JPH07111206B2 - 釘 - Google Patents

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JPH07111206B2
JPH07111206B2 JP2118217A JP11821790A JPH07111206B2 JP H07111206 B2 JPH07111206 B2 JP H07111206B2 JP 2118217 A JP2118217 A JP 2118217A JP 11821790 A JP11821790 A JP 11821790A JP H07111206 B2 JPH07111206 B2 JP H07111206B2
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隆夫 若井
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若井産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、木部に打込み使用する釘に関する。
〔従来の技術〕
木部に打込んで使用する釘として、軸部の外周面にリー
ド角の大きい多条スクリューを形成したスクリュー釘が
用いられており、このような従来のスクリュー釘は、軸
部が円形の断面形状を有し、この軸部の外周面に多条ス
クリューを連続するように形成した構造になっている。
このスクリュー釘は、打込みによって木部に軸部断面形
状に合致する打込孔を形成しつつ回転進入することにな
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記した従来のスクリュー釘は、軸部が円形
断面でスクリューが連続的に形成されているため、木部
の打込孔と軸部外周面との形状が一致し、打込時には軸
部の全周が復元弾性力のある木材繊維で包み込まれるた
め、打込時の抵抗発生が大きいという問題がある。
また、打込み状態において、スクリューは全長にわたっ
て連続し、かつ軸部が円形断面になっているため、引抜
力が加わると、打込孔で軸部が誘導されやすく、従って
打込時と逆の方向に回転しながら抜けて緩みが生じると
いう問題がある。
そこでこの発明は、上記のような問題点を解決するた
め、円滑な打込みが行えると共に、打込み状態で引抜き
方向への回転がなく、耐引抜き強度の大きい釘を提供す
ることを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記のような課題を解決するため、この発明は、断面形
状が長軸と短軸を有し、長軸側に位置する二つの急曲面
と短軸側に位置する緩曲面との組み合せからなる異形円
に形成された軸部を備え、この軸部の長軸方向の外面
に、軸心に対して一定の方向に傾斜する複数の溝を、深
さが短軸側に漸次浅くなって短軸方向の緩曲面の外面で
分断された状態に設けた構成を採用したものである。
〔作用〕
軸部に設けた溝が一定の方向に傾斜しているため、打込
時には軸部は回転しながら進入し、軸部の断面形状は長
軸と短軸を有する異形円になっているので、短軸方向の
外面は打込孔との接触がなく、打込孔と軸部の接触面積
が減少し、その分だけ打込み抵抗の発生が少なく、円滑
に打込める。
また、打込み状態で、木材の復元弾性力により軸部は全
周が木材繊維で包み込まれ、溝は分断されていると共
に、短軸方向の外面に接触した木材繊維が軸部の回転を
阻止し、従って緩み方向への回転発生がなく、耐引抜強
度が向上する。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第3図に示すように、釘1は先鋭端2を有す
る軸部3の上端に頭部4を設け、軸部3は断面形状が長
軸Aと短軸Bを有する異形面に形成されている。
上記軸部3の断面形状は、第2図の場合、楕円形に形成
し、この軸部3における長軸A方向の外面に、軸心に対
して一定の方向に傾斜する複数の溝5が短軸B方向の外
面で分断された状態に設けられている。
第3図は、軸部3に設ける溝5の平面的な形成条件を示
しており、溝5は長軸Aの方向に位置する小径外面に、
両端が短軸B方向の外面b、bに向けて徐々に浅くなる
よう傾斜状に設けられ、両側に位置する溝5の両端は短
軸B方向の外面b、bで分断され不連続になっている。
上記の溝5は、軸部3の両側に任意に配置すればよい
が、軸部3を木部に打込んだとき回転しながら円滑に進
入するよう、第1図に示す如く、軸部3の両側に多条螺
旋の配置となるよう形成するのが好ましく、また、円滑
な回転進入を得るため、溝5の傾斜角度θは45゜以上に
設定するのが望ましい。
また、第3図で示したように、軸部3の断面において、
両側の溝5における長軸A上の底部a、aの径と短軸B
上の外面b、bの径とが略等しく設定され、更に各溝5
の断面形状は第4図に示す如く、軸部3の頭部4側から
先鋭端2側に向けて徐々に深くなって最深部が先鋭端2
寄りに偏在し、この最深部が引抜方向に対する係合部分
5aになっている。
なお、軸部3に対する溝5の形成は、長軸A方向の両側
外面から一対の金型やローラで加圧する圧造等の手段に
よって行なえ、圧造によって大量生産が可能となる。
第5図は軸部3の断面形状の他の例を示しており、軸部
3の打込時における同図矢印の回転方向Cの抵抗発生を
少なくするため、短軸Bと直角となる長軸A方向に位置
する二つの急曲面A′を、上記長軸A上に位置する各々
の外面a′に対し、軸部の進入回転方向Cと反対側の後
方に偏在させ、前記長軸A上に位置する外面a′、a′
から軸部3の回転方向Cに沿って相手急曲面A′に向か
い、短軸B上に位置する外面b、bまでの間を二つの緩
曲面B′とし、これによって、長軸Aと短軸Bで仕切ら
れた四つの断面の外径形状を、それぞれ対角に位置する
二つの急曲面A′と二つの緩曲面B′とにより構成して
いる。
この発明の釘は上記のような構成であり、木部に対して
打込むと、軸部3に設けた溝5は一定の方向に傾斜して
いるため、軸部3は回転しながら進入する。
軸部3は断面形状が長軸Aと短軸Bを有する異形円に形
成されているため、回転時には短軸B方向の外面と木部
に形成される下孔との接触がなく、その分だけ軸部3の
木部に対する接触面積が少なく、打込み抵抗の減少によ
って打込み作業が能率よく楽に行なえる。
釘1の打込み完了状態において、木部は復元弾性力によ
り打込孔が収縮し、木材繊維で軸部3の全周を包み込
む。
このような状態の釘1に引抜力が加わると、軸部3は溝
5によって進入時とは逆の方向に回転しながら抜けよう
とするが、軸部3は長軸Aと短軸Bを有する異形円の断
面形状に形成されているため、短軸B方向の外面の溝が
ない部分に接触する木材繊維によって回転を阻止され
る。
これによって、軸部3は引抜き方向へは回転せず、軸方
向へ直進的に抜けようとする。このとき、各溝5内に木
材繊維が引掛り状になっているため、軸方向の引張力に
対して全ての引掛り部分が抜止力となり、従って大きな
耐引抜力が得られ、従来のスクリュー釘に比べて緩みの
発生がなく、強固な固定状態が得られる。
〔効果〕
以上のように、この発明によると、釘の軸部を長軸と短
軸を有する異形円の断面形状に形成し、長軸方向の外面
に複数の溝を、深さが短軸側に漸次浅くなって短軸方向
の外面で分断された状態に設けたので、打込時に軸部は
木部との接触面積が少なく、打込時の抵抗発生が減少
し、作業が楽になる。
また、打込み状態で短軸方向の外面に接触する木材繊維
によって回り止状となるため、引抜力が作用しても回転
しながら抜けるというようなことがなく、耐引抜力を大
幅に増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る釘の正面図、第2図は同上にお
ける軸部の断面形状を示す拡大断面図、第3図は同上に
設ける溝の形成状態を示す拡大断面図、第4図は溝の断
面形状を示す縦断面図、第5図は軸部の他の断面形状を
示す拡大断面図である。 1……釘、2……先鋭端、3……軸部、4……頭部、5
……溝、A……長軸、B……短軸。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面形状が長軸と短軸を有し、長軸側に位
    置する二つの急曲面と短軸側に位置する緩曲面との組み
    合せからなる異形円に形成された軸部を備え、この軸部
    の長軸方向の外面に、軸心に対して一定の方向に傾斜す
    る複数の溝を、深さが短軸側に漸次浅くなって短軸方向
    の緩曲面の外側で分断された状態に設けた釘。
  2. 【請求項2】溝の底部径が短軸の径と略等しい請求項
    (1)記載の釘。
  3. 【請求項3】各々の溝における最深部が軸部の先端寄り
    に偏在している請求項(1)記載の釘。
  4. 【請求項4】軸部の断面形状は、長軸方向に位置する二
    つの急曲面と短軸方向に位置する二つの緩曲面との組合
    せからなる異形円に形成され、長軸方向に位置する二つ
    の急曲面は、短軸と直角の長軸上に位置する各々の外面
    に対し、軸部の進入回転方向と反対側の後方に偏在し、
    長軸と短軸で仕切られた四つの断面の外径形状を、それ
    ぞれ対角に位置する二つの急曲面と二つの緩曲面とによ
    り構成した請求項(1)乃至(3)の何れかに記載の
    釘。
JP2118217A 1990-05-08 1990-05-08 Expired - Fee Related JPH07111206B2 (ja)

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