JPH07115921A - 早炊き米の製造方法 - Google Patents
早炊き米の製造方法Info
- Publication number
- JPH07115921A JPH07115921A JP5287451A JP28745193A JPH07115921A JP H07115921 A JPH07115921 A JP H07115921A JP 5287451 A JP5287451 A JP 5287451A JP 28745193 A JP28745193 A JP 28745193A JP H07115921 A JPH07115921 A JP H07115921A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- water
- water content
- steaming
- rice grains
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cereal-Derived Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 食味・食感のよい早炊き米を製造する。
【構成】 米粒を水洗いしてから浸漬したのち蒸煮して
含水率を40%以下とし、蒸煮した前記米粒を再び浸漬
してから凍結乾燥し、その後含水率16%以下に仕上げ
乾燥する。
含水率を40%以下とし、蒸煮した前記米粒を再び浸漬
してから凍結乾燥し、その後含水率16%以下に仕上げ
乾燥する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、早炊き米の製造方法に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】通常の炊飯に要する時間よりもはるかに
早い時間、例えば1/2程度で炊くことのできる米は早
炊き米と呼ばれ、この種の米としては、従来から御飯
(白米飯)を自然乾燥させた干飯(ほしい)とか乾飯
(かれい)が知られているが、このものは保存性には優
れているが、比較的緩慢な脱水のために、本格的なアル
ファ(α)化(=糊化)の度合いは低く、水又は湯によ
る復元性(湯戻し)が悪く、食味・食感に劣る。
早い時間、例えば1/2程度で炊くことのできる米は早
炊き米と呼ばれ、この種の米としては、従来から御飯
(白米飯)を自然乾燥させた干飯(ほしい)とか乾飯
(かれい)が知られているが、このものは保存性には優
れているが、比較的緩慢な脱水のために、本格的なアル
ファ(α)化(=糊化)の度合いは低く、水又は湯によ
る復元性(湯戻し)が悪く、食味・食感に劣る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、アルファ化し
た米粒をフレーク(flake)状やパフ(puff)
状にすることによって吸水性を向上させることにより、
復元時間の短縮化(即席化)を図ってきたが、煮くずれ
したり、粘りがなかったり、ガムをかむような劣悪な食
感であったりして、あまり十分なものとはいえなかっ
た。したがって、現在市販されている早炊き米は、前記
欠点をカバーするため、具材等を混入した炊き込み飯や
味付け飯として製造されているものはあっても、食味・
食感にすぐれた米だけの早炊き米は出現していない。
た米粒をフレーク(flake)状やパフ(puff)
状にすることによって吸水性を向上させることにより、
復元時間の短縮化(即席化)を図ってきたが、煮くずれ
したり、粘りがなかったり、ガムをかむような劣悪な食
感であったりして、あまり十分なものとはいえなかっ
た。したがって、現在市販されている早炊き米は、前記
欠点をカバーするため、具材等を混入した炊き込み飯や
味付け飯として製造されているものはあっても、食味・
食感にすぐれた米だけの早炊き米は出現していない。
【0004】本発明は前記問題点にかんがみ、即席性に
すぐれ、かつ、復元時の外観及び食味・食感が良好であ
る早炊き米の製造方法を提供することを技術的課題とす
る
すぐれ、かつ、復元時の外観及び食味・食感が良好であ
る早炊き米の製造方法を提供することを技術的課題とす
る
【0005】
【課題を解決するための手段】米粒を水洗いしてから浸
漬したのち蒸煮して含水率40%以下とし、蒸煮した前
記米粒を再び浸漬してから凍結乾燥し、その後含水率1
6%以下に仕上げ乾燥して早炊き米を製造する。
漬したのち蒸煮して含水率40%以下とし、蒸煮した前
記米粒を再び浸漬してから凍結乾燥し、その後含水率1
6%以下に仕上げ乾燥して早炊き米を製造する。
【0006】前記早炊き米の製造方法において、蒸煮後
の含水率を35〜36%とする。
の含水率を35〜36%とする。
【0007】
【作用】米粒を水洗いしてから水中に浸漬したのち蒸煮
によりアルファ化し、蒸煮して含水率が40%以下とな
った米粒を水中に再び浸漬して澱粉組織を膨化させる。
浸漬した米粒を凍結乾燥したのち含水率16%以下に仕
上げ乾燥する。蒸煮により含水率を40%以下にするこ
とにより、蒸煮時間が短くなるため、炊飯後の米飯は粘
りが減少することなく美味しい米飯に仕上がる。
によりアルファ化し、蒸煮して含水率が40%以下とな
った米粒を水中に再び浸漬して澱粉組織を膨化させる。
浸漬した米粒を凍結乾燥したのち含水率16%以下に仕
上げ乾燥する。蒸煮により含水率を40%以下にするこ
とにより、蒸煮時間が短くなるため、炊飯後の米飯は粘
りが減少することなく美味しい米飯に仕上がる。
【0008】上記の早炊き米の製造方法において、蒸煮
により含水率を35〜36%にすることにより、蒸煮時
間が短くなるため、炊飯後の米飯は粘りが減少すること
なく美味しい米飯に仕上がる。
により含水率を35〜36%にすることにより、蒸煮時
間が短くなるため、炊飯後の米飯は粘りが減少すること
なく美味しい米飯に仕上がる。
【0009】
【実施例】精米歩留り90.5%の普通精白米(含水率
15%)を、精米歩留りが88.5%程度になるまで常
温で軽く洗米して、荒糠や夾雑物を洗い流す。続いて洗
米の終了した米粒を、糖化を促進する酵素(アクチナー
ゼ又はジアスターゼ)及び老化を防止する乳化剤(グリ
セリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等)を添
加した水溶液(37〜40℃)に60分〜180分間浸
漬して米粒内部に吸水させ、含水率33〜34%に上昇
させる。
15%)を、精米歩留りが88.5%程度になるまで常
温で軽く洗米して、荒糠や夾雑物を洗い流す。続いて洗
米の終了した米粒を、糖化を促進する酵素(アクチナー
ゼ又はジアスターゼ)及び老化を防止する乳化剤(グリ
セリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等)を添
加した水溶液(37〜40℃)に60分〜180分間浸
漬して米粒内部に吸水させ、含水率33〜34%に上昇
させる。
【0010】浸漬が終了して十分に吸水した米粒を、網
などにより大まかに水切りした後、加熱水蒸気によって
蒸煮する。蒸煮の条件は、常圧で100℃の加熱水蒸気
により10分間蒸煮し、この蒸煮により米粒の水分は3
5〜36%になる。このとき蒸煮時間を長くすると炊き
上がった米粒に粘りがなくなるので、比較的短時間の蒸
煮を行う。また、高圧の加圧蒸煮すると米飯の光沢が良
好にはなるが、粘りがなくなったり変色したりするので
常圧で蒸煮を行う。
などにより大まかに水切りした後、加熱水蒸気によって
蒸煮する。蒸煮の条件は、常圧で100℃の加熱水蒸気
により10分間蒸煮し、この蒸煮により米粒の水分は3
5〜36%になる。このとき蒸煮時間を長くすると炊き
上がった米粒に粘りがなくなるので、比較的短時間の蒸
煮を行う。また、高圧の加圧蒸煮すると米飯の光沢が良
好にはなるが、粘りがなくなったり変色したりするので
常圧で蒸煮を行う。
【0011】蒸煮によりアルファ化した米粒を常温の水
に20分間浸漬して含水率51〜52%に上昇させる。
この浸漬により澱粉組織を膨潤させる。浸漬が終了して
十分に膨潤化した米粒を、水切りしてから−18℃、1
0秒〜60分間の条件で凍結させる。この凍結により米
粒の澱粉組織に空洞が作られる。次に−18℃の温度に
凍結された米粒を、真空状態において30℃で3時間〜
6時間乾燥して凍結乾燥を行う。凍結乾燥で含水率が2
5〜35%に乾燥された米粒を、70℃の熱風で20分
間乾燥して含水率16%以下の米粒(早炊き米)に仕上
げる。
に20分間浸漬して含水率51〜52%に上昇させる。
この浸漬により澱粉組織を膨潤させる。浸漬が終了して
十分に膨潤化した米粒を、水切りしてから−18℃、1
0秒〜60分間の条件で凍結させる。この凍結により米
粒の澱粉組織に空洞が作られる。次に−18℃の温度に
凍結された米粒を、真空状態において30℃で3時間〜
6時間乾燥して凍結乾燥を行う。凍結乾燥で含水率が2
5〜35%に乾燥された米粒を、70℃の熱風で20分
間乾燥して含水率16%以下の米粒(早炊き米)に仕上
げる。
【0012】本実施例では米粒の含水率を25〜35%
まで乾燥する凍結乾燥と、凍結乾燥で25〜35%まで
乾燥した米粒を16%以下に乾燥する仕上げ乾燥とを行
っている。凍結乾燥のみで16%以下に米粒を乾燥させ
るることも可能であるが、乾燥にかなり時間がかかると
ともに、凍結乾燥機を長時間作動させることは運転経費
を大幅に増加させてしまう。また、凍結乾燥のみで乾燥
を行うと米粒全体が多孔質となり、吸水性がよくなりす
ぎでしまう。そのため、その米粒を炊飯すると、米粒の
中心部が軟らかくなりすぎて、粘りがなく噛みごたえの
ない米飯に仕上がってしまう。しかし、凍結乾燥してか
ら熱風などにより仕上げ乾燥を行うことにより、米粒の
表層部は多孔質となるが中心部はあまり多孔質とならな
い。そのため、その米粒を炊飯すると、米粒の中心部が
軟らかくなりすぎることがなく、粘りがあって噛みごた
えのある食味の良好な米飯となる。
まで乾燥する凍結乾燥と、凍結乾燥で25〜35%まで
乾燥した米粒を16%以下に乾燥する仕上げ乾燥とを行
っている。凍結乾燥のみで16%以下に米粒を乾燥させ
るることも可能であるが、乾燥にかなり時間がかかると
ともに、凍結乾燥機を長時間作動させることは運転経費
を大幅に増加させてしまう。また、凍結乾燥のみで乾燥
を行うと米粒全体が多孔質となり、吸水性がよくなりす
ぎでしまう。そのため、その米粒を炊飯すると、米粒の
中心部が軟らかくなりすぎて、粘りがなく噛みごたえの
ない米飯に仕上がってしまう。しかし、凍結乾燥してか
ら熱風などにより仕上げ乾燥を行うことにより、米粒の
表層部は多孔質となるが中心部はあまり多孔質とならな
い。そのため、その米粒を炊飯すると、米粒の中心部が
軟らかくなりすぎることがなく、粘りがあって噛みごた
えのある食味の良好な米飯となる。
【0013】
【発明の効果】本発明における早炊き米の製造方法は、
米粒を水洗いしてから浸漬したのち蒸煮して含水率を4
0%以下とするものであり、蒸煮により含水率を40%
以下にするには、蒸煮を比較的短時間に行う必要があ
る。蒸煮が比較的短時間で行われるので、長時間蒸煮に
よる炊飯後の粘り不足が解消され、粘りのある美味しい
米飯に仕上げることができる。
米粒を水洗いしてから浸漬したのち蒸煮して含水率を4
0%以下とするものであり、蒸煮により含水率を40%
以下にするには、蒸煮を比較的短時間に行う必要があ
る。蒸煮が比較的短時間で行われるので、長時間蒸煮に
よる炊飯後の粘り不足が解消され、粘りのある美味しい
米飯に仕上げることができる。
【0014】また、前記の早炊き米の製造方法におい
て、蒸煮後の含水率を35〜36%とすることにより、
より一層粘りのある美味しい米飯に仕上げることができ
る。
て、蒸煮後の含水率を35〜36%とすることにより、
より一層粘りのある美味しい米飯に仕上げることができ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 米粒を水洗いしてから浸漬したのち蒸煮
して含水率を40%以下とし、蒸煮した前記米粒を再び
浸漬してから凍結乾燥し、その後含水率16%以下に仕
上げ乾燥することを特徴とする早炊き米の製造方法。 - 【請求項2】 前記蒸煮後の含水率を35〜36%とす
る請求項1記載の早炊き米の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287451A JPH07115921A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 早炊き米の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287451A JPH07115921A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 早炊き米の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07115921A true JPH07115921A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17717505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5287451A Pending JPH07115921A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 早炊き米の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07115921A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1069818C (zh) * | 1997-08-01 | 2001-08-22 | 肖其建 | 凉冻米及其制备方法 |
| JP2019129794A (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | 義夫 浜本 | 凍結乾燥米の製造方法 |
-
1993
- 1993-10-21 JP JP5287451A patent/JPH07115921A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1069818C (zh) * | 1997-08-01 | 2001-08-22 | 肖其建 | 凉冻米及其制备方法 |
| JP2019129794A (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | 義夫 浜本 | 凍結乾燥米の製造方法 |
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