JPH0710698B2 - キャリア - Google Patents

キャリア

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JPH0710698B2
JPH0710698B2 JP63195453A JP19545388A JPH0710698B2 JP H0710698 B2 JPH0710698 B2 JP H0710698B2 JP 63195453 A JP63195453 A JP 63195453A JP 19545388 A JP19545388 A JP 19545388A JP H0710698 B2 JPH0710698 B2 JP H0710698B2
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勝一 長野
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はCCD用カラーフィルター、LCD用カラーフィル
ター等のフィルター、基板または角型チップ等の比較的
肉薄の製品を複数、並列状に保持、収容するキャリアお
よびそのキャリアを収納する容器に関する。
〔従来の技術〕
CCD用カラーフィルター、LCD用カラーフィルター等のフ
ィルター、基板または角型チップ等の比較的肉薄の製品
を複数、並列状に保持するために従来用いられているキ
ャリアとしては、連結部材を介して少なくとも2つの支
持部材を所定の間隔に連結固定し、前記支持部材に被支
持物を保持するための溝を互いに対向する位置に形成し
てなるものが用いられている。
また、このキャリアを収納するための容器としては、従
来、容器本体と蓋とからなり、容器本体の開口周縁が直
線的な形状を有するものが用いられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、被支持物をキャリアに保持したままベーキン
グ(加熱)を行なう場合がある。特に、CCD、LCD等に用
いるカラーフィルターは、水分が含まれると分光率が変
化してしまい、製品の分光率にばらつきが生じる。この
ため、被支持物がこれらのカラーフィルターである場合
には、ベーキングを行なって製品間の分光率のばらつき
を無くす必要がある。
しかしながら、従来のキャリアは各支持部材の上面近傍
にのみ被支持物を保持するための溝を設けているので、
加熱時にかかる応力が支持部材の上面近傍と底面近傍と
では異なり、支持部材が変形する。加熱による支持部材
の変形は、例えば、第6図に示すように、被支持物の保
持するための溝が設けられている側を内側にして湾曲す
る反りとして現われる。なお、この図において、15は支
持部材を、16は被支持物を保持するための溝をそれぞれ
示す。
支持部材が反り等の変形を起こした場合には、キャリア
に保持されている被支持物同志が接触して表面に傷がつ
く、被支持物がキャリアから脱落する、逆に被支持物が
キャリアから抜けなくなる、キャリアが収納容器に収ま
らなくなるなどの問題が生じる。また、変形した支持部
材は、一度連結部材から取りはずすと再び取り付けるこ
とが困難である。さらに、キャリアまたはキャリアに保
持された被支持物をロボット等で移動させるような場
合、反りによる位置ずれや、安定性の欠如のために自動
的に処理することが困難になる。
また、従来の支持部材に設けられた被支持物保持用溝の
底面は水平であるためにゴミやほこりが溜まり易く、洗
浄を行なう場合でも洗浄液が流れにくいために底面に溜
まったゴミを完全に洗い流すことが難しい。洗い流され
ずに保持用溝の底面に残ったゴミやほこりは、底面上で
固化してしまい、除去することがより困難になる。
加えて、従来のキャリアは被支持物の支持部は有するも
ののキャリア自体を支持するための支持部は有していな
いため、キャリアを手で移動させる場合に、キャリアを
落としたり、被支持物に触れたりする恐れがある。
被支持物を保持したキャリアは、被支持物をゴミやほこ
りから守るために、収納容器に収納する。従来の収納容
器は容器本体の開口周縁が直線的に形成されているた
め、キャリアの上端がすべて容器本体の開口周縁より下
に位置し、幅が容器本体の幅とほぼ等しいキャリアが収
納されている場合には、容器からキャリアを取出すこと
が困難である。
〔課題を解決するための手段〕
したがって、この発明は、連結部材を介して少なくとも
2つの支持部材を所定の間隔に連結固定し、該支持部材
の側面に上端から形成された被支持物保持用溝を有する
キャリアにおいて、前記各支持部材の底部または底部近
傍に長手方向にわたって反り防止用切欠きを設けたこと
を特徴とするキャリアを提供することを目的とする。こ
こで、長手方向とは、連結部材によって連結された複数
の支持部材のそれぞれ対向する側面に沿った方向を指
す。
このキャリアにおいては、各支持部材の上端から形成さ
れた被支持物保持用溝の底面は、下方に向かって傾斜し
ていることが好ましい。
また、各支持部材に形成された被支持物を保持するため
の溝と溝とを隔てる隔壁は必ずしも連続している必要は
なく、必要であれば切欠きを設けることもできる。
この発明のキャリアは、さらに、側面の中央近傍に凹部
を設けられた外枠を、前記連結部材を介して連結固定さ
れた前記支持部材を挟むように並設することができる。
さらにこの発明は、容器本体と蓋とからなるキャリアの
収納容器において、該容器本体の対向する一対の側壁の
上縁にそれぞれ切欠きが設けられ、かつ該切欠きが設け
られた側壁に対応する該蓋の側壁に該切欠きと嵌合する
ことができる突出部が設けららており、さらに、互いに
嵌合し合う段部が該容器本体と該蓋のそれぞれの開口周
縁に沿って設けられていることを特徴とするキャリアの
収納容器を提供することを目的とする。
〔作用〕
この発明のキャリアの支持部材を加熱した場合、側面上
端から形成されている被支持物保持用溝と共に支持部材
の底面または底面近傍に切欠きが設けられているため
に、応力が均等に分散され、支持部材の変形を防止する
ことができる。
また、キャリアの支持部材に設けられた保持用溝の底面
を下方に傾斜させることにより、溝の底面にゴミやほこ
りが溜まりにくくなり、また、溜まったゴミは洗浄する
ことで容易に洗い流すことができる。
さらに、側面の中央近傍に凹部が設けられた一対の外枠
を連結部材を介して支持部材を挟むように並設すること
により、外枠の凹部に指をかけることでキャリアを落と
したりすることなく容易に搬送することができる。
この発明のキャリア収納容器は、容器本体と蓋のそれぞ
れの開口周縁に互いに嵌合し得る段部が設けられてお
り、容器本体と蓋とを嵌合させて容器を閉じることによ
り外部からのゴミやほこりの侵入を防ぐことができる。
また、容器本体の対向する一対の側壁の上縁に切欠きを
設けることによって、キャリアの上部の一部が常に容器
本体の上縁の上に出ている状態に置くことができる。し
たがって、キャリアの幅が容器本体の幅とほぼ等しい場
合においても、キャリアを容器本体から容易に取り出す
ことができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図に示すように、この発明のキャリアは、複数の支
持部材1とこれを所定の間隔で連結固定する連結部材2
からなる。
連結部材2は、通常金属製のものが用いられる。支持部
材1は、通常フッ素樹脂等のプラスチックからなるもの
である。その詳細を第2a図および第2b図を用いて説明す
る。第2a図は第1図に示したキャリアの支持部材を矢印
Aの方向から見た図、第2b図は第2a図に示した支持部材
の線Bに沿った断面を示す図である。
支持部材1には、その両側面に上端から被支持物を保持
するための溝3が形成されている。さらにこの支持部材
1の底面には、溝3と対称の位置に切欠き4が設けられ
ている。溝3および切欠き4の断面形状は方形に限るも
のではなく、U字状、V字状等のものでもよい。また、
切欠き4は、第3a図、第3b図および第3c図に示すよう
に、それが設けられる位置は溝3に対称の位置に限られ
るものではなく、その大きさや数も特に限定されるもの
ではない。さらに、この実施例においては、切欠き4は
支持部材の底面に設けられているが、必ずしも底面に設
ける必要はなく、支持部材の側面下部にのみ設けること
もできる。被支持物を保持するための溝と溝とを隔てる
隔壁10は溝の底面6の近傍で切欠きが設けられており、
溝の側面と一体になって連続した平面を形成している。
また、溝の底面6は、支持部材の外側に向かって下方に
傾斜するように設けられている。
支持部材1の両端近傍には、連結部材2を挿入するため
の挿入孔8が設けられている。挿入孔8の形状は、連結
部材2の断面形状と略同形状である。この挿入孔8に連
結部材2を挿入することにより、支持部材1は連結部材
2に対してスライド可能となるように連結される。支持
部材1を連結部材2に対してスライドさせ、被支持物5
の幅に応じた間隔に設置した後、固定ビス7で支持部材
1を連結部材2に固定する。
本実施例においては、支持部材1の底面に2つの突起9
が設けられており、この突起9をキャリアの収納容器内
部の底面に設けられた溝に挿入することにより、収納容
器内において支持部材1が長手方向に移動することを防
止する。
この発明のキャリアは、第4図に示すように、連結部材
2に固定した支持部材1の外側に、支持部材1を挟むよ
うに一対の外枠11を設けることもできる。外枠11を矢印
Cの方向から見た図を第5a図として、第5a図に示した外
枠の線Dにおける断面を第5b図としてそれぞれ示した。
この外枠11の側面の中央近傍には凹部12が設けられてお
り、この凹部12に指をかけることによって安全かつ容易
にキャリアを搬送することができる。この外枠11の両端
近傍には連結部材2の断面形状と略同形状の挿入孔13が
設けられており、連結部材2をこの挿入孔13に挿入して
適当な位置にスライドさせ、固定ビス14で固定する。
この発明のキャリアの収納容器は、第7図に示す容器本
体21および第8図に示す蓋25からなる。容器本体21の対
向する一対の側壁にはそれぞれ切欠き23が設けられてお
り、この切欠き23が設けられている側壁に対応する蓋25
の側壁には、切欠き23と嵌合することができる突出部27
が設けられている。さらに、この容器本体21および蓋25
の開口周縁には、互いに嵌合することができる段部22お
よび26がそれぞれ設けられている。
本実施例においては、容器本体の内部底面には溝24が設
けられており、第2a図および第2b図に示す支持部材1の
底面に設けられた突起9をこの溝24に挿入することによ
って、支持部材の長手方向への移動を防止する。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明のキャリアは、被支持物を
保持したままベーキングを行なう場合においても、反り
等の変形を起こすことがない。
また、この発明のキャリアは、支持部材の側面に設けら
れた溝の底面にゴミやほこりが溜まりにくく、ゴミなど
が付着した場合にも洗浄することによって容易に洗い流
すことができ、洗浄後に洗浄液等が残ることはない。
さらに、この発明のキャリアは、外枠を設けることによ
って安全かつ容易に搬送することができる。
この発明のキャリアの収納容器は、容器本体の対向する
一対の側壁にそれぞれ設けられた切欠きの上にキャリア
の一部が常に出ているので、キャリアを容易に取り出す
ことができる。また、容器本体および蓋には、それぞれ
開口周縁に互いに嵌合するように段部が設けられている
ために、収納容器を閉じた状態ではゴミやほこりが入り
にくい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のキャリアの一具体例を示す斜視図で
あり、第2a図は第1図に示したキャリアに用いる支持部
材の側面図であり、第2b図は第2a図に示す支持部材の断
面図であり、第3a図、第3b図および第3c図はそれぞれこ
の発明のキャリアに用いられる支持部材の側面図であ
り、第4図は外枠を設けた状態のキャリアを示す斜視図
であり、第5a図は第4図に示したキャリアの外枠の側面
図であり、第5b図は第5a図に示した外枠の断面図であ
り、第6図は従来のキャリアの支持部材の加熱により変
形した状態を示す側面図であり、第7図はこの発明のキ
ャリアの収納容器の容器本体を示す斜視図であり、第8
図はこの発明のキャリアの収納容器の蓋を示す斜視図で
ある。 1……支持部材、2……連結部材、3……被支持物保持
用溝、4……支持部材の切欠き、5……被支持物、6…
…溝の底面、8、13……挿入孔、11……外枠、12……凹
部、21……容器本体、22、26……段部、23……容器本体
の切欠き、25……蓋、27……突出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連結部材を介して少なくとも2つの支持部
    材を所定の間隔に連結固定し、該支持部材の側面に上端
    から形成された被支持物保持用溝を有するキャリアにお
    いて、前記各支持部材の底部または底部近傍に長手方向
    にわたって反り防止用切欠きを設けたことを特徴とする
    キャリア。
  2. 【請求項2】前記支持部材の側面に設けられた被支持物
    保持用溝の底面が、前記支持部材の外側に向かって下方
    に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載のキャ
    リア。
  3. 【請求項3】前記連結部材を介して前記支持部材を挟む
    ようにさらに一対の外枠が連結固定され、該外枠が側面
    の中央近傍に凹部を有することを特徴とする請求項1に
    記載のキャリア。
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JP63-43874 1988-03-31
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JPH0232948A JPH0232948A (ja) 1990-02-02
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CN106241004A (zh) * 2016-10-09 2016-12-21 周峰 一种可拆卸式发动机齿轮摆放装置
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JPS5639263Y2 (ja) * 1976-12-16 1981-09-12
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