JPH07104861A - デジタルサーボ装置 - Google Patents
デジタルサーボ装置Info
- Publication number
- JPH07104861A JPH07104861A JP24444293A JP24444293A JPH07104861A JP H07104861 A JPH07104861 A JP H07104861A JP 24444293 A JP24444293 A JP 24444293A JP 24444293 A JP24444293 A JP 24444293A JP H07104861 A JPH07104861 A JP H07104861A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- value
- target
- correction
- error
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Feedback Control In General (AREA)
- Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 積分型最適レギュレータ方式において、加速
又は減速時においても制御ゲインを大きくすることな
く、速度誤差を小さくし得るようにすること。 【構成】 制御対象の目標位置に対する移動距離に応じ
て目標速度を算出する演算部と、算出された目標速度と
実速度との差を積分してその積分値を制御信号として出
力する速度誤差積分部と、この速度誤差積分部の積分値
に対する補正値を算出する補正値発生部(ステップS1
1)と、前記制御対象の加速又は減速時に前記速度誤差
積分部の積分値を前記補正値に基づき補正する積分値補
正部(ステップS11)とを有するものとした。
又は減速時においても制御ゲインを大きくすることな
く、速度誤差を小さくし得るようにすること。 【構成】 制御対象の目標位置に対する移動距離に応じ
て目標速度を算出する演算部と、算出された目標速度と
実速度との差を積分してその積分値を制御信号として出
力する速度誤差積分部と、この速度誤差積分部の積分値
に対する補正値を算出する補正値発生部(ステップS1
1)と、前記制御対象の加速又は減速時に前記速度誤差
積分部の積分値を前記補正値に基づき補正する積分値補
正部(ステップS11)とを有するものとした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光ディスクや磁
気ディスク等の記録媒体に対して記録/再生動作を行う
ためのヘッドアクチュエータや、ロボット、スキャナ等
の精密位置決め制御などに利用される積分型最適レギュ
レータを用いたデジタルサーボ装置に関する。
気ディスク等の記録媒体に対して記録/再生動作を行う
ためのヘッドアクチュエータや、ロボット、スキャナ等
の精密位置決め制御などに利用される積分型最適レギュ
レータを用いたデジタルサーボ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスク等に対する記録や再
生を行うヘッドは、目標トラックをシークする場合に速
度制御が行われる。ここに、従来のデジタルサーボ装置
では、例えば特開平3−257510号公報に示される
ように、ヘッドのアクチュエータの制御量actは、基
準加速度をα、速度制御のフィードバックゲインをk、
目標速度をVref 、実速度をVa とすると、 act=α+k(Vref −Va ) で演算される。なお、上記目標速度Vref は、加速度能
力をα、距離をSとすると、 Vref =√(2αS) で与えられる。
生を行うヘッドは、目標トラックをシークする場合に速
度制御が行われる。ここに、従来のデジタルサーボ装置
では、例えば特開平3−257510号公報に示される
ように、ヘッドのアクチュエータの制御量actは、基
準加速度をα、速度制御のフィードバックゲインをk、
目標速度をVref 、実速度をVa とすると、 act=α+k(Vref −Va ) で演算される。なお、上記目標速度Vref は、加速度能
力をα、距離をSとすると、 Vref =√(2αS) で与えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
示されるようなデジタルサーボ装置では、ヘッドのアク
チュエータの制御量actが比例制御によるものであ
り、ヘッドと走行体との間の摩擦により目標速度Vref
と実速度Va との間で誤差が発生し、ヘッドを目標トラ
ックに対して正確に移動させることができない、という
問題がある。
示されるようなデジタルサーボ装置では、ヘッドのアク
チュエータの制御量actが比例制御によるものであ
り、ヘッドと走行体との間の摩擦により目標速度Vref
と実速度Va との間で誤差が発生し、ヘッドを目標トラ
ックに対して正確に移動させることができない、という
問題がある。
【0004】また、このようなデジタルサーボ装置で
は、目標速度Vref が加速度能力αと距離Sのみで固定
された値となっているので、アクチュエータの推力定数
やコイル抵抗にばらつきがない場合には問題ないが、実
際には、アクチュエータの製造上のばらつきが存在する
ので、加速度能力αにばらつきを生じてしまう。この点
からもヘッドを目標トラックに対して正確に移動させる
ことができない。
は、目標速度Vref が加速度能力αと距離Sのみで固定
された値となっているので、アクチュエータの推力定数
やコイル抵抗にばらつきがない場合には問題ないが、実
際には、アクチュエータの製造上のばらつきが存在する
ので、加速度能力αにばらつきを生じてしまう。この点
からもヘッドを目標トラックに対して正確に移動させる
ことができない。
【0005】このような点を考慮し、積分型最適レギュ
レータを用いたデジタルサーボ装置が本出願人により提
案されている。例えば、その一つは、ヘッドの現在位置
と目標位置迄の距離に応じてヘッドの目標速度を演算す
る演算手段と、ヘッドの現在速度を検出する検出手段
と、前記演算手段により演算された目標速度と検出され
た現在速度との偏差の積分値で目標速度を補正する補正
手段とを備えた積分型最適制御方式として構成すること
で、ヘッドの摩擦にかかわらず、ヘッドを目標トラック
に正確に移動し得るようにしたものである。他例は、目
標位置より遠い場合には粗制御で、目標位置に近くなる
と密制御に切替えてヘッドに位置決めを行うデジタルサ
ーボ装置において、ヘッドを移動させる目標速度と現在
速度との差を積分して制御信号として出力する速度誤差
積分部と、この積分値を補正する補正値発生部と、粗制
御から密制御への切替え時に補正値発生部による補正値
で速度誤差積分部における積分値を補正する積分値補正
部とを備えて、粗制御から密制御への切替え時に積分値
を補正することで、密制御を正確に実行させ、目標位置
にヘッドを確実に停止させるようにしたものである。
レータを用いたデジタルサーボ装置が本出願人により提
案されている。例えば、その一つは、ヘッドの現在位置
と目標位置迄の距離に応じてヘッドの目標速度を演算す
る演算手段と、ヘッドの現在速度を検出する検出手段
と、前記演算手段により演算された目標速度と検出され
た現在速度との偏差の積分値で目標速度を補正する補正
手段とを備えた積分型最適制御方式として構成すること
で、ヘッドの摩擦にかかわらず、ヘッドを目標トラック
に正確に移動し得るようにしたものである。他例は、目
標位置より遠い場合には粗制御で、目標位置に近くなる
と密制御に切替えてヘッドに位置決めを行うデジタルサ
ーボ装置において、ヘッドを移動させる目標速度と現在
速度との差を積分して制御信号として出力する速度誤差
積分部と、この積分値を補正する補正値発生部と、粗制
御から密制御への切替え時に補正値発生部による補正値
で速度誤差積分部における積分値を補正する積分値補正
部とを備えて、粗制御から密制御への切替え時に積分値
を補正することで、密制御を正確に実行させ、目標位置
にヘッドを確実に停止させるようにしたものである。
【0006】ところが、このような既提案例によって
も、例えば、制御ゲインを大きくできない場合には、加
速又は減速時に、目標速度Vref と実速度Va との間で
大きな速度誤差を生じてしまうことがあり、不完全であ
る。
も、例えば、制御ゲインを大きくできない場合には、加
速又は減速時に、目標速度Vref と実速度Va との間で
大きな速度誤差を生じてしまうことがあり、不完全であ
る。
【0007】このようなことから、制御ゲインを大きく
することなく速度誤差を小さくし得るデジタルサーボ装
置の提供が要望される。特に、目標位置に向けた制御対
象の速度制御にあっては、併せて、オーバシュートを抑
えることも要望される。
することなく速度誤差を小さくし得るデジタルサーボ装
置の提供が要望される。特に、目標位置に向けた制御対
象の速度制御にあっては、併せて、オーバシュートを抑
えることも要望される。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、制御対象の目標位置に対する移動距離に応じて目標
速度を算出する演算部と、算出された目標速度と実速度
との差を積分してその積分値を制御信号として出力する
速度誤差積分部と、この速度誤差積分部の積分値に対す
る補正値を算出する補正値発生部と、前記制御対象の加
速又は減速時に前記速度誤差積分部の積分値を前記補正
値に基づき補正する積分値補正部とを有するものとし
た。
は、制御対象の目標位置に対する移動距離に応じて目標
速度を算出する演算部と、算出された目標速度と実速度
との差を積分してその積分値を制御信号として出力する
速度誤差積分部と、この速度誤差積分部の積分値に対す
る補正値を算出する補正値発生部と、前記制御対象の加
速又は減速時に前記速度誤差積分部の積分値を前記補正
値に基づき補正する積分値補正部とを有するものとし
た。
【0009】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明における積分値補正部を、目標速度に対する実速度
の割合が一定値以上になった時に速度誤差積分部の積分
値を補正するものとした。
発明における積分値補正部を、目標速度に対する実速度
の割合が一定値以上になった時に速度誤差積分部の積分
値を補正するものとした。
【0010】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明における積分値補正部を、目標速度が一定速
度に達する迄、速度誤差積分部の積分値を補正するもの
とした。
記載の発明における積分値補正部を、目標速度が一定速
度に達する迄、速度誤差積分部の積分値を補正するもの
とした。
【0011】請求項4記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明における積分値補正部を、実速度が一定速度
に達する迄、速度誤差積分部の積分値を補正するものと
した。
記載の発明における積分値補正部を、実速度が一定速度
に達する迄、速度誤差積分部の積分値を補正するものと
した。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明においては、速度誤差積分
部の積分値を積分値補正部によって加速又は減速時に補
正するので、制御ゲインを大きくすることなく、加速及
び減速時の速度誤差を小さくすることができる。
部の積分値を積分値補正部によって加速又は減速時に補
正するので、制御ゲインを大きくすることなく、加速及
び減速時の速度誤差を小さくすることができる。
【0013】特に、請求項2記載の発明においては、積
分値の補正を、目標速度に対する実速度の割合が一定値
以上になった時に行うので、制御ゲインを大きくするこ
となく速度誤差を小さくし得るとともに、オーバシュー
トも抑えることができる。
分値の補正を、目標速度に対する実速度の割合が一定値
以上になった時に行うので、制御ゲインを大きくするこ
となく速度誤差を小さくし得るとともに、オーバシュー
トも抑えることができる。
【0014】また、請求項3記載の発明においては、積
分値の補正を、目標速度が一定値以上になった時に行う
ので、積分値を補正する範囲を目標速度で決めることに
より、上記作用に加え、オーバシュート量の調整も可能
となる。
分値の補正を、目標速度が一定値以上になった時に行う
ので、積分値を補正する範囲を目標速度で決めることに
より、上記作用に加え、オーバシュート量の調整も可能
となる。
【0015】請求項4記載の発明においては、積分値の
補正を、実速度が一定値以上になった時に行うので、積
分値を補正する範囲を実速度で決めることにより、推力
定数やコイル抵抗のばらつきによる加速度のばらつきに
よって発生する目標速度と実速度との誤差に影響されに
くいものとなり、上記作用に加え、オーバシュート量の
調整も可能となる。
補正を、実速度が一定値以上になった時に行うので、積
分値を補正する範囲を実速度で決めることにより、推力
定数やコイル抵抗のばらつきによる加速度のばらつきに
よって発生する目標速度と実速度との誤差に影響されに
くいものとなり、上記作用に加え、オーバシュート量の
調整も可能となる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図3に基づい
て説明する。本実施例は、請求項1記載の発明に相当す
る。まず、本発明が適用される一例として、光ディスク
ドライブ装置のシーク駆動系の構成を図2に示す。即
ち、1は光ディスクであり、スピンドルモータ2により
高速回転駆動される。3は前記光ディスク1に対して記
録又は再生動作を行うために前記光ディスク1下面に対
向配置された光ヘッドである。この光ヘッド3はシーク
用リニアモータ4に搭載されて前記光ディスク1の半径
方向に移動し得るように構成されている。前記シーク用
リニアモータ4はサーボ制御部5により制御される。
て説明する。本実施例は、請求項1記載の発明に相当す
る。まず、本発明が適用される一例として、光ディスク
ドライブ装置のシーク駆動系の構成を図2に示す。即
ち、1は光ディスクであり、スピンドルモータ2により
高速回転駆動される。3は前記光ディスク1に対して記
録又は再生動作を行うために前記光ディスク1下面に対
向配置された光ヘッドである。この光ヘッド3はシーク
用リニアモータ4に搭載されて前記光ディスク1の半径
方向に移動し得るように構成されている。前記シーク用
リニアモータ4はサーボ制御部5により制御される。
【0017】このサーボ制御部5が本実施例の対象とす
るデジタルサーボ装置を構成するものであり、前提とな
る積分型最適レギュレータ方式を使用した既提案に準じ
たサーボ制御部5の構成例を図3に示す。まず、制御対
象となり光ディスク1を駆動するためのアクチュエータ
6が設けられ、このアクチュエータ6にはその各種状態
を検出するための検出部7,8,9が接続されている。
検出部7はエンコーダ信号等により光ヘッド3の位置を
検出する位置検出部であり、検出部8は前記アクチュエ
ータ6に流れる電流を検出する電流検出部であり、検出
部9は前記エンコーダ信号等から速度を検出する速度検
出部である。
るデジタルサーボ装置を構成するものであり、前提とな
る積分型最適レギュレータ方式を使用した既提案に準じ
たサーボ制御部5の構成例を図3に示す。まず、制御対
象となり光ディスク1を駆動するためのアクチュエータ
6が設けられ、このアクチュエータ6にはその各種状態
を検出するための検出部7,8,9が接続されている。
検出部7はエンコーダ信号等により光ヘッド3の位置を
検出する位置検出部であり、検出部8は前記アクチュエ
ータ6に流れる電流を検出する電流検出部であり、検出
部9は前記エンコーダ信号等から速度を検出する速度検
出部である。
【0018】さらに、前記位置検出部7により検出され
た光ヘッド3の現在位置S(k)と目標位置Pとを加減算
器10を経て演算処理して目標速度を算出する演算部1
1が設けられている。この演算部11は加速時の目標速
度RW(k)を算出する加速目標速度発生部12と、減速
時の目標速度RW(k)を算出する減速目標速度発生部1
3とにより構成されている。これらの目標速度発生部1
2,13の出力は前記位置検出部7の現在位置S(k)に
応じて切替えられる切替回路14に入力され、何れかの
目標速度が選択されるように構成されている。
た光ヘッド3の現在位置S(k)と目標位置Pとを加減算
器10を経て演算処理して目標速度を算出する演算部1
1が設けられている。この演算部11は加速時の目標速
度RW(k)を算出する加速目標速度発生部12と、減速
時の目標速度RW(k)を算出する減速目標速度発生部1
3とにより構成されている。これらの目標速度発生部1
2,13の出力は前記位置検出部7の現在位置S(k)に
応じて切替えられる切替回路14に入力され、何れかの
目標速度が選択されるように構成されている。
【0019】この切替回路14を介して与えられる目標
速度RW(k)と前記速度検出部9により検出される実速
度W(k)との誤差e(k)をとる加減算器15が設けら
れ、この加減算器15から得られる誤差e(k)を積分し
て最終的に制御信号U(k)となる積分値x(k)を算出す
る速度誤差積分部16が設けられている。
速度RW(k)と前記速度検出部9により検出される実速
度W(k)との誤差e(k)をとる加減算器15が設けら
れ、この加減算器15から得られる誤差e(k)を積分し
て最終的に制御信号U(k)となる積分値x(k)を算出す
る速度誤差積分部16が設けられている。
【0020】この速度誤差積分部16からの積分値x
(k)は定数k0 なる状態フィードバックゲイン17及び
加減算器18を介して前記アクチュエータ6に対する制
御信号U(k)とされる。前記加減算器18に対しては前
記速度検出部9により検出された実速度W(k)が定数k
1 なる状態フィードバックゲイン19を介して入力され
ているとともに、前記電流検出部8により検出された電
流値I(k)が定数k2 なる状態フィードバックゲイン2
0を介して入力されている。
(k)は定数k0 なる状態フィードバックゲイン17及び
加減算器18を介して前記アクチュエータ6に対する制
御信号U(k)とされる。前記加減算器18に対しては前
記速度検出部9により検出された実速度W(k)が定数k
1 なる状態フィードバックゲイン19を介して入力され
ているとともに、前記電流検出部8により検出された電
流値I(k)が定数k2 なる状態フィードバックゲイン2
0を介して入力されている。
【0021】なお、各データRW(k),e(k),x
(k),U(k),I(k),W(k),S(k)は時間t=kT
(Tはサンプリング時間)のデータを示す。
(k),U(k),I(k),W(k),S(k)は時間t=kT
(Tはサンプリング時間)のデータを示す。
【0022】このような構成において、目標速度RW
(k)は、加速時には光ヘッド3の現在位置S(k)と推力
定数から求められる加速度αとから、 RW(k)=√{2αS(k)} ……………………………(1) として求められる。減速時には、目標位置Pと光ヘッド
3の現在位置S(k)と推力定数から求められる加速度α
とから、 RW(k)=√〔2α{P−S(k)}〕 …………………(2) として求められる。
(k)は、加速時には光ヘッド3の現在位置S(k)と推力
定数から求められる加速度αとから、 RW(k)=√{2αS(k)} ……………………………(1) として求められる。減速時には、目標位置Pと光ヘッド
3の現在位置S(k)と推力定数から求められる加速度α
とから、 RW(k)=√〔2α{P−S(k)}〕 …………………(2) として求められる。
【0023】また、目標速度RW(k)と実速度W(k)と
の誤差e(k)は、加減算器15による e(k)=RW(k)−W(k) ………………………………(3) なる演算により求められる。速度誤差積分部16ではこ
のような誤差(k)の積分を行い、積分値x(k)として、 x(k)=x(k−1)+e(k) …………………………(4) が得られる。
の誤差e(k)は、加減算器15による e(k)=RW(k)−W(k) ………………………………(3) なる演算により求められる。速度誤差積分部16ではこ
のような誤差(k)の積分を行い、積分値x(k)として、 x(k)=x(k−1)+e(k) …………………………(4) が得られる。
【0024】ついで、このような積分値x(k)に、定数
k0 を乗算したものから、実速度W(k),電流値I(k)
に各々定数k1 ,k2 を乗算したものを減算すること
で、制御量U(k)を U(k)=k0・x(k)−k1・W(k)−k2・I(k) ……(5) として算出し、アクチュエータ6の動作制御に供され
る。
k0 を乗算したものから、実速度W(k),電流値I(k)
に各々定数k1 ,k2 を乗算したものを減算すること
で、制御量U(k)を U(k)=k0・x(k)−k1・W(k)−k2・I(k) ……(5) として算出し、アクチュエータ6の動作制御に供され
る。
【0025】このような制御が、積分型最適レギュレー
タを使用した既提案方式によるものであり、(3)式で
示される誤差e(k)を制御量U(k)を求めるのに用いて
いるわけであるが、加速時において、(1)式を用いて
目標速度RW(k)を可変させた場合には、目標値固定の
場合に比して、立上りの初期状態における誤差が小さく
なり、制御量U(k)も小さくなってしまう。このため、
制御ゲインを大きくできない場合には、図12に示すよ
うに実速度W(k)の立上りが悪くなり、目標速度RW
(k)に対する実速度W(k)の誤差e(k)も大きくなって
しまう。
タを使用した既提案方式によるものであり、(3)式で
示される誤差e(k)を制御量U(k)を求めるのに用いて
いるわけであるが、加速時において、(1)式を用いて
目標速度RW(k)を可変させた場合には、目標値固定の
場合に比して、立上りの初期状態における誤差が小さく
なり、制御量U(k)も小さくなってしまう。このため、
制御ゲインを大きくできない場合には、図12に示すよ
うに実速度W(k)の立上りが悪くなり、目標速度RW
(k)に対する実速度W(k)の誤差e(k)も大きくなって
しまう。
【0026】しかして、本実施例では、このような積分
型最適レギュレータ制御方式をベースとしつつ、速度誤
差積分部16の積分値x(k)に対する補正値を算出する
補正値算出部と、アクチュエータ6の加速及び減速時に
この補正値を用いて前記積分値x(k)の補正を行う積分
値補正部とを付加し、図1に示すような動作制御を行う
ことにより、制御ゲインを大きくすることなく、加速時
又は減速時の速度誤差を小さくできるようにしたもので
ある。
型最適レギュレータ制御方式をベースとしつつ、速度誤
差積分部16の積分値x(k)に対する補正値を算出する
補正値算出部と、アクチュエータ6の加速及び減速時に
この補正値を用いて前記積分値x(k)の補正を行う積分
値補正部とを付加し、図1に示すような動作制御を行う
ことにより、制御ゲインを大きくすることなく、加速時
又は減速時の速度誤差を小さくできるようにしたもので
ある。
【0027】そこで、本実施例による動作制御を図1に
示すフローチャートを参照して説明する。まず、図2に
示したような光ディスクドライブ装置より光ヘッド3の
移動が指令されると、ステップS1では、目標位置Pの
情報を読込んでメモリに格納する。ついで、ステップS
2では実際の光ヘッド3の現在位置S(k)を位置検出部
7からの出力より読込む。そこで、ステップS3では目
標位置Pから現在位置S(k)を減算することにより残差
距離(移動距離)を算出する。ステップS4でこの残差
距離が0になったか否かを判断し、0となっていれば制
御処理を終了し、0となっていなければステップS5以
降の処理に移る。
示すフローチャートを参照して説明する。まず、図2に
示したような光ディスクドライブ装置より光ヘッド3の
移動が指令されると、ステップS1では、目標位置Pの
情報を読込んでメモリに格納する。ついで、ステップS
2では実際の光ヘッド3の現在位置S(k)を位置検出部
7からの出力より読込む。そこで、ステップS3では目
標位置Pから現在位置S(k)を減算することにより残差
距離(移動距離)を算出する。ステップS4でこの残差
距離が0になったか否かを判断し、0となっていれば制
御処理を終了し、0となっていなければステップS5以
降の処理に移る。
【0028】ステップS5では演算部11によって残差
距離に応じた目標速度RW(k)を算出する。この演算に
は、加速時であれば(1)式、減速時であれば(2)式
が用いられる。ついで、ステップS6では速度検出部9
の出力に基づき実速度W(k)が算出され、さらに、ス
テップS7では加減算器15による(3)式の演算によ
り誤差(速度誤差)e(k)が算出される。
距離に応じた目標速度RW(k)を算出する。この演算に
は、加速時であれば(1)式、減速時であれば(2)式
が用いられる。ついで、ステップS6では速度検出部9
の出力に基づき実速度W(k)が算出され、さらに、ス
テップS7では加減算器15による(3)式の演算によ
り誤差(速度誤差)e(k)が算出される。
【0029】この後、ステップS9では速度誤差e(k)
の積分処理を速度誤差積分部16で(4)式により行
い、ステップS10では加減算器18で(5)式により
制御出力U(k)の算出処理とを行うが、本実施例では、
ステップS9に先立ち、ステップS8として光ヘッド3
が加速又は減速の何れかの状態にあるかが判断され、加
速でも減速でもない定常状態の時に上記のステップS
9,S10がそのまま行われる。しかして、ステップS
8において加速又は減速時であると判断された場合に
は、ステップS11に移行し、補正値発生部によって積
分値x(k)に対する補正値x′(k)を算出するととも
に、積分値補正部により速度誤差積分部16において算
出されていた積分値x(k)の補正が行われ、補正された
積分値を用いてステッブS12による制御出力U(k)の
算出処理が行われる。
の積分処理を速度誤差積分部16で(4)式により行
い、ステップS10では加減算器18で(5)式により
制御出力U(k)の算出処理とを行うが、本実施例では、
ステップS9に先立ち、ステップS8として光ヘッド3
が加速又は減速の何れかの状態にあるかが判断され、加
速でも減速でもない定常状態の時に上記のステップS
9,S10がそのまま行われる。しかして、ステップS
8において加速又は減速時であると判断された場合に
は、ステップS11に移行し、補正値発生部によって積
分値x(k)に対する補正値x′(k)を算出するととも
に、積分値補正部により速度誤差積分部16において算
出されていた積分値x(k)の補正が行われ、補正された
積分値を用いてステッブS12による制御出力U(k)の
算出処理が行われる。
【0030】即ち、本実施例では、ステップS8からス
テップS11に示す処理機能が、補正値発生部及び積分
値補正部に相当するものとなる。
テップS11に示す処理機能が、補正値発生部及び積分
値補正部に相当するものとなる。
【0031】このように本実施例によれば、光ヘッド3
の加速時及び減速時には、速度誤差積分部16における
積分値x(k)を、補正値に従い補正するように構成した
ので、加・減速時においても制御ゲインを大きくするこ
となく、目標速度RW(k)に対する実速度W(k)の誤
差、即ち、速度誤差を小さく抑えることができる。
の加速時及び減速時には、速度誤差積分部16における
積分値x(k)を、補正値に従い補正するように構成した
ので、加・減速時においても制御ゲインを大きくするこ
となく、目標速度RW(k)に対する実速度W(k)の誤
差、即ち、速度誤差を小さく抑えることができる。
【0032】つづいて、本発明の第二の実施例を図4及
び図5により説明する。前記実施例で示した部分と同一
部分は同一符号を用いて示す(以下の実施例でも同様と
する)。本実施例は、請求項2記載の発明に相当し、速
度誤差積分部16における積分値x(k)の補正を、目標
速度RW(k)に対する実速度W(k)の割合がある一定値
以上になった時にのみ行うように構成したものであり、
図1に示したフローチャートに対して、図4に示すよう
に、ステップS8とステップS11との間に、ステップ
S12が付加されて構成されている。即ち、ステップS
12は、ステップS8において加速又は減速時と判断さ
れた場合において、実速度W(k)と、目標速度RW(k)
に対するある一定の割合値RW′(k)との大小を比較
し、実速度W(k)が割合値RW′(k)よりも大きい場合
のみ、前記実施例で説明したようなステップ11による
積分値x(k)の補正処理を行わせるようにしたものであ
る。
び図5により説明する。前記実施例で示した部分と同一
部分は同一符号を用いて示す(以下の実施例でも同様と
する)。本実施例は、請求項2記載の発明に相当し、速
度誤差積分部16における積分値x(k)の補正を、目標
速度RW(k)に対する実速度W(k)の割合がある一定値
以上になった時にのみ行うように構成したものであり、
図1に示したフローチャートに対して、図4に示すよう
に、ステップS8とステップS11との間に、ステップ
S12が付加されて構成されている。即ち、ステップS
12は、ステップS8において加速又は減速時と判断さ
れた場合において、実速度W(k)と、目標速度RW(k)
に対するある一定の割合値RW′(k)との大小を比較
し、実速度W(k)が割合値RW′(k)よりも大きい場合
のみ、前記実施例で説明したようなステップ11による
積分値x(k)の補正処理を行わせるようにしたものであ
る。
【0033】図5を参照すれば、実速度W(k)が、目標
速度RW(k)とある割合値RW′(k)との間にある時
に、積分値x(k)の補正を行うことを意味する。
速度RW(k)とある割合値RW′(k)との間にある時
に、積分値x(k)の補正を行うことを意味する。
【0034】このような制御によれば、上記の場合と同
様に、加・減速時において制御ゲインを大きくすること
なく速度誤差を小さくし得る上に、オーバシュートも抑
えることができる。
様に、加・減速時において制御ゲインを大きくすること
なく速度誤差を小さくし得る上に、オーバシュートも抑
えることができる。
【0035】また、本発明の第三の実施例を図6及び図
7により説明する。本実施例は、請求項3記載の発明に
相当し、速度誤差積分部16における積分値(k)の補正
を、目標速度RW(k)がある一定値に達する迄行うよう
に構成したものである。図4に示したフローチャートに
対して、図6に示すように、ステップS12とステップ
S11との間に、ステップS13が付加されて構成され
ている。即ち、ステップS13は、例えば、実速度W
(k)が割合値RW′(k)よりも大きいという条件下に、
目標速度RW(k)を、補正を終了させたいある一定の速
度RWL と比較し、目標速度RW(k)が速度RWL に達
する迄の間だけ、前述した実施例で説明したようなステ
ップ11による積分値x(k)の補正処理を行わせるよう
にしたものである。
7により説明する。本実施例は、請求項3記載の発明に
相当し、速度誤差積分部16における積分値(k)の補正
を、目標速度RW(k)がある一定値に達する迄行うよう
に構成したものである。図4に示したフローチャートに
対して、図6に示すように、ステップS12とステップ
S11との間に、ステップS13が付加されて構成され
ている。即ち、ステップS13は、例えば、実速度W
(k)が割合値RW′(k)よりも大きいという条件下に、
目標速度RW(k)を、補正を終了させたいある一定の速
度RWL と比較し、目標速度RW(k)が速度RWL に達
する迄の間だけ、前述した実施例で説明したようなステ
ップ11による積分値x(k)の補正処理を行わせるよう
にしたものである。
【0036】図7を参照すれば、目標速度RW(k)があ
る一定の速度RWL に達すると、積分値x(k)の補正を
終了することを意味する。
る一定の速度RWL に達すると、積分値x(k)の補正を
終了することを意味する。
【0037】このような制御によれば、上記の場合と同
様に、加・減速時において制御ゲインを大きくすること
なく速度誤差を小さくし得る上に、図7に示すようにオ
ーバシュートも抑え得ることができる。特に、一定の速
度RWL の設定を工夫することにより、オーバシュート
の量を調整することも可能となる。
様に、加・減速時において制御ゲインを大きくすること
なく速度誤差を小さくし得る上に、図7に示すようにオ
ーバシュートも抑え得ることができる。特に、一定の速
度RWL の設定を工夫することにより、オーバシュート
の量を調整することも可能となる。
【0038】また、本発明の第四の実施例を図8及び図
9により説明する。本実施例は、請求項4記載の発明に
相当し、速度誤差積分部16における積分値(k)の補正
を、実速度W(k)がある一定値に達する迄行うように構
成したものである。図6に示したフローチャート中のス
テップS13に代えて、図9に示すように、ステップS
14を設けて構成されている。即ち、ステップS14
は、例えば、実速度W(k)が割合値RW′(k)よりも大
きいという条件下に、実速度RW(k)を、補正を終了さ
せたいある一定の速度WL と比較し、実速度W(k)が速
度WL に達する迄の間だけ、前述した実施例で説明した
ようなステップ11による積分値x(k)の補正処理を行
わせるようにしたものである。
9により説明する。本実施例は、請求項4記載の発明に
相当し、速度誤差積分部16における積分値(k)の補正
を、実速度W(k)がある一定値に達する迄行うように構
成したものである。図6に示したフローチャート中のス
テップS13に代えて、図9に示すように、ステップS
14を設けて構成されている。即ち、ステップS14
は、例えば、実速度W(k)が割合値RW′(k)よりも大
きいという条件下に、実速度RW(k)を、補正を終了さ
せたいある一定の速度WL と比較し、実速度W(k)が速
度WL に達する迄の間だけ、前述した実施例で説明した
ようなステップ11による積分値x(k)の補正処理を行
わせるようにしたものである。
【0039】図9を参照すれば、実速度W(k)がある一
定の速度WL に達すると、積分値x(k)の補正を終了す
ることを意味する。
定の速度WL に達すると、積分値x(k)の補正を終了す
ることを意味する。
【0040】このような制御によれば、上記の場合と同
様に、加・減速時において制御ゲインを大きくすること
なく速度誤差を小さくし得る上に、図9に示すようにオ
ーバシュートも抑え得ることができる。特に、積分値x
(k)を補正する範囲を実速度W(k)によって決めること
により、推力定数やコイル抵抗のばらつきによる加速ど
のばらつきによって発生する目標速度RW(k)と実速度
W(k)との誤差に影響されにくい制御が可能となる。ま
た、一定の速度RWL の設定を工夫することにより、オ
ーバシュートの量を調整することも可能となる。
様に、加・減速時において制御ゲインを大きくすること
なく速度誤差を小さくし得る上に、図9に示すようにオ
ーバシュートも抑え得ることができる。特に、積分値x
(k)を補正する範囲を実速度W(k)によって決めること
により、推力定数やコイル抵抗のばらつきによる加速ど
のばらつきによって発生する目標速度RW(k)と実速度
W(k)との誤差に影響されにくい制御が可能となる。ま
た、一定の速度RWL の設定を工夫することにより、オ
ーバシュートの量を調整することも可能となる。
【0041】また、本発明の第五の実施例を説明する。
本実施例は、前述した各実施例における積分値x(k)を
補正するための補正値x′(k)を算出する補正値発生部
に関するものである。ここでは、目標速度RW(k)と、
積分型最適レギュレータのフィードバックゲインk0 ,
k1 ,k2 と、目標速度に対応する電圧U(k)とにより
補正値x′(k)を算出するように構成されている。
本実施例は、前述した各実施例における積分値x(k)を
補正するための補正値x′(k)を算出する補正値発生部
に関するものである。ここでは、目標速度RW(k)と、
積分型最適レギュレータのフィードバックゲインk0 ,
k1 ,k2 と、目標速度に対応する電圧U(k)とにより
補正値x′(k)を算出するように構成されている。
【0042】まず、目標速度(k)における定常状態では
W(k)=RW(k)であり、摩擦がないものと考えると、
I(k)=0であるので、(5)式より積分値x(k)は、 x(k)={U(k)+k1・RW(k)}/k0 ……………(6) で与えられる。この(6)で求められるx(k)を補正値
x′(k)とするものである。
W(k)=RW(k)であり、摩擦がないものと考えると、
I(k)=0であるので、(5)式より積分値x(k)は、 x(k)={U(k)+k1・RW(k)}/k0 ……………(6) で与えられる。この(6)で求められるx(k)を補正値
x′(k)とするものである。
【0043】なお、アクチュエータ6の抵抗をR、電流
をI、推力定数をKO 、速度をWとすると、(6)式中
の電圧U(k)は、 U=I・R+KO ・W …………………………………(7) で与えられ、摩擦がないと考えると、I(k)=0である
ので、(6)式は x′(k)={KO・W(k)+k1・RW(k)}/k0 ……(8) となる。
をI、推力定数をKO 、速度をWとすると、(6)式中
の電圧U(k)は、 U=I・R+KO ・W …………………………………(7) で与えられ、摩擦がないと考えると、I(k)=0である
ので、(6)式は x′(k)={KO・W(k)+k1・RW(k)}/k0 ……(8) となる。
【0044】よって、前述した図1,図4,図6及び図
8におけるステップS11の積分値補正において、
(8)式の演算を行い、補正値x′(k)を算出するもの
となる。
8におけるステップS11の積分値補正において、
(8)式の演算を行い、補正値x′(k)を算出するもの
となる。
【0045】補正値x′(k)をこのように算出する本実
施例によれば、目標速度RW(k)と実速度W(k)との誤
差を小さくすることができる。
施例によれば、目標速度RW(k)と実速度W(k)との誤
差を小さくすることができる。
【0046】ついで、本発明の第六の実施例を説明す
る。本実施例も補正値発生部における補正値x′(k)の
算出に関するものであるが、ここでは、目標速度RW
(k)と、積分型最適レギュレータのフィードバックゲイ
ンk0 ,k1 ,k2 と、プレスキャニングで修正したア
クチュエータ6の定数により求められる目標速度に対応
する電圧U(k)とにより補正値x′(k)を算出するよう
に構成されている。
る。本実施例も補正値発生部における補正値x′(k)の
算出に関するものであるが、ここでは、目標速度RW
(k)と、積分型最適レギュレータのフィードバックゲイ
ンk0 ,k1 ,k2 と、プレスキャニングで修正したア
クチュエータ6の定数により求められる目標速度に対応
する電圧U(k)とにより補正値x′(k)を算出するよう
に構成されている。
【0047】即ち、デジタルサーボ装置の動作開始前
に、定常時の速度W1,W2とは異なる速度でプレスキ
ャニング動作させ、定常状態になった時にアクチュエー
タ6に供給される電圧U1,U2を測定すると、(7)
式より U1=I・R+KO・W1 …………………………………(9) U2=I・R+KO・W2 …………………………………(10) が求まる。
に、定常時の速度W1,W2とは異なる速度でプレスキ
ャニング動作させ、定常状態になった時にアクチュエー
タ6に供給される電圧U1,U2を測定すると、(7)
式より U1=I・R+KO・W1 …………………………………(9) U2=I・R+KO・W2 …………………………………(10) が求まる。
【0048】(9)(10)式より推力定数KO を求める
と、 KO =(U1−U2)/(W1−W2) ………………(11) として求まる。また、電流Iは定常状態のものを測定
し、抵抗Rを求める。よって、(8)式は x′(k)={I・R+KO・W(k)+k1・RW(k)}/k0 ………………(12) となる。
と、 KO =(U1−U2)/(W1−W2) ………………(11) として求まる。また、電流Iは定常状態のものを測定
し、抵抗Rを求める。よって、(8)式は x′(k)={I・R+KO・W(k)+k1・RW(k)}/k0 ………………(12) となる。
【0049】よって、前述した図1,図4,図6及び図
8におけるステップS11の積分値補正において、(1
2)式の演算を行い、補正値x′(k)を算出するものと
なる。
8におけるステップS11の積分値補正において、(1
2)式の演算を行い、補正値x′(k)を算出するものと
なる。
【0050】補正値x′(k)をこのように推力定数KO
やコイル抵抗Rのばらつきを考慮して算出する本実施例
によれば、目標速度RW(k)と実速度W(k)との誤差を
一層小さくすることができる。
やコイル抵抗Rのばらつきを考慮して算出する本実施例
によれば、目標速度RW(k)と実速度W(k)との誤差を
一層小さくすることができる。
【0051】さらに、本発明の第七の実施例を図3を参
照して説明する。本実施例も補正値発生部における補正
値x′(k)に関するものであるが、ここでは、予めシミ
ュレーションにより補正値x′(k)を求めて、ROMや
RAMなどの記憶装置(図示せず)に記憶させておくよ
うに構成したものである。
照して説明する。本実施例も補正値発生部における補正
値x′(k)に関するものであるが、ここでは、予めシミ
ュレーションにより補正値x′(k)を求めて、ROMや
RAMなどの記憶装置(図示せず)に記憶させておくよ
うに構成したものである。
【0052】まず、図3中に示すアクチュエータ6をモ
デル化したものと、(1)〜(5)式から図3のブロック
線図を数式化し、制御演算サイクルであるサンプリング
時間Tを与えて、積分型最適レギュレータ制御のシミュ
レーションを行う。このシミュレーションから算出され
るW(k)を、(8)式に代入して補正値x′(k)を算出
する。算出された現在位置S(k)、目標速度RW(k)又
は実速度W(k)と、この補正値x′(k)との関係をRO
MやRAMなどの記憶装置にテーブルとして記憶させて
おくようにしたものである。
デル化したものと、(1)〜(5)式から図3のブロック
線図を数式化し、制御演算サイクルであるサンプリング
時間Tを与えて、積分型最適レギュレータ制御のシミュ
レーションを行う。このシミュレーションから算出され
るW(k)を、(8)式に代入して補正値x′(k)を算出
する。算出された現在位置S(k)、目標速度RW(k)又
は実速度W(k)と、この補正値x′(k)との関係をRO
MやRAMなどの記憶装置にテーブルとして記憶させて
おくようにしたものである。
【0053】よって、図1,図4,図6及び図8中のス
テップS11の積分値補正処理においてはROMなどの
記憶装置のテーブルから、時間t=kTにおける現在位
置S(k)、目標速度RW(k)又は実速度W(k)に対応す
る補正値x′(k)を読込んで、積分値x(k)の補正を行
うことになる。本実施例によれば、制御演算の高速化を
図れるものとなる。
テップS11の積分値補正処理においてはROMなどの
記憶装置のテーブルから、時間t=kTにおける現在位
置S(k)、目標速度RW(k)又は実速度W(k)に対応す
る補正値x′(k)を読込んで、積分値x(k)の補正を行
うことになる。本実施例によれば、制御演算の高速化を
図れるものとなる。
【0054】また、本発明の第八の実施例を説明する。
本実施例は、前記実施例のようにシミュレーションによ
り求められた補正値x′(k)を記憶装置に記憶させてお
くとともに、第六の実施例で説明したようなプレスキャ
ニング動作を行うことによりアクチュエータ6の定数を
求めて、上記の補正値x′(k)を修正するように構成し
たものである。
本実施例は、前記実施例のようにシミュレーションによ
り求められた補正値x′(k)を記憶装置に記憶させてお
くとともに、第六の実施例で説明したようなプレスキャ
ニング動作を行うことによりアクチュエータ6の定数を
求めて、上記の補正値x′(k)を修正するように構成し
たものである。
【0055】即ち、シミュレーションで補正値x′(k)
を算出する(8)式中の KO・W(k)/k0 の項を、プレスキャニングして求めたアクチュエータ6
の定数I,Rを用いて {I・R+KO・W(k)}/k0 に変更してテーブル上の補正値x′(k)を変更するよう
にしたものである。
を算出する(8)式中の KO・W(k)/k0 の項を、プレスキャニングして求めたアクチュエータ6
の定数I,Rを用いて {I・R+KO・W(k)}/k0 に変更してテーブル上の補正値x′(k)を変更するよう
にしたものである。
【0056】よって、図1,図4,図6及び図8中のス
テップS11の積分値補正処理においてはROMなどの
記憶装置のテーブルから、時間t=kTにおける現在位
置S(k)、目標速度RW(k)又は実速度W(k)に対応す
る補正値x′(k)を読込んで、積分値x(k)の補正を行
うことになる。本実施例によれば、前記実施例と同様に
制御演算の高速化を図れる上に、プレスキャニングを行
うことで推力定数やコイル抵抗のばらつきも考慮した補
正値x′(k)となり、より適正な制御が可能となる。
テップS11の積分値補正処理においてはROMなどの
記憶装置のテーブルから、時間t=kTにおける現在位
置S(k)、目標速度RW(k)又は実速度W(k)に対応す
る補正値x′(k)を読込んで、積分値x(k)の補正を行
うことになる。本実施例によれば、前記実施例と同様に
制御演算の高速化を図れる上に、プレスキャニングを行
うことで推力定数やコイル抵抗のばらつきも考慮した補
正値x′(k)となり、より適正な制御が可能となる。
【0057】さらに、本発明の第九の実施例を図10及
び図11を参照して説明する。本実施例は、前述した各
実施例の粗いセンサを使用した制御演算サイクルへの適
用例に関するものである。まず、制御演算サイクルに対
して粗いセンサを使用して速度を算出する場合、図10
に示すように、次のセンサ信号が来る迄同じ速度情報W
(k)をホールドしており、制御演算には、このようにホ
ールドされた速度情報を使用することになる。このた
め、特にセンサ信号の少ない低速領域では同じ速度を何
回も取込むことになるので、図11に示すように低速領
域ではオーバシュートしてしまうことになる。
び図11を参照して説明する。本実施例は、前述した各
実施例の粗いセンサを使用した制御演算サイクルへの適
用例に関するものである。まず、制御演算サイクルに対
して粗いセンサを使用して速度を算出する場合、図10
に示すように、次のセンサ信号が来る迄同じ速度情報W
(k)をホールドしており、制御演算には、このようにホ
ールドされた速度情報を使用することになる。このた
め、特にセンサ信号の少ない低速領域では同じ速度を何
回も取込むことになるので、図11に示すように低速領
域ではオーバシュートしてしまうことになる。
【0058】そこで、本実施例では、前述した各実施例
のような積分型最適レギュレータ制御の積分値x(k)の
補正を適用することにより、実速度W(k)に関係なく、
目標速度RW(k)の定常状態の積分値x(k)を算出して
制御量U(k)を求め、アクチュエータ6の制御を行うよ
うに構成したものである。
のような積分型最適レギュレータ制御の積分値x(k)の
補正を適用することにより、実速度W(k)に関係なく、
目標速度RW(k)の定常状態の積分値x(k)を算出して
制御量U(k)を求め、アクチュエータ6の制御を行うよ
うに構成したものである。
【0059】よって、本実施例によれば、制御演算サイ
クルに対して粗いセンサを使用することで速度情報が少
ない場合であっても、積分型最適レギュレータの速度誤
差積分部16の積分値x(k)の補正値を使用することに
より、加速及び減速時のオーバシュートを抑えることが
できる。よって、粗いセンサの使用が可能となり、安価
に構成し得る。
クルに対して粗いセンサを使用することで速度情報が少
ない場合であっても、積分型最適レギュレータの速度誤
差積分部16の積分値x(k)の補正値を使用することに
より、加速及び減速時のオーバシュートを抑えることが
できる。よって、粗いセンサの使用が可能となり、安価
に構成し得る。
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、制御対象
の目標位置に対する移動距離に応じて目標速度を算出す
る演算部と、算出された目標速度と実速度との差を積分
してその積分値を制御信号として出力する速度誤差積分
部と、この速度誤差積分部の積分値に対する補正値を算
出する補正値発生部と、前記制御対象の加速又は減速時
に前記速度誤差積分部の積分値を前記補正値に基づき補
正する積分値補正部とを有するものとし、速度誤差積分
部の積分値を積分値補正部によって加速又は減速時に補
正するようにしたので、制御ゲインを大きくすることな
く、加速及び減速時の速度誤差を小さくすることができ
る。
の目標位置に対する移動距離に応じて目標速度を算出す
る演算部と、算出された目標速度と実速度との差を積分
してその積分値を制御信号として出力する速度誤差積分
部と、この速度誤差積分部の積分値に対する補正値を算
出する補正値発生部と、前記制御対象の加速又は減速時
に前記速度誤差積分部の積分値を前記補正値に基づき補
正する積分値補正部とを有するものとし、速度誤差積分
部の積分値を積分値補正部によって加速又は減速時に補
正するようにしたので、制御ゲインを大きくすることな
く、加速及び減速時の速度誤差を小さくすることができ
る。
【0061】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明における積分値補正部を、目標速度に対する実
速度の割合が一定値以上になった時に速度誤差積分部の
積分値を補正するものとしたので、制御ゲインを大きく
することなく速度誤差を小さくし得るとともに、オーバ
シュートも抑えることができる。
載の発明における積分値補正部を、目標速度に対する実
速度の割合が一定値以上になった時に速度誤差積分部の
積分値を補正するものとしたので、制御ゲインを大きく
することなく速度誤差を小さくし得るとともに、オーバ
シュートも抑えることができる。
【0062】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の発明における積分値補正部を、目標速度が一
定速度に達する迄、速度誤差積分部の積分値を補正する
ものとしたので、請求項1又は2記載の発明による効果
に加え、積分値を補正する範囲を決める目標速度を調整
することにより、オーバシュート量の調整も可能にする
ことができる。
は2記載の発明における積分値補正部を、目標速度が一
定速度に達する迄、速度誤差積分部の積分値を補正する
ものとしたので、請求項1又は2記載の発明による効果
に加え、積分値を補正する範囲を決める目標速度を調整
することにより、オーバシュート量の調整も可能にする
ことができる。
【0063】請求項4記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の発明における積分値補正部を、実速度が一定
速度に達する迄、速度誤差積分部の積分値を補正するも
のとしたので、推力定数やコイル抵抗のばらつきによる
加速度のばらつきによって発生する目標速度と実速度と
の誤差に影響されにくいものとなり、請求項1又は2記
載の発明による効果に加え、オーバシュート量の調整も
可能にすることができる。
は2記載の発明における積分値補正部を、実速度が一定
速度に達する迄、速度誤差積分部の積分値を補正するも
のとしたので、推力定数やコイル抵抗のばらつきによる
加速度のばらつきによって発生する目標速度と実速度と
の誤差に影響されにくいものとなり、請求項1又は2記
載の発明による効果に加え、オーバシュート量の調整も
可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図2】光ディスクドライブ装置のシーク駆動系を示す
構成図である。
構成図である。
【図3】そのサーボ制御部の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】本発明の第二の実施例を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図5】その時間‐速度関係を示す特性図である。
【図6】本発明の第三の実施例を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図7】その時間‐速度関係を示す特性図である。
【図8】本発明の第四の実施例を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図9】その時間‐速度関係を示す特性図である。
【図10】本発明の第九の実施例を説明するためのサン
プリング特性図である。
プリング特性図である。
【図11】補正有無による制御結果を示す特性図であ
る。
る。
【図12】従来方式の制御結果を示す特性図である。
6 制御対象 11 演算部 16 速度誤差積分部 S11 補正値発生部、積分値補正部
Claims (4)
- 【請求項1】 制御対象の目標位置に対する移動距離に
応じて目標速度を算出する演算部と、算出された目標速
度と実速度との差を積分してその積分値を制御信号とし
て出力する速度誤差積分部と、この速度誤差積分部の積
分値に対する補正値を算出する補正値発生部と、前記制
御対象の加速又は減速時に前記速度誤差積分部の積分値
を前記補正値に基づき補正する積分値補正部とを有する
ことを特徴とするデジタルサーボ装置。 - 【請求項2】 目標速度に対する実速度の割合が一定値
以上になった時に速度誤差積分部の積分値を補正する積
分値補正部としたことを特徴とする請求項1記載のデジ
タルサーボ装置。 - 【請求項3】 目標速度が一定速度に達する迄、速度誤
差積分部の積分値を補正する積分値補正部としたことを
特徴とする請求項1又は2記載のデジタルサーボ装置。 - 【請求項4】 実速度が一定速度に達する迄、速度誤差
積分部の積分値を補正する積分値補正部としたことを特
徴とする請求項1又は2記載のデジタルサーボ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24444293A JPH07104861A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | デジタルサーボ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24444293A JPH07104861A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | デジタルサーボ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07104861A true JPH07104861A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17118718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24444293A Pending JPH07104861A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | デジタルサーボ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07104861A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7026775B2 (en) | 2001-12-20 | 2006-04-11 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for controlling speed of moving body |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24444293A patent/JPH07104861A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7026775B2 (en) | 2001-12-20 | 2006-04-11 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for controlling speed of moving body |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5159254A (en) | Numerical control unit for estimating movement parameters using a model | |
| JP3217522B2 (ja) | 精密位置決め装置 | |
| JP3089709B2 (ja) | 磁気ディスク装置のアクセスサーボ機構 | |
| JP2685622B2 (ja) | 位置決め制御方法および装置 | |
| JP3740189B2 (ja) | 位置決め適応制御装置並びに情報記憶装置 | |
| US5847874A (en) | Control apparatus for positional control of an optical system | |
| EP0605239B1 (en) | Information recording and/or reproducing apparatus | |
| JPS63157684A (ja) | リニアモ−タの位置決め制御方法 | |
| JP3062606B2 (ja) | ニューラルネットワークを用いた適応制御装置 | |
| US6738218B1 (en) | Disk storage device and head positioning method | |
| JPH07104861A (ja) | デジタルサーボ装置 | |
| JP3466926B2 (ja) | サーボトラック書き込み方法とサーボトラック書き込み装置 | |
| EP0378328B1 (en) | Servo positioning circuit | |
| JPH0778890B2 (ja) | ディスク記憶装置 | |
| JP2725547B2 (ja) | ディスク装置のヘッド位置決め制御装置 | |
| JPH0146939B2 (ja) | ||
| JPH05143165A (ja) | 位置決め制御方式 | |
| JP3097847B2 (ja) | 二段アクチュエータによるヘッド位置決め装置 | |
| JPH056224A (ja) | 駆動制御装置 | |
| JPH05324082A (ja) | ディジタルサーボ装置 | |
| JPH0562385A (ja) | 磁気デイスク装置の磁気ヘツド位置決め方法およびその装置 | |
| JP2558968B2 (ja) | アクチュエータのアクセス方法とアクセス制御装置 | |
| JP2743882B2 (ja) | 位置決めサーボ機構の積分型フィードフォワード補償方法及び磁気ヘッド位置決め制御装置 | |
| JPH02144606A (ja) | 高速アクセス制御方式 | |
| JPH0588749A (ja) | スライデイングモード制御方法 |