JPH0710577B2 - 密封小分け袋製造用のシート材ロールの製造方法 - Google Patents

密封小分け袋製造用のシート材ロールの製造方法

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JPH0710577B2
JPH0710577B2 JP62242728A JP24272887A JPH0710577B2 JP H0710577 B2 JPH0710577 B2 JP H0710577B2 JP 62242728 A JP62242728 A JP 62242728A JP 24272887 A JP24272887 A JP 24272887A JP H0710577 B2 JPH0710577 B2 JP H0710577B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ポリプロピレン、ポリエチレン、アルミ箔等
を積層したシート材からなり粉体や液体及び固体等を充
填した後にヒートシールにより密封することのできる袋
に関し、製造が簡単で且つ強度をあまり損なわないで容
易に開封することのできる密封小分け袋の製造方法にお
いて自動製袋充填装置に装着するシート材ロールの製造
方法に関するものである。
シート材に用いるポリプロピレンは、軟化点が高密度ポ
リエチレンより高く引っ張り強さもあるが、反面小分け
袋の開封するにあたって引き裂き抵抗が大きいために破
り難いという欠点を持っている。
従来技術 開封容易な密封小分け袋としては、少なくとも三方を融
着してなる袋において、袋を構成するシートの融着部又
はその外形に複数の欠落部のない貫通孔が、端縁線から
3mm以内の位置に設けられていることを特徴とする袋が
発明され知られている(特開昭61−60469号)。
この密封小分け袋の場合は、融着部の端縁線から内側3m
m以内の所に針等により押圧することにより欠落部のな
い複数の貫通孔があけられているために、使用に際して
貫通孔が開けられた外周縁を両手で引き裂くようにすれ
ば、貫通孔のところから裂け目が生じてこれが伝播する
ことから密封袋を容易に開封できるようになっている。
小分け袋用のフィルム及びその製造方法としては、複合
ラミネートフィルムに三角錐状の突起を有する加工ロー
ルにて欠落のない傷痕群を複数列に配置し、次に傷痕群
の中央部を切断することによりフィルムを作成する方法
が発明され知られている(特開昭61−142159号)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、かかる密封袋及び製造方法の場合は、原
反から実用サイズにスリット加工する際に例えば直径1m
mの針を押圧することにより穿設したり、突起を用いて
欠落部を有しない傷痕群を設けるように構成しているた
めに、押圧により切り抜かれたフィルム材の突出分だけ
厚みが増すことになる。その結果スリット加工した後
に、分割されたシート材をそれぞれローラに巻きとった
場合に両端部に大きな段差が生じる。
かかる状態では、長いロールのまま自動製袋充填装置に
シート材を装着する訳にはいかない。その為短いロール
のものを装着する必要があり、その結果シート材のロー
ル交換を頻繁にやらなければならないという不都合があ
る。
さらに両端部に段差を有するために、製袋作業に誤差が
生じやすいといった不都合も考えられる。
また密封袋作成後に貫通孔を形成する場合には、融着後
に穿設するため内容物の厚みもあり、穿設位置の位置決
めが難しいという不都合や、融着後の穿孔のためわざわ
ざ貫通孔穿設位置を設置する必要があり、装置全体が大
型化するという不都合がある。
そこで本発明は、かかる従来技術の不都合に鑑みなされ
たもので、開封作業が容易であると共にシート材の両端
部に段差が生じず、長いロールのまま自動製袋充填装置
に装着することが可能な密封小分け袋製造用のシート材
ロールの製造方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 すなわち本発明は、積層シートがロールされた原反の両
端部及び内側をスリット加工することにより小幅で実用
サイズのシート材を作成しこれをロールとして巻き取
り、該ロールのシート材を適当な長さに切断し筒状に形
成した後、三方又は四方からヒートシールにより密封小
分け袋を製造する方法において、前記原反をスリット加
工する前工程で該スリット加工線上の積層シートのスリ
ット加工位置に予め所定間隔で小径の欠落部を有する貫
通孔を複数穿孔する工程と、その工程後に複数の貫通孔
を二分するようにスリット加工して切り欠きを設ける工
程と、該工程後に小幅で実用サイズのシート材をロール
として巻き取る工程からなる密封小分け袋製造用のシー
ト材ロールの製造方法により本目的を達成する。
作用 本発明にかかるシート材ロールの製造方法では、原反に
予め小径の欠落部を有する貫通孔を設け、次に該貫通孔
を二分するように切断している。従って、穿孔した際に
切り抜かれたシート材が欠落するので、シート材の両端
部が盛り上がることがなく、シート材をスリット加工後
にロールに巻き取っても両端に段差が生じない。
またシート材を粉体、液体、固体の自動製袋充填装置に
ロールの状態で装着した場合に、単に自動製袋充填装置
でヒートシールにより融着するだけで、外周縁に複数の
切り欠きをつくることになる。
その結果使用に際して密封袋の切り欠きを引き裂けば容
易に開封することができる。
実施例 以下に本発明を図面に示された実施例に従って詳細に説
明する。
第1図は、本発明に使用するポリプロピレン等の積層シ
ートの欠落部を有する貫通孔の穿孔及びスリット加工の
概略を示す図であり、ロール1は積層シートの原反であ
る。
該原反のロール1から積層シートが移送され、穿孔装置
2により第2図aに示されるように移送方向と同一線上
に径の小さな欠落部を有する貫通孔4(例えば直径0.5m
m)が所定間隔で複数穿孔される。
該欠落部を有する貫通孔4が穿孔されたシート3は、第
1図の左側に移送され、切断装置6により前記貫通孔4
の真上から該孔を二分するようにスリット加工により切
断される(第2図b)。
その結果スリット加工されたシート材の両縁端には小さ
な凹部(欠落部)を有する切り欠きが複数形成される。
縦4列に四分割されたシート材3は、ローラ8を介して
それぞれロール9a,9b,9c,9dとして巻き取られる。この
とき、各ロール9a,9b,9c,9dの両端部に形成された切り
欠きは欠落部を有するもので形成されているため、両端
部に段差が生じることがなく、該ロールは切り欠きを有
しないシート材と同じ長さとなる。
巻き取られたロール9は、それぞれ自動製袋充填装置
(図示せず)に装着される。その際シート材の両端部に
連続した切り欠きができるが、その切り欠きの径が極め
て小さいこと及びシート材の幅に比較して切り欠きの著
しく小さいこと並びに現在の製袋技術においてシート材
は均等に緊張されていることからシート材を緊張させて
も当該切り欠きより引き裂けることはない。
シート材は、自動製袋充填装置において小分け袋を作成
できる適当な長さのカットシート10に切断される(第2
図c)。
略長方形のカットシート10は、自動製袋充填装置におい
て二つに折り曲げられ、重ね合う端部同士がヒートシー
ル等により融着され、筒状となる。
筒状のものはさらに底部が融着され、粉体、液体、又は
固体の封入物が充填された後に開放後がヒートシール等
により融着され、密封小分け袋となる(第2図d)。
以上述べたように本発明にかかる実施例の密封小分け袋
の場合は、袋の外周端部に小径の貫通孔4を二分するよ
うにスリット加工により切断された凹部(欠落部)を有
する切り欠きが形成される。
従って、本実施例の密封小分け袋では、端縁部の切り欠
き部より引き裂けば容易に開封することができる。
尚、本実施例では、欠落部を有する貫通孔4を小径の円
孔のもので構成したが、これに限定されるものではな
く、貫通孔4の径はスリット加工する切断幅より広い幅
を有する孔なら何でもよく第3図に示すように例えば三
角孔、楕円孔等でも良い。
また密封小分け袋の製造に際して、本実施例ではカット
シート10の両端部に切り欠きができるように構成した
が、これに限定されるものではなく第4図に示すように
二分割しないが中央にも所定間隔で切断方向と平行に欠
落部を有する貫通孔7を穿孔すると、当該貫通孔7の部
分が自動製袋充填装置の折り曲げ部となり、当該折り曲
げ部をヒートシール等により融着すれば、切り欠き部を
2つの端部に作ることができ、密封小分け袋の開封位置
を選択できる幅が広がることになる。
効果 本発明にかかる密封小分け袋の製造方法は、従来の方法
では欠落部のない孔をあけたためにシート材の両端部に
段差を生じ、シート材を分割した後の自動充填製袋装置
に装着する巻き取りロールの長さに制限が必要であった
が、本発明にかかる製造方法では小径の欠落部を有する
貫通孔を設け、その上から二分するようにスリット加工
等により切断するように構成したので、シートの両端に
段差が生じることがなくロールに巻き取るシート材の長
さに制限を設ける必要がなく、実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は、本発明にかかる実施例を示すもの
で第1図は製断工程の概略を示す図、第2図は各工程後
のシートの状態を示すもので、aは欠落部を有する貫通
孔が穿設された状態の平面図、bはスリット加工後のシ
ートの状態の平面図、cはカットシート1単位に切断さ
れた状態の平面図、dは製袋充填装置により三方又は四
方が融着された小分け袋の平面図、第3図a,b,cは欠落
部を有する貫通孔の他の実施例を示す平面図、第4図は
本発明の他の実施例における各工程のシートの状態を示
すもので、aはスリット加工後の状態の平面図、bはカ
ットシート1単位に切断された状態の平面図、cは四方
を融着することにより小分け袋に製袋された状態の平面
図である。 1……原反のロール、2……穿孔装置、3……シート材 4……貫通孔、6……切断装置、7……貫通孔 8……ローラ、9……ロール、10……カットシート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層シートがロールされた原反の両端部及
    び内側を数列にスリット加工することにより小幅で実用
    サイズのシート材を作成しこれをロールとして巻き取
    り、該ロールを自動製袋充填装置に装着し、該装置でシ
    ート材を適当な長さに切断し筒状に形成した後、三方又
    は四方からヒートシールにより密封小分け袋を製造する
    方法において、前記原反をスリット加工する前工程で該
    スリット加工線上の積層シートのスリット加工位置に予
    め所定間隔で小径の欠落部を有する貫通孔を複数穿孔す
    る工程と、その工程後に複数の貫通孔を二分するように
    スリット加工して切り欠きを設ける工程と、該工程後に
    小幅で実用サイズのシート材をロールとして巻き取る工
    程とからなることを特徴とする密封小分け袋製造用のシ
    ート材ロールの製造方法。
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