JPH0670279A - 映像信号の記録再生装置 - Google Patents

映像信号の記録再生装置

Info

Publication number
JPH0670279A
JPH0670279A JP4325082A JP32508292A JPH0670279A JP H0670279 A JPH0670279 A JP H0670279A JP 4325082 A JP4325082 A JP 4325082A JP 32508292 A JP32508292 A JP 32508292A JP H0670279 A JPH0670279 A JP H0670279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
recording
line
lines
video signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4325082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07108028B2 (ja
Inventor
Keizo Nishimura
恵造 西村
Fujio Okamura
富二男 岡村
Hitoaki Owashi
仁朗 尾鷲
Takashi Furuhata
隆 降旗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4325082A priority Critical patent/JPH07108028B2/ja
Publication of JPH0670279A publication Critical patent/JPH0670279A/ja
Publication of JPH07108028B2 publication Critical patent/JPH07108028B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1フィールドの信号を複数のトラックに分割
記録するヘリカルスキャン型VTRにおける、ヘッド目
詰まり時や特殊再生時の再生画質の劣化を防止する。 【構成】 同一信号記録トラック上には画面上で互いに
隣接する関係にあるラインが記録されないようにする。
また、各フィールド間で画面上のライン位置とトラック
上の記録位置との関係が順次変化するようにする。 【効果】 ヘッド目詰まり発生時や、特殊再生時に再生
できないトラックの信号があっても、ライン相関やフレ
ーム、フィールド相関で容易に補正できるので、画質劣
化が少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘリカルスキャン型V
TR(ビデオテープレコーダ)における映像信号の記録
再生装置に関するものであり、更に詳しくは、映像信号
を、その1フィールド分の信号毎に、例えば4本なら4
本の信号記録トラックにライン単位で等量ずつ分けて記
録し、或いは再生するようにして記録密度の向上を図っ
た際、前記4本の信号記録トラックに対応する4個の回
転ヘッドのうちの例えば1個がゴミなどにより目詰まり
を起こして再生不能となり、対応するトラックからの信
号が欠落した場合などでも、再生画面にさほどの劣化が
生じないように、或いはまた、2倍速再生などの特殊再
生を行ったときにおいても、再生画面にさほどの劣化が
生じなくてすむようにするための記録再生装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】さて、従来の各フィールド毎の信号をそ
れぞれ複数のテープトラックに記録するVTRでは、特
開昭57−123778号公報に記載のように、1フィ
ールド分の信号を分割記録する複数のトラックのうちの
1本を特殊再生用の信号トラックとして区別し、ここに
画像サンプル中の上位部分のみを記録して特殊再生時に
は専用ヘッドでこのトラックのみを再生するようになっ
ている。しかし、正常再生時には分割記録されている全
トラックの信号を各トラックに対応した複数のヘッドを
用いて再生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に磁気ヘッドには
テープの磁性粉などが付着して目詰まりを生じ、再生信
号振幅を劣化させることがあるが、このような信号振幅
劣化が生じると、そのことによる信号品質のダメージは
大きい。特開昭57−123778号公報に記載のよう
な信号記録フォーマットではこの様な事態が発生した場
合における画質維持についての配慮がなされておらず、
そのため、その特徴である画像サンプルの上位部分を集
めて記録したトラックを再生するヘッドに目詰まりを生
じたりした場合、再生画質の劣化が大きくなるという問
題がある。また特殊再生を行なうには、通常再生に用い
るヘッドと信号再生回路を用いたのでは、画質劣化が大
きくなるため、それ専用の再生ヘッドと信号再生回路を
設けて、これを用いる必要があり、専用のものを特に用
意しなければならないという意味で不都合があった。
【0004】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、ヘリカルスキャン型VTRで、1フィール
ド分毎の信号を複数のトラックに分割して記録再生する
場合において、前記各トラックに対応する各ヘッドのう
ちの例えば1個のヘッドが目詰まりを起こして再生不能
となり、これによって1トラック上のまとまった信号が
欠落したりした場合でも、再生画の画質劣化がさほどで
なく、また専用ヘッドや再生回路を用いなくても、さほ
どの画質劣化を招くことなしに各種速度の特殊再生が可
能であるような映像信号の記録再生装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、NTSC方式のテ
レビ信号を記録再生するVTRを想定して説明する。も
ちろん、1フィールドのライン数や記録再生方式は、本
発明の本質には影響しないことをあらかじめ断ってお
く。1フィールド分のビデオ信号を複数の信号記録トラ
ックに分割記録する場合におけるその分割の仕方にはい
くつかの方法がある。しかし、特殊再生専用ヘッドを設
けないで通常のヘッドで信号記録トラックを斜めに走査
(ヘリカルスキャン)しながら特殊再生を行なうために
は、例えばNTSC方式のテレビ信号であれば262.
5本の水平走査線(ライン)から成る1フィールド分の
画像信号をラインを単位として分割する方が再生信号処
理の都合上、有利である。ところで、1フィールドを構
成する262.5本のラインの先頭ラインから順番に連
続して第1の信号記録トラックにライン単位で記録し、
そのトラックが一杯になったら次に続くラインからは第
2の信号記録トラックに記録するという様に単純に、1
フィールド分の信号をライン順にライン単位で分割する
場合を考える。VTRでは、その記録再生信号周波数が
高いため、各信号記録トラックにそれぞれ対応したヘッ
ドを用い、このような複数個のヘッドによりマルチチャ
ネル方式で記録再生を行なうことが多い。信号の再生に
おいては信号S/Nの劣化がそのまま再生画像の劣化に
つながるので、これら複数のヘッドのうちの1つが目詰
まりを起こし、そのヘッドからの再生信号S/Nが大幅
に劣化すると、そのヘッドに対応するトラックの信号は
再生不能となる。そのため、上述のように、複数のトラ
ックへ、1フィールド分の信号をライン順に複数ライン
ずつ割り当てるという単純な信号分割方式では、あるヘ
ッドに目詰まりが生じると、そのヘッドに対応したトラ
ック上の連続した複数ラインが再生できなくなる。例え
ば1フィールドの信号を4トラックに分割記録する場合
には、そのうち1トラックの信号が再生できなくなる
と、画面の1/4に相当するラインが連続して再生でき
なくなり、画面の1/4がまとまってポッカリ欠落する
ことになる。また、その画面上の信号欠落位置は毎フィ
ールドとも同じ位置に固定されることになるので、フィ
ールド相関やフレーム相関をとって、欠落した信号を補
おうとしても、それも不可能である。そこで本発明で
は、同一信号記録トラックには、画面上で互いに隣接す
る関係にあるライン(つまり順番通りのライン)は記録
されないように1フィールド分の信号をライン単位でバ
ラバラにしてそれぞれのトラックに分けて記録する。
【0006】
【作用】これにより、たとえあるトラックに対応するヘ
ッドに目詰まりを生じ、そのトラックに記録された信号
が再生されなくなったとしても、その再生されなかった
各ラインは、1フィールドの画面上の互いに離れた位置
にあるラインとなる。そして、これらの再生されなかっ
た各ラインの信号は、隣接する、目詰まりを生じなかっ
た他のヘッドにより再生された正常なラインの信号を用
い、ライン相関をとることにより容易に補うことがで
き、画質の劣化を防止することができる。このように、
同一信号記録トラック上には画面上で互いに隣接する関
係にあるラインが記録されないようにするには、1フィ
ールドを構成する複数ラインの信号をN本のトラックに
分割記録する場合、1フィールドを構成する複数ライン
のうちの、先頭ラインからN個目毎にピックアップした
ラインをまとめて第1のトラックに記録し、第2番目の
ラインから同様にN個目毎にピックアップしたラインを
まとめて第2のトラックに記録する、というようにすれ
ば良い。勿論、必ずしもこのような単純な規則的な分割
方法でなくても、例えばあるトラックにあるラインを記
録したら、次のラインは他の(N−1)本のトラックの
うちのどれかに記録するというような分け方にするだけ
で良い。しかし、規則的な信号分割の方がハードウェア
構成上都合が良い。
【0007】一方、通常のヘッドを用いて例えば2倍速
再生のような特殊再生を行なうと、再生ヘッドのテープ
上の走行軌跡はトラックを斜めに横ぎるような軌跡にな
る。そのため、ヘッドは各トラック上の信号の一部分し
か再生できなくなる。特に整数倍速再生を行なうと、各
フィールド毎に、1フィールド分の信号を分けて記録さ
れた複数トラックのうち、フィールド毎に見て同じ画面
位置の記録信号しか再生できなくなるトラックが生じる
ような再生速度が存在する。そのため、そのような特殊
再生を行なう時には、上記のような信号分割を行なって
も連続した複数ラインが再生できずに、画面上にノイズ
バンドが現われて、ライン相関は勿論、フィールド相関
やフレーム相関もとれないから、これらを用いて欠落信
号を補なうようにすることもできない。
【0008】勿論、ある特定の速度を用いた特殊再生に
ついてのみ、再生できないラインが画面上に均等に散ら
ばるように信号分割を行なうことはできるが、その場合
でも再生速度を変えると全く効果はなくなる。
【0009】そこで、さらに各フィールド間で、画面上
のライン位置とそのトラック上の記録位置との関係が順
次変化するようにする。
【0010】そのために、1フィールドの信号を分割記
録する相手方としてのN本のトラックに、それぞれフィ
ールドの先頭を分割の基準にしてN本目のラインからN
本毎にとって記録するのを改めて、所定数のフィールド
毎に分割の基準がフィールドの先頭から所定ライン数ず
つ増加するようにする。勿論前に述べたように、分割方
法および分割基準の増加量ともに不規則にしても良い
が、やはりハード構成上は規則的な方が有利である。
【0011】上記のような信号分割を行なうには、所定
フィールド毎に一定数ずつ増加し、その値が1フィール
ドを構成するライン数に達すると零に戻る数値Mを考え
る。そして、各フィールドに対して、(M−1)ライン
目を先頭にそのフィールドの最後尾ラインまでを順に並
べ、続いてそのフィールドの先頭であったラインからM
ライン目までを順に並べた仮想的なフィールドを生成す
る。
【0012】各トラックへの信号の分割はこの仮想的な
フィールドに基づいて行ない、N本のトラックには、そ
れぞれ仮想フィールドの先頭からN本目のラインからN
本毎にとったラインを記録するようにすれば良い。この
ような信号分割方式の記録再生装置を用いれば、特殊再
生時に各トラックの特定位置に記録された信号のみしか
再生できない場合でも、再生された信号の画面上でのラ
イン位置はフィールド毎に異なる。したがって再生でき
なかったラインの信号は、それ以前のフィールドで再生
したラインの信号を保持して用いるようにすれば、画面
上にノイズバンドが発生するのを防止することができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。図1は本発明における1フィールド分の信号の複数
トラックへの分割記録フォーマットを本発明の一実施例
として示す模式図である。本実施例は、フレーム当り5
25本のライン(走査順に番号を付け、ライン1、ライ
ン2、……ライン524、ライン525とする)から成
るビデオ信号を記録再生するVTRに本発明を適用した
場合の実施例である。本実施例では1フィールドの信号
を4本のトラックへ分割記録する。なお、本実施例にお
いては、垂直ブランキング期間中のライン524、52
5、1〜5、およびライン262〜267はトラック上
には記録しない。図1において、1〜8はそれぞれ信号
記録トラックである。図1(a)はテープ上の信号記録
トラックの配置を示し、図1(b)は各トラック上の信
号ラインの配置を示す。各トラック1〜8はそれぞれ、
図1(a)中にA〜Dで示したように、1フィールド分
の信号を4分割して得られる各信号量をそれぞれ記録さ
れる4本のトラックの各々に対応してA〜Dの4つのヘ
ッドでそれぞれ記録再生される。
【0014】また、図1(b)中で各トラック1〜8内
で四角に区切った中に示した数字は、ビデオ信号のライ
ン番号を表わす。信号記録トラック1〜8は、図1
(a)に示したように、テープ上に斜めに配置される。
フィールドNの信号は、トラック1〜4に4分割され、
同様に次のフィールド(N+1)の信号はトラック5〜
8に4分割されて、それぞれテープ上に記録される。4
分割された各信号は、それぞれA〜Dの4個のヘッドに
よりテープ上の対応したトラックにこの順序で記録され
る。したがって、トラック1と5はA、トラック2と6
はB、トラック3と7はC、トラック4と8はDのヘッ
ドにより記録され、また再生時にも同様の組合せで信号
が再生される。トラック1には、図1(b)に示したよ
うに、フィールドNのテープ上に記録される信号のう
ち、先頭ラインのライン6から4ライン毎に抜き出した
ラインである、ライン10、14、18、……、25
4、258の信号が記録される。
【0015】以下、同様に図1(b)に示したように、
トラック2にはフィールドNの記録信号のうち2番目の
ラインであるライン7から4ライン毎に抜き出したライ
ンである、ライン11、15、19、……、255、2
59の信号が、トラック3には同じく3番目のラインで
あるライン8から4ライン毎に抜き出したラインであ
る、ライン12、16、20、……、256、260の
信号が、そしてトラック4には同じく4番目のラインで
あるライン9から4ライン毎に抜き出したラインであ
る、ライン13、17、21、……、257、261の
信号がそれぞれ記録される。
【0016】フィールド(N+1)の信号は同様に図1
(b)に示すように、それぞれ4ライン毎に抜き出した
ラインとして、トラック5には記録信号ラインの先頭と
してのライン268からライン272、276、……、
516、520が、トラック6には2番目のラインとし
てのライン269からライン273、277、……、5
17、521が、トラック7には3番目のラインとして
のライン270からライン274、278、……、51
8、522が、そしてトラック8には4番目のラインと
してのライン271からライン275、279、……、
519、523がそれぞれ記録される。以下、フィール
ド(N+2)以降も同様に各フィールドの信号が4トラ
ックずつに分割記録される。
【0017】次に、図1に実施例を示したような分割記
録再生方式の本発明による映像信号記録再生装置の効果
を、図2により説明する。図2は、図1の信号分割方式
において、4つの再生ヘッドのうち、図1(a)におい
てBと表示したトラックを再生するヘッド(Bヘッドと
呼ぶ)に目詰まりを生じ、このヘッドから再生信号が得
られなくなった場合のビデオ信号(画像信号)再生状況
を示す図である。Bヘッドに目詰まりを生じると、図1
のトラック2およびトラック6に記録された信号が全く
再生できなくなる。1フィールドの信号を分割記録する
相手方としての各トラックに、信号ライン順の連続した
信号を記録するような従来の方式では、このようなヘッ
ドの目詰まりに対して、連続した複数ラインが再生不能
となり画面上にノイズバンドを発生してしまうことは先
にも説明した。
【0018】しかし、本発明の方式では、図1のトラッ
ク2およびトラック6の信号が全く再生できなくなった
場合でも、図1(b)に示したように再生不能ラインは
Nフィールドではライン7、11、15、19、……、
255、259であり、(N+1)フィールドではライ
ン269、273、……517、521であり、互いに
離散したラインとなる。したがって、再生信号は画面上
では図2に示すようになり、フィールド毎に見れば4ラ
インに1ラインずつが再生不能なノイズ信号となる。そ
こで、これら再生不能となった信号ラインは、画像信号
のライン相関の性質を利用して、その前後のラインの信
号により容易に補うことができ、画面上のノイズを除去
することができる。例えば、図2において、再生不能と
なったライン7は、その前のライン6の信号で置き換え
るか、又はライン6の信号と後のライン8の信号との平
均値で置き換えるかすることができ、同様に次のフィー
ルドのライン269は、ライン268の信号又はライン
268の信号とライン270の信号との平均値で容易に
置き換えることができる。以下、図2中に斜線で示した
ライン11、15、273、277などの再生不能ライ
ンも、容易に補正することができ、画面上のノイズ発生
を抑えることが可能である。
【0019】上記の実施例では、ヘッドに目詰まりが生
じたときに再生不能となり補正される信号ラインの画面
上の位置は、奇、偶両フィールドで同じになる(実際に
はインタレースのため図2に示すように奇、偶数フィー
ルドで隣接するようになる)。本発明では、ヘッドの目
詰まりが生じたときに再生不能となるラインの画面上の
位置を奇、偶両フィールドで異なるようにして、補正さ
れるラインをちらばらせることにより視覚上の画質劣化
を軽減することができる。
【0020】また、これによりライン相関だけではな
く、フィールド相関による補正も可能となり、必要によ
っては両方の相関を併用して補正することにより、さら
に画質劣化を軽減できる。以下、このような本発明の一
実施例を図3により説明する。図3は本発明における1
フィールドの信号を複数のトラックに分割記録するフォ
ーマットのもう一つの例を示す模式図である。本実施例
においても、記録するビデオ信号は図1の実施例と同様
である。
【0021】図3において、11〜18はそれぞれ信号
記録トラックである。図3(a)、(b)は図1と同様
それぞれテープ上の記録信号トラックの配置と、各トラ
ック上の信号ラインの配置を示す。また図1の実施例と
同様、1フィールドの信号は4本のトラックに分割記録
され、各トラック11〜18はそれぞれ、図3(a)中
にA〜Dで示したように、A〜Dの4つのヘッドで記録
再生される。また図3(b)中の各トラック11〜18
の四角で区切られた中の数字は、図1(b)と同様、画
像信号のライン番号を表わす。信号記録トラック11〜
18は、図3(a)に示したように、テープ上に斜めに
配置される。フィールドNの信号は、トラック11〜1
4に4分割され、同様に次のフィールド(N+1)の信
号はトラック15〜18に4分割されてそれぞれテープ
上に記録される。4分割された信号は、そのトラックの
テープ上への記録順序に対応して、それぞれA〜Dの4
個のヘッドにより記録される。したがって、トラック1
1と15はA、トラック12と16はB、トラック13
と17はC、トラック14と18はDのヘッドにより記
録され、また再生時にも同様の組合せで信号が再生され
る。トラック11〜14には、図3(b)で示したよう
に、フィールドNの信号が図1の実施例と全く同様に記
録される。一方、トラック15〜18には、フィールド
(N+1)の信号をフィールド内で1ライン分巡回シフ
トした後トラック11〜14への分割方式と同様の方法
で分割記録する。そのため、図3(b)に示すように、
トラック15にはライン269を先頭にしてライン27
3、277、281、……、517、521が、トラッ
ク16にはライン270、274、278、……、51
8、522が、トラック17にはライン271、27
5、279、……、519、523が、そしてトラック
18にはライン272、276、280、……、520
そして最後にライン268がそれぞれ記録される。
【0022】以下フィールド(N+2)、(N+3)以
降もそれぞれフィールドN、(N+1)と同様フィール
ドの奇偶に応じて4トラックずつに分割記録される。な
お、本実施例ではフィールド(N+1)(N+3、N+
5、……も同様)の信号をそのフィールド内で1ライン
分巡回シフトしたが、このシフトするライン数は任意に
選べることは言うまでもない。また、フィールド(N+
1)(N+3、N+5、……も同様)は図1の実施例と
同様で、フィールドN(N+2、N+4、……も同様)
に対してライン単位の巡回シフトをしてもよく、同様の
効果が得られる。
【0023】次に、図3の実施例による効果を図4によ
り説明する。図4は、図3の信号分割方式において、A
〜Dの4つの再生ヘッドのうちBのヘッドに目詰まりを
生じ、このBヘッドから再生信号が得られなくなった場
合の画像信号再生状況を示す図である。
【0024】Bヘッドに目詰まりを生じると、図3のト
ラック12および16に記録された信号が再生できなく
なる。しかし、トラック11〜18に図3(b)に示し
たような信号ラインの配置となるように信号分割して記
録されているので、トラック12および16の信号が全
く再生できなくなった場合でも、再生不能ラインはライ
ン7、11、15、19、……、255、259、27
0、274、……、518、522となる。したがって
再生信号は画面上では図4に示すようになり、再生不能
ラインの画面上の位置は同一フィールド内でみても、隣
接フィールド内でみても互いに離散的になる。これによ
り、これら再生不能となった信号ラインを、その前後の
ラインの信号により容易に補正し、画面上のノイズを除
去できるとともに、この補正されるラインが画面上にち
らばるので、視覚上の画質劣化が少なくなる。
【0025】さらに、このような信号分割の場合にはラ
イン相関だけではなく、フィールド相関による補正も可
能となるので、さらに画質の向上が望める。なお、以上
の実施例による説明では、ヘッドの目詰まりについての
み述べたが、トラックからの信号再生時に同期はずれが
生じ、単発的に1トラックの信号が再生できなくなるよ
うな場合にも、同様の効果がある。
【0026】次に、本発明による映像信号記録再生装置
により実現する、特殊再生に有利な信号分割方式の一実
施例を図5により説明する。図5は本発明における1フ
ィールドの信号を特殊再生を考慮して複数のトラックへ
分割記録する場合のフォーマットと、その2倍速再生時
の信号再生状況を示す模式図である。本実施例において
も記録するビデオ信号は図1、図3の両実施例と同様で
ある。図5において、21〜34はそれぞれ信号記録ト
ラックである。各トラックはクロストークを避けるた
め、隣接トラック間でアジマス角を変えて記録されてい
る。図5(a)はテープ上の信号記録トラックの配置
と、2倍速再生時の再生ヘッドの走査軌跡を示し、図5
(b)は各トラック上の信号ラインの配置を示す。これ
までに述べた実施例と同様、1フィールドの信号は4本
のトラックに分割記録され、各トラック21〜34はそ
れぞれ図5(a)中にA〜Dで示したように、A〜Dの
4つのヘッドで記録再生される。A〜Dの4つのヘッド
は、そのアジマス角が2種類あり、AとC、BとDがそ
れぞれ同一アジマス角となっている。またA〜Dのヘッ
ドはシリンダ上に90°ずつの角度で等分に配置されて
おり、2倍速再生時のヘッド走査軌跡は、それぞれ図5
(a)中にa〜dで示したようになる。図5(b)中の
各トラック内の四角で区切られた中の数字は、図1
(b)、図3(b)と同様画像信号のライン番号を表わ
す。信号記録トラック21〜34は、図5(a)に示し
たように、テープ上に斜めに配置される。フィールドN
の信号はトラック21〜24に4分割され、同様に次の
フィールド(N+1)の信号はトラック25〜28に、
フィールド(N+2)の信号はトラック29〜32にそ
れぞれ4分割されてテープ上に記録される。各トラック
はそのテープ上への記録順序に応じて、図5(a)中に
A〜Dで示したようにそれぞれA〜Dの4個のヘッドに
より記録される。
【0027】トラック21〜24には図5(b)に示し
たように、フィールドNの信号が図1の実施例と同様
に、フィールドの先頭ラインと該先頭ラインから4ライ
ン毎に抜き出されたラインが各トラックに対して順番に
記録される。トラック25〜28にはフィールド(N+
1)の信号をフィールド内で1ライン分巡回シフトした
後、同様に分割記録される。
【0028】ここまでは前の図3の実施例と同様である
が、次のトラック29〜32には、フィールド(N+
2)の信号をフィールド内で2ライン分巡回シフトした
後各トラックに分割記録し、さらに続くトラック33、
34以下には同様、1フィールド毎にフィールド内での
巡回シフト量をライン単位で増加させ、それぞれ各トラ
ックに分割記録する。以上により、トラック21〜34
には、それぞれ図5(b)に示したように各フィールド
の信号ラインが配置される。2倍速の特殊再生を行なう
と、A、B、C、Dの4つの再生ヘッドの走査軌跡は図
5(a)にa、b、c、dで示したようにトラック21
〜34を斜めに横切るようになる。
【0029】ところが、アジマス記録を行なっている
と、アジマス角の異なるヘッドで記録されたトラックの
信号は再生することができない。したがって、ヘッド
A、CはヘッドAまたはCで記録したトラックのみ、ま
たヘッドB、DはヘッドBまたはDで記録したトラック
のみ再生し、図5(a)に斜線を施した部分の信号のみ
が再生される。S/Nの悪い、信号レベルの低い信号は
正しく再生されないので、図5(a)に示したような2
倍速の再生状態では、図5(b)に斜線を施した部分の
信号は正しい画像信号としては再生できずノイズとな
る。このような再生パタンでは、例えば図1の実施例の
ように各フィールド毎に画面上のライン位置とトラック
上のライン記録位置とが固定していると、画面上の固定
位置にノイズバンドが生じ、ライン相関やフィールドま
たはフレーム相関によっても補正することができない。
【0030】ところが図5の実施例では、フィールド毎
に再生できる信号ラインの画面上の位置が順次移動して
行くので、正しく再生できなかったラインについては、
それ以前に再生されたフレームの同一ラインまたはフィ
ールドの同位置(実際にはインタレースのためずれがあ
る)のラインの信号を保持しておくことによりノイズバ
ンドの発生を防止できる。以上のように、本実施例にお
いては特殊再生時の画質の劣化を最小限に抑えることが
できる。
【0031】なお、本実施例では、4つのヘッドがシリ
ンダ上に90°ずつの角度で等分に配置されているが、
例えば4つのヘッドが近接して段差を設けて配置されて
いるような、他のヘッドは位置においても、あるいは、
2倍速以外の他の速度による特殊再生の場合において
も、再生される信号のパタンは異なるものの、ノイズバ
ンド発生防止の効果は同様に得られる。また、フィール
ド毎の信号の巡回シフト量の増加分として1ラインずつ
の例を説明したが、他の任意のライン数を選んでも、あ
るいはフィールド毎に巡回シフト量の増加分を変化させ
ても同様の効果を得ることができる。
【0032】次に、以上述べた本発明による信号分割記
録方式でビデオ信号を記録再生する装置の一実施例を図
6により説明する。図6は本発明の一実施例のハードウ
エア構成(ビデオ信号記録再生装置)を示すブロック図
である。図6の構成は、図1に示したフォーマットで信
号の記録再生を行なう場合の構成である。図6におい
て、41はビデオ信号入力端子、42は記録タイミング
発生回路、43はA/D変換器、44はメモリ制御回
路、45はフレームメモリ、46は信号分配回路、47
a〜47dは時間軸伸長回路、48a〜48dはエンコ
ーダ、49a〜49dは記録アンプ、50a〜50dは
磁気ヘッド、51a〜51dは再生アンプ、52a〜5
2dは時間軸補正回路、53a〜53dはデコーダ、5
4a〜54dは時間軸圧縮回路、55は信号切換回路、
56は同期回路、57は再生タイミング発生回路、58
はメモリ制御回路、59はフレームメモリ、60はD/
A変換器、61はビデオ信号出力端子である。なお、図
6ではフレームメモリ45、59を記録側、再生側にそ
れぞれ分離して設けているが、1つのフレームメモリを
録再で共用しても以下に述べる動作に差違はなく、本発
明の本質を損なうものではない。ビデオ信号入力端子4
1より入力された、ビデオ同期信号を含むビデオ信号
は、記録タイミング発生回路42およびA/D変換器4
3に入力される。記録タイミング発生回路42では入力
されたビデオ信号中から水平及び垂直同期信号を抽出す
るとともに、フィールドの奇偶を判定し、さらに水平、
垂直同期信号に同期した、所定の周波数のサンプリング
クロックを発生する。そして、このサンプリングクロッ
クはA/D変換器43に入力される。また水平、垂直各
同期信号と、奇偶判定信号およびサンプリングクロック
がメモリ制御回路44に入力される。A/D変換器43
では記録タイミング発生回路42からのサンプリングク
ロックにより、ビデオ信号入力端子41から入力された
ビデオ信号をサンプリングしてディジタルデータに変換
する。
【0033】こうしてディジタル化されたビデオ信号
は、フレームメモリ45に送られる。メモリ制御回路4
4は、書込みアドレスカウンタ、ラインカウンタ、読出
しアドレスカウンタ、書込みパルス発生器から成る。書
込みアドレスカウンタは、奇数フィールドの垂直同期信
号によりリセットされ、サンプリングクロックをカウン
トするカウンタである。ラインカウンタは奇数フィール
ドの垂直同期信号によりリセットされ、水平同期信号を
カウントするカウンタである。読出しアドレスカウンタ
は、垂直同期信号によりリセットされ、水平同期信号を
カウントするカウンタと、水平同期信号によりリセット
され、サンプリングクロックをカウントするカウンタと
を組合わせたものである。
【0034】書込みパルス発生器は、A/D変換器43
からのディジタルデータサンプルをフレームメモリ45
に書込むためのパルスを書込みアドレスの位相に同期さ
せて1サンプリングクロック毎に1回出力する回路であ
る。メモリ制御回路44からは、書込みアドレスと読出
しアドレスが交互にそれぞれ1サンプリングクロックに
1回ずつ出力され、書込みパルスとともにフレームメモ
リ45に供給される。書込みアドレスは書込みアドレス
カウンタの値がそのまま与えられる。読出しアドレス
は、水平同期信号をカウントするカウンタの値に、記録
タイミング発生回路42の奇偶判定回路が偶数フィール
ドを検出している時すなわち入力信号が偶数フィールド
であるときには5を、逆に奇数フィールドのときには2
67を加え、その上位2ビットを最下位に入換えて得た
値に対して1ライン当りのサンプル数を乗じて得た値に
よって4ライン分ずつ増加するアドレスを得、これにサ
ンプリングクロックをカウントするカウンタの値を加算
することによって与えられる。
【0035】これにより、フレームメモリ45に奇数フ
ィールドのデータを書込んでいるときには偶数フィール
ドのデータを4ラインおきに、4分割した4本のトラッ
ク順に読出し、逆に偶数フィールドのデータを書込んで
いるときには奇数フィールドのデータを同様に読み出
す。こうしてフレームメモリ45の入出力間で前後のフ
ィールドのデータ読み書きの順序が乱れるのを防止す
る。フレームメモリ45から読出されたデータは信号分
配回路46により各トラック毎の信号に4分割され、そ
れぞれ時間軸伸長回路47a〜47dに入力される。時
間軸伸長回路47a〜47dでは、シリンダへのテープ
の巻付角に応じて時間軸を伸長し、それぞれエンコーダ
48a〜48dに信号を送る。エンコーダ48a〜48
dでは各チャネル毎に、テープへの記録再生に必要なチ
ャネル識別信号や同期用信号の付加および変調を行なっ
て、記録アンプ49a〜49dを介して磁気ヘッド50
a〜50dによりテープ上に図1に示したフォーマット
で記録される。チャネル識別信号は、1ライン分の信号
毎に付加しておけば特殊再生時にも都合がよい。
【0036】一方、再生側ではテープより磁気ヘッド5
0a〜50dにより再生された各トラックの信号は、再
生アンプ51a〜51dを介して時間軸補正回路52a
〜52dおよび同期回路56に入力される。同期回路5
6では入力された各トラックの再生信号より同期用信号
を検出し、それぞれその再生信号をディジタル処理する
のに必要な同期クロックを発生し、これを時間軸補正回
路52a〜52dに供給するとともに、再生信号処理の
タイミング基準信号を生成する。このタイミング基準信
号はデコーダ53a〜53dおよび再生タイミング発生
回路57に供給される。時間軸補正回路52a〜52d
は、テープから再生された信号を復調するとともに、再
生された信号に含まれる時間軸変動を除去し、デコーダ
53a〜53dに再生信号をディジタル信号として出力
する。デコーダ53a〜53dは、テープへの記録再生
で生じたドロップアウトを検出した場合にはドロップア
ウト検出フラグを付加して時間軸圧縮回路54a〜54
dに信号データを出力する。
【0037】時間軸圧縮回路54a〜54dでは、記録
時に多チャネル化して記録信号帯域を下げるために、シ
リンダへのテープ巻付角に応じて各トラックの信号毎に
時間軸伸長していたものを、もとの時間軸に圧縮する。
こうして時間軸圧縮された各トラックの信号は切換回路
55により1チャネルの連続したディジタルビデオ信号
に組立てられ、メモリ制御回路58とフレームメモリ5
9に入力される。一方再生タイミング発生回路57は、
同期回路56からのタイミング基準信号をもとにして、
切換回路55のディジタルビデオ信号出力に対応した水
平、垂直同期信号と、ディジタルビデオ信号のサンプリ
ングクロックを生成し、メモリ制御回路58に供給す
る。また、サンプリングクロックはD/A変換器60に
も供給される。メモリ制御回路58は書込みアドレスカ
ウンタ、奇偶判定回路、読出しアドレスカウンタ、書込
みパルス発生器からなる。書込みアドレスカウンタは、
水平同期信号によりリセットされ、サンプリングクロッ
クをカウントするカウンタである。奇偶判定回路は、メ
モリ制御回路58に入力されるディジタルビデオ信号が
もつチャネル識別信号によって、フレームメモリ59に
書込むデータが奇数フィールドのデータであるか、偶数
フィールドのデータであるかを判定する回路である。
【0038】ただし、チャネル識別信号にドロップアウ
トの発生を示すドロップアウト検出フラグが付加されて
いるときは、その前の判定結果を保持するようになって
いる。
【0039】読出しアドレスカウンタは、奇偶判定回路
が偶数フィールドを検出したときの垂直同期信号により
リセットされ、サンプリングクロックをカウントするカ
ウンタである。書込みパルス発生器は、記録側のメモリ
制御回路44に含まれた書込みパルス発生器と同様であ
る。ただし、再生側では、チャネル識別信号にドロップ
アウト検出フラグが付加されている場合には、その1ラ
イン期間は書込みパルスを停止するようにしている。
【0040】書込みアドレスは、メモリに書込もうとす
る信号中に付加されているチャネル識別信号とトラック
先頭からの信号位置によりラインアドレスデータを算出
し、そのラインアドレスデータに1ライン当たりのサン
プル数を乗じた値に、書込みアドレスカウンタの値を加
算してフレームメモリ59に与えられる。読出しアドレ
スは、読出しアドレスカウンタの値がそのまま与えられ
る。こうしてフレームメモリ59には、メモリ制御回路
58から、書込みアドレスと読出しアドレスが交互にそ
れぞれ1サンプリングクロックに1回ずつ供給され、ま
た書込みアドレスのタイミングで書込みパルスが供給さ
れる。フレームメモリ59にはこのようにしてライン番
号により決まる所定のアドレス位置に各信号ラインのデ
ータが書込まれ、順次読出しが行われる。したがって、
記録時の信号分割によりフレームメモリ59に書込まれ
る信号の順序が入換っても、読出し時にはライン番号順
の信号となってD/A変換器60に出力される。
【0041】そしてここで水平、垂直ブランキング期間
としてテープに記録再生しなかった信号部分をそれぞれ
対応する固定パタンのデータ列に戻し、完全に連続した
ディジタルビデオデータ列とし、D/A変換を行なう。
こうしてD/A変換器60により正常なアナログビデオ
信号に変換された再生信号はビデオ信号出力端子61よ
り出力される。なお、再生側においても記録側と同様
に、フレームメモリ59の読み書きは、一方が奇数フィ
ールドの時は他方は偶数フィールドとなるようにして、
4チャネル分割記録再生による再生信号の時系列順序の
誤りが生じないように配慮している。
【0042】4つのヘッドの内1個に目詰まりを生じ、
図2に示したように特定のラインの信号が再生できなく
なった場合には、デコーダ53a〜53dによりドロッ
プアウトが検出され、チャネル識別信号も含めてドロッ
プアウト検出フラグが付加される。メモリ制御回路58
は、前に述べたチャネル識別信号にドロップアウト検出
フラグがある場合と同様に、ディジタルビデオデータに
ドロップアウト検出フラグがある場合にも書込みパルス
を停止するようになっている。このようにメモリ制御回
路58の働きにより、これら再生不能となった信号はフ
レームメモリ59に書かれることはない。したがって、
図2に斜線を施した再生不能ラインの信号が記憶される
べきアドレスのメモリにはそれ以前に正しく再生された
フレームの同じラインの信号がそのまま残っている。
【0043】これらの再生不能となったラインのフレー
ムメモリ59上のアドレスが読出しアドレスとして与え
られると、それ以前に正しく再生されたフレームの信号
が読み出されるので、自動的にフレーム相関のある信号
に置き換えられたことになる。こうして、図2に斜線を
施したラインの信号はフレーム相関により補正され、画
面上へのノイズ発生が防止される。なおここで、フレー
ムメモリ59の入力部分に2ライン分程度の遅延回路と
平均値演算回路を設け、フレームメモリ59に書込もう
とするディジタルビデオデータにドロップアウト検出フ
ラグがある場合には書込みパルスを停止する代りに、1
ライン前後のデータの平均値を書込むことができる。本
発明ではヘッドに目詰まりが生じても連続したラインの
ドロップアウトにはならないので、このような平均値に
よる信号の補正が画質劣化防止に大きな効果を持つ。ま
た、単に前のラインのデータで置き換えるだけでも補正
信号が画面上にかたまらないので、画質の劣化は少な
い。
【0044】図6の実施例において、記録側のメモリ制
御回路44の読出しアドレスカウンタのうちの水平同期
信号をカウントするカウンタをテープ上に記録するライ
ン数カウントするとその値が0に戻るロードカウンタと
し、奇数フィールドの垂直同期信号で0を、また偶数フ
ィールドの垂直同期信号で1をロードすれば図3に示し
たフォーマットの信号記録再生方式が実現できる。
【0045】さらに、同じく記録側のメモリ制御回路4
4に垂直同期信号をカウントし、テープに記録するライ
ン数カウントするとその値が0に戻るフィールドカウン
タを追加し、読出しアドレスカウンタ中の水平同期信号
をカウントするロードカウンタのロード値を奇偶両フィ
ールドともこの垂直同期信号カウンタの値とすれば図5
に示したフォーマットの信号記録再生方式が得られる。
特殊再生時には、図5(b)で斜線を施していない信号
のみが再生側のフレームメモリ59に書き込まれ、その
ライン番号はフィールドごとに変化してゆく。したがっ
て適当な周期で画面上の各信号ラインがメモリ上で書換
えられてゆき、ノイズバンドのない特殊再生画が得られ
る。さらに、記録側のフレームメモリ45へのデータの
書込み読出し時に、上述した他に所定の法則により各信
号ライン内でサンプル順序を入替えたり、ライン内での
サンプル順序に対応してフィールド内でライン単位でデ
ータ位置を巡回シフトするなどして、再生信号が訂正不
能になっても、補正される信号がサンプル単位で画面上
に散らばるようにして、補正を容易にしたり、補正後の
画質劣化をさらに少なくすることもできる。
【0046】例えば記録側のメモリ制御回路44の読出
しアドレスカウンタに、2組のテープに記録するフィー
ルド当たりのライン数をカウントすると0に戻る水平同
期信号をカウントするロードカウンタを設け、垂直同期
信号により一方には上述した各フォーマットに対応した
所定の数値(図1のフォーマット対応例ではリセットさ
れるカウンタを用いたが、0がロードされれば等価であ
る)を、また、もう一方にはこれに一定のオフセット値
を加算した数値(ただし、その数値がテープに記録する
ライン数を越えた場合はその加算された値からさらにテ
ープに記録するライン数を減じる)をロードし、読出し
アドレスを生成するときに上述した単一の水平同期信号
をカウントするカウンタの代りに、サンプリングクロッ
クカウンタの値の奇偶に応じてこれら2組の水平同期信
号カウンタの値を交互に切換えて得た値を用いる。
【0047】そして再生側では、メモリ制御回路58で
書込みアドレスを生成する時、ラインアドレスデータ
に、記録時に2組の水平同期信号カウンタのうちの一方
のロード値に加算したオフセット値を加えた数値(記録
側と同様にテープに記録するライン数を越えた場合はそ
の数値からさらにテープに記録するライン数を減算す
る)を生成し、サンプリングクロックカウンタの奇偶に
応じてラインアドレスデータとこの数値とを交互に切換
えて書込みアドレスの生成に用いれば良い。なお、オフ
セット値を2としたデータ位置の巡回シフトを図1のフ
ォーマットに施した場合に、Bヘッドが目詰まりした時
の再生画面の様子を図7に示す。図7を見て明らかなよ
うに、斜線で示した再生不能データは全画面上に均等に
分布し、前のフィールドにデータによる補正の他、前後
のラインのデータの平均値により容易に補正でき、画質
の劣化を抑えることができることがわかる。この様に他
の法則によりデータの並べ換えを本発明に併用しても本
発明の特徴は失われない。以上、本発明を、1フィール
ドを4本のトラックに分割する例について述べたが、分
割するトラック数が他の本数であっても同様に本発明を
適用できることは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、1フィールドを複数本
のトラックに分割記録する場合に、各トラックに対応し
た複数個の記録再生ヘッドに目詰まりを生じて、そのト
ラックの信号が再生できなくなっても、画像信号のライ
ン相関を用いて容易に補正でき、また、補正される信号
ライン位置を画面上で分散させることができるので、V
TRの再生画質の向上に効果がある。さらに、通常の再
生ヘッドによる特殊再生においても、フレーム相関やフ
ィールド相関によりノイズバンドを補正可能な再生信号
が得られるので、特殊再生時の画質向上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す模式図である。
【図2】図1に示した実施例の効果を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例を示す模式図である。
【図4】図3に示した実施例の効果を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の更に別の実施例を示す模式図である。
【図6】本発明の一実施例のハードウエア構成を示すブ
ロック図である。
【図7】本発明の実施例の効果を示す説明図である。
【符号の説明】
1〜8、11〜18、21〜34…信号記録トラック 43…A/D変換器 44、58…メモリ制御回路 45、59…フレームメモリ 60…D/A変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/783 H 7916−5C (72)発明者 降旗 隆 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のライン番号順で繰り返される映像
    信号を、走査記録手段により、記録媒体上の平行かつ斜
    めの複数トラックに分割して記録しそれを再生するよう
    にした走査式記録再生装置において、 上記映像信号を、その1フィールド分の信号毎に、1つ
    のブロックにつきライン単位で複数本の信号を含むよう
    に、N個(Nは2以上の整数)のブロックに分割しかつ
    その各ブロックで上記映像信号のライン番号順のNライ
    ンおきの時系列順を有する信号に分割する信号分割手段
    と、その分割された映像信号をそのブロック単位で、上
    記走査記録手段により上記トラックに順次記録する信号
    記録手段と、を備えたことを特徴とする映像信号の記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の映像信号の記録再生装
    置において、上記信号記録手段は、上記分割された映像
    信号を、その1フィールド毎に連続するN個のトラック
    上で上記映像信号のライン番号順に順次循環的に配列さ
    せるように記録する手段を含むことを特徴とする映像信
    号の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 所定のライン番号順で繰り返される入力
    映像信号を、走査記録手段により、記録媒体上の平行か
    つ斜めの複数トラックに分割して記録しそれを再生する
    ようにした走査式記録再生装置において、 上記入力映像信号を、その1フィールド分の信号毎に、
    1つのブロックにつきライン単位で複数本の信号を含む
    ように、N個(Nは2以上の整数)のブロックに分割
    し、かつその各ブロックで上記映像信号のライン番号順
    のNラインおきの時系列順を有する信号に分割し、その
    分割された映像信号をそのブロック単位で、上記走査記
    録手段により上記トラックに順次記録する信号記録手段
    と、上記信号記録手段により記録されたブロック単位の
    信号を再生する信号再生手段と、上記信号再生手段から
    のブロック単位の再生映像信号を、上記1フィールド内
    で上記入力映像信号のライン番号順と同じ時系列順の信
    号に変換して出力する信号出力手段と、を備えたことを
    特徴とする映像信号の記録再生装置。
JP4325082A 1992-12-04 1992-12-04 映像信号の記録再生装置 Expired - Lifetime JPH07108028B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4325082A JPH07108028B2 (ja) 1992-12-04 1992-12-04 映像信号の記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4325082A JPH07108028B2 (ja) 1992-12-04 1992-12-04 映像信号の記録再生装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60285428A Division JPH0710099B2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20 ビデオ信号記録再生方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0670279A true JPH0670279A (ja) 1994-03-11
JPH07108028B2 JPH07108028B2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=18172951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4325082A Expired - Lifetime JPH07108028B2 (ja) 1992-12-04 1992-12-04 映像信号の記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07108028B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006197602A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Thomson Licensing デジタル化ビデオ信号のための時間軸補正方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58200413A (ja) * 1982-05-18 1983-11-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録装置および再生装置
JPS5932272A (ja) * 1982-08-17 1984-02-21 Sony Corp 映像信号の記録装置
JPS6022886A (ja) * 1984-06-13 1985-02-05 Hitachi Ltd デイジタル画像信号の記録再生装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58200413A (ja) * 1982-05-18 1983-11-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録装置および再生装置
JPS5932272A (ja) * 1982-08-17 1984-02-21 Sony Corp 映像信号の記録装置
JPS6022886A (ja) * 1984-06-13 1985-02-05 Hitachi Ltd デイジタル画像信号の記録再生装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006197602A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Thomson Licensing デジタル化ビデオ信号のための時間軸補正方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07108028B2 (ja) 1995-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900007470B1 (ko) 영상신호의 기록방법 및 기록재생장치
JPH056395B2 (ja)
JPS6231872B2 (ja)
JPS60203084A (ja) デイジタル・テレビジヨン信号処理装置
JPH02121584A (ja) 映像信号記録装置
US5459621A (en) Method and apparatus for rotary-head type signal recording and reproducing of digital video/audio signals
JPH0710099B2 (ja) ビデオ信号記録再生方式
JPH0251983A (ja) 静止画像記録装置
JPH07108028B2 (ja) 映像信号の記録再生装置
JPH01233976A (ja) 映像信号の伝送方式
JPH0530354B2 (ja)
JPS598482A (ja) 映像信号の記録再生装置
JPH0670280A (ja) 映像信号の記録された記録媒体
JP2552006B2 (ja) 映像信号の記録再生装置
JPH043714B2 (ja)
JP3491822B2 (ja) デジタル情報信号記録装置、およびデジタル情報信号記録方法
JPH0670278A (ja) 映像信号の記録方法
JPH0785578B2 (ja) デイジタルビデオ信号記録再生方法
JPH0294071A (ja) 映像信号記録方法
JP2979543B2 (ja) カラー映像信号処理装置
JP2697108B2 (ja) 磁気記録再生装置
KR940005179B1 (ko) 영상신호 기록재생장치 및 그 방법
JPH0614726B2 (ja) 映像信号記録再生装置
JPH0466150B2 (ja)
JPH03792Y2 (ja)