JPH07119019B2 - 導電回路を有するプラスチック成形品の製造方法 - Google Patents
導電回路を有するプラスチック成形品の製造方法Info
- Publication number
- JPH07119019B2 JPH07119019B2 JP2403979A JP40397990A JPH07119019B2 JP H07119019 B2 JPH07119019 B2 JP H07119019B2 JP 2403979 A JP2403979 A JP 2403979A JP 40397990 A JP40397990 A JP 40397990A JP H07119019 B2 JPH07119019 B2 JP H07119019B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- plastic
- mold
- melting point
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電回路を有するプラ
スチック成形品の製造方法に関する。本発明の例による
と、無機質繊維又は有機質繊維などによって製造された
織物又は不織布に、融点が70℃乃至300℃を示す金
属を電気回路形状に塗布したシート(以下、金属を塗布
したシートを「金属塗布シート」ということがある)を
プラスチック成形機の金型中に挿入し、プラスチック材
料の熱と圧力によってプラスチックの表面に電気回路を
一体不可分に形成する。本発明によって製造された成形
品は、プラスチックの絶縁体に電気回路が一体的に形成
されているので、その成形品は電気部品、発熱体、静電
防止などの用途に使用される。
スチック成形品の製造方法に関する。本発明の例による
と、無機質繊維又は有機質繊維などによって製造された
織物又は不織布に、融点が70℃乃至300℃を示す金
属を電気回路形状に塗布したシート(以下、金属を塗布
したシートを「金属塗布シート」ということがある)を
プラスチック成形機の金型中に挿入し、プラスチック材
料の熱と圧力によってプラスチックの表面に電気回路を
一体不可分に形成する。本発明によって製造された成形
品は、プラスチックの絶縁体に電気回路が一体的に形成
されているので、その成形品は電気部品、発熱体、静電
防止などの用途に使用される。
【0002】
【従来の技術】一般に見かけられる電気部品、制御ボッ
クス、自動車内装部品などは、プラスチックによって各
種形状のケース、ボックス、構造体を製造し、次にプリ
ント基板などの電気回路を組み込み、さらに電線などに
よって結線されて製造されている。
クス、自動車内装部品などは、プラスチックによって各
種形状のケース、ボックス、構造体を製造し、次にプリ
ント基板などの電気回路を組み込み、さらに電線などに
よって結線されて製造されている。
【0003】しかしそのような工程をできるかぎり簡素
化したいといった要望はあらゆる分野で数多く見掛けら
れる。こういった要望に対応するため、例えば、銅箔を
貼ったプラスチックフィルムを用いて、化学エッチング
法などによって各種の電気回路を形成し、これに接着剤
等を塗布し、この接着剤を介して、プラスチック材料を
射出成形又は圧縮成形により一体化する方法が現在にお
いて工業的に行われている。
化したいといった要望はあらゆる分野で数多く見掛けら
れる。こういった要望に対応するため、例えば、銅箔を
貼ったプラスチックフィルムを用いて、化学エッチング
法などによって各種の電気回路を形成し、これに接着剤
等を塗布し、この接着剤を介して、プラスチック材料を
射出成形又は圧縮成形により一体化する方法が現在にお
いて工業的に行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述した従来の
方法では、プラスチックフィルムに金属箔をはりつける
工程、化学的エッチング工程、接着剤を塗布する工程な
どが必要であり、そのため生産コスト高を招いている。
方法では、プラスチックフィルムに金属箔をはりつける
工程、化学的エッチング工程、接着剤を塗布する工程な
どが必要であり、そのため生産コスト高を招いている。
【0005】また金属箔の伸び率が低いため、例えば前
記フィルムを金型中に配置してプラスチックを充填する
と、簡単な形状であれば材料の充填圧力によって形状づ
けられるが、伸び率が要求されるような用途では金属回
路が切断され、目的の電気回路をプラスチックの表面に
形成できないといった問題点がある。
記フィルムを金型中に配置してプラスチックを充填する
と、簡単な形状であれば材料の充填圧力によって形状づ
けられるが、伸び率が要求されるような用途では金属回
路が切断され、目的の電気回路をプラスチックの表面に
形成できないといった問題点がある。
【0006】またフィルムに塗布する接着剤はプラスチ
ック材料の種類によって種々選択しなければならない。
もしこの選択が不適性であると、得られた成形品は全く
実用に耐えないものとなる。さらに、収縮が大きく、難
接着性のプラスチック材料、例えば、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタ
レートといった材料では、どのような接着剤を用いても
金属箔とプラスチックを接着できないといったことも大
きな難点である。
ック材料の種類によって種々選択しなければならない。
もしこの選択が不適性であると、得られた成形品は全く
実用に耐えないものとなる。さらに、収縮が大きく、難
接着性のプラスチック材料、例えば、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタ
レートといった材料では、どのような接着剤を用いても
金属箔とプラスチックを接着できないといったことも大
きな難点である。
【0007】本発明の目的は、従来技術が抱えているこ
れらの課題、すなわち、複雑な形状のプラスチックの表
面に電気回路を簡単に一体的に形成できること、電気回
路の形成工程を成形と同時に行うこと、接着剤を用いる
ことなくプラスチックに電気回路を一体不可分に形成で
きること、生産コストが安価であることなどの課題を解
決することにある。
れらの課題、すなわち、複雑な形状のプラスチックの表
面に電気回路を簡単に一体的に形成できること、電気回
路の形成工程を成形と同時に行うこと、接着剤を用いる
ことなくプラスチックに電気回路を一体不可分に形成で
きること、生産コストが安価であることなどの課題を解
決することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の製造方法につい
て例を挙げて説明する。ガラス繊維、有機繊維などを用
いて製造された織物又は不織布に、融点が70乃至30
0℃の金属(以下「低融点金属」ということがある)
を、例えばメタルスプレーガンを用いて必要な形状に適
量塗布して金属塗布シートを作製する。この状態では、
塗布された低融点金属は繊維状物の表面に粒子状あるい
は燐片状で仮付着されたままである。これを例えば熱可
塑性樹脂成形用の金型に装着し、高温で溶融された成形
材料を充填して行くと、装布された金属粒子は金型の表
面に押し付けられるとともに高温の材料の熱によって瞬
時に軟化する。さらに熱可塑性樹脂の射出成形は300
〜2000kg/cm2もの高圧の材料充填圧力をかけ
ることが一般的条件であるので、溶融軟化した低融点金
属及び繊維状物は材料によって金型壁に高圧で押し付け
られ、その結果、低融点金属は完全な金属薄膜となって
金型表面で冷却される。結果としてプラスチック表面に
金属膜を成形金型中で瞬時に形成できることとなる。
て例を挙げて説明する。ガラス繊維、有機繊維などを用
いて製造された織物又は不織布に、融点が70乃至30
0℃の金属(以下「低融点金属」ということがある)
を、例えばメタルスプレーガンを用いて必要な形状に適
量塗布して金属塗布シートを作製する。この状態では、
塗布された低融点金属は繊維状物の表面に粒子状あるい
は燐片状で仮付着されたままである。これを例えば熱可
塑性樹脂成形用の金型に装着し、高温で溶融された成形
材料を充填して行くと、装布された金属粒子は金型の表
面に押し付けられるとともに高温の材料の熱によって瞬
時に軟化する。さらに熱可塑性樹脂の射出成形は300
〜2000kg/cm2もの高圧の材料充填圧力をかけ
ることが一般的条件であるので、溶融軟化した低融点金
属及び繊維状物は材料によって金型壁に高圧で押し付け
られ、その結果、低融点金属は完全な金属薄膜となって
金型表面で冷却される。結果としてプラスチック表面に
金属膜を成形金型中で瞬時に形成できることとなる。
【0009】
【作用】成形で形成された金属薄膜は、その外面が金属
調となるとともに、使用した繊維材料によって補強され
た状態となる。さらに繊維状物には数多くの凹凸や空隙
が残存しているが、この部分にはプラスチック材料が充
填され、なんら接着剤を使用しなくとも、プラスチック
とシート材との間には強固な接合が行われる。また、ど
のようなプラスチック材料とも強固な接合ができ、従来
は適当な接着剤が見当たらずに金属との接合が不可能と
されていたポリエチレン、ポリプロピレン、アセタール
樹脂、ポリブチレンテレフタレート、ポリスチレン変性
ポリフェニレンオキサイドなどにも一体化電気伝導膜を
形成することが可能である。
調となるとともに、使用した繊維材料によって補強され
た状態となる。さらに繊維状物には数多くの凹凸や空隙
が残存しているが、この部分にはプラスチック材料が充
填され、なんら接着剤を使用しなくとも、プラスチック
とシート材との間には強固な接合が行われる。また、ど
のようなプラスチック材料とも強固な接合ができ、従来
は適当な接着剤が見当たらずに金属との接合が不可能と
されていたポリエチレン、ポリプロピレン、アセタール
樹脂、ポリブチレンテレフタレート、ポリスチレン変性
ポリフェニレンオキサイドなどにも一体化電気伝導膜を
形成することが可能である。
【0010】その他のプラスチック、例えば、ポリスチ
レン、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリイミド、
ポリアミド、塩化ビニル、ABS樹脂、AS樹脂、アク
リル樹脂、繊維素プラスチック、その他の所謂ポリマー
アロイと呼称される樹脂、スーパエンジニアリング樹脂
などにも本発明を適用可能である。
レン、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリイミド、
ポリアミド、塩化ビニル、ABS樹脂、AS樹脂、アク
リル樹脂、繊維素プラスチック、その他の所謂ポリマー
アロイと呼称される樹脂、スーパエンジニアリング樹脂
などにも本発明を適用可能である。
【0011】また、プラスチック材料として熱硬化性樹
脂を用いることもできる。例えば、不飽和ポリエステル
樹脂を主成分とするBMC、SMC、エポキシ樹脂成形
材料、ジアリールフタレート樹脂などを成形するための
加熱された金型中に金属塗布シートを配置し、その上に
前記熱硬化性樹脂からなる成形材料を置き、金型を高圧
で型締めし、材料が硬化した後に成形品を取り出すとい
った工程、すなわち圧縮成形によっても、その成形品の
表面に均一でしかもきれいな外観を示す成形品が得られ
る。
脂を用いることもできる。例えば、不飽和ポリエステル
樹脂を主成分とするBMC、SMC、エポキシ樹脂成形
材料、ジアリールフタレート樹脂などを成形するための
加熱された金型中に金属塗布シートを配置し、その上に
前記熱硬化性樹脂からなる成形材料を置き、金型を高圧
で型締めし、材料が硬化した後に成形品を取り出すとい
った工程、すなわち圧縮成形によっても、その成形品の
表面に均一でしかもきれいな外観を示す成形品が得られ
る。
【0012】本発明の金属塗布シートの製造に使用する
繊維材料は、織物であればその織り方、不織布であれば
その繊維長及びバインダーを調節することにより、金属
薄膜では得られない大きな伸び率をもたせることも可能
であり、例えば100%以上の伸び率とすることもでき
る。このため複雑な形状品にも導電回路を形成すること
ができ、またシートがどのように延ばされた状態であっ
ても、最終的にかけられる材料充填圧力と温度によって
金属粒子は薄膜となるので、プラスチックの表面には均
一でしかも欠損のない導電回路を形成することができ
る。
繊維材料は、織物であればその織り方、不織布であれば
その繊維長及びバインダーを調節することにより、金属
薄膜では得られない大きな伸び率をもたせることも可能
であり、例えば100%以上の伸び率とすることもでき
る。このため複雑な形状品にも導電回路を形成すること
ができ、またシートがどのように延ばされた状態であっ
ても、最終的にかけられる材料充填圧力と温度によって
金属粒子は薄膜となるので、プラスチックの表面には均
一でしかも欠損のない導電回路を形成することができ
る。
【0013】本発明に使用する低融点金属は特に限定さ
れないが、使用目的によって金属そのもの、又は合金と
して使用される。その選択の目安は、使用するプラスチ
ック材料の可塑化温度、成形するときの金型温度、成形
材料からの熱量、要求される耐熱性、金属薄膜に要求さ
れる特性等である。
れないが、使用目的によって金属そのもの、又は合金と
して使用される。その選択の目安は、使用するプラスチ
ック材料の可塑化温度、成形するときの金型温度、成形
材料からの熱量、要求される耐熱性、金属薄膜に要求さ
れる特性等である。
【0014】低融点金属の一例をあげると、ビスマス−
鉛−錫合金(融点96℃)、錫−インジウム合金(融点
117℃)、ビスマス−錫合金(融点138℃)、錫−
鉛−カドミウム合金(融点145℃)、錫亜鉛合金(融
点199℃)、カドミウム−アンチモン合金(融点29
2℃)、その他、単一成分金属としては、錫、鉛、ビス
マスなどの融点が300℃以下の金属が使用できる。
鉛−錫合金(融点96℃)、錫−インジウム合金(融点
117℃)、ビスマス−錫合金(融点138℃)、錫−
鉛−カドミウム合金(融点145℃)、錫亜鉛合金(融
点199℃)、カドミウム−アンチモン合金(融点29
2℃)、その他、単一成分金属としては、錫、鉛、ビス
マスなどの融点が300℃以下の金属が使用できる。
【0015】
【実施例】本発明の製造方法の種々の態様によると、種
々な融点を示す金属材料を、適切な方法、例えば金属溶
射装置などを用いて各種繊維基材の表面に電気回路状に
塗布した金属塗布シート、又は微粉状金属を少量の樹脂
と混合したインクを適切な電気回路状にスクリーン印刷
した金属塗布シートを、射出成形、圧縮成形、トランス
ファ成形などに用いる金型中に挿入し、プラスチック材
料の材料熱、金型温度、又は圧力を利用して、粒状又は
燐片状の金属を溶融軟化させてプラスチックの表面に均
質でしかも密着性の高い導電回路の薄膜を一工程で形成
することができる。
々な融点を示す金属材料を、適切な方法、例えば金属溶
射装置などを用いて各種繊維基材の表面に電気回路状に
塗布した金属塗布シート、又は微粉状金属を少量の樹脂
と混合したインクを適切な電気回路状にスクリーン印刷
した金属塗布シートを、射出成形、圧縮成形、トランス
ファ成形などに用いる金型中に挿入し、プラスチック材
料の材料熱、金型温度、又は圧力を利用して、粒状又は
燐片状の金属を溶融軟化させてプラスチックの表面に均
質でしかも密着性の高い導電回路の薄膜を一工程で形成
することができる。
【0016】以下、具体的な実施例について説明する。 〔実施例1〕 ポリエステル繊維、レーヨン繊維、硝子繊維、綿繊維を
それぞれ用いて作製された織物及び不織布をそれぞれ用
意し、それらの表面に融点が96℃のビスマス−鉛−錫
合金、及び融点が145℃の錫−鉛−カドミウム合金
を、それぞれメタルスプレーガンを用いて、回路形状に
1平方センチメートル当たり金属の量が0.03g、
0.05g、0.08gとなるようそれぞれ塗布して多
数の金属塗布シートをそれぞれ作製した。一方、型締圧
力が100屯の射出成形機を用意し、これに100mm
角、厚さ3mmの成形品が成形できる金型を取り付け
た。成形材料はポリプロピレン、ABS、ポリカーボネ
ートをそれぞれ用いた。
それぞれ用いて作製された織物及び不織布をそれぞれ用
意し、それらの表面に融点が96℃のビスマス−鉛−錫
合金、及び融点が145℃の錫−鉛−カドミウム合金
を、それぞれメタルスプレーガンを用いて、回路形状に
1平方センチメートル当たり金属の量が0.03g、
0.05g、0.08gとなるようそれぞれ塗布して多
数の金属塗布シートをそれぞれ作製した。一方、型締圧
力が100屯の射出成形機を用意し、これに100mm
角、厚さ3mmの成形品が成形できる金型を取り付け
た。成形材料はポリプロピレン、ABS、ポリカーボネ
ートをそれぞれ用いた。
【0017】成形金型を80℃に調節し、開いた金型の
間に前記金属塗布シートを挟み込んで標準的な成形条件
で成形した。得られた成形品の外観、金属層とプラスチ
ックの密着性、電気伝導度などについて試験した。 1.外観試験 繊維の種類(織物) 金属の融点 成形品外観 ポリエステル 96℃ 良好 レーヨン 96 良好 綿 96 良好 硝子 96 良好 繊維の種類(不織布) 金属の融点 成形品外観 ポリエステル 145℃ 良好 レーヨン 145 良好 綿 145 良好 硝子 145 良好 上記結果は、プラスチック材料としてポリカーボネート
を用いた場合の結果であるが、ABS、ポリプロビレン
を用いた場合にも同様の結果を示した。
間に前記金属塗布シートを挟み込んで標準的な成形条件
で成形した。得られた成形品の外観、金属層とプラスチ
ックの密着性、電気伝導度などについて試験した。 1.外観試験 繊維の種類(織物) 金属の融点 成形品外観 ポリエステル 96℃ 良好 レーヨン 96 良好 綿 96 良好 硝子 96 良好 繊維の種類(不織布) 金属の融点 成形品外観 ポリエステル 145℃ 良好 レーヨン 145 良好 綿 145 良好 硝子 145 良好 上記結果は、プラスチック材料としてポリカーボネート
を用いた場合の結果であるが、ABS、ポリプロビレン
を用いた場合にも同様の結果を示した。
【0018】また、上記結果は、金属の塗布量が0.0
5g/cm2の金属塗布シートを用いた場合の結果であ
る。金属の塗布量が少ない場合(0.03g/cm2の
場合)は金属調の光沢がやや失われ、多い場合(0.0
8g/cm2の場合)は極めて滑らかな外観を示した。 2.密着試験(90℃剥離) 繊維の種類(織物) 金属の融点 密着力 ポリエステル 96℃ 材質破壊 レーヨン 96 材質破壊 綿 96 材質破壊 硝子 96 材質破壊 繊維の種類(不織布) 金属の融点 密着力 ポリエステル 145℃ 材質破壊 レーヨン 145 材質破壊 綿 145 材質破壊 硝子 145 材質破壊 上記結果は、成形材料としてポリプロピレンを用い、金
属の塗布量が0.05g/cm2の金属塗布シートを用
いた場合の結果である。 〔実施例2〕 実施例2では、プラスチック材料として熱硬化性樹脂を
用いた。
5g/cm2の金属塗布シートを用いた場合の結果であ
る。金属の塗布量が少ない場合(0.03g/cm2の
場合)は金属調の光沢がやや失われ、多い場合(0.0
8g/cm2の場合)は極めて滑らかな外観を示した。 2.密着試験(90℃剥離) 繊維の種類(織物) 金属の融点 密着力 ポリエステル 96℃ 材質破壊 レーヨン 96 材質破壊 綿 96 材質破壊 硝子 96 材質破壊 繊維の種類(不織布) 金属の融点 密着力 ポリエステル 145℃ 材質破壊 レーヨン 145 材質破壊 綿 145 材質破壊 硝子 145 材質破壊 上記結果は、成形材料としてポリプロピレンを用い、金
属の塗布量が0.05g/cm2の金属塗布シートを用
いた場合の結果である。 〔実施例2〕 実施例2では、プラスチック材料として熱硬化性樹脂を
用いた。
【0019】使用した金属塗布シートの仕様は次の通り
である。 繊維の種類(不織布) 金属の融点 塗布量 ポリエステル 145℃ 0.05
g/cm2 レーヨン 145 0.05 綿 145 0.05 硝子 145 0.05 使用した成形材料は次の通りである。 SMC 不飽和ポリエステル樹脂 30% ガラス繊維(マット) 30% 炭酸カルシウム 10% タルク 20% 増粘材 9% 硬化材 0.5% 顔料 0.5% 100mm角、厚さ3mmの成形品が成形できる圧縮成
形用の金型を圧縮成形機に取り付け、金型温度を150
℃に調節した、この金型に上記金属塗布シートを配置
し、その上に計量したSMCをおいて150kg/cm
2の圧力で型締し、5分で材料を硬化させた。金型を開
いて成形品を取り出し、各種試験を行った。
である。 繊維の種類(不織布) 金属の融点 塗布量 ポリエステル 145℃ 0.05
g/cm2 レーヨン 145 0.05 綿 145 0.05 硝子 145 0.05 使用した成形材料は次の通りである。 SMC 不飽和ポリエステル樹脂 30% ガラス繊維(マット) 30% 炭酸カルシウム 10% タルク 20% 増粘材 9% 硬化材 0.5% 顔料 0.5% 100mm角、厚さ3mmの成形品が成形できる圧縮成
形用の金型を圧縮成形機に取り付け、金型温度を150
℃に調節した、この金型に上記金属塗布シートを配置
し、その上に計量したSMCをおいて150kg/cm
2の圧力で型締し、5分で材料を硬化させた。金型を開
いて成形品を取り出し、各種試験を行った。
【0020】 外観試験:鏡面の光沢を示した。 密着力 :完全一体化し、材質破壊した。 導電性 :すべての回路は0.005ミリオーム以下の
抵抗値を示した。 〔実施例3〕 300メッシュ以下に粉砕した金属粉(融点96℃)1
00g、5gのアクリル樹脂、及び溶剤よりなる印刷用
インクを製造し、スクリーン印刷法で不織布上に印刷し
た。インクの乾燥段階では導電性を示さなかったが、こ
の金属塗布シートを金型に押入して、ポリプロピレンを
成形材料として射出成形したところ、実施例1、2で得
られたものとほぼ同一特性を示す電気回路を成形品面上
に形成することができた。
抵抗値を示した。 〔実施例3〕 300メッシュ以下に粉砕した金属粉(融点96℃)1
00g、5gのアクリル樹脂、及び溶剤よりなる印刷用
インクを製造し、スクリーン印刷法で不織布上に印刷し
た。インクの乾燥段階では導電性を示さなかったが、こ
の金属塗布シートを金型に押入して、ポリプロピレンを
成形材料として射出成形したところ、実施例1、2で得
られたものとほぼ同一特性を示す電気回路を成形品面上
に形成することができた。
【0021】
【発明の効果】本発明によると、プラスチックの表面に
電気回路を簡単に一体的に形成することができ、しかも
電気回路の形成工程を成形と同時に行うことができる。
また、接着剤を用いることなく、ほとんどのプラスチッ
クに電気回路を一体不可分に形成することができる。
電気回路を簡単に一体的に形成することができ、しかも
電気回路の形成工程を成形と同時に行うことができる。
また、接着剤を用いることなく、ほとんどのプラスチッ
クに電気回路を一体不可分に形成することができる。
【0022】さらに、繊維基材を適切に選択することに
よって大きな伸び性が得られるので、従来の金属では達
成できなかった深い絞り形状品にも適用でき、複雑形状
品に対応できる。
よって大きな伸び性が得られるので、従来の金属では達
成できなかった深い絞り形状品にも適用でき、複雑形状
品に対応できる。
【0023】さらに、工業生産において工程が簡単であ
ること、大がかりな装置が不用であること、生産性が優
れていることなどの理由によって、生産コストが安価と
なる。
ること、大がかりな装置が不用であること、生産性が優
れていることなどの理由によって、生産コストが安価と
なる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/00 A // B29K 103:06 B29L 31:34
Claims (3)
- 【請求項1】織物又は不織布に金属が電気回路状に溶射
塗布又はスクリーン印刷されてなるシートを、成形機の
金型内に配置した状態で、 前記金型内に前記金属の融点よりも高い温度に溶融した
プラスチック材料を充填し、前記プラスチック材料の熱
と充填圧力とによって前記金属を融解且つ圧延し、 前記プラスチック材料を前記金型内において前記シート
とともに一体的に成形する、 ことを特徴とする導電回路を有するプラスチック成形品
の製造方法。 - 【請求項2】前記織物又は不織布の材料として、無機質
繊維又は有機質繊維が用いられてなる、 請求項1記載の導電回路を有するプラスチック成形品の
製造方法。 - 【請求項3】前記金属として、融点が70℃乃至300
℃のものが用いられてなる、請求項1記載の導電回路を
有するプラスチック成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2403979A JPH07119019B2 (ja) | 1990-12-01 | 1990-12-01 | 導電回路を有するプラスチック成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2403979A JPH07119019B2 (ja) | 1990-12-01 | 1990-12-01 | 導電回路を有するプラスチック成形品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04208453A JPH04208453A (ja) | 1992-07-30 |
| JPH07119019B2 true JPH07119019B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=18513683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2403979A Expired - Fee Related JPH07119019B2 (ja) | 1990-12-01 | 1990-12-01 | 導電回路を有するプラスチック成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07119019B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6841740B2 (en) | 2000-06-14 | 2005-01-11 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Printed-wiring substrate and method for fabricating the same |
-
1990
- 1990-12-01 JP JP2403979A patent/JPH07119019B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04208453A (ja) | 1992-07-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4614837A (en) | Method for placing electrically conductive paths on a substrate | |
| US4882089A (en) | Compositions convertible to reinforced conductive components and articles incorporating same | |
| US3146125A (en) | Method of making printed circuits | |
| JPS58168636A (ja) | 補強した伝導性構成要素に変換しうる組成物及びそれを包含する製品 | |
| JPH07119019B2 (ja) | 導電回路を有するプラスチック成形品の製造方法 | |
| DE69333126T2 (de) | Wärmeformbares leitendes laminat und dessen herstellungsverfahren | |
| JP3955599B2 (ja) | マットハードコート用転写シートおよびマットハードコート成形品の製造方法 | |
| EP0435045A2 (de) | Verfahren zur Herstellung eines Halbzeuges mit elektrisch leitenden Kunststoffschichten | |
| JPH01108799A (ja) | 熱可塑性樹脂成形体及びその製造方法 | |
| DE10106410A1 (de) | Aus thermoplastischem Harz hergestellte Kraftfahrzeugfrontverkleidung | |
| JPS63117493A (ja) | 回路を有する成形品の製造方法 | |
| JPH0832422B2 (ja) | 導電性プラスチック成形用シート及び導電性プラスチック成形品の製造方法 | |
| KR910009639B1 (ko) | 브라운관용 방폭테이프 및 브라운관의 정전기 제거회로를 형성하는 방법 | |
| JP4873247B2 (ja) | 電磁波遮蔽樹脂成形体の製造方法 | |
| EP0549728B1 (en) | Plastics article provided with electrostatically applied coating | |
| US4409070A (en) | Method of forming articles by plating | |
| CN114364245B (zh) | 一种柔性导电屏蔽膜及其制备方法 | |
| JP2696403B2 (ja) | 射出成形印刷配線体の製造方法 | |
| JPH071824B2 (ja) | 印刷回路を有する成形品の製造方法およびその製造に使用する転写シ−ト | |
| JPH0810793B2 (ja) | 電波反射体の製造方法 | |
| JPH06188537A (ja) | 配線基板の製造方法 | |
| JPS63312818A (ja) | 射出成型体 | |
| JP2536348B2 (ja) | Frp成形品の両面鍍金方法 | |
| JPS6218640B2 (ja) | ||
| DE102018001208B3 (de) | Verfahren zur Herstellung einer funktionsintegrierbaren elektrisch leitenden Kunststoffsubstrat-Struktur |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |