン B1a/B1
b、 (z) 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−(2−
ヒドロキシエチル)スルフィニル−アベルメクチン B
1a/B1b、 (aa) 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−
(2−ヒドロキシエチル)スルフィニル−アベルメクチ
ン B1a/B1b、 (bb) 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−
(2−ヒドロキシエチル)スルフィニル−アベルメクチ
ン B1a/B1b、 (cc) 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−
エピ−(2−ヒドロキシエチル)スルフィニル−アベル
メクチン B1a/B1b、 (dd) 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オ
キシミノ−4″−(2−ヒドロキシエチル)スルフィニ
ル−アベルメクチン B1a/B1b、 (ee) 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オ
キシミノ−4″−エピ−(2−ヒドロキシエチル)スル
フィニル−アベルメクチン B1a/B1b、 (ff) 4″−デオキシ−4″−(2−ヒドロキシエチ
ル)スルホニル−アベルメクチン B1a/B1b、 (gg) 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−ヒドロキシ
エチル)スルホニル−アベルメクチン B1a/B1
b、 (hh) 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−(2−
ヒドロキシエチル)スルホニル−アベルメクチン B1
a/B1b、 (ii) 4″−デオキシ−5−オキシミノ−4″−エピ−
(2−ヒドロキシエチル)スルホニル−アベルメクチン
B1a/B1b、 (jj) 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−
(2−ヒドロキシエチル)スルホニル−アベルメクチン
B1a/B1b、 (kk) 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−4″−
エピ−(2−ヒドロキシエチル)−スルホニル−アベル
メクチン B1a/B1b、 (ll) 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オ
キシミノ−4″−(2−ヒドロキシエチル)−スルホニ
ル−アベルメクチン B1a/B1b、 (mm) 4″−デオキシ−22、23−ジヒドロ−5−オ
キシミノ−4″−エピ−(2−ヒドロキシエチル)−ス
ルホニル−アベルメクチン B1a/B1b、 (nn) 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−25
−デス−(2−ブチル)−25−シクロヘキシル−アベ
ルメクチン、 (oo) 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−25
−デス−(2−ブチル)−25−フェニル−アベルメク
チン、 (pp) 4″−デオキシ−4″−エピ−メチルチオ−25
−デス−(2−ブチル)−25−〔2−(4−メチルペ
ンテン−2−イル)〕−アベルメクチン、 (qq) 4″−デオキシ−4″−エピ−(2−アミノ)エ
チルチオ−25−デス−(2−ブチル)−25−シクロ
ヘキシル−2−イル−アベルメクチン、 (rr) 4″−デオキシ−4″−エピ−トリフルオロメチ
ルチオ−アベルメクチン B1a/B1b、及び (ss) 4″−デオキシ−4″−エピ−2、2、2−トリ
フルオロエチルチオ−アベルメクチン B1a/B1b
のいずれかである請求項1記載の化合物。 - 【請求項5】 R3 がtert−ブチルジメチルシリルオキ
シである請求項1記載の化合物の保護された誘導体。 - 【請求項6】(a) 4″−デオキシ−4″−トリフルオ
ロメタンスルホニル−5−O−tert−ブチルジメチルシ
リル−アベルメクチン B1a/B1b、又は (b) 4″−デオキシ−4″−ヨード−5−O−tert−
ブチルジメチルシリル−アベルメクチン Bla/Bl
b、である請求項5記載の化合物。 - 【請求項7】 保護されたアベルメクチンの5位にある
4″−ヒドロキシル基をトリフルオロメタン・無水スル
ホン酸で処理し、次に求核試薬で処理して5位の脱保護
を行い請求項1、2、3または4の化合物を得る請求項
1、2、3または4の化合物の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US676626 | 1991-03-28 | ||
| US07/676,626 US5208222A (en) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 4"-and 4'-alkylthio avermectin derivatives |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05163277A JPH05163277A (ja) | 1993-06-29 |
| JPH07103126B2 true JPH07103126B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=24715283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4121013A Expired - Fee Related JPH07103126B2 (ja) | 1991-03-28 | 1992-03-30 | 4″及び4′−アルキルチオ−アベルメクチン誘導体 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5208222A (ja) |
| EP (1) | EP0506331A1 (ja) |
| JP (1) | JPH07103126B2 (ja) |
| AU (1) | AU643603B2 (ja) |
| CA (1) | CA2064117C (ja) |
| NZ (1) | NZ242072A (ja) |
| ZA (1) | ZA922240B (ja) |
Families Citing this family (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5229415A (en) * | 1992-03-24 | 1993-07-20 | Merck & Co., Inc. | Alkylthio alkyl avermectins are active antiparasitic agents |
| GB9300883D0 (en) * | 1993-01-18 | 1993-03-10 | Pfizer Ltd | Antiparasitic agents |
| US5411946A (en) * | 1993-02-24 | 1995-05-02 | Merck & Co., Inc. | Avermectin derivatives |
| SI9420059A (en) * | 1993-10-05 | 1997-02-28 | Pfizer | Process and antiparasitic intermediates for doramectin |
| US5981500A (en) * | 1994-01-12 | 1999-11-09 | Pfizer Inc. | Antiparasitic agents related to the milbemycins and avermectins |
| AU3274099A (en) * | 1998-03-05 | 1999-09-20 | Kyowa Hakko Kogyo Co. Ltd. | Process for producing avermectin b1 derivatives |
| WO2002012248A1 (en) * | 2000-08-09 | 2002-02-14 | The Kitasato Institute | Avermectin derivatives |
| JPWO2002012261A1 (ja) * | 2000-08-09 | 2004-01-15 | 社団法人北里研究所 | エバーメクチン誘導体 |
| CR6574A (es) * | 2001-02-27 | 2004-10-28 | Syngenta Participations Ag | Sales de avermectinas substituidas en la posicion 4 con propiedades plaguicidas |
| EG23124A (en) * | 2001-02-27 | 2004-04-28 | Syngenta Participations Ag | Avermectins substituted in the 4-position having pesticidal properties |
| AR036486A1 (es) * | 2001-08-28 | 2004-09-15 | Syngenta Participations Ag | Derivados 4"-desoxi-4"-(s)-amino avermectina, composicion plaguicida, procedimiento para la preparacion de esa composicion, metodo para controlar plagas, y uso de estos derivados para preparar una composicion |
| AR040073A1 (es) * | 2002-05-07 | 2005-03-16 | Syngenta Participations Ag | Derivados de 4''-desoxi-4''-(s)-amido avermectina y su uso como plaguicidas |
| GB0302308D0 (en) * | 2003-01-31 | 2003-03-05 | Syngenta Participations Ag | Avermectin and avermectin monosaccharide derivatives substituted in the 4"- or 4'-position having pesticidal properties |
| GB0302310D0 (en) * | 2003-01-31 | 2003-03-05 | Syngenta Participations Ag | Avermectin- and avermectin monosaccharide derivatives substituted in the 4"- or 4' - positionhaving pesticidal properties |
| GB0302309D0 (en) * | 2003-01-31 | 2003-03-05 | Syngenta Participations Ag | Avermectin monosaccharide derivatives substituted in the 4 -position having pesticidal properties |
| GB0302548D0 (en) * | 2003-02-04 | 2003-03-12 | Syngenta Participations Ag | Avermectins substituted in the 4"- and 4' -positions having pesticidal properties |
| GB0302547D0 (en) * | 2003-02-04 | 2003-03-12 | Syngenta Participations Ag | Avermectins and avermectin monosaccharide substituted in the 4'- and 4" position having pesticidal properties |
| GB0313937D0 (en) * | 2003-06-16 | 2003-07-23 | Syngenta Participations Ag | Avermectin B1 monosaccharide derivatives having an aminosulfonyloxy substituentin the 4'-position |
| GB0320176D0 (en) * | 2003-08-28 | 2003-10-01 | Syngenta Participations Ag | Avermectins and avermectin monosaccharides substitued in the 4'-and 4"-positionhaving pesticidal properties |
| JP5595412B2 (ja) | 2008-12-04 | 2014-09-24 | メリアル リミテッド | 二量体アベルメクチン及びミルベマイシン誘導体 |
| NZ600845A (en) | 2009-12-17 | 2014-08-29 | Merial Ltd | Compositions comprising macrocyclic lactone compounds and spirodioxepinoindoles |
| EP3351546B9 (en) | 2011-12-02 | 2024-07-10 | Boehringer Ingelheim Vetmedica GmbH | Long-acting injectable moxidectin formulations |
| CN105017358B (zh) * | 2015-07-31 | 2018-07-10 | 内蒙古嘉宝仕生物科技股份有限公司 | 一种合成甲胺基阿维菌素苯甲酸盐的方法 |
| CN108690108B (zh) * | 2018-07-27 | 2022-03-11 | 河北威远生物化工有限公司 | 一种磺酰胺基取代的阿维菌素B2a/B2b衍生物及其制备方法与应用 |
Family Cites Families (26)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3950360A (en) * | 1972-06-08 | 1976-04-13 | Sankyo Company Limited | Antibiotic substances |
| SE434277B (sv) * | 1976-04-19 | 1984-07-16 | Merck & Co Inc | Sett att framstella nya antihelmintiskt verkande foreningar genom odling av streptomyces avermitilis |
| US4199569A (en) * | 1977-10-03 | 1980-04-22 | Merck & Co., Inc. | Selective hydrogenation products of C-076 compounds and derivatives thereof |
| US4201861A (en) * | 1977-10-03 | 1980-05-06 | Merck & Co., Inc. | Acyl derivatives of C-076 compounds |
| US4206205A (en) * | 1977-10-03 | 1980-06-03 | Merck & Co., Inc. | Monosaccharide and aglycone derivatives of C-076 |
| US4173571A (en) * | 1977-12-19 | 1979-11-06 | Merck & Co., Inc. | 13-Halo and 13-deoxy derivatives of C-076 compounds |
| US4171314A (en) * | 1977-12-19 | 1979-10-16 | Merck & Co., Inc. | 13-Halo and 13-deoxy C-076 compounds |
| US4289760A (en) * | 1980-05-02 | 1981-09-15 | Merck & Co., Inc. | 23-Keto derivatives of C-076 compounds |
| US4427663A (en) * | 1982-03-16 | 1984-01-24 | Merck & Co., Inc. | 4"-Keto-and 4"-amino-4"-deoxy avermectin compounds and substituted amino derivatives thereof |
| DE3519834C2 (de) * | 1984-06-05 | 1993-12-16 | American Cyanamid Co | Neue antibiotische Wirkstoffe, Verfahren zu ihrer Gewinnung und ihre Anwendung zur Bekämpfung von Infektionen bei Tieren und Pflanzen |
| PL152148B1 (en) * | 1984-09-14 | 1990-11-30 | Glaxo Group Ltd | Antibiotic compounds and their preparation |
| EP0180539A1 (de) * | 1984-09-18 | 1986-05-07 | Ciba-Geigy Ag | 13-Halo- und 13-Hydroximilbemycine |
| HUT39739A (en) * | 1984-12-04 | 1986-10-29 | Ciba Geigy Ag | Process for production of derivatives of 13,3-milbemycin and medical preparatives containing thereof |
| ES8800986A1 (es) * | 1985-07-27 | 1987-12-01 | Pfizer | Un procedimiento para la produccion de un nuevo derivado de avermectina |
| US4622313A (en) * | 1985-08-01 | 1986-11-11 | Merck & Co., Inc. | O-sulfate derivatives of avermectins and milbemycins having improved water solubility |
| JPS6345281A (ja) * | 1986-04-25 | 1988-02-26 | Sankyo Co Ltd | 5−ケトミルベマイシン類の5−ヒドラゾン誘導体 |
| ATE75745T1 (de) * | 1986-07-02 | 1992-05-15 | Ciba Geigy Ag | Pestizide. |
| US4849446A (en) * | 1986-09-12 | 1989-07-18 | American Cyanamid Company | 23-imino derivatives of 23-keto compounds |
| IN167980B (ja) * | 1987-01-23 | 1991-01-19 | Pfizer | |
| US4897416A (en) * | 1987-02-18 | 1990-01-30 | Ciba-Geigy Corporation | Insecticides and parasiticides |
| US4806527A (en) * | 1987-03-16 | 1989-02-21 | Merck & Co., Inc. | Avermectin derivatives |
| DE3727648A1 (de) * | 1987-08-19 | 1989-03-02 | Bayer Ag | Neue avermectin derivate, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
| NZ228866A (en) * | 1988-05-02 | 1991-10-25 | Merck & Co Inc | Fluoro-substituted milbemycins and avermectins for combatting parasites and insects |
| US4873224A (en) * | 1988-05-23 | 1989-10-10 | Merck & Co., Inc. | Avermectin derivatives |
| US4906619A (en) * | 1988-07-22 | 1990-03-06 | Merck & Co., Inc. | Alkyl avermectin derivatives |
| TW202452B (ja) * | 1989-12-01 | 1993-03-21 | Ciba Geigy Ag |
-
1991
- 1991-03-28 US US07/676,626 patent/US5208222A/en not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-03-20 NZ NZ242072A patent/NZ242072A/en unknown
- 1992-03-24 EP EP92302514A patent/EP0506331A1/en not_active Withdrawn
- 1992-03-26 CA CA002064117A patent/CA2064117C/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-03-27 AU AU13871/92A patent/AU643603B2/en not_active Ceased
- 1992-03-27 ZA ZA922240A patent/ZA922240B/xx unknown
- 1992-03-30 JP JP4121013A patent/JPH07103126B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5208222A (en) | 1993-05-04 |
| JPH05163277A (ja) | 1993-06-29 |
| CA2064117A1 (en) | 1992-09-29 |
| AU1387192A (en) | 1992-10-01 |
| AU643603B2 (en) | 1993-11-18 |
| EP0506331A1 (en) | 1992-09-30 |
| CA2064117C (en) | 2004-07-13 |
| ZA922240B (en) | 1992-11-25 |
| NZ242072A (en) | 1994-03-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5208222A (en) | 4"-and 4'-alkylthio avermectin derivatives | |
| JP2669635B2 (ja) | アベルメクチン誘導体 | |
| JP2509560B2 (ja) | 新規なアベルメクチンアグリコンの置換された又は置換されていない13―(アルコキシ)メトキシ誘導体 | |
| JPH0826059B2 (ja) | アベルメクチン誘導体 | |
| JPH0278683A (ja) | アルキルアベルメクチン誘導体 | |
| US5556868A (en) | Antiparasitic avermectin and milbemycin derivatives | |
| US5830875A (en) | 24-and 25-substituted avermectin and milbemycin derivatives | |
| US5169839A (en) | Derivatives of 3'- and 3"-o-desmethyl avermectin compounds, compositions and methods of treating melmintic and parasitic infections | |
| EP0400975A3 (en) | Avermectin derivatives | |
| US5162363A (en) | 23-nor-23-thia avermectin analogs are active anthelmintic agents | |
| JPH05202057A (ja) | アベルメクチン分解生成物並びにその誘導体 | |
| JPH0737461B2 (ja) | アベルメクチン誘導体 | |
| US5244879A (en) | 23-nor-23-oxa avermectin analogs are active anthelmintic agents | |
| IE61058B1 (en) | Macrolide antibiotics and their preparation | |
| EP0401029A1 (en) | Avermectin derivatives | |
| US5171742A (en) | Avermectin compounds with a 6,5-spiroketal ring system ad a 23-acyl substituent | |
| US5177063A (en) | Avermectin compounds with a 6,5-spiroketal ring system | |
| US5240915A (en) | Avermectin derivatives | |
| JPH05213958A (ja) | 優れた抗寄生虫剤である13β−O−メトキシメチル−22,23−ジヒドロアベルメクチンB1a/B1bアグリコン | |
| EP0375395A2 (en) | Derivatives of 3'-and 3"-0-desmethyl avermectin compounds |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19941116 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960521 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |