JPH07114399B2 - データ位相変換回路 - Google Patents

データ位相変換回路

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JPH07114399B2
JPH07114399B2 JP5135675A JP13567593A JPH07114399B2 JP H07114399 B2 JPH07114399 B2 JP H07114399B2 JP 5135675 A JP5135675 A JP 5135675A JP 13567593 A JP13567593 A JP 13567593A JP H07114399 B2 JPH07114399 B2 JP H07114399B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ位相変換回路に関
し、特に、位相乗せ換えタイミング用の制御信号を与え
ることなく入力データの位相変換を実現するデータ位相
変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入力データをパラレル展開するこ
とによりデータ位相乗せ換えを実現するデータ位相変換
回路は、入力データをシリアル・パラレル変換(パラレ
ル展開)し、パラレルデータをパラレル/シリアル変換
することにより、入力データの位相乗せ換えを実現して
いる。入力データのシリアル・パラレル変換は、入力デ
ータと同位相の書き込みクロック信号と、入力データと
同位相のシリアル・パラレル変換タイミングパルス(書
き込み用フレームパルス)とを用いて行われる。パラレ
ルデータのパラレル/シリアル変換は、乗せ換え位相の
クロック信号(読み出しクロック信号)と、乗せ換えタ
イミングパルス(読み出し用フレームパルス)とを用い
行われ、パラレル展開時の各信号の乗せ換えタイミング
を作成し、そのタイミングでパラレルデータが乗せ換え
られる。
【0003】図3に従来のデータ位相乗せ換えを実現す
るデータ位相変換回路の構成を示す。図示のデータ位相
変換回路は、シリアル・パラレル変換回路11と、パラ
レル・シリアル変換回路12と、書き込みカウンタ13
と、読み出しカウンタ14とを有する。このデータ位相
変換回路には、入力データIDと、書き込みクロック信
号WCKと、書き込み用フレームパルスWFPと、読み
出しクロック信号RCKと、読み出し用フレームパルス
RFPとが供給され、データ位相変換回路から出力デー
タODが出力される。
【0004】書き込みカウンタ13には書き込みクロッ
ク信号WCKと書き込み用フレームパルスWFPとが供
給される。書き込みクロック信号WCKは入力データI
Dと同位相のクロック信号である。書き込みカウンタ1
3は書き込みクロック信号WCKによりカウント動作を
行うカウンタで、かつ書き込み用フレームパルスWFP
に同期したカウンタである。書き込みカウンタ13はシ
リアル・パラレル変換回路11に書き込みカウンタ値を
出力する。図示の書き込みカウンタ13は、5進カウン
タで、書き込みカウンタ値は書き込みクロック信号WC
Kに同期して、“0”から“4”に1ずつ変化し、
“4”の後に“0”に戻る。
【0005】シリアル・パラレル変換回路11には入力
データIDと書き込みクロック信号WCKとが供給され
ると共に、書き込みカウンタ13から書き込みカウンタ
値が供給される。図示のシリアル・パラレル変換回路1
1は、第1乃至第5のラッチ回路11−1,…,11−
5から構成される。第1乃至第5のラッチ回路11−1
〜11−5の各々はセレクタ(SEL)11aとDフリ
ップ・フロップ11bとから成る。セレクタ11aの第
1の入力端子Aには入力データIDが供給され、第2の
入力端子BにはDフリップ・フロップ11bの出力端子
Qから出力されたデータが供給される。セレクタ11a
は入力データIDとDフリップ・フロップ11bからの
出力データの一方を書き込みカウンタ13からの書き込
みカウンタ値に応じて選択し、選択したデータをDフリ
ップ・フロップ11bの入力端子Dに供給する。Dフリ
ップ・フロップ11bのクロック端子Cには書き込みク
ロック信号WCKが供給される。Dフリップ・フロップ
11bは書き込みクロック信号WCKに同期して選択し
たデータをラッチする。本例において、第1乃至第5の
ラッチ回路11−1〜11−5のセレクタ11aは、そ
れぞれ、書き込みカウンタ値が“0”〜“4”のときに
入力データIDを選択し、選択したデータを対応のDフ
リップ・フロップ11bに供給する。シリアル・パラレ
ル変換回路11は、第1乃至第5のラッチ回路11−1
〜11−5でそれぞれラッチした第1及び第5のラッチ
データをパラレルデータとして出力する。
【0006】同様に、読み出しカウンタ14には読み出
しクロック信号RCKと読み出し用フレームパルスRF
Pとが供給される。読み出しカウンタ14は読み出しク
ロック信号RCKによりカウント動作を行うカウンタ
で、かつ読み出し用フレームパルスRFPに同期したカ
ウンタである。読み出しカウンタ14はパラレル・シリ
アル変換回路12に読み出しカウンタ値を出力する。図
示の読み出しカウンタ14も書き込みカウンタ13と同
様に5進カウンタである。
【0007】パラレル・シリアル変換回路12には読み
出しクロック信号RCKが供給されると共に、シリアル
・パラレル変換回路11及び読み出しカウンタ14から
それぞれパラレルデータおよび読み出しカウンタ値が供
給される。図示のパラレル・シリアル変換回路12は、
第1乃至第5のラッチ回路12−1,…,12−5と、
セレクタ12−6とから構成される。第1乃至第5のラ
ッチ回路12−1〜12−5には、ぞれぞれ、シリアル
・パラレル変換回路11の第1乃至第5のラッチ回路1
1−1〜11−5から出力された第1乃至第5のラッチ
データが供給される。第1乃至第5のラッチ回路12−
1〜12−5の各々はセレクタ12aとDフリップ・フ
ロップ12bとから成る。第1乃至第5のラッチ回路1
2−1〜12−5のセレクタ12aの第1の入力端子A
には、それぞれ、第1乃至第5のラッチ回路11−1〜
11−5からの第1乃至第5のラッチデータが供給さ
れ、第2の入力端子BにはDフリップ・フロップ12b
の出力端子Qから出力されたデータが供給される。セレ
クタ12aは供給されたラッチデータとDフリップ・フ
ロップ12bからの出力データの一方を読み出しカウン
タ14からの読み出しカウンタ値に応じて選択し、選択
したデータをDフリップ・フロップ12bの入力端子D
に供給する。Dフリップ・フロップ12bのクロック端
子Cには読み出しクロック信号RCKが供給される。D
フリップ・フロップ12bは読み出しクロック信号RC
Kに同期して選択したデータをラッチする。本例におい
て、第1乃至第5のラッチ回路12−1〜12−5のセ
レクタ11aは、それぞれ、読み出しカウンタ値が
“0”〜“4”のときに第1乃至第5のラッチデータを
選択し、選択したデータを対応のDフリップ・フロップ
12bに供給する。第1乃至第5のラッチ回路12−1
〜12−5はそれぞれラッチした第1及び第5のラッチ
データをセレクタ12−6に供給する。セレクタ12−
6は、読み出しカウンタ14からの読み出しカウンタ値
に応じて、第1乃至第5のラッチ回路12−1〜12−
5からの第1及び第5のラッチデータの1つを選択し、
選択したデータを出力データODとして出力する。本例
において、セレクタ12−6は、読み出しカウンタ値が
“0”〜“4”のときに、それぞれ、第5、第1乃至第
4のラッチデータを選択する。なお、このセレクタ12
−6の選択動作はこれに限定しないのは言うまでもな
い。
【0008】次に、図4を参照して、従来のデータ位相
変換回路の動作について説明する。最初に、シリアルデ
ータである入力データIDをパラレルデータに変換する
ときの動作について説明し、その後で、パラレルデータ
を出力データODに変換するときの動作について説明す
る。
【0009】シリアル/パラレル変換時、シリアル・パ
ラレル変換回路11は、書き込みカウンタ13が出力す
る書き込みカウンタ値で入力データIDをラッチするこ
とにより、入力データIDをパラレルデータに変換す
る。書き込み用フレームパルスWFPにより指示される
各タイムスロットの信号のシリアル・パラレル変換を定
常で行うことが可能になる。
【0010】パラレル/シリアル変換時、パラレル・シ
リアル変換回路12は、読み出しカウンタ14が出力す
る読み出しカウンタ値で、シリアル・パラレル変換回路
11が出力するパラレルデータを読み出しクロック信号
RCKによりラッチすることで位相の乗せ換えを行い、
ラッチデータを読み出しカウンタ14が出力する読み出
しカウンタ値により選択することにより、パラレルデー
タをパラレル・シリアル変換して出力データODを出力
する。
【0011】図4から明らかなように、読み出しクロッ
ク信号RCKの読み出し用フレームパルスRFPのパル
ス位置でのクロックの立上がりは、書き込みクロック信
号WCKの書き込み用フレームパルスWFPのパルス位
置でのクロックの立上がりに対して、図中の点線で示す
位相範囲内であれば、変動してもデータ位相変換を行え
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この従来のデータ位相
変換回路において、入力データのパラレル展開の度合い
は、この回路を用いる各装置構成で、基準クロック信号
からの書き込みクロック位相までのデバイスによる変動
量と、基準クロック信号からの読み出しクロック位相ま
でのデバイスの変動量との和から求められる。
【0013】また、通信装置のような装置回路規模が膨
大な装置では、各処理単位毎にパッケージ分割し、プラ
グインユニット構成をとることでサービスの継続および
保守を行っている。その際、クロック供給を司るパッケ
ージ(以下、クロック供給パッケージと呼ぶ)からのク
ロックで各主信号データは処理されるが、上記保守単位
はこの場合パッケージに相当する。その故障を評定する
場合、自パッケージに主信号を供給すパッケージ(以
下、前主信号パッケージと呼ぶ)に何らかの故障(主に
入力クロック断)発生時、自パッケージの故障検出能力
が低下しないように設計する。このため、前主信号パッ
ケージから主信号を受け取る際に、自パケージのクロッ
クに主信号の乗せ換えを行い、自パケージのクロックに
おいて故障評定を行う場合が多い。
【0014】上述した理由から装置内でデータ位相変換
を多数箇所で行う場合、各主信号データの特定タイミン
グスロット箇所(データ先頭位置、ここではフレームパ
ルス位置がそれに相当)を、クロックによるリタイミン
グ数から装置内タイミングで管理する必要がある。また
上記デバイスによる変動量から各データ位相変換箇所で
のパラレル展開の度合いを検討する必要がある。
【0015】このような設計は、データ位相変換回路の
汎用性をなくし、装置設計を複雑かつ設計工数のかかる
ものとしてきた。また、クロック供給パッケージから多
数の違った位相のフレームパルスを各主信号パッケージ
に供給する必要があり、パッケージプラグのピンネック
等を誘発する。
【0016】本発明の目的は、データ位相変換に読み出
し用フレームパルス信号を用いない方式をとることによ
り、クロック供給パッケージでのフレームパルス作成回
路の規模を削減すると共に、フレームパルス分配のため
の信号本数を削減することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ位相変換
回路は、入力データをパラレル展開することによりデー
タ位相乗せ換えを実現するデータ位相変換回路におい
て、外部から供給される書き込み用フレームパルスに同
期して、入力データと同位相で外部から供給される書き
込みクロック信号によりカウント動作を行い、書き込み
カウンタ値を出力する書き込みカウンタと、入力データ
を、書き込みカウンタ値に基づいて書き込みクロック信
号に同期して、パラレルデータにシリアル・パラレル変
換するデータ用シリアル・パラレル変換回路と、読み出
し用フレームパルスに同期して、外部から供給される読
み出しクロック信号によりカウント動作を行い、読み出
しカウンタ値を出力する読み出しカウンタと、パラレル
データを、読み出しカウンタ値に基づいて読み出しクロ
ック信号に同期して、出力データにパラレル/シリアル
変換するパラレル・シリアル変換回路と、書き込み用フ
レームパルスを書き込みクロック信号に同期してパラレ
ル展開するフレームパルス用シリアル・パラレル変換回
路と、このフレームパルス用シリアル・パラレル変換回
路から出力されるパラレル展開されたフレームパルス信
号を読み出しクロック信号に位相乗せ換えし、かつパラ
レル展開されたフレームパルス信号のパルス位置のほぼ
中央の位置に読み出しクロック信号の1クロック周期幅
をもつ乗せ換え用パルスを作成する乗せ換え用パルス信
号発生回路とを有し、乗せ換え用パルスを読み出し用フ
レームパルスとして読み出しカウンタに供給することを
特徴とする。
【0018】上記データ位相変換回路は、更に、読み出
しカウンタ値をデコードすることによりウインドウパル
スを作成するウインドウパルス発生回路と、乗せ換え用
パルスがウインドウパルスからはずれた場合に、読み出
しカウンタへ読み出し用フレームパルスを供給する乗せ
換えタイミング変動吸収回路とを有することが好まし
い。
【0019】
【作用】書き込み用フレームパルスを、入力データと同
様にシリアル・パラレル展開し、読み出しクロック信号
でリタイミングし、そのほぼ中央の位置に位相変換用タ
イミングパルス(読み出し用フレームパルス)を作り出
す。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0021】図1を参照すると、本発明の一実施例によ
るデータ位相変換回路は、読み出し用フレームパルスR
FPがなく、シリアル・パラレル変換回路15と、乗せ
換え用パルス信号発生回路16と、ウインドウパルス発
生回路17と、ゲート回路18とを備えている点を除い
て、図3に示したものと同様の構成を有する。したがっ
て、図3に示した構成要素と同様の機能を有するものに
は同一の参照符号を付して、それらの説明を省略し、以
下では、相違点についてのみ詳細に説明する。
【0022】シリアル・パラレル変換回路15には、書
き込み用フレームパルスWFPと書き込みクロック信号
WCKとが供給されると共に、書き込みカウンタ13か
ら書き込みカウンタ値が供給される。シリアル・パラレ
ル変換回路15は、書き込み用フレームパルスWFP
を、入力データID用のシリアル・パラレル変換回路1
1と同様に、書き込みカウンタ13からの書き込みカウ
ンタ値に応じてパラレル展開する回路である。上述した
ように、書き込みカウンタ13は書き込み用フレームパ
ルスWFPに同期したカウンタであるため、シリアル・
パラレル変換回路15は1つのラッチ回路で実現でき
る。すなわち、シリアル・パラレル変換回路15を構成
するラッチ回路は、セレクタ15aとDフリップ・フロ
ップ16bとから成る。セレクタ15aの第1の入力端
子Aには、書き込み用フレームパルスWFPが供給さ
れ、第2の入力端子BにはDフリップ・フロップ15b
の出力端子Qから出力されたデータが供給される。セレ
クタ15aは書き込み用フレームパルスWFPとDフリ
ップ・フロップ15bからの出力データの一方を書き込
みカウンタ13からの書き込みカウンタ値に応じて選択
し、選択したデータをDフリップ・フロップ15bの入
力端子Dに供給する。Dフリップ・フロップ15bのク
ロック端子Cには書き込みクロック信号WCKが供給さ
れる。Dフリップ・フロップ15bは書き込みクロック
信号WCKに同期して選択したデータをラッチする。こ
の例では、セレクタ15aは、書き込みカウンタ値が
“0”のときに書き込み用フレームパルスWFPを選択
し、選択した信号をDフリップ・フロップ15bに供給
する。従って、シリアル・パラレル変換回路15は、書
き込み用フレームパルスWFPを書き込みクロック信号
WCKの5クロック周期に相当する時間だけラッチし、
ラッチした信号をパラレル展開されたフレームパルスと
して出力する。
【0023】乗せ換え用パルス信号発生回路16には読
み出しクロック信号RCKが供給されると共に、シリア
ル・パラレル変換回路15からパラレル展開されたフレ
ームパルスが供給される。乗せ換え用パルス信号発生回
路16は、シリアル・パラレル変換回路15が出力する
パラレル展開されたフレームパルスを、読み出しクロッ
ク信号RCKによりリタイミングし、パラレル展開され
たフレームパルスのほぼ中央の位置に、読み出しクロッ
ク信号RCKの1クロック周期に相当する幅をもつ乗せ
換え用タイミングパルスを作成する回路である。
【0024】一般に、乗せ換え用パルス信号発生回路1
6は、n(nは1以上の整数)段の遅延回路からなる前
段の遅延ユニット16−1と、m(mは1以上の整数)
段の遅延回路からなる後段の遅延ユニット16−2と、
前段の遅延ユニット16−1の出力を纏めて後段の遅延
ユニット16−2に転送する転送回路16−3と、後段
の遅延ユニット16−2の出力を纏めて前段の遅延ユニ
ット16−1にフィードバックするフィードバック回路
16−4とから成る。
【0025】前段の遅延ユニット16−1を構成する第
1乃至第nの遅延回路16−11〜16−1nは、オア
ゲート16aとDフリップ・フロップ16bとから成
る。
【0026】第1の遅延回路16−11において、オア
ゲート16aはパラレル展開されたフレームパルスとフ
ィードバック回路16−4からのフィードバック信号と
の論理和をとり、その論理和結果をDフリップ・フロッ
プ16bのデータ入力端子Dに供給する。Dフリップ・
フロップ16bのクロック入力端子Cには読み出しクロ
ック信号RCKが供給されている。Dフリップ・フロッ
プ16bは読み出しクロック信号RCKに同期してオア
ゲート16aからの論理和結果を保持し、保持した信号
を次段(第2)の遅延回路16−12に供給する。
【0027】第2乃至第nの遅延回路16−12〜16
−1nにおいて、オアゲート16aは前段からの遅延回
路の出力信号とフィードバック信号との論理和をとり、
その論理和結果をDフリップ・フロップ16bのデータ
入力端子Dに供給する。Dフリップ・フロップ16bは
読み出しクロック信号RCKに同期してオアゲート16
aからの論理和結果を保持し、保持した信号を次段の遅
延回路に供給する。
【0028】転送回路16−3はオアゲートで構成さ
れ、前段の遅延ユニット16−1を構成する第1乃至第
nの遅延回路16−11〜16−1nの出力信号の論理
和をとり、論理和結果を後段の遅延ユニット16−2に
供給する。
【0029】後段の遅延ユニット16−2を構成する第
1乃至第mの遅延回路16−21〜16−2mは、Dフ
リップ・フロップから成る。第1の遅延回路16−21
は転送回路16−3の出力信号を保持し、保持した信号
を次段(第2)の遅延回路16−22に供給する。第2
乃至第mの遅延回路16−22〜16−2mは、それぞ
れ前段の遅延回路の出力信号を保持し、保持した信号を
後段の遅延回路に供給する。
【0030】フィードバック回路16−4はナンドゲー
トから成り、後段の遅延ユニット16−2を構成する第
1乃至第mの遅延回路16−21〜16−2mの出力信
号のナンドをとり、ナンド結果をフィードバックして前
段の遅延ユニット16−1を構成する第1乃至第nの遅
延回路16−11〜16−1nに供給する。
【0031】ここで、前段の遅延ユニット16−1の段
数nと後段の遅延ユニット16−2の段数mとは読み出
しクロック信号RCKをどの程度遅延させるかによる。
本例の場合、シリアル・パラレル変換回路15から出力
されるパラレル展開されたフレームパルスが書き込みク
ロック信号WCKの5クロック周期に相当するパルス幅
をもつので、乗せ換え用タイミングパルスをパラレル展
開されたフレームパルスのほぼ中央の位置にするために
は、読み出しクロック信号RCKを2クロック周期だけ
遅延させれば良い。したがって、本例ではn及びmの各
々は1である。
【0032】この時、図2に示すように、パラレル展開
されたフレームパルスの変化点と読み出しクロック信号
RCKの立上がりの位相に関係がないため、パラレル展
開されたフレームパルスの変化点近傍に読み出しクロッ
ク信号RCKの立上がりがある場合、作成した乗せ換え
用タイミングパルスが読み出しクロック信号RCKで1
クロック周期ずれた位相で常時変動する場合が考えられ
る。この変動を吸収するため、本実施例では、後述する
ような、ウインドウパルス発生回路17とゲート回路1
8とを備えている。
【0033】ウインドウパルス発生回路17は、読み出
しカウンタ14が出力する読み出しカウンタ値をデコー
ドすることから、読み出しカウンタ14にロードがかか
るパルス位置の前後1ビット広げたウインドウパルスを
発生する回路である。ウインドウパルス発生回路17
は、デコーダ17−1と、2個のナンドゲートから構成
されたSRフリップ・フロップ17−2とを有する。
【0034】ゲート回路18は、乗せ換え用パルス信号
発生回路16から出力された乗せ換え用タイミングパル
スの変動吸収を行うためのゲート回路である。すなわ
ち、ゲート回路18は、乗せ換え用パルス信号発生回路
16から出力された乗せ換え用タイミングパルスをウイ
ンドウパターン発生回路17から発生されたウインドウ
パルスでマスクすることにより、ウインドウパルスから
乗せ換え用タイミングパルスがはずれた場合のみ読み出
しカウンタ14にロードを掛ける。これにより、乗せ換
え用パルス信号発生回路16から発生しうる乗せ換え用
タイミングパルスの変動でのデータの位相乗せ換えエラ
ーがなくなる。
【0035】本実施例のデータ位相変換回路を用いる
と、入力データのパラレル展開の度合いは、乗せ換え用
タイミングパルスの変動を見込んだウインドウパルス幅
(3クロック幅)にシリアル・パラレル変換回路のラッ
チタイミングマージン(セットアップ・ホールドタイミ
ングマージン)分を更に前後1クロック幅分とった、
1:5のシリアル・パラレル展開をすれば良く、一意に
決まる。
【0036】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の変更が可能であるのは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明のデータ位相
変換回路は、書き込み用フレームパルスを入力データと
同様にシリアル・パラレル展開し、読み出しクロック信
号でリタイミングし、そのほぼ中央の位置に読み出し用
フレームパルスを作成することで、装置構成上、クロッ
ク供給パッケージでのフレームパルス作成回路の規模を
削減すると共に、フレームパルス配分のための信号本数
を削減するという効果を有する。
【0038】また従来、入力データのパラレル展開の度
合いは、従来のデータ位相変換回路を用いる各装置構成
で、基準クロックからの書き込みクロック位相までのデ
バイスによる変動量と、基準クロックからの読み出しク
ロック位相までのデバイスによる変動量との和から求ま
ったが、本発明の構成を用いることで、パラレル展開の
度合いは、1:5のシリアル・パラレル展開をすれば良
く一意に決まり、回路の汎用性及び設計工数の削減が可
能になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるデータ位相変換回路の
構成を示すブロック図である。
【図2】図2に示すデータ位相変換回路中の乗せ換え用
パルス信号発生回路のタイミングの詳細を示す図であ
る。
【図3】従来のデータ位相変換回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】図3に示すデータ位相変換回路での各部のタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
11 シリアル・パラレル変換回路 12 パラレル・シリアル変換回路 13 書き込みカウンタ 14 読み出しカウンタ 15 シリアル・パラレル変換回路 16 乗せ換え用パルス信号発生回路 17 ウインドウパルス発生回路 18 乗せ換えタイミング変動吸収回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データをパラレル展開することによ
    りデータ位相乗せ換えを実現するデータ位相変換回路に
    おいて、 外部から供給される書き込み用フレームパルスに同期し
    て、前記入力データと同位相で外部から供給される書き
    込みクロック信号によりカウント動作を行い、書き込み
    カウンタ値を出力する書き込みカウンタと、 前記入力データを、前記書き込みカウンタ値に基づいて
    前記書き込みクロック信号に同期して、パラレルデータ
    にシリアル・パラレル変換するデータ用シリアル・パラ
    レル変換回路と、 読み出し用フレームパルスに同期して、外部から供給さ
    れる読み出しクロック信号によりカウント動作を行い、
    読み出しカウンタ値を出力する読み出しカウンタと、 前記パラレルデータを、前記読み出しカウンタ値に基づ
    いて前記読み出しクロック信号に同期して、出力データ
    にパラレル/シリアル変換するパラレル・シリアル変換
    回路と、 前記書き込み用フレームパルスを前記書き込みクロック
    信号に同期してパラレル展開するフレームパルス用シリ
    アル・パラレル変換回路と、 該フレームパルス用シリアル・パラレル変換回路から出
    力されるパラレル展開されたフレームパルス信号を前記
    読み出しクロック信号に位相乗せ換えし、かつ前記パラ
    レル展開されたフレームパルス信号のパルス位置のほぼ
    中央の位置に前記読み出しクロック信号の1クロック周
    期幅をもつ乗せ換え用パルスを作成する乗せ換え用パル
    ス信号発生回路とを有し、 前記乗せ換え用パルスを前記読み出し用フレームパルス
    として前記読み出しカウンタに供給することを特徴とす
    るデータ位相変換回路。
  2. 【請求項2】 入力データをパラレル展開することによ
    りデータ位相乗せ換えを実現するデータ位相変換回路に
    おいて、 外部から供給される書き込み用フレームパルスに同期し
    て、前記入力データと同位相で外部から供給される書き
    込みクロック信号によりカウント動作を行い、書き込み
    カウンタ値を出力する書き込みカウンタと、 前記入力データを、前記書き込みカウンタ値に基づいて
    前記書き込みクロック信号に同期して、パラレルデータ
    にシリアル・パラレル変換するデータ用シリアル・パラ
    レル変換回路と、 読み出し用フレームパルスに同期して、外部から供給さ
    れる読み出しクロック信号によりカウント動作を行い、
    読み出しカウンタ値を出力する読み出しカウンタと、 前記パラレルデータを、前記読み出しカウンタ値に基づ
    いて前記読み出しクロック信号に同期して、出力データ
    にパラレル/シリアル変換するパラレル・シリアル変換
    回路と、 前記書き込み用フレームパルスを前記書き込みクロック
    信号に同期してパラレル展開するフレームパルス用シリ
    アル・パラレル変換回路と、 該フレームパルス用シリアル・パラレル変換回路から出
    力されるパラレル展開されたフレームパルス信号を前記
    読み出しクロック信号に位相乗せ換えし、かつ前記パラ
    レル展開されたフレームパルス信号のパルス位置のほぼ
    中央の位置に前記読み出しクロック信号の1クロック周
    期幅をもつ乗せ換え用パルスを作成する乗せ換え用パル
    ス信号発生回路と、 前記読み出しカウンタ値をデコードすることによりウイ
    ンドウパルスを作成するウインドウパルス発生回路と、 前記乗せ換え用パルスが前記ウインドウパルスからはず
    れた場合に、前記読み出しカウンタへ前記読み出し用フ
    レームパルスを供給する乗せ換えタイミング変動吸収回
    路とを有することを特徴とするデータ位相変換回路。
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