JPH07114739B2 - 自動車用暖房座席 - Google Patents
自動車用暖房座席Info
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- JPH07114739B2 JPH07114739B2 JP61211103A JP21110386A JPH07114739B2 JP H07114739 B2 JPH07114739 B2 JP H07114739B2 JP 61211103 A JP61211103 A JP 61211103A JP 21110386 A JP21110386 A JP 21110386A JP H07114739 B2 JPH07114739 B2 JP H07114739B2
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- Japan
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- heating
- sheet
- seat
- heat
- heating element
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用暖房座席に関し、特に表皮、カバーパ
ッドおよび裏基布の3者を一体化するとともに前記カバ
ーパッドの複数の所定の部位に設けた凹所に前記表皮側
からホックボタンを挿着してなるトリムカバーアッセン
ブリにてシートクッション、シートバックまたはこれら
両者を構成するメインパッドを被覆してなり、かつ前記
シートクッション、シートバックまたはこれら両者に発
熱シートを埋設してなる自動車用暖房座席に関する。
ッドおよび裏基布の3者を一体化するとともに前記カバ
ーパッドの複数の所定の部位に設けた凹所に前記表皮側
からホックボタンを挿着してなるトリムカバーアッセン
ブリにてシートクッション、シートバックまたはこれら
両者を構成するメインパッドを被覆してなり、かつ前記
シートクッション、シートバックまたはこれら両者に発
熱シートを埋設してなる自動車用暖房座席に関する。
一般にこの種形式の自動車用暖房座席においては、発熱
シートの主要構成部材である発熱体として1本のニクロ
ム線多金属発熱線を蛇行状に配設した発熱体が採用され
ていて、外部電源に接続することにより電気的に発熱す
るようになっている。
シートの主要構成部材である発熱体として1本のニクロ
ム線多金属発熱線を蛇行状に配設した発熱体が採用され
ていて、外部電源に接続することにより電気的に発熱す
るようになっている。
実開昭59−72691号公報にはかかる暖房座席に類似する
形式の暖房座席が示されており、発熱シートが表皮とメ
インパッド間に介装されている。しかして、当該発熱シ
ートにおいては、所定の箇所にホックボタンを挿通する
ための梅鉢紋様の切欠孔が多数設けられていて、ホック
ボタンが表皮側から挿通している。
形式の暖房座席が示されており、発熱シートが表皮とメ
インパッド間に介装されている。しかして、当該発熱シ
ートにおいては、所定の箇所にホックボタンを挿通する
ための梅鉢紋様の切欠孔が多数設けられていて、ホック
ボタンが表皮側から挿通している。
ところで、かかる暖房座席においては、発熱シートの発
熱体がニクロム線等金属発熱線で構成されていて、ホッ
クボタンの各挿通孔を迂回して蛇行状に配設されてい
る。このため、各ホックボタンのピッチ間隔が狭くなる
と金属発熱線の配列密度が疎になり、座席の暖房機能が
損なわれるおそれがある。また、金属発熱線を発熱体と
する発熱シートは布帛等に比し可撓性に劣りメインパッ
ド表面の凹凸に対する追従性が悪いため、表皮側への凹
凸の顕在化が十分でなくて意匠的に見劣りすることにな
る。
熱体がニクロム線等金属発熱線で構成されていて、ホッ
クボタンの各挿通孔を迂回して蛇行状に配設されてい
る。このため、各ホックボタンのピッチ間隔が狭くなる
と金属発熱線の配列密度が疎になり、座席の暖房機能が
損なわれるおそれがある。また、金属発熱線を発熱体と
する発熱シートは布帛等に比し可撓性に劣りメインパッ
ド表面の凹凸に対する追従性が悪いため、表皮側への凹
凸の顕在化が十分でなくて意匠的に見劣りすることにな
る。
従って、本発明の目的は上記した形式の自動車用暖房座
席において上記した不具合を解消し、十分な暖房機能を
有する座席を提供するにある。
席において上記した不具合を解消し、十分な暖房機能を
有する座席を提供するにある。
本発明はかかる目的を達成すべく、上記した形式の自動
車用暖房座席において、前記発熱シートが金属導電線か
らなる電極および同電極に接続し互いに並列する多数の
有機線状発熱体にて構成されたシート状ヒータを備え、
かつ前記発熱シートは前記トリムカバーアッセンブリに
おける表皮とカバーパッド間にて連続的に介在し前記各
ホックボタンが挿通していることを特徴とする。
車用暖房座席において、前記発熱シートが金属導電線か
らなる電極および同電極に接続し互いに並列する多数の
有機線状発熱体にて構成されたシート状ヒータを備え、
かつ前記発熱シートは前記トリムカバーアッセンブリに
おける表皮とカバーパッド間にて連続的に介在し前記各
ホックボタンが挿通していることを特徴とする。
しかして、本発明に係る自動車用暖房座席においては、
シートクッション、シートバックの表皮が各ホックボタ
ンの挿着部にてカバーパッドの凹所に陥没していて、各
挿着部間が盛上った立体感のある座席となっており、ま
た前記発熱シートは好ましくは下記の構成からなる。す
なわち、 (1)シート状ヒータが電極と有機線状発熱体の並列配
線構造を有する。
シートクッション、シートバックの表皮が各ホックボタ
ンの挿着部にてカバーパッドの凹所に陥没していて、各
挿着部間が盛上った立体感のある座席となっており、ま
た前記発熱シートは好ましくは下記の構成からなる。す
なわち、 (1)シート状ヒータが電極と有機線状発熱体の並列配
線構造を有する。
(2)シート状ヒータが有機線状発熱体を経緯糸のいず
れか一方の成分としかつ電極をそれらのいずれか他方の
成分とする。
れか一方の成分としかつ電極をそれらのいずれか他方の
成分とする。
(3)有機線状発熱体が芯糸と、同芯糸の外周を被覆し
無数の導電性粒子が混在する可撓性合成樹脂層からなる
発熱体である。
無数の導電性粒子が混在する可撓性合成樹脂層からなる
発熱体である。
かかる構成の自動車用暖房座席においては、発熱シート
のシート状ヒータを構成する多数の有機線状発熱体が電
気的に発熱して暖房機能を発揮する。また、発熱シート
はトリムカバーアッセンブリの表皮とカバーパッド間に
介在しているため、同シートの熱はシートクッション、
シートバックの表側へ効率良く伝達される。従って、当
該暖房座席においては、シートクッション、シートバッ
ク等の表面が十分に暖房される。
のシート状ヒータを構成する多数の有機線状発熱体が電
気的に発熱して暖房機能を発揮する。また、発熱シート
はトリムカバーアッセンブリの表皮とカバーパッド間に
介在しているため、同シートの熱はシートクッション、
シートバックの表側へ効率良く伝達される。従って、当
該暖房座席においては、シートクッション、シートバッ
ク等の表面が十分に暖房される。
また、当該暖房座席においては、発熱シートの主要構成
部材である発熱体が可撓性、耐屈曲疲労性、耐摩耗性、
その他の機械的強度に優れた有機線状発熱体であるた
め、発熱シートそれ自体もこれと同様の特性を有する。
従って、暖房座席は自動車に搭載されて苛酷な条件で使
用されても、暖房機能を長期間十分に保持し得る。
部材である発熱体が可撓性、耐屈曲疲労性、耐摩耗性、
その他の機械的強度に優れた有機線状発熱体であるた
め、発熱シートそれ自体もこれと同様の特性を有する。
従って、暖房座席は自動車に搭載されて苛酷な条件で使
用されても、暖房機能を長期間十分に保持し得る。
さらにまた、当該暖房座席においては、発熱シートがト
リムカバーアッセンブリを構成する表皮と同等またはこ
れに近い可撓性および伸縮性を有しているため同発熱シ
ートはカバーパッドの凹凸に対する追従性が良く、同凹
凸が表皮側へ十分に顕在化されてシートクッション、シ
ートバックは表面立体感のある意匠的に優れたものとな
る。また、かかる発熱シートにおいては、各ホックボタ
ンを並列する線状発熱体間を自由に挿通させることがで
きるため、発熱体の配列密度が従来のごとく疎になるお
それがなく、座席の暖房機能が十分に付与される。
リムカバーアッセンブリを構成する表皮と同等またはこ
れに近い可撓性および伸縮性を有しているため同発熱シ
ートはカバーパッドの凹凸に対する追従性が良く、同凹
凸が表皮側へ十分に顕在化されてシートクッション、シ
ートバックは表面立体感のある意匠的に優れたものとな
る。また、かかる発熱シートにおいては、各ホックボタ
ンを並列する線状発熱体間を自由に挿通させることがで
きるため、発熱体の配列密度が従来のごとく疎になるお
それがなく、座席の暖房機能が十分に付与される。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明するに、第1
図には本発明の一実施例に係る自動車用暖房座席が示さ
れている。当該座席においては、発熱シート10が座席を
構成するシートクッション20aとシートバック20bの両者
に埋設されている。また、シートクッション20aにおい
てはメイントリムカバー21と各サイドトリムカバー22〜
24からなるトリムカバーアッセンブリを備え、同アッセ
ンブリにて第2図に示すごとくメインパッド25を被覆し
ている。各トリムカバーは表皮、カバーパッドおよび裏
基布を一体化してなるもので、各表皮とカバーパッド間
に発熱シート10が埋設されている。
図には本発明の一実施例に係る自動車用暖房座席が示さ
れている。当該座席においては、発熱シート10が座席を
構成するシートクッション20aとシートバック20bの両者
に埋設されている。また、シートクッション20aにおい
てはメイントリムカバー21と各サイドトリムカバー22〜
24からなるトリムカバーアッセンブリを備え、同アッセ
ンブリにて第2図に示すごとくメインパッド25を被覆し
ている。各トリムカバーは表皮、カバーパッドおよび裏
基布を一体化してなるもので、各表皮とカバーパッド間
に発熱シート10が埋設されている。
第2図にはシートクッション20aにおけるメイントリム
カバー21の部分縦断面が示されており、メイントリムカ
バー21は表皮21a,カバーパッド21bおよび裏基布21cによ
り構成されている。カバーパッド21bは第3図に示すよ
うに縦横直交する直線状凹所21b1,21b2と、これらの直
交部に位置する多数の円形凹所1b3とを有する凹凸形状
に成形されており、各円形凹所21b3の底部にはホックボ
タン26aが挿通する挿通孔21b4を備えている。かかるカ
バーパッド21bにおいては、第4図に示すように、発熱
シート10を表面に沿わせて縫着した後これを表皮21aと
裏基布21c間に介在してこれらを一体的に縫着するか、
予じめ発熱シート10を裏面に縫着した表皮21aと裏基布2
1c間に介在してこれらを一体的に縫着する。これにより
メイントリムカバー21が構成されるが、ホックボタン26
aを挿通し、同ボタン26aを裏基布21cの裏面に位置する
ホックバネ26bに嵌着する。これにより、表皮21aのカバ
ーパッド21bの各円形凹所21b3に対応する部位が陥没
し、シートクッション20aの表面は立体感のある意匠的
に優れたものとなる。なお、シートバック20bにおいて
も同様である。
カバー21の部分縦断面が示されており、メイントリムカ
バー21は表皮21a,カバーパッド21bおよび裏基布21cによ
り構成されている。カバーパッド21bは第3図に示すよ
うに縦横直交する直線状凹所21b1,21b2と、これらの直
交部に位置する多数の円形凹所1b3とを有する凹凸形状
に成形されており、各円形凹所21b3の底部にはホックボ
タン26aが挿通する挿通孔21b4を備えている。かかるカ
バーパッド21bにおいては、第4図に示すように、発熱
シート10を表面に沿わせて縫着した後これを表皮21aと
裏基布21c間に介在してこれらを一体的に縫着するか、
予じめ発熱シート10を裏面に縫着した表皮21aと裏基布2
1c間に介在してこれらを一体的に縫着する。これにより
メイントリムカバー21が構成されるが、ホックボタン26
aを挿通し、同ボタン26aを裏基布21cの裏面に位置する
ホックバネ26bに嵌着する。これにより、表皮21aのカバ
ーパッド21bの各円形凹所21b3に対応する部位が陥没
し、シートクッション20aの表面は立体感のある意匠的
に優れたものとなる。なお、シートバック20bにおいて
も同様である。
発熱シート10は第5図および第6図に示すようにシート
状ヒータ10aを主体とし、同ヒータ10aの表面に積層され
た伝熱層11と、同ヒータ10aの裏面に積層された断熱層1
2からなる3層構造に構成されている。シート状ヒータ1
0aは通常の合成繊維例えばポリエステル,ポリアミド,
ポリオレフィン,ポリアクリル系等の合成繊維を経緯糸
とする布帛状のもので、第7図に示すように合成繊維か
らなる多数の経糸13内にて所定の間隔を保って並列配列
された複数の金属導電線14を備え、かつ合成繊維からな
る多数の緯糸15内にて所定の織り密度に並列配列された
多数の有機線状発熱体16を備えている。各金属導電線14
においては、これらの端末に結線されたリード線を介し
て自動車に搭載したバッテリー27に接続されていて、電
極として機能する。
状ヒータ10aを主体とし、同ヒータ10aの表面に積層され
た伝熱層11と、同ヒータ10aの裏面に積層された断熱層1
2からなる3層構造に構成されている。シート状ヒータ1
0aは通常の合成繊維例えばポリエステル,ポリアミド,
ポリオレフィン,ポリアクリル系等の合成繊維を経緯糸
とする布帛状のもので、第7図に示すように合成繊維か
らなる多数の経糸13内にて所定の間隔を保って並列配列
された複数の金属導電線14を備え、かつ合成繊維からな
る多数の緯糸15内にて所定の織り密度に並列配列された
多数の有機線状発熱体16を備えている。各金属導電線14
においては、これらの端末に結線されたリード線を介し
て自動車に搭載したバッテリー27に接続されていて、電
極として機能する。
電極として機能する金属導電線14は銅その他の導電性金
属の細線または金属メッキ,スパッタリング偏平繊維等
各種金属被覆繊維糸条で構成される。特に、金属被覆繊
維糸条は可撓性に優れているので、本発明の金属導電線
として好適である。これらの細線、糸条は1本でも電極
として機能するが、耐久性および安全性の面から複数本
を並列するのが好ましい。また、かかる金属導電線14に
おいては、防錆処理を施したもの、可撓性の大きい撚糸
状のものも好適である。
属の細線または金属メッキ,スパッタリング偏平繊維等
各種金属被覆繊維糸条で構成される。特に、金属被覆繊
維糸条は可撓性に優れているので、本発明の金属導電線
として好適である。これらの細線、糸条は1本でも電極
として機能するが、耐久性および安全性の面から複数本
を並列するのが好ましい。また、かかる金属導電線14に
おいては、防錆処理を施したもの、可撓性の大きい撚糸
状のものも好適である。
有機線状発熱体16は芯糸と、同芯糸の外周を被覆し無数
の導電性粒子が混在する可撓性合成樹脂層とにより構成
された発熱体である。かかる線状発熱体16において、芯
糸は通常の合成繊維例えばポリアミド,ポリエステル,
ポリオレフィン,ポリアクリル等の合成繊維からなる糸
状が使用される。これらの合成繊維のうち、所定の温度
で明確な融点を示す合成繊維を選択した場合には、芯糸
は温度ヒューズ的機能を発揮する。導電性粒子としては
主としてカーボンブラックに代表される粉末状炭素を使
用するが、これと共にまたはこれに換えて金属粉を使用
してもよい。かかる粒子の粒径については、混練り性、
コーティング性に支障がない程度に細かい粉末状態のも
のであれば何等制限されないが、通常約20〜40mμのも
のが好ましい。導電性粒子は可撓性合成樹脂に混在され
るが、セラミックス粉体のごとき遠赤外線の放射率を高
める効果のある物質を発熱組成物に配合することは本考
案にとって好適である。また、セラミックス粉体の分散
層で導電性粒子からなる発熱層を被覆する構造を採用す
ることもできる。導電性粒子を支持する可撓性合成樹脂
としては、比較的熱劣化が小さくかつバインダー特性
(接着性)を有する可撓性のものであることが好まし
く、例えばポリウレタン,ポリアクリル,ポリブチラー
ル等の合成樹脂を挙げることができる。かかる樹脂を芯
糸の外周に被覆担持させることにより、可撓性合成樹脂
層が形成される。線状発熱体16に好ましい機械特性、発
熱特性を共に付与する場合には、導電性粒子と可撓性合
成樹脂の混合割合を樹脂100部に対して粒子を5〜15重
量部、好ましくは7〜12重量部とする。また、線状発熱
体16の抵抗値は12〜14kΩ/m程度に調節することが好ま
しい。
の導電性粒子が混在する可撓性合成樹脂層とにより構成
された発熱体である。かかる線状発熱体16において、芯
糸は通常の合成繊維例えばポリアミド,ポリエステル,
ポリオレフィン,ポリアクリル等の合成繊維からなる糸
状が使用される。これらの合成繊維のうち、所定の温度
で明確な融点を示す合成繊維を選択した場合には、芯糸
は温度ヒューズ的機能を発揮する。導電性粒子としては
主としてカーボンブラックに代表される粉末状炭素を使
用するが、これと共にまたはこれに換えて金属粉を使用
してもよい。かかる粒子の粒径については、混練り性、
コーティング性に支障がない程度に細かい粉末状態のも
のであれば何等制限されないが、通常約20〜40mμのも
のが好ましい。導電性粒子は可撓性合成樹脂に混在され
るが、セラミックス粉体のごとき遠赤外線の放射率を高
める効果のある物質を発熱組成物に配合することは本考
案にとって好適である。また、セラミックス粉体の分散
層で導電性粒子からなる発熱層を被覆する構造を採用す
ることもできる。導電性粒子を支持する可撓性合成樹脂
としては、比較的熱劣化が小さくかつバインダー特性
(接着性)を有する可撓性のものであることが好まし
く、例えばポリウレタン,ポリアクリル,ポリブチラー
ル等の合成樹脂を挙げることができる。かかる樹脂を芯
糸の外周に被覆担持させることにより、可撓性合成樹脂
層が形成される。線状発熱体16に好ましい機械特性、発
熱特性を共に付与する場合には、導電性粒子と可撓性合
成樹脂の混合割合を樹脂100部に対して粒子を5〜15重
量部、好ましくは7〜12重量部とする。また、線状発熱
体16の抵抗値は12〜14kΩ/m程度に調節することが好ま
しい。
シート状ヒータ10aは上記した金属導電線14および線状
発熱体16を経緯糸の一部として使用することによりシー
ト状に形成されるが、例えば通常の織機を用いて布帛状
に形成される。シート状ヒータ10aは通常の布帛と同様
の柔軟性を備え、またその発熱量は複数列配列した金属
導電線14(電極)の電極間距離を小さくする程、線状発
熱体16の密度を大きくする程増大する。従って、これら
両要件を調節することにより、シート状ヒータ10aの発
熱量を調節することが可能であり、同ヒータ10aはその
全面から均一なジュール熱を発生させる。
発熱体16を経緯糸の一部として使用することによりシー
ト状に形成されるが、例えば通常の織機を用いて布帛状
に形成される。シート状ヒータ10aは通常の布帛と同様
の柔軟性を備え、またその発熱量は複数列配列した金属
導電線14(電極)の電極間距離を小さくする程、線状発
熱体16の密度を大きくする程増大する。従って、これら
両要件を調節することにより、シート状ヒータ10aの発
熱量を調節することが可能であり、同ヒータ10aはその
全面から均一なジュール熱を発生させる。
当該発熱シート10は、シート状ヒータ10aの表面に伝熱
層11を備えている。伝熱層11シート状ヒータ10aの熱を
その表面側へ均一に分散して伝達するもので、その構成
部材には伝熱特性に優れた物質、例えば金属、金属酸化
物、その他の無機化合物例えばセラミックス等が選択さ
れる。これらのうち、導電性の物質を採用する場合に
は、同物質を繊維、樹脂等電気絶縁性物質を介してシー
ト状ヒータ10aの表面に積層する。伝熱層11が金属、金
属酸化物からなる場合には、これらをメッキ,スパッタ
リング等の被覆手段によりシート状ヒータ10aに積層す
ることができ、またこれらの物質にて繊維,繊維シー
ト,樹脂シートを被覆したシート状物を接着剤を介して
シート状ヒータ10aに積層することができる。伝熱層11
がセラミックスからなる場合には、遠赤外線の放射率を
高めてより効果的に熱を伝達する。例えばセラミックス
粉分散層を積層した場合には、優れた熱的効果を発揮す
る。
層11を備えている。伝熱層11シート状ヒータ10aの熱を
その表面側へ均一に分散して伝達するもので、その構成
部材には伝熱特性に優れた物質、例えば金属、金属酸化
物、その他の無機化合物例えばセラミックス等が選択さ
れる。これらのうち、導電性の物質を採用する場合に
は、同物質を繊維、樹脂等電気絶縁性物質を介してシー
ト状ヒータ10aの表面に積層する。伝熱層11が金属、金
属酸化物からなる場合には、これらをメッキ,スパッタ
リング等の被覆手段によりシート状ヒータ10aに積層す
ることができ、またこれらの物質にて繊維,繊維シー
ト,樹脂シートを被覆したシート状物を接着剤を介して
シート状ヒータ10aに積層することができる。伝熱層11
がセラミックスからなる場合には、遠赤外線の放射率を
高めてより効果的に熱を伝達する。例えばセラミックス
粉分散層を積層した場合には、優れた熱的効果を発揮す
る。
当該発熱シート10は、シート状ヒータ10aの裏面に断熱
層12を備えている。断熱層12はシート状ヒータ10aから
の熱の放散を阻止するもので、その構成部材には適宜樹
脂のシート,発泡体,適宜繊維のシート,編織物等の断
熱部材が選択される。かかる断熱層12においては、一側
面に輻射熱反射機能を有する金属被覆面を備えているこ
とが好ましく、この場合には同金属被覆面がシート状ヒ
ータ10aの裏面に対向するよう断熱層12を積層するのが
好ましい。その他、断熱層12の構成部材して金属、金属
酸化物等の被覆層を有するものを採用することができ、
これらの場合には必要に応じて絶縁性物質を介してシー
ト状ヒータ10bの裏面に積層する。
層12を備えている。断熱層12はシート状ヒータ10aから
の熱の放散を阻止するもので、その構成部材には適宜樹
脂のシート,発泡体,適宜繊維のシート,編織物等の断
熱部材が選択される。かかる断熱層12においては、一側
面に輻射熱反射機能を有する金属被覆面を備えているこ
とが好ましく、この場合には同金属被覆面がシート状ヒ
ータ10aの裏面に対向するよう断熱層12を積層するのが
好ましい。その他、断熱層12の構成部材して金属、金属
酸化物等の被覆層を有するものを採用することができ、
これらの場合には必要に応じて絶縁性物質を介してシー
ト状ヒータ10bの裏面に積層する。
かかる構成の自動車用暖房座席においては、発熱シート
10のシート状ヒータ10aを構成する多数の有機線状発熱
体16が電気的に発熱して暖房機能を発揮するが、シート
状ヒータ10aの一側面に伝熱層11を備えるとともに同ヒ
ータ10bの他側面に断熱層12を備えているため、同ヒー
タ10aの熱を発熱シート10の他側面への放散を阻止して
その一側面へ均一に分散して伝達することができる。ま
た、発熱シート10は各トリムカバー22〜25の表皮とカバ
ーパッド間に介在しているため、同シート10の熱はシー
トクッション20a、シートバック20bの表側へ効率良く伝
達される。従って、当該暖房座席においては、シートク
ッション20a、シートバック20b等の表面が十分に暖房さ
れる。
10のシート状ヒータ10aを構成する多数の有機線状発熱
体16が電気的に発熱して暖房機能を発揮するが、シート
状ヒータ10aの一側面に伝熱層11を備えるとともに同ヒ
ータ10bの他側面に断熱層12を備えているため、同ヒー
タ10aの熱を発熱シート10の他側面への放散を阻止して
その一側面へ均一に分散して伝達することができる。ま
た、発熱シート10は各トリムカバー22〜25の表皮とカバ
ーパッド間に介在しているため、同シート10の熱はシー
トクッション20a、シートバック20bの表側へ効率良く伝
達される。従って、当該暖房座席においては、シートク
ッション20a、シートバック20b等の表面が十分に暖房さ
れる。
また、当該暖房座席においては、発熱シート10の主要構
成部材である発熱体が可撓性、耐屈曲疲労性、耐摩耗
性、その他の機械的強度に優れた有機線状発熱体16であ
るため、発熱シート10それ自体もこれと同様の特性を有
する。従って、暖房座席は自動車に搭載されて苛酷な条
件で使用されても、暖房機能を長期間十分に保持し得
る。
成部材である発熱体が可撓性、耐屈曲疲労性、耐摩耗
性、その他の機械的強度に優れた有機線状発熱体16であ
るため、発熱シート10それ自体もこれと同様の特性を有
する。従って、暖房座席は自動車に搭載されて苛酷な条
件で使用されても、暖房機能を長期間十分に保持し得
る。
さらにまた、発熱シート10における線状発熱体16は縫製
時にミシン針を損傷させることが少なく、かつ多数並列
配列した発熱体のわずかなものが損傷、切断しても、発
熱シート10は全体としての発熱機能を損うことがない。
このため、トリムカバー21〜24を構成する表皮21a〜24a
とカバーパッド21b〜24b間に発熱シート10を介在させ
て、これら3者のトリムカバーを構成する裏基布21c〜2
4cとを任意の方向に縫着し得る。
時にミシン針を損傷させることが少なく、かつ多数並列
配列した発熱体のわずかなものが損傷、切断しても、発
熱シート10は全体としての発熱機能を損うことがない。
このため、トリムカバー21〜24を構成する表皮21a〜24a
とカバーパッド21b〜24b間に発熱シート10を介在させ
て、これら3者のトリムカバーを構成する裏基布21c〜2
4cとを任意の方向に縫着し得る。
さらにまた、当該暖房座席においては、発熱シート10が
トリムカバーアッセンブリを構成する表皮と同等または
これに近い可撓性および伸縮性を有しているため、同発
熱シート10はカバーパッド21bの凹凸に対する追従性が
良く、同凹凸が表皮21a側へ十分に顕在化されてシート
クッション20a、シートバック20bは表面立体感のある意
匠的に優れたものとなる。また、かかる発熱シート10に
おいては、各ホックボタン26aを並列する線状発熱体16
間を自由に挿通させることができるため、発熱体16の配
列密度が従来のごとく疎になるおそれがなく、座席の暖
房機能が十分に付与される。
トリムカバーアッセンブリを構成する表皮と同等または
これに近い可撓性および伸縮性を有しているため、同発
熱シート10はカバーパッド21bの凹凸に対する追従性が
良く、同凹凸が表皮21a側へ十分に顕在化されてシート
クッション20a、シートバック20bは表面立体感のある意
匠的に優れたものとなる。また、かかる発熱シート10に
おいては、各ホックボタン26aを並列する線状発熱体16
間を自由に挿通させることができるため、発熱体16の配
列密度が従来のごとく疎になるおそれがなく、座席の暖
房機能が十分に付与される。
なお、上記実施例においては、発熱シートとしてシート
状ヒータ10aに伝熱層11と断熱層12を備えた3層構造の
発熱シート10を採用した例について示したが、本考案に
おいてはシート状ヒータ10aのみからなる単層構造の発
熱シート、その他所望の積層体を備えた発熱シートを採
用することができる。
状ヒータ10aに伝熱層11と断熱層12を備えた3層構造の
発熱シート10を採用した例について示したが、本考案に
おいてはシート状ヒータ10aのみからなる単層構造の発
熱シート、その他所望の積層体を備えた発熱シートを採
用することができる。
第1図は本発明の第1実施例に係る自動車用暖房座席の
斜視図、第2図は第1図の矢印II−II線方向にみた拡大
縦断面図、第3図はメイントリムカバーを構成するカバ
ーパッドの斜視図、第4図は同カバーパッドに発熱シー
トを縫着した状態の斜視図、第5図は発熱シートの一方
向の拡大断面図、第6図は同発熱シートの他方向の拡大
断面図、第7図は同発熱シートを構成するシート状ヒー
タの平面図である。 符号の説明 10……発熱シート、10a……シート状ヒータ、11……伝
熱層、12……断熱層、14……金属導電線(電極)、16…
…線状発熱体、20a……シートクッション、20b……シー
トバック、21……メイントリムカバー、21a……表皮、2
1b……カバーパッド、21c……裏基布。
斜視図、第2図は第1図の矢印II−II線方向にみた拡大
縦断面図、第3図はメイントリムカバーを構成するカバ
ーパッドの斜視図、第4図は同カバーパッドに発熱シー
トを縫着した状態の斜視図、第5図は発熱シートの一方
向の拡大断面図、第6図は同発熱シートの他方向の拡大
断面図、第7図は同発熱シートを構成するシート状ヒー
タの平面図である。 符号の説明 10……発熱シート、10a……シート状ヒータ、11……伝
熱層、12……断熱層、14……金属導電線(電極)、16…
…線状発熱体、20a……シートクッション、20b……シー
トバック、21……メイントリムカバー、21a……表皮、2
1b……カバーパッド、21c……裏基布。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 丈夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 日聖 昌夫 東京都中央区日本橋室町2丁目2番地 東 レ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−72691(JP,U) 実開 昭58−191857(JP,U)
Claims (4)
- 【請求項1】表皮、カバーパッドおよび裏基布の3者を
一体化するとともに前記カバーパッドの複数の所定の部
位に設けた凹所に前記表皮側からホックボタンを挿着し
てなるトリムカバーアッセンブリにてシートクッショ
ン、シートバックまたはこれら両者を構成するメインパ
ッドを被覆してなり、かつ前記シートクッション、シー
トバックまたはこれら両者に発熱シートを埋設してなる
自動車用暖房座席において、前記発熱シートが金属導電
線からなる電極および同電極に接続し互いに並列する多
数の有機線状発熱体にて構成されたシート状ヒータを備
え、かつ前記発熱シートは前記各トリムカバーにおける
表皮とカバーパッド間にて連続して介在し前記各ホック
ボタンが挿通していることを特徴とする自動車用暖房座
席。 - 【請求項2】シート状ヒータが電極と有機線状発熱体の
並列配線構造を有する特許請求の範囲第1項に記載の自
動車用暖房座席。 - 【請求項3】シート状ヒータが有機線状発熱体を経緯糸
のいずれか一方の成分としかつ電極をそれらのいずれか
他方の成分とする特許請求の範囲第1項に記載の自動車
用暖房座席。 - 【請求項4】有機線状発熱体が芯体と、同芯体の外周を
被覆し無数の導電性粒子が混在する可撓性合成樹脂層か
らなる発熱体である特許請求の範囲第1項、第2項また
は第3項に記載の自動車用暖房座席。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61211103A JPH07114739B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 自動車用暖房座席 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61211103A JPH07114739B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 自動車用暖房座席 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6365821A JPS6365821A (ja) | 1988-03-24 |
| JPH07114739B2 true JPH07114739B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=16600458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61211103A Expired - Fee Related JPH07114739B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 自動車用暖房座席 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07114739B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58191857U (ja) * | 1982-06-15 | 1983-12-20 | 池田物産株式会社 | ヒ−タを備えるシ−ト |
| JPS5972691U (ja) * | 1982-11-05 | 1984-05-17 | 松下電器産業株式会社 | 車輌用シ−トヒ−タ− |
-
1986
- 1986-09-08 JP JP61211103A patent/JPH07114739B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6365821A (ja) | 1988-03-24 |
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