JPH07115076B2 - コイルカーの保護装置 - Google Patents

コイルカーの保護装置

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JPH07115076B2
JPH07115076B2 JP4195572A JP19557292A JPH07115076B2 JP H07115076 B2 JPH07115076 B2 JP H07115076B2 JP 4195572 A JP4195572 A JP 4195572A JP 19557292 A JP19557292 A JP 19557292A JP H07115076 B2 JPH07115076 B2 JP H07115076B2
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JP
Japan
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coil
coil car
car
vibration sensor
time
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JP4195572A
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浩 中広
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル材などを搭載し
て運搬するコイルカーの保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な先行技術は特開昭61−269
933に開示されている。この先行技術では、コイルカ
ーのコイルが搭載される場所に、コイルの幅方向、すな
わちコイルの軸線方向の移動量を検出するためのロール
と、そのロールの回転数に比例したパルス数を出力する
パルス発振器とが設けられ、コイルがペイオフリールド
ラムに衝突してコイルが移動したとき、コイルカーを停
止させる。
【0003】他の先行技術は特開平3−169429に
開示されている。この先行技術ではコイルカーの支持基
台とその上のコイル受台との間で、コイルの幅方向に間
隔をあけて一対の荷重検出器を介在し、コイルが前記ド
ラムに衝突したときなどにおいて、各荷重検出器によっ
て検出される荷重の変化量が、予め定めるしきい値を越
えたとき、コイルカーを停止させる。
【0004】さらに他の先行技術は特開平4−3371
9に開示される。この先行技術では、コイルカー上に搭
載されたコイルの幅方向へのずれの程度を、コイルの幅
方向の一側方に設けられた投光器と、その投光器からの
光がコイルによって部分的に遮断されて光を受光するイ
メージセンサとを備え、そのイメージセンサの出力に基
づいて、コイルカー上でコイルが変位したとき、コイル
カーを停止させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような各先行技術
ではいずれも、コイルカーに搭載されたコイルが、ペイ
オフリールドラムなどに衝突して、コイルカー上でコイ
ルが移動したときに初めて、その移動が検出され、これ
によってコイルカーの走行が停止される。したがって応
答性が悪いという問題がある。コイルは鋼帯のたとえば
25tonもの大重量であり、コイルカーに乗載されて
たとえば10m/分で走行され、したがってそのような
大重量のコイルがペイオフリールドラムに衝突したとき
には、大きな衝撃が生じ、コイルが転倒してコイルカー
から落下するおそれがあり、そうすると落下したコイル
の損傷が大きく、またコイルカー本体および付近の設備
(装置)にその落下したコイルが衝突して、破損または
損傷して損害が大きくなるおそれが生じる。
【0006】本発明の目的は、コイルなどの被搭載物が
衝突したときなどにおいて、もっと良好な応答性で、検
出することかできるようにしたコイルカーの保護装置を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、レール5上を
走行する台車2に設けられた昇降可能な支持部材9,1
1上に、コイルが搭載され、台車2を走行する駆動源6
を有するコイルカーの保護装置において、支持部材9,
11に固定される振動センサ15と、コイルカーの走行
開始直後から、その走行初期における振動波形26が無
くなった後の予め定める時間W2を計時する計時手段
と、振動センサ15と計時手段との各出力に応答し、前
記時間W2の経過後に、振動センサ15の出力を予め定
める弁別レベルL1でレベル弁別するレベル弁別手段
と、レベル弁別手段の出力に応答し、振動センサ15の
出力が弁別レベルL1以上になったとき、駆動源6を停
止する手段とを含むことを特徴とするコイルカーの保護
装置である。
【0008】
【作用】本発明に従えば、コイルカーにコイルなどの被
搭載物が搭載された状態でコイルカーが走行していると
き、その被搭載物であるコイルがペイオフリールドラム
などに衝突してコイルカーに衝撃力が作用したとき、そ
のコイルカーの振動を振動センサによって検出し、その
振動の振幅などが予め定める値以上に大きくなったと
き、コイルカーの走行を停止する。これによってコイル
カー上でコイルなどの被搭載物が変位する前に、その被
搭載物の衝突を検出することができ、そこで直ちにコイ
ルカーを停止することができ、応答性を良好にすること
できる。そのためコイルカー上で被搭載物が変位するこ
とが防がれ、またコイルなどの被搭載物が転倒したりコ
イルカーから落下してしまうという事故を未然に防ぐこ
とができるようになる。特に本発明に従えば、コイルカ
ーの台車2が駆動源6によって走行開始した直後から、
その走行初期における振動波形26が無くなるまでの時
間W1を超えた後の予め定める時間W2を計時手段によ
って計時し、その予め定める時間W2の経過後におい
て、振動センサ15の出力をレベル弁別して、衝突によ
る大きな振動の発生時には、駆動源6を停止するように
したので、走行開始直後における誤検出を防ぐことがで
きる。また本発明では、振動センサは台車2に走行可能
に設けられた支持部材9,11に固定されており、した
がってその支持部材9,11に搭載されるコイルの衝
突、接触などによる振動を高感度で検出することがで
き、これによって駆動源6の停止を即座に行うことがで
きる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のコイルカー1の
部分断面図である。コイルカー1の台車2は、車輪3を
有し、この車輪3は床4に設けられたレール5上を走行
する。車輪3は、台車2に設けられたモータ6から、チ
エン7および一対のスプロケットホイル31,32を介
して動力が伝達されて走行駆動される。たとえば220
0mmφ、25ton程度の鋼帯のコイル8は、図1の
紙面に垂直な走行方向から見た形状がV字状に形成され
たコイル受台9上にコンベヤやクレーンなどで搭載され
る。コイル受台9は、台車2に設けられた油圧シリンダ
10のピストン棒11に取付けられている。シリンダ1
0によってピストン棒11、したがってコイル受台9が
昇降され、コイル8の孔12を、図2に示される測定位
置に設けられたペイオフリールドラム13内に矢符14
の方向に走行して挿入することができる。
【0010】シリンダ10のピストン棒11の側部に
は、図1に示される振動センサ15が固定される。この
振動センサ15は、たとえば歪みゲージなどを含み、取
付け用ねじ部16は、ピストン棒11の側壁に刻設され
たねじ孔17に螺着されて固定される。コイル受台9と
ピストン棒11とは、支持部材を構成する。
【0011】図4は、コイルカー1の台車2を走行駆動
するモータ6に関連する構成を示す電気回路図である。
交流電源18からの電力は、スイッチ19からライン2
0を経てモータ6に供給される。このライン20からの
電力は、整流器21において直流に変換され、モータ6
に関連して設けられている電磁ブレーキ22に与えられ
る。電磁ブレーキ22は、直流電力が供給されていると
き、制動力が解除され、したがってモータ6の動力によ
って車輪3が駆動されることができる状態となってお
り、この電磁ブレーキ22に直流電力が供給されなくな
って消磁されたとき、制動力が発揮され、モータ6の出
力軸23(前述の図1参照)、したがって車輪3の回転
が停止される。
【0012】図5は、図1〜図4に示される実施例の電
気的構成を示すブロック図である。振動センサ15から
のコイルカー1の振動の振幅に対応したレベルを有する
電気信号は、マイクロコンピュータなどによって実現さ
れる処理回路24に入力される。この処理回路24は、
スイッチ19を制御する。コイルカー1の走行制御を行
って、コイル8の自動的なペイオフリール13への装着
を可能にするために、移動指令信号発生回路25から、
移動指令信号が発生され、これによって処理回路24
は、スイッチ19を導通させる。
【0013】図6は、処理回路24の動作を説明するた
めのフローチャートである。ステップn1からステップ
n2に移り、移動指令信号発生回路25からコイルカー
1の移動指令信号が出力され、したがってコイルカー1
のコイル受台9にコイル8が搭載されて、そのコイル8
がペイオフリール13に自動的に挿入されるべきことが
指令されたとき、ステップn3では、スイッチ19が導
通され、これによってコイルカー1が、図2の矢符14
の方向に前進を開始する。図7(1)は、コイルカー1
の走行速度を示す。時刻t1において、スイッチ19が
投入されることによって、モータ6に電力が供給され、
電磁ブレーキ22の制動力が解除され、コイルカー1は
停止状態から走行を開始し、時刻t2に至るまで、速度
を上昇しつつ、走行する。時刻t2以降では、コイルカ
ー1は一定の速度で走行する。
【0014】図7(2)は、振動センサ15の出力波形
を示す。時刻t1においてコイルカー1が走行を開始す
ると、時刻t1の直後では、参照符26で示されるよう
にわずかな振動波形が発生される。この走行初期におけ
る振動波形26は、時刻t1から、時間W1以内にほぼ
なくなる。時間W1は、たとえば1〜2秒である。
【0015】図6のステップn4では、コイルカー1が
走行を開始した時刻t1から、予め定める時間W2だけ
経過したかどうかが判断される。この時間W2は、前述
の時間W1よりも大きく(W2>W1)、この時間W2
は、たとえば3秒であってもよい。この時間W2におい
ては、振動センサ15の出力のレベル弁別を行わず、こ
れによって前述のコイルカー1の走行初期の時間W1に
おいて、コイル8がペイオフリールドラム13に衝突し
たものと誤って検出されることを防ぐ。
【0016】ステップn5では、処理回路24におい
て、振動センサ15の出力のレベル弁別を行う。このレ
ベル弁別は、図7(2)の参照符L1で示される弁別レ
ベルを基準にして判断され、振動センサ15によって検
出されるコイルカー1の振動の振幅が、前述の弁別レベ
ルL1未満であるとき、ステップn6に移り、コイル8
は、ペイオフリールドラム13に衝突することなく、そ
のドラム13がコイル8の孔12に挿入され、コイル8
のドラム13への挿入動作を完了して、ステップn7
で、一連の動作を終了する。
【0017】ステップn5において、図7(1)の時刻
t3で振動センサ15によって検出される振動の振幅
が、弁別レベルL1以上になり、波形27が得られたと
きには、処理回路24はスイッチ19を遮断する。これ
によってステップn8では、モータ6への電力の供給が
遮断されるとともに、電磁ブレーキ22に電力が供給さ
れなくなり、電磁ブレーキ22の制動力によって、モー
タ6の出力軸23、したがって車輪5の回転が直ちに停
止される。こうしてステップn9では、コイルカー1が
停止される。このようにしてコイル8が、コイルカー1
の定速走行時に、ペイオフリールドラム13に衝突した
ときには、そのコイル8がコイルカー1のコイル受台9
でコイル8の幅方向(図1の紙面に垂直方向、図2の左
右方向)に変位するよりも先に、コイルカー1が停止さ
れる。したがってコイル8がコイル受台9上で不所望に
変位することはなく、またコイル8がコイルカー1から
落下することが防がれ、これによってコイルカー1およ
び付近の設備(装置)などに、落下したコイルが衝突し
て損害が大きくなるという問題がなくなる。
【0018】ペイオフリールドラム13は半径方向に拡
大/収縮が可能であり、そのドラム13が縮小された状
態でコイル8が装着され、このドラム13が孔12内に
挿入された状態で、ドラム13が半径方向外方に拡大
し、ドラム13にコイル8が固定される。
【0019】上述の実施例では、コイルカー1にコイル
8が搭載され、そのコイル8がペイオフリールドラム1
3に衝突したときの動作を述べたけれども、本発明の他
の用途として、図8のように、コイルカー1上に、ゴム
などの弾発性を有する直円筒状のスリーブ28を搭載
し、このスリーブ28の孔29にペイオフリールドラム
13が挿入して装着されるときなどにおいても、本発明
を実施することができる。スリーブ28は、コイル8の
孔12の内径が大きいとき、ペイオフリールドラム13
にスリーブ28を予め装着しておき、この状態で、コイ
ルカー1によってコイル8をスリーブ28に装着するこ
とができるようにするために用いられる。さらに本発明
は、巻取リールドラムに鋼帯を巻取ってコイルを形成す
るにあたり、その鋼帯が厚いとき、コイルの巻取時の腰
折れを防ぐために、巻取リールドラムにスリーブを予め
装着してコイルの巻取径を大きくする必要があり、この
ようなスリーブを巻取リールドラムに装着するためにも
また、本発明に従うコイルカーを用いることができる。
そのスリーブが巻取リールドラムに衝突したとき、スリ
ーブがコイルカー上で変位したり落下することを防ぐこ
とができる。
【0020】本発明はさらにまた、コイルカーに関連し
て、コイルおよびスリーブ、さらにその他の被搭載物が
衝突したとき、その被搭載物がコイルカー上で変位した
り落下することを防いで保護するために広範囲に実施す
ることができる。
【0021】
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コイルカ
ーに振動センサを設け、その振動センサによって検出さ
れる振動が予め定める値以上に大きくなったとき、コイ
ルカーの走行を停止するので、コイルカー上でコイルな
どの被搭載物が実際に変位するよりも先に、コイルカー
を停止させることが可能となり、応答性が良好となる。
そのためコイルカー上で被搭載物が変位することを防ぐ
ことができ、被搭載物がコイルカーから落下してしまう
事故を未然に防ぐことができるようになる。特に本発明
によれば、計時手段によって、コイルカーの走行開始直
後から、その走行初期における振動波形26が無くなっ
た後の予め定める時間W2を計時し、この予め定める時
間W2の経過後に、振動センサ15の出力をレベル弁別
手段によってレベル弁別するようにしたので、コイルカ
ーの走行開始直後における誤検出を防ぐことができる。
さらに本発明によれば、コイルカー5は、レール5上を
走行する台車2に、コイルを搭載する支持部材9,11
が昇降可能に設けられて構成されており、この支持部材
9,11に振動センサ15が固定されるので、その搭載
されているコイルが障害物に衝突または接触したとき、
直ちに、その振動を高感度で振動センサ15によって検
出することができる。したがって応答遅れを生じること
なく、そのようなコイルの接触または衝突時に駆動源6
を直ちに停止させることができるようになる。これによ
ってコイルの支持部材9,11からの落下などの大事故
を確実に防ぐことができ、支持部材9,11上でコイル
が変位してしまうことを防ぐことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面から見た部分断面図で
ある。
【図2】図1に示される実施例の側方から見た簡略化し
た側面図である。
【図3】振動センサ15をピストン棒11に取付けた状
態を示す断面図である。
【図4】モータ6および電磁ブレーキ22に関連する構
成を示す電気回路図である。
【図5】振動センサ15およびスイッチ19に関連する
電気的構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示される処理回路24の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図7】図1〜図6に示される動作を説明するための波
形図である。
【図8】コイルカー1を用いてスリーブ28をペイオフ
リール13に装着する動作を説明する簡略化した側面図
である。
【符号の説明】
1 コイルカー 2 台車 3 車輪 5 レール 6 モータ 8 コイル 9 コイル受台 10 油圧シリンダ 11 ピストン棒 15 振動センサ 19 スイッチ 22 電磁ブレーキ 24 処理回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール5上を走行する台車2に設けられ
    た昇降可能な支持部材9,11上に、コイルが搭載さ
    れ、台車2を走行する駆動源6を有するコイルカーの保
    護装置において、 支持部材9,11に固定される振動センサ15と、 コイルカーの走行開始直後から、その走行初期における
    振動波形26が無くなった後の予め定める時間W2を計
    時する計時手段と、 振動センサ15と計時手段との各出力に応答し、前記時
    間W2の経過後に、振動センサ15の出力を予め定める
    弁別レベルL1でレベル弁別するレベル弁別手段と、 レベル弁別手段の出力に応答し、振動センサ15の出力
    が弁別レベルL1以上になったとき、駆動源6を停止す
    る手段とを含むことを特徴とするコイルカーの保護装
    置。
JP4195572A 1992-07-22 1992-07-22 コイルカーの保護装置 Expired - Lifetime JPH07115076B2 (ja)

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JPH02168666A (ja) * 1988-09-29 1990-06-28 Mitsubishi Electric Corp 相補型半導体装置とその製造方法
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