JPH07113513A - ごみ焼却炉の燃焼制御方法 - Google Patents

ごみ焼却炉の燃焼制御方法

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JPH07113513A
JPH07113513A JP26064693A JP26064693A JPH07113513A JP H07113513 A JPH07113513 A JP H07113513A JP 26064693 A JP26064693 A JP 26064693A JP 26064693 A JP26064693 A JP 26064693A JP H07113513 A JPH07113513 A JP H07113513A
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JP
Japan
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combustion
amount
stoker
boiler
waste
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Withdrawn
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JP26064693A
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English (en)
Inventor
Hirohiko Orita
寛彦 折田
Satoshi Fukatsu
智 深津
Masaharu Kira
雅治 吉良
Shizuo Yasuda
静生 保田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期的なごみの安定燃焼を得ることができる
ごみ焼却炉の燃焼制御方法を提供する。 【構成】 ごみ焼却炉の燃焼室6を構成するボイラ水管
パネル部102の内部での缶水ボイド率S2を超音波送
受信器26,27及び演算器28によって検出し、その
検出値S2の変動幅が設定範囲内に入るようにオーバフ
ァイア空気量とストーカ3下部への主燃焼用空気量との
送風空気量割合を総風量一定のもとで制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市ごみなどのように
そのごみの成分が不均一な固形燃料を焼却炉で燃焼する
にあたって、その燃焼状態を制御するごみ焼却炉の燃焼
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ごみ焼却炉の燃焼制御に有効なものとし
て、ボイラ全体の蒸発量を検出してこれを目標値近くに
保つことにより焼却炉の燃焼制御を行うものがあり、こ
れまで広く実施されている。そして、この種の燃焼制御
装置については出願人も提案し、既に特開昭55−82
215号、特開昭55−99514号、特開昭59−2
21511号の各公報として出願公開されている。
【0003】以下、この種の従来の燃焼制御方法を図5
に基づいて説明する。図5に従来の燃焼制御方法を表す
ごみ焼却炉及びボイラの断面とその制御系を示す。同図
に示すように、ホッパシュート1に供給された都市ごみ
等のごみ101は、ホッパシュート下部に設けたフィー
ダ2により、ストーカ(燃焼火格子)3上に供給され
る。また、主燃焼用空気は送風機8によりストーカ下部
のコンパートメント風箱5に送られて、ストーカ3に供
給される。ストーカ3上での主燃焼用空気の配分は、手
動のダンパ開度設定器14により、ダンパ4の開度を調
節して行われる。一方、オーバファイア空気が、送風機
10によりストーカ3上の燃焼室6下部に供給される。
主燃焼用空気量とオーバファイア空気量との配分は、送
風機8の可変速モータ9及び送風機10の可変速モータ
11のコントロールにより、燃焼状況を監視しながら手
動により設定される。ストーカ3上での燃焼により生じ
た高温の燃焼排ガスは燃焼室6を構成するボイラ水管パ
ネル部102に導かれ、そこで熱交換して蒸気を発生さ
せる。
【0004】ボイラ全体蒸発量S1は、蒸気ドラム7の
出口配管103中に設けられた流量計17により検出さ
れ、演算器16へ信号として送られる。演算器16はボ
イラ全体蒸発量S1を設定器15で与えられた設定値と
比較演算し、フィーダ駆動装置12及びストーカ駆動装
置13に対する駆動信号に変換する。この駆動信号は、
ボイラ全体蒸発量S1が設定値より大きい場合はフィー
ダ駆動装置12及びストーカ駆動装置13の動きを不活
発とし、設定値より小さい場合は両駆動装置12,13
の動きを活発に、即ちフィーダ2によるごみのストーカ
3上への供給量を増大させ、またストーカ3上での燃焼
中のごみの攪拌度を増大させる作用を有する。これによ
り、ボイラ全体蒸発量S1を設定された目標値に保つ働
きが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したボイラ全体蒸
発量S1が一定となるようにフィーダ2及びストーカ3
の動きを制御する従来の燃焼制御方法は、ボイラへの入
熱量一定制御であり、ごみ焼却炉側から見ると火炉熱負
荷一定に保つことになるから、火炉温度の長期に渡る過
昇防止効果が期待できる優れた燃焼制御方法である。
【0006】ところが、この従来の燃焼制御方法にあっ
ては、フィーダ2及びストーカ3の動きを変化させてご
み供給量及び燃焼中のごみの攪拌度を変えた効果がボイ
ラ全体蒸発量S1の変化として現われるにはかなりの時
間遅れがある。そのため、ごみ質の変動による急激な燃
焼状態の変化には対応することができないという問題が
ある。
【0007】即ち、ごみ焼却炉内の燃焼は、巨視的に見
て安定している場合であっても、微視的には不安定状態
が続いており、局所的な酸素不足により一酸化炭素や炭
化水素が未燃焼ガスとして発生している。また、ごみ中
の塩素分と有機物とから、クロロベンゼン、クロロフェ
ノール及びダイオキシン類が生成され、炉内での完全熱
分解が行われないうちに外部へ排出されかねない。これ
らは、ボイラ全体蒸発量S1に基づくフィーダ2及びス
トーカ3のコントロールでは対応しきれないものであ
る。
【0008】本発明はこのような問題点を解決するもの
であり、長期的なごみの安定燃焼を得ることができるご
み焼却炉の燃焼制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のごみ焼却炉の燃焼制御方法は、ごみ焼却炉
の燃焼室を構成するボイラ水管の内部での缶水ボイド率
を検出し、該検出値の変動幅が設定範囲内に入るように
オーバファイア空気量とストーカ下部への主燃焼用空気
量との送風空気量割合を制御することを特徴とするもの
である。
【0010】
【作用】平均的な意味での長期間に渡る安定燃焼は前述
のボイラ全体蒸発量を一定の目標値に保つようにフィー
ダとストーカの動きを制御することで足りるが、急激な
短時間での燃焼状態の変化に対しては、燃焼反応の応答
性が敏感な燃焼用空気量を制御して主にガス化したごみ
中の可燃物の燃焼性を安定化するのが有効である。この
空気量制御に用いる信号は燃焼状態の変化に敏感に追従
するものが良いので、ボイラ全体蒸発量に代えて、燃焼
室を構成するボイラ水管パネル部から得るものとし、こ
のボイラ水管の内部での缶水ボイド率の変化を用いる。
更に、燃焼用空気としてはストーカ下部から供給する主
燃焼用空気と燃焼室へ供給するオーバファイア空気とに
分かれるが、そのうちオーバファイア空気は局所的な不
完全燃焼により生ずる未燃焼ガス及び有害ガス成分の完
全燃焼及び熱分解に効果を有し、また燃焼室内熱負荷の
均一化にも寄与する。そこで、オーバファイア空気量と
主燃焼用空気量との割合を制御してボイラ水管を構成す
るボイラ水管の内部での缶水ボイド率の変化幅を設定範
囲内に収めれば、短時間に生じる局所的不安定燃焼に起
因する未燃焼ガス及び有害ガス成分の完全燃焼及び熱分
解を達成できる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0012】図1に本発明の一実施例に係るごみ焼却炉
の燃焼制御方法を実施するためのごみ焼却炉の燃料制御
装置を表す概略構成、図2にフィーダ及びストーカ制御
用演算器の概略、図3に燃焼空気総量算出用演算器の概
略、図4に主燃焼用空気量とオーバファイア空気量との
割合算出用演算器の概略を示す。なお、従来と同様の機
能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は
省略する。
【0013】本実施例のごみ焼却炉の燃料制御装置にお
いて、図1に示すように、ホッパシュート1に供給され
た都市ごみ等のごみ101は、ホッパシュート下部に設
けたフィーダ2により、ストーカ(燃焼火格子)3上に
供給される。また、主燃焼用空気は送風機8によりスト
ーカ下部のコンパートメント風箱5に送られて、ストー
カ3に供給される。ストーカ3上での主燃焼用空気の配
分は、手動のダンパ開度設定器14により、ダンパ4の
開度を調節して行われる。一方、オーバファイア空気
が、送風機10によりストーカ3上の燃焼室6下部に供
給される。主燃焼用空気量とオーバファイア空気量との
和である燃焼空気総量及び両者間での配分は、送風機8
の可変速モータ9及び送風機10の可変速モータ11を
演算器24で速度コントロールすることにより、燃焼状
況を監視しながら自動的に設定される。ストーカ3上で
の燃焼により生じた高温の燃焼排ガスは燃焼室6を構成
するボイラ水管パネル部102に導かれ、そこで熱交換
して蒸気を発生させる。
【0014】まず、ボイラ全体蒸発量S1を目標値に保
つように、フィーダ2及びストーカ3の動きを制御する
ため、従来と同じく、ボイラ全体蒸発量S1は、蒸気ド
ラム7の出口配管103中に設けられた流量計17によ
り検出され、演算器16へ信号として送られる。演算器
16はボイラ全体蒸発量S1を設定器15で与えられた
設定値と比較演算し、フィーダ駆動装置12及びストー
カ駆動装置13に対する駆動信号に変換する。本実施例
での演算器16は、図2に示すように、逆ヒステリシス
タイプのON/OFF制御器である。このようにフィー
ダ2の移動回数及びストーカ3の移動速度を制御するこ
とにより、ごみの供給量と燃焼中ごみの攪拌度を変化さ
せて長期的に燃焼室6の熱負荷が過大となることを防止
し、炉壁へのクリンカ付着や、燃焼装置の高温腐蝕を許
容範囲内に保つようにしている。
【0015】ごみ焼却炉の燃焼室6を構成するボイラ水
管パネル部102の下部水管は水で、また上部水管は蒸
気で満たされており、この中間に蒸発レベルが存在す
る。そして、この蒸発レベルより下部にある缶水のボイ
ド率は燃焼室6の熱負荷が高い場合に増加し、低い場合
に減少するので、これを用いて燃焼制御を行うことがで
きる。即ち、本実施例では、ごみの成分及び燃焼性の変
化により短時間に全体的又は局所的に燃焼状態が変化し
た場合、燃焼室6内での熱負荷が変動し、燃焼室6を構
成するボイラ水管パネル部102への輻射熱量が変化
し、これに応じてボイラ水管パネル部102の缶水ボイ
ド率S2が変化する。この缶水ボイド率S2の検出は超
音波送受信機26,27と演算器28により行ってい
る。
【0016】このボイド率(蒸気体積率)は管中のある
断面を流れる蒸気と気水混合物との体積比率を表すもの
であり、本実施例の場合、一定の容積の缶水中に含まれ
る泡(ボイド)の割合を表す。即ち、水が蒸発する前に
は泡が発生し、この泡の大きさや数が一定量の水に占め
る割合を示すものである。従って、本実施例では、超音
波送受信器26,27によりボイラ水管の内部のボイド
率(泡の大きさや数)を検出すると、内部が水の場合は
ボイド率が低下し、内部が蒸気の場合はボイド率が増加
するので、水部及び蒸気部でのボイド率の変動及び相対
差に基づいて演算を行うことにより、蒸発レベルS2の
上昇、下降の変動を求めることができる。
【0017】そこで、ボイラ水管パネル部102の上
部、下部にそれぞれ超音波送受信器26,27を設け、
これらの信号を演算器28に入力し、演算器28がボイ
ラ水管パネル部102での蒸発レベルの高低を演算によ
り判断し、これにより得た蒸発レベル(缶水ボイド率)
S2の信号を燃焼空気制御用の演算器24へ与えてい
る。
【0018】また、本実施例では燃焼空気総量S3を自
動制御するため、蒸気ドラム7の出口配管103中に設
けた流量計17でボイラ全体蒸発量S1を検出する他、
ボイラ出口焼道104中に設けた酸素計22により排ガ
ス酸素濃度S4を検出し、更に両送風機8,10の出口
に設けた流量計20,21により主燃焼用空気量S5及
びオーバファイア空気量S6を検出し、これらS1,S
4〜S6を演算器23に与えて燃焼空気総量S3を演算
するようにしている。この演算器23は、図3に示すよ
うに、2つの関数演算器(変換器)23A,23Bと3
つの加減算器23C,23D,23Eとにより構成して
あり、ボイラ全体蒸発量S1に対応する酸素量を求め、
これから排ガス酸素濃度S4を引き、この差に対応する
空気量を求め、この空気量に両送風機8,10からの空
気量S5,S6を加えて燃焼に理論上必要な空気総量S
3を求める。
【0019】そして、前述した演算器24は缶水ボイド
率S2の変動を設定器25で指示された目標範囲内に収
めるため、主燃焼用空気量S5とオーバファイア空気量
S6との配分を、空気総量S3は演算器23で演算した
値に保ちながら、設定器25の指示値(修正係数)に従
って算出し、主燃焼用空気用送風機8の可変速モータ9
及びオーバファイア空気用送風機10の可変速モータ1
1の速度制御を行う。具体的には、演算器24は、図4
に示すように、2つの関数演算器(変換器)24A,2
4Bと、4つの乗算器24C〜24Fとにより構成して
あり、設定器25で指示された修正係数に基づいて缶水
ボイド率S2が設定範囲より大きいときは、オーバファ
イア空気量の割合を減少する演算を行って主燃焼用の空
気量を増やし、所定の短時間の制御インタバル毎に、可
変速モータ9,11の速度を修正する。
【0020】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明のごみ焼却炉の燃焼制御方法によれば、燃焼
状態の急激な変化に対して燃焼反応応答性が敏感なごみ
焼却炉の燃焼室を構成するボイラ水管の内部での缶水ボ
イド率を検出し、該検出値の変動幅が設定範囲内に入る
ようにオーバファイア空気量とストーカ下部への主燃焼
用空気量との送風空気量割合を制御するようにしたの
で、ごみ焼却炉の長期間に渡る安定燃焼を図ると共に、
短時間に生じる局部的又は全体的な不安定燃焼に起因す
る未燃焼ガス及び有毒ガス成分の完全燃焼分解を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るごみ焼却炉の燃焼制御
方法を実施するためのごみ焼却炉の燃料制御装置を表す
概略構成図である。
【図2】フィーダ及びストーカ制御用演算器の概略図で
ある。
【図3】燃焼空気総量算出用演算器の概略図である。
【図4】主燃焼用空気量とオーバファイア空気量との割
合算出用演算器の概略図である。
【図5】従来の燃焼制御方法を表すごみ焼却炉及びボイ
ラの断面とその制御系を表す概略図である。
【符号の説明】
1 ホッパシュート 2 フィーダ 3 ストーカ 4 ダンパ 5 コンパートメント風箱 6 燃焼室 7 蒸気ドラム 8,10 送風機 9,11 可変速モータ 12 フィーダ駆動装置 13 ストーカ駆動装置 14 ダンパ開度設定器 15 ボイラ全体蒸発量設定器 16,23,24,28 演算器 17,20,21 流量計 22 酸素計 25 設定器 26,27 超音波送受信器 101 ごみ 102 ボイラ水管パネル部 103 蒸気ドラム出口配管 104 ボイラ出口焼道
フロントページの続き (72)発明者 保田 静生 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社横浜製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみ焼却炉の燃焼室を構成するボイラ水
    管の内部での缶水ボイド率を検出し、該検出値の変動幅
    が設定範囲内に入るようにオーバファイア空気量とスト
    ーカ下部への主燃焼用空気量との送風空気量割合を制御
    することを特徴とするごみ焼却炉の燃焼制御方法。
JP26064693A 1993-10-19 1993-10-19 ごみ焼却炉の燃焼制御方法 Withdrawn JPH07113513A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003511643A (ja) * 1999-10-04 2003-03-25 ネイダーランゼ、オルガニザティー、ボー、トゥーゲパストナトゥールウェテンシャッペルーク、オンダーツォーク、ティーエヌオー 焼却プラント、例えばゴミ焼却プラントの制御システム
CN120689700A (zh) * 2025-08-25 2025-09-23 上海浦发热电能源有限公司 垃圾焚烧热量评估模型的建模方法及系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003511643A (ja) * 1999-10-04 2003-03-25 ネイダーランゼ、オルガニザティー、ボー、トゥーゲパストナトゥールウェテンシャッペルーク、オンダーツォーク、ティーエヌオー 焼却プラント、例えばゴミ焼却プラントの制御システム
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