JPH07116441B2 - コークス炉上昇管のトップカバー及び皿弁の操作装置 - Google Patents

コークス炉上昇管のトップカバー及び皿弁の操作装置

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JPH07116441B2
JPH07116441B2 JP18891791A JP18891791A JPH07116441B2 JP H07116441 B2 JPH07116441 B2 JP H07116441B2 JP 18891791 A JP18891791 A JP 18891791A JP 18891791 A JP18891791 A JP 18891791A JP H07116441 B2 JPH07116441 B2 JP H07116441B2
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traverse
opening
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JP18891791A
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Inventor
渡辺生司
金野好光
佐原宗夫
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Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
Original Assignee
Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコークス炉における上昇
管のカーボン除去作業及び上昇管廻りの各種切替作業を
機械的且つ自動的に行う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コークス炉においては、各炭化室にトッ
プカバーを有する上昇管を設け、この上昇管に一端を連
接し他端をドライメーン(ガス集合管)に連接したベン
ド管を設け、更に、該ベンド管とドライメーンの連接部
に皿弁を設けている。
【0003】この上昇管の内壁にカーボンが付着するた
め、これを除去する必要があり、この除去作業は先ず、
皿弁を閉鎖し、次ぎにトップカバーを開放し、開放した
上昇管の上端よりエアーノズル等を装入して燃焼除去し
ていた。
【0004】又、このトップカバー開放時にコークス炉
の炭化室内に残留したガスが流出することから、その流
出ガスに着火するに必要な火種を長い棒の先に付いてい
る着火棒で行っている。更に上昇管の付着カーボン除去
作業が完了すると前記トップカバーを閉鎖し、その後、
皿弁を開放することが行われている。
【0005】これらの作業は人手を介して行われてきた
が、作業環境が悪いことから、近年、これらの作業負荷
の軽減を図るための自動化が図られつつある。
【0006】この自動化の一貫として、例えば特公昭5
2−12521号公報、特開昭63−245487号公
報がある。
【0007】この特公昭52−12521号公報はコー
クス炉上に敷設した軌条を走行移動する装入車に下端を
支点にして上昇管方向に回動可能にトップカバー閉鎖用
レバーを設けると共に該レバーを回動するシリンダーを
設けた構造とし、オペレータは前記装入車をトップカバ
ーを閉鎖する上昇管位置に停止した後、シリンダーを伸
長せしめて該レバーを回動することにより開放している
トップカバー上部を押して閉鎖するものである。
【0008】しかし、この上昇管は熱の影響により装入
車側、又は反装入車に傾倒し、その間の距離はトップカ
バー近傍で200mmに及ぶ場合があり、前記トップカ
バー閉鎖用レバーを回動しても、該レバーがトップカバ
ーに当たらなかった(空振り)り、当たっても所定位置
から大きく外れて、トップカバーが閉鎖出来ない場合が
あった。
【0009】又、これはトップカバーを閉鎖するのみで
あり、該トップカバーの開放、皿弁の開閉操作は依然人
手を介して行わなければならないものであった。
【0010】これを解決する手段として前記特開昭63
−245487号公報があり、これは各上昇管毎に上記
トップカバー開閉用のエアーシリンダーを設けると共に
皿弁開閉用のエアーシリンダーを設け、この各エアーシ
リンダーを遠隔操作により動作することにより、上記タ
イミングでトップカバー及び皿弁の開閉動作を行うもの
である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コークス炉は
1炉団当たり80〜100個の上昇管を有しており、こ
の各上昇管に前記特開昭63−245487号公報で提
案のように単独に2本のシリンダーを設けることは設備
費が高価となるものであった。
【0012】本発明は安価な設備費で、上昇管のトップ
カバー及び皿弁の開閉操作、該トップカバー開放時の流
出炉内ガスの着火操作等を確実に自動的に行うことを課
題としたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、その特徴とする手段
(1)はコークス炉上を走行する装入車に横行動作可能
な横行台車を設け、該横行台車上に前記上昇管のトッ
プカバーに設けた開閉用アームを回動アームの先部で押
下げて開回動させるトップカバー開操作機構と、開放
したトップカバーを回動アームの先部で押して閉回動さ
せるトップカバー閉操作機構と、前記横行台車の前後
進動作によりベンド管に設けた皿弁の開閉操作レバーと
着脱可能で、且つ、上下動可能に設けた操作具で該開閉
操作レバーを上下動させ皿弁を開閉する皿弁開閉機構
と、横行台車の横行移動による上昇管の接近を検知
し、該上昇管との間隙が所定距離になった際に横行台車
の横行移動を停止する停止信号を発する前進端検知機構
と、先端に支持した1対の着火プラグを前記上昇管の
トップカバー両側近傍まで前後進可能にした着火機構と
を各々設けたものである。
【0014】更に手段(2)は手段(1)に加え、前
記装入車が所定停止位置に停止した信号を入力すると前
記横行台車を前記前進端検知機構から上昇管検知信号が
入力するまで該横行台車を上昇管側へ前進動作させ、前
記皿弁の開放信号、着火機構後退信号を入力すると該横
行台車を後退動作させる横行台車制御部と、該横行台
車制御部から横行台車の前進動作停止信号を入力すると
前記皿弁開閉機構に皿弁を閉じるための前記皿弁開閉用
レバーの下降指示信号を出力すると共にトップカバー閉
操作機構の動作完了信号を受けて前記皿弁開閉機構に皿
弁を開放するための前記皿弁開閉用レバーの上昇指示信
号を出力する皿弁開閉制御部と、前記横行台車制御部
からの横行台車の前進停止信号を入力すると前記着火機
構に該着火プラグを前進せしめる指示信号を入力すると
共に前記トップカバーの開放信号を入力すると着火機構
に着火プラグを後退せしめる指示信号を入力する着火機
構制御部と、前記皿弁開閉機構の降下信号及び着火プ
ラグの前進信号を入力するとトップカバー開操作機構に
トップカバー開放指示信号を出力すると共に前記装入蓋
着脱機構からの装入蓋装着信号を入力するとトップカバ
ー閉操作機構にトップカバーを閉じるための指示信号を
出力するトップカバー開閉制御部とを設けたものであ
る。
【0015】
【作用】以下に本発明の作用について図1、図2を参照
して説明する。
【0016】本発明者は上昇管2のトップカバー10の
開閉、ベンド管4の皿弁5の開閉、トップカバー10開
放時に上昇管2上端より流出するガスへの着火を設備的
に安価で、しかも、確実に行うために種々検討した結
果、装入車14の走行方向と直角方向に横行する横行台
車22にトップカバー10を開閉するためのトップカバ
ー開操作機構57、及び閉操作機構39、皿弁5を開閉
するための皿弁開閉機構62、上昇管2上端より流出す
るガスに着火するための着火機構41を搭載することに
より、各上昇管2の各々に前記トップカバー開、閉の各
機構57,39、皿弁開閉機構62、着火機構41を設
ける必要がなく設備的に安価となる。更に、この横行台
車22に前記上昇管2の接近を検知し、該上昇管2との
間隔が所定距離になった際に、横行台車22の前進動作
を停止する前進端検知機構52を設けることにより、前
記トップカバー10の開閉、皿弁5の開閉動作時に前記
上昇管2と横行台車22の間の距離が所定間隔になるよ
うに上昇管2の傾倒量に応じて該上昇管2方向に前進距
離を調整して前記トップカバー10及び皿弁5の開閉動
作、上昇管2上端より流出するガスへの着火を確実に行
い、その他の時には反上昇管2方向に後退させておくこ
とにより、装入車14の走行動作を支障なく行うことを
可能とするものである。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例を図1,2を参照して詳細
に説明する。
【0018】図中、2はコークス炉1で石炭乾留中に発
生するコークス炉ガスを回収するために炭化室Tの上端
に据付けられた上昇管であり、この側面部にはコークス
炉ガスを集合するためのドライメーン3との連絡部とし
てのベンド管4を設けている。
【0019】5はドライメーン3とベンド管4の接続部
にコークス炉ガスを遮断するための皿弁であり、レバー
6,7を順次介してレバー8に各々ピン連結し、該レバ
ー8を上下(矢印X,Y方向)動することにより開閉す
るものである。このレバー8はくの字型をしており軸9
により上昇管2に回動可能に設けている。
【0020】10は前記上昇管2の上部には炭化室T内
のガスを放散するためのトップカバーであり、このトッ
プカバー10は開閉用アーム11と連結されており、該
アーム11は回動軸12で上昇管2に回動可能に支持し
ている。
【0021】14はコークス炉1の炉頂面にはドライメ
ーン3と平行に敷設された軌条13の上を走行可能とし
た装入車(図示せず)に牽引されて走行する牽引台車で
あり、この牽引台車14には2つの床面(下段を第1床
A、上段を第2床Bと称す)がある。
【0022】15は装入蓋Sの脱着機構であって、該脱
着機構15は牽引台車14の第1床Aの下面より支柱1
6,17で懸垂したガイドレール18と、ガイドレール
18上に固定したシリンダー19と、ガイドレール18
に走行可能に係合すると共に前記シリンダー19のシリ
ンダーロッド38に中間部を連結し、先部に装入蓋吸着
用の磁石21を固定したアーム20から構成している。
【0023】22は横行台車であって、これは第1床A
の上面に立設した支柱23の上端部に設けたガイド部材
24と、ガイド部材24の内側に係合して走行移動可能
なローラ26を前後左右に配設した移動枠25と、第1
床Aに固定し、そのシリンダーロッド27先端を移動枠
25の下面に固定したシリンダー28とで構成してい
る。
【0024】39はトップカバー閉操作機構であり、前
記移動枠25上に立設した支柱30に下端を回動可能に
軸支したトップカバー閉用アーム35と、該アーム35
の中間部を前記支柱30に設けた梁37に固着したシリ
ンダー40のシリンダーロッド36に連結して構成して
いる。
【0025】57はトップカバー開操作機構であり、前
記移動枠25上に立設した支柱29に中間部を回動可能
に軸支したトップカバー開用アーム31と該アーム31
の後端を支柱29の梁32に設けたシリンダー34のシ
リンダーロッド33先端に連結して構成している。そし
て、このトップカバー10の開閉用アーム11をトップ
カバー開操作機構57のアーム31により押下げるのみ
で、該トップカバー10を開くようにしたので、このト
ップカバー開操作機構57が構造的に簡単となる。
【0026】41は着火機構であり、トップカバー10
の開放時に上昇管2より大気に放出される前記炭化室内
ガスを燃焼させるためのものであり、流出ガスに着火す
るための1対の電気式着火プラグ54と、この1対の着
火プラグ54を先端に支持し、後部をシリンダーロッド
45を連結した2又状の着火プラグ支持アーム42と、
支柱29の梁44に固設したシリンダー46とから構成
している。
【0027】47はトップカバー開閉を検出する検出器
であって、支柱29の上端部に取りつけられている。こ
の検出器47としてはマイクロ波検出器、レーザー検出
器でもよく、又はトップカバー10のアーム11を利用
してリミットスイッチを蹴らせる方式でもかまわない。
【0028】62は皿弁5を開閉操作するための皿弁開
閉機構であり、皿弁開閉操作用のレバー8に嵌合して、
該レバー8を上下動操作する2又状の操作具48と、支
柱30に固定されると共に前記操作具48を上下動可能
に挟持したガイド金物49と、前記操作具48に先端を
連結したシリンダーロッド50を有し、前記支柱30に
取付けられたシリンダー51から構成している。
【0029】この操作具48を2又状として皿弁開閉操
作用のレバー8に嵌合するようにすることにより、該レ
バー8の上下動を1つの操作具48で行うことが出来、
構造的に簡単になる。
【0030】52は移動枠25に固定した前進端検知機
構としての前進端検出棒であり、前記上昇管2の装入車
側面に取付けた金物53に前記前進端検出棒52の先端
が接触したことを検出するものである。これは上昇管2
が熱の影響により装入車側、又は反装入車側に傾倒して
も、移動枠25と上昇管2の距離が常に略一定位置で停
止して、トップカバー10の開閉、皿弁5の開閉、上昇
管2の掃除が確実に実行出来るようにするものである。
【0031】55は上昇管2の掃除用台車であって、第
1床Aより立てられた支柱56,57によって支持した
第2床Bと、該第2床Bより立てられた支柱58と前記
支柱57で支持したガイド部材59と、該ガイド部材5
9の外側に係合して走行移動可能なローラ70を前後左
右に配設した移動枠65と、前記第2床B上に固定し、
そのシリンダーロッド73の先端を移動枠65の下面に
固定したシリンダー71で構成している。
【0032】74は上昇管掃除用のエアー噴射ヘッドで
あって、先端にガイド金物66を設けた短管61と、該
短管61の円周方向に等間隔に斜め下向きに設置した8
本のエアー噴射ノズル60と、短管61の後端に設けた
ガイド金物63より構成している。
【0033】67は移動枠65に移転可能に設けたドラ
ムであり、先端に前記エアー噴射ヘッド74を連結し、
後端に送風機76に連接したエアーホース64の巻取
り、巻戻しを行うものである。
【0034】68はエアーホース64をガイドするガイ
ドローラー、75はドラム67を回転駆動するドラム回
転駆動部、76は送風機である。
【0035】次ぎに、所定の上昇管2を掃除する場合に
ついて、図2を参照しつつ各部位の動作を制御機構と共
に説明する。
【0036】先ず、掃除すべき上昇管2の位置に中央制
御部(図示せず)からの指示により装入車に牽引された
牽引台車14が到達して停止する。
【0037】この装入車が停止すると横行台車制御部1
00は装入車停止信号Taを入力するとシリンダー28
に伸長指令Saを出力する。
【0038】かくして、シリンダー28のシリンダーロ
ッド27が伸長して横行台車22の移動枠25は上昇管
2方向に移動(以下単に前進と称する)する。そして該
移動枠25に設けた前進端検出棒52の先端が上昇管2
に張付けた金物53に接触すると、この検出棒52は金
物検出信号Tbを前記横行台車制御部100に出力す
る。
【0039】この際、皿弁開閉用のレバー8の後端は操
作具48の2又爪の間に嵌入して係合する。
【0040】これにより該制御部100は前記シリンダ
ー28に伸長停止指令を発して、移動枠25の前進を停
止すると共に着火器制御部200、皿弁制御部300、
装入蓋制御部(図示せず)に台車横行完了信号Tcを出
力する。
【0041】又、掃除用台車制御部500は前記装入車
停止信号Taを入力するとシリンダー71にシリンダー
ロッド73の伸長指令Sdを出力する。これによりシリ
ンダー71は動作して該シリンダーロッド73が伸びて
移動枠65は前進移動(上昇管2側に移動)して所定位
置で停止する。
【0042】そして、この移動枠65が所定位置で停止
すると前記掃除用台車制御部500はドラム制御部60
0に台車前進完了信号Tjを出力する。
【0043】一方、上記着火器制御部200は前記横行
台車制御部100から台車横行停止信号Tcを受けると
シリンダー46にシリンダーロッド45の伸長指令Sb
を出力する。これによりシリンダー46が駆動してシリ
ンダーロッド45が伸長して、2又状着火プラグ支持ア
ーム42を介して着火プラグ54を前進し、トップカバ
ー10の両側の反装入車14側に位置して停止する。そ
して、シリンダー46の駆動が停止すると、この制御部
200は着火機構41のセット完了信号Tdをトップカ
バー制御部400に出力すると共に着火プラグ54の各
々は火花を発生(スパーク)する。尚、着火プラグ54
を上昇管2の両側に位置させるのは、風の吹く方向によ
って、該上昇管2から流出したガスが流されて着火の失
敗を防止するためである。
【0044】更に、前記皿弁制御部300は前記同様に
シリンダー51にシリンダーロッド50の伸長指令Sc
を出力する。これにより該シリンダーロッド50が伸長
して、操作具48がガイド金物49に添って下降する。
この下降に伴ってレバー8は軸9を支点として矢印X方
向に回転し、レバー6,7を介して皿弁5を閉止する。
これにより、皿弁制御部300から皿弁閉完了信号Te
をトップカバー制御部400に出力する。
【0045】前記着火器制御部200からの着火機構4
1のセット完了信号Td及び皿弁制御部300から皿弁
閉完了信号Teを入力するとトップカバー制御部400
はシリンダー34にシリンダーロッド33の縮小指令S
eを発する。
【0046】この指令Seによりシリンダー34が動作
してシリンダーロッド33が縮小してトップカバー開用
アーム31が回動して、この先端がトップカバー10の
アーム11を下方に押下げることにより該トップカバー
10は開放する。
【0047】このトップカバー10の開放時に炭化室内
ガスが上記上昇管2の反装入車14側の上端よりガスが
大気中に流出を開始することから、このガスを前記プラ
グ54からのスパークにより着火して燃焼する。
【0048】尚、前記シリンダー34はシリンダーロッ
ド33の縮小が完了すると伸長して図1の位置に戻る。
【0049】このトップカバー10の開放をトップカバ
ー開閉検出器47で検出し、その開放検出信号Tfを受
けると、前記トップカバー制御部400はトップカバー
開放完了信号Tgを前記ドラム制御部600に出力す
る。
【0050】又、前記装入蓋制御部は装入蓋着脱機構1
5のシリンダー19を動作して装入蓋Sを取外す。
【0051】このドラム制御部600は前記掃除用台車
制御部500からの台車前進完了信号Ti及びトップカ
バー制御部400からのトップカバー開放完了信号T
g、更には装入蓋着脱機構15からコークス炉1より装
入蓋Sの取外が完了したことを示す装入蓋取外信号Th
を入力すると、ドラム回転駆動部75にドラム67を回
転してホース69を送出するための駆動指令Sfを出力
すると共に、送風機76に駆動指令Sgを出力する。
【0052】これにより、エアー噴射ヘッド74はエア
ー噴射ノズル60より圧空を噴射しつつ上昇管2内を順
次下降し、上昇管2内壁に付着したカーボンを除去す
る。
【0053】該ノズル60が下限まで降下し、下限端で
一旦停止しその後、その2m上方の高さ範囲でインチン
グを2回行い、これが完了するとドラム67が逆転して
ノズル60は巻上げられて、エアー噴射ヘッド74が所
定位置に到達するとドラム回転駆動部75は停止する。
【0054】これにより、ドラム制御部600は送風機
76に送風停止指令Shを発すると共にトップカバー制
御部400及び掃除用台車制御部500に掃除完了信号
Tiを出力する。
【0055】これにより、送風機76は停止する。更
に、掃除用台車制御部500はシリンダー71にシリン
ダーロッド73の縮小指令Siを出力する。そして、こ
のシリンダー71が動作してシリンダーロッド73が縮
小することにより、移動枠65を後退(反上昇管2方
向)させる。
【0056】又、トップカバー制御部400は前記ドラ
ム制御部600からの掃除完了信号Tiと装入蓋着脱機
構15から装入蓋装着完了(コークス炉1の装入口に装
入蓋Sを装着した)信号Tkを入力すると、シリンダー
40にシリンダーロッド36の伸長指令Sjを出力す
る。
【0057】かくして、シリンダー40は駆動してシリ
ンダーロッド36が伸長するとトップカバー閉用アーム
35が下端を支点にして回動し、該アーム35の先端で
トップカバー10が押されて閉鎖する。
【0058】このシリンダー40はシリンダーロッド3
6が所定位置まで伸長すると、再び縮小してトップカバ
ー閉用アーム35が図の位置に戻る。
【0059】そして、トップカバー開閉検出器47でト
ップカバー10が閉鎖したことを検出し、その閉鎖検出
信号Tnを前記トップカバー制御部400に入力する
と、トップカバー制御部400はトップカバー閉鎖完了
信号Tmを前記着火器制御部200及び皿弁制御部30
0に出力する。
【0060】この着火器制御部200はシリンダー51
にシリンダーロッド45の縮小指令Skを出力する。こ
れにより着火器41は後退し所定位置で停止する。
【0061】又、皿弁制御部300はシリンダー51に
シリンダーロッド50の縮小指令Snを出力する。これ
により、シリンダーロッド50が縮小し、操作具48が
ガイド金物49に添って上昇し、これに伴ってレバー8
は軸9を支点として矢印Y方向に回転し、レバー6,7
を介して皿弁5を開放する。
【0062】着火器制御部200、皿弁制御部300は
各々上記動作が完了すると横行台車制御部100に着火
器後退完了信号To、皿弁開放完了信号Tpを出力す
る。
【0063】この両信号To、Tpが入力すると横行台
車制御部100はシリンダー28にシリンダーロッド2
7に縮小指令Smを出力する。
【0064】このシリンダーロッド27に縮小により横
行台車22の移動枠25が後退(反上昇管2方向に移
動)を始め、操作具48よりレバー8が外れ、該移動枠
25が所定位置に達するとシリンダー28の駆動が停止
し、その移動も停止する。300から皿弁閉完了信号T
eをトップカバー制御部400に出力する。
【0065】尚、本実施例においては、装入車に牽引し
た牽引台車14を設け、この牽引台車14上に着火機
構、トップカバー開、閉操作機構、皿弁開閉機構、上昇
管掃除機構を設けたが、本発明はこれに限ることなく装
入車に直接設けても良い。
【0066】また、本実施例においては、前進端検知機
構として前進端検出棒52を設け、この前進端検出棒5
2で上昇管2に設けた金物53を検知したが、これに限
ることなく、直接上昇管2を検知するようにしてもよ
く、又、この前進端検知機構としてマイクロ波、レーザ
ー等による非接触式距離計を用いてもよい。
【0067】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、安
全、かつ確実な上昇管操作が安価な設備費で、完全に自
動化することが出来、作業者を従来のような高熱重筋作
業から解放することが可能となり、しかも、コークス炉
操業における省力化が達成される等の多大な効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概要側面図。
【図2】制御ブロック図。
【符号の説明】
1…炉 2…上昇管 3…ドライメーン 4…ベンド管 5…皿弁 6…レバー 7…レバー 8…レバー 9…軸 10…トップカバー 11…開閉用アーム 12…回動軸 13…軌条 14…牽引台車 15…装入蓋の脱着機構 16…支柱 17…支柱 18…ガイドレール 19…シリンダー 20…アーム 21…磁石 22…横行台車 23…支柱 24…ガイド部材 25…移動枠 26…ローラー 27…シリンダーロッド 28…シリンダー 29…支柱 30…支柱 31…トップカバー開用アーム 32…梁 33…シリンダーロッド 34…シリンダー 35…トップカバー閉用アーム 36…シリンダーロ
ッド 37…梁 38…シリンダーロ
ッド 39…トップカバー閉操作機構 40…シリンダー 41…着火機構 42…着火プラグ支
持アーム 44…梁 45…シリンダーロ
ッド 46…シリンダー 47…トップカバー
検出器 48…操作具 49…ガイド金物 50…シリンダーロッド 51…シリンダー 52…前進端検出棒 53…金物 54…着火プラグ 55…掃除用台車 56…支柱 57…トップカバー
開操作機構 58…支柱 59…ガイド部材 60…エアー噴射ノズル 61…短管 62…皿弁開閉機構 63…ガイド金物 64…エアーホース 65…移動枠 66…ガイド金物 67…ドラム 68…ガイドローラ 69…ホース 70…ローラ 71…シリンダー 73…シリンダーヘッド 74…エアー噴射ロ
ッド 75…ドラム回転駆動部 76…送風機 100…横行台車制御部 200…着火器制御
部 300…皿弁制御部 400…トップカバ
ー制御部 500…掃除用台車制御部 600…ドラム制御

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コークス炉上を走行する装入車に横行動
    作可能な横行台車を設け、 該横行台車上に 上昇管のトップカバーに設けた開閉用アームを回動ア
    ームの先部で押下げて開回動させるトップカバー開操作
    機構と、 開放したトップカバーを回動アームの先部で押して閉
    回動させるトップカバー閉操作機構と、 横行台車の前後進動作によりベンド管に設けた皿弁の
    開閉操作レバーと着脱可能で、且つ、上下動可能に設け
    た操作具で該開閉操作レバーを上下動させ皿弁を開閉す
    る皿弁開閉機構と、 横行台車の横行移動による上昇管の接近を検知し、該
    上昇管との間隙が所定距離になった際に横行台車の横行
    移動を停止する停止信号を発する前進端検知機構と、 先端に支持した1対の着火プラグを前記上昇管のトッ
    プカバー両側近傍まで前後進可能にした着火機構とを各
    々設けたことを特徴とするコークス炉上昇管のトップカ
    バー及び皿弁の操作装置。
  2. 【請求項2】 コークス炉上を走行すると共に装入蓋着
    脱機構を有する装入車に横行動作可能な横行台車を設
    け、 該横行台車上に 上昇管のトップカバーに設けた開閉用アームを回動ア
    ームの先部で押下げて開回動させるトップカバー開操作
    機構と、 開放したトップカバーを回動アームの先部で押して閉
    回動させるトップカバー閉操作機構と、 横行台車の前後進動作によりベンド管に設けた皿弁の
    開閉操作レバーと着脱可能で、且つ、上下動可能に設け
    た操作具で該開閉操作レバーを上下動させ皿弁を開閉す
    る皿弁開閉機構と、 横行台車の横行移動による上昇管の接近を検知し、該
    上昇管との間隙が所定距離になった際に横行台車の横行
    移動を停止する停止信号を発する前進端検知機構と、 先端に支持した1対の着火プラグを前記上昇管のトッ
    プカバー両側近傍まで前後進可能にした着火機構とを各
    々設け、 装入車が所定停止位置に停止した信号を入力すると前
    記横行台車を前記前進端検知機構から上昇管検知信号が
    入力するまで該横行台車を上昇管側へ前進動作させ、前
    記皿弁の開放信号、着火機構後退信号を入力すると該横
    行台車を後退動作させる横行台車制御部と、 該横行台車制御部から横行台車の前進動作停止信号を
    入力すると前記皿弁開閉機構に皿弁を閉じるための前記
    皿弁開閉用レバーの下降指示信号を出力すると共にトッ
    プカバー閉操作機構の動作完了信号を受けて前記皿弁開
    閉機構に皿弁を開放するための前記皿弁開閉用レバーの
    上昇指示信号を出力する皿弁開閉制御部と、 前記横行台車制御部からの横行台車の前進停止信号を
    入力すると前記着火機構に該着火プラグを前進せしめる
    指示信号を入力すると共に前記トップカバーの開放信号
    を入力すると着火機構に着火プラグを後退せしめる指示
    信号を入力する着火機構制御部と、 前記皿弁開閉機構の降下信号及び着火プラグの前進信
    号を入力するとトップカバー開操作機構にトップカバー
    開放指示信号を出力すると共に前記装入蓋着脱機構から
    の装入蓋装着信号を入力するとトップカバー閉操作機構
    にトップカバーを閉じるための指示信号を出力するトッ
    プカバー開閉制御部とを設けたことを特徴とするコーク
    ス炉上昇管のトップカバー及び皿弁の操作装置。
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