JPH0711524A - 粗紡機及びフライヤ用プレッサ並びに粗糸巻形成方法 - Google Patents
粗紡機及びフライヤ用プレッサ並びに粗糸巻形成方法Info
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- JPH0711524A JPH0711524A JP14958493A JP14958493A JPH0711524A JP H0711524 A JPH0711524 A JP H0711524A JP 14958493 A JP14958493 A JP 14958493A JP 14958493 A JP14958493 A JP 14958493A JP H0711524 A JPH0711524 A JP H0711524A
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- JP
- Japan
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- roving
- winding
- bobbin
- presser
- bobbin rail
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 搬送中等に粗糸垂れをおこさない粗糸巻を形
成する装置及び方法を提供する。 【構成】 粗紡機の運転によりボビンに対する所定量の
粗糸Rの巻取りが終了した後、プレッサが下裸部B1と
対応する位置まで粗糸切れの生じない状態でボビンレー
ル10を移動させる。その位置で再び粗糸Rの紡出・巻
取りを行った後、ボビンレール10の下降により粗糸R
を自動切断しボトムバンチ巻Aを形成する。
成する装置及び方法を提供する。 【構成】 粗紡機の運転によりボビンに対する所定量の
粗糸Rの巻取りが終了した後、プレッサが下裸部B1と
対応する位置まで粗糸切れの生じない状態でボビンレー
ル10を移動させる。その位置で再び粗糸Rの紡出・巻
取りを行った後、ボビンレール10の下降により粗糸R
を自動切断しボトムバンチ巻Aを形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粗紡機及びフライヤ用プ
レッサ並びに粗糸巻形成方法に関する。
レッサ並びに粗糸巻形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に粗紡機においては、フロントロー
ラより一定速度で送り出される粗糸を、所定速度で回転
しているフライヤとそれより高速で回転するボビンとの
回転速度差により粗糸に撚りを掛けつつボビンに巻き取
る。ボビンはボビンレールに支承されてボビンレールと
ともに昇降動され、ボビンレールの昇降運動の方向が変
わる毎にボビンレールの移動距離が短縮され、粗糸巻の
両端部が円錘形状となるように粗糸の巻取りが行われ
る。そして所定量の粗糸が巻き取られた後、ボビンレー
ルを降下させ、プレッサを出た近傍で粗糸を自動的に切
断する様にしている(例えば特開平3−193938号
公報)。
ラより一定速度で送り出される粗糸を、所定速度で回転
しているフライヤとそれより高速で回転するボビンとの
回転速度差により粗糸に撚りを掛けつつボビンに巻き取
る。ボビンはボビンレールに支承されてボビンレールと
ともに昇降動され、ボビンレールの昇降運動の方向が変
わる毎にボビンレールの移動距離が短縮され、粗糸巻の
両端部が円錘形状となるように粗糸の巻取りが行われ
る。そして所定量の粗糸が巻き取られた後、ボビンレー
ルを降下させ、プレッサを出た近傍で粗糸を自動的に切
断する様にしている(例えば特開平3−193938号
公報)。
【0003】この粗糸巻Fでは図10(a)に示すよう
に、切断された粗糸巻尻62が、すでに巻かれた粗糸R
と繊維が僅かに絡み合うことによって係止される。しか
し、粗糸巻尻62は僅かに係止されているにすぎない。
従って、例えば精紡機へ搬送している途中の小さなショ
ックによって、粗糸Rが粗糸巻尻62よりほどけ始める
ことがある。ほどけた粗糸Rは他の粗糸巻Fに絡みつい
たり、搬送機に絡まったりするトラブルの原因になる。
また、精紡機の予備粗糸巻レールに吊下された状態で待
機する間に、ブロークリーナ(トラベリングクリーナ)
の吹き出し気流により粗糸がほどけて垂れ下がりトラブ
ルとなる場合もある。
に、切断された粗糸巻尻62が、すでに巻かれた粗糸R
と繊維が僅かに絡み合うことによって係止される。しか
し、粗糸巻尻62は僅かに係止されているにすぎない。
従って、例えば精紡機へ搬送している途中の小さなショ
ックによって、粗糸Rが粗糸巻尻62よりほどけ始める
ことがある。ほどけた粗糸Rは他の粗糸巻Fに絡みつい
たり、搬送機に絡まったりするトラブルの原因になる。
また、精紡機の予備粗糸巻レールに吊下された状態で待
機する間に、ブロークリーナ(トラベリングクリーナ)
の吹き出し気流により粗糸がほどけて垂れ下がりトラブ
ルとなる場合もある。
【0004】この不都合を防止するため、粗糸巻尻62
を粗糸Rの間に挟んだり、テープで粗糸巻尻62を止め
たりして垂れ下がりを防止していた。また、粗糸垂れの
発生しにくい玉揚げ時の粗糸切断方法が特開昭60−2
722号公報に提案されている。この方法では、図10
(b)に示すように、玉揚げ前に粗糸Rを粗糸巻Fの上
部テーパー部の上肩63で切断し、粗糸巻尻62を上肩
63に乗せている。
を粗糸Rの間に挟んだり、テープで粗糸巻尻62を止め
たりして垂れ下がりを防止していた。また、粗糸垂れの
発生しにくい玉揚げ時の粗糸切断方法が特開昭60−2
722号公報に提案されている。この方法では、図10
(b)に示すように、玉揚げ前に粗糸Rを粗糸巻Fの上
部テーパー部の上肩63で切断し、粗糸巻尻62を上肩
63に乗せている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10(b)
に示した粗糸巻Fでは、粗糸巻尻62が上肩63に乗っ
ているだけであり、搬送途中で粗糸巻Fが傾いたり、粗
糸巻F同士がぶつかったりすると粗糸巻尻62が落ちて
粗糸Rがほどける可能性がある。また、ブロークリーナ
の吹き出し気流の作用により粗糸端が上肩63上から移
動して垂れ下がるのを確実に防止するのが難しい。その
結果、前記のトラブルが発生する。
に示した粗糸巻Fでは、粗糸巻尻62が上肩63に乗っ
ているだけであり、搬送途中で粗糸巻Fが傾いたり、粗
糸巻F同士がぶつかったりすると粗糸巻尻62が落ちて
粗糸Rがほどける可能性がある。また、ブロークリーナ
の吹き出し気流の作用により粗糸端が上肩63上から移
動して垂れ下がるのを確実に防止するのが難しい。その
結果、前記のトラブルが発生する。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、搬送中等に粗糸垂れを
おこさない粗糸巻を形成する装置及び方法を提供するこ
とにある。
れたものであって、その目的は、搬送中等に粗糸垂れを
おこさない粗糸巻を形成する装置及び方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明においては、粗糸の紡出及び
巻取りと独立してボビンレールを昇降可能なボビンレー
ル昇降手段と、粗糸の巻取り及びボビンレールの昇降と
独立して粗糸を紡出可能な紡出手段と、粗糸の巻取りを
停止させた状態で前記紡出手段を所定時間駆動させる粗
糸たるみ作成手段と、前記粗糸たるみ作成手段を作動さ
せる時期及び時間と、バンチ巻き位置及びバンチ巻き量
等とを設定する設定手段と、前記設定手段により設定さ
れたデータに基づいて粗糸巻取り手段、前記ボビンレー
ル昇降手段、紡出手段及び粗糸たるみ作成手段等を制御
する制御手段とを粗紡機に備えた。
め、請求項1に記載の発明においては、粗糸の紡出及び
巻取りと独立してボビンレールを昇降可能なボビンレー
ル昇降手段と、粗糸の巻取り及びボビンレールの昇降と
独立して粗糸を紡出可能な紡出手段と、粗糸の巻取りを
停止させた状態で前記紡出手段を所定時間駆動させる粗
糸たるみ作成手段と、前記粗糸たるみ作成手段を作動さ
せる時期及び時間と、バンチ巻き位置及びバンチ巻き量
等とを設定する設定手段と、前記設定手段により設定さ
れたデータに基づいて粗糸巻取り手段、前記ボビンレー
ル昇降手段、紡出手段及び粗糸たるみ作成手段等を制御
する制御手段とを粗紡機に備えた。
【0008】請求項2に記載の発明では、前記請求項1
に記載の粗紡機に使用されるフライヤ用プレッサにおい
て、プレッサが粗糸巻に対して下方へ相対移動する際の
抜け止め部を備えたガイド孔をプレッサパドルに設ける
とともに、プレッサパドルの上部に粗糸巻と対向する側
と反対側に向かって延びる逃げ面を設けた。
に記載の粗紡機に使用されるフライヤ用プレッサにおい
て、プレッサが粗糸巻に対して下方へ相対移動する際の
抜け止め部を備えたガイド孔をプレッサパドルに設ける
とともに、プレッサパドルの上部に粗糸巻と対向する側
と反対側に向かって延びる逃げ面を設けた。
【0009】請求項3に記載の発明においては、粗紡機
の運転によりボビンに対する所定量の粗糸の巻取りが終
了した後、プレッサがボビンの裸の部分と対応する位置
まで粗糸切れの生じない状態でボビンレールを移動さ
せ、その位置で再び粗糸の紡出・巻取りを行った後、ボ
ビンレールの下降により粗糸の自動切断を行うようにし
た。
の運転によりボビンに対する所定量の粗糸の巻取りが終
了した後、プレッサがボビンの裸の部分と対応する位置
まで粗糸切れの生じない状態でボビンレールを移動さ
せ、その位置で再び粗糸の紡出・巻取りを行った後、ボ
ビンレールの下降により粗糸の自動切断を行うようにし
た。
【0010】
【作用】請求項1,3に記載の発明では、粗糸の所定量
の巻取りを終了した後、プレッサとボビンの裸の部分と
が対応する位置まで粗糸切れの生じない状態でボビンレ
ールが移動される。そして、その位置で再び粗糸の紡出
・巻取りが行われた後、ボビンレールの下降により粗糸
が自動切断されてバンチ巻を備えた粗糸巻が形成され
る。
の巻取りを終了した後、プレッサとボビンの裸の部分と
が対応する位置まで粗糸切れの生じない状態でボビンレ
ールが移動される。そして、その位置で再び粗糸の紡出
・巻取りが行われた後、ボビンレールの下降により粗糸
が自動切断されてバンチ巻を備えた粗糸巻が形成され
る。
【0011】請求項2に記載の発明では、プレッサの上
部に、粗糸巻と対向する側と反対側に向かって延びる逃
げ面が突設されたので、ボビンレールの降下中で粗糸巻
に逃げ面が当接されると、プレッサは粗糸巻と反対方向
に回動される。従って、プレッサに過大な力が加わった
り、粗糸がプレッサにより傷つけられる恐れがない。
部に、粗糸巻と対向する側と反対側に向かって延びる逃
げ面が突設されたので、ボビンレールの降下中で粗糸巻
に逃げ面が当接されると、プレッサは粗糸巻と反対方向
に回動される。従って、プレッサに過大な力が加わった
り、粗糸がプレッサにより傷つけられる恐れがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
従って説明する。図1の粗糸巻Fは、粗糸Rが円錐形状
に巻かれた下肩F1と上肩F2を有し、ボビンBの上下
両端部に鍔1が形成され、両鍔1,1と下肩F1、上肩
F2の間には、ボビンBの裸の部分としての下裸部B1
と上裸部B2が形成されている。そして粗糸巻Fは、通
常の粗糸巻では粗糸の巻かれていない下裸部B1に、粗
糸Rの端部である粗糸巻尻R1が巻かれてボトムバンチ
巻Aが形成されている。
従って説明する。図1の粗糸巻Fは、粗糸Rが円錐形状
に巻かれた下肩F1と上肩F2を有し、ボビンBの上下
両端部に鍔1が形成され、両鍔1,1と下肩F1、上肩
F2の間には、ボビンBの裸の部分としての下裸部B1
と上裸部B2が形成されている。そして粗糸巻Fは、通
常の粗糸巻では粗糸の巻かれていない下裸部B1に、粗
糸Rの端部である粗糸巻尻R1が巻かれてボトムバンチ
巻Aが形成されている。
【0013】玉揚げ前にボトムバンチ巻Aを行うことに
よって、自動機で玉揚げする際や、粗糸巻Fが搬送され
る際、精紡機の予備粗糸巻レールで待機する際、多少の
振動やブロークリーナの吹出し気流の作用を受けても粗
糸巻尻R1が解ける恐れはない。ボトムバンチ巻Aが鍔
1で受け止められるので、粗糸巻尻R1がずり落ちるこ
とはなく、解けて垂れ下がることもない。
よって、自動機で玉揚げする際や、粗糸巻Fが搬送され
る際、精紡機の予備粗糸巻レールで待機する際、多少の
振動やブロークリーナの吹出し気流の作用を受けても粗
糸巻尻R1が解ける恐れはない。ボトムバンチ巻Aが鍔
1で受け止められるので、粗糸巻尻R1がずり落ちるこ
とはなく、解けて垂れ下がることもない。
【0014】なお、ボトムバンチ巻Aの巻数は1巻以上
する必要がある。この実施例では、2巻即ち、下裸部B
1に巻かれた1巻目の粗糸Rの上に2巻目の粗糸Rが巻
かれるため、裸の部分に直接巻くより滑りにくくなる。
する必要がある。この実施例では、2巻即ち、下裸部B
1に巻かれた1巻目の粗糸Rの上に2巻目の粗糸Rが巻
かれるため、裸の部分に直接巻くより滑りにくくなる。
【0015】次に前記粗糸巻を形成する粗紡機2につい
て説明する。粗紡機2の駆動系は基本的には本願出願人
が先に提案(特開平2−242925号公報)したもの
と同じであるが、ボビンレール10の昇降動切替機構が
異なっている。駆動系は紡出駆動系、巻取駆動系及びリ
フティング駆動系とからなり、各駆動系にそれぞれ別の
可変速モータを備えている。
て説明する。粗紡機2の駆動系は基本的には本願出願人
が先に提案(特開平2−242925号公報)したもの
と同じであるが、ボビンレール10の昇降動切替機構が
異なっている。駆動系は紡出駆動系、巻取駆動系及びリ
フティング駆動系とからなり、各駆動系にそれぞれ別の
可変速モータを備えている。
【0016】図2に示すように、紡出手段を構成するフ
ロントローラ3は、その回転軸3aの一端と、主モータ
Mにより回転駆動されるドライビングシャフトとの間に
配設された歯車列(いずれも図示せず)を介して回転駆
動されるようになっている。フロントローラ3と一体的
に回転される歯車3bの近傍には、回転数検出センサ4
が配設されている。
ロントローラ3は、その回転軸3aの一端と、主モータ
Mにより回転駆動されるドライビングシャフトとの間に
配設された歯車列(いずれも図示せず)を介して回転駆
動されるようになっている。フロントローラ3と一体的
に回転される歯車3bの近傍には、回転数検出センサ4
が配設されている。
【0017】フロントローラ3から送り出された粗糸R
は、フライヤトップ5から導糸管を通って供給される。
フライヤ6の上部には、被動歯車7が一体回転可能に嵌
着固定され、前記ドライビングシャフトの回転がベルト
伝動機構を介して伝達される回転軸8の回転により、回
転軸8に嵌着された駆動歯車9を介して回転駆動され
る。一方、ボビンレール10上に装備された粗糸巻取り
手段としてのスピンドル11には被動歯車11aが固着
されている。該被動歯車11aと噛合する駆動歯車13
が嵌着固定された回転軸14には、ドライビングシャフ
トの回転力と、インバータ15bを介して変速駆動され
る巻取用モータ16による回転力とが差動歯車機構18
により合成されて伝達されるようになっている。なお、
回転軸3aには電磁クラッチ19を介して主モータMの
回転力が伝達される。電磁クラッチ19の消磁状態で
は、主モータMの駆動時に紡出が停止された状態でフラ
イヤ6が回転される。
は、フライヤトップ5から導糸管を通って供給される。
フライヤ6の上部には、被動歯車7が一体回転可能に嵌
着固定され、前記ドライビングシャフトの回転がベルト
伝動機構を介して伝達される回転軸8の回転により、回
転軸8に嵌着された駆動歯車9を介して回転駆動され
る。一方、ボビンレール10上に装備された粗糸巻取り
手段としてのスピンドル11には被動歯車11aが固着
されている。該被動歯車11aと噛合する駆動歯車13
が嵌着固定された回転軸14には、ドライビングシャフ
トの回転力と、インバータ15bを介して変速駆動され
る巻取用モータ16による回転力とが差動歯車機構18
により合成されて伝達されるようになっている。なお、
回転軸3aには電磁クラッチ19を介して主モータMの
回転力が伝達される。電磁クラッチ19の消磁状態で
は、主モータMの駆動時に紡出が停止された状態でフラ
イヤ6が回転される。
【0018】ボビンレール10には、ボビンレール昇降
手段を構成するリフターラック20が固定されている。
リフターラック20と噛合する歯車21が嵌着された回
転軸22には、インバータ15cを介して変速駆動され
るボビンレール昇降手段を構成する昇降用モータ23に
より駆動される駆動軸24の回転が切替機構25及び歯
車列を介して伝達される。切替機構25は中間軸27
と、該中間軸27と前記駆動軸24との間に設けられた
一対の歯車列28,29と、歯車列28,29の回転を
中間軸27に伝達する電磁クラッチ30,31とから構
成されている。そして、電磁クラッチ30,31の励消
磁により回転軸22の回転方向すなわちボビンレール1
0の昇降動の方向が変更されるようになっている。回転
軸22の端部にはボビンレール10の上下移動方向及び
移動量を検知するためのロータリエンコーダ32が接続
されている。
手段を構成するリフターラック20が固定されている。
リフターラック20と噛合する歯車21が嵌着された回
転軸22には、インバータ15cを介して変速駆動され
るボビンレール昇降手段を構成する昇降用モータ23に
より駆動される駆動軸24の回転が切替機構25及び歯
車列を介して伝達される。切替機構25は中間軸27
と、該中間軸27と前記駆動軸24との間に設けられた
一対の歯車列28,29と、歯車列28,29の回転を
中間軸27に伝達する電磁クラッチ30,31とから構
成されている。そして、電磁クラッチ30,31の励消
磁により回転軸22の回転方向すなわちボビンレール1
0の昇降動の方向が変更されるようになっている。回転
軸22の端部にはボビンレール10の上下移動方向及び
移動量を検知するためのロータリエンコーダ32が接続
されている。
【0019】また、前記フライヤ6の一方の脚部33の
基端部には、プレッサ35が脚部33に対して回動可能
に取り付けられている。ステンレス製のプレッサ35
は、円弧状に細長く延びる腕部42と、腕部42の先端
に一体に形成されたプレッサパドル43とを備えてい
る。プレッサパドル43の略中央で、粗糸巻Fと向かい
合う位置にガイド孔44が形成されている。
基端部には、プレッサ35が脚部33に対して回動可能
に取り付けられている。ステンレス製のプレッサ35
は、円弧状に細長く延びる腕部42と、腕部42の先端
に一体に形成されたプレッサパドル43とを備えてい
る。プレッサパドル43の略中央で、粗糸巻Fと向かい
合う位置にガイド孔44が形成されている。
【0020】従来のプレッサパドル64は図9に示すよ
うに、プレッサパドルの上部64aからガイド孔60に
かけて切りかかれた粗糸Rを通すためのガイド溝59が
形成されている。しかし本実施例のプレッサパドル43
にはガイド溝59は形成されていない。即ち、ガイド溝
59に相当されている部分が埋められて、抜け止め部を
備えた円形のガイド孔44となっている。さらに、プレ
ッサパドル43の上部には、外側、即ち粗糸巻Fと対向
する側と反対側に向かって緩やかに傾斜した逃げ面45
が一体形成されている。このプレッサパドル43では、
フライヤ6を通って腕部42にらせん状に巻き付けられ
た粗糸Rは、ガイド孔44の外側から内側へ通過する。
うに、プレッサパドルの上部64aからガイド孔60に
かけて切りかかれた粗糸Rを通すためのガイド溝59が
形成されている。しかし本実施例のプレッサパドル43
にはガイド溝59は形成されていない。即ち、ガイド溝
59に相当されている部分が埋められて、抜け止め部を
備えた円形のガイド孔44となっている。さらに、プレ
ッサパドル43の上部には、外側、即ち粗糸巻Fと対向
する側と反対側に向かって緩やかに傾斜した逃げ面45
が一体形成されている。このプレッサパドル43では、
フライヤ6を通って腕部42にらせん状に巻き付けられ
た粗糸Rは、ガイド孔44の外側から内側へ通過する。
【0021】次に前記駆動系を駆動制御するための制御
回路を図3に従って説明する。制御装置46を構成する
マイクロコンピュータ47には、たるみ作成手段及び制
御手段としての中央処理装置(以下CPUという)48
が装備されている。また、マイクロコンピュータ47
は、制御プログラムを記憶した読出し専用メモリ(RO
M)よりなるプログラムメモリ49と、読出し及び書替
可能なメモリ(RAM)よりなる作業用メモリ50とを
備えている。作業用メモリ50は入力装置51により入
力された入力データ及びCPU48における演算処理結
果等を一時記憶する。そして、CPU48はプログラム
メモリ49に記憶されたプログラムデータに基づいて動
作する。
回路を図3に従って説明する。制御装置46を構成する
マイクロコンピュータ47には、たるみ作成手段及び制
御手段としての中央処理装置(以下CPUという)48
が装備されている。また、マイクロコンピュータ47
は、制御プログラムを記憶した読出し専用メモリ(RO
M)よりなるプログラムメモリ49と、読出し及び書替
可能なメモリ(RAM)よりなる作業用メモリ50とを
備えている。作業用メモリ50は入力装置51により入
力された入力データ及びCPU48における演算処理結
果等を一時記憶する。そして、CPU48はプログラム
メモリ49に記憶されたプログラムデータに基づいて動
作する。
【0022】紡出粗糸重量、繊維種、フライヤ回転数、
撚数等の紡出条件を入力する入力装置51は制御装置4
6にキーボードとして一体に組込まれている。また、入
力装置51は、粗糸たるみ作成手段を作動させる時期及
び時間と、バンチ巻き位置及びバンチ巻き量等とを設定
する設定手段を構成している。
撚数等の紡出条件を入力する入力装置51は制御装置4
6にキーボードとして一体に組込まれている。また、入
力装置51は、粗糸たるみ作成手段を作動させる時期及
び時間と、バンチ巻き位置及びバンチ巻き量等とを設定
する設定手段を構成している。
【0023】CPU48は出力インタフェース54、モ
ータ駆動回路55a,55b,55c及びインバータ1
5a,15b,15cを介して主モータM、巻取用モー
タ16及び昇降用モータ23を駆動制御するようになっ
ている。ロータリエンコーダ32からの出力信号は入力
インタフェース52を介してCPU48に入力されるよ
うになっている。又、電磁クラッチ30,31はCPU
48からの信号に基づき、電磁クラッチ励消磁回路53
を介してその励消磁が制御され、ボビンレール10の昇
降切替が行われるようになっている。
ータ駆動回路55a,55b,55c及びインバータ1
5a,15b,15cを介して主モータM、巻取用モー
タ16及び昇降用モータ23を駆動制御するようになっ
ている。ロータリエンコーダ32からの出力信号は入力
インタフェース52を介してCPU48に入力されるよ
うになっている。又、電磁クラッチ30,31はCPU
48からの信号に基づき、電磁クラッチ励消磁回路53
を介してその励消磁が制御され、ボビンレール10の昇
降切替が行われるようになっている。
【0024】次に、前記粗紡機2により本発明の粗糸巻
Fを形成するための動作について説明する。粗紡機2の
運転に先立ってまず繊維の種類、ゲレン、撚数等の紡出
条件と、粗糸たるみ作成手段を作動させる時期及び時
間、バンチ巻き位置及びバンチ巻き量等のバンチ巻条件
を入力装置51により入力する。その後、粗紡機2の運
転が開始され、主モータMによりフロントローラ3及び
フライヤ6がそれぞれ回転駆動される。粗紡機2の駆動
とともにロータリエンコーダ32、回転数検出センサ4
からの出力信号がCPU48に入力される。CPU48
はロータリエンコーダ32からの出力信号を入力してボ
ビンレール10の位置を演算し、紡出条件に対応した粗
糸巻形状となるように電磁クラッチ30,31に励消磁
の切替え信号を出力する。また、CPU48は回転数検
出センサ4からの出力信号を入力して紡出量を算出す
る。
Fを形成するための動作について説明する。粗紡機2の
運転に先立ってまず繊維の種類、ゲレン、撚数等の紡出
条件と、粗糸たるみ作成手段を作動させる時期及び時
間、バンチ巻き位置及びバンチ巻き量等のバンチ巻条件
を入力装置51により入力する。その後、粗紡機2の運
転が開始され、主モータMによりフロントローラ3及び
フライヤ6がそれぞれ回転駆動される。粗紡機2の駆動
とともにロータリエンコーダ32、回転数検出センサ4
からの出力信号がCPU48に入力される。CPU48
はロータリエンコーダ32からの出力信号を入力してボ
ビンレール10の位置を演算し、紡出条件に対応した粗
糸巻形状となるように電磁クラッチ30,31に励消磁
の切替え信号を出力する。また、CPU48は回転数検
出センサ4からの出力信号を入力して紡出量を算出す
る。
【0025】所定長さの粗糸Rが送出されると(図4
(a))、CPU48はインバータ15b,15cへ停
止信号を出力し、巻取用モータ16と昇降用モータ23
が停止される。そして、主モータMのみが駆動され、ボ
ビンBがフライヤ6と同一速度で回転される。従って、
粗糸Rの送り出しは行われるが巻取りは行われない状態
となる。その結果、フロントローラ3とフライヤトップ
5の間に撚の掛かった粗糸RがたるみTとして滞留され
る第1のたるみ作りが行われる(図6)。
(a))、CPU48はインバータ15b,15cへ停
止信号を出力し、巻取用モータ16と昇降用モータ23
が停止される。そして、主モータMのみが駆動され、ボ
ビンBがフライヤ6と同一速度で回転される。従って、
粗糸Rの送り出しは行われるが巻取りは行われない状態
となる。その結果、フロントローラ3とフライヤトップ
5の間に撚の掛かった粗糸RがたるみTとして滞留され
る第1のたるみ作りが行われる(図6)。
【0026】所定時間経過すると、CPU48からイン
バータ15aへ主モータMの停止信号が送られ、主モー
タMが停止して、第1のたるみ作りが終了される。次
に、CPU48はインバータ15cへ昇降用モータ23
の駆動信号を送り、ボビンレール10が上昇される。こ
の時、ボビンレール10の上昇に伴い粗糸Rが引き寄せ
られ、プレッサパドル43は粗糸巻Fの表面に沿って移
動する。即ち、図4(b)の状態を経て、ボビンBの下
裸部B1と対応する位置に到達する。なお、ボビンレー
ル10の上昇に先立って第1のたるみ作りが行われてい
るため、粗糸Rが引き寄せられるときにおける粗糸Rの
切断が防止される。
バータ15aへ主モータMの停止信号が送られ、主モー
タMが停止して、第1のたるみ作りが終了される。次
に、CPU48はインバータ15cへ昇降用モータ23
の駆動信号を送り、ボビンレール10が上昇される。こ
の時、ボビンレール10の上昇に伴い粗糸Rが引き寄せ
られ、プレッサパドル43は粗糸巻Fの表面に沿って移
動する。即ち、図4(b)の状態を経て、ボビンBの下
裸部B1と対応する位置に到達する。なお、ボビンレー
ル10の上昇に先立って第1のたるみ作りが行われてい
るため、粗糸Rが引き寄せられるときにおける粗糸Rの
切断が防止される。
【0027】プレッサパドル43が粗糸巻Fの下裸部B
1と対応する位置に移動されると、CPU48は第1層
の巻取条件で、主モータM、及び巻取用モータ16を駆
動する。そして、送り出された粗糸Rが下裸部B1に巻
かれてボトムバンチ巻Aが形成される(図5(a))。
1と対応する位置に移動されると、CPU48は第1層
の巻取条件で、主モータM、及び巻取用モータ16を駆
動する。そして、送り出された粗糸Rが下裸部B1に巻
かれてボトムバンチ巻Aが形成される(図5(a))。
【0028】所定時間駆動され、ボトムバンチ巻Aが2
巻形成されると、巻き取りが停止される。この状態で所
定量粗糸Rの送り出しが行われてたるみTが形成された
後、電磁クラッチ19が消磁された状態で、主モータM
が駆動される。そして、フライヤ6のみが回転され、た
るみTの部分に強い撚をかける第2のたるみ作りが行わ
れる(図6)。
巻形成されると、巻き取りが停止される。この状態で所
定量粗糸Rの送り出しが行われてたるみTが形成された
後、電磁クラッチ19が消磁された状態で、主モータM
が駆動される。そして、フライヤ6のみが回転され、た
るみTの部分に強い撚をかける第2のたるみ作りが行わ
れる(図6)。
【0029】次に、CPU48から電磁クラッチ30,
31に信号が送られ、ボビンレール10の下降側へ切替
機構25が切り替えられる。その後、CPU48から昇
降用モータ23の駆動信号が送られ、ボビンレール10
が下降される。この時、第2のたるみ作りによって作ら
れた強い撚をもった粗糸Rが粗糸巻Fに供給されるの
で、ボビンレール10の下降中におけるフライヤトップ
5からプレッサパドル43の間の粗糸Rの切断が防止さ
れる。供給される粗糸Rはプレッサパドル43を出た僅
かな位置において強い撚が急激に解放される。粗糸巻側
はボトムバンチ巻Aによって固定され、フロントローラ
3からプレッサパドル43までの粗糸Rは強い撚が掛け
られているので切れにくい。従ってボビンレール10の
下降によって、プレッサパドル43から僅かに出た位置
において粗糸Rは切断される(図5(b))。以上の動
作により、粗糸巻Fの形成が完了する。すなわち、粗糸
Rの切断の前にバンチ巻が自動的に効率よく形成され
る。その後、玉揚げが行われる。
31に信号が送られ、ボビンレール10の下降側へ切替
機構25が切り替えられる。その後、CPU48から昇
降用モータ23の駆動信号が送られ、ボビンレール10
が下降される。この時、第2のたるみ作りによって作ら
れた強い撚をもった粗糸Rが粗糸巻Fに供給されるの
で、ボビンレール10の下降中におけるフライヤトップ
5からプレッサパドル43の間の粗糸Rの切断が防止さ
れる。供給される粗糸Rはプレッサパドル43を出た僅
かな位置において強い撚が急激に解放される。粗糸巻側
はボトムバンチ巻Aによって固定され、フロントローラ
3からプレッサパドル43までの粗糸Rは強い撚が掛け
られているので切れにくい。従ってボビンレール10の
下降によって、プレッサパドル43から僅かに出た位置
において粗糸Rは切断される(図5(b))。以上の動
作により、粗糸巻Fの形成が完了する。すなわち、粗糸
Rの切断の前にバンチ巻が自動的に効率よく形成され
る。その後、玉揚げが行われる。
【0030】なお、逃げ面のない従来のプレッサパドル
64を使用した場合には、バンチ巻後に粗糸Rを切断す
るためにボビンレール61を下降させた時、図11に示
すようにプレッサ上部64aが柔らかい粗糸巻Fの下肩
66に食い込み、粗糸巻Fを傷めたり、プレッサに過大
な力が作用する恐れがある。しかし、本実施例のプレッ
サパドル43では、粗糸Rを切断する際に、外方に傾斜
した逃げ面45がまず下肩F1の傾斜に当接する。当接
した逃げ面45には、下肩F1からプレッサ35を外側
に回転させるモーメントが作用する。その結果、プレッ
サ35は脚部33の基端部を中心に粗糸巻Fの外方へ弾
かれる様に回動され、プレッサパドル43が粗糸Rに食
い込む恐れはなく、再び下肩F1と当接する可能性が低
くなる。
64を使用した場合には、バンチ巻後に粗糸Rを切断す
るためにボビンレール61を下降させた時、図11に示
すようにプレッサ上部64aが柔らかい粗糸巻Fの下肩
66に食い込み、粗糸巻Fを傷めたり、プレッサに過大
な力が作用する恐れがある。しかし、本実施例のプレッ
サパドル43では、粗糸Rを切断する際に、外方に傾斜
した逃げ面45がまず下肩F1の傾斜に当接する。当接
した逃げ面45には、下肩F1からプレッサ35を外側
に回転させるモーメントが作用する。その結果、プレッ
サ35は脚部33の基端部を中心に粗糸巻Fの外方へ弾
かれる様に回動され、プレッサパドル43が粗糸Rに食
い込む恐れはなく、再び下肩F1と当接する可能性が低
くなる。
【0031】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、例
えば次のように変更してもよい。 (1)本実施例では、紡出駆動系、巻取駆動系及び昇降
駆動系をそれぞれ別のモータで駆動したが、コーンドラ
ムを使用した変速機構を有する構成としてもよい(例え
ば特開平1−250423号公報)。
のでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、例
えば次のように変更してもよい。 (1)本実施例では、紡出駆動系、巻取駆動系及び昇降
駆動系をそれぞれ別のモータで駆動したが、コーンドラ
ムを使用した変速機構を有する構成としてもよい(例え
ば特開平1−250423号公報)。
【0032】(2)満管停止位置が粗糸巻Fの下部であ
れば、第1のたるみ作りは行わずに、ボビンレール10
を上昇させてもよい。 (3)第1のたるみ作りを行わず、粗糸Rを供給しつつ
粗糸巻Fに巻き取りながらプレッサパドル43と下裸部
B1が一致するまでボビンレール10を上昇させてもよ
い。
れば、第1のたるみ作りは行わずに、ボビンレール10
を上昇させてもよい。 (3)第1のたるみ作りを行わず、粗糸Rを供給しつつ
粗糸巻Fに巻き取りながらプレッサパドル43と下裸部
B1が一致するまでボビンレール10を上昇させてもよ
い。
【0033】(4)本実施例では逃げ面45をプレッサ
パドル43と同一部材で形成されたものについてのみ述
べたが、逃げ面45を別部材、例えばプラスチック等で
構成してもよい。
パドル43と同一部材で形成されたものについてのみ述
べたが、逃げ面45を別部材、例えばプラスチック等で
構成してもよい。
【0034】(5)プレッサパドルの形状として、図8
(a)の様に腕部42の側に開口部を持ったガイド溝5
6を形成してもよい。このプレッサパドル57では、ガ
イド孔44に粗糸Rを嵌めやすく、さらにボトムバンチ
巻Aを行う際に、粗糸Rがガイド溝56を通って外れる
恐れがない。
(a)の様に腕部42の側に開口部を持ったガイド溝5
6を形成してもよい。このプレッサパドル57では、ガ
イド孔44に粗糸Rを嵌めやすく、さらにボトムバンチ
巻Aを行う際に、粗糸Rがガイド溝56を通って外れる
恐れがない。
【0035】(6)図8(b)の様にプレッサパドルの
上部に開口部を持ち、かつガイド孔44までの間に屈曲
されたガイド溝58を形成しても前記(6)と同様の効
果が得られる。
上部に開口部を持ち、かつガイド孔44までの間に屈曲
されたガイド溝58を形成しても前記(6)と同様の効
果が得られる。
【0036】(7)本実施例ではボトムバンチ巻Aのみ
について述べたが、トップバンチ巻を行ってもよい。 (8)本実施例では逃げ面45をプレッサパドル43の
上部のみ設置したが、下部に設置してもよい。この場合
では、トップバンチ巻を行った後、ボビンレール10を
上昇させる時に粗糸巻Fの上肩F2を傷めることを防止
できる。なお、逃げ面45をプレッサパドル43の上部
及び下部の両方に設置すると、トップバンチ巻及びボト
ムバンチ巻Aの両方に使用できる。
について述べたが、トップバンチ巻を行ってもよい。 (8)本実施例では逃げ面45をプレッサパドル43の
上部のみ設置したが、下部に設置してもよい。この場合
では、トップバンチ巻を行った後、ボビンレール10を
上昇させる時に粗糸巻Fの上肩F2を傷めることを防止
できる。なお、逃げ面45をプレッサパドル43の上部
及び下部の両方に設置すると、トップバンチ巻及びボト
ムバンチ巻Aの両方に使用できる。
【0037】(9)粗糸巻Fの外方へ傾斜していれば、
逃げ面45の傾斜角度は何度でもよい。 (10)粗糸Rの自動切断を行う場合、粗糸Rの種類に
よっては、たるみTの部分に強い撚を加える必要がな
い。
逃げ面45の傾斜角度は何度でもよい。 (10)粗糸Rの自動切断を行う場合、粗糸Rの種類に
よっては、たるみTの部分に強い撚を加える必要がな
い。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の粗紡機で
は、粗糸巻にバンチ巻を形成するので、粗糸巻の搬送中
等の振動等が原因の粗糸垂れを防止できる。
は、粗糸巻にバンチ巻を形成するので、粗糸巻の搬送中
等の振動等が原因の粗糸垂れを防止できる。
【0039】また、プレッサの上部に、外方へ傾斜する
逃げ面を突設したので、バンチ巻を形成する際のボビン
レールの降下中にプレッサが粗糸巻を傷つける恐れがな
いという優れた効果がある。
逃げ面を突設したので、バンチ巻を形成する際のボビン
レールの降下中にプレッサが粗糸巻を傷つける恐れがな
いという優れた効果がある。
【図1】本発明の粗紡機で形成された粗糸巻の概略正面
図である。
図である。
【図2】粗紡機の駆動系の概略図である。
【図3】制御装置のブロック図である。
【図4】粗糸巻下部のバンチ巻の形成過程を示す概略正
面図である。
面図である。
【図5】粗糸巻下部のバンチ巻の形成過程を示す概略正
面図である。
面図である。
【図6】粗糸巻とその付近の概略正面図である。
【図7】(a)はプレッサパドルの正面図であり、
(b)は(a)におけるA矢視図である。
(b)は(a)におけるA矢視図である。
【図8】ガイド溝が形成された変更例のプレッサパドル
の正面図である。
の正面図である。
【図9】従来のプレッサパドルの正面図である。
【図10】従来の粗糸巻の概略正面図である。
【図11】従来の粗糸巻下部の概略正面図である。
2…粗紡機、3…紡出手段としてのフロントローラ、6
…フライヤ、10…ボビンレール、11…粗糸巻取り手
段としてのスピンドル、20…ボビンレール昇降手段と
してのリフターラック、23…ボビンレール昇降手段と
しての昇降用モータ、35…プレッサ、43…プレッサ
パドル、44…抜け止め部を備えたガイド孔、45…逃
げ面、46…粗糸たるみ作成手段、設定手段及び制御手
段としての制御装置、A…バンチ巻としてのボトムバン
チ巻、B…ボビン、B1…下部のボビンの裸の部分とし
ての下裸部、B2…上部のボビンの裸の部分としての上
裸部、F…粗糸巻、R…粗糸。
…フライヤ、10…ボビンレール、11…粗糸巻取り手
段としてのスピンドル、20…ボビンレール昇降手段と
してのリフターラック、23…ボビンレール昇降手段と
しての昇降用モータ、35…プレッサ、43…プレッサ
パドル、44…抜け止め部を備えたガイド孔、45…逃
げ面、46…粗糸たるみ作成手段、設定手段及び制御手
段としての制御装置、A…バンチ巻としてのボトムバン
チ巻、B…ボビン、B1…下部のボビンの裸の部分とし
ての下裸部、B2…上部のボビンの裸の部分としての上
裸部、F…粗糸巻、R…粗糸。
Claims (3)
- 【請求項1】 粗糸の紡出及び巻取りと独立してボビン
レールを昇降可能なボビンレール昇降手段と、 粗糸の巻取り及びボビンレールの昇降と独立して粗糸を
紡出可能な紡出手段と、 粗糸の巻取りを停止させた状態で前記紡出手段を所定時
間駆動させる粗糸たるみ作成手段と、 前記粗糸たるみ作成手段を作動させる時期及び時間と、
バンチ巻き位置及びバンチ巻き量等とを設定する設定手
段と、 前記設定手段により設定されたデータに基づいて粗糸巻
取り手段、前記ボビンレール昇降手段、紡出手段及び粗
糸たるみ作成手段等を制御する制御手段とを備えた粗紡
機。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の粗紡機に使用され
るフライヤ用プレッサであって、プレッサが粗糸巻に対
して下方へ相対移動する際の抜け止め部を備えたガイド
孔をプレッサパドルに設けるとともに、プレッサパドル
の上部に粗糸巻と対向する側と反対側に向かって延びる
逃げ面を設けたフライヤ用プレッサ。 - 【請求項3】 粗紡機の運転によりボビンに対する所定
量の粗糸の巻取りが終了した後、プレッサがボビンの裸
の部分と対応する位置まで粗糸切れの生じない状態でボ
ビンレールを移動させ、その位置で再び粗糸の紡出・巻
取りを行った後、ボビンレールの下降により粗糸の自動
切断を行う粗糸巻形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14958493A JPH0711524A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 粗紡機及びフライヤ用プレッサ並びに粗糸巻形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14958493A JPH0711524A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 粗紡機及びフライヤ用プレッサ並びに粗糸巻形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0711524A true JPH0711524A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15478399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14958493A Pending JPH0711524A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 粗紡機及びフライヤ用プレッサ並びに粗糸巻形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711524A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0927780A1 (de) * | 1997-12-22 | 1999-07-07 | Zinser Textilmaschinen GmbH | Verfahren und Vorrichtung zum Ablegen und Trennen einer Vorgarnlunte bei einer Vorspinnmaschine |
| JP2018080058A (ja) * | 2016-11-14 | 2018-05-24 | マスキネンファブリック リーター アクチェンゲゼルシャフト | 画定された手法でボビン上に糸の端部を堆積するための方法、装置、及びそれを実行するための紡績巻取機 |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP14958493A patent/JPH0711524A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0927780A1 (de) * | 1997-12-22 | 1999-07-07 | Zinser Textilmaschinen GmbH | Verfahren und Vorrichtung zum Ablegen und Trennen einer Vorgarnlunte bei einer Vorspinnmaschine |
| JP2018080058A (ja) * | 2016-11-14 | 2018-05-24 | マスキネンファブリック リーター アクチェンゲゼルシャフト | 画定された手法でボビン上に糸の端部を堆積するための方法、装置、及びそれを実行するための紡績巻取機 |
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