JPH07110432A - 測距装置 - Google Patents
測距装置Info
- Publication number
- JPH07110432A JPH07110432A JP25430093A JP25430093A JPH07110432A JP H07110432 A JPH07110432 A JP H07110432A JP 25430093 A JP25430093 A JP 25430093A JP 25430093 A JP25430093 A JP 25430093A JP H07110432 A JPH07110432 A JP H07110432A
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- Japan
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- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
- Focusing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】演算時間の短縮化を図ると共にデフォーカス変
化の大きい場合でも正確に測距する。 【構成】センサ16、17から抜き出す範囲をずらしな
がら画素信号を取り出し、この取り出された画素信号を
基に各ずれ量毎に相関値を演算し、各ずれ量に対する各
相関値の中の最小相関値と、この最小相関値をとるずれ
量とを検出し、上記最小相関値と上記ずれ量とを記憶す
る。そして上記最小相関値と上記ずれ量とが記憶された
後に上記像間隔を求める際には、上記ずれ量とその近傍
のずれ量とに対する相関値を求め、この相関値と上記最
小相関値とから相関値の最小をとるずれ量を推定し、こ
の推定された上記ずれ量を基準として、上記第1及び第
2のセンサ16、17からの画素信号を用いて相関演算
を行い像間隔を演算する。
化の大きい場合でも正確に測距する。 【構成】センサ16、17から抜き出す範囲をずらしな
がら画素信号を取り出し、この取り出された画素信号を
基に各ずれ量毎に相関値を演算し、各ずれ量に対する各
相関値の中の最小相関値と、この最小相関値をとるずれ
量とを検出し、上記最小相関値と上記ずれ量とを記憶す
る。そして上記最小相関値と上記ずれ量とが記憶された
後に上記像間隔を求める際には、上記ずれ量とその近傍
のずれ量とに対する相関値を求め、この相関値と上記最
小相関値とから相関値の最小をとるずれ量を推定し、こ
の推定された上記ずれ量を基準として、上記第1及び第
2のセンサ16、17からの画素信号を用いて相関演算
を行い像間隔を演算する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ等に用いられる
測距装置に係り、特に被写体像を2つの像に分割結像
し、その像間隔より撮影光学系のデフォーカス量又は被
写体距離を求める測距装置に関する。
測距装置に係り、特に被写体像を2つの像に分割結像
し、その像間隔より撮影光学系のデフォーカス量又は被
写体距離を求める測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被写体像を2つの像に分割結像
し、その像間隔を求める装置に関する技術が提案されて
いる。かかる装置においては、分割した2つの像をそれ
ぞれ複数の画素よりなる2つのセンサで受光し、この2
つのセンサ出力よりそれぞれ所定範囲の画素出力を取り
出して相関をとり、最も相関性の高い画素出力位置より
像間隔を求めている。従って、このような装置において
は、多大な演算時間を要していた。そして、例えば、そ
れぞれ64画素よりなる2つのセンサよりそれぞれ32
画素の出力をとり出して相関をとり、取り出す画素位置
を±32画素の範囲で互いにずらせながら相関値を求め
る場合、現在のマイクロコンピュータでは約50mse
cの時間を必要としている。この時間はセンサの積分時
間を大きく上回る値である為、焦点調節時間の短縮化に
当たり大きな問題になっていた。
し、その像間隔を求める装置に関する技術が提案されて
いる。かかる装置においては、分割した2つの像をそれ
ぞれ複数の画素よりなる2つのセンサで受光し、この2
つのセンサ出力よりそれぞれ所定範囲の画素出力を取り
出して相関をとり、最も相関性の高い画素出力位置より
像間隔を求めている。従って、このような装置において
は、多大な演算時間を要していた。そして、例えば、そ
れぞれ64画素よりなる2つのセンサよりそれぞれ32
画素の出力をとり出して相関をとり、取り出す画素位置
を±32画素の範囲で互いにずらせながら相関値を求め
る場合、現在のマイクロコンピュータでは約50mse
cの時間を必要としている。この時間はセンサの積分時
間を大きく上回る値である為、焦点調節時間の短縮化に
当たり大きな問題になっていた。
【0003】この問題を解決する手段として、例えば特
開昭62−150310号公報により開示された技術で
は、1回目の検出結果より2回目の検出で取り出す画素
位置のずらす量を制限することで、2回目以降の演算時
間を短縮化していた。
開昭62−150310号公報により開示された技術で
は、1回目の検出結果より2回目の検出で取り出す画素
位置のずらす量を制限することで、2回目以降の演算時
間を短縮化していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来技術では、所定のずれ量に対する演算が必要である
上に、レンズ駆動前後の検出や光軸方向に移動している
被写体のようなデフォーカス変化の大きい検出において
は所定のずれ量を越えてしまい、最初から検出をやり直
す必要が生じていた。
従来技術では、所定のずれ量に対する演算が必要である
上に、レンズ駆動前後の検出や光軸方向に移動している
被写体のようなデフォーカス変化の大きい検出において
は所定のずれ量を越えてしまい、最初から検出をやり直
す必要が生じていた。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、演算時間の短縮化を図る
と共に、デフォーカス変化の大きい場合でも正確に測距
することにある。
で、その目的とするところは、演算時間の短縮化を図る
と共に、デフォーカス変化の大きい場合でも正確に測距
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の測距装置は、被写体光束を2像に分割し、
この分割された2像をそれぞれ複数の画素よりなる第1
及び第2のセンサ上に結像し、これらのセンサからの画
素信号を比較し上記2つの像の像間隔を求め、この像間
隔に基づいて被写体までの距離もしくは撮影光学系のデ
フォーカス量を求める測距装置において、上記第1及び
第2のセンサから抜き出す範囲をずらしながら画素信号
を取り出し、この取り出された画素信号を基に各ずれ量
毎に相関値を演算する相関値演算手段と、上記相関値演
算手段によって求められた各ずれ量に対する各相関値の
中の最小相関値と、この最小相関値をとるずれ量とを検
出し、上記最小相関値と上記ずれ量とを記憶する記憶手
段と、上記記憶手段に上記最小相関値と上記ずれ量とが
記憶された後に上記像間隔を求める際には、上記ずれ量
とその近傍のずれ量とに対する相関値を求め、この相関
値と上記最小相関値とから相関値の最小をとるずれ量を
推定する推定手段と、上記推定手段によって推定された
上記ずれ量を基準として、上記第1及び第2のセンサか
らの画素信号を用いて相関演算を行い、上記像間隔を演
算する像間隔演算手段とを具備することを特徴とする。
に、本発明の測距装置は、被写体光束を2像に分割し、
この分割された2像をそれぞれ複数の画素よりなる第1
及び第2のセンサ上に結像し、これらのセンサからの画
素信号を比較し上記2つの像の像間隔を求め、この像間
隔に基づいて被写体までの距離もしくは撮影光学系のデ
フォーカス量を求める測距装置において、上記第1及び
第2のセンサから抜き出す範囲をずらしながら画素信号
を取り出し、この取り出された画素信号を基に各ずれ量
毎に相関値を演算する相関値演算手段と、上記相関値演
算手段によって求められた各ずれ量に対する各相関値の
中の最小相関値と、この最小相関値をとるずれ量とを検
出し、上記最小相関値と上記ずれ量とを記憶する記憶手
段と、上記記憶手段に上記最小相関値と上記ずれ量とが
記憶された後に上記像間隔を求める際には、上記ずれ量
とその近傍のずれ量とに対する相関値を求め、この相関
値と上記最小相関値とから相関値の最小をとるずれ量を
推定する推定手段と、上記推定手段によって推定された
上記ずれ量を基準として、上記第1及び第2のセンサか
らの画素信号を用いて相関演算を行い、上記像間隔を演
算する像間隔演算手段とを具備することを特徴とする。
【0007】
【作用】即ち、本発明の測距装置では、被写体光束を2
像に分割し、この分割された2像をそれぞれ複数の画素
よりなる第1及び第2のセンサ上に結像し、これらのセ
ンサからの画素信号を比較し上記2つの像の像間隔を求
め、この像間隔に基づいて被写体までの距離もしくは撮
影光学系のデフォーカス量を求める測距装置において、
相関値演算手段が上記第1及び第2のセンサから抜き出
す範囲をずらしながら画素信号を取り出し、この取り出
された画素信号を基に各ずれ量毎に相関値を演算し、記
憶手段が上記相関値演算手段によって求められた各ずれ
量に対する各相関値の中の最小相関値と、この最小相関
値をとるずれ量とを検出し、上記最小相関値と上記ずれ
量とを記憶する。そして、推定手段が上記記憶手段に上
記最小相関値と上記ずれ量とが記憶された後に上記像間
隔を求める際には、上記ずれ量とその近傍のずれ量とに
対する相関値を求め、この相関値と上記最小相関値とか
ら相関値の最小をとるずれ量を推定し、像間隔演算手段
が上記推定手段によって推定された上記ずれ量を基準と
して、上記第1及び第2のセンサからの画素信号を用い
て相関演算を行い、上記像間隔を演算する。
像に分割し、この分割された2像をそれぞれ複数の画素
よりなる第1及び第2のセンサ上に結像し、これらのセ
ンサからの画素信号を比較し上記2つの像の像間隔を求
め、この像間隔に基づいて被写体までの距離もしくは撮
影光学系のデフォーカス量を求める測距装置において、
相関値演算手段が上記第1及び第2のセンサから抜き出
す範囲をずらしながら画素信号を取り出し、この取り出
された画素信号を基に各ずれ量毎に相関値を演算し、記
憶手段が上記相関値演算手段によって求められた各ずれ
量に対する各相関値の中の最小相関値と、この最小相関
値をとるずれ量とを検出し、上記最小相関値と上記ずれ
量とを記憶する。そして、推定手段が上記記憶手段に上
記最小相関値と上記ずれ量とが記憶された後に上記像間
隔を求める際には、上記ずれ量とその近傍のずれ量とに
対する相関値を求め、この相関値と上記最小相関値とか
ら相関値の最小をとるずれ量を推定し、像間隔演算手段
が上記推定手段によって推定された上記ずれ量を基準と
して、上記第1及び第2のセンサからの画素信号を用い
て相関演算を行い、上記像間隔を演算する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明が適用されるカメラの焦点検
出系の構成を示す図である。先ず図1(a)において、
被写体像1は撮影レンズ2を通してフィルム等価面3の
近傍に結像され、更にセパレータレンズ4,5により2
つの像に分割され、それぞれ複数の画素よりなる2つの
センサ6,7上に再結像される。そして、この再結像し
た像の像間隔によれば撮影光学系のデフォーカス量Δd
を求めることができる。一方、図1(b)において、被
写体像8は結像レンズ9,10により2像に分割され2
つのセンサ12,13に結像される。そして、この結像
した像の像間隔によれば被写体距離lを求めることがで
きる。
て説明する。図1は本発明が適用されるカメラの焦点検
出系の構成を示す図である。先ず図1(a)において、
被写体像1は撮影レンズ2を通してフィルム等価面3の
近傍に結像され、更にセパレータレンズ4,5により2
つの像に分割され、それぞれ複数の画素よりなる2つの
センサ6,7上に再結像される。そして、この再結像し
た像の像間隔によれば撮影光学系のデフォーカス量Δd
を求めることができる。一方、図1(b)において、被
写体像8は結像レンズ9,10により2像に分割され2
つのセンサ12,13に結像される。そして、この結像
した像の像間隔によれば被写体距離lを求めることがで
きる。
【0009】次に図2を参照してセンサの出力より像間
隔を求める方法を説明する。同図に示すように、2像に
分割された被写体像14,15は、それぞれ6画素より
なるLセンサ16、Rセンサ17上に結像される。い
ま、この2つのセンサ出力をそれぞれL(I) (I=1,
2,…64)、R(I) (I=1,2,…64)とする。
そして、相関をとる画素ブロックを32画素とすると、
検出できるずれ量の範囲は±32画素となる。
隔を求める方法を説明する。同図に示すように、2像に
分割された被写体像14,15は、それぞれ6画素より
なるLセンサ16、Rセンサ17上に結像される。い
ま、この2つのセンサ出力をそれぞれL(I) (I=1,
2,…64)、R(I) (I=1,2,…64)とする。
そして、相関をとる画素ブロックを32画素とすると、
検出できるずれ量の範囲は±32画素となる。
【0010】先ず、最大ずれ量±32画素の相関値を求
める場合には、Lセンサの画素L(1) 〜L(32)とRセン
サの画素R(33)〜R(64)の差をとれば相関値F(32)は次
式(1)で示される。
める場合には、Lセンサの画素L(1) 〜L(32)とRセン
サの画素R(33)〜R(64)の差をとれば相関値F(32)は次
式(1)で示される。
【0011】
【数1】
【0012】これに対して、ずれ量+31画素に対する
相関値は、Lセンサの画素位置は変えずにRセンサにつ
いて1画素だけ内側にずらした位置で計算すると次式
(2)で示される。
相関値は、Lセンサの画素位置は変えずにRセンサにつ
いて1画素だけ内側にずらした位置で計算すると次式
(2)で示される。
【0013】
【数2】
【0014】さらに、ずれ量+30画素に対する相関値
は、今度はRセンサの画素位置を変えずに、Lセンサの
画素位置を1画素だけ内側にずらした位置で計算れば次
式(3)で示される。
は、今度はRセンサの画素位置を変えずに、Lセンサの
画素位置を1画素だけ内側にずらした位置で計算れば次
式(3)で示される。
【0015】
【数3】
【0016】このようにして、LセンサとRセンサの相
関をとる画素範囲の位置を互いに1画素づつずらせなが
ら相関値を求めると、ずれ量Sに対する相関値F(S) は
次式(4)で示される。
関をとる画素範囲の位置を互いに1画素づつずらせなが
ら相関値を求めると、ずれ量Sに対する相関値F(S) は
次式(4)で示される。
【0017】
【数4】
【0018】尚、INT( )は( )内の値の小数点
以下切捨てを意味する。次に、図3(a)は、ずれ量S
に対する相関値F(S) の変化の様子を示している。同図
に示すように、ずれ量SM において最小値FM をとるの
で、2像の像間隔はSM 近傍にあることが判る。従っ
て、1回目の検出においては、このようにして全ずれ量
に対する相関値を求め、その最小値をとるずれ量SM に
基づいて像間隔を求める。
以下切捨てを意味する。次に、図3(a)は、ずれ量S
に対する相関値F(S) の変化の様子を示している。同図
に示すように、ずれ量SM において最小値FM をとるの
で、2像の像間隔はSM 近傍にあることが判る。従っ
て、1回目の検出においては、このようにして全ずれ量
に対する相関値を求め、その最小値をとるずれ量SM に
基づいて像間隔を求める。
【0019】そして、図3(b)は、2回目の検出にお
ける像間隔を求める様子を示している。いま、2回目の
検出においては最小値をとるずれ量はS′M に変化して
いるものとする。その時の相関値F′(S) は同図に示す
ようになるはずであるが、ここでは全てのずれ量につい
て相関値は求めない。そして、1回目の検出で記憶した
ずれ量SM における相関値F′(SM)と、ずれ量SM+1 に
おける相関値F′(SM+1)を求める。そして、F′(SM)と
F(SM+1)とを結ぶ直線がFM になる点S0 を求めると最
小値をとるずれ量S′M はS0 の近傍にあることが判
る。この時、S0 は次式(5)で示される。
ける像間隔を求める様子を示している。いま、2回目の
検出においては最小値をとるずれ量はS′M に変化して
いるものとする。その時の相関値F′(S) は同図に示す
ようになるはずであるが、ここでは全てのずれ量につい
て相関値は求めない。そして、1回目の検出で記憶した
ずれ量SM における相関値F′(SM)と、ずれ量SM+1 に
おける相関値F′(SM+1)を求める。そして、F′(SM)と
F(SM+1)とを結ぶ直線がFM になる点S0 を求めると最
小値をとるずれ量S′M はS0 の近傍にあることが判
る。この時、S0 は次式(5)で示される。
【0020】
【数5】
【0021】そして、2回目の検出で、ずれ量SM とS
M+1 の相関値を求めたが、これに限定されることはな
く、例えばSM とSM-1 或いはSM とSM+αでも構わな
い。また、撮影レンズが短焦点レンズの場合のように、
ずれる範囲が小さいことが判っている場合には、SM を
固定値(例えば“0”)で処理してもよい。
M+1 の相関値を求めたが、これに限定されることはな
く、例えばSM とSM-1 或いはSM とSM+αでも構わな
い。また、撮影レンズが短焦点レンズの場合のように、
ずれる範囲が小さいことが判っている場合には、SM を
固定値(例えば“0”)で処理してもよい。
【0022】ここで、1回目の最小相関値FM を記憶し
て2回目のずれ量を推定している理由は、最小相関値F
M が被写体条件や撮影条件に大きく依存するためであ
る。さらに、低輝度でセンサノイズが大きい時や、距離
差のある複数の被写体が重なっている時は最小相関値F
M は大きくなる。また、撮影条件が高輝度である場合、
被写体コントラストが大きい場合、撮影レンズの倍率が
充分に大きい場合などでは最小相関値FM は充分小さい
ので、輝度やコントラスト、撮影レンズ条件に応じた固
定値で処理しても良い。この場合は1回目の検出からず
れ量を推定することも可能である。
て2回目のずれ量を推定している理由は、最小相関値F
M が被写体条件や撮影条件に大きく依存するためであ
る。さらに、低輝度でセンサノイズが大きい時や、距離
差のある複数の被写体が重なっている時は最小相関値F
M は大きくなる。また、撮影条件が高輝度である場合、
被写体コントラストが大きい場合、撮影レンズの倍率が
充分に大きい場合などでは最小相関値FM は充分小さい
ので、輝度やコントラスト、撮影レンズ条件に応じた固
定値で処理しても良い。この場合は1回目の検出からず
れ量を推定することも可能である。
【0023】そして、1回目と2回目の検出間隔が長い
場合は2回目の検出におけるずれ量の推定は行なわずに
全ずれ量について相関値を求める。これは検出する間に
被写体条件が大きく変化して推定しても実際のずれ量よ
りかけ離れている可能性が大きい為である。同様に、積
分時間が悪い時、1回目と2回目の積分時間が大きく変
化した時、被写体の移動速度が速い時、撮影レンズの焦
点距離が大きい時や焦点距離が変化した時なども相関値
の計算を初めからやり直す。
場合は2回目の検出におけるずれ量の推定は行なわずに
全ずれ量について相関値を求める。これは検出する間に
被写体条件が大きく変化して推定しても実際のずれ量よ
りかけ離れている可能性が大きい為である。同様に、積
分時間が悪い時、1回目と2回目の積分時間が大きく変
化した時、被写体の移動速度が速い時、撮影レンズの焦
点距離が大きい時や焦点距離が変化した時なども相関値
の計算を初めからやり直す。
【0024】また、上記(5)式によって推定したずれ
量S0 が前回の最小相関値を示すずれ量SM と大きく異
なった時、或いはF′(SM)とF′(SM+1)の差が所定値に
より小さい時は、被写体条件の変化等で推定できないも
のとして、相関値の計算を初めからやり直す。尚、1回
目の検出における相関値の最小値をずれ量SM における
相関値FM としたが、この場合の相関値は1画素単位の
ずれ量に対する離散的な値であり、実際の最小値は補間
して求める必要がある。
量S0 が前回の最小相関値を示すずれ量SM と大きく異
なった時、或いはF′(SM)とF′(SM+1)の差が所定値に
より小さい時は、被写体条件の変化等で推定できないも
のとして、相関値の計算を初めからやり直す。尚、1回
目の検出における相関値の最小値をずれ量SM における
相関値FM としたが、この場合の相関値は1画素単位の
ずれ量に対する離散的な値であり、実際の最小値は補間
して求める必要がある。
【0025】いま、ずれ量SM における相関値をFM 、
ずれ量SM+1 における相関値をFM+1 、ずれ量SM-1 に
おける相関値をFM-1 とすると、補間した最小相関値F
HMは被写体が高コントラストの場合は次式(6)で示さ
れる。
ずれ量SM+1 における相関値をFM+1 、ずれ量SM-1 に
おける相関値をFM-1 とすると、補間した最小相関値F
HMは被写体が高コントラストの場合は次式(6)で示さ
れる。
【0026】
【数6】 そして、被写体が低コントラストの場合は次式(7)で
示される。
示される。
【0027】
【数7】
【0028】このようにコントラストによって分けるの
は、被写体の高コントラストの場合は最小相関値を示す
ずれ量の前後の相関値が直線関係にあり、低コントラス
トの場合は2次関数の関係にある為であり、いずれか一
方の式に限定しても差しつかえない。演算時間に余裕が
あれば、補間して求めた最小相関値に基づいて2回目の
最小相関値をとるずれ量を推定すれば更に精度が向上す
る。
は、被写体の高コントラストの場合は最小相関値を示す
ずれ量の前後の相関値が直線関係にあり、低コントラス
トの場合は2次関数の関係にある為であり、いずれか一
方の式に限定しても差しつかえない。演算時間に余裕が
あれば、補間して求めた最小相関値に基づいて2回目の
最小相関値をとるずれ量を推定すれば更に精度が向上す
る。
【0029】次に図4を参照して、推定したずれ量S0
より相関値の最小値をとるずれ量S′M を求める方法を
詳細に説明する。先ず推定したずれ量S0 は四捨五入さ
れ、ずれ量S′M に代入される(ステップS1)。次に
上記(4)式に基づいて相関値F′(S′M)を求めて最小
相関値F′M に代入する(ステップS2)。次にループ
カウンタNにプラス側の検出リミット回数LIM1が代
入される(ステップS3)。次にずれ量S′M を1つだ
け大きくした時の相関値F′(S′M+1 )を求めて(ステ
ップS4)、このF′(S′M+1 )とF′M とを比較する
(ステップS5)。
より相関値の最小値をとるずれ量S′M を求める方法を
詳細に説明する。先ず推定したずれ量S0 は四捨五入さ
れ、ずれ量S′M に代入される(ステップS1)。次に
上記(4)式に基づいて相関値F′(S′M)を求めて最小
相関値F′M に代入する(ステップS2)。次にループ
カウンタNにプラス側の検出リミット回数LIM1が代
入される(ステップS3)。次にずれ量S′M を1つだ
け大きくした時の相関値F′(S′M+1 )を求めて(ステ
ップS4)、このF′(S′M+1 )とF′M とを比較する
(ステップS5)。
【0030】そして、このF′(S′M+1 )よりF′M の
方が大きければずれ量S′M を1つだけ大きくし、最小
相関値F′M にF′(S′M+1)を代入する(ステップS
6)。次いで、ループカウンタNを減算し(ステップS
7)リミット回数になるまでF′(S′M+1)とF′M の比
較を繰り返す(ステップS8)。そして、リミット回数
になってもF′(S′M+1)がF′M より小さくならなけれ
ば、推定したずれ量の近傍に相関値の最小値をとるずれ
量がないと判定して、相関計算を全ずれ量に対してやり
直す(ステップS16)。
方が大きければずれ量S′M を1つだけ大きくし、最小
相関値F′M にF′(S′M+1)を代入する(ステップS
6)。次いで、ループカウンタNを減算し(ステップS
7)リミット回数になるまでF′(S′M+1)とF′M の比
較を繰り返す(ステップS8)。そして、リミット回数
になってもF′(S′M+1)がF′M より小さくならなけれ
ば、推定したずれ量の近傍に相関値の最小値をとるずれ
量がないと判定して、相関計算を全ずれ量に対してやり
直す(ステップS16)。
【0031】一方、F′(S+1) よりF′M の方が小さく
なればループカウンタNがリミット回数のままか判定す
る(ステップS9)。そして、ループカウンタNがリミ
ット回数でなければ、前述のループで極小値が検出され
ているので終了する(ステップS17)。この時のF′
M が最小相関値でありS′M が最小相関値を示すずれ量
になる。また、ループカウンタNがリミット回数のまま
であればマイナス側の検出リミット回数LIM2をセッ
トして(ステップS10)、ずれ量を小さくしたところ
に最小相関値がある可能性があるので、次にずれ量S′
M を1つだけ小さくした時の相関値F′(S′M-1)を求め
て(ステップS11)、このF′(S′M-1)とF′M とを
比較する(ステップS12)。
なればループカウンタNがリミット回数のままか判定す
る(ステップS9)。そして、ループカウンタNがリミ
ット回数でなければ、前述のループで極小値が検出され
ているので終了する(ステップS17)。この時のF′
M が最小相関値でありS′M が最小相関値を示すずれ量
になる。また、ループカウンタNがリミット回数のまま
であればマイナス側の検出リミット回数LIM2をセッ
トして(ステップS10)、ずれ量を小さくしたところ
に最小相関値がある可能性があるので、次にずれ量S′
M を1つだけ小さくした時の相関値F′(S′M-1)を求め
て(ステップS11)、このF′(S′M-1)とF′M とを
比較する(ステップS12)。
【0032】そして、F′(S′M-1)よりF′M の方が大
きければずれ量S′M を1つだけ小さくして最小相関値
F′M にF′(S′M-1)を代入し(ステップS13)リミ
ット回数になるまでくり返す(ステップS14,S1
5)。リミット回数になるまでF′M がF′(S′M-1)よ
り小さくならなければ前述したように相関計算をやり直
す(ステップS16)。そして、F′M がF′(S′M-1)
より小さくなれば、この時のF′M が最小相関値であ
り、S′M が最小相関値を示すずれ量になる。因みに、
ここで計算されたF′M ,F′(S′M+1),F′(S′M-1)
は記憶しておいて、2像間隔の計算や検出した像間隔の
信頼性の判定に用いられる。
きければずれ量S′M を1つだけ小さくして最小相関値
F′M にF′(S′M-1)を代入し(ステップS13)リミ
ット回数になるまでくり返す(ステップS14,S1
5)。リミット回数になるまでF′M がF′(S′M-1)よ
り小さくならなければ前述したように相関計算をやり直
す(ステップS16)。そして、F′M がF′(S′M-1)
より小さくなれば、この時のF′M が最小相関値であ
り、S′M が最小相関値を示すずれ量になる。因みに、
ここで計算されたF′M ,F′(S′M+1),F′(S′M-1)
は記憶しておいて、2像間隔の計算や検出した像間隔の
信頼性の判定に用いられる。
【0033】尚、ループカウンタNに設定されるリミッ
ト回数LIM1,LIM2は固定値にしてもよいし、検
出条件や被写体条件、撮影条件に応じて設定してもよ
い。即ち、検出間隔が長い時、積分時間が長い時、撮影
レンズの焦点距離が長い時、被写体移動速度が速い時は
ずれ量の変化が大きいと予測されるので大きめにとる。
ト回数LIM1,LIM2は固定値にしてもよいし、検
出条件や被写体条件、撮影条件に応じて設定してもよ
い。即ち、検出間隔が長い時、積分時間が長い時、撮影
レンズの焦点距離が長い時、被写体移動速度が速い時は
ずれ量の変化が大きいと予測されるので大きめにとる。
【0034】また、1回目の検出で得られた最小相関値
をとるずれ量SM と推定したずれ量S0 の差に応じて設
定してもよい。また、2回目の検出での相関値F′(SM)
とF′(SM+1)の値の差に応じてLIM1とLIM2を割
り振る。即ち、F′(SM)よりF′(SM+1)の方が大きけれ
ば、ずれ量を小さくする方のリミット値LIM2を大き
くし、ずれ量を大きくする方のリミット値LIM1を小
さくする。これは、一般的にずれ量が最小相関値に近い
ほど相関値の変化が大きいので、推定したずれ量が実際
より大きくなるためである。F′(SM)がF′(SM+1)より
小さい時は同様にLIM2を小さくしLIM1を大きく
する。また、リミット値は最大ずれ量±32を越えない
ように設定する必要がある。
をとるずれ量SM と推定したずれ量S0 の差に応じて設
定してもよい。また、2回目の検出での相関値F′(SM)
とF′(SM+1)の値の差に応じてLIM1とLIM2を割
り振る。即ち、F′(SM)よりF′(SM+1)の方が大きけれ
ば、ずれ量を小さくする方のリミット値LIM2を大き
くし、ずれ量を大きくする方のリミット値LIM1を小
さくする。これは、一般的にずれ量が最小相関値に近い
ほど相関値の変化が大きいので、推定したずれ量が実際
より大きくなるためである。F′(SM)がF′(SM+1)より
小さい時は同様にLIM2を小さくしLIM1を大きく
する。また、リミット値は最大ずれ量±32を越えない
ように設定する必要がある。
【0035】次に図5のフローチャートを参照して、本
発明を適用したカメラの動作シーケンスを説明する。カ
メラ電源投入後、所定のシーケンスに従ってカメラ動作
が行なわれる(ステップS21)。ここでは、表示・測
光・電源制御や撮影者の操作に従ってズーミング・フィ
ルム給送、露出動作等が行なわれる。また、カメラシー
ケンスに従って測距センサのリセット等が行なわれる。
カメラシーケンスの中で測距センサの積分状態が監視さ
れており(ステップS22)、積分終了していなければ
カメラ動作に戻る。積分が終了した場合はセンサよりセ
ンサデータを入力し(ステップS23)、各種のデータ
補正が行なわれる。つまり、距光学系による光量分布や
センサの感度バラツキ、暗電流を補正する。
発明を適用したカメラの動作シーケンスを説明する。カ
メラ電源投入後、所定のシーケンスに従ってカメラ動作
が行なわれる(ステップS21)。ここでは、表示・測
光・電源制御や撮影者の操作に従ってズーミング・フィ
ルム給送、露出動作等が行なわれる。また、カメラシー
ケンスに従って測距センサのリセット等が行なわれる。
カメラシーケンスの中で測距センサの積分状態が監視さ
れており(ステップS22)、積分終了していなければ
カメラ動作に戻る。積分が終了した場合はセンサよりセ
ンサデータを入力し(ステップS23)、各種のデータ
補正が行なわれる。つまり、距光学系による光量分布や
センサの感度バラツキ、暗電流を補正する。
【0036】次に前回の検出において相関値が記憶され
ているか判定する(ステップS24)。そして、相関値
が記憶されていない時はずれ量の推定が行なえないの
で、全てのずれ量について相関値を求め(ステップS2
9)、最小相関値を求める(ステップS30)。これに
対して、前回の検出において相関値が記憶されている場
合は、ずれ量の推定を行なうか否かを判定する(ステッ
プS25)。そして、前回検出からの時間が長すぎる時
や、前回検出してから今回の検出の間に焦点距離等の撮
影条件が変化した場合などは推定できない可能性が高い
ので、推定しないで全ずれ量に対して相関値を検出す
る。そして、推定できると判定した場合は前述の手順に
従ってずれ量を推定し(ステップS26)、最小相関値
を検出する(ステップS27)。さらに、被写体条件の
変化などで最小相関値が検出できない時は(ステップS
28)、全ずれ量での相関値を求める(ステップS2
9)。
ているか判定する(ステップS24)。そして、相関値
が記憶されていない時はずれ量の推定が行なえないの
で、全てのずれ量について相関値を求め(ステップS2
9)、最小相関値を求める(ステップS30)。これに
対して、前回の検出において相関値が記憶されている場
合は、ずれ量の推定を行なうか否かを判定する(ステッ
プS25)。そして、前回検出からの時間が長すぎる時
や、前回検出してから今回の検出の間に焦点距離等の撮
影条件が変化した場合などは推定できない可能性が高い
ので、推定しないで全ずれ量に対して相関値を検出す
る。そして、推定できると判定した場合は前述の手順に
従ってずれ量を推定し(ステップS26)、最小相関値
を検出する(ステップS27)。さらに、被写体条件の
変化などで最小相関値が検出できない時は(ステップS
28)、全ずれ量での相関値を求める(ステップS2
9)。
【0037】次に推定したずれ量、又は全ずれ量で求め
た最小相関値と最小相関値を示すずれ量に基づいて像間
隔が計算され(ステップS31)、計算した像間隔の信
頼性が判定される(ステップS32)。そして、信頼性
があると判定された時は、検出した最小相関値と最小相
関値を示すずれ量の記憶を更新し(ステップS33)、
計算した像間隔に基づいてレンズ駆動量が求められ(ス
テップS34)、カメラ操作によってレンズ駆動が許可
されている時はレンズを駆動する(ステップS35)。
この時、計算した像間隔が合焦許容範囲内にあるか、ま
たは計算したレンズ駆動量と、レンズの現在位置が一致
していれば合焦状態と判定し、レンズ駆動は行なわずに
合焦の表示を行なう。これに対して、ステップS32に
おいて信頼性がないと判定された時は、相関値の記憶を
消去し(ステップS36)、測距不能の表示を行なう
(ステップS37)。
た最小相関値と最小相関値を示すずれ量に基づいて像間
隔が計算され(ステップS31)、計算した像間隔の信
頼性が判定される(ステップS32)。そして、信頼性
があると判定された時は、検出した最小相関値と最小相
関値を示すずれ量の記憶を更新し(ステップS33)、
計算した像間隔に基づいてレンズ駆動量が求められ(ス
テップS34)、カメラ操作によってレンズ駆動が許可
されている時はレンズを駆動する(ステップS35)。
この時、計算した像間隔が合焦許容範囲内にあるか、ま
たは計算したレンズ駆動量と、レンズの現在位置が一致
していれば合焦状態と判定し、レンズ駆動は行なわずに
合焦の表示を行なう。これに対して、ステップS32に
おいて信頼性がないと判定された時は、相関値の記憶を
消去し(ステップS36)、測距不能の表示を行なう
(ステップS37)。
【0038】次に図6を参照して、本発明による他の実
施例について説明する。前述の第1の実施例は、2つの
センサ上に結像した像の像間隔を求めることに利用され
ているが、各センサ上で時間に対する像の移動量を検出
する時にも利用できる。いま、時間t0 における2つの
センサ出力をL0(I)(I=1,2,…64)、R0(I)
(I=1,2,…64)とし、時間t1 における2つの
センサ出力をL1(I)(I=1,2,…64)、R1(I)
(I=1,2,…64)とする。
施例について説明する。前述の第1の実施例は、2つの
センサ上に結像した像の像間隔を求めることに利用され
ているが、各センサ上で時間に対する像の移動量を検出
する時にも利用できる。いま、時間t0 における2つの
センサ出力をL0(I)(I=1,2,…64)、R0(I)
(I=1,2,…64)とし、時間t1 における2つの
センサ出力をL1(I)(I=1,2,…64)、R1(I)
(I=1,2,…64)とする。
【0039】前述した方法で求めた時刻t0 における2
像のずれ量をSM とすると、時刻t0 から時刻t1 の間
のLセンサ上の像の移動量は次式(8)で示される相関
値FL(SL)が最小値を示すずれ量SLで求められる。
像のずれ量をSM とすると、時刻t0 から時刻t1 の間
のLセンサ上の像の移動量は次式(8)で示される相関
値FL(SL)が最小値を示すずれ量SLで求められる。
【0040】
【数8】
【0041】ただし、SML=INT(16−SM/
2)同様に、Rセンサ上での像の移動量は次式(9)で
示される相関値FR(SR)が最小値を示すずれ量SRで求
められる。
2)同様に、Rセンサ上での像の移動量は次式(9)で
示される相関値FR(SR)が最小値を示すずれ量SRで求
められる。
【0042】
【数9】
【0043】ただし、SMR=INT(16+SM/
2) ここで、本発明を用いれば、全てのずれ量SL,SRに
ついて相関値FL(SL)、FR(SR)を求める必要はない。
時刻t0 においては前述した方法によりLセンサ出力と
Rセンサ出力の間の全てのずれ量に対して相関値を求め
て、相関値の最小値FM と最小値をとるずれ量SM を記
憶する。
2) ここで、本発明を用いれば、全てのずれ量SL,SRに
ついて相関値FL(SL)、FR(SR)を求める必要はない。
時刻t0 においては前述した方法によりLセンサ出力と
Rセンサ出力の間の全てのずれ量に対して相関値を求め
て、相関値の最小値FM と最小値をとるずれ量SM を記
憶する。
【0044】そして、図7は時刻t1 においてそれぞれ
のセンサ上での像の移動量を求める方法を示している。
Lセンサについて上記(8)式よりFL(0) 、F(1) を
求める。FL(0) とFL(1) を結ぶ直線がFMになる点
S0 Lを次式(10)より求めると、時刻t1 での像の
移動ずれ量SLM がその近傍にあることが判る。
のセンサ上での像の移動量を求める方法を示している。
Lセンサについて上記(8)式よりFL(0) 、F(1) を
求める。FL(0) とFL(1) を結ぶ直線がFMになる点
S0 Lを次式(10)より求めると、時刻t1 での像の
移動ずれ量SLM がその近傍にあることが判る。
【0045】
【数10】 同様に、Rセンサの時刻t1 での像の移動量SRM は次
式(11)で示されるS0 Rの近傍にあることが判る。
式(11)で示されるS0 Rの近傍にあることが判る。
【0046】
【数11】
【0047】上記(10),(11)式において時刻t
0 の最小相関値を用いたのは、連続した検出においては
被写体条件がほとんど変化しないので、ほぼ同じ形の波
形が得られるためである。従って、時刻t0 と時刻t1
で被写体条件が大きく変化した場合は、上記(10),
(11)式に基づく移動量の推定は行なわない。
0 の最小相関値を用いたのは、連続した検出においては
被写体条件がほとんど変化しないので、ほぼ同じ形の波
形が得られるためである。従って、時刻t0 と時刻t1
で被写体条件が大きく変化した場合は、上記(10),
(11)式に基づく移動量の推定は行なわない。
【0048】即ち、時刻t0 と時刻t1 の時間間隔が長
い時、検出時の積分時間が大きく変化した時、時刻t0
と時刻t1 の間で焦点距離が変化した時などは推定しな
い。さらに、被写体条件の変化の度合に応じて上記(1
0),(11)式で用いるFM 値を補正してもよい。こ
れは、被写体が光軸方向に移動して倍率が変化した時や
距離の異なる被写体が移動していて波形の重なりが変化
した時は時刻t0 と時刻t1 の波形が変化するので、上
記(8),(9)式で求められる最小相関値は、時刻t
0 におけるセンサ間の最小相関値FM より大きくなるた
めである。
い時、検出時の積分時間が大きく変化した時、時刻t0
と時刻t1 の間で焦点距離が変化した時などは推定しな
い。さらに、被写体条件の変化の度合に応じて上記(1
0),(11)式で用いるFM 値を補正してもよい。こ
れは、被写体が光軸方向に移動して倍率が変化した時や
距離の異なる被写体が移動していて波形の重なりが変化
した時は時刻t0 と時刻t1 の波形が変化するので、上
記(8),(9)式で求められる最小相関値は、時刻t
0 におけるセンサ間の最小相関値FM より大きくなるた
めである。
【0049】推定した移動ずれ量S0 L、S0 Rに基づ
いて前述した方法と同じようにして最小相関値を示す移
動ずれ量SLM,SRMを求めることができる。さら
に、時刻t0 から時刻t1 の間のそれぞれのセンサ上の
像の移動量を求めることによって被写体の移動速度や手
振れの有無を検出することができる。
いて前述した方法と同じようにして最小相関値を示す移
動ずれ量SLM,SRMを求めることができる。さら
に、時刻t0 から時刻t1 の間のそれぞれのセンサ上の
像の移動量を求めることによって被写体の移動速度や手
振れの有無を検出することができる。
【0050】以上詳述したように、本発明では1回目の
測距検出結果によって2回目の検出ポイントを推定する
ので、演算時間の短縮化を実現できる上に、予測以上の
デフォーカス量又は被写体距離の変化に対しても的確に
焦点検出することができる。
測距検出結果によって2回目の検出ポイントを推定する
ので、演算時間の短縮化を実現できる上に、予測以上の
デフォーカス量又は被写体距離の変化に対しても的確に
焦点検出することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、演算時間の短縮化を図
ると共に、デフォーカス変化の大きい場合でも正確に測
距する測距装置を提供することができる。
ると共に、デフォーカス変化の大きい場合でも正確に測
距する測距装置を提供することができる。
【図1】本発明が適用されるカメラの焦点検出系の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】センサ出力より像間像を求める方法を説明する
ための図である。
ための図である。
【図3】(a)は、ずれ量Sに対する相関値F(S) の変
化の様子を示し、(b)は2回目の検出における像間隔
を求める様子を示す図である。
化の様子を示し、(b)は2回目の検出における像間隔
を求める様子を示す図である。
【図4】推定したずれ量S0 より相関値の最小値をとる
ずれ量S′M を求める方法を示すフローチャートであ
る。
ずれ量S′M を求める方法を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明を適用したカメラの動作シーケンスを示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図6】本発明による他の実施例について説明するため
の図である。
の図である。
【図7】時刻t1 においてそれぞれのセンサ上での像の
移動量を求める方法を示す図である。
移動量を求める方法を示す図である。
1…被写体像、2…撮影レンズ、3…フィルム等価面、
4,5…セパレータレンズ、6、7…センサ、8…被写
体像、9,10…結像レンズ、11…ビームスプリッ
タ、12,13…センサ。
4,5…セパレータレンズ、6、7…センサ、8…被写
体像、9,10…結像レンズ、11…ビームスプリッ
タ、12,13…センサ。
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【数4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】そして、図3(b)は、2回目の検出にお
ける像間隔を求める様子を示している。いま、2回目の
検出においては最小値をとるずれ量はS′M に変化して
いるものとする。その時の相関値F′(S) は同図に示す
ようになるはずであるが、ここでは全てのずれ量につい
て相関値は求めない。そして、1回目の検出で記憶した
ずれ量SM における相関値F′(SM)と、ずれ量SM+1 に
おける相関値F′(SM+1)を求める。そして、F′(SM)と
F′(SM+1)とを結ぶ直線がFM になる点S0 を求めると
最小値をとるずれ量S′M はS0 の近傍にあることが判
る。この時、S0 は次式(5)で示される。
ける像間隔を求める様子を示している。いま、2回目の
検出においては最小値をとるずれ量はS′M に変化して
いるものとする。その時の相関値F′(S) は同図に示す
ようになるはずであるが、ここでは全てのずれ量につい
て相関値は求めない。そして、1回目の検出で記憶した
ずれ量SM における相関値F′(SM)と、ずれ量SM+1 に
おける相関値F′(SM+1)を求める。そして、F′(SM)と
F′(SM+1)とを結ぶ直線がFM になる点S0 を求めると
最小値をとるずれ量S′M はS0 の近傍にあることが判
る。この時、S0 は次式(5)で示される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 7/30 27/16 8106−2K G03B 13/36 8411−2K G03B 3/00 A
Claims (1)
- 【請求項1】 被写体光束を2像に分割し、この分割さ
れた2像をそれぞれ複数の画素よりなる第1及び第2の
センサ上に結像し、これらのセンサからの画素信号を比
較し上記2つの像の像間隔を求め、この像間隔に基づい
て被写体までの距離もしくは撮影光学系のデフォーカス
量を求める測距装置において、 上記第1及び第2のセンサから抜き出す範囲をずらしな
がら画素信号を取り出し、この取り出された画素信号を
基に各ずれ量毎に相関値を演算する相関値演算手段と、 上記相関値演算手段によって求められた各ずれ量に対す
る各相関値の中の最小相関値と、この最小相関値をとる
ずれ量とを検出し、上記最小相関値と上記ずれ量とを記
憶する記憶手段と、 上記記憶手段に上記最小相関値と上記ずれ量とが記憶さ
れた後に上記像間隔を求める際には、上記ずれ量とその
近傍のずれ量とに対する相関値を求め、この相関値と上
記最小相関値とから相関値の最小をとるずれ量を推定す
る推定手段と、 上記推定手段によって推定された上記ずれ量を基準とし
て上記第1及び第2のセンサからの画素信号を用いて相
関演算を行い、上記像間隔を演算する像間隔演算手段
と、を具備することを特徴とする測距装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25430093A JPH07110432A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 測距装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25430093A JPH07110432A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 測距装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07110432A true JPH07110432A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17263072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25430093A Withdrawn JPH07110432A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 測距装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07110432A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06155080A (ja) * | 1992-11-20 | 1994-06-03 | Kobe Steel Ltd | 耐気孔性に優れたステンレス鋼用フラックス入りワイヤ |
| JP2010282102A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Canon Inc | 撮像装置及び測距方法 |
| JP2016166850A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-15 | 株式会社リコー | 情報処理装置、撮像装置、移動体制御システム、情報処理方法、およびプログラム |
| CN112601979A (zh) * | 2018-09-03 | 2021-04-02 | 松下知识产权经营株式会社 | 距离测定装置 |
-
1993
- 1993-10-12 JP JP25430093A patent/JPH07110432A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06155080A (ja) * | 1992-11-20 | 1994-06-03 | Kobe Steel Ltd | 耐気孔性に優れたステンレス鋼用フラックス入りワイヤ |
| JP2010282102A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Canon Inc | 撮像装置及び測距方法 |
| JP2016166850A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-15 | 株式会社リコー | 情報処理装置、撮像装置、移動体制御システム、情報処理方法、およびプログラム |
| CN112601979A (zh) * | 2018-09-03 | 2021-04-02 | 松下知识产权经营株式会社 | 距离测定装置 |
| US20210166410A1 (en) * | 2018-09-03 | 2021-06-03 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Distance measurement device |
| US11657526B2 (en) * | 2018-09-03 | 2023-05-23 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Distance measurement device |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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