JPH071188Y2 - パチンコ機の変動入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の変動入賞装置

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JPH071188Y2
JPH071188Y2 JP1987168617U JP16861787U JPH071188Y2 JP H071188 Y2 JPH071188 Y2 JP H071188Y2 JP 1987168617 U JP1987168617 U JP 1987168617U JP 16861787 U JP16861787 U JP 16861787U JP H071188 Y2 JPH071188 Y2 JP H071188Y2
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信男 松原
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、パチンコ機の変動入賞装置に関し、特に、遊
技盤に取り付ける取付板と、可動片と、所定の奥行幅を
有する入賞空間と、該入賞空間の下方に形成された入賞
口と、を備えたパチンコ機の変動入賞装置に関するもの
である。
「従来の技術」 従来、遊技盤に取り付けられる取付板と、打球を受け入
れない閉状態と打球を受け入れ易い開状態とに変換可能
な可動片と、該可動片が開状態において受け入れた打球
が流下する所定の奥行幅を有する入賞空間と、該入賞空
間の下方に形成され、かつ受け入れた打球を普通の入賞
とする通常入賞口と特別の入賞とする特別入賞口とから
成る複数の入賞口と、を備えた変動入賞装置が数多く提
案されている。
このような変動入賞装置として典型的なものは、前記特
別入賞口に飛入した打球によって特別遊技状態が開始し
て一対の可動片を所定の開閉サイクル(可動片の18回の
開閉動作、または10個の打球が入賞するまでのサイク
ル)で開閉動作させ、その開閉動作中に、再度前記特別
入賞口に飛入した打球があったとき、前記開閉サイクル
を最初から開始させ、しかも特別入賞口に打球が入賞す
る限り、そのような開閉サイクルを所定回数(8回)繰
り返すことができるようにしたものがある。
「考案が解決しようとする問題点」 上記した従来の変動入賞装置においては、特別遊技状態
となって、可動片が開閉動作を開始して打球を受け入れ
ると、その受け入れられた入賞玉が入賞空間内を流下す
るが、入賞玉の流下状態を変化させるために入賞空間内
には、流下状態可変部材が配置され、入賞空間内での入
賞玉の動きを複雑に変化させている。
ところで、このような変動入賞装置にあっては、可動片
を駆動する駆動源と、流下状態可変部材を駆動する駆動
源とが入賞空間の後方に設けられているが、それら駆動
源として主に駆動ソレノイドが使用されていた。しかも
それら2つの駆動ソレノイドが変動入賞装置の取付板に
対して平行方向に取り付けられていたため、変動入賞装
置の取付板の投影面積範囲よりも外へ飛び出して取り付
けられることが多く、変動入賞装置を遊技盤に取り付け
る際に駆動ソレノイドが遊技盤に穿設された役物取付穴
に引っ掛かってスムッズに取付作業ができないという不
都合があった。また、取付板の投影面積範囲より小さく
するために駆動ソレノイドの容量を小さくすると、繰り
返し動作の激しい流下状態可変部材の動作寿命が短くな
り、変動入賞装置の故障が頻発に起こるという不都合が
あった。
本考案は、上記した不都合を解消するためになされたも
のであり、その目的とするところは、駆動ソレノイドの
取付に際し、変動入賞装置の取付板の投影面積範囲内に
収まるようにし、しかも駆動ソレノイドの選択の自由度
のある変動入賞装置を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、上記した目的を達成するために、 遊技盤に取り付ける取付板と、打球を受け入れる可動片
と、所定の奥行幅を有する入賞空間と、該入賞空間の下
方に形成された特別入賞口を含む複数の入賞口と、を備
えたパチンコ機の変動入賞装置において、 前記入賞空間には、前記特別入賞口に到達するまでの過
程で入賞玉の流下状態に変化を与える流下状態可変部材
を配置し、 前記入賞空間の後方には、前記取付板に対して平行方向
に設けられ且つ前記可動片を駆動する第1の駆動ソレノ
イドと、前記取付板に対して垂直方向に設けられ且つ前
記流下状態可変部材を駆動する第2の駆動ソレノイド
と、を設けたことを特徴とするパチンコ機の変動入賞装
置。
という構成を採用したものである。
「作用」 本考案は、可動片を駆動する第1の駆動ソレノイドを取
付板と平行に、流下状態可変部材を駆動する第2の駆動
ソレノイドを取付板と垂直に設けたため、取付板の投影
面積範囲にすべての駆動ソレノイドが収まり、変動入賞
装置を遊技盤に取り付ける際にスムーズに役物取付穴に
セットされる。しかも駆動ソレノイドを選択する際に
も、該駆動ソレノイドに対応する部材の機能を充分に発
揮させるものの中から自由に選択できるので、変動入賞
装置を設計する際の自由度が高くなるという利点がある
ばかりでなく、この種の変動入賞装置にとって遊技者の
興趣を引きつけるために必要とされる流下状態可変部材
の長期的且つ安定的な動作を確実に維持することができ
る。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。第7
図および第8図は、この考案の実施例が適用されるパチ
ンコ機を示し、第7図はパチンコ機の正面図、第8図は
その背面図である。第7図において、パチンコ機1の前
面枠2には、金枠3、ガラス扉枠4、前面板5等が取り
付けられ、また前面枠2の裏面には遊技盤6が着脱自在
に取り付けられている。
遊技盤6には、打球を誘導するとともに遊技領域7を区
画形成する誘導レール8がほぼ円状に植立されている。
遊技領域7のほぼ中央には、この考案の実施例である変
動入賞装置30が取着されている。なお、変動入賞装置30
については後に詳述する。更に、遊技領域7には、通常
入賞口9a,9b、チューリップ式入賞口10a,10b、始動入賞
口11a〜11c、および特別遊技状態表示ランプ12a,12b等
がそれぞれ設けられている。前記始動入賞口11a〜11cに
対応して始動入賞検出スイッチ13a〜13cが遊技盤6の裏
面に設けられている。
前記前面板5の表面には、払出された景品玉を貯溜し、
かる発射位置に打球を供給する上皿14が固着され、該上
皿14の下方の前面枠2の前面には、打球の弾発力を調節
する操作ハンドル15や上皿14に貯溜しきれなかった景品
玉を貯溜する下皿16が取り付けられている。
次に、第8図において、パチンコ機1の背面には、機構
板17が開閉自在に設けられ、該機構板17には、前記遊技
領域7に設けられた各種の入賞口に入った入賞玉に対応
する所定個数の景品玉を払出すための公知の部品、装
置、あるいは機構等が配設されている。例えば、景品玉
タンク18、景品玉払出装置19、入賞玉処理機構20等であ
る。前記機構板17のほぼ中央には、大型の窓開口21が開
設され、該窓開口21を介して、前記遊技盤6裏面に取り
付けられた制御回路基板ケース22および前記変動入賞装
置30の裏面を覆うカバーケース23が後方に突出してい
る。制御回路基板ケース22内には、前記遊技盤6に設け
られた検出スイッチ等の入力機器からの入力信号を受け
て遊技盤6に設けられた変動入賞装置30の駆動源や表示
ランプ12a,12b等の出力機器に出力信号を送って、遊技
全体の制御を行うマイクロコンピュータ等からなる制御
回路基板が収納されている。
次に、第1図ないし第6図に基づいて、変動入賞装置30
の構造について説明する。まず、第1図ないし第3図に
基づいて変動入賞装置の全体について説明する。第1図
は変動入賞装置の正面図であり、第2図は、変動入賞装
置の正面斜視図であり、第3図は、第1図に示すA−
A′線で切断した断面図である。図において、変動入賞
装置30は、前記遊技盤6に取り付けられる取付板31を有
し、該取付板31には、縦長の窓部32が形成されている。
この窓部32の上縁を覆うように上部装飾板を兼ねた逆U
字状の障害受部33と、下縁を覆うように下部装飾板を兼
ねたU字状の下部受部34とが取付板31に取着され、更
に、障害受部33と下部受部34との間には、一対の可動片
35a,35bが水平方向に摺動自在に取り付けられている。
この可動片35a,35bは、前記窓部32の上部に横臥される
上部玉誘導板36の先端部に形成された案内溝36aに可動
片35a,35bの下部に形成された嵌入突起37a,37b(ただし
37bは図示せず)を遊嵌させて水平方向に案内摺動され
るようになっている。また、可動片35a,35bには、取付
板31の後方に延びる回動軸38a,38bの先端39a,39b(ただ
し39bは図示せず)が遊嵌され、該回動軸38a,38bの後端
が作動部材40と係合されている。作動部材40のほぼ中央
には、電気的な駆動源としての駆動ソレノイド41のプラ
ンジャー42が連結され、駆動ソレノイド41の動作を作動
部材40、回動軸38a,38bを介して可動片35a,35bに伝達し
ている。すなわち、駆動ソレノイド41が励磁されると可
動片35a,35bは、水平方向に摺動して開状態となって遊
技盤6上を落下してくる打球を受け入れ、駆動ソレノイ
ド41が消磁されると閉状態となって打球を受け入れな
い。なお、この実施例の場合、可動片35a,35bは、短い
時間間隔、例えば、前記始動入賞口11a〜11cへ打球が入
賞した場合には、約0.5秒間隔で開閉制御され、後述す
る特別入賞口90aへ入賞した場合には、約0.75秒間隔で
開閉制御される。また、駆動ソレノイド41は、後述する
入賞空間45の後方であって、前記取付板31と平行方向に
設けられている。そして、一対の可動片35a,35bをバラ
ンスよく摺動させるため、取付板31の正面から見て縦中
心線の延長線上に配置されている。
また、取付板31には、前記窓部32の周縁に沿って後方に
突出する凹室周壁43が形成され、この凹室周壁43の後面
には、後面カバー枠44が取着されている。そして、この
後面カバー枠44と前記凹室周壁43と前記障害受部33と前
記下部受枠34と前記可動片35a,35bとによって変動入賞
装置30の入賞空間45を形成している。なお、前記後面カ
バー枠44の裏面には、変動入賞装置30の各種の駆動源、
例えば前記駆動ソレノイド41や後述する駆動モータ59等
を取り付ける駆動源取付板46が取着され、後面カバー枠
44の下方には、後述する転動板49を含み、かつ停留装置
70を取り付ける下方構成板71が配置されている。
次に、第4図ないし第6図を含めて前記入賞空間45内の
構成について説明する。まず、第3図において、入賞空
間45の上部には、前記した上部玉誘導板36が横臥され、
可動片35a,35bに受け入れられた入賞玉を後方へ誘導す
るようになっている。後方へ誘導された入賞玉は、前記
後面カバー枠44に形成された入賞玉通過路47を通って、
その入賞玉通過路47の下端に形成された入賞玉出口48か
ら入賞空間45の下方に配置される転動板49上に再度現わ
れ、下方に向って流下する。前記玉出口48から排出され
た入賞玉は、その流下下方に配置され、かつ左右方向に
回動する振分け装置50によって、その流下方向が変化さ
せられる。この振分け装置50は、ゴルファーがクラブを
握っている状態の意匠が付与され、入賞玉出口48から排
出される入賞玉をゴルフのボールとみなして前記クラブ
が左右に振分けるようになっている。この振分け装置50
は、第3図および第5図に示すように前記後面カバー枠
44に軸支された回動軸51の一端に固定され、該回動軸51
の他端には、上下に係合ピン53、54が突設された作動部
材52が固定されている。上部に設けられた係合ピン53
は、前記駆動源取付板46に左右方向に摺動自在に設けら
れた摺動部材55と係合するようになっている。すなわ
ち、摺動部材55のほぼ中央に形成された係合長穴56に係
合ピン53が挿入され、摺動部材55の左右方向の摺動によ
り、作動部材52が回動軸51を中心にして回動するように
なっている。なお、摺動部材55は、前記駆動源取付板46
に植立された案内ピン57a,57bが摺動部材55の左右両側
に形成された案内長穴58a,58bに挿入されることによっ
て摺動自在に支持されている。
前記駆動源取付板46には、駆動モータ59が取着され、そ
の出力軸の先端には、回転カム60が固定されている。そ
して、該回転カム60の偏心した位置には、偏心ピン61が
突設されており、該偏心ピン61が前記摺動部材55の係合
長穴56内に挿入されている。したがって、駆動モータ59
が動作することによって回転カム60が回転し、摺動部材
55が左右方向に摺動する。すると、作動部材52が回動軸
51を中心にして一定の角度範囲内で左右方向に回動し、
該回動軸51の先端に固定されている振分け装置50も左右
方向に回動する。
一方、作動部材52の下部に設けられた係合ピン54は、前
記後面カバー枠44の後部に回転自在に軸65によって軸支
された装飾回動部材62の係合長穴63に挿入されている。
装飾回動部材62は、「コ」字状に形成されており、その
両側先端にモグラの意匠を付与した装飾板64a,64bが固
着され、該装飾板64a,64bが前記転動板49の後部両側に
穿設した開口67a,67b(第4図参照)から交互に出没す
るようになっている。すなわち、作動部材52の回動動作
が係合ピン54と係合長穴63との係合により装飾回動部材
62に伝達され、これにより装飾回動部材62が軸65を中心
にして正面から見た場合に上下方向に回動するため、装
飾板64a,64bが転動板49内に隠れたり、現われたりして
入賞空間45下部の装飾効果を高めている。なお、図示の
装飾回動部材62は、前記入賞玉出口48から排出される入
賞玉の流下状態にほとんど影響を及ぼさないが、転動板
49の後部ではなく中央寄りに配置して振分け部材50によ
って振分けられた入賞玉の流下状態を更に変化させるよ
うに構成しても良い。
また、図示の実施例では、前記入賞玉通過路47の入口部
分に可動片35a,35bによって誘導された入賞玉を検出す
る10カウントスイッチ66が取り付けられ、更に、入賞玉
通過路47は、第3図に示されるように前記回動軸51を避
けるように回動軸51部分を周回するように構成されてい
る。
次に前記転動板49に設けられる流下状態可変部材として
の停留装置70について説明する。停留装置70は、前記転
動板49を含む下方構成板71に取り付けられるとともに第
6図に示されるように、駆動ソレノイド72と、揺動部材
77と、出没部材81とから成る。駆動ソレノイド72は、前
記取付板31に対して垂直方向に設けられるとともに、駆
動ソレノイド72のプランジャー73の先端には、連結部材
75が連結され、該連結部材75には、下方構成板71に軸79
で軸支された揺動部材77の揺動突片78が連結ピン76によ
って連結されている。また、揺動部材77の先端に形成さ
れた係合部80には、出没部材81が遊嵌され、該出没部材
81の両端に形成された出没突片82a,82bが前記転動板49
に形成された摺動穴83a,83b内に収納されている。
上記のように構成された停留装置70は、通常の状態、す
なわち駆動ソレノイド72が非励磁状態のときには、プラ
ンジャー73に周設されている付勢バネ74の付勢力により
出没突片82a,82bが摺動穴83a,83bの上端位置とほぼ同一
平面となるように上昇した位置で保持され、所定の条件
が達成されて駆動ソレノイド72が励磁されると、プラン
ジャー73が付勢バネ74の付勢力に抗して吸引されるの
で、揺動部材77が揺動し、出没突片82a,82bが摺動穴83
a,83b内に引っ込んで転動板49上に凹穴ができることに
なる。そして、この凹状の摺動穴83a,83bは、、パチン
コ玉の直径とほぼ同じであるため、転動板49を流下して
きた入賞玉が落ち込んでその位置に停留されることとな
る。この入賞玉の停留は、駆動ソレノイド72が励磁され
ている間中保持されるが、駆動ソレノイド72が非励磁状
態に戻ると、付勢バネ74の付勢力により出没突片82a,82
bが上昇するので摺動穴83a,83bで停留されていた入賞玉
は押し出されて転動板49上を再度流下するようになって
いる。なお、下方構成板71は、転動板49の側壁に突設し
た係合突起84a,84b(第4図参照;ただし84aは図示せ
ず)を前記凹室周壁43に形成した係合溝(図示せず)に
係合させることによりその前方を支持し、下方構成板71
の後端に形成した係合突片85を前記駆動源取付板46に穿
設した係合穴86(第3図参照)に係合させることにより
その後方を支持して、全体として前記取付板31に固定さ
れている。また、駆動ソレノイド72が、前記可動片35a,
35b用の駆動ソレノイド41と異なり取付板31に対して垂
直方向に取り付けられていることによって、変動入賞装
置30の裏面構造において、より自由度の高い設計構造と
することができる。すなわち、前記駆動ソレノイド72を
駆動ソレノイド41と同一の方向(取付板31と平行方向)
に取り付けようとすると、その設計上、駆動ソレノイド
72を駆動ソレノイド41の下方または左右いずれか一方の
側に取り付けなければならない。しかしながら、このよ
うの場合に、駆動ソレノイド41が可動片35a,35bとの関
係で中央に位置するため駆動ソレノイド72の一部が取付
板31の投影面積範囲から飛び出して取り付けられる場合
があり、このような場合には、セット化された変動入賞
装置30を遊技盤6に取り付ける際にスムーズに役物取付
穴内に挿入することができないこととなる。これを解決
するために、駆動ソレノイド72の小型のものを使用する
すれば良いが、この小型のものでは繰り返し動作の激し
い停留装置70の寿命が短くなるという欠点があり、ある
程度の大きさを有する駆動ソレノイド72を使用しなけれ
ばならない。そこで、図示した実施例のように、駆動ソ
レノイド72を取付板31に対して垂直方向に取り付けれ
ば、上述いた問題も起こらず、駆動ソレノイド72の大き
さを設定するに当ってもきわめて自由に選択することが
できる。
前記転動板49の流下下方には、複数の入賞口90a〜90cが
形成されている。この複数の入賞口90a〜90cは、前記下
部受部34に形成された一対の入賞口区画突片91a,91bに
よって区画形成され、該入賞口区画突片91a,91bによっ
て挟まれる中央の入賞口を特別入賞口90aとし、左右の
入賞口を通常入賞口90b,90cとしている。特別入賞口90a
には、V入賞玉検出スイッチ92が設けられ、特別遊技状
態となることを検出するとともに、特別遊技状態中にお
ける検出により、可動片35a,35bを再度、最初から摺動
させるための信号を検出するものである。なお、入賞空
間45内には、前記上部玉誘導板36の上部に可動片35a,35
bの開閉サイクル回数を表示する8個のLEDランプ68と前
記後面カバー枠44の前面に1回の開閉サイクル中に可動
片35a,35bによって誘導されて、前記10カウントスイッ
チ66で検出された入賞玉数を表示する7セグメントLED6
9も設けられている。
上述した転動板49上の停留装置70と複数の入賞口90a〜9
0cの関係について第4図を参照して説明すると、第4図
(a)に示すように停留装置70が作動していない状態、
すなわち、駆動ソレノイド72が非励磁の状態において
は、入賞玉出口48から排出される入賞玉は、振分け装置
50の回動タイミングによってその流下方向を変化させら
れ転動板49上を下方に向って流下し、複数の入賞口90a
〜90cのいずれかに入賞する。この場合、複数の入賞口9
0a〜90cのいずれの入賞口に入賞するか否かは、振分け
装置50と入賞玉出口48から排出される入賞玉との接触す
るタイミングによって決定されるものであり、どの入賞
口への入賞率が高いかは一概に言えない。一方、第4図
(b)に示すように停留装置70が作動した状態、すなわ
ち、駆動ソレノイド72が励磁した状態においては、入賞
玉出口48から排出された入賞玉のうちあるものは凹状に
なっている摺動穴83a,83bに落ち込み、その位置で停留
される。すると、その後から入賞玉出口48から排出され
る入賞玉は、振分け部材50によって左右両端側に変化さ
せられないかぎり、停留している入賞玉に衝突して主と
して中央寄りに流下方向を変化させられ、特別入賞口90
aに入賞い易くなる。このように転動板49上を流下する
入賞玉は、振分け装置50だけでなく、先に排出された入
賞玉であって、停留装置70によって停留されている入賞
玉に衝突してその流下方向が変化させられる。なお、転
動板49上に形成される摺動穴83a,83bの設置位置、例え
ば、2つの摺動穴83a,83bの間隔や、長手方向の位置等
を変化させることによって特別入賞口90aへの入賞率を
調節できることは言うまでもない。
また、図示の実施例においては、取付板31の中央左右お
よび凹室周壁43の左右に1つランプ88aまたは88b(第2
図参照;ただし88aは図示省略)によって装飾される凸
レンズ状の装飾板87a,87cまたは87b,87d(第1図参照;
これにはゴルフボールの意匠が付与されている)が設け
られ、取付板31の前方および前記入賞空間45の装飾効果
を高めている。更に、前記後面カバー枠44の一側部に
は、三角形状のLEDランプ89が複数個配設され、木の意
匠として入賞空間45内を装飾している。
以上の説明から明らかなように、この実施例において
は、可動片35a,35bに対する駆動ソレノイド41が可動片3
5a,35bをスムーズに摺動動作させるために入賞空間45後
方の中央部であって、かつ変動入賞装置30の取付板31に
対して平行方向に設けられ、流下状態可変部材としての
停留装置70に対する駆動ソレノイド72は、変動入賞装置
30の取付板31に対して垂直方向に設けられるので、入賞
空間45の後方において、2つの駆動ソレノイドを取り付
ける設置面積が少くて済みむため取付板31の投影面積範
囲から外に飛び出すこともなく、しかも駆動ソレノイド
72を選択する際にも、流下状態可変部材として充分な性
能を有するものの中から自由に選択できるものである。
また、上述の実施例では、可動片35a,35bとして、水平
方向に摺動するものを例示したが、これに限ることな
く、例えば、一対の開閉翼片を回動軸を中心にして回動
動作させるものや、あるいは遊技盤面に対して前後方向
に開閉する開閉扉を開閉動作させるものであっても良
い。
更に、図示した実施例においては、駆動ソレノイド72を
取付板31の下方位置に垂直方向に取り付けたので、駆動
ソレノイド41と駆動ソレノイド72との間に相対的に大き
な空間が形成され、このため、その空間に振分け装置50
を駆動するための駆動モータ59を比較的余裕をもって取
り付けることができる。
「考案の効果」 本考案は、可動片を駆動する第1の駆動ソレノイドを取
付板と平行に、流下状態可変部材を駆動する第2の駆動
ソレノイドを取付板と垂直に設けたため、それらの駆動
ソレノイドを取り付ける設置面積が少くて済みむため取
付板の投影面積範囲から外に飛び出すこともない。従っ
て、変動入賞装置を遊技盤に穿設された役物取付穴に取
り付ける際にスムーズに挿入できて、取付作業を能率良
く行うことができる。しかも駆動ソレノイドを選択する
際にも、該駆動ソレノイドに対応する部材の機能を充分
に発揮させるものの中から自由に選択できるので、変動
入賞装置を設計する際の自由度が高くなるという利点が
あるばかりでなく、この種の変動入賞装置にとって遊技
者の興趣を引きつけるために必要とされる流下状態可変
部材の長期的且つ安定的な動作を確実に維持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例に係る変動入賞装置の正面図、第2図
は、変動入賞装置の正面斜視図、第3図は、第1図にお
けるA−A′線で切断した断面図、第4図は、停留装置
の作用を示す斜視図、第5図は、振分け装置だけを示し
たの斜視図、第6図は、停留装置だけを示した分解斜視
図、第7図は、実施例の変動入賞装置が適用されるパチ
ンコ機の正面図、第8図は、パチンコ機の背面図であ
る。 1……パチンコ機 6……遊技盤 30……変動入賞装置 31……取付板 35a,35b……可動片 41……(第1の)駆動ソレノイド 45……入賞空間 70……停留装置(流下状態可変部材) 72……(第2の)駆動ソレノイド 90a……特別入賞口 90b,90c……通常入賞口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤に取り付ける取付板と、打球を受け
    入れる可動片と、所定の奥行幅を有する入賞空間と、該
    入賞空間の下方に形成された特別入賞口を含む複数の入
    賞口と、を備えたパチンコ機の変動入賞装置において、 前記入賞空間には、前記特別入賞口に到達するまでの過
    程で入賞玉の流下状態に変化を与える流下状態可変部材
    を配置し、 前記入賞空間の後方には、前記取付板に対して平行方向
    に設けられ且つ前記可動片を駆動する第1の駆動ソレノ
    イドと、前記取付板に対して垂直方向に設けられ且つ前
    記流下状態可変部材を駆動する第2の駆動ソレノイド
    と、を設けたことを特徴とするパチンコ機の変動入賞装
    置。
JP1987168617U 1987-11-04 1987-11-04 パチンコ機の変動入賞装置 Expired - Lifetime JPH071188Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61257667A (ja) * 1985-05-11 1986-11-15 株式会社ソフイア パチンコ機
JPS62179483A (ja) * 1986-02-03 1987-08-06 京楽産業株式会社 パチンコ機の入賞装置

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