JPH07113262B2 - タイルとその施工方法及びタイルパネル - Google Patents
タイルとその施工方法及びタイルパネルInfo
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- JPH07113262B2 JPH07113262B2 JP1171960A JP17196089A JPH07113262B2 JP H07113262 B2 JPH07113262 B2 JP H07113262B2 JP 1171960 A JP1171960 A JP 1171960A JP 17196089 A JP17196089 A JP 17196089A JP H07113262 B2 JPH07113262 B2 JP H07113262B2
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- base material
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- convex portion
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Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、タイルに関し、特に短期間で容易に、安定且
つ秀麗に仕上げることのできるタイルとその施工方法及
びタイルパネルに関する。
つ秀麗に仕上げることのできるタイルとその施工方法及
びタイルパネルに関する。
《従来の技術》 近年、建築物の外壁の仕上げにタイル張りを施したもの
が増加している。
が増加している。
タイル張りの施工方法には、壁体に下地モルタルを塗布
してその上からタイルを張る、積上げ張り、圧着張り、
モザイクタイル張り、密着張り等の湿式工法と、表面に
タイルを固定するための蟻溝やフック形状を設けた下地
材に、裏面にこの蟻溝やフック形状に嵌合する蟻足やフ
ック形状を有するタイルをはめ込み固定する乾式工法と
がある。
してその上からタイルを張る、積上げ張り、圧着張り、
モザイクタイル張り、密着張り等の湿式工法と、表面に
タイルを固定するための蟻溝やフック形状を設けた下地
材に、裏面にこの蟻溝やフック形状に嵌合する蟻足やフ
ック形状を有するタイルをはめ込み固定する乾式工法と
がある。
又、タイルには、粘土を押し出し成形する湿式製法によ
るもの、粉状の坏土を金型に入れて加圧成形する乾式製
法によるもの、及び鋳込み製法によるものとがあり、湿
式製法によるタイルは、面や形状に柔らか味があり、乾
式製法によるタイルは、硬さ、正確さを感じるという特
徴を有している。
るもの、粉状の坏土を金型に入れて加圧成形する乾式製
法によるもの、及び鋳込み製法によるものとがあり、湿
式製法によるタイルは、面や形状に柔らか味があり、乾
式製法によるタイルは、硬さ、正確さを感じるという特
徴を有している。
《発明が解決しようとする課題》 しかしながら、湿式工法においては下地材にモルタルを
塗布してタイルを張るために手間と時間を要し、タイル
の目地通り、表面平滑性等の施工精度は施工者の感によ
るところが大きいため熟練を要し、高額な施工費と熟練
者の不足も大きな問題となっている。又、一般に外壁等
のタイルの裏面にはモルタルとの接着性や剥離防止を強
化するため、できるだけ大きく先端が広がった形の突状
部(所謂、蟻足)を設ける必要があった。しかしなが
ら、このように大きな蟻足を有するタイルは製法上の問
題から湿式製法に限られ、乾式製法によるタイルが使用
できずコスト高になる上、意匠性に制限を受けるという
欠点を有していた。更に、施工においては、タイルの蟻
足の裏までモルタル等が廻り込み難いために高度の熟練
を必要とし、蟻足が本来の目的とする接着性は充分に生
かされず結局、接着剤のみでタイルを保持することにな
って接着の安定性を欠くことになる上、厚く重いタイル
は施工することができなかった。又、乾式工法において
は、タイルを固定するためのフック形状をした板を壁体
の下地面に取り付け、カギ部を設けたタイルを前記の取
り付け板につり下げる工法があるが、取り付け板のフッ
クにつり下げるためのカギ部をタイル裏面に設けるに
は、湿式製法によらざるを得ず、そのため意匠性に制限
を受ける上高価なものとなった。更に、取り付け板の固
定はボルト、ビス等により行うので作業が困難な場合が
多い上、下地材にタイルをしっかり固定するのが困難で
あるという欠点をも有していた。
塗布してタイルを張るために手間と時間を要し、タイル
の目地通り、表面平滑性等の施工精度は施工者の感によ
るところが大きいため熟練を要し、高額な施工費と熟練
者の不足も大きな問題となっている。又、一般に外壁等
のタイルの裏面にはモルタルとの接着性や剥離防止を強
化するため、できるだけ大きく先端が広がった形の突状
部(所謂、蟻足)を設ける必要があった。しかしなが
ら、このように大きな蟻足を有するタイルは製法上の問
題から湿式製法に限られ、乾式製法によるタイルが使用
できずコスト高になる上、意匠性に制限を受けるという
欠点を有していた。更に、施工においては、タイルの蟻
足の裏までモルタル等が廻り込み難いために高度の熟練
を必要とし、蟻足が本来の目的とする接着性は充分に生
かされず結局、接着剤のみでタイルを保持することにな
って接着の安定性を欠くことになる上、厚く重いタイル
は施工することができなかった。又、乾式工法において
は、タイルを固定するためのフック形状をした板を壁体
の下地面に取り付け、カギ部を設けたタイルを前記の取
り付け板につり下げる工法があるが、取り付け板のフッ
クにつり下げるためのカギ部をタイル裏面に設けるに
は、湿式製法によらざるを得ず、そのため意匠性に制限
を受ける上高価なものとなった。更に、取り付け板の固
定はボルト、ビス等により行うので作業が困難な場合が
多い上、下地材にタイルをしっかり固定するのが困難で
あるという欠点をも有していた。
又、近年外壁工事の工事期間短縮等の目的から、工場で
製造したパネルを現場で組み立てる工法が採用されるに
到り、それにタイルを取り付けるための工法が提案され
るに到った(特開昭62−253859)。しかしながら、この
工法は、壁面へのタイルの固定を、下地材に施した蟻溝
にタイルの蟻足を嵌合し、タイロッド等で締め付けると
いう手間を要するものであり、上記した如く、使用する
タイルは湿式製法によるものに限られるという欠点を有
していた。
製造したパネルを現場で組み立てる工法が採用されるに
到り、それにタイルを取り付けるための工法が提案され
るに到った(特開昭62−253859)。しかしながら、この
工法は、壁面へのタイルの固定を、下地材に施した蟻溝
にタイルの蟻足を嵌合し、タイロッド等で締め付けると
いう手間を要するものであり、上記した如く、使用する
タイルは湿式製法によるものに限られるという欠点を有
していた。
そこで本発明者等は、上記の欠点を解決すべく鋭意検討
を重ねた結果、表面に連続又は不連続の溝部を有する下
地材の少くとも該溝部に接着剤を充填し、次いで裏面に
蟻足のない凸部を有すると共に、該凸部に隣接する周辺
部に凹部を有するタイルの該凸部を前記下地材の溝部に
挿入し接着固定することにより、短期間で容易に、安定
且つ秀麗に壁面を仕上げることができること、又これを
予め工場で製造することにより現場での工期を更に短縮
することができることを見出し本発明に到達した。
を重ねた結果、表面に連続又は不連続の溝部を有する下
地材の少くとも該溝部に接着剤を充填し、次いで裏面に
蟻足のない凸部を有すると共に、該凸部に隣接する周辺
部に凹部を有するタイルの該凸部を前記下地材の溝部に
挿入し接着固定することにより、短期間で容易に、安定
且つ秀麗に壁面を仕上げることができること、又これを
予め工場で製造することにより現場での工期を更に短縮
することができることを見出し本発明に到達した。
従って、本発明の第1の目的は、接着面に対して容易且
つ平滑に接着剤で固定することができるタイルを提供す
ることにある。
つ平滑に接着剤で固定することができるタイルを提供す
ることにある。
本発明の第2の目的は、特殊技能を必要とせず、工期の
大幅な短縮を可能とすると共に接着性能のバラツキをな
くし、接着力の向上を図ることができるタイルの施工方
法を提供することにある。
大幅な短縮を可能とすると共に接着性能のバラツキをな
くし、接着力の向上を図ることができるタイルの施工方
法を提供することにある。
本発明の第3の目的は、製造が容易で現場での工期を短
縮することができるタイルパネルを提供することにあ
る。
縮することができるタイルパネルを提供することにあ
る。
《課題を解決するための手段》 本発明の上記の諸目的は、裏面に少くとも1以上の蟻足
のない凸部を有すると共に、該凸部に隣接する周辺部に
凹部を設けたことを特徴とするタイルと、表面に連続又
は不連続の溝部を有する下地材の該溝部に接着剤を充填
し、上記タイルの凸部を該溝部に挿入し接着固定するこ
とを特徴とするタイルの施工方法、及び該タイルの施工
方法によって得られたタイルパネルによって達成され
た。
のない凸部を有すると共に、該凸部に隣接する周辺部に
凹部を設けたことを特徴とするタイルと、表面に連続又
は不連続の溝部を有する下地材の該溝部に接着剤を充填
し、上記タイルの凸部を該溝部に挿入し接着固定するこ
とを特徴とするタイルの施工方法、及び該タイルの施工
方法によって得られたタイルパネルによって達成され
た。
以下、本発明のタイルとその施工方法及びタイルパネル
を図面に基づいて詳しく説明する。
を図面に基づいて詳しく説明する。
第1図(b)、(c)及び(d)は、本発明のタイルの
斜視図である。第2図(a)は第1図(b)をA−A方
向で切断した断面図であり、第2図(b)は第1図
(b)をB−B方向で切断した断面図である。第3図
は、本発明のタイルの施工方法又はタイルパネルを示し
た断面図である。
斜視図である。第2図(a)は第1図(b)をA−A方
向で切断した断面図であり、第2図(b)は第1図
(b)をB−B方向で切断した断面図である。第3図
は、本発明のタイルの施工方法又はタイルパネルを示し
た断面図である。
本図においては、タイルとして凸部に隣接する周辺部に
凹部を有するタイルを使用する場合が表されている。
凹部を有するタイルを使用する場合が表されている。
第4図(a)及び(b)は本発明のタイルの施工方法又
はタイルパネルで使用する下地材の斜視図である。
はタイルパネルで使用する下地材の斜視図である。
図中、符号(1)は、裏面に蟻足のない凸部(2)を有
し、所望に応じて更に該凸部に隣接する周辺部に凹部を
有するタイルであり、湿式製法、乾式製法の何れの製法
によるタイルでも使用可能である。凸部(2)は第1図
(b)に示した如く少くとも1本あれば良く、第1図
(d)に示した如くタイルの大きさが二丁掛平の場合は
4本とすることもできる。
し、所望に応じて更に該凸部に隣接する周辺部に凹部を
有するタイルであり、湿式製法、乾式製法の何れの製法
によるタイルでも使用可能である。凸部(2)は第1図
(b)に示した如く少くとも1本あれば良く、第1図
(d)に示した如くタイルの大きさが二丁掛平の場合は
4本とすることもできる。
符号(3)は、タイルの凸部(2)に隣接する周辺部に
適宜設けた凹部である。凹部(3)を設けることによ
り、タイル(1)の凸部(2)を後記する下地材の溝部
に挿入した時に、該溝部から溢れ出る余剰の接着剤を該
凹部(3)中に受け入れることができるので、仕上がり
の平面性を特に良好なものとすることができる。
適宜設けた凹部である。凹部(3)を設けることによ
り、タイル(1)の凸部(2)を後記する下地材の溝部
に挿入した時に、該溝部から溢れ出る余剰の接着剤を該
凹部(3)中に受け入れることができるので、仕上がり
の平面性を特に良好なものとすることができる。
上記凹部の形状等は任意で良いが、第1図(b)〜
(d)に示した如く、凸部(2)の隣接位置において最
も深く、タイルの周辺部に向かって浅く傾斜するように
形成せしめることが好ましい。又、凹部(3)の傾斜は
第2図に示した如く凸部(2)の長手方向側を浅くし、
両端部側を深くすることが余剰の接着剤を凹部(3)に
均等に分散せしめることができる点で好ましい。
(d)に示した如く、凸部(2)の隣接位置において最
も深く、タイルの周辺部に向かって浅く傾斜するように
形成せしめることが好ましい。又、凹部(3)の傾斜は
第2図に示した如く凸部(2)の長手方向側を浅くし、
両端部側を深くすることが余剰の接着剤を凹部(3)に
均等に分散せしめることができる点で好ましい。
符号(5)は、表面に凹状の溝加工を連続に施した溝部
(6)を有する下地材である。この溝加工は、第4図
(b)に示した如くタイルの凸部(2)を挿入するのに
必要な部分のみに不連続に設けても良いことは当然であ
る。下地材(5)の材質はケイ酸カルシウム板、スラグ
セメント板等の無機系の下地材や、防錆処理鉄板、アル
ミニウム板等の金属系の下地材の他、合板、木片セメン
ト板等の木質系板状基板上に防水層、セメント及び発泡
合成樹脂系軽量骨材から成る混合物層を形成せしめた有
機系下地材等の公知のものの中から適宜選択して使用す
ることができる。これらの具体例として、例えば木質系
板状基板上に、合成樹脂エマルジョン、合成ゴムラテッ
クス等から成る防水層を形成せしめた後、セメント、発
泡ポリスチレン樹脂粉砕物から成る混合物層が形成され
ている建築用下地材を挙げることができる(特公昭58−
47545号)。
(6)を有する下地材である。この溝加工は、第4図
(b)に示した如くタイルの凸部(2)を挿入するのに
必要な部分のみに不連続に設けても良いことは当然であ
る。下地材(5)の材質はケイ酸カルシウム板、スラグ
セメント板等の無機系の下地材や、防錆処理鉄板、アル
ミニウム板等の金属系の下地材の他、合板、木片セメン
ト板等の木質系板状基板上に防水層、セメント及び発泡
合成樹脂系軽量骨材から成る混合物層を形成せしめた有
機系下地材等の公知のものの中から適宜選択して使用す
ることができる。これらの具体例として、例えば木質系
板状基板上に、合成樹脂エマルジョン、合成ゴムラテッ
クス等から成る防水層を形成せしめた後、セメント、発
泡ポリスチレン樹脂粉砕物から成る混合物層が形成され
ている建築用下地材を挙げることができる(特公昭58−
47545号)。
符号(7)は、タイル(1)の凸部(2)を下地材
(5)の溝部(6)に接着固定するための接着剤であ
る。接着剤(7)は、合成樹脂系、合成ゴム系の接着
剤、セメント等の無機系接着剤等の公知のものの中から
適宜選択して使用することができ、例えばカートリッジ
ガン等で溝部(6)に下地材(5)の表面と面一になる
ように充填することができる。この場合に、接着剤は、
下地剤と同系色に着色することが好ましく、接着剤をヘ
ラ・コテ等で面一にこすり塗布することもでき、塗布量
を容易に一定にすることができ、又、必要に応じて接着
後、目地部に所望の深さに目地材を充填処理することも
できる。下地材の表面に予め目地色塗装を施しておけ
ば、目地材を充填処理しなくても仕上がりは秀麗とな
る。
(5)の溝部(6)に接着固定するための接着剤であ
る。接着剤(7)は、合成樹脂系、合成ゴム系の接着
剤、セメント等の無機系接着剤等の公知のものの中から
適宜選択して使用することができ、例えばカートリッジ
ガン等で溝部(6)に下地材(5)の表面と面一になる
ように充填することができる。この場合に、接着剤は、
下地剤と同系色に着色することが好ましく、接着剤をヘ
ラ・コテ等で面一にこすり塗布することもでき、塗布量
を容易に一定にすることができ、又、必要に応じて接着
後、目地部に所望の深さに目地材を充填処理することも
できる。下地材の表面に予め目地色塗装を施しておけ
ば、目地材を充填処理しなくても仕上がりは秀麗とな
る。
《作用》 以上の構成による、本発明のタイルの施工方法を説明す
る。
る。
先ず、下地材(5)の溝部(6)に、接着剤(7)を充
填する。
填する。
次いで、タイル(1)の凸部(2)を下地材(5)の溝
部(6)に挿入する。本発明においては、下地材(5)
に充填した接着剤(7)が溢れ出ても、その余剰の接着
剤(7)は前記凹部(3)で受けることができるので、
タイル周辺の目地部に接着剤(7)が溢れ出ることなく
目地部の平滑面をそのまま目地として生かすことができ
る。又、常に下地材(5)の表面と密着した状態を保つ
ことができるのでタイルの面が揃い易い。又、タイル
(1)は、下地材(5)の溝部(6)に沿って施工され
るので目地通しが良い。従って、熟練工によらなくても
容易に施工することができ、その仕上がり精度は良好で
ある。
部(6)に挿入する。本発明においては、下地材(5)
に充填した接着剤(7)が溢れ出ても、その余剰の接着
剤(7)は前記凹部(3)で受けることができるので、
タイル周辺の目地部に接着剤(7)が溢れ出ることなく
目地部の平滑面をそのまま目地として生かすことができ
る。又、常に下地材(5)の表面と密着した状態を保つ
ことができるのでタイルの面が揃い易い。又、タイル
(1)は、下地材(5)の溝部(6)に沿って施工され
るので目地通しが良い。従って、熟練工によらなくても
容易に施工することができ、その仕上がり精度は良好で
ある。
又、以上の施工方法により工場でタイルパネルを製造す
れば、現場での工数を減らすことができるので、工期短
縮に寄与せしめることができる。
れば、現場での工数を減らすことができるので、工期短
縮に寄与せしめることができる。
《効果》 以上、詳述した如く本発明のタイルとその施工方法及び
タイルパネルを使用すれば、タイルの位置決めを素人で
も容易に行うことができ且つ秀麗に施工することができ
る。又、タイルの裏面に余剰となった接着剤の移動場所
(凹部)があるので面一に施工することができる上、工
数のかかる目地処理なしで秀麗な深目地意匠を得ること
ができる。
タイルパネルを使用すれば、タイルの位置決めを素人で
も容易に行うことができ且つ秀麗に施工することができ
る。又、タイルの裏面に余剰となった接着剤の移動場所
(凹部)があるので面一に施工することができる上、工
数のかかる目地処理なしで秀麗な深目地意匠を得ること
ができる。
更に、接着面の施工は、下地材の溝部とタイルの凸部の
嵌合と接着剤との組合わせにより行われる結果、タイル
の付着性も良好なものとすることができタイルの剥落等
もなく安定して施工することができる上、特に工場生産
のタイルパネルを使用すれば現場における工期を更に短
縮することができる。
嵌合と接着剤との組合わせにより行われる結果、タイル
の付着性も良好なものとすることができタイルの剥落等
もなく安定して施工することができる上、特に工場生産
のタイルパネルを使用すれば現場における工期を更に短
縮することができる。
又、タイル裏面の凸部は蟻足やフック形状を必要としな
いためタイルの製法に選択性がなくなり、その結果、タ
イルの使用部位、意匠、価格等の選択範囲が拡大する。
いためタイルの製法に選択性がなくなり、その結果、タ
イルの使用部位、意匠、価格等の選択範囲が拡大する。
《実施例》 次に本発明を実施例によって更に詳述するが、本発明は
これによって限定されるものではない。
これによって限定されるものではない。
実施例1. 巾910mm、長さ1820mm、厚さ7.5mmの構造用の合板上に合
成樹脂エマルジョンを塗布して防水層を形成せしめた
後、発泡ポリスチレン樹脂粉砕物及びセメントからなる
厚さ15mmの混合物層を形成せしめ、該表面に幅12mm、深
さ5.2mmの凹状の連続溝を形成して下地材を作製した。
成樹脂エマルジョンを塗布して防水層を形成せしめた
後、発泡ポリスチレン樹脂粉砕物及びセメントからなる
厚さ15mmの混合物層を形成せしめ、該表面に幅12mm、深
さ5.2mmの凹状の連続溝を形成して下地材を作製した。
一方、縦横5センチ角の第1図(b)に示した蟻足のな
い凸部を有するタイルを作製した。
い凸部を有するタイルを作製した。
次いで、前記の下地材の連続溝中に弾性マスチック系接
着剤(小西株式会社製ボンドMPX)をコーキングガンに
より充填した後、タイルの凸部を該溝中に押圧しタイル
を下地材上に接着固定し、温度20℃、湿度60%雰囲気中
にて10日間養生を行ったところ、タイルの平滑性及び目
地通しは共に満足できるものであった。
着剤(小西株式会社製ボンドMPX)をコーキングガンに
より充填した後、タイルの凸部を該溝中に押圧しタイル
を下地材上に接着固定し、温度20℃、湿度60%雰囲気中
にて10日間養生を行ったところ、タイルの平滑性及び目
地通しは共に満足できるものであった。
次に、上記施工後のタイルについて剥離強さ試験機(東
京試験機製作所)を使用して引張り荷重速度約1mm/分で
剥離強さ試験を行った結果7.1kg/cm2であり、充分強力
に接着していることが確認された。
京試験機製作所)を使用して引張り荷重速度約1mm/分で
剥離強さ試験を行った結果7.1kg/cm2であり、充分強力
に接着していることが確認された。
実施例2. 下地材の溝を2本とすると共に、タイルの凸部を2本と
する他は、実施例1と同様にして下地材にタイルを接着
固定したところ、仕上がりは実施例1の場合と同様に極
めて良好であった。
する他は、実施例1と同様にして下地材にタイルを接着
固定したところ、仕上がりは実施例1の場合と同様に極
めて良好であった。
更に、実施例1と同様の条件で剥離強さ試験を行った結
果は7.5kg/cm2であり、実施例1の場合より更に接着性
が良好であった。
果は7.5kg/cm2であり、実施例1の場合より更に接着性
が良好であった。
比較例1. 巾910mm、長さ1820mm、厚さ7.5mmの構造用の合板上に合
成樹脂エマルジョンを塗布して防水層を形成せしめた
後、厚さ15mmの発泡ポリスチレン樹脂粉砕物及びセメン
トからなる混合物層を形成せしめて下地材を作製した。
成樹脂エマルジョンを塗布して防水層を形成せしめた
後、厚さ15mmの発泡ポリスチレン樹脂粉砕物及びセメン
トからなる混合物層を形成せしめて下地材を作製した。
次いで、前記のタイル下地材上に弾性マスチック系接着
剤を塗布した後、蟻足を有する市販のタイルを該下地材
上に接着固定し、温度20℃、湿度60%雰囲気中にて10日
間養生を行ったところ、タイルの平滑性を出すことが困
難な上、目地通しも悪く著しく作業性が悪かった。
剤を塗布した後、蟻足を有する市販のタイルを該下地材
上に接着固定し、温度20℃、湿度60%雰囲気中にて10日
間養生を行ったところ、タイルの平滑性を出すことが困
難な上、目地通しも悪く著しく作業性が悪かった。
又、実施例1と同様にして、剥離強さ試験機(東京試験
機製作所)を使用して引張り荷重速度約1mm/分の条件で
施工後のタイルの剥離強さ試験を行った結果、6.6kg/cm
2であった。
機製作所)を使用して引張り荷重速度約1mm/分の条件で
施工後のタイルの剥離強さ試験を行った結果、6.6kg/cm
2であった。
以上の実施例1及び比較例の結果により、本発明のタイ
ルを使用する施工方法の方が、従来の施工方法より作業
性、仕上がりの意匠性及び剥離強さの全ての点で優れて
いることが確認された。
ルを使用する施工方法の方が、従来の施工方法より作業
性、仕上がりの意匠性及び剥離強さの全ての点で優れて
いることが確認された。
第1図(b)、(c)及び(d)は、本発明のタイルの
斜視図である。 第2図(a)は第1図(b)をA−A方向で切断した断
面図であり、第2図(b)は第1図(b)をB−B方向
で切断した断面図である。 第3図は、本発明のタイルの施工方法又はタイルパネル
を示した断面図である。 第4図(a)及び(b)は、本発明のタイルの施工方法
又はタイルパネルで使用する下地材の斜視図である。 1……タイル 2……凸部 3……凹部 5……下地材 6……溝部 7……接着剤
斜視図である。 第2図(a)は第1図(b)をA−A方向で切断した断
面図であり、第2図(b)は第1図(b)をB−B方向
で切断した断面図である。 第3図は、本発明のタイルの施工方法又はタイルパネル
を示した断面図である。 第4図(a)及び(b)は、本発明のタイルの施工方法
又はタイルパネルで使用する下地材の斜視図である。 1……タイル 2……凸部 3……凹部 5……下地材 6……溝部 7……接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌田 光男 兵庫県三原郡南淡町福良甲827―1 (56)参考文献 特開 昭61−270452(JP,A) 特開 平1−158161(JP,A) 実開 昭59−111233(JP,U)
Claims (7)
- 【請求項1】裏面に少なくとも1以上の蟻足のない凸部
(2)を有すると共に、該凸部(2)に隣接する周辺部
に凹部(3)を有することを特徴とするタイル。 - 【請求項2】表面に連続又は不連続の溝部(6)を有す
る下地材(5)の該溝部(6)に接着剤(7)を充填
し、請求項1に記載されたタイル(1)の凸部(2)を
該溝部(6)に挿入し接着固定することを特徴とするタ
イルの施工方法。 - 【請求項3】溝部(6)を除く下地材(5)の表面に目
地色塗装を施した後、該溝部(6)に接着剤(7)を充
填し、タイル(1)の凸部(2)を前記下地材(5)の
該溝部(6)に挿入し接着固定する請求項2に記載のタ
イルの施工方法。 - 【請求項4】下地材(5)が無機系若しくは金属系下地
材又は木質系板状基板上に防水層、セメント及び発泡合
成樹脂系軽量骨材から成る混合物層を形成せしめた有機
系下地材の何れかである請求項2又は3に記載のタイル
の施工方法。 - 【請求項5】裏面に少くとも1以上の蟻足のない凸部
(2)を有すると共に、該凸部(2)に隣接する周辺部
に凹部(3)を有するタイル(1)と、表面に連続又は
不連続の溝部(6)を有する下地材(5)とからなるタ
イルパネルであって、前記タイル(1)の凸部(2)が
該下地材(5)の溝部(6)に充填した接着剤(7)に
より接着固定されていることを特徴とするタイルパネ
ル。 - 【請求項6】下地材が、溝部(6)を除く全面に目地色
塗装を施されている下地材である請求項5に記載のタイ
ルパネル。 - 【請求項7】下地材(5)が無機系若しくは金属系下地
材又は木質系板状基板上に防水層、セメント及び発泡合
成樹脂系軽量骨材から成る混合物層を形成せしめた有機
系下地材の何れかである請求項5又は6に記載のタイル
パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1171960A JPH07113262B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | タイルとその施工方法及びタイルパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1171960A JPH07113262B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | タイルとその施工方法及びタイルパネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0339556A JPH0339556A (ja) | 1991-02-20 |
| JPH07113262B2 true JPH07113262B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=15932959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1171960A Expired - Lifetime JPH07113262B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | タイルとその施工方法及びタイルパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07113262B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011094393A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Sumitomo Forestry Co Ltd | ウッドタイルパネル |
| CN104278809B (zh) * | 2014-09-26 | 2016-02-10 | 浙江振申绝热科技股份有限公司 | 泡沫玻璃防水防火保温装饰一体板 |
| JP2020197081A (ja) * | 2019-06-04 | 2020-12-10 | 菊水化学工業株式会社 | シート状表装材の施工方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59111233U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-27 | 株式会社イナックス | タイルパネル |
| JPS61270452A (ja) * | 1985-05-22 | 1986-11-29 | 株式会社イナックス | タイルの施工法 |
| JPH0663338B2 (ja) * | 1987-12-15 | 1994-08-22 | 元旦ビユーティ工業株式会社 | 取付け面板とタイルブロックとの組合せ構造 |
-
1989
- 1989-07-05 JP JP1171960A patent/JPH07113262B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0339556A (ja) | 1991-02-20 |
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