JPH07106834A - 受信用面状アンテナ装置 - Google Patents

受信用面状アンテナ装置

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JPH07106834A
JPH07106834A JP24571693A JP24571693A JPH07106834A JP H07106834 A JPH07106834 A JP H07106834A JP 24571693 A JP24571693 A JP 24571693A JP 24571693 A JP24571693 A JP 24571693A JP H07106834 A JPH07106834 A JP H07106834A
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JP
Japan
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feeding
conductors
pair
antenna device
conductor
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Application number
JP24571693A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Arai
宏之 新井
Hiroshi Takera
宏 武良
Hideo Sakata
英夫 佐方
Yasunori Sueyoshi
康則 末吉
Takahiro Mizoguchi
高宏 溝口
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築物の外観上の体裁を損ねたり風雨等の外
的な要因によって損傷や電波障害を生じさせたりする恐
れないようにする。 【構成】 矩形状のアンテナ素子1を備え、該アンテナ
素子1の対向する一対の辺部の中途部が夫々一対の給電
点4a,4bとされ、該給電点4a,4bを給電導体を
介して受信機側に接続するようにした受信用面状アンテ
ナ装置において、前記アンテナ素子1及び給電導体を有
するアンテナ装置本体29が、建築物30の外装建材の
内面側に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信用面状アンテナ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在TV受信用アンテナ装置として八木
・宇田アンテナが広く普及しているが、一部の豪雪地域
では、積雪によって受信用アンテナ装置の破損、性能劣
化が起こり受信障害をきたしている。そこで、雪害を受
けにくいアンテナ装置を実現するために、屋根や軒下等
に設置可能な面状アンテナ装置が提案されている。この
アンテナ装置は、広く普及している八木・宇田アンテナ
と同等の性能を持つものとして、アマチュア無線家等に
よって使用されている。
【0003】上記面状アンテナ装置は、図25に示すよ
うに、矩形状のアンテナ素子51が、同一平面上に複数
個並んで設けられ、前記各アンテナ素子51の一対の長
辺部の中途部が夫々一対の給電点52a,52bとされ
ている。隣合うアンテナ素子51の対応する給電点52
a,52b同志が一対の第一給電導体53a,53bに
より夫々接続されている。そして、前記隣合う第一給電
導体53a,53bの中途部同志が一対の第二給電導体
55a,55bにより夫々接続され、該一対の第二給電
導体55a,55bの中途部が一対の第三給電導体56
a,56bにより夫々受信機側に接続されるようになっ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の面状ア
ンテナ装置は、そのアンテナ装置本体が建築物の屋根や
軒下等に外部に露出した状態で設置されていたので、面
状アンテナ装置によって住宅等の建築物の外観上の体裁
を損ねる恐れがあった。また、風雨等の外的な要因によ
って面状アンテナ装置に損傷や電波障害を生じさせたり
する恐れも大であった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、建築物の外
観上の体裁を損ねたり風雨等の外的な要因によって損傷
や電波障害を生じさせたりする恐れないようにしたもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、矩形状のアンテナ素子
1を備え、該アンテナ素子1の対向する一対の辺部の中
途部が夫々一対の給電点4a,4bとされ、該給電点4
a,4bを給電導体を介して受信機側に接続するように
した受信用面状アンテナ装置において、前記アンテナ素
子1及び給電導体を有するアンテナ装置本体29が、建
築物30の外装建材の内面側に設けられている点にあ
る。
【0007】
【作用】アンテナ装置本体29が外部に露出せずに済む
ため、面状アンテナ装置によって住宅等の建築物の外観
上の体裁を損ねる恐れがなくなる。アンテナ装置本体2
9が外装建材により保護された状態になるため、風雨等
の外的な要因によって面状アンテナ装置に損傷や電波障
害を生じさせたりする恐れもなくなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に従って説明す
る。図2において、1は矩形状のアンテナ素子で、一対
の長辺部2a,2bと一対の短辺部3a,3bとを有す
る。このアンテナ素子1は同一平面上に四個設けられ、
一対の長辺部2a,2bが順次平行に並びかつ短辺部3
a,3b方向に所定間隔を置くように並んで配置されて
いる。各アンテナ素子1の対向する長辺部2a,2bの
中途部が夫々一対の給電点4a,4bとされている。受
信する電波の波長をλとすると、例えば一対の長辺部2
a,2bの長さは0.50λ、一対の短辺部3a,3b
の長さは0.27λに設定されている。
【0009】6a,6bは一対の第一給電導体で、隣合
うアンテナ素子1の対応する給電点4a,4b同志を夫
々接続し、これにより隣合うアンテナ素子1同志を組み
合わせて成るアンテナユニット7を二個形成している。
各第一給電導体6a,6bは、給電点4a,4bからア
ンテナ素子1内方に突出した給電基部8a,8bとU字
状の給電本体9a,9bとを有している。
【0010】10a,10b,11a,11bは二組設
けられた一対の第二給電導体で、前記隣合うアンテナユ
ニット7の対応する第一給電導体6a,6bの中途部同
志を夫々接続している。一方の組の前記一対の第二給電
導体10a,10bの第一給電導体6a,6bへの接続
位置が、第一給電導体6a,6bの中央部である。他方
の組の前記一対の第二給電導体11a,11bの第一給
電導体6a,6bへの接続位置が、第一給電導体6a,
6bの中央部から寸法δAだけ同一方向に夫々ずらされ
ている。
【0011】13a,13b,14a,14bは二組設
けられた一対の第三給電導体で、第二給電導体10a,
10b又は第二給電導体11a,11bの中途部を夫々
受信機側に接続するものである。一対の第三給電導体1
3a,13b,の一端部は第二給電導体11a,11b
の中途部に接続され、他端部は受信機側に接続するため
の一対の給電部16a,16bとされている。一対の第
三給電導体14a,14b,の一端部は第二給電導体1
2a,12bの中途部に接続され、他端部は受信機側に
接続するための一対の給電部17a,17bとされてい
る。
【0012】一方の組の前記一対の第三給電導体13
a,13bの第二給電導体10a,10bへの接続位置
が第二給電導体10a,10bの中央部である。他方の
組の前記一対の第三給電導体14a,14bの第二給電
導体11a,11bへの接続位置が、第二給電導体11
a,11bの中央部から寸法δBだけ同一方向に夫々ず
らされている。
【0013】上記の如く一方の組の前記一対の第二給電
導体10a,10bの第一給電導体6a,6bへの接続
位置が、第一給電導体6a,6bの中央部であり、一方
の組の前記一対の第三給電導体13a,13bの第二給
電導体10a,10bへの接続位置が第二給電導体10
a,10bの中央部であるから、各アンテナ素子1の給
電点4a,4bから給電部16a,16bに到る給電導
体の長さは、同一である。
【0014】前記寸法δBは寸法δAの二倍の長さに設
定されている。従って、各アンテナ素子1の給電点4
a,4bから給電部17a,17bに到る給電導体の長
さが、順次寸法δBずつ異なっている。即ち、給電点4
a,4bから給電部17a,16bに到る給電導体の長
さを、左側のアンテナ素子1からL1,L2,L3,L
4とすると、 L1=L+3×δB L2=L+2×δB L3=L+δB L4=L となっている。
【0015】なお、図2の図示例では、第一給電導体6
a,6bは縦方向の長さが順次異なっているが、これは
単に給電導体の接続関係が分かりやすくなるように図示
したもので、実際には第一給電導体6a,6bの縦方向
の長さはともに同一であり、従って、第一給電導体6
a,6bの第二給電導体側は互いに重合した状態になっ
ている。又、同様に第二給電導体10a,10b,11
a,11bの縦方向の長さも順次異なっているが、実際
には各第二給電導体10a,10b,11a,11bの
縦方向の長さはともに同一であり、従って、各第二給電
導体10a,10b,11a,11bの第三給電導体側
は互いに重合した状態になっている。
【0016】そして、各アンテナ素子1の給電点4a,
4bから給電部16a,16bに到る給電導体の長さ
が、同一であることによって、一方の組の前記一対の第
三給電導体13a,13b(給電部16a,16b)を
介してアンテナ素子1を受信機側に接続すると、アンテ
ナ装置のビーム指向角が図12に示すように垂直方向
(角度0°の方向)になる。また、各アンテナ素子1の
給電点4a,4bから給電部17a,17bに到る給電
導体の長さが、順次寸法δBずつ異なっていることによ
って、他方の組の前記一対の第三給電導体14a,14
b(給電部17a,17b)を介してアンテナ素子1を
受信機側に接続すると、アンテナ装置のビーム指向角が
図12に示すように垂直方向(角度0°の方向)からア
ンテナ素子1の並ぶ方向に角度δ(=30°)だけ振れ
るようになっている。
【0017】なお、前記寸法δBと角度δとの関係は次
のようになる。 δB=Dsin(δ) 但し、Dは隣合うアンテナ素子1の位置ずれの幅であ
る。前記アンテナ素子1、一対の第一給電導体6a,6
b、一対の第二給電導体10a,10b,11a,11
b及び一対の第三給電導体13a,13b,14a,1
4bは、複数のシート材に施されると共に、該複数のシ
ート材が積層されて、アンテナ素子1、一対の第一給電
導体6a,6b、一対の第二給電導体10a,10b,
11a,11b及び一対の第三給電導体13a,13
b,14a,14bを有するアンテナ装置本体29が形
成されている。
【0018】即ち、図3に示すように前記アンテナ素子
1及び各第一給電導体6a,6bの給電基部8a,8b
が、シート材18の表面に、導電性塗料の塗布又は導電
性テープの貼り付けによって施され、図4に示すように
第一給電導体6aの給電本体9aが、シート材19の表
面に、導電性塗料の塗布又は導電性テープの貼り付けに
よって施され、図5に示すように第二給電導体10a及
び第三給電導体13aが、シート材20の表面に、導電
性塗料の塗布又は導電性テープの貼り付けによって施さ
れ、図6に示すように第一給電導体6bの給電本体9b
が、シート材21の表面に、導電性塗料の塗布又は導電
性テープの貼り付けによって施され、図7に示すように
第二給電導体10b及び第三給電導体13bが、シート
材21の表面に、導電性塗料の塗布又は導電性テープの
貼り付けによって施され、図8に示すように第二給電導
体11a及び第三給電導体14aが、シート材23の表
面に、導電性塗料の塗布又は導電性テープの貼り付けに
よって施され、図9に示すように第二給電導体11b及
び第三給電導体14bが、シート材24の表面に、導電
性塗料の塗布又は導電性テープの貼り付けによって施さ
れている。各シート材18,19,20,21,22,
23,24は、透明、半透明又は不透明のアクリル樹脂
等により構成され、図10に示すように順次積層され
て、アンテナ装置本体29を形成している。このアンテ
ナ装置本体29の厚みは1〜3mm程度である。
【0019】前記複数のシート材18,19,20,2
1,22,23,24間の前記アンテナ素子1、一対の
第一給電導体6a,6b、一対の第二給電導体10a,
10b,11a,11b及び一対の第三給電導体13
a,13b,14a,14bの電気的接続は、図11に
示すように複数のシート材17,18,19,20,2
1に挿通した複数の導電性ピン25によりなされてい
る。
【0020】即ち、前記複数のシート材18,19,2
0,21、22,23,24に、各シート材18,1
9,20,21,22,23,24に設けた貫通孔26
を介して筒状の導電性ピン25が挿通され、該導電性ピ
ン25のシート材18,19,20,21,22,2
3,24から外方突出した両端部27,28は、周方向
に鋸刃状になっており、この両端部27,28が、シー
ト材18,19,20,21,22,23,24の貫通
孔26縁部に食い込むように外周側に折り返されて、複
数のシート材18,19,20,21,22,23,2
4を圧着すると共に、導電性ピン25の両端部27,2
8で複数のシート材18,19,20,21,22,2
3,24間のアンテナ素子1、一対の第一給電導体6
a,6b、一対の第二給電導体10a,10b,11
a,11b及び一対の第三給電導体13a,13b,1
4a,14bを電気的に接続している。
【0021】具体的には、この実施例では導電性ピン2
5は十八個設けられていて、該導電性ピン25によっ
て、シート材18の給電基部8a先端とシート材19の
給電本体9a先端との四箇所、シート材18の給電基部
8b先端とシート材21の給電本体9b先端との四箇
所、シート材19の第一給電導体6aの給電本体9a中
途部とシート材20の第二給電導体10a先端の二箇
所、シート材19の第一給電導体6aの給電本体9a中
途部とシート材23の第二給電導体11a先端の二箇
所、シート材21の第一給電導体6bの給電本体9b中
途部とシート材22の第二給電導体10b先端との二箇
所、シート材21の第一給電導体6bの給電本体9b中
途部とシート材24の第二給電導体11b先端との二箇
所を夫々接続している。
【0022】前記アンテナ素子1及び給電導体を有する
アンテナ装置本体29は、図1に示すように建築物32
の外装建材である外壁板33の内面側に設けられてい
る。即ち、図1において、31は住宅等の建築物32の
外壁で、外部側の外壁板33と内側の合板製の内板34
とを備え、外壁板33と内板34との間に防水シート3
5が設けられている。外壁板33と防水シート35との
間に、前記アンテナ装置本体29が設けられている。外
壁板33は電波を透過させやすい材料により構成されて
いる。なお、36は縦方向に配置した胴縁である。
【0023】上記実施例の構成によれば、一方の組の前
記一対の第三給電導体13a,13bを介してアンテナ
素子1を受信機側に接続すると、アンテナのビーム指向
角がアンテナ装置の垂直方向を向き、他方の組の前記一
対の第三給電導体14a,14bを介してアンテナ素子
1を受信機側に接続すると、アンテナ装置のビーム指向
角が垂直方向からアンテナ素子1の並ぶ方向に角度δだ
け振れる。従って、アンテナ装置本体29を外壁板33
の内面側に設置する際に、受信機側に接続する第三給電
導体13a,13b、14a,14bを選択し、かつ面
状アンテナ装置を左右逆になるように裏返して設置した
り、天地を逆にして設置することによって、アンテナ装
置のビーム指向角を変えることができ、これによってア
ンテナ装置のビーム指向角を送信所側により一層細かい
精度で近づけることが可能になる。
【0024】そして、実際に面状アンテナ装置本体29
を外壁板33の内面側に設置する場合には、受信機側に
接続する第三給電導体13a,13b又は第三給電導体
14a,14bを択一的に選択して、その選択した給電
部16a,16b又は給電部17a,17bの一方のみ
を受信機に接続する。選択しなかった他方の給電部17
a,17b又は給電部16a,16b側の第二給電導体
及び第三給電導体を、これらが受信に悪影響を及ぼさな
いように第一給電導体6a,6bから切断しておく必要
がある。例えば、給電部16a,16bを受信機に接続
する場合には、シート材19の第一給電導体6aの給電
本体9a中途部とシート材23の第二給電導体11a先
端とを接続する導電性ピン25と、シート材21の第一
給電導体6bの給電本体9b中途部とシート材24の第
二給電導体11b先端とを接続する導電性ピン25と
を、面状アンテナ装置から抜き取って、第一給電導体6
a,6bから第二給電導体11a及び第二給電導体11
bを切断すればよい。また、給電部17a,17bを受
信機に接続する場合には、シート材19の第一給電導体
6aの給電本体9a中途部とシート材20の第二給電導
体10a先端を接続する導電性ピン25と、シート材2
1の第一給電導体6bの給電本体9b中途部とシート材
22の第二給電導体10b先端とを接続する導電性ピン
25とを、面状アンテナ装置から抜き取って、第一給電
導体6a,6bから第二給電導体10a及び第二給電導
体10bを切断すればよい。
【0025】なお、選択しなかった側の第二給電導体及
び第三給電導体を、第一給電導体6a,6bから切断す
る方法は、導電性ピン25を抜き取る以外にカッターで
切断したり予め設けたスイッチを利用して切断するよう
にしてもよい。図13は他の実施例を示し、前記アンテ
ナ素子1及び給電導体を有するアンテナ装置本体29
は、建築物32の外装建材である外壁板33の内面側で
あって、防水シート35と内板34との間に設けられ、
さらに内板34の内方に、送信所からの電波をアンテナ
装置本体29に向けて反射する反射体37が設けられて
いる。この反射体37は金属製ネット又はアルミ箔等に
より構成されている。その他の点は前記実施と同様な構
成である。
【0026】図14乃至図21は他の実施例を示し、図
15に示すようにアンテナ素子1は、同一平面上に八個
設けられ、そのうちの四個ずつが、一対の長辺部2a,
2bが順次平行に並びかつ短辺部3a,3b方向に所定
間隔を置くように横方向に並んで配置され、またアンテ
ナ素子1の二個ずつが、一対の短辺部3a,3bが順次
平行に並びかつ長辺部2a,2b方向に所定間隔を置く
ように縦方向に並んで配置されている。アンテナ素子1
の給電点4a,4b受信機側に接続するための給電導体
として一対の第一給電導体6a,6b、一対の第二給電
導体10a,10b、一対の第三給電導体13a,13
b及び一対の第四給電導体15a,15bが設けられて
いる。
【0027】一対の第一給電導体6a,6bは、横方向
に隣合うアンテナ素子1の対応する給電点4a,4b同
志を夫々接続している。一対の第二給電導体10a,1
0bは、前記横方向に隣合う第一給電導体6a,6bの
中途部同志を夫々接続し、これにより横方向に並んだ四
個のアンテナ素子1を組み合わせて成るアンテナユニッ
ト12を縦方向に二個形成している。
【0028】一対の第三給電導体13a,13bは、前
記縦方向に隣合うアンテナユニット12の対応する第二
給電導体10a,10bの中途部同志を夫々接続してい
る。一対の第四給電導体15a,15bは、第三給電導
体13a,13bの中途部を夫々受信機側に接続してい
る。一対の第四給電導体15a,15b,の一端部は第
三給電導体13a,13bの中途部に接続され、他端部
は受信機側に接続するための一対の給電部16a,16
bとされている。
【0029】なお、図15の図示例では、第一給電導体
6a,6bは縦方向の長さがやや異なっているが、これ
は単に給電導体の接続関係が分かりやすくなるように図
示したもので、実際には第一給電導体6a,6bの縦方
向の長さはともに同一であり、従って、第一給電導体6
a,6bの第二給電導体側は互いに重合した状態になっ
ている。又、同様に各第二給電導体10a,10bの縦
方向の長さもともに同一である。
【0030】図16に示すように前記各アンテナ素子1
及び各第一給電導体6a,6bの給電基部8a,8b
が、シート材18の表面に、導電性塗料の塗布又は導電
性テープの貼り付けによって施され、図17に示すよう
に第一給電導体6aの給電本体9a、第二給電導体10
a、第三給電導体13a及び第四給電導体15aが、シ
ート材19の表面に、導電性塗料の塗布又は導電性テー
プの貼り付けによって施され、図18に示すように第一
給電導体6bの給電本体9b、第二給電導体10b、第
三給電導体13b及び第四給電導体15bが、シート材
20の表面に、導電性塗料の塗布又は導電性テープの貼
り付けによって施されている。前記実施例と同様に各シ
ート材18,19,20は図19に示すように順次積層
されて、面状アンテナ装置本体29を形成し、複数のシ
ート材18,19,20間の前記アンテナ素子1、一対
の第一給電導体6a,6b、一対の第二給電導体10
a,10b、一対の第三給電導体13a,13b及び一
対の第四給電導体15a,15bの電気的接続は、図2
0に示すように複数の導電性ピン25によりなされてい
る。
【0031】前記アンテナ素子1及び給電導体を有する
面状アンテナ装置本体29は、図14に示すように住宅
等の建築物32の外装建材である屋根材41の内面側に
設けられている。即ち、図14において、39は住宅等
の建築物32の屋根で、45°程度の傾斜勾配を有し、
野地板40と該野地板40上に配置した多数の屋根材4
1とを備え、野地板40と屋根材41との間に防水シー
ト42が設けられている。屋根材41と防水シート42
との間に、前記アンテナ装置本体29が設けられ、屋根
材41は電波を透過させやすい材料により構成されてい
る。さらに、野地板40の内方に、送信所からの電波を
アンテナ装置本体29に向けて反射する反射板37が設
けられている。
【0032】前記面状アンテナ装置本体29は、屋根3
9に対して傾斜勾配の下側に一方(図15の上段側)の
アンテナユニット12が位置し、傾斜勾配の上側に他方
(図15の下段側)のアンテナユニット12が位置する
ように、屋根39の傾斜勾配に沿って配置されている。
そして、アンテナ装置のビーム指向角が水平方向を向く
ように、一方のアンテナユニット12の各アンテナ素子
1の給電点4a,4bから給電部16a,16bに到る
給電導体の長さと、他方のアンテナユニット12の各ア
ンテナ素子1の給電点4a,4bから給電部16a,1
6bに到る給電導体の長さとが、異ならされている。
【0033】即ち、.図15に示すように前記一対の第
二給電導体10a,10bの第一給電導体6a,6bへ
の接続位置は、第一給電導体6a,6bの中央部とさ
れ、前記一対の第三給電導体13a,13bの第二給電
導体10a,10bへの接続位置は、第二給電導体10
a,10bの中央部とされているが、前記一対の第四給
電導体14a,14bの第二給電導体11a,11bへ
の接続位置は、第二給電導体11a,11bの中央部か
ら夫々ずらされており、一対の第三給電導体13a,1
3bの一方のアンテナユニット12側から第四給電導体
15a,15bまでの長さがL1とされ、前記一対の第
三給電導体13a,13bの他方のアンテナユニット1
2側から第四給電導体15a,15bまでの長さがL2
とされている。従って、一方のアンテナユニット12に
おける各アンテナ素子1の給電点4a,4bから給電部
16a,16bに到る給電導体の長さと、他方のアンテ
ナユニット12における各アンテナ素子1の給電点4
a,4bから給電部16a,16bに到る給電導体の長
さとが、寸法δA(=L1−L2)だけ異なっている。
【0034】そして、一方のアンテナユニット12側の
各アンテナ素子1の給電点4a,4bから給電部16
a,16bに到る給電導体の長さと、他方のアンテナユ
ニット12側の各アンテナ素子1の給電点4a,4bか
ら給電部16a,16bに到る給電導体の長さとが、寸
法δAだけ異なっていることによって、アンテナ装置の
ビーム指向角が、図14及び図21に示すように面状ア
ンテナ装置の垂直方向(角度0°の方向)からアンテナ
ユニット12の並ぶ方向に角度δ(屋根等の傾斜勾配と
同一角度)だけ振れて、アンテナ装置のビーム指向角が
水平方向を向くようになっている。
【0035】なお、前記寸法δAと角度δとの関係は次
のようになる。 δA=Dsin(δ) 但し、Dは縦方向に隣合うアンテナ素子1の位置ずれの
幅である。なお、前記実施例では、アンテナユニット1
2における一対の第二給電導体10a,10bの第一給
電導体6a,6bへの接続位置は、第一給電導体6a,
6bの中央部とされ、一対の第三給電導体13a,13
bの第二給電導体10a,10bへの接続位置は、第二
給電導体10a,10bの中央部とされており、従って
各アンテナユニット12における各アンテナ素子1の給
電点4a,4bから給電部16a,16bに到る給電導
体の長さは、夫々同一であり、このため、各アンテナユ
ニット12におけるアンテナ素子1の並ぶ方向(前記横
方向)に関しては、アンテナ装置のビーム指向角が面状
アンテナ装置の垂直方向を向いているが、これに代え、
各アンテナユニット12における一対の第二給電導体1
0a,10bの第一給電導体6a,6bへの接続位置
を、第一給電導体6a,6bの中央部からずらすと共
に、一対の第三給電導体13a,13bの第二給電導体
10a,10bへの接続位置を、第二給電導体10a,
10bの中央部からずらし、これによって各アンテナユ
ニット12における各アンテナ素子1の給電点4a,4
bから給電部16a,16bに到る給電導体の長さを、
順次一定寸法ずつ異ならせるようにしてもよく、このよ
うにすれば、アンテナ装置のビーム指向角を各アンテナ
ユニット12におけるアンテナ素子1の並ぶ方向(屋根
31の傾斜方向と直交する方向)に所定角度だけ振れさ
せて、アンテナ装置のビーム指向角を水平面内で変更調
整できるようになり、アンテナ装置のビーム指向角をよ
り送信所の向きに近づけることが可能になる。
【0036】図22は他の実施例を示し、前記アンテナ
素子1及び給電導体を有するアンテナ装置本体29は、
建築物32の外装建材である屋根材41の内面側であっ
て、防水シート42と野地板40との間に設けられてい
る。また、野地板40の内方に断熱材44が設けられ、
この断熱材44の外面にアルミ蒸着して成るアルミ蒸着
部45が形成され、このアルミ蒸着部45のアンテナ装
置本体29に対向する部分が、送信所からの電波をアン
テナ装置本体29に向けて反射する反射体37に兼用さ
れている。その他の点は前記実施と同様な構成である。
【0037】図23は他の実施例を示し、断熱材44の
外面に形成したアルミ蒸着部45を、アンテナ装置本体
29に対向する部分で、断熱材44の内面に位置するよ
うに内方に屈曲させ、これにより反射体37の反射によ
る電波の受信がより良好になるようにアンテナ装置本体
29と反射体37との間隔を設定している。その他の点
は前記実施と同様な構成である。
【0038】図24は他の実施例を示し、外面にアルミ
蒸着部45が形成された断熱材44のアンテナ装置本体
29に対向する部分を内方に屈曲させ、これにより反射
体37による電波の受信がより良好になるようにアンテ
ナ装置本体29と反射体37との間隔を設定している。
その他の点は前記実施と同様な構成である。なお、前記
実施例では、一対の第一給電導体6a,6b、一対の第
二給電導体10a,10b等の給電導体が、導電性塗料
又は導電性テープによって構成されているが、これに代
えて、一対の第一給電導体6a,6b、一対の第二給電
導体10a,10b、一対の第三給電導体13a,13
b及び一対の第四給電導体15a,15bをワイヤーケ
ーブルにより構成するようにしてもよい。
【0039】また、前記実施例では、面状アンテナ装置
は、アンテナ素子1を四個又は八個備えているが、アン
テナ素子1の個数は実施例の場合に限定されず、アンテ
ナ素子1を一個、二個又はその他の数であってもよい。
また、前記実施例では、各アンテナ素子1の対向する長
辺部2a,2bの中途部が夫々一対の給電点4a,4b
とされているが、これに代え、対向する短辺部3a,3
bの中途部を夫々一対の給電点4a,4bとしてもよ
い。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、アンテナ素子1及び給
電導体を有するアンテナ装置本体29が、建築物30の
外装建材の内面側に設けられているので、アンテナ装置
本体29が外部に露出せずに済むため、面状アンテナ装
置によって住宅等の建築物の外観上の体裁を損ねる恐れ
がなくなり、建築物を外観上体裁よく維持し得る。アン
テナ装置本体29が外装建材により保護された状態にな
るため、風雨等の外的な要因によって面状アンテナ装置
に損傷や電波障害を生じさせたりする恐れもなくなり、
面状アンテナ装置によって長期間に亘って良好に電波を
受信し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側断面図である。
【図2】アンテナ装置の原理的構成を示す正面図であ
る。
【図3】シート材18の正面図である。
【図4】シート材19の正面図である。
【図5】シート材20の正面図である。
【図6】シート材21の正面図である。
【図7】シート材22の正面図である。
【図8】シート材23の正面図である。
【図9】シート材24の正面図である。
【図10】アンテナ装置の断面図である。
【図11】導電性ピン部分の断面図である。
【図12】アンテナ装置の指向特性を示すグラフであ
る。
【図13】他の実施例を示す側断面図である。
【図14】他の実施例を示す側断面図である。
【図15】アンテナ装置の原理的構成を示す正面図であ
る。
【図16】シート材18の正面図である。
【図17】シート材19の正面図である。
【図18】シート材20の正面図である。
【図19】アンテナ装置の断面図である。
【図20】導電性ピン部分の断面図である。
【図21】アンテナ装置の指向特性を示すグラフであ
る。
【図22】他の実施例を示す側断面図である。
【図23】他の実施例を示す側断面図である。
【図24】他の実施例を示す側断面図である。
【図25】従来例を示す原理的構成の正面図である。
【符号の説明】 1 アンテナ素子 2a 長辺部 2b 長辺部 3a 短辺部 3b 短辺部 4a 給電点 4b 給電点 6a 第一給電導体 6b 第一給電導体 10a 第二給電導体 10b 第二給電導体 11a 第二給電導体 11b 第二給電導体 13a 第三給電導体 13b 第三給電導体 14a 第三給電導体 14b 第三給電導体 15a 第四給電導体 15b 第四給電導体 32 建築物 33 外壁板 41 屋根材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末吉 康則 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 (72)発明者 溝口 高宏 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状のアンテナ素子(1)を備え、該
    アンテナ素子(1)の対向する一対の辺部の中途部が夫
    々一対の給電点(4a),(4b)とされ、該給電点
    (4a),(4b)を給電導体を介して受信機側に接続
    するようにした受信用面状アンテナ装置において、 前記アンテナ素子(1)及び給電導体を有するアンテナ
    装置本体(29)が、建築物(30)の外装建材の内面
    側に設けられていることを特徴とする受信用面状アンテ
    ナ装置。
JP24571693A 1993-09-30 1993-09-30 受信用面状アンテナ装置 Pending JPH07106834A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5825335A (en) * 1995-10-23 1998-10-20 Kubota Corporation Sheet antenna apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5825335A (en) * 1995-10-23 1998-10-20 Kubota Corporation Sheet antenna apparatus

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