JPH0711380U - ペン先シール部材 - Google Patents

ペン先シール部材

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JPH0711380U
JPH0711380U JP4459693U JP4459693U JPH0711380U JP H0711380 U JPH0711380 U JP H0711380U JP 4459693 U JP4459693 U JP 4459693U JP 4459693 U JP4459693 U JP 4459693U JP H0711380 U JPH0711380 U JP H0711380U
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tip seal
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部材自体の流通あるいはキャップ内への組付過
程で吸盤作用によるペン先シール部材の相互吸着を生じ
させない。 【構成】ペン先が密接する底壁部2と該底壁部2に連設
する筒部3を、弾性材料により一体的に形成する。底壁
部2と筒部3によって凹部4を形成する。凹部4開口側
の筒部3端面に頂部がエッジ形状となった環状突部31
を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は筆記具におけるペン先シール部材に関する。さらに詳細には、ペン先 が密接する底壁部と該底壁部に連設する筒部が、弾性材料により一体的に形成さ れ、前記底壁部と前記筒部によって凹部が形成されたペン先シール部材に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来において、ペン先が密接する底壁部と該底壁部に連設する筒部が弾性材料 により一体的に形成されるとともに、前記底壁部と前記筒部によって凹部が形成 されてなる構成のペン先シール部材が、実開昭61−62086号公報あるいは 実開昭62−5978号公報等に開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のペン先シール部材は、部材自体の流通過程あるいはキャップ内への 組付工程において、多数個単位で袋詰めされ各々が無秩序な当接状態にある。そ のため、図9に示す如く、ペン先シール部材の凹部の開口側端面が相互に密接し て、前記凹部が一時的に密閉状態となることによって吸盤作用が働き、前記ペン 先シール部材が互いに吸着されることがあった。これにより、ペン先シール部材 の組付の作業性が著しく妨げられた。
【0004】 本考案は、前記問題点を解決しようとするものであって、前記流通過程あるい は組付工程において互いに吸着されることがなく、スムーズな量産組付作業を可 能とするペン先シール部材を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ペン先6が密接する底壁部2と該底壁部2に連設する筒部3が、弾 性材料により一体的に形成され、前記底壁部2と前記筒部3によって凹部4が形 成されたペン先シール部材1であって、〔1〕前記凹部4の開口側の前記筒部3 端面に環状突部31を設け、前記環状突部31の頂部を微小面積部としたこと、 あるいは〔2〕前記凹部4の開口側の前記筒部3端面を、不連続部を有する平面 または非平面としたことを要件とする。
【0006】 前記環状突部31の頂部は微小面積部を形成するよう、その断面形状はエッジ 形状あるいは曲面状等が有効である。
【0007】 不連続部を有する平面としては、例えば、筒部3端面に凹部4側から外側に貫 設される溝・スリット・切り欠き等が挙げられる。また、非平面である筒部3端 面としては、例えば、一個の突起またはそれぞれ間隔をおいた複数の突起を配設 した構成、あるいは凸凹面等が挙げられる。
【0008】
【作用】
無秩序な当接状態にあるペン先シール部材1は、凹部4開口側の筒部3端面が 互いに密接したとしても、環状突部31の頂部が微小面積部となっているため、 該環状突部31の頂部が互いに完全に重なり合うことは殆どない。そのため、吸 盤作用は働かないので互いに吸着されることがない。(図9参照)
【0009】 また、凹部4開口側の筒部3端面は、不連続部を有する平面または非平面とな っているため、前記筒部3端面が相互に密接したとしても、常に通気路が凹部4 と外気との間に設けられているため、吸盤作用が働くことがなく、互いに吸着さ れない。
【0010】
【実施例】
【0011】 本考案実施例を図面に従って説明する。
【0012】 図1及び図2は本考案の第一実施例を示す。ペン先シール部材1は、薄肉の底 壁部2と厚肉円筒状の筒部3よりなり、前記筒部3の前端で前記底壁部2が一体 的に連設されている。また、前記底壁部2の中央は、円錐状に突設され、内部に 円錐状の窪み(ペン先シール部21)が形成されている。
【0013】 さらに、前記筒部3と前記底壁部2によって凹部4が形成される。前記凹部4 の開口側である筒部3後端面には、先端がエッジ状の環状突部31が設けられる 。また、筒部3の後端外周には、圧入取付のための大径部34が設けられている 。
【0014】 また、図示はしないが、図1のペン先シール部材1に、後端面のものと同径の 環状突部31を筒部3の前端面に設けることも可能である。
【0015】 図3及び図11に第二実施例を示す。円錐状のペン先シール部21を有する底 壁部2が筒部3の後端に一体的に連設されている。前記筒部3と前記底壁部2に よって、凹部4が二箇所に形成されている。
【0016】 また、筒部3の前端面及び後端面の両者には、第一実施例と同形状・同径の環 状突部31が設けられている。そのため、筒部3前端面と他の筒部3前端面が互 いに当接する場合は勿論、筒部3前端面と他の筒部3後端面とが当接する場合に おけるペン先シール部材1の相互の吸着も防止される。
【0017】 図10に図3のペン先シール部材1を筆記具用キャップに適用した状態を示す 。(符号5は筆記具本体、符号6はペン先、符号7はキャップである)
【0018】 図4に第三実施例を示す。半球状のペン先シール部21が前後面の中央位置に 凹設されるとともに、凹部4が前後面両側に形成されている。本実施例では、中 央の薄肉部分が底壁部2となり、その周りの厚肉円筒状の部分が筒部3となって いる。前記筒部3の前端面及び後端面には、前記第二実施例同様の環状突部31 が設けられている。また、前記筒部3の側面中央には圧入取付用の大径部34が 配設されている。
【0019】 また、本実施例のペン先シール部材1は、形状が前後対称となっているため、 組付工程において、その方向を識別する必要がなく、作業性を向上させる。
【0020】 図5及び図6に第四実施例を示す。厚肉円筒状の筒部3と薄肉平面状の底壁部 2が、筒部3前端で一体的に連設され、前記筒部3と前記底壁部2とによって凹 部4が形成されている。前記凹部4の開口側である前記筒部3の後端面には、截 頭円錐状の四個の突起32が等間隔に配設されている。これにより、凹部4開口 側の筒部3端面が他のペン先シール部材1の前端面や後端面に密接しても、吸盤 作用が働くことがない。また、本実施例の場合、ペン先シール部材1以外の平面 (机、作業台、パーツ容器等)に対しても吸着されることが防止される。
【0021】 図7及び図8に第五実施例を示す。底壁部2の中央には、ペン先6が密接する 厚肉のペン先シール部21が設けられている。筒部3と底壁部2とによって形成 される凹部4は、ペン先シール部材1の前方に開口している。前記凹部4の開口 側である筒部3前端面には一本の凹溝33が配設され、該凹溝33は凹部4内と 外気とを連通させる通気路となっている。
【0022】
【考案の効果】
本考案ペン先シール部材は、前記構成により、部材自体の流通過程あるいはキ ャップ内への組付工程において、吸盤作用が生じないため相互に吸着されること がなく、スムーズな量産組付作業が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のS部拡大縦断面図である。
【図3】本考案の第二実施例を示す縦断面図である。
【図4】本考案の第三実施例を示す縦断面図である。
【図5】図4のA−A線矢視図である。
【図6】本考案の第四実施例を示す縦断面図である。
【図7】図6のB−B線矢視図である。
【図8】本考案の作用を説明する縦断面図である。
【図9】従来のペン先シール部材の吸着状態を示す縦断
面図である。
【図10】図3のペン先シール部材の適用例を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1 ペン先シール部材 2 底壁部 21 ペン先シール部 3 筒部 31 環状突部 32 突起 33 凹溝 34 大径部 4 凹部 5 筆記具本体 6 ペン先 7 キャップ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のS部拡大縦断面図である。
【図3】本考案の第二実施例を示す縦断面図である。
【図4】本考案の第三実施例を示す縦断面図である。
【図5】本考案の第四実施例を示す縦断面図である。
【図6】図5のA−A線矢視図である。
【図7】本考案の第五実施例を示す縦断面図である。
【図8】図7のB−B線矢視図である。
【図9】本考案の作用を説明する縦断面図である。
【図10】従来のペン先シール部材の吸着状態を示す縦
断面図である。
【図11】図3のペン先シール部材の適用例を示す縦断
面図である。
【符号の説明】 1 ペン先シール部材 2 底壁部 21 ペン先シール部 3 筒部 31 環状突部 32 突起 33 凹溝 34 大径部 4 凹部 5 筆記具本体 6 ペン先 7 キャップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ペン先(6)が密接する底壁部(2)と該
    底壁部(2)に連設する筒部(3)が、弾性材料により
    一体的に形成され、前記底壁部(2)と前記筒部(3)
    によって凹部(4)が形成されたペン先シール部材にお
    いて、 前記凹部(4)の開口側の前記筒部(3)端面に環状突
    部(31)を設け、前記環状突部(31)の頂部を微小
    面積部としたことを特徴とするペン先シール部材
    (1)。
  2. 【請求項2】ペン先(6)が密接する底壁部(2)と該
    底壁部(2)に連設する筒部(3)が、弾性材料により
    一体的に形成され、前記底壁部(2)と前記筒部(3)
    によって凹部(4)が形成されたペン先シール部材にお
    いて、 前記凹部(4)の開口側の前記筒部(3)端面を、不連
    続部を有する平面または非平面としたことを特徴とする
    ペン先シール部材(1)。
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