JPH07108482A - ロボットハンド及びそれを使用した部品供給装置 - Google Patents
ロボットハンド及びそれを使用した部品供給装置Info
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- JPH07108482A JPH07108482A JP5302725A JP30272593A JPH07108482A JP H07108482 A JPH07108482 A JP H07108482A JP 5302725 A JP5302725 A JP 5302725A JP 30272593 A JP30272593 A JP 30272593A JP H07108482 A JPH07108482 A JP H07108482A
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特定の姿勢にある部品を取り上げ、所定の姿
勢に変換する。 【構成】 ロボットアームに回転可能かつ昇降可能にハ
ンド軸を支持し、その先端にエアシリンダ3を装着す
る。このエアシリンダから延びるサポータ4に、部品吸
着ノズル5を、ハンド軸の軸線に直交する軸線を回転中
心として旋回可能に支持させ、エアシリンダのロッド3
1の先端部と部品吸着ノズルとを連結し、ロッドの往復
運動を部品吸着ノズルの旋回運動に変換するよう連接板
54を設ける。そして、ロッドの押し出しストロークを
規制し、部品吸着ノズルの旋回による傾き角を、部品P
の吸着面の、水平面に対する傾斜角に対応した角度に設
定するストッパ46を設け、部品Pを吸着保持する際
に、ロッド31を押し出させて部品吸着ノズルの所定の
傾きに保持し、保持した部品を移載する際には、ロッド
を引き込ませて、部品吸着ノズルの吸着中心をハンド軸
の軸線上に一致させる。
勢に変換する。 【構成】 ロボットアームに回転可能かつ昇降可能にハ
ンド軸を支持し、その先端にエアシリンダ3を装着す
る。このエアシリンダから延びるサポータ4に、部品吸
着ノズル5を、ハンド軸の軸線に直交する軸線を回転中
心として旋回可能に支持させ、エアシリンダのロッド3
1の先端部と部品吸着ノズルとを連結し、ロッドの往復
運動を部品吸着ノズルの旋回運動に変換するよう連接板
54を設ける。そして、ロッドの押し出しストロークを
規制し、部品吸着ノズルの旋回による傾き角を、部品P
の吸着面の、水平面に対する傾斜角に対応した角度に設
定するストッパ46を設け、部品Pを吸着保持する際
に、ロッド31を押し出させて部品吸着ノズルの所定の
傾きに保持し、保持した部品を移載する際には、ロッド
を引き込ませて、部品吸着ノズルの吸着中心をハンド軸
の軸線上に一致させる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品を吸着して保持す
るロボットハンド、及びそれを使用した部品供給装置に
関する。
るロボットハンド、及びそれを使用した部品供給装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】種々の姿勢にある複数個の部品の中か
ら、特定の姿勢のものをピックアップし、所定の位置に
自動的に供給する装置の一例として、実開平4−109
815号公報を掲げることができる。すなわち、パーツ
フィーダの部品搬送トラックの所定位置を透光板で構成
し、それに対応する位置に画像検出手段を設け、検出さ
れた画像によって透光板上の部品の姿勢をそれぞれ識別
する。識別結果に対応してロボットハンドの姿勢を垂直
下向きか水平横向きかに変換し、部品の取り出し確率を
向上させている。
ら、特定の姿勢のものをピックアップし、所定の位置に
自動的に供給する装置の一例として、実開平4−109
815号公報を掲げることができる。すなわち、パーツ
フィーダの部品搬送トラックの所定位置を透光板で構成
し、それに対応する位置に画像検出手段を設け、検出さ
れた画像によって透光板上の部品の姿勢をそれぞれ識別
する。識別結果に対応してロボットハンドの姿勢を垂直
下向きか水平横向きかに変換し、部品の取り出し確率を
向上させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような部品供給装
置では、部品の姿勢を変換する際、90°回転姿勢にし
か変換することができない。部品が直方体状であれは意
図する着地面を真下向きへと変換できるものの、例えば
断面L字形状の部品が両端部を下にして斜め状態に置か
れていると、意図する着地面を真下に向けることかでき
ず、所定の供給姿勢を実現できない場合がある。これ
は、垂直多関節型ロボットを使ってピックアップすれば
解決するのであるが、高価であるため、部品供給装置と
しての価格競争力の面で得策とは云えない。本発明は、
水平多関節型ロボットに装着でき、任意の姿勢にある部
品の、如何なる傾斜面にも対応してピックアップし、意
図する着地面を真下に向けさせるロボットハンドを提供
し、種々の形状の部品に容易に対応可能、かつ安価な部
品供給装置を得ることを目的とする。
置では、部品の姿勢を変換する際、90°回転姿勢にし
か変換することができない。部品が直方体状であれは意
図する着地面を真下向きへと変換できるものの、例えば
断面L字形状の部品が両端部を下にして斜め状態に置か
れていると、意図する着地面を真下に向けることかでき
ず、所定の供給姿勢を実現できない場合がある。これ
は、垂直多関節型ロボットを使ってピックアップすれば
解決するのであるが、高価であるため、部品供給装置と
しての価格競争力の面で得策とは云えない。本発明は、
水平多関節型ロボットに装着でき、任意の姿勢にある部
品の、如何なる傾斜面にも対応してピックアップし、意
図する着地面を真下に向けさせるロボットハンドを提供
し、種々の形状の部品に容易に対応可能、かつ安価な部
品供給装置を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のロボットハンド
では、ロボットアームに回転可能かつ昇降可能にハンド
軸を支持し、その先端にエアシリンダを装着する。この
エアシリンダのハウジング先端から延びるサポータに、
部品保持手段を、ハンド軸の軸線に直交する軸線を回転
中心として旋回可能に支持させ、エアシリンダのロッド
先端部と部品保持手段とを連結し、ロッドの往復運動を
部品保持手段の旋回運動に変換するリンク機構を設け
る。そして、エアシリンダロッドの押し出しストローク
を規制し、部品保持手段の旋回による傾き角を、部品の
保持面の、水平面に対する傾斜角に対応した角度に設定
する保持姿勢設定手段を設け、部品を保持する際に、ロ
ッドを押し出させて部品保持手段を所定の傾きに保ち、
保持した部品を移載する際には、ロッドを引き込ませ
て、部品保持手段の保持中心をハンド軸の軸線上に一致
させる。
では、ロボットアームに回転可能かつ昇降可能にハンド
軸を支持し、その先端にエアシリンダを装着する。この
エアシリンダのハウジング先端から延びるサポータに、
部品保持手段を、ハンド軸の軸線に直交する軸線を回転
中心として旋回可能に支持させ、エアシリンダのロッド
先端部と部品保持手段とを連結し、ロッドの往復運動を
部品保持手段の旋回運動に変換するリンク機構を設け
る。そして、エアシリンダロッドの押し出しストローク
を規制し、部品保持手段の旋回による傾き角を、部品の
保持面の、水平面に対する傾斜角に対応した角度に設定
する保持姿勢設定手段を設け、部品を保持する際に、ロ
ッドを押し出させて部品保持手段を所定の傾きに保ち、
保持した部品を移載する際には、ロッドを引き込ませ
て、部品保持手段の保持中心をハンド軸の軸線上に一致
させる。
【0005】また、本発明の部品供給装置では、水平多
関節型ロボットのアームに前述のハンド軸を回転可能か
つ昇降可能に支持し、容器内に任意の姿勢でばらばらに
置かれた複数個の部品を画像認識して特定の姿勢にある
部品を保持させ、保持した部品を移送する際に所定の姿
勢に変換し、変換後の保持位置を視覚認識して部品の保
持位置ずれ量を算出し、そのずれ量を補正して目標位置
に載置させる。
関節型ロボットのアームに前述のハンド軸を回転可能か
つ昇降可能に支持し、容器内に任意の姿勢でばらばらに
置かれた複数個の部品を画像認識して特定の姿勢にある
部品を保持させ、保持した部品を移送する際に所定の姿
勢に変換し、変換後の保持位置を視覚認識して部品の保
持位置ずれ量を算出し、そのずれ量を補正して目標位置
に載置させる。
【0006】
【作用】特定の姿勢にある部品がその姿勢のまま保持さ
れ、保持された状態で所定の姿勢へと変換される。姿勢
変換後の部品保持状態が認識され、保持位置ずれ量の補
正によって正確に目標位置に移送される。
れ、保持された状態で所定の姿勢へと変換される。姿勢
変換後の部品保持状態が認識され、保持位置ずれ量の補
正によって正確に目標位置に移送される。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について、図に基づいて説明
する。図1は本発明のロボットハンドの一実施例を示す
一部を破断した正面図、図2は同じくその側面図であ
る。1はロボットハンドで、図7に示すハンド軸11
に、フランジ継手10を介して連結される。フランジ継
手10には軸12がキー結合されており、軸12はダン
パ部2に上下動可能、回転不能に係合される。ダンパ部
2は、後述する部品吸着ノズル5が、部品を指定の位置
に着地させるとき、ハンド軸11に加わる上下方向の衝
撃力を緩衝する働きをするが、詳細な説明は省略する。
3は、ダンパ部2を介して軸12に下向きに吊り下げら
れたエアシリンダで、そのロッド31の軸心はハンド軸
11の軸心と一致している。
する。図1は本発明のロボットハンドの一実施例を示す
一部を破断した正面図、図2は同じくその側面図であ
る。1はロボットハンドで、図7に示すハンド軸11
に、フランジ継手10を介して連結される。フランジ継
手10には軸12がキー結合されており、軸12はダン
パ部2に上下動可能、回転不能に係合される。ダンパ部
2は、後述する部品吸着ノズル5が、部品を指定の位置
に着地させるとき、ハンド軸11に加わる上下方向の衝
撃力を緩衝する働きをするが、詳細な説明は省略する。
3は、ダンパ部2を介して軸12に下向きに吊り下げら
れたエアシリンダで、そのロッド31の軸心はハンド軸
11の軸心と一致している。
【0008】4はエアシリンダ3の本体下部に取り付け
られたサポータで、部品吸着ノズル5を垂直旋回可能に
支持する。サポータ4は、円柱の軸方向に四角柱の貫通
中空部を設け、その四角柱の一側面が開口した形状(断
面がほぼC字形状)をしており、対向する内面間にシャ
フト41を渡し固定している。シャフト41は、ホルダ
51を回転可能に支持し、サポータ4の内面間に挟まれ
る形としている。このシャフト41の軸線とロッド31
の軸線とは直交する関係にあり、シャフト41の軸線を
回転軸としてホルダ51が回転する。ホルダ51の下端
には部品吸着ノズル5が装着され、そのノズルの軸線は
ロッド31の軸線の延長線上に位置している。
られたサポータで、部品吸着ノズル5を垂直旋回可能に
支持する。サポータ4は、円柱の軸方向に四角柱の貫通
中空部を設け、その四角柱の一側面が開口した形状(断
面がほぼC字形状)をしており、対向する内面間にシャ
フト41を渡し固定している。シャフト41は、ホルダ
51を回転可能に支持し、サポータ4の内面間に挟まれ
る形としている。このシャフト41の軸線とロッド31
の軸線とは直交する関係にあり、シャフト41の軸線を
回転軸としてホルダ51が回転する。ホルダ51の下端
には部品吸着ノズル5が装着され、そのノズルの軸線は
ロッド31の軸線の延長線上に位置している。
【0009】部品吸着ノズル5から図示しない真空源迄
の吸引路について説明する。シャフト41とロッド31
の軸線が交わる地点の、シャフト41の外周に切り欠き
溝42を一周にわたって設け、シャフト41の一端から
軸心部を通って切り欠き溝42の位置に至る孔43を穿
ち、この孔と切り欠き溝42を径方向の孔で連通させて
いる。ホルダ51には、吸着ノズル5を装着した部位か
らシャフト41の切り欠き溝42に至る孔52が穿た
れ、吸着ノズル5の吸引孔50からシャフト41の孔4
3に至る部品吸引路が形成される。44は、ホルダ51
がシャフト41の外周を回転摺動することによる、エア
漏れを防止するシールリングで、切り欠き溝42の両側
にはめ込まれる。45はシャフト41の孔43に通じる
ように取り付けられたエア配管用の継手であり、これに
図示しない真空源を接続する。
の吸引路について説明する。シャフト41とロッド31
の軸線が交わる地点の、シャフト41の外周に切り欠き
溝42を一周にわたって設け、シャフト41の一端から
軸心部を通って切り欠き溝42の位置に至る孔43を穿
ち、この孔と切り欠き溝42を径方向の孔で連通させて
いる。ホルダ51には、吸着ノズル5を装着した部位か
らシャフト41の切り欠き溝42に至る孔52が穿た
れ、吸着ノズル5の吸引孔50からシャフト41の孔4
3に至る部品吸引路が形成される。44は、ホルダ51
がシャフト41の外周を回転摺動することによる、エア
漏れを防止するシールリングで、切り欠き溝42の両側
にはめ込まれる。45はシャフト41の孔43に通じる
ように取り付けられたエア配管用の継手であり、これに
図示しない真空源を接続する。
【0010】ホルダ51の上端部は、中央部が切り欠か
れた形の溝部を有しており、この溝部に渡すピン53に
回転自在に連接板54の一端を支持させる。ロッド31
の先端部も、中央部が切り欠かれた形の溝部を有してお
り、この溝部に渡すピン32に回転自在に前記の連接板
54の他端を支持させ、ロッド31とホルダ51を連接
板54を介して連結させる。こうして、ロッド31の往
復運動により、ホルダ51が、シャフト41の軸線を回
転中心として回転するリンク機構が構成され、吸着ノズ
ル5が旋回することになる。本実施例の場合、図3に示
すようにロッド31が押し出されると吸着ノズル5が水
平姿勢に近づき、引き込まれると図2に示すように垂直
姿勢に近くなる。
れた形の溝部を有しており、この溝部に渡すピン53に
回転自在に連接板54の一端を支持させる。ロッド31
の先端部も、中央部が切り欠かれた形の溝部を有してお
り、この溝部に渡すピン32に回転自在に前記の連接板
54の他端を支持させ、ロッド31とホルダ51を連接
板54を介して連結させる。こうして、ロッド31の往
復運動により、ホルダ51が、シャフト41の軸線を回
転中心として回転するリンク機構が構成され、吸着ノズ
ル5が旋回することになる。本実施例の場合、図3に示
すようにロッド31が押し出されると吸着ノズル5が水
平姿勢に近づき、引き込まれると図2に示すように垂直
姿勢に近くなる。
【0011】ピン32は、ロッド31の径方向を貫通し
て図1で云う左右に延び、サポータ4の壁面に穿たれた
上下方向に長い左右一対のガイド孔を通り、さらにサポ
ータ4の外面より突出させる。46はサポータ4の外周
面にネジ止めされるリング状のストッパで、サポータの
外周面に沿って上下に位置を変更することができる。ス
トッパ46にはロッド31に固定されたピン32が当接
し、ロッド31の押し出しストロークが規制され、スト
ッパ固定位置を変更することにより、ストローク調整を
可能としている。この押し出しストロークの調整は、吸
着ノズルの旋回角度の調整に他ならない。47は、ロッ
ド31が引き込まれたとき、ホルダ51に当接して回転
を制止し、吸着ノズル5を正確にロッド31の軸線と一
致(図2で云う垂直姿勢)させる調整ビスであり、サポ
ータ4の壁面にネジ結合されている。
て図1で云う左右に延び、サポータ4の壁面に穿たれた
上下方向に長い左右一対のガイド孔を通り、さらにサポ
ータ4の外面より突出させる。46はサポータ4の外周
面にネジ止めされるリング状のストッパで、サポータの
外周面に沿って上下に位置を変更することができる。ス
トッパ46にはロッド31に固定されたピン32が当接
し、ロッド31の押し出しストロークが規制され、スト
ッパ固定位置を変更することにより、ストローク調整を
可能としている。この押し出しストロークの調整は、吸
着ノズルの旋回角度の調整に他ならない。47は、ロッ
ド31が引き込まれたとき、ホルダ51に当接して回転
を制止し、吸着ノズル5を正確にロッド31の軸線と一
致(図2で云う垂直姿勢)させる調整ビスであり、サポ
ータ4の壁面にネジ結合されている。
【0012】図4は図1のロボットハンド1において、
部品吸着ノズル5の代わりに部品把持手段500を装着
した状態を示す一部破断正面図で、図5はその一部破断
側面図である。部品把持手段500は、部品吸着ノズル
5と同様にホルダ51に装着され、フィンガホルダ50
1、左右で一対のフィンガ510と520、ピストン5
30とそのピストンロッド531、圧縮コイルバネ54
0等からなる。フィンガホルダ501は、四角柱状の本
体上部に円柱状のネック部を有し、ネック部上端部が、
ホルダ51下端部の吸着ノズル5をネジ込んだ所にネジ
込まれる。この時、ホルダ51の旋回方向と、後述する
フィンガ510と520の挟持方向とが直交するように
ネジ固定する。フィンガホルダ501は、ネック部から
本体下面に開口する嵌合穴502を有し、嵌合穴502
は、より小径の穴503を通じてネック部上面にも開口
している。嵌合穴502には、ピストン530を往復摺
動可能にはめ込み、そのピストンロッド531を本体部
下面から突出させ、その先端部にフィンガ510と52
0との係合ピン532を固定する。ピストンロッド53
1の軸線はロッド31の軸線の延長線上に位置してい
る。504は、ピストンロッド531を貫通させて摺動
自在に保持しつつ、嵌合穴502からピストンロッド5
31の落下を防止するブシュである。
部品吸着ノズル5の代わりに部品把持手段500を装着
した状態を示す一部破断正面図で、図5はその一部破断
側面図である。部品把持手段500は、部品吸着ノズル
5と同様にホルダ51に装着され、フィンガホルダ50
1、左右で一対のフィンガ510と520、ピストン5
30とそのピストンロッド531、圧縮コイルバネ54
0等からなる。フィンガホルダ501は、四角柱状の本
体上部に円柱状のネック部を有し、ネック部上端部が、
ホルダ51下端部の吸着ノズル5をネジ込んだ所にネジ
込まれる。この時、ホルダ51の旋回方向と、後述する
フィンガ510と520の挟持方向とが直交するように
ネジ固定する。フィンガホルダ501は、ネック部から
本体下面に開口する嵌合穴502を有し、嵌合穴502
は、より小径の穴503を通じてネック部上面にも開口
している。嵌合穴502には、ピストン530を往復摺
動可能にはめ込み、そのピストンロッド531を本体部
下面から突出させ、その先端部にフィンガ510と52
0との係合ピン532を固定する。ピストンロッド53
1の軸線はロッド31の軸線の延長線上に位置してい
る。504は、ピストンロッド531を貫通させて摺動
自在に保持しつつ、嵌合穴502からピストンロッド5
31の落下を防止するブシュである。
【0013】フィンガホルダ501の本体部は、図5に
示すように側面から見ると、開口部を下方に向けたコの
字形状をしており、図5における左側の下方突出部を前
スカート、右側の下方突出部を後スカートと呼ぶことと
する。この前スカートと後スカートの各内面にシャフト
511と521をそれぞれ設け、フィンガ510、52
0を回動自在に支持させる。すなわち、図4における右
フィンガ510は、後スカート内面に固着されたシャフ
ト511に回動自在に支持され、左フィンガ520は、
前スカート内面に固着されたシャフト521に回動自在
に支持され、両フィンガは並行して回動する。
示すように側面から見ると、開口部を下方に向けたコの
字形状をしており、図5における左側の下方突出部を前
スカート、右側の下方突出部を後スカートと呼ぶことと
する。この前スカートと後スカートの各内面にシャフト
511と521をそれぞれ設け、フィンガ510、52
0を回動自在に支持させる。すなわち、図4における右
フィンガ510は、後スカート内面に固着されたシャフ
ト511に回動自在に支持され、左フィンガ520は、
前スカート内面に固着されたシャフト521に回動自在
に支持され、両フィンガは並行して回動する。
【0014】左右の各フィンガは、ピストンロッド53
1の下端部に貫通固定された係合ピン532を中心とす
る、対称形状をしており、各々略L字形状で、その屈曲
部分がそれぞれ前述のシャフト511、521に支持さ
れている。各フィンガは、対向する側面の各下方端部分
に、そこから水平に延びる把持板512、522を有
し、両把持板512、521の把持面は対面状態にあ
る。各フィンガのもう一方の端部には、係合ピン532
を係合させる切り欠き部を設け、図5のように、係合ピ
ン532のピストンロッドより前側を、左フィンガ52
0の切り欠き部に摺動自在にはめ込み、ピストンロッド
より後側を、右フィンガ520の切り欠き部に摺動自在
にはめ込む。こうして、ピストンロッド531が押し出
されると、係合ピン532とともに、各フィンガの切り
欠き部も各シャフト511、521を支点として下が
り、把持板512と522は、各シャフト511、52
1を支点として互いに遠ざかる方向へ動く、すなわち把
持板が開くことになる。反対に、ピストンロッド531
を引き込めば、把持板512と522は、各シャフト5
11、521を支点として互いに近づく方向へ動き、把
持板が閉じることとなる。また、両把持板512と52
2による把持中心は、ピストンロッド531の軸線の延
長線上に位置している。
1の下端部に貫通固定された係合ピン532を中心とす
る、対称形状をしており、各々略L字形状で、その屈曲
部分がそれぞれ前述のシャフト511、521に支持さ
れている。各フィンガは、対向する側面の各下方端部分
に、そこから水平に延びる把持板512、522を有
し、両把持板512、521の把持面は対面状態にあ
る。各フィンガのもう一方の端部には、係合ピン532
を係合させる切り欠き部を設け、図5のように、係合ピ
ン532のピストンロッドより前側を、左フィンガ52
0の切り欠き部に摺動自在にはめ込み、ピストンロッド
より後側を、右フィンガ520の切り欠き部に摺動自在
にはめ込む。こうして、ピストンロッド531が押し出
されると、係合ピン532とともに、各フィンガの切り
欠き部も各シャフト511、521を支点として下が
り、把持板512と522は、各シャフト511、52
1を支点として互いに遠ざかる方向へ動く、すなわち把
持板が開くことになる。反対に、ピストンロッド531
を引き込めば、把持板512と522は、各シャフト5
11、521を支点として互いに近づく方向へ動き、把
持板が閉じることとなる。また、両把持板512と52
2による把持中心は、ピストンロッド531の軸線の延
長線上に位置している。
【0015】部品把持手段500のピストン530を吸
引する際の、図示しない真空源迄の吸引路については、
部品吸着ノズルの場合とほぼ同じであり、ホルダ51の
孔52に、穴503を介して嵌合穴502のピストン5
30より上部が連通し、真空源に至るピストン吸引路が
形成される。540は、嵌合穴502の上端面とピスト
ン530の上面間にはめ込まれた圧縮コイルバネであ
り、ピストンロッド531を常時押し出す方向、さらに
は左右のフィンガ510、520を常時開く方向に付勢
している。
引する際の、図示しない真空源迄の吸引路については、
部品吸着ノズルの場合とほぼ同じであり、ホルダ51の
孔52に、穴503を介して嵌合穴502のピストン5
30より上部が連通し、真空源に至るピストン吸引路が
形成される。540は、嵌合穴502の上端面とピスト
ン530の上面間にはめ込まれた圧縮コイルバネであ
り、ピストンロッド531を常時押し出す方向、さらに
は左右のフィンガ510、520を常時開く方向に付勢
している。
【0016】図7は、部品吸着ノズル5を取り付けたロ
ボットハンド1を水平多関節ロボット6のハンド軸11
に装着し、部品供給装置100を構成した例を示し、部
品供給装置100は水平多関節ロボット6、部品供給部
7、部品保持位置認識部8からなる。水平多関節ロボッ
ト6は、ベース60上に固定され、制御装置61によっ
て、各アームの旋回動作、ハンド軸11の上下移動とそ
の上下移動軸線まわりのθ回転動作、ロボットハンド1
内のエアシリンダ3のロッド進退動作をそれぞれ制御す
る。そして、水平多関節ロボット6は、部品供給部7か
ら部品Pを取り上げて姿勢変換し、部品保持位置認識部
8へ移送して保持状態を認識させ、部品供給先9の所定
位置に、保持位置認識結果を反映させて載置できるよう
に配置される。
ボットハンド1を水平多関節ロボット6のハンド軸11
に装着し、部品供給装置100を構成した例を示し、部
品供給装置100は水平多関節ロボット6、部品供給部
7、部品保持位置認識部8からなる。水平多関節ロボッ
ト6は、ベース60上に固定され、制御装置61によっ
て、各アームの旋回動作、ハンド軸11の上下移動とそ
の上下移動軸線まわりのθ回転動作、ロボットハンド1
内のエアシリンダ3のロッド進退動作をそれぞれ制御す
る。そして、水平多関節ロボット6は、部品供給部7か
ら部品Pを取り上げて姿勢変換し、部品保持位置認識部
8へ移送して保持状態を認識させ、部品供給先9の所定
位置に、保持位置認識結果を反映させて載置できるよう
に配置される。
【0017】部品供給部7は、箱体70、円筒ドラム7
1、認識テーブル72、45°ハーフミラー73、照明
手段74、撮像カメラ75を主要な構成要素としてい
る。円筒ドラム71は、箱体70の上部に回転可能に支
持され、内部に部品Pがばらばらに供給される。認識テ
ーブル72は透光板であり、円筒ドラムから少量ずつ落
下してくる部品を受け取り、図示しない水平振動付与手
段により図7で云う左右に往復運動して、複数個の部品
Pを左方向へ直進させる。45°ハーフミラー73は、
認識テーブル72の認識エリアの真下に配置され、さら
にその下に配置される照明手段74の光を真上に透光さ
せ、前記認識エリア内の複数個の部品の反射光画像を水
平に反射させて、自身の真横に配置される撮像カメラ7
5に撮像させる。撮像された画像は図示しない認識装置
に送られ、特定の姿勢をとる部品が選び出されて、その
位置情報がロボットの制御装置61に送られる。
1、認識テーブル72、45°ハーフミラー73、照明
手段74、撮像カメラ75を主要な構成要素としてい
る。円筒ドラム71は、箱体70の上部に回転可能に支
持され、内部に部品Pがばらばらに供給される。認識テ
ーブル72は透光板であり、円筒ドラムから少量ずつ落
下してくる部品を受け取り、図示しない水平振動付与手
段により図7で云う左右に往復運動して、複数個の部品
Pを左方向へ直進させる。45°ハーフミラー73は、
認識テーブル72の認識エリアの真下に配置され、さら
にその下に配置される照明手段74の光を真上に透光さ
せ、前記認識エリア内の複数個の部品の反射光画像を水
平に反射させて、自身の真横に配置される撮像カメラ7
5に撮像させる。撮像された画像は図示しない認識装置
に送られ、特定の姿勢をとる部品が選び出されて、その
位置情報がロボットの制御装置61に送られる。
【0018】部品保持位置認識部8は、箱体80、45
°ハーフミラー81、照明手段82、撮像カメラ83を
主要な構成要素としている。箱体80は、ロボットハン
ド1が部品供給部7から部品供給先9へ移動する経路の
途中に配置し、ロボットハンド1が部品保持位置認識の
ため一時移動停止する位置の真下に、45°ハーフミラ
ー781を配置している。45°ハーフミラー81は、
照明手段82の光を真上に透光させ、部品吸着ノズル5
に吸着保持された部品Pの反射光画像を水平に反射させ
て、自身の真横に配置される撮像カメラ83に撮像させ
る。撮像された画像は図示しない認識装置に送られ、部
品吸着ノズル5の吸着中心に対する部品Pの保持位置ず
れを算出し、そのずれ量がロボットの制御装置61に送
られる。
°ハーフミラー81、照明手段82、撮像カメラ83を
主要な構成要素としている。箱体80は、ロボットハン
ド1が部品供給部7から部品供給先9へ移動する経路の
途中に配置し、ロボットハンド1が部品保持位置認識の
ため一時移動停止する位置の真下に、45°ハーフミラ
ー781を配置している。45°ハーフミラー81は、
照明手段82の光を真上に透光させ、部品吸着ノズル5
に吸着保持された部品Pの反射光画像を水平に反射させ
て、自身の真横に配置される撮像カメラ83に撮像させ
る。撮像された画像は図示しない認識装置に送られ、部
品吸着ノズル5の吸着中心に対する部品Pの保持位置ず
れを算出し、そのずれ量がロボットの制御装置61に送
られる。
【0019】本実施例における部品供給先9は、図7で
云う奥行き方向に延びるコンベア90に、支持かつ位置
決め停止されたパレット91上のワークWの突起部Aで
ある。ワークWは、パレット91に位置決め載置されて
おり、その突起部Aは、部品Pの突起部が嵌合する凹所
を有し、所在位置がロボットの制御装置61にあらかじ
め入力されている。
云う奥行き方向に延びるコンベア90に、支持かつ位置
決め停止されたパレット91上のワークWの突起部Aで
ある。ワークWは、パレット91に位置決め載置されて
おり、その突起部Aは、部品Pの突起部が嵌合する凹所
を有し、所在位置がロボットの制御装置61にあらかじ
め入力されている。
【0020】このような構成を有する本実施例の動作に
ついて説明する。部品供給動作を開始する前に、ロボッ
トハンド1のストッパ46の固定位置を決定しておく。
すなわち、図3に示すように、エアシリンダ3のロッド
31が押し出されて、ピン32がストッパ46に当接
し、吸着ノズルが図3で云う反時計方向の旋回を停止し
たとき、部品吸着ノズル5の吸着面と水平面との傾斜角
が、部品Pの被吸着面と水平面との傾斜角に等しくなる
ように固定する。(部品Pの場合、ワークWに嵌合させ
るべく、持ち上げたとき突起部を下向きにするため、図
3における左側の斜面を被吸着面とする。)
ついて説明する。部品供給動作を開始する前に、ロボッ
トハンド1のストッパ46の固定位置を決定しておく。
すなわち、図3に示すように、エアシリンダ3のロッド
31が押し出されて、ピン32がストッパ46に当接
し、吸着ノズルが図3で云う反時計方向の旋回を停止し
たとき、部品吸着ノズル5の吸着面と水平面との傾斜角
が、部品Pの被吸着面と水平面との傾斜角に等しくなる
ように固定する。(部品Pの場合、ワークWに嵌合させ
るべく、持ち上げたとき突起部を下向きにするため、図
3における左側の斜面を被吸着面とする。)
【0021】部品Pの被吸着面の決定とそれに対応した
ストッパ46の固定を終え、部品供給動作を開始する。
図7において、円筒ドラム71を回転させ、少量ずつ落
下する複数個の部品Pが、認識テーブル72の認識エリ
ア内に送り出されると、認識テーブル72を一旦停止
し、撮像カメラ75に部品画像を取り込ませる。本実施
例の場合、前述のように部品Pの突起部を下向きにして
取り上げる必要があるため、水平面に突起部を下向きに
部品Pを置き、垂直下方から光を照射し、部品から反射
される反射光画像の特徴を記憶しておく。そして、取り
込んだ部品画像の中から記憶した画像に近い画像を選び
出し(この選出方法については本発明の主旨ではないた
め詳述を省略する)、その画像の位置と向きの情報をロ
ボット制御装置61へ送る。
ストッパ46の固定を終え、部品供給動作を開始する。
図7において、円筒ドラム71を回転させ、少量ずつ落
下する複数個の部品Pが、認識テーブル72の認識エリ
ア内に送り出されると、認識テーブル72を一旦停止
し、撮像カメラ75に部品画像を取り込ませる。本実施
例の場合、前述のように部品Pの突起部を下向きにして
取り上げる必要があるため、水平面に突起部を下向きに
部品Pを置き、垂直下方から光を照射し、部品から反射
される反射光画像の特徴を記憶しておく。そして、取り
込んだ部品画像の中から記憶した画像に近い画像を選び
出し(この選出方法については本発明の主旨ではないた
め詳述を省略する)、その画像の位置と向きの情報をロ
ボット制御装置61へ送る。
【0022】制御装置61は、選出された各画像の位置
と向き情報からまずひとつを選び、各アームを旋回さ
せ、その画像の主である部品の上方にハンド軸11を移
動させる。同時に、ロボットハンド1のロッド31を押
し出させ、吸着ノズル5を所定の傾斜角度に保持させ
る。ハンド軸11は、部品Pの向きに対応してθ回転さ
せ、当該部品の真上から、ハンド軸の軸心と吸着ノズル
の吸着面中心との水平距離間隔分ずらした位置に停止さ
せる。そして、制御装置61が、ハンド軸11を降下さ
せると、吸着ノズル5の吸着面がその傾斜角を保ちなが
ら垂直に降下し、部品Pの被吸着面に平行に接する。そ
れから、図示しない真空源と吸着ノズルの吸引孔50を
連通させて部品Pを吸着保持させ、ハンド軸11を水平
移送高さまで上昇させる。この上昇と同時に、ロボット
ハンド1のロッド31を引き込ませて、吸着ノズル5を
ロッド31の軸線と一致させ、部品Pの姿勢を突起部が
真下に向くよう変換する。
と向き情報からまずひとつを選び、各アームを旋回さ
せ、その画像の主である部品の上方にハンド軸11を移
動させる。同時に、ロボットハンド1のロッド31を押
し出させ、吸着ノズル5を所定の傾斜角度に保持させ
る。ハンド軸11は、部品Pの向きに対応してθ回転さ
せ、当該部品の真上から、ハンド軸の軸心と吸着ノズル
の吸着面中心との水平距離間隔分ずらした位置に停止さ
せる。そして、制御装置61が、ハンド軸11を降下さ
せると、吸着ノズル5の吸着面がその傾斜角を保ちなが
ら垂直に降下し、部品Pの被吸着面に平行に接する。そ
れから、図示しない真空源と吸着ノズルの吸引孔50を
連通させて部品Pを吸着保持させ、ハンド軸11を水平
移送高さまで上昇させる。この上昇と同時に、ロボット
ハンド1のロッド31を引き込ませて、吸着ノズル5を
ロッド31の軸線と一致させ、部品Pの姿勢を突起部が
真下に向くよう変換する。
【0023】部品Pの姿勢を変換した後、制御装置61
は、各アームを旋回させ、部品保持位置認識部8の45
°ハーフミラー81の真上にハンド軸11を移動させ
る。そして、撮像カメラ83に吸着ノズル5に保持され
た部品Pの、照明手段82による反射光画像を取り込ま
せる。図示しない認識装置が、取り込んだ画像の部品吸
着ノズル5の吸着中心に対する部品Pの保持位置ずれを
算出し、そのずれ量がロボットの制御装置61に送られ
る。その後制御装置61は、各アームを旋回させ、パレ
ット91に位置決めされたワークWの突起部A上に、保
持位置ずれを補正しながらハンド軸11を移動させる。
移動停止後ハンド軸11を下降させ、突起部Aの凹所に
部品Pをはめ込み、図示しない真空源と吸着ノズルの吸
引孔50との連通を遮断させてから、ハンド軸11を水
平移送高さへと戻す。このような部品供給動作を、選出
された特定の姿勢の部品P全てについて行い、特定姿勢
の部品が認識エリアになくなれば、部品供給部7の円筒
ドラム71を回転させて部品を認識テーブル72上に落
下させ、認識エリア内に新たに部品群を送り込み、同様
の動作を繰り返す。
は、各アームを旋回させ、部品保持位置認識部8の45
°ハーフミラー81の真上にハンド軸11を移動させ
る。そして、撮像カメラ83に吸着ノズル5に保持され
た部品Pの、照明手段82による反射光画像を取り込ま
せる。図示しない認識装置が、取り込んだ画像の部品吸
着ノズル5の吸着中心に対する部品Pの保持位置ずれを
算出し、そのずれ量がロボットの制御装置61に送られ
る。その後制御装置61は、各アームを旋回させ、パレ
ット91に位置決めされたワークWの突起部A上に、保
持位置ずれを補正しながらハンド軸11を移動させる。
移動停止後ハンド軸11を下降させ、突起部Aの凹所に
部品Pをはめ込み、図示しない真空源と吸着ノズルの吸
引孔50との連通を遮断させてから、ハンド軸11を水
平移送高さへと戻す。このような部品供給動作を、選出
された特定の姿勢の部品P全てについて行い、特定姿勢
の部品が認識エリアになくなれば、部品供給部7の円筒
ドラム71を回転させて部品を認識テーブル72上に落
下させ、認識エリア内に新たに部品群を送り込み、同様
の動作を繰り返す。
【0024】部品Pに代わって、位置決め供給のための
適当な吸着面を持たない部品Q(図4、5、6)を、部
品供給先9のワークW上の図示しない嵌合部に装着する
ようなときは、部品吸着ノズル5の代わりに部品把持手
段500をロボットハンド1に取り付ける。この場合の
動作について、部品吸着ノズル5の場合の動作との相違
点についてのみ説明する。ストッパ46は、フィンガホ
ルダ501が傾斜したときの水平面との傾斜角が、部品
Qの被把持部分と水平面との傾斜角に等しくなるように
固定する。(部品Qの場合、ワークWに嵌合させるべ
く、持ち上げたとき突起部q1を下向きにするため、図
6における左側斜面のボス部q2の側面を把持面とす
る。)複数個の部品Qを、認識テーブル72の認識エリ
ア内に送り出し、撮像カメラ75に部品画像を取り込ま
せる。この場合も、水平面に突起部q1を下向きに部品
Qを置き、垂直下方から光を照射したときに部品から反
射される反射光画像の特徴を記憶しておき、取り込んだ
部品画像の中から記憶した画像に近い画像を選び出し、
その画像の位置と向きの情報をロボット制御装置61へ
送る。
適当な吸着面を持たない部品Q(図4、5、6)を、部
品供給先9のワークW上の図示しない嵌合部に装着する
ようなときは、部品吸着ノズル5の代わりに部品把持手
段500をロボットハンド1に取り付ける。この場合の
動作について、部品吸着ノズル5の場合の動作との相違
点についてのみ説明する。ストッパ46は、フィンガホ
ルダ501が傾斜したときの水平面との傾斜角が、部品
Qの被把持部分と水平面との傾斜角に等しくなるように
固定する。(部品Qの場合、ワークWに嵌合させるべ
く、持ち上げたとき突起部q1を下向きにするため、図
6における左側斜面のボス部q2の側面を把持面とす
る。)複数個の部品Qを、認識テーブル72の認識エリ
ア内に送り出し、撮像カメラ75に部品画像を取り込ま
せる。この場合も、水平面に突起部q1を下向きに部品
Qを置き、垂直下方から光を照射したときに部品から反
射される反射光画像の特徴を記憶しておき、取り込んだ
部品画像の中から記憶した画像に近い画像を選び出し、
その画像の位置と向きの情報をロボット制御装置61へ
送る。
【0025】制御装置61は、選出された各画像の位置
と向き情報からまずひとつを選び、各アームを旋回さ
せ、その画像の主である部品の上方にハンド軸11を移
動させる。同時に、ロボットハンド1のロッド31を押
し出させ、フィンガホルダ501を所定の傾斜角度に保
持させる。ハンド軸11は、部品Qの向きに対応してθ
回転させ、当該部品のボス部q2の真上から、ハンド軸
の軸心と、両フィンガの把持板512と522の下面に
おける横方向中心(図5における左右方向)との水平距
離間隔分ずらした位置に停止させる。そして、制御装置
61が、ハンド軸11を降下させると、各フィンガ51
0、520の把持板512、522がその傾斜を保ちな
がら垂直に降下し、部品Qのボス部q2の側面を挾み込
むように、その近傍に停止する。それから、図示しない
真空源と嵌合穴502を連通させてピストン530を吸
引し、ピストンロッド531及び係合ピン532を引き
込む。係合ピン532が引き込まれると、左右のフィン
ガ510と520とが、それぞれシャフト511と52
1を中心として回動し、各把持板512と522が閉じ
る方向に移動して、ボス部q2の側面を挟持することに
なる。この状態でハンド軸11を水平移送高さまで上昇
させ、同時に、ロボットハンド1のロッド31を引き込
ませて、ピストンロッド531をロッド31の軸線と一
致させ、部品Qの姿勢を突起部q1が真下に向くよう変
換する。
と向き情報からまずひとつを選び、各アームを旋回さ
せ、その画像の主である部品の上方にハンド軸11を移
動させる。同時に、ロボットハンド1のロッド31を押
し出させ、フィンガホルダ501を所定の傾斜角度に保
持させる。ハンド軸11は、部品Qの向きに対応してθ
回転させ、当該部品のボス部q2の真上から、ハンド軸
の軸心と、両フィンガの把持板512と522の下面に
おける横方向中心(図5における左右方向)との水平距
離間隔分ずらした位置に停止させる。そして、制御装置
61が、ハンド軸11を降下させると、各フィンガ51
0、520の把持板512、522がその傾斜を保ちな
がら垂直に降下し、部品Qのボス部q2の側面を挾み込
むように、その近傍に停止する。それから、図示しない
真空源と嵌合穴502を連通させてピストン530を吸
引し、ピストンロッド531及び係合ピン532を引き
込む。係合ピン532が引き込まれると、左右のフィン
ガ510と520とが、それぞれシャフト511と52
1を中心として回動し、各把持板512と522が閉じ
る方向に移動して、ボス部q2の側面を挟持することに
なる。この状態でハンド軸11を水平移送高さまで上昇
させ、同時に、ロボットハンド1のロッド31を引き込
ませて、ピストンロッド531をロッド31の軸線と一
致させ、部品Qの姿勢を突起部q1が真下に向くよう変
換する。
【0026】部品Pの姿勢を変換した後、制御装置61
は、部品Pの場合と同様に部品保持位置認識部8で、左
右の把持板512と522の把持中心に対する部品Qの
保持位置ずれを算出し、そのずれ量をロボットの制御装
置61に送る。その後制御装置61は、各アームを旋回
させ、パレット91に位置決めされたワークWの図示し
ない嵌合部上に、保持位置ずれを補正しながらハンド軸
11を移動させる。移動停止後ハンド軸11を下降さ
せ、嵌合部に部品Qをはめ込み、図示しない真空源と嵌
合穴502との連通を遮断させる。すると、ピストン5
30は吸引を解かれ、圧縮コイルバネ540によって押
し戻されてピストンロッド531を押し出す。両フィン
ガ510と520は、それぞれシャフト511と521
を中心として回動し、把持板512と522を開く方向
に移動させ、ボス部q2の挟持を解く。その後ハンド軸
11を水平移送高さへと戻し、このような部品供給動作
を、選出された特定の姿勢の部品Q全てについて行う。
特定姿勢の部品が認識エリアになくなれば、部品供給部
7の円筒ドラム71を回転させて部品を認識テーブル7
2上に落下させ、認識エリア内に新たに部品群を送り込
み、同様の動作を繰り返す。
は、部品Pの場合と同様に部品保持位置認識部8で、左
右の把持板512と522の把持中心に対する部品Qの
保持位置ずれを算出し、そのずれ量をロボットの制御装
置61に送る。その後制御装置61は、各アームを旋回
させ、パレット91に位置決めされたワークWの図示し
ない嵌合部上に、保持位置ずれを補正しながらハンド軸
11を移動させる。移動停止後ハンド軸11を下降さ
せ、嵌合部に部品Qをはめ込み、図示しない真空源と嵌
合穴502との連通を遮断させる。すると、ピストン5
30は吸引を解かれ、圧縮コイルバネ540によって押
し戻されてピストンロッド531を押し出す。両フィン
ガ510と520は、それぞれシャフト511と521
を中心として回動し、把持板512と522を開く方向
に移動させ、ボス部q2の挟持を解く。その後ハンド軸
11を水平移送高さへと戻し、このような部品供給動作
を、選出された特定の姿勢の部品Q全てについて行う。
特定姿勢の部品が認識エリアになくなれば、部品供給部
7の円筒ドラム71を回転させて部品を認識テーブル7
2上に落下させ、認識エリア内に新たに部品群を送り込
み、同様の動作を繰り返す。
【0027】本実施例では、ロボットハンドの部品吸着
手段として、真空吸引方式を採用したが、電磁力による
吸引方式も容易に適用できる。また、部品把持手段とし
て、ピストンを真空吸引して往復運動させる方式とした
が、電磁力によってピストンを往復運動させる方法にも
展開可能である。さらに、ホルダ51において、部品吸
着ノズル装着部及びフィンガホルダ501の装着部はネ
ジ込み式としたが、着脱可能かつ回転不能として両装着
形状を共通化すれば、部品によって、吸着方式と把持方
式いずれにも簡単に切り換えることもできる。そして、
本実施例では、ロボットハンド1を水平多関節ロボット
のアームに装着することとしたが、直角座標型ロボット
に装着してもよい。
手段として、真空吸引方式を採用したが、電磁力による
吸引方式も容易に適用できる。また、部品把持手段とし
て、ピストンを真空吸引して往復運動させる方式とした
が、電磁力によってピストンを往復運動させる方法にも
展開可能である。さらに、ホルダ51において、部品吸
着ノズル装着部及びフィンガホルダ501の装着部はネ
ジ込み式としたが、着脱可能かつ回転不能として両装着
形状を共通化すれば、部品によって、吸着方式と把持方
式いずれにも簡単に切り換えることもできる。そして、
本実施例では、ロボットハンド1を水平多関節ロボット
のアームに装着することとしたが、直角座標型ロボット
に装着してもよい。
【0028】
【発明の効果】保持姿勢設定手段であるストッパ46の
上下位置を変更するだけで、種々の部品の特定姿勢に対
応でき、意図する着地面を真下に向けることができる。
従って、同一のロボットハンドで種々の部品のピックア
ップに対応でき、各部品に応じた形状の把持装置を製作
する必要がなく、安価である。また、本発明のロボット
ハンドを使用して部品供給装置を構成し、部品組付けラ
インを形成すれば、機種切り替え時の段取り替えにおい
て、ストッパ46の位置を変更するのみであるため、所
要時間の短縮を期待できる。
上下位置を変更するだけで、種々の部品の特定姿勢に対
応でき、意図する着地面を真下に向けることができる。
従って、同一のロボットハンドで種々の部品のピックア
ップに対応でき、各部品に応じた形状の把持装置を製作
する必要がなく、安価である。また、本発明のロボット
ハンドを使用して部品供給装置を構成し、部品組付けラ
インを形成すれば、機種切り替え時の段取り替えにおい
て、ストッパ46の位置を変更するのみであるため、所
要時間の短縮を期待できる。
【図1】本発明ロボットハンドの一実施例の構成を示
す、一部破断正面図である。
す、一部破断正面図である。
【図2】同ロボットハンドの一部破断側面図である。
【図3】同ロボットハンドの部品吸着動作を説明する一
部破断側面図である。
部破断側面図である。
【図4】本発明ロボットハンドの他の実施例の構成を示
す、一部破断正面図である。
す、一部破断正面図である。
【図5】図4のロボットハンドの一部破断側面図であ
る。
る。
【図6】図4のロボットハンドの部品把持動作を説明す
る一部破断側面図である。
る一部破断側面図である。
【図7】実施例のロボットハンドを使用した部品供給装
置の一実施例を示す、概略構成図である。
置の一実施例を示す、概略構成図である。
1 ロボットハンド 11 ハンド軸 3 エアシリンダ 4 サポータ 46 ストッパ(保持姿勢設定手段) 5 部品吸着ノズル 54 連接板(リンク機構の一部) 500 部品把持手段 6 水平多関節ロボット 7 部品供給部 8 部品保持位置認識部 9 部品供給先 100 部品供給装置 P,Q 部品
Claims (5)
- 【請求項1】 下記の構成を有するロボットハンド。 a.ロボットアームに回転可能かつ昇降可能に支持され
るハンド軸。 b.前記ハンド軸の先端に装着されるエアシリンダ。 c.前記エアシリンダのハウジング先端から延び、部品
保持手段を、ハンド軸の軸線に直交する軸線を回転中心
として旋回可能に支持するサポータ。 d.前記エアシリンダのロッド先端部と部品保持手段と
を連結し、ロッドの往復運動を部品保持手段の旋回運動
に変換するリンク機構。 e.前記エアシリンダのロッドの押し出しストロークを
規制し、部品保持手段の旋回による傾き角を、部品の保
持面の、水平面に対する傾斜角に対応した角度に設定す
る保持姿勢設定手段。 f.部品を保持する際には、前記ロッドを押し出させて
部品保持手段を所定の傾きに保ち、保持した部品を移載
する際には、ロッドを引き込ませて、部品保持手段の保
持中心をハンド軸の軸線上に一致させる制御手段。 - 【請求項2】 請求項1に記載のロボットハンドにおい
て、 前記部品保持手段を、部品吸着手段とすることを特徴と
するロボットハンド。 - 【請求項3】 請求項1に記載のロボットハンドにおい
て、 前記部品保持手段を、部品把持手段とすることを特徴と
するロボットハンド。 - 【請求項4】 容器内に任意の姿勢でばらばらに置かれ
た複数個の部品を画像認識し、特定の姿勢にある部品を
取り上げ、その部品を所定の姿勢に変換して供給する部
品供給装置であって、 請求項2に記載のロボットハンドのハンド軸を、水平多
関節型ロボットのアームに回転可能かつ昇降可能に支持
して部品の吸着保持を行わせ、 保持した部品を移載する際に、部品の吸着位置を視覚認
識し、部品の吸着位置ずれ量を算出し、そのずれ量を補
正して目標位置に移載することを特徴とする部品供給装
置。 - 【請求項5】 容器内に任意の姿勢でばらばらに置かれ
た複数個の部品を画像認識し、特定の姿勢にある部品を
取り上げ、その部品を所定の姿勢に変換して供給する部
品供給装置であって、 請求項3に記載のロボットハンドのハンド軸を、水平多
関節型ロボットのアームに回転可能かつ昇降可能に支持
して部品の把持を行わせ、 把持した部品を移載する際に、部品の把持状態を視覚認
識し、部品の把持位置ずれ量を算出し、そのずれ量を補
正して目標位置に移載することを特徴とする部品供給装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5302725A JPH07108482A (ja) | 1993-08-18 | 1993-12-02 | ロボットハンド及びそれを使用した部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-204093 | 1993-08-18 | ||
| JP20409393 | 1993-08-18 | ||
| JP5302725A JPH07108482A (ja) | 1993-08-18 | 1993-12-02 | ロボットハンド及びそれを使用した部品供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07108482A true JPH07108482A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=26514281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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1993
- 1993-12-02 JP JP5302725A patent/JPH07108482A/ja active Pending
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