JPH07116763B2 - 建築物の気密化構造 - Google Patents

建築物の気密化構造

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JPH07116763B2
JPH07116763B2 JP63260464A JP26046488A JPH07116763B2 JP H07116763 B2 JPH07116763 B2 JP H07116763B2 JP 63260464 A JP63260464 A JP 63260464A JP 26046488 A JP26046488 A JP 26046488A JP H07116763 B2 JPH07116763 B2 JP H07116763B2
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哲文 堤
健慈 高井
一郎 赤木
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は鉄骨造のプレハブ住宅における建築物の気密
化構造に関するものである。
(従来の技術) 在来の木造住宅、あるいはプレハブ住宅においては、例
えば内外装材の目地部分等、隙間の多いものであった。
(発明が解決しようとする課題) ところで建物の内外装の隙間から失なわれる熱の量が建
物全体の熱損失に占める比率は非常に大きいものであ
り、ために在来の木造住宅はもとより、プレハブ住宅に
おいて、とくに寒冷地では暖房費等の経費が莫大なもの
であった。
この発明は前記事情に鑑み開発したものであり、気密性
の高い建築物を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、この発明は、開口部を除く
建築物躯体の全体にわたって下地としての気密合板を被
覆し、気密合板同士の継目部分には骨組との間に気密テ
ープを介在せしめた建築物の気密化構造において、外壁
部分では複数本の形鋼による軸組材を間隙を有して立設
した本体軸組の表面に気密テープを貼着し、気密テープ
の外側には、側縁を角形に切欠いた気密合板を間隙を設
けて取付け、中央に凹溝を有して左、右側片を設けた帯
状の取付金具を、気密合板の前記間隙部分に凹溝を前記
切欠き部分に左、右側片を当接した状態で軸組材の間隙
より挿入したボルトにより枢着して気密合板を固定して
なり、基礎と外壁の気密合板の間には気密テープを介在
せしめ、さらに軸組材の上端には小屋梁を跨設し、小屋
梁の上面に屋根勾配に対応する傾斜を有するため木受け
を取付け、このたる木受けの外側面と上面に跨って気密
テープを貼着し、たる木受けの外側面には前記外壁の気
密合板を、たる木受けの上面には屋根の下地としての気
密合板を取付けてなることを特徴としたものである。
(実施例) 以下図示した実施例に基づいて説明する。
第1図は外壁の軸部分を示すものである。1,1′はそれ
ぞれ隣り合せた軸組における縦方向の軸組材であり、軸
組材1,1′はC形鋼を使用してあり、軸組材1,1′間には
若干の間隔を有して配設してある。これら軸組材1,1′
のフランジ1a,1′aの外側面に跨り、かつ長手方向に沿
って被覆する気密テープ2が貼着してある。
この気密テープ2は耐久性、形状追従性の高い片面非粘
着性のブチルテープを使用している。
このように軸組材1,1′の外側面に沿って気密テープ2
を貼着した状態で、軸組材1,1′の外側に壁下地材とし
て気密合板3を取付けてある。
気密合板は、気密、外装下地、防湿を目的とするボード
状建材であり、合板、木毛セメント板、フレキシブルボ
ード等の一般建材を利用している。また防湿性能をさら
に上げる時はアスファルト、ゴム、塩化ビニール系の防
湿塗料を施すもでのある。
この気密合板3はその側縁部分を角型に切欠いたもので
あり、気密合板3の側縁部分は一方の軸組材1のフラン
ジ1aの外側面に当接され、同様に気密合板3′は軸組材
1′のフランジ1a′に当接され隣り合せた気密合板3′
との間に若干の間隙を有して配設してあり、これら気密
合板3,3′は軸組材1,1′に沿って縦目地を形成してい
る。気密合板3,3′は取付金具4によって軸組へ固定さ
れている。取付金具4は中央に凹溝4aを有する帯状に形
成したものである。この取付金具4の左、右側片4b,4b
を気密合板3,3′のそれぞれの切欠部分3a,3a′に当接
し、軸組材1,1′間の間隙に挿入したボルト5によって
気密合板3,3′を押圧した状態で取付金具4を緊結し、
気密合板3,3′は軸組材1,1′を外側より被覆する状態
で、軸組材1,1′に固定してあり、気密合板3,3′の縦目
地部分には気密テープ2が貼着してあり、この気密テー
プ2を気密合板3,3′が介在、圧接するよう形成してあ
る。
第2図は基礎部分と床梁架設部分を示したものである。
基礎部分においては、基礎コンクリート6が地中より地
上に立設され、この基礎コンクリート6の上面に下部横
方向の軸組材7が配設され、この軸組材7の下面と基礎
コンクリート6の上面の間に、軸組材の長手方向に沿っ
て気密テープを介在、圧接するよう形成してある。
また前記下部横方向の軸組材7より縦方向の軸組材1を
介して上部横方向の軸組材7が配設されており、上部横
方向の軸組材7の上面にH形鋼による床梁8が架設して
ある。床梁8の下部フランジ8aと上部横方向の軸組材7
との間にアングル9を介在せしめてあり、アングル9の
一側フランジ9aが床梁8の下部フランジ8a外側縁より立
方へ立ち上った状態で配設してある。そして上部横方向
の軸組材7のフランジ7a外側面とアングル9のフランジ
9a外側面に跨って長手方向に沿い気密テープ2が貼着し
てある。そして基礎コンクリート6の上端部より軸組材
1,7及び床梁8を外側より全面被覆して外壁の下地材と
して気密合板3を取付けてあり、気密合板3の横方向の
縦目部分が前記気密テープ2の貼着部分を介在、圧接す
るよう取付けてある。
第3図は小屋梁10部分を示したものである。小屋梁10は
H形鋼を使用してあり、この小屋梁10の上部フランジ10
aには上面にたる木11を取付けるのに簡便ならしめ、か
つ気密性を向上させるため、上面を屋根勾配に対応する
斜面としたたる木受12が長手方向に沿い載設してあり、
また上部フランジ10aの下面外側には下台13が長手方向
に沿い配設してあり、たる木受12と下台13は小屋梁10の
上部フランジ10aを挾持してボルトにより緊結固定して
ある。
またたる木受12の上面と外側面を被覆し、さらに下台13
の外側面を被覆するよう気密テープ2が貼着してある。
そしてこの気密テープ2の表面には外壁の下地材として
気密合板3が下方向より取付けてあり、小屋梁10を被覆
してたる木受12の外側を被覆してある。一方、たる木受
12の上面部分においては小屋組の下地材として気密合板
3が気密テープ2の表面に取付けてあり、外壁部分に取
付けた気密合板3と小屋部分に取付けた気密合板3との
目地部分には、前記たる木受12から下台13にかけて貼着
した気密テープ2を介在、圧接せしめている。
第5図は開口部を示したものである。開口部において
は、C形鋼からなる開口部枠14の外側面を被覆して気密
合板3を取付け、この気密合板3の長手方向に沿って気
密テープ2を貼着し、この気密テープ2を介在、圧接せ
しめて建具サッシ15が取付けてある。
以上の如く、開口部を除く外壁、小屋組、開口部枠等建
築物躯体表面を全てを気密合板3で被覆し、気密合板3
同士の継目部分においては、骨組に貼着した気密テープ
2を圧接、介在せしめてなるものである。
(発明の効果) 以上の構成からなる本願の発明は、以下の効果を有して
いる。
(1) 躯体全体を気密合板で被覆し、かつ継目部分に
気密テープを介在せしめているので、気密性能が著しく
向上し、隙間風が内部に入りこまず、熱損失が大幅に減
少するため断熱性能が優れたものとなり、とくに寒冷地
住宅において極めて有効である。また気密性能が向上す
るため遮音性も向上する。
(2) 躯体全体の中で占める割合が大きい外壁におい
ては、下地となる気密合板の側縁を切欠き、この切欠き
部分と継目に完全に当接する取継金具によって気密合板
が軸組に取付けられているので、より気密性が良好とな
る。
(3) 基礎と外壁の気密合板の間には気密テープを介
在せしめているので基礎部分からの外気の流入を防止で
きる。
(4) 軸組の上端に跨設した小屋梁の上面に、屋根勾
配に対応する傾斜を有するたる木受けを取付け、このた
る木受けに気密テープを貼着し、さらにこの気密テープ
の表面に外壁部分の下地である気密合板と屋根の下地で
ある気密合板を貼着した構成からなっているので、外壁
と小屋組間の気密性は良好であり、軒裏からの外気の流
入は完全に遮断され、かつ、たる木の取付けが容易であ
る。
構造。
【図面の簡単な説明】
第1図は軸組部分の分解横断面図、第2図は基礎から床
梁部分までの分解縦断面図、第3図は小屋梁部分の分解
縦断面図、第4図は基礎上部より小屋梁までの縦断面
図、第5図は開口部の分解横断面図である。 1……軸組材、2……気密テープ、3……気密合板、4
……取付金具、5……ボルト、6……基礎コンクリー
ト、7……軸組材、8……床梁、9……アングル、10…
…小屋梁、11……たる木、12……たる木受、13……下
台、14……開口部枠。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−97316(JP,U) 実開 昭50−105738(JP,U) 実公 昭52−33702(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を除く建築物躯体の全体にわたって
    下地としての気密合板を被覆し、気密合板同士の継目部
    分には骨組との間に気密テープを介在せしめた建築物の
    気密化構造において、外壁部分では複数本の形鋼による
    軸組材を間隙を有して立設した本体軸組の表面に気密テ
    ープを貼着し、気密テープの外側には、側縁を角形に切
    欠いた気密合板を間隙を設けて取付け、中央に凹溝を有
    して左、右側片を設けた帯状の取付金具を、気密合板の
    前記間隙部分に凹溝を前記切欠き部分に左、右側片を当
    接した状態で軸組材の間隙より挿入したボルトにより枢
    着して気密合板を固定してなり、基礎と外壁の気密合板
    の間には気密テープを介在せしめ、さらに軸組材の上端
    には小屋梁を跨設し、小屋梁の上面に屋根勾配に対応す
    る傾斜を有するたる木受けを取付け、このたる木受けの
    外側面と上面に跨って気密テープを貼着し、たる木受け
    の外側面には前記外壁の気密合板を、たる木受けの上面
    には屋根の下地としての気密合板を取付けてなることを
    特徴とする建築物の気密化構造。
JP63260464A 1988-10-18 1988-10-18 建築物の気密化構造 Expired - Fee Related JPH07116763B2 (ja)

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JP2715195B2 (ja) * 1991-05-28 1998-02-18 積水ハウス株式会社 壁体パネル及びこれを使用した建築物の断熱、気密構法
JP4676053B2 (ja) * 2000-09-28 2011-04-27 アキレス株式会社 屋根の断熱構造

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JPS5197316U (ja) * 1975-02-03 1976-08-04
JPS5233702U (ja) * 1975-09-01 1977-03-09

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