JPH07106122B2 - タイ類仔魚用餌料 - Google Patents
タイ類仔魚用餌料Info
- Publication number
- JPH07106122B2 JPH07106122B2 JP63327444A JP32744488A JPH07106122B2 JP H07106122 B2 JPH07106122 B2 JP H07106122B2 JP 63327444 A JP63327444 A JP 63327444A JP 32744488 A JP32744488 A JP 32744488A JP H07106122 B2 JPH07106122 B2 JP H07106122B2
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- JP
- Japan
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- thai
- feed
- larvae
- cod
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はタイ類仔魚用餌料に係り、詳しくは、主として
タイ類仔魚(含幼魚)類の生残率を高め、併せて成長性
を向上させるタイ類仔魚用餌料に係る。
タイ類仔魚(含幼魚)類の生残率を高め、併せて成長性
を向上させるタイ類仔魚用餌料に係る。
なお、本発明においてタイ類とはマダイ、黒ダイ、レン
コダイ等一般にタイと称されるすべてのものを含む。
コダイ等一般にタイと称されるすべてのものを含む。
従来の技術 魚類は重要な蛋白質供給源であるが、海洋における魚類
乱獲のため、魚類資源の減少傾向があり、その資源保護
のため例えばハマチ、タイ等の魚類の養殖が盛んに行な
われている。
乱獲のため、魚類資源の減少傾向があり、その資源保護
のため例えばハマチ、タイ等の魚類の養殖が盛んに行な
われている。
特に、タイ類は味が淡白で美味であることから、タイ類
を大量に養殖し、安価に市場に供給されることが望まれ
ているが、現状ではタイ類の孵化直後から仔魚までの期
間(約1ケ月間)の生残率が約20%程度であるため、多
くの水槽や飼育池等で大量の仔魚を飼育しなければなら
ず、その生残率の向上が求められている。
を大量に養殖し、安価に市場に供給されることが望まれ
ているが、現状ではタイ類の孵化直後から仔魚までの期
間(約1ケ月間)の生残率が約20%程度であるため、多
くの水槽や飼育池等で大量の仔魚を飼育しなければなら
ず、その生残率の向上が求められている。
タイ類仔魚の生残率は飼育される環境条件によって大き
く左右されるが、特に餌料が生残率におよぼす影響が大
きい。一般的に魚類の仔魚用餌料としては蛋白源や生物
餌料が用いられている。前者はプロテアーゼ処理する必
要があり、後者は培養に手段がかかるという問題がある
(特開昭56−121440号公報、特開昭58−47443号公報参
照)。
く左右されるが、特に餌料が生残率におよぼす影響が大
きい。一般的に魚類の仔魚用餌料としては蛋白源や生物
餌料が用いられている。前者はプロテアーゼ処理する必
要があり、後者は培養に手段がかかるという問題がある
(特開昭56−121440号公報、特開昭58−47443号公報参
照)。
また、タイ類養殖の仔魚用餌料としては、例えばイワイ
ミール、イカミール、ホタテミール等の魚介類ミールを
主成分とし、これにオカラパウダのほかに、ビタミン
類、ミネラル類、大豆レシチン、フィードオイル、セル
ローズ等の各種栄養剤を含有させたものがある。しか
し、この餌料は成長率を高める利点があるが、その生残
率が低く、後記比較例で示すように適正に管理された状
態で試験した結果であってもなお生残率は24%程度であ
るという問題があった。
ミール、イカミール、ホタテミール等の魚介類ミールを
主成分とし、これにオカラパウダのほかに、ビタミン
類、ミネラル類、大豆レシチン、フィードオイル、セル
ローズ等の各種栄養剤を含有させたものがある。しか
し、この餌料は成長率を高める利点があるが、その生残
率が低く、後記比較例で示すように適正に管理された状
態で試験した結果であってもなお生残率は24%程度であ
るという問題があった。
発明が解決しようとする課題 本発明は上記問題の解決を目的とし、具体的には、生残
率が高められ、また、成長率等も併せて向上できる優れ
たタイ類仔魚用餌料を提案することを目的とする。
率が高められ、また、成長率等も併せて向上できる優れ
たタイ類仔魚用餌料を提案することを目的とする。
課題を解決するための手段ならびにその作用 すなわち、本発明は、魚介類ミールとオカラパウダとを
主成分として含むタイ類仔魚用餌料にタラ類の生殖巣な
らびに胃から選ばれる1または2種を有効成分材料とし
て含有してなることを特徴とする。
主成分として含むタイ類仔魚用餌料にタラ類の生殖巣な
らびに胃から選ばれる1または2種を有効成分材料とし
て含有してなることを特徴とする。
以下、更に本発明の手段たる構成ならびにその作用につ
いて詳しく説明すると、次の通りである。
いて詳しく説明すると、次の通りである。
本発明者らはタイ類の孵化直後から稚魚までの期間の生
残率を高める餌料添加物について検討を行なったとこ
ろ、従来から用いられているタイ類仔魚用餌料に更にタ
ラ類の生殖巣若しくは胃等を主成分とする微量有効成分
材料を添加すれば、その生残率が高められ、また、成長
性も併せて向上できるという知見を得た。
残率を高める餌料添加物について検討を行なったとこ
ろ、従来から用いられているタイ類仔魚用餌料に更にタ
ラ類の生殖巣若しくは胃等を主成分とする微量有効成分
材料を添加すれば、その生残率が高められ、また、成長
性も併せて向上できるという知見を得た。
更に進んで研究開発を行ない、この研究に基づいて本発
明は成立したものである。
明は成立したものである。
すなわち、本発明は従来から知られているタイ類仔魚用
餌料に対してタラ類の生殖巣若しくは胃から選ばれた少
なくとも一種の微量有効成分材料を配合し、含有させた
ものである。
餌料に対してタラ類の生殖巣若しくは胃から選ばれた少
なくとも一種の微量有効成分材料を配合し、含有させた
ものである。
微量有効成分材料はマダラ、スケソーダラ等のタラ類の
生殖巣若しくは胃等のすり身あるいは乾燥粉末から成る
ものであり、タラ類の生殖巣では卵巣、精巣等があげら
れるが、これらの中卵巣が好ましい。
生殖巣若しくは胃等のすり身あるいは乾燥粉末から成る
ものであり、タラ類の生殖巣では卵巣、精巣等があげら
れるが、これらの中卵巣が好ましい。
また、タイ類仔魚用餌料は、魚介類のミールやオカラパ
ウダを主成分とし、これに栄養剤等の添加物を含有した
ものである。このタイ類仔魚用餌料に配合される有効成
分材料の添加量はタイ類仔魚用餌料に対し、好ましくは
1〜20重量%、更に好ましくは2〜10重量%である。そ
の添加量が1重量%未満ではタイ類仔魚の生残率を高め
る効果が少なく、また、20重量%を越えると、仔魚の生
残率がかえって低下するからである。このようにタラ類
の生殖巣若しくは胃等の微量有効成分材料が生残率を高
めることができる理由は明らかではないが、有効成分材
料中に含まれる特殊蛋白質、酵素等が寄与するためと思
われる。
ウダを主成分とし、これに栄養剤等の添加物を含有した
ものである。このタイ類仔魚用餌料に配合される有効成
分材料の添加量はタイ類仔魚用餌料に対し、好ましくは
1〜20重量%、更に好ましくは2〜10重量%である。そ
の添加量が1重量%未満ではタイ類仔魚の生残率を高め
る効果が少なく、また、20重量%を越えると、仔魚の生
残率がかえって低下するからである。このようにタラ類
の生殖巣若しくは胃等の微量有効成分材料が生残率を高
めることができる理由は明らかではないが、有効成分材
料中に含まれる特殊蛋白質、酵素等が寄与するためと思
われる。
次に、本発明のタイ類仔魚用餌料を製造する方法につい
て説明すると、次の通りである。
て説明すると、次の通りである。
まず、ベースとなるタイ類仔魚用餌料に対しタラ類の生
殖巣若しくは胃等をすり身あるいは乾燥粉末化した有効
成分材料を1〜20重量%添加し、通常の混合機で均一に
混合すれば所望のタイ類仔魚用餌料が得られる。このよ
うな混合調製した餌料をタイ類の仔魚に与えると、従来
例の餌料に比べ著しく生残率が高められ、併せて成長性
を向上させることができる。
殖巣若しくは胃等をすり身あるいは乾燥粉末化した有効
成分材料を1〜20重量%添加し、通常の混合機で均一に
混合すれば所望のタイ類仔魚用餌料が得られる。このよ
うな混合調製した餌料をタイ類の仔魚に与えると、従来
例の餌料に比べ著しく生残率が高められ、併せて成長性
を向上させることができる。
実施例1. 500バーライト水槽7個を準備し、これら水槽にそれ
ぞれ10日令のマダイ仔魚(全長4.2±0.4mm)を1000尾収
容し、水温19.0〜22.8℃、pH値7.9〜8.1、DO値6.5〜7.
1、換水率3〜7回転/日の条件下、第1表に示すベー
スとなるマダイ仔魚用餌料組成物(以下、コントロール
という。)に第2表に示す各有効成分材料を添加した餌
料を与えた各試験区により30日間飼育試験を行なった。
その飼育結果を第3表に示した。
ぞれ10日令のマダイ仔魚(全長4.2±0.4mm)を1000尾収
容し、水温19.0〜22.8℃、pH値7.9〜8.1、DO値6.5〜7.
1、換水率3〜7回転/日の条件下、第1表に示すベー
スとなるマダイ仔魚用餌料組成物(以下、コントロール
という。)に第2表に示す各有効成分材料を添加した餌
料を与えた各試験区により30日間飼育試験を行なった。
その飼育結果を第3表に示した。
なお、表中成長倍率は飼育前のマダイ仔魚の全長に対す
る飼育後の全長の割合を示し、生残率は試験区内に収容
したマダイ尾数に対する一ケ月後の生存数の割合を示
す。
る飼育後の全長の割合を示し、生残率は試験区内に収容
したマダイ尾数に対する一ケ月後の生存数の割合を示
す。
実施例2. 実施例1の各有効成分材料の添加量10重量%を5重量%
に代えた以外はすべて実施例1と同様に行なった。その
結果を第4表に示した。
に代えた以外はすべて実施例1と同様に行なった。その
結果を第4表に示した。
実施例3. 実施例1の各有効成分材料の添加量10重量%を2重量%
に代えた以外はすべて実施例1と同様に行なった。その
結果を第5表に示した。
に代えた以外はすべて実施例1と同様に行なった。その
結果を第5表に示した。
以上説明した各実施例によれば、第3表に示すように、
マダイ仔魚の成育状態は、その全長ではすべての試験区
が微量有効成分材料を添加しない比較例の試験区No.6の
コントロールよりも高くなっている。特にマダラ精巣10
%、マダラ胃10%が高い値を示している。
マダイ仔魚の成育状態は、その全長ではすべての試験区
が微量有効成分材料を添加しない比較例の試験区No.6の
コントロールよりも高くなっている。特にマダラ精巣10
%、マダラ胃10%が高い値を示している。
生残率ではスケソー卵巣10%が76.9%で非常に高い値を
示し、また、マダラ胃10%はコントロールと比べ高い値
を示している。
示し、また、マダラ胃10%はコントロールと比べ高い値
を示している。
よってマダイ仔魚餌料にマダラ精巣、マダラ胃、スケソ
ー卵巣を10%添加することにより成長若しくは生残率が
向上したと考えられる。
ー卵巣を10%添加することにより成長若しくは生残率が
向上したと考えられる。
また、第4表および第5表の微量有効成分材料の添加量
を変えた場合においても同様の傾向を示し、微量有効成
分材料を従来例のマダイ仔魚餌料のみの場合に比べて生
残率が高く、また、成長性も向上することがわかる。
を変えた場合においても同様の傾向を示し、微量有効成
分材料を従来例のマダイ仔魚餌料のみの場合に比べて生
残率が高く、また、成長性も向上することがわかる。
〈発明の効果〉 以上詳しく説明した通り、本発明に係るタイ類仔魚用餌
料は、魚介類ミールとオカラパウダとを主成分として含
むもので、この餌料にタラ類の生殖巣や胃を有効成分材
料として含ませてなるものである。
料は、魚介類ミールとオカラパウダとを主成分として含
むもので、この餌料にタラ類の生殖巣や胃を有効成分材
料として含ませてなるものである。
したがって、この種の餌料に比べタイ類仔魚の生残率が
高められ、併せて成長性も向上する。
高められ、併せて成長性も向上する。
とくに、これら有効成分材料が1〜20%、なかでも、ス
ケソー卵巣などの生殖巣10%前後や、マダラ胃などの胃
10%前後を含ませると、仔魚からの成長倍率が大巾に高
められるほか、生残率が顕著に高められる。
ケソー卵巣などの生殖巣10%前後や、マダラ胃などの胃
10%前後を含ませると、仔魚からの成長倍率が大巾に高
められるほか、生残率が顕著に高められる。
Claims (4)
- 【請求項1】イワシ、イカ、ホタテなどの魚介類ミール
とオカラパウダとを主成分として含み、さらに、タラ類
の生殖巣ならびに胃から選ばれる1または2種を有効成
分材料として1〜20重量%含有させてなることを特徴と
するタイ類仔魚用餌料。 - 【請求項2】前記タラ類の生殖巣類がスケソーダラ若し
くはマダラの卵巣、精巣のすり身若しくは乾燥粉末であ
る請求項1記載のタイ類仔魚用餌料。 - 【請求項3】前記タラ類の胃がスケソーダラ若しくはマ
ダラの胃のすり身若しくは乾燥粉末である請求項1記載
のタイ類仔魚用餌料。 - 【請求項4】前記有効成分材料を、2〜10重量%含有さ
せることを特徴とする請求項1、2又は3記載のタイ類
仔魚用餌料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63327444A JPH07106122B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | タイ類仔魚用餌料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63327444A JPH07106122B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | タイ類仔魚用餌料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02171148A JPH02171148A (ja) | 1990-07-02 |
| JPH07106122B2 true JPH07106122B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=18199238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63327444A Expired - Fee Related JPH07106122B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | タイ類仔魚用餌料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07106122B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07106123B2 (ja) * | 1988-12-23 | 1995-11-15 | 日本水産株式会社 | ブリ幼魚用餌料 |
| JP3232384B2 (ja) * | 1994-01-13 | 2001-11-26 | 株式会社ニチロ | 馬用飼料 |
| CN111134051B (zh) * | 2020-01-22 | 2022-07-12 | 海南晨海水产有限公司 | 一种赤鳍笛鲷的室外生态池塘人工育苗方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07106123B2 (ja) * | 1988-12-23 | 1995-11-15 | 日本水産株式会社 | ブリ幼魚用餌料 |
-
1988
- 1988-12-23 JP JP63327444A patent/JPH07106122B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02171148A (ja) | 1990-07-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |