JPH0711660B2 - カメラにおけるフイルタの挿脱装置 - Google Patents

カメラにおけるフイルタの挿脱装置

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JPH0711660B2
JPH0711660B2 JP16598886A JP16598886A JPH0711660B2 JP H0711660 B2 JPH0711660 B2 JP H0711660B2 JP 16598886 A JP16598886 A JP 16598886A JP 16598886 A JP16598886 A JP 16598886A JP H0711660 B2 JPH0711660 B2 JP H0711660B2
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央 若林
一之 風見
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、撮影状態と非撮影状態とに出没して切り換え
られる撮影光学系と、非撮影時に該撮影光学系を隠蔽す
るバリヤと、撮影光路中に挿入可能なフイルタとを備え
たカメラにおけるフイルタの挿脱装置に関する。
「従来の技術」 従来カメラにおいて、ソフトフォーカスフイルタ等の撮
影光路中に挿脱して撮影効果に変化を持たせるものが知
られているがフイルタは、撮影状況に応じ撮影者の判断
や好みにより適宜挿脱して用いられるものであり、一般
に挿入と退出とはフイルタを挿脱するという撮影者の意
図に基づき手動により行なわれている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、フイルタを手動で挿脱するこのような従
来の技術では、一端フイルタを挿入すると、意図的に退
出操作をしない限りフイルタが光路内にとどまっている
ので、特にレンズシャッターカメラの場合ファインダー
でフイルタの挿入を確認できないので(別手段で行う場
合は別)フイルタの挿入の意図がない場合でも誤って挿
入したまま撮影することが起り得ることになり、特に一
連の撮影が終了して次の撮影の始まりにはそれが起りや
すく、それを防ぐためには撮影の開始の度にフイルタの
状態を確認しなければならず、極めて煩雑であるという
問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、撮影の終了後カメラのメインスイッチをオフ状
態にした場合には意図しなくてもフイルタが光路から退
出するようにして上記問題点を解決したカメラにおける
フイルタの挿脱装置を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は、 撮影状態と非撮影状態とに出没して切り換えられる撮影
光学系と、非撮影時に該撮影光学系を隠蔽するバリヤ
と、撮影光路中に挿入可能なフイルタとを備えたカメラ
におけるフイルタの挿脱装置であって、 前記バリヤの駆動機構は、カメラボデーに固設した係合
部と、撮影状態から非撮影状態に切り換わるとき前記撮
影光学系とともに移動して前記係合部に係合して、前記
バリヤを隠蔽動作させる動作部材とにより構成され、 前記バリヤの駆動機構の動作部材の動作に従動して前記
フイルタを撮影光学系の撮影光路外へ退出せる退避機構
を備えたことを特徴とするカメラにおけるフイルタの挿
脱装置に存する。
「作用」 しかして撮影終了後カメラのメインスイッチをオフにす
ると撮影光学系がカメラ本体内へ沈胴し始めバリヤの駆
動機構の動作部材の被駆動端がカメラボテーに固設した
係合部に係合し、この係合によりバリヤが撮影光学系を
保護すべくそれを隠蔽する。
このバリヤの動作はフイルタの退避機構に伝達され、フ
イルタが撮影光路中に挿入されていた場合は退出させら
れる。
通常撮影時には、バリヤの駆動機構の動作部材はカメラ
ボデーとは離間しており、フイルタの退避機構は制限を
受けず、フイルタは手動により撮影光路中に挿脱して用
いることができるものである。
「実施例」 以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明する。
各図は本発明の一実施例を示している。
第1図〜第3図に示すように、カメラ1のカメラボデー
2の前面に撮影光学系10の鏡筒11が出没して撮影状態と
被撮影状態とに切り換え可能に配設され、鏡筒11には各
種レンズ(図示省略)が装備されている。カメラボデー
2の上面にはメインスイッチ3とシャッタレリーズ釦4
とが設けられている。
撮影光学系10の鏡筒11の前面を隠蔽するよう2枚で1組
のバリヤ20,20が配設され、バリヤの駆動機構30と撮影
光路中に挿脱されるフイルタ40と該フイルタの挿脱装置
50とが鏡筒11内に設けられている。
バリヤ20,20は合致すると想像線で示すように鏡筒11の
前面を隠蔽する対象的な羽根形をしており、それぞれ枢
支ピン21で鏡筒11の前部に枢着されている。
各バリヤ20の基部には係合ボス22と被付勢ピン23とが突
設されている。被付勢ピン23の近傍の鏡筒11に固設され
た取付ピン12に付勢ばね24が巻き掛けられ、付勢ばね24
の付勢端24aは被付勢ピン23に係合していて、それによ
りバリヤ20,20は相互に閉じる方向に付勢されている。
バリヤの駆動機構30は、バリヤ20,20を撮影光学系10の
鏡筒11の前面で開閉させるものである。
バリヤの駆動機構30は撮影光学系10の鏡筒11内に組み込
まれていて、撮影状態から非撮影状態への切換の際、鏡
筒11とともに移動するものであり、動作部材たるバリヤ
開閉リング31が主要部品をなしている。
バリヤ開閉リング31は鏡筒11の先端部に回動可能に保持
され、外周にバリヤ開閉突片32,32と、被駆動アーム33
と、被付勢端34と、連動端35とが突設されている。
バリヤ開閉突片32,32はバリヤ20,20の係合ボス22,22に
対向しており、回動して係合ボス22,22を押したときバ
リヤ20,20を開く位置に配置されている。
被駆動アーム33は屈曲して光軸に沿って後方に延び、先
端が被駆動端33aをなしている。被駆動アーム33の被駆
動端33aに対応してカメラボデー2に係合部5が固設さ
れ、係合部5の傾斜面5aが被駆動端33aを臨んでいる。
被付勢端34と鏡筒11に立設されたピン13との間に付勢ば
ね36が張設され、バリヤ開閉リング31は付勢ばね36によ
り第2図において反時計方向のバリヤ20,20を開く方向
に付勢されている。付勢ばね36の付勢力はバリヤ20の付
勢ばね24より大きく付勢ばね36がバリヤ開閉リング31を
回動させたとき、バリヤ20,20が開く程度に設定されて
いる。
バリヤ開閉リング31の連動端35の近傍にフイルタ40の挿
脱装置50が設けられている。すなわち、挿脱装置50は、
撮影光学系10の光軸中心回りに回動可能に支持された操
作部材51を主たる構成部材とし、操作部材51から内方の
バリヤ開閉リング31の連動端35を臨む位置に連動受端52
が延び、外方に向け操作端53が突設されている。
操作部材51の基体部54の溝55にフイルタ40の支持バー41
が嵌挿され、支持バー41の先に固結された支持アーム42
にフイルタ本体43が支持されている。支持アーム42は枢
軸44を介して鏡筒11に枢支されており、鏡筒11にはフイ
ルタ本体43の挿入時のストッパ14が固設されている。
前記連動受端52は、バリヤ開閉リング31の連動端35に対
しフイルタ40のフイルタ本体43を光路外へ退避する方向
にのみ係合可能に設定されており、連動受端52とバリヤ
開閉リング31の連動端35とがフイルタ40のフイルタ本体
43を撮影光学系10の撮影光路外へ退出させる退避機構を
構成している。
次に作用を説明する。
第1,第2図はカメラが撮影状態にあるときを示してお
り、メインスイッチ3はオンにされ、撮影光学系10は突
出していて、バリヤ20,20は開き、フイルタ40は撮影光
路内に挿入されている。
バリヤの駆動機構30においてはバリヤ開閉リング31の被
駆動アーム33の被駆動端33aがカメラボデー2に固設さ
れた係合部5から離間しており、バリヤ開閉リング31は
付勢ばね36の付勢力により回動していて、バリヤ開閉突
片32,32がバリヤ20の係合ボス22,22を押し、バリヤ20,2
0は付勢ばね24の付勢力に抗し枢支ピン21,21を中心に回
転し、相互に離間して開いた状態に保持されている。
撮影光学系10が向いた撮影対象はフイルタ40を通して撮
影される。フイルタ40の挿脱の切換えは操作部材51の操
作端53を手動操作することにより適宜行なうことができ
る。
すなわち、操作端53により操作部材51を光軸の中心の回
りに移動させると、第3図に示すように、操作部材51の
基体部54の溝55に挾持されたフイルタ40の支持バーが押
され、支持アーム42が枢軸44を中心に回転し、フイルタ
本体43はストッパ14に当接して挿入状態と、退避状態と
に切り換えられる。
適宜の状態を設定し、シャッタレリーズ釦4を押すこと
により所望の撮影をすることができる。
撮影が終了し、メインスイッチ3をオフにすると不図示
の電動機構により、撮影光学系10の鏡筒11がフイルタ40
を撮影光路中に挿入したままで沈胴し、これに伴ないバ
リヤ開閉リング31の被駆動アーム33の被駆動端33aが係
合部5の傾斜面5aに当接する。鏡筒11がさらに沈胴して
カメラ本体内に収納されると、傾斜面5aに被駆動端33a
が案内され、被駆動アーム33を介してバリヤ開閉リング
31が付勢ばね36の付勢力に抗して第2図において時計方
向に回動する。
バリヤ開閉リング31が時計方向に回動すると、バリヤ開
閉突片32,32がバリヤ20の係合ボス22,22を開放し、バリ
ヤ20は付勢ばね24の付勢力により枢支ピン21,21を中心
にして回動し、撮影光学系10の前面で合致してそれを隠
蔽して保護する。
バリヤ開閉リング31の回動によりフイルタの挿脱装置50
の操作部材51の連動受端52がバリヤ開閉リング31の連動
端35に押され、操作部材51は第2図において時計方向に
移動し、その結果、第3図でわかるようにフイルタ40は
撮影光路から退出され、その状態に保持され、撮影光学
系10の鏡筒11は完全に沈胴し、カメラ1は第4図に示す
被撮影状態になる。
第4図に示した被撮影状態から撮影状態にすべく鏡筒11
を引き出すと、バリヤの駆動機構30もともに引き出され
る。鏡筒11を完全に引き出すと、バリヤ開閉リング31の
被駆動アーム33の被駆動端33aがカメラボデー2に固設
された係合部5から離間する。
バリヤ開閉リング31は付勢ばね36の付勢力により第2図
において反時計方向に回動し、バリヤ開閉突片32,32が
バリヤ20の係合ボス22,22を押し、バリヤ20,20は付勢ば
ね24の付勢力に抗し枢支ピン21,21を中心に回転し、相
互に離間して開いた状態になる。
バリヤ開閉リング31の回動により連動端35も移動する
が、フイルタの挿脱装置50の操作部材51はとり残され、
退避した状態を保持する。すなわち、撮影開始時に、フ
イルタ40は常に撮影光路中から退避しており、これを初
期状態として撮影が開始される。
「発明の効果」 本発明に係るカメラにおけるフイルタの挿脱装置によれ
ば、撮影開始時には常にフイルタが撮影光路から退出し
ているので、誤ってフイルタを挿入したまま撮影をする
おそれがなく、撮影開始時のフイルタの状態が明確なの
で煩雑な確認をすることが不必要であり、快適かつ確実
な撮影をすることができる。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の一実施例を示しており、第1図は撮影状
態のカメラの内部を示す要部斜視図、第2図は鏡筒の要
部正面図、第3図は鏡筒の要部断面図、第4図は非撮影
状態のカメラの内部を示す要部斜視図である。 1……カメラ、2……カメラボデー 5……係合部、5a……傾斜面 10……撮影光学系、11……鏡筒 20……バリヤ、30……バリヤの駆動機構 31……バリヤ開閉リング、33……被駆動アーム 33a……被駆動端、35……連動端 40……フイルタ、41……支持バー 42……支持アーム、43……フイルタ本体 50……フイルタの挿脱装置、51……操作部材 52……連動受端、53……操作端 54……基体部、55……溝
フロントページの続き (72)発明者 匝瑳 俊雄 東京都品川区西大井1丁目6番3号 日本 光学工業株式会社大井製作所内 (56)参考文献 実開 昭60−152138(JP,U) 実開 昭62−125228(JP,U) 実開 昭59−114537(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影状態と非撮影状態とに出没して切り換
    えられる撮影光学系と、非撮影時に該撮影光学系を隠蔽
    するバリヤと、撮影光路中に挿入可能なフイルタとを備
    えたカメラにおけるフイルタの挿脱装置であって、 前記バリヤの駆動機構は、カメラボデーに固設した係合
    部と、撮影状態から非撮影状態に切り換わるとき前記撮
    影光学系とともに移動して前記係合部に係合して、前記
    バリヤを隠蔽動作させる動作部材とにより構成され、 前記バリヤの駆動機構の動作部材の動作に従動して前記
    フイルタを撮影光学系の撮影光路外へ退出せる退避機構
    を備えたことを特徴とするカメラにおけるフイルタの挿
    脱装置。
JP16598886A 1986-05-09 1986-07-15 カメラにおけるフイルタの挿脱装置 Expired - Fee Related JPH0711660B2 (ja)

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US07/132,565 US4825235A (en) 1986-05-09 1987-12-11 Camera having soft focus filter
US07/307,269 US4937609A (en) 1986-05-09 1989-02-07 Camera having soft focus filter

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