JPH0710912U - 電磁アクチュエータ - Google Patents
電磁アクチュエータInfo
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- JPH0710912U JPH0710912U JP4035693U JP4035693U JPH0710912U JP H0710912 U JPH0710912 U JP H0710912U JP 4035693 U JP4035693 U JP 4035693U JP 4035693 U JP4035693 U JP 4035693U JP H0710912 U JPH0710912 U JP H0710912U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電磁アクチュエータの固定コアと可動コア間
の摩擦力を減少させて応答性を向上させる。 【構成】 コイル7の内部に固定コア8及びヨーク9を
固定し、ヨーク9のガイド孔91 に嵌合する可動コア1
1と一体のロッド12を、一対の軸受け17,18で軸
方向に摺動自在に支持する。可動コア11の端面111
に対向する固定コア8の端面82 に、固定コア8に吸引
された可動コア11が嵌合する凹部83 を形成する。可
動コア11が図示した不作動位置にあるとき、可動コア
11の端面111 と固定コア8の端面82 間にギャップ
δを形成しておき、コイル7を励磁した際に可動コア1
1が半径方向外側に吸引されて固定コア8に接触するの
を防止する。
の摩擦力を減少させて応答性を向上させる。 【構成】 コイル7の内部に固定コア8及びヨーク9を
固定し、ヨーク9のガイド孔91 に嵌合する可動コア1
1と一体のロッド12を、一対の軸受け17,18で軸
方向に摺動自在に支持する。可動コア11の端面111
に対向する固定コア8の端面82 に、固定コア8に吸引
された可動コア11が嵌合する凹部83 を形成する。可
動コア11が図示した不作動位置にあるとき、可動コア
11の端面111 と固定コア8の端面82 間にギャップ
δを形成しておき、コイル7を励磁した際に可動コア1
1が半径方向外側に吸引されて固定コア8に接触するの
を防止する。
Description
【0001】
本考案は、スプール弁のアクチュエータ等に使用される電磁アクチュエータに 関し、特に、通電により励磁されるコイルと、コイルに固定された固定コアと、 コイルの励磁によって固定コアに吸引される可動コアと、可動コアを固定コアか ら離間した不作動位置に向けて付勢する付勢手段と、コイルの非励磁時に可動コ アを前記不作動位置に位置決めする位置決め手段とを備え、可動コアの端面に対 向する固定コアの端面に、吸引された可動コアが嵌合可能な凹部を形成してなる 電磁アクチュエータに関する。
【0002】
かかる電磁アクチュエータは、例えば実公平4−12647号公報により公知 である。
【0003】 図5に示すように、前記従来の電磁アクチュエータは、コイル01に固定した 固定コア02の端面021 に凹部022 を形成し、この凹部022 に可動コア0 3の端面031 を嵌合可能としたことにより、両コア02,03を相互に接近さ せて可動コア03に充分な電磁吸引力Faを作用させながら、該可動コア03の 軸方向のストロークを大きく確保している。
【0004】
しかしながら、上記従来の電磁アクチュエータは、コイル01の非励磁時に可 動コア03が図5に示した不作動位置にあるとき、可動コア03の端面031 が 固定コア02の凹部022 に嵌入して可動コア03の外側面と固定コア02の凹 部022 内側面とがオーバーラップαしているため、次のような不具合が発生す る。
【0005】 すなわち、固定コア02に対して可動コア03が半径方向に僅かに位置ずれし ていると、半径方向の隙間が小さい部分で可動コア03に半径方向外側に向かう 電磁吸引力Frが作用してしまい、その結果、両コア02,03又は可動コア0 3を支持するロッドと軸受とが接触して摩擦力が発生する。
【0006】 一方、可動コア03には軸方向の電磁吸引力Faが作用するが、両コア02, 03又はロッドと軸受との接触による前記摩擦力によって可動コア03の軸方向 の移動が阻害され、応答性が低下する問題がある。
【0007】 本考案は、かゝる点に鑑みてなされたもので、固定コアと可動コア間又はロッ ドと軸受間に作用する摩擦力に起因する電磁アクチュエータの応答性低下を防止 することを目的とする。
【0008】
上記目的を達成するために、本考案は、通電により励磁されるコイルと、コイ ルに固定された固定コアと、コイルの励磁によって固定コアに吸引される可動コ アと、可動コアを固定コアから離間した不作動位置に向けて付勢する付勢手段と 、コイルの非励磁時に可動コアを前記不作動位置に位置決めする位置決め手段と を備えてなり、可動コアの端面に対向する固定コアの端面に、吸引された可動コ アが嵌合可能な凹部を形成してなる電磁アクチュエータにおいて、不作動位置に ある可動コアの端面と固定コアの端面との間にギャップを形成したことを特徴と する。
【0009】
以下、図面により本考案の一実施例について説明する。
【0010】 図1及び図2に示すように、電磁スプール弁1は、電磁アクチュエータ2とス プール弁3とから構成される。電磁アクチュエータ2は、有底円筒状に形成され た磁性体のケーシング4と、ボビン5の外周に巻装されてポッティング6により ケーシング4の内部に固定されたコイル7と、ケーシング4の開口端側において コイル7の内部に固定された固定コア8と、ケーシング4の底壁中央を貫通して 固定コア8と同軸で且つ相互に非接触の状態で固定された磁性体のヨーク9と、 ボビン5の内周面と固定コア8及びヨーク9の外周面との間の嵌装された非磁性 体のスリーブ10と、ヨーク9に形成したガイド孔91 に摺動自在に嵌合する磁 性体の可動コア11と、可動コア11を軸方向に貫通してカシメにより固定され たロッド12とを備える。
【0011】 固定コア8は、ケーシング4のフランジ41 をボルト13でスプール弁3のハ ウジング14に固定する際に、そのフランジ81 を前記ケーシング4のフランジ 41 とハウジング14との間に挟持されて固定される。またヨーク9は、そのフ ランジ91 をケーシング4の端壁に当接させてポッティング6により固定される 。固定コア8及びヨーク9の外周には、スリーブ10との接触面をシールするO リング15,16がそれぞれ支持される。可動コア11を貫通するロッド12は 、固定コア8に設けた軸受け17とヨーク9に設けた軸受け18とに摺動自在に 支持されており、可動コア11はヨーク9側の軸受け18との間に縮設したスプ リング19によって固定コア8に向けて付勢される。可動コア11の端面111 に対向する固定コア8の端面82 には、可動コア11の端面111 が嵌合可能な 凹部83 が形成される。この凹部83 の底壁には、可動コア11と固定コア8と の直接の接触を防止する非磁性体のスペーサ20が配設される。
【0012】 スプール弁3は、外周に複数の接続ポートP1 〜P5 を有して固定コア8のフ ランジ81 の下面にOリング21を介して結合される有底円筒状の前記ハウジン グ14と、このハウジング14のハウジング孔141 に複数のOリング22を介 して嵌合し、ハウジング孔141 の底部との間に縮設したスプリング23で固定 コア8の下面に圧接される弁筒24と、この弁筒24内に嵌装されるスプール弁 体25とを備える。スプール弁体25はハウジング孔141 の底部との間に縮設 したスプリング26で固定コア8に向けて付勢されており、その上端はロッド1 2の下端に当接する。スプール弁体25を上方に付勢するスプリング26の弾発 力は可動コア11を下方に付勢するスプリング19の弾発力よりも強く設定され ており、コイル7の非励磁時にスプール弁体25の下部に設けたサークリップ2 7が弁筒24の段部に当接する。このとき、可動コア11は前記サークリップ2 7及びスプリング19よりなる位置決め手段によって図示した不作動位置に位置 決めされており、可動コア11の端面111 と固定コア8の端面82 との間に僅 かなギャップδが形成される(図2参照)。
【0013】 スプール弁体25に油圧による不要な推力が作用するのを防止すべく、スプー ル弁体25にそれを軸方向に貫通する油路251 が形成される。同様に、可動コ ア11に油圧による不要な推力が作用するのを防止すべく、固定コア8及び可動 コア11の各々にそれらを軸方向に貫通する油路84 ,112 が形成される。
【0014】 次に、この実施例の作用について説明する。
【0015】 コイル7に通電すると、その励磁により生じた磁束が図1に矢印で示したよう にケーシング4、ヨーク9、可動コア11、固定コア8、ケーシング4へと順次 走り、それに伴い生じた吸引力で可動コア11が固定コア8に吸引される。これ により、可動コア11と一体のロッド12がスプール弁体25をスプリング26 に抗して押し下げ、接続ポートP1 〜P5 の連通、遮断状態を切換える。
【0016】 ところで、コイル7が非励磁状態にあって可動コア11が図2に示す不作動位 置に停止しているとき、可動コア11の端面111 と固定コア8の端面82 との 間には前記ギャップδが形成されている。したがって、この状態でコイル7を励 磁しても可動コア11には半径方向の吸引力が殆ど作用せず、可動コア11は軸 方向に吸引されて固定コア8の凹部83 に嵌合するように速やかに摺動を開始す る。可動コア11が一旦軸方向に摺動を開始すると、可動コア11の端面111 と固定コア8の端面82 とがオーバーラップして可動コア11に半径方向の吸引 力が作用し、可動コア11と固定コア8との間に摩擦力が発生しても、その摩擦 力は動摩擦力であって比較的に小さいため、可動コア11はスムーズに軸方向に 摺動して電磁アクチュエータ2の応答性が高められる。
【0017】 図4のグラフは、図5で説明した従来の電磁アクチュエータの特性であって、 コイルに印加する電流値を次第に増加させた場合に可動コアに作用する吸引力の 大きさが、電流値を次第に減少させた場合のそれに比べて大幅に低下しているこ とが示されている。これは、可動コアの端面と固定コアの端面とのオーバーラッ プにより可動コアに大きな摩擦力が作用しているためである。一方、本考案の電 磁アクチュエータの特性を示す図3のグラフから明らかなように、電流値の増加 時と減少時との間のヒステリシスが少なくなっており、可動コアの端面と固定コ アの端面との間にギャップを形成したことにより、可動コアに作用する摩擦力が 減少したことが理解される。
【0018】 上記実施例においては、本考案の要旨を逸脱することなく、種々の設計変更が 可能である。
【0019】 例えば、本考案の電磁アクチュエータは電磁スプール弁以外の任意の用途に適 用することが可能である。
【0020】
以上のように本考案によれば、可動コアの端面に対向する固定コアの端面に凹 部を形成してなる電磁アクチュエータにおいて、不作動位置にある可動コアの端 面と固定コアの端面との間にギャップを形成したことにより、コイルの励磁時に 可動コアが半径方向外側に吸引されて摩擦力が増大することにより該可動コアの 軸方向の移動が阻害される不具合がなくなり、可動コアを固定コアの凹部に向け て速やかに吸引させて電磁アクチュエータの応答性を向上させることが可能とな る。
【図1】本考案による電磁スプール弁の縦断面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】本考案による電磁アクチュエータの特性を示す
グラフ
グラフ
【図4】従来の電磁アクチュエータの特性を示すグラフ
【図5】従来の電磁アクチュエータの要部拡大図
7 コイル 8 固定コア 82 端面 83 凹部 11 可動コア 111 端面 19 スプリング(位置決め手段) 26 スプリング(付勢手段) 27 サークリップ(位置決め手段) δ ギャップ
Claims (1)
- 【請求項1】 通電により励磁されるコイル(7)と、
コイル(7)に固定された固定コア(8)と、コイル
(7)の励磁によって固定コア(8)に吸引される可動
コア(11)と、可動コア(11)を固定コア(8)か
ら離間した不作動位置に向けて付勢する付勢手段(2
6)と、コイル(7)の非励磁時に可動コア(11)を
前記不作動位置に位置決めする位置決め手段(19,2
7)とを備えてなり、可動コア(11)の端面(1
11 )に対向する固定コア(8)の端面(82 )に、吸
引された可動コア(11)が嵌合可能な凹部(83 )を
形成した電磁アクチュエータにおいて、 不作動位置にある可動コア(11)の端面(111 )と
固定コア(8)の端面(82 )との間にギャップ(δ)
を形成したことを特徴とする電磁アクチュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993040356U JP2599099Y2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 電磁アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993040356U JP2599099Y2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 電磁アクチュエータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0710912U true JPH0710912U (ja) | 1995-02-14 |
| JP2599099Y2 JP2599099Y2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=12578369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993040356U Expired - Fee Related JP2599099Y2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 電磁アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2599099Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019029547A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 日本電産トーソク株式会社 | ソレノイド装置及びコントロールバルブ |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP1993040356U patent/JP2599099Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019029547A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 日本電産トーソク株式会社 | ソレノイド装置及びコントロールバルブ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2599099Y2 (ja) | 1999-08-30 |
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