JPH0710976Y2 - ウエビング巻取装置 - Google Patents
ウエビング巻取装置Info
- Publication number
- JPH0710976Y2 JPH0710976Y2 JP17344287U JP17344287U JPH0710976Y2 JP H0710976 Y2 JPH0710976 Y2 JP H0710976Y2 JP 17344287 U JP17344287 U JP 17344287U JP 17344287 U JP17344287 U JP 17344287U JP H0710976 Y2 JPH0710976 Y2 JP H0710976Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- webbing
- shaft
- take
- rotation
- pole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両の急激な減速で作動させるポールとの係合
及びウエビングの急激な引出しで、ロツク輪に巻取軸に
対して回転遅れを生じさせることで、ロツク機構を作動
させて巻取軸のウエビング引出し方向回転を瞬時に停止
させることができるウエビング巻取装置に関する。
及びウエビングの急激な引出しで、ロツク輪に巻取軸に
対して回転遅れを生じさせることで、ロツク機構を作動
させて巻取軸のウエビング引出し方向回転を瞬時に停止
させることができるウエビング巻取装置に関する。
[従来の技術] 車両に装備される巻取装置には、ウエビングの急激な引
き出しに感応してロツク機構を作動させ、ウエビングの
引き出しを瞬時に阻止することができるもの(WSIRと称
される)がある。
き出しに感応してロツク機構を作動させ、ウエビングの
引き出しを瞬時に阻止することができるもの(WSIRと称
される)がある。
この巻取装置では、車両が緊急状態に陥り乗員の慣性力
によりウエビングが急激に引き出されると、通常は巻取
軸に追従回転するロツク輪に回転遅れが生じ、これによ
りロツク機構を作動させて瞬時にウエビングの引出を阻
止して乗員を拘束状態とするようになっている。
によりウエビングが急激に引き出されると、通常は巻取
軸に追従回転するロツク輪に回転遅れが生じ、これによ
りロツク機構を作動させて瞬時にウエビングの引出を阻
止して乗員を拘束状態とするようになっている。
このロツク機構の作動解除は、巻取軸を若干量ウエビン
グ巻取方向へ回転させることでなされる。
グ巻取方向へ回転させることでなされる。
ここで、乗員がウエビングの装着を解除する場合、巻取
軸は付勢手段でウエビング巻取方向へ付勢されているた
め、乗員がウエビングを手放すとウエビングが急速に巻
き取られることがある。このような状態では、ウエビン
グ巻取限において巻取軸の回転が急激に停止することか
ら、慣性力でロツク輪が巻取軸に対し相対回転を生じ、
ウエビングを急激に引き出した場合と同じ状態になる。
軸は付勢手段でウエビング巻取方向へ付勢されているた
め、乗員がウエビングを手放すとウエビングが急速に巻
き取られることがある。このような状態では、ウエビン
グ巻取限において巻取軸の回転が急激に停止することか
ら、慣性力でロツク輪が巻取軸に対し相対回転を生じ、
ウエビングを急激に引き出した場合と同じ状態になる。
これにより、ロツク機構が作動して、巻取軸のウエビン
グ引き出し方向回転が阻止される。この状態を解除する
ためには前述のように巻取軸をウエビング巻取方向へ若
干量だけ回転させる必要があるが、ウエビングが大部分
巻き取られているので、解除に手間どる場合がある。
グ引き出し方向回転が阻止される。この状態を解除する
ためには前述のように巻取軸をウエビング巻取方向へ若
干量だけ回転させる必要があるが、ウエビングが大部分
巻き取られているので、解除に手間どる場合がある。
このような不具合を解消する巻取装置としては、実開昭
62-95058号が開発されている。この巻取装置では、巻取
軸と一体に回転される回転体に変位体を配置し、巻取軸
のウエビング巻取方向回転で変位体が第1の姿勢に拘束
されてロツク輪と係合し巻取軸に対するロツク輪のウエ
ビング巻取方向への相対回転を阻止し、巻取軸のウエビ
ング引出方向回転で変位体が第1の姿勢から変位可能と
なってロツク輪に対する巻取軸のウエビング引出方向へ
の相対回転を可能とするようになっている。
62-95058号が開発されている。この巻取装置では、巻取
軸と一体に回転される回転体に変位体を配置し、巻取軸
のウエビング巻取方向回転で変位体が第1の姿勢に拘束
されてロツク輪と係合し巻取軸に対するロツク輪のウエ
ビング巻取方向への相対回転を阻止し、巻取軸のウエビ
ング引出方向回転で変位体が第1の姿勢から変位可能と
なってロツク輪に対する巻取軸のウエビング引出方向へ
の相対回転を可能とするようになっている。
一方、車両の急激な減速に感応して作動されるポールに
よりロツク輪の回転を阻止し、これにより通常は巻取軸
に追従回転するロツク輪に回転遅れを生じさせてウエビ
ングの引出を瞬時に阻止する巻取装置(VSIR)がある。
よりロツク輪の回転を阻止し、これにより通常は巻取軸
に追従回転するロツク輪に回転遅れを生じさせてウエビ
ングの引出を瞬時に阻止する巻取装置(VSIR)がある。
ところで、このような巻取装置(VSIR)の機能を、前記
実開昭62-95058号のようにウエビング巻取限において巻
取軸に対するロツク輪のウエビング巻取方向への相対回
転を阻止することができる巻取装置(WSIR)に併設しよ
うと云う要請がある。
実開昭62-95058号のようにウエビング巻取限において巻
取軸に対するロツク輪のウエビング巻取方向への相対回
転を阻止することができる巻取装置(WSIR)に併設しよ
うと云う要請がある。
しかしながら、この場合には前記変位体が第1の姿勢に
拘束されてロツク輪が巻取軸に対する相対回転を阻止さ
れている状態で、ロツク輪にポールが係合するとともに
ウエビングか急激に引き出された場合には、ウエビング
の引出力が相対回転を付与する手段によって軽減される
ことなく直接的にロツク輪に伝達されてしまうので、ロ
ツク輪の回転によりポールが破損してしまう恐れがあ
る。
拘束されてロツク輪が巻取軸に対する相対回転を阻止さ
れている状態で、ロツク輪にポールが係合するとともに
ウエビングか急激に引き出された場合には、ウエビング
の引出力が相対回転を付与する手段によって軽減される
ことなく直接的にロツク輪に伝達されてしまうので、ロ
ツク輪の回転によりポールが破損してしまう恐れがあ
る。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は上記事実を考慮し、ウエビングの急激な引出及
びポールとの係合でロツク輪に巻取軸に対して相対回転
を生じさせ、このロツク輪の相対回転でロツク機構を作
動させて巻取軸のウエビング引出方向回転を停止させる
ことができ、さらに巻取軸と一体に回転される回転体に
変位体を配置し、巻取軸のウエビング巻取方向回転で変
位体が第1の姿勢に拘束されてロツク輪と係合し巻取軸
に対するロツク輪のウエビング巻取方向への相対回転を
阻止し、巻取軸のウエビング引出方向回転で変位体が第
1の姿勢から変位可能となってロツク輪に対する巻取軸
のウエビング引出方向への相対回転を可能とするウエビ
ング巻取装置において、変位体が第1の姿勢に拘束され
てロツク輪が巻取軸に対する相対回転を阻止されている
状態では、ロツク輪にポールが係合するのを阻止して、
ポールが破損してしまうのを防止することが目的であ
る。
びポールとの係合でロツク輪に巻取軸に対して相対回転
を生じさせ、このロツク輪の相対回転でロツク機構を作
動させて巻取軸のウエビング引出方向回転を停止させる
ことができ、さらに巻取軸と一体に回転される回転体に
変位体を配置し、巻取軸のウエビング巻取方向回転で変
位体が第1の姿勢に拘束されてロツク輪と係合し巻取軸
に対するロツク輪のウエビング巻取方向への相対回転を
阻止し、巻取軸のウエビング引出方向回転で変位体が第
1の姿勢から変位可能となってロツク輪に対する巻取軸
のウエビング引出方向への相対回転を可能とするウエビ
ング巻取装置において、変位体が第1の姿勢に拘束され
てロツク輪が巻取軸に対する相対回転を阻止されている
状態では、ロツク輪にポールが係合するのを阻止して、
ポールが破損してしまうのを防止することが目的であ
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係るウエビング巻取装置は、車体に固定され、
互いに平行な一対の脚板を備えたフレームと、このフレ
ームの一対の脚板に軸支されると共にウエビング巻取回
転方向へ付勢された巻取軸と、巻取軸の一方の端部に軸
支されると共に巻取軸に追従回転し、かつ、周面にはウ
エビング引出方向回転阻止用の係合歯を備え、軸芯周囲
には所定形状の案内部を備えたロツク軸と、フレームに
おける巻取軸の一方の端部側の脚板に設けられ、内歯を
備えた固定ロツク部材と、巻取軸の一方の端部周囲に配
置されると共にロツク輪が巻取軸に対して相対回転した
場合にロツク輪の案内部に案内されて巻取軸の半径方向
へ移動し固定ロツク部材の内歯と噛み合い巻取軸のウエ
ビング引出方向回転を阻止するロツク歯を備えた移動ロ
ツク部材と、ロツク輪の下方に配置され、車両急減速時
に揺動することによりロツク輪の係合歯に係合するポー
ルと、巻取軸の一方の端部に取り付けられて巻取軸と共
に回転する回転体と、この回転体に変位可能に支持され
ると共にロツク輪に設けられた凹部に係合可能な係合部
を有し、係合部が凹部に係合される第1の姿勢となるこ
とにより巻取軸に対するロツク輪のウエビング巻取回転
方向への相対回転を阻止し、係合部が凹部から離脱され
ることによりロツク輪に対する巻取軸のウエビング引出
回転方向への相対回転を許容する変位体と、回転体に同
軸的に軸支され、巻取軸のウエビング巻取方向回転によ
り変位体を第1の姿勢で拘束し、巻取軸のウエビング引
出方向回転により拘束状態を解除して変位体の係合部を
ロツク輪の凹部から離脱させる回転部材と、回転部材に
摩擦係合され、巻取軸のウエビング巻取方向回転時の回
転部材の回転によりポールに係合してこれを揺動阻止状
態とする第1の位置に到達し、巻取軸のウエビング引出
方向回転時の回転部材の回転によりポールから離脱して
これを揺動可能状態とする第2の位置に到達するポール
制御手段と、を有することを特徴としている。
互いに平行な一対の脚板を備えたフレームと、このフレ
ームの一対の脚板に軸支されると共にウエビング巻取回
転方向へ付勢された巻取軸と、巻取軸の一方の端部に軸
支されると共に巻取軸に追従回転し、かつ、周面にはウ
エビング引出方向回転阻止用の係合歯を備え、軸芯周囲
には所定形状の案内部を備えたロツク軸と、フレームに
おける巻取軸の一方の端部側の脚板に設けられ、内歯を
備えた固定ロツク部材と、巻取軸の一方の端部周囲に配
置されると共にロツク輪が巻取軸に対して相対回転した
場合にロツク輪の案内部に案内されて巻取軸の半径方向
へ移動し固定ロツク部材の内歯と噛み合い巻取軸のウエ
ビング引出方向回転を阻止するロツク歯を備えた移動ロ
ツク部材と、ロツク輪の下方に配置され、車両急減速時
に揺動することによりロツク輪の係合歯に係合するポー
ルと、巻取軸の一方の端部に取り付けられて巻取軸と共
に回転する回転体と、この回転体に変位可能に支持され
ると共にロツク輪に設けられた凹部に係合可能な係合部
を有し、係合部が凹部に係合される第1の姿勢となるこ
とにより巻取軸に対するロツク輪のウエビング巻取回転
方向への相対回転を阻止し、係合部が凹部から離脱され
ることによりロツク輪に対する巻取軸のウエビング引出
回転方向への相対回転を許容する変位体と、回転体に同
軸的に軸支され、巻取軸のウエビング巻取方向回転によ
り変位体を第1の姿勢で拘束し、巻取軸のウエビング引
出方向回転により拘束状態を解除して変位体の係合部を
ロツク輪の凹部から離脱させる回転部材と、回転部材に
摩擦係合され、巻取軸のウエビング巻取方向回転時の回
転部材の回転によりポールに係合してこれを揺動阻止状
態とする第1の位置に到達し、巻取軸のウエビング引出
方向回転時の回転部材の回転によりポールから離脱して
これを揺動可能状態とする第2の位置に到達するポール
制御手段と、を有することを特徴としている。
[作用] 上記構成によれば、巻取軸がウエビング巻取方向回転す
ると、回転部材によって変位体が第1の姿勢に拘束され
る。このため、変位体は、その係合部がロツク輪の凹部
へ係合される。従って、ロツク輪は、巻取軸に対するウ
エビング巻取回転方向への相対回転が阻止される。この
結果、ウエビングが全巻状態とされた際に、巻取軸に対
してロツク輪がウエビング巻取回転方向へ相対回転して
移動ロツク部材のロツク歯が固定ロツク部材の内歯に係
合されることが防止される。
ると、回転部材によって変位体が第1の姿勢に拘束され
る。このため、変位体は、その係合部がロツク輪の凹部
へ係合される。従って、ロツク輪は、巻取軸に対するウ
エビング巻取回転方向への相対回転が阻止される。この
結果、ウエビングが全巻状態とされた際に、巻取軸に対
してロツク輪がウエビング巻取回転方向へ相対回転して
移動ロツク部材のロツク歯が固定ロツク部材の内歯に係
合されることが防止される。
またこのとき、回転部材に摩擦係合しているポール制御
手段が第1の位置に到達してポールに係合するため、ポ
ールは揺動阻止状態になる。従って、この状態では、ポ
ールがロツク輪の係合歯に係合することはない。この結
果、ウエビングの全巻状態に続いて、乗員がウエビング
を急激に引き出した場合にも、ポールがロツク輪の係合
歯に係合した状態でロツク輪がウエビング引出方向回転
するという事態は生じない。従って、ポールが破損する
ことはない。
手段が第1の位置に到達してポールに係合するため、ポ
ールは揺動阻止状態になる。従って、この状態では、ポ
ールがロツク輪の係合歯に係合することはない。この結
果、ウエビングの全巻状態に続いて、乗員がウエビング
を急激に引き出した場合にも、ポールがロツク輪の係合
歯に係合した状態でロツク輪がウエビング引出方向回転
するという事態は生じない。従って、ポールが破損する
ことはない。
一方、ウエビングが引き出されて乗員がウエビングを装
着した状態では、基本的にはポール制御手段は第2の位
置に到達しているが、乗員のウエビング装着後の姿勢変
化等によりウエビングが若干巻取軸に巻き取られた場合
には前述の作用によってポール制御手段は第1の位置に
到達することになる。
着した状態では、基本的にはポール制御手段は第2の位
置に到達しているが、乗員のウエビング装着後の姿勢変
化等によりウエビングが若干巻取軸に巻き取られた場合
には前述の作用によってポール制御手段は第1の位置に
到達することになる。
前者の場合には、ポール制御手段が第2の位置に到達し
ているので、ポールは揺動可能状態となっている。この
状態で、車両急減速時になると、ポールがロツク輪の係
合歯に係合してロツク輪のウエビング引出方向回転を阻
止する。このため、ロツク輪は巻取軸に対して相対回転
し(回転遅れが生じ)、移動ロツク部材がロツク輪の案
内部に案内されて移動する。これにより、移動ロツク部
材のロツク歯が固定ロツク部材の内歯に係合し、巻取軸
のウエビング引出方向回転が阻止される。
ているので、ポールは揺動可能状態となっている。この
状態で、車両急減速時になると、ポールがロツク輪の係
合歯に係合してロツク輪のウエビング引出方向回転を阻
止する。このため、ロツク輪は巻取軸に対して相対回転
し(回転遅れが生じ)、移動ロツク部材がロツク輪の案
内部に案内されて移動する。これにより、移動ロツク部
材のロツク歯が固定ロツク部材の内歯に係合し、巻取軸
のウエビング引出方向回転が阻止される。
一方、後者の場合には、ポール制御手段が第1の位置に
到達しているので、ポールは揺動阻止状態となってい
る。この状態で、車両急減速時になると、乗員によるウ
エビングの急激な引出しにより、ロツク輪に対して巻取
軸がウエビング引出回転方向へ相対回転するので、同様
に移動ロツク部材のロツク歯が固定ロツク部材の内歯に
係合して、巻取軸のウエビング引出方向回転が阻止され
る。従って、この場合、つまり回転部材によって変位体
が第1の姿勢に拘束され、ロツク輪が巻取軸に対するウ
エビング巻取回転方向への相対回転が阻止された場合
に、ロツク輪の係合歯にポールが係合したままロツク輪
が巻取軸と共にウエビング引出方向回転することにより
ポールが破損してしまうことが防止される。
到達しているので、ポールは揺動阻止状態となってい
る。この状態で、車両急減速時になると、乗員によるウ
エビングの急激な引出しにより、ロツク輪に対して巻取
軸がウエビング引出回転方向へ相対回転するので、同様
に移動ロツク部材のロツク歯が固定ロツク部材の内歯に
係合して、巻取軸のウエビング引出方向回転が阻止され
る。従って、この場合、つまり回転部材によって変位体
が第1の姿勢に拘束され、ロツク輪が巻取軸に対するウ
エビング巻取回転方向への相対回転が阻止された場合
に、ロツク輪の係合歯にポールが係合したままロツク輪
が巻取軸と共にウエビング引出方向回転することにより
ポールが破損してしまうことが防止される。
[実施例] 第1図には本考案に係るウエビング巻取装置の実施例が
分解斜視図で示されている。
分解斜視図で示されている。
フレーム10には基部の両側部から一対の脚部12、14が互
い平行に延びている。これらの脚部12、14には巻取軸20
が軸支されており、この巻取軸20には乗員拘束用のウエ
ビング23の一端部が係止されている。
い平行に延びている。これらの脚部12、14には巻取軸20
が軸支されており、この巻取軸20には乗員拘束用のウエ
ビング23の一端部が係止されている。
巻取軸20の長手方向一端部は脚部12の外側へ突出し、こ
の突出部にはぜんまいばね27の内端部が係止されてい
る。ぜんまいばね27の外端部は、脚部12に固着されてぜ
んまいばね27を収容するばねカバー29へ係止されてお
り、これにより巻取軸20はぜんまいばね27の付勢力で第
1図矢印A方向へ付勢回転されてウエビング23を層状に
巻き取るようになっている。
の突出部にはぜんまいばね27の内端部が係止されてい
る。ぜんまいばね27の外端部は、脚部12に固着されてぜ
んまいばね27を収容するばねカバー29へ係止されてお
り、これにより巻取軸20はぜんまいばね27の付勢力で第
1図矢印A方向へ付勢回転されてウエビング23を層状に
巻き取るようになっている。
巻取軸20の他端部は脚部14の外側へ突出し、この突出部
には二股部20Aが形成されている。二股部20Aの回りには
第2図にも示される如くロツクプレート24、25が配置さ
れている。これらのロツクプレート24、25はそれぞれ中
央部に略U字形の切欠凹部26が形成された略C字状とさ
れており、この切欠凹部26内へ二股部20Aが位置してい
る。この切欠凹部26は第2図に示される如く、幅寸法
(図上下方向長さ)が二股部20Aの幅寸法(同前)より
若干大きく形成されており、ロツクプレート24、25が巻
取軸20に対して所定角度だけ相対回転可能となってい
る。
には二股部20Aが形成されている。二股部20Aの回りには
第2図にも示される如くロツクプレート24、25が配置さ
れている。これらのロツクプレート24、25はそれぞれ中
央部に略U字形の切欠凹部26が形成された略C字状とさ
れており、この切欠凹部26内へ二股部20Aが位置してい
る。この切欠凹部26は第2図に示される如く、幅寸法
(図上下方向長さ)が二股部20Aの幅寸法(同前)より
若干大きく形成されており、ロツクプレート24、25が巻
取軸20に対して所定角度だけ相対回転可能となってい
る。
これらのロツクプレート24、25の一端部にはそれぞれ爪
部28、30が形成されており、脚部14へ固着された内歯ギ
ヤホイル32のロツク歯と対向している。
部28、30が形成されており、脚部14へ固着された内歯ギ
ヤホイル32のロツク歯と対向している。
さらに、ロツクプレート24、25にはそれぞれ一対のピン
34、36が突設されており、ロツク輪38へ形成された長孔
40内へ挿入されている。このロツク輪38は巻取軸20の軸
心部から突出される小径軸部20Bへ軸支されて巻取軸20
と相対回転可能となっている。
34、36が突設されており、ロツク輪38へ形成された長孔
40内へ挿入されている。このロツク輪38は巻取軸20の軸
心部から突出される小径軸部20Bへ軸支されて巻取軸20
と相対回転可能となっている。
小径軸部20Bの先端部には回転体としてのロータ42が嵌
着係止されて巻取軸20と一体回転されるようになってい
る。このロータ42とロツク輪38との間には、ねじりコイ
ルばね44が介在されている。このねじりコイルばね44は
コイル部がロツク輪38のボス部38Aに嵌合され、一方の
フツク部がロータ42に係止され、他方のフツク部がロツ
ク輪38に係止されて、ロツク輪38をロータ42に対してウ
エビング引出方向(第1図反矢印A方向)へ付勢してい
る。そして、その付勢力で第2図に示される如くロツク
プレート24、25のピン34、36を長孔40の一端部へ移動さ
せて爪部28、30を内歯ギヤホイル32と離間させていると
ともに、ロツク輪38自身がロータ42に対してウエビング
引出方向へそれ以上相対回転するのを阻止されている。
ロツクプレート24、25のこの状態は、ロツク輪38と巻取
軸20とに相対回転を生じない限り維持される。
着係止されて巻取軸20と一体回転されるようになってい
る。このロータ42とロツク輪38との間には、ねじりコイ
ルばね44が介在されている。このねじりコイルばね44は
コイル部がロツク輪38のボス部38Aに嵌合され、一方の
フツク部がロータ42に係止され、他方のフツク部がロツ
ク輪38に係止されて、ロツク輪38をロータ42に対してウ
エビング引出方向(第1図反矢印A方向)へ付勢してい
る。そして、その付勢力で第2図に示される如くロツク
プレート24、25のピン34、36を長孔40の一端部へ移動さ
せて爪部28、30を内歯ギヤホイル32と離間させていると
ともに、ロツク輪38自身がロータ42に対してウエビング
引出方向へそれ以上相対回転するのを阻止されている。
ロツクプレート24、25のこの状態は、ロツク輪38と巻取
軸20とに相対回転を生じない限り維持される。
巻取軸20がねじりコイルばね44を付勢力に抗して変形さ
せて、ロツク輪38に対してウエビング引出方向へ相対回
転する場合には、ロツク輪38は巻取軸20に対して回転遅
れを生じ、巻取軸20はロツクプレート24、25を押圧す
る。これにより、ロツクプレート24、25はピン34、36が
長孔40に案内されて長孔40の長手方向へ移動し、第3図
に示される如く爪部28、30を内歯ギヤホイル32へかみ合
わせるようになっている。
せて、ロツク輪38に対してウエビング引出方向へ相対回
転する場合には、ロツク輪38は巻取軸20に対して回転遅
れを生じ、巻取軸20はロツクプレート24、25を押圧す
る。これにより、ロツクプレート24、25はピン34、36が
長孔40に案内されて長孔40の長手方向へ移動し、第3図
に示される如く爪部28、30を内歯ギヤホイル32へかみ合
わせるようになっている。
このようなロツクプレート24、25の移動は、ウエビング
巻取方向へ回転する巻取軸20に対して、ロツク輪38がね
じりコイルばね44の付勢力に抗してねじりコイルばね44
を変形させて回転進みを生じた場合にも起こり得る。
巻取方向へ回転する巻取軸20に対して、ロツク輪38がね
じりコイルばね44の付勢力に抗してねじりコイルばね44
を変形させて回転進みを生じた場合にも起こり得る。
ロータ42にはロツク輪38と反対側の面に巻取軸20と同軸
的に円筒部50が設けられ、回転部材としてのカム52のボ
ス部52Cに突設された軸棒52Aが軸支されている。また、
ボス部52Cの反対側から軸棒52Aと同軸的に突設された軸
棒52Bがセンサカバー54の内面に突設された円筒部54Aに
軸支されている。
的に円筒部50が設けられ、回転部材としてのカム52のボ
ス部52Cに突設された軸棒52Aが軸支されている。また、
ボス部52Cの反対側から軸棒52Aと同軸的に突設された軸
棒52Bがセンサカバー54の内面に突設された円筒部54Aに
軸支されている。
このセンサカバー54とカム52との間にはポール制御手段
としてのフリクシヨンスプリング56が介在されている。
フリクシヨンスプリング56はV字状に折り曲げられた板
ばねからなり、開放側の両端部でボス部52Cを押圧挟持
してカム52へ取り付けられ、基部側がセンサカバー54の
内面に突設された一対のストツパピン100A、100Bの対向
間に位置している。
としてのフリクシヨンスプリング56が介在されている。
フリクシヨンスプリング56はV字状に折り曲げられた板
ばねからなり、開放側の両端部でボス部52Cを押圧挟持
してカム52へ取り付けられ、基部側がセンサカバー54の
内面に突設された一対のストツパピン100A、100Bの対向
間に位置している。
これにより、フリクシヨンスプリング56はストツパピン
100A、100Bのいずれかと当接するまで(ストツパピン10
0Aに当接する位置が本考案における「ポール制御手段の
第1の位置」に相当し、ストツパピン100Bに当接する位
置が本考案における「ポール制御手段の第2の位置」に
相当する)はボス部52Cと共回り可能であるが、ストツ
パピン100A、100Bのいずれかと当接すると共回りを阻止
され、以降はボス部52Cとの間の摩擦力でカム52に回転
抵抗を付与するようになっている。
100A、100Bのいずれかと当接するまで(ストツパピン10
0Aに当接する位置が本考案における「ポール制御手段の
第1の位置」に相当し、ストツパピン100Bに当接する位
置が本考案における「ポール制御手段の第2の位置」に
相当する)はボス部52Cと共回り可能であるが、ストツ
パピン100A、100Bのいずれかと当接すると共回りを阻止
され、以降はボス部52Cとの間の摩擦力でカム52に回転
抵抗を付与するようになっている。
フリクシヨンスプリング56の下方にはポール102が配置
されている。ポール102は脚部14に固着されたセンサブ
ラケツト104に一端部が軸支され、中間部がセンサブラ
ケツト104の斜面状の凹部に載置されたセンサボール106
の頂面に当接して、他端部先端が前記ロツク輪38の外周
部に対向している。ロツク輪38の外周部にはラチエツト
歯が形成されている。
されている。ポール102は脚部14に固着されたセンサブ
ラケツト104に一端部が軸支され、中間部がセンサブラ
ケツト104の斜面状の凹部に載置されたセンサボール106
の頂面に当接して、他端部先端が前記ロツク輪38の外周
部に対向している。ロツク輪38の外周部にはラチエツト
歯が形成されている。
ポール102は車両の急減速により慣性力でセンサブラケ
ツト104の斜面状の凹部を昇り上がるセンサボール106に
押圧されて揺動され、先端部がロツク輪38の外周部のラ
チエツト歯と係合してロツク輪38のウエビング引出方向
への回転を阻止するようになっている。
ツト104の斜面状の凹部を昇り上がるセンサボール106に
押圧されて揺動され、先端部がロツク輪38の外周部のラ
チエツト歯と係合してロツク輪38のウエビング引出方向
への回転を阻止するようになっている。
このポール102には横逆S字状のフリクシヨンスプリン
グ係合部108が形成されており、このフリクシヨンスプ
リング係合部108にフリクシヨンスプリング56の基部が
対応している。フリクシヨンスプリング56の基部は、第
4図(A)に示される如くフリクシヨンスプリング56が
ストツパピン100Aに当接している状態ではフリクシヨン
スプリング係合部108の上面に押圧当接してポール102が
揺動するのを阻止し、第4図(D)に示される如くフリ
クシヨンスプリング56がストツパピン100Bに当接してい
る状態ではフリクシヨンスプリング係合部108から離間
してポール102が揺動するのを可能としている。
グ係合部108が形成されており、このフリクシヨンスプ
リング係合部108にフリクシヨンスプリング56の基部が
対応している。フリクシヨンスプリング56の基部は、第
4図(A)に示される如くフリクシヨンスプリング56が
ストツパピン100Aに当接している状態ではフリクシヨン
スプリング係合部108の上面に押圧当接してポール102が
揺動するのを阻止し、第4図(D)に示される如くフリ
クシヨンスプリング56がストツパピン100Bに当接してい
る状態ではフリクシヨンスプリング係合部108から離間
してポール102が揺動するのを可能としている。
なお、フリクシヨンスプリング56のフリクシヨンスプリ
ング係合部108との押圧力は、フリクシヨンスプリング5
6とボス部52Cとの摩擦力よりも小さく設定されていて、
カム52の回転でフリクシヨンスプリング56がフリクシヨ
ンスプリング係合部108と係合及び係合解除できるよう
になっている。
ング係合部108との押圧力は、フリクシヨンスプリング5
6とボス部52Cとの摩擦力よりも小さく設定されていて、
カム52の回転でフリクシヨンスプリング56がフリクシヨ
ンスプリング係合部108と係合及び係合解除できるよう
になっている。
前記カム52には、ボス部52Cに一対のコントロール部52
D、52Eが突設されている。この一対のコントロール部52
D、52Eの対向間には、ホールドレバー60が配置されてい
る。
D、52Eが突設されている。この一対のコントロール部52
D、52Eの対向間には、ホールドレバー60が配置されてい
る。
ホールドレバー60は、その長手方向中間部がピン61を介
してロータ42へ軸支されており、ピン61を中心として揺
動可能となっている。ホールドレバー60の一端部には爪
部60Aが形成され、ロツク輪38の内周壁に形成された凹
部62と対応している。爪部60Aは第4図(A)に示され
るようにホールドレバー60が時計方向へ揺動されると凹
部62内へ進入するようになっている。
してロータ42へ軸支されており、ピン61を中心として揺
動可能となっている。ホールドレバー60の一端部には爪
部60Aが形成され、ロツク輪38の内周壁に形成された凹
部62と対応している。爪部60Aは第4図(A)に示され
るようにホールドレバー60が時計方向へ揺動されると凹
部62内へ進入するようになっている。
この状態では、ロツク輪38は凹部62の内壁が爪部60Aに
当接して巻取軸20に対してウエビング巻取方向へは相対
回転することができないようになる。
当接して巻取軸20に対してウエビング巻取方向へは相対
回転することができないようになる。
なお、ホールドレバー60は遊動することがないように、
適宜摩擦力でピン61と嵌合されている。
適宜摩擦力でピン61と嵌合されている。
上記のように構成される本実施例のウエビング巻取装置
では、フレーム10がボルトを介して車体に取り付けられ
る。この巻取装置がウエビング連続式とされた3点式シ
ートベルト装置に用いられる場合には、巻取軸20から引
き出されたウエビング23は端部がアンカ部材を介して車
体へ係止され、中間部が車体に係止されたスリツプジヨ
イントで折り返され、さらに前記アンカ部材とスリツプ
ジヨイントとの中間部にタングプレートが長手方向へ摺
動可能に取り付けられる。そして、シートに着座した乗
員がウエビング23を巻取軸20から引き出して前記タング
プレートを車体へ取り付けられたバツクル装置に係合さ
せることで、乗員はウエビング装着状態となる。
では、フレーム10がボルトを介して車体に取り付けられ
る。この巻取装置がウエビング連続式とされた3点式シ
ートベルト装置に用いられる場合には、巻取軸20から引
き出されたウエビング23は端部がアンカ部材を介して車
体へ係止され、中間部が車体に係止されたスリツプジヨ
イントで折り返され、さらに前記アンカ部材とスリツプ
ジヨイントとの中間部にタングプレートが長手方向へ摺
動可能に取り付けられる。そして、シートに着座した乗
員がウエビング23を巻取軸20から引き出して前記タング
プレートを車体へ取り付けられたバツクル装置に係合さ
せることで、乗員はウエビング装着状態となる。
次に本実施例の作用を説明する。
ウエビング23の格納状態では、巻取軸20はウエビング巻
取方向への回転を経て停止しており、巻取装置は各部の
相対位置関係が第2図及び第4図(A)に示される状態
にある。そして、この状態にあるホールドレバー60の姿
勢が本考案における「第1の姿勢」に相当する。
取方向への回転を経て停止しており、巻取装置は各部の
相対位置関係が第2図及び第4図(A)に示される状態
にある。そして、この状態にあるホールドレバー60の姿
勢が本考案における「第1の姿勢」に相当する。
即ち、第2図に示されるようにロツク機構は作動してお
らず、第4図(A)に示されるようにフリクシヨンスプ
リング56はストツパピン100Aに当接位置し基部がフリク
シヨンスプリング係合部108に押圧当接してポール102の
揺動を不能としており、ホールドレバー60はカム52のコ
ントロール部52Dに当接するとともに爪部60Aがロツク輪
38の凹部62に進入している。
らず、第4図(A)に示されるようにフリクシヨンスプ
リング56はストツパピン100Aに当接位置し基部がフリク
シヨンスプリング係合部108に押圧当接してポール102の
揺動を不能としており、ホールドレバー60はカム52のコ
ントロール部52Dに当接するとともに爪部60Aがロツク輪
38の凹部62に進入している。
この状態からウエビング23の引出が開始されると、ウエ
ビング23の引出で巻取軸20が反矢印A方向へ回転される
ので、ロータ42も共に回転され、ねじりコイルばね44を
介してロツク輪38も共に回転され、さらにロツク輪38を
介してロツクプレート24、25も共に回転される。
ビング23の引出で巻取軸20が反矢印A方向へ回転される
ので、ロータ42も共に回転され、ねじりコイルばね44を
介してロツク輪38も共に回転され、さらにロツク輪38を
介してロツクプレート24、25も共に回転される。
一方、ウエビング23の引出が開始された直後は、カム52
はフリクシヨンスプリング56のフリクシヨンスプリング
係合部108との押圧力及びボス部52Cとの摩擦力により、
フリクシヨンスプリング56とともに停止したままとなっ
て第4図(A)に示される状態を維持している。従っ
て、ロータ42とともに移動するホールドレバー60は、カ
ム52のコントロール部52Dから離間する。
はフリクシヨンスプリング56のフリクシヨンスプリング
係合部108との押圧力及びボス部52Cとの摩擦力により、
フリクシヨンスプリング56とともに停止したままとなっ
て第4図(A)に示される状態を維持している。従っ
て、ロータ42とともに移動するホールドレバー60は、カ
ム52のコントロール部52Dから離間する。
この状態からさらにウエビング23の引出が進むと、第4
図(B)に示される如くホールドレバー60は爪部60Aと
反対側の端部がカム52のコントロール部52Eと当接を開
始しコントロール部52Eを押圧するが、フリクシヨンス
プリング56のボス部52Cとの摩擦力及びフリクシヨンス
プリング係合部108との押圧力に抗してカム52を回転さ
せることができないので、コントロール部52Eを押圧す
る反力で自身が第4図(B)の状態から反時計方向へ揺
動して、ロツク輪38との係合が解除される。
図(B)に示される如くホールドレバー60は爪部60Aと
反対側の端部がカム52のコントロール部52Eと当接を開
始しコントロール部52Eを押圧するが、フリクシヨンス
プリング56のボス部52Cとの摩擦力及びフリクシヨンス
プリング係合部108との押圧力に抗してカム52を回転さ
せることができないので、コントロール部52Eを押圧す
る反力で自身が第4図(B)の状態から反時計方向へ揺
動して、ロツク輪38との係合が解除される。
なお、ホールドレバー60はコントロール部52Dから離間
してコントロール部52Eへ当接とするまでの間は、時計
方向及び反時計方向のいずれにも揺動可能な状態となる
が、ピン61との摩擦力でコントロール部52Dから離間し
た時の姿勢を維持する。この摩擦力は前記状態でカム52
を回転させることのない大きさに設定されている。
してコントロール部52Eへ当接とするまでの間は、時計
方向及び反時計方向のいずれにも揺動可能な状態となる
が、ピン61との摩擦力でコントロール部52Dから離間し
た時の姿勢を維持する。この摩擦力は前記状態でカム52
を回転させることのない大きさに設定されている。
ホールドレバー60は第4図(C)に示される如く爪部60
A側の端部がロータ42の円筒部50に当接して揺動を阻止
されると、カム52を回転させ始める。フリクシヨンスプ
リング56はボス部52Cとの摩擦力が、フリクシヨンスプ
リング係合部108との押圧力よりも大きいので、第4図
(D)に示される如くフリクシヨンスプリング56はカム
52の回転とともに揺動して基部がフリクシヨンスプリン
グ係合部108から離間し、ポール102を揺動可能とする。
ウエビング23の引出中は、ホールドレバー60及びカム52
は第4図(D)の状態を維持して回転するが、フリクシ
ヨンスプリング56はストツパピン100Bに当接した時点で
揺動を阻止される。
A側の端部がロータ42の円筒部50に当接して揺動を阻止
されると、カム52を回転させ始める。フリクシヨンスプ
リング56はボス部52Cとの摩擦力が、フリクシヨンスプ
リング係合部108との押圧力よりも大きいので、第4図
(D)に示される如くフリクシヨンスプリング56はカム
52の回転とともに揺動して基部がフリクシヨンスプリン
グ係合部108から離間し、ポール102を揺動可能とする。
ウエビング23の引出中は、ホールドレバー60及びカム52
は第4図(D)の状態を維持して回転するが、フリクシ
ヨンスプリング56はストツパピン100Bに当接した時点で
揺動を阻止される。
車両通常状態では、ウエビング23を装着した乗員の上体
姿勢の変化に追従して、ウエビング23は巻取軸20から自
由に引き出されるとともに巻取軸20へ巻き取られて、乗
員を拘束することがない。即ち、巻取軸20の通常回転で
は、ねじりコイルばね44が変形せず、巻取軸20とロツク
輪38との間に相対回転が生じないためである。
姿勢の変化に追従して、ウエビング23は巻取軸20から自
由に引き出されるとともに巻取軸20へ巻き取られて、乗
員を拘束することがない。即ち、巻取軸20の通常回転で
は、ねじりコイルばね44が変形せず、巻取軸20とロツク
輪38との間に相対回転が生じないためである。
乗員が急激に上体姿勢を変化させた場合には、ウエビン
グ23が巻取軸20から急激に引き出され、巻取軸20が急激
に回転される。このため、ねじりコイルばね44に一瞬大
きな力が作用してねじりコイルばね44が付勢力に抗して
変形し、通常は巻取軸20と共に回転するロツク輪38が巻
取軸20の回転に追従することができなくなり、巻取軸20
に対してロツク輪38に回転遅れが生じる。
グ23が巻取軸20から急激に引き出され、巻取軸20が急激
に回転される。このため、ねじりコイルばね44に一瞬大
きな力が作用してねじりコイルばね44が付勢力に抗して
変形し、通常は巻取軸20と共に回転するロツク輪38が巻
取軸20の回転に追従することができなくなり、巻取軸20
に対してロツク輪38に回転遅れが生じる。
これにより、巻取軸20に押圧されてロツクプレート24、
25は、第3図に示される如く爪部28、30が内歯ギヤホイ
ル32とかみ合い巻取軸20のウエビング引出方向回転を阻
止する。この結果、乗員はウエビング23による拘束状態
となる。
25は、第3図に示される如く爪部28、30が内歯ギヤホイ
ル32とかみ合い巻取軸20のウエビング引出方向回転を阻
止する。この結果、乗員はウエビング23による拘束状態
となる。
車両が急減速された場合には、乗員の慣性力によりウエ
ビング23が急激に引き出されるとともに、この時ホール
ドレバー60がロツク輪38と係合していない場合には、慣
性力でセンサブラケツト104の斜面状の凹部を昇り上が
るセンサボール106に押圧されてポール102が揺動し、ロ
ツク輪38と係合してロツク輪38のウエビング引出方向へ
の回転を阻止する。これにより、ロツク輪38はウエビン
グ23の引出によりさらに回転される巻取軸20に対して回
転遅れを生じることになるので、前記同様にウエビング
23の引出が阻止されて乗員はウエビング23による拘束状
態となる。
ビング23が急激に引き出されるとともに、この時ホール
ドレバー60がロツク輪38と係合していない場合には、慣
性力でセンサブラケツト104の斜面状の凹部を昇り上が
るセンサボール106に押圧されてポール102が揺動し、ロ
ツク輪38と係合してロツク輪38のウエビング引出方向へ
の回転を阻止する。これにより、ロツク輪38はウエビン
グ23の引出によりさらに回転される巻取軸20に対して回
転遅れを生じることになるので、前記同様にウエビング
23の引出が阻止されて乗員はウエビング23による拘束状
態となる。
また、車両が急減速された時に、ホールドレバー60がロ
ツク輪38と係合している場合には、この時にはフリクシ
ヨンスプリング56によりポール102の揺動が阻止されて
いるのでロツク輪38の回転が阻止されることはなく、ウ
エビング23の急激な引出による作用でのみ前記同様に乗
員がウエビング23による拘束状態となる。
ツク輪38と係合している場合には、この時にはフリクシ
ヨンスプリング56によりポール102の揺動が阻止されて
いるのでロツク輪38の回転が阻止されることはなく、ウ
エビング23の急激な引出による作用でのみ前記同様に乗
員がウエビング23による拘束状態となる。
従って、巻取軸20とロツク輪38の相対回転が不能となっ
ている時にポール102がロツク輪38と係合することがな
いので、ウエビング23の引出力がロツク輪38を介してポ
ール102に作用することがなく、ポール102が損傷される
ことが防止される。
ている時にポール102がロツク輪38と係合することがな
いので、ウエビング23の引出力がロツク輪38を介してポ
ール102に作用することがなく、ポール102が損傷される
ことが防止される。
乗員がウエビング23の装着を解除すると、ウエビング23
はぜんまいばね27の付勢力で巻取軸20へ巻き取られる。
ウエビング23の巻取が開始されると、ウエビング23の引
出の際と同様の作用がホールドレバー60とコントロール
部52Dとの間で起こり、巻取装置は第4図(E)に示さ
れる状態を経て第4図(A)に示される状態となる。こ
の状態でウエビング23の巻取を終了して前述の格納状態
となる。
はぜんまいばね27の付勢力で巻取軸20へ巻き取られる。
ウエビング23の巻取が開始されると、ウエビング23の引
出の際と同様の作用がホールドレバー60とコントロール
部52Dとの間で起こり、巻取装置は第4図(E)に示さ
れる状態を経て第4図(A)に示される状態となる。こ
の状態でウエビング23の巻取を終了して前述の格納状態
となる。
なお、ウエビング23の巻取の場合にはホールドレバー60
はロツク輪38の内周壁に当接してそれ以上の揺動が阻止
される。
はロツク輪38の内周壁に当接してそれ以上の揺動が阻止
される。
ここで、ウエビング23の巻き取りが急速であると、ウエ
ビング巻取限において巻取軸20の回転が急激に停止する
ため、ロツク輪23が慣性力でねじりコイルばね44を付勢
力に抗して変形させて巻取軸20に対して回転進みしよう
とする。
ビング巻取限において巻取軸20の回転が急激に停止する
ため、ロツク輪23が慣性力でねじりコイルばね44を付勢
力に抗して変形させて巻取軸20に対して回転進みしよう
とする。
しかしながら、このような場合でも、第4図(A)に示
される如くホールドレバー60の爪部60Aがロツク輪38の
凹部62に進入しているので、ホールドレバー60の爪部60
Aに凹部62の内壁が当接してロツク輪38は巻取軸20に対
して回転進みすることができない。従って、ウエビング
巻取限においてロツク機構が作動して、ウエビング23の
引出に手間どることがない。
される如くホールドレバー60の爪部60Aがロツク輪38の
凹部62に進入しているので、ホールドレバー60の爪部60
Aに凹部62の内壁が当接してロツク輪38は巻取軸20に対
して回転進みすることができない。従って、ウエビング
巻取限においてロツク機構が作動して、ウエビング23の
引出に手間どることがない。
なお、ロツク輪38がホールドレバー60を押圧する力はフ
リクシヨンスプリング56とカム52のボス部52Cとの間の
摩擦力で対向することになる。
リクシヨンスプリング56とカム52のボス部52Cとの間の
摩擦力で対向することになる。
また、ウエビング23の格納状態では、第4図(A)に示
される如くポール102は必ず揺動が阻止された状態とな
っているので、ウエビング23の格納状態でポール102が
ロツク輪38と係合していることはなく、格納状態からウ
エビング23が急速に引き出された場合でもポール102が
損傷される事態は生じない。
される如くポール102は必ず揺動が阻止された状態とな
っているので、ウエビング23の格納状態でポール102が
ロツク輪38と係合していることはなく、格納状態からウ
エビング23が急速に引き出された場合でもポール102が
損傷される事態は生じない。
[考案の効果] 以上に説明した如く本考案では、ウエビングの急激な引
出及びポールとの係合でロツク輪に巻取軸に対して相対
回転を生じさせ、このロツク輪の相対回転でロツク機構
を作動させて巻取軸のウエビング引出方向回転を停止さ
せることができ、さらに巻取軸と一体に回転される回転
体に変位体を配置し、巻取軸のウエビング巻取方向回転
で変位体が第1の姿勢に拘束されてロツク輪と係合し巻
取軸に対するロツク輪のウエビング巻取方向への相対回
転を阻止し、巻取軸のウエビング引出方向回転で変位体
が第1の姿勢から変位可能となってロツク輪に対する巻
取軸のウエビング引出方向への相対回転を可能とするウ
エビング巻取装置において、変位体が第1の姿勢に拘束
されてロツク輪が巻取軸に対する相対回転を阻止されて
いる状態では、ロツク輪にポールが係合するのを阻止し
て、ポールが破損してしまうのを防止することができる
優れた効果を有する。
出及びポールとの係合でロツク輪に巻取軸に対して相対
回転を生じさせ、このロツク輪の相対回転でロツク機構
を作動させて巻取軸のウエビング引出方向回転を停止さ
せることができ、さらに巻取軸と一体に回転される回転
体に変位体を配置し、巻取軸のウエビング巻取方向回転
で変位体が第1の姿勢に拘束されてロツク輪と係合し巻
取軸に対するロツク輪のウエビング巻取方向への相対回
転を阻止し、巻取軸のウエビング引出方向回転で変位体
が第1の姿勢から変位可能となってロツク輪に対する巻
取軸のウエビング引出方向への相対回転を可能とするウ
エビング巻取装置において、変位体が第1の姿勢に拘束
されてロツク輪が巻取軸に対する相対回転を阻止されて
いる状態では、ロツク輪にポールが係合するのを阻止し
て、ポールが破損してしまうのを防止することができる
優れた効果を有する。
第1図は本考案の実施例を示すウエビング巻取装置の分
解斜視図、第2図及び第3図は実施例装置のロツク機構
の作動を説明する正面図、第4図(A)乃至(E)は実
施例装置の作動を説明する正面図である。 10……フレーム、12……脚部(脚板)、14……脚部(脚
板)、20……巻取軸、23……ウエビング、24……ロツク
プレート(移動ロツク部材)、25……ロツクプレート
(移動ロツク部材)、32……内歯ギヤホイル(固定ロツ
ク部材)、38……ロツク輪、40……長孔(案内部)、42
……ロータ(回転体)、52……カム(回転部材)、56…
…フリクシヨンスプリング(ポール制御手段)、60……
ホールドレバー(変位体)、60A……爪部(係合部)、6
2……凹部、102……ポール。
解斜視図、第2図及び第3図は実施例装置のロツク機構
の作動を説明する正面図、第4図(A)乃至(E)は実
施例装置の作動を説明する正面図である。 10……フレーム、12……脚部(脚板)、14……脚部(脚
板)、20……巻取軸、23……ウエビング、24……ロツク
プレート(移動ロツク部材)、25……ロツクプレート
(移動ロツク部材)、32……内歯ギヤホイル(固定ロツ
ク部材)、38……ロツク輪、40……長孔(案内部)、42
……ロータ(回転体)、52……カム(回転部材)、56…
…フリクシヨンスプリング(ポール制御手段)、60……
ホールドレバー(変位体)、60A……爪部(係合部)、6
2……凹部、102……ポール。
Claims (1)
- 【請求項1】車体に固定され、互いに平行な一対の脚板
を備えたフレームと、 このフレームの一対の脚板に軸支されると共にウエビン
グ巻取回転方向へ付勢された巻取軸と、 巻取軸の一方の端部に軸支されると共に巻取軸に追従回
転し、かつ、周面にはウエビング引出方向回転阻止用の
係合歯を備え、軸芯周囲には所定形状の案内部を備えた
ロツク輪と、 フレームにおける巻取軸の一方の端部側の脚板に設けら
れ、内歯を備えた固定ロツク部材と、 巻取軸の一方の端部周囲に配置されると共にロツク輪が
巻取軸に対して相対回転した場合にロツク輪の案内部に
案内されて巻取軸の半径方向へ移動し固定ロツク部材の
内歯と噛み合い巻取軸のウエビング引出方向回転を阻止
するロツク歯を備えた移動ロツク部材と、 ロツク輪の下方に配置され、車両急減速時に揺動するこ
とによりロツク輪の係合歯に係合するポールと、 巻取軸の一方の端部に取り付けられて巻取軸と共に回転
する回転体と、 この回転体に変位可能に支持されると共にロツク輪に設
けられた凹部に係合可能な係合部を有し、係合部が凹部
に係合される第1の姿勢となることにより巻取軸に対す
るロツク輪のウエビング巻取回転方向への相対回転を阻
止し、係合部が凹部から離脱されることによりロツク輪
に対する巻取軸のウエビング引出回転方向への相対回転
を許容する変位体と、 回転体に同軸的に軸支され、巻取軸のウエビング巻取方
向回転により変位体を第1の姿勢で拘束し、巻取軸のウ
エビング引出方向回転により拘束状態を解除して変位体
の係合部をロツク輪の凹部から離脱させる回転部材と、 回転部材に摩擦係合され、巻取軸のウエビング巻取方向
回転時の回転部材の回転によりポールに係合してこれを
揺動阻止状態とする第1の位置に到達し、巻取軸のウエ
ビング引出方向回転時の回転部材の回転によりポールか
ら離脱してこれを揺動可能状態とする第2の位置に到達
するポール制御手段と、 を有することを特徴とするウエビング巻取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17344287U JPH0710976Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | ウエビング巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17344287U JPH0710976Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | ウエビング巻取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0177555U JPH0177555U (ja) | 1989-05-25 |
| JPH0710976Y2 true JPH0710976Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=31465348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17344287U Expired - Lifetime JPH0710976Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | ウエビング巻取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710976Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP17344287U patent/JPH0710976Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0177555U (ja) | 1989-05-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3819126A (en) | Seat belt retractor with gear wheel actuated locking means | |
| JP5511076B2 (ja) | シートベルトリトラクタおよびこれを備えるシートベルト装置 | |
| WO1988004245A1 (fr) | Enrouleur de ceinture de securite | |
| GB2072490A (en) | Seat blet retractor with a tension eliminator | |
| JP2019196077A (ja) | シートベルト用リトラクタ | |
| JPH0732293Y2 (ja) | ウエビング巻取装置 | |
| US4854522A (en) | Safety apparatus | |
| US5938138A (en) | Webbing retractor | |
| US4568037A (en) | Webbing tension device | |
| JPH0710976Y2 (ja) | ウエビング巻取装置 | |
| JPH08133011A (ja) | ウエビング巻取装置 | |
| JPH038975B2 (ja) | ||
| JP2780808B2 (ja) | シートベルトリトラクタ | |
| JPH0736851Y2 (ja) | ウエビング巻取装置 | |
| JPH07228219A (ja) | 乗物のシートベルトリトラクター | |
| JPH078328Y2 (ja) | シートベルトのリトラクター | |
| JPH043893Y2 (ja) | ||
| JPH061496Y2 (ja) | ウエビング巻取装置用ロツク機構 | |
| JPH0810542Y2 (ja) | ウエビング巻取装置 | |
| JPH0637022U (ja) | ウエビング巻取装置 | |
| JPS6487Y2 (ja) | ||
| JPS5933723Y2 (ja) | バツクル装置 | |
| JPH034599Y2 (ja) | ||
| JPH0241093Y2 (ja) | ||
| JPH0234122Y2 (ja) |