JPH0896100A - 磁気記録媒体およびその情報読み取り方法 - Google Patents
磁気記録媒体およびその情報読み取り方法Info
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- JPH0896100A JPH0896100A JP6235666A JP23566694A JPH0896100A JP H0896100 A JPH0896100 A JP H0896100A JP 6235666 A JP6235666 A JP 6235666A JP 23566694 A JP23566694 A JP 23566694A JP H0896100 A JPH0896100 A JP H0896100A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、媒体のセキュリティ性、ならびに情
報の読み取り特性を著しく高めることを最も主要な目的
としている。 【構成】本発明は、支持体に振動自在な状態で配置され
た発信機能を有するアモルファス磁歪リボンに近接し
て、半硬質磁性材料からなる複数の磁気マークを設け、
この磁気マークに対して、アモルファス磁歪リボンの磁
歪振動共振点ピークが所定の共振周波数となるように任
意の着磁パターンで着磁を施しておき、情報を読み取る
場合に、磁気記録媒体に交流磁界を印加してアモルファ
ス磁歪リボンの機械的振動(磁歪振動)を発生させて、
その交流磁界の中での着磁パターンに応じたアモルファ
ス磁歪リボンの磁歪振動共振点ピークの発信(共振周波
数)を検出することにより、情報を非接触で読み取るこ
とを特徴としている。
報の読み取り特性を著しく高めることを最も主要な目的
としている。 【構成】本発明は、支持体に振動自在な状態で配置され
た発信機能を有するアモルファス磁歪リボンに近接し
て、半硬質磁性材料からなる複数の磁気マークを設け、
この磁気マークに対して、アモルファス磁歪リボンの磁
歪振動共振点ピークが所定の共振周波数となるように任
意の着磁パターンで着磁を施しておき、情報を読み取る
場合に、磁気記録媒体に交流磁界を印加してアモルファ
ス磁歪リボンの機械的振動(磁歪振動)を発生させて、
その交流磁界の中での着磁パターンに応じたアモルファ
ス磁歪リボンの磁歪振動共振点ピークの発信(共振周波
数)を検出することにより、情報を非接触で読み取るこ
とを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カード等の磁気記
録媒体およびその情報読み取り方法に係り、特に従来の
磁気マークと異なった磁気マークおよび読み取り方法を
用いることより、媒体のセキュリティ性、ならびに情報
の読み取り特性を著しく高めるようにした磁気記録媒体
およびその情報読み取り方法に関するものである。
録媒体およびその情報読み取り方法に係り、特に従来の
磁気マークと異なった磁気マークおよび読み取り方法を
用いることより、媒体のセキュリティ性、ならびに情報
の読み取り特性を著しく高めるようにした磁気記録媒体
およびその情報読み取り方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、我々の社会生活においては、磁気
記録材料を利用した磁気記録部を設けてなる磁気記録媒
体が、例えば磁気カード、磁気切符、磁気定期券、磁気
回数券、磁気シート等の形態として、多く用いられてき
ている。この磁気記録媒体は、磁気記録部に磁気ヘッド
やMRセンサー等を用いることで磁気的な記録・再生を
行ない、それらには磁性体の磁化方向により情報が記録
されている。また、このような磁気記録媒体としては、
最近では、媒体のセキュリティ性を高めることを目的と
して、磁気マークが設けられているものが多い。
記録材料を利用した磁気記録部を設けてなる磁気記録媒
体が、例えば磁気カード、磁気切符、磁気定期券、磁気
回数券、磁気シート等の形態として、多く用いられてき
ている。この磁気記録媒体は、磁気記録部に磁気ヘッド
やMRセンサー等を用いることで磁気的な記録・再生を
行ない、それらには磁性体の磁化方向により情報が記録
されている。また、このような磁気記録媒体としては、
最近では、媒体のセキュリティ性を高めることを目的と
して、磁気マークが設けられているものが多い。
【0003】図5は、この種の例えばプリペイドカード
に代表される、磁気マークを設けた磁気カードの構成例
を示す断面図である。
に代表される、磁気マークを設けた磁気カードの構成例
を示す断面図である。
【0004】すなわち、磁気カードは、図5に示すよう
に、通常100〜250μmの厚さの非磁性の基体上5
1に、10〜15μmの磁気記録層を全面塗布、部分塗
布、あるいはテープ転写等の手法で設けている。また、
トップコートである保護層55までの間には、磁気マー
クである磁気バー52、ダミーバー53、隠蔽層54等
を積層している。さらに、この他にも、感熱記録層やリ
ライト記録層等を設ける場合もある。なお、この場合、
層数、層の種類は、磁気カードの所要出力、所要特性に
よって決められる。
に、通常100〜250μmの厚さの非磁性の基体上5
1に、10〜15μmの磁気記録層を全面塗布、部分塗
布、あるいはテープ転写等の手法で設けている。また、
トップコートである保護層55までの間には、磁気マー
クである磁気バー52、ダミーバー53、隠蔽層54等
を積層している。さらに、この他にも、感熱記録層やリ
ライト記録層等を設ける場合もある。なお、この場合、
層数、層の種類は、磁気カードの所要出力、所要特性に
よって決められる。
【0005】ここで、磁気マークである磁気バーコード
は、例えば図6(a)に示すように、磁性体を含有して
いる磁気バー61と、磁性体を含有していないダミーバ
ー62とを組み合わせて設けており、2者の違いを磁気
センサで読み取って、セキュリティとしているのが一般
的である。
は、例えば図6(a)に示すように、磁性体を含有して
いる磁気バー61と、磁性体を含有していないダミーバ
ー62とを組み合わせて設けており、2者の違いを磁気
センサで読み取って、セキュリティとしているのが一般
的である。
【0006】この場合、この読み取り方法としては、使
用される磁性材料の特性によって、2種類のものがあ
る。
用される磁性材料の特性によって、2種類のものがあ
る。
【0007】すなわち、磁性材料として保磁力が低いも
のを使用した場合には、磁気センサで読み取る際に、バ
イアス磁界を印加して読み取る。また、磁性材料として
保磁力が比較的高い半硬質材料を用いた場合には、あら
かじめ着磁されているバーをそのまま磁気センサで読み
取ることもできるし、また前者の場合と同様に、バイア
ス磁界を印加しながら読み取ることも可能である。
のを使用した場合には、磁気センサで読み取る際に、バ
イアス磁界を印加して読み取る。また、磁性材料として
保磁力が比較的高い半硬質材料を用いた場合には、あら
かじめ着磁されているバーをそのまま磁気センサで読み
取ることもできるし、また前者の場合と同様に、バイア
ス磁界を印加しながら読み取ることも可能である。
【0008】そして、磁気センサの出力としては、例え
ば図6(b)に読み取り出力波形を示すように、磁気バ
ー61がある場合に出力電圧を得ることができ、ダミー
バー62においては出力を得ることができないので、そ
の全体から得られる電気的パターンを、カード券種、発
行所等の固定情報とするようにしている。
ば図6(b)に読み取り出力波形を示すように、磁気バ
ー61がある場合に出力電圧を得ることができ、ダミー
バー62においては出力を得ることができないので、そ
の全体から得られる電気的パターンを、カード券種、発
行所等の固定情報とするようにしている。
【0009】また、最近では、磁気バーのセキュリティ
性を高めるために、保磁力の異なる磁気バーを組み合わ
せたり(例えば“特開昭63−133321号”、ある
いは“特開昭63−3087245号”)、磁化量の異
なる磁気バーを組み合わせたり(例えば“特開昭63−
223892号”)、キュリー点の異なる磁気材料を使
った磁気バーを組み合わせたり(例えば“特開昭62−
147191号”)することが提案されてきている。
性を高めるために、保磁力の異なる磁気バーを組み合わ
せたり(例えば“特開昭63−133321号”、ある
いは“特開昭63−3087245号”)、磁化量の異
なる磁気バーを組み合わせたり(例えば“特開昭63−
223892号”)、キュリー点の異なる磁気材料を使
った磁気バーを組み合わせたり(例えば“特開昭62−
147191号”)することが提案されてきている。
【0010】そして、これらは、通常の磁気記録層にお
ける磁気情報とは異なる固定情報であり、一般に、磁気
カード上に磁気バーコードを設けることは、セキュリテ
ィ性の付与に他ならないのである。
ける磁気情報とは異なる固定情報であり、一般に、磁気
カード上に磁気バーコードを設けることは、セキュリテ
ィ性の付与に他ならないのである。
【0011】しかしながら、従来の磁気マークとしての
磁気バーコードは、根本的には、バー中に磁性材料を用
いたものと、磁性材料を用いないものとが混在している
か否かを判定するだけの非常に単純なものである。そし
て、このような磁性材料含有の有無は、市販されている
磁性流体を使って簡単に区別することが可能であること
から、偽造防止のシステムとして、それほど大きな効果
を上げているとは言えず、セキュリティ性が低いものと
なっている。
磁気バーコードは、根本的には、バー中に磁性材料を用
いたものと、磁性材料を用いないものとが混在している
か否かを判定するだけの非常に単純なものである。そし
て、このような磁性材料含有の有無は、市販されている
磁性流体を使って簡単に区別することが可能であること
から、偽造防止のシステムとして、それほど大きな効果
を上げているとは言えず、セキュリティ性が低いものと
なっている。
【0012】また、情報の読み取りにおいては、接触
型、あるいは超近接型(例えば、0.1mm以下)の磁
気ヘッドや磁気センサー等を用いる必要があるため、磁
気マークと磁気センサとの間の距離によって、得られる
信号の出力の大きさが左右されたり、これらの磁気セン
サが、ゴミ等の異物や汚れ(磁気センサの走査によって
磁気記録媒体から出るカス等)により、媒体の信号を読
み取れなくなる等の問題がある。
型、あるいは超近接型(例えば、0.1mm以下)の磁
気ヘッドや磁気センサー等を用いる必要があるため、磁
気マークと磁気センサとの間の距離によって、得られる
信号の出力の大きさが左右されたり、これらの磁気セン
サが、ゴミ等の異物や汚れ(磁気センサの走査によって
磁気記録媒体から出るカス等)により、媒体の信号を読
み取れなくなる等の問題がある。
【0013】さらに、媒体に設けた磁気マークを読み取
って得られる情報は、完全な固定情報であるため、切り
貼り等による単純な変造に対応することが困難である。
って得られる情報は、完全な固定情報であるため、切り
貼り等による単純な変造に対応することが困難である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
磁気記録媒体に設けられた磁気マークは、セキュリティ
性が低いばかりでなく、情報の読み取り特性が悪いとい
う問題があった。
磁気記録媒体に設けられた磁気マークは、セキュリティ
性が低いばかりでなく、情報の読み取り特性が悪いとい
う問題があった。
【0015】本発明は、上記のような問題点を解消する
ために成されたもので、媒体のセキュリティ性、ならび
に情報の読み取り特性を著しく高めることが可能な磁気
記録媒体およびその情報読み取り方法を提供することを
目的とする。
ために成されたもので、媒体のセキュリティ性、ならび
に情報の読み取り特性を著しく高めることが可能な磁気
記録媒体およびその情報読み取り方法を提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、まず、請求項1に係る発明の磁気記録媒体は、支
持体に固定されない振動自在な状態で配置され、少なく
とも発信器としての機能を有するアモルファス磁歪リボ
ンと、支持体にアモルファス磁歪リボンに近接して配置
され、かつアモルファス磁歪リボンの磁歪振動共振点ピ
ークが所定の共振周波数となるように任意の着磁パター
ンで着磁された、半硬質磁性材料からなる複数の磁気マ
ークとを備えて成る。
めに、まず、請求項1に係る発明の磁気記録媒体は、支
持体に固定されない振動自在な状態で配置され、少なく
とも発信器としての機能を有するアモルファス磁歪リボ
ンと、支持体にアモルファス磁歪リボンに近接して配置
され、かつアモルファス磁歪リボンの磁歪振動共振点ピ
ークが所定の共振周波数となるように任意の着磁パター
ンで着磁された、半硬質磁性材料からなる複数の磁気マ
ークとを備えて成る。
【0017】一方、請求項2に係る発明の磁気記録媒体
の情報読み取り方法は、磁気記録媒体に交流磁界を印加
してアモルファス磁歪リボンの機械的振動(磁歪振動)
を発生させ、当該印加された交流磁界の中での着磁パタ
ーンに応じたアモルファス磁歪リボンの磁歪振動共振点
ピークの発信(共振周波数)を検出することにより情報
を非接触で読み取る。
の情報読み取り方法は、磁気記録媒体に交流磁界を印加
してアモルファス磁歪リボンの機械的振動(磁歪振動)
を発生させ、当該印加された交流磁界の中での着磁パタ
ーンに応じたアモルファス磁歪リボンの磁歪振動共振点
ピークの発信(共振周波数)を検出することにより情報
を非接触で読み取る。
【0018】
【作用】従って、本発明の磁気記録媒体およびその情報
読み取り方法においては、磁気マークとして、アモルフ
ァス磁歪リボンが近接して設けられた半硬質磁性材料か
らなる磁気マークを、交流磁界中で読み取ることによっ
て、非接触で着磁の極性まで含めた磁気パターン情報
を、媒体固有の情報として読み取ることができる。
読み取り方法においては、磁気マークとして、アモルフ
ァス磁歪リボンが近接して設けられた半硬質磁性材料か
らなる磁気マークを、交流磁界中で読み取ることによっ
て、非接触で着磁の極性まで含めた磁気パターン情報
を、媒体固有の情報として読み取ることができる。
【0019】これにより、従来の磁気マークよりも、ス
ペーシングやゴミの介在による出力不足による読み取り
エラーを改善することが可能となるため、情報の読み取
り特性を著しく高めることができる。
ペーシングやゴミの介在による出力不足による読み取り
エラーを改善することが可能となるため、情報の読み取
り特性を著しく高めることができる。
【0020】また、情報の読み取り方法としては新規で
ある上、磁気マークへの着磁の極性を区別する必要もあ
るため、媒体のセキュリティ性の著しい向上を期待する
ことができる。
ある上、磁気マークへの着磁の極性を区別する必要もあ
るため、媒体のセキュリティ性の著しい向上を期待する
ことができる。
【0021】さらに、基体自体に、アモルファス磁歪リ
ボンを埋め込み式で配置することにより、切り貼り等の
単純な変造に対しても極めて有効である。
ボンを埋め込み式で配置することにより、切り貼り等の
単純な変造に対しても極めて有効である。
【0022】
【実施例】最近、例えば“WO92/12402公報”
に開示されるように、磁気記録媒体に利用される半硬質
磁性材料とアモルファス磁歪リボンとを組み合わせ、半
硬質磁性材料に記録された磁気パターンをバイアス磁界
とし、重畳された交流磁界の中での検出されるアモルフ
ァス磁歪リボンの共振点ピークを情報とする非接触での
読み取りが可能な磁気記録媒体が開発されている。
に開示されるように、磁気記録媒体に利用される半硬質
磁性材料とアモルファス磁歪リボンとを組み合わせ、半
硬質磁性材料に記録された磁気パターンをバイアス磁界
とし、重畳された交流磁界の中での検出されるアモルフ
ァス磁歪リボンの共振点ピークを情報とする非接触での
読み取りが可能な磁気記録媒体が開発されている。
【0023】この情報記録媒体は、少なくとも発信器と
しての機能を有するアモルファス磁歪リボンと、バイア
ス磁界を発生させる半硬質磁性材料からなる磁気記録体
とから構成される。
しての機能を有するアモルファス磁歪リボンと、バイア
ス磁界を発生させる半硬質磁性材料からなる磁気記録体
とから構成される。
【0024】すなわち、この情報記録媒体の発信概念
は、アモルファス磁歪リボンの磁歪曲線に沿ってバイア
ス磁界が印加され、交流磁界が重畳すると、アモルファ
ス磁歪リボンは磁歪曲線に沿って磁歪振動を発生する。
この印加された交流磁界は、アモルファス磁歪リボンか
らの発信信号として、アンテナによって受信される。こ
の発信信号が、情報記録媒体の記録情報であり、非接触
による情報の読み取りが可能である(約1m離れても可
能)。そして、通常は、情報通信では、大きな出力を得
るために、アモルファス磁歪リボンの形状に依存した共
振点を利用している。
は、アモルファス磁歪リボンの磁歪曲線に沿ってバイア
ス磁界が印加され、交流磁界が重畳すると、アモルファ
ス磁歪リボンは磁歪曲線に沿って磁歪振動を発生する。
この印加された交流磁界は、アモルファス磁歪リボンか
らの発信信号として、アンテナによって受信される。こ
の発信信号が、情報記録媒体の記録情報であり、非接触
による情報の読み取りが可能である(約1m離れても可
能)。そして、通常は、情報通信では、大きな出力を得
るために、アモルファス磁歪リボンの形状に依存した共
振点を利用している。
【0025】本発明は、上記のような概念をベースとし
て、支持体に振動自在な状態で配置された発信機能を有
するアモルファス磁歪リボンに近接して、半硬質磁性材
料からなる複数の磁気マークを設け、この磁気マークに
対して、アモルファス磁歪リボンの磁歪振動共振点ピー
クが所定の共振周波数となるように任意の着磁パターン
で着磁を施しておき、情報を読み取る場合に、磁気記録
媒体に交流磁界を印加してアモルファス磁歪リボンの機
械的振動(磁歪振動)を発生させて、その交流磁界の中
での着磁パターンに応じたアモルファス磁歪リボンの磁
歪振動共振点ピークの発信(共振周波数)を検出するこ
とにより、着磁の極性まで含めた磁気パターン情報を非
接触で読み取るものである。
て、支持体に振動自在な状態で配置された発信機能を有
するアモルファス磁歪リボンに近接して、半硬質磁性材
料からなる複数の磁気マークを設け、この磁気マークに
対して、アモルファス磁歪リボンの磁歪振動共振点ピー
クが所定の共振周波数となるように任意の着磁パターン
で着磁を施しておき、情報を読み取る場合に、磁気記録
媒体に交流磁界を印加してアモルファス磁歪リボンの機
械的振動(磁歪振動)を発生させて、その交流磁界の中
での着磁パターンに応じたアモルファス磁歪リボンの磁
歪振動共振点ピークの発信(共振周波数)を検出するこ
とにより、着磁の極性まで含めた磁気パターン情報を非
接触で読み取るものである。
【0026】以下、上記のような考え方に基づく本発明
の一実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
の一実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【0027】図1は、本発明による磁気マークを設置し
た磁気カードの構成例を示す断面図である。
た磁気カードの構成例を示す断面図である。
【0028】すなわち、本実施例の磁気カードは、図1
に示すように、媒体をサポートする支持体であるプラス
チックケース11と、アモルファス磁歪リボン12と、
半硬質磁性材料からなる複数個(本実施例では8個)の
磁気マーク(本実施例では磁気バーコード)13とを組
み合わせて基本的に構成している。さらに、磁気マーク
13上には、隠蔽層14、および保護層15を順次積層
して、磁気マーク13を隠蔽、保護するようにしてい
る。
に示すように、媒体をサポートする支持体であるプラス
チックケース11と、アモルファス磁歪リボン12と、
半硬質磁性材料からなる複数個(本実施例では8個)の
磁気マーク(本実施例では磁気バーコード)13とを組
み合わせて基本的に構成している。さらに、磁気マーク
13上には、隠蔽層14、および保護層15を順次積層
して、磁気マーク13を隠蔽、保護するようにしてい
る。
【0029】ここで、アモルファス磁歪リボン12は、
プラスチックケース11に図示のように設けた空間部内
に、固定されない振動自在な状態で配置されており、少
なくとも発信器としての機能を有するものである。
プラスチックケース11に図示のように設けた空間部内
に、固定されない振動自在な状態で配置されており、少
なくとも発信器としての機能を有するものである。
【0030】また、磁気マーク13は、プラスチックケ
ース11上に、アモルファス磁歪リボン12に近接して
配置しており、さらにアモルファス磁歪リボン12の磁
歪振動共振点ピークが所定の共振周波数となるように任
意の着磁パターンで着磁を施している。
ース11上に、アモルファス磁歪リボン12に近接して
配置しており、さらにアモルファス磁歪リボン12の磁
歪振動共振点ピークが所定の共振周波数となるように任
意の着磁パターンで着磁を施している。
【0031】そして、磁気カードに交流磁界を印加して
アモルファス磁歪リボン12の機械的振動(磁歪振動)
を発生させ、この印加された交流磁界の中での着磁パタ
ーンに応じたアモルファス磁歪リボン12の磁歪振動共
振点ピークの発信(共振周波数)を検出することによっ
て、情報を非接触で読み取るようにしている。
アモルファス磁歪リボン12の機械的振動(磁歪振動)
を発生させ、この印加された交流磁界の中での着磁パタ
ーンに応じたアモルファス磁歪リボン12の磁歪振動共
振点ピークの発信(共振周波数)を検出することによっ
て、情報を非接触で読み取るようにしている。
【0032】なお、アモルファス磁歪リボン12として
は、透磁率が高く磁歪が発生するFc−Ni−Mo−B
系、Fe−B−Si系、Fe−B−Si−C系、Fe−
Co−B−Si系等の合金を、超急冷法によってアモル
ファスとして、厚さ10〜50μmのリボン状に作製す
ることができる。また、必要に応じて、信号の検出感度
を向上させるために、磁場中アニール処理等の後処理を
行なうようにしてもよい。
は、透磁率が高く磁歪が発生するFc−Ni−Mo−B
系、Fe−B−Si系、Fe−B−Si−C系、Fe−
Co−B−Si系等の合金を、超急冷法によってアモル
ファスとして、厚さ10〜50μmのリボン状に作製す
ることができる。また、必要に応じて、信号の検出感度
を向上させるために、磁場中アニール処理等の後処理を
行なうようにしてもよい。
【0033】また、磁気マーク13の半硬質磁性材料
は、本発明においては重要な要素である。そして、この
材料としては、例えばCu−Ni−Fe合金、Cu−N
i−Co合金、Fe−Cr−Co合金、Fe−Co−V
合金、Fe−Ni−Cr合金、Fe−Mn合金、Co−
Pt合金等の磁性合金を板状に延伸し、切り出したもの
を使用することができる。
は、本発明においては重要な要素である。そして、この
材料としては、例えばCu−Ni−Fe合金、Cu−N
i−Co合金、Fe−Cr−Co合金、Fe−Co−V
合金、Fe−Ni−Cr合金、Fe−Mn合金、Co−
Pt合金等の磁性合金を板状に延伸し、切り出したもの
を使用することができる。
【0034】また、R−Co5のような希土類−コバル
ト磁石、Ba−フェライト磁石、Sr−フェライト磁
石、アルニコ系磁石等を使用することもできる。
ト磁石、Ba−フェライト磁石、Sr−フェライト磁
石、アルニコ系磁石等を使用することもできる。
【0035】さらに、当然のことながら、磁気テープ等
に用いられるように、磁性粉末、例えばBa−フェライ
ト、Sr−フェライト、γ−酸化鉄粉末等をバインダー
に分散して塗料化したものを、プラスチックの基材に印
刷したものや、磁性材料を蒸着・転写したものを用いる
ことができる。
に用いられるように、磁性粉末、例えばBa−フェライ
ト、Sr−フェライト、γ−酸化鉄粉末等をバインダー
に分散して塗料化したものを、プラスチックの基材に印
刷したものや、磁性材料を蒸着・転写したものを用いる
ことができる。
【0036】なお、本発明では、半硬質磁性材料からな
る磁気マーク13は、記録の安定性を図るために、その
保磁力を300Oe以上にすることが望ましい。
る磁気マーク13は、記録の安定性を図るために、その
保磁力を300Oe以上にすることが望ましい。
【0037】図2は、本実施例による磁気マークを設け
た磁気カードの構成例を示す全体斜視図である。
た磁気カードの構成例を示す全体斜視図である。
【0038】図2において、通常の磁気記録が可能な磁
気記録トラック21は、磁気テープの転写によって設け
られている。また、上記磁気マーク13は、磁気記録ト
ラック21とは別の、磁気マークトラック22に設けら
れている。
気記録トラック21は、磁気テープの転写によって設け
られている。また、上記磁気マーク13は、磁気記録ト
ラック21とは別の、磁気マークトラック22に設けら
れている。
【0039】次に、以上のように構成した本実施例の磁
気カードの情報読み取り方法の一例について、図3を用
いて説明する。
気カードの情報読み取り方法の一例について、図3を用
いて説明する。
【0040】なお、図3は、本実施例による磁気マーク
を設けた磁気カードの情報読み取りを行なうための読み
取り装置の構成例を示すブロック図である。
を設けた磁気カードの情報読み取りを行なうための読み
取り装置の構成例を示すブロック図である。
【0041】すなわち、図3において、磁気カード31
は、互いに対向して配置された送信コイル32と受信コ
イル33との間に配置される。送信コイル32からは、
磁気カード31の磁気記録に影響を与えない程の微弱な
交流磁界が、周波数変調発信機34を電源として発生し
ている。
は、互いに対向して配置された送信コイル32と受信コ
イル33との間に配置される。送信コイル32からは、
磁気カード31の磁気記録に影響を与えない程の微弱な
交流磁界が、周波数変調発信機34を電源として発生し
ている。
【0042】アモルファス磁歪リボン12は、送信コイ
ル32から印加される交流磁界によって磁歪振動を発生
し、印加されている交流磁界の周波数とアモルファス磁
歪リボン12の磁歪振動共振周波数とが一致すると、受
信コイル33で受信している磁界の大きさは極大をと
る。
ル32から印加される交流磁界によって磁歪振動を発生
し、印加されている交流磁界の周波数とアモルファス磁
歪リボン12の磁歪振動共振周波数とが一致すると、受
信コイル33で受信している磁界の大きさは極大をと
る。
【0043】そして、受信コイル33で受信した信号
と、送信コイル32の交流電源となっている周波数変調
発信機34からの信号を参照信号として、ロックインア
ンプ35に入力、増幅された信号は、デコータ36によ
って信号を解読する。
と、送信コイル32の交流電源となっている周波数変調
発信機34からの信号を参照信号として、ロックインア
ンプ35に入力、増幅された信号は、デコータ36によ
って信号を解読する。
【0044】この場合、磁気マーク13のパターン、お
よび磁気マーク13に着磁されたパターンによって、検
出できるアモルファス磁歪リボン12の磁歪振動共振点
ピークの共振周波数が異なる。
よび磁気マーク13に着磁されたパターンによって、検
出できるアモルファス磁歪リボン12の磁歪振動共振点
ピークの共振周波数が異なる。
【0045】従って、この磁気マーク13に対して、ア
モルファス磁歪リボン12の磁歪振動共振点ピークが所
定の共振周波数となるように任意の着磁パターンで着磁
を施しておき、情報を読み取る場合に、磁気カード31
に交流磁界を印加してアモルファス磁歪リボン12の磁
歪振動を発生させて、その交流磁界の中での着磁パター
ンに応じたアモルファス磁歪リボン12の磁歪振動共振
点ピークの発信(共振周波数)を検出することにより、
着磁の極性まで含めた磁気パターン情報を非接触で読み
取ることができる。
モルファス磁歪リボン12の磁歪振動共振点ピークが所
定の共振周波数となるように任意の着磁パターンで着磁
を施しておき、情報を読み取る場合に、磁気カード31
に交流磁界を印加してアモルファス磁歪リボン12の磁
歪振動を発生させて、その交流磁界の中での着磁パター
ンに応じたアモルファス磁歪リボン12の磁歪振動共振
点ピークの発信(共振周波数)を検出することにより、
着磁の極性まで含めた磁気パターン情報を非接触で読み
取ることができる。
【0046】次に、実際に試作した本実施例の磁気カー
ド31の一例について述べる。
ド31の一例について述べる。
【0047】すなわち、アモルファス磁歪リボン12と
して、Metglas2826MB(アライド社製)
を、40×5×0.03mmの大きさに切り出したもの
を用いた。そして、まず、射出成形により、中央部にア
モルファス磁歪リボン12を配置するための窪みを設け
た基体11をABS樹脂で作製し、この窪みにアモルフ
ァス磁歪リボン12を配置して、厚さ0.2mmのAB
S樹脂板で蓋をした。この時、アモルファス磁歪リボン
12は、接着等の処理は行なわず、振動が自由に行なえ
る状態にあった。なお、基体11全体としては、約1m
mの厚みであった。
して、Metglas2826MB(アライド社製)
を、40×5×0.03mmの大きさに切り出したもの
を用いた。そして、まず、射出成形により、中央部にア
モルファス磁歪リボン12を配置するための窪みを設け
た基体11をABS樹脂で作製し、この窪みにアモルフ
ァス磁歪リボン12を配置して、厚さ0.2mmのAB
S樹脂板で蓋をした。この時、アモルファス磁歪リボン
12は、接着等の処理は行なわず、振動が自由に行なえ
る状態にあった。なお、基体11全体としては、約1m
mの厚みであった。
【0048】また、磁気マーク13に使用する半硬質磁
性材料としては、 γ−酸化鉄(300Oe) 70重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂 15重量部 シクロヘキサノン 10重量部 ブチルセロソルブ 5重量部 の組成のスクリーンインキを用い、ゾル厚20μm、2
00線/インチのスクリーン版を用いて、一つのバー当
たり1×5mmの長方形に、磁気パターン13としてス
クリーン印刷法により設けた。なお、乾燥させた状態で
の膜厚は、約10μmであった。
性材料としては、 γ−酸化鉄(300Oe) 70重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂 15重量部 シクロヘキサノン 10重量部 ブチルセロソルブ 5重量部 の組成のスクリーンインキを用い、ゾル厚20μm、2
00線/インチのスクリーン版を用いて、一つのバー当
たり1×5mmの長方形に、磁気パターン13としてス
クリーン印刷法により設けた。なお、乾燥させた状態で
の膜厚は、約10μmであった。
【0049】さらに、隠蔽層14としては、 アルミペースト 30重量部 ポリエステル樹脂 60重量部 シクロヘキサノン 5重量部 ブチルセロソルブ 5重量部 のスクリーンインキを、ゾル厚4μm、300線/イン
チのスクリーン版を用いて、厚さ約3μmにスクリーン
印刷法により設けた。
チのスクリーン版を用いて、厚さ約3μmにスクリーン
印刷法により設けた。
【0050】さらにまた、保護層15としては、そのイ
ンキとして、市販の東洋インキ製造(株)製のFDOP
ニスを使用し、約2μmの厚さでUV乾燥型オフセット
印刷法によって形成した。
ンキとして、市販の東洋インキ製造(株)製のFDOP
ニスを使用し、約2μmの厚さでUV乾燥型オフセット
印刷法によって形成した。
【0051】一方、読み取り装置としては、送信コイル
32、受信コイル33として、直径35mm、200タ
ーンのコイルを、0.4mmφの銅線で作製した。そし
て、周波数変調発信機34で50〜300kHzまで変
調をかけた交流磁界を、送信コイル32を用いて発信さ
せた。この時、対向した送信コイル32と受信コイル3
3との距離は約40mmであり、磁気カード31付近の
磁界は、0.1Oeオーダーの微弱なものであった。
32、受信コイル33として、直径35mm、200タ
ーンのコイルを、0.4mmφの銅線で作製した。そし
て、周波数変調発信機34で50〜300kHzまで変
調をかけた交流磁界を、送信コイル32を用いて発信さ
せた。この時、対向した送信コイル32と受信コイル3
3との距離は約40mmであり、磁気カード31付近の
磁界は、0.1Oeオーダーの微弱なものであった。
【0052】図4は、本試作例における情報読み取りの
出力波形の一例を示す図である。
出力波形の一例を示す図である。
【0053】すなわち、磁気マーク13に全く着磁を施
さない時には、アモルファス磁歪リボン12の磁歪振動
共振点として、54kHz、108kHz、162kH
z、208kHz、257kHzの共振点ピークを観測
することができた。
さない時には、アモルファス磁歪リボン12の磁歪振動
共振点として、54kHz、108kHz、162kH
z、208kHz、257kHzの共振点ピークを観測
することができた。
【0054】一方、磁気マーク13に、磁気パターンと
して着磁を、磁気バー41にN極、磁気バー48にS極
と行なうと、図4(a)に示すように、108kHzの
共振点ピークだけが検出できた。
して着磁を、磁気バー41にN極、磁気バー48にS極
と行なうと、図4(a)に示すように、108kHzの
共振点ピークだけが検出できた。
【0055】また、磁気パターンとして着磁を、磁気バ
ー44にN極、磁気バー45にN極と行なうと、図4
(b)に示すように、162kHzの共振点ピークだけ
が検出できた。
ー44にN極、磁気バー45にN極と行なうと、図4
(b)に示すように、162kHzの共振点ピークだけ
が検出できた。
【0056】さらに、磁気パターンとして着磁を、磁気
バー43にN極、磁気バー46にS極と行なうと、20
8kHzの共振点ピークだけが検出できた。
バー43にN極、磁気バー46にS極と行なうと、20
8kHzの共振点ピークだけが検出できた。
【0057】さらにまた、磁気パターンとして着磁を、
磁気バー42にN極、磁気バー47にN極と行なうと、
257kHzの共振点ピークだけが検出できた。
磁気バー42にN極、磁気バー47にN極と行なうと、
257kHzの共振点ピークだけが検出できた。
【0058】なお、これらの共振点ピークを単独で検出
するために、磁気マーク13の位置は適宜調整した。ま
た、着磁パターンによっては、複数の共振点ピークを検
出することも可能である。さらに、着磁方向としては、
長手方向よりも、垂直方向に行なった方が感度がよかっ
た。
するために、磁気マーク13の位置は適宜調整した。ま
た、着磁パターンによっては、複数の共振点ピークを検
出することも可能である。さらに、着磁方向としては、
長手方向よりも、垂直方向に行なった方が感度がよかっ
た。
【0059】上述したように、本実施例では、基体11
に固定されない振動自在な状態で配置され、少なくとも
発信器としての機能を有するアモルファス磁歪リボン1
2と、基体11にアモルファス磁歪リボン12に近接し
て配置され、かつアモルファス磁歪リボン12の磁歪振
動共振点ピークが所定の共振周波数となるように任意の
着磁パターンで着磁された、半硬質磁性材料からなる8
個の磁気マーク13とを備えて磁気カード31を構成
し、またその情報を読み取る場合に、磁気カード31に
交流磁界を印加してアモルファス磁歪リボン12の磁歪
振動を発生させ、この印加された交流磁界の中での着磁
パターンに応じたアモルファス磁歪リボン12の磁歪振
動共振点ピークの発信(共振周波数)を検出することに
より、情報を非接触で読み取るようにしたものである。
に固定されない振動自在な状態で配置され、少なくとも
発信器としての機能を有するアモルファス磁歪リボン1
2と、基体11にアモルファス磁歪リボン12に近接し
て配置され、かつアモルファス磁歪リボン12の磁歪振
動共振点ピークが所定の共振周波数となるように任意の
着磁パターンで着磁された、半硬質磁性材料からなる8
個の磁気マーク13とを備えて磁気カード31を構成
し、またその情報を読み取る場合に、磁気カード31に
交流磁界を印加してアモルファス磁歪リボン12の磁歪
振動を発生させ、この印加された交流磁界の中での着磁
パターンに応じたアモルファス磁歪リボン12の磁歪振
動共振点ピークの発信(共振周波数)を検出することに
より、情報を非接触で読み取るようにしたものである。
【0060】従って、磁気マークとして、アモルファス
磁歪リボン12が近接して設けられた半硬質磁性材料か
らなる磁気マーク13を、交流磁界中で読み取ることに
よって、非接触で着磁の極性まで含めた磁気パターン情
報を、媒体固有の情報として読み取ることが可能とな
る。
磁歪リボン12が近接して設けられた半硬質磁性材料か
らなる磁気マーク13を、交流磁界中で読み取ることに
よって、非接触で着磁の極性まで含めた磁気パターン情
報を、媒体固有の情報として読み取ることが可能とな
る。
【0061】これにより、従来の磁気マークよりも、ス
ペーシングやゴミの介在による出力不足による読み取り
エラーを改善することが可能となり、情報の読み取り特
性を著しく高めることができる。
ペーシングやゴミの介在による出力不足による読み取り
エラーを改善することが可能となり、情報の読み取り特
性を著しく高めることができる。
【0062】また、情報の読み取り方法としては新規で
ある上、磁気マーク13への着磁の極性を区別する必要
もあるため、磁気カード31のセキュリティ性の著しい
向上を期待することが可能となる。
ある上、磁気マーク13への着磁の極性を区別する必要
もあるため、磁気カード31のセキュリティ性の著しい
向上を期待することが可能となる。
【0063】さらに、基体11自体に、アモルファス磁
歪リボン12を埋め込み式で配置するようにしているた
め、切り貼り等の単純な変造に対しても極めて有効であ
る。
歪リボン12を埋め込み式で配置するようにしているた
め、切り貼り等の単純な変造に対しても極めて有効であ
る。
【0064】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、次のようにしても同様に実施できるものであ
る。
ではなく、次のようにしても同様に実施できるものであ
る。
【0065】(a)上記実施例においては、磁気マーク
13を全て磁性材料を用いたもので設定した場合につい
て説明したが、これに限らず、ダミーを混在させて、特
定の共振点ピークのみを検出させるようにすることも当
然可能である。この場合、磁気センサによる読み取り
は、従来と同様に行なうことができる。
13を全て磁性材料を用いたもので設定した場合につい
て説明したが、これに限らず、ダミーを混在させて、特
定の共振点ピークのみを検出させるようにすることも当
然可能である。この場合、磁気センサによる読み取り
は、従来と同様に行なうことができる。
【0066】(b)上記実施例においては、本発明を磁
気カードに適用した場合について説明したが、これに限
らず、磁気切符、磁気定期券、磁気回数券、磁気シート
等の他の形態の磁気記録媒体についても、本発明を同様
に適用して同様の効果を得ることが可能である。
気カードに適用した場合について説明したが、これに限
らず、磁気切符、磁気定期券、磁気回数券、磁気シート
等の他の形態の磁気記録媒体についても、本発明を同様
に適用して同様の効果を得ることが可能である。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、支
持体に固定されない振動自在な状態で配置され、少なく
とも発信器としての機能を有するアモルファス磁歪リボ
ンと、支持体にアモルファス磁歪リボンに近接して配置
され、かつアモルファス磁歪リボンの磁歪振動共振点ピ
ークが所定の共振周波数となるように任意の着磁パター
ンで着磁された、半硬質磁性材料からなる複数の磁気マ
ークとを備え、またその情報を読み取る場合に、磁気記
録媒体に交流磁界を印加してアモルファス磁歪リボンの
機械的振動(磁歪振動)を発生させ、当該印加された交
流磁界の中での着磁パターンに応じたアモルファス磁歪
リボンの磁歪振動共振点ピークの発信(共振周波数)を
検出することにより情報を非接触で読み取るようにした
ので、媒体のセキュリティ性、ならびに情報の読み取り
特性を著しく高めることが可能な磁気記録媒体およびそ
の情報読み取り方法が提供できる。
持体に固定されない振動自在な状態で配置され、少なく
とも発信器としての機能を有するアモルファス磁歪リボ
ンと、支持体にアモルファス磁歪リボンに近接して配置
され、かつアモルファス磁歪リボンの磁歪振動共振点ピ
ークが所定の共振周波数となるように任意の着磁パター
ンで着磁された、半硬質磁性材料からなる複数の磁気マ
ークとを備え、またその情報を読み取る場合に、磁気記
録媒体に交流磁界を印加してアモルファス磁歪リボンの
機械的振動(磁歪振動)を発生させ、当該印加された交
流磁界の中での着磁パターンに応じたアモルファス磁歪
リボンの磁歪振動共振点ピークの発信(共振周波数)を
検出することにより情報を非接触で読み取るようにした
ので、媒体のセキュリティ性、ならびに情報の読み取り
特性を著しく高めることが可能な磁気記録媒体およびそ
の情報読み取り方法が提供できる。
【図1】本発明による磁気マークを設けた磁気カードの
一実施例を示す断面図。
一実施例を示す断面図。
【図2】同磁気記録媒体の一実施例を示す全体斜視図。
【図3】同実施例における磁気マークを設けた磁気カー
ドの情報読み取りを行なうための読み取り装置の構成例
を示すブロック図。
ドの情報読み取りを行なうための読み取り装置の構成例
を示すブロック図。
【図4】同実施例における情報読み取りの出力波形の一
例を示す図。
例を示す図。
【図5】従来の磁気マークを設けた磁気カードの構成例
を示す断面図。
を示す断面図。
【図6】従来の磁気マークを設けた磁気カードの情報読
み取りの出力波形の一例を示す図。
み取りの出力波形の一例を示す図。
11…基体、12…アモルファス磁歪リボン、13…半
硬質材料による磁気マーク、14…隠蔽層、15…保護
層、21…通常の磁気記録を行なうトラック(磁気転写
テープ)、22…磁気マークトラック、31…媒体、3
2…送信コイル、33…受信コイル、34…周波数変調
発信機、35…ロックインアンプ、36…デコーダー、
41〜48…磁気バー、51…基体、52…磁気バー、
53…ダミーバー、54…隠蔽層、55…保護層、61
…磁気バー、62…ダミーバー。
硬質材料による磁気マーク、14…隠蔽層、15…保護
層、21…通常の磁気記録を行なうトラック(磁気転写
テープ)、22…磁気マークトラック、31…媒体、3
2…送信コイル、33…受信コイル、34…周波数変調
発信機、35…ロックインアンプ、36…デコーダー、
41〜48…磁気バー、51…基体、52…磁気バー、
53…ダミーバー、54…隠蔽層、55…保護層、61
…磁気バー、62…ダミーバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/10 G11B 5/00 Z 8841−5D (72)発明者 並河 建 東京都大田区久が原四丁目33番9号
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体に固定されない振動自在な状態で
配置され、少なくとも発信器としての機能を有するアモ
ルファス磁歪リボンと、 前記支持体に前記アモルファス磁歪リボンに近接して配
置され、かつ前記アモルファス磁歪リボンの磁歪振動共
振点ピークが所定の共振周波数となるように任意の着磁
パターンで着磁された、半硬質磁性材料からなる複数の
磁気マークと、 を備えて成ることを特徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項2】 支持体に固定されない振動自在な状態で
配置され、少なくとも発信器としての機能を有するアモ
ルファス磁歪リボンと、前記支持体に前記アモルファス
磁歪リボンに近接して配置され、かつ前記アモルファス
磁歪リボンの磁歪振動共振点ピークが所定の周波数とな
るように任意の着磁パターンで着磁された、半硬質磁性
材料からなる複数の磁気マークとから成る磁気記録媒体
の情報を読み取る方法において、 前記磁気記録媒体に交流磁界を印加して前記アモルファ
ス磁歪リボンの機械的振動(磁歪振動)を発生させ、当
該印加された交流磁界の中での前記着磁パターンに応じ
た前記アモルファス磁歪リボンの磁歪振動共振点ピーク
の発信(共振周波数)を検出することにより情報を非接
触で読み取るようにしたことを特徴とする磁気記録媒体
の情報読み取り方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6235666A JPH0896100A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 磁気記録媒体およびその情報読み取り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6235666A JPH0896100A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 磁気記録媒体およびその情報読み取り方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0896100A true JPH0896100A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16989406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6235666A Pending JPH0896100A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 磁気記録媒体およびその情報読み取り方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0896100A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000514245A (ja) * | 1996-07-01 | 2000-10-24 | センサーマティック・エレクトロニクス・コーポレーション | 磁気特性安定のための焼き鈍し磁性要素 |
| JP2005182170A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像読取装置 |
| JP2007131311A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Nihon Tetra Pak Kk | 包材及び充填機 |
| CN119191003A (zh) * | 2023-06-27 | 2024-12-27 | 浙江大学湖州研究院 | 一种绝对式磁致伸缩位移测量磁带 |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP6235666A patent/JPH0896100A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000514245A (ja) * | 1996-07-01 | 2000-10-24 | センサーマティック・エレクトロニクス・コーポレーション | 磁気特性安定のための焼き鈍し磁性要素 |
| JP2005182170A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像読取装置 |
| JP2007131311A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Nihon Tetra Pak Kk | 包材及び充填機 |
| CN119191003A (zh) * | 2023-06-27 | 2024-12-27 | 浙江大学湖州研究院 | 一种绝对式磁致伸缩位移测量磁带 |
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