JPH07113209B2 - 除塵装置 - Google Patents
除塵装置Info
- Publication number
- JPH07113209B2 JPH07113209B2 JP1259921A JP25992189A JPH07113209B2 JP H07113209 B2 JPH07113209 B2 JP H07113209B2 JP 1259921 A JP1259921 A JP 1259921A JP 25992189 A JP25992189 A JP 25992189A JP H07113209 B2 JPH07113209 B2 JP H07113209B2
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- Japan
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、海水または河川水から塵芥を除去する除塵装
置に係り、特に除塵装置前後の水位差を僅少に留めるた
めの構造に関する。
置に係り、特に除塵装置前後の水位差を僅少に留めるた
めの構造に関する。
[従来の技術] 従来、一般に使用される除塵装置においては、工業用水
の用水路または発電所などの冷却水を取水するための水
路に広く使用され、最もよく知られているものとして
は、水路の両側にリンクチエンを設け、このリンクチエ
ンの各リンク毎にバースクリーンあるいは金網よりなる
網枠を流れ方向に対し垂直またはほぼ垂直に立設し、こ
れを回動することによって網体に引掛かった塵芥を水路
外に除去する構造のものがある。
の用水路または発電所などの冷却水を取水するための水
路に広く使用され、最もよく知られているものとして
は、水路の両側にリンクチエンを設け、このリンクチエ
ンの各リンク毎にバースクリーンあるいは金網よりなる
網枠を流れ方向に対し垂直またはほぼ垂直に立設し、こ
れを回動することによって網体に引掛かった塵芥を水路
外に除去する構造のものがある。
第3図,第4図は従来の除塵装置の1実施例を示し、第
3図は全体概要図、第4図はバケット部を有する枠体の
詳細縦断面図(a)と正面図(b)である。第3図にお
いて、1は上部スプロケットホイル、2は下部スプロケ
ットホイル、3は両スプロケットホイル1,2に無端状に
装架されたリンクチエン、4はリンクチエン3に取り付
けられ下部に捕捉した塵芥を収納するバケット部を有す
る枠体、5は伝動チエン6と鎖車7を介して上部スプロ
ケットホイル1に動力を伝達する動力装置、8は上部ス
プロケットホイルの軸、9はトラフ10に塵芥を誘導させ
る案内板、11は除塵装置のハウジング、12は流水路、F
矢印は流水の方向を示す。枠体4は第4図に示すよう
に、リンクチエン3の1ピッチ毎に取り付けられ、14は
網体で、金網または鋤状に多数配設した棒材(バー)よ
りなり、かつ流水中の塵芥などを阻止するとともに、こ
れをすくいあげる部材である。15は前記網体14の上端部
に設けられた上部ビームで、この上部ビーム15は水路の
幅に応じて好適な直径を有するパイプまたは溝形鋼など
の形鋼からなり、その側部に取付板16を介し前記網体14
を一体的に固定している。17は前記網体14の下端部に設
けられた断面コ字状の下部ビームで、この下部ビーム17
はその下部に隣接する枠体4の上部ビーム15の上方部を
回動自在に覆うように設けられ、その上部に突設された
取付板18を介し、前記枠体14を一体的に固定している。
19は網体14をその側部から保持する側板で、この側板19
は第4図(a)に示すようにリンクチエン3のリンク幅
より広い幅を備え、かつ上部ビーム15と下部ビーム17の
左右端面にそれぞれ一体的に固定されている。換言すれ
ば、この側板19と前記上部ビーム15および下部ビーム17
とにより枠体4を形成している。そして、この枠体4は
その側板19をボルト20によりリンク3aの側面に固定する
ことによりリンクチエン3に固定される。21は前記下部
ビーム17に突設された塵芥バケットで、この塵芥バケッ
ト21は網体14の下部前方を斜めに覆うように設けられて
おり、その左右端部は支持板22を介して側板19に一体的
に固着されている。なお60は下降する網体14の背部に設
けたスプレイパイプで、鎖線で示すようにスプレイ水を
網体14の背面に噴射することにより、網体14に付着して
いる塵芥を離脱させるためのものである。したがって、
流れ中に浮遊する塵芥などは、まず、網体14によって阻
止され、リンクチエン3の上昇にともなって、塵芥バケ
ット21によってすくい上げられ、塵芥を収納した塵芥バ
ケット21はさらに上昇し、上部スプロケット1の頂部で
水平となり、次いで反転して降下する。
3図は全体概要図、第4図はバケット部を有する枠体の
詳細縦断面図(a)と正面図(b)である。第3図にお
いて、1は上部スプロケットホイル、2は下部スプロケ
ットホイル、3は両スプロケットホイル1,2に無端状に
装架されたリンクチエン、4はリンクチエン3に取り付
けられ下部に捕捉した塵芥を収納するバケット部を有す
る枠体、5は伝動チエン6と鎖車7を介して上部スプロ
ケットホイル1に動力を伝達する動力装置、8は上部ス
プロケットホイルの軸、9はトラフ10に塵芥を誘導させ
る案内板、11は除塵装置のハウジング、12は流水路、F
矢印は流水の方向を示す。枠体4は第4図に示すよう
に、リンクチエン3の1ピッチ毎に取り付けられ、14は
網体で、金網または鋤状に多数配設した棒材(バー)よ
りなり、かつ流水中の塵芥などを阻止するとともに、こ
れをすくいあげる部材である。15は前記網体14の上端部
に設けられた上部ビームで、この上部ビーム15は水路の
幅に応じて好適な直径を有するパイプまたは溝形鋼など
の形鋼からなり、その側部に取付板16を介し前記網体14
を一体的に固定している。17は前記網体14の下端部に設
けられた断面コ字状の下部ビームで、この下部ビーム17
はその下部に隣接する枠体4の上部ビーム15の上方部を
回動自在に覆うように設けられ、その上部に突設された
取付板18を介し、前記枠体14を一体的に固定している。
19は網体14をその側部から保持する側板で、この側板19
は第4図(a)に示すようにリンクチエン3のリンク幅
より広い幅を備え、かつ上部ビーム15と下部ビーム17の
左右端面にそれぞれ一体的に固定されている。換言すれ
ば、この側板19と前記上部ビーム15および下部ビーム17
とにより枠体4を形成している。そして、この枠体4は
その側板19をボルト20によりリンク3aの側面に固定する
ことによりリンクチエン3に固定される。21は前記下部
ビーム17に突設された塵芥バケットで、この塵芥バケッ
ト21は網体14の下部前方を斜めに覆うように設けられて
おり、その左右端部は支持板22を介して側板19に一体的
に固着されている。なお60は下降する網体14の背部に設
けたスプレイパイプで、鎖線で示すようにスプレイ水を
網体14の背面に噴射することにより、網体14に付着して
いる塵芥を離脱させるためのものである。したがって、
流れ中に浮遊する塵芥などは、まず、網体14によって阻
止され、リンクチエン3の上昇にともなって、塵芥バケ
ット21によってすくい上げられ、塵芥を収納した塵芥バ
ケット21はさらに上昇し、上部スプロケット1の頂部で
水平となり、次いで反転して降下する。
そして、塵芥バケット21内に存する塵芥はその重力によ
り落下し、塵芥バケット21の外面とガイドプレート9に
案内されてトラフ10内に排出される。一方、網体14に付
着している塵芥などは、スプレイ水によって離脱され前
記同様塵芥バケット21の外面とガイドプレート9を介し
てトラフ10に排出される。
り落下し、塵芥バケット21の外面とガイドプレート9に
案内されてトラフ10内に排出される。一方、網体14に付
着している塵芥などは、スプレイ水によって離脱され前
記同様塵芥バケット21の外面とガイドプレート9を介し
てトラフ10に排出される。
以上のように構成された枠体4を接合した無端のリンク
チエン3は通常第3図に示すようにおおよそ6歯の上部
スプロケットホイル1により駆動されている。なおL矢
印はリンクチエン駆動方向を示す。
チエン3は通常第3図に示すようにおおよそ6歯の上部
スプロケットホイル1により駆動されている。なおL矢
印はリンクチエン駆動方向を示す。
[発明が解決しようとする課題] 近年、取水量の増大に伴ない水路幅も広くなる一方、水
路に浮遊する塵芥が増加する傾向にあり、特に一時的,
集中的に多量の水母などの塵芥が流入殺到した場合に
は、設置した除塵装置の処理能力を超え、それらの塵芥
を処理しきれず、網枠またはバー枠などの枠体の通水部
分は次第に閉塞し遂には十分な通水の確保ができなくな
り、除塵装置の前後の水位差が急上昇するという事態を
招いていた。
路に浮遊する塵芥が増加する傾向にあり、特に一時的,
集中的に多量の水母などの塵芥が流入殺到した場合に
は、設置した除塵装置の処理能力を超え、それらの塵芥
を処理しきれず、網枠またはバー枠などの枠体の通水部
分は次第に閉塞し遂には十分な通水の確保ができなくな
り、除塵装置の前後の水位差が急上昇するという事態を
招いていた。
このため、除塵装置前後の水位差がある一定値を超える
と網枠やバー枠などの枠体に加わる流水圧力が過大とな
り装置に構造的損傷を及ぼすことになるので、止むを得
ず工場の取水量を制限するなどの処置を講じていた。
と網枠やバー枠などの枠体に加わる流水圧力が過大とな
り装置に構造的損傷を及ぼすことになるので、止むを得
ず工場の取水量を制限するなどの処置を講じていた。
しかしこういう事態が電力需要期に起こった場合には、
発電所においては電力の供給が電力の需要に追いつかず
停電という公共上由々しき異常事態を来たしていた。
発電所においては電力の供給が電力の需要に追いつかず
停電という公共上由々しき異常事態を来たしていた。
[課題を解決するための手段] 本発明は以上の課題を解決して一時的に多量の水母など
塵芥の流入の際(以下「緊急時」とする)、除塵装置の
過負荷による前後の異常な水位差を解消するため、 無端状のリンクチエンに塵芥捕集用の枠体を接合し、枠
体の下部上流側に塵芥収納用の塵芥バケットを設け、前
記リンクチエンを上下一対のスプロケットホイルを介し
て駆動する除塵装置において、 前記枠体の全面を被覆する横方向に並列する複数個の網
枠を配設し、かつ、 該各網枠は中央部に設けた垂直の回転軸回りに回動自在
に形成し、該各々の回転軸の一端に同一方向に固設され
たレバーの他端の各々をピン接合するコネクティングロ
ッドを前後進自在に配設した。
塵芥の流入の際(以下「緊急時」とする)、除塵装置の
過負荷による前後の異常な水位差を解消するため、 無端状のリンクチエンに塵芥捕集用の枠体を接合し、枠
体の下部上流側に塵芥収納用の塵芥バケットを設け、前
記リンクチエンを上下一対のスプロケットホイルを介し
て駆動する除塵装置において、 前記枠体の全面を被覆する横方向に並列する複数個の網
枠を配設し、かつ、 該各網枠は中央部に設けた垂直の回転軸回りに回動自在
に形成し、該各々の回転軸の一端に同一方向に固設され
たレバーの他端の各々をピン接合するコネクティングロ
ッドを前後進自在に配設した。
[作用] 本発明では、枠体の全面に複数個の網枠を横方向に並列
し、かつ、この各網枠を垂直軸回りに回動自在とした構
造にしたので、通常には装着した各網枠の網体で微細な
塵芥まで完全に回収することができる。一方、水母の大
量流入等の緊急時には、各網枠を垂直軸回りに90°回転
して各網枠間に空隙を設けて、水母の通過を許容するこ
とにより、上下流間に生じる水位差を最小に留めて機器
の安全と取水の確保を図ることができる。
し、かつ、この各網枠を垂直軸回りに回動自在とした構
造にしたので、通常には装着した各網枠の網体で微細な
塵芥まで完全に回収することができる。一方、水母の大
量流入等の緊急時には、各網枠を垂直軸回りに90°回転
して各網枠間に空隙を設けて、水母の通過を許容するこ
とにより、上下流間に生じる水位差を最小に留めて機器
の安全と取水の確保を図ることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
第1図〜第2図は本発明に係る除塵装置の実施例を示
し、第1図(a)は要部拡大側断面図、第1図(b)は
要部拡大正面図を示す。第2図は第1図(a)のII−II
視を示す要部拡大平面図である。
し、第1図(a)は要部拡大側断面図、第1図(b)は
要部拡大正面図を示す。第2図は第1図(a)のII−II
視を示す要部拡大平面図である。
第1図において、枠体4は上部ビーム15と下部ビーム17
とを側板19,19で連結した長方形を形成し、水路の上流
側近くの内面のほぼ全面に亘って被覆する複数個の網枠
100を横方向に並列した。すなわち、網枠100は全面に網
体14で張架され、各々上部ビーム15,下部ビーム17に固
設した軸受101,101により回転軸100aを介して回転自在
に立設される。一方、上方の回転軸100aの中央部には水
平方向に突出するレバー100bが固着されており、他端は
ピン支点100cを介してコネクティングロッド103にピン
接合されている。また、コネクティングロッド103の一
端には中央に穿孔された水平な平板103aが固着され、こ
の平板103aは2板のリンク3a,3a間に水平に固設された
平板からなる固定板110の上面をスライドできるように
なっており、透孔110a、あるいは110bと蝶ボルトナット
120で締結固定できるようになっている。なお、130は上
部ビーム15,下部ビーム17に立設する遮蔽板である。
とを側板19,19で連結した長方形を形成し、水路の上流
側近くの内面のほぼ全面に亘って被覆する複数個の網枠
100を横方向に並列した。すなわち、網枠100は全面に網
体14で張架され、各々上部ビーム15,下部ビーム17に固
設した軸受101,101により回転軸100aを介して回転自在
に立設される。一方、上方の回転軸100aの中央部には水
平方向に突出するレバー100bが固着されており、他端は
ピン支点100cを介してコネクティングロッド103にピン
接合されている。また、コネクティングロッド103の一
端には中央に穿孔された水平な平板103aが固着され、こ
の平板103aは2板のリンク3a,3a間に水平に固設された
平板からなる固定板110の上面をスライドできるように
なっており、透孔110a、あるいは110bと蝶ボルトナット
120で締結固定できるようになっている。なお、130は上
部ビーム15,下部ビーム17に立設する遮蔽板である。
また、枠体4の下部の上流側には前記したように支持板
22を介して塵芥バケット21が設けられている。塵芥バケ
ット21は通常は平鋼とするが、金網やパンチングメタル
を使用しても良い。
22を介して塵芥バケット21が設けられている。塵芥バケ
ット21は通常は平鋼とするが、金網やパンチングメタル
を使用しても良い。
以上のように構成された枠体4は枠体4の左右端で側板
19とリンクチエン3aとをボルト20により締結し結合され
る。この場合、ボルト頭は側板19より内部へ出ないよう
に皿ボルトまたは埋込ボルトとする。
19とリンクチエン3aとをボルト20により締結し結合され
る。この場合、ボルト頭は側板19より内部へ出ないよう
に皿ボルトまたは埋込ボルトとする。
なお、網体14の網目は6mm〜30mmの範囲から選定し、網
枠100の間隔(網枠の幅寸法)は水母の通過を考慮して5
0mm〜100mmとするのが良い。
枠100の間隔(網枠の幅寸法)は水母の通過を考慮して5
0mm〜100mmとするのが良い。
また、本実施例ではレバー100bおよびコネクティングロ
ッド103の組合わせを上側に1個設けたが、これを中間
部や下側に設けたり、あるいは複数個設けても良い。
ッド103の組合わせを上側に1個設けたが、これを中間
部や下側に設けたり、あるいは複数個設けても良い。
以上のように構成されたバーおよびスクリーン(金網)
からなる枠体を有する除塵装置の作動を説明すると、通
常時(塵芥発生量が多くないとき)には、第2図の実線
で示すように各網枠100は流れ方向に直角に配列し、上
流側より流入する塵芥を捕捉回収する。捕捉された塵芥
は除塵装置の上昇作用にしたがって下方へ移動し、塵芥
バケット21へ収納され、同じく下方へ移動した後、下部
ビーム17の上面または塵芥バケット21と網体14の内面と
で形成される空間(バケット部と称する)に貯溜され
る。
からなる枠体を有する除塵装置の作動を説明すると、通
常時(塵芥発生量が多くないとき)には、第2図の実線
で示すように各網枠100は流れ方向に直角に配列し、上
流側より流入する塵芥を捕捉回収する。捕捉された塵芥
は除塵装置の上昇作用にしたがって下方へ移動し、塵芥
バケット21へ収納され、同じく下方へ移動した後、下部
ビーム17の上面または塵芥バケット21と網体14の内面と
で形成される空間(バケット部と称する)に貯溜され
る。
このようにして、捕集された塵芥は枠体4が上部スプロ
ケット1を通過して反転したあと、第4図に示すように
スプレイ60によって噴射されながら、それぞれバケット
部から塵芥をガイドプレート9を経由してトラフ10へ排
出する。
ケット1を通過して反転したあと、第4図に示すように
スプレイ60によって噴射されながら、それぞれバケット
部から塵芥をガイドプレート9を経由してトラフ10へ排
出する。
一方、水母が大量に流入する緊急時においては、第2図
の二点鎖線に示すように、レバー103を図面上の上側へ
水平方向に引張ることにより各網枠100を90°回転して
水流と平行な状態にして、平板103aの穴の位置を110aか
ら110bへ移動して蝶ボルトナットで締結する。
の二点鎖線に示すように、レバー103を図面上の上側へ
水平方向に引張ることにより各網枠100を90°回転して
水流と平行な状態にして、平板103aの穴の位置を110aか
ら110bへ移動して蝶ボルトナットで締結する。
そうすると、一時的に大量に流入してくる水母は後段に
配した平行な網枠間の間隙をすり抜けて下流へ流れる
が、網枠間の間隙よりはるかに大きな流木,海藻,ある
いはプラスチック廃棄物等の塵芥はこの間隙を通過する
ことができずに捕捉され、排除される。
配した平行な網枠間の間隙をすり抜けて下流へ流れる
が、網枠間の間隙よりはるかに大きな流木,海藻,ある
いはプラスチック廃棄物等の塵芥はこの間隙を通過する
ことができずに捕捉され、排除される。
このようにして、水母の多量発生などの緊急時には、通
常の除塵装置においては流水中の塵芥量は除塵装置をは
るかに上回り連続して上昇回転している枠体4の網枠14
のほぼ全面を覆うことになり流水自体の除塵装置への通
過が大きく阻害される。この結果、除塵装置前後に生じ
る水位差は通常の水位差を大きく上回って上流側の水位
は異常に高く、それに反して下流側の水位は異常に低下
する。そのため、本発明においては、各網枠100を回転
可能とした構造としたので、緊急時には、網枠体100を
回転し間隔の広い網枠間間隙のみに水流を通過させるこ
とができる。その結果水母はこの間隙を通過して上下流
間の水位差を低く留めておくことができるので緊急事態
に十分対処できる。
常の除塵装置においては流水中の塵芥量は除塵装置をは
るかに上回り連続して上昇回転している枠体4の網枠14
のほぼ全面を覆うことになり流水自体の除塵装置への通
過が大きく阻害される。この結果、除塵装置前後に生じ
る水位差は通常の水位差を大きく上回って上流側の水位
は異常に高く、それに反して下流側の水位は異常に低下
する。そのため、本発明においては、各網枠100を回転
可能とした構造としたので、緊急時には、網枠体100を
回転し間隔の広い網枠間間隙のみに水流を通過させるこ
とができる。その結果水母はこの間隙を通過して上下流
間の水位差を低く留めておくことができるので緊急事態
に十分対処できる。
[発明の効果] 本発明においては、複数個の網枠を横方向(幅方向)に
並列し、かつ、垂直軸回りに回動自在に構成したので、
流水中に含有する塵芥が一時的に多量になった、いわゆ
る、緊急時の際には水流を網枠を通過させずに、網枠間
間隙のみ通過させることができるので、多量の塵芥は大
部分が通過することができる。したがって、除塵装置前
後に生じる水位差をできるだけ小さく留めておくことが
できる。そのため除塵装置の各機器部品へ加わる負荷を
軽減でき、機器の損傷を防止することができるので安全
性が向上する。また、緊急時にも必要最小限の取水が確
保できるので連続安定運転が可能で装置使用上の信頼性
が高まり、装置の維持管理,運転操作性が向上する。
並列し、かつ、垂直軸回りに回動自在に構成したので、
流水中に含有する塵芥が一時的に多量になった、いわゆ
る、緊急時の際には水流を網枠を通過させずに、網枠間
間隙のみ通過させることができるので、多量の塵芥は大
部分が通過することができる。したがって、除塵装置前
後に生じる水位差をできるだけ小さく留めておくことが
できる。そのため除塵装置の各機器部品へ加わる負荷を
軽減でき、機器の損傷を防止することができるので安全
性が向上する。また、緊急時にも必要最小限の取水が確
保できるので連続安定運転が可能で装置使用上の信頼性
が高まり、装置の維持管理,運転操作性が向上する。
第1図〜第2図は本発明に係る実施例を示す部分拡大図
であり、第1図(a),第1図(b)は正面図、第2図
は第1図(a)のII−II視の平面図である。第3図,第
4図は従来の除塵装置の実施例を示し、第3図は全体縦
断面図、第4図は枠体の部分拡大図で、(a)は側面
図、(b)は正面図である。 1……上部スプロケットホイル、2……下部スプロケッ
トホイル、3……リンクチエン、3a……リンク、3b……
ローラ、4……枠体、5……動力装置、6……伝動チエ
ン、7……鎖車、14……網体、15……上部ビーム、17…
…下部ビーム、21……塵芥バケット、52……案内枠、10
0……網枠、100a……回転軸、100b……レバー、100c…
…ピン支点、101……軸受、103……コネクティングロッ
ド、103a……平板、110……固定板、120……蝶ボルトナ
ット、130……遮蔽板、F……流水の流れ方向、L……
リンクチエンの駆動方向。
であり、第1図(a),第1図(b)は正面図、第2図
は第1図(a)のII−II視の平面図である。第3図,第
4図は従来の除塵装置の実施例を示し、第3図は全体縦
断面図、第4図は枠体の部分拡大図で、(a)は側面
図、(b)は正面図である。 1……上部スプロケットホイル、2……下部スプロケッ
トホイル、3……リンクチエン、3a……リンク、3b……
ローラ、4……枠体、5……動力装置、6……伝動チエ
ン、7……鎖車、14……網体、15……上部ビーム、17…
…下部ビーム、21……塵芥バケット、52……案内枠、10
0……網枠、100a……回転軸、100b……レバー、100c…
…ピン支点、101……軸受、103……コネクティングロッ
ド、103a……平板、110……固定板、120……蝶ボルトナ
ット、130……遮蔽板、F……流水の流れ方向、L……
リンクチエンの駆動方向。
Claims (1)
- 【請求項1】無端状のリンクチエンに塵芥捕集用の枠体
を接合し、枠体の下部上流側に塵芥収納用の塵芥バケッ
トを設け、前記リンクチエンを上下一対のスプロケット
ホイルを介して駆動する除塵装置において、前記枠体の
全面を被覆する横方向に並列する複数個の網枠を配設
し、かつ、該各網枠は中央部に設けた垂直の回転軸回り
に回動自在に形成し、該各々の回転軸の一端に同一方向
に固設されたレバーの他端の各々をピン接合するコネク
ティングロッドを前後進自在に配設したことを特徴とす
る除塵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1259921A JPH07113209B2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 除塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1259921A JPH07113209B2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 除塵装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03122313A JPH03122313A (ja) | 1991-05-24 |
| JPH07113209B2 true JPH07113209B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=17340783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1259921A Expired - Lifetime JPH07113209B2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 除塵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07113209B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5418157Y2 (ja) * | 1974-08-19 | 1979-07-10 | ||
| JPS5412283Y2 (ja) * | 1975-04-26 | 1979-05-30 |
-
1989
- 1989-10-06 JP JP1259921A patent/JPH07113209B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03122313A (ja) | 1991-05-24 |
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