JPH07109890B2 - 相補型トランジスタを用いたドライバ回路 - Google Patents
相補型トランジスタを用いたドライバ回路Info
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- JPH07109890B2 JPH07109890B2 JP4097890A JP9789092A JPH07109890B2 JP H07109890 B2 JPH07109890 B2 JP H07109890B2 JP 4097890 A JP4097890 A JP 4097890A JP 9789092 A JP9789092 A JP 9789092A JP H07109890 B2 JPH07109890 B2 JP H07109890B2
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Landscapes
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- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相補型トランジスタを
用いたドライバ回路に関し、特に、薄膜トランジスタに
よる相補型トランジスタ構造に関する。
用いたドライバ回路に関し、特に、薄膜トランジスタに
よる相補型トランジスタ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば固体イメージセンサのリー
ド・アウト部は、光学系を簡単にするため、読み取り対
象と密着させる密着型のセンサが提案されており、特開
昭56−138969号や特開昭57−114292号
に開示のような薄膜撮像素子が知られている。これらの
薄膜トランジスタは光電変換部のセル選択用スイッチと
して使用されているもので、N型又はP型のいずれか一
方の導電型トランジスタに対して適用されている。ここ
で、光電変換部のセル選択用トランジスタに対して選択
パルスを供給するスキャン回路等のドライバ回路(周辺
回路)をも同一の基板上に形成したならば、イメージセ
ンサのコンパクト化や低コスト化を図ることができる。
ド・アウト部は、光学系を簡単にするため、読み取り対
象と密着させる密着型のセンサが提案されており、特開
昭56−138969号や特開昭57−114292号
に開示のような薄膜撮像素子が知られている。これらの
薄膜トランジスタは光電変換部のセル選択用スイッチと
して使用されているもので、N型又はP型のいずれか一
方の導電型トランジスタに対して適用されている。ここ
で、光電変換部のセル選択用トランジスタに対して選択
パルスを供給するスキャン回路等のドライバ回路(周辺
回路)をも同一の基板上に形成したならば、イメージセ
ンサのコンパクト化や低コスト化を図ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
薄膜トランジスタで駆動回路(ドライバ回路)を形成す
ると、次のような問題点が招来する。
薄膜トランジスタで駆動回路(ドライバ回路)を形成す
ると、次のような問題点が招来する。
【0004】 薄膜トランジスタの電圧増幅率はバル
クトランジスタに比べて小さいので、十分な駆動出力の
電圧振幅を得るのが難しく、ノイズマージンが小さくな
ってしまう。これは形成された集積回路パターン上に些
細な欠陥がある場合ですら回路動作が不能となり易く、
歩留まりが悪い。
クトランジスタに比べて小さいので、十分な駆動出力の
電圧振幅を得るのが難しく、ノイズマージンが小さくな
ってしまう。これは形成された集積回路パターン上に些
細な欠陥がある場合ですら回路動作が不能となり易く、
歩留まりが悪い。
【0005】 また薄膜トランジスタの電圧増幅率が
小さいことにより、電圧振幅のバラツキも目立ち、光電
変換装置にあっては選択パルスの波高値にバラツキが出
てしまう。このような選択パルスの波高値のバラツキ
は、セル選択用薄膜トランジスタの寄生容量のバラツキ
が僅少であっても、固定パターン雑音の原因となる。
小さいことにより、電圧振幅のバラツキも目立ち、光電
変換装置にあっては選択パルスの波高値にバラツキが出
てしまう。このような選択パルスの波高値のバラツキ
は、セル選択用薄膜トランジスタの寄生容量のバラツキ
が僅少であっても、固定パターン雑音の原因となる。
【0006】 薄膜トランジスタがオンしている場
合、直流的な消費電流が流れ、消費電力が大きく、発熱
により温度上昇が大きい。特に、薄膜トランジスタに用
いている半導体薄膜がアモルファスである場合には、そ
の結晶性が不揃いであること等を原因として、温度変化
によりトランジスタの電気的特性が不具合に変化し、駆
動回路の動作不能に至るおそれがあり、信頼性が悪い。
合、直流的な消費電流が流れ、消費電力が大きく、発熱
により温度上昇が大きい。特に、薄膜トランジスタに用
いている半導体薄膜がアモルファスである場合には、そ
の結晶性が不揃いであること等を原因として、温度変化
によりトランジスタの電気的特性が不具合に変化し、駆
動回路の動作不能に至るおそれがあり、信頼性が悪い。
【0007】そこで、本発明は上記問題点を解決するも
のであり、その課題は、ドライバ回路を薄膜トランジス
タで構成する場合において、好適な薄膜トランジスタ構
造を実現することにある。
のであり、その課題は、ドライバ回路を薄膜トランジス
タで構成する場合において、好適な薄膜トランジスタ構
造を実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の講じた手段は、薄膜トランジスタの相補化
(コンプリメンタリー)構成と、真性半導体のチャネル
領域を具備する多結晶シリコン薄膜を用いた点にある。
即ち、本発明は、P型絶縁ゲート型電界効果トランジス
タとN型絶縁ゲート型電界効果トランジスタとからなる
相補型トランジスタを用いたドライバ回路において、P
型絶縁ゲート型電界効果トランジスタ及びN型絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタは共に絶縁物上の多結晶シリ
コン薄膜に形成されたソース,ドレイン及びチャネル領
域からなる薄膜トランジスタであって、そのP型薄膜ト
ランジスタのソース及びドレイン領域はP型不純物のド
ープ領域であると共に、そのN型薄膜トランジスタのソ
ース及びドレイン領域はN型不純物のドープ領域であ
り、P型薄膜トランジスタ及びN型薄膜トランジスタの
チャネル領域は不純物がドープされない真性半導体領域
であることを特徴とする。
に、本発明の講じた手段は、薄膜トランジスタの相補化
(コンプリメンタリー)構成と、真性半導体のチャネル
領域を具備する多結晶シリコン薄膜を用いた点にある。
即ち、本発明は、P型絶縁ゲート型電界効果トランジス
タとN型絶縁ゲート型電界効果トランジスタとからなる
相補型トランジスタを用いたドライバ回路において、P
型絶縁ゲート型電界効果トランジスタ及びN型絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタは共に絶縁物上の多結晶シリ
コン薄膜に形成されたソース,ドレイン及びチャネル領
域からなる薄膜トランジスタであって、そのP型薄膜ト
ランジスタのソース及びドレイン領域はP型不純物のド
ープ領域であると共に、そのN型薄膜トランジスタのソ
ース及びドレイン領域はN型不純物のドープ領域であ
り、P型薄膜トランジスタ及びN型薄膜トランジスタの
チャネル領域は不純物がドープされない真性半導体領域
であることを特徴とする。
【0009】
【作用】薄膜トランジスタの電圧増幅率は一般に小さい
が、本発明に係るドライバ回路は、P型絶縁ゲート型電
界効果トランジスタとN型絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタとからなるCMOS構成であるので、駆動出力の
電圧振幅を必ず電源電圧幅に振ることができ、しかも電
圧振幅のバラツキを無くすことができる。このためノイ
ズマージンを大きくとれる。これにより製造プロセス
上、集積回路パターンに些細な欠陥が生じた場合でも回
路動作の保証ができ、歩留まりの向上を図ることができ
る。換言すると、薄膜トランジスタをCMOS構成にす
ることよって初めてドライバ回路の薄膜トランジスタ化
を実現でき、集積化を高めることができる。また、電圧
振幅のバラツキを除去できるので、例えば固体イメージ
センサの走査回路に適用した場合にも、固定パターン雑
音の発生を抑制することができる。
が、本発明に係るドライバ回路は、P型絶縁ゲート型電
界効果トランジスタとN型絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタとからなるCMOS構成であるので、駆動出力の
電圧振幅を必ず電源電圧幅に振ることができ、しかも電
圧振幅のバラツキを無くすことができる。このためノイ
ズマージンを大きくとれる。これにより製造プロセス
上、集積回路パターンに些細な欠陥が生じた場合でも回
路動作の保証ができ、歩留まりの向上を図ることができ
る。換言すると、薄膜トランジスタをCMOS構成にす
ることよって初めてドライバ回路の薄膜トランジスタ化
を実現でき、集積化を高めることができる。また、電圧
振幅のバラツキを除去できるので、例えば固体イメージ
センサの走査回路に適用した場合にも、固定パターン雑
音の発生を抑制することができる。
【0010】ソース,ドレイン及びチャネル領域は多結
晶シリコン薄膜で形成されているので、その結晶性の不
完全さは若干あるものの、アモルファスの場合に比して
結晶の不揃いは無く、温度変化による電気的特性の変化
を抑制できるが、貫通電流が流れないレシオレス回路で
駆動回路が構成されているので、直流的な消費電流が流
れず、消費電力は非常に小さい。このために上記の温度
変化も抑制できる。
晶シリコン薄膜で形成されているので、その結晶性の不
完全さは若干あるものの、アモルファスの場合に比して
結晶の不揃いは無く、温度変化による電気的特性の変化
を抑制できるが、貫通電流が流れないレシオレス回路で
駆動回路が構成されているので、直流的な消費電流が流
れず、消費電力は非常に小さい。このために上記の温度
変化も抑制できる。
【0011】特に、チャネル領域を不純物がドープされ
ない真性領域としてあるので、オフ電流は最小に設定さ
れている。この結果、熱伝導性の悪い絶縁物の上に薄膜
トランジスタを構成した場合であっても、温度上昇が起
こり難いので、電気的特性が不具合に変化せず、回路が
動作不能に陥ることがなく、信頼性を高めることができ
る。
ない真性領域としてあるので、オフ電流は最小に設定さ
れている。この結果、熱伝導性の悪い絶縁物の上に薄膜
トランジスタを構成した場合であっても、温度上昇が起
こり難いので、電気的特性が不具合に変化せず、回路が
動作不能に陥ることがなく、信頼性を高めることができ
る。
【0012】更にまた、N型及びP型の薄膜トランジス
タのチャネル領域は共に不純物のドープされない真性半
導体領域としてあるので、製造プロセス上の簡略性によ
り製造工程が削減できることは勿論のこと、負荷素子と
駆動素子との電気的分離が不要であり、加えて1回の選
択的イオン打ち込みの打ち分けマスクを必要とするだけ
であるのでレイアウトフリーであり、集積密度を高める
ことができる。
タのチャネル領域は共に不純物のドープされない真性半
導体領域としてあるので、製造プロセス上の簡略性によ
り製造工程が削減できることは勿論のこと、負荷素子と
駆動素子との電気的分離が不要であり、加えて1回の選
択的イオン打ち込みの打ち分けマスクを必要とするだけ
であるのでレイアウトフリーであり、集積密度を高める
ことができる。
【0013】
【参考例】まず、本発明の実施例を説明する前に、薄膜
トランジスタを用いたラインセンサを参考例として説明
しておく。
トランジスタを用いたラインセンサを参考例として説明
しておく。
【0014】図1は参考例においてドライバ回路が適用
されるラインセンサの全体構成を示すブロック図であ
る。ラインセンサはエレメント8がライン状にNビット
配置されたもので、1つのエレメント8はスキャン回路
1,スイッチング回路2,感光セル部3からなる。スキ
ャン回路1は図2に示す如くシフトレジスタであり、そ
の各出力(Q1 〜QN )はスイッチング回路2における
スイッチングトランジスタ4のゲート5に印加され、ス
イッチングトランジスタ4がオン−オフ制御される。光
量に応じて感光セル部3内に蓄えられた電荷量はスイッ
チングトランジスタ4がオンすることにより出力ライン
VO へ読み出される。Nビットのセルが順次スキャン回
路1により読み出され、各セルのシリアル・データとし
て出力ラインVO に現れる。この結果、各セルに照射さ
れた光量に比例した電気量に変換されることになる。
されるラインセンサの全体構成を示すブロック図であ
る。ラインセンサはエレメント8がライン状にNビット
配置されたもので、1つのエレメント8はスキャン回路
1,スイッチング回路2,感光セル部3からなる。スキ
ャン回路1は図2に示す如くシフトレジスタであり、そ
の各出力(Q1 〜QN )はスイッチング回路2における
スイッチングトランジスタ4のゲート5に印加され、ス
イッチングトランジスタ4がオン−オフ制御される。光
量に応じて感光セル部3内に蓄えられた電荷量はスイッ
チングトランジスタ4がオンすることにより出力ライン
VO へ読み出される。Nビットのセルが順次スキャン回
路1により読み出され、各セルのシリアル・データとし
て出力ラインVO に現れる。この結果、各セルに照射さ
れた光量に比例した電気量に変換されることになる。
【0015】図2は図1の具体的回路図である。スキャ
ン回路1は基本的にはシフトレジスタであり、例えばD
フリップフロップ12がNビット縦列接続されている。
走査データ入力端子11には走査データ入力信号DINが
与えられ、走査クロック入力端子10には走査クロック
入力信号CLINが与えられる。スイッチング回路2はス
イッチングトランジスタ4(13)で構成され、このト
ランジスタ13は薄膜トランジスタがNビット分設けら
れている。感光セル部3は、光電変換素子14とキャパ
シタ15の並列回路で構成されている。
ン回路1は基本的にはシフトレジスタであり、例えばD
フリップフロップ12がNビット縦列接続されている。
走査データ入力端子11には走査データ入力信号DINが
与えられ、走査クロック入力端子10には走査クロック
入力信号CLINが与えられる。スイッチング回路2はス
イッチングトランジスタ4(13)で構成され、このト
ランジスタ13は薄膜トランジスタがNビット分設けら
れている。感光セル部3は、光電変換素子14とキャパ
シタ15の並列回路で構成されている。
【0016】図3は上記ラインセンサの各部の動作波形
を示しており、シフトレジスタ列の各出力Q1 〜QN が
順次出力されると、スイッチングトランジスタ4(1
3)が順次選択されることに応じて、充電電流が出力ラ
インVO に出てくる。このピーク値が各セルの光量に対
応しているので、ローパスフィルタやピークホールド回
路を通すことにより、光量に比例した信号レベルが得ら
れる。
を示しており、シフトレジスタ列の各出力Q1 〜QN が
順次出力されると、スイッチングトランジスタ4(1
3)が順次選択されることに応じて、充電電流が出力ラ
インVO に出てくる。このピーク値が各セルの光量に対
応しているので、ローパスフィルタやピークホールド回
路を通すことにより、光量に比例した信号レベルが得ら
れる。
【0017】図4は上記ラインセンサにおけるスイッチ
ング回路と感光セル部の半導体構造を示し、(ロ)は平
面図で、(イ)は(ロ)のAB線に沿って切断した状態
を示す断面図である。まず、ガラスやセラミック等の材
料からなる基板31上に多結晶シリコン薄膜をデポジジ
ットしてパターニングすることによりソース34,チャ
ネル33,ドレイン32の半導体薄膜領域を形成する。
その後、熱酸化又はCVD法によりゲート絶縁膜35を
形成し、更に例えば多結晶シリコン等のゲート電極材料
をデポジットしてパターニングすることによりゲート電
極36を形成する。そしてイオン打込法によりセルフア
ラインでソース・ドレイン電極32,34としてP型又
はN型域を作る。その後、層間絶縁膜,例えばシリコン
酸化膜41をCVD法で形成してからコンタクトホール
37,43を開孔し、出力ラインVO となるAl配線層
38と感光体層の下電極のAl層39を形成する。そし
て全体にアモルファスシリコン等の感光体層40をプラ
ズマCVD法でデポジットして、その上に感光体層40
の上電極となる透明電極層42を形成する。感光体層4
0は光が照射しない状態では暗電流は1pA以下であ
り、光に対しては数pA/lxに設定しておく。この方
式は感光体層40がキャパシタを兼ねて形成されるのが
利点である。感光体層40としてアモルファスシリコン
を用いると暗電流が非常に小さく、また光電流が多いの
で、光読み取り用素子に向いている。
ング回路と感光セル部の半導体構造を示し、(ロ)は平
面図で、(イ)は(ロ)のAB線に沿って切断した状態
を示す断面図である。まず、ガラスやセラミック等の材
料からなる基板31上に多結晶シリコン薄膜をデポジジ
ットしてパターニングすることによりソース34,チャ
ネル33,ドレイン32の半導体薄膜領域を形成する。
その後、熱酸化又はCVD法によりゲート絶縁膜35を
形成し、更に例えば多結晶シリコン等のゲート電極材料
をデポジットしてパターニングすることによりゲート電
極36を形成する。そしてイオン打込法によりセルフア
ラインでソース・ドレイン電極32,34としてP型又
はN型域を作る。その後、層間絶縁膜,例えばシリコン
酸化膜41をCVD法で形成してからコンタクトホール
37,43を開孔し、出力ラインVO となるAl配線層
38と感光体層の下電極のAl層39を形成する。そし
て全体にアモルファスシリコン等の感光体層40をプラ
ズマCVD法でデポジットして、その上に感光体層40
の上電極となる透明電極層42を形成する。感光体層4
0は光が照射しない状態では暗電流は1pA以下であ
り、光に対しては数pA/lxに設定しておく。この方
式は感光体層40がキャパシタを兼ねて形成されるのが
利点である。感光体層40としてアモルファスシリコン
を用いると暗電流が非常に小さく、また光電流が多いの
で、光読み取り用素子に向いている。
【0018】図11はアモルファスシリコン膜の感光特
性の代表例を示すグラフであり、このグラフから判るよ
うに、アモルファスシリコン膜を感光体層40として用
いると、照度1lx(1ルックス)以下まで読み取り検
出することができる。なお、図4のように、感光体層4
0を縦型(膜垂直)導電タイプとすると、感光体層40
及び上部電極42のエッチング・オフが不要であるの
で、単に膜をデポジットすればよいという簡単さが製造
上の特長となっている。
性の代表例を示すグラフであり、このグラフから判るよ
うに、アモルファスシリコン膜を感光体層40として用
いると、照度1lx(1ルックス)以下まで読み取り検
出することができる。なお、図4のように、感光体層4
0を縦型(膜垂直)導電タイプとすると、感光体層40
及び上部電極42のエッチング・オフが不要であるの
で、単に膜をデポジットすればよいという簡単さが製造
上の特長となっている。
【0019】図5は上記ラインセンサにおけるスイッチ
ング回路と感光セル部の別の半導体構造を示す。この半
導体構造では感光体層は横型(膜水平)導電タイプを用
いるものである。基板51上に薄膜トランジスタとキャ
パシタを形成するシリコン薄膜をCVD法で形成する。
次に、電荷蓄積用キャパシタの下部電極部54にはN又
はP型層をイオン打込により形成してから、多結晶シリ
コン等のゲート電極56とキャパシタの上部電極57を
形成した後、更にもう1回イオン打込みを実施すると、
セルフアラインによりN型又はP型のソース域52,真
性領域のチャネル部53,ドレイン域611,ゲート電
極56よりなるスイッチング用薄膜トランジスタ部と下
部電極54,上部電極57と絶縁膜55からなるキャパ
シタが形成される。その後、層間絶縁膜58をデポジッ
トしてからコンタクトホール60,61,62を開孔
し、出力ラインVO となるAl配線63と感光体層59
を形成する。感光体層59はCdSやアモルファスシリ
コン等の光に対して敏感な半導体材料であり、キャパシ
タと並列に配置されている。この結果、光が照射されな
いときは感光体層59は非常に高抵抗であり、キャパシ
タに蓄積された電荷を放電することはないが、光が照射
されると、キャパシタの電荷を放電するので、スイッチ
ングトランジスタがオンしたとき充電電流を生じること
になり、この結果、光量が電気量に変換される。図5に
示す構造の特徴は、感光体層59を横型導電性として用
いることにより、上下の電極が不要となることと、膜の
ピンホールが多くても使用可能なことである。
ング回路と感光セル部の別の半導体構造を示す。この半
導体構造では感光体層は横型(膜水平)導電タイプを用
いるものである。基板51上に薄膜トランジスタとキャ
パシタを形成するシリコン薄膜をCVD法で形成する。
次に、電荷蓄積用キャパシタの下部電極部54にはN又
はP型層をイオン打込により形成してから、多結晶シリ
コン等のゲート電極56とキャパシタの上部電極57を
形成した後、更にもう1回イオン打込みを実施すると、
セルフアラインによりN型又はP型のソース域52,真
性領域のチャネル部53,ドレイン域611,ゲート電
極56よりなるスイッチング用薄膜トランジスタ部と下
部電極54,上部電極57と絶縁膜55からなるキャパ
シタが形成される。その後、層間絶縁膜58をデポジッ
トしてからコンタクトホール60,61,62を開孔
し、出力ラインVO となるAl配線63と感光体層59
を形成する。感光体層59はCdSやアモルファスシリ
コン等の光に対して敏感な半導体材料であり、キャパシ
タと並列に配置されている。この結果、光が照射されな
いときは感光体層59は非常に高抵抗であり、キャパシ
タに蓄積された電荷を放電することはないが、光が照射
されると、キャパシタの電荷を放電するので、スイッチ
ングトランジスタがオンしたとき充電電流を生じること
になり、この結果、光量が電気量に変換される。図5に
示す構造の特徴は、感光体層59を横型導電性として用
いることにより、上下の電極が不要となることと、膜の
ピンホールが多くても使用可能なことである。
【0020】図6は上記ラインセンサにおけるスイッチ
ング回路と感光セル部の更に別の構成例を示す回路図で
ある。この参考例では薄膜トランジスタ66が感光体と
して動作する。図12は薄膜トランジスタの光特性を示
しており、光電流値はゲート電圧VG により制御するこ
とができる。図6は一番簡単な使用例としてVG =0の
状態(負荷MOS状態)である。ここでトランジスタ6
5は遮光された薄膜トランジスタ、67は感光体として
動作する薄膜トランジスタ66のゲート電極、VO は出
力ライン、VSSは共通電位、QN はシフトレジスタ列の
各出力であってスイッチング用薄膜トランジスタ65の
ゲート電極に印加される。
ング回路と感光セル部の更に別の構成例を示す回路図で
ある。この参考例では薄膜トランジスタ66が感光体と
して動作する。図12は薄膜トランジスタの光特性を示
しており、光電流値はゲート電圧VG により制御するこ
とができる。図6は一番簡単な使用例としてVG =0の
状態(負荷MOS状態)である。ここでトランジスタ6
5は遮光された薄膜トランジスタ、67は感光体として
動作する薄膜トランジスタ66のゲート電極、VO は出
力ライン、VSSは共通電位、QN はシフトレジスタ列の
各出力であってスイッチング用薄膜トランジスタ65の
ゲート電極に印加される。
【0021】図7は図6の回路構成を実現した半導体構
造を示す。基板70上にトランジスタを形成する第1層
目のシリコン薄膜を形成してからパターニングして、そ
の上に熱酸化法等によりゲート絶縁膜78を形成し、次
に、ゲート電極76,77を形成してN型又はP型のイ
オン打込み法によりセルフアラインでトランジスタのソ
ース域71,チャネル部72,ドレイン域73,感光体
チャネル74,固定電極75を形成する。この後、層間
絶縁膜79を形成し、コンタクトホール83,84,8
5を開孔してからAl層よりなる出力ライン80,光遮
蔽層81,固定電位ライン82を形成する。このような
構造では感光体域は薄膜トランジスタのチャネル74で
あり、キャパシタはゲート電極77とドレイン域73と
の間の寄生容量をそのまま利用するものである。
造を示す。基板70上にトランジスタを形成する第1層
目のシリコン薄膜を形成してからパターニングして、そ
の上に熱酸化法等によりゲート絶縁膜78を形成し、次
に、ゲート電極76,77を形成してN型又はP型のイ
オン打込み法によりセルフアラインでトランジスタのソ
ース域71,チャネル部72,ドレイン域73,感光体
チャネル74,固定電極75を形成する。この後、層間
絶縁膜79を形成し、コンタクトホール83,84,8
5を開孔してからAl層よりなる出力ライン80,光遮
蔽層81,固定電位ライン82を形成する。このような
構造では感光体域は薄膜トランジスタのチャネル74で
あり、キャパシタはゲート電極77とドレイン域73と
の間の寄生容量をそのまま利用するものである。
【0022】
【実施例】以下に、本発明の実施例に係るドライバ回路
としてのスキャン回路を説明する。
としてのスキャン回路を説明する。
【0023】本例のドライバ回路は前述したラインセン
サのスキャン(走査)回路であり、このスキャン回路は
ある程度の速いスピードが要求される。例えばラインセ
ンサのエレメント数が1000で、読み出しサイクルが
1msecとすると、スキャン・スピードは1MHzである。
このため、スキャン回路には高速で動作可能なシフトレ
ジスタと、それを構成するトランジスタが要求される。
サのスキャン(走査)回路であり、このスキャン回路は
ある程度の速いスピードが要求される。例えばラインセ
ンサのエレメント数が1000で、読み出しサイクルが
1msecとすると、スキャン・スピードは1MHzである。
このため、スキャン回路には高速で動作可能なシフトレ
ジスタと、それを構成するトランジスタが要求される。
【0024】図8は本発明の実施例においてCMOS
(相補型MOSトランジスタ)構成のスキャン回路の一
例であり、ラインセンサの1エレメント分の回路構成を
示している。ここでφは正相クロック入力、Φは逆相ク
ロック入力、Dは走査データ入力、Qは走査データ出力
である。Pチャネル薄膜トランジスタ(P−TFT)9
0〜93とNチャネル薄膜トランジスタ(N−TFT)
94〜97により形成される。薄膜トランジスタ91と
94は走査データ入力Dの印加するゲート電極が共通で
あるCOSインバータ回路で、Pチャネル薄膜トランジ
スタ91と電源との間には正相クロック入力φで開閉制
御されるPチャネル薄膜トランジスタ90がトーテムポ
ール接続していると共に、Nチャネル薄膜トランジスタ
94と接地電源との間には逆相クロック入力Φで開閉制
御されるNチャネル薄膜トランジスタ95がトーテムポ
ール接続している。薄膜トランジスタ91と94の共通
ドレインには薄膜トランジスタ93と96で構成される
COSインバータ回路のゲートが接続している。Pチャ
ネル薄膜トランジスタ93と電源との間には逆相クロッ
ク入力Φで開閉制御されるPチャネル薄膜トランジスタ
92がトーテムポール接続していると共に、Nチャネル
薄膜トランジスタ96と接地電源との間には正相クロッ
ク入力φで開閉制御されるNチャネル薄膜トランジスタ
97がトーテムポール接続している。第1段目のCOS
インバータ回路(薄膜トランジスタ91と94)は正相
クロック入力φの低レベル期間(逆相クロック入力Φの
高レベル期間)で電源付勢され、逆に、第2段目のCO
Sインバータ回路(薄膜トランジスタ93と96)は正
相クロック入力φの高レベル期間(逆相クロック入力Φ
の低レベル期間)で電源付勢される。従って、走査デー
タ入力Dが入力されると、クロック入力の1周期分のパ
ルス幅のシフトパルスが走査データ出力Qから出力され
る。
(相補型MOSトランジスタ)構成のスキャン回路の一
例であり、ラインセンサの1エレメント分の回路構成を
示している。ここでφは正相クロック入力、Φは逆相ク
ロック入力、Dは走査データ入力、Qは走査データ出力
である。Pチャネル薄膜トランジスタ(P−TFT)9
0〜93とNチャネル薄膜トランジスタ(N−TFT)
94〜97により形成される。薄膜トランジスタ91と
94は走査データ入力Dの印加するゲート電極が共通で
あるCOSインバータ回路で、Pチャネル薄膜トランジ
スタ91と電源との間には正相クロック入力φで開閉制
御されるPチャネル薄膜トランジスタ90がトーテムポ
ール接続していると共に、Nチャネル薄膜トランジスタ
94と接地電源との間には逆相クロック入力Φで開閉制
御されるNチャネル薄膜トランジスタ95がトーテムポ
ール接続している。薄膜トランジスタ91と94の共通
ドレインには薄膜トランジスタ93と96で構成される
COSインバータ回路のゲートが接続している。Pチャ
ネル薄膜トランジスタ93と電源との間には逆相クロッ
ク入力Φで開閉制御されるPチャネル薄膜トランジスタ
92がトーテムポール接続していると共に、Nチャネル
薄膜トランジスタ96と接地電源との間には正相クロッ
ク入力φで開閉制御されるNチャネル薄膜トランジスタ
97がトーテムポール接続している。第1段目のCOS
インバータ回路(薄膜トランジスタ91と94)は正相
クロック入力φの低レベル期間(逆相クロック入力Φの
高レベル期間)で電源付勢され、逆に、第2段目のCO
Sインバータ回路(薄膜トランジスタ93と96)は正
相クロック入力φの高レベル期間(逆相クロック入力Φ
の低レベル期間)で電源付勢される。従って、走査デー
タ入力Dが入力されると、クロック入力の1周期分のパ
ルス幅のシフトパルスが走査データ出力Qから出力され
る。
【0025】図9は図8のCMOS薄膜トランジスタの
半導体構造を示す。この半導体構造においては、基板1
00上に第1層目のシリコン薄膜101を形成後、ゲー
ト酸化膜102を形成し、この後ゲート電極103を形
成する。次に、Pチャネル薄膜トランジスタ104側に
はボロンイオンを、Nチャネル薄膜トランジスタ105
側にはリン又はヒ素イオンを打込むと、各々の薄膜トラ
ンジスタがセルフアラインンで形成される。このように
CMOS薄膜トランジスタ(TFT)の場合、従来の単
結晶ウェハによるイメージセンサに比し、単にイオン打
込み工程を1回のみ追加すると、モノチャネルデバイス
(N−MOS又はP−MOS)からCMOSができるこ
とが大きな特徴である。これは1つにはチャネル領域が
P型でもN型でも不純物を含まない真性半導体領域を共
通に用いていることによる。
半導体構造を示す。この半導体構造においては、基板1
00上に第1層目のシリコン薄膜101を形成後、ゲー
ト酸化膜102を形成し、この後ゲート電極103を形
成する。次に、Pチャネル薄膜トランジスタ104側に
はボロンイオンを、Nチャネル薄膜トランジスタ105
側にはリン又はヒ素イオンを打込むと、各々の薄膜トラ
ンジスタがセルフアラインンで形成される。このように
CMOS薄膜トランジスタ(TFT)の場合、従来の単
結晶ウェハによるイメージセンサに比し、単にイオン打
込み工程を1回のみ追加すると、モノチャネルデバイス
(N−MOS又はP−MOS)からCMOSができるこ
とが大きな特徴である。これは1つにはチャネル領域が
P型でもN型でも不純物を含まない真性半導体領域を共
通に用いていることによる。
【0026】ところで、薄膜トランジスタをアナログス
イッチとして用いた場合、薄膜トランジスタのオン電流
は大きく、オフ電流は小さくしなくてはならない。一
方、駆動回路を薄膜トランジスタのCMOS回路とした
場合には、その薄膜トランジスタのオン電流は大きくな
ければならないが、オフ電流はある程度大きくなっても
構わない。このため、製造プロセス上の利点をも考慮す
ると、薄膜トランジスタのCMOS回路を駆動回路とし
て用いることが好適である。ここで、薄膜トランジスタ
のチャネル領域の不純物濃度がゼロの場合に、ゲート・
ソース間電圧がゼロのときオン電流が最小となる。その
不純物濃度がP型に傾いてもN型に傾いても、オフ電流
は増加する。チャネル領域を真性としない場合には製造
上若干のPNバラツキによりオフ電流の増加が生じる
が、本例のように、チャネル領域を不純物ドープのない
真性領域として設定することによってオフ電流を最小に
することができる。
イッチとして用いた場合、薄膜トランジスタのオン電流
は大きく、オフ電流は小さくしなくてはならない。一
方、駆動回路を薄膜トランジスタのCMOS回路とした
場合には、その薄膜トランジスタのオン電流は大きくな
ければならないが、オフ電流はある程度大きくなっても
構わない。このため、製造プロセス上の利点をも考慮す
ると、薄膜トランジスタのCMOS回路を駆動回路とし
て用いることが好適である。ここで、薄膜トランジスタ
のチャネル領域の不純物濃度がゼロの場合に、ゲート・
ソース間電圧がゼロのときオン電流が最小となる。その
不純物濃度がP型に傾いてもN型に傾いても、オフ電流
は増加する。チャネル領域を真性としない場合には製造
上若干のPNバラツキによりオフ電流の増加が生じる
が、本例のように、チャネル領域を不純物ドープのない
真性領域として設定することによってオフ電流を最小に
することができる。
【0027】薄膜トランジスタ(TFT)はスキャン回
路においても、スイッチングトランジスタにおいてもス
ピードが要求され、更に、トランジスタ特性を改良する
必要がある。ここで、トランジスタ部の形成プロセスの
一例として熱酸化膜をゲート絶縁膜として用いると、良
好なトランジスタ特性が得られる。第1層目のチャネル
部とソース・ドレインを構成する不純物を含まないシリ
コン薄膜を減圧CVD法により570°Cのデポジジョ
ン温度にて約2000〜5000Å形成し、パターニン
グの後、1100°C〜1150°CにてO2 雰囲気で
熱酸化工程を施すと、1500Åの良好なゲート絶縁膜
102が形成されると同時に、第1層目のシリコン薄膜
101のグレイン(結晶粒)が成長して良好な多結晶質
になる。
路においても、スイッチングトランジスタにおいてもス
ピードが要求され、更に、トランジスタ特性を改良する
必要がある。ここで、トランジスタ部の形成プロセスの
一例として熱酸化膜をゲート絶縁膜として用いると、良
好なトランジスタ特性が得られる。第1層目のチャネル
部とソース・ドレインを構成する不純物を含まないシリ
コン薄膜を減圧CVD法により570°Cのデポジジョ
ン温度にて約2000〜5000Å形成し、パターニン
グの後、1100°C〜1150°CにてO2 雰囲気で
熱酸化工程を施すと、1500Åの良好なゲート絶縁膜
102が形成されると同時に、第1層目のシリコン薄膜
101のグレイン(結晶粒)が成長して良好な多結晶質
になる。
【0028】この後、N+ ドープされた多結晶シリコン
のゲート電極を形成し、その後ゲート電極をマスクとし
てPイオンを1×1015/cm2 のドーズ量で打ち込む
と、チャネルのみ不純物がドープされない真性領域とし
て残る。この後、H2 プラズマ処理を実施すると特性が
より改良される。なお、図4,図5に示す半導体構造に
おいて、感光体膜としてアモルファスシリコンを用いる
際、水素ベースのプラズマCVDで行うと、同時にTF
TもH2 プラズマ処理が自動的に施される。また図7の
方式でも別個に行うことが可能である。
のゲート電極を形成し、その後ゲート電極をマスクとし
てPイオンを1×1015/cm2 のドーズ量で打ち込む
と、チャネルのみ不純物がドープされない真性領域とし
て残る。この後、H2 プラズマ処理を実施すると特性が
より改良される。なお、図4,図5に示す半導体構造に
おいて、感光体膜としてアモルファスシリコンを用いる
際、水素ベースのプラズマCVDで行うと、同時にTF
TもH2 プラズマ処理が自動的に施される。また図7の
方式でも別個に行うことが可能である。
【0029】図10は上記の製造工程を経て得られたN
チャネル薄膜トランジスタの特性を示すグラフである。
多結晶シリコンが半導体薄膜として用いられているの
で、チャネル・キャリア移動度は約80cm2 /V・sec
であり、単結晶シリコンの約1/5という良好な特性で
ある。また、この薄膜トランジスタを用いて構成したス
キャン回路は約2〜5MHzで動作し、十分な高速性が得
られる。またスイッチングトランジスタのスイッチング
スピードは100nsecである。
チャネル薄膜トランジスタの特性を示すグラフである。
多結晶シリコンが半導体薄膜として用いられているの
で、チャネル・キャリア移動度は約80cm2 /V・sec
であり、単結晶シリコンの約1/5という良好な特性で
ある。また、この薄膜トランジスタを用いて構成したス
キャン回路は約2〜5MHzで動作し、十分な高速性が得
られる。またスイッチングトランジスタのスイッチング
スピードは100nsecである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、薄膜ト
ランジスタからなるCMOS回路でドライバ回路を構成
し、そのP型及びN型薄膜トランジスタの多結晶半導体
薄膜におけるチャネル領域を、共に不純物のドープされ
ない真性領域として設定した点に特徴を有するものであ
るので、次の効果を奏する。
ランジスタからなるCMOS回路でドライバ回路を構成
し、そのP型及びN型薄膜トランジスタの多結晶半導体
薄膜におけるチャネル領域を、共に不純物のドープされ
ない真性領域として設定した点に特徴を有するものであ
るので、次の効果を奏する。
【0031】 薄膜トランジスタの電圧増幅率は一般
に小さいが、CMOS構成であるので、駆動出力の電圧
振幅を必ず電源電圧幅とすることができ、しかも電圧振
幅のバラツキを無くすことができる。このためノイズマ
ージンが大きくなる。これにより集積回路パターンに些
細な欠陥があっても回路動作は確実にできるので、歩留
まりの向上を図ることができる。
に小さいが、CMOS構成であるので、駆動出力の電圧
振幅を必ず電源電圧幅とすることができ、しかも電圧振
幅のバラツキを無くすことができる。このためノイズマ
ージンが大きくなる。これにより集積回路パターンに些
細な欠陥があっても回路動作は確実にできるので、歩留
まりの向上を図ることができる。
【0032】 また、電圧振幅のバラツキを除去でき
るので、ドライバ回路として例えば固体イメージセンサ
の走査回路に適用した場合でも、固定パターン雑音の発
生を抑制することができる。
るので、ドライバ回路として例えば固体イメージセンサ
の走査回路に適用した場合でも、固定パターン雑音の発
生を抑制することができる。
【0033】 ソース,ドレイン及びチャネル領域は
多結晶シリコン薄膜で形成されているので、その結晶性
の不揃いは若干あるものの、アモルファスの場合に比し
て結晶の不揃いは無く、温度変化による電気的特性の変
化を抑制できる。また、貫通電流が流れないレシオレス
回路で駆動回路が構成されているので、直流的な消費電
流が流れず、消費電力は非常に小さい。このために上記
の温度変化も抑制できる。特に、チャネル領域を不純物
がドープされない真性領域としてあるので、オフ電流は
最小に設定されている。この結果、熱伝導性の悪い絶縁
物の上に薄膜トランジスタを構成した場合であっても、
温度上昇が起こり難いので、電気的特性が不具合に変化
せず、回路が動作不能に陥ることがなく、信頼性を高め
ることができる。
多結晶シリコン薄膜で形成されているので、その結晶性
の不揃いは若干あるものの、アモルファスの場合に比し
て結晶の不揃いは無く、温度変化による電気的特性の変
化を抑制できる。また、貫通電流が流れないレシオレス
回路で駆動回路が構成されているので、直流的な消費電
流が流れず、消費電力は非常に小さい。このために上記
の温度変化も抑制できる。特に、チャネル領域を不純物
がドープされない真性領域としてあるので、オフ電流は
最小に設定されている。この結果、熱伝導性の悪い絶縁
物の上に薄膜トランジスタを構成した場合であっても、
温度上昇が起こり難いので、電気的特性が不具合に変化
せず、回路が動作不能に陥ることがなく、信頼性を高め
ることができる。
【0034】 更にまた、N型及びP型の薄膜トラン
ジスタのチャネル領域は共に不純物がドープされない真
性半導体領域としてあるので、自己整合的に薄膜トラン
ジスタを製造でき、製造コストの低減化を図ることがで
きる。そして、負荷素子と駆動素子との電気的分離が不
要であり、加えて1回の選択的イオン打ち込みの打ち分
けマスクを必要とするだけであるのでレイアウトフリー
であり、集積密度を高めることができる。
ジスタのチャネル領域は共に不純物がドープされない真
性半導体領域としてあるので、自己整合的に薄膜トラン
ジスタを製造でき、製造コストの低減化を図ることがで
きる。そして、負荷素子と駆動素子との電気的分離が不
要であり、加えて1回の選択的イオン打ち込みの打ち分
けマスクを必要とするだけであるのでレイアウトフリー
であり、集積密度を高めることができる。
【図1】参考例としてラインセンサの全体構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1の具体的回路図である。
【図3】図1のラインセンサの各部の動作波形を示す波
形図である。
形図である。
【図4】図1のラインセンサにおけるスイッチング回路
と感光セル部の半導体構造を示し、(ロ)は平面図で、
(イ)は(ロ)のAB線に沿って切断した状態を示す断
面図である。
と感光セル部の半導体構造を示し、(ロ)は平面図で、
(イ)は(ロ)のAB線に沿って切断した状態を示す断
面図である。
【図5】図1のラインセンサにおけるスイッチング回路
と感光セル部の別の半導体構造を示し、(ロ)は平面図
で、(イ)は(ロ)のCD線に沿って切断した状態を示
す断面図である。
と感光セル部の別の半導体構造を示し、(ロ)は平面図
で、(イ)は(ロ)のCD線に沿って切断した状態を示
す断面図である。
【図6】図1のラインセンサにおけるスイッチング回路
と感光セル部の更に別の構成例を示す回路図である。
と感光セル部の更に別の構成例を示す回路図である。
【図7】図6の回路構成を実現した半導体構造を示し、
(ロ)は平面図で、(イ)は(ロ)のEF線に沿って切
断した状態を示す断面図である。
(ロ)は平面図で、(イ)は(ロ)のEF線に沿って切
断した状態を示す断面図である。
【図8】本発明の実施例において、CMOS(相補型M
OSトランジスタ)構成のスキャン回路の一例であり、
ラインセンサの1エレメント分を示す回路図である。
OSトランジスタ)構成のスキャン回路の一例であり、
ラインセンサの1エレメント分を示す回路図である。
【図9】図8におけるCMOS薄膜トランジスタの半導
体構造を示す断面図である。
体構造を示す断面図である。
【図10】本発明の実施例に用いたNチャネル薄膜トラ
ンジスタの特性例を示すグラフである。
ンジスタの特性例を示すグラフである。
【図11】アモルファスシリコンを用いた感光体層の光
特性を示すグラフである。
特性を示すグラフである。
【図12】薄膜トランジスタを感光体として用いる場合
の光特性を示すグラフである。
の光特性を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/335 Z
Claims (1)
- 【請求項1】P型絶縁ゲート型電界効果トランジスタと
N型絶縁ゲート型電界効果トランジスタとからなる相補
型トランジスタを用いたドライバ回路において、該P型
絶縁ゲート型電界効果トランジスタ及び該N型絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタは共に絶縁物上の多結晶シリ
コン薄膜に形成されたソース,ドレイン及びチャネル領
域からなる薄膜トランジスタであって、そのP型薄膜ト
ランジスタのソース及びドレイン領域はP型不純物のド
ープ領域であると共に、そのN型薄膜トランジスタのソ
ース及びドレイン領域はN型不純物のドープ領域であ
り、該P型薄膜トランジスタ及び該N型薄膜トランジス
タのチャネル領域は不純物がドープされない真性半導体
領域であることを特徴とする相補型トランジスタを用い
たドライバ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4097890A JPH07109890B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 相補型トランジスタを用いたドライバ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4097890A JPH07109890B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 相補型トランジスタを用いたドライバ回路 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58059020A Division JPH0612811B2 (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 光電変換装置の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05145053A JPH05145053A (ja) | 1993-06-11 |
| JPH07109890B2 true JPH07109890B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=14204353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4097890A Expired - Lifetime JPH07109890B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 相補型トランジスタを用いたドライバ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07109890B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP4097890A patent/JPH07109890B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05145053A (ja) | 1993-06-11 |
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