JPH07103182B2 - ポリアクリル酸エステル及び陽イオン活性界面活性剤 - Google Patents

ポリアクリル酸エステル及び陽イオン活性界面活性剤

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JPH07103182B2
JPH07103182B2 JP3051177A JP5117791A JPH07103182B2 JP H07103182 B2 JPH07103182 B2 JP H07103182B2 JP 3051177 A JP3051177 A JP 3051177A JP 5117791 A JP5117791 A JP 5117791A JP H07103182 B2 JPH07103182 B2 JP H07103182B2
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polyacrylic acid
carbon atoms
ester
acid ester
transesterification
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フォック ユルゲン
ランメルティンク ヘルムート
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Evonik Goldschmidt GmbH
Goldschmidt GmbH
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/44Preparation of metal salts or ammonium salts

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  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアンモニウム塩基を有す
るポリアクリル酸エステル及び該ポリアクリル酸エステ
ルを陽イオン活性界面活性剤、特に金属助剤中の有効物
質として使用することに関する。
【0002】
【従来の技術】有機アミンのアンモニウム塩は以前から
陽イオン活性湿潤剤及び乳化剤として使用されている。
これらは織物産業では静電気防止剤として及び織物の手
ざわりを改良するために、糸調整の際には滑走力及び裁
縫特性のような加工特性を改良するために使用されてい
る。有機アミンのアンモニウム塩は選択的親油性化のた
めに、塩例えばアルカリ金属塩及び鉱石例えば亜鉛鉱石
の浮遊選鉱の際に利用されている。それらは適当な構成
で腐食防止剤として作用し、かつ金属助剤として、例え
ば穿孔及び切削液を製造するため及び湿潤金属表面の再
湿潤のための界面活性剤として使用される。選択された
有機化合物のアンモニウム塩は道路建設のための粘着剤
として、顔料の磨砕及びフラッシのために適している。
【0003】特に重要なのは多数のアンモニウム塩基を
側鎖(櫛状)に結合させて含有するポリマー化合物であ
る。というのもこれらの化合物は使用目的ごとに溶解性
及びポリマー分子中のアンモニウム塩基の数に関して最
適に適合できるからである。
【0004】側鎖にアンモニウム塩基が結合されていて
よい適当なポリマー化合物にはポリアクリル酸エステル
が属し、該エステルはアクリル酸エステル、重合後にア
ンモニウム塩に変換される第3アミノ基を有するアクリ
ル酸エステル誘導体との共重合により得ることができ
る。付加的に別のモノマー、例えばスチレン、メチル
−、エチル−、ブチル−、ドデシル(メタ)アクリレー
ト、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、N−ビニルピロ
リドン、アクリルアミド、アクリルニトリルを共重合さ
せることができる。
【0005】上記モノマーのラジカル共重合の際、非常
に広範囲の分子量分布を有するポリマーが生じる。従っ
て、該分子量分布曲線は比較的平坦で、更に2つ以上の
最大を有し、このことは重合生成物が比較的に不均質で
あることを示す。このための原因は商1から著しくそれ
た個々のモノマーの共重合パラメータにあり、かつ特に
コモノマーにおける第3又は第4窒素の含有量に起因す
ると見なすことができる。
【0006】その際、共重合によって得られたポリマー
中に生理学的に懸念され、かつ毒物特性を有することも
ある成分が含有されていることが判明した。そこでは、
この所望されていない特性はポリマーの低分子成分に配
属されていると推測すべきである。ポリマーから該成分
を分離することは経済的方法では不可能である。しかし
ながら多くの使用目的のために製品の生理学的に問題の
ないことは、その使用可能性には避けられない前提条件
である。従って、第4アンモニウム基を有するポリアク
リル酸エステルを製造することが特に重要で、その際該
ポリマーは生理学的に懸念される成分を含有していな
い。
【0007】西ドイツ国特許出願公開第2262588
号明細書に記載されているような陰イオン性重合方法
を、500〜5000の分子量を有するアクリルポリマ
ーを製造するために適用することは前述課題の解決手段
にはならない。反応生成物のゲル化の危険性が高い。更
に、陰イオン性重合方法の工業規模への転用は安全性技
術の理由からも確かに問題である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は第4アンモニウム塩基を有するポリアクリル酸エステ
ルを製造し、その際ポリマーはできるだけ僅かな低分子
生成物の成分を含有し、かつ生理学的に安心であるべき
であった。
【0009】
【課題を解決するための手段】ところで、適当なポリア
クリル酸エステルを選択されたアミノアルコールと長鎖
状脂肪族アルコールの混合物でエステル交換することに
より、極く僅かな割合の低分子生成物を含有するポリマ
ーが得られることが判明した。その際中間生成物として
生じる第3アミノ基を有するアクリル酸エステルは、第
2工程で生理学的に懸念のない有機又は無機酸で塩形成
(プロトン化)することにより所望のアンモニウム塩基
を有するポリアクリル酸エステルに変換される。
【0010】従って本発明の対象は、ラジカル重合によ
り得られ、そのアルキル基が1〜8個の炭素原子を有
し、その際アクリル酸エステルの50%までが相応する
メタクリル酸エステルと交換されていてよいポリアクリ
ル酸アルキルエステルを a)一般式:
【0011】
【化3】
【0012】[式中R1は一般式:
【0013】
【化4】
【0014】(式中R4は1〜16個の炭素原子を有す
るアルキル基、qは2、3又は4、nは2、3又は4、
mは1〜20、pは2、3又は4である)の2価の基、
2、R3はそれぞれ1〜18個の炭素原子を有するアル
キル基を表す]の化合物及び b)8〜22個の炭素原子を有する飽和又は不飽和脂肪
族アルコール又はアルキルフェノール基中に9〜27個
の炭素原子を有するアルコキシル化されたアルキルフェ
ノールで、その際成分a):b)のモル比は1:9〜
9:1であり、エステル基の5〜70%がエステル交換
されるような量で、自体公知のエステル交換触媒の存在
下に、70〜140℃の温度で、場合により溶剤の存在
下でエステル交換し、引続き1〜6個の炭素原子を有す
る有機カルボン酸又は無機酸で塩形成することにより得
られるアンモニウム塩基を有するポリアクリル酸エステ
ルである。
【0015】R1は式:
【0016】
【化5】
【0017】の2価の基である。このような基の例は、
【0018】
【化6】
【0019】である。特に有利であるのは−(CH2q
−基並びに
【0020】
【化7】
【0021】基であり、その際Rはメチル基又はエチ
ル基である。エーテル基においては、該n及びpが2又
は3の値を有するものが有利である。mは有利には1〜
10の値を有する。
【0022】R2及びR3はそれぞれ1〜18個の炭素原
子を有するアルキル基である。該アルキル基は直鎖状又
は分枝鎖状であってよい。有利であるのは1〜6個の炭
素原子を有するアルキル基である。特に有利であるのは
1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、イソ−プロピル基、ブチル
基及びイソ−ブチル基である。
【0023】ポリマー分子内では、基及び指数は種々の
ものないしは値をとることができる。それに起因し平均
的なポリマー分子においては、指数は整数でない値をと
ることもできる。
【0024】成分b)は8〜22個の炭素原子を有する
飽和又は不飽和脂肪族アルコールを表すことができる。
特に有利であるのは、10〜18個の炭素原子を有する
アルコールであり、その際種々の鎖長のアルコールの混
合物も使用することができる。適当なアルコールの例と
しては、オクチル−、デシル−、ドデシル−、ヘキサデ
シル−、オクタデシルアルコール、ベヘニルアルコー
ル、オレチルアルコール又は所望の炭素数を有する合成
アルコールである。成分b)がアルコキシル化されたア
ルキルフェノールである場合、該アルキルフェノールは
9〜27個の炭素原子を有する。適当なアルコキシル化
されたアルキルフェノールの例はアルキルフェノールの
エトキシレート、例えばヘキシル−、オクチル−、ノニ
ル−、ドデシル−、又はジノニルフェノールである。そ
の際アルキルフェノールにはエチレンオキシド平均1〜
10、有利には1〜3モルが付加されている。
【0025】ジアルキルアミノアルカノールa)ないし
はβ−ヒドロキシエチルモルホリンの飽和又は不飽和脂
肪族アルコール又はアルコキシル化されたアルキルフェ
ノールb)に対するモル比は1:9〜9:1であり、そ
の際1:3〜3:1の範囲が有利である。
【0026】エステル交換のために、ポリアクリル酸ア
ルキルエステルのアルキル基が1〜8個の炭素原子を有
するものを使用する。有利にはアルキルエステルのアル
キル基が1〜4個の炭素原子を含有するものを使用す
る。従って、特に有利にはポリアクリル酸のメチル−、
エチル−又はn−ブチルエステルをエステル交換のため
に選択する。
【0027】ポリアクリル酸エステルの、ジアルキルア
ミノアルコールないしはβ−ヒドロキシエチルモルホリ
ンと長鎖状脂肪族アルコールないしはアルコキシル化さ
れたアルキルフェノールとの混合物でのエステル交換は
自体公知方法で行う。該エステル交換は好ましくは自体
公知のエステル交換触媒、例えばアルキルチタネートま
たはアルカリ金属アルコラートの存在下で進行し、場合
により溶剤、例えばトルエン、キシレン又は沸点域が8
0〜160℃のベンジンフラクションの存在下で実施す
る。該溶剤はまず第1に、エステル交換の際遊離された
アルコールを反応混合物から排出するために役立つ。そ
の際、使用された溶剤はエステル交換温度を制限し、該
温度は70〜150℃の範囲内にあるべきである。
【0028】エステル交換反応はその際アルキルエステ
ルの5〜70%、有利には20〜70%、特に有利には
30〜70%がエステル交換される量比で実施すべきで
ある。
【0029】その際中間生成物として第3アミノ基を有
するポリアクリル酸エステルを得る。該化合物は同様に
織物補助剤及び金属助剤の範囲内で、及びその他多くの
目的に使用することができる。
【0030】第2工程において、得られた中間生成物を
同様に公知の方法で1〜6個の炭素原子を有する有機カ
ルボン酸又は無機酸を用いてプロトン化によりアンモニ
ウム塩の形に換化する。
【0031】有機及び無機酸は相応する使用目的の際、
生理学的に安心であるべきである。この理由から有機酸
としては酢酸又はプロピオン酸及び無機酸としてはリン
酸が有利である。
【0032】本発明によるアンモニウム塩基を有するポ
リアクリル酸エステル内では、ポリアクリル酸メチルエ
ステルを、ジメチル−又はジエチルアミノエタノールと
8〜22個、有利には10〜18個の炭素原子の鎖長の
脂肪族アルコール又はアルコキシル化されたアルキルフ
ェノールとの混合物でエステル交換し(この際エステル
基の20〜50%がエステル交換される)、それに引続
き塩形成することにより得られるものが有利である。
【0033】特にアンモニウム塩基を有するポリアクリ
ルエステルは、該ポリマーが約1000〜50000の
平均分子量を有している際に有利である。
【0034】従来技術によるアクリル酸エステル又はア
ンモニウム塩基を有するアクリル酸エステル誘導体を共
重合することにより得られたコポリマーとは異なり、本
発明によるポリマーはポリマーをより単一的に形成す
る。低分子成分の含有量は極めて著しく減少する。本発
明によるコポリマーは害性な又はその他の生理学的に懸
念される特性を有していない。
【0035】アクリル酸アルキルエステルの50%まで
は相応するメタクリル酸アルキルエステルと交換するこ
とができる。
【0036】当業者にとっては、出発化合物としてエス
テル交換反応のために使用するポリアクリル酸アルキル
エステル同様他のコモノマー、例えばスチレン、アクリ
ルアミド、アクリルニトリル又はメタクリル酸アルキル
エステルを重合し含有することができることは自明であ
る。
【0037】本発明のもう1つの対象は該化合物を陽イ
オン活性界面活性剤として、特に金属助剤、例えば穿孔
及び切削油中の乳化剤として織物産業での補助剤として
又はプラスッチック部品、特にポリウレタンフォーム成
形体の離型のための分離剤として使用することである。
【0038】
【実施例】本発明による化合物の製造及び特性を、以下
の実施例により詳細に説明する。
【0039】例1 ラジカル重合によるポリメチルアクリレートの製造(本
発明によらない) トルエン50g及びメチルアクリレート280g(約
3.25モル)中の、アゾジイソ酪酸ニトリル0.6g
及びドデシルメルカプタン20.2gの溶液を2時間以
内で、トルエン53gを充填した反応器に加える(この
場合装入した溶剤は100℃の温度を有し、かつ窒素雰
囲気下に存在する)。その後再度アゾジイソ酪酸ニトリ
ル0.9gをメチルエチルケトン20g中に溶かして
0.5時間以内で添加する。最後に反応混合物を100
℃に維持した温度で更になお1時間加熱する。反応終了
後、溶剤を留去する。1.4802の屈折率を有する無
色粘性の液体が残留する。ゲルクロマトグラフィー試験
から、得られたポリマーについては数平均分子量Mn
(以下Mnと略し数平均分子量を表すものとする)19
50及び分子量の重量平均Mw(以下Mwと略し重量平
均分子量を表すものとする)3330が生じる。従っ
て、該不均一係数は1.71である。残留モノマー含有
量は0.1%である。
【0040】例2〜5 ラジカル重合による種々の分子量のポリメチルアクリレ
ートの製造(本発明によらない) 例1と同様に操作したが、ただしドデシルメルカプタン
の含有量を変化させる。第1表には分子量の数平均及び
重量平均の、ドデシルメルカプタンの含有量に対する依
存性を示す。
【0041】
【表1】
【0042】例6 ラジカル重合によるポリ−n−ブチルアクリレートの製
造(本発明によらない) メチルアクリレートの代わりにn−ブチルアクリレート
を使用する点を変更して、例3と同様に操作する。
【0043】ゲルクロマトグラフィー試験から、得られ
たポリマーについては数平均分子量Mn910であり、
分子量の重量平均Mw1450が生じる。従って、該不
均一係数は1.59である。残留モノマー含有量は0.
1%未満である。
【0044】例7 ラジカルポリマーによるメチルアクリレート−メチルメ
タクリレート−コポリマーの製造(本発明によらない) 例1と同様に操作したが、ただしメチルアクリレート2
80g(約3.25モル)の量の代わりにメチルアクリ
レート140g(約1.63モル)及びメチルメタアク
リレート140g(約1.4モル)を使用する。ゲルク
ロマトグラフィー試験から、得られたポリマーについて
は数平均分子量Mn2280、分子量の重量平均Mw43
90が生じる。従って、該不均一係数は1.93であ
る。残留モノマー含有量は約0.15%である。
【0045】例8A ポリメチルアクリレートのジエチルアミノエタノール及
びオレイルアルコールでのエステル交換 トルエン100g中に溶かした例3によるポリメチルア
クリレート99.5gをジメチルアミノエタノール3
3.9g(0.29モル)及びオレイルアルコール8
1.8g(0.29モル)と共に窒素下で120℃に加
熱する。まず場合にり存在する水の痕跡を共沸蒸留によ
り除去する。次いでエステル交換触媒としてナトリウム
メチラート0.4gを添加する。該エステル交換の際に
生成するメタノールをトルエンから分留により分離す
る。2時間後及び4時間後にそれぞれナトリウムメチラ
ート0.35gを補充する。反応は約6時間後に終了す
る(該終了は約110℃の塔頂温度により示される)。
【0046】ガスクロマトグラフイー試験により確認さ
れたジエチルアミノエタノール分0.28%はエステル
交換における交換率97.8%に相当する。バッチ中に
なおオレイルアルコール1.2%が存在し、これは9
5.7%の交換率に相当する。蒸留物中メタノール含有
量は31.1%で、93.9%の交換率に相当する。
【0047】例9A〜31A 種々の分子量のポリアルキルアクリレートないしはメチ
ルアクリレート−メチルメタクリレート−コポリマーの
種々のジアルキルアミノアルカノール及び脂肪族アルコ
ールでのエステル交換 基本的には例8Aと同様に操作するが、ただし異なった
ジアルキルアミノアルカノール及び脂肪族アルコール
を、アルキルエステル基に関して変化するモル比で使用
する。ポリメチルアクリレートの代わリに若干の場合に
はポリ−n−ブチルアクリレートないしはメチルアクリ
レート−メチルメタクリレート−コポリマーを高分子の
エステル交換成分として、及びイソプロピルチタネート
の代わりに若干の場合にはナトリウムメチラートをエス
テル交換触媒として使用する。第2表には使用したポリ
マーの種類ないしは実施例の番号及び量、脂肪族アルコ
ールの種類及び量、ジアルキルアミノアルカノールない
しはβ−ヒドロキシエチルモルホリンの種類及び量、触
媒の種類及び量、理論的に交換されたエステル基の数と
元来存在したエステル基の数の商としての理論的な置換
度、及び遊離されたエタノールの量から実際に交換され
たエステル基の数の、理論的に交換されたエステル基の
数に対する百分率としてのエステル交換収率が記載され
ている。
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】略語の説明 BHA =ベヘニルアルコール DEAB =ジエチルアミノブタノール DEAE =ジエチルアミノエタノール DMADG=ジメチルアミノジグリコール DMAE =ジメチルアミノエタノール DNPHE=ジノニルフェノールエトキシレート(EO
25モル) IPT =イソプロピルチタネート NPHE =ノニルフェノールエトキシレート(EO3
モル) OCA =オクチルアルコール OLA =オレイルアルコール TFA =獣脂アルコール HEMO =β−ヒドロキシエチルモルホリン DMAB =4−ジメチルアミノブタノール−1
【0051】
【数1】
【0052】例8B ポリメチルアクリレート、ジエチルアミノエタノール及
びオレイルアルコールから成るエステル交換生成物のプ
ロトン化 例8Aにより得られたトルエン70g中に溶かした生成
物178gから95℃及び15トルで蒸留により溶剤を
除去する。次いでプロピオン酸17.6g(=第3窒素
に対して95モル%)を添加し1時間以内で撹拌する。
引続き検出した10%の水性溶液のpH値は5.1であ
る。
【0053】例9B〜38B 種々のカルボン酸ないしは無機酸での異なったエステル
交換生成物のプロトン化 例8と同様に操作するが、ただし例8A〜30Aからの
異なった種類のエステル交換生成物を種々のカルボン酸
ないしは無機酸と反応させる。第3表には使用したエス
テル交換生成物、酸の種類及び第3窒素基に対してのモ
ル%での量、並びに結果として得られたpH値を示す。
【0054】 略語の説明 BS =安息香酸 EHS=2−エチルヘキサン酸 ES =酢酸 OES=油酸 PHS=リン酸 PS =プロピオン酸 STS=ステアリン酸 例39 ラジカル重合によるアンモニウム−及び脂肪族アルコー
ル基を含有するコポリマーの製造(本発明によらない) トルエン50g中に溶かしたメチルアクリレート72.
2g(約0.84モル)、ジエチルアミノエチルアクリ
レート71.8g(約0.42モル)及びステアリルア
クリレート135.8g(0.42モル)中のアゾジイ
ソ酪酸ニトリル0.6gとドデシルメルカプタン20.
2gの溶液を、2時間以内でトルエン53gを充填した
反応器に加え(その際、先に装入した溶剤は100℃の
温度を有し、窒素雰囲気下にある)。次いで再度メチル
エチルケトン20g中のアゾジイソ酪酸ニトリル0.9
gを0.5時間以内で添加し、引続き反応混合物を10
0℃に維持した温度で更に1時間加熱する。反応終了
後、溶剤及び未反応のモノマーを真空下の蒸留により除
去する。
【0055】ゲルクロマトグラフィー試験から、得られ
たポリマーについては数平均分子量Mn1370であ
り、分子量の重量平均Mw3150が生じる。従って、
該不均一係数は2.3である。真空蒸留後の残留モノマ
ー含有量は0.1%である。ゲル相クロマトグラム中で
は低分子範囲内で、低分子成分の存在を示唆するピーク
を示す。得られた該生成物を例8Bと同様に、プロピオ
ン酸95モル%(第3アミノ基に対して)と反応させ
る。
【0056】使用技術的試験 本発明によるエステル交換生成物の使用技術的試験を、
水/油ないしは蝋エマルジョンのための乳化剤としてそ
の特性に関わって行った。
【0057】例I エマルジョンを製造するために水500mlを1000
cm3のガラス容器に装入し、90℃に加熱する。それ
に並行して粘性度200cpsのパラフィン油30gを
例9Bによる生成物9.5gと混合し、得られた混合物
を同様に90℃に加熱する。エマルジョンの製造を分散
板を用いた高剪断力撹拌下で、水の装入物にパラフィン
油−乳化剤−混合物を滴加することにより行う。添加終
了後形成されたエマルジョンを撹拌を連続して急激に室
温に冷却する(ショック冷却)。
【0058】例II〜XX及びV1〜V5 例Iに基づき種々の油、ないしは蝋を種々のエステル交
換生成物を用いてエマルジョンに変換する。若干のエマ
ルジョンはエトキシル化された脂肪族アルコールのタイ
プ(エチレンオキシド2モルを有するステアリルアルコ
ール)の非イオン性乳化剤を同時に使用してから製造す
る。その際、本発明による乳化剤9.5gの代わりに該
乳化剤4gと非イオン性共乳化剤5.5gの混合物を使
用する。
【0059】比較実験で、ジメチルステアリルアンモニ
ウムプピオネートを従来技術の乳化剤として、並びに例
39による生成物(コポリマー)を試験する。
【0060】以下に示した第4表には使用した乳化剤な
いしは共乳化剤、乳化された油、分散層の粒度、安定性
及び皮膚刺激テストでの所見を記載する。
【0061】全て使用した乳化剤で安定したエマルジョ
ンを生成することが出来る。粒度分布を測定すると、粒
子の90%が8mμ未満の直径を有することを示す。確
認された粒度分布、殊に本発明による乳化剤を用いて得
られたエマルジョンは良好なエマルジョン安定性を示
す。
【0062】しかしながら、従来技術の生成物と違い本
発明による乳化剤が提供する本質的利点は、皮膚接触の
際刺激又は炎症が認められないことである。皮膚刺激テ
ストは本発明によるエステル交換生成物の使用の際には
異常が見られなかった。これと異なり従来技術の生成物
の際には、若干の場合には著しい刺激が観察された。
【0063】 第4表 使用 例による 共乳化 乳化油 乳化剤の 粒度 皮膚刺激 技術例 乳化剤 剤 安定性 <8μm テスト No. No. (%) I 9B - PAR i.O 98.1 o.B II 9B STA/ZEO PAR i.O 99.9 o.B III 9B - GLYTO i.O 100.0 o.B IV 9B STA/ZEO GLYTO i.O 100.0 o.B V 9B STA/ZEO PBD i.O 99.0 o.B VI 9B - KSL i.O 100.0 o.B VII 9B STA/ZEO KSL i.O 99.5 o.B VIII 23B - GLYTO i.O 90.2 o.B IX 24B - GLYTO i.O 95.1 o.B X 14B - GLYTO i.O 99.8 o.B XI 33B - GLYTO i.O 90.5 o.B XII 12B - GLYTO i.O 100.0 o.B XIII 13B - GLYTO i.O 99.9 o.B XIV 15B - GLYTO i.O 91.5 o.B XV 16B - GLYTO i.O 100.0 o.B XVI 18B - GLYTO i.O 99.7 o.B XVII 28B - GLYTO i.O 96.7 o.B XVIII 34B - GLYTO i.O 99.2 o.B XIX 36B - GLYTO i.O 92.5 o.B XX 25B - GLYTO i.O 99.3 o.B V1 39 - GLYTO i.O 96.7 L.I. V2 DMSAP STA/ZEO PAR i.O 96.9 I. V3 DMSAP STA/ZEO PBD i.O 96.8 E.R. V4 DMSAP STA/ZEO KSL i.O 90.3 E.R. V5 DMSAP STA/ZEO GLYTO i.O 100.0 R. 略語の説明: STA/ZEO=ステアリルアルコールジクリコール DMSAP =ジメチルステアリルアンモニウムプロ
ピオネート PAR =パラフィン油、200cps GLYTO =グリセリントリオレエート PBD =ポリブタジエン、液状M=1800 KSL =エステルワックス KSL o.B =異常なし L.I. =軽度の刺激 I. =刺激 R. =炎症 E.R. =重度の炎症

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジカル重合により得られ、そのアルキ
    ル基が1〜8個の炭素原子を有し、その際アクリル酸エ
    ステルの50%までが相応するメタクリル酸エステルと
    交換されていてよいポリアクリル酸アルキルエステルを a)一般式: 【化1】 [式中R1は一般式: 【化2】 (式中R4は1〜16個の炭素原子を有するアルキル
    基、qは2、3又は4、nは2、3又は4、mは1〜2
    0、pは2、3又は4である)の2価の基、R2、R3
    それぞれ1〜18個の炭素原子を有するアルキル基を表
    す]の化合物及び b)8〜22個の炭素原子を有する
    飽和又は不飽和脂肪族アルコール又はアルキルフェノー
    ル基中に9〜27個の炭素原子を有するアルコキシル化
    されたアルキルフェノールで、その際成分a):b)の
    モル比は、1:9〜9:1であり、エステル基の5〜7
    0%がエステル交換されるような量で、常用のエステル
    交換触媒の存在下に、70〜140℃の温度で、場合に
    より溶剤の存在下でエステル交換し、引続き1〜6個の
    炭素原子を有する有機カルボン酸又は無機酸で塩形成す
    ることにより得られるアンモニウム塩基を有するポリア
    クリル酸エステル。
  2. 【請求項2】 ポリアクリル酸アルキルエステルをa)
    ジアルキルアミノアルカノールとb)8〜22個の炭素
    原子の鎖の長さの脂肪酸アルコール又はアルコキシル化
    されたアルキルフェノールの混合物で、エステル基の2
    0〜70%がエステル交換される量でエステル交換し、
    引続き塩形成することにより得られる請求項1記載のポ
    リアクリル酸エステル。
  3. 【請求項3】 ポリアクリル酸アルキルエステルをa)
    ジアルキルアミノアルカノールとb)脂肪酸アルコール
    又はアルコキシル化されたアルキルフェノールの混合物
    でエステル交換し、その際成分a):b)のモル比は
    1:3〜3:1であり、引続き塩形成することにより得
    られる請求項1又は2記載のポリアクリル酸エステル。
  4. 【請求項4】 アルコキシル化されたアルキルフェノー
    ルとして平均して1〜10個のオキシエチル基を有する
    ものを使用する請求項1、2又は3記載のポリアクリル
    酸エステル。
  5. 【請求項5】 1000〜50000の平均分子量を有
    する請求項1から4までのいずれか1項記載のポリアク
    リル酸エステル。
  6. 【請求項6】 1〜3個の炭素原子を有する脂肪族カル
    ボン酸又はリン酸で塩形成することにより得られる請求
    項1から5までのいずれか1項記載のポリアクリル酸エ
    ステル。
  7. 【請求項7】 請求項1から6までのいずれか1項記載
    のアンモニウム塩基を有するポリアクリル酸エステルか
    らなる陽イオン活性界面活性剤。
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