JPH07105982B2 - 配電線用遠方監視装置におけるデ−タ伝送方法 - Google Patents

配電線用遠方監視装置におけるデ−タ伝送方法

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JPH07105982B2
JPH07105982B2 JP61255506A JP25550686A JPH07105982B2 JP H07105982 B2 JPH07105982 B2 JP H07105982B2 JP 61255506 A JP61255506 A JP 61255506A JP 25550686 A JP25550686 A JP 25550686A JP H07105982 B2 JPH07105982 B2 JP H07105982B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、配電線に所定区間ごとに設置された開閉器を
遠方から監視する装置に係り、特に配電線系統の接続状
態を高速で把握するのに好適な配電線用遠方監視装置に
おけるデータ伝送方法に関する。
〔従来の技術〕
市街地にネツトワーク状に張りめぐらされた配電線系統
には事故発生時や作業時に当該個所のみを分離するため
に所定区分ごとに区分け用の開閉器が設置されている。
これらの配電線系統の接続状態を把握するために、各開
閉器には遠方監視装置の子局が付設され、各子局は親局
とマルチドロツプ方式で伝送回路に接続されて各開閉器
の開閉状態を監視するようになつている。
従来の監視装置は、各子局を順次ポーリング方式にて呼
び出しを行うか、あるいは特開昭59−222047号公報に開
示されているように、監視制御対象となる全配電線開閉
器の子局を数群に分け、配電線開閉器の状態を収集する
場合に下り回線を使用して群呼び出しをかけ、該当する
群の子局から自子局に割り当てられた返信のタイムスロ
ツトで上り回線を使用して順次子局の開閉器状態を親局
に返信する。次いで、親局は被呼群の子局が全部返信す
ると次群を呼び出し、同様に当該群子局の返信を待つも
のである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、第3図(a)のように全開閉器子局か
ら開閉器の状態情報を順次返信させるため、配電線のあ
る区間で事故が発生し、これに起因して開閉器に状態変
化が発生した場合、この開閉器の状態を認識するのに全
開閉器の返信の終了を待たなければならず、1つの親局
に100〜200子局も接続されるシステムでは事故復旧処置
が遅れるなど、配電線遠方監視制御の運用上問題があつ
た。また、自子局に割り当てられたタイムスロツトに混
信を発生させないようにするには、このタイムスロツト
に充分なマージンを見込む必要があり、実際には第3図
(a)より遅れるため状態監視の高速化の点で充分なも
のではなかつた。
本発明の目的は、配電線開閉器子局を呼び出しをするポ
ーリング方式の配電線遠方監視システムにおいて、配電
線開閉器の動作情報を迅速に収集し、高速で配電系統の
状態把握ができる装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決し、本発明の目的を達成するために、
本発明は、親局と、配電線の所定区間ごとに設置された
開閉器に対応して設けられ、対応する開閉器の状態を検
出する機能を備えた複数の子局とからなり、前記複数の
子局はすべてが群分けされ伝送路を介して前期親局に接
続されてなる配電線用遠方監視装置におけるデータ伝送
方法において、各子局群内で配電線の電源側に近くかつ
応答可能状態にある子局を、その子局群の代表子局と
し、下記の(a)〜(e)の手順を実行することを特徴
とする配電線用遠方監視装置におけるデータ伝送方法で
あり、その手順は以下の通りである。
(a)親局はポーリング方式により、各子局群単位で代
表子局の呼び出しを行う。
(b)前記呼び出しをうけた代表子局から、応答が親局
に返信される。
(c)前記応答につづいて、当該子局群の他のすべての
子局から対応する開閉器の状態変化の有無を示す情報の
みが、各子局ごとに予め決められたタイミングで親局に
それぞれ送信される。
(d)親局は前記各子局からの情報をチエツクし、状態
変化有り示す情報があった場合、当該子局に対して個別
に状態情報の返信命令を順次送信する。
(e)前記状態情報の返信命令を受けた子局から、対応
する開閉器の状態情報が親局に返信される。
すなわち、より具体的に説明すると、次の通りである。
マルチドロツプ方式で1本の伝送路に接続された全開閉
器子局を複数の群に分け、各群の配電線の電源側に近い
子局で、かつ、応答可能状態にある子局を、当該群の代
表子局として設定する一方、各子局に開閉器が動作した
場合の状態変化検出機能をもたせる。そして、第1図に
示すように、親局から群代表子局を呼び出したとき(ス
テツプ200)、当該群の代表子局がこれに対して返信を
し(ステツプ201)、これにつづいて当該群の中で状態
変化検出を行つた子局が最低限の情報(状態変化の有無
のみを示す情報)自局に割りつけられたタイミングで応
答し(ステツプ203)この応答を受けた親局は当該群の
状変子局を順次呼び出しを行つて、動作情報を把握する
(ステツプ204,205)ものである。当該群の代表子局の
返信につづいて、一定時間状態応答がない場合は、次群
の代表子局の呼び出しを行い(ステツプ206)、上記と
同様の処理を行う。ステツプ201で代表子局が無返信の
場合は当該群の全子局に対して配線系統の電源側の子局
から呼び出しをかけ(ステツプ207)、開閉器状態を把
握するとともに、最初の応答子局を当該群の代表子局と
して設定する(ステツプ208)。
〔作用〕
上記本発明によれば、親局からのポーリングは当面各子
局群の代表子局に対して行ない、何らかの状態変化のあ
つた群についてのみ当該群内の各子局を個別的に監視
し、その際にもまず子局に対しては状態変化の有無のみ
の最低限の情報を要求し、状態変化のある子局について
のみその子局NOと状態情報を返信させるようにしたもの
である。したがつて、各子局に対する不要な質問を省略
することができ、配電線系統に系統変化がなければ、ポ
イント、ポイントの代表点の配電線系統把握ですむとと
もに、いずれかの群の中の子局で状態変化が発生してい
た場合に当該状態変化発生子局に早くたどりつけ、か
つ、当該群の中で状態変化が発生した子局のみを呼び出
すため、高速で配電線系統の把握ができる。
〔実施例〕
次に、本発明に係る実施例を図面に基づいて説明する。
配電線系統 第2図に、本発明が適用される配電線系統の例を示す。
配電線系統、配線用変電所4から6KVの配電線5が市街
地にネツトワーク状にはりめぐらされ、各家庭には柱上
変圧器で100V,200Vに降圧され、供給されている。配電
線5には事故及び作業時に、当該区間のみを分離するた
めに、区分開閉器6が設定されている。また他の変電所
あるいは他のフイーダから応援供給を受電するための連
系用開閉器7も設置されている。この連系用開閉器7
は、常時“開”の状態で、応援供給するときのみ“閉”
にされる。これらの配電線系統の状態を把握するため、
各区分開閉器6には、配電用遠方監視制御装置子局3が
設置され、3は伝送路2で、マルチドロツプ状に接続さ
れ、配電線用遠方監視制御装置親局1の呼び出しによ
り、呼び出された子局が区分開閉器6の開,閉の状態を
送信する。3は5から電源供給を受けており、5の電源
がなくなると無応答となる。
データ伝送方法 次に、本発明に係るデータ伝送方式について説明する。
いま、第2図において、n群の子局No.2,子局No.3区間K
2で事故または作業が発生し、K2以降負荷側の区間K3,K4
が停電している状態とする。K2以外のK3,K4区間は健全
状態であり、これに電源供給する場合は、連系用開閉器
7を(ON)にして配線用変電所4−2より融通を行うこ
とにより実現できる。周知のように、配電用区分開閉器
6は電源側の線路に電圧がかかると、順送機能一定時限
後に自動的にONするようになつているが、負荷側の線路
に電圧がかかつた場合には、自動的にONしない論理とな
つている。したがつて、連系用開閉器7をONにした時点
でn群の子局No.3の区分開閉器6はOFF,子局No.4区分開
閉器6はONとなる。続いてn+1群子局No.5の区分開閉
器6もONとなる。結果として、n群子局No.4:n+1群子
局No.5はOFF→ONの状態変化を検出して、親局1からの
ポーリングを待つことになる。
第3図に上記事故状態における親局のポーリングに対す
るタイムチヤートを示す。第3図(a)は従来方式を示
し、第3図(b)は本発明を適用した場合を示してお
り、両者を比較してわかるように本発明により情報認識
の短縮化を図ることができる。この第3図を用いて説明
すると、親局1は、まず、n群の代表子局である子局N
o.1にポーリングを送信する。このときの送信信号の伝
送フオーマツトは“ヘツダNo.+群No.+子局No."で表現
される。ヘツダNo.は第4図に示すように、状態呼出し
に対しては2種類準備する。代表子局呼出しのときは第
4図のヘツダNo.1がセツトされる。群アドレスは、当該
親局1に属するユニークな記号がセツトされる。このケ
ースでは数値nとする。子局No.は当該群の中でユニー
クな記号がセツトされる。このケースでは子局記号を数
値として1から4の一連番号としている。したがつて親
局は ヘツダー 1 群アドレス n 子局No. 1 のデータを伝送路2に乗せる。これに対して各子局はこ
の信号を受信し、自子局の指示かどうかを判断する。自
局と判断しかつ代表子局の呼び出しと判断した場合は、
自子局NJと、自局区分開閉器のスイツチ状態をデータと
して返信する。第2図(b)においてn群子局1がこれ
に該当する。その他の各子局は、n群の子局1の返信信
号も傍受できるため、n群の子局1の返信タイミングが
終了すると、同群内の子局は自局に予めきめられたタイ
ミング、たとえば、通信速度が200ビツト/秒とし、状
変応答情報を2ビツトの“11"とすると、代表子局No.1
の返信終了後、子局No.2は2ビツト(2ビツトの送信時
間は10m秒)の情報を送る権利をもつ。子局No.2は“00"
の返信をし状変無しの応答をする。子局No.3は代表子局
1の返信完了後、2ビツト経過、時間的に10m秒から、
子局No.2と同様の2ビツトの情報を送る権利をもつ。子
局No.3も区分開閉器6のSW状態変化がないため、状変無
しの応答となる。子局No.4は代表子局1の返信完了後、
4ビット経過後、つまり20m秒から2ビツトの情報を送
る権利をもつ。子局No.4は、前述したように、自局の区
分開閉器6がOFF→ONに変化しているため、状変応答情
報“11"のビツトを返信する。親局1は代表子局No.1の
返信完了後、ビツトタイミング時間により、どの子局か
ら、状変応答があつたかを記憶する。n群内の全子局が
応答するタイミング経過後、状変応答のあつた子局に対
して、子局状態情報の呼び出しをかける。前述の例で
は、n群の子局4から応答があつたため1は ヘツダー 2 群アドレス n 子局No. 4 のデータを伝送路2に乗せる。各子局はこの信号を傍受
するがヘツダーが2のため無視し、当該子局のみ、自局
の区分開閉器6のスイツチ状態をデータとして返信す
る。1は、子局4のデータを受信のち、次のn+1群の
代表子局の呼び出しをかける。
親局の構成と動作 以上の動作を実現する親局1について説明する。親局1
は第5図に示すように、情報処理,データの記憶機能を
もつたマイクロコンピユータ(以下、マイコンとい
う。)1−1と、伝送路の送受信切替,伝送制御を行う
送受信制御装置1−2および子局3からの状変応答情報
を読み込むためのゲート1−3から構成される。
マイコン1−1の具体的動作を第6図に示す。子局3の
ポーリングを開始する場合、マイコン1−1に第6図の
処理フローに起動がかかる。第6図のブロツク5は当該
群の各子局に対して状変応答要求を促すため代表子局呼
び出しヘツダ信号と該群No.と代表子局No.を、送信デー
タ線を通して送受信制御装置1−2に与える。送受信制
御装置1−2は予め決められた伝送仕様に従つて伝送路
2に信号を出力する。この信号は第2図で説明した親局
1のデータである。
次に、ブロツク10はデータ出力完了後、第3図の送受信
切換信号線を介して送受信制御装置1−2に受信モード
切換指示をし、応答待ちの状態とする。ブロツク15は、
子局3からの応答を待つ。応答がある場合はブロツク20
に移る。ブロツク20は応答子局がマイコン1−1で指示
した代表子局No.か否かをチエツクし、YESならブロツク
25に移る。ブロツク25は代表子局No.nを記憶する。
次に、ブロツク30は代表子局No.の応答につづいて送信
されてくる状変応答情報を読み込むためにタイミングク
ロツクをセツトする。例えば前述したように伝送速度が
200ビツト/秒とすると、5m秒のタイミングクロツクを
セツトすることになる。クロツク35は、n+1子局から
時間内(前述の例では2ビツト×5m秒=10m秒以内)に
状変応答があつたか監視する。つまり前述の例では第5
図のゲート1−3を10m秒間開いて状変応答信号“11"が
受信できるのを待つことになる。状変応答があれば、ブ
ロツク40で該当子局No.n+1を記憶する。ない場合はブ
ロツク45に飛び、次の子局応答待ちとするためnに1を
加算する。ブロツク50は、当該群の全子局分、応答を監
視をしたか否かのチエツクで、未完の場合はブロツク30
に飛び、再度状変応答監視をする。
応答監視完了の場合は、ブロツク55において当該群の中
に状変応答があつたか否かをチエツクする。これはブロ
ツク40で記憶している子局No.の有無を調べればわか
る。状変応答子局があれば、ブロツク60で状変応答のあ
つた子局に対してヘツダー記号2による子局状態情報呼
び出しをかけ、ブロツク65で送受信制御装置1−2を受
信モードにする。次に、ブロツク70で状態情報呼び出し
をかけた子局から応答があつたかチエツクする。あれ
ば、ブロツク75で群No.と子局No.によつて予め割りつけ
られている記憶エリアに応答データがセツトされる。無
応答の場合はブロツク80でブロツク75と同様のエリアに
無応答情報をセツトする。ブロツク85は、ブロツク40で
記憶した全子局に対して状態情報呼び出しをかけたか否
かチエツクする。未完ならば、ブロツク60に戻り、状態
情報呼び出しをかける。完了すれば、ブロツク90で群N
o.を更新する。
ブロツク95では、親局からの全群に対してのポーリング
が完了か否かのチエツクする。完了しておれば、ブロツ
ク100で次のポーリング時間をセツトして終了する。し
かし、ブロツク100の処理を止めて最初に群No.をセツト
し、ブロツク5に飛んでエンドレス処理としてもよい。
ブロツク95で未完の場合は、ブロツク5に飛んで当該群
の代表子局No.の呼び出しをかける処理から繰り返す。
ブロツク55で状変応答子局がない場合は、当該群内の子
局は静的状態にあるため情報収集する必要がなく、ブロ
ツク90に飛んで群更新を行う。ブロツク20で、代表子局
として呼び出しをかけた子局以外から応答があつた場合
は、システムの異常と考えられ、ブロツク145に飛び、
警報を出力をしてポーリングを終了する。
ブロツク15において、代表子局の応答がない場合は代表
子局への電源供給が断たれているかあるいは障害発生に
よるものと考え、ブロツク105以降の処理に飛び、当該
群の全子局呼び出しをかける処理を行う。ブロツク105
では、当該群の中で、電源側に近い、つまり、連系用開
閉器を除いて電気的に配電用変電所に近い側の子局(第
2図においてn群では電源側に近い子局の順は1>2>
3>4となる。)を選択する。
次に、ブロツク107で選択した当該群の子局に対して、
ヘツダー記号2の子局状態情報呼び出しをかけ、ブロツ
ク110で送受信制御装置1−2を受信モードに切換えて
受信待ちにし、ブロツク115で応答監視をする。応答が
あつた場合はブロツク120で、最初に呼び出した子局か
(すなわち、ブロツク105で指定した電源側に最も近い
当該群の子局か)チエツクする。ブロツク105で指定し
た子局ならば、ブロツク125で当該群の代表子局として
登録し、以降、当該群の代表子局として呼び出される。
ブロツク120で指定した子局でない場合にはブロツク130
に飛び、ブロツク75と同様、群No.と子局No.で予め決め
られたエリアにセツトする。
ブロツク135では、当該群の子局を全部呼び出したかチ
エツクする。呼び出し未完ならブロツク140に移り、子
局No.を更新して、ブロツク107に戻る。呼び出し完了な
らばブロツク90に飛び、群No.の更新も行う。
ブロツク115において、応答がない場合は、ブロツク150
に飛び、ブロツク80と同様、当該エリアに無応答データ
をセツトする。
子局の構成と動作 子局3は第9図に示すごとく、構成される。いま、区分
開閉器6の状態は、開閉器情報取込回路3−8で常に監
視されている。区分開閉器6に変化があると3−8は、
状変メモリ3−13に状変発生データを記憶する。親局1
からのポーリング情報を傍受するため送受信切換スイツ
チ3−1は受信側になつており、受信回路3−2と接続
されている。親局1から局呼び出し情報である“ヘツダ
ー+群No.+子局No."が出力されると、伝送路2を介し
て子局は3−1→3−2を介して受信バツフア3−3に
子局呼び出し情報をセツトする。3−3でセツトされた
情報のうちヘツダーはヘツダーデコード3−6でデコー
ドされ、ヘツダー1の代表子局呼び出しのとき状変応答
タイミングクロツク3−7がセツトされる。一方、受信
バツフア3−3の群No.と子局No.は、群No.デコーダ3
−5および子局No.デコーダ3−4において呼び出しが
自局かどうかを判定する。自局ならば群No.デコーダ3
−5と子局No.デコーダ3−4の出力が得られANDゲート
3−9が開く。ANDゲート3−9は送信データタイミン
グクロツク3−10にクロツク受信をセツトする。又自局
の呼び出しのときは、状変応答が不要なため、(第2図
(b)におけるn群の子局1の例)、前述の代表子局呼
び出しのヘツダーデコーダ3−6でセツトされた状変応
答タイミングクロツク3−7はANDゲート3−9の出力
信号でリセツトされる、送信データタイミングクロツク
3−10の出力はORゲート3−15を介して送受信切換スイ
ツチ3−1を送信モードにスイツチングする。一方、子
局No.デコーダ3−4の出力と受信バツフア3−3の出
力でANDゲート3−18を開にして自子局No.を送信バツフ
ア(子局No.)3−11にセツトする。又送信バツフア
(データ)3−12には開閉器情報取込回路3−8で取り
込んだ区分開閉器6の状態と、故障モニタ回路3−16で
監視している子局の状態がセツトされる。子局No.送信
バツフア3−11とデータ送信バツフア3−12のデータは
送信データタイミングクロツク3−10のクロツクによつ
て1ビツトずつシフトされると同時に、ANDゲート3−1
9が開になり、送信回路3−14に出力され、予め送信モ
ードになつている送受信切換スイツチ3−1より伝送路
2に出力される。代表子局呼び出しが自局でないとき
は、状変応答タイミングクロツク3−7はクロツクがセ
ツトされており、代表子局が応答完了後、自局に割りつ
けられたタイムスロツト(第3図(b))のn群子局N
o.2は0m秒、子局No.3は2ビツト(つまり、10ms後)、
子局No.4は4ビツト(つまり、20ms後)で信号を出力
し、ANDゲート3−20を開き、状変メモリ3−13を出力
(前述の状変応答例では“11"としたため2ビツトのメ
モリとなる)し、送信回路3−14,送受信切換スイツチ
3−1経由で伝送路2に出力される。このとき、代表子
局No.の呼び出しは自局でないため子局No.デコーダ3−
4,群No.デコーダ3−5の出力はない。次に、ヘツダ記
号2の子局状態情報呼び出しのときは、ヘツダデコーダ
3−6の出力のみがなく、それ以外の動作は、代表子局
呼び出しのときと同様の動作となる。
以上の実施例によれば、何らかの原因(例えば伝送路ノ
イズ、あるいはタイミングクロツクの誤動作)によりタ
イムスロツトがずれても、その信号も状変応答として扱
えば、当該タイムスロツト前後の子局もあわせて呼び出
すことにより、誤動作をリカバーすることができ、再呼
び出しによるタイムロスも減少することができる。
なお、電源回路3−17は、配電線5から電源をとり、内
部回路用の供給電源を発生させるものである。したがつ
て配電線5の電源がなくなると、子局3は無応答とな
る。これを解決するために、3−17に5と無関係な供給
電源を組みあわせることも有効で、この場合無応答はす
なわち子局障害と判定できる。また、配電線5から電源
供給を受けている場合でも、前回代表子局呼び出しで応
答があり、今回の呼び出しで無応答の場合、代表子局と
同一群でかつ代表子局に続く子局開閉器が無応答がある
場合は、当該代表子局の区分開閉器6は“切”で停電状
態にあると推定できる。また、“入”ならば、当該代表
子局は障害発生と判定できる効果もある。
更に、第2図において、子局が配電線5から、電源供給
を受けている装置において親局1から各子局3に対して
群No.が指定でき、これを子局3が記憶保持できる装置
を備えている場合を考える。第10図に示すように、全子
局の区分開閉器6が1本の配電線5から電源供給を受け
ている場合は、全子局を同一群に指定し、第11図に示す
ように、子局No.3の区分開閉器6が“切”で、連系開閉
器7が“入”で、子局No.4以降の配電線5が配電用変電
所4−2から供給されているような時は、電源系統分割
ごとに群を分ける。このようにすれば、配電線の事故
が、電源系統単位に発生することを考えれば、本発明の
適用により、より適速で配電系統の把握ができる。
いま、第10図で配電線用変電所4−1からのみ配電線5
が電源供給を受けている場合は、No.1〜8の開閉器を1
つの群とする。いずれかの区分で事故が発生し、開閉器
“切”となつた場合、例えば区分K3で事故があり、区間
K2とK3の開閉器6が“切”となつた場合、代表子局No.1
の呼び出しで子局No.3から状変報告があつたが、子局N
o.4〜8は供給電源が無く無応答となる。結果的に親局
1は子局No.3の応答でもつて、区間K3〜K8は停電と判断
できる。
次に、第11図のように連系用開閉器7を、“入”にして
配電用変電所4−2から事故区間K3を除くK4〜K8に電源
供給を考える。この場合、子局No.1〜8の開閉器を同一
群にしておくと、代表子局No.の呼び出しでは、子局No.
4の状変報告しかなく、子局No.5〜8の開閉器状態は推
定できない。これを、子局No.1〜4を第1群、4−2か
ら電源を受けている子局No.5〜8を第2群として、連系
用開閉器7を操作したとき、群No.を変更し、本発明で
示したごとく、2群の子局No.5を代表子局としておく。
このことにより、2群の子局No.5を代表子局として呼び
出したとき、この応答有無および、他子局の状変有無
で、区間K4〜K8の充電状態が把握できる。例えば、第11
図で、配電用変電所4−2からの電源供給がなくなつた
とき、第11図のように、1群の代表子局No.1を呼び出し
ているのみでは2群の子局No.5〜8は応答できないが、
群を分割しておき、2群の代表子局を呼び出しておくこ
とにより、前回呼び出しに対して応答があつたものが、
今回の呼び出しで、無応答となり、何らからの状態変化
があつたことがわかる。無応答が電源供給なしによるも
のか、子局の障害によるものかは、本発明で示したよう
に2群の子局No.5を呼び出すことにより容易に判定でき
る。
以上示したように、各子局に対して群No.,子局No.の指
定変更ができれば、本発明がより効果が発揮される。
このように、マルチドロツプ状に多数結合された配電線
開閉器子局をグループ(群)に分割し、このグループ内
の代表子局の呼び出しを行い、グループ内に開閉器の状
態変化が発生したかどうかの報告をさせ、更に状態変化
ありの報告のあつた子局のみ状態、情報呼び出しを行う
ため、従来に比べて配電系統の状態把握が高連できる。
具体的には、例えば、1配電線の子局30局で3群に分か
れ、伝送速度が200BPSとする。又親局の呼び出しデータ
の構成をヘツダ2ビツト,群No.6ビツト,子局No.8ビツ
トとし、子局の情報を子局No.8ビツト,状態情報8ビツ
トとする。この中で,1子局が状態変化が発生したと仮定
し、その子局を呼び出す時間を計算すると、次の通りで
ある。
従来では、親局は各群を呼び出すためには群No.のみで
よいが、子局単位の呼び出しが必要であり、下記とす
る。
(3群)×(群N0.8ビツト+子局No.8ビツト)=48
ビツト 子局の応答は全局応答するため (30子局)×(子局No.8ビツト+状態情報8ビツト
=480ビツト との合計は48+480=528ビツトとなる。
従つて要する時間は528/200=2.64秒である。
本発明の適用では、 (3群)×(ヘツダ2ビツト+群No.6ビツト+子局
No.8ビツト)=48ビツト 代表子局の応答が3群あるため (3群)×(子局No.8ビツト+状態情報8ビツト)
=48ビツト 状変応答待ちの時間を2ビツトとし、状変応答待子局数
は27子局となる。従つて、このビツト数は 27子局×2ビツト=54ビツト 又、最悪で27子局のうち1子局分応答があるため、これ
に対する親局の呼び出しビツト数は、 (ヘツダ2ビツト)+(群No.6ビツト)+(子局N
o.8ビツト)=16ビツト また、これに対する子局応答は (子局No.8ビツト)+(状態情報8ビツト)=16ビ
ツト 〜の合計、48+48+54+16+16=182ビツトとな
る。
したがつて、要する時間は 182/200=0.91秒 かくして、従来方式では2.64秒かかるのに対し、本発明
では0.91秒で認識でき、配電線系統情報を高速で把握で
きることがわかる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、配電線開閉器子局
を呼び出しをするポーリング方式の配電線遠方監視シス
テムにおいて、配電線開閉器の動作情報を迅速に収集
し、高速で配電系統の状態把握ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の伝送方法の手順を示すフローチヤー
ト、第2図は本発明が適用される配電系統の回路図、第
3図はポーリング時の応答例を示し、(a)は従来例、
(b)は本発明の場合を示すタイムチヤート、第4図は
信号の伝送フオーマツトを示す説明図、第5図は親局の
構成を示すブロツク図、第6図,第7図および第8図は
親局の動作を示すフローチヤート、第9図は子局の構成
を示すブロツク図、第10図および第11図は群No.の指定
変更をした場合の動作説明図である。 1…親局、2…伝送路、3…子局、4−1,4−2…配電
用変電所、5…配電線、6…区分開閉器、7…連系用開
閉器、K1〜K8…区間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親局と、配電線の所定区間ごとに設置され
    た開閉器に対応して設けられ、対応する開閉器の状態を
    検出する機能を備えた複数の子局とからなり、前記複数
    の子局はすべてが群分けされ伝送路を介して前期親局に
    接続されてなる配電線用遠方監視装置におけるデータ伝
    送方法において、 各子局群内で配電線の電源側に近くかつ応答可能状態に
    ある子局を、その子局群の代表子局とし、 下記の(a)〜(e)の手順を実行することを特徴とす
    る配電線用遠方監視装置におけるデータ伝送方法。 (a)親局はポーリング方式により、各子局群単位で代
    表子局の呼び出しを行う。 (b)前記呼び出しをうけた代表子局から、応答が親局
    に返信される。 (c)前記応答につづいて、当該子局群の他のすべての
    子局から対応する開閉器の状態変化の有無を示す情報の
    みが、各子局ごとに予め決められたタイミングで親局に
    それぞれ送信される。 (d)親局は前記各子局からの情報をチエツクし、状態
    変化有りを示す情報があった場合、当該子局に対して個
    別に状態情報の返信命令を順次送信する。 (e)前記状態情報の返信命令を受けた子局から、対応
    する開閉器の状態情報が親局に返信される。
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