JPH0710670B2 - ステアリングコラムのチルト装置 - Google Patents
ステアリングコラムのチルト装置Info
- Publication number
- JPH0710670B2 JPH0710670B2 JP60231029A JP23102985A JPH0710670B2 JP H0710670 B2 JPH0710670 B2 JP H0710670B2 JP 60231029 A JP60231029 A JP 60231029A JP 23102985 A JP23102985 A JP 23102985A JP H0710670 B2 JPH0710670 B2 JP H0710670B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering column
- bracket
- fixed
- flip
- slider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ステアリングコラムの基端部を車体に回動自
在に支持し、ステアリングホイルを上下動可能にしたチ
ルト装置に係り、特に、ステアリングホイルの最適ドラ
イビングポジションを設定するチルト機能を備えるとと
もに、このポジションを記憶させた状態で乗降時等にス
テアリングコラムを跳ね上げる跳ね上げ機能とを備えた
ステアリングコラムのチルト装置に関する。
在に支持し、ステアリングホイルを上下動可能にしたチ
ルト装置に係り、特に、ステアリングホイルの最適ドラ
イビングポジションを設定するチルト機能を備えるとと
もに、このポジションを記憶させた状態で乗降時等にス
テアリングコラムを跳ね上げる跳ね上げ機能とを備えた
ステアリングコラムのチルト装置に関する。
この種のチルト装置としては、例えば、第9図に示すよ
うなものが知られている(例えば、スバルXTサービスマ
ニュアル1985年版参照)。
うなものが知られている(例えば、スバルXTサービスマ
ニュアル1985年版参照)。
図において、1はステアリングコラムであり、その基端
部において車体2に揺動自在に支持される。3は車体2
に固定される断面略コ字状の固定ブラケットであり、ス
テアリングコラム1の揺動支点を中心とする略円弧状の
長孔部4をその両側壁3a,3bに開設してなる。6はこの
固定ブラケット3内に配されるインナブラケットであっ
て、上記長孔部4に対応して長孔7を形成してなる。こ
の長孔7の幅は長孔部4の幅に比較して小さく形成され
ている。8はステアリングコラム1に固定されるチルト
ブラケットであり、ステアリングコラム1の軸に対して
直角に通孔9を形成してなるとともに、ステアリングコ
ラム1の揺動に従って通孔9が長孔7に沿って移動する
ように設定されている。10はボルトであり、長孔7及び
通孔9を貫通し、その頭部10aはインナブラケット6の
一側壁6aに当接するとともに、固定ブラケット3の長孔
部4に対しては遊嵌している。11はボルト10にネジ込ま
れるナットであり、インナブラケット6の他側壁6bに当
接するとともに、固定ブラケット3の長孔部4に対して
は遊嵌している。12は操作レバーであり、ナット11にワ
ッシャ13を介してネジ14で締付け固定される。15はメモ
リー装置であり、インナブラケット6を固定ブラケット
3の所定位置に支持する支持ピン16を備えている。この
支持ピン16は固定ブラケット3に固定するケース体17に
進退動可能に収納されており、常時は内蔵のスプリング
の付勢力によって突出してインナブラケット6に係合し
ている一方、ノブ18の引張り操作によってケーブル19を
介して後退し、インナブラケット6との係合が解除せし
められる。尚、20は固定ブラケット3に開設され支持ピ
ン16が出入りする孔、21はインナブラケット6に開設さ
れ支持ピン16が係合する係合孔、22,23は上記ボルト10
の頭部10a及びナット11に夫々嵌合し固定ブラケット3
の長孔部4を転動するベアリングである。また、インナ
ブラケット6は図示外の跳ね上げスプリングによって常
時跳ね上げ方向に付勢されている。
部において車体2に揺動自在に支持される。3は車体2
に固定される断面略コ字状の固定ブラケットであり、ス
テアリングコラム1の揺動支点を中心とする略円弧状の
長孔部4をその両側壁3a,3bに開設してなる。6はこの
固定ブラケット3内に配されるインナブラケットであっ
て、上記長孔部4に対応して長孔7を形成してなる。こ
の長孔7の幅は長孔部4の幅に比較して小さく形成され
ている。8はステアリングコラム1に固定されるチルト
ブラケットであり、ステアリングコラム1の軸に対して
直角に通孔9を形成してなるとともに、ステアリングコ
ラム1の揺動に従って通孔9が長孔7に沿って移動する
ように設定されている。10はボルトであり、長孔7及び
通孔9を貫通し、その頭部10aはインナブラケット6の
一側壁6aに当接するとともに、固定ブラケット3の長孔
部4に対しては遊嵌している。11はボルト10にネジ込ま
れるナットであり、インナブラケット6の他側壁6bに当
接するとともに、固定ブラケット3の長孔部4に対して
は遊嵌している。12は操作レバーであり、ナット11にワ
ッシャ13を介してネジ14で締付け固定される。15はメモ
リー装置であり、インナブラケット6を固定ブラケット
3の所定位置に支持する支持ピン16を備えている。この
支持ピン16は固定ブラケット3に固定するケース体17に
進退動可能に収納されており、常時は内蔵のスプリング
の付勢力によって突出してインナブラケット6に係合し
ている一方、ノブ18の引張り操作によってケーブル19を
介して後退し、インナブラケット6との係合が解除せし
められる。尚、20は固定ブラケット3に開設され支持ピ
ン16が出入りする孔、21はインナブラケット6に開設さ
れ支持ピン16が係合する係合孔、22,23は上記ボルト10
の頭部10a及びナット11に夫々嵌合し固定ブラケット3
の長孔部4を転動するベアリングである。また、インナ
ブラケット6は図示外の跳ね上げスプリングによって常
時跳ね上げ方向に付勢されている。
そのため、ステアリングホイル(図示せず)を最適ドラ
イビングポジションに設定するときは、操作レバー12を
操作してナット11を弛めステアリングコラム1を揺動さ
せて適宜の位置に設定する。この場合、ボルト10はイン
ナブラケット6の長孔7内を移動するとともに、ボルト
10の頭部及びナット11はベアリング22,23を介して固定
ブラケット3の長孔部4を移動する。そして、上記ステ
アリングコラム1の適宜の位置において操作レバー12を
操作してナット11を締付け、ステアリングコラム1をチ
ルトブラケット8を介してインナブラケット6に固定す
る。このとき、インナブラケット6はメモリー装置15の
支持ピン16に係合しており、固定ブラケット3に対して
は固定状態にあるので、ステアリングコラム1は固定ブ
ラケット3に対して所望の位置に位置決めされる。
イビングポジションに設定するときは、操作レバー12を
操作してナット11を弛めステアリングコラム1を揺動さ
せて適宜の位置に設定する。この場合、ボルト10はイン
ナブラケット6の長孔7内を移動するとともに、ボルト
10の頭部及びナット11はベアリング22,23を介して固定
ブラケット3の長孔部4を移動する。そして、上記ステ
アリングコラム1の適宜の位置において操作レバー12を
操作してナット11を締付け、ステアリングコラム1をチ
ルトブラケット8を介してインナブラケット6に固定す
る。このとき、インナブラケット6はメモリー装置15の
支持ピン16に係合しており、固定ブラケット3に対して
は固定状態にあるので、ステアリングコラム1は固定ブ
ラケット3に対して所望の位置に位置決めされる。
一方、乗降のスペースを広くするために、ステアリング
コラム1を跳ね上げるときは、ノブ18を引張る。このと
き、メモリー装置15の支持ピン16が後退してインナブラ
ケット6との係合が解除され、インナブラケット6は跳
ね上げスプリングによって跳ね上げられる。この場合、
ステアリングコラム1はチルトブラケット8を介してボ
ルト10及びナット11によりインナブラケット6に固定さ
れており、レバー12はナット11に固定されているので、
ステアリングコラム1はボルト10及びレバー12を伴って
固定ブラケット3から跳ね上がる。
コラム1を跳ね上げるときは、ノブ18を引張る。このと
き、メモリー装置15の支持ピン16が後退してインナブラ
ケット6との係合が解除され、インナブラケット6は跳
ね上げスプリングによって跳ね上げられる。この場合、
ステアリングコラム1はチルトブラケット8を介してボ
ルト10及びナット11によりインナブラケット6に固定さ
れており、レバー12はナット11に固定されているので、
ステアリングコラム1はボルト10及びレバー12を伴って
固定ブラケット3から跳ね上がる。
また、元位置に復帰させるときには、ステアリングコラ
ム1を押し下げ、インナブラケット6の係合孔21に支持
ピン16を係合せしめる。この場合、ステアリングコラム
1はインナブラケット6の所望の位置に固定されている
ので、元の最適ドライビングポジションが再現されるこ
とになる。
ム1を押し下げ、インナブラケット6の係合孔21に支持
ピン16を係合せしめる。この場合、ステアリングコラム
1はインナブラケット6の所望の位置に固定されている
ので、元の最適ドライビングポジションが再現されるこ
とになる。
即ち、この装置は元のドライビングポジションを記憶し
た状態でステアリングコラム1を跳ね上げ、元に戻した
ときは跳ね上げ前の状態を再現できるものである。
た状態でステアリングコラム1を跳ね上げ、元に戻した
ときは跳ね上げ前の状態を再現できるものである。
この従来のチルト装置にあっては、ステアリングコラム
1を跳ね上げた際、レバー12がインナブラケット6を介
してステアリングコラム1と共に跳ね上がるため、レバ
ー12の移動空間を必要とし、ステアリングコラム1の固
定ブラケット3が固定される車体の車室内前部に配置さ
れ、メーター類や各種スイッチ類が配置されているイン
ストルメントパネルの形状が制約されるという問題があ
った。
1を跳ね上げた際、レバー12がインナブラケット6を介
してステアリングコラム1と共に跳ね上がるため、レバ
ー12の移動空間を必要とし、ステアリングコラム1の固
定ブラケット3が固定される車体の車室内前部に配置さ
れ、メーター類や各種スイッチ類が配置されているイン
ストルメントパネルの形状が制約されるという問題があ
った。
また、レバー12及びインナブラケット6が共に跳ね上が
るため跳ね上がり部品の重量が増え、跳ね上げスプリン
グ力を強くする必要があり、結果的にスプリングスペー
スが増大し、チルト装置が大型化してしまう問題もあっ
た。
るため跳ね上がり部品の重量が増え、跳ね上げスプリン
グ力を強くする必要があり、結果的にスプリングスペー
スが増大し、チルト装置が大型化してしまう問題もあっ
た。
更に、ステアリングコラム1の跳ね上がり時には、ベア
リング22,23が固定ブラケット3の長孔部4,4の上端に当
接して、ステアリングコラム1の跳ね上がりはストップ
する。しかし、跳ね上がり部品の重量が増えて重いと、
跳ね上がり時のステアリングコラム1の慣性力が増大
し、その結果、上記跳ね上がりストップ時の衝撃が増大
し異音や振動が増大するという問題もあった。
リング22,23が固定ブラケット3の長孔部4,4の上端に当
接して、ステアリングコラム1の跳ね上がりはストップ
する。しかし、跳ね上がり部品の重量が増えて重いと、
跳ね上がり時のステアリングコラム1の慣性力が増大
し、その結果、上記跳ね上がりストップ時の衝撃が増大
し異音や振動が増大するという問題もあった。
そこで、本発明の技術的課題は、跳ね上げの際に、予め
最適ドライビングポジションに設定したナット11や操作
レバー12等の装置が固定ブラケット側に残るようにし
て、インストルメントパネルの形状を制約することな
く、また跳ね上げスプリングのスペースを増大させるこ
ともなく、しかもステアリングコラムの慣性力の増大に
よる跳ね上がりストップ時の異音や振動の増大を防止す
る点にある。
最適ドライビングポジションに設定したナット11や操作
レバー12等の装置が固定ブラケット側に残るようにし
て、インストルメントパネルの形状を制約することな
く、また跳ね上げスプリングのスペースを増大させるこ
ともなく、しかもステアリングコラムの慣性力の増大に
よる跳ね上がりストップ時の異音や振動の増大を防止す
る点にある。
このような課題を解決するための本発明の技術的手段
は、ステアリングコラムの基端部を車体に回動自在に支
持してなる上記ステアリングコラムのチルト装置におい
て、車体に固定される固定ブラケットと、この固定ブラ
ケットに上記ステアリングコラムの回動支点を中心とし
て移動可能に係合する移動部材と、この移動部材を所望
の位置で固定ブラケットに固定する固定手段とを備える
とともに、移動部材と上記ステアリングコラムを一定の
距離関係のもとに連結する連結手段と、この連結手段の
連結を解除する解除手段と、この連結が解除されたとき
に上記ステアリングコラムを上方に跳ね上げる跳ね上げ
装置とを備え、上記跳ね上げ装置には、上記固定ブラケ
ット及び上記ステアリングコラムのいずれか一方にリン
クを軸支し、このリンクにスライダを設けると共に、上
記ステアリングコラムを上方に揺動させる方向に上記リ
ンクを付勢する弾性部材を備え、他方には上記スライダ
の摺動により上記ステアリングコラムを揺動せしめるス
ライド部材を固着したことを特徴とする。
は、ステアリングコラムの基端部を車体に回動自在に支
持してなる上記ステアリングコラムのチルト装置におい
て、車体に固定される固定ブラケットと、この固定ブラ
ケットに上記ステアリングコラムの回動支点を中心とし
て移動可能に係合する移動部材と、この移動部材を所望
の位置で固定ブラケットに固定する固定手段とを備える
とともに、移動部材と上記ステアリングコラムを一定の
距離関係のもとに連結する連結手段と、この連結手段の
連結を解除する解除手段と、この連結が解除されたとき
に上記ステアリングコラムを上方に跳ね上げる跳ね上げ
装置とを備え、上記跳ね上げ装置には、上記固定ブラケ
ット及び上記ステアリングコラムのいずれか一方にリン
クを軸支し、このリンクにスライダを設けると共に、上
記ステアリングコラムを上方に揺動させる方向に上記リ
ンクを付勢する弾性部材を備え、他方には上記スライダ
の摺動により上記ステアリングコラムを揺動せしめるス
ライド部材を固着したことを特徴とする。
この手段によれば、ステアリングコラムをチルト動作さ
せるときには、固定手段による移動部材の固定ブラケッ
トへの固定を解き、移動部材を連結手段によってステア
リングコラムに連結したままステアリングコラムを揺動
させて所望の位置に設定し、その後、移動部材を固定手
段により固定する。
せるときには、固定手段による移動部材の固定ブラケッ
トへの固定を解き、移動部材を連結手段によってステア
リングコラムに連結したままステアリングコラムを揺動
させて所望の位置に設定し、その後、移動部材を固定手
段により固定する。
そして、ステアリングコラムを跳ね上げるときには、連
結手段の連結を解除手段によって解除する。すると、移
動部材が固定ブラケットに固定されたままの状態で、跳
ね上げ装置によって弾性部材の付勢力によってリンクが
回動し、スライダがスライド部材に沿って摺動しながら
上昇し、ステアリングコラムはスライダによって持ち上
げられて、設定された跳ね上げ位置の上端まで上げられ
る。
結手段の連結を解除手段によって解除する。すると、移
動部材が固定ブラケットに固定されたままの状態で、跳
ね上げ装置によって弾性部材の付勢力によってリンクが
回動し、スライダがスライド部材に沿って摺動しながら
上昇し、ステアリングコラムはスライダによって持ち上
げられて、設定された跳ね上げ位置の上端まで上げられ
る。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例に係るチル
ト装置を詳細に説明する。
ト装置を詳細に説明する。
第1図乃至第6図に示すチルト装置Tの基本的構成は、
固定ブラケット40,移動部材50,固定手段としての固定装
置60,連結手段及び解除手段としてのジャンプレバー70
及び跳ね上げ装置80から成る。
固定ブラケット40,移動部材50,固定手段としての固定装
置60,連結手段及び解除手段としてのジャンプレバー70
及び跳ね上げ装置80から成る。
30はステアリングシャフト35を包容するステアリングコ
ラムである。第2図に示すように、その基端部30aは、
車体31に固定されたブラケット32に支軸33を介して回動
自在に支持されている。34はステアリングコラム30に固
定されたチルトブラケットである。
ラムである。第2図に示すように、その基端部30aは、
車体31に固定されたブラケット32に支軸33を介して回動
自在に支持されている。34はステアリングコラム30に固
定されたチルトブラケットである。
固定ブラケット40は、断面略L字状に折曲した一対のプ
レートをその側壁部40a,40bにおいて架設部材41を介し
て接合したものである。そして、上記チルトブラケット
34が側壁部40a,40b間に配される。42はスライドブロッ
クで、長孔状の取付孔42aを有し、固定ブラケット40に
嵌合されている。この取付孔42aにおいてボルト等で固
定ブラケット40を車体31に固定せしめる。43は上記側壁
部40a,40bの前縁に形成された案内溝であって、チルト
ブラケット34に突設したガイドシャフト44がステアリン
グコラム30の揺動に伴って案内されながら摺動するもの
である。45は上記側壁部40a,40bに夫々形成された長孔
であって、ステアリングコラム30の揺動支点である支軸
33を中心とした略円弧状に形成される。また一方の側壁
部40aの長孔45開孔縁部にはエンボス加工された凹凸部4
6が形成されている。
レートをその側壁部40a,40bにおいて架設部材41を介し
て接合したものである。そして、上記チルトブラケット
34が側壁部40a,40b間に配される。42はスライドブロッ
クで、長孔状の取付孔42aを有し、固定ブラケット40に
嵌合されている。この取付孔42aにおいてボルト等で固
定ブラケット40を車体31に固定せしめる。43は上記側壁
部40a,40bの前縁に形成された案内溝であって、チルト
ブラケット34に突設したガイドシャフト44がステアリン
グコラム30の揺動に伴って案内されながら摺動するもの
である。45は上記側壁部40a,40bに夫々形成された長孔
であって、ステアリングコラム30の揺動支点である支軸
33を中心とした略円弧状に形成される。また一方の側壁
部40aの長孔45開孔縁部にはエンボス加工された凹凸部4
6が形成されている。
移動部材50はボルト51及び係合部材52,53を備えてい
る。ボルト51は、上記長孔45を移動可能に貫通してい
る。一方の係合部材52はボルト51の頭部51aにスプライ
ン結合しており、Eリング54で抜け止めされると共に、
長孔45に係合する回り止め用の爪52aを形成してなる。
他方の係合部材53はその挿通口53cにおいてボルト51の
ネジ部51bに挿通され、長孔45に係合する回り止め用の
爪53aを形成してなると共に、第6図に示すように、上
記凹凸部46に噛合する凹凸係合部53bを形成してなる。
また、爪53aの反対側にはカム部55が形成される。この
カム部55は、第6図に示すように、挿通口53c外方の円
周上に高部55aと低部55bとを交互に形成してなる。更
に、ボルト51には上記側壁部40a,40b間においてカラー5
6が遊嵌している。一方、チルトブラケット34には、こ
のカラー56に係合してこれに支持される円弧状の支持部
36が形成されている。
る。ボルト51は、上記長孔45を移動可能に貫通してい
る。一方の係合部材52はボルト51の頭部51aにスプライ
ン結合しており、Eリング54で抜け止めされると共に、
長孔45に係合する回り止め用の爪52aを形成してなる。
他方の係合部材53はその挿通口53cにおいてボルト51の
ネジ部51bに挿通され、長孔45に係合する回り止め用の
爪53aを形成してなると共に、第6図に示すように、上
記凹凸部46に噛合する凹凸係合部53bを形成してなる。
また、爪53aの反対側にはカム部55が形成される。この
カム部55は、第6図に示すように、挿通口53c外方の円
周上に高部55aと低部55bとを交互に形成してなる。更
に、ボルト51には上記側壁部40a,40b間においてカラー5
6が遊嵌している。一方、チルトブラケット34には、こ
のカラー56に係合してこれに支持される円弧状の支持部
36が形成されている。
固定装置60は操作レバー61にナット部62を形成したもの
である。ナット部62は上記ボルト51のネジ部51bに螺合
するネジ部62aを備えるとともに、特に第6図に示すよ
うに、ネジ部62aの入口側にクランプカム部63を形成し
てなる。このクランプカム部63は、上記係合部材53のカ
ム部55と同様に円周上に山部63aと谷部63bとを交互に形
成したもので、ネジ部62aの締付時に上記カム部55の高
部55aとクランプカム部63の山部63aとが互いに接触する
ように設定され、ネジ部62aを略1/8回転程度弛めたとき
にクランプカム部63の山部63aがカム部55の低部55bに対
面するように設定される。64はバネであって、圧縮状態
でナット部62と上記係合部材53との間に配設され、ナッ
ト部62を係合部材53から離間させる方向に付勢してい
る。65はスプリングであって、チルトブラケット34と操
作レバー61との間に張設され、操作レバー61をナット部
62のボルト51に対する締付方向に付勢している。
である。ナット部62は上記ボルト51のネジ部51bに螺合
するネジ部62aを備えるとともに、特に第6図に示すよ
うに、ネジ部62aの入口側にクランプカム部63を形成し
てなる。このクランプカム部63は、上記係合部材53のカ
ム部55と同様に円周上に山部63aと谷部63bとを交互に形
成したもので、ネジ部62aの締付時に上記カム部55の高
部55aとクランプカム部63の山部63aとが互いに接触する
ように設定され、ネジ部62aを略1/8回転程度弛めたとき
にクランプカム部63の山部63aがカム部55の低部55bに対
面するように設定される。64はバネであって、圧縮状態
でナット部62と上記係合部材53との間に配設され、ナッ
ト部62を係合部材53から離間させる方向に付勢してい
る。65はスプリングであって、チルトブラケット34と操
作レバー61との間に張設され、操作レバー61をナット部
62のボルト51に対する締付方向に付勢している。
ジャンプレバー70は上記カラー56に回転自在に支持され
ており、チルトブラケット34に設けたロックピン71に係
合する係合溝72を形成してなる。係合溝72はロックピン
71に当接してチルトブラケット34の支持部36をカラー56
に押圧する押圧面72aを有して構成される。そして、こ
の係合時に固定装着60とチルトブラケット34を介したス
テアリングコラム30とを連結している。74はコイルスプ
リングであって、カラー56に捩り状態で装着されると共
に、両端74a,74bをジャンプレバー70の係止孔75に係止
し、中間部74cを固定ブラケット40の架設部材41に引掛
けて、常時係合溝72のロックピン71に対する係合方向に
ジャンプレバー70を付勢している。76は解除手段として
のジャンプレバー70の操作杆であって、第2図中時計方
向R1に回動させて上記係合溝72とロックピン71との係合
を解除するものである。77はジャンプレバー70の突出部
であって、係合溝72とロックピン71との係合の解除後に
おいてジャンプレバー70がコイルスプリング74の付勢力
によって回転しすぎないように、ロックピン71に当接す
るようその長さが定められている。
ており、チルトブラケット34に設けたロックピン71に係
合する係合溝72を形成してなる。係合溝72はロックピン
71に当接してチルトブラケット34の支持部36をカラー56
に押圧する押圧面72aを有して構成される。そして、こ
の係合時に固定装着60とチルトブラケット34を介したス
テアリングコラム30とを連結している。74はコイルスプ
リングであって、カラー56に捩り状態で装着されると共
に、両端74a,74bをジャンプレバー70の係止孔75に係止
し、中間部74cを固定ブラケット40の架設部材41に引掛
けて、常時係合溝72のロックピン71に対する係合方向に
ジャンプレバー70を付勢している。76は解除手段として
のジャンプレバー70の操作杆であって、第2図中時計方
向R1に回動させて上記係合溝72とロックピン71との係合
を解除するものである。77はジャンプレバー70の突出部
であって、係合溝72とロックピン71との係合の解除後に
おいてジャンプレバー70がコイルスプリング74の付勢力
によって回転しすぎないように、ロックピン71に当接す
るようその長さが定められている。
跳ね上げ装置80は、リンク81,スライダ82及びスライダ
部材83から構成される揺動スライダクランク機構と弾性
部材としてのコイルバネ84とからなる。
部材83から構成される揺動スライダクランク機構と弾性
部材としてのコイルバネ84とからなる。
リンク81は断面略コ字状に折曲形成されその側壁81a,81
bの一端に通孔85を形成してなり、この通孔85におい
て、固定ブラケット40に架設された回転軸86に回転自在
に支持される。尚、85aは通孔85に嵌挿されるブッシュ
である。スライダ82はピン部材で形成され、リンク81の
側壁81a,81bの他端に形成した取付孔87間に架設され
る。スライド部材83はスライダ82が貫通する長孔88を形
成してなり、長孔88がステアリングコラム30の軸線に沿
うようにチルトブラケット34に一対固定され、上記スラ
イダ82の長孔88に対する摺動によってステアリングコラ
ム30が揺動するように設定される。コイルバネ84は、第
5図に示すように、上記回転軸86に捩り状態で巻装さ
れ、一端を固定ブラケット40の架設部材41に係止し、他
端をリンク81の底壁81cに係止してなり、常時リンク81
を第2図中時計回り方向R2(ステアリングコラム30を上
方に揺動させる方向)に付勢している。
bの一端に通孔85を形成してなり、この通孔85におい
て、固定ブラケット40に架設された回転軸86に回転自在
に支持される。尚、85aは通孔85に嵌挿されるブッシュ
である。スライダ82はピン部材で形成され、リンク81の
側壁81a,81bの他端に形成した取付孔87間に架設され
る。スライド部材83はスライダ82が貫通する長孔88を形
成してなり、長孔88がステアリングコラム30の軸線に沿
うようにチルトブラケット34に一対固定され、上記スラ
イダ82の長孔88に対する摺動によってステアリングコラ
ム30が揺動するように設定される。コイルバネ84は、第
5図に示すように、上記回転軸86に捩り状態で巻装さ
れ、一端を固定ブラケット40の架設部材41に係止し、他
端をリンク81の底壁81cに係止してなり、常時リンク81
を第2図中時計回り方向R2(ステアリングコラム30を上
方に揺動させる方向)に付勢している。
そして、上記ジャンプレバー70がロックピン71に係合
し、かつ、ボルト51に対する操作レバー61のナット部62
が弛められている状態においては、ステアリングコラム
30はボルト51が移動する固定ブラケット40の長孔45の範
囲内、即ち、スライダ82がスライド部材83の長孔88の下
側部lを摺動する範囲内において揺動可能であり、第2
図に示すように、上限位置Aと下限位置Bとの間に位置
できる。また、Cはニュートラル位置であって上限位置
Aと下限位置Bとの中間の位置である。
し、かつ、ボルト51に対する操作レバー61のナット部62
が弛められている状態においては、ステアリングコラム
30はボルト51が移動する固定ブラケット40の長孔45の範
囲内、即ち、スライダ82がスライド部材83の長孔88の下
側部lを摺動する範囲内において揺動可能であり、第2
図に示すように、上限位置Aと下限位置Bとの間に位置
できる。また、Cはニュートラル位置であって上限位置
Aと下限位置Bとの中間の位置である。
また、上記ジャンプレバー70のロックピン71に対する係
合が解除された状態においては、コイルバネ84の付勢力
によってスライダ82がスライド部材83の長孔88の上端88
aに到達し、この位置においてステアリングコラム30は
跳ね上げ位置Dに設定される。この位置においては、第
7図に示すように、リンク81の側壁81a,81bの端縁89が
上記ジャンプレバー70の係合溝72を形成する突部78に当
接し、ジャンプレバー70をロックピン71の非係合位置に
保持するようになっている。
合が解除された状態においては、コイルバネ84の付勢力
によってスライダ82がスライド部材83の長孔88の上端88
aに到達し、この位置においてステアリングコラム30は
跳ね上げ位置Dに設定される。この位置においては、第
7図に示すように、リンク81の側壁81a,81bの端縁89が
上記ジャンプレバー70の係合溝72を形成する突部78に当
接し、ジャンプレバー70をロックピン71の非係合位置に
保持するようになっている。
次に、以上の構成に係るチルト装置の作用について説明
する。
する。
まず、第2図の状態において、ステアリングコラム30は
ニュートラル位置Cに設定されている。この状態におい
ては、ジャンプレバー70はその係合溝72においてチルト
ブラケット34のロックピン71に係合しており、操作レバ
ー61のナット部62はボルト51に対して締付状態にある。
また、跳ね上げ装置80のスライダ82はスライド部材83の
長孔88の下方側に位置している。
ニュートラル位置Cに設定されている。この状態におい
ては、ジャンプレバー70はその係合溝72においてチルト
ブラケット34のロックピン71に係合しており、操作レバ
ー61のナット部62はボルト51に対して締付状態にある。
また、跳ね上げ装置80のスライダ82はスライド部材83の
長孔88の下方側に位置している。
この状態からチルト操作するに際しては、操作レバー61
を第2図の時計方向A1に回動させる。このとき、第4図
及び第6図に示すように、ナット部62のネジ部62aがボ
ルト51のネジ部51bから弛められると共に、クランプカ
ム部63の山部63aがカム部55の高部55aから外れる。この
場合、操作レバー61の回転が略1/8回転程度であると、
山部63aと低部55bとが対面するので、この間の間隙が大
きなものになり、その分、ボルト51が頭部51aのスプラ
イン結合部を介して軸方向に移動可能になる。そのた
め、僅かな操作レバー61の回転によって急激に締付力が
緩和されることになり、それだけ、ボルト51が固定ブラ
ケット40の長孔45を移動し易くなる。また、1/8回転以
上操作レバー61を回転させた場合には、クランプカム部
63とカム部55とが十分離間するので、締付力は緩和され
る。この状態において、ボルト51は長孔45を移動可能に
なる。そして、ステアリングホイル(図示せず)の最適
ドライビングポジションを定めるべく、ステアリングコ
ラム30を上限位置Aと下限位置Bとの間において揺動さ
せ、所望の位置に設定する。この場合、ボルト51はジャ
ンプレバー70を介してステアリングコラム30と一体に動
き、長孔45を移動する。このとき、係合部材52,53もボ
ルト51に同行して移動するが、第4図に示すように、一
方の係合部材53はその凹凸係合部53bにおいてバネ64に
押圧されながら固定ブラケット40の凹凸部46に係合して
いるので、固定ブラケット40に対して段階的に動くこと
になり、そのため、節度感があってチルト操作が快いも
のとなる。また、チルト動作中は、跳ね上げ装置80のス
ライダ82はスライド部材83の長孔88の下側部lの範囲を
摺動する。
を第2図の時計方向A1に回動させる。このとき、第4図
及び第6図に示すように、ナット部62のネジ部62aがボ
ルト51のネジ部51bから弛められると共に、クランプカ
ム部63の山部63aがカム部55の高部55aから外れる。この
場合、操作レバー61の回転が略1/8回転程度であると、
山部63aと低部55bとが対面するので、この間の間隙が大
きなものになり、その分、ボルト51が頭部51aのスプラ
イン結合部を介して軸方向に移動可能になる。そのた
め、僅かな操作レバー61の回転によって急激に締付力が
緩和されることになり、それだけ、ボルト51が固定ブラ
ケット40の長孔45を移動し易くなる。また、1/8回転以
上操作レバー61を回転させた場合には、クランプカム部
63とカム部55とが十分離間するので、締付力は緩和され
る。この状態において、ボルト51は長孔45を移動可能に
なる。そして、ステアリングホイル(図示せず)の最適
ドライビングポジションを定めるべく、ステアリングコ
ラム30を上限位置Aと下限位置Bとの間において揺動さ
せ、所望の位置に設定する。この場合、ボルト51はジャ
ンプレバー70を介してステアリングコラム30と一体に動
き、長孔45を移動する。このとき、係合部材52,53もボ
ルト51に同行して移動するが、第4図に示すように、一
方の係合部材53はその凹凸係合部53bにおいてバネ64に
押圧されながら固定ブラケット40の凹凸部46に係合して
いるので、固定ブラケット40に対して段階的に動くこと
になり、そのため、節度感があってチルト操作が快いも
のとなる。また、チルト動作中は、跳ね上げ装置80のス
ライダ82はスライド部材83の長孔88の下側部lの範囲を
摺動する。
ステアリングコラム30を所望の位置に設定した後は、操
作レバー61を解放すれば良い。すると、操作レバー61は
スプリング65の付勢力によって第2図の反時計方向A2に
回動せしめられるのでナット部62がボルト51に対して締
付状態となり、ボルト51は固定ブラケット40に固定され
ると共に、ジャンプレバー70を介して連結されるステア
リングコラム30が位置決めされる。
作レバー61を解放すれば良い。すると、操作レバー61は
スプリング65の付勢力によって第2図の反時計方向A2に
回動せしめられるのでナット部62がボルト51に対して締
付状態となり、ボルト51は固定ブラケット40に固定され
ると共に、ジャンプレバー70を介して連結されるステア
リングコラム30が位置決めされる。
また、乗員の乗降時等にステアリングコラム30を跳ね上
げる場合には次のような操作をする。先ず、第2図に示
すように、ジャンプレバー70の操作杆76を時計方向R1に
回動する。すると、第5図及び第7図に示すように、係
合溝72とロックピン71との係合が解除される。このと
き、リンク81はコイルバネ84の付勢力によって回動し、
スライダ82がスライド部材83の長孔88の上端88aに向っ
てこの長孔88を摺動し、ステアリングコラム30はスライ
ダ82によって持ち上げられて跳ね上げ位置Dに設定され
る。この場合、スライダ82は長孔88を摺動するので、そ
の摺動抵抗によってステアリングコラム30が急激に跳ね
上がることがなく、そのため、例えば、単にスプリング
のみで跳ね上げる場合に比較して、衝撃が緩和される。
また、この場合、ボルト51及び操作レバー61は固定ブラ
ケット40に対して固定状態を保持している。
げる場合には次のような操作をする。先ず、第2図に示
すように、ジャンプレバー70の操作杆76を時計方向R1に
回動する。すると、第5図及び第7図に示すように、係
合溝72とロックピン71との係合が解除される。このと
き、リンク81はコイルバネ84の付勢力によって回動し、
スライダ82がスライド部材83の長孔88の上端88aに向っ
てこの長孔88を摺動し、ステアリングコラム30はスライ
ダ82によって持ち上げられて跳ね上げ位置Dに設定され
る。この場合、スライダ82は長孔88を摺動するので、そ
の摺動抵抗によってステアリングコラム30が急激に跳ね
上がることがなく、そのため、例えば、単にスプリング
のみで跳ね上げる場合に比較して、衝撃が緩和される。
また、この場合、ボルト51及び操作レバー61は固定ブラ
ケット40に対して固定状態を保持している。
尚、跳ね上げ位置Dでは、長孔88の上端88aを中心とし
てリンク81と長孔88とのなす角度(第7図θ)が鋭角で
あるため、ステアリングホイルに下方向荷重を加えて
も、リンク81は時計回り方向に回転しようとするが、長
穴上端88aにスライダ82が当接しているためリンク81は
移動しない。従って、ステアリングコラム30は跳ね上げ
位置Dでロック状態となる。
てリンク81と長孔88とのなす角度(第7図θ)が鋭角で
あるため、ステアリングホイルに下方向荷重を加えて
も、リンク81は時計回り方向に回転しようとするが、長
穴上端88aにスライダ82が当接しているためリンク81は
移動しない。従って、ステアリングコラム30は跳ね上げ
位置Dでロック状態となる。
さらに、前記の跳ね上げ位置Dから元の最適ドライビン
グポジションに復帰させるに際しては、ジャンプレバー
70を反時計方向(矢示R3)に回動すると、突出部78がリ
ンク81の側壁81a,81b端縁89に当接しリンク81を反時計
回りに回転させる。そして、リンク81と長孔88とのなす
前記角度θが鈍角になった状態で、ステアリングコラム
30を押し下げる。この場合、ジャンプレバー70が解放状
態にあると、その突出部77がコイルスプリング74の付勢
力によってチルトブラケット34のロックピン71に当接し
ており、ステアリングコラム30の下降に際しては、ロッ
クピン71が突出部77をコイルスプリング74の付勢力に抗
して押し拡げながら係合溝72に至り、第8図に示すよう
に、この係合溝72に係合する。また、跳ね上げ装置80の
スライダ82もコイルバネ84の付勢力に抗して押し下げら
れ、スライド部材83の長孔88の下側部lに位置せしめら
れる。このとき、ボルト51は固定状態にあって、ステア
リングコラム30の最適ドライビングポジションを機械的
に記憶した状態にあるので、元のポジションが直ちに再
現することができる。更にまた、第8図に示すように、
係合溝72がその押圧面72aにおいてロックピン71を押圧
し、これによってチルトブラケット34の支持部36がカラ
ー56を介してボルト51に押圧せしめられるので、ステア
リングコラム30はガタつくことなく位置決めされる。
グポジションに復帰させるに際しては、ジャンプレバー
70を反時計方向(矢示R3)に回動すると、突出部78がリ
ンク81の側壁81a,81b端縁89に当接しリンク81を反時計
回りに回転させる。そして、リンク81と長孔88とのなす
前記角度θが鈍角になった状態で、ステアリングコラム
30を押し下げる。この場合、ジャンプレバー70が解放状
態にあると、その突出部77がコイルスプリング74の付勢
力によってチルトブラケット34のロックピン71に当接し
ており、ステアリングコラム30の下降に際しては、ロッ
クピン71が突出部77をコイルスプリング74の付勢力に抗
して押し拡げながら係合溝72に至り、第8図に示すよう
に、この係合溝72に係合する。また、跳ね上げ装置80の
スライダ82もコイルバネ84の付勢力に抗して押し下げら
れ、スライド部材83の長孔88の下側部lに位置せしめら
れる。このとき、ボルト51は固定状態にあって、ステア
リングコラム30の最適ドライビングポジションを機械的
に記憶した状態にあるので、元のポジションが直ちに再
現することができる。更にまた、第8図に示すように、
係合溝72がその押圧面72aにおいてロックピン71を押圧
し、これによってチルトブラケット34の支持部36がカラ
ー56を介してボルト51に押圧せしめられるので、ステア
リングコラム30はガタつくことなく位置決めされる。
以上説明してきたように、本発明に係るチルト装置によ
れば、ステアリングコラムの跳ね上げの際に、移動部材
及び固定手段を固定ブラケットに固定したまま動きを伴
わない状態に保持できることから、インストルメントパ
ネルの形状を制約することがなく、かつ跳ね上がり部品
の重量を軽くでき、また、跳ね上げスプリング力を強く
する必要がないため、小型軽量なチルト装置とすること
ができる。
れば、ステアリングコラムの跳ね上げの際に、移動部材
及び固定手段を固定ブラケットに固定したまま動きを伴
わない状態に保持できることから、インストルメントパ
ネルの形状を制約することがなく、かつ跳ね上がり部品
の重量を軽くでき、また、跳ね上げスプリング力を強く
する必要がないため、小型軽量なチルト装置とすること
ができる。
更に、跳ね上げ装置のスライダがスライド部材(実施例
ではそのスライド部材の長孔)を摺動してステアリング
コラムを跳ね上げるため、スライダとスライド部材の摺
動抵抗によりステアリングコラムが急激に跳ね上がるこ
とはなくなり、ステアリングコラムの跳ね上がり停止時
における異音、振動を防止することができる。
ではそのスライド部材の長孔)を摺動してステアリング
コラムを跳ね上げるため、スライダとスライド部材の摺
動抵抗によりステアリングコラムが急激に跳ね上がるこ
とはなくなり、ステアリングコラムの跳ね上がり停止時
における異音、振動を防止することができる。
第1図は本発明の実施例に係るチルト装置を示す分解斜
視図、第2図はその組付状態を示す正面図、第3図は第
2図中III視平面図、第4図は第2図中IV-IV線断面図、
第5図は跳ね上げ時の状態を示す第2図中V-V線相当断
面図、第6図は固定装置の構成を示す要部斜視図、第7
図及び第8図はチルト装置の作用を示す図であって、第
7図は跳ね上げ時の作用を示す図、第8図は跳ね上げ位
置から元位置に復帰した際の状態を示す図、第9図は従
来のチルト装置の一例を示す分解斜視図である。 T…チルト装置 30…ステアリングコラム 30a…基端部 31…車体 40…固定ブラケット 50…移動部材 60…固定手段 70…連結手段 76…解除手段 80…跳ね上げ装置 81…リンク 82…スライダ 83…スライド部材 84…弾性部材
視図、第2図はその組付状態を示す正面図、第3図は第
2図中III視平面図、第4図は第2図中IV-IV線断面図、
第5図は跳ね上げ時の状態を示す第2図中V-V線相当断
面図、第6図は固定装置の構成を示す要部斜視図、第7
図及び第8図はチルト装置の作用を示す図であって、第
7図は跳ね上げ時の作用を示す図、第8図は跳ね上げ位
置から元位置に復帰した際の状態を示す図、第9図は従
来のチルト装置の一例を示す分解斜視図である。 T…チルト装置 30…ステアリングコラム 30a…基端部 31…車体 40…固定ブラケット 50…移動部材 60…固定手段 70…連結手段 76…解除手段 80…跳ね上げ装置 81…リンク 82…スライダ 83…スライド部材 84…弾性部材
Claims (1)
- 【請求項1】ステアリングコラムの基端部を車体に回動
自在に支持してなるステアリングコラムのチルト装置に
おいて、 車体に固定される固定ブラケットと、 この固定ブラケットに上記ステアリングコラムの回動支
点を中心として移動可能に係合する移動部材と、 この移動部材を所望の位置で固定ブラケットに固定する
固定手段とを備えるとともに、 移動部材を上記ステアリングコラムを一定の距離関係の
もとに連結する連結手段と、 この連結手段の連結を解除する解除手段と、 この連結が解除されたときに上記ステアリングコラムを
上方に跳ね上げる跳ね上げ装置とを備え、 上記跳ね上げ装置には、上記固定ブラケット及び上記ス
テアリングコラムのいずれか一方にリンクを軸支し、こ
のリンクにスライダを設けると共に、上記ステアリング
コラムを上方に揺動させる方向に上記リンクを付勢する
弾性部材を備え、他方には上記スライダの摺動により上
記ステアリングコラムを揺動せしめるスライド部材を固
着した ことを特徴とするステアリングコラムのチルト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60231029A JPH0710670B2 (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | ステアリングコラムのチルト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60231029A JPH0710670B2 (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | ステアリングコラムのチルト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6291363A JPS6291363A (ja) | 1987-04-25 |
| JPH0710670B2 true JPH0710670B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=16917150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60231029A Expired - Fee Related JPH0710670B2 (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | ステアリングコラムのチルト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710670B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0292779A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-04-03 | Fuji Kiko Co Ltd | チルト及びテレスコ式ステアリングコラム |
| JPH0260074U (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-02 | ||
| JPH085898Y2 (ja) * | 1989-04-28 | 1996-02-21 | 日本精工株式会社 | 跳ね上げ機構付チルト式ステアリング装置 |
| FR2794419B1 (fr) * | 1999-06-03 | 2001-08-24 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Ensemble de colonne de direction |
| JP5003040B2 (ja) * | 2006-07-12 | 2012-08-15 | 日本精工株式会社 | ステアリング装置 |
| JP5776576B2 (ja) * | 2012-02-10 | 2015-09-09 | アイシン精機株式会社 | 車両のステアリング装置 |
| JP2019104368A (ja) * | 2017-12-12 | 2019-06-27 | アイシン精機株式会社 | 車両のステアリング装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5859662U (ja) * | 1981-10-20 | 1983-04-22 | 日産自動車株式会社 | メモリ−機構付チルトステアリング装置 |
-
1985
- 1985-10-18 JP JP60231029A patent/JPH0710670B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6291363A (ja) | 1987-04-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5409261A (en) | Tilt steering system | |
| US20090282945A1 (en) | Dual on-center column lock mechanism | |
| JP2008055982A (ja) | 可動式ステアリング装置 | |
| JP4938386B2 (ja) | 可動式ステアリング装置 | |
| JPH0710670B2 (ja) | ステアリングコラムのチルト装置 | |
| JPH0292779A (ja) | チルト及びテレスコ式ステアリングコラム | |
| JP3668662B2 (ja) | コラム式自動変速機操作装置のキーインターロック機構 | |
| JPS61143825A (ja) | 自動変速機のシフトレバ−ロツク装置 | |
| US3659443A (en) | Steering column lock inhibitor | |
| JP4064719B2 (ja) | シフトレバー装置 | |
| KR100343578B1 (ko) | 자동차용 스티어링 장치 | |
| KR20020045247A (ko) | 자동차용 조향휠의 틸트장치 | |
| JPH11189185A (ja) | スクータ型自動二輪車の盗難防止装置 | |
| JPH0643186B2 (ja) | メモリ−機構付チルトステアリング装置 | |
| KR100525201B1 (ko) | 자동차의 틸트 스티어링 장치 | |
| JP3135828B2 (ja) | 自動変速機操作装置 | |
| JPS6217331Y2 (ja) | ||
| KR970007732B1 (ko) | 자동차용 스티어링 컬럼의 틸트(Tilt)장치 | |
| JPH09226401A (ja) | 自動変速機操作装置のチェック機構 | |
| JP2000179005A (ja) | 建設機械用コンソールボックスの係止機構 | |
| JP3142773B2 (ja) | 自動変速機操作装置の枢軸構造 | |
| JPS6419572U (ja) | ||
| JP3836916B2 (ja) | 自動車の変速操作装置 | |
| KR950009023Y1 (ko) | 차량의 핸들 각도 조절장치 | |
| JP2864213B2 (ja) | シフトレバー装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |