JPH07105603A - カセット装着装置 - Google Patents

カセット装着装置

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Publication number
JPH07105603A
JPH07105603A JP5273201A JP27320193A JPH07105603A JP H07105603 A JPH07105603 A JP H07105603A JP 5273201 A JP5273201 A JP 5273201A JP 27320193 A JP27320193 A JP 27320193A JP H07105603 A JPH07105603 A JP H07105603A
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JP
Japan
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cassette
holder
pressing member
small
cassettes
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Application number
JP5273201A
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English (en)
Inventor
Junji Kobayashi
淳司 小林
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication of JPH07105603A publication Critical patent/JPH07105603A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 特別なカセットガイド部材を必要とせず大き
さの異なる複数のカセットの挿入位置決めを確実に行
う。 【構成】 カセットホルダ3をロアホルダ4とこれに対
して開閉可能なアッパホルダ5とにより構成し、アッパ
ホルダ5の裏面にカセット押圧部材7を固定する。カセ
ットホルダ3内に小カセットを挿入すると、小カセット
の先端上部がカセット押圧部材7の傾斜ガイド部72と
当接し、幅方向に位置規制されながら垂直ガイド部73
へ導入される。小カセットの先端上部がテーパ部74の
下方へアッパホルダ5を押し開いて進入し、挿入完了状
態では小カセットの上面が押圧部75により下方に押圧
される。カセットホルダ3内に大カセットを挿入する
と、大カセットの先端上部がテーパ部70の下方へアッ
パホルダ5を押し開いて進入し、挿入完了状態では大カ
セットの上面が押圧部71により下方に押圧される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大きさの異なる複数の
カセットを選択的に使用可能なVTR等の記録再生装置
本体に対してこれら複数のカセットを選択的に着脱する
ためのカセット装着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大きさの異なる複数のカセット、
例えば大カセットと小カセットとを選択的に使用できる
ようにしたVTRがあり、このようなVTRの本体に対
して大小カセットを選択的に着脱するためのカセット装
着装置は、ホルダ装置がカセット装填位置と記録再生位
置との間で移動され、カセット装填位置においてホルダ
装置内に挿入されたカセットを、記録再生位置において
VTR本体に装着するように構成されている。
【0003】そして、この種のカセット装着装置におい
ては、ホルダ装置内に挿入されたカセットを上方から押
圧するカセット押圧部材が設けられており、このカセッ
ト押圧部材によって、カセット挿入時にはカセットをホ
ルダ装置内で保持し、また記録再生時にはカセットをV
TR本体のシャーシ上の所定位置に圧着保持するように
構成されている。
【0004】また、この種のカセット装着装置において
は、大カセットの大きさを有するホルダ装置内に小カセ
ットを挿入することになるので、この小カセットをホル
ダ装置内の所定位置に正確に挿入して位置決めする必要
があり、このため、ホルダ装置にカセットの挿入位置決
め機構が設けられている。そして従来、この挿入位置決
め機構は、特開平4−315862号公報に記載されて
いるように、専用のカセットガイド部材を設け、選択的
に挿入されるカセットの特有の部分の動作により、その
カセットガイド部材を移動させるように構成されてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように従来のカセット装着装置においては、カセット
の圧着保持のために必須のカセット押圧部材の他に、カ
セットの挿入位置決めのために特別なカセットガイド部
材が必要となるので、構造が複雑になると共に部品点数
が増加し、小型軽量化及び低コスト化が極めて困難であ
るという問題があった。
【0006】そこで本発明は、特別なカセットガイド部
材を必要としない簡単な構造で、大きさの異なる複数の
カセットの挿入位置決めを確実に行うことができるカセ
ット装着装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、大きさの異なる複数のカセットが選択的
に挿入可能でカセット装填位置と記録再生位置との間で
往復動自在に構成されたカセットホルダを有するカセッ
ト装着装置であって、前記カセットホルダ内に挿入され
たカセットを上方から押圧するカセット押圧部材に、挿
入されるカセットの少なくとも幅方向の位置を規制する
ための位置規制部を設けたものである。
【0008】また、前記カセット押圧部材をカセットの
厚さ方向へ移動可能に構成すると共に、小型のカセット
に対応させて前記カセット押圧部材の移動量を規制する
規制手段を設け、大型のカセットの挿入によって前記規
制手段による前記カセット押圧部材の移動規制を解除す
るように構成したものである。
【0009】
【作用】上記のように構成された本発明によれば、カセ
ットホルダ内にカセットを挿入して行くと、カセット押
圧部材の位置規制部によってカセットの少なくとも幅方
向の位置が規制され、このカセットがカセットホルダ内
の所定位置に位置決めされる。そして位置決め後は、カ
セット押圧部材によってカセットが上方から押圧され
る。この種のカセット装着装置においてはカセット押圧
部材が必須であるが、このカセット押圧部材に位置規制
部が設けられているので、特別なカセットガイド部材を
用いることなく、大きさの異なる複数のカセットをカセ
ットホルダ内の所定位置に確実かつ円滑に挿入位置決め
することができる。
【0010】また、一般的にはカセットが大きくなると
厚さも厚くなるので、上記のようにカセット押圧部材に
位置規制部を設ける際、カセットの厚さを考慮する必要
がある場合には、カセット押圧部材をカセットの厚さ方
向へ移動可能に構成すると共に、このカセット押圧部材
の移動量を規制手段によって薄い小型のカセットに対応
させて規制し、厚い大型のカセットの挿入によって規制
手段によるカセット押圧部材の移動規制を解除する。こ
れによって、大きさに伴って厚さが異なる複数のカセッ
トの場合でも、カセットホルダ内における挿入位置決め
と押圧とを共に確実に行うことが可能になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明をVTR用のカセット装着装置
に適用した実施例について図面を参照して説明する。
【0012】まず、図1はカセット待機状態(カセット
装填位置)における側面図、図2はその平面図、図3は
その正面図であり、図4はカセット取出状態における側
面図である。図5はロック解除レバー部分の拡大斜視図
であり、図6はカセット押圧部材部分の拡大斜視図であ
る。
【0013】1は大カセット、2は小カセットであり、
これら大カセット1と小カセット2とが選択的に挿入さ
れるカセットホルダ3は、ロアホルダ4とアッパホルダ
5とによって構成されている。
【0014】ロアホルダ4は、底面板4aと左右側面板
4bとによって、ほぼ大カセット幅でコ字状に形成され
ている。アッパホルダ5は、上面板5aと左右側面板5
bとによって、ほぼ大カセット幅でコ字状に形成されて
いる。
【0015】ロアホルダ4とアッパホルダ5とは、側面
板4b及び5bの後端部で軸ピン30により回動可能に
連結され、アッパホルダ5は図1の閉状態及び図4の開
状態に示すように矢印a及びb方向へ開閉可能に構成さ
れている。そして、ロアホルダ4のバネ係止部40とア
ッパホルダ5のバネ係止部50との間に張架されたクロ
ーズバネ31によって、アッパホルダ5はロアホルダ4
に対して矢印a方向へ回動付勢されている。
【0016】そして、図1に示すアッパホルダ5の閉状
態では、アッパホルダ5の側面板5bがロアホルダ4の
側面板4bの外側に重なり、アッパホルダ5の上面板5
aがロアホルダ4の突部41に当接されている。また、
図4に示すアッパホルダ5の開状態では、アッパホルダ
5のストッパ部51がロアホルダ4のストッパ部42に
当接されている。なお、クローズバネ31はトグル作用
を発揮するように張架されており、アッパホルダ5がほ
ぼ90°に開かれた状態では、この開状態が保持される
ように構成されている。
【0017】次に、6はロック解除レバーで、アッパホ
ルダ5に設けられた支軸52を中心に矢印c及びd方向
へ回動可能である。そして、ロック解除レバー6の軸部
の外周に挿通されたバネ60の両端がレバー6とアッパ
ホルダ5の上面板5aとに当接され、このレバー6は矢
印c方向へ回動付勢されている。図5及び図6にも示す
ように、ロック解除レバー6は押圧部61とロック部6
2とを有し、押圧部61はアッパホルダ5の上面板5a
の前端に形成された開孔53から内側へ突出可能であ
り、ロック部62はアッパホルダ5の側面板5bに形成
された開孔54を貫通して、ロアホルダ4の側面板4b
の外形からなる被ロック部43及び斜面44と当接可能
である。
【0018】次に、7はカセット押圧部材で、アッパホ
ルダ5の上面板5aの裏面に固定されている。図6にも
示すように、カセット押圧部材7には、大カセット1の
先端上部と当接可能なテーパ部70、大カセット用の押
圧部71、小カセット2の先端上部と当接可能な傾斜ガ
イド部72、垂直ガイド部73、テーパ部74、小カセ
ット用の押圧部75が、それぞれ一体的に設けられてい
る。
【0019】なお、図6において、ロアホルダ4の底面
板4aの前端で45は大小カセット呼込みのためのガイ
ド斜面、アッパホルダ5の上面板5aの前端で55は大
カセット呼込みのためのガイド斜面、56は小カセット
呼込みのためのガイド斜面である。
【0020】そして、上述のようにロアホルダ4とアッ
パホルダ5とからなるカセットホルダ3は、VTR本体
のシャーシ10に対して昇降自在に構成されている。即
ち、一対のホルダアーム11及び12がピン13により
回動可能に連結され、一方のホルダアーム11の両端が
シャーシ10とロアホルダ4とにそれぞれピン14及び
15により回動可能に係合され、他方のホルダアーム1
2の両端に植立したピン16及び17がシャーシ10の
ガイド長孔18とロアホルダ4のガイド長孔46とにス
ライド可能に係合されている。そして、ホルダアーム1
1のバネ係止部19とホルダアーム12のバネ係止部2
0との間にアップバネ21が張架されている。
【0021】なお、アッパホルダ5の側面板5bの前端
には、下方へ突出するロック爪57が設けられており、
このロック爪57はアッパホルダ5の閉状態でホルダア
ーム12のピン17とロアホルダ4との間に当接可能で
ある。
【0022】以上の構成は、カセットホルダ3の左右で
対称であり、図3に示すように、ホルダアーム11のピ
ン14は、シャーシ10に対して回転可能なホルダシャ
フト22により反対側の対応部と連結されている。
【0023】次に、8はカセットサイズ検出スイッチ
で、ロアホルダ4の一方の側面板4bに固定され、その
検出端80がアッパホルダ5の側面板5bの突部58と
当接可能である。81はスイッチ8の接続コードであ
る。
【0024】なお、図2及び図3に示すように、ロアホ
ルダ4の底面板4aの奥側には、大カセット1及び小カ
セット2の先端下部が当接されるストッパ47が設けら
れている。
【0025】さらに、アッパホルダ5の一方の側面板5
bには、下方へ突出する突出部59が形成され、この突
出部59が後述のリール台系と関連するように構成され
ている。
【0026】次に、図7及び図8は大カセットまたは小
カセットが選択的に装着されるVTR本体のリール台系
を示す平面図である。9は一対のリール台で、スライド
台91に載置されており、不図示の手段により回転駆動
される。スライド台91はスライドガイド92に載置さ
れ、リール台移動機構90によって、図7に示す小カセ
ット対応位置と図8に示す大カセット対応位置との間で
移動可能に構成されている。
【0027】そして、93はリール台位置検知レバー
で、シャーシ10に植立した支軸94を中心に回動可能
で、その一端に植立したピン95がスライド台91の溝
部に係合されている。また、レバー93の先端93aは
アッパホルダ5の前記突出部59と当接可能な位置に延
出されている。
【0028】なお、100はコントロール回路で、カセ
ットサイズ検出スイッチ8とリール台移動機構90とに
接続されている。
【0029】次に、上述のように構成された本実施例の
カセット装着装置において、まず小カセットの着脱動作
を説明する。
【0030】図1に示すように、カセットホルダ3が上
昇された待機状態(カセット装填位置)において、小カ
セット2を矢印e方向からロアホルダ4とアッパホルダ
5との間で、図2の中間付近まで挿入すると、小カセッ
ト2の先端上部がカセット押圧部材7の傾斜ガイド部7
2と当接し、小カセット2は幅方向に位置規制されなが
ら垂直ガイド部73へ導入される(図6参照)。
【0031】そして、図2において、小カセット2の先
端上部がテーパ部74と当接した時点から、さらに小カ
セット2はクローズバネ31の力に抗してアッパホルダ
5を押し開いて進入し、ロアホルダ4のストッパ47に
小カセット2の先端下部が当接して停止する。このカセ
ット装填状態が図9に示されており、アッパホルダ5を
回動付勢するクローズバネ31の力によって、小カセッ
ト2の上面がカセット押圧部材7の押圧部75で下方に
押圧されている。
【0032】なお、小カセット2の挿入時には、ロック
解除レバー6のロック部62がロアホルダ4の被ロック
部43に係合されているので、アッパホルダ5の開く移
動量は規制されている。このため、小カセット2をカセ
ットホルダ3内の端に挿入しようとしても、小カセット
2がカセット押圧部材7のテーパ部70の下方に進入す
ることはない。従って、これよりも少し内側に挿入すれ
ば、後はカセット押圧部材7の傾斜ガイド部72によっ
てガイドされることになる。
【0033】このとき、図9に示すように、アッパホル
ダ5の突部58によってカセットサイズ検出スイッチ8
の検出端80が押圧されている状態なので、コントロー
ル回路100はカセットホルダ3内に小カセット2が装
填されたと判断し、リール台9が小カセット2に対応し
た位置(図7)にない場合は、リール台移動機構90を
通じリール台9を移動させる。
【0034】リール台9の移動によって、リール台位置
検知レバー93の先端93aは図9の実線の位置とな
り、アッパホルダ5を押し下げると、図10に示すよう
にアップバネ21の力に抗してロアホルダ4は降下し、
不図示のホルダ保持機構によりロアホルダ4がロックさ
れ、図11に示す降下状態(記録再生位置)が保持され
る。
【0035】このアッパホルダ5の押し下げの際、何ら
かの不具合でリール台9が図7に示す小カセット対応の
位置になく、例えば図8の大カセット対応の位置にある
と、リール台位置検知レバー93の先端93aは図10
の仮想線の位置となる。このため、アッパホルダ5を押
し下げても、このアッパホルダ5の突出部59がレバー
93の先端93aに当接するので、カセットホルダ3即
ち小カセット2は降下不可能となる。
【0036】小カセット2を収納し降下した状態(図1
1)において、アッパホルダ5を開こうとしても、バネ
60で矢印c方向へ回動付勢されたロック解除レバー6
のロック部62がロアホルダ4の被ロック43に係止さ
れているので、アッパホルダ5を開くことはできない。
【0037】この状態で、カセット押圧部材7によって
小カセット2がシャーシ10のカセット受け部(図示せ
ず)に圧着保持されると共に、小カセット2内のリール
がリール台9に係合され、記録再生可能となる。
【0038】次に、上述の記録再生位置の状態で前述の
ホルダ保持機構が解除されると、図10から図9に示す
ように、アップバネ21の力でホルダアーム11及び1
2が作動してカセットホルダ3は上昇し、ホルダアーム
12のピン16がシャーシ10のガイド長孔18の左端
に当接した位置で停止する。
【0039】ここで、アッパホルダ5とロアホルダ4と
の間に指を挿入して小カセット2を矢印f方向へ引き抜
くのであるが、小カセット2が薄くなり指の厚みに近づ
くと、小カセット2の取り出しは困難である。そこで、
図9に示すように、ロック解除レバー6の押圧部61を
押圧して、このレバー6をバネ60に抗して矢印d方向
へ回動させ、ロック部62と被ロック部43との係合を
解除すると共に、連続してアッパホルダ5のガイド斜面
55を上方に押圧する。これにより、アッパホルダ5を
クローズバネ31に力に抗して軸ピン30を中心に矢印
b方向へ回動させ、図4の状態とする。この開状態で
は、小カセット2の上方が完全に開放されるので、小カ
セット2をロアホルダ4から容易に取り出すことができ
る。
【0040】そして、小カセット2を取り出した後、ア
ッパホルダ5を矢印a方向へ回動させると、アッパホル
ダ5の上面板5aがロアホルダ4の突部41と当接する
までクローズバネ31の力で回動して停止する。この
際、ロック解除レバー6のロック部62がロアホルダ4
の斜面44に当接され、そのレバー6がバネ60の力に
抗して一旦矢印d方向へ回動された後、レバー6のロッ
ク部62がロアホルダ4の被ロック部43に係合され
る。これによって、図1に示すように、アッパホルダ5
はロアホルダ4に再びロックされ、カセット待機状態と
なる。
【0041】次に、大カセットの着脱動作について説明
する。
【0042】待機状態の図1において、矢印e方向より
大カセット1をロアホルダ4とアッパホルダ5との間に
挿入すると、図12に示すように、大カセット1の先端
上部がロック解除レバー6の押圧部61と当接し、その
レバー6がバネ60に抗して矢印d方向へ回動され、ロ
ック部62とロアホルダ4の被ロック部43との係合が
解除される。これにより、アッパホルダ5は軸ピン30
を中心に矢印b方向へ回動可能となる。
【0043】そして、大カセット1の先端上部が、アッ
パホルダ5のガイド斜面55→カセット押圧部材7のテ
ーパ部70→押圧部71と順次当接し(図6参照)、さ
らに大カセット1はクローズバネ31の力に抗してアッ
パホルダ5を押し開いて進入する。そして、図2に示す
ように、大カセット1の先端下部がロアホルダ4のスト
ッパ47に当接することにより、大カセット1は停止す
る。この大カセット1の装填状態が図13に示されてお
り、アッパホルダ5を回動付勢するクローズバネ31の
力によって、大カセット1の上面がカセット押圧部材7
の押圧部71で下方に押圧されている。
【0044】このとき、図13に示すように、アッパホ
ルダ5の突部58はカセットサイズ検出スイッチ8の検
出端80から離間されており、コントロール回路100
はカセットホルダ3内に大カセット1が装填されたと判
断し、リール台移動機構90を通じリール台9を図8に
示す大カセット1に対応した位置に移動させる。
【0045】すると、リール台位置検知レバー93の先
端93aは図13の実線の位置となり、アッパホルダ5
を押し下げると、図14〜図15に示すようにアップバ
ネ21の力に抗してロアホルダ4は降下し、ホルダ保持
機構によりロアホルダ4がロックされ、図15に示す降
下状態が保持される。
【0046】このアッパホルダ5の押し下げの際、何ら
かの不具合でリール台9が図8に示す大カセット対応の
位置になく、例えば図7の小カセット対応の位置にある
と、リール台位置検知レバー93の先端93aは図14
の仮想線の位置となる。このため、アッパホルダ5を押
し下げても、このアッパホルダ5の突出部59がレバー
93の先端93aに当接するので、カセットホルダ3即
ち大カセット1は降下不可能となる。
【0047】大カセット1がカセットホルダ3内に装填
された状態では、前述したようにアッパホルダ5のロッ
クが解除されているが、図15に示すようにカセットホ
ルダ3が降下した状態においては、アッパホルダ5のロ
ック爪57がホルダアーム12のピン17で係止されて
いるので、アッパホルダ5を開くことはできない。
【0048】これにより、カセット押圧部材7によって
大カセット1がシャーシ10のカセット受け部(図示せ
ず)に圧着保持されると共に、大カセット1内のリール
がリール台9に係合され、記録再生可能となる。
【0049】次に、上述の記録再生位置の状態で前述の
ホルダ保持機構が解除されると、図14から図13に示
すように、アップバネ21の力でホルダアーム11及び
12が作動しカセットホルダ3は上昇し、ホルダアーム
12のピン16がシャーシ10のガイド長孔18の左端
に当接した位置で停止する。
【0050】ここで、アッパホルダ5とロアホルダ4と
の間で、大カセット1の後端取出側を指で保持して矢印
f方向へ引き抜けば、クローズバネ31の力でアッパホ
ルダ5は矢印a方向へ回動され、アッパホルダ5の上面
板5aがロアホルダ4の突部41に当接されると共に、
ロック解除レバー6のロック部62がロアホルダ4の被
ロック部43に再び係合される。これによって、図1に
示すように、アッパホルダ5はロック状態となってカセ
ット待機状態となる。
【0051】このとき、アッパホルダ5の突部58がカ
セットサイズ検出スイッチ8の検出端80と当接するの
で、コントロール回路100は小カセット2と同様に判
断し、リール台移動機構90を通じ、リール台9が図7
に示す小カセット2に対応した位置に移動される。
【0052】以上のように、本実施例によれば、カセッ
トホルダ3内に小カセット2を挿入して行くと、カセッ
ト押圧部材7の位置規制部である傾斜ガイド部72及び
垂直ガイド部73によって小カセット2の幅方向の位置
が規制され、この小カセット2がカセットホルダ3内の
所定位置に位置決めされる。そして位置決め後は、カセ
ット押圧部材7の押圧部75によって小カセット2が上
方から押圧される。このように、カセット装着装置にお
いて必須のカセット押圧部材7に位置規制部が設けられ
ているので、特別なカセットガイド部材を用いることな
く、小カセット2をカセットホルダ3内の所定位置に確
実かつ円滑に挿入位置決めすることができる。
【0053】また、アッパホルダ5の回動によりカセッ
ト押圧部材7をカセットの厚さ方向へ移動可能に構成す
ると共に、このカセット押圧部材7の移動量をアッパホ
ルダ5のロックによって薄い小カセット2に対応させて
規制し、厚い大カセット1の挿入によってロック解除レ
バー6によるアッパホルダ5のロックを解除して、カセ
ット押圧部材7の移動規制を解除する。これによって、
大きさに伴って厚さが異なる大カセット1及び小カセッ
ト2の場合でも、カセットホルダ3内における挿入位置
決めと押圧とを共に確実に行うことができる。
【0054】ところで、上述した実施例では、大カセッ
ト1の厚みを利用してカセット押圧部材7即ちアッパホ
ルダ5の移動規制の解除を行ったが、次に、大カセット
1の幅を利用して上記規制解除を行う他の実施例を図1
6によって説明する。
【0055】106はロック板で、アッパホルダ5の側
面板5bに取付部106aにてカシメられた板バネから
なり、ロアホルダ4の被ロック用開孔143に係合する
ロック部162と、大カセット1の側面と当接する押圧
部161とが設けられている。
【0056】大カセット1の側面が押圧部161に当接
すると、ロック板106は取付部106aを中心に外側
に変形し、それと共にロック部162も外側に移動し、
被ロック用開孔143との係合が解除される。この場
合、前記実施例に対し、カセットホルダ3の厚みを減少
させることが可能となる。
【0057】ところで、一般的なカセット装着装置にお
いては、カセット収納部の厚さが略カセットの厚みで形
成されている。このため、大小カセットのように奥行き
の異なるサイズのカセットを使用可能な装置の場合、大
小カセットを共に挿入突当て状態で使用すると、特に小
カセットが奥へ入りすぎて取り出しが困難となる。
【0058】これに対して、本実施例によれば、前述し
たように、カセットホルダ3のカセット装填位置におい
てアッパホルダ5を開閉可能に構成することにより、奥
側に挿入された小カセット2の取り出しを極めて容易に
行うことができる。特に、本実施例のようなポップアッ
プ式のカセットホルダ3において効果的である。さら
に、カセットホルダ3を記録再生位置に移動させた状態
では、大カセット1及び小カセット2の何れの場合でも
アッパホルダ5が開放不能にロックされるので、カセッ
トの不測な脱落等がなく安全性が極めて高い。
【0059】なお、本実施例においては、図4に示すよ
うに、アッパホルダ5が矢印b方向へ回動され、アッパ
ホルダ5のストッパ部51がロアホルダ4のストッパ部
42と当接した開位置では、クローズバネ31の力が開
状態を維持するように構成されているが、ここで閉力が
働くように構成してもよい。また、本実施例では、アッ
パホルダ5がほぼ90°で回動可能となっているが、小
カセット2が取り出し易い程度に開閉可能に構成されて
いればよい。さらに、本実施例のようなアッパホルダ5
に限らず、カセットホルダ3の収納上方部、例えば天板
やカセット押圧部材等でも、開口部が広がる方向に開閉
可能で、何れの位置にてもカセットの脱着ができればよ
い。
【0060】また、一般的なカセット装着装置において
は、カセットをリール台に係合させる動作がモータ駆動
となっており、カセットの種類とリール台の位置とが適
合しない場合は動作しないように構成されている。しか
し、装置の小型化、軽量化、コストダウン等を図るに
は、カセット装着動作の手動化が必要であり、このと
き、装着しようとするカセットに対して何らかの不具合
によりリール台が適合する位置にないと、カセットの適
合しない部分がリール台と当接し、カセット及びリール
台が変形や破損される虞れがある。
【0061】これに対して、本実施例によれば、大小カ
セット1及び2に応じて回動されるアッパホルダ5に突
出部59を設け、大小カセット1及び2の種類とリール
台9の位置とが合致しない場合は、大小カセット1及び
2内のリールがリール台9上に装着される前に、突出部
59とリール台位置検知レバー93とを当接させてカセ
ットホルダ3を降下不能にすることにより、大小カセッ
ト1及び2、リール台9の変形や破損等を未然に防止す
ることができる。
【0062】なお、本実施例では、カセットホルダ3の
片側とリール台9の片方だけに上記構成を採用したが、
これを両方に設ければ効果は更に高まる。
【0063】さらに、一般的なカセット装着装置におい
ては、リール台やガイドポスト等の位置を複数のカセッ
トに対応する位置に移動させるため、カセット特有の占
有位置に専用の検出レバー等を設け、その動作によりカ
セットの種類の検出を行っている。このため、カセット
種類検出用の部材が必要で、部品数が増加しコストアッ
プすることになる。
【0064】これに対して、本実施例によれば、この種
の装置にとって必須の部材といえるカセット押圧部材7
が大小カセット1及び2に対応して複数の位置をとる、
即ちアッパホルダ5が複数の位置をとるように構成し、
その位置をカセットサイズ検出スイッチ8により検出し
て大小カセット1及び2の種類を判別することによっ
て、専用の検出部材(検出レバー等)を省略することが
でき、部品数の削減及びコストダウンを図ることができ
る。
【0065】なお、本実施例では、ポップアップ式のカ
セットホルダ3に上記構成を採用したが、例えば図17
に示すように、カセット収納部材201に検出スイッチ
を固定し、カセット収納部材201に対して上下動可能
な上方部材202がスイッチの検出端に当接するように
構成すれば、いわゆるフロントローディングタイプにも
適用可能である。
【0066】以上、本発明の実施例に付き説明したが、
本発明は上記実施例に限定されることなく、本発明の技
術的思想に基づいて各種の有効な変更並びに応用が可能
である。例えば、実施例ではカセットホルダをロアホル
ダとアッパホルダとによって構成すると共にアッパホル
ダを開閉可能に構成し、このアッパホルダにカセット押
圧部材を設けたが、本発明においてカセットホルダ自体
の構造は各種の構成を採用することができる。なお、実
施例では大カセットと小カセットに対応する例を示した
が、大中小カセット等の3種類以上のカセットに対応す
ることも可能である。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
この種のカセット装着装置に必須のカセット押圧部材
に、カセットの少なくとも幅方向の位置を規制する位置
規制部を設けることによって、特別なカセットガイド部
材を用いることなく、大きさの異なる複数のカセットを
カセットホルダ内の所定位置に確実かつ円滑に挿入位置
決めすることができる。また、カセット押圧部材の移動
量の規制及びこの解除によって、大きさに伴って厚さの
異なるカセットの場合でも、カセットホルダ内における
挿入位置決めと押圧とを共に確実に行うことが可能にな
る。従って、簡単な構造並びに部品点数の削減によっ
て、小型軽量化及び低コスト化を図ることができ、特に
ポップアップ方式に最適な複数カセット共用のカセット
装着装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をVTR用のカセット装着装置に適用し
た実施例におけるカセット待機状態を示す側面図であ
る。
【図2】上記実施例におけるカセット待機状態を示す平
面図である。
【図3】上記実施例におけるカセット待機状態を示す正
面図である。
【図4】上記実施例におけるカセット取出状態を示す側
面図である。
【図5】上記実施例におけるロック解除レバー部分の拡
大斜視図である。
【図6】上記実施例におけるカセット押圧部材部分の拡
大斜視図である。
【図7】上記実施例が適用されるVTRのリール台系の
小カセット対応の平面図である。
【図8】上記リール台系の大カセット対応の平面図であ
る。
【図9】上記実施例における小カセット挿入状態の側面
図である。
【図10】上記実施例における小カセット挿入降下途中
の側面図である。
【図11】上記実施例における小カセット装着状態の側
面図である。
【図12】上記実施例における大カセット挿入途中の側
面図である。
【図13】上記実施例における大カセット挿入状態の側
面図である。
【図14】上記実施例における大カセット挿入降下途中
の側面図である。
【図15】上記実施例における大カセット装着状態の側
面図である。
【図16】他の実施例におけるロック板部分の拡大斜視
図である。
【図17】複数のカセットの種類判別をフロントローデ
ィング式のカセット装着装置に適用した例における概略
斜視図である。
【符号の説明】
1 大カセット 2 小カセット 3 カセットホルダ 30 軸ピン 31 クローズバネ 4 ロアホルダ 43 被ロック部 47 ストッパ 5 アッパホルダ 57 ロック爪 58 突部 59 突出部 6 ロック解除レバー 60 バネ 61 押圧部 62 ロック部 7 カセット押圧部材 70 テーパ部 71 押圧部 72 傾斜ガイド部 73 垂直ガイド部 74 テーパ部 75 押圧部 8 カセットサイズ検出スイッチ 80 検出端 9 リール台 90 リール台移動機構 93 リール台位置検知レバー 93a 先端 10 シャーシ 11、12 ホルダアーム 21 アップバネ 100 コントロール回路 106 ロック板 143 被ロック用開孔 161 押圧部 162 ロック部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大きさの異なる複数のカセットが選択的
    に挿入可能でカセット装填位置と記録再生位置との間で
    往復動自在に構成されたカセットホルダを有するカセッ
    ト装着装置であって、 前記カセットホルダ内に挿入されたカセットを上方から
    押圧するカセット押圧部材に、挿入されるカセットの少
    なくとも幅方向の位置を規制するための位置規制部を設
    けたことを特徴とするカセット装着装置。
  2. 【請求項2】 前記カセット押圧部材をカセットの厚さ
    方向へ移動可能に構成すると共に、小型のカセットに対
    応させて前記カセット押圧部材の移動量を規制する規制
    手段を設け、大型のカセットの挿入によって前記規制手
    段による前記カセット押圧部材の移動規制を解除するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1記載のカセット
    装着装置。
  3. 【請求項3】 大きさの異なる複数のカセットが選択的
    に挿入可能でカセット装填位置と記録再生位置との間で
    往復動自在に構成されたカセットホルダを有するカセッ
    ト装着装置であって、 前記カセットホルダの収納上方部を開状態と閉状態とに
    開閉可能に構成したことを特徴とするカセット装着装
    置。
  4. 【請求項4】 前記カセットホルダが記録再生位置に移
    動された状態で前記カセットホルダの収納上方部を開放
    不能にロックするためのロック手段を設けたことを特徴
    とする請求項3記載のカセット装着装置。
  5. 【請求項5】 大きさの異なる複数のカセットが選択的
    に挿入可能でカセット装填位置と記録再生位置との間で
    往復動自在に構成されたカセットホルダを有するカセッ
    ト装着装置であって、 前記カセットホルダ内に選択的に挿入される複数のカセ
    ットに応じて移動される突出部材を前記カセットホルダ
    に設け、挿入されたカセットに対応する位置にリール台
    が移動されていない場合は、前記突出部材をリール台位
    置に連動する部材に当接させて、前記カセットホルダを
    記録再生位置へ移動不能に構成したことを特徴とするカ
    セット装着装置。
  6. 【請求項6】 大きさの異なる複数のカセットが選択的
    に挿入可能でカセット装填位置と記録再生位置との間で
    往復動自在に構成されたカセットホルダを有するカセッ
    ト装着装置であって、 前記カセットホルダ内に挿入されたカセットを上方から
    押圧するカセット押圧部材を、選択的に挿入される複数
    のカセットに対応して複数の位置を保持するように構成
    すると共に、このカセット押圧部材の位置を検出する検
    出手段を設け、この検出手段による前記カセット押圧部
    材の位置の検出によってカセットの種類を判別するよう
    に構成したことを特徴とするカセット装着装置。
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