JPH07108028B2 - 映像信号の記録再生装置 - Google Patents

映像信号の記録再生装置

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JPH07108028B2
JPH07108028B2 JP4325082A JP32508292A JPH07108028B2 JP H07108028 B2 JPH07108028 B2 JP H07108028B2 JP 4325082 A JP4325082 A JP 4325082A JP 32508292 A JP32508292 A JP 32508292A JP H07108028 B2 JPH07108028 B2 JP H07108028B2
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signal
line
tracks
field
lines
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恵造 西村
富二男 岡村
仁朗 尾鷲
隆 降旗
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘリカルスキャン型V
TR(ビデオテープレコーダ)における映像信号の記録
再生装置に関するものであり、更に詳しくは、映像信号
を、その1フィールド分の信号毎に、例えば4本なら4
本の信号記録トラックにライン単位で等量ずつ分けて記
録し、或いは再生するようにして記録密度の向上を図っ
た際、前記4本の信号記録トラックに対応する4個の回
転ヘッドのうちの例えば1個がゴミなどにより目詰まり
を起こして再生不能となり、対応するトラックからの信
号が欠落した場合などでも、再生画面にさほどの劣化が
じないようにするための記録再生装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】さて、従来の各フィールド毎の信号をそ
れぞれ複数のテープトラックに記録するVTRでは、特
開昭57−123778号公報に記載のように、1フィ
ールド分の信号を分割記録する複数のトラックのうちの
1本を特殊再生用の信号トラックとして区別し、ここに
画像サンプル中の上位部分のみを記録して特殊再生時に
は専用ヘッドでこのトラックのみを再生するようになっ
ている。しかし、正常再生時には分割記録されている全
トラックの信号を各トラックに対応した複数のヘッドを
用いて再生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に磁気ヘッドには
テープの磁性粉などが付着して目詰まりを生じ、再生信
号振幅を劣化させることがあるが、このような信号振幅
劣化が生じると、そのことによる信号品質のダメージは
大きい。
【0004】特開昭57−123778号公報に記載の
ような信号記録フォーマットではこの様な事態が発生し
た場合における画質維持についての配慮がなされておら
ず、そのため、その特徴である画像サンプルの上位部分
を集めて記録したトラックを再生するヘッドに目詰まり
を生じたりした場合、再生画質の劣化が大きくなるとい
う問題がある。
【0005】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、ヘリカルスキャン型VTRで、1フィール
ド分毎の信号を複数のトラックに分割して記録再生する
場合において、前記各トラックに対応する各ヘッドのう
ちの例えば1個のヘッドが目詰まりを起こして再生不能
となり、これによって1トラック上のまとまった信号が
欠落したりした場合でも、再生画の画質劣化がさほどで
なくて済むような映像信号の記録再生装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、NTSC方式のテ
レビ信号を記録再生するVTRを想定して説明する。も
ちろん、1フィールドのライン数や記録再生方式は、本
発明の本質には影響しないことをあらかじめ断ってお
く。
【0007】1フィールド分のビデオ信号を複数の信号
記録トラックに分割記録する場合におけるその分割の仕
方にはいくつかの方法がある。しかし、特殊再生専用ヘ
ッドを設けないで通常のヘッドで信号記録トラックを斜
めに走査(ヘリカルスキャン)しながら特殊再生を行な
うためには、例えばNTSC方式のテレビ信号であれば
262.5本の水平走査線(ライン)から成る1フィー
ルド分の画像信号をラインを単位として分割する方が再
生信号処理の都合上、有利である。
【0008】ところで、1フィールドを構成する26
2.5本のラインの先頭ラインから順番に連続して第1
の信号記録トラックにライン単位で記録し、そのトラッ
クが一杯になったら次に続くラインからは第2の信号記
録トラックに記録するという様に単純に、1フィールド
分の信号をライン順にライン単位で分割する場合を考え
る。
【0009】VTRでは、その記録再生信号周波数が高
いため、各信号記録トラックにそれぞれ対応したヘッド
を用い、このような複数個のヘッドによりマルチチャネ
ル方式で記録再生を行なうことが多い。信号の再生にお
いては信号S/Nの劣化がそのまま再生画像の劣化につ
ながるので、これら複数のヘッドのうちの1つが目詰ま
りを起こし、そのヘッドからの再生信号S/Nが大幅に
劣化すると、そのヘッドに対応するトラックの信号は再
生不能となる。
【0010】そのため、上述のように、複数のトラック
へ、1フィールド分の信号をライン順に複数ラインずつ
割り当てるという単純な信号分割方式では、あるヘッド
に目詰まりが生じると、そのヘッドに対応したトラック
上の連続した複数ラインが再生できなくなる。
【0011】例えば1フィールドの信号を4トラックに
分割記録する場合には、そのうち1トラックの信号が再
生できなくなると、画面の1/4に相当するラインが連
続して再生できなくなり、画面の1/4がまとまってポ
ッカリ欠落することになる。また、その画面上の信号欠
落位置は毎フィールドとも同じ位置に固定されることに
なるので、フィールド相関やフレーム相関をとって、欠
落した信号を補おうとしても、それも不可能である。
【0012】そこで本発明では、同一信号記録トラック
には、画面上で互いに隣接する関係にあるライン(つま
り順番通りのライン)は記録されないように1フィール
ド分の信号をライン単位でバラバラにしてそれぞれのト
ラックに分けて記録する。
【0013】
【作用】これにより、たとえあるトラックに対応するヘ
ッドに目詰まりを生じ、そのトラックに記録された信号
が再生されなくなったとしても、その再生されなかった
各ラインは、1フィールドの画面上の互いに離れた位置
にあるラインとなる。そして、これらの再生されなかっ
た各ラインの信号は、隣接する、目詰まりを生じなかっ
た他のヘッドにより再生された正常なラインの信号を用
い、ライン相関をとることにより容易に補うことがで
き、画質の劣化を防止することができる。
【0014】このように、同一信号記録トラック上には
画面上で互いに隣接する関係にあるラインが記録されな
いようにするには、1フィールドを構成する複数ライン
の信号をN本のトラックに分割記録する場合、1フィー
ルドを構成する複数ラインのうちの、先頭ラインからN
個目毎にピックアップしたラインをまとめて第1のトラ
ックに記録し、第2番目のラインから同様にN個目毎に
ピックアップしたラインをまとめて第2のトラックに記
録する、というようにすれば良い。
【0015】勿論、必ずしもこのような単純な規則的な
分割方法でなくても、例えばあるトラックにあるライン
を記録したら、次のラインは他の(N−1)本のトラッ
クのうちのどれかに記録するというような分け方にする
だけで良い。しかし、規則的な信号分割の方がハードウ
ェア構成上都合が良い。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明するわけであ
るが、その前に本発明の理解に役立つ記録方法を参考例
として以下、図1により説明する。図1は1フィールド
分の信号の複数トラックへの分割記録フォーマットを
発明の実施例の理解に役立つ参考例として示す模式図で
ある。本は、フレーム当り525本のライン(走査順
に番号を付け、ライン1、ライン2、……ライン52
4、ライン525とする)から成るビデオ信号を記録再
生するVTRに適用した場合の例である。
【0017】本では1フィールドの信号を4本のトラ
ックへ分割記録する。なお、本においては、垂直ブラ
ンキング期間中のライン524、525、1〜5、およ
びライン262〜267はトラック上には記録しない。
【0018】図1において、1〜8はそれぞれ信号記録
トラックである。図1(a)はテープ上の信号記録トラ
ックの配置を示し、図1(b)は各トラック上の信号ラ
インの配置を示す。各トラック1〜8はそれぞれ、図1
(a)中にA〜Dで示したように、1フィールド分の信
号を4分割して得られる各信号量をそれぞれ記録される
4本のトラックの各々に対応してA〜Dの4つのヘッド
でそれぞれ記録再生される。
【0019】また、図1(b)中で各トラック1〜8内
で四角に区切った中に示した数字は、ビデオ信号のライ
ン番号を表わす。信号記録トラック1〜8は、図1
(a)に示したように、テープ上に斜めに配置される。
フィールドNの信号は、トラック1〜4に4分割され、
同様に次のフィールド(N+1)の信号はトラック5〜
8に4分割されて、それぞれテープ上に記録される。4
分割された各信号は、それぞれA〜Dの4個のヘッドに
よりテープ上の対応したトラックにこの順序で記録され
る。
【0020】したがって、トラック1と5はA、トラッ
ク2と6はB、トラック3と7はC、トラック4と8は
Dのヘッドにより記録され、また再生時にも同様の組合
せで信号が再生される。トラック1には、図1(b)に
示したように、フィールドNのテープ上に記録される信
号のうち、先頭ラインのライン6から4ライン毎に抜き
出したラインである、ライン10、14、18、……、
254、258の信号が記録される。
【0021】以下、同様に図1(b)に示したように、
トラック2にはフィールドNの記録信号のうち2番目の
ラインであるライン7から4ライン毎に抜き出したライ
ンである、ライン11、15、19、……、255、2
59の信号が、トラック3には同じく3番目のラインで
あるライン8から4ライン毎に抜き出したラインであ
る、ライン12、16、20、……、256、260の
信号が、そしてトラック4には同じく4番目のラインで
あるライン9から4ライン毎に抜き出したラインであ
る、ライン13、17、21、……、257、261の
信号がそれぞれ記録される。
【0022】フィールド(N+1)の信号は同様に図1
(b)に示すように、それぞれ4ライン毎に抜き出した
ラインとして、トラック5には記録信号ラインの先頭と
してのライン268からライン272、276、……、
516、520が、トラック6には2番目のラインとし
てのライン269からライン273、277、……、5
17、521が、トラック7には3番目のラインとして
のライン270からライン274、278、……、51
8、522が、そしてトラック8には4番目のラインと
してのライン271からライン275、279、……、
519、523がそれぞれ記録される。以下、フィール
ド(N+2)以降も同様に各フィールドの信号が4トラ
ックずつに分割記録される。
【0023】次に、図1に参考例として示したような分
割記録再生方式を採る映像信号記録再生装置の効果を、
図2により説明する。図2は、図1の信号分割方式にお
いて、4つの再生ヘッドのうち、図1(a)においてB
と表示したトラックを再生するヘッド(Bヘッドと呼
ぶ)に目詰まりを生じ、このヘッドから再生信号が得ら
れなくなった場合のビデオ信号(画像信号)再生状況を
示す図である。
【0024】Bヘッドに目詰まりを生じると、図1のト
ラック2およびトラック6に記録された信号が全く再生
できなくなる。1フィールドの信号を分割記録する相手
方としての各トラックに、信号ライン順の連続した信号
を記録するような従来の方式では、このようなヘッドの
目詰まりに対して、連続した複数ラインが再生不能とな
り画面上にノイズバンドを発生してしまうことは先にも
説明した。
【0025】しかし、本の方式では、図1のトラック
2およびトラック6の信号が全く再生できなくなった場
合でも、図1(b)に示したように再生不能ラインはN
フィールドではライン7、11、15、19、……、2
55、259であり、(N+1)フィールドではライン
269、273、……517、521であり、互いに離
散したラインとなる。
【0026】したがって、再生信号は画面上では図2に
示すようになり、フィールド毎に見れば4ラインに1ラ
インずつが再生不能なノイズ信号となる。そこで、これ
ら再生不能となった信号ラインは、画像信号のライン相
関の性質を利用して、その前後のラインの信号により容
易に補うことができ、画面上のノイズを除去することが
できる。
【0027】例えば、図2において、再生不能となった
ライン7は、その前のライン6の信号で置き換えるか、
又はライン6の信号と後のライン8の信号との平均値で
置き換えるかすることができ、同様に次のフィールドの
ライン269は、ライン268の信号又はライン268
の信号とライン270の信号との平均値で容易に置き換
えることができる。
【0028】以下、図2中に斜線で示したライン11、
15、273、277などの再生不能ラインも、容易に
補正することができ、画面上のノイズ発生を抑えること
が可能である。
【0029】上記の参考例では、ヘッドに目詰まりが生
じたときに再生不能となり補正される信号ラインの画面
上の位置は、奇、偶両フィールドで同じになる(実際に
はインタレースのため図2に示すように奇、偶数フィー
ルドで隣接するようになる)。本では、ヘッドの目詰
まりが生じたときに再生不能となるラインの画面上の位
置を奇、偶両フィールドで異なるようにして、補正され
るラインをちらばらせることにより視覚上の画質劣化を
軽減することができる。
【0030】また、これによりライン相関だけではな
く、フィールド相関による補正も可能となり、必要によ
っては両方の相関を併用して補正することにより、さら
に画質劣化を軽減できる。以下、このような原理に基づ
本発明の一実施例を図3により説明する。
【0031】図3は本発明一実施例として、1フィール
ドの信号を複数のトラックに分割記録するフォーマット
の例を示す模式図である。本実施例においても、記録す
るビデオ信号は図1の参考例のそれと同様である。
【0032】図3において、11〜18はそれぞれ信号
記録トラックである。図3(a)、(b)は図1と同様
それぞれテープ上の記録信号トラックの配置と、各トラ
ック上の信号ラインの配置を示す。また図1の参考例と
同様、1フィールドの信号は4本のトラックに分割記録
され、各トラック11〜18はそれぞれ、図3(a)中
にA〜Dで示したように、A〜Dの4つのヘッドで記録
再生される。また図3(b)中の各トラック11〜18
の四角で区切られた中の数字は、図1(b)と同様、画
像信号のライン番号を表わす。
【0033】信号記録トラック11〜18は、図3
(a)に示したように、テープ上に斜めに配置される。
フィールドNの信号は、トラック11〜14に4分割さ
れ、同様に次のフィールド(N+1)の信号はトラック
15〜18に4分割されてそれぞれテープ上に記録され
る。4分割された信号は、そのトラックのテープ上への
記録順序に対応して、それぞれA〜Dの4個のヘッドに
より記録される。
【0034】したがって、トラック11と15はA、ト
ラック12と16はB、トラック13と17はC、トラ
ック14と18はDのヘッドにより記録され、また再生
時にも同様の組合せで信号が再生される。トラック11
〜14には、図3(b)で示したように、フィールドN
の信号が図1の参考例と全く同様に記録される。
【0035】一方、トラック15〜18には、フィール
ド(N+1)の信号をフィールド内で1ライン分巡回シ
フトした後トラック11〜14への分割方式と同様の方
法で分割記録する。そのため、図3(b)に示すよう
に、トラック15にはライン269を先頭にしてライン
273、277、281、……、517、521が、ト
ラック16にはライン270、274、278、……、
518、522が、トラック17にはライン271、2
75、279、……、519、523が、そしてトラッ
ク18にはライン272、276、280、……、52
0そして最後にライン268がそれぞれ記録される。
【0036】以下フィールド(N+2)、(N+3)以
降もそれぞれフィールドN、(N+1)と同様フィール
ドの奇偶に応じて4トラックずつに分割記録される。な
お、本実施例ではフィールド(N+1)(N+3、N+
5、……も同様)の信号をそのフィールド内で1ライン
分巡回シフトしたが、このシフトするライン数は任意に
選べることは言うまでもない。また、フィールド(N+
1)(N+3、N+5、……も同様)は図1の参考例
同様で、フィールドN(N+2、N+4、……も同様)
に対してライン単位の巡回シフトをしてもよく、同様の
効果が得られる。
【0037】次に、図3の実施例による効果を図4によ
り説明する。図4は、図3の信号分割方式において、A
〜Dの4つの再生ヘッドのうちBのヘッドに目詰まりを
生じ、このBヘッドから再生信号が得られなくなった場
合の画像信号再生状況を示す図である。
【0038】Bヘッドに目詰まりを生じると、図3のト
ラック12および16に記録された信号が再生できなく
なる。しかし、トラック11〜18に図3(b)に示し
たような信号ラインの配置となるように信号分割して記
録されているので、トラック12および16の信号が全
く再生できなくなった場合でも、再生不能ラインはライ
ン7、11、15、19、……、255、259、27
0、274、……、518、522となる。したがって
再生信号は画面上では図4に示すようになり、再生不能
ラインの画面上の位置は同一フィールド内でみても、隣
接フィールド内でみても互いに離散的になる。
【0039】これにより、これら再生不能となった信号
ラインを、その前後のラインの信号により容易に補正
し、画面上のノイズを除去できるとともに、この補正さ
れるラインが画面上にちらばるので、視覚上の画質劣化
が少なくなる。
【0040】さらに、このような信号分割の場合にはラ
イン相関だけではなく、フィールド相関による補正も可
能となるので、さらに画質の向上が望める。なお、以上
の実施例による説明では、ヘッドの目詰まりについての
み述べたが、トラックからの信号再生時に同期はずれが
生じ、単発的に1トラックの信号が再生できなくなるよ
うな場合にも、同様の効果がある。
【0041】次に、以上述べた本発明による信号分割記
録方式でビデオ信号を記録再生する装置の一実施例を
により説明する。図5は本発明の一実施例のハードウ
エア構成(ビデオ信号記録再生装置)を示すブロック図
である。図5の構成は、図1又は図3に示したフォーマ
ットで信号の記録再生を行なう場合の構成である。
【0042】図5において、41はビデオ信号入力端
子、42は記録タイミング発生回路、43はA/D変換
器、44はメモリ制御回路、45はフレームメモリ、4
6は信号分配回路、47a〜47dは時間軸伸長回路、
48a〜48dはエンコーダ、49a〜49dは記録ア
ンプ、50a〜50dは磁気ヘッド、51a〜51dは
再生アンプ、52a〜52dは時間軸補正回路、53a
〜53dはデコーダ、54a〜54dは時間軸圧縮回
路、55は信号切換回路、56は同期回路、57は再生
タイミング発生回路、58はメモリ制御回路、59はフ
レームメモリ、60はD/A変換器、61はビデオ信号
出力端子である。
【0043】なお、図5ではフレームメモリ45、59
を記録側、再生側にそれぞれ分離して設けているが、1
つのフレームメモリを録再で共用しても以下に述べる動
作に差違はなく、本発明の本質を損なうものではない。
【0044】ビデオ信号入力端子41より入力された、
ビデオ同期信号を含むビデオ信号は、記録タイミング発
生回路42およびA/D変換器43に入力される。記録
タイミング発生回路42では入力されたビデオ信号中か
ら水平及び垂直同期信号を抽出するとともに、フィール
ドの奇偶を判定し、さらに水平、垂直同期信号に同期し
た、所定の周波数のサンプリングクロックを発生する。
そして、このサンプリングクロックはA/D変換器43
に入力される。また水平、垂直各同期信号と、奇偶判定
信号およびサンプリングクロックがメモリ制御回路44
に入力される。A/D変換器43では記録タイミング発
生回路42からのサンプリングクロックにより、ビデオ
信号入力端子41から入力されたビデオ信号をサンプリ
ングしてディジタルデータに変換する。
【0045】こうしてディジタル化されたビデオ信号
は、フレームメモリ45に送られる。メモリ制御回路4
4は、書込みアドレスカウンタ、ラインカウンタ、読出
しアドレスカウンタ、書込みパルス発生器から成る。書
込みアドレスカウンタは、奇数フィールドの垂直同期信
号によりリセットされ、サンプリングクロックをカウン
トするカウンタである。ラインカウンタは奇数フィール
ドの垂直同期信号によりリセットされ、水平同期信号を
カウントするカウンタである。読出しアドレスカウンタ
は、垂直同期信号によりリセットされ、水平同期信号を
カウントするカウンタと、水平同期信号によりリセット
され、サンプリングクロックをカウントするカウンタと
を組合わせたものである。
【0046】書込みパルス発生器は、A/D変換器43
からのディジタルデータサンプルをフレームメモリ45
に書込むためのパルスを書込みアドレスの位相に同期さ
せて1サンプリングクロック毎に1回出力する回路であ
る。メモリ制御回路44からは、書込みアドレスと読出
しアドレスが交互にそれぞれ1サンプリングクロックに
1回ずつ出力され、書込みパルスとともにフレームメモ
リ45に供給される。書込みアドレスは書込みアドレス
カウンタの値がそのまま与えられる。読出しアドレス
は、水平同期信号をカウントするカウンタの値に、記録
タイミング発生回路42の奇偶判定回路が偶数フィール
ドを検出している時すなわち入力信号が偶数フィールド
であるときには5を、逆に奇数フィールドのときには2
67を加え、その上位2ビットを最下位に入換えて得た
値に対して1ライン当りのサンプル数を乗じて得た値に
よって4ライン分ずつ増加するアドレスを得、これにサ
ンプリングクロックをカウントするカウンタの値を加算
することによって与えられる。
【0047】これにより、フレームメモリ45に奇数フ
ィールドのデータを書込んでいるときには偶数フィール
ドのデータを4ラインおきに、4分割した4本のトラッ
ク順に読出し、逆に偶数フィールドのデータを書込んで
いるときには奇数フィールドのデータを同様に読み出
す。こうしてフレームメモリ45の入出力間で前後のフ
ィールドのデータ読み書きの順序が乱れるのを防止す
る。
【0048】フレームメモリ45から読出されたデータ
は信号分配回路46により各トラック毎の信号に4分割
され、それぞれ時間軸伸長回路47a〜47dに入力さ
れる。時間軸伸長回路47a〜47dでは、シリンダへ
のテープの巻付角に応じて時間軸を伸長し、それぞれエ
ンコーダ48a〜48dに信号を送る。エンコーダ48
a〜48dでは各チャネル毎に、テープへの記録再生に
必要なチャネル識別信号や同期用信号の付加および変調
を行なって、記録アンプ49a〜49dを介して磁気ヘ
ッド50a〜50dによりテープ上に図1に示したフォ
ーマットで記録される。チャネル識別信号は、1ライン
分の信号毎に付加しておけば特殊再生時にも都合がよ
い。
【0049】一方、再生側ではテープより磁気ヘッド5
0a〜50dにより再生された各トラックの信号は、再
生アンプ51a〜51dを介して時間軸補正回路52a
〜52dおよび同期回路56に入力される。同期回路5
6では入力された各トラックの再生信号より同期用信号
を検出し、それぞれその再生信号をディジタル処理する
のに必要な同期クロックを発生し、これを時間軸補正回
路52a〜52dに供給するとともに、再生信号処理の
タイミング基準信号を生成する。
【0050】このタイミング基準信号はデコーダ53a
〜53dおよび再生タイミング発生回路57に供給され
る。時間軸補正回路52a〜52dは、テープから再生
された信号を復調するとともに、再生された信号に含ま
れる時間軸変動を除去し、デコーダ53a〜53dに再
生信号をディジタル信号として出力する。デコーダ53
a〜53dは、テープへの記録再生で生じたドロップア
ウトを検出した場合にはドロップアウト検出フラグを付
加して時間軸圧縮回路54a〜54dに信号データを出
力する。
【0051】時間軸圧縮回路54a〜54dでは、記録
時に多チャネル化して記録信号帯域を下げるために、シ
リンダへのテープ巻付角に応じて各トラックの信号毎に
時間軸伸長していたものを、もとの時間軸に圧縮する。
こうして時間軸圧縮された各トラックの信号は切換回路
55により1チャネルの連続したディジタルビデオ信号
に組立てられ、メモリ制御回路58とフレームメモリ5
9に入力される。
【0052】一方再生タイミング発生回路57は、同期
回路56からのタイミング基準信号をもとにして、切換
回路55のディジタルビデオ信号出力に対応した水平、
垂直同期信号と、ディジタルビデオ信号のサンプリング
クロックを生成し、メモリ制御回路58に供給する。ま
た、サンプリングクロックはD/A変換器60にも供給
される。
【0053】メモリ制御回路58は書込みアドレスカウ
ンタ、奇偶判定回路、読出しアドレスカウンタ、書込み
パルス発生器からなる。書込みアドレスカウンタは、水
平同期信号によりリセットされ、サンプリングクロック
をカウントするカウンタである。奇偶判定回路は、メモ
リ制御回路58に入力されるディジタルビデオ信号がも
つチャネル識別信号によって、フレームメモリ59に書
込むデータが奇数フィールドのデータであるか、偶数フ
ィールドのデータであるかを判定する回路である。
【0054】ただし、チャネル識別信号にドロップアウ
トの発生を示すドロップアウト検出フラグが付加されて
いるときは、その前の判定結果を保持するようになって
いる。
【0055】読出しアドレスカウンタは、奇偶判定回路
が偶数フィールドを検出したときの垂直同期信号により
リセットされ、サンプリングクロックをカウントするカ
ウンタである。書込みパルス発生器は、記録側のメモリ
制御回路44に含まれた書込みパルス発生器と同様であ
る。ただし、再生側では、チャネル識別信号にドロップ
アウト検出フラグが付加されている場合には、その1ラ
イン期間は書込みパルスを停止するようにしている。
【0056】書込みアドレスは、メモリに書込もうとす
る信号中に付加されているチャネル識別信号とトラック
先頭からの信号位置によりラインアドレスデータを算出
し、そのラインアドレスデータに1ライン当たりのサン
プル数を乗じた値に、書込みアドレスカウンタの値を加
算してフレームメモリ59に与えられる。読出しアドレ
スは、読出しアドレスカウンタの値がそのまま与えられ
る。
【0057】こうしてフレームメモリ59には、メモリ
制御回路58から、書込みアドレスと読出しアドレスが
交互にそれぞれ1サンプリングクロックに1回ずつ供給
され、また書込みアドレスのタイミングで書込みパルス
が供給される。フレームメモリ59にはこのようにして
ライン番号により決まる所定のアドレス位置に各信号ラ
インのデータが書込まれ、順次読出しが行われる。した
がって、記録時の信号分割によりフレームメモリ59に
書込まれる信号の順序が入換っても、読出し時にはライ
ン番号順の信号となってD/A変換器60に出力され
る。
【0058】そしてここで水平、垂直ブランキング期間
としてテープに記録再生しなかった信号部分をそれぞれ
対応する固定パタンのデータ列に戻し、完全に連続した
ディジタルビデオデータ列とし、D/A変換を行なう。
【0059】こうしてD/A変換器60により正常なア
ナログビデオ信号に変換された再生信号はビデオ信号出
力端子61より出力される。なお、再生側においても記
録側と同様に、フレームメモリ59の読み書きは、一方
が奇数フィールドの時は他方は偶数フィールドとなるよ
うにして、4チャネル分割記録再生による再生信号の時
系列順序の誤りが生じないように配慮している。
【0060】4つのヘッドの内1個に目詰まりを生じ、
図2に示したように特定のラインの信号が再生できなく
なった場合には、デコーダ53a〜53dによりドロッ
プアウトが検出され、チャネル識別信号も含めてドロッ
プアウト検出フラグが付加される。メモリ制御回路58
は、前に述べたチャネル識別信号にドロップアウト検出
フラグがある場合と同様に、ディジタルビデオデータに
ドロップアウト検出フラグがある場合にも書込みパルス
を停止するようになっている。
【0061】このようにメモリ制御回路58の働きによ
り、これら再生不能となった信号はフレームメモリ59
に書かれることはない。したがって、図2に斜線を施し
た再生不能ラインの信号が記憶されるべきアドレスのメ
モリにはそれ以前に正しく再生されたフレームの同じラ
インの信号がそのまま残っている。
【0062】これらの再生不能となったラインのフレー
ムメモリ59上のアドレスが読出しアドレスとして与え
られると、それ以前に正しく再生されたフレームの信号
が読み出されるので、自動的にフレーム相関のある信号
に置き換えられたことになる。こうして、図2に斜線を
施したラインの信号はフレーム相関により補正され、画
面上へのノイズ発生が防止される。
【0063】なおここで、フレームメモリ59の入力部
分に2ライン分程度の遅延回路と平均値演算回路を設
け、フレームメモリ59に書込もうとするディジタルビ
デオデータにドロップアウト検出フラグがある場合には
書込みパルスを停止する代りに、1ライン前後のデータ
の平均値を書込むことができる。本発明ではヘッドに目
詰まりが生じても連続したラインのドロップアウトには
ならないので、このような平均値による信号の補正が画
質劣化防止に大きな効果を持つ。また、単に前のライン
のデータで置き換えるだけでも補正信号が画面上にかた
まらないので、画質の劣化は少ない。
【0064】図5の実施例において、記録側のメモリ制
御回路44の読出しアドレスカウンタのうちの水平同期
信号をカウントするカウンタをテープ上に記録するライ
ン数カウントするとその値が0に戻るロードカウンタと
し、奇数フィールドの垂直同期信号で0を、また偶数フ
ィールドの垂直同期信号で1をロードすれば図3に示し
たフォーマットの信号記録再生方式が実現できる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、1フィールドを複数本
のトラックに分割記録する場合に、各トラックに対応し
た複数個の記録再生ヘッドに目詰まりを生じて、そのト
ラックの信号が再生できなくなっても、画像信号のライ
ン相関を用いて容易に補正でき、また、補正される信号
ライン位置を画面上で分散させることができるので、V
TRの再生画質の向上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の理解に役立つ参考例を示す
模式図である。
【図2】図1に示した参考例の効果を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を示す模式図である。
【図4】図3に示した実施例の効果を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の一実施例のハードウエア構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1〜8、11〜18、21〜34…信号記録トラック 43…A/D変換器 44、58…メモリ制御回路 45、59…フレームメモリ 60…D/A変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/783 H H04N 5/782 D Z (72)発明者 降旗 隆 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所 家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭58−200413(JP,A) 特開 昭60−22886(JP,A) 特開 昭59−32272(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上の、該媒体の走行方向に対し
    斜め方向に互いに平行に配置された複数のトラックに、
    映像信号を記録し、それを再生する映像信号の記録再生
    装置であって、 記録すべき映像信号に関わる同期信号を取込み、記録タ
    イミング信号を生成して出力する記録タイミング発生回
    路と、メモリと、前記記録タイミング発生回路から与え
    られるタイミングに従って、記録すべき映像信号を前記
    メモリに書き込み、又はそれを読み出すメモリ制御回路
    と、記録媒体上のN個のトラック(但しNは2又は2以
    上の整数)に対応したN個の信号記録ヘッドと、前記メ
    モリから読み出された映像信号を前記N個の信号記録ヘ
    ッドに分配する分配手段と、を少なくとも含み、 前記複数のトラックの最初のNトラックに奇数(又は偶
    数)フィールドの映像信号を、次のNトラックに偶数
    (又は奇数)フィールドの映像信号を、それぞれ前記N
    個の信号記録ヘッドにより記録し、以下これを繰り返す
    こととし、 最初のNトラックに奇数フィールドの映像信号を記録す
    る際は、奇数フィールドである1フィールドを構成する
    複数の水平走査線信号(以下、水平走査線信号を単にラ
    インという)に走査順にライン番号を付与したとする
    と、Nトラック中の第1のトラックには、奇数フィール
    ドである1フィールドを構成する全ラインのうちの特定
    の1ラインから始まってNライン毎に抽出したラインを
    順に記録し、Nトラック中の第2のトラックには、奇数
    フィールドである1フィールドを構成する全ラインのう
    ちの前記特定の1ラインの次の番号の1ラインから始ま
    ってNライン毎に抽出したラインを順に記録し、以下こ
    れを、Nトラック中の第3のトラック及びそれ以降のト
    ラックについて繰り返し、 次のNトラックに偶数フィールドの映像信号を記録する
    際は、偶数フィールドである1フィールドを構成する複
    数のラインに走査順にライン番号を付与したとすると、
    Nトラック中の第1のトラックには、偶数フィールドで
    ある1フィールドを構成する全ラインのうちの、前記奇
    数フィールドにおける前記特定の1ライ ンに対応したラ
    イン番号の1ラインではなく、それ以外の別の1ライン
    を改めて特定の1ライン(これを便宜上、偶数フィール
    ド用特定の1ラインという)として、該偶数フィールド
    用特定の1ラインから始まってNライン毎に抽出したラ
    インを順に記録し、Nトラック中の第2のトラックに
    は、偶数フィールドである1フィールドを構成する全ラ
    インのうちの前記偶数フィールド用特定の1ラインの次
    の番号の1ラインから始まってNライン毎に抽出したラ
    インを順に記録し、以下これを、Nトラック中の第3の
    トラック及びそれ以降のトラックについて繰り返すよう
    に、 前記記録タイミング発生回路が記録タイミング信号を発
    生して前記メモリ制御回路による前記メモリの読み出し
    を制御するようにしたことを特徴とする映像信号の記録
    再生装置。
JP4325082A 1992-12-04 1992-12-04 映像信号の記録再生装置 Expired - Lifetime JPH07108028B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58200413A (ja) * 1982-05-18 1983-11-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録装置および再生装置
JPS5932272A (ja) * 1982-08-17 1984-02-21 Sony Corp 映像信号の記録装置
JPS6022886A (ja) * 1984-06-13 1985-02-05 Hitachi Ltd デイジタル画像信号の記録再生装置

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