JPH07110852A - 非接触磁気カード - Google Patents
非接触磁気カードInfo
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- JPH07110852A JPH07110852A JP6165189A JP16518994A JPH07110852A JP H07110852 A JPH07110852 A JP H07110852A JP 6165189 A JP6165189 A JP 6165189A JP 16518994 A JP16518994 A JP 16518994A JP H07110852 A JPH07110852 A JP H07110852A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 非磁性支持体の一方の面に、磁気情報が記録
された磁気層を有し、他方の面に、該磁気層からバイア
ス磁界を与えられ且つ検出領域内において変動する周波
数をもつ入射交流磁界に対して、該磁気情報に対応し予
め選定された周波数で機械的に共振する強磁性磁歪材料
の延性ストライプを有し、該磁気層が、結合剤中に飽和
磁束密度100emu/g以上の磁性粉を分散させてなる
磁気層であることを特徴とする非接触磁気カード。 【効果】 高次高調波の出力が高く、多種類の識別が容
易である。デジタル磁気記録方式を用いて共振周波数を
制御できる。さらに、複数の強磁性磁歪材料の延性スト
ライプを用いれば、記録情報量を増やすことができる。
書き込みは、従来のエンコーダーを利用できるので、互
換性を保つことができる。
された磁気層を有し、他方の面に、該磁気層からバイア
ス磁界を与えられ且つ検出領域内において変動する周波
数をもつ入射交流磁界に対して、該磁気情報に対応し予
め選定された周波数で機械的に共振する強磁性磁歪材料
の延性ストライプを有し、該磁気層が、結合剤中に飽和
磁束密度100emu/g以上の磁性粉を分散させてなる
磁気層であることを特徴とする非接触磁気カード。 【効果】 高次高調波の出力が高く、多種類の識別が容
易である。デジタル磁気記録方式を用いて共振周波数を
制御できる。さらに、複数の強磁性磁歪材料の延性スト
ライプを用いれば、記録情報量を増やすことができる。
書き込みは、従来のエンコーダーを利用できるので、互
換性を保つことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カードに関し、さ
らに詳しくは、照合データ等の識別情報を読み取る非接
触磁気カードに関するものであり、偽造防止にも利用で
きるものである。
らに詳しくは、照合データ等の識別情報を読み取る非接
触磁気カードに関するものであり、偽造防止にも利用で
きるものである。
【0002】
【従来の技術】磁気カードは銀行のキャッシュカード、
通帳、鉄道の定期券、切符に広く利用されているが、接
触式で読み取るが故に、機械的な摩耗、損傷等が発生す
る。非接触式で簡易な情報媒体としては、一般的に、バ
ーコードシステムが使用されているが、使用環境の問
題、書き込みができないなどの難点が挙げられる。その
ため、特開昭58−192197号公報および特開昭6
0−218223号公報等に、検出領域内において変動
する周波数をもつ入射交流磁界に対して、硬質磁性材料
によりバイアス磁界が加わるように調整された複数個の
強磁性磁歪材料の延性ストライプが予め選定された異な
る周波数で機械的に共振する磁気マーカーが提案されて
いる。さらに、WO(国際特許出願公開公報)92/1
2401およびWO92/12402等には、硬質磁性
材料の磁化状態を工夫することにより複数のバイアス磁
界が加わるように調整された単一の強磁性磁歪材料の延
性ストライプが予め選定された異なる周波数で機械的に
共振する磁気マーカーが提案されている。
通帳、鉄道の定期券、切符に広く利用されているが、接
触式で読み取るが故に、機械的な摩耗、損傷等が発生す
る。非接触式で簡易な情報媒体としては、一般的に、バ
ーコードシステムが使用されているが、使用環境の問
題、書き込みができないなどの難点が挙げられる。その
ため、特開昭58−192197号公報および特開昭6
0−218223号公報等に、検出領域内において変動
する周波数をもつ入射交流磁界に対して、硬質磁性材料
によりバイアス磁界が加わるように調整された複数個の
強磁性磁歪材料の延性ストライプが予め選定された異な
る周波数で機械的に共振する磁気マーカーが提案されて
いる。さらに、WO(国際特許出願公開公報)92/1
2401およびWO92/12402等には、硬質磁性
材料の磁化状態を工夫することにより複数のバイアス磁
界が加わるように調整された単一の強磁性磁歪材料の延
性ストライプが予め選定された異なる周波数で機械的に
共振する磁気マーカーが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した磁気マーカー
の基本的な構成は、図1に示されるように、強磁性磁歪
材料の延性ストライプ、該延性ストライプが機械的共振
するよう格納空間をもつ方形盆状ケース、および方形盆
状ケースの蓋となる硬質磁性材料の薄帯からなる。硬質
磁性材料としては、SAE1095鋼、ヴィカロイ、レ
マロイ、アーノクロム、クロバック等の強磁性合金が用
いられている。該方形盆状ケースはポリエチレンなどの
高分子材料であるプラスチックである場合、該硬質磁性
材料の薄帯が金属であるため固定方法が難しく、複数個
の強磁性磁歪材料の延性ストライプに最適にバイアス磁
界を加えるように調整し、正確に寸法決めを行わなけれ
ばならない。そのため、特開昭62−64725号公報
等には、延性ストライプに対してソレノイド類似のバイ
アス磁界を発生するバリウムフェライト等の高抗磁力の
磁性粉を充填したプラスチックからなるハウジングを改
良型のバイアスが提案されている。しかしながら、デー
ムス等のWO92/12401等に記載されているバイ
アス磁界はソレノイド類似でなく複数のバイアス磁界を
発生させるためこのようなハウジングは利用できない。
さらに、WO92/12401等で紹介されている方法
は、一例として方形盆状ケースに「デルリン」(商標)
などのプラスチックを用い、硬質磁性材料である強磁性
合金の金属薄帯の固定は粘着テープを利用している。そ
して、硬質磁性材料より複数のバイアス磁界を発生させ
るために磁化を加える方法としては、磁気ヘッドを用い
て一般的な磁気記録方法に従っている。この記録方法は
正弦波記録方式を用いている。また、硬質磁性材料の金
属薄帯の配向性が低く再生波形が崩れるため、デジタル
磁気記録方式による記録はできない。磁気ヘッドと硬質
磁性材料との間に粘着テープを介在させるため、粘着テ
ープの厚みが一般的に60μmであることと硬質磁性材
料の厚みが少なくとも30μmであることを考慮する
と、磁化させるためには磁気ヘッドより100μm以上
の位置まで磁束線を発生させねばならず、磁化させるこ
とが相当困難となる。また、硬質磁性材料の厚みは、一
般的に金属の成形加工であるため、膜厚のばらつきは少
なくとも±5μm生じ、発生するバイアス磁界の大きさ
が安定しない問題点を有する。次に、工業化を考えた場
合、硬質磁性材料の加工はその脆弱性より扱いにくく、
粘着テープの利用では商品価値が低く製造することがで
きない。さらに、いわゆるクレジットカード等のJIS
規格に準拠した厚みが0.6〜0.8mmの仕様にする
ことはできなかった。
の基本的な構成は、図1に示されるように、強磁性磁歪
材料の延性ストライプ、該延性ストライプが機械的共振
するよう格納空間をもつ方形盆状ケース、および方形盆
状ケースの蓋となる硬質磁性材料の薄帯からなる。硬質
磁性材料としては、SAE1095鋼、ヴィカロイ、レ
マロイ、アーノクロム、クロバック等の強磁性合金が用
いられている。該方形盆状ケースはポリエチレンなどの
高分子材料であるプラスチックである場合、該硬質磁性
材料の薄帯が金属であるため固定方法が難しく、複数個
の強磁性磁歪材料の延性ストライプに最適にバイアス磁
界を加えるように調整し、正確に寸法決めを行わなけれ
ばならない。そのため、特開昭62−64725号公報
等には、延性ストライプに対してソレノイド類似のバイ
アス磁界を発生するバリウムフェライト等の高抗磁力の
磁性粉を充填したプラスチックからなるハウジングを改
良型のバイアスが提案されている。しかしながら、デー
ムス等のWO92/12401等に記載されているバイ
アス磁界はソレノイド類似でなく複数のバイアス磁界を
発生させるためこのようなハウジングは利用できない。
さらに、WO92/12401等で紹介されている方法
は、一例として方形盆状ケースに「デルリン」(商標)
などのプラスチックを用い、硬質磁性材料である強磁性
合金の金属薄帯の固定は粘着テープを利用している。そ
して、硬質磁性材料より複数のバイアス磁界を発生させ
るために磁化を加える方法としては、磁気ヘッドを用い
て一般的な磁気記録方法に従っている。この記録方法は
正弦波記録方式を用いている。また、硬質磁性材料の金
属薄帯の配向性が低く再生波形が崩れるため、デジタル
磁気記録方式による記録はできない。磁気ヘッドと硬質
磁性材料との間に粘着テープを介在させるため、粘着テ
ープの厚みが一般的に60μmであることと硬質磁性材
料の厚みが少なくとも30μmであることを考慮する
と、磁化させるためには磁気ヘッドより100μm以上
の位置まで磁束線を発生させねばならず、磁化させるこ
とが相当困難となる。また、硬質磁性材料の厚みは、一
般的に金属の成形加工であるため、膜厚のばらつきは少
なくとも±5μm生じ、発生するバイアス磁界の大きさ
が安定しない問題点を有する。次に、工業化を考えた場
合、硬質磁性材料の加工はその脆弱性より扱いにくく、
粘着テープの利用では商品価値が低く製造することがで
きない。さらに、いわゆるクレジットカード等のJIS
規格に準拠した厚みが0.6〜0.8mmの仕様にする
ことはできなかった。
【0004】本発明が解決しようとする課題は、デジタ
ル記録方式に適し加工性に優れた磁気層を用いた、クレ
ジットカード等のJIS規格に準拠した厚みを有する非
接触磁気カードを提供することにある。
ル記録方式に適し加工性に優れた磁気層を用いた、クレ
ジットカード等のJIS規格に準拠した厚みを有する非
接触磁気カードを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するために、鋭意検討の結果、上記課題を解決するに
至った。
決するために、鋭意検討の結果、上記課題を解決するに
至った。
【0006】すなわち、本発明は上記課題を解決するた
めに、非磁性支持体の一方の面に、磁気情報が記録され
た磁気層を有し、他方の面に、該磁気層からバイアス磁
界を与えられ且つ検出領域内において変動する周波数を
もつ入射交流磁界に対して、該磁気情報に対応し予め選
定された周波数で機械的に共振する強磁性磁歪材料の延
性ストライプを有し、該磁気層が、結合剤中に飽和磁束
密度70emu/g以上の磁性粉を分散させてなる磁気層
であることを特徴とする非接触磁気カードを提供する。
めに、非磁性支持体の一方の面に、磁気情報が記録され
た磁気層を有し、他方の面に、該磁気層からバイアス磁
界を与えられ且つ検出領域内において変動する周波数を
もつ入射交流磁界に対して、該磁気情報に対応し予め選
定された周波数で機械的に共振する強磁性磁歪材料の延
性ストライプを有し、該磁気層が、結合剤中に飽和磁束
密度70emu/g以上の磁性粉を分散させてなる磁気層
であることを特徴とする非接触磁気カードを提供する。
【0007】本発明の非接触磁気カードは、例えば、磁
気層を設けた非磁性支持体に、強磁性磁歪材料の延性ス
トライプを格納した基材を必要に応じて接着剤を用いて
貼り合わせることにより作製することができる。
気層を設けた非磁性支持体に、強磁性磁歪材料の延性ス
トライプを格納した基材を必要に応じて接着剤を用いて
貼り合わせることにより作製することができる。
【0008】本発明で使用する非磁性支持体として使用
できる材料は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレ
ンナフタレート、ポリビニルアルコール、ポリエチレン
テレフタレート、ポリカーボネート、ナイロン、ポリス
チレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンビニル
共重合体等からなるプラスチックフィルムまたはシー
ト;若しくはアルミニウムなどの非磁性金属;紙、含浸
紙;これらの各材料からなる複合体が挙げられ、これら
以外の材料であっても、必要な強度、構成等を備えてい
れば、特に制限なく使用できる。
できる材料は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレ
ンナフタレート、ポリビニルアルコール、ポリエチレン
テレフタレート、ポリカーボネート、ナイロン、ポリス
チレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンビニル
共重合体等からなるプラスチックフィルムまたはシー
ト;若しくはアルミニウムなどの非磁性金属;紙、含浸
紙;これらの各材料からなる複合体が挙げられ、これら
以外の材料であっても、必要な強度、構成等を備えてい
れば、特に制限なく使用できる。
【0009】本発明で使用する磁気層は、非磁性支持体
の厚さの距離における磁界強度の大きさを制御すること
を目的としているので、磁気層中の磁性粉の飽和磁束密
度は100emu/g以上が好ましく、120emu/g以上
が特に好ましい。
の厚さの距離における磁界強度の大きさを制御すること
を目的としているので、磁気層中の磁性粉の飽和磁束密
度は100emu/g以上が好ましく、120emu/g以上
が特に好ましい。
【0010】前記磁性粉としては、例えば、化合物系強
磁性粉末としては、例えば、炭化鉄、窒化鉄等が挙げら
れる。また、強磁性金属粉末としては、強磁性粉末中の
金属分が75重量%以上であり、かつ、金属分の80重
量%以上が少なくとも1種類の強磁性金属または合金
(例えば、Fe、Co、Ni、Fe−Co、Fe−N
i、Co−Ni、Co−Ni−Fe)であり、この金属
分の20重量%以下の範囲内で他の成分(例えば、A
l、Si、Pb、Se、Ti、V、Cr、Mn、Cu、
B、Y、Mo、Rh、Rd、Ag、Sn、Sb、P、B
a、Ta、W、Re、Au、Hg、S、Bi、La、C
e、Pr、Nd、Zn、Te)を含有する合金が挙げら
れる。前記強磁性金属分が小量の水、水酸化物または酸
化物を含んでもよい。これらの強磁性粉末の製造法は公
知であり、本発明では、公知の方法に従って製造したも
のを用いることができる。
磁性粉末としては、例えば、炭化鉄、窒化鉄等が挙げら
れる。また、強磁性金属粉末としては、強磁性粉末中の
金属分が75重量%以上であり、かつ、金属分の80重
量%以上が少なくとも1種類の強磁性金属または合金
(例えば、Fe、Co、Ni、Fe−Co、Fe−N
i、Co−Ni、Co−Ni−Fe)であり、この金属
分の20重量%以下の範囲内で他の成分(例えば、A
l、Si、Pb、Se、Ti、V、Cr、Mn、Cu、
B、Y、Mo、Rh、Rd、Ag、Sn、Sb、P、B
a、Ta、W、Re、Au、Hg、S、Bi、La、C
e、Pr、Nd、Zn、Te)を含有する合金が挙げら
れる。前記強磁性金属分が小量の水、水酸化物または酸
化物を含んでもよい。これらの強磁性粉末の製造法は公
知であり、本発明では、公知の方法に従って製造したも
のを用いることができる。
【0011】磁気層に使用する結合剤としては、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニルおよび酢酸ビニ
ルとビニルアルコール、無水マレイン酸またはアクリル
酸との共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニリデン共重合
体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、スルホン
酸基またはアミノ基等の極性基を有する塩化ビニル系共
重合体の如き塩化ビニル系共重合体;ニトロセルロース
の如きセルロース誘導体;ポリビニルアセタール樹脂;
アクリル樹脂;ポリビニルブチラール樹脂;エポキシ樹
脂;フェノキシ樹脂;ポリウレタン樹脂;ポリエステル
ポリウレタン樹脂;スルホン酸基等の極性基を有するポ
リウレタン樹脂、ポリカーボネートポリウレタン系樹脂
等が挙げられる。
ニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニルおよび酢酸ビニ
ルとビニルアルコール、無水マレイン酸またはアクリル
酸との共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニリデン共重合
体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、スルホン
酸基またはアミノ基等の極性基を有する塩化ビニル系共
重合体の如き塩化ビニル系共重合体;ニトロセルロース
の如きセルロース誘導体;ポリビニルアセタール樹脂;
アクリル樹脂;ポリビニルブチラール樹脂;エポキシ樹
脂;フェノキシ樹脂;ポリウレタン樹脂;ポリエステル
ポリウレタン樹脂;スルホン酸基等の極性基を有するポ
リウレタン樹脂、ポリカーボネートポリウレタン系樹脂
等が挙げられる。
【0012】結合剤として用いる樹脂は単独で使用する
こともできるが、塩化ビニル系樹脂とポリウレタン系樹
脂、セルロース誘導体とポリウレタン系樹脂のように2
種類以上の樹脂を組み合わせて使用することもできる。
結合剤の使用量は、磁性粉100重量部当たり15〜3
0重量部の範囲が好ましい。
こともできるが、塩化ビニル系樹脂とポリウレタン系樹
脂、セルロース誘導体とポリウレタン系樹脂のように2
種類以上の樹脂を組み合わせて使用することもできる。
結合剤の使用量は、磁性粉100重量部当たり15〜3
0重量部の範囲が好ましい。
【0013】また、磁気層に用いる分散剤としては、レ
シチン、高級アルコール、シランカップリング剤、チタ
ンカップリング剤、界面活性剤等が挙げられる。これら
の分散剤の使用量は、磁性粉100重量部当たり0.5
〜3.0重量部の範囲が好ましい。
シチン、高級アルコール、シランカップリング剤、チタ
ンカップリング剤、界面活性剤等が挙げられる。これら
の分散剤の使用量は、磁性粉100重量部当たり0.5
〜3.0重量部の範囲が好ましい。
【0014】上記磁性粉、結合剤、および分散剤を、各
種の混練・分散機を用いて、磁性塗料を作製する。混練
・分散にあたっては、二本ロール、三本ロール等のロー
ル型混練機、ボール型回転ミル等の分散機に、上述の各
成分を、すべて同時に、または個々順次投入する。作製
した磁性塗料を、非磁性支持体に塗布し、1000〜1
0000ガウスの磁界強度をもつ永久磁石またはソレノ
イド磁石によって磁場配向処理後、乾燥させることによ
って磁気層を形成する。このとき、磁気層をカレンダー
処理してもよい。
種の混練・分散機を用いて、磁性塗料を作製する。混練
・分散にあたっては、二本ロール、三本ロール等のロー
ル型混練機、ボール型回転ミル等の分散機に、上述の各
成分を、すべて同時に、または個々順次投入する。作製
した磁性塗料を、非磁性支持体に塗布し、1000〜1
0000ガウスの磁界強度をもつ永久磁石またはソレノ
イド磁石によって磁場配向処理後、乾燥させることによ
って磁気層を形成する。このとき、磁気層をカレンダー
処理してもよい。
【0015】磁性塗料の塗布方法としては、例えば、エ
アードクターコート、ブレードコート、ロッドコート、
押し出しコート、エアーナイフコート、スクイズコー
ト、含侵コート、リバースロールコート、トランスファ
ーロールコート、グラビアコート、キスコート、キャス
トコート、スプレイコート等が挙げられる。
アードクターコート、ブレードコート、ロッドコート、
押し出しコート、エアーナイフコート、スクイズコー
ト、含侵コート、リバースロールコート、トランスファ
ーロールコート、グラビアコート、キスコート、キャス
トコート、スプレイコート等が挙げられる。
【0016】次に、図4に、本発明で使用する磁気層の
厚みを大きくする場合を示した。
厚みを大きくする場合を示した。
【0017】該磁性塗料を該非磁性支持体の上に塗布す
る方法により磁気層の厚さを増大するには限界があり、
厚さ40μm以上の磁気層を得る場合は、接着層7を設
け、磁気層を設けた非磁性支持体を重ね合わせて二つの
磁気層を複合させてもよい。このような場合は、片方の
非磁性支持体B’を、保護層として用いることができ
る。
る方法により磁気層の厚さを増大するには限界があり、
厚さ40μm以上の磁気層を得る場合は、接着層7を設
け、磁気層を設けた非磁性支持体を重ね合わせて二つの
磁気層を複合させてもよい。このような場合は、片方の
非磁性支持体B’を、保護層として用いることができ
る。
【0018】接着層7に使用する接着剤としては、例え
ば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、塩化ビニル−プロピオン酸共重合体、
ゴム系樹脂、シアノアクリレート樹脂、セルロース系樹
脂、アイオノマー樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリウ
レタン樹脂等が挙げられ、通常、0.1〜0.5μmの
厚さに形成する。
ば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、塩化ビニル−プロピオン酸共重合体、
ゴム系樹脂、シアノアクリレート樹脂、セルロース系樹
脂、アイオノマー樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリウ
レタン樹脂等が挙げられ、通常、0.1〜0.5μmの
厚さに形成する。
【0019】貼り合わせる方法としては、例えば、二つ
の非磁性支持体B、B’を加熱および加圧して、接着さ
せる。具体的には、金属ロールまたはゴムロールの一対
を対向させて設置し、一方のロールを加熱しておいて、
一方の非磁性支持体B側に接触させ、ロール間の圧力と
ロールの熱により、加熱および加圧を行うか、若しくは
熱プレスを用いて行うことができる。前記加熱および加
圧の条件は使用する材料によっても異なるが、一例を挙
げると、温度は100〜300℃、圧力は熱ロール方式
では約10kg/cm2、熱プレス方式では10kg/cm2前
後、速度としては50m/分くらいが適当である。
の非磁性支持体B、B’を加熱および加圧して、接着さ
せる。具体的には、金属ロールまたはゴムロールの一対
を対向させて設置し、一方のロールを加熱しておいて、
一方の非磁性支持体B側に接触させ、ロール間の圧力と
ロールの熱により、加熱および加圧を行うか、若しくは
熱プレスを用いて行うことができる。前記加熱および加
圧の条件は使用する材料によっても異なるが、一例を挙
げると、温度は100〜300℃、圧力は熱ロール方式
では約10kg/cm2、熱プレス方式では10kg/cm2前
後、速度としては50m/分くらいが適当である。
【0020】また、磁気層の上に保護層を設けてもよ
く、保護層に使用する樹脂としては、例えば、エチルセ
ルロース、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリ
スチレン等のスチレン樹脂またはスチレン共重合樹脂、
ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポ
リアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリ
ル樹脂あるいはメタクリル樹脂の単独または共重合樹
脂、ポリ酢酸ビニル、ビニルトルエン樹脂、塩化ビニル
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ブチラー
ル樹脂等が挙げられる。また、前記樹脂中に、耐摩耗性
向上のためにα−Al2O3等の高硬度の添加剤やポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE)等の微粒の樹脂ビー
ズを分散させた媒体を使用してもよい。
く、保護層に使用する樹脂としては、例えば、エチルセ
ルロース、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリ
スチレン等のスチレン樹脂またはスチレン共重合樹脂、
ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポ
リアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリ
ル樹脂あるいはメタクリル樹脂の単独または共重合樹
脂、ポリ酢酸ビニル、ビニルトルエン樹脂、塩化ビニル
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ブチラー
ル樹脂等が挙げられる。また、前記樹脂中に、耐摩耗性
向上のためにα−Al2O3等の高硬度の添加剤やポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE)等の微粒の樹脂ビー
ズを分散させた媒体を使用してもよい。
【0021】保護層の形成方法としては公知の塗工方法
を用いてよく、例えば、エアードクターコート、ブレー
ドコート、ロッドコート、押し出しコート、エアーナイ
フコート、スクイズコート、含侵コート、リバースロー
ルコート、トランスファーロールコート、グラビアコー
ト、キスコート、キャストコート、スプレイコート等が
挙げられる。
を用いてよく、例えば、エアードクターコート、ブレー
ドコート、ロッドコート、押し出しコート、エアーナイ
フコート、スクイズコート、含侵コート、リバースロー
ルコート、トランスファーロールコート、グラビアコー
ト、キスコート、キャストコート、スプレイコート等が
挙げられる。
【0022】磁気層の厚さは、10〜100μmの範囲
が好ましく、単位面積当たりの残留磁束密度は1〜25
Mx/cmの範囲にあることが望ましい。
が好ましく、単位面積当たりの残留磁束密度は1〜25
Mx/cmの範囲にあることが望ましい。
【0023】磁気層は着磁された場合、その磁化ポイン
ト、すなわち、その極性ポイントより発生する磁界強度
は極性ポイントと測定ポイントとの距離により決定さ
れ、距離が増加するに従い減少する。さらに、該強磁性
磁歪材料の延性ストライプは、厚みを有し、磁気層から
均一にバイアス磁界が加わることが望ましい。
ト、すなわち、その極性ポイントより発生する磁界強度
は極性ポイントと測定ポイントとの距離により決定さ
れ、距離が増加するに従い減少する。さらに、該強磁性
磁歪材料の延性ストライプは、厚みを有し、磁気層から
均一にバイアス磁界が加わることが望ましい。
【0024】磁気層と強磁性磁歪材料の延性ストライプ
とは、磁気層の表面付近の磁界の減少が特に大きいこと
と、強磁性磁歪材料の延性ストライプが厚みを有するこ
とから、直接接触させるのでなく最適な間隔をもたせて
接触させる必要があり、この間隔が非磁性支持体の厚さ
となる。さらに、非磁性支持体は磁気層の支持体である
と同時に、強磁性磁歪材料の延性ストライプを保護する
ものでもあり、適当な厚みを必要とする。非磁性支持体
の厚みとしては、10〜250μmが望ましく、特に2
5〜100μmが好ましい。したがって、非磁性支持体
の厚みと、好ましいバイアス磁界強度とを決めることに
より、磁気層の厚みが得られる。
とは、磁気層の表面付近の磁界の減少が特に大きいこと
と、強磁性磁歪材料の延性ストライプが厚みを有するこ
とから、直接接触させるのでなく最適な間隔をもたせて
接触させる必要があり、この間隔が非磁性支持体の厚さ
となる。さらに、非磁性支持体は磁気層の支持体である
と同時に、強磁性磁歪材料の延性ストライプを保護する
ものでもあり、適当な厚みを必要とする。非磁性支持体
の厚みとしては、10〜250μmが望ましく、特に2
5〜100μmが好ましい。したがって、非磁性支持体
の厚みと、好ましいバイアス磁界強度とを決めることに
より、磁気層の厚みが得られる。
【0025】強磁性磁歪材料の延性ストライプとして
は、例えば、アライド・ケミカル社の「メトグラス26
05SC」、「メトグラス2605CO」、「メトグラ
ス2826MB」等の品番が望ましく、その厚さとして
は15〜25μmが好ましく、形態は線状であっても構
わない。
は、例えば、アライド・ケミカル社の「メトグラス26
05SC」、「メトグラス2605CO」、「メトグラ
ス2826MB」等の品番が望ましく、その厚さとして
は15〜25μmが好ましく、形態は線状であっても構
わない。
【0026】強磁性磁歪材料の延性ストライプは、磁気
層からバイアス磁界を与えられる。強磁性磁歪材料の延
性ストライプの磁気機械結合係数はバイアス磁界の大き
さにより変化し、磁歪の変化率の最も大きいところで高
くなる。すなわち、バイアス磁界を加えていくと、その
磁界が大きくなるに従い磁気機械結合係数は大きくな
り、あるバイアス磁界で極大を示した後、減少を示す。
層からバイアス磁界を与えられる。強磁性磁歪材料の延
性ストライプの磁気機械結合係数はバイアス磁界の大き
さにより変化し、磁歪の変化率の最も大きいところで高
くなる。すなわち、バイアス磁界を加えていくと、その
磁界が大きくなるに従い磁気機械結合係数は大きくな
り、あるバイアス磁界で極大を示した後、減少を示す。
【0027】磁気機械結合係数Kは下記の式(1)で定
義され、実効透磁率の関数であり、実効透磁率の測定法
である相互インダクタンス法により測定される。磁気機
械結合係数が大きいほど、変動する周波数を持つ交流磁
界を加えたとき、強磁性磁歪材料の延性ストライプの固
有振動数において機械的に共振を引き起こす変換エネル
ギー効率が大きくなる。
義され、実効透磁率の関数であり、実効透磁率の測定法
である相互インダクタンス法により測定される。磁気機
械結合係数が大きいほど、変動する周波数を持つ交流磁
界を加えたとき、強磁性磁歪材料の延性ストライプの固
有振動数において機械的に共振を引き起こす変換エネル
ギー効率が大きくなる。
【0028】
【数1】
【0029】(上記式中、E1は機械的に蓄えられたエ
ネルギーを表わし、E2は磁気的に与えられたエネルギ
ーを表す。)
ネルギーを表わし、E2は磁気的に与えられたエネルギ
ーを表す。)
【0030】したがって、強磁性磁歪材料の延性ストラ
イプの固有振動数において、できるだけ大きい磁気機械
結合係数を得るためには最適なバイアス磁界が必要とな
り、さらに、強磁性磁歪材料の延性ストライプは均一な
バイアス磁界を与えられなければ、磁気エネルギーを効
率よく機械的なエネルギーに変換しない。
イプの固有振動数において、できるだけ大きい磁気機械
結合係数を得るためには最適なバイアス磁界が必要とな
り、さらに、強磁性磁歪材料の延性ストライプは均一な
バイアス磁界を与えられなければ、磁気エネルギーを効
率よく機械的なエネルギーに変換しない。
【0031】また、共振周波数fnは以下の式(2)
【0032】
【数2】 fn=(n/2L)(E/D)1/2 (2)
【0033】(上記式中、L、EおよびDは、各々、強
磁性磁歪材料のストライプの長さ、ヤング率、および質
量密度を表し、nは高調波の次数を表す。)
磁性磁歪材料のストライプの長さ、ヤング率、および質
量密度を表し、nは高調波の次数を表す。)
【0034】で示されるが、nの高調波の次数が高くな
ると、必然的に共振周波数は1MHzを超える場合も生ず
る。強磁性磁歪材料の延性ストライプの抗磁力は0.5
エルステッド以下であるが、残留磁束密度が高いため、
高周波損失であるヒステリシス損失が無視できなくな
る。さらに、アモルファスの強磁性磁歪材料の延性スト
ライプは電気抵抗率が120〜140μΩ−mと小さく
渦電流損失も無視できなくなる。そのため、共振周波数
におけるヒステリシス損失はできるだけ低いものが望ま
しく、周波数1KHz、最大磁界強度5エルステッドの交
流磁界においては1〜50J/m3の範囲が特に好まし
い。
ると、必然的に共振周波数は1MHzを超える場合も生ず
る。強磁性磁歪材料の延性ストライプの抗磁力は0.5
エルステッド以下であるが、残留磁束密度が高いため、
高周波損失であるヒステリシス損失が無視できなくな
る。さらに、アモルファスの強磁性磁歪材料の延性スト
ライプは電気抵抗率が120〜140μΩ−mと小さく
渦電流損失も無視できなくなる。そのため、共振周波数
におけるヒステリシス損失はできるだけ低いものが望ま
しく、周波数1KHz、最大磁界強度5エルステッドの交
流磁界においては1〜50J/m3の範囲が特に好まし
い。
【0035】本発明で使用する基材Cは、図3に示した
ように、強磁性磁歪材料の延性ストライプ2が機械的に
共振できる空間を保持するように切り込みを入れたシー
ト6’と、切り込みのないシート6とからなり、磁気層
4を設けた非磁性支持体Bに貼り付けられることによ
り、強磁性磁歪材料の延性ストライプ2を格納する。
ように、強磁性磁歪材料の延性ストライプ2が機械的に
共振できる空間を保持するように切り込みを入れたシー
ト6’と、切り込みのないシート6とからなり、磁気層
4を設けた非磁性支持体Bに貼り付けられることによ
り、強磁性磁歪材料の延性ストライプ2を格納する。
【0036】シート6および6’の材料としては、例え
ば、ポリ塩化ビニル、ナイロン、セルロースジアセテー
ト、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエステル、ポリイミド若しくはポリカーボネート等の
プラスチック;若しくはアルミニウムなどの金属;紙、
含侵紙;これらの各材料からなる複合体を使用でき、こ
れら以外であっても、必要な強度、構成、隠蔽性、光不
透過性とを有するものであれば、特に制限なく使用でき
る。シート6および6’は、延性ストライプ2の存在を
隠蔽するために、光不透過性のものが好ましい。
ば、ポリ塩化ビニル、ナイロン、セルロースジアセテー
ト、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエステル、ポリイミド若しくはポリカーボネート等の
プラスチック;若しくはアルミニウムなどの金属;紙、
含侵紙;これらの各材料からなる複合体を使用でき、こ
れら以外であっても、必要な強度、構成、隠蔽性、光不
透過性とを有するものであれば、特に制限なく使用でき
る。シート6および6’は、延性ストライプ2の存在を
隠蔽するために、光不透過性のものが好ましい。
【0037】非磁性支持体とシートを貼り合わせるため
に接着剤を使用してもよく、用いる接着剤としては、例
えば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、塩化ビニル−プロピオン酸共重合
体、ゴム系樹脂、シアノアクリレート樹脂、セルロース
系樹脂、アイオノマー樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポ
リウレタン樹脂等が挙げられ、接着剤層は、通常、0.
1〜0.5μmの厚さに形成する。
に接着剤を使用してもよく、用いる接着剤としては、例
えば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、塩化ビニル−プロピオン酸共重合
体、ゴム系樹脂、シアノアクリレート樹脂、セルロース
系樹脂、アイオノマー樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポ
リウレタン樹脂等が挙げられ、接着剤層は、通常、0.
1〜0.5μmの厚さに形成する。
【0038】貼り合わせる方法としては、例えば、磁気
層を設けた非磁性支持体と、強磁性磁歪材料の延性スト
ライプを有したシート6、6’を加熱および加圧して接
着させる。例えば、金属ロールまたはゴムロールの一対
を対向させて設置し、一方のロールを加熱しておいて一
方のシート6側に接触させ、ロール間の圧力とロールの
熱により、他方のシート6’を接着させるか、または熱
プレスを用いて行うことができる。前記加熱および加圧
の条件は使用する材料によっても異なるが、例えば、温
度は100〜300℃、圧力は熱ロール方式では約10
kg/cm2 、熱プレス方式では10kg/cm2前後、速度と
しては50m/分くらいが適当である。
層を設けた非磁性支持体と、強磁性磁歪材料の延性スト
ライプを有したシート6、6’を加熱および加圧して接
着させる。例えば、金属ロールまたはゴムロールの一対
を対向させて設置し、一方のロールを加熱しておいて一
方のシート6側に接触させ、ロール間の圧力とロールの
熱により、他方のシート6’を接着させるか、または熱
プレスを用いて行うことができる。前記加熱および加圧
の条件は使用する材料によっても異なるが、例えば、温
度は100〜300℃、圧力は熱ロール方式では約10
kg/cm2 、熱プレス方式では10kg/cm2前後、速度と
しては50m/分くらいが適当である。
【0039】基材Cの厚みは特に限定されるものでな
く、強磁性磁歪材料の延性ストライプ2が機械的に共振
できる空間を保持することができればよい。例えば、J
ISの磁気ストライプ付きクレジットカードなどの規格
に従えば、厚みは0.68〜0.80、長辺85.7m
m、短辺54.03mmに組み込む事を考えれば基材を
250μmのポリエステルフィルムを用いる事により可
能となる。
く、強磁性磁歪材料の延性ストライプ2が機械的に共振
できる空間を保持することができればよい。例えば、J
ISの磁気ストライプ付きクレジットカードなどの規格
に従えば、厚みは0.68〜0.80、長辺85.7m
m、短辺54.03mmに組み込む事を考えれば基材を
250μmのポリエステルフィルムを用いる事により可
能となる。
【0040】次に、本発明の非接触磁気カードは、その
使用に際し、磁気層に磁気情報を記録する必要がある。
以下に、磁気層を着磁させる方法と、それに伴う強磁性
磁歪材料の延性ストライプに及ぼす作用を説明する。
使用に際し、磁気層に磁気情報を記録する必要がある。
以下に、磁気層を着磁させる方法と、それに伴う強磁性
磁歪材料の延性ストライプに及ぼす作用を説明する。
【0041】強磁性磁歪材料の延性ストライプが機械的
に共振する固有周波数は式(2)で示され、入射交流磁
界に対し共振する強磁性磁歪材料の延性ストライプに加
えられるバイアス磁界を発生する磁気層の着磁状態は図
5に示される。
に共振する固有周波数は式(2)で示され、入射交流磁
界に対し共振する強磁性磁歪材料の延性ストライプに加
えられるバイアス磁界を発生する磁気層の着磁状態は図
5に示される。
【0042】図5には、本発明で使用する磁気層に磁気
情報を記録した状態、すなわち、長さLの磁気層をn等
分に着磁させた状態が示されている。
情報を記録した状態、すなわち、長さLの磁気層をn等
分に着磁させた状態が示されている。
【0043】磁気記録には、図6に示した着磁器、また
は図7に示したエンコーダーを用いることができる。ま
た、長手記録、リング型ヘッドを用いてもよい。
は図7に示したエンコーダーを用いることができる。ま
た、長手記録、リング型ヘッドを用いてもよい。
【0044】磁気記録方式としては、図8に示した正弦
波記録方式と、図9に示したデジタル記録方式の二つが
あるが、磁気機械結合係数が最大となるバイアス磁界の
範囲が狭いことと、L/nの長さの所に安定で且つ鋭く
バイアス磁界を発生できることから、デジタル記録方式
が好ましい。
波記録方式と、図9に示したデジタル記録方式の二つが
あるが、磁気機械結合係数が最大となるバイアス磁界の
範囲が狭いことと、L/nの長さの所に安定で且つ鋭く
バイアス磁界を発生できることから、デジタル記録方式
が好ましい。
【0045】以上、共振周波数fnについて述べたが、
複数の共振を発生させるように着磁内容を重畳させるこ
ともできる。複数の共振を発生させることはその組み合
わせにより判別する種類が大幅に向上する。
複数の共振を発生させるように着磁内容を重畳させるこ
ともできる。複数の共振を発生させることはその組み合
わせにより判別する種類が大幅に向上する。
【0046】共振周波数fn及びfmの2つのモードの共
振を発生させるには、強磁性磁歪材料の延性ストライプ
端の振幅が0であるL/nの1/2波長を持つ正弦波と
L/mの1/2波長を持つ正弦波を合成させた曲線の振
幅が0となる長さの所にバイアス磁界が発生するように
デジタルに磁化する事により、fn及びfmの共振が得ら
れる。この際、fn及びfm以外の共振が得られる場合が
生じるが、L/nの1/2波長を持つ正弦波とL/mの
1/2波長を持つ正弦波のそれぞれの振幅を調整する事
によりfn及びfmのみの共振が得られる。また、共振周
波数fn、fm及びflの共振を発生させるには、L/n
の1/2波長を持つ正弦波とL/mの1/2波長を持つ
正弦波とL/lの1/2波長を持つ正弦波とを合成させ
た曲線の振幅が0となる長さの所にバイアス磁界が発生
するように上記2つのモードの場合と同様にデジタルに
磁化する事により、fn、fm、flの共振が得られる。
振を発生させるには、強磁性磁歪材料の延性ストライプ
端の振幅が0であるL/nの1/2波長を持つ正弦波と
L/mの1/2波長を持つ正弦波を合成させた曲線の振
幅が0となる長さの所にバイアス磁界が発生するように
デジタルに磁化する事により、fn及びfmの共振が得ら
れる。この際、fn及びfm以外の共振が得られる場合が
生じるが、L/nの1/2波長を持つ正弦波とL/mの
1/2波長を持つ正弦波のそれぞれの振幅を調整する事
によりfn及びfmのみの共振が得られる。また、共振周
波数fn、fm及びflの共振を発生させるには、L/n
の1/2波長を持つ正弦波とL/mの1/2波長を持つ
正弦波とL/lの1/2波長を持つ正弦波とを合成させ
た曲線の振幅が0となる長さの所にバイアス磁界が発生
するように上記2つのモードの場合と同様にデジタルに
磁化する事により、fn、fm、flの共振が得られる。
【0047】図10に、本発明の非接触磁気カードの磁
気記録に対応した識別情報を検出するシステムを示し
た。
気記録に対応した識別情報を検出するシステムを示し
た。
【0048】装置100は、周波数の掃引ができる正弦
波信号を発生する発信器101、該正弦波信号を増幅す
る出力増幅器102、および増幅された正弦波信号をそ
の形状により強磁性磁歪材料の延性ストライプに交流磁
界を加えることができる励磁コイル103とからなる。
波信号を発生する発信器101、該正弦波信号を増幅す
る出力増幅器102、および増幅された正弦波信号をそ
の形状により強磁性磁歪材料の延性ストライプに交流磁
界を加えることができる励磁コイル103とからなる。
【0049】装置200は、励磁コイル103の内側に
同軸配置されたピックアップコイル201と強磁性磁歪
材料の延性ストライプが機械的に共振する周波数を検出
して応答信号の振幅が測定できるスペクトラムアナライ
ザー202とからなる。本発明の非接触磁気カードの磁
気層を予めエンコーダーなどを用いて着磁させることに
より強磁性磁歪材料は式(2)の周波数により共振す
る。
同軸配置されたピックアップコイル201と強磁性磁歪
材料の延性ストライプが機械的に共振する周波数を検出
して応答信号の振幅が測定できるスペクトラムアナライ
ザー202とからなる。本発明の非接触磁気カードの磁
気層を予めエンコーダーなどを用いて着磁させることに
より強磁性磁歪材料は式(2)の周波数により共振す
る。
【0050】したがって、交流磁界の周波数をfn周辺
で掃引すると特徴的な信号が生じる。これは、交流磁界
およびバイアス磁界が磁気歪を示す強磁性磁歪材料の延
性ストライプに導入されるとエネルギーは交流磁界の周
波数に応じて磁気エネルギーおよび機械エネルギーに交
互に蓄積され、放出される。蓄積および放出される磁気
歪エネルギーはその物質の機械的共振周波数において最
大となる。このエネルギーの蓄積および放出により、強
磁性磁歪材料の延性ストライプの透磁率、すなわち磁束
密度変化を介してピックアップコイル201に電圧が誘
導される。したがって、ピックアップコイル201に誘
起される出力信号の特有の周波数成分を検出することに
より本発明の非接触磁気カードの識別情報の判定を行
う。
で掃引すると特徴的な信号が生じる。これは、交流磁界
およびバイアス磁界が磁気歪を示す強磁性磁歪材料の延
性ストライプに導入されるとエネルギーは交流磁界の周
波数に応じて磁気エネルギーおよび機械エネルギーに交
互に蓄積され、放出される。蓄積および放出される磁気
歪エネルギーはその物質の機械的共振周波数において最
大となる。このエネルギーの蓄積および放出により、強
磁性磁歪材料の延性ストライプの透磁率、すなわち磁束
密度変化を介してピックアップコイル201に電圧が誘
導される。したがって、ピックアップコイル201に誘
起される出力信号の特有の周波数成分を検出することに
より本発明の非接触磁気カードの識別情報の判定を行
う。
【0051】発信器101の周波数は、10KHz〜5MHz
の範囲が望ましい。励磁コイル103内に発生する交流
磁界の強さは5エルステッド以下であり、この程度の磁
界では本発明の磁気層の記録情報を消去したり、減衰さ
せたりすることはない。
の範囲が望ましい。励磁コイル103内に発生する交流
磁界の強さは5エルステッド以下であり、この程度の磁
界では本発明の磁気層の記録情報を消去したり、減衰さ
せたりすることはない。
【0052】
【実施例】以下、実施例により、本発明をさらに具体的
に説明する。
に説明する。
【0053】(実施例1)厚さ25μmのFe−Ni−
Mo−B系の「メトグラス2826MB」(アライド・
ケミカル社製)を幅2mm、長さ100mmにエッチングレ
ジストによりマスクし、エッチング処理を行い、強磁性
磁歪材料の延性ストライプを作製した。
Mo−B系の「メトグラス2826MB」(アライド・
ケミカル社製)を幅2mm、長さ100mmにエッチングレ
ジストによりマスクし、エッチング処理を行い、強磁性
磁歪材料の延性ストライプを作製した。
【0054】この強磁性磁歪材料の延性ストライプを、
周波数1KHz、最大磁界強度5エルステッドの励磁条件
で交流磁化測定装置(理研電子(株)製)にて交流磁気
特性を測定し、表2と図20に示した。さらに、相互イ
ンダクタンス法によりバイアス磁界を加えたときの磁気
機械結合係数を測定し、図11に示した。
周波数1KHz、最大磁界強度5エルステッドの励磁条件
で交流磁化測定装置(理研電子(株)製)にて交流磁気
特性を測定し、表2と図20に示した。さらに、相互イ
ンダクタンス法によりバイアス磁界を加えたときの磁気
機械結合係数を測定し、図11に示した。
【0055】厚さ250μmの乳白色ポリエチレンテレ
フタレート板を、基材を構成するシートとして用いて、
それに幅3mm、長さ102mmの窓を開け、別の厚さ25
0μmの乳白色ポリエチレンテレフタレート板を接着
し、強磁性磁歪材料の延性ストライプが機械的共振でき
るよう挿入して、強磁性磁歪材料の延性ストライプを格
納した基材を作製した。
フタレート板を、基材を構成するシートとして用いて、
それに幅3mm、長さ102mmの窓を開け、別の厚さ25
0μmの乳白色ポリエチレンテレフタレート板を接着
し、強磁性磁歪材料の延性ストライプが機械的共振でき
るよう挿入して、強磁性磁歪材料の延性ストライプを格
納した基材を作製した。
【0056】次に、保磁力1550エルステッド、飽和
磁束密度120emu/gのメタル磁性粉である「HJ−
8」(同和鉱業(株)製)100重量部、レシチン3重
量部、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重
合「VAGH」(米国ユニオンカーバイド社製)10重
量部、ポリウレタンエラストマー「T−5206」(大
日本インキ化学工業(株)製)10重量部を加圧ニーダ
ーにて混練し、得られた混練物にメチルエチルケトンと
トルエンとシクロヘキサノンとの等重量混合液300重
量部を加え、ボールミルにて分散して磁性塗料を得た。
磁束密度120emu/gのメタル磁性粉である「HJ−
8」(同和鉱業(株)製)100重量部、レシチン3重
量部、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重
合「VAGH」(米国ユニオンカーバイド社製)10重
量部、ポリウレタンエラストマー「T−5206」(大
日本インキ化学工業(株)製)10重量部を加圧ニーダ
ーにて混練し、得られた混練物にメチルエチルケトンと
トルエンとシクロヘキサノンとの等重量混合液300重
量部を加え、ボールミルにて分散して磁性塗料を得た。
【0057】得られた磁性塗料を、厚さ50μmのポリ
エステルフィルム上に乾燥塗布膜厚が、12.5μ
m、30μmとなるように塗布し、5000ガウスの
磁場配向を加えて乾燥した後、幅10mmにスリットし、
磁気層を設けた非磁性支持体を作製した。さらに、前記
磁性塗料を、厚さ50μmのポリエステルフィルム上に
乾燥塗布膜厚が30μmとなるように塗布し、また厚さ
24μmのポリエステルフィルム上に乾燥塗布膜厚が1
0μmとなるように塗布し、5000ガウスの磁場配向
を加えて乾燥し、それぞれ幅10mmにスリットしたもの
を貼り合わせ、厚さ40μmの磁気層を設けた非磁性
支持体を作製した。そして、それらの静磁気特性を測定
し、その結果を表1に示した。
エステルフィルム上に乾燥塗布膜厚が、12.5μ
m、30μmとなるように塗布し、5000ガウスの
磁場配向を加えて乾燥した後、幅10mmにスリットし、
磁気層を設けた非磁性支持体を作製した。さらに、前記
磁性塗料を、厚さ50μmのポリエステルフィルム上に
乾燥塗布膜厚が30μmとなるように塗布し、また厚さ
24μmのポリエステルフィルム上に乾燥塗布膜厚が1
0μmとなるように塗布し、5000ガウスの磁場配向
を加えて乾燥し、それぞれ幅10mmにスリットしたもの
を貼り合わせ、厚さ40μmの磁気層を設けた非磁性
支持体を作製した。そして、それらの静磁気特性を測定
し、その結果を表1に示した。
【0058】次に、基材と、磁気層を設けた非磁性支持
体とを、強磁性磁歪材料の延性ストライプと磁気層が重
なるようにして熱プレス機を用いて貼り合わせた後、5
×105mmの大きさに打ち抜いて本発明の非接触磁気カ
ードを得た。
体とを、強磁性磁歪材料の延性ストライプと磁気層が重
なるようにして熱プレス機を用いて貼り合わせた後、5
×105mmの大きさに打ち抜いて本発明の非接触磁気カ
ードを得た。
【0059】そして、磁気層の厚さが40μmである
非接触磁気カードにおいて、強磁性磁歪材料の延性スト
ライプの端面部から6次高調波、12次高調波、20次
高調波が発生するように、100/6mm、100/12
mm、100/20mm間隔に磁化が飽和するようにエンコ
ーダーにて着磁した。さらに、通常の磁気ヘッドによる
読み取り機にて再生出力を測定し、その結果を図12と
図16に示した。また、強磁性磁歪材料の延性ストライ
プと接触する面から発生したバイアス磁界をガウスメー
ターを用いて測定し、表1に示した。
非接触磁気カードにおいて、強磁性磁歪材料の延性スト
ライプの端面部から6次高調波、12次高調波、20次
高調波が発生するように、100/6mm、100/12
mm、100/20mm間隔に磁化が飽和するようにエンコ
ーダーにて着磁した。さらに、通常の磁気ヘッドによる
読み取り機にて再生出力を測定し、その結果を図12と
図16に示した。また、強磁性磁歪材料の延性ストライ
プと接触する面から発生したバイアス磁界をガウスメー
ターを用いて測定し、表1に示した。
【0060】次に、図10に示したように、非接触磁気
カードの磁気記録に対応した識別情報を検出するシステ
ムを作製した。
カードの磁気記録に対応した識別情報を検出するシステ
ムを作製した。
【0061】内径60mmのコアに直径1mmの銅線を20
0回巻いて励磁コイルを作製した。そして、内径10mm
のコアに直径0.1mmの銅線を50回巻いて差動タイプ
のピックアップコイルを作製し、該励磁コイル内に挿入
した。これらの励磁コイルとピックアップコイルをゲイ
ンフェーズアナライザ(ワイ・エイチ・ピー社製「41
94A」)に接続し、該ピックアップコイル内に、作製
した非接触磁気カードを挿入し、周波数50〜500KH
zまで交流磁界を掃引して、6次高調波の共振周波数と
その信号出力を測定し、その結果を表3に示した。ま
た、6次高調波、12次高調波、および20次高調波を
測定し、その結果をそれぞれ図22〜24に示した。
0回巻いて励磁コイルを作製した。そして、内径10mm
のコアに直径0.1mmの銅線を50回巻いて差動タイプ
のピックアップコイルを作製し、該励磁コイル内に挿入
した。これらの励磁コイルとピックアップコイルをゲイ
ンフェーズアナライザ(ワイ・エイチ・ピー社製「41
94A」)に接続し、該ピックアップコイル内に、作製
した非接触磁気カードを挿入し、周波数50〜500KH
zまで交流磁界を掃引して、6次高調波の共振周波数と
その信号出力を測定し、その結果を表3に示した。ま
た、6次高調波、12次高調波、および20次高調波を
測定し、その結果をそれぞれ図22〜24に示した。
【0062】(実施例2)厚さ100μmのポリエステ
ルフィルム上に、該磁性塗料を乾燥塗布膜厚が30μ
mとなるように塗布し、5000ガウスの磁場配向を加
えて乾燥し幅10mmにスリットし、磁気層を設けた非磁
性体を作製した。さらに、該磁性塗料を、厚さ100μ
mのポリエステルフィルム上に乾燥塗布膜厚が30μm
となるように塗布し、また厚さ24μmのポリエステル
フィルム上に乾燥塗布膜厚が15μmおよび30μmと
なるように塗布し、5000ガウスの磁場配向を加えて
乾燥し、それぞれ幅10mmにスリットしたものを貼り合
わせ、厚さ45μm、60μmの磁気層を設けた非
磁性支持体を作製した。そして、それらの静磁気特性を
測定し、表1に示した。
ルフィルム上に、該磁性塗料を乾燥塗布膜厚が30μ
mとなるように塗布し、5000ガウスの磁場配向を加
えて乾燥し幅10mmにスリットし、磁気層を設けた非磁
性体を作製した。さらに、該磁性塗料を、厚さ100μ
mのポリエステルフィルム上に乾燥塗布膜厚が30μm
となるように塗布し、また厚さ24μmのポリエステル
フィルム上に乾燥塗布膜厚が15μmおよび30μmと
なるように塗布し、5000ガウスの磁場配向を加えて
乾燥し、それぞれ幅10mmにスリットしたものを貼り合
わせ、厚さ45μm、60μmの磁気層を設けた非
磁性支持体を作製した。そして、それらの静磁気特性を
測定し、表1に示した。
【0063】そして、作製した磁気層を設けた非磁性支
持体を用い、実施例1と同様にして本発明の非接触磁気
カードを作製した後、バイアス磁界を測定し、その結果
を表1に示した。また、共振周波数とその信号出力を測
定し、その結果を表3に示した。
持体を用い、実施例1と同様にして本発明の非接触磁気
カードを作製した後、バイアス磁界を測定し、その結果
を表1に示した。また、共振周波数とその信号出力を測
定し、その結果を表3に示した。
【0064】(実施例3)厚さ25μmの強磁性磁歪材
料の延性ストライプにFe−Co−B−Si系の「メト
グラス2605CO」(アライド・ケミカル社製)を実
施例1と同様にエッチング処理により強磁性磁歪材料の
延性ストライプを作製した後、実施例1と同様にして交
流磁気特性を測定し、その結果を表2と図21に示し
た。さらに、相互インダクタンス法によりバイアス磁界
を加えたときの磁気機械結合係数を測定し、図11に示
した。
料の延性ストライプにFe−Co−B−Si系の「メト
グラス2605CO」(アライド・ケミカル社製)を実
施例1と同様にエッチング処理により強磁性磁歪材料の
延性ストライプを作製した後、実施例1と同様にして交
流磁気特性を測定し、その結果を表2と図21に示し
た。さらに、相互インダクタンス法によりバイアス磁界
を加えたときの磁気機械結合係数を測定し、図11に示
した。
【0065】磁気層の厚さを40μmとした以外は実施
例1と同様にして、磁気層を設けた非磁性支持体を作製
した後、その静磁気特性を測定し、その結果を表1に示
した。
例1と同様にして、磁気層を設けた非磁性支持体を作製
した後、その静磁気特性を測定し、その結果を表1に示
した。
【0066】そして、作製した強磁性磁歪材料の延性ス
トライプを用いて、非接触磁気カードを作製した後、6
次高調波、12次高調波、および20次高調波を測定
し、その結果をそれぞれ図25、図26、および図27
に示した。
トライプを用いて、非接触磁気カードを作製した後、6
次高調波、12次高調波、および20次高調波を測定
し、その結果をそれぞれ図25、図26、および図27
に示した。
【0067】(実施例4)厚さ50μmのポリエステル
フィルム上に、該磁性塗料を乾燥塗布膜厚が30μmと
なるように塗布し、また厚さ24μmのポリエステルフ
ィルム上に乾燥塗布膜厚が10μmとなるように塗布
し、5000ガウスの磁場配向を加えて乾燥し、それぞ
れ幅10mmにスリットしたものを貼り合わせ、厚さ4
0μmの磁気層を設けた非磁性支持体を作製した。
フィルム上に、該磁性塗料を乾燥塗布膜厚が30μmと
なるように塗布し、また厚さ24μmのポリエステルフ
ィルム上に乾燥塗布膜厚が10μmとなるように塗布
し、5000ガウスの磁場配向を加えて乾燥し、それぞ
れ幅10mmにスリットしたものを貼り合わせ、厚さ4
0μmの磁気層を設けた非磁性支持体を作製した。
【0068】そして、作製した磁気層を設けた非磁性支
持体を用い、実施例1と同様にして本発明の非接触磁気
カードを作製した後、強磁性磁歪材料の延性ストライプ
の端面部から3次高調波、5次高調波が発生するよう
に、100/3mm、100/5mm間隔に磁化が飽和する
ようにエンコーダーにて着磁した。また、100/3m
m、100/5mm間隔を波長とした正弦波を重ね合わせ
て、振幅が0となる間隔に磁化が飽和するようにエンコ
ーダーにて着磁した。さらに、通常の磁気ヘッドによる
読み取り機にて再生出力を測定し、その結果を図28と
図29に示した。また、共振周波数とその信号出力を測
定し、その結果を図30に示した。
持体を用い、実施例1と同様にして本発明の非接触磁気
カードを作製した後、強磁性磁歪材料の延性ストライプ
の端面部から3次高調波、5次高調波が発生するよう
に、100/3mm、100/5mm間隔に磁化が飽和する
ようにエンコーダーにて着磁した。また、100/3m
m、100/5mm間隔を波長とした正弦波を重ね合わせ
て、振幅が0となる間隔に磁化が飽和するようにエンコ
ーダーにて着磁した。さらに、通常の磁気ヘッドによる
読み取り機にて再生出力を測定し、その結果を図28と
図29に示した。また、共振周波数とその信号出力を測
定し、その結果を図30に示した。
【0069】(実施例5)強磁性磁歪材料の延性ストラ
イプの端面部から6次高調波、20次高調波が発生する
ように、100/6mm、100/20mm間隔を波長とし
た正弦波を重ね合わせて、振幅が0となる間隔に磁化が
飽和するようにエンコーダーにて着磁する以外は実施例
3と同様にして、共振周波数とその信号出力を測定し、
その結果を図31に示した。
イプの端面部から6次高調波、20次高調波が発生する
ように、100/6mm、100/20mm間隔を波長とし
た正弦波を重ね合わせて、振幅が0となる間隔に磁化が
飽和するようにエンコーダーにて着磁する以外は実施例
3と同様にして、共振周波数とその信号出力を測定し、
その結果を図31に示した。
【0070】(実施例6)強磁性磁歪材料の延性ストラ
イプの端面部から5次高調波、12次高調波、20次高
調波が発生するように、100/5mm、100/12m
m、100/20mm間隔を1/2波長とした正弦波を重
ね合わせて、振幅が0となる間隔に磁化が飽和するよう
にエンコーダーにて着磁する以外は実施例3と同様にし
て、共振周波数とその信号出力を測定し、その結果を図
32に示した。
イプの端面部から5次高調波、12次高調波、20次高
調波が発生するように、100/5mm、100/12m
m、100/20mm間隔を1/2波長とした正弦波を重
ね合わせて、振幅が0となる間隔に磁化が飽和するよう
にエンコーダーにて着磁する以外は実施例3と同様にし
て、共振周波数とその信号出力を測定し、その結果を図
32に示した。
【0071】(実施例7)厚さ25μmのFe−Ni−
Mo−B系の「メトグラス2826MB」(アライド・
ケミカル社製)を幅2mm、長さ75mmにエッチングレジ
ストによりマスクし、エッチング処理を行い、強磁性磁
歪材料の延性ストライプを作製した。
Mo−B系の「メトグラス2826MB」(アライド・
ケミカル社製)を幅2mm、長さ75mmにエッチングレジ
ストによりマスクし、エッチング処理を行い、強磁性磁
歪材料の延性ストライプを作製した。
【0072】厚さ250μmの乳白色ポリエチレンテレ
フタレート板を、基材を構成するシートとして用いて、
それに幅3mm、長さ76mmの窓を開け、別の厚さ250
μmの乳白色ポリエチレンテレフタレート板を接着し、
強磁性磁歪材料の延性ストライプが機械的共振できるよ
う挿入して、強磁性磁歪材料の延性ストライプを格納し
た基材を作製した。
フタレート板を、基材を構成するシートとして用いて、
それに幅3mm、長さ76mmの窓を開け、別の厚さ250
μmの乳白色ポリエチレンテレフタレート板を接着し、
強磁性磁歪材料の延性ストライプが機械的共振できるよ
う挿入して、強磁性磁歪材料の延性ストライプを格納し
た基材を作製した。
【0073】厚さ50μmのポリエステルフィルム上
に、該磁性塗料を乾燥塗布膜厚が30μmとなるように
塗布し、また厚さ24μmのポリエステルフィルム上に
乾燥塗布膜厚が10μmとなるように塗布し、5000
ガウスの磁場配向を加えて乾燥し、それぞれ幅10mmに
スリットしたものを貼り合わせ、厚さ40μmの磁気
層を設けた非磁性支持体を作製した。
に、該磁性塗料を乾燥塗布膜厚が30μmとなるように
塗布し、また厚さ24μmのポリエステルフィルム上に
乾燥塗布膜厚が10μmとなるように塗布し、5000
ガウスの磁場配向を加えて乾燥し、それぞれ幅10mmに
スリットしたものを貼り合わせ、厚さ40μmの磁気
層を設けた非磁性支持体を作製した。
【0074】次に、基材と、磁気層を設けた非磁性支持
体とを、強磁性磁歪材料の延性ストライプと磁気層が重
なるようにして熱プレス機を用いて貼り合わせた後、5
4×85.5mmの大きさに打ち抜いて本発明の非接触磁
気カードを得た。
体とを、強磁性磁歪材料の延性ストライプと磁気層が重
なるようにして熱プレス機を用いて貼り合わせた後、5
4×85.5mmの大きさに打ち抜いて本発明の非接触磁
気カードを得た。
【0075】そして、磁気層の厚さが40μmである
非接触磁気カードにおいて、強磁性磁歪材料の延性スト
ライプの端面部から3次高調波、7次高調波が発生する
ように、75/3mm、75/7mmの間隔が1/2波長の
正弦波を重ね合わせて振幅が0となる間隔に磁化が飽和
するようにエンコーダーにて着磁した。さらに、75/
3mm、75/7mmの間隔が1/2波長の正弦波の振幅を
1/1、1/0.9、1/0.8の組み合わせにて重ね
合わせて振幅が0となる間隔にエンコーダーにて着磁し
た。
非接触磁気カードにおいて、強磁性磁歪材料の延性スト
ライプの端面部から3次高調波、7次高調波が発生する
ように、75/3mm、75/7mmの間隔が1/2波長の
正弦波を重ね合わせて振幅が0となる間隔に磁化が飽和
するようにエンコーダーにて着磁した。さらに、75/
3mm、75/7mmの間隔が1/2波長の正弦波の振幅を
1/1、1/0.9、1/0.8の組み合わせにて重ね
合わせて振幅が0となる間隔にエンコーダーにて着磁し
た。
【0076】次に、図10に示したように、非接触磁気
カードの磁気記録に対応した識別情報を検出するシステ
ムを作製した。
カードの磁気記録に対応した識別情報を検出するシステ
ムを作製した。
【0077】内径250mm×500mmのコアに直径1mm
の銅線を20回巻いて励磁コイルを作製した。そして、
内径250mm×250mmのコアに直径1mmの銅線を20
回巻いたものを2つ用意し8の字形として差動タイプの
サーチコイルを作製し、該励磁コイルに200mm離して
対向させ検出領域とした。これらの励磁コイルとサーチ
コイルをゲインフェーズアナライザ(ワイ・エイチ・ピ
ー社製「4194A」)に高速・高帯域の直流増幅器及
び作動増幅器を通して接続し、該検出領域内に、作製し
た非接触磁気カードを挿入し、周波数50〜500KHz
まで交流磁界を掃引して、共振周波数とその信号出力を
測定した。その結果をそれぞれ図33〜35に示した。
の銅線を20回巻いて励磁コイルを作製した。そして、
内径250mm×250mmのコアに直径1mmの銅線を20
回巻いたものを2つ用意し8の字形として差動タイプの
サーチコイルを作製し、該励磁コイルに200mm離して
対向させ検出領域とした。これらの励磁コイルとサーチ
コイルをゲインフェーズアナライザ(ワイ・エイチ・ピ
ー社製「4194A」)に高速・高帯域の直流増幅器及
び作動増幅器を通して接続し、該検出領域内に、作製し
た非接触磁気カードを挿入し、周波数50〜500KHz
まで交流磁界を掃引して、共振周波数とその信号出力を
測定した。その結果をそれぞれ図33〜35に示した。
【0078】(比較例1)メタル磁性粉の代わりに、保
磁力650エルステッド、飽和磁束密度73emu/gの
酸化鉄磁性粉である「CTX−970」(戸田工業
(株)製)を用いる以外は実施例1と同様に、磁性層を
設けた非磁性支持体を作製した後、その静磁気特性を測
定し、その結果を表1に示した。
磁力650エルステッド、飽和磁束密度73emu/gの
酸化鉄磁性粉である「CTX−970」(戸田工業
(株)製)を用いる以外は実施例1と同様に、磁性層を
設けた非磁性支持体を作製した後、その静磁気特性を測
定し、その結果を表1に示した。
【0079】そして、作製した磁性層を設けた非磁性支
持体を用い、実施例1と同様にして非接触磁気カードを
作製した後、バイアス磁界を測定し、その結果を表1に
示した。また、6次高調波の共振周波数及び信号出力を
測定し表3に示した。表1のバイアス磁界から分かるよ
うに、磁気層の厚さが12.5μmの場合の信号出力の
検出はできず、信号出力のレベルが全体に低かった。
持体を用い、実施例1と同様にして非接触磁気カードを
作製した後、バイアス磁界を測定し、その結果を表1に
示した。また、6次高調波の共振周波数及び信号出力を
測定し表3に示した。表1のバイアス磁界から分かるよ
うに、磁気層の厚さが12.5μmの場合の信号出力の
検出はできず、信号出力のレベルが全体に低かった。
【0080】(比較例2)磁気層の代わりに、厚さ33
μmの強磁性金属リボン「Co−Fe−Ni系半硬質材
料」(ドイツ国バキュームシュメルツェ(Vacuumshmelz
e)社製)を用いて実施例1と同様に、強磁性金属リボ
ンを設けた非磁性支持体を作製した後、その静磁気特性
を測定し、その結果を表1に示した。
μmの強磁性金属リボン「Co−Fe−Ni系半硬質材
料」(ドイツ国バキュームシュメルツェ(Vacuumshmelz
e)社製)を用いて実施例1と同様に、強磁性金属リボ
ンを設けた非磁性支持体を作製した後、その静磁気特性
を測定し、その結果を表1に示した。
【0081】そして、作製した強磁性金属リボンを設け
た非磁性支持体を用い、実施例1と同様にして非接触磁
気カードを作製した後、バイアス磁界を測定し、その結
果を表1に示した。また、6次高調波、20次高調波を
測定し、それぞれ図14と図18に示した。ただし、図
14から分かるように、ノイズのため、100KHz未満
における6次高調波の検出はできなかった。
た非磁性支持体を用い、実施例1と同様にして非接触磁
気カードを作製した後、バイアス磁界を測定し、その結
果を表1に示した。また、6次高調波、20次高調波を
測定し、それぞれ図14と図18に示した。ただし、図
14から分かるように、ノイズのため、100KHz未満
における6次高調波の検出はできなかった。
【0082】(比較例2)強磁性金属リボンの厚さを6
6μmとした以外は比較例1と同様にして、強磁性金属
リボンを設けた非磁性支持体を作製した後、その静磁気
特性を測定し、その結果を表1に示した。
6μmとした以外は比較例1と同様にして、強磁性金属
リボンを設けた非磁性支持体を作製した後、その静磁気
特性を測定し、その結果を表1に示した。
【0083】そして、作製した強磁性金属リボンを設け
た非磁性支持体を用い、実施例1と同様にして非接触磁
気カードを作製した後、バイアス磁界を測定し、その結
果を表1に示した。また、6次高調波、20次高調波を
測定し、それぞれ図15と図19に示した。ただし、図
15から分かるように、ノイズのため、100KHz未満
における6次高調波の検出はできなかった。
た非磁性支持体を用い、実施例1と同様にして非接触磁
気カードを作製した後、バイアス磁界を測定し、その結
果を表1に示した。また、6次高調波、20次高調波を
測定し、それぞれ図15と図19に示した。ただし、図
15から分かるように、ノイズのため、100KHz未満
における6次高調波の検出はできなかった。
【0084】
【表1】
【0085】
【表2】
【0086】
【表3】
【0087】
【表4】
【0088】
【表5】
【0089】図11から明らかように、正弦波記録方式
とは異なり、デジタル記録方式の場合、強磁性磁歪材料
の磁気機械結合係数が最大となるバイアス磁界は、実施
例1で使用した「メトグラス2826MB」においては
4.5〜6.0エルステッドの範囲であり、実施例3で
使用した「メトグラス2605CO」においては5.5
〜7.0エルステッドの範囲であり狭い範囲に存在する
ので、磁気層を着磁させる方法としては、デジタル記録
方式の方が優れている。
とは異なり、デジタル記録方式の場合、強磁性磁歪材料
の磁気機械結合係数が最大となるバイアス磁界は、実施
例1で使用した「メトグラス2826MB」においては
4.5〜6.0エルステッドの範囲であり、実施例3で
使用した「メトグラス2605CO」においては5.5
〜7.0エルステッドの範囲であり狭い範囲に存在する
ので、磁気層を着磁させる方法としては、デジタル記録
方式の方が優れている。
【0090】さらに、表1、表3より、非磁性支持体厚
と好ましいバイアス磁界強度とを決めることによって最
適な磁気層の膜厚が得られることが分かる。
と好ましいバイアス磁界強度とを決めることによって最
適な磁気層の膜厚が得られることが分かる。
【0091】図12、図16から、本発明の非接触磁気
カードに磁気記録後におけるバイアス磁界の発生挙動の
差異が間接的に分かる。
カードに磁気記録後におけるバイアス磁界の発生挙動の
差異が間接的に分かる。
【0092】さらに、図12および図16に各々対応す
る図13〜15および図17〜19における共振周波数
の大きさと尖鋭度から、比較例1および2で使用した強
磁性金属リボンに比べて、バイアス磁界の発生媒体とし
て本発明で使用する磁気層が優れていることは明らかで
ある。これは、表1に示されるように、異方性および角
形比の高いことによる。
る図13〜15および図17〜19における共振周波数
の大きさと尖鋭度から、比較例1および2で使用した強
磁性金属リボンに比べて、バイアス磁界の発生媒体とし
て本発明で使用する磁気層が優れていることは明らかで
ある。これは、表1に示されるように、異方性および角
形比の高いことによる。
【0093】図20および21と表2において、実施例
1および3で使用したヒステリシス損の異なる強磁性磁
歪材料の延性ストライプの交流磁気特性が示されてい
る。このヒステリシス損の異なる強磁性磁歪材料の6次
高調波、12次高調波、20次高調波の共振点の周波数
特性は、図22〜24と図25〜27に示されている。
これらの図の比較により、ヒステリシス損の大きな強磁
性磁歪材料の場合、高調波の次数が上がるにつれて共振
周波数における大きさと尖鋭度が低下していくことが分
かる。
1および3で使用したヒステリシス損の異なる強磁性磁
歪材料の延性ストライプの交流磁気特性が示されてい
る。このヒステリシス損の異なる強磁性磁歪材料の6次
高調波、12次高調波、20次高調波の共振点の周波数
特性は、図22〜24と図25〜27に示されている。
これらの図の比較により、ヒステリシス損の大きな強磁
性磁歪材料の場合、高調波の次数が上がるにつれて共振
周波数における大きさと尖鋭度が低下していくことが分
かる。
【0094】
【発明の効果】本発明の非接触磁気カードは、高次高調
波の出力とその尖鋭度が高く、多種類の識別が容易であ
る。
波の出力とその尖鋭度が高く、多種類の識別が容易であ
る。
【0095】また、デジタル磁気記録方式を用いて強磁
性磁歪材料の延性ストライプの共振周波数を制御でき
る。さらに、複数の強磁性磁歪材料の延性ストライプを
用いれば記録情報量を増やすことができる。磁気記録に
は従来のエンコーダーを利用できるので、互換性を保つ
ことができる。
性磁歪材料の延性ストライプの共振周波数を制御でき
る。さらに、複数の強磁性磁歪材料の延性ストライプを
用いれば記録情報量を増やすことができる。磁気記録に
は従来のエンコーダーを利用できるので、互換性を保つ
ことができる。
【0096】また、本発明の実施例で使用した磁気層の
抗磁力は、約1580エルステッドであるため、磁気層
の磁気情報の消去の問題、例えば、ハンドバッグ等のバ
ックルにより磁気情報が消えるという問題も、硬質磁性
材料の金属リボンに比較して少ない。
抗磁力は、約1580エルステッドであるため、磁気層
の磁気情報の消去の問題、例えば、ハンドバッグ等のバ
ックルにより磁気情報が消えるという問題も、硬質磁性
材料の金属リボンに比較して少ない。
【0097】さらに、本発明で使用する磁気層は、硬質
磁性材料の金属リボンと異なり、加工性に優れている。
また、強磁性磁歪材料の延性ストライプの長さは、長さ
を短くしてもバイアス磁界が均一にかかるため、複数の
該延性ストライプを使用して共振周波数の数を増やせ
る。
磁性材料の金属リボンと異なり、加工性に優れている。
また、強磁性磁歪材料の延性ストライプの長さは、長さ
を短くしてもバイアス磁界が均一にかかるため、複数の
該延性ストライプを使用して共振周波数の数を増やせ
る。
【図1】検出領域内において変動する周波数をもつ入射
交流磁界に対して、予め選定された周波数で機械的共振
する磁気マーカーの基本的構成を示した模式図である。
交流磁界に対して、予め選定された周波数で機械的共振
する磁気マーカーの基本的構成を示した模式図である。
【図2】本発明の非接触磁気カードの一例を示した模式
平面図である。
平面図である。
【図3】図2に示される直線X−X’における、本発明
の非接触磁気カードの一例を示した模式断面図である。
の非接触磁気カードの一例を示した模式断面図である。
【図4】本発明の非接触磁気カードで使用する磁気層の
厚みを大きくする場合を説明した模式断面図である。
厚みを大きくする場合を説明した模式断面図である。
【図5】長さLの磁気層がn等分に着磁された状態と、
該磁気層からのバイアス磁界が長さLの強磁性磁歪材料
の延性ストライプに加えられている一例を示した模式図
である。
該磁気層からのバイアス磁界が長さLの強磁性磁歪材料
の延性ストライプに加えられている一例を示した模式図
である。
【図6】着磁器を示した模式図である。
【図7】エンコーダーを示した模式図である。
【図8】正弦波記録方式おける記録電流および再生電圧
の波形を示した図表である。
の波形を示した図表である。
【図9】デジタル記録方式における記録電流(実線)お
よび再生電圧(破線)の波形を示した図表である。
よび再生電圧(破線)の波形を示した図表である。
【図10】本発明の非接触磁気カードの磁気記録に対応
した識別情報を検出するシステムを示した概略図であ
る。
した識別情報を検出するシステムを示した概略図であ
る。
【図11】強磁性磁歪材料の延性ストライプの磁気機械
結合係数とバイアス磁界の大きさとの関係を示した図表
である。
結合係数とバイアス磁界の大きさとの関係を示した図表
である。
実線 実施例1で使用した「メトグラス2826MB」 破線 実施例3で使用した「メトグラス2605CO」
【図12】実施例1と比較例1および2で得た非接触磁
気カードの磁気層を100/6mm間隔に磁気記録した後
の再生波形を示した図表である。
気カードの磁気層を100/6mm間隔に磁気記録した後
の再生波形を示した図表である。
【図13】実施例1で得た非接触磁気カードにおける6
次高調波の信号の検出結果を示した図表である。
次高調波の信号の検出結果を示した図表である。
【図14】比較例2で得た非接触磁気カードにおける6
次高調波の信号の検出結果を示した図表である。
次高調波の信号の検出結果を示した図表である。
【図15】比較例3で得た非接触磁気カードにおける6
次高調波の信号の検出結果を示した図表である。
次高調波の信号の検出結果を示した図表である。
【図16】実施例1と比較例2および3で得た非接触磁
気カードの磁気層における100/20mm間隔に磁気記
録後の再生波形を示した図表である。
気カードの磁気層における100/20mm間隔に磁気記
録後の再生波形を示した図表である。
【図17】実施例1で得た非接触磁気カードにおける2
0次高調波の信号の検出結果を示した図表である。
0次高調波の信号の検出結果を示した図表である。
【図18】比較例2で得た非接触磁気カードにおける2
0次高調波の信号の検出結果を示した図表である。
0次高調波の信号の検出結果を示した図表である。
【図19】比較例3で得た非接触磁気カードにおける2
0次高調波の信号の検出結果を示した図表である。
0次高調波の信号の検出結果を示した図表である。
【図20】実施例1で用いた強磁性磁歪材料の延性スト
ライプに、周波数1KHz、最大磁界強度5エルステッド
の交流磁界を加えた場合のヒステリシス曲線を示した図
表である。
ライプに、周波数1KHz、最大磁界強度5エルステッド
の交流磁界を加えた場合のヒステリシス曲線を示した図
表である。
【図21】実施例3で用いた強磁性磁歪材料の延性スト
ライプに、周波数1KHz、最大磁界強度5エルステッド
の交流磁界を加えた場合のヒステリシス曲線を示した図
表である。
ライプに、周波数1KHz、最大磁界強度5エルステッド
の交流磁界を加えた場合のヒステリシス曲線を示した図
表である。
【図22】実施例1で得た非接触磁気カードに、変動す
る交流磁界を加えたときの6次高調波の信号の検出結果
を示した図表である。
る交流磁界を加えたときの6次高調波の信号の検出結果
を示した図表である。
【図23】実施例1で得た非接触磁気カードに、変動す
る交流磁界を加えたときの12次高調波の信号の検出結
果を示した図表である。
る交流磁界を加えたときの12次高調波の信号の検出結
果を示した図表である。
【図24】実施例1で得た非接触磁気カードに、変動す
る交流磁界を加えたときの20次高調波の信号の検出結
果を示した図表である。
る交流磁界を加えたときの20次高調波の信号の検出結
果を示した図表である。
【図25】実施例3で得た非接触磁気カードに、変動す
る交流磁界を加えたときの6次高調波の信号の検出結果
を示した図表である。
る交流磁界を加えたときの6次高調波の信号の検出結果
を示した図表である。
【図26】実施例3で得た非接触磁気カードに、変動す
る交流磁界を加えたときの12次高調波の信号の検出結
果を示した図表である。
る交流磁界を加えたときの12次高調波の信号の検出結
果を示した図表である。
【図27】実施例3で得た非接触磁気カードに、変動す
る交流磁界を加えたときの20次高調波の信号の検出結
果を示した図表である。
る交流磁界を加えたときの20次高調波の信号の検出結
果を示した図表である。
【図28】実施例4で得た非接触磁気カードの磁気層に
おける100/3mm間隔、100/5mm間隔及びその合
成のデジタル磁気記録時の記録波形を示した図表であ
る。
おける100/3mm間隔、100/5mm間隔及びその合
成のデジタル磁気記録時の記録波形を示した図表であ
る。
【図29】実施例4で得た非接触磁気カードの磁気層に
おける100/3mm間隔、100/5mm間隔及びその合
成のデジタル磁気記録後の再生波形を示した図表であ
る。
おける100/3mm間隔、100/5mm間隔及びその合
成のデジタル磁気記録後の再生波形を示した図表であ
る。
【図30】実施例4で得た非接触磁気カードに、変動す
る交流磁界を加えたときの3次高調波、5次高調波、及
び3次高調波と5次高調波の信号の検出結果を示した図
表である。
る交流磁界を加えたときの3次高調波、5次高調波、及
び3次高調波と5次高調波の信号の検出結果を示した図
表である。
【図31】実施例5で得た非接触磁気カードに、変動す
る交流磁界を加えたときの6次高調波と20次高調波の
信号の検出結果を示した図表(上段)と、実施例6で得
た非接触磁気カードに、変動する交流磁界を加えたとき
の5次高調波、12次高調波と20次高調波の信号の検
出結果を示した図表(下段)である。
る交流磁界を加えたときの6次高調波と20次高調波の
信号の検出結果を示した図表(上段)と、実施例6で得
た非接触磁気カードに、変動する交流磁界を加えたとき
の5次高調波、12次高調波と20次高調波の信号の検
出結果を示した図表(下段)である。
【図32】実施例7で得た非接触磁気カードに、変動す
る交流磁界を加えたときの3次高調波と7次高調波の信
号を記録時の正弦波の振幅を1/1の比率にした場合の
検出結果を示した図表(上段)と、実施例7で得た非接
触磁気カードに、変動する交流磁界を加えたときの3次
高調波と7次高調波の信号を記録時の正弦波の振幅を1
/0.9の比率にした場合の検出結果を示した図表(中
段)と、実施例7で得た非接触磁気カードに、変動する
交流磁界を加えたときの3次高調波と7次高調波の信号
を記録時の正弦波の振幅を1/0.9の比率にした場合
の検出結果を示した図表(下段)である。
る交流磁界を加えたときの3次高調波と7次高調波の信
号を記録時の正弦波の振幅を1/1の比率にした場合の
検出結果を示した図表(上段)と、実施例7で得た非接
触磁気カードに、変動する交流磁界を加えたときの3次
高調波と7次高調波の信号を記録時の正弦波の振幅を1
/0.9の比率にした場合の検出結果を示した図表(中
段)と、実施例7で得た非接触磁気カードに、変動する
交流磁界を加えたときの3次高調波と7次高調波の信号
を記録時の正弦波の振幅を1/0.9の比率にした場合
の検出結果を示した図表(下段)である。
1 硬質磁性材料の金属リボン 2 強磁性磁歪材料の延性ストライプ 3 方形盆状ケース 4 磁気層 4’磁気層 5 保護層 6 シート 6’シート 7 接着層 B 非磁性支持体 B’非磁性支持体 C 基材 100 装置 101 発信器 102 出力増幅器 103 励磁コイル 200 装置 201 ピックアップコイル 202 スペクトラムアナライザー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/80 9196−5D
Claims (5)
- 【請求項1】 非磁性支持体の一方の面に、磁気情報が
記録された磁気層を有し、他方の面に、該磁気層からバ
イアス磁界を与えられ且つ検出領域内において変動する
周波数をもつ入射交流磁界に対して、該磁気情報に対応
し予め選定された周波数で機械的に共振する強磁性磁歪
材料の延性ストライプを有し、該磁気層が、結合剤中に
飽和磁束密度100emu/g以上の磁性粉を分散させて
なる磁気層であることを特徴とする非接触磁気カード。 - 【請求項2】 非磁性支持体の厚さが、10〜250μ
mの範囲であることを特徴とする請求項1記載の非接触
磁気カード。 - 【請求項3】 磁気層の残留磁束密度が、1〜25Mx/
cmの範囲であることを特徴とする請求項1または2記載
の非接触磁気カード。 - 【請求項4】 磁気情報が、デジタル記録方式により記
録された磁気情報であることを特徴とする請求項1、2
または3記載の非接触磁気カード。 - 【請求項5】 強磁性磁歪材料の延性ストライプのヒス
テリシス損が、周波数1KHz且つ最大磁界強度5エルス
テッドの交流磁界において、1〜50J/m3の範囲に
あることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の
非接触磁気カード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6165189A JPH07110852A (ja) | 1993-07-27 | 1994-07-18 | 非接触磁気カード |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-184921 | 1993-07-27 | ||
| JP18492193 | 1993-07-27 | ||
| JP6165189A JPH07110852A (ja) | 1993-07-27 | 1994-07-18 | 非接触磁気カード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07110852A true JPH07110852A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=26490015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6165189A Pending JPH07110852A (ja) | 1993-07-27 | 1994-07-18 | 非接触磁気カード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07110852A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113088122A (zh) * | 2021-03-31 | 2021-07-09 | 成都高斯电子技术有限公司 | 一种涂料增强剂及其制备方法和使用方法 |
-
1994
- 1994-07-18 JP JP6165189A patent/JPH07110852A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113088122A (zh) * | 2021-03-31 | 2021-07-09 | 成都高斯电子技术有限公司 | 一种涂料增强剂及其制备方法和使用方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040205 |