JPH07110097B2 - 電線保持具 - Google Patents
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- JPH07110097B2 JPH07110097B2 JP29957689A JP29957689A JPH07110097B2 JP H07110097 B2 JPH07110097 B2 JP H07110097B2 JP 29957689 A JP29957689 A JP 29957689A JP 29957689 A JP29957689 A JP 29957689A JP H07110097 B2 JPH07110097 B2 JP H07110097B2
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- Electric Cable Installation (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電線または電線管を下水管、特に小口径の下
水管内に保持するための保持具に関する。
水管内に保持するための保持具に関する。
[従来の技術] 従来、下水管内に電線を敷設することが行なわれてい
る。電線は、前記下水管を構成するコンクリート管の頂
部近傍に穿設した孔に接着剤とともに部分的に挿入して
固定したフックに引掛けられ、これにより、前記下水管
内に保持される。
る。電線は、前記下水管を構成するコンクリート管の頂
部近傍に穿設した孔に接着剤とともに部分的に挿入して
固定したフックに引掛けられ、これにより、前記下水管
内に保持される。
[発明が解決しようとする課題] ところで、コンクリート管から成る下水管では、これが
老朽管である場合には特に、穿孔によってクラックが生
じ、あるいは下水管の内面が剥落するおそれがあり、こ
れによって漏水等を生じ、下水管としての本来の機能が
損なわれるおそれがある。
老朽管である場合には特に、穿孔によってクラックが生
じ、あるいは下水管の内面が剥落するおそれがあり、こ
れによって漏水等を生じ、下水管としての本来の機能が
損なわれるおそれがある。
また、下水管には一般に多数の取付管が接続されている
が、前記取付管の接続位置の近傍は前記取付管の接続の
際に生じることがあるクラックの存在を考慮して、前記
接続位置近傍には前記フックは取付けられない。このた
めに、電線が前記下水管内を蛇行して伸びることを余儀
なくされるという問題がある。
が、前記取付管の接続位置の近傍は前記取付管の接続の
際に生じることがあるクラックの存在を考慮して、前記
接続位置近傍には前記フックは取付けられない。このた
めに、電線が前記下水管内を蛇行して伸びることを余儀
なくされるという問題がある。
本発明の目的は、下水管内への電線または電線管の敷設
に際して、前記下水管への穿孔を不要にすることにあ
る。
に際して、前記下水管への穿孔を不要にすることにあ
る。
また、本発明の他の目的は、下水管に電線または電線間
を確実に保持することにある。
を確実に保持することにある。
さらに、本発明の他の目的は、下水管に取り付けられて
いる取付管の接続位置の近傍に電線または電線管を配置
可能とすることにある。
いる取付管の接続位置の近傍に電線または電線管を配置
可能とすることにある。
[課題を解決するための手段、発明の作用および効果] 本発明に係る、下水管内に電線または電線を収容する管
である電線管を保持するための保持具は、放射方向への
力を受けて円形状に拡開しかつ前記下水管の周方向に関
して該下水管の内面の全部に当接する本体と、前記本体
の内方に設けられ電線または電線管を通すことができる
保持部とを有する。
である電線管を保持するための保持具は、放射方向への
力を受けて円形状に拡開しかつ前記下水管の周方向に関
して該下水管の内面の全部に当接する本体と、前記本体
の内方に設けられ電線または電線管を通すことができる
保持部とを有する。
本発明によれば、下水管内に敷設される電線(または電
線が通される電線管)の保持具は、未拡開状態では下水
管の内径より小径であることから、前記下水管内を運搬
することができる。前記保持具はその本体を拡開させて
これを前記下水管の内面の周方向に関する全部に当接さ
せることにより、前記下水管に強固に、すなわち前記下
水管の周方向および軸線方向に移動しないように固定す
ることができ、これにより、前記電線または電線管を下
水管内に確実に保持することができる。
線が通される電線管)の保持具は、未拡開状態では下水
管の内径より小径であることから、前記下水管内を運搬
することができる。前記保持具はその本体を拡開させて
これを前記下水管の内面の周方向に関する全部に当接さ
せることにより、前記下水管に強固に、すなわち前記下
水管の周方向および軸線方向に移動しないように固定す
ることができ、これにより、前記電線または電線管を下
水管内に確実に保持することができる。
前記電線または電線管を前記下水道管に当接し、摩擦係
合する保持具をもって前記下水管内に保持する結果、前
記従来の敷設方法に不可欠であった下水管への穿孔とこ
れによって前記下水管に生じるおそれのあるクラックの
発生およびこれに伴なう漏水とを回避することができ
る。前記保持具は、前記したように、摩擦力によって前
記下水管に固定され、固定のための穿孔の必要がないこ
とから、取付管の接合箇所近傍に前記保持具を配置する
ことができ、これにより、従来回避されていた前記取付
管の接合箇所近傍における電線の保持を可能にする。
合する保持具をもって前記下水管内に保持する結果、前
記従来の敷設方法に不可欠であった下水管への穿孔とこ
れによって前記下水管に生じるおそれのあるクラックの
発生およびこれに伴なう漏水とを回避することができ
る。前記保持具は、前記したように、摩擦力によって前
記下水管に固定され、固定のための穿孔の必要がないこ
とから、取付管の接合箇所近傍に前記保持具を配置する
ことができ、これにより、従来回避されていた前記取付
管の接合箇所近傍における電線の保持を可能にする。
前記電線または電線管の保持具として、前記本体に接し
てこれを取り巻く止水性および弾性を有するスリーブを
有するものを使用することができる。これによれば、前
記下水管の老朽による漏水箇所にこの保持具を配置して
前記スリーブで前記漏水箇所を覆い、漏水を止めること
ができる。
てこれを取り巻く止水性および弾性を有するスリーブを
有するものを使用することができる。これによれば、前
記下水管の老朽による漏水箇所にこの保持具を配置して
前記スリーブで前記漏水箇所を覆い、漏水を止めること
ができる。
前記のいずれの場合においても、予め下水管にその内周
面に開放する環状溝を設けておき、前記保持具を設置す
る際にその本体または該本体と前記スリーブとを前記環
状溝に嵌合させかつ前記本体または前記スリーブを前記
下水管に当接させることにより、前記保持具を前記下水
管内により強固に固定することができる。
面に開放する環状溝を設けておき、前記保持具を設置す
る際にその本体または該本体と前記スリーブとを前記環
状溝に嵌合させかつ前記本体または前記スリーブを前記
下水管に当接させることにより、前記保持具を前記下水
管内により強固に固定することができる。
前記保持具は、その本体を、円形状に湾曲され互いに重
なり合う一端部および該一端部の内方側に位置する他端
部を有する帯状部材と、前記一端部の内方側に設けら
れ、前記他端部の先端が係合可能である爪とで構成する
ことができる。この場合、前記保持部は前記帯状部材の
前記他端部の内方側に設けられる。前記帯状部材の内部
に例えば膨張可能の袋体、ジャッキ等を配置し、これを
膨張させることにより前記帯状部材に対して放射方向力
を及ぼすことができ、これにより、円形状の前記帯状部
材を拡開させて大径にすることができる。前記放射方向
力の付与の間、前記帯状部材の両端部は互いに逆方向へ
移動し、前記他端部が前記爪を通過した後、前記放射方
向力を解除すると、弾性のために前記両端部が反対方向
へ移動し、前記他端部は前記爪に係止する。その結果、
前記帯状部材の拡開状態が維持される。
なり合う一端部および該一端部の内方側に位置する他端
部を有する帯状部材と、前記一端部の内方側に設けら
れ、前記他端部の先端が係合可能である爪とで構成する
ことができる。この場合、前記保持部は前記帯状部材の
前記他端部の内方側に設けられる。前記帯状部材の内部
に例えば膨張可能の袋体、ジャッキ等を配置し、これを
膨張させることにより前記帯状部材に対して放射方向力
を及ぼすことができ、これにより、円形状の前記帯状部
材を拡開させて大径にすることができる。前記放射方向
力の付与の間、前記帯状部材の両端部は互いに逆方向へ
移動し、前記他端部が前記爪を通過した後、前記放射方
向力を解除すると、弾性のために前記両端部が反対方向
へ移動し、前記他端部は前記爪に係止する。その結果、
前記帯状部材の拡開状態が維持される。
また、前記保持具の本体を、蝶形に折り畳まれた、互い
に連なる6つの円弧部または互いにヒンジ結合された6
つの弧状のセグメントから成るリング部材で構成するこ
とができる。下水管内で前記リング部材に放射方向力を
与えることにより、前記リング部材を最も安定した状態
である円形の拡開状態に変化させ、これを維持すること
ができる。
に連なる6つの円弧部または互いにヒンジ結合された6
つの弧状のセグメントから成るリング部材で構成するこ
とができる。下水管内で前記リング部材に放射方向力を
与えることにより、前記リング部材を最も安定した状態
である円形の拡開状態に変化させ、これを維持すること
ができる。
前記保持部は前記本体に固定された管またはフックで構
成することができる。あるいは、また、前記本体に一対
の平行な切込みを設け、前記切込み間の部分を前記本体
の内方に押し出し、変形させて構成することができる。
成することができる。あるいは、また、前記本体に一対
の平行な切込みを設け、前記切込み間の部分を前記本体
の内方に押し出し、変形させて構成することができる。
[実施例] 第1図を参照すると、下水管C(第5図、6図および8
図)内に電線L(第13図〜16図)、または、前記電線を
収容するための金属管、プラスチック製の管、可撓性を
有する管等から成る電線管(図示せず)を敷設するため
に用いられる、前記電線または電線管のための保持具10
の一例が示されている。本発明が対象とする下水管Cは
既設管および新設管のいずれであってもよく、また、コ
ンクリート製、金属製、プラスチック製等、その材質を
問わない。但し、図示の下水管Cはコンクリート製の管
である。
図)内に電線L(第13図〜16図)、または、前記電線を
収容するための金属管、プラスチック製の管、可撓性を
有する管等から成る電線管(図示せず)を敷設するため
に用いられる、前記電線または電線管のための保持具10
の一例が示されている。本発明が対象とする下水管Cは
既設管および新設管のいずれであってもよく、また、コ
ンクリート製、金属製、プラスチック製等、その材質を
問わない。但し、図示の下水管Cはコンクリート製の管
である。
保持具10は、放射方向への力を受けて円形状に拡開しか
つ拡開状態を維持可能の本体12と、本体12の内方に設け
られた、前記電線または電線管を保持するための保持部
14とを有する。
つ拡開状態を維持可能の本体12と、本体12の内方に設け
られた、前記電線または電線管を保持するための保持部
14とを有する。
図示の本体12は、円形状に湾曲された金属製、プラスチ
ック製等の帯状部材16と、帯状部材16に設けられた爪18
(第2図,3図参照)とから成る。帯状部材16は互いに重
なり合う一端部16aおよび該一端部の内方側に位置する
他端部16bを有する。爪18は前記帯状部材の一端部16aの
内方側にあって、前記帯状部材の他端部16bの先端が係
止可能である。図示の爪18は、前記帯状部材の一端部16
aにコ字形の切込みを入れ、前記切込みで囲まれた部分
を内方側へ押し出すことによって形成され、一端部16a
の先端の側に開放している。爪18は、図示の例に代え
て、例えばクランク状に折り曲げられた板部材であって
帯状部材16に溶接された板部材で構成することができ
る。
ック製等の帯状部材16と、帯状部材16に設けられた爪18
(第2図,3図参照)とから成る。帯状部材16は互いに重
なり合う一端部16aおよび該一端部の内方側に位置する
他端部16bを有する。爪18は前記帯状部材の一端部16aの
内方側にあって、前記帯状部材の他端部16bの先端が係
止可能である。図示の爪18は、前記帯状部材の一端部16
aにコ字形の切込みを入れ、前記切込みで囲まれた部分
を内方側へ押し出すことによって形成され、一端部16a
の先端の側に開放している。爪18は、図示の例に代え
て、例えばクランク状に折り曲げられた板部材であって
帯状部材16に溶接された板部材で構成することができ
る。
帯状部材16は適当な拡開手段、例えば膨張および収縮可
能の袋体52(第13図)、液圧ジャッキ(図示せず)等を
介してこれに放射方向力が及ぼされると、両端部16a,16
bが互いに接触しながら逆向きに移動し、帯状部材16の
直径は増大する。他端部16bが爪18に乗り上げ、次いで
一端部16aに再び接した後、前記放射方向力を解除する
と、帯状部材16の弾性のために他端部16bは一端部16aの
案内下で反対方向へ移動し、その先端の一部が爪18と一
端部16aとの間に受け入れられ、爪18に突き当たる。そ
の結果、他端部16bは爪18に係止され、これにより、帯
状部材16はその拡開状態を維持される。拡開状態におけ
る帯状部材16の外径は前記下水管の内径にほぼ等しいよ
うに予め設定される(第5図参照)。これにより、帯状
部材16は前記下水管の周方向に関して該下水管の内面の
全部に接し、このため、保持具10は前記下水管の軸線の
周りに回転しないようにまた軸線方向へ移動しないよう
に前記下水管に固定される。
能の袋体52(第13図)、液圧ジャッキ(図示せず)等を
介してこれに放射方向力が及ぼされると、両端部16a,16
bが互いに接触しながら逆向きに移動し、帯状部材16の
直径は増大する。他端部16bが爪18に乗り上げ、次いで
一端部16aに再び接した後、前記放射方向力を解除する
と、帯状部材16の弾性のために他端部16bは一端部16aの
案内下で反対方向へ移動し、その先端の一部が爪18と一
端部16aとの間に受け入れられ、爪18に突き当たる。そ
の結果、他端部16bは爪18に係止され、これにより、帯
状部材16はその拡開状態を維持される。拡開状態におけ
る帯状部材16の外径は前記下水管の内径にほぼ等しいよ
うに予め設定される(第5図参照)。これにより、帯状
部材16は前記下水管の周方向に関して該下水管の内面の
全部に接し、このため、保持具10は前記下水管の軸線の
周りに回転しないようにまた軸線方向へ移動しないよう
に前記下水管に固定される。
保持部14は前記帯状部材の他端部16bの内方側に設けら
れている。図示の保持部14は、帯状部材16と同じ材料で
形成された管から成り、帯状部材16の軸線方向に向けて
配置されかつ帯状部材16に溶接されている。前記電線ま
たは電線管は前記管に通されてこれに保持される。保持
部14を前記管で構成することに代えて、例えばフック
(第2図)とし、あるいは、帯状部材16にその周方向に
伸びる一対の平行な切込みを設け、前記切込み間の部分
を帯状部材16内方に押し出し、変形させて成るもの(第
3図)とすることができる。あるいは、さらに、後述す
るリング部材22に設けられているように、リング部材22
の軸線方向に伸びる、ハット形断面形状部材で構成する
ことができる。
れている。図示の保持部14は、帯状部材16と同じ材料で
形成された管から成り、帯状部材16の軸線方向に向けて
配置されかつ帯状部材16に溶接されている。前記電線ま
たは電線管は前記管に通されてこれに保持される。保持
部14を前記管で構成することに代えて、例えばフック
(第2図)とし、あるいは、帯状部材16にその周方向に
伸びる一対の平行な切込みを設け、前記切込み間の部分
を帯状部材16内方に押し出し、変形させて成るもの(第
3図)とすることができる。あるいは、さらに、後述す
るリング部材22に設けられているように、リング部材22
の軸線方向に伸びる、ハット形断面形状部材で構成する
ことができる。
第4図に保持具10の本体12の他の例を示す。この例の本
体12は、蝶形に折り畳まれた、互いに連なる6つの円弧
部20を有するリング部材22から成る。6つの円弧部20
は、第4図でみて上方位置、下方位置、および中間位置
に設けられリング部材22の軸線方向に伸びる三対の切欠
き24によって区画され、上方および下方の各位置におけ
る各対の切欠き24はリング部材22の外面に開放し、中間
位置の一対の切欠き24はリング部材22の内面に開放して
いる。このために、前記中間位置の一対の切欠き24に沿
って二対の円弧部20が内方に折り畳まれる。互いに連な
る前記円弧部とすることに代えて、互いにヒンジ結合さ
れた6つの弧状のセグメントから成るリング部材(図示
せず)で構成してもよい。リング部材22に放射方向力を
与えると、リング部材22は円形の拡開状態に変化する
(第6図参照)。前記円形の拡開状態は最も安定した状
態であり、したがって、この状態は求心方向力を及ぼさ
ない限り維持される。リング部材22もまたその外径が前
記下水管の内径にほぼ等しいように予め設定され、した
がって、拡開したリング部材22は前記下水管に接するこ
とができる。
体12は、蝶形に折り畳まれた、互いに連なる6つの円弧
部20を有するリング部材22から成る。6つの円弧部20
は、第4図でみて上方位置、下方位置、および中間位置
に設けられリング部材22の軸線方向に伸びる三対の切欠
き24によって区画され、上方および下方の各位置におけ
る各対の切欠き24はリング部材22の外面に開放し、中間
位置の一対の切欠き24はリング部材22の内面に開放して
いる。このために、前記中間位置の一対の切欠き24に沿
って二対の円弧部20が内方に折り畳まれる。互いに連な
る前記円弧部とすることに代えて、互いにヒンジ結合さ
れた6つの弧状のセグメントから成るリング部材(図示
せず)で構成してもよい。リング部材22に放射方向力を
与えると、リング部材22は円形の拡開状態に変化する
(第6図参照)。前記円形の拡開状態は最も安定した状
態であり、したがって、この状態は求心方向力を及ぼさ
ない限り維持される。リング部材22もまたその外径が前
記下水管の内径にほぼ等しいように予め設定され、した
がって、拡開したリング部材22は前記下水管に接するこ
とができる。
リング部材22および保持部14の一例である前記ハット形
断面形状部材はともに同一の材料、例えば金属またはプ
ラスチック材料で形成される。前記ハット形断面形状部
材はリング部材22の内面に溶接により固定することがで
きる。
断面形状部材はともに同一の材料、例えば金属またはプ
ラスチック材料で形成される。前記ハット形断面形状部
材はリング部材22の内面に溶接により固定することがで
きる。
さらに、第7図および第8図を参照すると、保持具10と
して、本体12(図示の例では第3図に示すと同様の帯状
部材16)に接してこれを取り巻く止水性および弾性を有
するスリーブ26を有するものとすることができる。スリ
ーブ26を備える保持具10によれば、本体12を拡開させて
スリーブ26を下水管Cのクラック発生部位に押し付けか
つ該部位を覆うことができ、これにより、前記部位から
の漏水を防止することができる。
して、本体12(図示の例では第3図に示すと同様の帯状
部材16)に接してこれを取り巻く止水性および弾性を有
するスリーブ26を有するものとすることができる。スリ
ーブ26を備える保持具10によれば、本体12を拡開させて
スリーブ26を下水管Cのクラック発生部位に押し付けか
つ該部位を覆うことができ、これにより、前記部位から
の漏水を防止することができる。
次に、第9図〜第16図を参照して、作業者が入ることが
できない小口径の下水管に適用された、保持具10を用い
ての電線敷設方法を説明する。
できない小口径の下水管に適用された、保持具10を用い
ての電線敷設方法を説明する。
この敷設方法は、基本的に、保持具10の保持部14に電線
Lを保持させ、保持具10を互いに接続された複数の下水
管Cの内部に配置し(第13図)、その後、保持具10の本
体12が下水管Cに当接するまで本体12を円形状に拡開さ
せる(第14図)ことから成る。
Lを保持させ、保持具10を互いに接続された複数の下水
管Cの内部に配置し(第13図)、その後、保持具10の本
体12が下水管Cに当接するまで本体12を円形状に拡開さ
せる(第14図)ことから成る。
しかし、下水管Cが既設管である図示の例の場合には、
予め下水管Cの内周面の汚れを除去するため、第9図に
示すように、例えば高圧水を噴射し、その推力で前進可
能の洗浄機30を下水管Cに通し、その周面を洗浄するこ
とが望ましい。図示の例では、洗浄機30は一対のマンホ
ールMうちの一方(図中、右方のマンホール)から下水
管C内に挿入され、地上の高圧水供給車32からの高圧水
の供給を受けながら他方のマンホールM(左方のマンホ
ール)まで移動する。
予め下水管Cの内周面の汚れを除去するため、第9図に
示すように、例えば高圧水を噴射し、その推力で前進可
能の洗浄機30を下水管Cに通し、その周面を洗浄するこ
とが望ましい。図示の例では、洗浄機30は一対のマンホ
ールMうちの一方(図中、右方のマンホール)から下水
管C内に挿入され、地上の高圧水供給車32からの高圧水
の供給を受けながら他方のマンホールM(左方のマンホ
ール)まで移動する。
さらに、第10図に示すように、両マンホールM間におい
て、下水管C内を自走可能のテレビカメラ36で清掃済み
の下水管Cの周面を撮影し、クラック発生箇所38の有無
を確認しておくことが望ましい。下水管C内の情況は、
動力車40に電気的に接続されたテレビ受信車42において
観察することができる。
て、下水管C内を自走可能のテレビカメラ36で清掃済み
の下水管Cの周面を撮影し、クラック発生箇所38の有無
を確認しておくことが望ましい。下水管C内の情況は、
動力車40に電気的に接続されたテレビ受信車42において
観察することができる。
次に、第11図に示すように、下水管Cの内周面に該下水
管の軸線方向に互いに間隔をおいて、保持具10を受け入
れ可能の、例えば保持具の本体12の幅寸法よりわずかに
大きい幅寸法を有しかつ本体の厚さ寸法よりわずかに大
きい深さ寸法を有する複数の環状溝44を形成する。図示
の例では、環状溝44が下水管Cの接続箇所に形成されて
いるが、それ以外の箇所に形成してもよい。環状溝44は
クラック発生箇所38を含む領域にも形成する。環状溝44
は、円盤状の回転グラインダを有する研削装置46を用い
て形成することができる。研削装置46は、ロープ48,50
を介して、テレビカメラ36と前記他方のマンホールMの
上部に設置されたウインチ49とに連結されている。研削
装置46はテレビカメラ36の牽引で所定の位置まで移動さ
れる。研削装置46による研削作業は、研削位置をテレビ
カメラ36で撮影し、これを監視しながら遠隔的に行なう
ことができる。ウインチ48は、環状溝44の形成後、テレ
ビカメラ36から切り離された研削装置46を撤去するため
に使用される。
管の軸線方向に互いに間隔をおいて、保持具10を受け入
れ可能の、例えば保持具の本体12の幅寸法よりわずかに
大きい幅寸法を有しかつ本体の厚さ寸法よりわずかに大
きい深さ寸法を有する複数の環状溝44を形成する。図示
の例では、環状溝44が下水管Cの接続箇所に形成されて
いるが、それ以外の箇所に形成してもよい。環状溝44は
クラック発生箇所38を含む領域にも形成する。環状溝44
は、円盤状の回転グラインダを有する研削装置46を用い
て形成することができる。研削装置46は、ロープ48,50
を介して、テレビカメラ36と前記他方のマンホールMの
上部に設置されたウインチ49とに連結されている。研削
装置46はテレビカメラ36の牽引で所定の位置まで移動さ
れる。研削装置46による研削作業は、研削位置をテレビ
カメラ36で撮影し、これを監視しながら遠隔的に行なう
ことができる。ウインチ48は、環状溝44の形成後、テレ
ビカメラ36から切り離された研削装置46を撤去するため
に使用される。
その後、研削くずを除去するため、好ましくは下水管C
内を洗浄機30を用いて洗浄する(第12図)。
内を洗浄機30を用いて洗浄する(第12図)。
次に、第13図に示すように、拡開機52を前記他方のマン
ホールMから下水管C内に降し、待機させておく。拡開
機52は地上の動力車40からの圧縮空気の供給を受けて膨
張する、下水管Cの軸線方向に向けられた円筒形の袋体
を有する。拡開機52は、また、その牽引および監視のた
めにテレビカメラ36にロープ53で連結されている。その
後、必要数の保持具10を前記他方のマンホールMから下
水管C内に降し、地上のリール54に巻かれた電線Lを全
保持具10の保持部14に通すとともに、一つの保持具10を
これが拡開機52の袋体を取り囲むように拡開機52に載せ
る。これにより、保持具10はその軸線が下水管Cの軸線
と平行になるようにおかれる。また、このとき、電線L
が下水管Cの頂部近傍に位置することとなるように、保
持具10の保持部を上方に位置させる。保持具10の設置区
間に漏水箇所38があるときは、前記スリーブ26を有する
保持具10(第7図)が準備される。
ホールMから下水管C内に降し、待機させておく。拡開
機52は地上の動力車40からの圧縮空気の供給を受けて膨
張する、下水管Cの軸線方向に向けられた円筒形の袋体
を有する。拡開機52は、また、その牽引および監視のた
めにテレビカメラ36にロープ53で連結されている。その
後、必要数の保持具10を前記他方のマンホールMから下
水管C内に降し、地上のリール54に巻かれた電線Lを全
保持具10の保持部14に通すとともに、一つの保持具10を
これが拡開機52の袋体を取り囲むように拡開機52に載せ
る。これにより、保持具10はその軸線が下水管Cの軸線
と平行になるようにおかれる。また、このとき、電線L
が下水管Cの頂部近傍に位置することとなるように、保
持具10の保持部を上方に位置させる。保持具10の設置区
間に漏水箇所38があるときは、前記スリーブ26を有する
保持具10(第7図)が準備される。
第14図に示すように、保持具10は前記一方のマンホール
Mの側から前記他方のマンホールMの側に向けて順次に
環状溝44に設置される。より詳細には、一の保持具10が
載置された拡開機52はテレビカメラ36で図上を右方に牽
引され、これにより、保持具10が所定の環状溝44の形成
位置、すなわち環状溝44が取り囲む空間に配置される。
次いで、空間管56を介しての圧縮空気の供給により、保
持具10の前記本体が拡開され、その結果、直径が増大し
た前記本体は環状溝44に嵌まり、前記本体または前記ス
リーブが下水管Cの環状溝44を規定する周面に接する。
一の保持具10の設置後、拡開機52の前記袋体から空気を
抜き、ウインチ48の操作により、拡開機52とテレビカメ
ラ36とを図上を左方に牽引する。その後、前記動作を繰
り返して全保持具10の設置を完了する。
Mの側から前記他方のマンホールMの側に向けて順次に
環状溝44に設置される。より詳細には、一の保持具10が
載置された拡開機52はテレビカメラ36で図上を右方に牽
引され、これにより、保持具10が所定の環状溝44の形成
位置、すなわち環状溝44が取り囲む空間に配置される。
次いで、空間管56を介しての圧縮空気の供給により、保
持具10の前記本体が拡開され、その結果、直径が増大し
た前記本体は環状溝44に嵌まり、前記本体または前記ス
リーブが下水管Cの環状溝44を規定する周面に接する。
一の保持具10の設置後、拡開機52の前記袋体から空気を
抜き、ウインチ48の操作により、拡開機52とテレビカメ
ラ36とを図上を左方に牽引する。その後、前記動作を繰
り返して全保持具10の設置を完了する。
その後、テレビカメラ36を走行させて保持具10の設置情
況を確認する(第15図)。こうして、複数の保持具10を
介して、電線Lが下水管Cに間接的に固定され、これに
より、下水管C内に電線Lが敷設される。各対のマンホ
ール間における電線Lは後に互いに接続される(第16
図)。
況を確認する(第15図)。こうして、複数の保持具10を
介して、電線Lが下水管Cに間接的に固定され、これに
より、下水管C内に電線Lが敷設される。各対のマンホ
ール間における電線Lは後に互いに接続される(第16
図)。
前記電線を後に敷設するために、前記電線に代えて保持
具10の前記保持部に例えば可撓性を有する電線管(図示
せず)を通しておき、前記電線の敷設におけると同様に
して、前記電線管を敷設することができる。前記電線管
は可撓性を有しない剛性管であってもよい。この場合に
は、例えば、複数の短管をマンホールM内で接続して前
記剛性管とする。
具10の前記保持部に例えば可撓性を有する電線管(図示
せず)を通しておき、前記電線の敷設におけると同様に
して、前記電線管を敷設することができる。前記電線管
は可撓性を有しない剛性管であってもよい。この場合に
は、例えば、複数の短管をマンホールM内で接続して前
記剛性管とする。
また、環状溝44を形成することなしに、清掃を経たまた
は経ていない下水管Cに直接に保持具10を固定してもよ
い。環状溝44を形成するときは、環状溝44に保持具10が
嵌合するため、下水の抵抗が小さいという利点がある。
は経ていない下水管Cに直接に保持具10を固定してもよ
い。環状溝44を形成するときは、環状溝44に保持具10が
嵌合するため、下水の抵抗が小さいという利点がある。
図示の例では、本発明の保持具が小口径の下水管に適用
されているが、作業者が入ることができる大口径の下水
管にも適用可能である。
されているが、作業者が入ることができる大口径の下水
管にも適用可能である。
第1図は本発明に係る保持具の斜視図、第2図および第
3図は保持部を異にする保持具の他の例の部分立面図、
第4図は本体を異にする他の例の保持具の斜視図、第5
図および第6図は、下水管に設置された状態の第1図に
示す保持具および第4図に示す保持具の横断面図、第7
図および第8図はスリーブを有する他の例の保持具およ
び下水管に配置された状態における前記保持具の横断面
図、第9図、第10図、第11図、第12図、第13図、第14
図、第15図および第16図は電線の敷設手順を示す工程図
である。 10:保持具,12:本体、14:保持部、16:帯状部材、18:爪、
22:リンク部材、24:切欠き、26:スリーブ、44:環状溝、
C:下水管、L:電線。
3図は保持部を異にする保持具の他の例の部分立面図、
第4図は本体を異にする他の例の保持具の斜視図、第5
図および第6図は、下水管に設置された状態の第1図に
示す保持具および第4図に示す保持具の横断面図、第7
図および第8図はスリーブを有する他の例の保持具およ
び下水管に配置された状態における前記保持具の横断面
図、第9図、第10図、第11図、第12図、第13図、第14
図、第15図および第16図は電線の敷設手順を示す工程図
である。 10:保持具,12:本体、14:保持部、16:帯状部材、18:爪、
22:リンク部材、24:切欠き、26:スリーブ、44:環状溝、
C:下水管、L:電線。
Claims (8)
- 【請求項1】下水管内に電線または電線管を保持するた
めの保持具であって、放射方向への力を受けて円形状に
拡開しかつ前記下水管の周方向に関して該下水管の内面
の全部に当接する本体と、前記本体の内方に設けられ電
線または電線管を通すことができる保持部とを有する、
保持具。 - 【請求項2】下水管内に電線または電線管を保持するた
めの保持具であって、放射方向への力を受けて円形状に
拡開しかつ拡開状態を維持可能の本体および前記本体の
内方に設けられ電線または電線管を通すことができる保
持部と、前記本体に接してこれを取り巻く止水性および
弾性を有するスリーブとを有する、保持具。 - 【請求項3】前記本体は、円形状に湾曲され、互いに重
なり合う一端部および該一端部の内方側に位置する他端
部を有する帯状部材と、前記一端部の内方側に設けら
れ、前記他端部の先端が係止可能である爪とを有し、ま
た、前記保持部は前記帯状部材の前記他端部の内方側に
設けられている、請求項(1)または(2)に記載の保
持具。 - 【請求項4】前記本体は、蝶形に折り畳まれた互いに連
なる6つの円弧部から成るリング部材から成る、請求項
(1)または(2)に記載の保持具。 - 【請求項5】前記本体は、蝶形に折り畳まれた互いにヒ
ンジ結合された6つの弧状のセグメントから成るリング
部材から成る、請求項(1)または(2)に記載の保持
具。 - 【請求項6】前記保持部は前記本体に固定された管から
成る、請求項(1)または(2)に記載の保持具。 - 【請求項7】前記保持部は前記本体に固定されたフック
から成る、請求項(1)または(2)に記載の保持具。 - 【請求項8】前記保持部は、前記本体に一対の平行な切
込みを設け、前記切込み間の部分を前記本体の内方に押
し出し、変形させて成る、請求項(1)または(2)に
記載の保持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29957689A JPH07110097B2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 電線保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29957689A JPH07110097B2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 電線保持具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03230712A JPH03230712A (ja) | 1991-10-14 |
| JPH07110097B2 true JPH07110097B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=17874422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29957689A Expired - Fee Related JPH07110097B2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 電線保持具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07110097B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08289432A (ja) * | 1995-04-12 | 1996-11-01 | Shonan Gosei Jushi Seisakusho:Kk | ケーブル通線兼管路補修工法 |
| KR100860562B1 (ko) * | 2006-12-12 | 2008-09-26 | 주식회사 한강개발 | 관로의 케이블 설치부재 및 이를 이용한 케이블 설치공법 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH078093B2 (ja) * | 1986-03-28 | 1995-01-30 | 住友電気工業株式会社 | 小口径管路内への線条体の固定方法及びそれに用いる装置 |
-
1989
- 1989-11-20 JP JP29957689A patent/JPH07110097B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03230712A (ja) | 1991-10-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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